JP2024511607A - 放熱装置および通信デバイス - Google Patents

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Abstract

本出願は、放熱装置および通信デバイスを提供する。放熱装置(3)は、収容部(31)および放熱器アセンブリ(32)を含む。収容部(31)は、加熱コンポーネント(2)を収容する収容キャビティを含む。加熱コンポーネント(2)は、第1の方向に沿って収容キャビティ内に差し込まれる。放熱器アセンブリ(32)は、放熱器(321)、支持体(322)、摺動コンポーネント(323)およびリンケージ部(324)を含む。支持体(322)は、収容部(31)に固定される。放熱器(321)は、摺動コンポーネント(323)を使用することによって支持体(322)に接続される。収容部(31)は、互いに対向する第1の側面(311)および第2の側面(312)を含み、放熱器は、第1の側面(311)に配置される。摺動コンポーネント(323)は、傾斜スロット(3231)および摺動ブロック(3232)を含む。傾斜スロット(3231)は、第1の方向に沿って収容部(31)の第2の側面(312)に徐々に接近する。リンケージ部(324)の一端は、放熱器(321)に取り付けられ、他端は、収容キャビティ内に配置される。加熱コンポーネント(2)が収容キャビティ内に差し込まれるときに、リンケージ部(324)は、放熱器(321)を駆動させて第1の方向に沿って移動させるようにトリガされる。摺動ブロック(3232)は、傾斜スロット(3231)に対して摺動して、放熱器(321)を駆動させて第2の側面(312)に向かって移動させる。加熱コンポーネント(2)が収容部(31)内に完全に差し込まれるときに、放熱器(321)は、加熱コンポーネント(2)に付着される。これは放熱器(321)と加熱コンポーネント(2)との間の熱接触抵抗を低減するのを助ける。

Description

(関連出願の参照)
本出願は、2021年3月22日に中国国家知識産権局に出願された「HEAT DISSIPATION APPARATUS AND COMMUNICATION DEVICE」という名称の中国特許出願第202110300084.0号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
本出願は、電子デバイス技術の分野に関し、特に、放熱装置および通信デバイスに関する。
様々な電子コンポーネントが、通信デバイス内に配置される。電子コンポーネントは、作業中に熱を生成するかあるいは熱を生産する電子コンポーネント(以下では加熱コンポーネントと略称する)を含む。前述の加熱コンポーネントの正常な作動を確実にするために、放熱器が加熱コンポーネントによって生成された熱を伝導するために使用される必要がある。電子コンポーネントが使用されるときには、通常、幾つかの差し込み可能な加熱コンポーネントが用いられる。例えば、光モジュールコンポーネントが多くの通信デバイス内で差し込まれる必要があり、抜かれる必要があり、放熱を必要とする。別の例については、幾つかのハードディスクもサーバ内で差し込まれる必要があり、抜かれる必要があり、放熱も必要とする。
光モジュールは、一例として用いられる。従来の技術では、放熱器が、通常、光モジュールより上に取り付けられる。光モジュールの差し込み可能な構成の故に、放熱器は、通常、クリップを用いて取り付けられるか、あるいはバネネジなどを用いて弾性的に取り付けられる。光モジュールが差し込まれるプロセスにおいて、光モジュールは、放熱器を持ち上げるためにクリップまたはバネネジの座屈力(buckling force)を克服する必要がある。座屈力は、放熱器が、放熱を行うように、光モジュールに付着されることを可能にする。従来の技術では、光モジュールを光モジュールの光ケージに差し込むことを確実にするために、座屈力を過度に大きく設定することはできない。さもなければ、光モジュールを差し込むことができないまたは光モジュールが損傷するという問題が生じることがある。しかしながら、座屈力が不十分であると、放熱器と光モジュールとの間の付着効果は乏しい。その結果、光モジュールと放熱器との間の熱接触抵抗が大きく、放熱器の放熱効果が乏しい。
本出願は、放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱接触抵抗を低減し、放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱伝達性能を改善し、加熱コンポーネントを差し込む動作および抜く動作の困難性を低減し、かつ加熱コンポーネントを差し込むことおよび抜くことを助ける、放熱装置および通信デバイスを提供する。
第1の態様によれば、本出願は、放熱装置を提供する。放熱装置は、プラグイン加熱コンポーネントを差し込んで、加熱コンポーネントのために熱を放散するように構成される。具体的には、放熱装置は、収容部および放熱器アセンブリを含む。収容部は、加熱コンポーネントを収容する収容キャビティを含む。加熱コンポーネントは、収容キャビティ内に差し込まれ、加熱コンポーネントは、収容部に固定されることがある。記述を容易にするために、加熱コンポーネントが収容キャビティに差し込まれる方向が、第1の方向として考えられることがある。
放熱器アセンブリは、放熱器、支持体、摺動コンポーネント、およびリンケージ部を含む。支持体は、収容部に固定され、放熱器は、摺動コンポーネントを使用することによって支持体に接続される。収容部は、第2の方向に沿って互いに対向する第1の側面および第2の側面を含む。放熱器は、収容部の第1の側面に配置される。第2の側面は、収容部のものである側であって、放熱器から離れた側にある側面と均等である。第2の方向は、第1の方向に対して垂直である。摺動コンポーネントは、傾斜スロットおよび摺動ブロックを含む。傾斜スロットは、第1の方向に沿って収容部の第2の側面に徐々に接近する。従って、傾斜スロットの誘導効果の下で、放熱器が第1の方向に移動するときに、放熱器は、第2の側面に近い方向に同時に移動する、すなわち、放熱器は、斜め下方に移動することがある。リンケージ部の一端は、放熱器上に取り付けられ、他端は、収容キャビティ内に配置される。加熱コンポーネントが収容キャビティ内に差し込まれると、加熱コンポーネントは、リンケージ部をトリガするので、リンケージ部は、放熱器を駆動させて第1の方向に沿って移動させる。この場合、摺動ブロックは、傾斜スロットに対して摺動して、放熱器を駆動させて第2の側面に向かって移動させる、換言すれば、放熱器を駆動させて加熱コンポーネントに近い方向に向かって移動させる。加熱コンポーネントが収容部内に完全に差し込まれるときに、放熱器は、加熱コンポーネントに付着される。この解決策では、加熱コンポーネントが収容部内に差し込まれていないときに、放熱器と第2の側面との間の間隔が大きく、第2の方向に沿う加熱コンポーネントの厚さよりも大きい場合さえもある。加熱コンポーネントと放熱器との間に水平摩擦が容易に生成されない。この場合、加熱コンポーネントは、収容部内に容易に差し込まれることがある。これは加熱コンポーネントの抜き差し操作の困難さを軽減し、ユーザが加熱コンポーネントを抜き差しするのを助ける。加熱コンポーネントが収容部内に完全に差し込まれるときに、放熱器および加熱コンポーネントは、密接に付着されることがある。これは放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱接触抵抗を低減し、放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱伝達性能を向上させるのを助ける。
摺動コンポーネントが特に配置されるときに、傾斜スロットは、放熱器上に配置され、摺動ブロックは、支持体上に配置される。代替的に、別の実施形態において、傾斜スロットは、支持体上に配置され、摺動ブロックは、放熱器上に配置される。摺動コンポーネントを配置する特定の方法は、本出願において限定されない。加えて、摺動ブロックの断面は、円、楕円、多角形などであってよい。これも本出願において限定されない。
放熱装置の支持体および収容部は、一体化された構造であってよい。例えば、収容部と支持体が一体化されたフレーム構造を形成するように、板金ルまたは射出成形のような技法(craft)が使用されてよい。代替的に、溶接、リベット締め、ネジ込み接続、またはクランプ締めのような方法において、収容部および支持体は、一体化された構造を形成するように固定的に接続される。
