JP2024083975A - Dcdcコンバータの制御装置、プログラム - Google Patents

Dcdcコンバータの制御装置、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2024083975A
JP2024083975A JP2022198100A JP2022198100A JP2024083975A JP 2024083975 A JP2024083975 A JP 2024083975A JP 2022198100 A JP2022198100 A JP 2022198100A JP 2022198100 A JP2022198100 A JP 2022198100A JP 2024083975 A JP2024083975 A JP 2024083975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
mode
period
value
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022198100A
Other languages
English (en)
Inventor
健児 冨田
隆弘 清水
祐輔 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2022198100A priority Critical patent/JP2024083975A/ja
Priority to PCT/JP2023/042761 priority patent/WO2024127998A1/ja
Publication of JP2024083975A publication Critical patent/JP2024083975A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

Figure 2024083975000001
【課題】制御モードの判定精度を高めることができるDCDCコンバータの制御装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】制御装置50は、DCDCコンバータ10のリアクトル30に流れる電流を検出する電流センサ42の電流検出値をスイッチ31の各スイッチング周期において取得し、現在の制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する。詳しくは、制御装置50は、異なるスイッチング周期それぞれの特定タイミングで取得した電流検出値の差分を算出し、算出した差分に基づいて、制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DCDCコンバータの制御装置及びプログラムに関する。
従来、スイッチ及びリアクトルを備えるDCDCコンバータが知られている。このコンバータの制御装置としては、特許文献1に記載されているように、リアクトルに流れる電流値を検出する電流検出部の電流検出値に基づいて、現在の制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定するものが知られている。詳しくは、制御装置は、連続するサンプリングタイミングにおける各電流検出値が0近傍であることに基づいて、現在の制御モードが電流不連続モードであると判定する。
特開2016-149902号公報
電流検出部の電流検出値とリアクトルに流れる実際の電流値との間に誤差が生じ得る。この電流検出誤差に起因して、制御モードの誤判定が生じ得る。
本発明は、制御モードの判定精度を高めることができるDCDCコンバータの制御装置及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明は、スイッチ及びリアクトルを備えるDCDCコンバータに適用され、
オン期間及びそれに続くオフ期間からなる前記スイッチの各スイッチング周期において、前記リアクトルへの磁気エネルギの蓄積及び前記リアクトルからの磁気エネルギの放出を前記スイッチのスイッチング制御によって行うことにより、入力電圧を変圧して出力するDCDCコンバータの制御装置において、
前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出部の電流検出値を各スイッチング周期において取得する取得部と、
現在の制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する判定部と、
を備え、
前記判定部は、
異なるスイッチング周期それぞれの特定タイミングで取得した前記電流検出値の差分、又は各スイッチング周期の2つの特定タイミングそれぞれで取得した前記電流検出値の差分を算出する算出処理を行い、
算出した前記差分に基づいて、制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する。
異なるスイッチング周期それぞれの特定タイミングで取得した電流検出値の差分、又は各スイッチング周期の2つの特定タイミングそれぞれで取得した電流検出値の差分は、電流検出誤差が低減された値である。このため、上記差分に基づいて制御モードを判定する本発明によれば、制御モードの判定精度を高めることができる。
