JP2022107502A - 端子ばねの保持構造 - Google Patents

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知弘 島田
Tomohiro Shimada
義貴 伊藤
Yoshitaka Ito
伸也 松浦
Shinya Matsuura
聖子 前堀
Kiyoko Maehori
一馬 渡辺
Kazuma Watanabe
康弘 山口
Yasuhiro Yamaguchi
宏侑 田中
Hiroyuki Tanaka
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Abstract

Figure 2022107502000001
【課題】コストを抑えつつ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子ばねの保持構造を提供すること。
【解決手段】シールド部材10における軸方向の一端部10a側に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第1の切り起こし片21と、シールド部材10における軸方向の他端部側に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第2の切り起こし片22と、軸方向に所定の間隔を有するように配置された複数の前記第1の切り起こし片21と複数の前記第2の切り起こし片22とによって周方向に沿って画成された端子ばね収容部11と、を備える。環状端子ばね50が、端子ばね収容部11に収容保持されて軸方向の移動が規制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子ばねの保持構造に関する。
特許文献1には、一対の導体のいずれか一方の導体の中空部分に他方の導体の小径部分を嵌合させてばね接触子を介して通電する接触子装置が開示されている。このばね接触子は、素線を巻回軸に対して傾斜させて螺旋状に巻回し、両端部を接合した環状のばね接触子(環状端子ばね)として、他方の導体の小径部分に周方向に沿って形成された溝に嵌め込まれて収容保持されている。
また、特許文献2には、第1シールド部材と第2シールド部材との径方向の間に配置されて第1及び第2シールド部材同士を電気的に導通させる斜め巻きばね(環状端子ばね)が、リテーナのばね保持部によって軸方向に保持されたコネクタが開示されている。
特開2008-204634号公報 特開2019-185931号公報
ところで、特許文献1に記載の接触子装置では、一方の導体の中空部分と他方の導体の小径部分との嵌合時に、溝からばね接触子が外れるおそれがある。この場合、他方の導体の小径部分に深い溝を形成すればよいが、他方の導体の小径部分の外周面からのばね接触子の突出量が小さくなって一方の導体の中空部分との接触代(径方向の弾性変形量)が不十分となり、接続時の信頼性が低下してしまう。
また、特許文献2に記載のコネクタによれば、リテーナのばね保持部によって巻き斜め巻きばねが軸方向に保持されているが、コネクタ構造の複雑化及び構成部品点数の増加を招き、コストが嵩んでしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを抑えつつ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子ばねの保持構造を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 導電性を有する筒状の導電部材と、導電性を有するコイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばねと、前記導電部材における軸方向の一端側に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第1の切り起こし片と、前記導電部材における前記軸方向の他端側に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第2の切り起こし片と、前記軸方向に所定の間隔を有するように配置された複数の前記第1の切り起こし片と複数の前記第2の切り起こし片とによって、周方向に沿って画成された端子ばね収容部と、を備え、前記環状端子ばねが、前記端子ばね収容部に収容保持されて前記軸方向の移動が規制される、ことを特徴とする端子ばねの保持構造。
上記(1)の構成の端子ばねの保持構造によれば、環状端子ばねは、複数の第1の切り起こし片と複数の第2の切り起こし片とによって周方向に沿って画成された端子ばね収容部に収容され、複数の第1の切り起こし片と複数の第2の切り起こし片とによって軸方向に係止される。これにより、複数の第1の切り起こし片と複数の第2の切り起こし片とによって環状端子ばねの軸方向の移動を規制し、相手側導電部材との接続信頼性を高めることができる。
また、導電部材は、導電性を有する金属材料からなる板材を筒状に形成するプレス加工の際に切り起こし片を切り起こすことにより、環状端子ばねを保持するための複数の第1の切り起こし片及び複数の第2の切り起こし片を設けることができる簡単な構造である。そこで、コストを抑えつつ、環状端子ばねを良好に保持させて高い接続信頼性を得ることができる。
(2) 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、前記導電部材の周方向に沿って互いに千鳥状に配置される、ことを特徴とする上記(1)に記載の端子ばねの保持構造。
上記(2)の構成の端子ばねの保持構造によれば、導電部材の周方向に沿って互いに千鳥状に配置された複数の第1の切り起こし片と複数の第2の切り起こし片とによって、端子ばね収容部に収容された環状端子ばねを導電部材の周方向へ交互に係止することができる。そこで、切り起こし形成された切り起こし片の形成公差に係わらず、環状端子ばねをガタツキなく良好に保持することができる。
