JP2001244010A - 多角形コイルスプリング接触子 - Google Patents
多角形コイルスプリング接触子Info
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/15—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure
- H01R13/187—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure with spring member in the socket
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的接触抵抗が少なく耐久性に優れた電気
接触子を提供することを目的とする。 【解決手段】 弾性導電線材を、横断面形状が略多角形
をなす筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイ
ル導体であって、前記筒型コイルの内周面および外周面
の少なくとも一方に他の導電部材100を当接して導電
作用を行うようにしたコイル導体10と、このコイル導
体を前記筒型コイルの軸線に沿って保持するように収容
するスリーブ21とをそなえたコイルスプリング接触
子、および弾性導電線材を、横断面形状が細長い円形を
なす筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイル
導体であって、前記筒型コイルの内周面および外周面の
少なくとも一方に他の導電部材を当接して導電作用を行
うようにしたコイル導体10と、このコイル導体を前記
筒型コイルの軸線に沿って保持するように収容するスリ
ーブ21とをそなえたコイルスプリング接触子、ならび
にこれらコイルスプリング接触子を用いたコネクタ、エ
ルボコネクタ、多端子コネクタおよびコンデンサ。
接触子を提供することを目的とする。 【解決手段】 弾性導電線材を、横断面形状が略多角形
をなす筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイ
ル導体であって、前記筒型コイルの内周面および外周面
の少なくとも一方に他の導電部材100を当接して導電
作用を行うようにしたコイル導体10と、このコイル導
体を前記筒型コイルの軸線に沿って保持するように収容
するスリーブ21とをそなえたコイルスプリング接触
子、および弾性導電線材を、横断面形状が細長い円形を
なす筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイル
導体であって、前記筒型コイルの内周面および外周面の
少なくとも一方に他の導電部材を当接して導電作用を行
うようにしたコイル導体10と、このコイル導体を前記
筒型コイルの軸線に沿って保持するように収容するスリ
ーブ21とをそなえたコイルスプリング接触子、ならび
にこれらコイルスプリング接触子を用いたコネクタ、エ
ルボコネクタ、多端子コネクタおよびコンデンサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器用のコネ
クタに用いられる電気接触子に係り、とくにその導電特
性の改善に関する。
クタに用いられる電気接触子に係り、とくにその導電特
性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器、電子装置、電子器具、電線な
どの接続は、コネクタを用いて行っている例が多い。一
般にコネクタは、例えば同軸コネクタ、ピン型コネク
タ、イヤホン用プラグ−ジャック式コネクタなどに見ら
れるように、ピン状の雄側接触子と、この雄側接触子の
挿入に対応し変形して接触する雌側接触子とによって構
成されている。
どの接続は、コネクタを用いて行っている例が多い。一
般にコネクタは、例えば同軸コネクタ、ピン型コネク
タ、イヤホン用プラグ−ジャック式コネクタなどに見ら
れるように、ピン状の雄側接触子と、この雄側接触子の
挿入に対応し変形して接触する雌側接触子とによって構
成されている。
【0003】図11は、電線同士を接続する場合に用い
られるコネクタの構造を示したものであり、雄側接触子
100は、先端を丸めた構造とし、雌側接触子200は
雄側接触子100が挿入されて弾性変形して圧接するよ
うにスリット付きの筒状に形成されている。また、図1
2は、F形コネクタと呼ばれる同軸コネクタの内部構造
を示したものであり、ケーシング201を外部導体と
し、内部導体202との間に絶縁体203が介挿された
構成となっている。そして、雄側コネクタ(図示せず)
を図示右側の挿入口204から差し込んで内部導体20
2の接続を行い、外部導体201に対する接続はねじ込
みによって接続する。さらに、図13は、他の形式のコ
ネクタにおける接触部分の構成例を示したものであり、
いわば鼓状に形成された弾性導体の内側に相手側の外周
に当接する。
られるコネクタの構造を示したものであり、雄側接触子
100は、先端を丸めた構造とし、雌側接触子200は
雄側接触子100が挿入されて弾性変形して圧接するよ
うにスリット付きの筒状に形成されている。また、図1
2は、F形コネクタと呼ばれる同軸コネクタの内部構造
を示したものであり、ケーシング201を外部導体と
し、内部導体202との間に絶縁体203が介挿された
構成となっている。そして、雄側コネクタ(図示せず)
を図示右側の挿入口204から差し込んで内部導体20
2の接続を行い、外部導体201に対する接続はねじ込
みによって接続する。さらに、図13は、他の形式のコ
ネクタにおける接触部分の構成例を示したものであり、
いわば鼓状に形成された弾性導体の内側に相手側の外周
に当接する。
