JP2024074104A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不良が少なく、劣化が抑制された表示装置を提供することを課題の一つとする。歩留まりの高い表示装置を提供することを課題の一つとする。【解決手段】表示装置は、酸化物半導体層を有する複数のトランジスタと、複数のトランジスタと電気的に接続する第1端子と、複数のトランジスタと電気的に接続し、第1端子と隣り合う第2端子と、複数のトランジスタ及び第1端子と電気的に接続し、複数のトランジスタと第1端子との間に位置する第1配線と、複数のトランジスタ及び第2端子と電気的に接続し、複数のトランジスタと第2端子との間に位置する第2配線と、を含み、第1配線は、金属材料で形成され、第2配線は、酸化物半導体層と同じ組成を有する酸化物導電層を含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態の一つは、表示装置に関する。
有機エレクトロルミネッセンス(EL:Electro Luminescence)を利用した素子や液晶素子などを表示領域に用いた表示装置は、例えば、基板に表示領域と複数の端子とが設けられた構成を有する。当該複数の端子は、表示領域に設けられる画素と当該複数の端子と接続する配線によって、表示領域の画素と電気的に接続され、各種信号(例えば、画像信号又は制御信号)又は電源電位が入力される。このような配線(引き出し配線)には、アルミニウム、銅、チタン、モリブデン、クロム等の金属膜が用いられることがある(例えば、特許文献1)。
国際公開第2013/021866号
表示装置は、近年、高精細な画像表示を実現するために各種信号又は電源電位が入力される配線の数が多くなる傾向にある。また、当該複数の端子が設けられる表示装置の表示領域の周辺の領域を狭くし、表示領域を広く設ける傾向にある。これらの傾向により、引き出し配線は表示領域内から端子にかけて斜めに設けられる手法が採用されている。このような配線は、配線の形成不良などの不良が発生しやすく、高精細化および狭額縁化のために、引き出し配線に対する様々な手法が求められている。
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑みてなされたものであり、不良が少なく、劣化が抑制された表示装置を提供することを課題の一つとする。また、本発明の一実施形態は、歩留まりの高い表示装置を提供することを課題の一つとする。
本発明の一実施形態における表示装置は、酸化物半導体層を有する複数のトランジスタと、複数のトランジスタと電気的に接続する第1端子と、複数のトランジスタと電気的に接続し、第1端子と隣り合う第2端子と、複数のトランジスタ及び第1端子と電気的に接続し、複数のトランジスタと第1端子との間に位置する第1配線と、複数のトランジスタ及び第2端子と電気的に接続し、複数のトランジスタと第2端子との間に位置する第2配線と、を含み、第1配線は、金属材料で形成され、第2配線は、酸化物半導体層と同じ組成を有する酸化物導電層を含む。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の画素回路の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の画素回路の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の端子周辺を示す模式的端面図である。 比較例に係る表示装置の端子周辺を示す模式的端面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の開示はあくまで一例にすぎない。当業者が、発明の主旨を保ちつつ、実施形態の構成を適宜変更することによって容易に想到し得る構成は、当然に本発明の範囲に含有される。図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、層厚、形状等について模式的に表される場合がある。しかし、図示された形状はあくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
「半導体装置」とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般をいう。トランジスタ、半導体回路は半導体装置の一形態である。以下に示す実施形態の半導体装置は、例えば、表示装置、マイクロプロセッサ(Micro-Processing Unit:MPU)などの集積回路(Integrated Circuit:IC)、又はメモリ回路に用いられるトランジスタであってもよい。
「表示装置」とは、電気光学層を用いて映像を表示する構造体を指す。例えば、表示装置という用語は、電気光学層を含む表示パネルを指す場合もあり、又は表示セルに対して他の光学部材(例えば、偏光部材、バックライト、タッチパネル等)を装着した構造体を指す場合もある。「電気光学層」には、技術的な矛盾が生じない限り、液晶層、エレクトロルミネセンス(EL)層、エレクトロクロミック(EC)層、電気泳動層が含まれ得る。したがって、後述する実施形態について、表示装置として、液晶層を含む液晶表示装置、及び有機EL層を含む有機EL表示装置を例示して説明するが、本実施形態における構造は、上述した他の電気光学層を含む表示装置へ適用することができる。
本発明の各実施の形態において、基板から酸化物半導体層に向かう方向を上又は上方という。逆に、酸化物半導体層から基板に向かう方向を下又は下方という。このように、説明の便宜上、上方又は下方という語句を用いて説明するが、例えば、基板と酸化物半導体層との上下関係が図示と逆になるように配置されてもよい。以下の説明で、例えば基板上の酸化物半導体層という表現は、上記のように基板と酸化物半導体層との上下関係を説明しているに過ぎず、基板と酸化物半導体層との間に他の部材が配置されていてもよい。上方又は下方は、複数の層が積層された構造における積層順を意味するものであり、トランジスタの上方の画素電極と表現する場合、平面視において、トランジスタと画素電極とが重ならない位置関係であってもよい。一方、トランジスタの鉛直上方の画素電極と表現する場合は、平面視において、トランジスタと画素電極とが重なる位置関係を意味する。
本明細書において「αはA、B又はCを含む」、「αはA,B及びCのいずれかを含む」、「αはA,B及びCからなる群から選択される一つを含む」、といった表現は、特に明示が無い限り、αがA~Cの複数の組み合わせを含む場合を排除しない。さらに、これらの表現は、αが他の要素を含む場合も排除しない。
<第1実施形態>
1.表示装置の構成
本発明の一実施形態の表示装置10の模式的上面図を図1に示す。図1に示すように、表示装置10は基板102および対向基板103を有し、基板102の上に複数の画素104が設けられる。複数の画素104を包含する単一の領域、およびこれを取り囲む領域がそれぞれ基板102の表示領域106と周辺領域107として定義される。
