JP7090013B2 - ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ - Google Patents

ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ Download PDF

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Description

本発明は、ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータに関する。
従来から、界磁用の永久磁石をロータコアの表面に有する表面磁石(SPM:Surface Permanent Magnet)型のロータとして、周方向に並ぶ永久磁石間においてロータコアの径方向外方に突出する突部を備えるインセット型のロータが知られている(例えば、特許文献1参照)。このロータにおいて、ロータコア及び突部は、磁性材料によって形成されている。ロータコアの突部は、突出方向をステータのコイルによる鎖交磁束が流れやすい方向とするとともに鎖交磁束の磁路の磁気抵抗(リラクタンス)を小さくするように、ロータコアを回転させるリラクタンストルクを発生させる。
国際公開第2015/102047号
ところで、上記したようなロータでは、ステータのコイルによる鎖交磁束は、ロータコアの突部に向かって吸引されるように流れやすくなることに起因して、永久磁石の端部などにおいて磁石内部に侵入して、磁石内部に減磁界を発生させる場合がある。このため、ステータのコイルの鎖交磁束による永久磁石の減磁を抑制することが望まれている。
そこで、本発明は、ステータのコイルの鎖交磁束による磁石の減磁を抑制することができるロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明のロータは、回転軸線回りに回転するシャフトと、前記シャフトを保持するとともに、前記回転軸線を径方向中心として回転するロータコアと、前記ロータコアの外周面に配置された磁石と、前記ロータコアの前記外周面の周方向で隣り合う前記磁石の間において前記ロータコアの径方向の外方に向かって突出する突極と、を備え、前記磁石は、前記周方向の両端部に形成された磁石側面と、前記周方向の両端部で、かつ前記磁石側面の径方向外側に設けられ、他の部位よりも固有保磁力が大きい保磁部と、を備え、前記磁石側面は、前記突極の前記周方向の突極側面に沿うように形成され、かつ前記周方向で前記突極側面と対向しており、前記周方向で前記突極側面と対向する前記保磁部の保磁部側面は、前記突極側面から離間している
このような構成によれば、磁石の周方向の両端部は保磁部を備えることによって、周方向の中央部などの他の部位に比べて、固有保磁力が大きい。これにより、磁石の周方向の両端部において、ステータのコイルの鎖交磁束による減磁が生じることを抑制することができる。
また、本発明のロータでは、前記保磁部は、前記両端部において前記磁石の磁化方向から見て前記磁石と前記突極とが接触する範囲を含む領域に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、保磁部は、磁石の磁化方向に応じて磁化方向の厚みが他の部位に比べて小さくなる場合がある周方向の両端部において、磁石と突極とが接触する範囲を含む領域に設けられる。これにより、周方向の両端部において、磁化方向の厚みが小さいことに起因してパーミアンスが低く、減磁が生じ易くなっている場合であっても、保磁部によって減磁を抑制することができる。
また、本発明のロータでは、前記保磁部は、前記両端部において前記磁化方向から見て前記突極を含む領域内に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、保磁部は、少なくとも磁石の磁化方向に沿って突極へと流れる鎖交磁束が磁石内部に侵入する領域に設けられる。これにより、鎖交磁束による磁石内部における減磁界の発生を抑制することができる。
また、本発明のロータでは、前記磁石の配向は、磁化容易方向が前記磁石の中央部における前記径方向と平行な方向となるパラレル配向であることが好ましい。
このような構成によれば、保磁部は、パラレル配向において磁化方向の厚みが他の部位に比べて小さくなる周方向の両端部に設けられる。これにより、周方向の中央部などの他の部位に比べて、磁化方向の厚みが小さいことに起因してパーミアンスが低く、減磁が生じやすい周方向の両端部において減磁を抑制することができる。