【0004】また、図14は、簡易型の同軸コネクタの
内部構成を示したものであり、これもバネ性導体202
aの図示右端にあるV字型開口部に同軸ケーブルの内部
導体を接触させるものである。
内部構成を示したものであり、これもバネ性導体202
aの図示右端にあるV字型開口部に同軸ケーブルの内部
導体を接触させるものである。
【0005】そして、図15に示すエルボコネクタは、
互いに直角関係にある2つの導体202を整合要素30
0を介して接続する、複雑な機械工作が必要な構造とな
っている。
互いに直角関係にある2つの導体202を整合要素30
0を介して接続する、複雑な機械工作が必要な構造とな
っている。
【0006】さらに、図16は、IC接続用に用いられ
る多端子コネクタとして構成されており、基板PCBに
多数の端子が設けられている。そして各端子では、金属
スリーブ200bに収容された板バネ状接触子200a
に、ICのリード100aが弾性接触している。
る多端子コネクタとして構成されており、基板PCBに
多数の端子が設けられている。そして各端子では、金属
スリーブ200bに収容された板バネ状接触子200a
に、ICのリード100aが弾性接触している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記図示して説明した
ように、従来のコネクタは、何れも雄側導体と雌側導体
の各内周面と外周面とが互いに圧接して導電作用を行う
ものである。したがって、雄側導体と雌側導体とは、変
形はするものの面同士の接触であるから幾つかの接触点
で接続されているに過ぎない状態である。
ように、従来のコネクタは、何れも雄側導体と雌側導体
の各内周面と外周面とが互いに圧接して導電作用を行う
ものである。したがって、雄側導体と雌側導体とは、変
形はするものの面同士の接触であるから幾つかの接触点
で接続されているに過ぎない状態である。
【0008】このような接続状態では、ある程度の電気
的接触抵抗を伴うことは不可避である。その結果、信号
の減衰は無論のこと、信号と電力とを重畳して伝送する
場合には接続部でかなりの発熱を生じているのが実状で
ある。発熱すると、金属疲労とか変形を起こし、接続部
分の破損に至ることもある。
的接触抵抗を伴うことは不可避である。その結果、信号
の減衰は無論のこと、信号と電力とを重畳して伝送する
場合には接続部でかなりの発熱を生じているのが実状で
ある。発熱すると、金属疲労とか変形を起こし、接続部
分の破損に至ることもある。
【0009】また、点接触による接続部分では、ダイオ
ード効果を生じて伝送される信号が歪むこともある。そ
して、導体である金属は、その表面が酸化し易いから酸
化膜が形成され、その一部が導電を行う接触となり、ダ
イオード効果を生じることは避け得ない。
ード効果を生じて伝送される信号が歪むこともある。そ
して、導体である金属は、その表面が酸化し易いから酸
化膜が形成され、その一部が導電を行う接触となり、ダ
イオード効果を生じることは避け得ない。
【0010】さらに、コネクタは抜き差しを繰り返すも
のであり、その度に特定部分が集中的に変形、復元を繰
り返すと、これも疲労の原因となり、導電特性の劣化を
招く。集中的な変形は、コネクタを実装する際の位置ず
れによっても起き、さらにはコネクタ導体の寸法が限定
されていて最適状態とならないことも原因となってい
る。
のであり、その度に特定部分が集中的に変形、復元を繰
り返すと、これも疲労の原因となり、導電特性の劣化を
招く。集中的な変形は、コネクタを実装する際の位置ず
れによっても起き、さらにはコネクタ導体の寸法が限定
されていて最適状態とならないことも原因となってい
る。
【0011】そして、このような接触構造であるから、
その接触構造を利用したコネクタ類は接触不良事故を生
じ易いものとなっている。
その接触構造を利用したコネクタ類は接触不良事故を生
じ易いものとなっている。
【0012】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、電気的接触抵抗が少なく耐久性に優れた電気接触子
を提供することを目的とする。
で、電気的接触抵抗が少なく耐久性に優れた電気接触子
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題解決のための手段】上記目的達成のため、本発明
では、弾性導電線材を、横断面形状が略多角形をなす筒
型コイルとなるように巻装して構成されたコイル導体で
あって、前記筒型コイルの内周面および外周面の少なく
とも一方に他の導電部材を当接して導電作用を行うよう
にしたコイル導体と、このコイル導体を前記筒型コイル
の軸線に沿って保持するように収容するスリーブとをそ
なえたコイルスプリング接触子、および弾性導電線材
を、横断面形状が細長い円形をなす筒型コイルとなるよ
うに巻装して構成されたコイル導体であって、前記筒型
コイルの内周面および外周面の少なくとも一方に他の導
電部材を当接して導電作用を行うようにしたコイル導体
と、このコイル導体を前記筒型コイルの軸線に沿って保
持するように収容するスリーブとをそなえたコイルスプ
リング接触子、ならびにこれらコイルスプリング接触子
を用いたコネクタ、角度コネクタ、多端子コネクタおよ
びコンデンサ、を提供するものである。
では、弾性導電線材を、横断面形状が略多角形をなす筒
型コイルとなるように巻装して構成されたコイル導体で
あって、前記筒型コイルの内周面および外周面の少なく
とも一方に他の導電部材を当接して導電作用を行うよう
にしたコイル導体と、このコイル導体を前記筒型コイル
の軸線に沿って保持するように収容するスリーブとをそ
なえたコイルスプリング接触子、および弾性導電線材
を、横断面形状が細長い円形をなす筒型コイルとなるよ