周辺領域には画素104を駆動するための駆動回路が設けられる。図1に示した例では、表示領域106を挟む二つの走査線駆動回路108や、アナログスイッチなどを含む信号線駆動回路110が設けられる。表示装置10に液晶素子が設けられる場合、これらの構造物を囲むようにシール111が設けられる。シール111は、基板102と対向基板103とが液晶層を挟むように基板102と対向基板103とを固定する。表示領域106や走査線駆動回路108、信号線駆動回路110からは配線118が基板102の一辺へ延び、基板102の端部で露出されて端子112を形成する。配線118は、表示領域106と端子112との間に位置する。また、配線118は、走査線駆動回路108や信号線駆動回路110と端子112との間に位置する。図1に示す端子112は、詳細は後述するが、複数の端子112を含む。端子112はフレキシブル印刷回路(FPC)基板などのコネクタ116と電気的に接続される。コネクタ116上、あるいは基板102上には画素104を制御するための駆動IC114をさらに搭載してもよい。なお、信号線駆動回路110を周辺領域上に設けず、この機能を駆動IC114によって実現してもよい。
以下の説明では、便宜上、表示装置10の端子112側を下部、端子112と反対側を上部とする。基板102や表示領域106が主に四つの辺で構成される四角形と見做すことができる場合、端子112側の辺を下辺、端子112と反対側の辺を上辺と呼ぶ。
ここで、個々の画素104の制御を行うための画素回路300について図2Aおよび図2Bを用いて説明する。図2Aは、画素104に有機エレクトロルミネッセンスを利用した発光素子(有機EL素子)を用いた画素回路の例を示す。また、図2Bは、画素104に液晶素子を用いた画素回路の例を示す。
2.画素
2-1.画素回路-1
図2Aは、本発明の一実施形態の表示装置10における画素回路300の構成を示す図である。説明の便宜上、2つの半導体装置(薄層トランジスタ)を用いた基本的な構成を例示して説明する。図2Aに示すように、画素回路300は駆動トランジスタ301、選択トランジスタ302、保持容量303、及び発光素子304などの素子を含む。駆動トランジスタ301及び選択トランジスタ302は、薄層トランジスタ等の半導体装置で構成される。
駆動トランジスタ301のソースは、アノード電源線305に接続され、駆動トランジスタ301のドレインは、発光素子304の一端(アノード)に接続されている。発光素子304の他端(カソード)は、カソード電源線306に接続されている。本実施形態において、アノード電源線305には、カソード電源線306よりも高い電源電圧が印加されている。図1では、アノード電源線305の図示を省略している。
選択トランジスタ302のゲートは、走査線122に接続され、選択トランジスタ302のソースは、データ信号線124に接続されている。選択トランジスタ302のドレインは、駆動トランジスタ301のゲートに接続されている。なお、選択トランジスタ302のソース及びドレインは、データ信号線124に印加された電圧と保持容量303に蓄積された電圧との関係によって入れ替わる場合がある。
保持容量303は、駆動トランジスタ301のゲート及びドレイン、並びに選択トランジスタ302のドレインに接続されている。データ信号線124には、映像信号が供給され、発光素子304の発光強度を決める階調信号が供給される。走査線122には、階調信号を書き込む画素を選択するための走査信号が供給される。
次に、図2Bを参照し、画素104に液晶素子を用いた画素回路の例を説明する。
2-2.画素回路-2
図2Bは、本発明の一実施形態の表示装置10における画素回路300の構成を示す図である。図2Bに示すように、画素回路300はトランジスタ307、保持容量308、および液晶素子309などの素子を含む。トランジスタ307は、薄層トランジスタ等の半導体装置で構成される。
トランジスタ307のゲートは、走査線122に接続され、トランジスタ307のソースは、データ信号線124に接続されている。トランジスタ307のドレインは、保持容量308および液晶素子309に接続されている。詳細は図示しないが、保持容量308の一方の電極がトランジスタ307のドレインに接続し、もう一方の電極は画素104の共通電極に接続されている。また、液晶素子309の一方の電極がトランジスタ307のドレインに画素電極を介して接続し、もう一方の電極は共通電極に接続されている。なお、トランジスタ307のソース及びドレインは、データ信号線124に印加された電圧と保持容量308に蓄積された電圧との関係によって入れ替わる場合がある。
図1に説明を戻す。複数の端子112は、コネクタ116と電気的に接続される。複数の端子112の各々は、配線118を介して画素104のトランジスタ307又は信号線駆動回路110、走査線駆動回路108と電気的に接続する。複数の端子112は、コネクタ116から供給される信号又は電源電位が入力される。当該信号は、画素104のトランジスタを動作させるための信号で、例えば、表示領域106に表示する画像を示す画像信号、又は走査線駆動回路108もしくは信号線駆動回路110を制御するための制御信号である。なお、表示装置10が備える端子112の数は、複数であればいくつであってもよい。
コネクタ116は、外部回路(図示略)から入力された信号を、複数の端子112に出力する。コネクタ116は、可撓性を有する基板に複数の配線を配置した構成であってもよい。該複数の配線の各々は、いずれか一の端子112と電気的に接続される。
次に、図3を参照し、端子112と表示領域106に設けられるトランジスタまたは走査線駆動回路108もしくは信号線駆動回路110を電気的に接続する配線118について説明する。
3.端子周辺構造
3-1.配線-1
図3は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図3は、図1に示す破線で囲まれた領域200における端子112および端子112に接続する配線118を示す。説明の便宜上、図3では、基板102と対向基板103との間の構成およびコネクタ116等を省略して示し、端子112および配線118の説明を行う。
複数の配線118は、シール111を斜めに跨ぐように配置される。複数の配線118は、シール111と重畳して配置される。複数の配線118は、それぞれ端子112と直接または電気的に接続する。隣り合う端子には、同じ信号又は同じ電源電位が入力される。例えば、端子112-1、端子112-2、端子112-3、端子112-4、端子112-5、および端子112-6には、映像信号が入力される。
