JP2024067918A - コイルスプリング付き端子 - Google Patents

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一栄 高橋
考広 久保
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Abstract

【課題】コイルスプリングの接点として機能する接触面積の増大を図ると共に部品点数の削減を図る。【解決手段】オス端子が嵌合される端子本体10の嵌合孔11の内周壁に螺旋溝12が形成され、その螺旋溝12に、オス端子に対する導通の接点となるコイルスプリング20が、接点となる部分を螺旋溝から露出させた状態で螺旋溝12に沿って嵌め込まれている。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車等の高圧コネクタに用いられる、コイルスプリングを接点部材として備えた、コイルスプリング付きメス端子に関する。
図7は、特許文献1に記載された、コイルスプリング付きメス端子の従来例を示す。
図7に示すように、このコイルスプリング付きメス端子101は、筒状の端子本体110と、接点部材としてのコイルスプリング120と、リング状のキャップ130と、を有する。
端子本体110には、柱状のオス端子が前端開口から嵌合される嵌合孔111が軸線方向(オス端子の嵌合方向=矢印L方向)に沿って形成されている。キャップ130は、端子本体110の嵌合孔111の前端に嵌合固定されている。嵌合孔111の前端近傍の内周壁には環状の段部112aが形成され、キャップ130と段部112aとの間に確保された溝状の環状空間112に、円環状に丸められたコイルスプリング120が嵌め込まれている。
キャップ130は、コイルスプリング120を環状の段部112aに嵌め込んだ後で嵌合孔111の前端開口に嵌合固定されており、このキャップ130がコイルスプリング120の脱落を阻止している。コイルスプリング120は、溝状の環状空間112から内周部が露出しており、この露出している部分が接点として機能する。そして、メス端子101とオス端子が嵌合された際に、コイルスプリング120が自身の弾性反発力によりオス端子に押圧接触して両端子間の導通を成立させる。
米国特許第8282429号明細書
ところで、図7に示した従来のコイルスプリング付きメス端子101では、コイルスプリング120が環状に丸められた状態で端子本体110の嵌合孔111の内周に嵌め込まれている。したがって、円周方向に連続して接点が存在しているものの、軸線方向の一箇所にしか接点が存在していない。そのため、接点部材としての接触面積の増大に限界があり、これによって大電流を端子間で接続する場合に温度上昇が発生する等の不都合があった。また、図7に示した従来のコイルスプリング付きメス端子101では、コイルスプリング120を脱落しないように保持するキャップ130が必要であるため、部品点数が増加する問題もあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コイルスプリングの接点として機能する接触面積の増大を図ることができると共に、部品点数の削減を図ることのできるコイルスプリング付き端子を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコイルスプリング付き端子は、下記を特徴としている。
オス端子が嵌合される軸線方向に沿った嵌合孔を有する端子本体を有し、
前記嵌合孔の内周壁に、当該内周壁に沿って螺旋溝が形成され、
前記螺旋溝に、前記嵌合孔に軸線方向に沿ってオス端子が嵌合された際に当該オス端子に対する導通の接点となるコイルスプリングが、接点となる部分を前記螺旋溝から露出させた状態で当該螺旋溝に沿って嵌め込まれている、
コイルスプリング付き端子。
本発明によれば、螺旋状に嵌め込まれたコイルスプリングが接点部材として機能するので、円周方向と軸線方向の両方向に接点が連続して存在することになり、接点の面積の増大を図ることができると共に、オス端子に対する接触不良の発生リスクを減らすことができる。また、螺旋溝にコイルスプリングが嵌め込まれていることにより、コイルスプリングの軸方向への移動を阻止することができるので、キャップ部品を無くすことができて、部品点数の削減が図れる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態のコイルスプリング付きメス端子の概略構成を示す斜視図である。 図2は、同コイルスプリング付きメス端子におけるコイルスプリングの外観斜視図である。 図3は、同端子の端子本体の螺旋溝へのコイルスプリングの組み付け方法の説明図である。 図4は、図3の次の段階の説明図である。 図5は、同コイルスプリング付きメス端子の正面から見た図である。 図6は、図5のA-A矢視断面図である。 図7は、従来のコイルスプリング付きメス端子の側断面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態のコイルスプリング付きメス端子の概略構成を示す斜視図、図2は、コイルスプリングの外観斜視図、図3は、端子本体の螺旋溝へのコイルスプリングの組み付け方法の説明図、図4は、図3の次の段階の説明図、図5は、コイルスプリング付きメス端子の正面から見た図、図6は、図5のA-A矢視断面図である。
