JP2024064544A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音及び振動を低減できる回転電機を提供する。【解決手段】ロータ9は、回転軸線C1回りに回転するシャフト31と、シャフト31に同軸上に固定されたロータコア32と、ロータコア32の外周面32bに配置された複数の永久磁石33と、ロータコア32の外周面32bに設けられ、外周面32bから径方向外側に突出する複数の突極35と、を備える。複数の突極35は、径方向外側の先端91a位置が永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側に位置している第1突極91と、径方向外側の先端92aの位置が永久磁石33の外周角部33fよりも径方向内側に位置している第2突極92と、を有する。第1突極91と第2突極92とが周方向に交互に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機に関する。
回転電機として、例えば電動モータが挙げられる。電動モータは、ステータと、ステータに対して回転軸線回りに回転自在に設けられたロータと、を備える。ステータは、コイルが巻回される複数のティースを備える。周方向で隣り合うティースの間に、それぞれスロットが形成される。これらスロットを介し、各ティースにコイルが巻回される。ロータは、ロータコアと、ロータコアに設けられた界磁用の複数の永久磁石と、を備えたものがある。
電動モータは、コイルに通電するとティースに鎖交磁束が形成される。この鎖交磁束とロータの永久磁石との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、ロータが継続的に回転される。
この種のロータの中には、永久磁石をロータコアの外周面に周方向に並べて配置した表面磁石(SPM:Surface Permanent Magnet)型のロータがある。この表面磁石型のロータの中には、ロータコアの外周面から径方向外側に向かって突出され、周方向で隣り合う永久磁石の間に配置された複数の突極を備えた、いわゆるインセット型のロータが知られている。
インセット型のロータにおいて、ロータコア及び突極は、磁性材料によって形成されている。ロータコアの突極は、突出方向が径方向の外側であるのでステータの鎖交磁束が流れやすい方向となる。また、突極は、鎖交磁束の磁路の磁気抵抗(リラクタンス)を小さくするようにロータコアを回転させる、リラクタンストルクを発生させる。
特開2019-193350号公報
しかしながらインセット型のロータでは、突極が形成されることに伴いロータの外周面での磁界の歪みが増大し、この結果トルクリップルが増大してしまう可能性があった。とりわけ、トルクリップルの次数成分のうち、磁極数とスロット数との最小公倍数の次数成分が顕著に大きくなる傾向があった。これに起因して、電動モータの騒音及び振動が増大する可能性があった。
そこで、本発明は、騒音及び振動を低減できる回転電機を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様では、回転電機は、コイルが巻回される複数のティースを有するステータコアと、前記複数のティースよりも径方向内側に、回転軸線回りに回転自在に設けられたロータと、を備え、前記ロータは、前記回転軸線回りに回転するシャフトと、前記シャフトに同軸上に固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、前記ロータコアの前記外周面に設けられ、前記外周面から径方向外側に突出する複数の突極と、を備え、前記複数の突極は、前記ロータコアにおける外周面の周方向で隣り合う前記永久磁石の間に配置されており、前記複数の突極は、径方向外側の先端の位置が前記永久磁石における外周面のうち周方向両側の角部よりも径方向外側に位置している第1突極と、径方向外側の先端の位置が前記永久磁石の前記角部よりも径方向内側に位置している第2突極と、を有し、前記第1突極と前記第2突極とが周方向に交互に配置されている。
このように構成することで、トルクリップルの次数成分のうち、特定の次数成分が顕著に大きくなるのを抑制できる。この結果、回転電機の騒音及び振動を低減できる。
本発明の第2態様では、第1態様の回転電機において、前記第1突極の前記先端は、前記永久磁石の前記角部よりも径方向外側で、かつ前記ステータコアの内周面よりも径方向内側に位置してもよい。
このように構成することで、回転電機のモータトルク性能が低減してしまうことを抑制しつつ、回転電機の騒音及び振動を確実に低減できる。
本発明の第3態様では、第1態様又は第2態様の回転電機において、前記第2突極の前記先端は、前記永久磁石の前記角部と前記突極の根本との間の中央位置よりも径方向外側で、かつ前記永久磁石の前記角部よりも径方向内側に位置してもよい。