端子112-1、端子112-2、端子112-3、端子112-4、端子112-5、および端子112-6は、それぞれ配線118-1、配線118-2、配線118-3、配線118-4、配線118-5、配線118-6と接続することができる。これらの配線は、上述したように、例えば、データ信号線124に電気的に接続することができる。
配線118は、供給される信号に応じて構成される配線の種類を変更することができる。例えば、配線118-1~配線118-6には、それぞれ走査線122と同様の金属材料で形成される配線を用いることができる。また、配線118-1~配線118-6には、それぞれ画素104または走査線駆動回路108もしくは信号線駆動回路110を構成するトランジスタの活性層と同じ組成を有する配線を用いることができる。詳細は後述するが、トランジスタの活性層は、金属材料で形成される配線と比べ透光性が高い材料が用いられている。
ここで、表示装置10に、上述したように液晶素子309を用いた場合、液晶層を基板102と対向基板103で挟持するために、シール111は表示領域106を囲むように配置される。配線118は、基板102の端部に配置される端子112と表示領域106との間に配置されるため、表示領域106を囲むシール111と重畳することとなる。シール111は、詳細は後述するが、光硬化性樹脂を用いられることが多い。シール111を硬化するための光は、基板102のトランジスタが形成される面と反対の面からシール111に照射される。
シール111を硬化するための光は、透光性の高い配線118-2、配線118-4、および配線118-6を通ることができる。したがって、シール111を硬化するための光は、配線118-2、配線118-4、および配線118-6と重畳するシール111に照射される。また、図3に示すように、金属材料で形成される配線118-1、配線118-3、配線118-5と配線118-2、配線118-4、および配線118-6は交互に配置される、または隣り合って配置されるため、透光性の高い配線118-2、配線118-4、および配線118-6を通る光の散乱光が、シール111を照射することができる。
ここで、図4を参照し、シール111と重畳する部分だけに透光性の高い配線を用いた配線118の説明をする。
3-2.配線-2
図4は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図4は、配線118-2を金属材料で形成される配線118-2aおよび配線118-2cと透光性の高い配線118-2bで構成される例を示す。
配線118-2は、シール111と重畳する部分に透過性の高い配線118-2bを用いる。配線118-2bは、金属材料で形成される配線118-2aと金属材料で形成される配線118-2cとの間に位置する。金属材料で形成される配線118-2aは、端子112-2と接続する。また、金属材料で形成される配線118-2cは、画素104または走査線駆動回路108もしくは信号線駆動回路110を構成するトランジスタと直接または電気的に接続する。
配線118-4、配線118-6、配線118-8、および配線118-10にも、配線118-2と同じ構成を用いることができる。図4に示すように、シール111と重畳する部分において、金属材料で形成される配線118と透光性の高い配線118を交互に配置、もしくは、隣り合って配置することで、基板102のトランジスタが設けられていない面から照射される光は、金属材料で形成される配線118と重畳するシール111にも、届くことができる。また、透光性の高い配線118と金属材料で形成される配線118には配線抵抗に少なからずとも差が生じるため、配線118のシール111と重畳する部分のみに透光性の高い配線118bを用い、その他の部分を金属材料で形成される配線118-1と同様に形成される配線118-2aおよび配線118-2cを用いることで、配線118-1の配線抵抗と配線118-2の配線抵抗との差を小さくすることができる。したがって、配線118-1の配線抵抗と配線118-2との間の配線抵抗のばらつきを低減することができる。
図5を参照し、シール111と重畳する部分において透過性の高い配線118-2bを用いる配線118-2の断面構造について説明をする。
図5は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的端面図である。具体的には、図4のA1-A3で切断した断面を示す端面図に相当する。
表示装置10は、基板102を有する。基板102は、この上に形成される回路を支持する機能を有し、ガラスや石英、あるいは高分子を含むことができる。基板102にポリイミドやポリアミド、ポリカルボナートなどの高分子を用いることで、表示装置10に可撓性を付与することができ、いわゆるフレキシブルディスプレイを提供することも可能である。
下地膜128は、基板102の上に設けることができる。下地膜128は、基板102からの汚染を防ぐことができ、例えば、無機絶縁材料を用いることができる。無機絶縁材料は、例えば、窒化シリコン、酸化シリコン、およびこれらの複合体を用いることができる。また、図5に示すように、下地膜129を下地膜128の上に設け、積層構造を有する下地膜としてもよい。
絶縁層130は、下地膜129の上に設けることができる。絶縁層130は、表示領域106に設けられるトランジスタにボトムゲート構造またはデュアルゲート構造を採用した場合、トランジスタのボトムゲート電極と活性層との間に設ける絶縁層と同工程で形成することができる。絶縁層130には、下地膜128と同様の材料を用いることができる。
配線118-2bは、絶縁層130の上に設けることができる。配線118-2bは、表示領域106に設けられるトランジスタの活性層と同様の材料を用いることができる。また、配線118-2bは、表示領域106に設けられるトランジスタの活性層が形成される工程と同工程で形成することができる。詳細は後述するが、トランジスタの活性層としては、酸化物半導体層を用いることができ、その酸化物半導体層を低抵抗化することで、配線118-2bに用いることができる。したがって、配線118-2bは、表示領域106に設けられるトランジスタの活性層と同じ組成を有する酸化物導電層である。
絶縁層136は、配線118-2bおよび絶縁層130の上に設けることができる。絶縁層136は、表示領域106に設けられるトランジスタがトップゲート構造またはデュアル構造を有する場合、トランジスタの活性層とゲート電極との間に設けられるゲート絶縁層を形成する工程と同工程で形成することができる。絶縁層136には、下地膜128と同様の材料を用いることができる。
絶縁層138は、絶縁層136の上に設けることができる。絶縁層138は、単層または積層した構造を用いることができる。絶縁層138には、例えば、窒化シリコン、酸化シリコンなどを用いることができる。
