JP2023173172A - 電動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減でき、ロータの磁気特性を向上できる電動モータを提供する。【解決手段】電動モータは、ステータと、ステータのティースに巻回されるコイルと、ステータの径方向内側で回転するシャフトと、シャフトに固定され、ロータコア本体37、及びロータコア本体37の外周面から径方向外側に向かって突出形成された複数の突極35を有するロータコア32と、ロータコア32の周囲に設けられた永久磁石33と、を備える。永久磁石33は、ロータコア本体37の外周面で、かつ周方向で隣り合う突極の間に配置された磁石本体71と、ロータコア本体37及び突極35における回転軸線C方向の両端面35d,35e,37d,37eのうちの少なくとも一方の端面を覆う端部磁石72と、を有する。磁石本体71と端部磁石72とが一体である。【選択図】図5

Description

本発明は、電動モータに関する。
電動モータの中には、コイルが巻回されたティースを有するステータと、ステータの径方向内側に回転自在に設けられたロータと、を備えるものがある。ロータは、シャフトと、このシャフトに嵌合固定される円柱状のロータコアと、ロータコアに設けられた永久磁石(マグネット)と、を有する。このような構成のもと、ステータに形成された鎖交磁束とロータコアに設けられた永久磁石との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、ロータが継続的に回転する。
ここで、ロータにマグネットを配置する方法の1つに、ロータコアの外周面にマグネットを組み付けるSPM(Surface Permanent Magnet)形がある。SPM形のモータでは、ロータコアに永久磁石の外表面全体を覆う磁石カバーが設けられている場合が多い。この磁石カバーにより、ロータコアの外周面に永久磁石を保持できる。
また、ロータコアに、このロータコアの外周面から径方向に突出する突極を設ける場合がある。この場合、周方向で隣り合う突極の間に、それぞれ永久磁石が配置される。突極は、ステータからの鎖交磁束が通る磁路として機能する。これにより生じるリラクタンストルクも利用し、ロータを回転させることができる。
特開2019-187167号公報
ところで磁石カバーは、磁束の流れを妨げないように非磁性である必要がある。非磁性の材料はコストが高い場合が多く、電動モータ全体として製造コストが嵩む可能性があった。
また、磁石カバーを設ける分、ロータとステータとの間の距離が長くなってしまう。このため、ロータの磁気特性が悪化してしまう可能性があった。突極を有するロータでは、突極とステータとの間の距離も長くなってしまうので、この分余計にロータの磁気特性が悪化してしまう可能性があった。
そこで、本発明は、製造コストを低減でき、ロータの磁気特性を向上できる電動モータを提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様では、電動モータは、環状のステータコア本体、及び前記ステータコア本体の内周面から径方向内側に向かって突出する複数のティースからなるステータコアを有するステータと、前記ティースに巻回されるコイルと、前記ステータコアの径方向内側で回転するシャフトと、前記シャフトに固定され、前記シャフトの回転軸線を径方向中心とするロータコア本体、及び前記ロータコア本体の外周面から径方向外側に向かって突出形成された複数の突極を有するロータコアと、前記ロータコアの周囲に設けられた永久磁石と、を備え、前記永久磁石は、前記ロータコア本体の前記外周面で、かつ周方向で隣り合う前記突極の間に配置された磁石本体と、前記ロータコア本体及び前記突極における前記回転軸線方向の両端面のうちの少なくとも一方の端面を覆う端部磁石と、を有し、前記磁石本体と前記端部磁石とが一体である。
このように構成することで、従来のように磁石カバーを設けることなくロータコアに永久磁石を固定できる。このため、電動モータの製造コストを低減でき、ロータの磁気特性を向上できる。
本発明の第2態様では、第1態様の電動モータにおいて、前記ロータコア本体は、前記ロータコア本体の内周側に形成された凹部及び孔の少なくともいずれか一方を有し、前記永久磁石は、前記凹部及び前記孔を埋める内周磁石を有し、前記内周磁石は、前記磁石本体及び前記端部磁石と一体である。
このように、凹部や孔に内周磁石が埋め込まれることにより、ロータコアと内周磁石との固定強度を高めることができる。このような内周磁石と磁石本体及び端部磁石とを一体とするので、ロータコアに対する永久磁石の固定強度をより高めることができる。
本発明の第3態様では、第1態様又は第2態様の電動モータにおいて、前記磁石本体の外周面である本体外周面、及び前記端部磁石の外周面である端部外周面は、前記回転軸線方向からみて円弧状に形成されており、前記本体外周面及び前記端部外周面は、曲率半径が同一で、かつ円弧中心が前記回転軸線から対応する前記磁石本体の周方向中央に向かって径方向外側にずれており、前記突極における径方向外側の先端部の位置は、前記突極の周方向両側での前記本体外周面及び前記端部外周面の位置よりも径方向外側に位置している。
このように構成することで、突極の先端部とステータとの間を適正な距離としつつ、永久磁石から突極の先端部を径方向外側に向かって突き出すことができる。例えば、永久磁石によって突極の先端部を覆う場合、突極の先端部とステータとの間をできる限り縮めるために突極の先端部を覆う永久磁石の肉厚を薄く必要がある。この永久磁石の薄肉な箇所がロータコアから剥離しやすくなってしまい、永久磁石の固定強度を高めることが難しい。しかしながら、永久磁石から突極の先端部を径方向外側に向かって突き出すことにより、突極の先端部とステータとの間を適正な距離としつつ、ロータコアに対する永久磁石の固定強度を高めることができる。