うに巻装して構成されたコイル導体であって、前記筒型
コイルの内周面および外周面の少なくとも一方に他の導
電部材を当接して導電作用を行うようにしたコイル導体
と、このコイル導体を前記筒型コイルの軸線に沿って保
持するように収容するスリーブとをそなえたコイルスプ
リング接触子、ならびにこれらコイルスプリング接触子
を用いたコネクタ、角度コネクタ、多端子コネクタおよ
びコンデンサ、を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】一般に、電気的接触子として要求
されることは、 1.抜き差しが容易であること。
されることは、 1.抜き差しが容易であること。
【0015】2.電気的接触抵抗が少ないこと。
【0016】3.発熱が少ないこと。
【0017】4.通過する電気信号に悪影響がないこ
と。
と。
【0018】5.耐久性が使用条件に適したものである
こと。
こと。
【0019】6.挿入される接触子の寸法変化に対応性
があること。
があること。
【0020】であり、本発明は、これら各項目を十分に
満足する接触子を提案するものである。
満足する接触子を提案するものである。
【0021】そして、これら条件を満たす接触子は、種
々のコネクタ、およびコンデンサに直ちに適用すること
ができる。そこで、それらの実施例を以下に示す。
々のコネクタ、およびコンデンサに直ちに適用すること
ができる。そこで、それらの実施例を以下に示す。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である1端子型の
雌側接触子を、相手側である雄側接触子とともに縦断面
として示したものである。この図1は、同実施例の軸線
に沿って切断した状態を示したものであり、雄側接触子
100が符号200で表される同実施例の直上位置にあ
る。
雌側接触子を、相手側である雄側接触子とともに縦断面
として示したものである。この図1は、同実施例の軸線
に沿って切断した状態を示したものであり、雄側接触子
100が符号200で表される同実施例の直上位置にあ
る。
【0023】そして、この実施例200は、横断面形状
が正5角形となるように、弾性導電線材(以下、単に導
体という。)を巻装して筒型コイル10(以下、単にコ
イル10と称する。)として構成されており、このコイ
ル10は円筒状のスリーブ21に収容されている。スリ
ーブ21は、図示上端が窄められてコイル10の一端を
位置規制しており、下端はコイル10の他端を位置規制
するように構成されている。
が正5角形となるように、弾性導電線材(以下、単に導
体という。)を巻装して筒型コイル10(以下、単にコ
イル10と称する。)として構成されており、このコイ
ル10は円筒状のスリーブ21に収容されている。スリ
ーブ21は、図示上端が窄められてコイル10の一端を
位置規制しており、下端はコイル10の他端を位置規制
するように構成されている。
【0024】この位置規制は、コイル10がスリーブ2
1の軸方向に自由に移動しない程度のものである。した
がって、コイル10は、スリーブ21の径方向にはコイ
ル10の各頂点がスリーブ21の内壁に当接するのであ
まり自由度がないが、5角形の各辺をなす部分が変形す
ることを運動規制するものではない。この結果、コイル
10は、スリーブ21内である程度の自由度を持った状
態で保持される。
1の軸方向に自由に移動しない程度のものである。した
がって、コイル10は、スリーブ21の径方向にはコイ
ル10の各頂点がスリーブ21の内壁に当接するのであ
まり自由度がないが、5角形の各辺をなす部分が変形す
ることを運動規制するものではない。この結果、コイル
10は、スリーブ21内である程度の自由度を持った状
態で保持される。
【0025】そのようなコイル10の軸位置に、雄側接
触子100の端子部102に連なって設けられたロッド
状部101が挿入されると、ロッド状部101の周面
と、コイル10の内周面、つまりコイル10を構成する
導体の半円筒状周面の連なりとが圧接する。そして、コ
イル10が多角形であるため、雄側接触子100とは多
点接触し、これにによりコイル10に対する雄側接触子
100の差し入れが円滑に行われるし、抜き取りが行わ
れる際も同様である。
触子100の端子部102に連なって設けられたロッド
状部101が挿入されると、ロッド状部101の周面
と、コイル10の内周面、つまりコイル10を構成する
導体の半円筒状周面の連なりとが圧接する。そして、コ
イル10が多角形であるため、雄側接触子100とは多
点接触し、これにによりコイル10に対する雄側接触子
100の差し入れが円滑に行われるし、抜き取りが行わ
れる際も同様である。
【0026】接触点は、コイル10の導体1ターン毎に
5箇所づつあると考えると、導体のターン数に5を乗じ
た数だけの接触点が形成され得る。仮にコイル10が1
0ターンであれば、約50箇所で点接触することにな
る。このように、雄側接触子100と雌側接触子200
との間、およびコイル10とスリーブ21との間には、
極めて多数の接触点が存在するので、雄側接触子100
とスリーブ21との間には非常に良好な電気的接触状態
が形成される。
5箇所づつあると考えると、導体のターン数に5を乗じ
た数だけの接触点が形成され得る。仮にコイル10が1
0ターンであれば、約50箇所で点接触することにな
る。このように、雄側接触子100と雌側接触子200
との間、およびコイル10とスリーブ21との間には、
極めて多数の接触点が存在するので、雄側接触子100
とスリーブ21との間には非常に良好な電気的接触状態
が形成される。
【0027】したがって、発熱が非常に少なく、CAT
V用分岐分配器における幹線端子に直流通電を行って実
験した結果では、25V、24Aを長時間継続して通電
