JP2024066553A - 多接点コイルばね及び端子構造 - Google Patents

多接点コイルばね及び端子構造 Download PDF

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紘明 大野
Hiroaki Ono
行潤 毛利
Kojun Mori
徹 鈴木
Toru Suzuki
淳平 林
Jumpei Hayashi
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Abstract

【課題】部品を製造し易くすることができる多接点コイルばね及び端子構造を提供する。【解決手段】端子構造1は、導電性を有する線材Sを螺旋状に巻回した巻回部10、巻回部10が環状をなした状態で、巻回部10の両端を互いに結線する結線部11を有するコイルばね2と、凸状に形成され、巻回部10が環状をなした状態で、コイルばね2の内側に先端部30aが挿通される導電性の雄型端子3と、凹状に形成され、雄型端子3の先端部30aを収容し、コイルばね2を介して雄型端子3と導通する導電性の雌型端子4とを備える。結線部11は、線材Sの両端を互いに撚り合わした形状である。【選択図】図4

Description

本発明は、多接点コイルばね及び端子構造に関する。
多接点コイルばねは、導電性を有するコイルばねの両端部を互いに溶接加工により接続して円環状に成形している。この多接点コイルばねは、例えば、金属製のオス端子のばね組付け部に組付けられ、端子キャップによって脱落が防止される。オス端子とメス端子を嵌合したとき、オス端子と多接点コイルばね、多接点コイルばねとメス端子がそれぞれ接触することでオス端子とメス端子が電気的に接続される。
例えば、特許文献1では、内部に相手端子が挿入されて複数の箇所で相手端子に接触される多接点コイルばねを収容するコネクタが開示されている。
特開2022-24554号公報
ところで、多接点コイルばねは、環状に成形したコイルばねの両端部を溶接加工により接続しているが、加工が煩雑になることから改善の余地がある。
本発明は、部品を製造し易くすることができる多接点コイルばね及び端子構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る多接点コイルばねは、導電性を有する線材を螺旋状に巻回した巻回部と、前記巻回部が環状をなした状態で、前記巻回部の両端を互いに結線する結線部と、を備え、前記結線部は、前記線材の両端を互いに撚り合わした形状である、ことを特徴とする。
本発明に係る多接点コイルばね及び端子構造によれば、部品を製造し易くすることができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る端子構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る端子構造の概略構成を模式的に示す断面図である。 図3は、実施形態に係る多接点コイルばねの加工前の状態を示す模式図である。 図4は、実施形態に係る多接点コイルばねの加工後の状態を示す模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
実施形態に係る端子構造及び多接点コイルばねについて図1、図2、図3、図4を参照して説明する。なお、以下の説明では、図1、図2に示すX方向は、端子構造1を構成する雄型端子3及び雌型端子4において、雌型端子4に対する雄型端子3の挿抜方向とする。また、挿抜方向Xにおいて、挿入方向を「X1」、抜去方向を「X2」とする。
端子構造1は、例えば、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれるコネクタや電気接続箱、電子部品等に適用される。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の電線Wを各装置に接続するようにしたものである。端子構造1は、コイルばね2と、雄型端子3と、雌型端子4と、端子キャップ5とを備える。
コイルばね2は、いわゆる多接点コイルばねとして、図2に示すように、雄型端子3が雌型端子4に嵌合した嵌合状態で、雄型端子3と雌型端子4の間に介在し、これら雄型端子3と雌型端子4とを電気的に接続するものである。コイルばね2は、導電性を有する線材Sにより成形されている。線材Sは、例えば、銅合金等の金属材料からなる。コイルばね2は、図4に示すように、巻回部10と、結線部11とを備える。
巻回部10は、線材Sが螺旋状に巻回された部分である。巻回部10は、図3に示す加工前の状態において、当該巻回部10の延在方向Pの両端に、線材Sが直線状をなした端部10a,10aを有する。巻回部10は、図4に示す加工後の状態において、挿抜方向Xに沿うコイルばね2の軸線方向Oから視た場合、端部10a,10aを結線することで全体として円環状となる。
結線部11は、線材Sが直線状をなした端部10a,10aを互いに撚り合わせた形状にして結線した部分である。結線部11は、例えば、軸線方向Oを中心とする径方向に沿って延在するように成形される。結線部11の延在方向の長さは、図3に示す巻回部10の幅(外径)Qと同じか、または、幅Qより相対的に短いことが好ましい。結線部11は、撚り合わせ開始位置11aが径方向内側に位置している。結線部11における撚り合わせ回数は、例えば、当該結線部11の延在方向の長さが、円環状をなした状態の巻回部10の外周より内側、内周より外側に突出しないような回数となることが好ましい。
雄型端子3は、導電性を有する金属材料によって構成される雄型の金属金具であり、雌型端子4と電気的に接続可能である。雄型端子3は、雄側本体部30と、絶縁部31とを有する。
雄側本体部30は、導電性を有する金属材料によって構成され、雄型端子3が雌型端子4に嵌合した嵌合状態で、コイルばね2を介して雌型端子4に電気的に接続する主たる部材を構成する。絶縁部31は、円筒状に形成され、絶縁性を有する樹脂材料によって構成される。雄側本体部30は、挿抜方向Xに沿う方向を軸線方向Oとする円柱状に形成され、絶縁部32により保護されている。雄側本体部30は、先端部30aが絶縁部31により覆われておらず、外部に露出している。この先端部30aは、外周面30bの外周に沿うように、巻回部10が円環状をなした状態のコイルばね2、及び、後述する端子キャップ5が取り付けられる。先端部30aは、外周面30bに端子キャップ5を係止する係止構造を有する。