このように構成することで、回転電機のモータトルク性能が低減してしまうことを抑制しつつ、回転電機の騒音及び振動を確実に低減できる。
本発明の第4態様では、第1態様から第3態様のいずれか1項の回転電機において、前記回転軸線と前記永久磁石の周方向中央とを通る直線上に、前記永久磁石の内周面の円弧中心及び前記永久磁石の外周面の円弧中心が位置されており、前記外周面の前記円弧中心は、前記内周面の前記円弧中心に対して径方向外側に位置してもよい。
このように構成することで、永久磁石の周方向両側よりも周方向中央を径方向外側に突出させることができる。このため、永久磁石における周方向の側面のうちの径方向外側の端部よりも第1突極の先端を径方向外側に突出させた場合であっても、永久磁石とティースとの間のクリアランスをできる限り小さくできる。よって、回転電機のモータトルク性能が低減してしまうことを確実に抑制しつつ、回転電機の騒音及び振動を確実に低減できる。
本発明によれば、回転電機の騒音及び振動を低減できる。
本発明の実施形態における減速機付きモータの斜視図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるステータ及びロータの径方向に沿う断面図である。 図3のIV部拡大図である。 本発明の実施形態における第2突極の径方向の長さについての説明図である。 本発明の実施形態におけるロータのトルクの変化を示すグラフである。 本発明の実施形態におけるトルクリップルの次数成分及び次数成分ごとのトルクリップルの大きさを、従来のロータと比較したグラフである。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<減速機付きモータ>
図1は、減速機付きモータ1の斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。
減速機付きモータ1は、例えば車両に搭載されるワイパーの駆動源である。減速機付きモータ1は、電動モータ2と、電動モータ2の回転を減速して出力する減速部3と、電動モータ2の駆動制御を行うコントローラ部4と、を備える。
以下の説明において、単に「軸方向」という場合は、電動モータ2のシャフト31における中心軸(電動モータ2の回転軸線C1)と平行な方向を意味するものとする。単に「周方向」という場合は、シャフト31の周方向(回転方向)を意味するものとする。単に「径方向」という場合は、軸方向及び周方向に直交するシャフト31の径方向を意味するものとする。
<電動モータ>
電動モータ2は、モータケース5と、モータケース5内に収納されている円筒状のステータ8と、ステータ8の径方向内側に設けられ、ステータ8に対して回転可能に設けられたロータ9と、を備える。電動モータ2は、ステータ8に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
<モータケース>
モータケース5は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料から形成されている。モータケース5は、軸方向に分割可能に構成された第1モータケース6と、第2モータケース7と、からなる。第1モータケース6及び第2モータケース7は、それぞれ有底筒状に形成されている。
第1モータケース6は、底部10が減速部3のギアケース40と接合されるように、このギアケース40と一体成形されている。底部10の径方向中央には、ロータ9のシャフト31を挿通可能な貫通孔10aが形成されている。
第1モータケース6の開口部6aには、径方向の外側に向かって張り出す外フランジ部16が形成されている。第2モータケース7の開口部7aに、径方向の外方に向かって張り出す外フランジ部17が形成されている。これら外フランジ部16,17同士を突き合わせて内部空間を有するモータケース5を形成している。モータケース5の内部空間には、第1モータケース6及び第2モータケース7の内側に嵌め合わされるようにステータ8が配置される。
<ステータ>
図3は、ステータ8及びロータ9の径方向に沿う断面図である。
図2、図3に示すように、ステータ8は、ステータコア20と、ステータコア20に装着された樹脂製のインシュレータ23と、ステータコア20にインシュレータ23の上から巻回されたコイル24と、を備える。
ステータコア20は、回転軸線C1と同軸上に配置された円筒状のコア部21と、コア部21から径方向の内側に向かって突出する複数(例えば、本第実施形態では6つ)のティース22と、が一体成形されている。ステータコア20は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層することにより形成されている。しかしながらこれに限られるものではなく、ステータコア20は、例えば、軟磁性粉を加圧成形することにより形成されてもよい。