配線118-2aは、絶縁層138の上に設けることができる。配線118-2aは、配線118-2bに達する開口210が絶縁層138および絶縁層136に形成され、その開口210を介して、配線118-2bと接続することができる。配線118-2aは、表示領域106に設けられるトランジスタのソース電極やドレイン電極を形成する工程と同工程で形成することができる。配線118-2aには、一般的な金属材料を用いて形成することができる。金属材料としては、例えば、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、ビスマス(Bi)、銀(Ag)、銅(Cu)、及びこれらの合金又は化合物を用いることができる。配線118-2aは、単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。
絶縁層140は、配線118-2aおよび絶縁層138の上に設けることができる。絶縁層140には、下地膜128と同様の材料を用いることができる。
端子112-2は、絶縁層140の上に設けることができる。端子112-2は、配線118-2aに達する開口220が絶縁層140に形成され、開口220を介して、配線118-2aと接続することができる。図5に示すように、端子112-2は、絶縁層152から露出する部分を有し、露出する部分が駆動IC114と接続することができる。端子112-2には、配線118-2aに用いられる材料を用いればよい。
絶縁層152は、絶縁層134の上に設けることができる。絶縁層152は、上述したように端子112-2が部分的に露出するように、端子112-2上に設けることができる。画素104に設けられる発光素子または液晶素子は、絶縁層152の上に形成される。絶縁層152には、アクリル樹脂やポリシロキサン、ポリイミド、ポリエステルなどを含む感光性の有機樹脂材料を用いることができ、有機絶縁層として機能することができる。
シール111は、絶縁層152の上に設けることができる。図5に示すように配線118-2bと重畳するように設けられる。配線118-2bは、透光性が高いため、上述したように、基板102の下地膜128が設けられている面と反対の面からシール111にむけて照射する光を透過することができる。シール111には、例えば、光硬化性樹脂を用いることができる。
対向基板103は、図4には示していないが、図5に示すようにシール111の上に設けることができる。対向基板103は、基板102に対向して配置される。対向基板103には、基板102と同様のものを用いることができる。
以上のように、シール111と重畳する部分において配線118-2は、透過性の高い配線118-2bで構成される。次に、透過性の高い配線118-2bと同様の工程で活性層が形成されるトランジスタの製造方法について説明する。
図6Bから6Lを参照し、表示領域106に設けられるトランジスタの製造方法の一例を説明する。図6Bから6Lは、本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する図である。図6Bから6Lに示すトランジスタの製造方法は、例えば図6Aに示すトップゲート構造のトランジスタに関する製造方法である。
4.表示装置の製造方法
図6Aは、本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す端面図である。図6Aは、図2Aまたは図2Bに示すトランジスタ301、トランジスタ302、トランジスタ307は信号線駆動回路110、走査線駆動回路108に設けられるトランジスタを示す。図6Aは、例として、図2Aに示すトランジスタ301を示す。
図6Aに示すように、トランジスタは、基板102の上に下地膜128、絶縁層130、酸化物半導体層164、ゲート絶縁層136、ゲート電極182、絶縁層138-1、絶縁層138-2、ソース電極172S、およびドレイン電極172Dを含む。
次に、トランジスタ301の製造方法を説明する。
下地膜128および絶縁層130は、図6Bに示すように、基板102の上に形成される。
次に、図6Cに示すように、酸化物半導体層162が、絶縁層130の上に形成される。酸化物半導体層162には、半導体の特性を有する金属酸化物を用いることができる。酸化物半導体層162として、例えば、インジウム(In)を含む2以上の金属を含む酸化物半導体が用いられる。また、2以上の金属におけるインジウムの比率は50%以上である。酸化物半導体層162として、インジウムに加えて、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)、ハフニウム(Hf)、イットリウム(Y)、ジルコニア(Zr)、又はランタノイドが用いられる。酸化物半導体層162として、上記以外の元素が用いられてもよい。本実施形態では、酸化物半導体層162として、インジウム(In)及びガリウム(Ga)を含む金属酸化物(IGO系酸化物半導体)が用いられる。
酸化物半導体層162の焼成によって、酸化物半導体層162を結晶化する場合、成膜後かつ酸化物半導体層162の焼成前の酸化物半導体層162はアモルファス(酸化物半導体の結晶成分が少ない状態)であることが好ましい。つまり、酸化物半導体層162の成膜方法は、成膜直後の酸化物半導体層162ができるだけ結晶化しない条件であることが好ましい。例えば、スパッタリング法によって酸化物半導体層162が成膜される場合、被成膜対象物、例えば基板102、の温度を制御しながら酸化物半導体層162が成膜される。被成膜対象物の温度を制御するためには、例えば、被成膜対象物を冷却しながら成膜を行う。例えば、被成膜対象物の被成膜面の温度(以下、「成膜温度」という。)が100℃以下、70℃以下、50℃以下、又は30℃以下になるように、被成膜対象物を当該被成膜面の反対側の面から冷却するとよい。このように被成膜対象物を冷却しながら酸化物半導体層162の成膜を行うことで、成膜直後の状態で結晶成分が少ない酸化物半導体層162を成膜することができる。
次に、図6Dに示すように、酸化物半導体層162のパターンを形成する。酸化物半導体層162は、酸化物半導体層162の焼成の前にパターンを形成することが好ましい。酸化物半導体層162の焼成によって酸化物半導体層162が結晶化すると、エッチングし難い傾向がある。また、エッチングによって酸化物半導体層162にダメージが生じても、酸化物半導体層162の焼成によってダメージを修復することができる。
酸化物半導体層162のパターン形成の後に、酸化物半導体層162に対して焼成が行われる。酸化物半導体層162の焼成では、酸化物半導体層162が、所定の到達温度で所定の時間保持される。所定の到達温度は、300℃以上500℃以下であり、好ましくは350℃以上450℃以下である。また、到達温度での保持時間は、15分以上120分以下であり、好ましくは30分以上60分以下である。酸化物半導体層162の焼成を行うことにより、酸化物半導体層162が結晶化され、多結晶構造を有する酸化物半導体層164が形成される。
