JP2024078120A - 圧力保持ユニット及び反転装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024078120000001
【課題】可撓性筒状体を用いた施工を安定させる。
【解決手段】圧力保持ユニット(11)は、可撓性筒状体(L1)が挿入される挿入部(24)が形成される圧力容器の内部に圧力流体を圧入して可撓性筒状体(L1)について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用され、可撓性筒状体(L1)をガイドするガイド部材(5)と、ガイド部材(5)に設けられ、圧力容器の内部に圧入される圧力流体の圧力によって変形して可撓性筒状体(L1)に密着する圧力保持部材(8)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧力保持ユニット及び反転装置に関する。
特許文献1には、圧力容器の後端部に形成されるスリットから導入された可撓性筒状体の先端が、圧力容器の先端部に設けられる口金に環状に固定される裏返し装置が開示されている。上記裏返し装置は、可撓性筒状体の先端が口金に固定された状態で圧力容器内を加圧することにより、可撓性筒状体を内側が外側となるように裏返しながら口金から吐出する。
特開平5-38757号公報
しかしながら、特許文献1に開示の裏返し装置では、圧力容器の後端部に形成されるスリットから可撓性筒状体が導入される場合、スリットから圧縮空気が漏れる虞がある。このため、上記裏返し装置では、可撓性筒状体を裏返すために必要な内圧を圧力容器の内部に十分に確保することができず、可撓性筒状体を裏返すことができない場合があるという問題がある。本発明の一態様は、可撓性筒状体を用いた施工を安定させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る圧力保持ユニットは、可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用される圧力保持ユニットであって、前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記反転装置によって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る反転装置は、可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器と、前記圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる圧入ユニットと、前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記圧入ユニットによって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備える。
本発明の一態様によれば、可撓性筒状体を用いた施工を安定させることができる。
本発明の実施形態1に係る反転装置の構成を示す断面図である。 図1に示す点線A1で囲まれる部分を拡大した拡大図である。 図1に示すB1-B1線矢視断面図である。 図1に示す反転装置が備える圧力保持ユニットの構成を示す斜視図である。 図4に示す圧力保持ユニットが備える圧力保持部材の内周の長さを説明するための斜視図である。 本発明の実施形態2に係る反転装置が備える圧力保持ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態3に係る反転装置が備える圧力保持ユニットの構成を示す斜視図である。
〔実施形態1〕
<反転装置1の構成>
図1は、本発明の実施形態1に係る反転装置1の構成を示す断面図である。図2は、図1に示す点線A1で囲まれる部分を拡大した拡大図である。図3は、図1に示すB1-B1線矢視断面図である。図1及び図2において、圧力容器2に形成される挿入部24に可撓性筒状体L1が挿入される挿入方向をX軸方向、反転装置1が設置される設置面S1に直交する方向をZ軸方向、X軸方向及びZ軸方向の両方の方向に直交する方向をY軸方向とする。X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は互いに直交する方向である。
図1に示すように、反転装置1は、圧力容器2と、圧入ユニット3と、チューブ4と、圧力保持ユニット11と、を備える。反転装置1は、圧力容器2の内部に圧力流体を圧入して可撓性筒状体L1について内側が外側となるように反転させる装置である。なお、反転装置1は、圧力保持ユニット11を備えなくてもよい。つまり、圧力保持ユニット11については、反転装置1が備えるものではなく、反転装置1とは別体のものとして捉えてもよい。
可撓性筒状体L1は、挿入部24に挿入される場合、図3に示すように、Y軸方向が長手方向となるように扁平に折り畳まれた状態となっている。可撓性筒状体L1は、管T1の内面T2を保護するためのものである。管T1は、例えば水道管、下水道管またはガス導管である。
<圧力容器2の構成>
圧力容器2は、本体部21と、後端部22と、前端部23と、を有する。本体部21には背面部25が形成されており、背面部25には開口部OP1,OP2が形成されている。図2に示すように、開口部OP1は、蓋を構成する後端部22によって塞がれている。背面部25に後端部22がボルトB1によって固定されている。
後端部22と背面部25との間には、圧力保持ユニット11のベース部7が挟まれている。ボルトB1は頭部B2及びネジ部B3から構成されており、ネジ部B3は後端部22及びベース部7を貫通して背面部25に螺合している。後端部22には、可撓性筒状体L1が挿入される挿入部24が形成される。挿入部24は開口部であり、挿入部24の形状は、Y軸方向を長手方向とする形状である。図1及び図3に示すように、前端部23は、可撓性筒状体L1の先端L2が環状に固定される固定部である。