(3) 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、前記導電部材の外周面から外方へ立ち上がるように切り起こし形成される、ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の端子ばねの保持構造。
上記(3)の構成の端子ばねの保持構造によれば、導電部材の外周面から外方へ立ち上がるように切り起こし形成された第1の切り起こし片と第2の切り起こし片とによって、環状端子ばねを導電部材の外周側に良好に保持することができる。
(4) 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、前記導電部材の内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成される、ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の端子ばねの保持構造。
上記(4)の構成の端子ばねの保持構造によれば、導電部材の内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成された第1の切り起こし片と第2の切り起こし片とによって、環状端子ばねを導電部材の内周側に良好に保持することができる。
(5) 前記第1の切り起こし片は、前記軸方向の一端側における開口端に切り起こし形成される、ことを特徴とする上記(1)~(4)のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
上記(5)の構成の端子ばねの保持構造によれば、端子ばね収容部を導電部材の開口端部に設けることができ、端子ばねを導電部材の内部に組み付ける場合に比べて導電部材を短くできる。そこで、嵌合時における相手側導電部材と導電部材の嵌合方向の長さも短くできる。
(6) 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成される、ことを特徴とする上記(1)~(5)のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
上記(6)の構成の端子ばねの保持構造によれば、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成された第1の切り起こし片と第2の切り起こし片とは、環状端子ばねに対する係止方向の剛性が高められることによって、環状端子ばねを強固に係止して保持することができる。
(7) 前記環状端子ばねは、前記導電部材の周方向に沿って蛇行して配置される、ことを特徴とする上記(1)~(6)のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
上記(7)の構成の端子ばねの保持構造によれば、相手側導電部材と嵌合された際に、周方向に沿って蛇行して配置された環状端子ばねが、相手側導電部材に対して良好に接触される。これにより、相手側導電部材との接続信頼性を高めることができる。
(8) 前記端子ばね収容部は、前記導電部材の一端部に設けられ、
前記導電部材の一端部には、開口端に一対の切欠き部が形成される、ことを特徴とする上記(1)~(7)のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
上記(8)の構成の端子ばねの保持構造によれば、端子ばね収容部が設けられた導電部材の一端部の開口端に、一対の切欠き部が形成されている。これにより、導電部材の開口端を撓み易くすることができ、相手側導電部材と容易に嵌合させることができる。
(9) 前記導電部材が、シールドケーブルのシールド材に電気的に接続される筒状のシールド部材である、ことを特徴とする上記(1)~(8)のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
上記(9)の構成の端子ばねの保持構造によれば、コストを抑えつつ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子ばねの保持構造を有するシールド部材を構成することができる。
(10) 前記導電部材が、相手側端子に嵌合されて電気的に接続される筒状の接続端子である、ことを特徴とする請求項上記(1)~(7)のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
上記(10)の構成の端子ばねの保持構造によれば、コストを抑えつつ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子ばねの保持構造を有する接続端子を構成することができる。
本発明によれば、コストを抑えつつ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子ばねの保持構造を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としてのシールド部材を示す図であって、(a)は環状端子ばねがシールド部材に装着された状態の斜視図、(b)は環状端子ばねがシールド部材に装着される前の状態の斜視図である。 図1に示したシールド部材の側面図である。 図2におけるA-A断面図及び要部拡大図である。 環状端子ばねが端子ばね収容部に収容された状態の端子ばね収容部における軸方向に沿う要部断面図である。 環状端子ばねが装着されたシールド部材の要部側面図である。 参考例に係る端子ばねの保持構造を有したシールド部材の斜視図である。 参考例に係る端子ばねの保持構造を有したシールド部材の軸方向に沿う断面図及び要部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としてのシールド部材の軸方向に沿う要部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としての接続端子を示す図であって、(a)は環状端子ばねが接続端子に装着された状態の斜視図、(b)は環状端子ばねが接続端子に装着される前の状態の斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としての接続端子に環状端子ばねが装着される前の状態の斜視図である。 図10に示した接続端子と相手側導電部材である相手側接続端子との嵌合前における斜視図である。 図11に示した接続端子と相手側接続端子との嵌合状態を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としてのシールド部材10を示す図であって、図1の(a)は環状端子ばね50がシールド部材10に装着された状態の斜視図、図1の(b)は環状端子ばね50がシールド部材10に装着される前の状態の斜視図である。図2は、図1に示したシールド部材10の側面図である。