次に、図6Eに示すように、酸化物半導体層162の上にゲート絶縁層136を形成する。ゲート絶縁層136には、欠陥が少ない絶縁層を用いることが好ましい。ゲート絶縁層136として欠陥が少ない絶縁層を形成するために、350℃以上の成膜温度でゲート絶縁層136を成膜してもよい。また、ゲート絶縁層136を成膜した後に、ゲート絶縁層136の一部に酸素を打ち込む処理を行ってもよい。
次に、図6Fに示すように、ゲート絶縁層136の上に、アルミニウムを主成分とする金属酸化物層166を成膜し、焼成を行った後、する金属酸化物層166を除去する。
金属酸化物層166には、酸化アルミニウム(AlO)、酸化窒化アルミニウム(AlO)、窒化酸化アルミニウム(AlN)、窒化アルミニウム(AlN)などの無機絶縁層が用いられる。ここで、金属酸化物層166に含まれるアルミニウムの比率は、金属酸化物層166全体の1%以上であるとよい。また、金属酸化物層166に含まれるアルミニウムの比率は、金属酸化物層166全体の5%以上70%以下、10%以上60%以下、又は30%以上50%以下であってもよい。
金属酸化物層166の膜厚は、例えば、5nm以上100nm以下、5nm以上50nm以下、5nm以上30nm以下、又は7nm以上15nm以下であるとよい。
金属酸化物層166が成膜された後、金属酸化物層166の焼成を行う。金属酸化物層166の焼成後、金属酸化物層166は除去される。金属酸化物層166の少なくとも酸化物半導体層164と重畳する部分は、全て除去されればよい。
次に、図6Gに示すように、ゲート絶縁層136の上に、ゲート電極182を形成する。ゲート電極182は、金属酸化物層166が除去されることで露出したゲート絶縁層136と接するように形成される。ゲート電極182には、例えば、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、ビスマス(Bi)、銀(Ag)、銅(Cu)、及びこれらの合金又は化合物などを用いることができる。
酸化物半導体層164のソース領域164S及びドレイン領域164Dが形成される。具体的には、イオン注入又はイオンドーピング法によって、ゲート電極182をマスクとしてゲート絶縁層136を介して酸化物半導体層164に不純物元素が注入される。ゲート電極182で覆われていない酸化物半導体層164の一部に対して、例えば、アルゴン(Ar)、リン(P)、ボロン(B)などの不純物元素が注入される。このような不純物を酸化物半導体層164の一部に注入することにより、その一部は低抵抗化される。具体的には、図6Hに示す酸化物半導体層164のチャネル領域164Cを挟むソース領域164Sおよびドレイン領域164Dがゲート電極182で覆われていない酸化物半導体層164の一部に相当し、不純物元素が注入される。酸化物半導体層164のチャネル領域164Cは、ゲート電極182で覆われているため、不純物元素は注入されない。
ここで、図4に示す配線118-2および図5に示す配線118-2bもトランジスタ301の活性層と同工程で形成される。配線118-2および配線118-2bは、トランジスタ301のようにゲート電極に覆われる部分がないため、不純物元素が配線118-2および配線118-2bの全体に注入される。したがって、配線118-2および配線118-2bは、酸化物半導体層164と同じ組成を有し、さらに不純物元素の注入により低抵抗化されているため、酸化物導電層となる。酸化物導電層である配線118-2および配線118-2bは、上述したように酸化物半導体層164のソース領域164Sおよびドレイン領域164Dと同様に不純物元素が注入されているため、ソース領域164Sおよびドレイン領域164Dと同じ不純物元素を含むこととなる。
次に、図6Iに示すように、ゲート電極182およびゲート絶縁層136の上に、絶縁層138-1および絶縁層138-2を形成する。
次に、図6Jに示すように、ゲート絶縁層136、絶縁層138-1、および絶縁層138-2に開口240および開口250を形成する。開口240によってソース領域164Sが露出され、開口250によってドレイン領域164Dが露出される。開口240および開口250によってソース領域164S及びドレイン領域164Dが露出したら、図6Kに示したソース電極172S及びドレイン電極172Dを形成する。
以上の製造工程を経て、トップゲート構造であるトランジスタ301は形成することができる。ボトムゲート構造およびデュアルゲート構造であるトランジスタを形成する場合、下地膜128と絶縁層130との間にボトムゲート電極を形成し、絶縁層130を当該ボトムゲート電極と酸化物半導体層164とのゲート絶縁膜として機能させればよい。
また、表示装置10に有機EL素子または液晶素子を搭載する場合、図5に示した絶縁層152を絶縁層140の上に形成し、有機EL素子または液晶素子が形成される。図6Lに示すように、絶縁層140を絶縁層132、ソース電極172S、およびドレイン電極172Dの上に形成する。図5に示す端子112-2は、絶縁層140の上に形成される。
以上のトランジスタの各製造工程とともに、配線118-2および配線118-2bを形成することができる。
5.配線の変形例
5-1.変形例1
図7を参照し、表示装置10の端子およびその周辺の変形例を説明する。図7は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図1に示す破線で囲まれた領域200における、端子112および配線118の構成の変形例を示す。なお、図1から図6に示す表示装置10と同一、または類似する構成については、説明を割愛することがある。
図3に示す配線118と異なる点は、、端子112-1に接続する配線118-1が、映像信号が供給される端子112-2と接続する配線118-2と重なる点である。さらに、図7に示すように、端子112-5に接続する配線118-5も、映像信号が供給される端子112-6と接続する配線118-6と重なってもよい点である。
図7に示すように、配線118-1は、シール111を跨ぐ部分およびシール111に対して斜めに配置される部分において配線118-2と重畳する。配線118-1は、配線118-2と重畳するように配置されることにより、端子112-1と隣り合う端子112-11と接続する配線118-11との距離を設けることができる。このとき、配線118-11は金属材料で形成されているため、この距離により、シール111と重畳する部分においても配線118-11と配線118-1の距離が設けられ、シール111が硬化するために照射される光がこれら配線の間を通り、シール111に十分に届くことができる。