また、永久磁石から突極の先端部を径方向外側に向かって突き出しているので、突極にステータの鎖交磁束が流れ込みやすくなり、リラクタンストルクを得やすくできる。
さらに、突極へと流れ込むステータの鎖交磁束が永久磁石を通過しにくくなる。このため、鎖交磁束による永久磁石の減磁への影響を低減できる。
本発明の第4態様では、第1態様又は第2態様の電動モータにおいて、前記磁石本体の外周面である本体外周面、及び前記端部磁石の外周面である端部外周面は、周方向で隣り合う前記突極の間に形成され、前記回転軸線を中心とする円弧状の円弧部と、前記突極に沿うように形成され、かつ前記突極における径方向外側の先端部よりも径方向内側に配置された窪み部と、を有する。
このように構成することで、突極の先端部とステータとの間を適正な距離としつつ、永久磁石から突極の先端部を径方向外側に向かって突き出すことができる。つまり、突極の先端部とステータとの間を適正な距離としつつ、ロータコアに対する永久磁石の固定強度を高めることができる。
また、永久磁石から突極の先端部を径方向外側に向かって突き出しているので、突極にステータの鎖交磁束が流れ込みやすくなり、リラクタンストルクを得やすくできる。
さらに、突極へと流れ込むステータの鎖交磁束が永久磁石を通過しにくくなる。このため、鎖交磁束による永久磁石の減磁への影響を低減できる。
そして、永久磁石の体積を十分確保することができる。このため、ロータの有効磁束を増大でき、ロータの回転トルクを向上できる。
本発明の第5態様では、第1態様から第4態様のいずれか1項の電動モータにおいて、前記永久磁石は、ボンド磁石である。
このように構成することで、永久磁石を形成しやすくできる。このため、電動モータの製造コストをさらに低減できる。
本発明によれば、電動モータの製造コストを低減でき、ロータの磁気特性を向上できる。
本発明の実施形態における減速機付きモータの斜視図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態におけるステータ及びロータの構成図である。 本発明の第1実施形態におけるロータコア及び永久磁石の斜視図である。 図4のV-V線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態におけるロータコア及び永久磁石を軸方向からみた平面図である。 本発明の第1実施形態におけるロータコアの斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるロータの表面磁束密度の変化を、ロータの軸方向中心部と端部磁石側とで比較したグラフである。 本発明の第1実施形態におけるステータに形成された鎖交磁束の突極への流れを示す説明図である。 本発明の第2実施形態におけるロータコア及び永久磁石の斜視図である。 本発明の第2実施形態におけるロータコア及び永久磁石を軸方向からみた平面図である。 本発明の第2実施形態における窪み部の変形例を示す軸方向からみた平面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<減速機付きモータ>
図1は、減速機付きモータ1の斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。
減速機付きモータ1は、例えば、車両のワイパー装置の駆動源として用いられる。
図1、図2に示すように、減速機付きモータ1は、電動モータ2と、電動モータ2に連結された減速部3と、電動モータ2の駆動制御を行うコントローラ部4と、を備える。
以下の説明において、単に「軸方向」という場合は、電動モータ2のシャフト31における中心軸(電動モータ2の回転軸線C)と平行な方向を意味するものとする。単に「周方向」という場合は、シャフト31の周方向(回転方向)を意味するものとする。単に「径方向」という場合は、軸方向及び周方向に直交するシャフト31の径方向を意味するものとする。
<電動モータ>
電動モータ2は、モータケース5と、モータケース5内に収納されている円筒状のステータ8と、ステータ8の径方向内側に設けられ、ステータ8に対して回転自在に設けられたロータ9と、を備える。電動モータ2は、ステータ8に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
<モータケース>
モータケース5は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料に形成されている。モータケース5は、軸方向に分割可能に構成された第1モータケース6と、第2モータケース7と、からなる。第1モータケース6及び第2モータケース7は、それぞれ有底筒状に形成されている。
第1モータケース6は、底部10が減速部3のギアケース40と接合されるように、このギアケース40と一体成形されている。底部10の径方向中央には、ロータ9のシャフト31が挿通される貫通孔10aが形成されている。
第1モータケース6の開口部6aに、径方向外側に向かって張り出す外フランジ部16が形成されている。第2モータケース7の開口部7aに、径方向外側に向かって張り出す外フランジ部17が形成されている。これら外フランジ部16,17同士を突き合わせて内部空間を有するモータケース5を形成している。モータケース5の内部空間に、第1モータケース6及び第2モータケース7に嵌合されるようにステータ8が配置される。
<ステータ>
図3は、ステータ8及びロータ9の構成を示し、軸方向からみた図に相当する。
