JP2024516587A - トルクツール - Google Patents

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バルズィーパー・クリスチャン
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ハツエト - ヴエルク ヘルマン ツエルフエル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフトウング ウント コンパニー コマンデイートゲゼルシヤフト
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Abstract

【解決手段】 本発明は、トルクツール、特にトルクドライバー1に関し、このトルクツールが、把手2と、この把手2の長手方向軸線Lを中心として回転可能な、回転トルクの調節のための調節体7と、調節された回転トルクのための表示部3とを有しており、この表示部が、数字ローラー計数機構10を備えており、この数字ローラー計数機構10が少なくとも2つの数字ローラー11、12、13を有している。本発明に従い、前記数字ローラー計数機構10は、前記把手2の中空円筒形の長手方向部分14内において配置されており、この長手方向部分が覗き窓16を有しており、この覗き窓を通して、調節された前記回転トルクが目視可能であり、且つ、前記数字ローラー計数機構10が、この数字ローラー計数機構の中心軸線MLにおいて貫通部17を有しており、この貫通部を通って、軸部分18が案内されており、2つの数字ローラー11、12、もしくは、12、13の間に、前記把手2内において回転不能に配置された担持体円板30が組み込まれており、且つ、この担持体円板30に、切替歯車33が回転可能に割り当てられており、この切替歯車が、駆動歯部39と切替歯部40とを有しており、および、数字ローラー11、12、13が、外側の数字リム20を備えており、この数字リムが、伝動歯部22を備える第1のリム部分21と、切替要素24を備える第2のリム部分23とを有しており、および、前記調節体7が、調節体側に配置された前記数字ローラー11に対しての、この調節体7の回転移動の伝達のための手段を有している。

Description

本発明は、請求項1の上位概念内における特徴に従う、トルクツール、特にトルクドライバーに関する。
トルクドライバーのようなトルクツールは、手動操作される工具であり、これらトルクツールによって、コントロールされた回転トルクが、加工材料、通常は、ねじまたはナットに対して作用され得る。結合されるべき構造部材の間の必要な締付け力、もしくは、組付け予負荷を保証するために、調節可能なトルクツールによって、所定の締付けトルクが作用され得る。
トルクドライバーにおいて、解除機構(Aufloesemechanik)は、通常、把手内において格納されている。把手内において、または、把手において、同様に、調節装置も、調節されるべき回転トルクの表示部と共に設けられている。
把手における調節機構、通常は、ねじ付きスピンドルと結合された調節体が、この把手の固定状態の部分に対して相対的に回転されることによって、所望された回転トルクは、圧縮ばねの圧縮によって調節される。
調節可能なトルクドライバーは、特許文献1によって公知である。調節された回転トルクは、表示部において読取り可能であり、この表示部が、目盛りもしくはノギスとして構成されている。
特許文献2によって、回転トルク表示部を有するトルクレンチは、公知技術の一部と見なされている。このトルクレンチは、調節された回転トルクのための表示装置を有している。この表示装置は、複数の数字ローラーを有する数字ローラー計数機構を備えており、これら数字ローラーが、伝動機構を介して連結されている。
これら数字ローラーは、ケーシング内において配置されており、このケーシングが、把手の外側を取り囲んでいる。伝動機構の軸状ロッドは、ケーシング内における1つの側において、歯車を通り抜けている。
数字ローラー計数機構の収容のために、ケーシングは、2つの部材から成るように構成されている必要がある。ケーシングは、上側蓋と下側蓋とから形成されており、これらが、互いに向かい合って位置し、且つ、トルクレンチの把手において固定されている。構造空間技術的および機能的に、この構成は改善に値する。
米国特許第9,421,675 B2明細書 独国実用新案第20 2013 103 740 U1号明細書
本発明の根底をなす課題は、この公知技術を出発点として、トルクツール、特にトルクドライバーを、構造空間技術的および使用技術的に、並びに、機能的に改善することである。
この課題の解決策は、トルクツール、特に請求項1に従うトルクドライバーにある。
本発明に従うトルクツールの有利な実施形態および更なる構成は、従属請求項の対象である。
単独でまたは組み合わせにおいて、本発明を技術的に有利に構成する、トルクツールの特徴の構成および修正は、同様に明細書および添付された図から与えられる。
本発明に従うトルクツールは、特にトルクドライバーである。このトルクツールは、把手と、この把手の長手方向軸線を中心として回転可能な、回転トルクの調節のための調節体とを有している。
調節された回転トルクもしくはこの回転トルクの調節値は、表示部を介して表示され、および、覗き窓を通して目視可能である。この表示部は、数字ローラー計数機構を備えており、この数字ローラー計数機構が、少なくとも2つの数字ローラーを有している。
本発明に従い、前記数字ローラー計数機構は、前記把手の中空円筒形の長手方向部分内において配置されている。この長手方向部分内において、覗き窓が設けられており、この覗き窓を通して、前記回転トルクの調節値が目視可能である。覗き窓は、把手2の壁部の切欠き部もしくは貫通開口部によって、中空円筒形の長手方向部分内において構成されている。前記数字ローラー計数機構は、この数字ローラー計数機構の中心軸線において貫通部を有しており、この貫通部を通って、軸部分が案内されている。
2つの数字ローラーの間に、前記把手内において回転不能に配置された担持体円板が組み込まれている。この担持体円板に、切替歯車が回転可能に割り当てられている。この切替歯車は、駆動歯部と切替歯部とを有している。
数字ローラーは、数字を備える外側の数字リムを備えており、この数字リムが、内側の伝動歯部を備える第1のリム部分と、切替要素を備える第2のリム部分とを有している。
前記調節体は、調節体側に配置された前記数字ローラーに対しての、この調節体の回転移動の伝達のための手段を有している。
本発明に従うトルクツールは、構造空間技術的および使用技術的に、並びに、機能的に改善されている。本発明に従うトルクツールの場合、内部に位置する伝動チェーン(Getriebekette)を有するコンパクトな数字ローラー計数機構が、把手内へと実装されている。数字ローラー計数機構は、把手の中空円筒形の長手方向部分内において配置されている。
有利には、調節体の回転移動の伝達のための手段と、この調節体と隣接する第1の数字ローラーの伝動歯部、即ち、調節体側の数字ローラーとは、永続的に係合状態にある。
