JP2024510755A - 乾燥装置用の凝縮器及び乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

乾燥装置用の凝縮器及び乾燥装置は、冷却水流を水しぶきに散らすように、凝縮器の中空キャビティの側壁に止水構造(5)を設け、また、前側壁に第1の円弧状構造(11)、第2の円弧状構造(12)及び分流構造(13)を設け、中空キャビティの左側壁(14)と右側壁(15)をいずれも円弧状に設けることにより、吸気口(3)から入った気体は第1の気流(7)と第2の気流(8)に分割されるとともに回転上昇する。それにより、第1の気流(7)と第2の気流(8)の凝縮器の本体におけるストロークを長くさせ、冷却効果を高めることができ、回転上昇した2本の気流は散らされた冷却水しぶきを携帯して、凝縮器内に「サイクロン」状の水しぶきを形成し、冷却水量を制御することにより、凝縮器内に一定の液位高さの渦巻状の水しぶきを形成し、気流がこの箇所を通過する際に糸屑が水しぶきに溶解し、絶えず揺れ動いた水しぶきを利用して凝縮器の底部をリアルタイムに洗い流し、糸屑に対する濾過効果を高めることができる。

Description

本発明は、乾燥装置の技術分野に属し、具体的には、乾燥装置用の凝縮器及び乾燥装置を提供する。
乾燥装置は、熱気を用いて衣類を乾燥させることが可能な機器を指す。乾燥装置は、主に洗濯乾燥機、衣類乾燥機又は乾燥機等を含む。
洗濯乾燥機を例とし、洗濯乾燥機は、濯ぎ、脱水、乾燥機能を同時に一体にして備えるインテリジェント装置であり、それは、コストパフォーマンスが高く、空間包容性に優れ、洗濯と乾燥が一体になって時間と労力を節約する等の特殊な利点を備えるため、現在では家電市場において広くユーザの好評を得る。
現在、洗濯乾燥機の糸屑のセルフクリーニング問題は、依然として業界が直面する大きな難題である。衣類はドラム内に絶えず互いに摩擦する過程で糸屑、毛羽等が発生し、これらの糸屑のような異物は、気流に従ってシステム中を絶えず循環流動するため、乾燥モジュールの各部品に付着したり、詰めたりする現象が発生し、このままで機器の乾燥時間を延長させ、衣類の二次汚染を引き起こし、機器全体の耐用年数に影響を与え、ユーザの使用体験を低下させることとなる。
従来技術には、循環風路の途中に濾過網を設けることによって乾燥による衣類糸屑を分離することが多いが、濾過網を設ける位置の構造面積が限られているため、濾過網による糸屑に対する分離効果が低い。
したがって、本分野は、上記問題を解決するための新たな技術的解決手段を必要としている。
従来技術における上記問題を解決するために、すなわち、従来の乾燥装置の濾過装置の糸屑に対する濾過効果が低いという問題を解決するために、本発明は乾燥装置用の凝縮器を提供し、前記凝縮器は本体を含み、前記本体内に中空キャビティが形成され、前記中空キャビティに流入した冷却水流を散らすために、前記中空キャビティの内壁に止水構造が設けられ、前記中空キャビティの前側壁に、第1の円弧状構造、第2の円弧状構造、及び前記第1の円弧状構造と前記第2の円弧状構造との間に位置する分流構造がさらに設けられ、前記中空キャビティの後側壁に吸気口が形成され、前記中空キャビティの左側壁が円弧状に設けられ、前記左側壁の両端は、それぞれ前記第1の円弧状構造と前記後側壁に滑らかに接続され、前記中空キャビティの右側壁が円弧状に設けられ、前記右側壁の両端は、それぞれ前記第2の円弧状構造と前記後側壁に滑らかに接続され、ここで、前記分流構造は前記吸気口に対向するとともに、前記分流構造は、前記吸気口から入った気体を第1の気流と第2の気流に分割でき、また前記第1の気流と前記第2の気流をそれぞれ前記第1の円弧状構造の接線方向と前記第2の円弧状構造の接線方向にほぼ沿ってそれぞれ前記第1の円弧状構造と前記第2の円弧状構造に入らせることができ、それにより前記第1の気流を前記第1の円弧状構造、前記左側壁及び前記後側壁の左側部分に沿って回転上昇させることができ、また前記第2の気流を前記第2の円弧状構造、前記右側壁及び前記後側壁の右側部分に沿って回転上昇させることができるように設けられる。