JP2024062769A - 擬音発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】擬音の設定の作業性を向上可能な擬音発生装置を提供することを目的とする。【解決手段】トイレ室に設置され、行為音をマスキングするための擬音を発生する擬音発生装置であって、トイレ室内の対象物を非接触で検知する検知センサと、擬音を発生させる擬音発生部と、前記検知センサが対象物を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させる通常モードと、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧の設定を切り替える設定変更モードと、を実行可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記検知センサから得られる検知情報に基づいて、前記通常モードと前記設定変更モードとを切り替えるとともに前記設定変更モードにおいて前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更可能であることを特徴とする、擬音発生装置が提供される。【選択図】図6

Description

本発明の態様は、一般的に、擬音発生装置に関する。
排泄時の行為音が外部に聞こえることを防止するために、トイレ室内に設置され、擬音を発生する装置が知られている(例えば特許文献1)。
従来の擬音発生装置においては、擬音の音源や音圧等を設定する際に、擬音発生装置をトイレ室内の設置箇所から取り外す必要がある場合があり、作業性が悪いことがあった。例えば、擬音発生装置がトイレ室の壁等に設置され、擬音の設定を行うための設定手段が擬音発生装置の背面に設けられている場合には、擬音の設定を行うためには、擬音発生装置を壁等から取り外してから背面の設定手段を操作することとなり、作業に手間がかかる。
特許第7105042号公報 特開2012-90971号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、擬音の設定の作業性を向上可能な擬音発生装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレ室に設置され、行為音をマスキングするための擬音を発生する擬音発生装置であって、トイレ室内の対象物を非接触で検知する検知センサと、擬音を発生させる擬音発生部と、前記検知センサが対象物を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させる通常モードと、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧の設定を切り替える設定変更モードと、を実行可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記検知センサから得られる検知情報に基づいて、前記通常モードと前記設定変更モードとを切り替えるとともに前記設定変更モードにおいて前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更可能であることを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、トイレ室内の対象物を非接触で検知可能な検知センサを用いて、擬音の設定変更を実施できる。そのため、擬音発生装置を壁等の設置箇所から取り外さなくても、擬音の設定変更が可能となり、擬音の設定の作業性を向上することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記検知センサが対象物の第1動作を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させ、前記検知センサが対象物の前記第1動作とは異なる第2動作を検知すると前記設定変更モードを実行することを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、擬音を発生させるための通常の第1動作とは異なる第2動作が検知された場合に設定変更モードが実行されるため、誤って通常モードから設定変更モードに切り替わることを抑制できる。
第3の発明は、第2の発明において、前記検知センサは、投光素子と、前記投光素子により投光された光の反射光を受光する受光素子と、を有し、前記反射光の反射量が第1閾値を超えると、前記第1動作を検知し、前記第1動作を検知するよりも長い所定時間、前記反射光の反射量が第2閾値を超えると、前記第2動作を検知する、ことを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、反射量が所定の閾値を超える状態の継続時間に基づいて、第2動作が検知され設定変更モードが実行されるため、より確実に誤操作なく、設定変更モードに切り替えることができ、操作性がよい。
第4の発明は、第3の発明において、前記検知センサは、2つ以上の前記投光素子を有し、前記制御部は、前記通常モードにおいて、2つ以上の前記投光素子から得られる反射光の反射量に基づいて、前記設定変更モードを実行する擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、2つ以上の投光素子から得られる反射光に基づいてモードを切り替えることができるため、より確実に誤操作なく、設定変更モードに切り替えることができ、操作性がよい。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの検出量が所定量を超える動作に応じて、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を設定することを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、設定変更モードにおいて使用者は、検知センサの検出量が所定量を超える動作(例えば手かざし動作)によって、容易に音圧や音源を変更することができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの前記検出量が前記所定量を超える動作の回数に応じて、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更することを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、設定変更モードにおいて使用者は、検知センサの検出量が所定量を超える動作(例えば手かざし動作)を繰り返すという簡単な操作で、容易に音圧や音源を変更することができ、操作性がよい。
第7の発明は、第5の発明において、前記検知センサの前記検出量は、前記対象物と前記検知センサとの間の距離によって変化し、前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの前記検出量の大きさ、及び、前記検知センサの前記検出量が前記所定量を超えた時間、の少なくともいずれかに基づいて、前記擬音発生部が発生する擬音の音圧を変更することを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、使用者は、検知センサまでの距離によって検出量の大きさを変化させることで、直感的に希望の音圧を設定することができ、操作性がよい。