また、本発明のロータでは、前記保磁部は、前記両端部の外周部に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、ステータのコイルによる鎖交磁束がロータの径方向外方から突極に向かって磁石内部に侵入することを、外周部の保磁部によって抑制することができる。
また、本発明のロータでは、前記磁石における前記保磁部及び前記他の部位は、同一の材料から形成され、前記他の部位の残留磁束密度は、所定残留磁束密度よりも大きいことが好ましい。
このような構成によれば、保磁部によって減磁を抑制しながら、他の部位においては磁束密度を高くすることによって、磁石の磁気特性の安定性及び強さを確保することができる。
また、本発明のロータでは、前記保磁部は、希土類磁石によって形成され、前記他の部位は、フェライト磁石によって形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、保磁部によって減磁を抑制しながら、他の部位においては所望の強さの磁束密度を確保するために要する費用が嵩むことを抑制することができる。
本発明のモータは、環状のステータコア及び前記ステータコアの内周面から前記径方向の内方に突出する複数のティースを有するステータと、前記ティースに装着されるコイルと、前記複数のティースに対して前記径方向の内側に配置される上記のロータと、を備える。
このような構成によれば、モータは、磁石の周方向の両端部において他の部位に比べて固有保磁力が大きい保磁部を有するロータを備える。これにより、磁石の周方向の両端部においてステータのコイルの鎖交磁束による減磁が生じることを抑制することができる。
本発明のブラシレスワイパーモータは、上記のモータを備える。
このような構成によれば、磁石の周方向の両端部においてステータのコイルの鎖交磁束による減磁が生じることを抑制し、ブラシレスワイパーモータの所望の出力を確保することができる。
本発明によれば、ステータのコイルの鎖交磁束による磁石の減磁を抑制することが可能となる。
本発明の実施形態におけるワイパーモータの斜視図である。 本発明の実施形態におけるワイパーモータの、図1のA-A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるステータ及びロータを軸方向からみた平面図である。 本発明の実施形態におけるロータの一部を拡大して示す平面図であって、永久磁石における保磁部の配置範囲の下限の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるロータの一部を拡大して示す平面図であって、永久磁石における保磁部の配置範囲の上限の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるロータの突極への磁束の流れの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態の変形例におけるロータを軸方向からみた平面図である。
以下、本発明の実施形態に係るロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータについて、添付図面を参照しながら説明する。
(ワイパーモータ)
図1は、ワイパーモータ1の斜視図である。図2は、図1のA-A線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、ワイパーモータ(ブラシレスワイパーモータ)1は、例えば車両に搭載されるワイパーの駆動源である。ワイパーモータ1は、モータ部(モータ)2と、モータ部2の回転を減速して出力する減速部3と、モータ部2の駆動制御を行うコントローラ部4と、を備えている。なお、実施形態でのモータ部2は、特許請求の範囲におけるモータの一例である。
なお、以下の説明において、単に軸方向という場合は、モータ部2のシャフト31の回転軸線方向をいい、単に周方向という場合は、シャフト31の周方向をいい、単に径方向という場合は、シャフト31の径方向をいうものとする。
(モータ部)
モータ部2は、モータケース5と、モータケース5内に収納されている略円筒状のステータ8と、ステータ8の径方向内側に設けられ、ステータ8に対して回転可能に設けられたロータ9と、を備えている。モータ部2は、ステータ8に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
(モータケース)
モータケース5は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料から形成されている。モータケース5は、軸方向に分割可能に構成された第1モータケース6と、第2モータケース7と、からなる。第1モータケース6及び第2モータケース7の外形は、それぞれ有底筒状に形成されている。