第1実施形態に係るDCDCコンバータを含む制御システムの全体構成を示す図。 電流不連続モードにおけるスイッチング態様及びリアクトル電流値の推移を示すタイムチャート。 電流臨界モードにおけるスイッチング態様及びリアクトル電流値の推移を示すタイムチャート。 電流連続モードにおけるスイッチング態様及びリアクトル電流値の推移を示すタイムチャート。 電流連続モードから電流不連続モードへの切り替えが遅れた場合のリアクトル平均電流値の推移を示す図。 電流連続モードから電流不連続モードへの切り替えが早まる場合のリアクトル平均電流値の推移を示す図。 電流不連続モードにおけるリアクトル電流のリンギング発生態様の一例を示すタイムチャート。 電流不連続モードにおけるリアクトル電流の逆流発生態様の一例を示すタイムチャート。 電流サンプリングタイミング及びリアクトル電流等の推移を示すタイムチャート。 DCDCコンバータの制御処理を示すフローチャート。 リアクトル平均電流値及び累積値等の推移を示すタイムチャート。 第1実施形態の変形例に係るDCDCコンバータの制御処理を示すフローチャート。 第2実施形態に係る電流サンプリングタイミング及びリアクトル電流等の推移を示すタイムチャート。 リアクトル平均電流値及び累積値等の推移を示すタイムチャート。 第3実施形態に係るリアクトル平均電流値及び電流差分等の推移を示すタイムチャート。 その他の実施形態に係る電流サンプリングタイミング及びリアクトル電流等の推移を示すタイムチャート。 その他の実施形態に係る制御システムの全体構成を示す図。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分及び/又は関連付けられる部分には同一の参照符号、又は百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分及び/又は関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る制御装置を具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、DCDCコンバータ10は、高電位側入力端子THi及び低電位側入力端子TLiから入力された電圧を昇圧して高電位側出力端子THo及び低電位側出力端子TLoから出力する非絶縁型の昇圧コンバータである。DCDCコンバータ10は、リアクトル30、スイッチ31、ダイオード32及びコンデンサ33を備えている。本実施形態において、スイッチ31は、NチャネルMOSFETである。なお、スイッチ31は、NチャネルMOSFETに限らず、例えば、フリーホイールダイオードが逆並列接続されたIGBTであってもよい。
リアクトル30の第1端には、高電位側入力端子THiを介して直流電源20の正極端子が接続されている。リアクトル30の第2端には、スイッチ31のドレインと、ダイオード32のアノードとが接続されている。スイッチ31のソースには、低電位側入力端子TLiを介して直流電源20の負極端子が接続されている。直流電源20は、蓄電池又は燃料電池等である。
ダイオード32のカソードには、コンデンサ33の第1端と、高電位側出力端子THoとが接続されている。コンデンサ33の第2端には、スイッチ31のソース、低電位側入力端子TLi及び低電位側出力端子TLoが接続されている。高電位側出力端子THoには、蓄電池21の正極端子が接続され、蓄電池21の負極端子には、低電位側出力端子TLoが接続されている。蓄電池21は、充放電可能な2次電池であり、例えばリチウムイオン蓄電池又はニッケル水素蓄電池である。
DCDCコンバータ10は、入力電圧検出部である入力電圧センサ40、出力電圧検出部である出力電圧センサ41、及び電流検出部である電流センサ42を備えている。入力電圧センサ40は、DCDCコンバータ10の入力電圧を検出し、出力電圧センサ41は、DCDCコンバータ10の出力電圧を検出する。電流センサ42は、リアクトル30に流れる電流値を検出する。各センサ40~42の検出値は、DCDCコンバータ10が備える制御装置50に入力される。
制御装置50は、マイコン51を主体として構成され、マイコン51は、CPUを備えている。マイコン51が提供する機能は、実体的なメモリ装置に記録されたソフトウェア及びそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組合せによって提供することができる。例えば、マイコン51がハードウェアである電子回路によって提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路によって提供することができる。例えば、マイコン51は、自身が備える記憶部としての非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible storage medium)に格納されたプログラムを実行する。プログラムには、例えば、後述する図10等に示す処理のプログラムが含まれる。プログラムが実行されることにより、プログラムに対応する方法が実行される。記憶部は、例えば不揮発性メモリである。なお、記憶部に記憶されたプログラムは、例えばOTA(Over The Air)等、インターネット等の通信ネットワークを介して更新可能である。
制御装置50は、電流不連続モード及び電流連続モードの中から制御モードを選択してスイッチ31のスイッチング制御を行う。