ティース22は、一体成形されたティース本体22a及び鍔部22bを備える。ティース本体22aは、コア部21の内周面から径方向の内側に向かって突出している。鍔部22bは、ティース本体22aの径方向の内側端から周方向外側に向かって延びている。鍔部22bは周方向に沿っており、ステータコア20の内周を構成している。周方向で隣り合うティース22の間には、それぞれ蟻溝状のスロット19が形成される。
インシュレータ23は、ステータコア20を覆うように形成されている。インシュレータ23によって、ステータコア20とコイル24との絶縁が図られる。
<ロータ>
ロータ9は、ステータ8の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に設けられている。ロータ9は、回転軸線C1回りに回転するシャフト31と、シャフト31に固定されたロータコア32と、ロータコア32に取り付けられた界磁用の4つの永久磁石33と、を備える。このように、電動モータ2は、永久磁石33の磁極数が4極、スロット19(ティース22)の数が6であり、4極6スロットで構成されている。
シャフト31は、減速部3を構成する後述するウォーム軸44(図2参照)と一体成形されている。
ロータコア32は、シャフト31の外周面に嵌合固定されている。ロータコア32は、回転軸線C1と同軸上に配置された円柱状に形成されている。ロータコア32は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層することにより形成されている。しかしながらこれに限られるものではなく、ロータコア32は、例えば、軟磁性粉を加圧成形することにより形成されてもよい。
ロータコア32の径方向中央には、軸方向に貫通する貫通孔32aが形成されている。シャフト31は貫通孔32aに圧入されている。しかしながらこれに限られるものではなく、シャフト31の外周面にロータコア32を嵌め合わせ、接着剤等によってシャフト31にロータコア32を固定してもよい。
ロータコア32の外周面32bには、4つの突極35が周方向に等間隔で設けられている。突極35は、軸方向からみて径方向に沿うように、径方向の外側に突出している。突極35は、ロータコア32の軸方向全体に亘って延びている。
突極35は、第1突極91と第2突極92とを有する。軸方向からみて、第1突極91の径方向の長さは、第2突極92の径方向の長さよりも長い。各突極91,92の長さの詳細については後述する。第1突極91と第2突極92とは、周方向に交互に配置されている。第1突極91と第2突極92とは、軸方向からみた径方向の長さのみが異なり、その他の形状については同一である。このため、以下では、第1突極91と第2突極92との同一箇所については、突極35と総称して説明する。
突極35は、周方向で対向する2つの側面35aが平行となるように形成されている。つまり、突極35は、周方向の幅寸法が均一になるように形成されている。突極35の径方向外側における周方向両側の角部には、平面取り部35bが形成されている。突極35の根本には、径方向内側に向かって末広がりとなるように丸面取り部35cが形成されている。このように形成されたロータコア32の外周面32bにおいて、周方向で隣り合う2つの突極35の間は、それぞれ磁石収納部36として構成されている。
すなわち、ロータ9は、永久磁石33をロータコア32の外周面32bに配置した表面磁石(SPM:Surface Permanent Magnet)型のロータであるとともに、周方向に並ぶ永久磁石33間に突極35を備えるインセット型のロータである。
4つの永久磁石33は、それぞれ磁石収納部36に配置されている。各永久磁石33は、磁石収納部36において、例えば接着剤等によりロータコア32に固定されている。永久磁石33は、例えば、フェライト磁石、ネオジムボンド磁石又はネオジム焼結磁石などである。
永久磁石33は、例えば着磁(磁界)の配向が厚み方向に沿ってパラレル配向となるように着磁されている。つまり、永久磁石33の配向は、磁化容易方向が永久磁石33の中央部における径方向と平行な方向となるパラレル配向である。周方向で隣り合う永久磁石33は、相互の磁化方向が反対方向となるように配置されている。
4つの永久磁石33は、周方向に磁極が互い違いになるように配置されている。つまり、外周側がN極とされた永久磁石33と外周側がS極とされた永久磁石33とは周方向で隣り合うように配置されている。これにより、周方向で隣り合う永久磁石33の間に配置されるロータコア32の突極35は、磁極の境界(極境界)に位置する。
