JP2500009B2 - 砂撒き機 - Google Patents

砂撒き機

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JP2500009B2
JP2500009B2 JP2671591A JP2671591A JP2500009B2 JP 2500009 B2 JP2500009 B2 JP 2500009B2 JP 2671591 A JP2671591 A JP 2671591A JP 2671591 A JP2671591 A JP 2671591A JP 2500009 B2 JP2500009 B2 JP 2500009B2
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sand
conveyor
silica sand
coated
hopper
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JP2671591A
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JPH07171482A (ja
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博身 前田
高弘 湯浅
俊一 山田
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Dai Nippon Toryo KK
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Dai Nippon Toryo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被塗装材の表面に塗料
を介して硅砂を付着させるようにした砂撒き機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の砂撒き機は、外装用建材
などの表面塗装において使用されている。即ち、通常、
被塗装材は、その表面にシ−ラ−塗装を施したあと、乾
燥し、着色塗料(エマルジョン)の中塗りを行い、これ
を接着剤として、カラ−硅砂などの硅砂を均一に散布、
付着し、要すれば、乾燥後、表面塗装仕上げをしてい
る。この際に使用される砂撒き機は、砂の供給ホッパ−
からスクリ−ンを介してコンベア−の搬送幅方向に硅砂
を分配し、上記コンベア−上を搬送される被塗装材の表
面に上記硅砂を付着させるように働く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記硅
砂の散布は、上記スクリ−ンからの自然降下で行うた
め、被塗装材の表面が平坦な場合、なだらかな波打ちの
場合は良いが、被塗装材の搬送方向に凹凸があると、特
に凹部の搬送方向前側の壁面および、搬送方向後側に対
する硅砂の付着が不充分になり、また、両壁面に対する
砂の付着量が均等にならない。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記事情に基いてなされたもの
で、たとえ、被塗装材に搬送方向の凹凸があっても、そ
の連続する表面に均一な硅砂の付着を実現できる砂撒き
機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
砂の供給ホッパ−からコンベア−の搬送幅方向に硅砂を
分配し、上記コンベア−上を搬送される被塗装材の表面
に上記硅砂を付着させるようにした砂撒き機において、
上記ホッパ−と上記コンベア−との間に位置して、降下
してくる硅砂をコンベア−の搬送方向およびその搬送方
向とは対向する反対の方向に放擲することが可能な、互
いに反対方向に回転する1対の回転ロ−ラ−を具備して
いる。
【0006】なお、要すれば、上記回転ロ−ラ−は搬送
方向に向けて前後に移動調整できるようにしてあるとよ
い。
【0007】
【作用】このように、移動する被塗装材を追うようにし
て、回転ロ−ラ−で硅砂を放擲することで、通常の自然
落下では付着しにくい凹部の搬送方向前側および後側の
壁面に対しても、十分な硅砂の付着が行えることにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例にもとずいて具
体的に説明する。図において、符号1は架台であり、そ
の上方には硅砂を供給するための第1ホッパ−2が設け
られている。該第1ホッパ−2からの硅砂は、次の第2
ホッパ−3に導かれ、切り出しナイフ4を介してメッシ
ュロ−ラ−5上に降下される。上記メッシュロ−ラ−5
の回転軸6にはベルト伝導手段7を介して、電動モ−タ
−8からの動力が伝達されている。
【0009】一方、上記架台の下部には前後に板状の被
塗装材Aを搬送するためのロ−ラ−コンベア−9が配設
してあり、その駆動ロ−ラ−9Aについてはベルト伝導
手段などを介して電動モ−タ−(図示せず)から駆動力
が伝達されている。
【0010】また、上記メッシュロ−ラ−5と上記ロ−
ラ−コンベア−9との間に位置して、上記架台1には、
例えば、3段の固定式スクリ−ン11が配設されてい
る。このため、上記コンベア−9上を搬送移動される被
塗装材Aの上には上記コンベア−9の全幅に亙って均等
に硅砂が散布される。更に、本発明では上記スクリ−ン
11と上記コンベア−9との間に位置して、上記架台に
は前後1対の回転ロ−ラ−12および12’が配設され
ている。上記回転ロ−ラ−12および12’は上記架台
1に設けた軸受け13でその軸を支持されており、別に
設けた電動モ−タ−14でベルト伝導手段15を介して
駆動されるようになっている。
【0011】なお、ここで採用される上記回転ロ−ラ−
12の周面は、その上に降下してきた硅砂を被塗装材A
の搬送方向に放擲するのに都合の良い構成あるいは形状
にしてある。即ち、上記回転ロ−ラ−は、第3図(A)
に示すように、メッシュ10〜50の縦横のロ−レット
切りをしたもの、第3図(B)のように長手方向に例え
ば幅3mm、深さ1.0〜2.5mmの溝切りを所定ピ
ッチで刻設したもの、第3図(C)のように、全周面に
1.0〜2.5mmの突起を分布配列したもの、第3図
(D)のように、例えば、鋸歯状の突条を長手方向に、
連続して、あるいは所要の長さで形成したもの、更に
は、第3図(E)に示すように、例えば、1.0〜2.