電流不連続モードは、図2に示すように、スイッチ31の1スイッチング周期Tsにおいてリアクトル30に流れる電流値が0になる期間が発生する制御モードである。制御装置50は、電流不連続モードのデューティ比Dutyを算出し、算出したデューティ比Dutyに基づいてスイッチ31のスイッチング制御を行う。デューティ比Dutyは、1スイッチング周期Tsにおけるスイッチ31のオン期間Tonの比率(Ton/Ts=Duty)を定める値である。制御装置50は、1スイッチング周期Tsのうち、「Duty×Ts」の期間においてスイッチ31をオンし、「(1-Duty)×Ts」の期間においてスイッチ31をオフする。スイッチ31のオン期間においては、リアクトル30に流れる電流値が漸増し、リアクトル30に磁気エネルギが蓄積される。スイッチ31のオフ期間においては、リアクトル30に蓄積された磁気エネルギが放出され、リアクトル30に流れる電流値が減少して0になる。これにより、1スイッチング周期Tsにおいて、リアクトル30に流れる電流値の時間推移波形は、理想的には、三角波状の波形になった後、0に維持される波形となる。本実施形態において、制御装置50は、下式(eq1)に基づいて、電流不連続モードのデューティ比Dutyを算出する。下式(eq1)の右辺は、デューティ比Dutyのフィードフォワード項である。
Figure 2024083975000002
上式(eq1)において、VLmesは、現在のスイッチング周期において入力電圧センサ40により検出された入力電圧検出値であり、VHmesは、現在のスイッチング周期において出力電圧センサ41により検出された出力電圧検出値である。また、Lsはリアクトル30の想定インダクタンス値を示し、fswはスイッチ31のスイッチング周波数(=1/Ts)を示す。Irefは、リアクトル30に流れる平均電流値の指令値を示す。平均電流値は、リアクトル30に流れる電流の1スイッチング周期Tsにおける時間平均値である。制御装置50に入力される指令値Irefは、例えば、1スイッチング周期Ts毎に更新される。
電流連続モードは、図4に示すように、スイッチ31の1スイッチング周期Tsにおいて、リアクトル30の第1端側から第2端側へと電流が流れ続ける制御モードである。制御装置50は、電流連続モードのデューティ比Dutyを算出し、算出したデューティ比Dutyに基づいてスイッチ31のスイッチング制御を行う。本実施形態において、制御装置50は、下式(eq2)に基づいて、電流連続モードのデューティ比Dutyを算出する。下式(eq2)の右辺は、デューティ比Dutyのフィードフォワード項である。
Figure 2024083975000003
なお、電流不連続モードと電流連続モードとの境界は、図3に示す電流臨界モードとなる。電流臨界モードは、リアクトル30に流れる電流値が低下して0になるタイミングにおいてスイッチ31がオンに切り替えられる制御モードである。
リアクトル30に流れる電流の制御性の低下を抑制するためには、制御モードの実際の切り替えタイミングと理想的な切り替えタイミングとのずれを小さくする必要がある。このずれについて、図5及び図6の計算例を用いて説明する。図5及び図6に示す計算例では、指令値Irefを一定速度で漸増させた場合のリアクトル30に流れる平均電流値の推移を示す。また、図5及び図6において、DffAは、上式(eq1)の電流不連続モードのデューティ比Dutyであり、DffBは、上式(eq2)の電流連続モードのデューティ比Dutyである。
図5には、電流不連続モードから電流連続モードへの実際の切り替えタイミングが理想的な切り替えタイミングに対して遅れた場合の計算例を示す。この例では、電流連続モード用のデューティ比DffBを用いるべき状況において電流不連続モード用のデューティ比DffA(>DffB)が用いられるため、平均電流値が指令値Irefに対して一時的に過度に大きくなってしまう。
図6には、電流不連続モードから電流連続モードへの実際の切り替えタイミングが理想的な切り替えタイミングよりも早い場合の計算例を示す。この例では、電流不連続モード用のデューティ比DffAを用いるべき状況において電流連続モード用のデューティ比DffB(<DffA)が用いられるため、平均電流値が指令値Irefに対して一時的に過度に低下してしまう。
このように、制御モードの実際の切り替えタイミングと理想的な切り替えタイミングとのずれが大きくなってしまうと、リアクトル30に流れる平均電流値が指令値Irefから大きくずれてしまう。
そこで、本実施形態では、切り替えタイミングを適正に判定する構成が採用されている。本実施形態によれば、図7に示すように、電流不連続モードにおいてスイッチ31のオフ期間に電流リンギングが発生したり、図8に示すように、リアクトル30に電流が逆流したりする場合であっても、切り替えタイミングを適正に判定できる。図7に示すリアクトル30に流れる電流のリンギングは、スイッチ31に浮遊容量が存在することに起因して、リアクトル30の蓄積エネルギが0になった後のLC共振によって発生する。図8に示す例は、スイッチ31に浮遊容量が存在することに起因して発生し、電流波形が電流連続モードと同様であるが、実質は電流不連続モードである。
図9を用いて、本実施形態の判定方法について説明する。図9には、スイッチ31のゲートに供給するPWM信号の推移と、リアクトル30に流れる電流の推移とを示す。制御装置50は、各スイッチング周期Tsにおいて電流センサ42の電流検出値を等間隔で複数個(例えば十数個)サンプリングする。図9には、4つのスイッチング周期において、最初の3つのサンプリングタイミングで取得される電流検出値と、最終サンプリングタイミングで取得される電流検出値とが示されている。