した場合、従来の接触子では30℃の温度上昇があった
のに対し、本発明による端子では10℃未満であった。
V用分岐分配器における幹線端子に直流通電を行って実
験した結果では、25V、24Aを長時間継続して通電
した場合、従来の接触子では30℃の温度上昇があった
のに対し、本発明による端子では10℃未満であった。
【0028】これは、雄側接触子100のロッド状部1
01の周面に、コイル10が巻き付いた状態にある結
果、実現される良好な接触状態によるものである。そし
て、この状態はもう一つの非常に大きな効果をもたら
す。それは、とくにコイル10がその材質の持つ線膨張
率で伸縮することにより、コイル10の導体がロッド状
部101の周面上を周方向に移動することに伴って両者
が互いに擦り合わされるため、頻繁にコイル10および
ロッド状部101の双方の新鮮な表面が露出されて、絶
えず新鮮な接触面が形成されることにより実現される。
01の周面に、コイル10が巻き付いた状態にある結
果、実現される良好な接触状態によるものである。そし
て、この状態はもう一つの非常に大きな効果をもたら
す。それは、とくにコイル10がその材質の持つ線膨張
率で伸縮することにより、コイル10の導体がロッド状
部101の周面上を周方向に移動することに伴って両者
が互いに擦り合わされるため、頻繁にコイル10および
ロッド状部101の双方の新鮮な表面が露出されて、絶
えず新鮮な接触面が形成されることにより実現される。
【0029】これは、従来のように両接触部材が面接触
している構造では期待できないものである。このコイル
10の、熱に起因するものを含めた伸縮を促進する意味
で、コイル10を適当な数のターン毎に区切ってユニッ
ト化してもよい。
している構造では期待できないものである。このコイル
10の、熱に起因するものを含めた伸縮を促進する意味
で、コイル10を適当な数のターン毎に区切ってユニッ
ト化してもよい。
【0030】図2は、本発明に用いるコイルスプリング
接触子の一構成例を示したものである。この接触子は、
横断面形状が円形の導線を筒状に巻回してコイル10を
構成したものであり、コイル10の横断面形状は正5角
形としている。
接触子の一構成例を示したものである。この接触子は、
横断面形状が円形の導線を筒状に巻回してコイル10を
構成したものであり、コイル10の横断面形状は正5角
形としている。
【0031】このコイル10の横断面形状は、正多角形
を含む3角形以上の他の多角形、および多角形類似の形
状とすることができる。
を含む3角形以上の他の多角形、および多角形類似の形
状とすることができる。
【0032】図3は、図1の状態から雄側接触子100
を除いた状態を示したものである。ただし、ここでは、
角形断面の導体を用いてコイル10を構成している。こ
のため、コイル10の内周面は、図2の半円筒状面の連
なりに対して、平面の連なりになっている。
を除いた状態を示したものである。ただし、ここでは、
角形断面の導体を用いてコイル10を構成している。こ
のため、コイル10の内周面は、図2の半円筒状面の連
なりに対して、平面の連なりになっている。
【0033】そして、コイル10は、図示下端がスリー
ブ21の内壁に形成されたコイル止め(図示せず)に係
止され、図示上端がスリーブ21の上端が絞られて窄め
られた縁23により係止される。
ブ21の内壁に形成されたコイル止め(図示せず)に係
止され、図示上端がスリーブ21の上端が絞られて窄め
られた縁23により係止される。
【0034】スリーブ21の下端には、2つのスタンド
22が設けられており、基板などの対象物にコイル10
を固定、接続するために利用される。
22が設けられており、基板などの対象物にコイル10
を固定、接続するために利用される。
【0035】図4は、本発明の同軸2端子型の実施例を
縦断面として示したものである。この実施例では、コイ
ル10をスリーブ20に収容した上で、筐体30との間
に絶縁体40を介挿して構成しており、スリーブ20が
一方の端子、筐体30が他方の端子である。
縦断面として示したものである。この実施例では、コイ
ル10をスリーブ20に収容した上で、筐体30との間
に絶縁体40を介挿して構成しており、スリーブ20が
一方の端子、筐体30が他方の端子である。
【0036】この実施例では、コイル10が図示しない
雄側接触子の外周面に多点接触するから、良好な接触状
態が実現される。
雄側接触子の外周面に多点接触するから、良好な接触状
態が実現される。
【0037】図5は、2つの雄側接触子と接続できる他
の実施例を示したものである。この場合、コイル10
は、横断面形状が例えば3角形とか4角形となるように
巻装して、コイル10の内周だけでなく外周とスリーブ
20との間にも雄側接触子のロッド状部を挿入できる空
間を形成している。この結果、図示するように、基板P
CB1に取り付けられたコイル10の内周に対して、図
示下方の基板PCB2に設けられた雄側接触子120を
挿入、接触させ、またコイル10の外周に対して図示上
方の雄側接触子110を挿入、接触させる。これによ
り、3つの要素の接続を一括して行う集合コネクタとし
ての機能を持たせることができる。
の実施例を示したものである。この場合、コイル10
は、横断面形状が例えば3角形とか4角形となるように
巻装して、コイル10の内周だけでなく外周とスリーブ
20との間にも雄側接触子のロッド状部を挿入できる空
間を形成している。この結果、図示するように、基板P
CB1に取り付けられたコイル10の内周に対して、図
示下方の基板PCB2に設けられた雄側接触子120を
挿入、接触させ、またコイル10の外周に対して図示上
方の雄側接触子110を挿入、接触させる。これによ
り、3つの要素の接続を一括して行う集合コネクタとし