5mm直径のガラスビ−ズ、砂粒状の骨材などの粒状物
12Aを接着剤などの手段で、周面に付着させたもの、
などの形状、構成にするとよい。
【0012】このような構成では、被塗装材Aの形状
が、第4図のように搬送方向に対してこれを横切るよう
に凹部Bを持っている場合、上記被塗装材Aがエマルジ
ョン塗布をした面を上にして、コンベア−9上を搬送さ
れるとき、回転ロ−ラ−12および12’上に降下した
硅砂が、上記回転ロ−ラ−9の上述のような周面の形
状、構造で保持され、上記凹部Bの前側壁面B1 および
後側壁面B2 に対して、上記回転ロ−ラ−の回転による
遠心力を放擲力として、上記被塗装材Aを追うように、
また、突き当てるように、投げ出され、上記前側壁面B
1 および後側壁面B2 に付着される。このようにして、
通常、付着されにくい個所に対して、積極的に硅砂を付
着させるので、全体として、均等な砂撒きができる。
【0013】なお、上記実施例では、両回転ロ−ラ−1
2および12’の間から砂の一部が垂直に落下するの
で、その間隙の調節で、砂の分配量の調節が出来る。
【0014】なお、要すれば、第5図に示すように、上
記回転ロ−ラ−12および12’を一緒に搬送方向の前
後に移動できるようにすると、スクリ−ン下の上記回転
ロ−ラ−12および12’の配置で、硅砂の前後の分配
量を調節することができるので、上記凹部Bの前側壁面
1 および後側壁面B2 の傾斜の具合などで、放擲量を
加減することができる。このための具体的な構成が図6
および図7に示されている。即ち、ここでは、各回転ロ
−ラ−12、12’がインバ−タ16、16’によって
制御されるモ−タ15、15’で直接駆動され、また、
それらの軸受け13、13’がスライドフレ−ム17に
装着されている。そして、上記スライドフレ−ムは固定
フレ−ム1に対して、押しねじ18で前後に移動調節で
きる構成になっている。
【0015】また、上記凹部Bの溝が深さに応じて、ま
た壁面B1 および壁面B2 の傾斜が緩急に応じて、回転
ロ−ラ−12および12’の回転速度を変えることで、
砂撒きの放擲角度を調整でき、砂の供給量の調節するこ
とも出来る。
【0016】また、図8に示すように、ホッパ−3に前
後2個のフィ−ドロ−ラ5および5’を配設して、各回
転ロ−ラ−12、12’に対応させて、砂の分配を行う
ようにしてもよい。
【0017】このような構成の砂撒き機を用いた、実際
の成果を以下に述べる。ここでは、被塗装材Aとして、
長さ3m,幅1m,高さ0.03〜0.05mの無機建
材を用いる。この建材は幅方向に伸びる3〜6mmの深
溝を備えている。そして、予め、シ−ラ−塗装を120
〜180g/m2 で行い、その後、乾燥し、中塗り塗装
を外装面に対して60〜150g/m2 で行う。これは
砂撒きのための接着剤として機能する。中塗り塗膜がウ
エットの状態の間に、上述のコンベア−9の上に上記建
材を搬入し、砂撒きを行うが、この時、硅砂には粒径
0.3〜1.5mmのカラー硅砂が用いられ、その散布
量を50〜300g/m2 とする。また、回転ロ−ラ−
12、12’は外径100mmのものを用い、その周面
は第3図(B)に示す形状とする。また、上記回転ロ−
ラ−の回転数はインバ−タ制御とし、30〜600r.