制御装置50は、現在のスイッチング周期のオフ期間における最終サンプリングタイミングtmi(i=1,2,3,4、「第1特定タイミング」に相当)で取得した電流検出値ILmes(i)と、1つ前のスイッチング周期(以下、前回のスイッチング周期)のオフ期間における最終サンプリングタイミングtmi-1(「第2特定タイミング」に相当)で取得した電流検出値ILmes(i-1)との差分ΔIiを算出する。最終サンプリングタイミングは、スイッチ31のオンへの切り替えタイミングから所定期間Ta(<Ts)経過したタイミングである。つまり、各スイッチング周期において、毎回同じタイミングで電流値が検出される。
制御装置50は、各スイッチング周期において算出した差分ΔIiの累積値を算出する。累積値は、下式(eq3)で表される。制御装置50は、例えば、自身が起動してから現在のスイッチング周期まで継続して差分ΔIi及び累積値を算出する。これにより、累積値はスイッチング周期毎に更新される。
Figure 2024083975000004
制御装置50は、算出した累積値が閾値を超えたと判定した場合、制御モードが電流不連続モードから電流連続モードに切り替わったと判定する。この判定方法は、電流不連続モードから電流連続モードへの移行期間において、リアクトル30に流れる平均電流値が急増する傾向にあることに鑑みた方法である。
電流検出値の差分は、電流センサ42の電流検出誤差が低減された値である。このため、電流検出誤差が制御モードの判定精度に及ぼす影響を抑制することができる。
差分ΔIiの算出に用いられる電流検出値ILmesのサンプリングタイミングは、スイッチング周期の後半であるオフ期間に設定されている。このため、スイッチ31がオンに切り替えられることに起因したスイッチングノイズの影響を電流検出値ILmesが受けにくい。これにより、制御モードの判定精度を高めることができる。
また、差分ΔIiの算出に用いられる電流検出値ILmesのサンプリングタイミングは、ステップS11,S12で算出したデューティ比Dutyがどのような値であっても、デューティ比Dutyがその取り得る範囲の最大値(<1)になる場合におけるオフ期間に設定されている。この設定も、制御モードの判定精度の向上に寄与している。つまり、サンプリングタイミングが各スイッチング周期の終了タイミング直前に設定されることにより、平均電流値の急増を的確にとらえることができる。なお、上記最大値は、例えば、0.5よりも大きくてかつ1未満の値、0.7以上かつ1未満の値、0.9以上かつ1未満の値、又は0.95以上かつ1未満の値であればよい。
図10に、制御装置50により実行されるリアクトル電流制御の手順を示す。
ステップS10では、現在のスイッチング周期における指令値Irefを取得する。
ステップS11では、現在のスイッチング周期で取得した入力電圧検出値VLmes及び出力電圧検出値VHmesと、ステップS10で取得した指令値Irefと、上式(eq1)とに基づいて、電流不連続モードのデューティ比Dutyを算出する。
ステップS12では、現在のスイッチング周期で取得した入力電圧検出値VLmes及び出力電圧検出値VHmesと、上式(eq2)とに基づいて、電流連続モードのデューティ比Dutyを算出する。
ステップS13では、モード判定処理を行う。詳しくは、現在のスイッチング周期の最終サンプリングタイミングで取得した電流検出値ILmesから、前回のスイッチング周期の最終サンプリングタイミングで取得した電流検出値ILmesを差し引くことにより、上記差分ΔIiを算出する。そして、上式(eq3)に示したように、算出した差分を前回のスイッチング周期で算出した累積値に加算することにより、現在のスイッチング周期の累積値を算出する。なお、例えば、制御装置50の起動後、最初のスイッチング周期で算出した差分は累積値の算出に用いないようにすればよい。
ステップS14では、次回のスイッチング周期における制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのどちらであるかを判定する。具体的には、ステップS13で算出した累積値が閾値以下であると判定した場合、次回のスイッチング周期における制御モードが電流不連続モードであると判定し、ステップS13で算出した累積値が閾値を超えたと判定した場合、次回のスイッチング周期における制御モードが電流連続モードであると判定する。
ちなみに、本実施形態において、ステップS13,S14の処理が「取得部」び「判定部」に相当する。
ステップS14において電流不連続モードであると判定した場合には、ステップS15に進み、ステップS11で算出した電流不連続モードのデューティ比Dutyに基づいて、駆動指令Sgを算出し、駆動回路52に出力する。これにより、制御モードが電流不連続モードとなるように、ステップS11において算出されたデューティ比Dutyに基づいてスイッチ31のスイッチング制御が実行される。
ステップS16では、DCDCコンバータ10の駆動停止指示がなされたか否かを判定する。駆動停止指示がなされていないと判定した場合には、ステップS10に進む。
一方、ステップS14において電流連続モードであると判定した場合には、ステップS17に進み、ステップS12で算出した電流連続モードのデューティ比Dutyに基づいて、駆動指令Sgを算出し、駆動回路52に出力する。これにより、制御モードが電流連続モードとなるように、ステップS12において算出されたデューティ比Dutyに基づいてスイッチ31のスイッチング制御が実行される。