<圧入ユニット3の構成>
圧入ユニット3は、チューブ4により圧力容器2と接続されている。チューブ4の一端は圧入ユニット3に接続されており、チューブ4の他端は開口部OP2に接続されている。圧入ユニット3は、例えば、空気等の圧力流体を吐出する吐出装置である。圧入ユニット3は、チューブ4を介して開口部OP2から圧力容器2の内部に圧力流体を圧入して、
可撓性筒状体L1について内側が外側となるように反転させる。
具体的には、圧入ユニット3によって圧力容器2の内部に圧力流体が圧入されると、可撓性筒状体L1の折り返し部分L3において可撓性筒状体L1が、内側が外側となるように反転し、折り返し部分L3がX軸正方向に移動する。これにより、軸L4に巻回されている可撓性筒状体L1がX軸正方向に引き出され、可撓性筒状体L1が裏返る。
圧入ユニット3は、圧力流体を加熱し、加熱した圧力流体を圧力容器2の内部に圧入する。可撓性筒状体L1が裏返り、可撓性筒状体L1の内側に含浸されている樹脂材料が、圧入ユニット3にて加熱された圧力流体によって硬化することにより、可撓性筒状体L1の内側が管T1の内面T2に貼り付けられる。
<圧力保持ユニット11の構成>
図4は、図1に示す反転装置1が備える圧力保持ユニット11の構成を示す斜視図である。圧力保持ユニット11は、反転装置1に使用されるものであり、図2及び図4に示すように、ガイド部材5と、固定部材6と、ベース部7と、圧力保持部材8と、を備える。複数のボルトB1のネジ部B3は、開口部OP1のZ軸正方向側及びZ軸負方向側に、Y軸方向に並んで背面部25に螺合している。
ガイド部材5は、挿入部24に設けられ、挿入部24に挿入される可撓性筒状体L1を前端部23へガイドする。ガイド部材5は、ベース部7からX軸正方向に延伸する。ガイド部材5の形状は環状であり、ガイド部材5の外周面は圧力保持部材8によって覆われている。つまり、圧力保持部材8は、ガイド部材5の外周面に嵌め込まれている。
固定部材6は、圧力保持部材8の外側に配置される。また、固定部材6は、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する状態を維持するよう、圧力保持部材8を固定する。固定部材6及び圧力保持部材8は互いに接着材により固定されている。固定部材6が圧力保持部材8を固定するため、圧入ユニット3によって圧力容器2の内部に圧入された圧力流体の圧力によって圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する状態が維持される。
固定部材6の形状は略直角三角形状であるが、これに限定されない。固定部材6における互いに略直交する2辺はそれぞれ、ベース部7及び圧力保持部材8に固定される。これにより、固定部材6のサイズを極力小さくしつつ、圧力保持部材8をX軸正方向に延伸させることができ、固定部材6の製造コストを低減することができる。
ベース部7は、挿入部24の周囲に設けられ、ベース部7の一部は、開口部OP1から圧力容器2の内部に露出している。固定部材6は、ベース部7からX軸正方向に延伸するとともに、圧力保持部材8がX軸正方向に延伸するよう、固定部材6が圧力保持部材8を固定する。固定部材6におけるX軸方向に沿った長さは、ガイド部材5におけるX軸方向に沿った長さよりも長い。圧力保持部材8におけるX軸方向に沿った長さは、例えば100mmである。
圧力保持部材8がX軸正方向に延伸するよう、固定部材6が圧力保持部材8を固定するため、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に沿って配置される。これにより、圧力容器2内の圧力流体の圧力によって圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する状態を維持することができる。
圧力保持部材8は、ガイド部材5に設けられ、X軸方向に延伸するように形成されるとともに、反転装置1の圧入ユニット3によって圧力容器2の内部に圧入される圧力流体の圧力によって変形して可撓性筒状体L1に密着する。圧力保持部材8は、圧力流体の圧力
によって変形可能なものであり、例えばフィルムである。また、圧力保持部材8の材質は、シリコンまたは樹脂である。圧力保持部材8の形状は環状であり、圧力保持部材8は可撓性筒状体L1の外周面に密着する。これにより、圧力保持部材8と可撓性筒状体L1の外周面との間に隙間が生じることを低減できる。
圧力容器2内の圧力流体の圧力によって環状の圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着することで、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることを低減し、圧力容器2の内圧の低下を防ぐことができる。これにより、可撓性筒状体L1を用いた施工を安定させることが可能となる。
また、本実施形態において圧力容器2の内圧を所定値以上の圧力にすることにより、可撓性筒状体L1をスムーズに反転させることができる。このように、可撓性筒状体L1を反転させるために必要な内圧を圧力容器2の内部に十分に確保することができ、可撓性筒状体L1を反転させることができる。さらに、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることを低減するため、可撓性筒状体L1を用いた施工にかかる時間を短縮でき、可撓性筒状体L1を用いた施工を行う場合の不具合を解消できる。
よって、可撓性筒状体L1の内側に含浸されている樹脂材料が硬化する前に、可撓性筒状体L1の内側を管T1の内面T2に貼り付けることができる。また、可撓性筒状体L1を用いた施工にかかる時間を短縮するために圧力容器2の内圧を上げる必要がないため、圧力容器2の内圧を上げることによって圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることを低減することができる。