図1~図6に示すように、本実施形態のコイルスプリング付きメス端子1は、筒状の端子本体10と、線材を巻いたコイルスプリング20と、を有している。端子本体10及びコイルスプリング20は、良導電性を有する金属材料により形成されている。端子本体10は、軸線方向(コネクタ嵌合方向=矢印L方向)に沿って形成された円形断面の嵌合孔11を有している。図示しない円柱ロッド状のオス端子は、軸線方向に沿って移動することで、端子本体10の嵌合孔11に嵌合される。
端子本体10の嵌合孔11の内周壁には、該内周壁に沿って螺旋溝12が形成されており、螺旋溝12の入口12aが端子本体10の一端面に開口している。そして、この螺旋溝12に、コイルスプリング20が嵌め込まれている。コイルスプリング20は、嵌合孔11にオス端子が嵌合された際にオス端子に対する導通の接点となるもので、接点となる部分を螺旋溝12から内周側に露出させた状態で、螺旋溝12に沿って嵌め込まれている。
この場合、直線状のコイルスプリング20を、螺旋溝12に沿って変形させながら螺旋溝12に嵌め込んでもよいが、本実施形態では、図2に示すように、コイルスプリング20を予め螺旋溝12に対応した螺旋状に癖付けした上で、螺旋溝12に嵌め込んでいる。嵌め込む際には、図3に示すように、螺旋溝12の入口12aに螺旋状に癖付けしたコイルスプリング20の一端を挿入し、その後は、図4中の矢印Rで示すように、コイルスプリング20を回転させる。そうすることで、螺旋の進み方向に沿ってコイルスプリング20を終端まで螺旋溝12に挿入することができる。
このように構成されたコイルスプリング付きメス端子1によれば、螺旋状に嵌め込まれたコイルスプリング20が接点部材として機能するので、図5に示すように円周方向と、図6に示すように軸線方向(矢印LX)の両方向に接点が連続して存在することになる。したがって、接点の面積の増大を図ることができると共に、大電流を流した際のオス端子に対する接触不良の発生リスクを減らすことができる。また、螺旋溝12にコイルスプリング20が嵌め込まれていることにより、コイルスプリング20の軸方向への移動を阻止することができるので、キャップ部品を無くすことができて、部品点数の削減が図れる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るコイルスプリング付き端子の特徴をそれぞれ以下[1]~[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1] オス端子が嵌合される軸線方向に沿った嵌合孔(11)を有する端子本体(10)を有し、
前記嵌合孔(11)の内周壁に、当該内周壁に沿って螺旋溝(12)が形成され、
前記螺旋溝(12)に、前記嵌合孔(11)に軸線方向に沿ってオス端子が嵌合された際に当該オス端子に対する導通の接点となるコイルスプリング(20)が、接点となる部分を前記螺旋溝(12)から露出させた状態で当該螺旋溝(12)に沿って嵌め込まれている、
コイルスプリング付き端子(1)。
上記[1]の構成によれば、螺旋状に嵌め込まれたコイルスプリング(20)の接点が円周方向と軸線方向の両方向に連続して存在することになり、接点の面積の増大を図ることができると共に、オス端子に対する接触不良の発生リスクを減らすことができる。また、螺旋溝(12)にコイルスプリング(20)が嵌め込まれていることにより、コイルスプリング(20)の軸方向への移動を阻止することができるので、キャップ部品を無くすことができて、部品点数の削減が図れる。
[2] 前記コイルスプリング(20)が、前記螺旋溝(12)に対応した螺旋状に癖付けされた上で、前記螺旋溝(12)に嵌め込まれている、
上記[1]に記載のコイルスプリング付き端子(1)。
上記[2]の構成によれば、コイルスプリング(20)が予め螺旋溝(12)に対応した螺旋状に癖付けされているので、螺旋溝(12)に対してコイルスプリング(20)を回転させながら簡単に嵌め込むことができる。
1 コイルスプリング付きメス端子
10 端子本体
11 嵌合孔
12 螺旋溝
20 コイルスプリング

Claims (2)

  1. オス端子が嵌合される軸線方向に沿った嵌合孔を有する端子本体を有し、
    前記嵌合孔の内周壁に、当該内周壁に沿って螺旋溝が形成され、
    前記螺旋溝に、前記嵌合孔に軸線方向に沿ってオス端子が嵌合された際に当該オス端子に対する導通の接点となるコイルスプリングが、接点となる部分を前記螺旋溝から露出させた状態で当該螺旋溝に沿って嵌め込まれている、
    コイルスプリング付き端子。
  2. 前記コイルスプリングが、前記螺旋溝に対応した螺旋状に癖付けされた上で、前記螺旋溝に嵌め込まれている、
    請求項1に記載のコイルスプリング付き端子。
JP2022178337A 2022-11-07 2022-11-07 コイルスプリング付き端子 Pending JP2024067918A (ja)

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