放熱装置が特に配置されるときには、第1のリセット部材が、放熱器と支持体との間にさらに配置されてよい。第1のリセット部材は、第2の方向に沿ったリセット力を有する。具体的には、加熱コンポーネントが収容キャビティから抜かれるときに、第1のリセット部材は、放熱器を駆動させて第2の側面から離れる方向に向かって移動させるように構成される。この解決策では、第1のリセット部材の作用の下で、加熱コンポーネントが収容部から抜かれるときに、放熱器は、第2の側面から離れる方向に向かって移動することがある。換言すれば、具体的には、放熱器は、傾斜スロットに沿って第2の側面から離れる方向に移動する。従って、加熱コンポーネントが差し込まれるかあるいは抜かれるときには、加熱コンポーネントの差し込むことまたは抜くことの困難さを減らすために、放熱器と第2の側面との間の間隔は大きい。
別の技術的解決策において、放熱装置は、放熱器と支持体との間に配置される第2のリセット部材をさらに含むことがある。第2のリセット部材は、第1の方向から離れるリセット力を有する。具体的には、加熱コンポーネントが収容キャビティから抜かれたときに、第2のリセット部材は、放熱器を駆動させて、加熱コンポーネントが差し込まれる方向から離れるように移動させるように構成される。この解決策では、第2のリセット部材の作用の下で、加熱コンポーネントが収容部から抜かれるときに、放熱器は、第2の側面から離れる方向に向かって移動することがある。換言すれば、具体的には、放熱器は、傾斜スロットに沿って第2の側面から離れる方向に移動する。従って、加熱コンポーネントが差し込まれるかあるいは抜かれるときには、加熱コンポーネントを差し込むことまたは抜くことの困難さを減らすために、放熱器と第2の側面との間の間隔は大きい。
特定の実施形態では、第1のリセット部材または第2のリセット部材のみが放熱装置のために配置されてよい。代替的に、第1のリセット部材および第2のリセット部材の両方が配置されてよい。第1のリセット部材は、バネ、弾性ストリップ、またはバネ板のような、弾性構造であってよく、あるいは、駆動装置とともに構成される必要があるレバーのような、駆動構造であってよい。これは本出願において限定されない。同様に、第2のリセット部材は、バネ、弾性ストリップ、またはバネ板のような弾性構造であってよく、あるいは、駆動装置とともに構成される必要があるレバーのような、駆動構造であってよい。これは本出願において限定されない。
別の技術的解決策において、第2のリセット部材は、弾性熱伝導ストリップであってよい。弾性熱伝導ストリップの一端は、放熱器に接続され、他端は、支持体に接続される。弾性熱伝導ストリップは、放熱装置の放熱効果を向上させるために、放熱器の熱を伝導することがある。
放熱装置の放熱効果をさらに向上させるために、弾性熱伝導ストリップに接続される支持体は、支持体の熱伝導部である。この場合、熱は、熱伝導部にさらに伝導されて、放熱面積を更に増大させ、放熱装置の放熱効果を向上させることがある。
放熱器の表面であって、加熱コンポーネントに付着される表面は、可撓性熱伝導層をさらに含む。可撓性熱伝導層は、ある程度可撓性であり、放熱器と加熱コンポーネントとの間に緊密に充填されることができる。このようにして、放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱接続効果がより良くなって、熱抵抗を低減し、加熱コンポーネントに対する放熱装置の放熱効果をさらに向上させる。
加えて、熱伝導突起が、放熱器のものである位置であって、加熱コンポーネントに付着される位置にある。加熱コンポーネントが収容キャビティ内に完全に差し込まれるときに、熱伝導突起は、加熱コンポーネントに付着される。この解決法では、構造的な干渉の確率を低減することができ、放熱装置の一体度(集積度)を向上させるのを助ける。
摺動コンポーネントが特に配置されるときに、放熱装置は、複数のグループの摺動コンポーネントを含んでよい。複数のグループの摺動コンポーネントは、放熱器の両側に対称的に配置され、複数のグループの摺動コンポーネントの対称軸は、第1の方向に対して平行である。この解決策において、複数のグループの摺動コンポーネントは、放熱器の摺動プロセスが安定的であるように配置される。
リンケージ部の具体的な構造は限定されない。特定の技術的解決策において、リンケージ部は、固定的な突起であってよい。固定的な突起は、放熱器のものである表面であって、第2の側面の方向に面する表面に固定される。固定的な突起は、収容部内に延びる。加熱コンポーネントが収容部内に差し込まれるときに、加熱コンポーネントは、固定的な突起に当接して、固定的な突起を駆動させて第1の方向に沿って移動させる。放熱器は、加熱コンポーネントに向かって移動するようにさらに駆動されるので、放熱器は、加熱コンポーネントに当接する。
固定的な突起は、放熱器上に固定的に取り付けられてよく、例えば、溶接、リベット締め、またはクランプなどの方法において、接続されて固定されてよい。代替的に、固定的な突起および放熱器は、放熱器アセンブリの構造を単純化しかつ放熱装置のアセンブリ技法を単純化するために、一体化された構造のものであってよい。
加熱コンポーネントは、固定的な突起に当接する当接部を含み、加熱コンポーネントのものである端部であって、第1の方向に面する端部に位置する。加熱コンポーネントが収容キャビティ内に完全に差し込まれるときに、当接部は、固定的な突起に当接する。この解決策において、加熱コンポーネントは、固定的な突起が加熱コンポーネントを損傷しないように保護されることができる。これは加熱コンポーネントの耐用年数を保証する。例えば、当接部は、鋼板または鋼ブロックのような構造を含む。
放熱装置内の収容部の特定の量は限定されない。例えば、放熱装置は、少なくとも2つの収容部を含むことがある。少なくとも2つの収容部では、放熱器アセンブリが、収容部の一部について対応して配置されてよく、放熱器アセンブリは、収容部の一部について配置されない。代替的に、1つの放熱器アセンブリが、各収容部について対応して配置される。これは本出願において限定されない。具体的には、放熱装置の実際の適用シナリオに基づいて選択が行われてよい。
少なくとも2つの収容部が特に配置されるときに、少なくとも2つの収容部は、第3の方向に沿って並んで配置されてよい。第3の方向は、第1の方向に対して垂直であり、第3の方向は、第2の方向に対して垂直である。代替的に、少なくとも2つの収容部は、積重ね式に第2の方向に沿って配置されてよい。この場合、放熱器アセンブリは、収容部の間のエリア内に配置されてよい。確かに、代替的に、1つの放熱器アセンブリが、各収容部について対応して配置されてよい。
本出願の技術的解決策では、少なくとも2つの収容部の特定の配置方法および放熱器アセンブリの対応する配置が、実際の製品要件に基づいて選択されてよい。これは本出願において限定されない。
放熱装置が少なくとも2つの収容部を含むときには、隣接する収容部が固定されて、一体化された構造が形成される。換言すれば、少なくとも2つの収容部は、一体化された構造として設計されてよい。本明細書中の一体化された構造は、一体的に形成された構造であってもよく、あるいは、溶接、クランプ、またはネジ込み接続のような方法における接続を通じて得られる一体化された構造であってよい。これは本出願において限定されない。この解決策では、収容部の間の距離が小さい。これは放熱装置の一体度(集積度)を向上させるのを助け、放熱装置の全体的な強度を向上させるので、放熱装置は、容易に変形しない。
確かに、別の実施形態において、収容部は、別個に配置されてよい。換言すれば、収容部の位置は、加熱コンポーネントが実際に配置される位置に基づいて配置されてよい。
放熱装置が少なくとも2つの放熱装置アセンブリを含むときに、少なくとも2つの放熱装置アセンブリの支持体は、放熱装置の完全性を向上させかつ放熱装置のアセンブリ技法を単純化するために、一体化された構造のものであってよい。代替的に、少なくとも2つの放熱器アセンブリの支持体の隣接部は、一体化された構造のものであってよい。例えば、支持体が第3の方向に沿って互いに対向する2つの側方パネルを含むときに、放熱器は、2つの側方パネルの間に配置され、2つの隣接する放熱器の隣接する側方パネルは、一体化された構造であるので、放熱装置の構造は、単純化される。代替的に、支持体が尾部支持体をさらに含むときに、放熱器アセンブリの尾部支持体は、一体化された構造であってよい。