上述した通り、固定部材6は、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する状態を維持するよう、圧力保持部材8を固定する。これにより、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1から離れることを防ぐことができ、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることをより効果的に低減することができる。
図4に示すように、固定部材6には、圧力保持部材8を固定部材6から露出させる露出部61が形成されている。露出部61は、固定部材6における圧力保持部材8と接触している部分である。固定部材6に露出部61が形成されていることにより、圧力保持部材8が露出する部分を、圧力容器2内の圧力流体の圧力によって圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する部分とすることができる。よって、圧力保持部材8と可撓性筒状体L1との間の気密性を十分に維持することができる。
また、固定部材6は、挿入部24の周囲に複数配置されている。圧力保持部材8を固定する固定部材6が挿入部24の周囲に沿って複数配置されていることにより、圧力保持部材8を可撓性筒状体L1の周囲に沿って密着させることができる。よって、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることをより効果的に低減することができる。
固定部材6は、挿入部24の周囲に等間隔に複数配置されていることが好ましい。固定部材6が等間隔に複数配置されていることにより、圧力保持部材8の全体において可撓性筒状体L1との間の気密性を安定して維持することができる。また、固定部材6は、圧力保持部材8の周方向に等間隔に複数配置されていることが好ましい。
<圧力保持部材8の内周IPについて>
図5は、図4に示す圧力保持ユニット11が備える圧力保持部材8の内周IPの長さを説明するための斜視図である。図5に示すように、挿入部24が可撓性筒状体L1から開放されている状態で圧力保持部材8の内周IPの長さが可撓性筒状体L1の外周OPの長さ以下であるように、圧力保持部材8が形成されている。内周IPは、X軸方向に直交す
る平面で圧力保持部材8を切断した場合の圧力保持部材8の断面の内周である。外周OPは、X軸方向に直交する平面で可撓性筒状体L1を切断した場合の可撓性筒状体L1の断面の外周である。
圧力保持部材8の内周IPの長さが可撓性筒状体L1の外周OPの長さ以下であることにより、挿入部24に可撓性筒状体L1が挿入される場合、圧力保持部材8を可撓性筒状体L1に密着させることができる。よって、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることをより効果的に低減することができる。
以上により、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることを低減し、圧力容器2の内圧の低下を防ぐことができる反転装置1を用いることにより、可撓性筒状体L1を用いた施工を安定させることが可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。図6は、本発明の実施形態2に係る反転装置が備える圧力保持ユニット11Aの構成を示す斜視図である。実施形態2に係る反転装置は、反転装置1に比べて、圧力保持ユニット11に代えて圧力保持ユニット11Aを備える点が異なる。
図6に示すように、圧力保持ユニット11Aは、圧力保持ユニット11に比べて、固定部材6に加えて、固定部材6Aを備える点が異なる。固定部材6Aは、圧力保持部材8におけるX軸正方向側の端部に設けられており、固定部材6Aの形状は環状である。固定部材6Aは、圧力保持部材8の外側に配置される。また、固定部材6Aは、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する状態を維持するよう、圧力保持部材8を固定する。固定部材6Aは、固定部材6におけるX軸正方向側の端部に接続されている。固定部材6Aは、接着材により圧力保持部材8の全周に固定されている。
固定部材6Aには、圧力保持部材8を固定部材6Aから露出させる露出部61Aが形成されている。露出部61Aは、固定部材6Aにおける圧力保持部材8と接触している部分である。圧力保持部材8は、固定部材6の露出部61及び固定部材6Aの露出部61Aから露出している。
固定部材6Aが圧力保持部材8の全周に固定されていることにより、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する状態をより強固に維持することができる。また、圧力容器2の内部から見て、圧力保持部材8におけるX軸正方向側の端部は、圧力保持部材8と可撓性筒状体L1との間の境界となる。よって、固定部材6Aによって、圧力保持部材8におけるX軸正方向側の端部が可撓性筒状体L1に密着する状態が維持されるため、圧力容器2内の圧力流体が圧力容器2の外部に漏れることをより効果的に低減することができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1及び2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。図7は、本発明の実施形態3に係る反転装置が備える圧力保持ユニット11Bの構成を示す斜視図である。実施形態3に係る反転装置は、反転装置1に比べて、圧力保持ユニット11に代えて圧力保持ユニット11Bを備える点が異なる。
図7に示すように、圧力保持ユニット11Bは、圧力保持ユニット11Aに比べて、固定部材6を備えない点が異なる。圧力保持部材8は、ガイド部材5の外周面を覆い、圧力保持部材8におけるX軸正方向側の端部に固定部材6Aが設けられている。圧力保持部材