ての機能を持たせることができる。
【0038】図6は、平面状接触面を持つ雄側接触子と
組み合わされる、電線同士を接続するための実施例を示
したものである。この場合、平面状接触面を持つ雄側接
触子100の円滑な挿入を図るために、コイル10は横
断面が楕円あるいは長円となるように巻装し、楕円、長
円の長径方向に雄側接触子100を挿入し、コイル10
の導体の長手方向に沿って摺動していくようにしてい
る。コイル10の導体が伸びる方向は、雄側接触子10
0の挿入方向に対して若干斜めになるが、それを更に強
調して斜めの度合いを深めてもよい。
組み合わされる、電線同士を接続するための実施例を示
したものである。この場合、平面状接触面を持つ雄側接
触子100の円滑な挿入を図るために、コイル10は横
断面が楕円あるいは長円となるように巻装し、楕円、長
円の長径方向に雄側接触子100を挿入し、コイル10
の導体の長手方向に沿って摺動していくようにしてい
る。コイル10の導体が伸びる方向は、雄側接触子10
0の挿入方向に対して若干斜めになるが、それを更に強
調して斜めの度合いを深めてもよい。
【0039】そして、コイル10の外周に雄側接触子1
00を挿入するための空間を形成するように、ケース2
0を形成し、コイル10の長径方向の一端側をケース2
0の開口から露出させている。
00を挿入するための空間を形成するように、ケース2
0を形成し、コイル10の長径方向の一端側をケース2
0の開口から露出させている。
【0040】電線に接続するために、ケース20の反開
口側端部には、電線接続用の圧着端子が形成され、また
雄側接触子100の基端にも同様の圧着端子が形成され
ている。
口側端部には、電線接続用の圧着端子が形成され、また
雄側接触子100の基端にも同様の圧着端子が形成され
ている。
【0041】図7は、エルボコネクタとして構成した実
施例を示している。この実施例は、コイル10の外周
に、内周面にメッキ導電層20が形成された絶縁体40
を配し、筐体30内に収容した筒状体として構成されて
いる。そして、この筒状体は、互いに所定角度(図示の
場合は直角)をなすように配された、一対の接続端子部
間を接続する同軸状導体として機能するものである。
施例を示している。この実施例は、コイル10の外周
に、内周面にメッキ導電層20が形成された絶縁体40
を配し、筐体30内に収容した筒状体として構成されて
いる。そして、この筒状体は、互いに所定角度(図示の
場合は直角)をなすように配された、一対の接続端子部
間を接続する同軸状導体として機能するものである。
【0042】この場合、図15に示した従来例のような
整合要素は不要であり、単にコイル10を含む各要素を
90度屈曲させるだけでよい。屈曲角度を直角以外にす
るのであっても、とくに他の要素を用いることはなく、
単に屈曲角度を変えるだけでよい。
整合要素は不要であり、単にコイル10を含む各要素を
90度屈曲させるだけでよい。屈曲角度を直角以外にす
るのであっても、とくに他の要素を用いることはなく、
単に屈曲角度を変えるだけでよい。
【0043】図8は、貫通型コンデンサに本発明を適用
した例を示している。これは、端子として挿入される中
心導体401の内側コイル402、内外周面に導電メッ
キしたセラミック製の筒型誘電体403、アース端子に
接続される外側コイル404を同軸状に重ね、最外層を
導体シェル405で被い、エポキシ樹脂層406で固定
化したものである。
した例を示している。これは、端子として挿入される中
心導体401の内側コイル402、内外周面に導電メッ
キしたセラミック製の筒型誘電体403、アース端子に
接続される外側コイル404を同軸状に重ね、最外層を
導体シェル405で被い、エポキシ樹脂層406で固定
化したものである。
【0044】図9は、他の貫通型のコンデンサに本発明
を適用した例を示している。この図9により、図8の実
施例を含めて本発明によるコンデンサの構成を説明す
る。
を適用した例を示している。この図9により、図8の実
施例を含めて本発明によるコンデンサの構成を説明す
る。
【0045】すなわち、導体シェル407内の円筒状空
間に、内側コイル402、筒型誘電体403、外側コイ
ル404を挿入し、上下端の開口部を塞ぐように留め具
406によってかしめる。
間に、内側コイル402、筒型誘電体403、外側コイ
ル404を挿入し、上下端の開口部を塞ぐように留め具
406によってかしめる。
【0046】筒型誘電体403は、例えば内外周面に銀
電極が形成されたセラミック製の円筒として構成すると
よい。導体シェル407には、ナット型取付構造が設け
られており、基板PCBに固定することができる。
電極が形成されたセラミック製の円筒として構成すると
よい。導体シェル407には、ナット型取付構造が設け
られており、基板PCBに固定することができる。
【0047】図10(a)、(b)は、上記実施例の中
から選択した接触子を適当数だけ整列配置してIC用の
ソケット等の、多端子型コネクタを構成したものであ
る。図10(a)は全体形状を示す斜視図であり、図1
0(b)は図10(a)のA部、つまり1つのピンを拡
大して示した図である。
から選択した接触子を適当数だけ整列配置してIC用の
ソケット等の、多端子型コネクタを構成したものであ
る。図10(a)は全体形状を示す斜視図であり、図1
0(b)は図10(a)のA部、つまり1つのピンを拡
大して示した図である。
【0048】ICのように、微弱信号電流を取り扱うデ
バイスでは、コネクタの良否がICの性能を引き出す鍵
を握っており、本発明に係る接触子の構造を採用するこ
とにより、非常に優れたコネクタが構成される。
バイスでは、コネクタの良否がICの性能を引き出す鍵
を握っており、本発明に係る接触子の構造を採用するこ