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記止水構造は、前記分流構造に近接して設けられる。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記前側壁に導水溝が設けられ、前記導水溝の底端は前記止水構造に接続される。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記止水構造は前記前側壁に設けられ、冷却水を均一に分散させるように、前記止水構造は三角形であり、且つ前記止水構造の中心線が前記分流構造の中心線と重なる。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記止水構造は前記前側壁に形成された止水突起である。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記第1の気流と前記第2の気流をそれぞれ前記第1の円弧状構造と前記第2の円弧状構造に円滑に流れさせることができるように、前記後側壁に第1の円弧状ガイド構造と第2の円弧状ガイド構造が設けられる。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記第1の気流と前記第2の気流をほぼ等量にするように、前記分流構造は左右対称に設けられ、且つ前記分流構造の中心線が前記吸気口の中心線と重なる。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記分流構造は第1の円弧状分流部と第2の円弧状分流部を含み、前記第1の円弧状分流部の一端は前記第1の円弧状構造に滑らかに接続され、前記第1の円弧状分流部の他端は前記第2の円弧状分流部の一端に滑らかに接続され、前記第2の円弧状分流部の他端は前記第2の円弧状構造に滑らかに接続される。
上記凝縮器の好ましい技術的解決手段では、前記吸気口の吸気面積を減少させるように、前記吸気口にバッフルが設けられる。
別の態様では、本発明は、上記凝縮器を含む乾燥装置をさらに提供する。
当業者であれば理解されるように、本発明の好ましい技術的解決手段では、冷却水流を水しぶきに散らすように、凝縮器の中空キャビティの側壁に止水構造を設けることにより、水しぶきは、乾燥プログラムを行いながら中空キャビティの側壁を洗い流すことを実現することもでき、循環気流における糸屑を水しぶきに溶解させることもでき、また、前側壁に第1の円弧状構造、第2の円弧状構造及び分流構造が設けられ、中空キャビティの左側壁と右側壁がいずれも円弧状に設けられ、吸気口から入った気体が分流構造によって第1の気流と第2の気流に分割され、第1の気流と第2の気流が回転上昇できる。このような設置により、第1の気流と第2の気流の凝縮器の本体におけるストロークが長くなり、それにより冷却効果を高めることができ、また、回転上昇した2本の気流は散らされた冷却水しぶきを携帯して、凝縮器内に「サイクロン」状の水しぶきを形成し、冷却水量を制御することにより、凝縮器内に一定の液位高さの渦巻状の水しぶきを形成し、気流がこの箇所を通過する際に糸屑が水しぶきに溶解するとともに、糸屑の堆積が最も発生しやすい吸気口に、絶えず揺れ動く水しぶきを利用して凝縮器の底部をリアルタイムに洗い流すことで、糸屑に対する濾過効果を高めることができる。
さらに、止水構造は分流構造に近接して設けられる。このような設置により、冷却水は散らされるとすぐに2本の螺旋気流に出会うことができ、より高い糸屑濾過及び凝縮の効果を奏することができる。
さらに、止水構造も中空キャビティの前側壁に設けられ、また、止水構造は三角形であり、止水構造の中心線は分流構造の中心線と重なり、それにより、冷却水は均一に分散する。このような設置により、2本の螺旋気流はほぼ等量の冷却水しぶきを携帯して上昇でき、除湿濾過がより均一になり、糸屑に対する濾過効果及び気流に対する凝縮効果がさらに高まる。