第8の発明は、第5の発明において、前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記擬音発生部が発生する擬音の音圧を時間の経過に伴って変更し、前記検出量が前記所定量を超えると、または、前記検出量が前記所定量を超えた状態から前記所定量以下となると、前記音圧を確定することを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、使用者は、時間の経過によって変化する音圧を、検知センサの検出量によって確定することで、直感的に希望の音圧を設定することができ、操作性がよい。
第9の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記設定変更モードは、音源変更モードと、音圧変更モードと、を有し、前記制御部は、前記音源変更モード及び前記音圧変更モードの一方において設定変更が確定すると、前記音源変更モード及び前記音圧変更モードの他方に切り替わることを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、音源及び音圧を連続して設定変更できる。そのため、設定項目ごとに使用者がモードを切り替える必要がなく、操作性がよい。
第10の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの検出量が所定量以下の状態が所定時間経過すると、前記通常モードに切り替わることを特徴とする擬音発生装置である。
この擬音発生装置によれば、設定変更モードが意図せずに継続してしまうことを防止できる。また、設定変更モードから通常モードへの切替操作が必要ないため、通常モードへの切替において意図せずに音源や音圧が変更されることを防止でき、操作性がよい。
本発明の態様によれば擬音の設定の作業性を向上可能な擬音発生装置が提供される。
図1は、実施形態に係る擬音発生装置が設置されるトイレ室を例示する斜視図である。 図2は、実施形態に係る擬音発生装置を例示する正面図である。 図3は、実施形態に係る擬音発生装置を例示するブロック図である。 図4(a)~図4(c)は、実施形態に係る検知センサの一例を表す模式図である。 図5は、実施形態に係る検知センサの動作の一例を説明するタイミングチャートである。 図6は、実施形態に係る擬音発生装置の動作を例示するグラフ図である。 図7(a)~図7(d)は、実施形態に係る擬音発生装置に対する操作を例示する模式図である。 図8は、実施形態に係る設定変更モードの音圧変更モードの一例を説明するグラフ図である。 図9は、実施形態に係る設定変更モードの音圧変更モードの別の例を説明するグラフ図である。 図10は、実施形態に係る設定変更モードの音圧変更モードの別の例を説明するグラフ図である。 図11は、実施形態に係る設定変更モードの一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る擬音発生装置が設置されるトイレ室を例示する斜視図である。
図1に表したように、トイレ室TR内には、擬音発生装置100、トイレ装置200及びリモコン201が設置されている。
トイレ装置200は、トイレ室TRの床面上又は壁面に設置されており、例えば便器202と、便器202の上に設けられた便座装置203(衛生洗浄装置)と、を有する。便座装置203は、便座と、便蓋と、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出可能なノズルと、を有する。便座装置203は、局部洗浄機能のみならず、暖房便座機能や脱臭機能、便座及び便蓋の自動開閉機能などを有していてもよい。使用者は、リモコン201に設けられたスイッチを操作して、便座装置203を動作させたり、機能を設定したりすることができる。リモコン201は、例えば、トイレ室TRの壁面TWに取り付けられる。
擬音発生装置100は、排泄等の動作に伴って生じる行為音をマスキングするための擬音を発生可能な装置である。この例では、擬音発生装置100は、トイレ室TRの壁面TWに直接的又は間接的に取り付けられている。擬音発生装置100を設置する方法は任意であり、例えばネジ等によって固定してもよいし、壁面TWに固定されたホルダ等に係合させて取り付けられてもよい。擬音発生装置100は、例えばトイレ装置200の便座に着座した使用者から見て、右又は左の壁に取り付けられる。なお、トイレ室とはトイレブースでもよいし、壁とはトイレブースのパーテーションでもよい。
図2は、実施形態に係る擬音発生装置を例示する正面図である。
図3は、実施形態に係る擬音発生装置を例示するブロック図である。
図2は、トイレ室TRの内部から、壁面TWに取り付けられた擬音発生装置を正面から見た状態である。図2に表したように、擬音発生装置100は、検知センサ10と、擬音発生部20と、表示部31、32(表示素子)と、を有する。図3に表したように、擬音発生装置100は、さらに、制御部40を有する。制御部40は、検知センサ10、表示部31、32、及び擬音発生部20のそれぞれと、通信可能に接続されている。接続は、有線でもよいし、無線でもよい。なお、この例では、図2に表したように、擬音発生装置100の上述の各要素は、略直方体状の筐体に設けられている。ただし、擬音発生装置100の一部を、別々に配置することも可能である。
検知センサ10は、トイレ室TR内の対象物(トイレ装置200の使用者の人体など)を非接触で検知する。例えば、検知センサ10は、対象物の検知センサ10に対する位置に応じて変化する検出量を検出して、対象物を検知する。例えば、対象物が検知センサ10に近づくと検出量が大きくなり、離れると検出量が小さくなる。これにより、検知センサ10は、使用者の存在や動作を検出することが可能である。検知センサ10の検知範囲は、例えば、擬音発生装置100の正面(前方)の空間、及び、トイレ装置200の周辺の空間、を含む。具体的には、検知センサ10には、光電センサ(例えば赤外線センサ)、電波センサ、または静電容量センサなどを用いることができる。これに限らず、検知センサ10は、トイレ室TR内の対象物を非接触で検知可能な任意の方式でよい。
この例では、検知センサ10は、光電センサであり、光の反射量(検出量)を検出する。検知センサ10は、投光素子11と、受光素子12と、を含む。また、この例では、投光素子11として、第1投光素子11a及び第2投光素子11bの2つの投光素子11が設けられている。
投光素子11は、例えばLED(Light-Emitting Diode)であり、所定のタイミングで投光する。投光された光は、例えば検知の対象物によって反射される。受光素子12は、例えばフォトダイオードであり、投光素子11により投光された光の反射光を受光する。受光素子12は、受光した光を電気信号に変換する。検知センサ10は、投光素子11からの光の反射光の量(反射量)、すなわち受光素子12が受光する光の強度によって、対象物を検知する。検知センサ10の検知結果は、検知センサ10の検知結果は、制御部40に送信される。