加えて、少なくとも2つの収容部が第3の方向に沿って列に配置されるときに、支持体は、第3の方向に沿って放熱器の両側に配置される側方パネルを含む。2つの隣接する放熱器の側方パネルは、バックルを使用することによって収容部に固定的に接続される。収容部は固定部を含み、側方パネルはバックルを使用することによって固定部に固定されるので、放熱器アセンブリは収容部上に固定されると考えられてよい。
第2の態様によれば、本出願は、通信デバイスをさらに提供する。通信デバイスは、加熱コンポーネントと、前記技術的解決策のうちのいずれか1つにおける放熱装置とを含む。加熱コンポーネントは、放熱装置の収容部内に差し込まれる。この解決策では、加熱コンポーネントの放熱効果は良好であり、加熱コンポーネントの作動効果および耐用年数を向上させるのを助ける。加えて、加熱コンポーネントを抜き差しするプロセスは容易である。
特定の実施形態において、加熱コンポーネントの特定のタイプは、本出願において限定されない。例えば、加熱コンポーネントは、光モジュール、チップ、回路モジュール、またはカードモジュールのような、任意のタイプを含む。
本出願の一実施形態による通信デバイスの部分構造の概略図である。
本出願の一実施形態による側面上の放熱装置の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の側面上の放熱装置の第1の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の平面図上の放熱装置の第1の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の側面上の放熱装置の第2の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の平面図上の放熱装置の第2の構造の概略図である
本出願の一実施形態による使用中の平面図上の放熱装置の第3の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の側面図上の放熱装置の第3の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の側面図上の放熱装置の第4の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による使用中の側面図上の放熱装置の第5の構造の概略図である。
本出願の一実施形態による背面図上の放熱装置の構造の概略図である。
(符号の説明)
1 ハウジング(housing)
2 加熱コンポーネント(heating component)
3 放熱装置(heat dissipation apparatus)
31 収容部(accommodating part)
311 第1の側面(first side surface)
312 第2の側面(second side surface)
32 放熱器アセンブリ(heat dissipator assembly)
321 放熱器(heat dissipator)
3211 可撓性熱伝導層(flexible heat conducting layer)
3212 熱伝導突起(heat conducting protrusion)
3213 液体入口(liquid inlet)
3214 液体出口(liquid outlet)
322 支持体(support)
3221 支持体本体(support body)
3222 尾部支持体(tail support)
3223 側方パネル(side panel)
323 摺動コンポーネント(sliding component)
3231 傾斜スロット(oblique slot)
3232 摺動ブロック(sliding block)
324 リンケージ部(linkage part)
325 第1のリセット部材(first resetting member)
326 第2のリセット部材(second resetting member)
327 弾性ストリップ(elastic strip)
4 回路板(circuit board)
5 バックル(buckle)
以下の実施形態で用いられる用語は、単に特定の実施形態を記述することを意図するが、本出願を限定することを意図しない。本明細書および本出願の添付の特許請求の範囲で用いられる単数形の「1つ(one)」、「1つ(a)」、および「この(this)」という用語は、他のことが文脈において明確に特定されない限り、「1つ以上」のような表現を含むことも意図する。
本明細書に記載される「実施形態」、「特定の実施形態」などへの言及は、本出願の1つ以上の実施形態が、実施形態を参照して記載される特定の構成、構造、または特徴を含むことを示す。「含む」という用語、「有する」という用語、およびそれらの変形は、全て、他の方法で特に強調されない限り、「含むが限定されない」を意味する。
通信デバイスでは、プラグイン加熱コンポーネントの放熱がますます関心を集めている。既存のプラグイン加熱コンポーネントは、光モジュール、チップ、回路モジュール、カードモジュールなどを含む、様々なタイプを含む。しかしながら、プラグイン加熱コンポーネントの放熱に関して、従来の放熱装置は、依然として、大きな熱抵抗、不十分な放熱効果、または不便な抜き差しの問題を有し、要件を満たすことができない。プラグイン加熱コンポーネントの放熱の問題は、同じであるかあるいは類似するので、記載を容易にするために、以下は、主に、既存の加熱コンポーネントの放熱問題を詳細に記載するための一例として、光モジュールを使用する。放熱を必要とする別の関連するまたは類似の加熱コンポーネントも、同じまたは類似の問題を有することが理解されるべきである。
現在、ネットワーク通信サービスにおいて、光モジュールは、光信号と電気信号との間の相互変換のための一体化(集積)されたモジュールであり、光ファイバ通信プロセスにおいて重要な役割を果たし、広く適用されている。光モジュールは、光ファイバ通信において使用されるときに、多量の熱を生成する。光モジュールの正常な動作を保証するために、光モジュールによって生成される熱は、時宜に適って伝導されて放散される必要がある。通信技術の発達に伴い、通信が加速され、サービスポートの密度が増加し、光モジュールの通信速度が連続的に増加する。加えて、光モジュールはより少ない空間を占め、光モジュールの消費電力が連続的に増加し、光モジュールは多くの熱を生成する。従って、放熱に関する光モジュールの要求はますます高い。特に、小さな空間における高出力光モジュールの放熱問題を解決することが非常に重要である。
従来技術では、高電力差し込み可能な加熱コンポーネントの放熱方式のために、加熱コンポーネントの放熱器および金属ハウジングがクリップを用いることによって付着され、密接に押圧される。放熱器と加熱コンポーネントとの間の付着位置(乾式接触位置)で、放熱器および加熱コンポーネントの外面は両方とも平面度公差および製造粗さを有するので、放熱器および加熱コンポーネントは密接に付着されない。顕微鏡的には、接触金属間の局所点が接触する。接触表面間にギャップ(間隙)があり、多量の空気がギャップ内に存在する。その結果、放熱器と加熱コンポーネントとの間の大きな熱抵抗、不十分な熱伝導、不十分な放熱能力などのような問題が生じる。加えて、接触圧力が既存の放熱器と加熱コンポーネントとの間で不安定であるかあるいは制御不能である現象がある。その結果、放熱器と加熱コンポーネントとの間の接触が不十分であり、放熱性能が影響を受ける。
これを考慮して、本出願の実施形態の技術的解決策は、放熱装置と、放熱装置を含む通信デバイスとを提供して、放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱接触抵抗を低減し、放熱器と加熱コンポーネントとの間の熱伝達性能を改善し、プラグ差込みおよびプラグ抜きの困難性を低減し、加熱コンポーネントのプラグを抜き差しすることを助ける。
本願における放熱装置および放熱装置を含む通信デバイスは、添付の図面を参照して具体的な実施形態を用いることによってさらに詳細に記載される。本出願の実施態様では、同じ参照番号が同じコンポーネント(構成要素)または同じ部分を示すことが留意されるべきである。本出願の実施態様における同じ部分については、参照番号を付した1つの部分またはコンポーネントのみが図中に一例として用いられることがある。参照番号は別の同じ部品またはコンポーネントにも適用可能であることが理解されるべきである。