図4は、図3のIV部拡大図である。
図4に示すように、永久磁石33において、径方向内側の内周面33bの円弧中心Ciは、回転軸線C1の位置と一致している。永久磁石33において、径方向外側の外周面33aの円弧中心Coは、シャフト31の回転軸線C1に対して偏心している。具体的には、永久磁石33の外周面33aの円弧中心Coは、回転軸線C1と永久磁石33における周方向の中央部33cとを通る直線L1上において、回転軸線C1よりも径方向外側に位置している。
これにより、永久磁石33は、周方向両側から中央部33cに向かうに従って径方向の厚みが漸次厚くなる。これに伴い、永久磁石33の外周面33aとティース22の内周面(鍔部22bの内周面、ステータコア20の内周面)22cとの間の隙間は、永久磁石33の周方向両側から中央部33cに向かうに従って漸次小さくなる。
永久磁石33の径方向の厚みは、ロータコア32の径方向の厚みよりも、大きく形成されている。例えば、永久磁石33の周方向の中央部33cにおける径方向の厚みRmは、ロータコア32の周方向の中央部32cにおける径方向の厚みRc以上に大きく形成されている。
永久磁石33の内周面33bのほぼ全体は、ロータコア32の外周面32bに接触している。永久磁石33の周方向両側の各表面は、突極35と周方向で対向する側面33dと、側面33dと外周面33aとに接続される接続面33eと、側面33dと内周面33bとに接続される円弧面33hと、を有する。
側面33dは、突極35の側面35aとほぼ平行な平坦に形成されている。
接続面33eは、いわゆる平面取り部であり、平坦に形成されている。すなわち、接続面33eは、突極35の径方向外側に向かうに従って、漸次突極35から離間するように形成されている。換言すれば、接続面33eは、例えば、径方向の外側に向かうに従って、永久磁石33の径方向の厚みを漸次増大傾向に変化させるように形成されている。
接続面33eと外周面33aとの接続部には、外周角部(請求項における角部)33fが形成される。接続面33eと側面33dとの接続部には、側面角部33gが形成される。円弧面33hは、側面33dと内周面33bとを滑らかに連結している。
<第1突極の径方向の長さ、及び第2突極の径方向の長さ>
次に、図4、図5に基づいて、第1突極91の径方向の長さ、及び第2突極92の径方向の長さについて説明する。
まず、第1突極91の径方向の長さについて説明する。
第1突極91の径方向の長さは、第1突極91の径方向外側の先端91aが以下の位置になる長さである。
すなわち、第1突極91の先端91aは、永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側で、かつティース22の内周面22cよりも径方向内側に位置している。永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側とは、周方向で隣り合う各永久磁石33の周方向で対向する2つの外周角部33fを通る直線L2よりも径方向外側を意味する。
次に、第2突極92の径方向の長さについて説明する。
図5は、第2突極92の径方向の長さについての説明図である。図5は、ステータ8及びロータ9の径方向に沿う一部拡大断面図である。
図4、図5に示すように、第2突極92の径方向の長さは、第2突極92の径方向外側の先端92aが以下の位置になる長さである。すなわち、第2突極92の先端92aは、永久磁石33の外周角部33fと第2突極92(突極35)の根本92bとの間の中央位置92cよりも径方向外側で、かつ外周角部33fよりも径方向内側(図5にドットハッチで示す領域Ar参照)に位置している。
ここでいう第2突極92(突極35)の根本92bとは、突極35の丸面取り部35cとロータコア32の外周面32bとの接続箇所を意味する。永久磁石33の外周角部33fと第2突極92(突極35)の根本92bとの間の中央位置92cとは、第2突極92(突極35)の周方向両側の根本92bと、根本92bを通る突極35の側面35aと平行な直線L3の直線L2との交点Sと、の間の中央位置を意味する。永久磁石33の外周角部33fよりも径方向内側とは、直線L2よりも径方向内側を意味する。
<減速部>
図1及び図2に戻り、減速部3は、モータケース5が取り付けられているギアケース40と、ギアケース40内に収納されるウォーム減速機構41と、を備える。
ギアケース40は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料により形成されている。ギアケース40は、一面に開口部40aを有する箱状に形成されている。