調節体は調節体側の第1の数字ローラーと、永続的に、半径方向に連結されている。このことは、調節体における連行体と、この第1の数字ローラーの伝動歯部とを介して行われる。第1の数字ローラーは、最低の調節値を与える。永続的な連結により、調節体のそれぞれの回転移動は、第1の数字ローラーに伝達される。向かい合って位置する側で、第1の数字ローラーは、切替要素を備えている。これは、有利には、内側歯付きセグメントである。
2つの数字ローラーの間に、即ち、例えば、調節体側の第1の数字ローラーと、これに続いての次の第2の数字ローラーとの間に、担持体円板が設けられている。担持体円板は、離心的な回転軸ピンを備えており、この回転軸ピンに、切替歯車が支承、もしくは、保持されている。担持体円板は、把手と、回転不能に結合されている。この目的のために、担持体円板は、特に、半径方向の突出部を有しており、この突出部が、中空円筒形の長手方向部分の内側周囲における凹部形状またはスリット形状の収容部内に係合する。
切替歯車は、駆動歯部と切替歯部とを有している。駆動歯部は、数字ローラーの伝動歯部と協働する。切替歯部は、数字ローラーの切替要素と協働する。駆動歯部の側に位置する切替要素は、それぞれの完全な回転の後、後続の数字ローラーが、1つの数値だけ増大されるかまたは低減されることのための働きをする。この置換のために、少なくとも2つの数字ローラーが必要である。このシステムは、技術的に必要で且つ有効な数において、それぞれに1つの数字ローラーと、1つの担持体円板と、1つの切替歯車とだけで拡大され得る。
数字ローラーが、それぞれに、1つの切替要素を備えているので、それより前に配置されている数字ローラーのそれぞれの完全な回転は、1つの桁だけの、後続の数字ローラーの変化を発生させる。切替要素の数は、どのくらい頻繁に、後続の数字ローラーが、1つの回転の際に、更に切り替えられるかを決定する。切替要素の数と更なる切り替えの数とは、従って、比例的に互いに挙動する。
本発明は、表示部を有するトルクツール、特にトルクドライバーを提供し、この表示部において、数字ローラー計数機構を有する全ての表示システムが、ユニットとして、把手内へと押し込まれることは可能である。このことは、調節体側から、把手の中空円筒形の長手方向部分内へと行われる。
数字ローラー計数機構、もしくは、この数字ローラー計数機構の構造部材は、相互間で担持される。数字ローラー計数機構は、把手内において対抗支承されている。このことは、把手内における担持体円板の回転不能な配置を介して行われる。中心で、数字ローラー計数機構と、中心軸線に位置する貫通部とを通って、軸部分が案内されている。
本発明に従うトルクツールの、この特に有利な観点は、数字ローラー計数機構の調節体側の構造部材と、数字ローラー計数機構から従動側に配置された、トルクツールの構造部材、特に回転トルク調節機構および調節装置との、結合もしくは連結を可能にする。
有利な実施形態は、前記担持体円板が、半径方向の突出部を有しており、この突出部が、前記把手内における切欠き部内に突出する、もしくは、係合することを意図している。このようにして、数字ローラー計数機構の相手側支承部、もしくは、反力支承部は、担持体円板を介して実現される。
更に、特に有利な構成は、前記調節体が、連行体を備えるソケットを有しており、これら連行体が、調節体側の前記数字ローラーの伝動歯部との係合状態にあることを意図している。有利には、連行体は、ソケットの端面側に配置されている。
数字ローラー計数機構内における、中心の貫通部を通って案内される前記軸部分は、有利には、調節装置の構造要素である調節軸の一部であり、この調節装置を介して、前記数字ローラー計数機構によって表示された回転トルクの調節値と解除回転トルクとの間の調整が実施可能である。
前記数字ローラーは、ハブと、および、このハブと外側の前記数字リムとの間に配置された円板体を有している。
前記切替歯車は、前記担持体円板において離心的に配置された、回転軸ピンに支承されている。
担持体円板は、つぼ形に構成された中間部片を備えている。この中間部片から、半径方向の円板部分が、同心的に、この中間部片の周りに延在している。前記切替歯車は、担持体円板の収容部内において配置されており、この収容部が、前記中間部片の外側の周囲の領域内において配置されている。前記円板部分は、前記収容部の領域内において、開口部を有している。
開口部を通って、切替歯車は、領域的に、駆動歯部でもって突出し、従って、後接続された数字ローラーに向かって指向するこの駆動歯部の部分切片が、後接続された数字ローラーの伝動歯部との係合状態にされる。
前記切替歯部は、端面側で、前記駆動歯部と接続している。前記駆動歯部は、複数の歯を有しており、および、前記切替歯部が、複数の切替歯を有しており、その際、前記駆動歯の数が、前記切替歯の数の倍の大きさである。
前記駆動歯の数と、前記切替歯の数との比率は、2:1である。前記駆動歯の数は、従って、前記切替歯の数の倍の大きさである。
これら切替歯は、ピッチ円上で、互いに角度を成して配置されており、および、それぞれに、切替歯が、駆動歯に対して完全に等しく整向されている。6つの駆動歯を有する切替歯車において、この切替歯車は、相応して3つの切替歯を有し、これら切替歯が、互いに120°の角度を成して配置されている。
トルクツールの更に実際的に有利な構成は、数字ローラーが、切替要素側で、リング形状のカラー部を有しており、このカラー部が、前記切替要素領域内において、切欠き部を備えていることにある。
このリングカラー部は、切替歯部の切替歯を、1つの切替歯を除いて覆っている。それぞれに、突出する1つの切替歯は、1つの数字ローラーの切替要素と協働する。
それぞれに、1つの数字ローラーの完全な回転の後、突出する切替歯は、前記切替要素によって把持される。この切替歯は、120°だけ更に回転させられ、従って、最も近い切替歯が、リングカラー部に対して突出する。120°だけの切替歯の更なる回転でもって、後接続された数字ローラーは、1カウンターだけ更に回転される。
第1の数字ローラーが調節体によって駆動されて回転移動が実施される間じゅう、切替歯車は、完全な回転の後、第1の数字ローラーの切替要素(Stellelement)が切替歯車の切替歯との係合状態にされ且つこの切替歯車が1つの数字だけの数字ローラーの位置変えに相応する円弧部分だけ更に回転するまで、保持されている。後続の数字ローラーは、従って、1つの数字だけ、更に切り替えられる、もしくは、更に回転される。
第1の数字ローラーが更なる回転を実施する間じゅう、切替歯車の駆動歯部と第2の数字ローラーとの間の永続的な係合によって、この第2の数字ローラーおよびこの第2の数字ローラーに後続する更に別の数字ローラーの回転は可能ではない。第2の数字ローラーが、それ自体で完全な回転を実施した場合に初めて、この第2の数字ローラーに後続する第3の数字ローラーは、1つの数字位置だけ切り替えられる。
本発明を、以下で、図に基づいて、詳細に説明する。