図2、図3に示すように、ステータ8は、径方向に沿う断面形状が円形となる筒状のステータコア本体21と、ステータコア本体21から径方向内側に向かって突出する複数(例えば、本実施形態では6つ)のティース22と、が一体成形されたステータコア20を有している。ステータコア20は、複数の電磁鋼板20pを軸方向に積層することにより形成されている。ステータコア20は、複数の電磁鋼板20pを軸方向に積層して形成する場合に限られるものではなく、例えば、軟磁性粉を加圧成形することにより形成してもよい。
ティース22は、ステータコア本体21の内周面から径方向に沿って突出するティース本体101と、ティース本体101の径方向内側端から周方向に沿って延びる鍔部102と、が一体成形されたものである。鍔部102は、ティース本体101から周方向両側に延びるように形成されている。周方向で隣り合う鍔部102の間に、スロット19が形成される。
ステータコア本体21の内周面及びティース22は、絶縁性を有する樹脂製のインシュレータ23によって覆われている。このインシュレータ23の上から各ティース22にコイル24が巻回されている。各コイル24は、コントローラ部4からの給電により、ロータ9を回転させるための鎖交磁束を生成する。
[第1実施形態]
<ロータ>
図4は、第1実施形態のロータ9のうち、ロータコア32及び永久磁石33の斜視図である。図5は、図4のV-V線に沿う断面図である。図6は、ロータコア32及び永久磁石33を軸方向からみた平面図である。図7は、ロータコア32の斜視図である。
図2から図7に示すように、ロータ9は、ステータ8の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に設けられている。
ロータ9は、減速部3を構成するウォーム軸44と一体成形されたシャフト31と、シャフト31に嵌合固定されたロータコア32と、ロータコア32の周囲に設けられた永久磁石33と、を備える。
ロータコア32は、複数の電磁鋼板32pを軸方向に積層することにより形成されている。ロータコア32は、複数の電磁鋼板32pを軸方向に積層して形成する場合に限られるものではなく、例えば、軟磁性粉を加圧成形することにより形成してもよい。ロータコア32の軸方向の厚さT1は、ステータコア20の軸方向の厚さT2と同一である。
ロータコア32は、シャフト31の軸心(回転軸線C)を径方向中心とする円柱状のロータコア本体37と、ロータコア本体37の外周面37aから径方向外側に向かって突出形成された複数(例えば、本実施形態では4つ)の突極35と、が一体成形されたものである。
ロータコア本体37の径方向中央には、軸方向に貫通するシャフト挿通孔37bが形成されている。シャフト挿通孔37bに、シャフト31が圧入されている。シャフト挿通孔37bに対してシャフト31を挿入とし、接着剤等を用いてシャフト31にロータコア32を固定してもよい。シャフト挿通孔37bには、径方向外側に向かって延びる4つの逃げ溝(請求項における凹部及び孔の一例)37cが形成されている。
各逃げ溝37cは、ロータコア本体37の軸方向全体に渡って形成されており、シャフト挿通孔37bに連通されている。各逃げ溝37cは、周方向に等間隔で配置されている。各逃げ溝37cは、例えばシャフト挿通孔37bへのシャフト31の圧入強度を調整する役割を有する。この他に、各逃げ溝37cは、ロータコア32に対する永久磁石33の固定強度を高める役割を有する(詳細は後述する)。
4つの突極35は、周方向に等間隔で配置されている。各突極35は、径方向で各逃げ溝37cと同一直線上に配置されている。突極35は、ロータコア32の軸方向全体に延びるように形成されている。突極35は、周方向で対向する両側面35aが平行となるように形成されている。つまり、突極35は、周方向の幅寸法が径方向で均一になるように形成されている。
突極35における径方向外側の先端部35bには、周方向中央に、1つの溝部91が軸方向全体に渡って形成されている。溝部91は、径方向内側に向かうに従って周方向の溝幅が徐々に狭くなるように、V溝状に形成されている。この溝部91の周方向両側の角部には、丸面取り部35cが形成されている。丸面取り部35cの径方向最外側端部が、突極35における先端部35bとなる。
このようなロータコア32の周囲に設けられた永久磁石33は、いわゆるボンド磁石である。ボンド磁石とは、例えばフェライト磁石などの磁石を砕いてゴムや樹脂に練り込んだ磁石のことである。なお、フェライト磁石に限らずネオジム磁石などさまざまな磁石を用いてボンド磁石とすることが可能である。ロータコア32にインサート成形することにより、ロータコア32に永久磁石33を固定している。このため、ロータ9は、従来のようにロータコア32に永久磁石を固定するための磁石カバーを必要としない。
永久磁石33について詳述すると、永久磁石33は、ロータコア本体37の外周面37aに配置された磁石本体71と、磁石本体71の軸方向両端に配置され、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eを覆う端部磁石72と、磁石本体71及び端部磁石72の内周面に配置された内周磁石73と、が一体成形されたものである。
磁石本体71は、周方向で隣り合う突極35の間にそれぞれ配置されている。本実施形態では、突極35の個数は4つであるので、磁石本体71の個数も4つである。
端部磁石72は、磁石本体71の形状に対応するように形成されている。端部磁石72の外周面72aは、磁石本体71の外周面71aと同一形状で滑らかに接合されている。
ここで、磁石本体71及び端部磁石72の各外周面71a,72aは、軸方向からみて円弧状に形成されている。各外周面71a,72aは、それぞれの曲率半径R1,R2が同一である。また、各外周面71a,72aの円弧中心Cm1,Cm2は、回転軸線Cから対応する磁石本体71の周方向中央71bに向かって径方向外側にずれている(以下、円弧中心Cm1,Cm2の偏心という)。このため、各外周面71a,72aは、磁石本体71の周方向中央71bに一致する箇所が最も径方向外側に張り出す。各外周面71a,72aは、磁石本体71の周方向両側の突極35に向かうに従って径方向外側への張り出し量が小さくなる。