図1の(a)及び(b)に示すように、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造は、導電部材であるシールド部材(シールドアウタ端子)10と、環状端子ばね50と、を備えている。
シールド部材10は、円筒状に形成されており、図示しないシールドケーブルのシールド材(編組、金属箔等)に電気的に接続される。このシールド部材10は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の導電性を有する金属材料からなる板材を円筒状にプレス加工により形成している。このシールド部材10には、開口端である一端部10a側に端子ばね収容部11が設けられており、この端子ばね収容部11に環状端子ばね50が装着される。
図2に示すように、端子ばね収容部11は、複数の第1の切り起こし片21と、複数の第2の切り起こし片22との間に設けられている。
複数の第1の切り起こし片21は、シールド部材10における軸方向の一端側である一端部10a側において、周方向に沿って突起列を成すように設けられている。複数の第2の切り起こし片22は、シールド部材10における軸方向の他端側である他端部10b側において、周方向に沿って突起列を成すように設けられている。
複数の第1の切り起こし片21からなる突起列と複数の第2の切り起こし片22からなる突起列とは、シールド部材10の軸方向に所定の間隔(環状端子ばね50のコイルスプリングの外径Dよりも若干狭い間隔)Wを有するように配置されている(図4参照)。即ち、端子ばね収容部11は、複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とによって周方向に沿って画成されている。
これら第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、図2に示すように、シールド部材10の周方向へ互い違いに形成されている。これにより、シールド部材10には、複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とが、周方向に沿って互いに千鳥状に配置されている。
更に、シールド部材10には、一端部10a側に、一対の切欠き部25が形成されている(図1参照)。また、シールド部材10には、端子ばね収容部11よりも他端部10b側に、シールド部材10の軸方向に沿って複数の突出部27が周方向へ間隔をあけて形成されている(図2参照)。複数の突出部27は、シールド部材10が相手側シールド部材(図示せず)に嵌合された際、相手側シールド部材の内周面に当接してシールド部材10をセンタリングする。
図1に示すように、環状端子ばね50は、円環状に形成されており、シールド部材10の外径よりも小さい内径を有している。この環状端子ばね50は、バネ鋼等の導電性及び弾性を有する金属材料から形成された線条体を螺旋状に巻回したコイルスプリングからなり、このコイルスプリングが円環状に曲げられて線条体の両端が溶接等により接合されている。
図3は、図2におけるA-A断面図及び要部拡大図である。
図3に示すように、第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、シールド部材10の外周面から外方へ立ち上がるように切り起こし形成されている。第1の切り起こし片21及び第2の切り起こし片22は、例えばシールド部材10を構成する板材を筒状に形成するプレス加工の際に形成される。また、第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成されている。これにより、第1の切り起こし片21及び第2の切り起こし片22は、それぞれの端面21a,22aが、シールド部材10の径方向内方へ向かって次第に近接するように傾斜されている。
図4は、環状端子ばね50が端子ばね収容部11に収容された状態の端子ばね収容部11における軸方向に沿う要部断面図である。図5は、環状端子ばね50が装着されたシールド部材10の要部側面図である。
環状端子ばね50は、拡径しながらシールド部材10の外周へ被せることにより、図4に示すように、シールド部材10の第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22との間の端子ばね収容部11に収容される。環状端子ばね50は、弾性復元力によってシールド部材10に巻き付いた状態で端子ばね収容部11に収容される。この環状端子ばね50を端子ばね収容部11に収容する際に、環状端子ばね50は、シールド部材10の径方向内方へ向かって次第に近接するように傾斜された第1の切り起こし片21及び第2の切り起こし片22の端面21a,22aによって案内される。これにより、環状端子ばね50は、端子ばね収容部11へ円滑に導かれて装着される。端子ばね収容部11に収容された環状端子ばね50は、複数の第1の切り起こし片21からなる突起列と複数の第2の切り起こし片22からなる突起列とによって係止され、軸方向の移動が規制されて保持される。
また、図5に示すように、環状端子ばね50は、端子ばね収容部11に収容保持されると、シールド部材10の周方向へ千鳥状に配置された複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とによって軸方向へ僅かに押圧される。これにより、端子ばね収容部11に収容保持された環状端子ばね50は、シールド部材10の周方向に沿ってわずかに蛇行した状態で配置される。