図1は、本出願の一実施形態による通信デバイスの部分構造の概略図である。図1に示すように、通信デバイスは、ハウジング1、加熱コンポーネント2、および放熱装置3を含む。加熱コンポーネント2および放熱装置3は、ハウジング1上に配置されている。確かに、加熱コンポーネント2および放熱装置3は、必ずしも直接接続されない。例えば、放熱装置3は、回路基板4に固定されてよく、加熱コンポーネント2は、放熱装置3に差し込まれるので、加熱コンポーネント2は、放熱装置3に電気的に接続される。加熱コンポーネント2および放熱装置3は、回路基板4を用いることによってハウジング1上に配置されてよい。放熱装置3は、加熱コンポーネント2を収容するための収容部31を含み、加熱コンポーネント2は、放熱装置3の収容部31に差し込まれる。従って、放熱装置3の放熱器321は、加熱コンポーネント2のために熱を放散して、加熱コンポーネント2の正常な動作を保証する。
本出願の技術的解決策においては、特定のタイプの通信デバイスが本出願において限定されず、信号伝送を行うことができるデバイスが通信デバイスと称されることがある。例えば、通信デバイスは、コンピューティングデバイス(例えば、サーバ)、ネットワークデバイス(例えば、スイッチ)、ストレージデバイス(例えば、ストレージアレイ)、または車両搭載デバイス(例えば、車両搭載サウンドボックスまたは車両搭載ナビゲータ)を含んでよい。プラグイン加熱コンポーネントを含む通信デバイスは、本出願の技術的解決策の保護範囲内に入る。
具体的には、加熱コンポーネント2は、差し込み可能なまたはプラグイン加熱コンポーネント2である。加熱コンポーネント2は、放熱装置3の収容部31に差し込まれることができ、収容部31から抜かれることができる。放熱装置3の特定の構造が、添付の図面を参照して以下に詳細に記載され、詳細はここでは記載されない。通信デバイスでは、特異な放熱装置3が配置されるので、加熱コンポーネント2の放熱効果を向上させることができ、加熱コンポーネント2の放熱要件を満たすことができる。加えて、プラグの抜き差しは、便利で省力的であり、加熱コンポーネント2は、容易に抜き差しされる。
本出願の本実施形態では、通信デバイスにおける放熱装置3および加熱コンポーネント2との特定の位置、放熱装置3と加熱コンポーネント2と別のコンポーネントとの間の接続などは、限定されない。従って、詳細は、本明細書において記載されない。加えて、当業者は、ユーザに所要の機能を提供するために、通信デバイスが、デバイスの内側に配置された複数のコンポーネントを含んでよいことを理解する。これは本出願において特に限定されない。当業者は、実際の要件に基づいて、各コンポーネントの位置、特定の構造などを調整することがある。
特定の実施形態において、加熱コンポーネント2のタイプは限定されず、加熱コンポーネント2は熱を生成する任意の電子コンポーネントであってよい。換言すれば、放熱装置3は、放熱のために異なる加熱コンポーネント2に適応することがあり、製品の普遍性は良好であるので、異なるモジュールの放熱最適化問題を解決することができる。加えて、放熱装置3は、放熱構造の普遍性に影響を及ぼすことなく、異なるサイズのモジュールの放熱要件をさらに満たすことがあり、放熱装置3のサイズのみが適切に調整される必要がある。具体的には、幾つかの実施形態において、加熱コンポーネント2は、光モジュール、(チップカードとも称される)チップ、(カードとも称される)カードモジュール、または回路モジュールのような、加熱コンポーネント2であってよい。本出願の本技術的解決策における放熱装置3は、多くの既存のタイプの加熱コンポーネント2のものである問題を緩和することができ、熱抵抗が大きく、放熱効果が不十分であり、抜き差し抵抗が大きく、抜き差しは放熱中に不便である。
本出願の本実施形態で提供される放熱装置3を使用することによって、加熱コンポーネント2の特定の構造が改善される必要はない。換言すれば、既存のプラグイン加熱コンポーネント2の問題であって、熱抵抗が大きく、放熱効果が不十分であり、抜き差し抵抗が大きく、抜き差しが放熱中に不便であるという問題を緩和することができる。加えて、放熱装置3は、良好な普遍性および高い柔軟性を有し、異なるモジュールの放熱要件に適用可能であり、放熱構造の普遍性に影響を与えることがない。
本出願の実施形態の添付の図面に示される加熱コンポーネント2は、光モジュールであってよいが、それに限定されないことが留意されるべきである。代替的に、放熱装置3の構造原理は、チップ、カード、または回路モジュールのような、適切に配置される任意の他のタイプの加熱コンポーネント2に実装されてよい。以下は、添付の図面を参照して、放熱装置3および加熱コンポーネント2を詳細に記載する。当業者は、本発明の原理が任意の適切に配置された加熱コンポーネント2に適用可能であることを理解するであろう。加えて、明瞭性および簡潔性のために、周知の機能および構造の記述は省略されることがある。
図2は、本出願の一実施形態による放熱装置の構造の概略図である。図3は、本出願の一実施形態による使用中の側面上の放熱装置の第1の構造の概略図である。図2および図3に示すように、本出願の一実施形態は、加熱コンポーネント2のために熱を放散するように構成され、差し込み可能な加熱コンポーネント2のための放熱に特に適用可能である、放熱装置3を提供する。放熱装置3は、収容部31および放熱器アセンブリ32を含む。収容部31は、加熱コンポーネント2を収容するための収容キャビティを含む。加熱コンポーネント2は、第1の方向Xに沿って収容キャビティに差し込まれる。換言すれば、本出願の本実施形態で言及される第1の方向Xは、加熱コンポーネント2の差し込み方向である。収容部31は、具体的には、カードスロット、スロット、収容溝、または光ケージのような、構造であってよい。これは本出願において限定されない。
図3に示すように、放熱器アセンブリ32は、放熱器321、支持体322、摺動コンポーネント323、およびリンケージ部324を含む。放熱器321は、摺動コンポーネント323を使用することによって摺動式に支持体322に接続され、支持体322は、収容部31に固定されるので、放熱器321は、加熱コンポーネント2のために熱を放散することができる。収容部31は、第2の方向Yに沿って互いに対向する第1の側面311および第2の側面312を含む。放熱器321は、第1の側面311に配置される。第2の方向Yは、第1の方向Xに対して垂直である。第1の側面311および第2の側面312は、必ずしも特定の構造ではなく、本明細書では、主に位置関係に言及することが付記される。換言すれば、第2の方向Yに沿って、収容部31の側面であって、放熱器321に面する側面が、第1の側面311であり、放熱器321から離れている側面が、第2の側面312である。加熱コンポーネント2は、第1の側面311と第2の側面312との間に位置することがある。図3に示す状態において、第2の側面312は、収容部31の底面として理解され、第1の側面311は、収容部31の頂面として理解される。具体的には、摺動コンポーネント323は、傾斜スロット3231および摺動ブロック3232を含む。摺動ブロック3232および傾斜スロット3231は、適応的であり、摺動式に接続される。換言すれば、摺動ブロック3232は、傾斜スロット3231に対して傾斜スロット3231内を摺動して、放熱器321を駆動させて支持体322に対して傾斜スロット3231の延長方向に沿って移動させることがある。傾斜スロット3231が特に配置されると、傾斜スロット3231は、第1の方向Xに沿って第2の側面312に徐々に接近する。換言すれば、傾斜スロット3231は、加熱コンポーネント2の差し込み方向に沿って下方に傾斜する。従って、摺動ブロック3232が傾斜スロット3231内を第1の方向Xに向かって摺動すると、放熱器321は、第2の側面312に向かって移動し、収容部31の内側の加熱コンポーネント2に徐々に近づくことがある。