8は、固定部材6Aの露出部61Aから露出している。
圧力保持ユニット11Bでは、圧力保持ユニット11,11Aに比べて、圧力保持部材8が露出する部分の面積が、固定部材6が無い分だけ大きくなる。このため、圧力保持部材8が可撓性筒状体L1に密着する部分の面積も増加し、圧力保持部材8と可撓性筒状体L1との間の気密性を向上することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る圧力保持ユニットは、可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用される圧力保持ユニットであって、前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記反転装置によって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備える構成である。
本発明の態様2に係る圧力保持ユニットは、上記の態様1において、前記圧力保持部材の外側に配置される固定部材をさらに備え、前記固定部材は、前記圧力保持部材が前記可撓性筒状体に密着する状態を維持するよう、前記圧力保持部材を固定する構成としてもよい。
本発明の態様3に係る圧力保持ユニットは、上記の態様2において、前記固定部材は、前記挿入方向に延伸するとともに、前記圧力保持部材が前記挿入方向に延伸するよう、前記固定部材が前記圧力保持部材を固定する構成としてもよい。
本発明の態様4に係る圧力保持ユニットは、上記の態様2または3において、前記固定部材には、前記圧力保持部材を前記固定部材から露出させる露出部が形成されている構成としてもよい。
本発明の態様5に係る圧力保持ユニットは、上記の態様3において、前記固定部材は、前記挿入部の周囲に複数配置されている構成としてもよい。
本発明の態様6に係る圧力保持ユニットは、上記の態様1から5のいずれかにおいて、前記挿入部が開放されている状態で前記圧力保持部材の内周の長さが前記可撓性筒状体の外周の長さ以下であるように、前記圧力保持部材が形成されている構成としてもよい。
本発明の態様7に係る反転装置は、可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器と、前記圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる圧入ユニットと、前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記圧入ユニットによって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備える構成である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 反転装置
2 圧力容器
3 圧入ユニット
5 ガイド部材
6、6A 固定部材
8 圧力保持部材
11、11A、11B 圧力保持ユニット
22 後端部
23 前端部
24 挿入部
61、61A 露出部
IP 内周
OP 外周
L1 可撓性筒状体
L2 先端
T1 管

Claims (7)

  1. 可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用される圧力保持ユニットであって、
    前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、
    前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記反転装置によって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備えることを特徴とする圧力保持ユニット。
  2. 前記圧力保持部材の外側に配置される固定部材をさらに備え、
    前記固定部材は、前記圧力保持部材が前記可撓性筒状体に密着する状態を維持するよう、前記圧力保持部材を固定することを特徴とする請求項1に記載の圧力保持ユニット。
  3. 前記固定部材は、前記挿入方向に延伸するとともに、
    前記圧力保持部材が前記挿入方向に延伸するよう、前記固定部材が前記圧力保持部材を固定することを特徴とする請求項2に記載の圧力保持ユニット。
  4. 前記固定部材には、前記圧力保持部材を前記固定部材から露出させる露出部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の圧力保持ユニット。
  5. 前記固定部材は、前記挿入部の周囲に複数配置されていることを特徴とする請求項3に記載の圧力保持ユニット。
  6. 前記挿入部が開放されている状態で前記圧力保持部材の内周の長さが前記可撓性筒状体の外周の長さ以下であるように、前記圧力保持部材が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力保持ユニット。
  7. 可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器と、
    前記圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる圧入ユニットと、
    前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、
    前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記圧入ユニットによって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備えることを特徴とする反転装置。
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