このシールド部材10は、環状端子ばね50が装着された一端部10a側が、例えば、各種機器のケースに設けられた筒状の相手側シールド部材(図示略)に嵌合される。すると、シールド部材10に装着された環状端子ばね50が弾性変形しながら相手側シールド部材の内周面に接触する。これにより、環状端子ばね50を介してシールド部材10と相手側シールド部材とが電気的に接続される。
ここで、参考例に係る端子ばねの保持構造ついて説明する。
図6は、参考例に係る端子ばねの保持構造を有したシールド部材1の斜視図である。図7は、参考例に係る端子ばねの保持構造を有したシールド部材1の軸方向に沿う断面図及び要部拡大図である。
図6及び図7に示すように、参考例に係るシールド部材1では、その外周に、プレス加工を施すことにより周方向へわたって凹ませた収容溝3を有している。そして、この収容溝3に環状端子ばね50が収容されている。しかし、プレス加工では浅い収容溝3しか形成することができず、このため、この収容溝3では、収容された環状端子ばね50がシールド部材1における軸方向への移動するのを十分に規制することが困難である。したがって、参考例に係るシールド部材1では、相手側シールド部材に嵌合させた際に、環状端子ばね50が収容溝3から外れてシールド部材1に対して軸方向へずれてしまい、電気的な接続の信頼性が低下するおそれがある。
これに対して、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造を有したシールド部材10によれば、環状端子ばね50は、複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とによって周方向に沿って画成された端子ばね収容部11に収容され、複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とによって軸方向に係止される。これにより、複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とによって環状端子ばね50の軸方向の移動を規制し、相手側シールド部材との接続信頼性を高めることができる。
また、シールド部材10は、導電性を有する金属材料からなる板材を筒状に形成するプレス加工の際に切り起こし片を切り起こすことにより、環状端子ばね50を保持するための複数の第1の切り起こし片21及び複数の第2の切り起こし片22を設けることができる簡単な構造である。
そこで、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造を有するシールド部材10は、コストを抑えつつ、環状端子ばね50を良好に保持させて高い接続信頼性を得ることができる。
しかも、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造では、第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とが、シールド部材10の周方向に沿って互いに千鳥状に配置されている。したがって、シールド部材10の周方向に沿って互いに千鳥状に配置された複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とによって、端子ばね収容部11に収容された環状端子ばね50をシールド部材10の周方向へ交互に係止することができる。そこで、切り起こし形成された切り起こし片の形成公差に係わらず、環状端子ばね50をガタツキなく良好に保持することができる。
また、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造では、第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成されている。したがって、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成された第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、環状端子ばね50に対する係止方向の剛性が高められることによって、環状端子ばね50を強固に係止して保持することができる。
なお、本発明の第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、それぞれ垂直方向に切り起こし形成されたり、互いの先端部が離れる斜め方向に切り起こし形成されたりしてもよい。
さらに、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造では、シールド部材10における端子ばね収容部11が設けられたシールド部材10の一端部10aの開口端に、一対の切欠き部25が形成されている。これにより、シールド部材10の開口端を撓み易くすることができ、相手側シールド部材と容易に嵌合させることができる。
また、本第1実施形態に係る端子ばねの保持構造では、環状端子ばね50がシールド部材10の周方向に沿って蛇行して配置される。これにより、相手側シールド部材と嵌合された際に、環状端子ばね50が、相手側シールド部材に対して良好に接触される。これにより、相手側シールド部材との接続信頼性を高めることができる。
なお、上記第1実施形態では、円筒状のシールド部材10を例示したが、シールド部材は円筒状に限らず、多角筒状であってもよい。
また、端子ばね収容部11の位置は、シールド部材10の一端部10a側に限らず、シールド部材10の軸方向のいずれの位置に設けてもよい。
更に、上記第1実施形態では、シールド部材10の外周面から外方へ立ち上がるように切り起こし形成された第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とによって、環状端子ばね50をシールド部材の外周側に保持したが、本発明の端子ばねの保持構造はこれに限定されない。
図8は、本発明の第2実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としてのシールド部材10Aの軸方向に沿う要部断面図である。