第1モータケース6は、底部10が減速部3のギヤケース40と接合されるように、このギヤケース40と一体成形されている。底部10の径方向略中央には、ロータ9のシャフト31を挿通可能な貫通孔10aが形成されている。
また、第1モータケース6の開口部6aに、径方向の外方に向かって張り出す外フランジ部16が形成されているとともに、第2モータケース7の開口部7aに、径方向の外方に向かって張り出す外フランジ部17が形成されている。これら外フランジ部16,17同士を突き合わせて内部空間を有するモータケース5を形成している。そして、モータケース5の内部空間には、第1モータケース6及び第2モータケース7の内側に嵌め合わされるようにステータ8が配置されている。
(ステータ)
図3は、ステータ8及びロータ9を軸方向からみた平面図である。
図2及び図3に示すように、ステータ8は、筒状のコア部21と、コア部21から径方向の内方に向かって突出する複数(例えば、本第実施形態では6つ)のティース22と、が一体成形された環状のステータコア20を有している。
ステータコア20は、複数の金属板を軸方向に積層することにより形成されている。なお、ステータコア20は、複数の金属板を軸方向に積層して形成される場合に限られるものではなく、例えば、軟磁性粉を加圧成形することにより形成されてもよい。
ティース22は、一体成形されたティース本体22a及び一対の鍔部22bを備える。ティース本体22aは、コア部21の内周面から径方向に沿って内方に突出する。鍔部22bは、ティース本体22aの径方向内側端から周方向に沿って延びる。一対の鍔部22bは、ティース本体22aから周方向の外方に延びるように形成されている。そして、周方向で隣り合う鍔部22bの間に、スロット19が形成される。
また、コア部21の内周面及びティース22は、樹脂製のインシュレータ23によって覆われている。このインシュレータ23の上から各ティース22に巻き付けられるようにコイル24が装着されている。各コイル24は、コントローラ部4からの給電により、ロータ9を回転させるための磁界を発生させる。
(ロータ)
ロータ9は、ステータ8の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に設けられている。
ロータ9は、シャフト31と、ロータコア32と、4つの永久磁石33と、を備えている。このように、モータ部2において、例えば、永久磁石33の磁極数とスロット19(ティース22)の数との比は、4:6である。
ロータ9は、シャフト31の中心線(軸心)C1を回転軸線として、この回転軸線を径方向中心として回転する。
シャフト31は、減速部3を構成するウォーム軸44(図2参照)と一体成形されている。
ロータコア32は、シャフト31の外側に嵌め合わされるように固定されている。ロータコア32の外形は、シャフト31を軸心C1とする円柱状に形成されている。
ロータコア32は、複数の金属板を軸方向に積層することにより形成されている。なお、ロータコア32は、複数の金属板を軸方向に積層して形成される場合に限られるものではなく、例えば、軟磁性粉を加圧成形することにより形成されてもよい。
また、ロータコア32の径方向略中央には、軸方向に貫通する貫通孔32aが形成されている。シャフト31は貫通孔32aに圧入されている。なお、ロータコア32がシャフト31の外側に嵌め合わされるように、相対的にシャフト31が貫通孔32aに挿入され、接着剤等によってシャフト31とロータコア32とが固定されてもよい。
ロータコア32において、径方向内側の内周面(つまり貫通孔32aの内周面)の円弧中心及び径方向外側の外周面32bの円弧中心は、シャフト31の軸心C1の位置と一致している。
さらに、ロータコア32の外周面32bには、4つの突極35が周方向に等間隔で設けられている。突極35は、ロータコア32と一体的に径方向の外方に突出するとともにロータコア32の軸方向全体に亘って延びるように形成されている。突極35は、ロータコア32と同様に複数の金属板を軸方向に積層することにより形成されている。
このように形成されたロータコア32の外周面32bにおいて、周方向で隣り合う2つの突極35の間は、それぞれ磁石収納部36として構成されている。
すなわち、ロータ9は、界磁用の永久磁石33をロータコア32の外周面32bに有する表面磁石(SPM:Surface Permanent Magnet)型のロータであるとともに、周方向に並ぶ永久磁石33間においてロータコア32の径方向外方に突出する突極35を備えるインセット型のロータである。