ギアケース40は、内部にウォーム減速機構41を収容するギア収容部42を有する。ギアケース40の側壁40bには、開口部43が形成されている。開口部43は、第1モータケース6が一体成形されている箇所に形成されている。開口部43は、第1モータケース6の貫通孔10aとギア収容部42とを通じさせる。
ギアケース40の底壁40cには、円筒状の軸受ボス49が突設されている。軸受ボス49は、ウォーム減速機構41の出力軸48を回転自在に支持するために設けられている。軸受ボス49の内周面には、図示しない滑り軸受が設けられている。軸受ボス49における先端の内周縁には、図示しないOリングが装着されている。これにより、軸受ボス49を介して外部から内部に塵埃や水が侵入してしまうことが防止される。軸受ボス49の外周面には、複数のリブ52が設けられている。これにより、軸受ボス49の所望の剛性が確保されている。
ウォーム減速機構41は、ウォーム軸44と、ウォーム軸44に噛合わされるウォームホイール45と、により構成されている。
ウォーム軸44は、電動モータ2のシャフト31と同軸上に配置されている。ウォーム軸44は、両端がギアケース40に設けられた軸受46,47によって回転自在に支持されている。ウォーム軸44の電動モータ2側の端部は、軸受46を介してギアケース40の開口部43に至るまで突出している。
突出したウォーム軸44の端部と電動モータ2のシャフト31との端部が接合され、ウォーム軸44とシャフト31とが一体化されている。しかしながらこれに限られるものではなく、ウォーム軸44とシャフト31は、1つの母材からウォーム軸部分と回転軸部分とを成形することにより一体として形成されてもよい。
ウォームホイール45の径方向中央には、出力軸48が設けられている。出力軸48は、ウォームホイール45の回転軸方向と同軸上に配置されている。出力軸48は、ギアケース40の軸受ボス49を介してギアケース40の外部に突出している。出力軸48の突出した先端には、図示しない電装品と接続可能なスプライン48aが形成されている。
ウォームホイール45の径方向中央には、出力軸48が突出されている側とは反対側に、図示しないセンサ磁石が設けられている。センサ磁石は、ウォームホイール45の回転位置を検出する回転位置検出部60の一方を構成している。回転位置検出部60の他方を構成する磁気検出素子61は、ウォームホイール45のセンサ磁石側(ギアケース40の開口部40a側)でウォームホイール45と対向配置されているコントローラ部4に設けられている。
<コントローラ部>
コントローラ部4は、磁気検出素子61が実装されたコントローラ基板62と、ギアケース40の開口部40aを閉塞するように設けられたカバー63と、を有する。コントローラ基板62が、ウォームホイール45のセンサ磁石側(ギアケース40の開口部40a側)に対向配置されている。
コントローラ基板62は、いわゆるエポキシ基板に図示しない複数の導電性のパターンが形成されたものである。コントローラ基板62には、電動モータ2のステータコア20から引き出されたコイル24の端末部が接続されている。コントローラ基板62には、カバー63に設けられたコネクタ11の図示しない端子が電気的に接続されている。
コントローラ基板62には、磁気検出素子61の他に、コイル24に供給する電流を制御するFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子を有する図示しないパワーモジュールが実装されている。コントローラ基板62には、コンデンサ等が実装されている。コンデンサ等は、コントローラ基板62に印加される電圧の平滑化を行う。
コントローラ基板62を覆うカバー63は、樹脂により形成されている。カバー63は、若干外側に膨出するように形成されている。カバー63の内面側は、コントローラ基板62等を収容するコントローラ収容部56である。
カバー63の外周部に、コネクタ11が一体成形されている。コネクタ11は、図示しない外部電源から延びるコネクタと嵌着可能に形成されている。コネクタ11の図示しない端子に、コントローラ基板62が電気的に接続されている。これにより、外部電源の電力がコントローラ基板62に供給される。
カバー63の開口縁には、嵌合部81が突出形成されている。嵌合部81は、ギアケース40の側壁40bの端部と嵌め合わされる。嵌合部81は、カバー63の開口縁に沿う2つの壁81a,81bにより構成されている。これら2つの壁81a,81bの間に、ギアケース40の側壁40bの端部が挿入(嵌め合い)される。これにより、ギアケース40とカバー63との間にラビリンス部83が形成される。ラビリンス部83によって、ギアケース40とカバー63との間から塵埃又は水が浸入してしまうことが防止される。ギアケース40とカバー63との固定は、図示しないボルトを締結することにより行われる。
<減速機付きモータの動作>
次に、減速機付きモータ1の動作について説明する。