さらに、分流構造は左右対称に設けられ、且つ分流構造の中心線が吸気口の中心線と重なる。このような設置により、第1の気流と第2の気流はほぼ等量にすることができ、このようにすれば、第1の気流と第2の気流は後側壁に近い位置で出会うと、互いに追い散らかすことなく、相互作用で、前側壁に向かって平行に流動し、続いてそれぞれ前側壁に設けられた第1の円弧状構造と第2の円弧状構造に入ることができる。
さらに、第1の気流と第2の気流をそれぞれ第1の円弧状構造と第2の円弧状構造に円滑に流させることができるように、後側壁に第1の円弧状ガイド構造と第2の円弧状ガイド構造が設けられる。このような設置により、第1の円弧状ガイド構造と第2の円弧状ガイド構造のガイド作用で、第1の気流と第2の気流が直接正面衝突することを回避でき、第1の気流と第2の気流が出会う時に、第1の気流の運動傾向と第2の気流の運動傾向はいずれも前側壁に向かうものであり、そのため第1の気流と第2の気流が出会うと、相互作用ができ、それにより第1の気流を第1の円弧状構造に向かって運動させ、第2の気流を第2の円弧状構造に向かって運動させる。
また、本発明が上記技術的解決手段にてさらに提供した乾燥装置は上記凝縮器を用いるため、上記凝縮器が備える技術的効果を備え、従来の乾燥装置に比べ、本発明の乾燥装置は、糸屑をよりよく濾過でき、且つより高い乾燥効率を有する。
本発明の凝縮器の概略斜視図1である。 本発明の凝縮器の概略斜視図2である。 本発明の凝縮器の正面図である。 図3におけるA-A断面の実施例1の断面図である。 図3におけるA-A断面の実施例2の断面図である。 図3におけるB-B断面の断面図である。 図3におけるC-C断面の断面図である。 本発明の凝縮器の側面図である。 図8におけるD-D断面の断面図である。
以下、図面を参照しながら衣類乾燥機に合わせて本発明の好ましい実施形態について説明する。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。当業者であれば理解できるように、以下のこれらの実施形態は、本発明の技術的原理を説明するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。例えば、以下の実施形態は洗濯乾燥機に合わせて説明するが、本発明は、依然として他の乾燥装置、例えば、衣類乾燥機、乾燥機等に適用なものであり、このような適用対象の調整及び変更は、本発明の原理及び範囲を逸脱するものではなく、いずれも本発明の保護範囲内に限定されるべきである。
なお、本発明の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「頂」、「底」、「内」、「外」等、方向又は位置関係を指示する用語は、図面に示された方向又は位置関係に基づくものであり、これは説明を容易にするためのものであり、前記装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構成及び操作されなければならないことを指示又は示唆するものではないため、本発明を限定するものと理解されるべきではない。また、用語の「第1」、「第2」は、説明の目的のためだけであり、相対的な重要性を指示又は示唆するものとして理解されるべきではない。
なお、本発明の説明において、特に明確な規定及び限定がない限り、「取り付け」、「繋がり」、「接続」という用語は広義に理解すべきであり、例えば、固定接続であってもよいし、着脱可能な接続、又は一体的な接続であってもよく、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよく、直接接続されてもよいし、中間媒体を介して間接的に接続されてもよく、2つの素子内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本発明における具体的な意味を理解し得る。
背景技術に指摘された従来の洗濯乾燥機の濾過装置の糸屑に対する濾過効果が低いという問題に鑑みて、本発明は、凝縮器によって糸屑を濾過することを目的とする洗濯乾燥機用の凝縮器及び洗濯乾燥機を提供する。
本発明の洗濯乾燥機は筐体を含み、筐体内にドラム、凝縮器、送風機、ヒータ及び風管が設けられ、ヒータは風管内に取り付けられ、風管の一端はドラムに連通し、風管の他端は送風機の吹出口に連通し、送風機は凝縮器と風管との間に取り付けられる。