シールド部材10Aの内側には、内周面から内方へ立ち上がるように複数の第1の切り起こし片21と、複数の第2の切り起こし片22とが、切り起こし形成されている。そして、シールド部材10Aの内周における複数の第1の切り起こし片21からなる突起列と複数の第2の切り起こし片22からなる突起列との間には、環状端子ばね50Aを収容する端子ばね収容部11Aが設けられる。
環状端子ばね50Aは、円環状に形成されており、シールド部材10Aの内径よりも大きい外径を有している。そして、環状端子ばね50Aは、縮径しながらシールド部材10Aの内周へ挿入することにより、シールド部材10Aの第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22との間の端子ばね収容部11Aに収容される。環状端子ばね50Aは、弾性復元力によってシールド部材10Aの内周に沿って突っ張る状態で端子ばね収容部11Aに収容される。
したがって、シールド部材10Aの内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成された第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とによって、環状端子ばね50Aをシールド部材の内周側に保持することができる。
このシールド部材10Aは、環状端子ばね50Aが装着された一端部10a側に、例えば、各種機器のケースに設けられた筒状の相手側シールド部材(図示略)が嵌入される。すると、シールド部材10Aに装着された環状端子ばね50が弾性変形しながら相手側シールド部材の外周面に接触する。これにより、環状端子ばね50Aを介してシールド部材10Aと相手側シールド部材とが電気的に接続される。
図9は、本発明の第3実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としての接続端子30を示す図であって、(a)は環状端子ばね50が接続端子30に装着された状態の斜視図、(b)は環状端子ばね50が接続端子30に装着される前の状態の斜視図である。
図9に示すように、本第3実施形態に係る端子ばねの保持構造は、導電部材である接続端子30と、環状端子ばね50と、を備えている。
接続端子30は、円筒状に形成された端子接続部31と、導体接続部33と、絶縁キャップ35とを備えて構成されている。接続端子30は、良好な導電性を有する端子母材(銅、銅合金、アルミ、アルミ合金等)を、プレス加工、折り曲げ加工することにより、これら端子接続部31と導体接続部33とが一体となって成形された雄端子である。導体接続部33は、方形板状に形成されてボルト・ナット等により導体(バスバー、LA端子等)と電気的に接続される。
この接続端子30の端子接続部31には、開口端である一端部31a側に端子ばね収容部11が設けられており、この端子ばね収容部11に環状端子ばね50が装着される。また、端子接続部31の開口端に取り付けられた絶縁キャップ35は、電気絶縁性を有する合成樹脂から形成されており、接続端子30における触指防止機能を有している。
図9の(b)に示すように、端子ばね収容部11は、複数の第1の切り起こし片21と、複数の第2の切り起こし片22との間に設けられている。
複数の第1の切り起こし片21は、接続端子30の端子接続部31における軸方向の一端側である一端部31a側において、周方向に沿って突起列を成すように設けられている。複数の第2の切り起こし片22は、接続端子30の端子接続部31における軸方向の他端側である他端部31b側において、周方向に沿って突起列を成すように設けられている。
複数の第1の切り起こし片21からなる突起列と複数の第2の切り起こし片22からなる突起列とは、上記第1実施形態のシールド部材10と同様に、端子接続部31の軸方向に所定の間隔Wを有するように配置されている。
これら第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とは、端子接続部31の周方向へ互い違いに形成されている。これにより、端子接続部31には、複数の第1の切り起こし片21と複数の第2の切り起こし片22とが、周方向に沿って互いに千鳥状に配置されている。
この接続端子30は、環状端子ばね50が装着された端子接続部31の一端部31a側が、例えば、各種機器のケースに設けられた雌端子である筒状の相手側端子(図示略)に嵌合される。すると、端子接続部31に装着された環状端子ばね50が弾性変形しながら相手側端子の内周面に接触する。これにより、環状端子ばね50を介して接続端子30と相手側端子とが電気的に接続される。
そこで、本第3実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する接続端子30は、上記第1実施形態に係る端子ばねの保持構造を有するシールド部材10と同様に、コストを抑えつつ、環状端子ばね50を良好に保持させて高い接続信頼性を得ることができる。
また、上述した本第3実施形態に係る接続端子30は、雌端子である筒状の相手側端子に嵌合される雄端子として構成されたが、雄端子である相手側端子に嵌合される雌端子として構成することもできる。この場合、端子接続部31の内側には、内周面から内方へ立ち上がるように複数の第1の切り起こし片21と、複数の第2の切り起こし片22とが、切り起こし形成される。そして、端子接続部31の内周における複数の第1の切り起こし片21からなる突起列と複数の第2の切り起こし片22からなる突起列との間には、環状端子ばね50Aを収容する端子ばね収容部11Aが設けられる(図8参照)。
図10は、本発明の第4実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する筒状の導電部材としての接続端子40に環状端子ばね50Bが装着される前の状態の斜視図である。図11は、図10に示した接続端子40と相手側導電部材である相手側接続端子60との嵌合前における斜視図である。図12は、図11に示した接続端子40と相手側接続端子60との嵌合状態を示す要部拡大断面図である。