とにより、非常に優れたコネクタが構成される。
【0049】(変形例)上記実施例は、コイルの横断面
形状が多角形として正5角形、頂点を丸めた3角形ある
いは楕円形のものを示しているが、他の多角形、長円形
などとしてもよい。要するに、筒型コイル状に巻装され
た導体が相手側接触子に対して多数の接触点を形成する
ことができるものであればよい。
形状が多角形として正5角形、頂点を丸めた3角形ある
いは楕円形のものを示しているが、他の多角形、長円形
などとしてもよい。要するに、筒型コイル状に巻装され
た導体が相手側接触子に対して多数の接触点を形成する
ことができるものであればよい。
【0050】そして、コイル10の導体としては、弾性
を持つものとしてベリリウム銅、リン青銅、また電気抵
抗が少ないものとしてタフピッチ銅、無酸素銅などを用
いればよい。
を持つものとしてベリリウム銅、リン青銅、また電気抵
抗が少ないものとしてタフピッチ銅、無酸素銅などを用
いればよい。
【0051】また、コイルに挿入される雄側接触子の横
断面形状は、円形でもよいしコイルの横断面形状に適合
した形状としてもよい。さらに、コイルの形状を正多角
形以外の形状として雄側接触子を挿入する際の向きを規
制することもできる。
断面形状は、円形でもよいしコイルの横断面形状に適合
した形状としてもよい。さらに、コイルの形状を正多角
形以外の形状として雄側接触子を挿入する際の向きを規
制することもできる。
【0052】
【発明の効果】本発明は上述のように、弾性導電線材を
コイル状に巻装してスリーブ内に収容し、コイル内、外
周面に他の接触子を圧接して接続を行うようにしたた
め、他の接触子との接触点の数が多く、非常に良好な接
触状態を形成することができる。しかも、接触面を構成
するコイルが温度の昇降や接触片の挿脱に応じて伸縮す
る際に、他の接触子と擦りあって新たな露出面を形成す
るから、接触面が絶えず新鮮な状態に保たれて経年劣化
を防ぐことができる。
コイル状に巻装してスリーブ内に収容し、コイル内、外
周面に他の接触子を圧接して接続を行うようにしたた
め、他の接触子との接触点の数が多く、非常に良好な接
触状態を形成することができる。しかも、接触面を構成
するコイルが温度の昇降や接触片の挿脱に応じて伸縮す
る際に、他の接触子と擦りあって新たな露出面を形成す
るから、接触面が絶えず新鮮な状態に保たれて経年劣化
を防ぐことができる。
【図1】本発明によるコイルスプリング接触子の一構成
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す説明図。
【図3】図1から雄側接触子を除き、角形断面の導線を
用いて構成した実施例を示す説明図。
用いて構成した実施例を示す説明図。
【図4】同軸コネクタとして構成した他の実施例を示す
説明図。
説明図。
【図5】上下両方向から雄側接触子を挿入、接続するよ
うにした実施例を示す説明図。
うにした実施例を示す説明図。
【図6】平面状雄側接触子と組み合わされる雌側接触子
の実施例を示す説明図。
の実施例を示す説明図。
【図7】エルボコネクタとして構成された実施例を示す
説明図。
説明図。
【図8】貫通型コンデンサとして構成された実施例を示
す説明図。
す説明図。
【図9】他の貫通型コンデンサとして構成された実施例
を示す説明図。
を示す説明図。
【図10】多端子コネクタとして構成した実施例を示す
説明図。
説明図。
【図11】従来の雄側接触子と雌側接触子との接続関係
を示す説明図。
を示す説明図。
【図12】従来の同軸F型コネクタの説明図。
【図13】従来のドラム型接触子の説明図。
【図14】従来の簡易型同軸コネクタの説明図。
【図15】従来の直角コネクタの説明図。
【図16】従来の多端子型コネクタの説明図。
10 コイル 20,21 スリーブ 30 筐体 40 絶縁体 100 雄側接触子 101 ロッド状部 102 端子部 110 雄側接触子 120 雄側接触子 200 雌側接触子 200a 板バネ 200b スリーブ 201 外部導体 202 内部導体 202a バネ性導体 203 絶縁体 204 挿入口 205 ドラム状導体 300 整合要素 401 中心導体 402 内側コイル 403 筒型誘電体 404 外側コイル 405 導体シェル 406 留め具 407 導体シェル PCB 基板
Claims (13)
- 【請求項1】弾性導電線材を、横断面形状が略多角形を
なす筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイル
導体であって、前記筒型コイルの内周面および外周面の
少なくとも一方に他の導電部材を当接して導電作用を行
うようにしたコイル導体と、このコイル導体を前記筒型
コイルの軸線に沿って保持するように収容するスリーブ
とをそなえたコイルスプリング接触子。 - 【請求項2】請求項1記載のコイルスプリング接触子に
おいて、 前記筒型コイルは、前記多角形の頂点同士が互いに変位
するように巻装されてなるコイルスプリング接触子。 - 【請求項3】弾性導電線材を、横断面形状が多角形をな
す筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイル導
体と、 このコイル導体を収容するスリーブと、 をそなえ、 前記コイル導体の内周面および外周面の少なくとも一方
に圧接するように導体が挿入されて接続を行うコネク
タ。 - 【請求項4】請求項3記載のコネクタにおいて、 前記コイル導体の内周面に導体が、また外周面に前記導
体とは異なる第2導体が圧接して接続を行うコネクタ。 - 【請求項5】請求項4記載のコネクタにおいて、 前記導体と前記第2導体とは、前記コイル導体に対して
それぞれ異なる方向から挿入されるように構成されたコ