減速機付きモータ1において、コネクタ11を介してコントローラ基板62に供給された電力は、図示しないパワーモジュールを介して電動モータ2の各コイル24に選択的に供給される。すると、各コイル24に流れる電流は、ステータ8(ティース22)に所定の鎖交磁束を形成する。鎖交磁束は、ロータ9の永久磁石33により形成される有効磁束との間で磁気的な吸引力又は反発力(磁石トルク)を発生させる。
ロータコア32の突極35は、突出方向をステータ8(ティース22)からの鎖交磁束が流れやすい方向とするとともに、鎖交磁束の磁路の磁気抵抗(リラクタンス)を小さくするように、ロータコア32を回転させるリラクタンストルクを発生させる。
これらの磁石トルク及びリラクタンストルクは、ロータ9を継続的に回転させる。
ロータ9の回転は、シャフト31と一体化されているウォーム軸44に伝達され、さらにウォーム軸44に噛合わされているウォームホイール45に伝達される。ウォームホイール45の回転は、ウォームホイール45に連結されている出力軸48に伝達され、出力軸48は、所望の電装品を駆動させる。
コントローラ基板62に実装されている磁気検出素子61によって検出されたウォームホイール45の回転位置の検出信号は、図示しない外部機器に出力される。外部機器は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサによって所定のプログラムが実行されることにより機能するソフトウェア機能部である。
ソフトウェア機能部は、CPUなどのプロセッサ、プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)及びタイマーなどの電子回路を備えるECU(Electronic Control Unit)である。
外部機器の少なくとも一部は、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路であってもよい。外部機器は、ウォームホイール45の回転位置検出信号に基づいて、図示しないパワーモジュールのスイッチング素子等の切替えタイミングを制御し、電動モータ2の駆動制御を行う。パワーモジュールの駆動信号の出力及び電動モータ2の駆動制御は、外部機器の代わりにコントローラ部4によって実行されてもよい。
<ロータのトルク波形及びトルクリップルの次数解析>
次に、図6、図7に基づいて、ロータ9のトルク波形、及びロータ9のトルクリップルの次数解析について説明する。
図6は、縦軸をトルクとし、横軸を回転角とした場合のロータ9のトルクの変化を示すグラフである。図6中、実線で示されたトルク波形は、本実施形態のトルク波形である。図6中、2点鎖線で示されたトルク波形は、比較のために図示した従来のトルク波形である。従来とは、ロータ9における突極35の径方向の長さが全て同一のものをいう(以下の図7についても同様)。従来の突極35の先端は、永久磁石33の中央部33cを通る円周上に位置しているものとする。
図6に示すように、ロータ9のトルクは、磁石トルク及びリラクタンストルクの2つのトルクによって得られる。ここで、リラクタンストルクは、突極35がティース22を横切る度に脈動する。従来の場合(図6中、2点鎖線参照)、突極35の径方向の長さは全て同一であるので、リラクタンストルクの波形における振幅の大きさも一定である。これに対し、本実施形態の突極35は、長さの異なる第1突極91と第2突極92とにより構成されている。このため、リラクタンストルクの波形は、大きい振幅と小さい振幅が交互に生じる波形となる。
図7は、トルクリップルの次数成分及び次数成分ごとのトルクリップルの大きさを、本実施形態のロータ9と従来のロータとで比較したグラフである。
図7に示すように、従来のロータでは、磁極数とスロット数との最小公倍数の次数成分が顕著に大きくなる傾向があった。ここでいう磁極数とスロット数との最小公倍数は、本実施形態の磁極数とスロット数との最小公倍数と同じである。本実施形態の電動モータ2は4極6スロットで構成されているので、従来の場合、12次成分のトルクリップルが顕著に大きくなる。
これに対し、本実施形態の電動モータ2では、従来と比較して6次成分や18次成分のトルクリップルが生じるものの、顕著に大きくなる次数成分の発生が防止されているのが確認できる。すなわち、トルクリップル全体としては、従来と比較して低減されていることが確認できる。
このように、上述の実施形態では、突極35は、長さの異なる第1突極91と第2突極92とにより構成されている。第1突極91の先端91aは、永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側に位置している。第2突極92の先端92aは、永久磁石33の外周角部33fより径方向内側に位置している。第1突極91と第2突極92とは、周方向に交互に配置されている。このため、ロータ9のトルクリップルの次数成分のうち、特定の次数成分(例えば、本実施形態では、12次成分)が顕著に大きくなるのを抑制できる。この結果、電動モータ2の騒音及び振動を低減できる。