換言すれば、各外周面71a,72aの周方向中央と回転軸線Cとの間の距離をL1とし、磁石本体71の外周面71aと突極35の側面35aとの接合部71cと回転軸線Cとの間の距離をL2としたとき、距離L1,L2は、
L1>L2 ・・・(1)
を満たす。すなわち、距離L1は、永久磁石33の最外径となる。
端部磁石72の外周面72aと回転軸線Cとの間の距離L3は、突極35の周方向中央35f上で最も短くなる。
一方、突極35の先端部35bと回転軸線Cとの間の距離をL4としたとき、距離L1,L4は、
L4≦L1 ・・・(2)
を満たす。
これに加え、突極35の先端部35bの位置は、突極35の側面35aでの各外周面71a,72aの位置(接合部71cの位置)よりも径方向外側に位置している。すなわち、突極35の先端部35bは、各外周面71a,72aよりも径方向外側に向かって突出している。上記式(2)を満たしつつ、各外周面71a,72aよりも径方向外側に向かって突極35の先端部35bが突出されるのは、各外周面71a,72aの円弧中心Cm1,Cm2が偏心しているからである。
内周磁石73は、磁石本体71及び端部磁石72の内周面全体を覆うように回転軸線Cを軸心とした円筒状に形成されている。内周磁石73は、ロータコア本体37における逃げ溝37cの大部分を埋めるように形成されている。内周磁石73が設けられた状態では、この内周磁石73の内周面73aから逃げ溝37cの径方向内側が僅かに露出された形になる。
このような構成のもと、永久磁石33は、磁石本体71及び端部磁石72の各外周面71a,72a側の磁極が周方向に互い違いとなるように着磁されている。すなわち、永久磁石33の磁極数は4極である。このように、電動モータ2において、永久磁石33の磁極数とスロット19(ティース22)の数との比は、2:3である。
<減速部>
図1、図2に戻り、減速部3は、モータケース5が取り付けられているギアケース40と、ギアケース40内に収納されるウォーム減速機構41と、を備える。ギアケース40は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料により形成されている。ギアケース40は、一面に開口部40aを有する箱状に形成されている。ギアケース40は、ウォーム減速機構41を収容するギア収容部42を有する。ギアケース40の側壁40bには、第1モータケース6が一体成形されている箇所に、この第1モータケース6の貫通孔10aとギア収容部42とを連通する開口部43が形成されている。
ギアケース40の底壁40cには、円筒状の軸受ボス49が突設されている。軸受ボス49は、ウォーム減速機構41の出力軸48を回転自在に支持するためのものである。軸受ボス49には、内周面に図示しない滑り軸受が設けられている。軸受ボス49の先端内周縁には、図示しないOリングが装着されている。これにより、軸受ボス49を介して外部から内部に塵埃や水が侵入してしまうことが防止される。軸受ボス49の外周面には、複数のリブ52が設けられている。これにより、軸受ボス49の剛性が確保されている。
ギア収容部42に収容されたウォーム減速機構41は、ウォーム軸44と、ウォーム軸44に噛合されるウォームホイール45と、により構成されている。ウォーム軸44は、電動モータ2のシャフト31と同軸上に配置されている。ウォーム軸44は、両端がギアケース40に設けられた軸受46,47によって回転自在に支持されている。ウォーム軸44の電動モータ2側の端部は、軸受46を介してギアケース40の開口部43に至るまで突出している。この突出したウォーム軸44の端部と電動モータ2のシャフト31との端部が接合され、ウォーム軸44とシャフト31とが一体化されている。ウォーム軸44とシャフト31は、1つの母材からウォーム軸部分とシャフト部分とを成形することにより一体として形成してもよい。
ウォーム軸44に噛合されるウォームホイール45には、このウォームホイール45の径方向中央に出力軸48が設けられている。出力軸48は、ウォームホイール45の回転軸線方向と同軸上に配置されている。出力軸48は、ギアケース40の軸受ボス49を介してギアケース40の外部に突出している。出力軸48の突出した先端には、図示しない電装品と接続されるスプライン48aが形成されている。
ウォームホイール45の径方向中央には、出力軸48が突出されている側とは反対側に、図示しないセンサマグネットが設けられている。センサマグネットは、ウォームホイール45の回転位置を検出する回転位置検出部60の一方を構成している。回転位置検出部60の他方を構成する磁気検出素子61は、ウォームホイール45のセンサマグネット側(ギアケース40の開口部40a側)でウォームホイール45と対向配置されているコントローラ部4に設けられている。
<コントローラ部>
電動モータ2の駆動制御を行うコントローラ部4は、磁気検出素子61が実装されたコントローラ基板62と、ギアケース40の開口部40aを閉塞するように設けられたカバー63と、を有している。コントローラ基板62が、ウォームホイール45のセンサマグネット側(ギアケース40の開口部40a側)に対向配置されている。
コントローラ基板62は、いわゆるエポキシ基板に複数の導電性のパターン(不図示)が形成されたものである。コントローラ基板62には、電動モータ2のステータコア20から引き出されたコイル24の端末部が接続されている。コントローラ基板62には、カバー63に設けられたコネクタ11の端子(不図示)が電気的に接続されている。