擬音発生部20は、例えばスピーカなどの擬音発生装置である。擬音発生部20は、設定された音源及び音圧で、擬音を発生させる。音源は、例えば、流水音(川のせせらぎの音など)や、小鳥のさえずりの音などの音のデータである。擬音発生装置100は、例えば複数種類の擬音の音源を記憶した記憶装置(不図示)を有しており、音源を読み出すことで、擬音発生部20は、記憶された音源を、所定の音圧で再生する。
表示部31、32は、例えばLEDである。表示部31が点灯又は点滅することにより、検知センサ10の動作状態が使用者に表示される。例えば、検知状態や電源供給の有無などが表示される。表示部32が点灯又は点滅することにより、擬音発生装置100の動作状態が使用者に表示される。
制御部40は、例えば電気回路であり、マイコン(MCU)などの制御回路を含む。制御部40は、検知センサ10、擬音発生部20、及び表示部31、32のそれぞれの動作を制御する。例えば、制御部40は、検知センサ10の投光素子11及び受光素子12の動作を制御して、検知センサ10の検知結果を受信する。制御部40は、得られた検知結果に基づいて、擬音発生部20を制御して擬音を発生させたり、発生させる擬音の設定を変更したり、表示部31、32を制御して表示を行ったりする。例えば、マイコンは、検知センサ10の受光量が所定の受光閾値を超えた場合に、擬音発生部20に擬音を発生させる、などの所定の動作を実行する。また、マイコンには、検知センサ10や擬音発生部20の動作タイミングを制御するための、タイマやカウンタが設けられている。
図4(a)~図4(c)は、実施形態に係る検知センサの一例を表す模式図である。
図4(a)は、検知センサ10の正面図である。図4(b)は、図4(a)に示すA-A’線における断面図である。図4(c)は、図4(a)に示すB-B’線における断面図である。
第1投光素子11a、第2投光素子11b、及び受光素子12は、基板13に実装されている。第1投光素子11aと第2投光素子11bとは、左右方向に並ぶように設けられている。この例では、第1投光素子11aは、正面から見て左側に位置し、左下方に向けて投光するように配置されている。第2投光素子11bは、正面から見て右側に位置し、右下方に向けて投光するように配置されている。これにより、例えば、検知センサ10の正面を含む左右方向に広がる空間に存在する使用者や、便座に着座した使用者を検知することができる。
受光素子12は、第1投光素子11aと第2投光素子11bとの中央の下方に配置されている。第1投光素子11aの投光による検知範囲の少なくとも一部は、第2投光素子11bの投光による検知範囲と重なっても良いし、重ならなくても良い。なお、各素子の配置は、上記に限らず、任意である。また、この例では、左側の投光素子11を第1投光素子11aとし、右側の投光素子11を第2投光素子11bとしているが、これとは逆に、第1投光素子11aが右側で第2投光素子11bが左側でもよい。また、実施形態において、投光素子11は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
図5は、実施形態に係る検知センサの動作の一例を説明するタイミングチャートである。
図5は、第1投光素子11aが投光する駆動タイミングと、第2投光素子11bが投光する駆動タイミングと、受光素子12が受光量を検出する駆動タイミングと、を表している。
図5に表したように、第1投光素子11aは、複数の第1投光期間ET1において投光する。第1投光期間ET1は、例えば周期的に繰り返される。第1投光期間ET1の繰り返しの周期P1は、例えば30msec以上300msec以下程度とすることができる。1つの第1投光期間ET1の長さは、例えば3μsec以上30μsec以下程度とすることができる。第1投光素子11aは、一度の第1投光期間ET1中において、複数回の投光を行ってもよい。
第2投光素子11bは、複数の第2投光期間ET2において投光する。第2投光期間ET2は、例えば周期的に繰り返される。第2投光期間ET2の繰り返しの周期P2は、周期P1と同じでよい。1つの第2投光期間ET2は、1つの第1投光期間ET1から所定時間D(例えば0.3msec以上3msec以下程度)の経過後に開始する。1つの第2投光期間ET2の長さは、1つの第1投光期間ET1の長さと同じでよい。第2投光素子11bは、一度の第2投光期間ET2中において、複数回の投光を行ってもよい。
受光素子12は、複数の受光期間RTにおいて駆動し、投光素子11からの光の反射量を検出する。複数の受光期間RTは、第1投光素子11aから投光された光の反射量を検出するための複数の第1受光期間RT1と、第2投光素子11bから投光された光の反射量を検出するための複数の第2受光期間RT2と、を含む。第1受光期間RT1は、第1投光期間ET1に対応して周期的に繰り返され、第2受光期間RT2は、第2投光期間ET2に対応して周期的に繰り返される。第1投光期間ET1は、第1受光期間RT1と重なり、第2受光期間RT2と重ならない。第2投光期間ET2は、第2受光期間RT2と重なり、第1受光期間RT1と重ならない。
受光素子12は、第1受光期間RT1において第1投光素子11aからの光の反射量を検知し、第2受光期間RT2において第2投光素子11bからの光の反射量を検知する。このようにして、受光素子12は、第1投光素子11aからの光の反射と第2投光素子11bからの光の反射とを区別して検知することができる。
図6は、実施形態に係る擬音発生装置の動作を例示するグラフ図である。
図6は、検知センサ10の検出量(すなわち反射量)の時間変化を表す。
なお、上述したように、この例では2つの投光素子11が設けられおり、図6の反射量(C1及びC2のそれぞれ)は、例えば、第1投光素子11aからの光の反射量と、第2投光素子11bからの光の反射量と、を合わせて表したものである。あるいは、反射量(C1及びC2のそれぞれ)は、1つの投光素子11(第1投光素子11a及び第2投光素子11bのいずれか)からの光の反射量を表すものでもよい。後述する、図8、9においても同様である。なお、上述したとおり、投光は不連続なタイミングで周期的に行われるが、反射量の時間変化を表すグラフにおいては、便宜上、あるタイミングの投光による反射量と、その次のタイミングの投光による反射量と、を結ぶ連続した線を表示している。
制御部40は、通常モードと、設定変更モードと、を実行可能である。通常モードは、検知センサ10の検知結果に応じて擬音発生部20に擬音を発生させるモードである。例えば、制御部40は、通常モードにおいて対象物を検知すると、すなわち検出量が所定値を超えると、擬音を発生させる。例えば、制御部40は、反射量が所定値を超えた後に、所定の音源の擬音を所定の音圧で、所定時間、発生させる。設定変更モードは、擬音発生部20が発生する擬音の音源(音の種類)及び/又は音圧を切り替える。
