JP2024072620A - 車両用コンソール - Google Patents

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美徳 政次
裕介 吉原
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

【課題】シートに着座するユーザの使い勝手を向上できる車両用コンソールを提供する。【解決手段】コンソール30は、シート20に着座するユーザの腕部を支持するアームレスト33と、アームレスト33を支持する可動ベース32を前後方向に駆動するコンソール駆動部36と、シート20のリクライニング角度を検出する角度センサ242の検出結果に基づいて、コンソール駆動部36を制御するコンソール制御部37と、を備える。コンソール制御部37は、リクライニング角度が大きくなる場合には、可動ベース32を後方に移動させる一方で、リクライニング角度が小さくなる場合には、可動ベース32を前方に移動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用コンソールに関する。
特許文献1には、前後方向に移動可能なアームレストを有する車両用コンソールが記載されている。車両用コンソールは、運転者の体格及び姿勢に応じて、アームレストの位置を最適な位置に調整することを可能としている。
特開2010-23641号公報
上記のような車両用コンソールは、ユーザの使い勝手を向上させる点において、改善の余地が残されていた。
以下、上記課題を解決するための車両用コンソールの態様について記載する。
[態様1]幅方向において、シートと隣り合って配置される車両用コンソールであって、前記シートに着座するユーザの腕部を支持するアームレストと、前記アームレストを前後方向に駆動する駆動部と、前記シートのリクライニング角度を検出する角度センサの検出結果に基づいて、前記駆動部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記リクライニング角度が大きくなる場合には、前記アームレストを後方に移動させる一方で、前記リクライニング角度が小さくなる場合には、前記アームレストを前方に移動させる車両用コンソール。
シートに着座するユーザがリクライニング角度を変更する場合には、ユーザの着座姿勢が変化する。例えば、リクライニング角度が大きくなる場合にはユーザの腕部が後方に移動し、リクライニング角度が小さくなる場合にはユーザの腕部が前方に移動する。この点、車両用コンソールは、リクライニング角度が大きくなる場合にはアームレストを後方に移動させる一方で、リクライニング角度が小さくなる場合にはアームレストを前方に移動させる。したがって、車両用コンソールは、ユーザがリクライニング角度を変更する場合であっても、アームレストの使用感が変化することを抑制できる。つまり、車両用コンソールは、ユーザの使い勝手を向上できる。
[態様2]車両のフロアに固定される固定ベースと、前記固定ベースに対して前後方向に移動可能に構成され、前記アームレストを支持する可動ベースと、を備え、前記駆動部は、前記可動ベースを駆動することにより、前記アームレストを駆動する態様1に記載の車両用コンソール。
車両用コンソールがボトルホルダー及びスイッチなどの機能部品を備える場合、シートのリクライニング角度の変化に応じて、アームレストだけでなく機能部品も前後動する。このため、ユーザは、リクライニング角度を変更する場合であっても、機能部品に手が届きやすい状態が維持される。よって、車両用コンソールは、ユーザの使い勝手をさらに向上できる。
車両用コンソールは、シートに着座するユーザの使い勝手を向上できる。
図1は、車両用コンソールを備える車両の概略構成を示す斜視図である。 図2は、車両用コンソールの側面図である。 図3は、リクライニング角度が小さいシート及び車両用コンソールの斜視図である。 図4は、リクライニング角度が大きいシート及び車両用コンソールの斜視図である。
以下、車両用コンソール(以下「コンソール」ともいう。)を備える車両の一実施形態について説明する。
<本実施形態の構成>
図1に示すように、車両10は、シート20と、コンソール30と、を備える。本実施形態では、車両10の幅方向、前後方向及び上下方向は、シート20の幅方向、前後方向及び上下方向とそれぞれ一致している。
シート20は、シートクッション21と、シートバック22と、ヘッドレスト23と、シート駆動部24と、シート制御部25と、を有する。シート20は、運転席であってもよいし、助手席であってもよいし、後席であってもよい。
シートクッション21は、ユーザの臀部及び大腿部を支持する部位であり、シートバック22は、ユーザの背中を支持する部位であり、ヘッドレスト23は、ユーザの頭部を支持する部位である。シートバック22は、シートクッション21に対して幅方向に延びる軸線回りに回転可能となっている。以降の説明では、シートクッション21に対するシートバック22の角度をリクライニング角度という。リクライニング角度は、シートバック22を後方に倒す場合に大きくなり、シートバック22を前方に倒す場合には小さくなる。