コントローラ基板62には、磁気検出素子61の他に、コイル24に供給する電流を制御するFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子からなるパワーモジュール(不図示)が実装されている。コントローラ基板62には、このコントローラ基板62に印加される電圧の平滑化を行うコンデンサ(不図示)等が実装されている。
このように構成されたコントローラ基板62を覆うカバー63は、樹脂により形成されている。カバー63は、若干外側に膨出するように形成されている。カバー63の内面側は、コントローラ基板62等を収容するコントローラ収容部56とされている。
カバー63の外周部に、コネクタ11が一体成形されている。コネクタ11は、図示しない外部電源から延びるコネクタが嵌着される。コネクタ11の端子に、コントローラ基板62が電気的に接続されている。これにより、外部電源の電力がコントローラ基板62に供給される。
カバー63の開口縁には、ギアケース40の側壁40bの端部と嵌め合わされる嵌合部81が突出形成されている。嵌合部81は、カバー63の開口縁に沿う2つの壁81a,81bにより構成されている。これら2つの壁81a,81bの間に、ギアケース40の側壁40bの端部が挿入(嵌め合い)される。これにより、ギアケース40とカバー63との間にラビリンス部83が形成される。ラビリンス部83によって、ギアケース40とカバー63との間から塵埃や水が浸入してしまうことが防止される。ギアケース40とカバー63との固定は、図示しないボルトを締結することにより行われる。
<減速機付きモータの動作>
次に、減速機付きモータ1の動作について説明する。
減速機付きモータ1は、コネクタ11を介してコントローラ基板62に供給された電力が、図示しないパワーモジュールを介して電動モータ2の各コイル24に選択的に供給される。すると、ステータ8(ティース22)に所定の鎖交磁束が形成され、この鎖交磁束とロータ9の永久磁石33により形成される有効磁束との間で磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、ロータ9が継続的に回転する。
ロータ9が回転すると、シャフト31と一体化されているウォーム軸44が回転し、さらにウォーム軸44に噛合されているウォームホイール45がロータ9よりも減速されて回転する。そして、ウォームホイール45に連結されている出力軸48が回転する。出力軸48は、ロータ9の回転を減速して出力する。この出力が所望の電装品(例えば、車両に搭載されるワイパ駆動装置)に伝達され、電装品が駆動する。
コントローラ基板62に実装されている磁気検出素子61によって検出されたウォームホイール45の回転位置検出結果は、信号として図示しない外部機器に出力される。図示しない外部機器は、ウォームホイール45の回転位置検出信号に基づいて、図示しないパワーモジュールのスイッチング素子等の切替えタイミングが制御され、電動モータ2の駆動制御が行われる。パワーモジュールの駆動信号の出力や電動モータ2の駆動制御は、コントローラ部4で行われていてもよい。
<ロータの作用、効果>
次に、ロータ9の作用、効果について説明する。
ロータ9は、ロータコア本体37の外周面37aに磁石本体71が配置された、いわゆるSPM(Surface Permanent Magnet)形のロータである。このため、d軸方向のインダクタンス値が小さくなる。これに加え、ロータ9は、周方向で隣り合う磁石本体71間に突極35が設けられている。この結果、ステータ8の鎖交磁束によるq軸方向のインダクタンス値は、突極35が無い場合と比較して大きくなる。このように、d軸方向とq軸方向とのリラクタンストルクの差も利用してロータ9が回転される。
永久磁石33は、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eを覆う端部磁石72を有する。すなわち、端部磁石72は、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eから軸方向外側に向かって突出されている。このため、永久磁石33の有効磁束量が増大される。
ここで、突極35を有するロータ9では、永久磁石33の磁束の影響を受けて突極35にも磁極が発生する。このため、突極35を有するロータ9の軸方向中心部では、永久磁石33の極数に対して磁極の切り替わりが2倍の周期となってしまう。しかしながら突極35を有さないロータ9の端部磁石72に対応する箇所では、磁極の切り替わりが永久磁石33の極数と同一になる。このため、ステータコア20に流れる磁束周期を低減でき、永久磁石33の磁束に起因するステータコア20での渦電流の発生を抑制することができる。
図8は、縦軸をロータ9の表面磁束密度[T]とし、横軸をロータ9の回転角度[deg]とした場合のロータ9の表面磁束密度の変化を、ロータ9の軸方向中心部(2点鎖線参照)と端部磁石72側(実線参照)とで比較したグラフである。
図8に示すように、ロータ9の軸方向中心部では、突極35(図8のA部参照)で磁極の切り替わりが発生していることが確認できる。これに対し、端部磁石72側では、突極35に対応する箇所で磁極の切り替わりが発生してしないことが確認できる。
また、端部磁石72は、周方向全体に渡って形成されており、磁極間に隙間が形成されていない。これに加え、永久磁石33は、磁石本体71及び端部磁石72の内周面に配置された内周磁石73を有する。このため、隣り合う磁極間での磁束の流れがスムーズになり、磁気抵抗を低減できる。この結果、ロータ9の有効磁束を増大できる。
例えば、端部磁石72において、磁極間に隙間が形成されている場合、端部磁石72での磁極間の磁束の流れは、ロータコア本体37の軸方向端面37d,37eや突極35の軸方向端面35d,35eを経由することになる。このような磁束の流れは、ロータ9の回転トルクに寄与しない。つまり、磁路のロスとなり、ロータ9の回転トルクが低減してしまう。