しかも、第1突極91の先端91aは、永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側で、かつティース22の内周面22cよりも径方向内側に位置している。このため、ティース22に、できる限り第1突極91の先端91aを接近させることができる。この結果、リラクタンストルクによるトルクの増大を図ることができるとともに、リラクタンストルクリップルを大きくすることができる。よって、電動モータ2のモータトルク性能が低減してしまうことを抑制しつつ、電動モータ2の騒音及び振動を確実に低減できる。
第2突極92の先端92aは、永久磁石33の外周角部33fと第2突極92(突極35)の根本92bとの間の中央位置92cよりも径方向外側で、かつ外周角部33fよりも径方向内側に位置している。このため、永久磁石33の外周角部33fより径方向内側に第2突極92の先端92aを位置させた場合であっても、第2突極92に流れ込むステータ8の鎖交磁束量の低下を最小限に抑えることができる。よって、電動モータ2のモータトルク性能が低減してしまうことを抑制しつつ、電動モータ2の騒音及び振動を確実に低減できる。
永久磁石33は、外周面33aの円弧中心Coの位置と内周面33bの円弧中心Ciの位置とがずれている。すなわち、回転軸線C1と永久磁石33における周方向の中央部33cとを通る直線L1上に、各円弧中心Co,Ciが位置されており、外周面33aの円弧中心Coは、内周面33bの円弧中心Ciよりも径方向外側に位置している。このため、永久磁石33は、周方向両側から中央部33cに向かうに従って径方向の厚みが漸次厚くなる。
この結果、永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側に第1突極91の先端91aを位置させた場合であっても、永久磁石33とティース22との間のクリアランスをできる限り小さくできる。よって、電動モータ2のモータトルク性能が低減してしまうことを抑制しつつ、電動モータ2の騒音及び振動を確実に低減できる。
電動モータ2のモータトルク性能が低減してしまうことを抑制しつつ、電動モータ2の騒音及び振動を確実に低減できるので、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標7「全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」、及び目標9「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの促進を図る」に貢献することが可能となる。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、減速機付きモータ1は、車両のワイパー装置の駆動源として用いられる場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、さまざまな駆動装置として減速機付きモータ1を適用できる。また、減速機付きモータ1のうち、上述の構成を備えた電動モータ2のみを、さまざまな電気機器に採用してもよい。
上述の実施形態では、回転電機として電動モータ2を例に挙げて説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、さまざまな回転電機に上述の構成を採用できる。例えば、回転電機として、電動モータ2に代わって発電機でもよい。
上述の実施形態では、電動モータ2は、永久磁石33の磁極数が4極、スロット19(ティース22)の数が6であり、4極6スロットで構成されている場合について説明した。これに対応して、突極35は4つである場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、電動モータ2の極数、突極35の個数は任意に設定することができる。
上述の実施形態では、第1突極91の先端91aは、永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側で、かつティース22の内周面22cよりも径方向内側に位置している場合について説明した。第2突極92の先端92aは、永久磁石33の外周角部33fと第2突極92(突極35)の根本92bとの間の中央位置92cよりも径方向外側で、かつ外周角部33fよりも径方向内側に位置している場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、第1突極91の先端91aは、永久磁石33の外周角部33fよりも径方向外側に位置していればよい。第2突極92の先端92aは、永久磁石33の外周角部33fより径方向内側に位置していればよい。