トルクドライバーの形態の、本発明に従うトルクツールの側面図である。 線A-Aに沿っての、図1の図示の長手方向断面図である。 図2の図示に相応する、部分Aの拡大図である。 トルクツールの把手の透視図である。 図4の図示に従う把手の第1の断面図である。 図4の図示に従う把手の第2の断面図である。 調節体側からの把手の端面図である。 図7の詳細Bの拡大図である。 トルクツールの構造部材の分解図である。 線AD-ADに沿っての、図9の図示の断面図である。 透視図における、線AG-AGに沿っての、図10の図示の断面図である。 透視図における、線AF-AFに沿っての、図10の図示の断面図である。 数字ローラー計数機構の数字ローラーの透視図である。 トルクツールの調節体の透視図である。 数字ローラー計数機構の垂直方向断面図である。 図15の図示に相応する、数字ローラー計数機構の構造部材の、互いに離間するように引き離された図である。 線U-Uに沿っての、図3の図示の断面図である。 線T-Tに沿っての、図3の図示の断面図である。 数字ローラー計数機構の構造部材の透視図である。 数字ローラー計数機構の構造部材の、他の眺望からの図である。 数字ローラー計数機構の構造部材の、更に別の透視図である。
図1から21に基づいて、トルクドライバーの形態の本発明に従うトルクツール、および、このトルクツールの構造部材を説明する。
トルクドライバー1は、把手2、並びに、調節された回転トルクのための表示部3、および、従動部4を有している。
把手2内において、所定の回転トルクもしくは規定された締付トルクの調節のための調節装置5が組み込まれている。調節装置5は、ここでより詳細には説明されていない調節機構を備えており、この調節機構でもって、圧縮ばね6の圧縮によって、所望された回転トルクが調節される。
調節装置5とこの調節装置の調節機構とは、把手2における調節体7と協働する。調節体7は、把手2に対して相対的に、この把手2の長手方向軸線Lを中心として回転可能である。把手2の固定状態の部分に対して相対的な調節体7の旋回によって、回転トルクは調節される。
それぞれに調節された回転トルクを予期せぬ調節に対して保護するために、調節体7は、ロック部材8を用いて固定され、このロック部材が、ロック本体9を介して操作される。
トルクドライバー1の従動部4は、端面側で、把手2内において配置されている。従動部4は、交換可能な差込み工具の収容のために形成されている。異なる差込み工具の交換可能な収容のために、従動部4は、このために規定された保持システムを備えている。
調節された回転トルクのための表示部3は、相前後して配置された複数の数字ローラー11、12、13を備える数字ローラー計数機構10を有している。ここで図示された実施例において、総じて3つの数字ローラー11、12、13が設けられている。
数字ローラー計数機構10は、把手2の中空円筒形の長手方向部分14内において配置されている。長手方向部分14の壁部15は、覗き窓16によって貫通開口されている。覗き窓16を通して、数字ローラー計数機構10の一部分、および、調節された回転トルクが目視可能である。
数字ローラー計数機構10は、この数字ローラー計数機構の中心軸線MLにおいて、貫通部17を有している。貫通部17を通って、軸部分18が案内されている。
軸部分18は、調節装置の構造要素である調節軸19の一部であり、この調節装置を介して、
数字ローラー計数機構10によって表示された回転トルクの調節値と解除回転トルク(Ausloesedrehmoment)との間の調整が実施可能である。
数字ローラー計数機構10と、この数字ローラー計数機構10の一部と見なされる、表示部3の構造部材とは、個々に、および、組み合わせにおいて、特に図13、並びに、15から21まで内において見て取れる。
数字ローラー11、12、13は、数字を備える、外側の円筒形の数字リム20を有している。数字リム20は、伝動歯部22を備える第1のリム部分21と、切替要素24を備える第2のリム部分23とを有している。伝動歯部22は、第1のリム部分21の内側周囲において、周囲に延在して配置されている。切替要素24は、単独の、内方へと歯付けされた、歯付きセグメントによって形成されている。
その上に切替要素24が位置する該数字ローラー11、12、13の側面25、即ち切替要素側に、それぞれの数字ローラー11、12、13は、リング形状のカラー部26を有しており、このカラー部が、切替要素24の領域内において、切欠き部27を備えている。
それぞれの数字ローラー11、12、13は、ハブ28と、および、このハブ28と外側の数字リム20との間に配置された円板体29を有している。
数字ローラー11と数字ローラー12との間、もしくは、数字ローラー12と数字ローラー13との間に、それぞれに1つの、把手2内において回転不能に保持された担持体円板30が組み込まれている。担持体円板30は、半径方向の突出部31を有しており、この突出部が、把手2内における切欠き部32内に係合する。
切欠き部32内へと突出している突出部31によって、担持体円板30は、把手2内において反力支承されており、且つ、回転不能に保持されている。
それぞれの担持体円板30に、切替歯車33が、回転可能に割り当てられている。切替歯車33は、担持体円板30において離心的に配置された、回転軸ピン34に支承されている。担持体円板30は、半径方向の円板部分36を備える、つぼ形に構成された中間部片35を有している。
切替歯車33は、収容部37内において配置されており、この収容部が、中間部片35の外側の周囲の領域内において配置されている。収容部37の領域内において、円板部分36は開口部38を有している。
切替歯車33は、駆動歯部39と切替歯部40とを有している。切替歯部40は、端面側で、駆動歯部39と接続している。駆動歯部39は、複数の駆動歯41を備えている。切替歯部40は、複数の切替歯42を備えている。
駆動歯41の数は、切替歯42の数の倍の大きさである。図示された例示において、総じて3つの切替歯42が設けられており、これら切替歯が、ピッチ円上で、互いに120°の角度を成して配置されている。それぞれに、切替歯42は、駆動歯41に対して完全に等しく整向されている。
切替歯車33は、収容部37内において回転軸ピン34に装着されている。駆動歯部39は、領域的に、開口部38内において位置し、従って、この駆動歯部39が、円板部分36に対して両側に突出している。
数字ローラー計数機構10は、ユニットとして、調節体側の開口部43から、把手2内へと導入されており、且つ、中空円筒形の長手方向部分14内において位置決めされている。貫通部17を通って、軸部分18は案内されている。
担持体円板30の突出部31は、反力支承して、長手方向部分14の内側周囲における切欠き部32内に係合している。
調節体7は、ソケット44を有している。ソケット44の端面側に、連行体45が配置されている。連行体45は、歯状に構成されており、且つ、ソケット44のリングウェブ46において、外方へと突出して配置されている。
それぞれに、2つの連行体45が、周囲に、互いに少しの間隔を有して設けられており、且つ、1つの連行体ペアを形成している。リングウェブ46の周囲に、それぞれに2つの連行体45によって形成された、2つの連行体ペアが、直径方向で相対して位置している。