雌型端子4は、導電性を有する金属材料によって構成される雌型の金属金具であり、雄型端子3と電気的に接続可能である。雌型端子4は、雌側本体部40と、開口部41と、収容空間部42とを有する。
雌側本体部40は、導電性を有する金属材料によって構成され、雄型端子3が雌型端子4に嵌合した嵌合状態で、コイルばね2を介して雄型端子3に電気的に接続する主たる部材を構成する。雌側本体部40は、抜去方向X2側に円形状の開口部41が形成されている。開口部41は、雌側本体部40の内側に形成された収容空間部42と外部との間を連通し、雄型端子3が抜去方向X2側から挿入可能に形成される。収容空間部42は、一部が内周面43により形成され、開口部41を介して挿入された雄型端子3を収容する。雌側本体部40は、雄型端子3が雌型端子4に嵌合した嵌合状態で、内周面43が雄型端子3に取り付けられたコイルばね2に接触して当該雄型端子3に電気的に接続される。
端子キャップ5は、コイルばね2が先端部30aに取り付けられた状態で、コイルばね2を雄型端子3との間で挿抜方向Xに挟み込むように先端部30aに取付けられ、当該先端部30aにコイルばね2を保持させるものである。端子キャップ5は、絶縁性を有する樹脂材料によって構成される。端子キャップ5は、キャップ本体部50と、開口部51と、収容空間部52とを有する。
キャップ本体部50は、略円筒状に形成され、抜去方向X2側に円形状の開口部51が形成されている。開口部51は、キャップ本体部50の内側に形成された収容空間部52と外部との間を連通し、雄型端子3の先端部30aが抜去方向X2側から挿入可能に形成される。収容空間部52は、開口部51を介して挿入された先端部30aを収容する。キャップ本体部50は、収容空間部42を形成する内周面に先端部30aに係止する係止構造を有する。
上記のように構成される端子構造1は、雄型端子3が雌型端子4に嵌合した嵌合状態で、コイルばね2が雄型端子3と雌型端子4の間に介在する。この場合、コイルばね2は、図2に示すように、雄型端子3の外周面30bに接触し、かつ雌型端子4の内周面43に接触する。これにより、雄型端子3と雌型端子4は、コイルばね2を介して電気的に接続される。
以上説明したように、本実施形態に係る端子構造1は、巻回部10及び結線部11を有するコイルばね2と、巻回部10が環状をなした状態で、コイルばね2の内側に先端部30aが挿通される雄型端子3と、雄型端子3の先端部30aを収容し、コイルばね2を介して雄型端子3と導通する雌型端子4とを備える。結線部11は、線材Sの両端を互いに撚り合わした形状である。
また、本実施形態に係るコイルばね2は、導電性を有する線材Sを螺旋状に巻回した巻回部10と、巻回部10が環状をなした状態で、巻回部10の両端を互いに結線する結線部11とを備える。結線部11は、線材Sの両端を互いに撚り合わした形状である。
本実施形態に係る端子構造1及びコイルばね2は、上記構成により、環状形状を維持することができる。また、端子構造1及びコイルばね2は、コイルばね2の両端部(端部10a,10a)を溶接加工することなく製造することが可能となり、加工を簡易化して部品を製造し易くすることができる。
また、本実施形態に係る端子構造1及びコイルばね2は、結線部11が、円環状をなした状態の巻回部10の外周より内側で、かつ、内周より外側に位置する。これにより、端子構造1及びコイルばね2は、例えば、コイルばね2が雄型端子3の先端部30aに取付けられた場合、結線部11と、外周面30bや絶縁部31の挿入方向X1側の壁面、端子キャップ5の抜去方向X2側の端面との干渉を低減し、巻回部10と外周面30b等との接触を均一化することができる。また、端子構造1及びコイルばね2は、例えば、雄型端子3が雌型端子4に嵌合した嵌合状態において、結線部11と、雌型端子4の内周面43との干渉を低減し、巻回部10と内周面43との接触を均一化することができる。
なお、上記実施形態では、結線部11は、撚り合わせ開始位置11aが径方向内側に位置しているが、これに限定されず、径方向外側に位置していても、他の方向であってもよい。また、結線部11は、図4に示すように、軸線方向Oを中心とする径方向に沿って延在するように成形されるが、これに限定されるものではない。すなわち、結線部11は、円環状をなした状態の巻回部10の外周より内側で、かつ、内周より外側に位置すれば、当該結線部11の延在方向がどの向きであってもよい。
1 端子構造
2 コイルばね
3 雄型端子
4 雌型端子
5 端子キャップ
10 巻回部
11 結線部
30 雄側本体部
30a 先端部
30b 外周面
31 絶縁部
40 雌側本体部
41 開口部
42 収容空間部
50 キャップ本体部
51 開口部
52 収容空間部
S 線材

Claims (3)

  1. 導電性を有する線材を螺旋状に巻回した巻回部と、
    前記巻回部が環状をなした状態で、前記巻回部の両端を互いに結線する結線部と、を備え、
    前記結線部は、
    前記線材の両端を互いに撚り合わした形状である、
    ことを特徴とする多接点コイルばね。
  2. 前記結線部は、
    円環状をなした状態の前記巻回部の外周より内側で、かつ、内周より外側に位置する、
    請求項1に記載の多接点コイルばね。
  3. 導電性を有する線材を螺旋状に巻回した巻回部、前記巻回部が環状をなした状態で、前記巻回部の両端を互いに結線する結線部を有するコイルばねと、
    凸状に形成され、前記巻回部が環状をなした状態で、前記コイルばねの内側に先端部が挿通される導電性の雄型端子と、
    凹状に形成され、前記雄型端子の先端部を収容し、前記コイルばねを介して前記雄型端子と導通する導電性の雌型端子と、を備え、
    前記結線部は、
    前記線材の両端を互いに撚り合わした形状である、
    ことを特徴とする端子構造。
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