ちなみに、ステップS13で算出した累積値が閾値を一旦超えた後、ステップS13で算出した累積値が閾値以下になったと判定した場合、次回のスイッチング周期における制御モードが電流連続モードから電流不連続モードに切り替わると判定すればよい。
図11に、指令値Irefが一定速度で漸増する場合における、電流検出値ILmesに基づいて算出された平均電流値、ステップS13で算出された累積値、及び各スイッチング周期の最終サンプリングタイミングの電流検出値ILmesの推移を示す。図11に示す例では、リアクトル30に実際に流れる電流値よりも電流検出値ILmesが小さくなる電流検出誤差が電流検出値ILmesに含まれている。
図11に示すように、累積値は、電流検出誤差が低減された値となっている。時刻t1において、累積値が閾値を超えたと制御装置50により判定される。これにより、リアクトル30の電流制御に用いられるデューティ比Dutyが、電流不連続モードのデューティ比Dutyから電流連続モードのデューティ比Dutyに切り替えられる。
以上説明した本実施形態によれば、例えば電流リンギングや逆流が発生した場合であっても、電流不連続モードから電流連続モードへの切り替えタイミングを適正に判定することができる。これにより、電流不連続モードから電流連続モードへの移行前後の期間において指令値Irefに対する平均電流値の追従性を高めることができ、電流制御性を高めることができる。
<第1実施形態の変形例>
・各スイッチング周期において、オフ期間のうち最終サンプリングタイミング以外のサンプリングタイミング(例えば、最終サンプリングタイミングよりも1つ又は2つ前のサンプリングタイミング)で取得された電流検出値がステップS13の累積値の算出に用いられてもよい。
・図12に示すように、ステップS11,S12のデューティ比Dutyの算出処理が、ステップS14の後に実行されてもよい。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、ステップS13における累積値の算出方法が変更されている。以下、図13を用いて、累積値の算出方法について説明する。図13には、図9と同様に、スイッチ31のゲートに供給するPWM信号の推移と、リアクトル30に流れる電流の推移とを示す。
制御装置50は、各スイッチング周期Tsにおいて電流センサ42の電流検出値を等間隔で複数個(例えば十数個)サンプリングする。図13には、図9と同様に、4つのスイッチング周期において、最初の3つのサンプリングタイミングで取得される電流検出値と、最終サンプリングタイミングで取得される電流検出値とが示されている。
制御装置50は、現在のスイッチング周期のオフ期間における最終サンプリングタイミングtmi(i=1,2,3,4、「第1特定タイミング」に相当)で取得した電流検出値ILmesから、現在のスイッチング周期のオン期間に設定された最初のサンプリングタイミングti(「第2特定タイミング」に相当)で取得した電流検出値ILmesを差し引くことにより、差分ΔILiを算出する。図13に示す例では、最初のサンプリングタイミングは、PWM信号がオン指令に切り替えられたタイミングである。最終サンプリングタイミングtmiは、図9と同様に、スイッチ31のオンへの切り替えタイミングから所定期間Ta(<Ts)経過したタイミングである。
制御装置50は、現在のスイッチング周期において算出した差分ΔIiの累乗値を算出する。制御装置50は、前回のスイッチング周期までに算出した累乗値の累積値に、現在のスイッチング周期で算出した累乗値を加算することにより、下式(eq4)に示すように累積値を算出する。下式(eq4)の右辺において、ΔILiは累乗値の底を示し、αは指数を示す。指数αは、例えば、5以上の値、7以上の値又は10以上の値(例えば10)に設定されればよい。制御装置50は、例えば、自身が起動してから現在のスイッチング周期まで継続して累乗値及び累積値を算出する。累積値は、スイッチング周期毎に更新される。
Figure 2024083975000005
ここで、本実施形態では、実際の制御モードが電流不連続モードの場合、各スイッチング周期で算出される差分ΔILiの絶対値が1未満の値になり、実際の制御モードが電流連続モードの場合、各スイッチング周期で算出される差分ΔILiの絶対値が1よりも大きい値になるように制御装置50が構成されている。このため、制御モードが電流不連続モードの場合、各スイッチング周期における累乗値ΔILi^αは0に近い値となり、累積値も0に近い値となる。一方、制御モードが電流連続モードの場合、各スイッチング周期における累乗値ΔILi^αは1よりも十分に大きい値となり、累積値も十分に大きい値となる。このため、制御装置50は、上式(eq4)に基づいて算出した累積値が閾値を超えたと判定した場合、制御モードが電流不連続モードから電流連続モードに切り替わったと判定する。なお、本実施形態の閾値は、第1実施形態の閾値と異なる値に設定され得る。
図14に、指令値Irefが一定速度で漸増する場合における、電流検出値ILmesに基づいて算出された平均電流値、ステップS13で算出される累積値、及び各スイッチング周期で算出される累乗値の推移を示す。図14に示す例では、時刻t1において、累乗値が急増し、その結果、累積値も急増する。これにより、累積値が閾値を超えたと制御装置50により判定される。これにより、リアクトル30の電流制御に用いられるデューティ比Dutyが、電流不連続モードのデューティ比Dutyから電流連続モードのデューティ比Dutyに切り替えられる。