図9は、ステータ8に形成された鎖交磁束Jの突極35への流れを示す説明図である。
図9に示すように、ステータ8の鎖交磁束Jが突極35に流れることによりリラクタンストルクを得られる。本実施形態では、突極35の先端部35bの位置は、突極35の側面35aでの各外周面71a,72aの位置(接合部71cの位置)よりも径方向外側に位置している。このため、突極35にステータ8の鎖交磁束Jが流れ込みやすくなり、リラクタンストルクを得やすくできる。
さらに、突極35へと流れ込むステータ8の鎖交磁束Jが永久磁石33を通過しにくくなる。このため、鎖交磁束Jによる永久磁石33の減磁への影響を低減できる。
また、従来のように磁石カバーを必要としない分、ステータコア20(ティース22の鍔部102)と突極35との間の距離をできる限り短くできる。この分、突極35にステータ8の鎖交磁束Jが流れ込みやすくなり、さらに効果的にリラクタンストルクを得やすくできる。
次に、従来のように磁石カバーを必要としない、本第1実施形態における永久磁石33のロータコア32への固定強度について説明する。
上述の永久磁石33は、互いに一体化された磁石本体71及び端部磁石72を有する。磁石本体71は、ロータコア本体37の外周面37aで、かつ周方向で隣り合う突極35の間にそれぞれ配置されている。このため、突極35の側面35aによって、磁石本体71の周方向への移動を規制できる。
端部磁石72は、磁石本体71の軸方向両端に配置され、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eを覆う。このため、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eによって、端部磁石72の軸方向への移動を規制できる。この結果、永久磁石33のロータコア32に対する固定強度を十分確保できる。このため、従来のように磁石カバーを設ける必要がないので、電動モータ2の製造コストを低減できる。また、磁石カバーを必要としない分、ステータ8とロータ9との間の微小隙間をできる限り小さくできるので、ロータ9の磁気特性を向上できる。
永久磁石33は、さらに内周磁石73を有する。内周磁石73は、磁石本体71及び端部磁石72の内周面全体を覆うように回転軸線Cを軸心とした円筒状に形成されている。内周磁石73は、ロータコア本体37における逃げ溝37cの大部分を埋めるように形成されている。このように、逃げ溝37cに内周磁石73が埋め込まれることがアンカー効果となって、ロータコア32と内周磁石73との固定強度を高めることができる。このような内周磁石73と磁石本体71及び端部磁石72とを一体とするので、ロータコア32に対する永久磁石33の固定強度をより高めることができる。
ロータコア32に逃げ溝37cを形成する分、シャフト31とロータコア本体37のシャフト挿通孔37bとの接触面積を減少できる。このため、シャフト31へのロータコア32の圧入力を低減でき、ロータコア32の組み立て時の損傷を確実に防止できるとともにロータコア32の組み立て性を向上できる。
永久磁石33の各外周面71a,72aの円弧中心Cm1,Cm2を偏心させ、各外周面71a,72aよりも突極35の先端部35bを径方向外側に向かって突出させている。このため、突極35の先端部35bとステータ8との間を適正な距離としつつ、永久磁石33から突極35の先端部35bを径方向外側に向かって突き出すことができる。
例えば、永久磁石33によって突極35の先端部35bを覆う場合、突極35の先端部35bとステータ8との間をできる限り縮めるために突極35の先端部35bを覆う永久磁石33の肉厚を薄く必要がある。この永久磁石33の薄肉な箇所がロータコア32から剥離しやすくなってしまい、永久磁石33の固定強度を高めることが難しい。しかしながら、永久磁石33から突極35の先端部35bを径方向外側に向かって突き出すことにより、突極35の先端部35bとステータ8との間を適正な距離としつつ、ロータコア32に対する永久磁石33の固定強度を高めることができる。
また、永久磁石33は、ボンド磁石である。このため、永久磁石33を形成しやすくできる。よって、電動モータ2の製造コストをさらに低減できる。
電動モータ2の製造コストを低減でき、ロータ9の磁気特性を向上できるので、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標7「全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」、及び目標9「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの促進を図る」に貢献することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図2、図5、図7を援用し、図10、図11に基づいて、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する。
図10は、第2実施形態におけるロータコア32及び永久磁石233の斜視図である。図10は、前述の図4に対応している。図11は、ロータコア32及び永久磁石233を軸方向からみた平面図である。図11は、前述の図6に対応している。
図2、図10、図11に示すように、第2実施形態において、減速機付きモータ1は、電動モータ2と、電動モータ2の回転を減速して出力する減速部3と、電動モータ2の駆動制御を行うコントローラ部4と、を備える点は、前述の第1実施形態と同様である。電動モータ2は、ステータ8と、ロータ209と、を備える点は、前述の第1実施形態と同様である。ロータ209は、減速部3を構成するウォーム軸44と一体成形されたシャフト31と、シャフト31に嵌合固定されたロータコア32と、ロータコア32の周囲に設けられた永久磁石233と、を備える点は、前述の第1実施形態と同様である。