また、突極35の先端部35aの先端面35A(つまり突出方向の外側の表面)には、軸方向に延びる凹部38が形成されている。
また、突極35の突出方向外側における周方向両側の角部には、丸面取り部35bが形成されている。
また、突極35は、周方向で対向する2つの側面35cが突出方向に平行となるように形成されている。つまり、突極35は、周方向の幅寸法が突出方向で均一になるように形成されている。
図4は、ロータ9において永久磁石33における保磁部39の配置範囲の下限の一例を示す図である。図5は、ロータ9において永久磁石33における保磁部39の配置範囲の上限の一例を示す図である。
4つの永久磁石33は、ロータコア32の外周面32bに設けられる4つ磁石収納部36に配置されている。各永久磁石33は、磁石収納部36において、例えば接着剤等によりロータコア32に固定されている。
永久磁石33は、例えば、着磁(磁界)の配向が厚み方向に沿ってパラレル配向となるように着磁されている。つまり、永久磁石33の配向は、磁化容易方向が永久磁石33の中央部における径方向と平行な方向となるパラレル配向である。
そして、周方向で隣り合う永久磁石33は、相互の磁化方向が反対方向となるように配置されている。4つの永久磁石33は、周方向に磁極が互い違いになるように配置されている。つまり、外周側がN極とされた永久磁石33と外周側がS極とされた永久磁石33とは周方向で隣り合うように配置されている。これにより、周方向で隣り合う永久磁石33の間に配置されるロータコア32の突極35は、磁極の境界(極境界)に位置している。
永久磁石33において、径方向内側の内周面33bの円弧中心Ciは、シャフト31の軸心C1の位置と一致している。径方向外側の外周面33aの円弧中心Coは、シャフト31の軸心C1に対して偏心している。具体的には、永久磁石33の外周面33aの円弧中心Coは、永久磁石33の中心を通る径方向において軸心C1よりもロータコア32の外周面32b寄りに設定されている。これにより、永久磁石33は、シャフト31の軸心C1回りの周方向両側の端部33sにおける径方向の厚みが、周方向の中央部33cにおける径方向の厚みよりも小さくなる。これに伴い、永久磁石33の径方向外側の外周面33aとティース22の内周面との間の隙間は、永久磁石33の周方向の中央部33cにおいて最も小さく、この周方向の中央部33cから周方向外側に離間するに従って増大傾向に変化する。
永久磁石33の内周面33bは、ロータコア32の外周面32bのほぼ全体に接触している。また、永久磁石33の周方向両側の各周方向側面33dは、突極35の側面35cに接触している。周方向側面33dは、円弧面33fを介して径方向内側の内周面33bに滑らかに接続されている。
永久磁石33は、周方向両側の各端部33sにおいて、他の部位よりも固有保磁力が大きい保磁部39を備える。保磁部39は、例えば、端部33sの外周部33tにおけるロータコア32の軸方向のほぼ全体に亘って設けられている。
保磁部39の外形は、例えば、永久磁石33の径方向に所定の厚みを有するように内周面39a及び外周面39bが設けられた湾曲した板状などに形成されている。保磁部39の外周面39bは、永久磁石33の外周面33aに滑らかに接続されている。
また、保磁部39の周方向の両側における一対の側面39cは、例えば、平坦面に形成されている。保磁部39の周方向における外側の側面39cは、永久磁石33の周方向側面33dに接続されている。
保磁部39の周方向における外側の側面39cは、突極35の突出方向の外方に向かうことに伴い、漸次、永久磁石33の周方向の中央部33cに接近するように形成されている。外側の側面39cは、周方向中央に向かうことに伴い、漸次、永久磁石33の径方向の厚みを増大傾向に変化するように形成されている。つまり、永久磁石33は、径方向の内方に向かうことに伴い、漸次、2つの側面39cの周方向の間隔が低減傾向に変化するように形成されている。
また、保磁部39の周方向の両側における一対の側面39cは、例えば、永久磁石33の周方向の中央部33cにおける径方向と平行に設けられている。
保磁部39は、永久磁石33の磁化方向Dから見て永久磁石33に接触する突極35を含む領域内に設けられている。また、保磁部39は、永久磁石33の磁化方向Dから見て永久磁石33と突極35とが接触する範囲を少なくとも含む領域に設けられている。例えば、保磁部39は、保磁部39の周方向における内側の側面39cが、図4に示す第1仮想直線L1と図5に示す第2仮想直線L2との間に配置されるようにして、永久磁石33に設けられている。