以上説明した本実施形態によっても、電流不連続モードから電流連続モードへの切り替えタイミングを適正に判定することができる。
<第2実施形態の変形例>
制御装置50は、差分ΔILiの算出に用いる電流検出値として、最終サンプリングタイミングで取得した電流検出値に代えて、現在のスイッチング周期のオフ期間のうち最終サンプリングタイミング以外のサンプリングタイミング(例えば、最終サンプリングタイミングの1つ又は2つ前のサンプリングタイミング)で取得した電流検出値を用いてもよい。また、制御装置50は、差分ΔILiの算出に用いる電流検出値として、最初のサンプリングタイミングで取得した電流検出値に代えて、現在のスイッチング周期のオン期間のうち最初のサンプリングタイミング以外のサンプリングタイミング(例えば、最初のサンプリングタイミングよりも1つ又は2つ後のサンプリングタイミング)で取得した電流検出値ILmesを用いてもよい。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、ステップS13,S14における処理方法が変更されている。
制御装置50は、ステップS13において、現在のスイッチング周期のオフ期間における最終サンプリングタイミングtmiで取得した電流検出値ILmes(i)から、1つ前のスイッチング周期のオフ期間における最終サンプリングタイミングtmi-1で取得した電流検出値ILmes(i-1)を差し引くことにより、差分ΔIiを算出する。制御装置50は、ステップS14において、算出した差分ΔIiが閾値を超えたか否かを判定する。制御装置50は、算出した差分ΔIiが閾値以下であると判定した場合、次回のスイッチング周期における制御モードが電流不連続モードであると判定し、算出した差分ΔIiが閾値を超えたと判定した場合、次回のスイッチング周期における制御モードが電流連続モードであると判定する。図15の2段目のタイムチャートに示すように、制御装置50は、時刻t1において、算出した差分ΔIiが閾値を超えたと判定し、次回のスイッチング周期における制御モードが電流不連続モードから電流連続モードに切り替わると判定する。なお、本実施形態の閾値は、第1実施形態の閾値と異なる値に設定され得る。
ちなみに、制御装置50は、ステップS13において、現在のスイッチング周期のオフ期間における最終サンプリングタイミングtmiで取得した電流検出値ILmesから、現在のスイッチング周期のオン期間における最初のサンプリングタイミングtiで取得した電流検出値ILmesを差し引くことにより、差分ΔIiを算出してもよい。この場合の差分の推移を図15の3段目に示す。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・第1実施形態のステップS13において、制御装置50は、現在のスイッチング周期の最初のサンプリングタイミングで取得した電流検出値ILmesから、前回のスイッチング周期の最初のサンプリングタイミングで取得した電流検出値ILmesを差し引くことにより、差分ΔISiを算出してもよい。図16には、この差分の一例としてΔIS4を示す。
・図1に示す構成において、蓄電池21に代えて、電気負荷が出力端子THo,TLoに接続されていてもよい。この場合、DCDCコンバータは、電流制御型のDCDCコンバータに代えて、制御装置の電流制御において電流マイナーループ制御が付加された電圧制御型のDCDCコンバータであってもよい。
・制御システムとしては、図1に示した構成に限らず、例えば図17に示す構成であってもよい。図17に示す構成は、燃料電池90を備える電気自動車のモータ駆動システムである。このシステムは、昇圧コンバータ100、蓄電池91、インバータ110及びモータ120を備えている。昇圧コンバータ100は、燃料電池90の出力電圧を昇圧してインバータ110に供給する。インバータ110は、昇圧コンバータ100又は蓄電池91の少なくとも一方から供給された直流電力を交流電力に変換してモータ120の電機子巻線に供給する。この構成において、本発明を昇圧コンバータ100の電流制御に適用してもよい。
・本発明が適用されるDCDCコンバータとしては、昇圧コンバータに限らず、入力電圧を降圧して出力する降圧コンバータや、昇圧機能及び降圧機能を有する昇降圧コンバータであってもよい。
また、本発明が適用されるDCDCコンバータとしては、非絶縁型のものに限らず、トランスを備える絶縁型のものであってもよい。トランスは、入力側の1次側リアクトル及び出力側の2次側リアクトルを有している。絶縁型のDCDCコンバータは、例えば、フライバックコンバータ、フォワードコンバータ、プッシュプル方式のコンバータ又はフルブリッジ方式のコンバータであり、1次側にスイッチを備えている。
例えば、フォワードコンバータの場合、2次側に、トランスの2次側リアクトルとは別のリアクトル(以下、特定リアクトル)が設けられる。フォワードコンバータにおいて、1次側のスイッチのオン期間において2次側の特定リアクトルに流れる電流値が漸増し、特定リアクトルに磁気エネルギが蓄積される。また、1次側のスイッチのオフ期間において特定リアクトルに流れる電流値が漸減して0になる。これにより、1スイッチング周期において、特定リアクトルに流れる電流値の時間推移波形が、三角波状の波形になった後、0に維持される波形となる。