洗濯乾燥機が乾燥プログラムを実行する過程において、送風機の作用で、空気はドラムと、凝縮器と、ヒータとの間を循環流動することができ、ヒータの作用で、乾燥した空気は乾燥した熱気に加熱され、続いて風管に沿ってドラム内に入って湿った衣類と熱交換を行うとともに、衣類中の水分を持ち去り、比較的湿った熱気を形成し、続いて凝縮器に入り、凝縮器の凝縮作用により、比較的湿った熱気中の水分は水に凝縮され、凝縮された後の空気は比較的乾燥した冷気になり、続いて風管に入ってヒータにより乾燥した熱気に加熱された後に、次の循環に入り、このように、乾燥プログラムが終了するまで繰り返す。
以下、まず図1及び図2を参照して、本発明の凝縮器の構造について詳細に説明し、ここで、図1は本発明の凝縮器の概略斜視図1である。図2は本発明の凝縮器の概略斜視図2である。
図1及び図2に示すように、本発明の凝縮器は本体1と冷却水管(図示せず)を含み、本体1の上部に排気口2が設けられ、本体1の下部に吸気口3が設けられ、本体1の内部に中空キャビティが形成され、中空キャビティの頂部は排気口2に連通し、中空キャビティの底部は吸気口3に連通する。
引き続き図1及び図2を参照して、凝縮器の本体1の上部に給水口4がさらに設けられ、給水口4は中空キャビティに連通し、冷却水管の出水端は給水口4に連通する。ここで、給水口4は本体1の中間位置に設けられてもよく、本体1の左右両側に設けられてもよい。
洗濯乾燥機が乾燥プログラムを実行する過程において、冷却水管を介して凝縮器の中空キャビティ内に冷却水を提供することができ、ドラムから排出された湿熱空気は吸気口3から中空キャビティ内に入り、中空キャビティ内の冷却水と熱交換を行い、湿熱空気中の水分は水に凝縮され、凝縮された後の空気は相対的に乾燥した冷気となり、続いて排気口2を介して排出され、冷却水と凝縮水は下部の吸気口3から排出される。
続いて図3から図9を参照して、中空キャビティ内に設けられた主な構造について詳細に説明し、ここで、図3は本発明の凝縮器の正面図であり、図4は図3におけるA-A断面の実施例1の断面図であり、図5は図3におけるA-A断面の実施例2の断面図であり、図6は図3におけるB-B断面の断面図であり、図7は図3におけるC-C断面の断面図であり、図8は本発明の凝縮器の側面図であり、図9は図8におけるD-D断面の断面図である。
図6から図9に示すように、中空キャビティの側壁に止水構造5が設けられ、中空キャビティ内に流入した冷却水は止水構造5まで流れる時、散らされて水しぶきを形成し、水しぶきは、乾燥プログラムを行いながら中空キャビティの側壁を洗い流すことを実現することもでき、循環気流における糸屑を水しぶきに溶解させることもでき、続いて糸屑は凝縮水に伴って吸気口3から流出し、最終的に排水管を介して機器から排出される。
このような設置により、凝縮器は凝縮を実現する上で、さらに糸屑に対する濾過を実現することができ、糸屑が乾燥システムにおいて絶えず循環することを減少し、糸屑を携帯する気流を「浄化」し、糸屑が乾燥モジュールの各部品に付着する現象を減少し、糸屑が乾燥風路を塞ぐ状況を低減する。
ここで、止水構造5は止水リブ、止水ブロック又は止水板等であってもよく、このような止水構造5の具体的な構造形式に対する調整及び変更は、本発明の原理及び範囲から逸脱することなく、いずれも本発明の保護範囲内に限定されるべきである。
引き続き図3から図6を参照して、中空キャビティの前側壁に第1の円弧状構造11、第2の円弧状構造12及び第1の円弧状構造11と第2の円弧状構造12との間に位置する分流構造13が設けられ、中空キャビティの左側壁14と右側壁15はいずれも円弧状に設けられ、左側壁14の両端はそれぞれ第1の円弧状構造11と後側壁16の左端に滑らかに接続され、右側壁15の両端はそれぞれ第2の円弧状構造12と後側壁16の右端に滑らかに接続される。