図4に示す第1仮想直線L1は、永久磁石33の磁化方向Dと平行であって、永久磁石33と接触する突極35の側面35cにおいて永久磁石33の周方向側面33dと接触する領域の内周端35dを含む。図5に示す第2仮想直線L2は、永久磁石33の磁化方向Dと平行であって、永久磁石33と接触する突極35の側面35cの内周端35eを含む。
永久磁石33において、保磁部39と、保磁部39以外の他の部位とは、例えば、同一の材料から形成され、保磁部39以外の他の部位の残留磁束密度は、所定残留磁束密度よりも大きく形成されている。
なお、永久磁石33において、保磁部39と、保磁部39以外の他の部位とは、例えば、異なる材料によって形成されてもよい。例えば、保磁部39は、希土類磁石によって形成され、保磁部39以外の他の部位は、フェライト磁石によって形成されてもよい。
また、保磁部39と、保磁部39以外の他の部位とは、例えば、同一グレードの同一材料から形成され、保磁部39のみ粒界拡散合金によって形成されてもよい。同一グレードの材料とは、磁力及び耐熱性の程度がほぼ同一となる材料である。
(減速部)
図1及び図2に戻り、減速部3は、モータケース5が取り付けられているギヤケース40と、ギヤケース40内に収納されるウォーム減速機構41と、を備えている。
ギヤケース40は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料により形成されている。ギヤケース40の外形は、一面に開口部40aを有する箱状に形成されている。ギヤケース40は、内部にウォーム減速機構41を収容するギヤ収容部42を有する。また、ギヤケース40の側壁40bには、第1モータケース6が一体成形されている箇所に、この第1モータケース6の貫通孔10aとギヤ収容部42とを通じさせる開口部43が形成されている。
また、ギヤケース40の底壁40cには、略円筒状の軸受ボス49が突設されている。
軸受ボス49は、ウォーム減速機構41の出力軸48を回転自在に支持するために設けられ、内周面に不図示の滑り軸受を備える。
さらに、軸受ボス49の先端内周縁には、不図示のOリングが装着されている。これにより、軸受ボス49を介して外部から内部に塵埃や水が侵入してしまうことが防止される。
また、軸受ボス49の外周面には、複数のリブ52が設けられている。これにより、軸受ボス49の所望の剛性が確保されている。
ギヤ収容部42に収容されたウォーム減速機構41は、ウォーム軸44と、ウォーム軸44に噛合されるウォームホイール45と、により構成されている。
ウォーム軸44は、モータ部2のシャフト31と同軸上に配置されている。そして、ウォーム軸44は、両端がギヤケース40に設けられた軸受46,47によって回転自在に支持されている。ウォーム軸44のモータ部2側の端部は、軸受46を介してギヤケース40の開口部43に至るまで突出している。この突出したウォーム軸44の端部とモータ部2のシャフト31との端部が接合され、ウォーム軸44とシャフト31とが一体化されている。なお、ウォーム軸44とシャフト31は、1つの母材からウォーム軸部分と回転軸部分とを成形することにより一体として形成されてもよい。
ウォーム軸44に噛合されるウォームホイール45には、このウォームホイール45の径方向中央に出力軸48が設けられている。出力軸48は、ウォームホイール45の回転軸方向と同軸上に配置されており、ギヤケース40の軸受ボス49を介してギヤケース40の外部に突出している。出力軸48の突出した先端には、不図示の電装品と接続可能なスプライン48aが形成されている。
また、ウォームホイール45の径方向中央には、出力軸48が突出されている側とは反対側に、不図示のセンサ磁石が設けられている。このセンサ磁石は、ウォームホイール45の回転位置を検出する回転位置検出部60の一方を構成している。この回転位置検出部60の他方を構成する磁気検出素子61は、ウォームホイール45のセンサ磁石側(ギヤケース40の開口部40a側)でウォームホイール45と対向配置されているコントローラ部4に設けられている。
(コントローラ部)
モータ部2の駆動制御を行うコントローラ部4は、磁気検出素子61が実装されたコントローラ基板62と、ギヤケース40の開口部40aを閉塞するように設けられたカバー63と、を有している。そして、コントローラ基板62が、ウォームホイール45のセンサ磁石側(ギヤケース40の開口部40a側)に対向配置されている。
コントローラ基板62は、いわゆるエポキシ基板に複数の導電性のパターン(不図示)が形成されたものである。コントローラ基板62には、モータ部2のステータコア20から引き出されたコイル24の端末部が接続されていると共に、カバー63に設けられたコネクタ11の不図示の端子が電気的に接続されている。また、コントローラ基板62には、磁気検出素子61の他に、コイル24に供給する電流を制御するFET(Field
Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子からなるパワーモジュール(不図示)が実装されている。さらに、コントローラ基板62には、このコントローラ基板62に印加される電圧の平滑化を行うコンデンサ(不図示)等が実装されている。
このように構成されたコントローラ基板62を覆うカバー63は、樹脂により形成されている。また、カバー63は、若干外側に膨出するように形成されている。そして、カバー63の内面側は、コントローラ基板62等を収容するコントローラ収容部56とされている。
また、カバー63の外周部に、コネクタ11が一体成形されている。このコネクタ11は、不図示の外部電源から延びるコネクタと嵌着可能に形成されている。そして、コネクタ11の不図示の端子に、コントローラ基板62が電気的に接続されている。これにより、外部電源の電力がコントローラ基板62に供給される。
さらに、カバー63の開口縁には、ギヤケース40の側壁40bの端部と嵌め合わされる嵌合部81が突出形成されている。嵌合部81は、カバー63の開口縁に沿う2つの壁81a,81bにより構成されている。そして、これら2つの壁81a,81bの間に、ギヤケース40の側壁40bの端部が挿入(嵌め合い)される。これにより、ギヤケース40とカバー63との間にラビリンス部83が形成される。このラビリンス部83によって、ギヤケース40とカバー63との間から塵埃又は水が浸入してしまうことが防止される。なお、ギヤケース40とカバー63との固定は、不図示のボルトを締結することにより行われる。
(ブラシレスモータの動作)
次に、ワイパーモータ1の動作について説明する。
ワイパーモータ1において、コネクタ11を介してコントローラ基板62に供給された電力は、不図示のパワーモジュールを介してモータ部2の各コイル24に選択的に供給される。
すると、各コイル24に流れる電流は、ステータ8(ティース22)に所定の鎖交磁束を形成する。この鎖交磁束は、ロータ9の永久磁石33により形成される有効磁束との間で磁気的な吸引力又は反発力(磁石トルク)を発生させる。
また、ロータコア32の突極35は、突出方向をステータ8(ティース22)からの鎖交磁束が流れやすい方向とするとともに、鎖交磁束の磁路の磁気抵抗(リラクタンス)を小さくするように、ロータコア32を回転させるリラクタンストルクを発生させる。
これらの磁石トルク及びリラクタンストルクは、ロータ9を継続的に回転させる。
ロータ9の回転は、シャフト31と一体化されているウォーム軸44に伝達され、さらにウォーム軸44に噛合されているウォームホイール45に伝達される。そして、ウォームホイール45の回転は、ウォームホイール45に連結されている出力軸48に伝達され、出力軸48は、所望の電装品を駆動させる。
また、コントローラ基板62に実装されている磁気検出素子61によって検出されたウォームホイール45の回転位置の検出信号は、不図示の外部機器に出力される。不図示の外部機器は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサによって所定のプログラムが実行されることにより機能するソフトウェア機能部である。ソフトウェア機能部は、CPUなどのプロセッサ、プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)及びタイマーなどの電子回路を備えるECU(Electronic Control Unit)である。また、不図示の外部機器の少なくとも一部は、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路であってもよい。不図示の外部機器は、ウォームホイール45の回転位置検出信号に基づいて、不図示のパワーモジュールのスイッチング素子等の切替えタイミングを制御し、モータ部2の駆動制御を行う。なお、パワーモジュールの駆動信号の出力及びモータ部2の駆動制御は、不図示の外部機器の代わりにコントローラ部4によって実行されてもよい。
上述したように、本実施形態のロータ9によれば、永久磁石33の周方向の両端部33sは保磁部39を備えることによって、周方向の中央部33cなどの他の部位に比べて、固有保磁力が大きい。これにより、永久磁石33の周方向の両端部33sにおいて、ステータ8のコイル24の鎖交磁束による減磁が生じることを抑制することができる。
図6は、ロータ9の突極35への磁束の流れの一例を示す平面図である。