シート駆動部24は、シートバック22を駆動することにより、シート20のリクライニング角度を変更する。シート駆動部24は、電気モータ241と、角度センサ242と、を有する。電気モータ241の動力は、図示しない伝達機構を介して、シートバック22に伝達される。角度センサ242は、リクライニング角度を検出するためのセンサである。角度センサ242は、シート駆動部24の電気モータ241に設けられるホールICであってもよいし、リクライニング角度を直接検出するセンサであってもよい。
シート制御部25は、例えば、コンピュータ及びメモリを含む処理回路等から構成されている。シート制御部25は、シート20に着座するユーザからの作動要求に基づき、シート駆動部24を制御する。例えば、ユーザがシートバック22を前方に倒すスイッチを操作する場合、シート制御部25は、リクライニング角度を小さくする。一方、ユーザがシートバック22を後方に倒すスイッチを操作する場合、シート制御部25は、リクライニング角度を大きくする。
<コンソール30>
図1及び図2に示すように、コンソール30は、固定ベース31と、可動ベース32と、アームレスト33と、ボトルホルダー34と、端末35と、コンソール駆動部36と、コンソール制御部37と、を備える。コンソール駆動部36は「駆動部」に相当し、コンソール制御部37は「制御部」に相当している。
図2に示すように、固定ベース31は、車両10のフロア11に固定されている。可動ベース32は、固定ベース31に対して前後方向に移動できるように固定ベース31に係合している。言い換えれば、可動ベース32は、固定ベース31に対して前後方向に摺動できるようになっている。可動ベース32は、前後方向に延びる第1延設部321と、第1延設部321の前側部分から上方に進むにつれて後方に向かうように延びる第2延設部322と、第2延設部322の先端から後方に延びる第3延設部323と、を有する。例えば、固定ベース31は、前後方向に延びるガイドレール311であればよい。この場合、可動ベース32は、ガイドレール311よりも前後方向に長く、ガイドレール311が収まるガイド溝324を有することが好ましい。
アームレスト33は、シート20に着座するユーザの腕部を支持する。アームレスト33は、クッション性を有する材質によって構成されていることが好ましい。アームレスト33は、可動ベース32の第3延設部323に固定されている。ボトルホルダー34は、飲料ボトルなどの円柱体を保持する。ボトルホルダー34は、第2延設部322に固定されている。ボトルホルダー34は、アームレスト33よりも前方に位置している。端末35は、車両10の機器を操作するための操作端末であってもよいし、車両10の情報、画像及び映像などを表示する表示端末であってもよい。端末35は、第2延設部322に固定されている。端末35は、ボトルホルダー34よりも前方に位置している。
図1に示すように、コンソール駆動部36は、電気モータ361を有する。電気モータ361の動力は、図示しない伝達機構を介して、可動ベース32に伝達される。コンソール駆動部36は、例えば、可動ベース32の内部に配置される。
コンソール制御部37は、可動ベース32を前後方向に駆動する。つまり、コンソール制御部37は、アームレスト33、ボトルホルダー34及び端末35を前後方向に駆動する。コンソール制御部37は、例えば、コンピュータ及びメモリを含む処理回路等から構成されている。コンソール制御部37は、シートバック22が駆動される際に、コンソール駆動部36を制御する。コンソール制御部37は、シート駆動部24の角度センサ242の検出結果に基づいて、リクライニング角度を算出する。シート制御部25がリクライニング角度を算出している場合には、コンソール制御部37は、シート制御部25からリクライニング角度を取得してもよい。そして、コンソール制御部37は、リクライニング角度が大きくなる場合には、可動ベース32を後方に移動させる。一方、コンソール制御部37は、リクライニング角度が小さくなる場合には、可動ベース32を前方に移動させる。
ここで、コンソール30の前後方向における位置とリクライニング角度とは事前に対応付けられていることが好ましい。例えば、コンソール制御部37は、リクライニング角度とコンソール30の位置とを対応付けたマップを記憶してもよい。この場合、コンソール制御部37は、変更後のリクライニング角度に応じたコンソール30の位置に向けてコンソール30を移動させるとよい。なお、コンソール制御部37は、リクライニング角度の変更が開始されるのと同時にコンソール30の移動を開始させてもよいし、リクライニング角度の変更が終了するのを待ってコンソール30の移動を開始させてもよい。
<本実施形態の作用>
図3に示す状態から図4に示す状態に移行する場合、すなわち、シート20に着座するユーザがシートバック22を後傾させる場合について説明する。この場合には、リクライニング角度が大きくなるため、コンソール30の可動ベース32が固定ベース31に対して後方に移動する。よって、リクライニング角度が大きくなることに伴い、ユーザの腕部が後方に移動しても、ユーザの腕部がコンソール30のアームレスト33の適切な位置に乗った状態が維持される。
図4に示す状態から図3に示す状態に移行する場合、すなわち、シート20に着座するユーザがシートバック22を前傾させる場合について説明する。この場合には、リクライニング角度が小さくなるため、コンソール30の可動ベース32が固定ベース31に対して前方に移動する。よって、リクライニング角度が小さくなることに伴い、ユーザの腕部が前方に移動しても、ユーザの腕部がコンソール30のアームレスト33の適切な位置に乗った状態が維持される。