調節体7の連行体45は、調節体側の第1の数字ローラー11の伝動歯部22との係合状態にある。このようにして、その回転移動を介して、回転トルクもしくは解除要素の調節が行われる、調節体7の該回転移動は、直接的に、第1の数字ローラー11に伝達される。
第1の数字ローラー11と第2の数字ローラー12との間、並びに、第2の数字ローラー12と第3の数字ローラー13との間に、それぞれに1つの担持体円板30が、回転不能に配置されている。第1の数字ローラー11と第2の数字ローラー12との間の、第1の担持体円板30は、第1の数字ローラー11の回転移動を第2の数字ローラー12へと伝達することの役目を有している。
第1の数字ローラー11の完全な回転の後、第2の数字ローラー12は、1つの数字、もしくは、1つの位置だけ、更に回転させられる。第2の数字ローラー12が、完全な回転を実施した後、後続の第3の数字ローラー13は、1つの数字、もしくは、1つの位置だけ、更に回転させられる。
切替歯部40は、図18内において見て取れるように、リング形状のカラー部26によって包み込まれている。互いに120°の角度を成して配置されている、隣接する2つの切替歯42は、内側で、カラー部26に当接している。カラー部26は、両方の切替歯42の上をスライドする。
数字ローラー11、12、13が、切替要素24と切欠き部27によって、1つの切替歯42の上に移動するまで、切替歯車33はこの位置において静止している。切替歯車33は、この状態において解放され、且つ、1つの位置もしくは1つの数字だけ、更に回転される。
切替歯車33が、駆動歯部39によって、後続の第2の数字ローラー12の伝動歯部22内へと係合するので、第1の数字ローラー11が回転される間じゅう、この数字ローラー12は、この切替歯車33によって固持されている。
第1の数字ローラー11の完全な回転の後、切替歯部40もしくは1つの切替歯42を有する切替歯車33と、切替要素24とは、係合状態になる。
切替歯車33は、1つの位置まで更に回転され、且つ、数字ローラー12が、1つの数字だけ調節される。
引き続いて、これら切替歯42は、再び、カラー部26によって覆われている。
切替要素24が更なる完全な回転の後に再び切替歯42との係合状態にされ且つ切替歯車33と数字ローラー12とが更に別の位置まで回転されるまで、切替歯車33と数字ローラー12とは、位置固定されているか、もしくは、位置不変に保持されている。
同じ方法で、同様に、第3の数字ローラー13も、それぞれに、更に別の1つの数字もしくは位置だけ回転される。
1 トルクドライバー
2 把手
3 表示部
4 従動部
5 調節装置
6 圧縮ばね
7 調節体
8 ロック部材
9 ロック本体
10 数字ローラー計数機構
11 数字ローラー
12 数字ローラー
13 数字ローラー
14 長手方向部分
15 壁部
16 覗き窓
17 貫通部
18 軸部分
19 調節軸
20 数字リム
21 第1のリム部分
22 伝動歯部
23 第2のリム部分
24 切替要素
25 数字ローラー11、12、13の側面
26 カラー部
27 切欠き部
28 ハブ
29 円板体
30 担持体円板
31 突出部
32 切欠き部
33 切替歯車
34 回転軸ピン
35 中間部片
36 円板部分
37 収容部
38 開口部
39 駆動歯部
40 切替歯部
41 駆動歯
42 切替歯
43 開口部
44 ソケット
45 連行体
46 リングウェブ
L 長手方向軸線
ML 中心軸線
本発明は、請求項1の上位概念内における特徴に従う、トルクツール、特にトルクドライバーに関する。
トルクドライバーのようなトルクツールは、手動操作される工具であり、これらトルクツールによって、コントロールされた回転トルクが、加工材料、通常は、ねじまたはナットに対して作用され得る。結合されるべき構造部材の間の必要な締付け力、もしくは、組付け予負荷を保証するために、調節可能なトルクツールによって、所定の締付けトルクが作用され得る。
トルクドライバーにおいて、解除機構(Aufloesemechanik)は、通常、把手内において格納されている。把手内において、または、把手において、同様に、調節装置も、調節されるべき回転トルクの表示部と共に設けられている。
把手における調節機構、通常は、ねじ付きスピンドルと結合された調節体が、この把手の固定状態の部分に対して相対的に回転されることによって、所望された回転トルクは、圧縮ばねの圧縮によって調節される。
調節可能なトルクドライバーは、特許文献1によって公知である。調節された回転トルクは、表示部において読取り可能であり、この表示部が、目盛りもしくはノギスとして構成されている。
特許文献2によって、回転トルク表示部を有するトルクレンチは、公知技術の一部と見なされている。このトルクレンチは、調節された回転トルクのための表示装置を有している。この表示装置は、複数の数字ローラーを有する数字ローラー計数機構を備えており、これら数字ローラーが、伝動機構を介して連結されている。
これら数字ローラーは、ケーシング内において配置されており、このケーシングが、把手の外側を取り囲んでいる。伝動機構の軸状ロッドは、ケーシング内における1つの側において、歯車を通り抜けている。
数字ローラー計数機構の収容のために、ケーシングは、2つの部材から成るように構成されている必要がある。ケーシングは、上側蓋と下側蓋とから形成されており、これらが、互いに向かい合って位置し、且つ、トルクレンチの把手において固定されている。構造空間技術的および機能的に、この構成は改善に値する。
米国特許第9,421,675 B2明細書 独国実用新案第20 2013 103 740 U1号明細書
本発明の根底をなす課題は、この公知技術を出発点として、トルクツール、特にトルクドライバーを、構造空間技術的および使用技術的に、並びに、機能的に改善することである。
この課題の解決策は、トルクツール、特に請求項1に従うトルクドライバーにある。
本発明に従うトルクツールの有利な実施形態および更なる構成は、従属請求項の対象である。
単独でまたは組み合わせにおいて、本発明を技術的に有利に構成する、トルクツールの特徴の構成および修正は、同様に明細書および添付された図から与えられる。
本発明に従うトルクツールは、特にトルクドライバーである。このトルクツールは、把手と、この把手の長手方向軸線を中心として回転可能な、回転トルクの調節のための調節体とを有している。
調節された回転トルクもしくはこの回転トルクの調節値は、表示部を介して表示され、および、覗き窓を通して目視可能である。この表示部は、数字ローラー計数機構を備えており、この数字ローラー計数機構が、少なくとも2つの数字ローラーを有している。
本発明に従い、前記数字ローラー計数機構は、前記把手の中空円筒形の長手方向部分内において配置されている。この長手方向部分内において、覗き窓が設けられており、この覗き窓を通して、前記回転トルクの調節値が目視可能である。覗き窓は、把手2の壁部の切欠き部もしくは貫通開口部によって、中空円筒形の長手方向部分内において構成されている。前記数字ローラー計数機構は、この数字ローラー計数機構の中心軸線において貫通部を有しており、この貫通部を通って、軸部分が案内されている。