ロータコア32は、円柱状のロータコア本体37と、ロータコア本体37の外周面37aから径方向外側に向かって突出形成された複数(例えば、本実施形態では4つ)の突極35と、が一体成形されたものである点は、前述の第1実施形態と同様である。永久磁石233は、ロータコア本体37の外周面37aに配置された磁石本体271と、磁石本体271の軸方向両端に配置され、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35e(図5、図7参照)を覆う端部磁石272と、磁石本体271及び端部磁石272の内周面に配置された内周磁石73と、が一体成形されたものである点は、前述の第1実施形態と同様である。
図10、図11に示すように、第1実施形態と第2実施形態との相違点は、第1実施形態の永久磁石33のうちの磁石本体71及び端部磁石72の形状と、第2実施形態の永久磁石233のうちの磁石本体271及び端部磁石272の形状と、が異なる点にある。
すなわち、磁石本体271の外周面271a及び端部磁石272の外周面272aは、周方向で隣り合う突極35の間に形成され、回転軸線Cを中心とする円弧状の円弧部74を有する。また、磁石本体271の外周面271a及び端部磁石72の外周面272aは、突極35に沿うように形成され、かつ突極35の先端部35bよりも径方向内側に配置された窪み部75を有する。
窪み部75は、永久磁石233の軸方向全体に渡って形成されている。窪み部75は、磁石本体271の外周面271a及び端部磁石72の外周面272aに連なって形成されている。窪み部75は、各外周面271a,272aから径方向内側に屈曲して突極35の側面35aと平行に延びる一対の内側面75aと、一対の内側面75aの径方向内側端同士を接合し、内側面75aと直交する方向に延びる底側面75bと、を有する。このような窪み部75により、突極35の先端部35bよりも径方向内側に窪み部75が配置された形になる。
したがって、上述の第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様に効果を奏することができる。とりわけ、突極35の側面35aと窪み部75の内側面75aとの間には、所定の隙間Sが形成されている。このため、突極35にステータ8の鎖交磁束Jが流れ込みやすくなり、リラクタンストルクを得やすくできる。
さらに、突極35へと流れ込むステータ8の鎖交磁束Jが永久磁石233を通過しにくくなる。このため、鎖交磁束Jによる永久磁石233の減磁への影響を低減できる。
また、磁石本体271の外周面271a及び端部磁石272の外周面272aは、回転軸線Cを中心とする円弧状の円弧部74を有することから、磁石本体271及び端部磁石272は、ロータコア本体37と同心円状に形成されている。このため、前述の第1実施形態と比較して永久磁石233の体積を増大できる。よって、ロータ209の有効磁束を増大でき、ロータ209の回転トルクを向上できる。
[第2実施形態の変形例]
次に、図12に基づいて、第2実施形態の変形例について説明する。
図12は、第2実施形態における窪み部75の変形例を示す軸方向からみた平面図である。図12は、図11のXII部拡大図に相当している。
上述の第2実施形態では、窪み部75の一対の内側面75aは、突極35の側面35aと平行に延びる場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、図12に示すように、一対の内側面75aは、これら一対の内側面75aの周方向の幅が径方向外側に向かうに従って漸次広くなるように末広がりに形成してもよい。このように構成することで、突極35の近傍での永久磁石233による磁束の変化を滑らかにすることができる。このため、ロータ209のコギングトルクを低減でき、電動モータ2の振動、騒音を低減できる。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、減速機付きモータ1は、車両のワイパー装置の駆動源として用いられる場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、減速機付きモータ1は、ワイパー装置以外にも、車両に搭載される電装品(例えば、パワーウインドウ、サンルーフ、電動シート等)の駆動源となるものや、その他のさまざまな用途に使用することができる。
上述の実施形態では、端部磁石72,272は、磁石本体71,271の軸方向両端に配置され、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eを覆う場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、端部磁石72,272は、磁石本体71,271の軸方向両端のうちの少なくともいずれか一方に配置され、ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37e及び突極35の軸方向両端面35d,35eのうちの少なくともいずれか一方を覆えばよい。
上述の実施形態では、永久磁石33,233は、磁石本体71,271及び端部磁石72,272の内周面に配置された内周磁石73を有する場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、永久磁石33,233は、内周磁石73を有さなくてもよい。このような場合であっても、磁石本体71,271及び端部磁石72,272によって、ロータコア32に永久磁石33,233を固定できる。