配線118には、表示装置10の製造工程で用いられる任意の層を組み合わせて用いることができる。ただし、図7に示すように配線118-2に酸化物導電層を用いる場合、それと重畳する配線118-1には、走査線駆動回路108もしくは走査線122が供給される電極もしくは配線を構成する層を用いないようにすることが好ましい。換言すると、重畳する配線118のうち、一つの配線118に酸化物導電層を用いた場合、もう一方の配線118に用いる層には、画素104もしくは走査線駆動回路108および信号線駆動回路110を構成するトランジスタのゲート電極として機能する層と同じ層を用いないことが好ましい。酸化物導電層を用いた配線118と重畳する配線118にトランジスタのゲート電極として機能する層を用いた場合、配線118が配線としての機能を失う場合があるため、上記構成は好ましくない。
次に、図8を参照し、図7に示した配線118の変形例を説明する。
5-2.変形例2
図8は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図1に示す破線で囲まれた領域200における、端子112および配線118の構成を示す。なお、図1から図7に示す表示装置10と同一、または類似する構成については、説明を割愛することがある。
図7に示す配線118と異なる点は、配線118-2のシール111と重畳する部分の配線118-2bに酸化物導電層を用い、配線118-2bと端子112-2との間には金属材料で形成される配線118-2aを用いた点である。
図8に示すように、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図8は、金属材料で形成される配線118-2aおよび配線118-2c(図示せず)と酸化物導電層を用いた配線118-2bを構成される配線118-2を示す。
配線118-6は、配線118-2と同様の構成からなる。配線118-6は、シール111と重畳する部分の配線118-6bに酸化物導電層が用いられる。また、配線118-6bと端子112-6との間には金属材料で形成される配線118-6aが用いられ、金属材料で形成された配線118-6cは、配線118-6aに接続される端部とは異なる一端に接続される。
次に、図9を参照し、シール111と重畳する部分において酸化物導電層を用いた配線118-2bと金属材料で形成された配線118-1が重畳する部分の断面構造について説明をする。
図9は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的端面図である。具体的には、図8のB1-B3で切断した断面を示す端面図に相当する。
配線118-1は、下地膜128の上に配置される。配線118-1は、下地膜129と配線118-2bとの間に位置し、配線118-2bとの間には絶縁層130を有する。配線118-1は、画素104および鵜14走査線駆動回路108または信号線駆動回路110を構成するトランジスタの製造工程におけるボトムゲート電極と同じ層で形成することができる。配線118-1には、例えば、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、ビスマス(Bi)、銀(Ag)、銅(Cu)、及びこれらの合金又は化合物などを用いることができる。
次に、図10を参照し、図7に示した配線118の変形例を説明する。
5-3.変形例3
図10は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図1に示す破線で囲まれた領域200における、端子112および配線118の構成の変形例を示す。なお、図1から図9に示す表示装置10と同一、または類似する構成については、説明を割愛することがある。
図7に示す配線118と異なる点は、配線118-1と配線118-11とが重なる点である。さらに、配線118-5と配線118-12とがさらに重なってよい点である。
図10に示すように、配線118-1は、シール111を跨ぐ部分およびシール111に対して斜めに配置される部分において配線118-11と重畳する。金属材料で形成される配線118-1と配線118-11とが重畳し、酸化物導電層を用いた配線118-2はそれらと隣り合って配置される。光の透過率が低い配線118-1と配線118-11と光の透過率が高い配線118-2を隣り合って配置することで、配線118間の距離を大きく設ける必要がない。また、このような配置により、重畳させる配線118の数が少なくてすむ。その結果、多数の配線118が重畳した部分の高さと比べ、少数の配線118を重畳した部分の高さは、例えば、配線118-1と配線118-11が重畳した部分の高さより低くなる。このように重畳した部分の高さが低くなることにより、重畳した部分の高さが高いことで発生していた配線118の形成不良を抑制することができる。
次に、図11を参照し、図10に示した配線118の変形例を説明する。
5-4.変形例4
図11は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図1に示す破線で囲まれた領域200における、端子112および配線118の構成を示す。なお、図1から図10に示す表示装置10と同一、または類似する構成については、説明を割愛することがある。
図11は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図1に示す破線で囲まれた領域200における、端子112および配線118の構成を示す。なお、図1から図10に示す表示装置10と同一、または類似する構成については、説明を割愛することがある。
図10に示す配線118と異なる点は、配線118-2は、シール111と重畳する部分の配線118-2bに酸化物導電層を用い、配線118-2bと端子112-2との間には金属材料で形成される配線118-2aを用いた点である。また、配線118-2bの一端が配線118-2aと接続し、図示されていないが配線118-2bの他端が配線118-2cと接続している。
配線118-6は、配線118-2と同様の構成からなる。配線118-6は、シール111と重畳する部分の配線118-6bに酸化物導電層が用いられる。また、配線118-6bと端子112-6との間には金属材料で形成される配線118-6aが用いられ、金属材料で形成された配線118-6cは、配線118-6aに接続される端部とは異なる一端に接続される。
本実施形態の表示装置10は、トランジスタの酸化物半導体層のソース領域164Sおよびドレイン領域164Dの形成と同様に形成された酸化物導電層を、画素104もしくは走査線駆動回路108および信号線駆動回路110を構成するトランジスタと外部回路との接続に用いられる端子112とを接続する配線118に用いることができる。酸化物導電層は光の透過性が高いため、シール111と重畳する配線118に酸化物導電層を用いることで、酸化物導電層を介してシール111に光を照射することができ、配線の重畳部分においても、シール111を十分に硬化することができる。したがって、本実施形態は、シール111の硬化不足による不良や、劣化が抑制された表示装置を提供することができる。