放熱器アセンブリ32のリンケージ部324の一端が放熱器321に取り付けられ、他端は収容キャビティ内に位置する。加熱コンポーネント2が収容キャビティに差し込まれると、リンケージ部324がトリガされる。リンケージ部324は、放熱器321を駆動させて第1の方向Xに沿って移動させるので、摺動コンポーネント323の摺動ブロック3232は、傾斜スロット3231に対して摺動する。放熱器321は、第2の側面312に向かって移動するように駆動させられ、放熱器321は、収容部31内に位置する加熱コンポーネント2に徐々に接近する。リンケージ部324の構造およびサイズを適切に設定することによって、加熱コンポーネント2が収容部31内に完全に差し込まれると、放熱器321は、加熱コンポーネント2に付着される。
本出願の本技術的解決策において、放熱装置3は、傾斜スロット3231を使用することによって、放熱器321の動きに対するガイダンス効果を有することがある。リンケージ部324は、放熱器321が加熱コンポーネント2の差し込みに伴って移動することがあるように配置される。このようにして、放熱器321の差し込みプロセスにおいて、リンケージ部324は、放熱器321を駆動させて移動させ、放熱器321は、傾斜スロット3231のガイダンスの下で斜め下方に移動する。換言すれば、加熱コンポーネント2が収容部31に差し込まれているだけであるときには、放熱器321と加熱コンポーネント2との間にギャップがある(あるいは摩擦が小さい)。加熱コンポーネント2が差し込まれると、放熱器321と加熱コンポーネント2との間のギャップは、放熱器321が加熱コンポーネント2に接触するまで、より小さくなる。従って、従来の技術に比べて、この解決策では、移動プロセスにおける加熱コンポーネント2と放熱コンポーネント321との摺動摩擦を低減することができるので、抜き差しは、より省力化され、便利である。加えて、この解決策では、加熱コンポーネント2を収容部31に差し込むことができないという問題、または加熱コンポーネント2が加熱コンポーネント2の差し込みプロセスにおける大きな摩擦の故に損傷するという問題は、考慮される必要がない。このようにして、放熱器321は、加熱コンポーネント2が差し込まれると、下方に斜めに移動することがある。放熱器321は、摺動コンポーネント323とリンケージ部324との間の協働の下で、大きな圧力で加熱コンポーネント2に付着される。このようにして、放熱器321は、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の熱接触抵抗を低減し、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の熱伝達性能を向上させ、放熱能力を向上させ、加熱コンポーネント2の放熱効果を向上させるために、加熱コンポーネント2の表面に密接に当接され、密接に付着され、あるいは密接に接触される。
従って、支持体322、摺動コンポーネント323、およびリンケージ部324が、放熱装置3内に協調して配置されるので、放熱器321は、加熱コンポーネント2の表面に密接に接触する。これは放熱器321と加熱コンポーネント2との間の熱接触抵抗を効果的に減少させ、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の熱伝達性能が向上させる。熱は、加熱コンポーネント2のためにより効果的に放散される。加えて、加熱コンポーネント2の抜き差しするプロセスにおいて、放熱器321および加熱コンポーネント2の熱伝導接合面上で摺動する摩擦移動がないので、抜き差しは滑らかで省力的であり、接触圧力は安定的で制御可能である。
摺動コンポーネント323が特に配置されると、一実施形態において、傾斜スロット3231は、放熱器321上に配置されることがあり、摺動ブロック3232は、支持体322上に配置される。代替的に、別の実施形態において、傾斜スロット3231は、支持体322上に配置されることがあり、摺動ブロック3232は、放熱器321上に配置される。結論として、傾斜スロット3231および摺動ブロック3232の一方は、放熱器321上に配置され、他方は、支持体322上に配置される。ただし、放熱器321は、摺動コンポーネント323の摺動ブロック3232と傾斜スロット3231との間の摺動接続を使用することによって斜めに移動することがある。傾斜スロット3231および摺動ブロック3232が配置される特定の位置は、本出願において限定されない。
依然として図3を参照する。放熱装置3は、第1のリセット部材325をさらに含むことがある。第1のリセット部材325は、放熱器321と支持体322との間に配置される。加熱コンポーネント2が収容キャビティから抜かれると、第1のリセット部材325は、放熱器321を駆動させて第2の側面312から離れる方向に移動させるように構成される。換言すれば、第1のリセット部材325は、第2の方向Yに沿って第2の側面312から離れる方向に向かって力を放熱器321に提供することがある。第1のリセット部材325は、放熱器321を駆動させて第2の方向Yに沿って加熱コンポーネント2から離れる方向に移動させるので、摺動ブロック3232は、傾斜スロット3231に対して摺動する。加熱コンポーネント2が収容部31に差し込まれていないときには、放熱器321と第2の側面312との間に間隔があるので、加熱コンポーネント2は、収容部31に滑らかに差し込まれることができる。加熱コンポーネント2が収容部31から抜かれると、第1のリセット部材325は、加熱コンポーネント2から分離されるように放熱器321を駆動するので、加熱コンポーネント2は、収容部31から滑らかに抜かれることができる。
特定の実施形態において、第1のリセット部材325は、バネのような弾性部材であってよい。加熱コンポーネント2が収容部31に完全に差し込まれると、弾性部材は、エネルギ貯蔵状態にある。加熱コンポーネント2が収容部31から抜かれると、弾性部材は、エネルギを放出して、加熱コンポーネント2を駆動させて第2の側面312から離れる方向に移動させる。この解決策における第1のリセット部材325の構造は単純である。確かに、別の実施形態において、第1のリセット部材325は、代替的に、レバーのような構造であってよい。これは本明細書において1つずつ列挙されない。
依然として図3を参照する。加えて、放熱装置3は、第2のリセット部材326をさらに含むことがある。第2のリセット部材326は、放熱器321と支持体322との間に配置される。加熱コンポーネント2が収容キャビティから抜かれるときに、第2のリセット部材326は、放熱器321を駆動させて第1の方向Xから離れるように移動させるように構成される。換言すれば、第2のリセット部材326は、加熱コンポーネント2のプラグを抜く方向に沿って力を放熱器321に提供することがある。第2のリセット部材326は、放熱器321を駆動させて、加熱コンポーネント2が抜かれる方向に向かって移動させるので、摺動ブロック3232は、傾斜スロット3231に対して摺動する。加熱コンポーネント2が収容部31に差し込まれないとき、放熱器321と第2の側面312との間に間隔があるので、加熱コンポーネント2は、収容部31内に滑らかに差し込まれることができる。加熱コンポーネント2が収容部31から抜かれるときに、第2のリセット部材326は、加熱コンポーネント2から分離されるように放熱器321を駆動させるので、加熱コンポーネント2は、収容部31から滑らかに抜かれることができる。
特定の実施形態において、支持体322は、支持体本体3221および尾部支持体32222を含む。摺動コンポーネント323は、支持体本体3221と放熱器321との間に接続される。第2のリセット部材326は、放熱器321と尾部支持体32222との間に接続される。これは本出願において限定されない。具体的には、尾部支持体3222および支持体本体3221は、一体化された構造であってよい。代替的に、尾部支持体32222は、支持体本体3221に固定的に接続されてよい。例えば、図2に示す実施形態において、尾部支持体32222は、支持体本体3221に固定的に接続される。例えば、尾部支持体3222は、溶接、リベット締め、クランプ締め、またはネジ込み接続のような方法において、支持体本体3221に固定的に接続されてよい。代替的に、尾部支持体32222および支持体本体3221は、分割構造のものであってよく、尾部支持体32222は、収容部31に固定されてよい。確かに、尾部支持体32222は、溶接、リベット締め、クランプ締め、またはネジ込み接続のような方法において、支持体本体3221に固定的に接続されてもよい。