p.mの可変のものとする。また、上記回転ロ−ラ−の
下から被塗装材の上面までの距離を100mm程度に設
定した。このように砂撒きしたあと、クリヤ−、カラ−
クリヤ−もしくはエナメルなどの上塗り塗装を60〜1
50g/m2 行う。
【0018】なお、上記中塗りあるいは上塗りの組成と
しては次のようなものを用いた。 中塗り(エナメル) 上塗り(カラ−クリヤ−) ──────────────────────────────────── 着色顔料 15.4 6.0 酸化チタン 酸化鉄黄 カ−ボンブラック etc 体質顔料 5.5 2.0 アクリル系樹脂 60.0 64.0 (エマルジョンワニス) 添加剤 3.0 5.0 (分散剤、消泡剤、防腐剤、成膜助剤) 水 16.1 23.0 ──────────────────────────────────── 100.0 100.0 (単位:重量部) また、シ−ラ−の組成としては次のようなものを用い
た。 ──────────────────────────────────── 塩化ビニ−ル樹脂 45.0 (溶剤系ワニス) 着色顔料 10.0 体質顔料 15.0 添加剤 1.5 溶剤 28.5 ──────────────────────────────────── 100.0 なお、中塗りの材料として、弾性塗料厚塗り塗料を用い
てもよい。 ──────────────────────────────────── 着色顔料 5 体質顔料 25 エマルジョン系ワニス 50 (アクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系など) 添加剤 5 水 0〜5 ──────────────────────────────────── 85〜90
【0019】
【発明の効果】本発明は以上詳述したようになり、硅砂
を供給する供給ホッパ−と、被塗装材を搬送するコンベ
ア−との間に位置して、上記硅砂を搬送方向およびその
反対方向に放擲する前後1対の回転ロ−ラ−を配置し、
この回転で、硅砂の付着しにくい個所への上記硅砂の供
給を十分にし、全体として均一な砂撒きを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための概略正面図
である。
【図2】同じく側面図である。
【図3(A)ないし(E)】実施例中の回転ロ−ラ−の
周面の構成を例示した側面図である。
【図4】要部の作用を説明するための側面図である。
【図5】回転ロ−ラ−の前後移動を可能にした実施例の
説明のための側面図である。
【図6】回転ロ−ラ−の前後移動を可能にした具体例の
平面図である。
【図7】回転ロ−ラ−の前後移動を可能にした具体例の
正面図である。
【図8】ホッパ−の構成を変えた別の実施例の要部の側
面図である。
【符号の説明】
1 架台 2 第1ホッパ− 3 第2ホッパ− 4 切出しナイフ 5 メッシュロ−ラ− 6 回転軸 7 ベルト伝導手段 8 電動モ−タ− 9 ロ−ラ−コンベア− 11 スクリ−ン 12、12’ 回転ロ−ラ− A 被塗装材 B 凹部 B1 、B2 壁面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砂の供給ホッパ−からコンベア−の搬送幅
    方向に硅砂を分配し、上記コンベア−上を搬送される被
    塗装材の表面に上記硅砂を付着させるようにした砂撒き
    機において、上記ホッパ−と上記コンベア−との間に位
    置して、降下してくる硅砂をコンベア−の搬送方向およ
    びその搬送方向とは対向する反対の方向に放擲すること
    が可能な、互いに反対方向に回転する1対の回転ロ−ラ
    −を具備していることを特徴とする砂撒き機。
  2. 【請求項2】上記両回転ロ−ラ−は搬送方向に向けて前
    後に移動調整できるようにしてある請求項1に記載の砂
    撒き機。
  3. 【請求項3】上記供給ホッパ−と上記回転ロ−ラ−との
    間に硅砂を分配するためのスクリ−ンを配置しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の砂撒き機
JP2671591A 1991-01-29 1991-01-29 砂撒き機 Expired - Lifetime JP2500009B2 (ja)

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JPH07171482A JPH07171482A (ja) 1995-07-11
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