図10及び図11に示すように、本第4実施形態に係る端子ばねの保持構造は、導電部材である接続端子40と、環状端子ばね50Bと、を備えている。
接続端子40は、良好な導電性を有する端子母材(銅、銅合金、アルミ、アルミ合金等)を、プレス加工、折り曲げ加工することにより円筒状に形成された端子接続部を有する雌端子である。
この接続端子40には、開口端である一端部40a側に端子ばね収容部11Bが設けられており、この端子ばね収容部11Bに環状端子ばね50Bが装着される。
図10に示すように、端子ばね収容部11Bは、内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成された複数の第1の切り起こし片21と、複数の第2の切り起こし片22との間に設けられている。
複数の第1の切り起こし片21は、接続端子40の軸方向の一端側である一端部40a側の開口端に、周方向に沿って突起列を成すように設けられている。複数の第2の切り起こし片22は、接続端子40の軸方向の他端側において、周方向に沿って突起列を成すように設けられている。
内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成された複数の第1の切り起こし片21からなる突起列と複数の第2の切り起こし片22からなる突起列とは、接続端子40の軸方向に所定の間隔(環状端子ばね50Bのコイルスプリングの外径Dと同等の間隔)W1を有して互いに対向するように配置されている(図12、参照)。
環状端子ばね50Bは、円環状に形成されており、接続端子40の内径よりも大きい外径を有している。そして、環状端子ばね50Bは、縮径しながら接続端子40の内周へ挿入することにより、接続端子40の第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22との間の端子ばね収容部11Bに収容される。環状端子ばね50Bは、弾性復元力によって接続端子40の内周に沿って突っ張る状態で端子ばね収容部11Bに収容される。
したがって、接続端子40の内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成された第1の切り起こし片21と第2の切り起こし片22とによって、環状端子ばね50Bを接続端子40の内周側に保持することができる。
図11に示すように、相手側接続端子60は、丸棒状の電気接触部63を有する雄端子であり、半径方向外側に張り出す円板状のフランジ部67が一体に形成される。電気接触部63の先端には、接続端子40との嵌合を案内する先細テーパー状となる絶縁キャップ65が取り付けられる。絶縁キャップ65は、電気絶縁性を有する合成樹脂から形成されており、相手側接続端子60における触指防止機能を有している。
本第4実施形態に係る接続端子40は、図12に示すように、内周側に環状端子ばね50Bが装着された一端部40a側が、相手側接続端子60に嵌合される。すると、端子ばね収容部11Bに装着された環状端子ばね50Bが、弾性変形しながら相手側接続端子60の電気接触部63の外周面に接触する。これにより、環状端子ばね50Bを介して接続端子40と相手側接続端子60とが電気的に接続される。
そこで、本第4実施形態に係る端子ばねの保持構造を有する接続端子40は、コストを抑えつつ、環状端子ばね50Bを良好に保持させて高い接続信頼性を得ることができる。
また、本第4実施形態の接続端子40によれば、端子ばね収容部11Bを接続端子40の開口端部に設けることができ、環状端子ばねを接続端子の内部に組み付ける場合に比べて接続端子40を短くできる。そこで、嵌合時における相手側接続端子60と接続端子40の嵌合方向の長さも短くできる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る端子ばねの保持構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[10]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 導電性を有する筒状の導電部材(シールド部材10,10A、接続端子30,40)と、
導電性を有するコイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばね(50,50A,50B)と、
前記導電部材(シールド部材10,10A、接続端子30,40)における軸方向の一端側(一端部10a側、一端部31a側、一端部40a側)に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第1の切り起こし片(21)と、
前記導電部材(シールド部材10,10A、接続端子30,40)における前記軸方向の他端側(他端部10b側、他端部31b側)に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第2の切り起こし片(22)と、
前記軸方向に所定の間隔(W,W1)を有するように配置された複数の前記第1の切り起こし片(21)と複数の前記第2の切り起こし片(22)とによって、周方向に沿って画成された端子ばね収容部(11,11A,11B)と、
を備え、
前記環状端子ばね(50,50A,50B)が、前記端子ばね収容部(11,11A,11B)に収容保持されて前記軸方向の移動が規制される、
ことを特徴とする端子ばねの保持構造。
[2] 前記第1の切り起こし片(21)と前記第2の切り起こし片(22)とは、前記導電部材(シールド部材10,10A、接続端子30)の周方向に沿って互いに千鳥状に配置される、
ことを特徴とする上記[1]に記載の端子ばねの保持構造。
[3] 前記第1の切り起こし片(21)と前記第2の切り起こし片(22)とは、前記導電部材(シールド部材10、接続端子30)の外周面から外方へ立ち上がるように切り起こし形成される、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の端子ばねの保持構造。