例えば、図6に表した時刻T0において、使用者が検知センサ10に接近する。これに伴い、反射量C1が大きくなる。
その後、時刻T1において、反射量C1が第1閾値th1(通常モードの検知閾値)を超える。これにより、検知センサ10は、対象物の第1動作を検知する。第1動作は、対象物が検知センサ10に近づく動作である。第1動作は、例えば、使用者がトイレ室TRに入室すること、又はトイレ装置200に近づくことである。第1動作は、検知センサ10に対して、短時間、手をかざす操作でもよい。制御部40は、検知センサ10が対象物の第1動作を検知すると、通常モードによって擬音発生部20に擬音を発生させる。なお、反射量が所定の閾値を超えることは、具体的には、受光素子12が受けた光を変換した電気信号の電流値又は電圧値が所定の値よりも大きく(又は小さく)なることに対応する。
例えば、図6に表したように、時刻T1の後に反射量C1は、さらに大きくなり、時刻T2において第2閾値th2(設定変更モードへの閾値)を超える。その後、反射量C1が、所定時間PT2の間、第2閾値th2を超える。これにより、検知センサ10は、時刻T3において、対象物の第2動作を検知する。つまり、この例では、第2動作は、第1動作におけるよりも検知センサの近くに近づいた状態を所定時間以上継続することである。この所定時間は、第1動作を検知するよりも長い時間に設定されている。具体的には、第2動作は、検知センサ10に、所定時間以上、手をかざして近づける、手かざし操作である。制御部40は、検知センサ10が第2動作を検知すると、設定変更モードを実行する。
なお、実施形態において第2動作は、上記に限らず、第1動作と異なる動作であればよい。例えば、第2動作は、第1動作に比べて検知センサ10の近くに近づく動作を、所定回数、繰り返す動作でもよい。言い換えれば、第2動作は、手かざし操作を所定回数以上行うことでもよい。
例えば、図6に表した反射量C2は、トイレ装置200の前に立ったり、便座に座ったりといった、通常のトイレ装置200の使用における反射量を表す。第1閾値th1は、反射量C2の最大よりも小さく、第2閾値th2は、反射量C2よりも大きくなるように設定されている。すなわち、例えば、通常のトイレ装置200の使用においては、通常モードから設定変更モードへのモード変更が行われない。第2閾値th2は、モード変更を意図した検知センサ10への接近による反射量の上昇を検知できるように、設定されている。
制御部40が通常モードを停止して設定変更モードを実行する時刻T3において、制御部40は、擬音発生部20にブザー音などの報知音を発生させたり、表示部31又は32を点滅させたりしてもよい。これにより、使用者にモードが変更されたことが報知される。
以上説明したように、制御部40は、検知センサ10から得られる検知情報に基づいて、通常モードと設定変更モードとを切り替える。そして、制御部40は、検知センサ10から得られる検知情報に基づいて、設定変更モードにおいて擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更可能である。なお、検知情報とは、例えば、対象物と検知センサ10との相対位置に関する情報、または、対象物と検知センサ10との間の距離を示す情報である。具体的には、検知情報は、検知センサ10が検出する検出量(例えば反射量)が所定の閾値を超えたか否かに関する情報である。
従来の擬音発生装置においては、擬音の設定を行うためには、擬音発生装置を壁等の設置箇所から取り外してから、背面などに設けられた設定手段を操作する必要がある場合があり、設定作業に手間がかかっていた。また、設定手段として例えばディップスイッチや押しボタンなどの物理スイッチを擬音発生装置の正面に設けることも考えられるが、物理スイッチを正面に設けると擬音発生装置のデザイン性が低下してしまう。
これに対して、実施形態によれば、トイレ室内の対象物を非接触で検知可能な検知センサ10を用いて、擬音の設定変更を実施できる。そのため、擬音発生装置100を壁等の設置箇所から取り外さなくても、擬音の設定変更が可能となり、擬音の設定の作業性を向上することができる。例えば、擬音の設定手段が擬音発生装置の背面に設けられる場合に比べて、設定作業の手間を少なくすることができる。また、擬音を設定するための物理スイッチを擬音発生装置100の正面に設けなくてもよいため、デザイン性を低下させずに、設定操作に関する操作性を向上することができる。
また、制御部40は、通常モードにおいて、検知センサ10が対象物の第1動作を検知すると擬音発生部20に擬音を発生させ、検知センサ10が対象物の第1動作とは異なる第2動作を検知すると設定変更モードを実行する。このように、擬音を発生させるための通常の第1動作とは異なる第2動作が検知された場合に設定変更モードが実行されるため、誤って通常モードから設定変更モードに切り替わることを抑制できる。
また、検知センサ10は、投光素子11からの光の反射量が第1閾値th1を超えると第1動作を検知する。そして、検知センサ10は、第1動作を検知するよりも長い所定時間、投光素子11からの光の反射量が、第2閾値th2を超えると、第2動作を検知する。これにより、反射量が所定の閾値を超える状態の継続時間に基づいて、第2動作が検知され設定変更モードが実行されるため、より確実に誤操作なく、設定変更モードに切り替えることができ、操作性がよい。
すなわち、通常モードにおいては、反射量が第1閾値th1を超えた状態が、例えば比較的短い所定時間(第1時間)継続すると、第1動作が行われたと判断される。制御部40は、その検知結果に基づき、擬音を発生させる。そして、反射量が第2閾値th2を超えた状態が、上記の第1時間よりも長い第2時間以上継続すると、第2動作が行われたと判断される。制御部40は、その検知結果に基づいて設定変更モードを実行する。例えば、第1時間は、0秒より長く1秒未満であり、第2時間は、10秒以上20秒以下である。第2時間が比較的長いことにより、誤って通常モードから設定変更モードに切り替わることを抑制できる。また、第2閾値th2が、第1閾値th1よりも大きいことにより、誤って通常モードから設定変更モードに切り替わることを抑制できる。
なお、上述したように、検知センサ10は、複数の投光素子11を有していてもよい。この場合、投光素子11からの光の反射量が閾値を超えた時間(継続時間)とは、例えば、いずれか1つの投光素子11からの光の反射量が閾値よりも大きいことが継続した時間とすることができる。すなわち、例えば、反射量が閾値を超えた継続時間は、第1投光素子11aからの光の反射量(以下、第1反射量という)が閾値よりも大きいことが継続した時間でもよい。この場合には、例えば検知センサ10が、所定時間(第2時間)以上、第1反射量が第2閾値th2より大きいことを検知すると、設定変更モードが実行される。あるいは、反射量が閾値を超える継続時間は、第2投光素子11bからの光の反射量(以下、第2反射量という)が閾値よりも大きいことが継続した時間でもよい。