2つの数字ローラーの間に、前記把手内において回転不能に配置された担持体円板が組み込まれている。この担持体円板に、切替歯車が回転可能に割り当てられている。この切替歯車は、駆動歯部と切替歯部とを有している。
数字ローラーは、数字を備える外側の数字リムを備えており、この数字リムが、内側の伝動歯部を備える第1のリム部分と、切替要素を備える第2のリム部分とを有している。
前記調節体は、調節体側に配置された前記数字ローラーに対しての、この調節体の回転移動の伝達のための手段を有している。
本発明に従うトルクツールは、構造空間技術的および使用技術的に、並びに、機能的に改善されている。本発明に従うトルクツールの場合、内部に位置する伝動チェーン(Getriebekette)を有するコンパクトな数字ローラー計数機構が、把手内へと実装されている。数字ローラー計数機構は、把手の中空円筒形の長手方向部分内において配置されている。
有利には、調節体の回転移動の伝達のための手段と、この調節体と隣接する第1の数字ローラーの伝動歯部、即ち、調節体側の数字ローラーとは、永続的に係合状態にある。
調節体は調節体側の第1の数字ローラーと、永続的に、半径方向に連結されている。このことは、調節体における連行体と、この第1の数字ローラーの伝動歯部とを介して行われる。第1の数字ローラーは、最低の調節値を与える。永続的な連結により、調節体のそれぞれの回転移動は、第1の数字ローラーに伝達される。向かい合って位置する側で、第1の数字ローラーは、切替要素を備えている。これは、有利には、内側歯付きセグメントである。
2つの数字ローラーの間に、即ち、例えば、調節体側の第1の数字ローラーと、これに続いての次の第2の数字ローラーとの間に、担持体円板が設けられている。担持体円板は、離心的な回転軸ピンを備えており、この回転軸ピンに、切替歯車が支承、もしくは、保持されている。担持体円板は、把手と、回転不能に結合されている。この目的のために、担持体円板は、特に、半径方向の突出部を有しており、この突出部が、中空円筒形の長手方向部分の内側周囲における凹部形状またはスリット形状の収容部内に係合する。
切替歯車は、駆動歯部と切替歯部とを有している。駆動歯部は、数字ローラーの伝動歯部と協働する。切替歯部は、数字ローラーの切替要素と協働する。駆動歯部の側に位置する切替要素は、それぞれの完全な回転の後、後続の数字ローラーが、1つの数値だけ増大されるかまたは低減されることのための働きをする。この置換のために、少なくとも2つの数字ローラーが必要である。このシステムは、技術的に必要で且つ有効な数において、それぞれに1つの数字ローラーと、1つの担持体円板と、1つの切替歯車とだけで拡大され得る。
数字ローラーが、それぞれに、1つの切替要素を備えているので、それより前に配置されている数字ローラーのそれぞれの完全な回転は、1つの桁だけの、後続の数字ローラーの変化を発生させる。切替要素の数は、どのくらい頻繁に、後続の数字ローラーが、1つの回転の際に、更に切り替えられるかを決定する。切替要素の数と更なる切り替えの数とは、従って、比例的に互いに挙動する。
本発明は、表示部を有するトルクツール、特にトルクドライバーを提供し、この表示部において、数字ローラー計数機構を有する全ての表示システムが、ユニットとして、把手内へと押し込まれることは可能である。このことは、調節体側から、把手の中空円筒形の長手方向部分内へと行われる。
数字ローラー計数機構、もしくは、この数字ローラー計数機構の構造部材は、相互間で担持される。数字ローラー計数機構は、把手内において対抗支承されている。このことは、把手内における担持体円板の回転不能な配置を介して行われる。中心で、数字ローラー計数機構と、中心軸線に位置する貫通部とを通って、軸部分が案内されている。
本発明に従うトルクツールの、この特に有利な観点は、数字ローラー計数機構の調節体側の構造部材と、数字ローラー計数機構から従動側に配置された、トルクツールの構造部材、特に回転トルク調節機構および調節装置との、結合もしくは連結を可能にする。
有利な実施形態は、前記担持体円板が、半径方向の突出部を有しており、この突出部が、前記把手内における切欠き部内において突出する、もしくは、係合することを意図している。このようにして、数字ローラー計数機構の相手側支承部、もしくは、反力支承部は、担持体円板を介して実現される。
更に、特に有利な構成は、前記調節体が、連行体を備えるソケットを有しており、これら連行体が、調節体側の前記数字ローラーの伝動歯部との係合状態にあることを意図している。有利には、連行体は、ソケットの端面側に配置されている。
数字ローラー計数機構内における、中心の貫通部を通って案内される前記軸部分は、有利には、調節装置の構造要素である調節軸の一部であり、この調節軸を介して、前記数字ローラー計数機構によって表示された回転トルクの調節値と解除回転トルクとの間の調整が実施可能である。
前記数字ローラーは、ハブと、および、このハブと外側の前記数字リムとの間に配置された円板体を有している。
前記切替歯車は、前記担持体円板において離心的に配置された、回転軸ピンに支承されている。
担持体円板は、つぼ形に構成された中間部片を備えている。この中間部片から、半径方向の円板部分が、同心的に、この中間部片の周りに延在している。前記切替歯車は、担持体円板の収容部内において配置されており、この収容部が、前記中間部片の外側の周囲の領域内において配置されている。前記円板部分は、前記収容部の領域内において、開口部を有している。
開口部を通って、切替歯車は、領域的に、駆動歯部でもって突出し、従って、後接続された数字ローラーに向かって指向するこの駆動歯部の部分切片が、後接続された数字ローラーの伝動歯部との係合状態にされる。
前記切替歯部は、端面側で、前記駆動歯部と接続している。前記駆動歯部は、複数の歯を有しており、および、前記切替歯部が、複数の切替歯を有しており、その際、前記駆動歯の数が、前記切替歯の数の倍の大きさである。
前記駆動歯の数と、前記切替歯の数との比率は、2:1である。前記駆動歯の数は、従って、前記切替歯の数の倍の大きさである。
これら切替歯は、ピッチ円上である角度で互いに配置されており、および、それぞれに、切替歯が、駆動歯に対して完全に等しく整向されている。6つの駆動歯を有する切替歯車において、この切替歯車は、相応して3つの切替歯を有し、これら切替歯が、互いに120°の角度において配置されている。
トルクツールの更に実際的に有利な構成は、数字ローラーが、切替要素側で、リング形状のカラー部を有しており、このカラー部が、前記切替要素領域内において、切欠き部を備えていることにある。
このリングカラー部は、切替歯部の切替歯を、1つの切替歯を除いて覆っている。それぞれに、突出する1つの切替歯は、1つの数字ローラーの切替要素と協働する。