また例えば、フライバックコンバータの場合、1次側のスイッチのオン期間において、トランスを構成する1次側のリアクトルに流れる電流値が漸増し、1次側のリアクトル及びトランスのコアに磁気エネルギが蓄積される。また、1次側のスイッチのオフ期間において、蓄積されたエネルギが放出され、1次側のリアクトルに流れる電流値が漸減して0になる。これにより、1スイッチング周期において、1次側のリアクトルに流れる電流値の時間推移波形が、三角波状の波形になった後、0に維持される波形となる。
・本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
10…DCDCコンバータ、30…リアクトル、31…スイッチ、42…電流センサ、50…制御装置。

Claims (8)

  1. スイッチ(31)及びリアクトル(30)を備えるDCDCコンバータ(10,100)に適用され、
    オン期間及びそれに続くオフ期間からなる前記スイッチの各スイッチング周期において、前記リアクトルへの磁気エネルギの蓄積及び前記リアクトルからの磁気エネルギの放出を前記スイッチのスイッチング制御によって行うことにより、入力電圧を変圧して出力するDCDCコンバータの制御装置(50)において、
    前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出部(42)の電流検出値を各スイッチング周期において取得する取得部と、
    現在の制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する判定部と、
    を備え、
    前記判定部は、
    異なるスイッチング周期それぞれの特定タイミングで取得した前記電流検出値の差分、又は各スイッチング周期の2つの特定タイミングそれぞれで取得した前記電流検出値の差分を算出する算出処理を行い、
    算出した前記差分に基づいて、制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する、DCDCコンバータの制御装置。
  2. 前記判定部は、
    前記算出処理として、各スイッチング周期の前記オフ期間における第1特定タイミングで取得した前記電流検出値と、前記第1特定タイミングよりも1つ前のスイッチング周期の前記オフ期間における第2特定タイミングで取得した前記電流検出値との差分を算出する処理を行い、
    各スイッチング周期において算出した前記差分の累積値を算出し、
    算出した前記累積値が閾値を超えたと判定した場合、制御モードが電流不連続モードから電流連続モードに切り替わったと判定する、請求項1に記載のDCDCコンバータの制御装置。
  3. 前記取得部は、各スイッチング周期において、複数のタイミングにおける前記電流検出値を取得し、
    前記第1特定タイミング及び前記第2特定タイミングは、前記複数のタイミングのうち最終タイミングに設定されている、請求項2に記載のDCDCコンバータの制御装置。
  4. 前記第1特定タイミング及び前記第2特定タイミングは、前記スイッチの1スイッチング周期におけるオン期間の比率を定めるデューティ比がその取り得る範囲の最大値になる場合における前記オフ期間に設定されている、請求項3に記載のDCDCコンバータの制御装置。
  5. 前記取得部は、各スイッチング周期において、複数のタイミングにおける前記電流検出値を取得し、
    前記判定部は、
    前記算出処理として、各スイッチング周期において、前記オン期間に設定された第1特定タイミングで取得した前記電流検出値と、前記オフ期間に設定された第2特定タイミングで取得した前記電流検出値との差分の累乗値を算出する処理を行い、
    各スイッチング周期において算出した前記累乗値の累積値を算出し、
    算出した前記累積値が閾値を超えたと判定した場合、制御モードが電流不連続モードから電流連続モードに切り替わったと判定する、請求項1に記載のDCDCコンバータの制御装置。
  6. 実際の制御モードが電流不連続モードの場合は、前記第1特定タイミングで取得した前記電流検出値と前記第2特定タイミングで取得した前記電流検出値との差分の絶対値が1未満の値となり、実際の制御モードが電流不連続モードから電流連続モードに移行する場合は、前記第1特定タイミングで取得した前記電流検出値と前記第2特定タイミングで取得した前記電流検出値との差分の絶対値が1よりも大きい値になるように構成されている、請求項5に記載のDCDCコンバータの制御装置。
  7. 前記第1特定タイミングは、前記複数のタイミングのうち最初のタイミングに設定されており、
    前記第2特定タイミングは、前記複数のタイミングのうち最終タイミングに設定されている、請求項5又は6に記載のDCDCコンバータの制御装置。
  8. スイッチ(31)、リアクトル(30)及びコンピュータ(51)を備えるDCDCコンバータ(10,100)に適用され、
    オン期間及びそれに続くオフ期間からなる前記スイッチの各スイッチング周期において、前記リアクトルへの磁気エネルギの蓄積及び前記リアクトルからの磁気エネルギの放出を前記スイッチのスイッチング制御によって行うことにより、入力電圧を変圧して出力させるためのプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出部(42)の電流検出値を各スイッチング周期において取得する処理と、
    現在の制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する判定処理と、
    を実行させ、
    前記判定処理は、