<本実施形態の効果>
(1)コンソール30は、リクライニング角度が大きくなる場合にはアームレスト33を後方に移動させる一方で、リクライニング角度が小さくなる場合にはアームレスト33を前方に移動させる。したがって、コンソール30は、ユーザがリクライニング角度を変更する場合であっても、アームレスト33の使用感が変化することを抑制できる。
(2)コンソール30は、フロア11に固定される固定ベース31に対して、アームレスト33、ボトルホルダー34及び端末35を支持する可動ベース32が移動できるように構成されている。このため、リクライニング角度の変化に応じて、アームレスト33だけでなく、ボトルホルダー34及び端末35も前後方向に移動する。このため、ユーザは、リクライニング角度を変更する場合であっても、ボトルホルダー34及び端末35に手が届きやすい状態が維持される。よって、コンソール30は、ユーザの利便性を高めることができる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・コンソール30において、アームレスト33は、第3延設部323に対して前後方向に移動可能に構成してもよい。つまり、コンソール30において、前後方向に移動する部位はアームレスト33だけでもよい。
・コンソール30において、可動ベース32は、前後方向だけでなく、上下方向に移動可能に構成してもよい。この場合、コンソール制御部37は、リクライニング角度が大きくなる場合には、可動ベース32を後方に移動させるとともに下方に移動させてもよい。一方、コンソール制御部37は、リクライニング角度が小さくなる場合には、可動ベース32を前方に移動させるとともに上方に移動させてもよい。
・シート20は、シート駆動部24によって、前後方向に移動可能に構成してもよいし、上下方向に移動可能に構成してもよい。この場合、コンソール制御部37は、リクライニング角度の変化に加え、シート20の前後動及び上下動に応じて、可動ベース32を前後動させてもよい。
・シート20は、シート駆動部24によって、上下方向に延びる軸線回りに揺動可能に構成してもよい。この場合、コンソール制御部37は、リクライニング角度の変化に加え、シート20の上下方向に延びる軸線回りの揺動角度に応じて、可動ベース32を前後動させてもよい。
・シート20は、シート駆動部24を備えなくてもよい。つまり、シート20は、リクライニング角度を手動で変更可能であってもよい。
・コンソール30は、シート20の右隣だけに設置してもよいし、シート20の左隣だけに設置してもよいし、シート20の両隣に設置してもよい。
・上記実施形態において、シート20及びコンソール30の前後方向と車両10の前後方向とは一致しているが、変更例において、シート20及びコンソール30の前後方向と車両10の前後方向とは一致していなくてもよい。つまり、シート20及びコンソール30は、後方を向くように車両10に配置されていてもよい。
・2つのシート20の間にコンソール30が設置される車両10において、2つのシート20に2人のユーザがそれぞれ着座している場合には、2人のユーザがアームレスト33を同時に使用することが考えられる。この場合、一方のユーザのリクライニング角度の変更に伴い、アームレスト33を前後方向に移動させると、他方のユーザが違和感を覚えるおそれがある。そこで、コンソール制御部37は、2つのシート20に2人のユーザがそれぞれ着座している状況下において、一方のシート20のリクライニング角度が変更される場合には、アームレスト33を前後方向に移動させる制御を実施しなくてもよい。
10…車両
11…フロア
20…シート
21…シートクッション
22…シートバック
23…ヘッドレスト
24…シート駆動部
242…角度センサ
25…シート制御部
30…車両用コンソール
31…固定ベース
311…ガイドレール
32…可動ベース
321…第1延設部
322…第2延設部
323…第3延設部
324…ガイド溝
33…アームレスト
34…ボトルホルダー
35…端末
36…コンソール駆動部(駆動部)
37…コンソール制御部(制御部)

Claims (2)

  1. 幅方向において、シートと隣り合って配置される車両用コンソールであって、
    前記シートに着座するユーザの腕部を支持するアームレストと、
    前記アームレストを前後方向に駆動する駆動部と、
    前記シートのリクライニング角度を検出する角度センサの検出結果に基づいて、前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記リクライニング角度が大きくなる場合には、前記アームレストを後方に移動させる一方で、前記リクライニング角度が小さくなる場合には、前記アームレストを前方に移動させる
    車両用コンソール。
  2. 車両のフロアに固定される固定ベースと、
    前記固定ベースに対して前後方向に移動可能に構成され、前記アームレストを支持する可動ベースと、を備え、
    前記駆動部は、前記可動ベースを駆動することにより、前記アームレストを駆動する
    請求項1に記載の車両用コンソール。
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