上述の実施形態では、永久磁石33は、外周面33aの円弧中心Coの位置と内周面33bの円弧中心Ciの位置とがずれている場合について説明した。これにより、永久磁石33は、周方向両側から中央部33cに向かうに従って径方向の厚みが漸次厚くなる場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、外周面33aの円弧中心Coの位置と内周面33bの円弧中心Ciの位置とが同一でもよい。各円弧中心Co,Ciは、回転軸線C1上に位置してもよい。これにより、永久磁石33は、周方向全体に渡って径方向の厚みが均一でもよい。
1…減速機付きモータ、2…電動モータ(回転電機)、3…減速部、4…コントローラ部、5…モータケース、6…第1モータケース、6a…開口部、7…第2モータケース、7a…開口部、8…ステータ、9…ロータ、10…底部、10a…貫通孔、11…コネクタ、16…外フランジ部、17…外フランジ部、19…スロット、20…ステータコア、21…コア部、22…ティース、22a…ティース本体、22b…鍔部、22c…内周面(ステータコアの内周面)、23…インシュレータ、24…コイル、31…シャフト、32…ロータコア、32a…貫通孔、32b…外周面、32c…中央部、33…永久磁石、33a…外周面、33b…内周面、33c…中央部(周方向中央)、33d…側面、33e…接続面、33f…外周角部(角部)、33g…側面角部、33h…円弧面、35…突極、35a…側面、35b…平面取り部、35c…丸面取り部、36…磁石収納部、40…ギアケース、40a…開口部、40b…側壁、40c…底壁、41…ウォーム減速機構、42…ギア収容部、43…開口部、44…ウォーム軸、45…ウォームホイール、46…軸受、47…軸受、48…出力軸、48a…スプライン、49…軸受ボス、52…リブ、56…コントローラ収容部、60…回転位置検出部、61…磁気検出素子、62…コントローラ基板、63…カバー、81…嵌合部、81a…壁、81b…壁、83…ラビリンス部、91…第1突極、91a…先端、92…第2突極、92a…先端、92b…根本、92c…中央位置、Ar…領域、C1…回転軸線、Ci…円弧中心、Co…円弧中心、L1…直線、L2…直線

Claims (4)

  1. コイルが巻回される複数のティースを有するステータコアと、
    前記複数のティースよりも径方向内側に、回転軸線回りに回転自在に設けられたロータと、
    を備え、
    前記ロータは、
    前記回転軸線回りに回転するシャフトと、
    前記シャフトに同軸上に固定されたロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、
    前記ロータコアの前記外周面に設けられ、前記外周面から径方向外側に突出する複数の突極と、
    を備え、
    前記複数の突極は、前記ロータコアにおける外周面の周方向で隣り合う前記永久磁石の間に配置されており、
    前記複数の突極は、
    径方向外側の先端の位置が前記永久磁石における外周面のうち周方向両側の角部よりも径方向外側に位置している第1突極と、
    径方向外側の先端の位置が前記永久磁石の前記角部よりも径方向内側に位置している第2突極と、
    を有し、
    前記第1突極と前記第2突極とが周方向に交互に配置されている、
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記第1突極の前記先端は、前記永久磁石の前記角部よりも径方向外側で、かつ前記ステータコアの内周面よりも径方向内側に位置している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第2突極の前記先端は、前記永久磁石の前記角部と前記突極の根本との間の中央位置よりも径方向外側で、かつ前記永久磁石の前記角部よりも径方向内側に位置している、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記回転軸線と前記永久磁石の周方向中央とを通る直線上に、前記永久磁石の内周面の円弧中心及び前記永久磁石の外周面の円弧中心が位置されており、
    前記外周面の前記円弧中心は、前記内周面の前記円弧中心に対して径方向外側に位置している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
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