上記に限らず、投光素子11からの光の反射量が閾値を超えた時間(継続時間)とは、複数の投光素子11からの光の反射量のそれぞれが、閾値よりも大きいことが継続した時間としてもよい。すなわち、例えば、反射量が閾値を超えた継続時間は、第1反射量が閾値より大きく、かつ、第2反射量が閾値より大きいことが継続した時間でもよい。この場合には、例えば検知センサ10が、所定時間(第2時間)以上、第1反射量が第2閾値th2より大きく、かつ、第2反射量が第2閾値th2より大きいことを検知すると、設定変更モードが実行される。言い換えれば、2個の投光素子11による投光の結果が、2個とも所定の反射量を超え、かつ、2個とも所定の反射量を超えた状態が所定時間継続すると、設定変更モードが実行される。あるいは、反射量が閾値を超えた継続時間とは、2つ以上の投光素子11の少なくともいずれかからの光の反射量が閾値以上であることが継続した時間でもよい。このように、制御部40は、通常モードにおいて、2つ以上の投光素子11から得られる反射光の反射量に基づいて、設定変更モードを実行してもよい。2つ以上の投光素子から得られる反射光に基づいてモードを切り替えることにより、より確実に誤操作なく、設定変更モードに切り替えることができ、操作性がよい。
なお、既に述べたとおり、投光は例えば不連続なタイミングで行われる。この場合、第1反射量の継続時間のカウントにおいては、第1投光素子11aの或るタイミングにおける投光の反射量と、第1投光素子11aの次の投光の反射量と、の両方が閾値を超えている場合、その2つの投光の間は、第1投光素子11aの投光の反射量が閾値を超えていることが継続していると考えてよい。同様に、第2反射量の継続時間のカウントにおいては、第2投光素子11bの或るタイミングにおける投光の反射量と、第2投光素子11bの次の投光の反射量と、の両方が閾値を超えている場合、その2つの投光の間は、第2投光素子11bの投光の反射量が閾値を超えていることが継続していると考えてよい。
このように、光の反射量が閾値を超えた時間(継続時間)のカウントにおいては、1つの投光素子11のある投光の反射量とその直後の投光の反射量とが、それぞれ閾値を超えている場合、ある投光とその直後の投光との間においても、当該投光素子11の投光の反射量が閾値を超えていると考えてよい。1つの投光素子11のある投光の反射量とその直後の投光の反射量の少なくともいずれかが閾値以下の場合は、その2つの投光の間、当該投光素子11の投光の反射量が閾値以下であると考えてもよい。
設定変更モードは、例えば、擬音の音源を設定変更する音源変更モードと、擬音の音圧を設定変更する音圧変更モードと、を有する。制御部40は、投光素子11からの光の反射量が閾値(例えば第2閾値th2)を超えた時間(継続時間)によって、音源や音圧などの設定項目を選択してもよい。例えば、当該継続時間が第1長さ以上第2長さ未満の場合に、音源変更モード及び音圧変更モードの一方が実行され、当該継続時間が第2長さ以上の場合に、音源変更モード及び音圧変更モードの他方が実行される。例えば、第1長さは10秒程度、第2長さは20秒程度とすることができる。制御部40は、設定項目の変更時に、音やLEDで実行するモードを報知してもよい。これにより、どのモードが実行されているか、使用者が分かり易い。
または、投光素子11が複数の場合、各投光素子11からの光の反射量に基づき、設定項目を選択可能でもよい。具体的には、例えば、制御部40は、第1反射量が所定条件を満たすと音源変更モード及び音圧変更モードの一方を実行し、第2反射量が所定条件を満たすと音源変更モード及び音圧変更モードの一方を実行する。この所定条件は、反射量が閾値(例えば第2閾値th2)よりも大きいことが、所定時間、継続することである。3個以上の投光素子11がある場合には、設定項目を3つ以上としてもよい。例えば、各投光素子11は各設定項目に対応しており、1つの投光素子11からの光の反射量が所定の条件を満たす場合に、その投光素子11に対応した設定項目が選択される。なお、このとき、他の投光素子11からの光の反射量は、条件を満たさなくてよい。あるいは、反射量が所定の条件を満たす投光素子11の組合せによって、設定項目が選択されてもよい。
図7(a)~図7(d)は、実施形態に係る擬音発生装置に対する操作を例示する模式図である。
図7(a)は、検知センサ10に対して、手かざし動作を行っていない状態である。このとき、検知センサ10の検出量は、所定量以下である。例えば、第1投光素子11aからの光の反射量、及び、第2投光素子11bからの光の反射量は、それぞれ、第2閾値th2以下である。
図7(b)は、検知センサ10に対して、手かざし動作を行っている状態である。つまり、使用者は、手Hを、検知センサ10に対して向けて近づけている。手かざし動作において、手Hは、例えば擬音発生装置100の前後方向において検知センサ10と重なる。このとき、検知センサ10と使用者の手Hとの間の距離は、例えば1cm以上5cm以下である。このとき、検知センサ10の検出量は、所定量を超える。例えば、第1投光素子11aからの光の反射量、及び、第2投光素子11bからの光の反射量の少なくともいずれかは、第2閾値th2を超える。
図7(c)及び図7(d)は、手を離す動作を説明する図である。
図7(c)は、図7(b)の状態から、使用者が擬音発生装置100の前方に手Hを移動させて、検知センサ10から離した状態であり、手かざし動作を行っていない状態である。図7(d)は、図7(b)の状態から、使用者が横に手Hを移動させて、検知センサ10の正面から手を離すことで、手かざし動作を止める様子を表す。手を離す方向は、上下左右のいずれの方向でもよい。図7(c)及び図7(d)のように、手を離す動作によって手かざし動作を止めると、検知センサ10の検出量は、所定量以下となる。例えば、第1投光素子11aからの光の反射量、及び、第2投光素子11bからの光の反射量は、それぞれ、第2閾値th2以下となる。
例えば、使用者は、このような手かざし動作によって、通常モードと設定変更モードとを切り替えることができる。
また、使用者は、設定変更モードにおいては、例えば手かざし動作によって、擬音の音源及び/又は音圧を設定することができる。実施形態においては、制御部40は、設定変更モードにおいて、手かざし動作のような、検知センサ10の検出量が所定量を超える動作に応じて、擬音発生部20が発生する擬音の音源及び/又は音圧を設定する。すなわち、例えば反射量が所定の閾値を超える動作を検知センサ10が検知すると、制御部40は、音源及び/又は音圧を設定する。これにより、使用者は、設定変更モードにおいて、容易に音圧や音源を設定することができる。
なお、制御部40は、手をかざす動作が検知されることで、音源及び/又は音圧を設定してもよいし、手をかざした後に手を離す動作が検知されることで、音源及び/又は音圧を設定してもよい。すなわち、検知センサ10の検出量が所定量を超える動作に応じて音源等を設定(変更又は決定)することとは、検出量が所定量を超えると設定することだけでなく、検出量が所定量を超えた状態から所定量以下になると設定することでもよい。
図8は、実施形態に係る設定変更モードの音圧変更モードの一例を説明するグラフ図である。
図8は、制御部40が音圧変更モードを実行している間の、検知センサ10の検出量(すなわち反射量)の時間変化を表す。