    異なるスイッチング周期それぞれの特定タイミングで取得した前記電流検出値の差分、又は各スイッチング周期の2つの特定タイミングそれぞれで取得した前記電流検出値の差分を算出し、
    算出した前記差分に基づいて、制御モードが電流不連続モード又は電流連続モードのいずれであるかを判定する処理である、プログラム。
JP2022198100A 2022-12-12 2022-12-12 Dcdcコンバータの制御装置、プログラム Pending JP2024083975A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022198100A JP2024083975A (ja) 2022-12-12 2022-12-12 Dcdcコンバータの制御装置、プログラム
PCT/JP2023/042761 WO2024127998A1 (ja) 2022-12-12 2023-11-29 Dcdcコンバータの制御装置、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022198100A JP2024083975A (ja) 2022-12-12 2022-12-12 Dcdcコンバータの制御装置、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024083975A true JP2024083975A (ja) 2024-06-24

Family

ID=91484856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022198100A Pending JP2024083975A (ja) 2022-12-12 2022-12-12 Dcdcコンバータの制御装置、プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2024083975A (ja)
WO (1) WO2024127998A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6020489B2 (ja) * 2014-02-27 2016-11-02 トヨタ自動車株式会社 昇圧コンバータ及びその制御方法
KR102579294B1 (ko) * 2018-03-02 2023-09-18 현대자동차주식회사 차량용 저전압 직류 변환장치 및 그 제어방법
JP7035980B2 (ja) * 2018-11-20 2022-03-15 トヨタ自動車株式会社 電流制御システム、燃料電池システム、および、昇圧コンバータの制御方法
JP7243241B2 (ja) * 2019-02-04 2023-03-22 富士電機株式会社 駆動信号生成回路、電源回路

Also Published As

Publication number Publication date
WO2024127998A1 (ja) 2024-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9054596B2 (en) Device for synchronous DC-DC conversion and synchronous DC-DC converter
US9899928B2 (en) Power conversion apparatus having an auxiliary coil functioning as a flyback transformer
JP5486604B2 (ja) 無停電電源装置
EP2365346B1 (en) Switching power supply
JP4379396B2 (ja) 昇降圧チョッパ式dc−dcコンバータ
JP6361479B2 (ja) 電力変換装置
US8824180B2 (en) Power conversion apparatus
US10811973B2 (en) Vehicle-mounted DC-DC converter
JP2014204625A (ja) 車両用電源装置
JP2015516796A (ja) 電源を制御する方法並びに電源及びそのプロセスコントローラ
US9071149B2 (en) Electric power conversion circuit
JP5092712B2 (ja) 電力変換回路の制御装置及び電力変換システム
WO2024127998A1 (ja) Dcdcコンバータの制御装置、プログラム
CN112117920B (zh) 电源供应器及其控制方法及电源供应系统
JP6115493B2 (ja) 電力変換装置
WO2024122260A1 (ja) Dcdcコンバータの制御装置、プログラム
JP6350218B2 (ja) 電力変換装置
JP7272253B2 (ja) 電力変換装置の制御装置
JP6806548B2 (ja) 電源制御装置、および絶縁型スイッチング電源装置
JP2009296747A (ja) 電源装置
CN112019056B (zh) 具有自适应地触发的模数转换器的开关电源转换器
JPWO2019187306A1 (ja) 電源装置、電源装置の制御方法及びコンピュータプログラム
WO2018079033A1 (ja) 電圧変換装置、電圧変換回路の降圧制御方法、電圧変換回路の昇圧制御方法及びコンピュータプログラム
JPWO2019065172A1 (ja) 電力変換装置、電力変換装置において出力電流の値を推定する方法
JP2002252974A (ja) スイッチング電源装置