[4] 前記第1の切り起こし片(21)と前記第2の切り起こし片(22)とは、前記導電部材(シールド部材10A、接続端子40)の内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成される、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の端子ばねの保持構造。
[5] 前記第1の切り起こし片(21)は、前記軸方向の一端側(一端部40a側)における開口端に切り起こし形成される、
ことを特徴とする[1]~[4]のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
[6] 前記第1の切り起こし片(21)と前記第2の切り起こし片(22)とは、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成される、
ことを特徴とする上記[1]~[5]のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
[7] 前記環状端子ばね(50)は、前記シールド部材(10,10A)の周方向に沿って蛇行して配置される、
ことを特徴とする上記[1]~[6]のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
[8] 前記端子ばね収容部(11)は、前記導電部材(シールド部材10)の一端部(10a)に設けられ、
前記導電部材(シールド部材10)の一端部(10a)には、開口端に一対の切欠き部
(25)が形成される、
ことを特徴とする上記[1]~[7]のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
[9] 前記導電部材が、シールドケーブルのシールド材に電気的に接続される筒状のシールド部材(10,10A)である、
ことを特徴とする上記[1]~[8]のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
[10] 前記導電部材が、相手側端子に嵌合されて電気的に接続される筒状の接続端子(30,40)である、
ことを特徴とする請求項上記[1]~[7]のいずれか一つに記載の端子ばねの保持構造。
10…シールド部材(導電部材)
10a…一端部
11…端子ばね収容部
21…第1の切り起こし片
22…第2の切り起こし片
25…切欠き部
50…環状端子ばね

Claims (10)

  1. 導電性を有する筒状の導電部材と、
    導電性を有するコイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばねと、
    前記導電部材における軸方向の一端側に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第1の切り起こし片と、
    前記導電部材における前記軸方向の他端側に切り起こし形成されて周方向に沿って複数設けられる第2の切り起こし片と、
    前記軸方向に所定の間隔を有するように配置された複数の前記第1の切り起こし片と複数の前記第2の切り起こし片とによって、周方向に沿って画成された端子ばね収容部と、
    を備え、
    前記環状端子ばねが、前記端子ばね収容部に収容保持されて前記軸方向の移動が規制される、
    ことを特徴とする端子ばねの保持構造。
  2. 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、前記導電部材の周方向に沿って互いに千鳥状に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子ばねの保持構造。
  3. 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、前記導電部材の外周面から外方へ立ち上がるように切り起こし形成される、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子ばねの保持構造。
  4. 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、前記導電部材の内周面から内方へ立ち上がるように切り起こし形成される、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子ばねの保持構造。
  5. 前記第1の切り起こし片は、前記軸方向の一端側における開口端に切り起こし形成される、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の端子ばねの保持構造。
  6. 前記第1の切り起こし片と前記第2の切り起こし片とは、互いの先端部が対向する斜め方向に切り起こし形成される、
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の端子ばねの保持構造。
  7. 前記環状端子ばねは、前記導電部材の周方向に沿って蛇行して配置される、
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の端子ばねの保持構造。
  8. 前記端子ばね収容部は、前記導電部材の一端部に設けられ、
    前記導電部材の一端部には、開口端に一対の切欠き部が形成される、
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の端子ばねの保持構造。
  9. 前記導電部材が、シールドケーブルのシールド材に電気的に接続される筒状のシールド部材である、
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の端子ばねの保持構造。
  10. 前記導電部材が、相手側端子に嵌合されて電気的に接続される筒状の接続端子である、
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の端子ばねの保持構造。
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