ネクタ。 - 【請求項6】弾性導電線材を、横断面形状が略多角形を
なす筒型コイルとなるように巻装して構成されたコイル
導体と、 このコイル導体のコイル両端面を位置規制し前記略多角
形の外周面の一部に空間が形成されるように収容するケ
ースと、 をそなえ、前記ケースの前記空間に前記筒型コイルの軸
方向とほぼ直角方向に導体が挿入されて前記コイルの外
周面に圧接することにより接続を行うコネクタ。 - 【請求項7】互いに所定角度関係に配された一対の接続
端子部と、 内側導体としての筒型コイル、外側導体としての筐体、
前記内側導体と前記外側導体との間に介挿された絶縁体
とを有し、前記一対の接続端子部間を接続する筒状体と
をそなえたエルボコネクタ。 - 【請求項8】それぞれの内部に筒型コイルが埋め込まれ
整列配置された多数の端子を有し、 前記筒型コイルの各々における各内周面にそれぞれ棒状
ピンが挿入されて、前記内周面に圧接することにより接
続を行う多端子型コネクタ。 - 【請求項9】中心導体と、 筒型コイルとして形成され、前記中心導体の外側に接触
する第1コイルスプリング接触子と、 筒型をなし内外周面に電極層が形成された誘電体によっ
て形成され、前記第1コイルスプリング接触子の外側に
接触する誘電体スリーブと、 筒型コイルとして形成され、前記誘電体スリーブの外側
に接触する第2コイルスプリング接触子と、 この第2コイルスプリング接触子の外側に配された導電
性シェルとをそなえたコンデンサ。 - 【請求項10】請求項9記載のコンデンサにおいて、 前記筒型コイルは、横断面形状が多角形になるように巻
装されているコンデンサ。 - 【請求項11】請求項9記載のコンデンサにおいて、 前記第1コイルスプリング接触子および前記第2コイル
スプリング接触子の少なくとも一方、およびその関連部
材を省略してなるコンデンサ。 - 【請求項12】筒型誘電体層と、 共に筒型コイルとして形成され、前記筒型誘電体層を挟
んで互いに同軸配置された内側導体および外側導体と、 前記内側導体、外側導体および誘電体層を収容する導体
ケースとをそなえたコンデンサ。 - 【請求項13】請求項12記載のコンデンサにおいて、 前記導体ケースは、機器への取付構造を有するコンデン
サ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051168A JP2001244010A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 多角形コイルスプリング接触子 |
DE10108650A DE10108650A1 (de) | 2000-02-28 | 2001-02-22 | Schraubenfederkontakt |
US09/793,764 US20010018298A1 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-27 | Polygonal coil spring contactor, and connector and capacitor using the contactor |
GB0104851A GB2360401A (en) | 2000-02-28 | 2001-02-27 | Electrical contact having polygonal coil |
TW090104574A TW478217B (en) | 2000-02-28 | 2001-02-27 | Polygonal coil spring contactor, and connector and capacitor using the contactor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051168A JP2001244010A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 多角形コイルスプリング接触子 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18572843
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---|---|---|---|
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DE (1) | DE10108650A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
KR200447909Y1 (ko) | 2007-12-26 | 2010-03-03 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 배선방향 고정용 커넥터 |
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---|---|---|---|---|
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US7056139B2 (en) * | 2002-01-15 | 2006-06-06 | Tribotek, Inc. | Electrical connector |
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US7429199B2 (en) * | 2005-08-12 | 2008-09-30 | Burgess James P | Low resistance, low insertion force electrical connector |