引き続き図3から図6を参照して、吸気口3は中空キャビティの後側壁16に設けられ、分流構造13は吸気口3に対向し、このような設置により、吸気口3から入った気体はちょうど分流構造13に衝撃することができ、分流構造13は気流を2本の気流に分割することができ、第1の気流7及び第2の気流8と記し、また、第1の気流7を第1の円弧状構造11の接線方向にほぼ沿って第1の円弧状構造11に入らせることができ、後続する気流の推進作用で、第1の気流7は、第1の円弧状構造11、左側壁14及び後側壁16の左側部分に沿って反時計回りに回転上昇でき、また第2の気流8を第2の円弧状構造12の接線方向にほぼ沿って第2の円弧状構造12に入らせることができ、後続する気流の推進作用で、第2の気流8は、第2の円弧状構造12、右側壁15及び後側壁16の右側に沿って時計回りに回転上昇することができる。
理解できるように、中空キャビティは2つの気体通路を含み、第1の円弧状構造11、左側壁14及び後側壁16の左側部分は第1の気体通路を構成し、第2の円弧状構造12、右側壁15及び後側壁16の右側部分は第2の気体通路を構成し、気体は吸気口3から中空キャビティに入った後、分流構造13によって第1の気流7と第2の気流8に分割され、第1の気流7は第1の気体通路の内壁に沿って回転上昇することができ、第2の気流8は第2の気体通路の内壁に沿って回転上昇することができる。
本発明の凝縮器は中空キャビティの前側壁に分流構造13を創造的に設け、分流構造13によって吸気口3から入った気体を第1の気流7と第2の気流8に分割し、第1の気流7と第2の気流8をそれぞれ回転上昇させ、第1の気流7と第2の気流8を回転上昇させることにより、第1の気流7と第2の気流8の凝縮器の本体1におけるストロークを長くさせ、それにより冷却効果を高めることができる。
また、回転上昇した2本の気流は散らされた冷却水しぶきを携帯して、凝縮器内に「サイクロン」状の水しぶきを形成し、冷却水量を制御することにより、凝縮器内に一定の液位高さの渦巻状の水しぶきを形成し、気流がこの箇所を通過する際に糸屑が水しぶきに溶解するとともに、糸屑の堆積が最も発生しやすい吸気口3に、絶えず揺れ動いた水しぶきを利用して凝縮器の底部をリアルタイムに洗い流し、糸屑に対する濾過効果を高め、プログラム実行が安定した後、凝縮器を出入りする冷却水量は動的バランスに達する。
好ましくは、図7から図9に示すように、止水構造5は分流構造13に近接して設けられる。止水構造5を分流構造13に近接して設けることにより、冷却水は散らされるとすぐに2本の螺旋気流と出会うことができ、より高い糸屑濾過及び凝縮の効果を奏することができる。
また、このような設置により、止水構造5を排気口2から遠ざけることもでき、水しぶきが排気口2から送風機に飛び散ることを回避することができ、水しぶきが気流にドラムに携帯されて乾燥効率の低下を招くことを回避することができる。
引き続き図4及び図5を参照して、図4及び図5はいずれも図3におけるA-A断面の断面図であるが、図4及び図5は2つの異なる形状の分流構造13を示し、この2つの分流構造13はいずれも本発明の好ましい実施形態である。
なお、図4に示される分流構造13及び図5に示される分流構造13の具体的な形状は異なるが、図4における分流構造13及び図5における分流構造13はいずれも左右対称に設けられるもので、且つ、その中心線が吸気口3の中心線と重なり、このような設置により、第1の気流7と第2の気流8をほぼ等量にすることができ、このようにすれば、第1の気流7と第2の気流8は後側壁16に近い位置で出会うと、互いに追い散らすことなく、相互作用で、共に前側壁に向かって平行に流動し、続いて前側壁に設けられた第1の円弧状構造11と第2の円弧状構造12にそれぞれ入ることができる。
図4から分かるように、図4に示される分流構造13は第1の円弧状分流部131と第2の円弧状分流部132を含み、第1の円弧状分流部131の左端は第1の円弧状構造11に滑らかに接続され、第1の円弧状分流部131の右端は第2の円弧状分流部132の左端に滑らかに接続され、第2の円弧状分流部132の右端は第2の円弧状構造12に滑らかに接続される。吸気口3から入った気体は当該分流構造13に衝撃し、第1の気流7と第2の気流8に分割され、第1の気流7は第1の円弧状分流部131に沿って第1の円弧状構造11に流れ、第2の気流8は第2の円弧状分流部132に沿って第2の円弧状構造12に流れる。