特定の実施形態において、第2のリセット部材326は、バネプレートのような弾性部材であってよい。加熱コンポーネント2が収容部31に完全に差し込まれるときに、弾性部材は、エネルギ貯蔵状態にある。加熱コンポーネント2が収容部31から抜かれるときに、弾性部材は、エネルギを放出して、加熱コンポーネント2を駆動させて第2の側面312から離れる方向に向かって移動させる。この解決策における第2のリセット部材326の構造は単純である。別の実施形態において、第2のリセット部材326は、代替的に、レバーのような構造であってよい。これは本明細書において1つずつ列挙されない。
図4は、本出願の一実施形態による使用中の頂面図上の放熱装置の第1の構造の概略図である。図5は、本出願の一実施形態による使用中の側面上の放熱装置の第2の構造の概略図である。図4および図5に示すように、本出願の本実施形態において、放熱装置3は、弾性ストリップ327をさらに含むことがある。弾性ストリップ327は、リセット部材として働く。一端が放熱器321に接続され、他端が支持体322に接続される。弾性ストリップ327は、傾斜スロット3231の延長方向に沿って力を放熱器321に提供することがある。具体的には、力は、摺動ブロック3232が傾斜スロット3231に対して摺動するように、斜め上方にある力として理解されてよい。弾性ストリップ327は、放熱器321を、斜め上方にある位置、換言すれば、摺動ブロック3232が傾斜スロット3231の上部に当接する位置に、直接リセットすることがある。弾性ストリップ327のリセット力は、傾斜スロット3231の方向に沿って延びるので、摺動ブロック3232と傾斜スロット3231との間の摩擦が低減されることができ、摺動ブロック3232および傾斜スロット3231の摩擦が低減され、摺動コンポーネント323の耐用年数が増加される。加熱コンポーネント2が収容部31に差し込まれないときに、弾性ストリップ327は、放熱器321と第2の側面312との間に間隔を生じさせることがあるので、加熱コンポーネント2は、収容部31内に滑らかに差し込まれることができる。加熱コンポーネント2が収容部31から抜かれるときに、弾性ストリップ327は、加熱コンポーネント2から分離されるように放熱器321を駆動させるので、加熱コンポーネント2は、収容部31から滑らかに抜かれることができる。
具体的には、弾性ストリップ327は、弾性熱伝導ストリップであってよい。弾性熱伝導ストリップの一端は、放熱器321に接続され、他端は、支持体322に接続される。この解決策において、弾性熱伝導ストリップは、放熱器321の放熱効果を向上させるために、放熱器321の熱を放散するように放熱器321に接続される。
依然として図4および図5を参照する。特定の実施形態において、弾性熱伝導ストリップの一端は、放熱器321の表面に接続され、他端は、支持体322の尾部支持体3222に接続される。尾部支持体32222は、代替的に、熱伝導性尾部支持体3222であってよい。換言すれば、弾性熱伝導ストリップの他端は、支持体322の熱伝導部に接続される。従って、放熱器321の熱は、弾性熱伝導ストリップを使用することによって支持体322の熱伝導性テール支持体322に移転されて、放熱面積をさらに改良し、放熱器321の放熱効果を改良することがある。
放熱器321と加熱コンポーネント2との間の熱伝達効率を向上させ、熱抵抗を低減させ、放熱能力を改良するために、少なくとも放熱器321のものである表面であって、加熱コンポーネント2に付着される表面は、可撓性熱伝導層3211を含む。可撓性熱伝導層3211は、結合方式において放熱器321の表面に固定されてよい。可撓性熱伝導層3211は、放熱器321が、熱伝達を助けるために、加熱コンポーネント2に密接に付着されることを可能にすることがある。
可撓性熱伝導層3211は、放熱器321上に配置される。加熱コンポーネント2を抜き差しするプロセスにおいて、加熱コンポーネント2と放熱器321との間に大きな水平摩擦があるならば、可撓性熱伝導層3211は、容易に穿孔されるかあるいは摩耗する。加えて、可撓性熱伝導層3211には、容易にしわが形成され、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の付着効果が低減される。加えて、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の付着の正圧が小さいならば、可撓性熱伝導層321は、不十分な充填性能および限定的な熱伝導能力を有し、可撓性熱伝導層321の可撓性効果を依然として十分に発揮できない。加えて、可撓性熱伝導層3211の摩擦係数は大きい。加熱コンポーネント2の摩擦抵抗は、加熱コンポーネント2が抜き差しされるときに大きく、加熱コンポーネント2を抜き差しするための力は大きく、抜き差しは労力を要する。しかしながら、本出願の技術的解決策が用いられるときに、放熱器321は、加熱コンポーネント2が差し込まれるときにのみ加熱コンポーネント2に向かって移動するので、放熱器321は、加熱コンポーネント2に接触する。この場合には、加熱コンポーネント2を差し込むプロセスにおいて、過度の水平摩擦が放熱器321と加熱コンポーネント2との間に容易に発生しない。換言すれば、水平摩擦は、放熱器321と可撓性熱伝導層321との間で容易に生成されず、それによって、可撓性熱伝導層321が摩耗する確率を低減させ、加熱コンポーネント2を収容部31内に差し込むのを助ける。加えて、加熱コンポーネント2が放熱装置3の収容部31内に完全に差し込まれるときには、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の正圧が大きいことがある。このようにして、可撓性熱伝導層3211は、良好な充填性能および良好な熱伝導能力を有することがあるので、熱抵抗がさらに低減されることができ、放熱効果が改良される。
図5を参照する。放熱器321は、熱伝導突起3212をさらに含む。加熱コンポーネント2が収容キャビティ内に完全に差し込まれるときに、熱伝導突起3212は、加熱コンポーネント2に付着される。この解決策では、具体的には、熱伝導突起3212は、加熱コンポーネント2によって生成される熱が消散されるように、加熱コンポーネント2の加熱部に付着されることがある。熱伝導突起3212は、放熱器321と収容部31との間の構造的な干渉を低減しかつ放熱器321の放熱面積を増大させるように配置される。
熱伝導突起3212を加熱コンポーネント2に付着するために、収容部31の第1の側面311は、開口をさらに含む。従って、熱伝導突起3212は、開口内に延びるので、熱伝導突起3212は、加熱コンポーネント2に付着される。開口が特に配置されるときに、開口部の面積は、放熱器321が第1の方向Xに沿って移動するのを助けるために、熱伝導突起3212の面積よりも大きい。
依然として図5を参照する。放熱装置3のリンケージ部324が特に配置されるときに、リンケージ部324は、固定的な突起であることがある。固定的な突起は、放熱器321のものである表面であって、第2の側面312の方向に面する表面に固定される。放熱器321が熱伝導突起3212を含むときに、固定的な突起の高さは、熱伝導突起3212の高さよりも大きい。加熱コンポーネント2が収容部31内に差し込まれるときには、加熱コンポーネント2のものである端であって、第1の方向Xに面する端が、固定的な突起に当接して、放熱器321を駆動させて第1の方向Xに向かって移動させることがある。この解決策では,固定的な突起の構造の信頼性が高い。従って、加熱コンポーネント2が収容部31内に完全に差し込まれるときに、加熱コンポーネント2は、固定的な突起を用いることによって放熱器321に大きな力を提供することがあるので、放熱器321は、加熱コンポーネント2に密接に付着される。加えて、この解決策におけるリンケージ部324の構造は単純であり、放熱器アセンブリ32を製造しかつ組み立てるのは便利である。
特定の実施形態において、固定的な突起および放熱器321は、一体化された構造のものであってよい。それによって、固定的な突起と放熱器321との間の接続の信頼性を向上させることができ、放熱器アセンブリ32の構造を簡素化することができる。
固定的な突起に整合させるために、加熱コンポーネント2のものである端であって、第1の方向Xに面する端は、当接部を含む。加熱コンポーネント2が収容キャビティ内に完全に差し込まれるときに、当接部は、固定的な突起に当接して、放熱器321を駆動させて加熱コンポーネント2に当接させる。具体的には、当接部は、高い強度を有し、大きな圧力に耐えて加熱コンポーネント2を保護することができるので、加熱コンポーネント2は、加熱コンポーネント2が固定的な突起に当接するときに損傷しない。