例えば、図8に表した時刻T4においては、使用者が検知センサ10から手を離している。このとき、投光素子11からの光の反射量は、所定の第3閾値th3以下である。なお、第3閾値th3は、例えば前述の第2閾値th2(設定変更モードへの閾値)と同じでよい。第3閾値th3は、第2閾値th2と異なっていてもよい。
時刻T5において、使用者が検知センサ10に対して手かざし動作を行うと、投光素子11からの光の反射量は、第3閾値th3よりも大きくなる。その検知結果に基づき、制御部40は、擬音の音圧を、音圧レベル2(例えば65dB)から音圧レベル3(例えば70dB)へ変更する。その後、時刻T6において、使用者が手かざし動作を止めて手を離すと、投光素子11からの光の反射量は、第3閾値th3以下となる。
その後、時刻T7において、使用者が、再び手かざし動作を行うと、投光素子11からの光の反射量は、再び第3閾値th3よりも大きくなる。その検知結果に基づき、制御部40は、擬音の音圧を、音圧レベル3から音圧レベル4(例えば75dB)へ変更する。その後、時刻T8において、使用者が手かざし動作を止めて手を離すと、投光素子11からの光の反射量は、第3閾値th3以下となる。
同様に、その後の時刻T9において、使用者が、再び手かざし動作を行うと、投光素子11からの光の反射量は、再び第3閾値th3よりも大きくなる。その検知結果に基づき、制御部40は、擬音の音圧を、音圧レベル4から音圧レベル5(例えば80dB)へ変更する。
つまり、この例では、制御部40は、使用者の手かざし動作を検出するごとに、音源及び/又は音圧を変更する。図8では音圧を変更する音圧変更モードを例示したが、同様にして、音源変更モードにおいて、検知センサ10が使用者の手かざし動作を検知する度に、制御部40は、音源を変更してもよい。例えば、所定時間が経過すると、又は、所定時間以上の手かざし動作が検知されると、音源及び/又は音圧の変更が確定する。
このように、制御部40は、設定変更モードにおいて、検知センサ10の検出量が所定量を超える動作(例えば手かざし動作)の回数に応じて、擬音発生部20が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更する。設定変更モードにおいて使用者は、検知センサ10の検出量が所定量を超える動作を繰り返すという簡単な操作で、容易に音圧や音源を変更することができ、操作性がよい。
例えば、設定変更モードで制御部40が音源及び/又は音圧を変更するための検出量の所定量(例えば第3閾値th3)は、通常モードで擬音を発生させるための検出量の所定量(例えば第1閾値th1)よりも大きい。これにより、使用者の立つ位置や座る位置の変化で音源又は音圧が誤って変更されることを抑制でき、操作性がよい。具体的には、第3閾値th3(及び第2閾値th2)は、使用者の手かざし動作を検出できるように適宜定められればよい。第1閾値th1は、使用者の存在(トイレ室への入室動作、便座への着座動作、またはトイレ装置の前に立つ動作など、センサに近づく動作)を検出できるように適宜定められればよい。
図9は、実施形態に係る設定変更モードの音圧変更モードの別の例を説明するグラフ図である。
図9は、制御部40が音圧変更モードを実行している間の、検知センサ10の検出量(すなわち反射量)と、検知センサ10のセンサ面(正面)から対象物までの距離Lと、の関係を表す。
距離Lが短くなるほど、すなわち使用者の手などの対象物が検知センサ10に接近するほど、投光素子11からの光の反射量は大きくなる。逆に、距離Lが長くなるほど、すなわち対象物が検知センサ10から離れるほど、投光素子11からの光の反射量は小さくなる。
音圧変更モードにおいて、制御部40は、投光素子11からの光の反射量に応じて、音圧を変更する。例えば、反射量が大きいほど音圧を大きくし、反射量が小さいほど音圧を小さくする。つまり、制御部40は、手かざし動作における手の位置(検知センサからの手の距離)に応じて音圧を変更する。具体的には、制御部40は、反射量が超えた閾値の大きさに基づいて音圧を変更する。
すなわち、図9に表したように、距離Lが距離L5未満の場合には、検知センサ10は、反射量が閾値th35より大きいことを検知する。制御部40は、その検知結果に基づき、音圧を音圧レベル5とする。
距離Lが距離L5以上距離L4未満の場合には、検知センサ10は、反射量が閾値th34より大きく閾値th35以下であることを検知する。制御部40は、その検知結果に基づき、音圧を音圧レベル4とする。
距離Lが距離L4以上距離L3未満の場合には、検知センサ10は、反射量が閾値th33より大きく閾値th34以下であることを検知する。制御部40は、その検知結果に基づき、音圧を音圧レベル3とする。
距離Lが距離L3以上距離L2未満の場合には、検知センサ10は、反射量が閾値th32より大きく閾値th33以下であることを検知する。制御部40は、その検知結果に基づき、音圧を音圧レベル2とする。
距離Lが距離L2以上距離L1未満の場合には、検知センサ10は、反射量が閾値th31より大きく閾値th32以下であることを検知する。制御部40は、その検知結果に基づき、音圧を音圧レベル1とする。
また、制御部40は、反射量が閾値を超えた継続時間に基づいて音圧を変更する。具体的には、制御部40は、反射量が閾値を超えた継続時間が所定時間以上となると、音圧を、そのときの手の位置(検出量)に応じた音圧に確定する。つまり、使用者は、手を止めて所定時間かざすことで、音圧を確定することができる。この所定時間は、操作性を損なわずに誤操作を抑制できるよう適宜定められればよく、例えば5~10秒程度でもよい。音圧レベルが確定した後は、制御部40は、反射量が変化しても音圧レベルを変更しない。
すなわち、図9の例においては、検知センサ10が所定時間、閾値th35を超える反射量を検知すると、制御部40は、音圧を音圧レベル5に確定する。
同様に、検知センサ10が所定時間、閾値th34より大きく閾値th35以下の反射量を検知すると、制御部40は、音圧を音圧レベル4に確定する。
検知センサ10が所定時間、閾値th33より大きく閾値th34以下の反射量を検知すると、制御部40は、音圧を音圧レベル3に確定する。
検知センサ10が所定時間、閾値th32より大きく閾値th33以下の反射量を検知すると、制御部40は、音圧を音圧レベル2に確定する。
検知センサ10が所定時間、閾値th31より大きく閾値th32以下の反射量を検知すると、制御部40は、音圧を音圧レベル1に確定する。
このように制御部40は、設定変更モードにおいて、検知センサ10の検出量の大きさ、及び、検知センサ10の検出量が所定量を超えた時間、の少なくともいずれかに基づいて、擬音発生部20が発生する擬音の音圧を変更する。使用者は、検知センサ10までの距離によって検出量の大きさを変化させることで、直感的に希望の音圧を設定することができ、操作性がよい。
図10は、実施形態に係る設定変更モードの音圧変更モードの別の例を説明するグラフ図である。
図10は、制御部40が音圧変更モードを実行している間の、音圧の時間変化を表す。この例では、制御部40は、音圧変更モードを開始すると、所定時間ごとに音圧レベルを変化させる。そして、例えば、使用者が検知センサ10に手をかざすと、制御部40は、音圧をその時の音圧レベルに確定する。