図5から分かるように、図5における分流構造13は第1の円弧状構造11の右端部と第2の円弧状構造12の左端部が共に構成する構造である。吸気口3から入った気体は当該分流構造13に衝撃し、第1の気流7と第2の気流8に分割され、第1の気流7は第1の円弧状構造11に直接流入し、第2の気流8は第2の円弧状構造12に直接流入する。
引き続き図6を参照して、中空キャビティの後側壁16に第1の円弧状ガイド構造161と第2の円弧状ガイド構造162が設けられ、第1の円弧状ガイド構造161のガイド作用で、第1の気流7は第1の円弧状構造11に円滑に流れることができ、同様に、第2の円弧状ガイド構造162のガイド作用で、第2の気流8も第2の円弧状構造12に円滑に流れることができる。
このような設置により、第1の円弧状ガイド構造161と第2の円弧状ガイド構造162のガイド作用で、第1の気流7と第2の気流8が直接正面衝突することを回避でき、第1の気流7と第2の気流8が出会う時に、第1の気流7の運動傾向と第2の気流8の運動傾向はいずれも前側壁に向かうものであり、そのため、第1の気流7と第2の気流8が出会うと、互いに作用することができ、それにより、第1の気流7は第1の円弧状構造11に向かって円滑に運動でき、第2の気流8は第2の円弧状構造12に向かって円滑に運動できる。
なお、第1の気流7と第2の気流8がそれぞれ独立して回転上昇することを保証するために、中空キャビティ内に中仕切り板を設けることができ、中仕切り板の前側はそれぞれ第1の円弧状構造11と第2の円弧状構造12に滑らかに接続され、中仕切り板の後側はそれぞれ後側壁16の左側部分と右側部分に滑らかに接続される。中仕切り板を設けることにより、中空キャビティを2つのキャビティに分割することができ、第1の気流は左側キャビティの内壁に沿って回転上昇することができ、第2の気流8は右側キャビティの内壁に沿って回転上昇することができる。
引き続き図6から図9を参照して、中空キャビティの前側壁に導水溝17がさらに設けられ、導水溝17の頂端は給水口4に接続され、導水溝17の底端は止水構造5に接続される。洗濯乾燥機が乾燥プログラムを実行する過程において、冷却水管を介して中空キャビティ内に冷却水を供給し、冷却水が導水溝17に入った後、導水溝17に沿って下向きに流れ、冷却水が止水構造5まで流れると水しぶきに散らされる。
好ましくは、図6から図9に示すように、止水構造5も中空キャビティの前側壁に設けられ、また、止水構造5は三角形であり、止水構造5の頂端は導水溝17の底端に合わせられ、止水構造5の中心線は分流構造13の中心線と重なり、それにより、冷却水は均一に分散する。
このような設置により、2本の螺旋気流はほぼ等量の冷却水しぶきを携帯して上昇させることができ、除湿濾過をより均一にし、糸屑に対する濾過効果及び気流に対する凝縮効果をさらに高める。ここで、止水構造5は、前側壁に形成された止水突起であることが好ましい。
好ましくは、図1及び図3に示すように、吸気口3の吸気面積を減少させるように、吸気口3にバッフル6が設けられる。例示的には、バッフル6の数は2つであり、それぞれ吸気口3の左右両側に位置する。
バッフル6を設けることにより吸気口3の吸気面積を減少させ、気流がこの箇所を通過する際に、流路断面が急に狭くなり、気流速度が増大し、二重回転上昇している気流により大きな運動量を提供し、それにより気流の飛び回る高さを高める。
ここまで、図面に示される好ましい実施形態を参照しながら本発明の技術的解決手段を説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明の保護範囲はこれらの具体的な実施形態に限定されるものではないことが明らかである。本発明の原理から逸脱することなく、当業者は、関連する技術的特徴に対して同等の変更又は置換を行うことができ、これらの変更又は置換後の技術的解決手段はすべて本発明の保護範囲内に含まれる。
1…本体
2…排気口
3…吸気口
4…給水口
5…止水構造
6…バッフル
7…第1の気流
8…第2の気流
11…第1の円弧状構造
12…第2の円弧状構造
13…分流構造
14…左側壁
15…右側壁
16…後側壁
17…導水溝