図6に示すように、ロータ9の回転時において、回転方向Rの前方側のティース22から突極35に向かってコイル24による鎖交磁束が流れる場合、永久磁石33の磁化方向Dに沿って内部に鎖交磁束が侵入するおそれがある。しかしながら、永久磁石33の周方向の端部33sの外周部33tに設けられた保磁部39は、永久磁石33の磁化方向Dに沿って内部に鎖交磁束が侵入することを抑制し、永久磁石33の内部に減磁界が生じることを抑制することが認められる。
また、保磁部39は、パラレル配向の永久磁石33において磁化方向の厚みが他の部位に比べて小さくなる周方向の両端部33sにおいて、永久磁石33と突極35とが接触する範囲を含む領域に設けられる。これにより、周方向の両端部33sにおいて、磁化方向の厚みが小さいことに起因してパーミアンスが低く、減磁が生じ易くなっている場合であっても、保磁部39によって減磁を抑制することができる。
また、保磁部39は、永久磁石33の磁化方向に沿って突極35へと流れる鎖交磁束が永久磁石33の内部に侵入する領域に設けられる。これにより、鎖交磁束による永久磁石33の内部における減磁界の発生を抑制することができる。
また、永久磁石33において、保磁部39と、保磁部39以外の他の部位とは、同一の材料から形成され、保磁部39以外の他の部位の残留磁束密度は、所定残留磁束密度よりも大きく形成されている。これにより、保磁部39によって減磁を抑制しながら、他の部位においては磁束密度を高くすることによって、永久磁石33の磁気特性の安定性及び強さを確保することができる。
また、永久磁石33において、保磁部39と、保磁部39以外の他の部位とが、異なる材料によって形成される場合には、保磁部39は、希土類磁石によって形成され、保磁部39以外の他の部位は、フェライト磁石によって形成されてもよい。これにより、保磁部39によって減磁を抑制しながら、他の部位においては所望の強さの磁束密度を確保するために要する費用が嵩むことを抑制することができる。
また、永久磁石33において、保磁部39と、保磁部39以外の他の部位とが、同一グレードの同一材料から形成される場合には、保磁部39のみ粒界拡散合金によって形成されてもよい。これにより、保磁部39における、磁力及び耐熱性を他の部位よりも増大させることができる。
また、本実施形態のワイパーモータ1によれば、永久磁石33の周方向の両端部33sにおいて他の部位に比べて固有保磁力が大きい保磁部39を有するロータ9を備える。これにより、永久磁石33の周方向の両端部33sにおいてステータ8のコイル24の鎖交磁束による減磁が生じることを抑制し、所望の出力を確保することができる。
(変形例)
以下、実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態において、永久磁石33は、端部33sの外周部33tに保磁部39を備えるとしたが、これに限定されず、端部33sの全域に亘って保磁部39を備えてもよい。
図7は、本発明の実施形態の変形例におけるロータを軸方向からみた平面図である。
図7に示すように、変形例のロータ9において、保磁部39は、永久磁石33の磁化方向Dから見て永久磁石33と突極35とが接触する範囲を少なくとも含む領域の全域に設けられている。例えば、保磁部39は、永久磁石33の磁化方向Dから見て永久磁石33に接触する突極35を含む領域内に設けられている。つまり、保磁部39は、第2仮想直線L2と永久磁石33の周方向端との間に設けられている。この場合、突極35の側面35cに接触する永久磁石33の周方向両側の各周方向側面33dと、周方向側面33d及び内周面33bを滑らかに接続する円弧面33fの一部とは、保磁部39の表面によって形成されている。
上述した実施形態において、永久磁石33の配向は、磁化容易方向が永久磁石33の中央部における径方向と平行な方向となるパラレル配向であるとしたが、これに限定されない。永久磁石33の配向は、磁化容易方向が永久磁石33の径方向と平行な方向となるラジアル配向であってもよい。
この場合、突極35に隣接する永久磁石33の周方向両側の端部33s付近の磁化容易方向は突極35の突出方向とほぼ平行である。これにより、例えばロータ9の回転時において、回転方向Rの前方側のティース22から突極35に向かって、突極35の突出方向に交差する方向から永久磁石33の周方向の端部33sを横切るようにして、永久磁石33の内部に鎖交磁束が侵入することを抑制し、永久磁石33の内部に減磁界が生じることを抑制することができる。
上述した実施形態において、外周面33aの円弧中心Coは、シャフト31の軸心C1に対して偏心しているとしたが、これに限定されない。