それぞれに、1つの数字ローラーの完全な回転の後、突出する切替歯は、前記切替要素によって把持される。この切替歯は、120°だけ更に回転させられ、従って、最も近い切替歯が、リングカラー部に対して突出する。120°だけの切替歯の更なる回転でもって、後接続された数字ローラーは、1カウンターだけ更に回転される。
第1の数字ローラーが調節体によって駆動されて回転移動が実施される間じゅう、切替歯車は、完全な回転の後、第1の数字ローラーの切替要素(Stellelement)が切替歯車の切替歯との係合状態にされ且つこの切替歯車が1つの数字だけの数字ローラーの位置変えに相応する円弧部分だけ更に回転するまで、保持されている。後続の数字ローラーは、従って、1つの数字だけ、更に切り替えられる、もしくは、更に回転される。
第1の数字ローラーが更なる回転を実施する間じゅう、切替歯車の駆動歯部と第2の数字ローラーとの間の永続的な係合によって、この第2の数字ローラーおよびこの第2の数字ローラーに後続する更に別の数字ローラーの回転は可能ではない。第2の数字ローラーが、それ自体で完全な回転を実施した場合に初めて、この第2の数字ローラーに後続する第3の数字ローラーは、1つの数字位置だけ切り替えられる。
本発明を、以下で、図に基づいて、詳細に説明する。
トルクドライバーの形態の、本発明に従うトルクツールの側面図である。 線A-Aに沿っての、図1の図示の長手方向断面図である。 図2の図示に相応する、部分Aの拡大図である。 トルクツールの把手の透視図である。 図4の図示に従う把手の第1の断面図である。 図4の図示に従う把手の第2の断面図である。 調節体側からの把手の端面図である。 図7の詳細Bの拡大図である。 トルクツールの構造部材の分解図である。 線AD-ADに沿っての、図9の図示の断面図である。 透視図における、線AG-AGに沿っての、図10の図示の断面図である。 透視図における、線AF-AFに沿っての、図10の図示の断面図である。 数字ローラー計数機構の数字ローラーの透視図である。 トルクツールの調節体の透視図である。 数字ローラー計数機構の垂直方向断面図である。 図15の図示に相応する、数字ローラー計数機構の構造部材の、互いに離間するように引き離された図である。 線U-Uに沿っての、図3の図示の断面図である。 線T-Tに沿っての、図3の図示の断面図である。 数字ローラー計数機構の構造部材の透視図である。 数字ローラー計数機構の構造部材の、他の眺望からの図である。 数字ローラー計数機構の構造部材の、更に別の透視図である。
図1から21に基づいて、トルクドライバーの形態の本発明に従うトルクツール、および、このトルクツールの構造部材を説明する。
トルクドライバー1は、把手2、並びに、調節された回転トルクのための表示部3、および、従動部4を有している。
把手2内において、所定の回転トルクもしくは規定された締付トルクの調節のための調節装置5が組み込まれている。調節装置5は、ここでより詳細には説明されていない調節機構を備えており、この調節機構でもって、圧縮ばね6の圧縮によって、所望された回転トルクが調節される。
調節装置5とこの調節装置の調節機構とは、把手2における調節体7と協働する。調節体7は、把手2に対して相対的に、この把手2の長手方向軸線Lを中心として回転可能である。把手2の固定状態の部分に対して相対的な調節体7の旋回によって、回転トルクは調節される。
それぞれに調節された回転トルクを予期せぬ調節に対して保護するために、調節体7は、ロック部材8を用いて固定され、このロック部材が、ロック本体9を介して操作される。
トルクドライバー1の従動部4は、端面側で、把手2内において配置されている。従動部4は、交換可能な差込み工具の収容のために形成されている。異なる差込み工具の交換可能な収容のために、従動部4は、このために規定された保持システムを備えている。
調節された回転トルクのための表示部3は、相前後して配置された複数の数字ローラー11、12、13を備える数字ローラー計数機構10を有している。ここで図示された実施例において、総じて3つの数字ローラー11、12、13が設けられている。
数字ローラー計数機構10は、把手2の中空円筒形の長手方向部分14内において配置されている。長手方向部分14の壁部15は、覗き窓16によって貫通開口されている。覗き窓16を通して、数字ローラー計数機構10の一部分、および、調節された回転トルクが目視可能である。
数字ローラー計数機構10は、この数字ローラー計数機構の中心軸線MLにおいて、貫通部17を有している。貫通部17を通って、軸部分18が案内されている。
軸部分18は、調節装置の構造要素である調節軸19の一部であり、この調節軸を介して、
数字ローラー計数機構10によって表示された回転トルクの調節値と解除回転トルク(Ausloesedrehmoment)との間の調整が実施可能である。
数字ローラー計数機構10と、この数字ローラー計数機構10の一部と見なされる、表示部3の構造部材とは、個々に、および、組み合わせにおいて、特に図13、並びに、15から21まで内において見て取れる。
数字ローラー11、12、13は、数字を備える、外側の円筒形の数字リム20を有している。数字リム20は、伝動歯部22を備える第1のリム部分21と、切替要素24を備える第2のリム部分23とを有している。伝動歯部22は、第1のリム部分21の内側周囲において、周囲に延在して配置されている。切替要素24は、単独の、内方へと歯付けされた、歯付きセグメントによって形成されている。
その上に切替要素24が位置する該数字ローラー11、12、13の側面25、即ち切替要素側に、それぞれの数字ローラー11、12、13は、リング形状のカラー部26を有しており、このカラー部が、切替要素24の領域内において、切欠き部27を備えている。
それぞれの数字ローラー11、12、13は、ハブ28と、および、このハブ28と外側の数字リム20との間に配置された円板体29を有している。
数字ローラー11と数字ローラー12との間、もしくは、数字ローラー12と数字ローラー13との間に、それぞれに1つの、把手2内において回転不能に保持された担持体円板30が組み込まれている。担持体円板30は、半径方向の突出部31を有しており、この突出部が、把手2内における切欠き部32内において係合する。
切欠き部32内へと突出している突出部31によって、担持体円板30は、把手2内において反力支承されており、且つ、回転不能に保持されている。
それぞれの担持体円板30に、切替歯車33が、回転可能に割り当てられている。切替歯車33は、担持体円板30において離心的に配置された、回転軸ピン34に支承されている。担持体円板30は、半径方向の円板部分36を備える、つぼ形に構成された中間部片35を有している。
切替歯車33は、収容部37内において配置されており、この収容部が、中間部片35の外側の周囲の領域内において配置されている。収容部37の領域内において、円板部分36は開口部38を有している。
切替歯車33は、駆動歯部39と切替歯部40とを有している。切替歯部40は、端面側で、駆動歯部39と接続している。駆動歯部39は、複数の駆動歯41を備えている。切替歯部40は、複数の切替歯42を備えている。