さらに、本実施形態の表示装置10は、複数の配線118間を狭くすることができ、密に配置することができる。これにより、本実施形態の表示装置10は、狭い領域内で配線118の数を多く有することができる。したがって、本実施形態は、高精細化および狭額縁化を実現することができる。
<第2実施形態>
本実施形態では、本発明の実施形態の一つに係る表示装置10の配線218の構造について記述する。配線218と第1実施形態の配線118との異なる点の一つは、金属材料で形成される配線218を隣り合わせに複数設け、酸化物導電層を用いた配線218は複数の金属材料で形成される配線218のうちの少なくとも一つに重畳する点である。第1実施形態と同一、類似する構成については説明を割愛することがある。
図12は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。図12に示す端子212-2および端子212-5には、自動利得制御電圧が入力され、端子212-2および端子212-6には、映像信号が供給され、端子212-11および端子212-12には、走査信号を供給することができる。
端子212-1および端子212-5には、それぞれ配線218-1および配線218-5が接続する。端子212-2および端子212-6には、それぞれ配線218-2および配線218-6が接続する。端子212-11および端子212-12には、それぞれ配線218-11および配線218-12が接続する。
配線218-1、配線218-5、配線218-11、および配線218-12は、金属材料で形成される配線である。配線218-2および配線218-6には、酸化物導電層を用いられる。配線218-2および配線218-6は、それぞれ金属材料で形成される配線218-2aおよび配線218-6aを介して端子212-2および端子212-6と接続する。
配線218-1と配線218-2は、複数の端子212が配列する方向に対して斜めの方向に延びる部分において、重畳することができる。ただし、配線218の引き回しの手法によっては、複数の端子212の配列する方向に対して概略垂直または平行に伸びる部分おいても、配線218-1と配線218-2は重畳することができる。配線218-5および配線218-6は、配線218-1と配線218-2と同様に配置することができる。
配線218-11は、配線218-2と配線218-6との間に配置される。配線218―12も同様に配線218-2と配線218-6との間に配置される。
以上のように、金属材料で形成される配線218-1と酸化物導電層を用いる配線218-2とを重畳させ、さらに重畳する配線218-1および配線218-2に金属材料で形成される配線218-11を、図12に示すように、近接して配置することができる。
また、配線218-2に用いられる酸化物導電層は、画素104または走査線駆動回路108および信号線駆動回路110を構成するトランジスタの活性層である酸化物半導体層と同工程で形成される。したがって、酸化物導電層の膜厚が金属材料で形成される配線218-1および配線218-11の膜厚に比べ小さい。以上より、金属材料で形成される配線218-1と酸化物導電層を用いる配線218-2とが重畳した場合、重畳した部分の高さは、金属材料で形成される配線218-1と配線218-11とが重畳した場合の重畳した部分の高さに比べ著しく低くなることができる。
次に、図13を参照し、図12に示した配線218の変形例を説明する。
図13は、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的上面図である。具体的には、図1に示す破線で囲まれた領域200における、端子112に相当する端子212および配線118に相当する配線218の構成を示す。なお、図1から図12に示す表示装置10と同一、または類似する構成については、説明を割愛することがある。
図12と異なる点は、配線218-2は配線218-1と重畳する部分に酸化物導電層を用いた配線218-2bを用い、配線218-1と重畳しない部分に金属材料で形成される配線218-2aを用いた点である。図13に示すように、端子212周辺において配線218-2は配線218-1と重畳しない部分に金属材料で形成される配線218-2aを用いている。また、図示しないが、画素104および走査線駆動回路108または信号線駆動回路110を構成するトランジスタと端子212の間において、配線218-1と重畳しない部分に金属材料で形成される配線218-2cを用いることができる。
ここで、図14Aおよび図14Bを参照し、配線218-2は配線218-1と重畳する部分の断面構造について説明をする。
図14Aは、本発明の一実施形態に係る表示装置の端子およびその周辺を示す模式的端面図である。具体的には、図13のC1-C2で切断した断面を示す端面図に相当する。図14Bは、比較例に係る表示装置の端子周辺を示す模式的端面図である。比較例に係る表示装置には、配線218-1と重畳する配線218-2に金属材料で形成される配線を用いた。
図14Aは、配線218-1の上に配線218-2bが設けられる本実施形態の例を示す。図14Bは、配線218-1の上に金属材料で形成される配線218-2exが設けられる比較例を示す。
図14Aに示す配線218-1と配線218-2bが重畳して積層された部分の高さと、図14Bに示す配線218-1と配線218-2exが重畳して積層された部分の高さを比較すると、配線218-2bを重畳した部分は配線218-2exが重畳して積層された部分の高さより低い。
さらに、図14Aが示す絶縁層238の凹凸と図14Bに示す絶縁層238の凹凸を比べると、図14Bに示す絶縁層238の凹凸が大きいことが分かる。この凹凸は、配線218の形成後または絶縁層238の形成後の製造工程に大きく影響し、主に、配線等形成不良を発生させることが多い。特に、配線の形成不良には、配線に用いられる金属材料等がパターン以外の場所で除去しきれておらず、除去できなかった金属材料が配線のショートを引き起こすことがある。
本実施形態の表示装置10は、トランジスタの酸化物半導体層と同等の膜厚である酸化物導電層を配線218-2に用いることができる。これにより、配線218-2と配線218-1との重畳する部分は、配線218-2の形成後の次工程に対する影響を少なくすることができる。したがって、本実施形態は、不良が少なく劣化が抑制された表示装置を提供することができる。
また、本実施形態の表示装置10は、複数の配線218が積層して設けられることにより、複数の配線218が表示装置内で占める面積を小さくすることができる。したがって、本実施形態は、狭額縁化された表示装置を提供することができる。
さらに、本実施形態の表示装置10は、複数の配線218が積層して設けられることにより、より多くの配線218を表示装置に設けることができるため、高精細な表示装置を提供することができる。