DE102006046471A1 (de) * | 2006-04-11 | 2007-10-18 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeuglos herstell- und lösbare elektrische Verbindung |
US20130110205A1 (en) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Pacesetter, Inc. | Spring connector for implantable medical device |
US20130110204A1 (en) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Pacesetter, Inc. | Spring connector for implantable medical device |
CN103680955B (zh) * | 2013-12-21 | 2016-06-15 | 铜陵源丰电子有限责任公司 | 一种便于纵向和横向安装的薄膜电容器 |
EP3195415B1 (en) * | 2014-09-15 | 2023-12-27 | Bal Seal Engineering, LLC | Connector assembly and method of assembling the same |
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CN106684636A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-05-17 | 苏州华旃航天电器有限公司 | 一种用于板间的电连接器 |
CN106684608A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-05-17 | 苏州华旃航天电器有限公司 | 一种具有螺旋弹性接触元件的电接触件 |
US10263379B2 (en) * | 2017-03-24 | 2019-04-16 | Bal Seal Engineering, Inc. | Large deflection canted coil springs, connectors, and related methods |
CN108879161A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-11-23 | 武汉市联华飞创科技有限公司 | 一种大电流端子结构 |
US11862882B2 (en) * | 2021-05-26 | 2024-01-02 | J.S.T. Corporation | Tubular high current female terminal |
CN114006210B (zh) * | 2021-09-30 | 2022-07-19 | 深圳市拓普联科技术股份有限公司 | 连接器及电器设备 |
CN114784544B (zh) * | 2022-03-11 | 2024-07-26 | 北京子牛亦东科技有限公司 | 弹性接触器及半导体制程腔室 |
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GB479984A (en) * | 1936-04-06 | 1938-02-15 | Etienne Challet | Improvements in electric coupling contacts |
GB1026751A (ja) * | 1961-04-20 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051168A patent/JP2001244010A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-22 DE DE10108650A patent/DE10108650A1/de not_active Withdrawn
- 2001-02-27 US US09/793,764 patent/US20010018298A1/en not_active Abandoned
- 2001-02-27 TW TW090104574A patent/TW478217B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-02-27 GB GB0104851A patent/GB2360401A/en not_active Withdrawn
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KR200447909Y1 (ko) | 2007-12-26 | 2010-03-03 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 배선방향 고정용 커넥터 |
CN108574163A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-09-25 | 东莞市盘丝电子科技有限公司 | 一种方形盘丝触指 |
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---|---|
TW478217B (en) | 2002-03-01 |
GB2360401A (en) | 2001-09-19 |
GB0104851D0 (en) | 2001-04-18 |
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