131…第1の円弧状分流部
132…第2の円弧状分流部
161…第1の円弧状ガイド構造
162…第2の円弧状ガイド構造

Claims (10)

  1. 中空キャビティが形成される本体を含む乾燥装置用凝縮器において、
    前記中空キャビティに流入した冷却水流を散らすように、前記中空キャビティの側壁に止水構造が設けられ、
    前記中空キャビティの前側壁に第1の円弧状構造、第2の円弧状構造、及び前記第1の円弧状構造と前記第2の円弧状構造との間に位置する分流構造がさらに設けられ、
    前記中空キャビティの後側壁に吸気口が形成され、
    前記中空キャビティの左側壁が円弧状に設けられ、前記左側壁の両端は、それぞれ前記第1の円弧状構造と前記後側壁に滑らかに接続され、
    前記中空キャビティの右側壁が円弧状に設けられ、前記右側壁の両端は、それぞれ前記第2の円弧状構造と前記後側壁に滑らかに接続され、
    ここで、前記分流構造は前記吸気口に対向するとともに、前記分流構造は、前記吸気口から入った気体を第1の気流と第2の気流に分割でき、また前記第1の気流と前記第2の気流をそれぞれ前記第1の円弧状構造の接線方向と前記第2の円弧状構造の接線方向にほぼ沿ってそれぞれ前記第1の円弧状構造と前記第2の円弧状構造に入らせることができ、それにより前記第1の気流を前記第1の円弧状構造、前記左側壁及び前記後側壁の左側部分に沿って回転上昇させることができ、また前記第2の気流を前記第2の円弧状構造、前記右側壁と前記後側壁の右側部分に沿って回転上昇させることができるように設けられる、
    ことを特徴とする乾燥装置用凝縮器。
  2. 前記止水構造は前記分流構造に近接して設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の凝縮器。
  3. 前記前側壁に導水溝が設けられ、前記導水溝の底端は前記止水構造に接続される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の凝縮器。
  4. 前記止水構造は前記前側壁に設けられ、冷却水を均一に分散させるように、前記止水構造は三角形であり、且つ前記止水構造の中心線が前記分流構造の中心線と重なる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の凝縮器。
  5. 前記止水構造は前記前側壁に形成された止水突起である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の凝縮器。
  6. 前記第1の気流と前記第2の気流をそれぞれ前記第1の円弧状構造と前記第2の円弧状構造に円滑に流れさせることができるように、前記後側壁に第1の円弧状ガイド構造と第2の円弧状ガイド構造がさらに設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の凝縮器。
  7. 前記第1の気流と前記第2の気流をほぼ等量にするように、前記分流構造は左右対称に設けられ、且つ前記分流構造の中心線が前記吸気口の中心線と重なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の凝縮器。
  8. 前記分流構造は第1の円弧状分流部と第2の円弧状分流部を含み、前記第1の円弧状分流部の一端は前記第1の円弧状構造に滑らかに接続され、前記第1の円弧状分流部の他端は前記第2の円弧状分流部の一端に滑らかに接続され、前記第2の円弧状分流部の他端は前記第2の円弧状構造に滑らかに接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の凝縮器。
  9. 前記吸気口の吸気面積を減少させるように、前記吸気口にバッフルが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の凝縮器。
  10. 請求項1~9のいずれかに記載の凝縮器を含む、
    ことを特徴とする乾燥装置。
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