上述の実施形態では、ロータコア32に逃げ溝37cを形成し、この逃げ溝37cの大部分を内周磁石73によって埋める場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、ロータコア32に、逃げ溝37cに代わってロータコア本体37を軸方向に貫通する貫通孔やさまざまな形状の凹部を形成してよい。貫通孔と凹部(逃げ溝37c)とを組み合わせてもよい。これら貫通孔や凹部を、内周磁石73によって埋めるように構成してもよい。例えば凹部は、シャフト挿通孔37bに連通していなくてもよい。ロータコア本体37の軸方向両端面37d,37eに、凹部を形成してもよい。このように構成した場合であっても貫通孔や凹部に永久磁石33,233に対するアンカー効果を持たせることができる。
上述の実施形態では、永久磁石33,233は、ボンド磁石である場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、永久磁石33,233は、ボンド磁石でなくてもよい。例えば焼結磁石によって永久磁石33,233を構成し、磁石本体71,271と、端部磁石72,272と、内周磁石73と、を一体化してもよい。
1…減速機付きモータ、2…電動モータ、3…減速部、4…コントローラ部、5…モータケース、6…第1モータケース、6a…開口部、7…第2モータケース、7a…開口部、8…ステータ、9…ロータ、10…底部、10a…貫通孔、11…コネクタ、16…外フランジ部、17…外フランジ部、19…スロット、20…ステータコア、20p…電磁鋼板、21…ステータコア本体、22…ティース、23…インシュレータ、24…コイル、31…シャフト、32…ロータコア、32p…電磁鋼板、33…永久磁石、35…突極、35a…側面、35b…先端部、35c…丸面取り部、35d…軸方向端面、35e…軸方向端面、35f…周方向中央、37…ロータコア本体、37a…外周面、37b…シャフト挿通孔、37c…溝(凹部及び孔)、37d…軸方向端面、37e…軸方向端面、37e…軸方向両端面、40…ギアケース、40a…開口部、40b…側壁、40c…底壁、41…ウォーム減速機構、42…ギア収容部、43…開口部、44…ウォーム軸、45…ウォームホイール、46…軸受、47…軸受、48…出力軸、48a…スプライン、49…軸受ボス、52…リブ、56…コントローラ収容部、60…回転位置検出部、61…磁気検出素子、62…コントローラ基板、63…カバー、71…磁石本体、71a…外周面、71b…周方向中央、71c…接合部、72…端部磁石、72a…外周面、73…内周磁石、73a…内周面、74…円弧部、75…窪み部、75a…内側面、75b…底側面、81…嵌合部、81a…壁、81b…壁、83…ラビリンス部、91…溝部、101…ティース本体、102…鍔部、209…ロータ、233…永久磁石、271…磁石本体、271a…外周面、272…端部磁石、272a…外周面、C…回転軸線、Cm1…円弧中心、Cm2…円弧中心、R1…曲率半径、R2…曲率半径

Claims (5)

  1. 環状のステータコア本体、及び前記ステータコア本体の内周面から径方向内側に向かって突出する複数のティースからなるステータコアを有するステータと、
    前記ティースに巻回されるコイルと、
    前記ステータコアの径方向内側で回転するシャフトと、
    前記シャフトに固定され、前記シャフトの回転軸線を径方向中心とするロータコア本体、及び前記ロータコア本体の外周面から径方向外側に向かって突出形成された複数の突極を有するロータコアと、
    前記ロータコアの周囲に設けられた永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石は、
    前記ロータコア本体の前記外周面で、かつ周方向で隣り合う前記突極の間に配置された磁石本体と、
    前記ロータコア本体及び前記突極における前記回転軸線方向の両端面のうちの少なくとも一方の端面を覆う端部磁石と、
    を有し、
    前記磁石本体と前記端部磁石とが一体である
    ことを特徴とする電動モータ。
  2. 前記ロータコア本体は、前記ロータコア本体の内周側に形成された凹部及び孔の少なくともいずれか一方を有し、
    前記永久磁石は、前記凹部及び前記孔を埋める内周磁石を有し、
    前記内周磁石は、前記磁石本体及び前記端部磁石と一体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
  3. 前記磁石本体の外周面である本体外周面、及び前記端部磁石の外周面である端部外周面は、前記回転軸線方向からみて円弧状に形成されており、
    前記本体外周面及び前記端部外周面は、曲率半径が同一で、かつ円弧中心が前記回転軸線から対応する前記磁石本体の周方向中央に向かって径方向外側にずれており、
    前記突極における径方向外側の先端部の位置は、前記突極の周方向両側での前記本体外周面及び前記端部外周面の位置よりも径方向外側に位置している
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動モータ。
  4. 前記磁石本体の外周面である本体外周面、及び前記端部磁石の外周面である端部外周面は、
    周方向で隣り合う前記突極の間に形成され、前記回転軸線を中心とする円弧状の円弧部と、
    前記突極に沿うように形成され、かつ前記突極における径方向外側の先端部よりも径方向内側に配置された窪み部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動モータ。
  5. 前記永久磁石は、ボンド磁石である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動モータ。
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