図4を参照する。放熱器アセンブリ32の支持体322は、第3の方向Zに沿って互いに対向して配置された2つの側方パネル3223を含む。第3の方向Zは、第1の方向Xおよび第2の方向Yに対して垂直である。放熱器321は、2つの側方パネル3223の間に配置され、摺動コンポーネント323は、放熱器321の側壁と側方パネル3223との間に配置される。従って、放熱器321は、支持体322に対して移動する。この解決策は、加熱コンポーネント2を収容部31に差し込むのを助け、あるいは加熱コンポーネント2を収容部31から抜くのを助け、加熱コンポーネント2または放熱器321の移動に影響を与えず、摺動コンポーネント323を配置するのを助ける。構造がコンパクトであり、設計が適切である。
依然として図4を参照する。放熱装置3は、複数のグループの摺動コンポーネント323を含んでよい。複数のグループの摺動コンポーネント323は、放熱器321の両側に対称的に配置され、複数のグループの摺動コンポーネント323の対称軸Mは、第1の方向Xに対して平行である。この実施形態において、複数のグループの摺動コンポーネント323は互いに協働して、放熱装置3の移動の信頼性を向上させる。加えて、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の付着の表面平行効果がさらに維持されることがあり、放熱器321と加熱コンポーネント2との間の付着の信頼性が改良され、それによって、放熱器321の放熱効果を改良する。
支持体322と収容部31との間の接続方法は限定されない。支持体322および収容部31は、一体化された構造のものであってよい。換言すれば、支持体322および収容部31は、1つのコンポーネントの2つの部分として理解されてよい。具体的には、支持体322は、収容部31の一部分であってよい。例えば、一体化(集積)は、金型を使用することによるインサート射出成形のような方法で実装されてよい。このようにして、構造設計は簡単であり、接続は、放熱装置の完全性を向上させかつ全体的な強度を向上させるのに役立つように、安定的でありかつ信頼性がある。代替的に、支持体322および収容部31は、分割構造のものであってよい。換言すれば、支持体322および収容部31は、別々に独立したコンポーネントである。その場合には、支持体322および収容部31は、例えば、クランプ、ネジ込み接続、リベット締め、ネジ接続、または溶接のような方法において、1つのコンポーネントに接続される。例えば、支持体322は、バックルを使用することによって収容部31にクランプされてよく、あるいは収容部31にリベット締めされてよく、あるいは収容部31に対して屈曲されて押圧されてよい。このようにして、支持体322および収容部31を別々に加工して製造することは便利であるので、製造上の困難が低減され、接続の信頼性が高く、操作が便利である。支持体322を収容部31に接続する方法は本出願の本実施形態において限定されず、本明細書では1つずつ列挙されない前述の幾つかの接続方法を含むが、これらに限定されるものではないことが理解されるべきである。
特定の実施形態では、放熱器アセンブリ32内の放熱器321の特定の構造およびタイプは限定されない。例えば、放熱器321は、固体放熱器321または射出成形を通じて形成された金属放熱器であってよい。図6は、本出願の一実施形態による使用中の頂面図上の放熱装置の第2の構造の概略図である。図6に示す実施形態において、放熱器321は、代替的に、液体冷却放熱器であってよい。液体冷却放熱器は、液体入口3213および液体出口3214を含む。冷却剤は、液体入口3213から液体冷却放熱器の内側のキャビティに入り、熱交換後に液体出口3214から液体冷却放熱器から流出して、冷却剤の循環を実施する。液体冷却放熱器が特に配置されるときには、支持体322のような構造が液体冷却放熱器の液体入口3213および液体出口3214を回避する必要がある。
図7は、本出願の一実施形態による使用中の頂面図上の放熱装置の第3の構造の概略図である。図8は、本出願の一実施形態による使用中の側面図上の放熱装置の第3の構造の概略図である。図7および図8に示すように、放熱装置3は、少なくとも2つの収容部31および少なくとも1つの放熱器アセンブリ32を含む。放熱装置3は、複数のプラグを有する加熱コンポーネント2または複数の加熱コンポーネント2を有する電子コンポーネント2に主に適用可能であるか、あるいは、デバイスの一体度(集積度)を向上させかつデバイスの小型化を実装するのを助けるように、複数の加熱コンポーネント2がありかつ加熱コンポーネント2が高密度に配置される場合に適用可能である。
特定の実施形態では、放熱器アセンブリ32の量が収容部31の量よりも少ないことがある。放熱器アセンブリ32が配置されない収容部31は、加熱が容易でないコンポーネントを収容することがあり、あるいは共通の放熱器で構成されることがある。これは本出願において限定されない。別の実施形態では、図7および図8に示すように、1つの放熱器アセンブリ32が、各収容部31のために配置されるので、放熱器アセンブリ32は、多くの加熱コンポーネント2を収容することができ、放熱効果は良好である。
具体的な実施形態では、放熱装置3内の少なくとも2つの収容部31の配置方法は限定されない。例えば、一実施形態では、図7および図8に示すように、少なくとも2つの収容部31は、第3方向Zに沿って並んで配置される。図9は、本出願の一実施形態による使用時の側面図上の放熱装置の第4の構造の概略図である。図10は、本出願の一実施形態による使用中の側面図上の放熱装置の第5の構造の概略図である。図9および図10に示すように、別の実施形態では、少なくとも2つの収容部31は、積重み式に第2の方向Yに沿って配置され、放熱器アセンブリ32は、任意の2つの隣接する収容部31の間に配置される。図11は、本出願の一実施形態による背面図上の放熱装置の構造の概略図である。図11を参照する。別の実施形態において、収容部31は、代替的に、第3方向Zに沿って並んで配置されるときに、積重ね式に第2の方向Yに沿って配置されてよい。各放熱装置3内に収容部31を配置する方法は限定されず、ユーザは、実際の製品要件に基づいて収容部31の適切な配置方法を選択してよい。
図7および図9を参照する。特定の実施形態において、放熱装置3の収容部31は、一体化された構造に固定されてよい。具体的には、構造は、一体的に形成された構造であってよい。換言すれば、複数の収容部31は、一体的に形成された構造である。代替的に、複数の収容部31が固定的に接続されるように、リベット締め、溶接、ネジ込みのような方法が、収容部31に使用されることがある。この解決策は、放熱装置3の完全性を向上させるのを助け、構造全体の信頼性は良い。変形および損傷しにくい。
加えて、放熱器アセンブリ32の支持体322は、代替的に、一体化された構造であってよい。確かに、支持体322は、一体的に形成された構造、例えば、板金部であってよい。代替的に、支持体322は、一体化された構造内に固定されてよい。例えば、固定的な接続が、リベット締め、溶接、またはネジ込み接続のような方法において実装される。この解決策は、放熱装置3の完全性を向上させるのを助け、構造全体の信頼性は良い。変形および損傷しにくい。
さらに別の実施形態において、放熱器アセンブリ32の支持体322および収容部31は、代替的に、一体化された構造であってよい。構造全体の信頼性が向上され、放熱装置3のアセンブリ技法(assembly craft)が単純化される。
依然として図7を参照する。放熱器32の支持体322は、第3の方向Zに沿う放熱器321の2つの側面に配置された側方パネル3223を含み、隣接する放熱器32の2つの側方パネル3223は、バックル5を使用することによって固定的に接続される。加えて、隣接する収容部31の間には側壁があり、2つの側方パネル3223はバックル5を使用することによって側壁に固定されるので、放熱器アセンブリ32は、収容部31上に固定的に取り付けられると考えられてよい。
図8に示す実施形態において、少なくとも2つの収容部31は、互いに独立していてよく、回路基板4または接続基板上に別個に組み付けられる。各収容部31に対応する放熱器アセンブリ32の支持体322は、収容部31にそれぞれ固定される。