駆動歯41の数は、切替歯42の数の倍の大きさである。図示された例示において、総じて3つの切替歯42が設けられており、これら切替歯が、ピッチ円上で120°の角度で互いに配置されている。それぞれに、切替歯42は、駆動歯41に対して完全に等しく整向されている。
切替歯車33は、収容部37内において回転軸ピン34に装着されている。駆動歯部39は、領域的に、開口部38内において位置し、従って、この駆動歯部39が、円板部分36に対して両側に突出している。
数字ローラー計数機構10は、ユニットとして、調節体側の開口部43から、把手2内へと導入されており、且つ、中空円筒形の長手方向部分14内において位置決めされている。貫通部17を通って、軸部分18は案内されている。
担持体円板30の突出部31は、反力支承して、長手方向部分14の内側周囲における切欠き部32内に係合している。
調節体7は、ソケット44を有している。ソケット44の端面側に、連行体45が配置されている。連行体45は、歯状に構成されており、且つ、ソケット44のリングウェブ46において、外方へと突出して配置されている。
それぞれに、2つの連行体45が、周囲に、互いに少しの間隔を有して設けられており、且つ、1つの連行体ペアを形成している。リングウェブ46の周囲に、それぞれに2つの連行体45によって形成された、2つの連行体ペアが、直径方向で相対して位置している。
調節体7の連行体45は、調節体側の第1の数字ローラー11の伝動歯部22との係合状態にある。このようにして、その回転移動を介して、回転トルクもしくは解除要素の調節が行われる、調節体7の該回転移動は、直接的に、第1の数字ローラー11に伝達される。
第1の数字ローラー11と第2の数字ローラー12との間、並びに、第2の数字ローラー12と第3の数字ローラー13との間に、それぞれに1つの担持体円板30が、回転不能に配置されている。第1の数字ローラー11と第2の数字ローラー12との間の、第1の担持体円板30は、第1の数字ローラー11の回転移動を第2の数字ローラー12へと伝達することの役目を有している。
第1の数字ローラー11の完全な回転の後、第2の数字ローラー12は、1つの数字、もしくは、1つの位置だけ、更に回転させられる。第2の数字ローラー12が、完全な回転を実施した後、後続の第3の数字ローラー13は、1つの数字、もしくは、1つの位置だけ、更に回転させられる。
切替歯部40は、図18内において見て取れるように、リング形状のカラー部26によって包み込まれている。互いに120°の角度において配置されている、隣接する2つの切替歯42は、内側で、カラー部26に当接している。カラー部26は、両方の切替歯42の上をスライドする。
数字ローラー11、12、13が、切替要素24と切欠き部27によって、1つの切替歯42の上に移動するまで、切替歯車33はこの位置において静止している。切替歯車33は、この状態において解放され、且つ、1つの位置もしくは1つの数字だけ、更に回転される。
切替歯車33が、駆動歯部39によって、後続の第2の数字ローラー12の伝動歯部22内へと係合するので、第1の数字ローラー11が回転される間じゅう、この数字ローラー12は、この切替歯車33によって固持されている。
第1の数字ローラー11の完全な回転の後、切替歯部40もしくは1つの切替歯42を有する切替歯車33と、切替要素24とは、係合状態になる。
切替歯車33は、1つの位置まで更に回転され、且つ、数字ローラー12が、1つの数字だけ調節される。
引き続いて、これら切替歯42は、再び、カラー部26によって覆われている。
切替要素24が更なる完全な回転の後に再び切替歯42との係合状態にされ且つ切替歯車33と数字ローラー12とが更に別の位置まで回転されるまで、切替歯車33と数字ローラー12とは、位置固定されているか、もしくは、位置不変に保持されている。
同じ方法で、同様に、第3の数字ローラー13も、それぞれに、更に別の1つの数字もしくは位置だけ回転される。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る。
1. トルクツール、特にトルクドライバー(1)であって、このトルクツールが、
把手(2)と、この把手(2)の長手方向軸線(L)を中心として回転可能な、回転トルクの調節のための調節体(7)と、調節された回転トルクのための表示部(3)とを有しており、
この表示部が、数字ローラー計数機構(10)を備えており、この数字ローラー計数機構(10)が少なくとも2つの数字ローラー(11、12、13)を有している、上記トルクツールにおいて、
前記数字ローラー計数機構(10)が、前記把手(2)の中空円筒形の長手方向部分(14)内において配置されており、この長手方向部分が覗き窓(16)を有しており、この覗き窓を通して、調節された前記回転トルクが目視可能であり、且つ、前記数字ローラー計数機構(10)が、この数字ローラー計数機構の中心軸線(ML)において貫通部(17)を有しており、この貫通部を通って、軸部分(18)が案内されており、
2つの数字ローラー(11、12、もしくは、12、13)の間に、前記把手(2)内において回転不能に配置された担持体円板(30)が組み込まれており、且つ、この担持体円板(30)に、切替歯車(33)が回転可能に割り当てられており、この切替歯車が、駆動歯部(39)と切替歯部(40)とを有しており、および、
数字ローラー(11、12、13)が、外側の数字リム(20)を備えており、この数字リムが、伝動歯部(22)を備える第1のリム部分(21)と、切替要素(24)を備える第2のリム部分(23)とを有しており、および、
前記調節体(7)が、調節体側に配置された前記数字ローラー(11)に対しての、この調節体(7)の回転移動の伝達のための手段を有している、
ことを特徴とするトルクツール。
2. 前記担持体円板(30)は、半径方向の突出部(31)を有しており、この突出部が、前記把手(2)内における切欠き部(32)内に係合する、ことを特徴とする上記1に記載のトルクツール。
3. 前記調節体(7)は、連行体(45)を備えるソケット(44)を有しており、
これら連行体が、調節体側の前記数字ローラー(11)の伝動歯部(22)との係合状態にあることを特徴とする上記1または2に記載のトルクツール。
4. 前記軸部分(18)は、調節装置の構造要素である調節軸(19)の一部であり、この調節軸を介して、前記数字ローラー計数機構(10)によって表示された回転トルクの調節値と解除回転トルクとの間の調整が実施可能である、
ことを特徴とする上記1から3のいずれか一つに記載のトルクツール。
5. それぞれの前記数字ローラー(11、12、13)は、ハブ(28)と、および、このハブ(28)と前記数字リム(20)との間に配置された円板体(29)を有していることを特徴とする上記1から4のいずれか一つに記載のトルクツール。
6. 前記切替歯車(33)は、前記担持体円板(30)において離心的に配置された、回転軸ピン(34)に支承されていることを特徴とする上記1から5のいずれか一つに記載のトルクツール。
7. 前記担持体円板(30)は、半径方向の円板部分(36)を備える、つぼ形に構成された中間部片(35)を有しており、