すなわち、図10に表した音圧変更モードの例においては、制御部40は、0~10秒の間において、2秒ごとのステップで、音圧を音圧レベル5から音圧レベル1まで段階的に小さくしている。その後、制御部40は、2秒ごとに音圧を、音圧レベル1から音圧レベル5まで段階的に大きくする。このように、制御部40は、音圧を徐々に小さくすること、及び、徐々に大きくすることを繰り返す。
図10の例では、時刻T10において、使用者が検知センサ10に手をかざす。これにより、検知センサ10は、投光素子11からの光の反射量が例えば第3閾値th3を超えたことを検知する。制御部40は、その検知結果に基づいて、擬音の音圧を、反射量が第3閾値th3を超えたときの音圧レベルに確定する。
あるいは、使用者の手かざし動作によって、制御部40が音圧変更モードを開始した場合、制御部40は、使用者が手をかざし続けている間、所定時間ごとに音圧を変化させてもよい。この場合、使用者が検知センサ10から手を離すと、制御部40は、音圧をその時の音圧レベルに確定する。
すなわち、制御部40は、検知センサ10が所定の閾値より大きい反射量を検知すると、音圧変更モードを開始する。制御部40は、反射量が当該閾値よりも大きい間、所定時間ごとに音圧を変化させる。そして、制御部40は、反射量が当該閾値以下となると、音圧を、反射量が当該閾値以下になったときの音圧レベルに確定する。
このように制御部40は、設定変更モードにおいて、擬音発生部20が発生する擬音の音圧を時間の経過に伴って変更し、検知センサ10の検出量が所定量を超えると、または、検知センサ10の検出量が所定量を超えた状態から所定量以下となると、音圧を確定する。使用者は、時間の経過によって変化する音圧を、検知センサの検出量によって確定することで、直感的に希望の音圧を設定することができ、操作性がよい。
同様にして、制御部40は、音源を設定してもよい。すなわち、制御部40は、設定変更モードにおいて、音源を時間の経過に伴って変更し、検知センサ10の検出量が所定量を超えると、または、検知センサ10の検出量が所定量を超えた状態から所定量以下となると、音源を確定する。
図11は、実施形態に係る設定変更モードの一例を説明するフローチャートである。
反射量が第2閾値th2を超えた状態が所定時間以上継続したことを検知センサ10が検知すると、制御部40は、設定変更モードを開始する(ステップS1)。
制御部40は、設定変更モードにおいて、音圧変更モードを実行する(ステップS2)。この例では、図10で説明したように、例えば2秒ごとに音圧が変更される。
音圧確定入力(例えば使用者の手かざし動作、手を離す動作、または所定時間の経過)が検知されない間(ステップS3:No)は、音圧変更モードが実行される。音圧確定入力が検知されると(ステップS3:Yes)、制御部40は音圧を確定する。
制御部40は、音圧を確定すると音圧変更モードを終了し、音源変更モードを実行する(ステップS4)。この例では、図10で説明したように、例えば4秒ごとに音源が変更される。
音源確定入力(例えば使用者の手かざし動作、手を離す動作、または所定時間の経過)が検知されない間(ステップS5:No)は、音源変更モードが実行される。音源確定入力が検知されると(ステップS5:Yes)、制御部40は音源を確定する。
制御部40は、音源を確定すると音源変更モードを終了する。これにより、設定変更モードが終了する(ステップS6)。
なお、この例では、音圧変更モードによって音圧が確定した後に、音源変更モードによって音源を確定した。これとは逆に、音源変更モードによって音源を確定した後に、音圧変更モードによって音圧を確定してもよい。
このように、制御部40は、音源変更モード及び音圧変更モードの一方において設定変更が確定すると、音源変更モード及び音圧変更モードの他方に切り替わる。これにより、音源及び音圧を連続して設定変更できる。そのため、設定項目ごとに使用者がモードを切り替える必要がなく、操作性がよい。
例えば、制御部40は、設定変更モードにおいて、検知センサ10の検出量が所定量以下の状態が所定時間経過すると、通常モードに切り替わる。例えば、使用者が検知センサ10から手を離し、反射量が第2閾値th2以下の状態が所定時間以上継続したことが検知されると、制御部40は、設定変更モードを停止し通常モードを実行する。これにより、設定変更モードが意図せずに継続してしまうことを防止できる。また、設定変更モードから通常モードへの切替操作が必要ないため、通常モードへの切替において意図せずに音源や音圧が変更されることを防止でき、操作性がよい。
通常モードへの切替を判定するための当該所定時間(第3時間)は、操作性を損なわないように適宜定められればよく、例えば5~10秒程度とすることができる。例えば通常モードから設定変更モードへの切替を判定するための所定時間(第2時間)は、上記の第3時間よりも長くてよい。これにより、誤って設定変更モードが実行されることが抑制できる。
実施形態は、以下の構成を含んでもよい。
(構成1)
トイレ室に設置され、行為音をマスキングするための擬音を発生する擬音発生装置であって、
トイレ室内の対象物を非接触で検知する検知センサと、
擬音を発生させる擬音発生部と、
前記検知センサが対象物を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させる通常モードと、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧の設定を切り替える設定変更モードと、を実行可能な制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記検知センサから得られる検知情報に基づいて、前記通常モードと前記設定変更モードとを切り替えるとともに前記設定変更モードにおいて前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更可能であることを特徴とする擬音発生装置。
(構成2)
前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記検知センサが対象物の第1動作を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させ、前記検知センサが対象物の前記第1動作とは異なる第2動作を検知すると前記設定変更モードを実行することを特徴とする構成1に記載の擬音発生装置。
(構成3)
前記検知センサは、
投光素子と、前記投光素子により投光された光の反射光を受光する受光素子と、を有し、
前記反射光の反射量が第1閾値を超えると、前記第1動作を検知し、
前記第1動作を検知するよりも長い所定時間、前記反射光の反射量が第2閾値を超えると、前記第2動作を検知する、
ことを特徴とする構成2に記載の擬音発生装置。
(構成4)
前記検知センサは、2つ以上の前記投光素子を有し、
前記制御部は、前記通常モードにおいて、2つ以上の前記投光素子から得られる反射光の反射量に基づいて、前記設定変更モードを実行することを特徴とする構成3に記載の擬音発生装置。