図7または図8に示すように、放熱装置3が少なくとも2つの放熱器アセンブリ32を含むときに、放熱器アセンブリ32の支持体の隣接するコンポーネントは、一体化された構造であってよい。確かに、放熱器アセンブリ32の支持体は、一体化された構造であってよく、あるいは一体化された構造を形成するために固定的に接続されてよい。例えば、図7に示す実施形態において、隣接する放熱器アセンブリ32の2つの側方パネル3223は、放熱器アセンブリ32および収容部31が容易に取り付けられるように、一体化された構造であってよい。加えて、図7および図8を参照すると、放熱器アセンブリ32の隣接する尾部支持体32222は、一体化された構造である。具体的には、全ての放熱器アセンブリ32の尾部支持体32222は、一体化された構造であってよい。この解決策は、放熱装置3の完全性を向上させ、放熱装置3の取り付けプロセスを減少させるのを助ける。
図9を参照する。特定の実施形態では、少なくとも2つの収容部31が積重ね式に第2の方向Yに沿って配置されるときに、放熱器アセンブリ32は、任意の隣接する2つの収容部31の間にのみ配置されてよい。放熱器アセンブリ32は、最上収容部31のために配置されず、あるいは、放熱器アセンブリ32は、別の方法で配置される。図10に示す実施形態では、1つの放熱器アセンブリ32が、各収容部31について対応して配置されてよい。換言すれば、放熱器アセンブリ32は、最上収容部31のためにも配置される。
当業者が、本出願の精神および範囲から逸脱することなく、本出願に様々な修正および変更を行い得ることは、明らかである。本出願は、以下の特許請求の範囲およびそれらの均等技術によって定義される保護の範囲内にあることを条件として、本出願のこれらの修正および変形をカバーすることを意図する。

Claims (21)

  1. 加熱コンポーネントを収容する収容キャビティを含む収容部と、
    放熱器、支持体、摺動コンポーネント、およびリンケージ部を含む、放熱器アセンブリと、を含み、
    前記加熱コンポーネントは、第1の方向に沿って前記収容キャビティ内に差し込まれ、
    前記支持体は、前記収容部に固定され、前記放熱器は、前記摺動コンポーネントを使用することによって摺動式に前記支持体に接続され、前記摺動コンポーネントは、適合的である傾斜スロットおよび摺動ブロックを含み、前記傾斜スロットは、前記放熱器上に配置され、前記摺動ブロックは、前記支持体上に配置され、あるいは、前記傾斜スロットは、前記支持体上に配置され、前記摺動ブロックは、前記放熱器上に配置され、前記リンケージ部の一端が、前記放熱器上に取り付けられ、前記リンケージ部の他端が、前記収容キャビティ内に配置され、前記収容キャビティは、第2の方向に沿って互いに対向する第1の側面および第2の側面を含み、前記放熱器は、前記第1の側面上に位置し、前記傾斜スロットは、前記第1の方向に沿って前記第2の側面に徐々に接近し、前記第2の方向は、前記第1の方向に対して垂直であり、
    前記加熱コンポーネントが前記収容キャビティ内に差し込まれるときに、前記リンケージ部は、前記放熱器を駆動させて前記第1の方向に沿って移動させるようにトリガされ、前記摺動ブロックは、前記傾斜スロットに対して摺動して、前記放熱器を駆動させて前記第2の側面に向かって移動させ、前記加熱コンポーネントが前記収容部内に完全に差し込まれるときに、前記放熱器は、前記加熱コンポーネントに付着される、
    放熱装置。
  2. 第1のリセット部材が、前記放熱器と前記支持体との間に配置され、前記加熱コンポーネントが前記収容キャビティから抜かれるときに、前記第1のリセット部材は、前記放熱器を駆動させて前記第2の側面から離れる方向に向かって移動させるように構成される、請求項1に記載の放熱装置。
  3. 第2のリセット部材が、前記放熱器と前記支持体との間にさらに配置され、前記加熱コンポーネントが前記収容キャビティから抜かれるときに、前記第2のリセット部材は、前記放熱器を駆動させて前記第1の方向から離れるよう移動させるように構成される、請求項1または2に記載の放熱装置。
  4. 前記第2のリセット部材は、弾性熱伝導ストリップであり、前記弾性熱伝導ストリップの一端が、前記放熱器に接続され、前記弾性熱伝導ストリップの他端が、前記支持体に接続される、請求項3に記載の放熱装置。
  5. 前記弾性熱伝導ストリップの前記他端は、前記支持体の熱伝導部に接続される、請求項4に記載の放熱装置。
  6. 少なくとも、前記放熱器のものである表面であって、前記加熱コンポーネントに付着される表面が、可撓性熱伝導層を含む、請求項1~5のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  7. 前記放熱器は、熱伝導突起を含み、前記加熱コンポーネントが前記収容キャビティ内に完全に差し込まれるときに、前記熱伝導突起は、前記加熱コンポーネントに付着される、請求項1~6のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  8. 複数のグループの摺動コンポーネントを含み、前記複数のグループの摺動コンポーネントは、前記放熱器の両側に対称的に配置され、前記複数のグループの摺動コンポーネントの対称軸が、前記第1の方向に対して平行である、請求項1~7のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  9. 前記リンケージ部は、固定的な突起であり、前記固定的な突起は、前記放熱器のものである表面であって、前記第2の側面の方向に面する表面に固定される、請求項1~8のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  10. 前記固定的な突起および前記放熱器は、一体化された構造のものである、請求項9に記載の放熱装置。
  11. 前記加熱コンポーネントのものである端部であって、前記第1の方向に面する端部が、当接部を含み、前記加熱コンポーネントが前記収容キャビティ内に完全に差し込まれるときに、前記当接部は、前記固定的な突起に当接する、請求項9または10に記載の放熱装置。
  12. 少なくとも2つの収容部および少なくとも1つの放熱器アセンブリを含む、請求項1~11のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  13. 1つの放熱器アセンブリが、各収容部について配置される、請求項12に記載の放熱装置。
  14. 前記少なくとも2つの収容部は、第3の方向に沿って並んで配置され、前記第3の方向は、前記第1の方向に対して垂直であり、前記第3の方向は、前記第2の方向に対して垂直である、請求項12または13に記載の放熱装置。
  15. 前記支持体は、前記第3の方向に沿う前記放熱器の両側に配置される側方パネルを含み、2つの隣接する放熱器の側方パネルが、バックルを使用することによって前記収容部に固定的に接続される、請求項14に記載の放熱装置。
  16. 前記少なくとも2つの収容部は、積重ね式に前記第2の方向に沿って配置され、前記放熱器アセンブリは、任意の2つの隣接する収容部の間に配置される、請求項13または14に記載の放熱装置。
  17. 前記隣接する収容部は、一体化された構造内に固定される、請求項12~16のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  18. 少なくとも2つの放熱器アセンブリの支持体が、一体化された構造のものである、請求項12~17のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  19. 前記少なくとも2つの放熱器アセンブリの前記支持体の隣接部が、一体化された構造のものである、請求項12~18のうちのいずれか1項に記載の放熱装置。
  20. 加熱コンポーネントと、請求項1~19のうちのいずれか1項に記載の前記放熱装置とを含み、前記加熱コンポーネントは、前記放熱装置の前記収容部内に差し込まれる、通信デバイス。
  21. 前記加熱コンポーネントは、光モジュール、チップ、回路モジュール、またはカードモジュールを含む、請求項20に記載の通信デバイス。
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