前記切替歯車(33)が、収容部(37)内において配置されており、この収容部が、前記中間部片(35)の外側の周囲の領域内において配置されており、且つ、
前記円板部分(36)が、前記収容部(37)の領域内において、開口部(38)を有している、
ことを特徴とする上記1から6のいずれか一つに記載のトルクツール。
8. 前記切替歯部(40)は、端面側で、前記駆動歯部(39)と接続しており、
前記駆動歯部(39)が、複数の駆動歯(41)を、および、前記切替歯部(40)が、複数の切替歯(42)を有しており、
前記駆動歯(41)の数が、前記切替歯(42)の数の倍の大きさであり、
これら切替歯(42)が、ピッチ円上である角度で互いに配置されており、および、
それぞれに、切替歯(42)が、駆動歯(41)に対して完全に等しく整向されている、
ことを特徴とする上記1から7のいずれか一つに記載のトルクツール。
9. 数字ローラー(11)は、切替要素側で、リング形状のカラー部(26)を有しており、このカラー部が、前記切替要素(24)領域内において、切欠き部(27)を備えていることを特徴とする上記1から8のいずれか一つに記載のトルクツール。
1 トルクドライバー
2 把手
3 表示部
4 従動部
5 調節装置
6 圧縮ばね
7 調節体
8 ロック部材
9 ロック本体
10 数字ローラー計数機構
11 数字ローラー
12 数字ローラー
13 数字ローラー
14 長手方向部分
15 壁部
16 覗き窓
17 貫通部
18 軸部分
19 調節軸
20 数字リム
21 第1のリム部分
22 伝動歯部
23 第2のリム部分
24 切替要素
25 数字ローラー11、12、13の側面
26 カラー部
27 切欠き部
28 ハブ
29 円板体
30 担持体円板
31 突出部
32 切欠き部
33 切替歯車
34 回転軸ピン
35 中間部片
36 円板部分
37 収容部
38 開口部
39 駆動歯部
40 切替歯部
41 駆動歯
42 切替歯
43 開口部
44 ソケット
45 連行体
46 リングウェブ
L 長手方向軸線
ML 中心軸線

Claims (9)

  1. トルクツール、特にトルクドライバー(1)であって、このトルクツールが、
    把手(2)と、この把手(2)の長手方向軸線(L)を中心として回転可能な、回転トルクの調節のための調節体(7)と、調節された回転トルクのための表示部(3)とを有しており、
    この表示部が、数字ローラー計数機構(10)を備えており、この数字ローラー計数機構(10)が少なくとも2つの数字ローラー(11、12、13)を有している、上記トルクツールにおいて、
    前記数字ローラー計数機構(10)が、前記把手(2)の中空円筒形の長手方向部分(14)内において配置されており、この長手方向部分が覗き窓(16)を有しており、この覗き窓を通して、調節された前記回転トルクが目視可能であり、且つ、前記数字ローラー計数機構(10)が、この数字ローラー計数機構の中心軸線(ML)において貫通部(17)を有しており、この貫通部を通って、軸部分(18)が案内されており、
    2つの数字ローラー(11、12、もしくは、12、13)の間に、前記把手(2)内において回転不能に配置された担持体円板(30)が組み込まれており、且つ、この担持体円板(30)に、切替歯車(33)が回転可能に割り当てられており、この切替歯車が、駆動歯部(39)と切替歯部(40)とを有しており、および、
    数字ローラー(11、12、13)が、外側の数字リム(20)を備えており、この数字リムが、伝動歯部(22)を備える第1のリム部分(21)と、切替要素(24)を備える第2のリム部分(23)とを有しており、および、
    前記調節体(7)が、調節体側に配置された前記数字ローラー(11)に対しての、この調節体(7)の回転移動の伝達のための手段を有している、
    ことを特徴とするトルクツール。
  2. 前記担持体円板(30)は、半径方向の突出部(31)を有しており、この突出部が、前記把手(2)内における切欠き部(32)内に突出する、ことを特徴とする請求項1に記載のトルクツール。
  3. 前記調節体(7)は、連行体(45)を備えるソケット(44)を有しており、
    これら連行体が、調節体側の前記数字ローラー(11)の伝動歯部(22)との係合状態にあることを特徴とする請求項1または2に記載のトルクツール。
  4. 前記軸部分(18)は、調節装置の構造要素である調節軸(19)の一部であり、この調節装置を介して、前記数字ローラー計数機構(10)によって表示された回転トルクの調節値と解除回転トルクとの間の調整が実施可能である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のトルクツール。
  5. それぞれの前記数字ローラー(11、12、13)は、ハブ(28)と、および、このハブ(28)と前記数字リム(20)との間に配置された円板体(29)を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のトルクツール。
  6. 前記切替歯車(33)は、前記担持体円板(30)において離心的に配置された、回転軸ピン(34)に支承されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のトルクツール。
  7. 前記担持体円板(30)は、半径方向の円板部分(36)を備える、つぼ形に構成された中間部片(35)を有しており、
    前記切替歯車(33)が、収容部(37)内において配置されており、この収容部が、前記中間部片(35)の外側の周囲の領域内において配置されており、且つ、
    前記円板部分(36)が、前記収容部(37)の領域内において、開口部(38)を有している、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のトルクツール。
  8. 前記切替歯部(40)は、端面側で、前記駆動歯部(39)と接続しており、
    前記駆動歯部(39)が、複数の駆動歯(41)を、および、前記切替歯部(40)が、複数の切替歯(42)を有しており、
    前記駆動歯(41)の数が、前記切替歯(42)の数の倍の大きさであり、
    これら切替歯(42)が、ピッチ円上で、互いに角度を成して配置されており、および、
    それぞれに、切替歯(42)が、駆動歯(41)に対して完全に等しく整向されている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のトルクツール。
  9. 数字ローラー(11)は、切替要素側で、リング形状のカラー部(26)を有しており、このカラー部が、前記切替要素(24)領域内において、切欠き部(27)を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載のトルクツール。
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