例えば、永久磁石33において、径方向外側の外周面33aの円弧中心Coは、シャフト31の軸心C1と一致していてもよい。この場合、永久磁石33は、外周面33aと内周面33bとの間における径方向の厚みが周方向全体に亘って均一になる。これに伴い、永久磁石33の径方向外側の外周面33aとティース22の内周面との間の隙間は、周方向全体に亘って一定になる。
上述した実施形態において、突極35の先端部35aの先端面35Aには、凹部38が形成されているとしたが、これに限定されず、凹部38は省略されてもよい。
なお、上述の実施形態では、モータとして、ワイパーモータ1を例に挙げたが、本発明に係るモータは、ワイパーモータ1に限定されない。例えば、モータは、車両に搭載される各種の電装品(例えば、パワーウインドウ、サンルーフ及び電動シート等)の駆動源又は車両以外の各種機器に搭載される駆動源であってもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…ワイパーモータ(ブラシレスワイパーモータ)、2…モータ部(モータ)、8…ステータ、9…ロータ、20…ステータコア、21…コア部、22…ティース、24…コイル、31…シャフト、32…ロータコア、32b…外周面、33…永久磁石(磁石)、33a…外周面、33c…周方向の中央部、33d…周方向側面(磁石側面)、33s…周方向の端部、33t…外周部、35…突極、35a…先端部、35c…側面(突極側面)、35A…先端面、39…保磁部、39c…側面(保磁部側面)

Claims (9)

  1. 回転軸線回りに回転するシャフトと、
    前記シャフトを保持するとともに、前記回転軸線を径方向中心として回転するロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置された磁石と、
    前記ロータコアの前記外周面の周方向で隣り合う前記磁石の間において前記ロータコアの径方向の外方に向かって突出する突極と、
    を備え、
    前記磁石は、
    前記周方向の両端部に形成された磁石側面と、
    前記周方向の両端部で、かつ前記磁石側面の径方向外側に設けられ、他の部位よりも固有保磁力が大きい保磁部と、
    を備え
    前記磁石側面は、前記突極の前記周方向の突極側面に沿うように形成され、かつ前記周方向で前記突極側面と対向しており、
    前記周方向で前記突極側面と対向する前記保磁部の保磁部側面は、前記突極側面から離間している、
    ことを特徴とするロータ。
  2. 前記保磁部は、前記両端部において前記磁石の磁化方向から見て前記磁石と前記突極とが接触する範囲を含む領域に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記保磁部は、前記両端部において前記磁化方向から見て前記突極を含む領域内に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のロータ。
  4. 前記磁石の配向は、磁化容易方向が前記磁石の中央部における前記径方向と平行な方向となるパラレル配向である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のロータ。
  5. 前記保磁部は、前記両端部の外周部に設けられている、ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のロータ。
  6. 前記磁石における前記保磁部及び前記他の部位は、同一の材料から形成され、
    前記他の部位の残留磁束密度は、所定残留磁束密度よりも大きい、ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のロータ。
  7. 前記保磁部は、希土類磁石によって形成され、
    前記他の部位は、フェライト磁石によって形成されている、ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のロータ。
  8. 環状のステータコア及び前記ステータコアの内周面から前記径方向の内方に突出する複数のティースを有するステータと、
    前記ティースに装着されるコイルと、
    前記複数のティースに対して前記径方向の内側に配置される請求項1から請求項7の何れか1項に記載のロータと、
    を備える、
    ことを特徴とするモータ。
  9. 請求項8に記載のモータを備える、
    ことを特徴とするブラシレスワイパーモータ。
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