本発明の実施形態として上述した各実施形態は、相互に矛盾しない限りにおいて、適宜組み合わせて実施することができる。各実施形態を基にして、当業者が適宜構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略もしくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述した各実施形態の態様によりもたらされる作用効果とは異なる他の作用効果であっても、本明細書の記載から明らかなもの、又は、当業者において容易に予測し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
10:表示装置、102:基板、103:対向基板、104:画素、106:表示領域、107:周辺領域、108:走査線駆動回路、110:信号線駆動回路、111:シール、112:端子、112-1:端子、112-11:端子、112-12:端子、112-2:端子、112-3:端子、112-4:端子、112-5:端子、112-6:端子、116:コネクタ、118:配線、118-1:配線、118-10:配線、118-11:配線、118-12:配線、118-2:配線、118-2a:配線、118-2b:配線、118-2c:配線、118-3:配線、118-4:配線、118-5:配線、118-6:配線、118-6a:配線、118-6b:配線、118-6c:配線、118-8:配線、118b:配線、122:走査線、124:データ信号線、128:下地膜、129:下地膜、130:絶縁層、132:絶縁層、134:絶縁層、135:配線、136:絶縁層、136:ゲート絶縁層、138:絶縁層、138-1:絶縁層、138-2:絶縁層、140:絶縁層、152:絶縁層、162:酸化物半導体層、164:酸化物半導体層、164C:チャネル領域、164D:ドレイン領域、164S:ソース領域、166:金属酸化物層、172D:ドレイン電極、172S:ソース電極、180:配線、182:ゲート電極、200:領域、210:開口、212:端子、212-1:端子、212-11:端子、212-12:端子、212-2:端子、212-5:端子、212-6:端子、218:配線、218-1:配線、218-11:配線、218-12:配線、218-2:配線、218-2a:配線、218-2b:配線、218-2c:配線、218-2ex:配線、218-5:配線、218-6:配線、218-6a:配線、220:開口、238:絶縁層、240:開口、250:開口、300:画素回路、301:トランジスタ、301:駆動トランジスタ、302:トランジスタ、302:選択トランジスタ、303:保持容量、304:発光素子、305:アノード電源線、306:カソード電源線、307:トランジスタ、308:保持容量、309:液晶素子

Claims (10)

  1. 酸化物半導体層を有する複数のトランジスタと、
    前記複数のトランジスタと電気的に接続する第1端子と、
    前記複数のトランジスタと電気的に接続し、前記第1端子と隣り合う第2端子と、
    前記複数のトランジスタ及び前記第1端子と電気的に接続し、前記複数のトランジスタと前記第1端子との間に位置する第1配線と、
    前記複数のトランジスタ及び前記第2端子と電気的に接続し、前記複数のトランジスタと前記第2端子との間に位置する第2配線と、を含み、
    前記第1配線は、金属材料で形成され、
    前記第2配線は、前記酸化物半導体層と同じ組成を有する酸化物導電層を含む、
    表示装置。
  2. 前記複数のトランジスタの少なくとも1つがそれぞれ配置される複数の画素と、
    前記複数の画素を囲むシールと、をさらに含み、
    前記シールは前記第2配線と重畳する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2配線は、金属材料で形成される第3配線および第4配線と、前記第3配線と前記第4配線との間に位置する第5配線と、をさらに含み、
    前記第3配線は、前記第2端子と接続し、
    前記第4配線は、前記複数のトランジスタと接続し、
    前記シールは、前記第5配線と重畳する、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2配線と前記第1配線が重畳する、
    請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記複数のトランジスタが配置される基板をさらに有し、
    前記第1配線は、前記基板と前記酸化物半導体層との間の層に設けられる、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記複数のトランジスタと電気的に接続し、前記第1端子と隣り合う第3端子と、
    前記複数のトランジスタ及び前記第3端子と電気的に接続し、前記複数のトランジスタと前記第3端子との間に位置する第6配線と、をさらに含み、
    前記複数のトランジスタは、前記基板とゲート電極との間に前記酸化物半導体層を有し、
    前記ゲート電極と前記第6配線は電気的に接続し、
    前記第6配線と前記第2配線は隣り合って配置される、
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第6配線は、前記第1配線と重畳する、
    請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記複数のトランジスタの少なくとも1つがそれぞれ配置される複数の画素と、
    前記複数の画素を囲むシールと、
    前記第2配線は、金属材料で形成される第3配線および第4配線と、前記第3配線と前記第4配線との間に位置する第5配線と、をさらに含み、
    前記第3配線は、前記第2端子と接続し、
    前記第4配線は、前記複数のトランジスタと接続し、
    前記シールは、前記第5配線と重畳する、
    請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記酸化物半導体層は、チャネル領域と、チャネル領域を挟むソース領域及びドレイン領域とを有し、
    前記酸化物導電層は、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と同じ不純物元素を含む、
    請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記第2配線は、前記ソース領域または前記ドレイン領域と電気的に接続する、
    請求項9に記載の表示装置。

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