(構成5)
前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの検出量が所定量を超える動作に応じて、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を設定することを特徴とする構成1~4のいずれか1つに記載の擬音発生装置。
(構成6)
前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの前記検出量が前記所定量を超える動作の回数に応じて、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更することを特徴とする構成5に記載の擬音発生装置。
(構成7)
前記検知センサの前記検出量は、前記対象物と前記検知センサとの間の距離によって変化し、
前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの前記検出量の大きさ、及び、前記検知センサの前記検出量が前記所定量を超えた時間、の少なくともいずれかに基づいて、前記擬音発生部が発生する擬音の音圧を変更することを特徴とする構成5に記載の擬音発生装置。
(構成8)
前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記擬音発生部が発生する擬音の音圧を時間の経過に伴って変更し、前記検出量が前記所定量を超えると、または、前記検出量が前記所定量を超えた状態から前記所定量以下となると、前記音圧を確定することを特徴とする構成5に記載の擬音発生装置。
(構成9)
前記設定変更モードは、音源変更モードと、音圧変更モードと、を有し、
前記制御部は、前記音源変更モード及び前記音圧変更モードの一方において設定変更が確定すると、前記音源変更モード及び前記音圧変更モードの他方に切り替わることを特徴とする構成1~8のいずれか1つに記載の擬音発生装置。
(構成10)
前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの検出量が所定量以下の状態が所定時間経過すると、前記通常モードに切り替わることを特徴とする構成1~9のいずれか1つに記載の擬音発生装置。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 検知センサ
11 投光素子
11a 第1投光素子
11b 第2投光素子
12 受光素子
13 基板
20 擬音発生部
31、32 表示部
40 制御部
100 擬音発生装置
200 トイレ装置
201 リモコン
202 便器
203 便座装置
C1、C2 反射量
D 所定時間
ET1 第1投光期間
ET2 第2投光期間
H 手
L、L1~L5 距離
P1、P2 周期
PT2 所定時間
RT 受光期間
RT1 第1受光期間
RT2 第2受光期間
S1~S6 ステップ
T0~T10 時刻
TR トイレ室
TW 壁面
th1~th3 第1~第3閾値
th31~th35 閾値

Claims (10)

  1. トイレ室に設置され、行為音をマスキングするための擬音を発生する擬音発生装置であって、
    トイレ室内の対象物を非接触で検知する検知センサと、
    擬音を発生させる擬音発生部と、
    前記検知センサが対象物を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させる通常モードと、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧の設定を切り替える設定変更モードと、を実行可能な制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記検知センサから得られる検知情報に基づいて、前記通常モードと前記設定変更モードとを切り替えるとともに前記設定変更モードにおいて前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更可能であることを特徴とする擬音発生装置。
  2. 前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記検知センサが対象物の第1動作を検知すると前記擬音発生部に擬音を発生させ、前記検知センサが対象物の前記第1動作とは異なる第2動作を検知すると前記設定変更モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の擬音発生装置。
  3. 前記検知センサは、
    投光素子と、前記投光素子により投光された光の反射光を受光する受光素子と、を有し、
    前記反射光の反射量が第1閾値を超えると、前記第1動作を検知し、
    前記第1動作を検知するよりも長い所定時間、前記反射光の反射量が第2閾値を超えると、前記第2動作を検知する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の擬音発生装置。
  4. 前記検知センサは、2つ以上の前記投光素子を有し、
    前記制御部は、前記通常モードにおいて、2つ以上の前記投光素子から得られる反射光の反射量に基づいて、前記設定変更モードを実行することを特徴とする請求項3に記載の擬音発生装置。
  5. 前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの検出量が所定量を超える動作に応じて、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を設定することを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の擬音発生装置。
  6. 前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの前記検出量が前記所定量を超える動作の回数に応じて、前記擬音発生部が発生する擬音の音源及び/又は音圧を変更することを特徴とする請求項5に記載の擬音発生装置。
  7. 前記検知センサの前記検出量は、前記対象物と前記検知センサとの間の距離によって変化し、
    前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの前記検出量の大きさ、及び、前記検知センサの前記検出量が前記所定量を超えた時間、の少なくともいずれかに基づいて、前記擬音発生部が発生する擬音の音圧を変更することを特徴とする請求項5に記載の擬音発生装置。
  8. 前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記擬音発生部が発生する擬音の音圧を時間の経過に伴って変更し、前記検出量が前記所定量を超えると、または、前記検出量が前記所定量を超えた状態から前記所定量以下となると、前記音圧を確定することを特徴とする請求項5に記載の擬音発生装置。
  9. 前記設定変更モードは、音源変更モードと、音圧変更モードと、を有し、
    前記制御部は、前記音源変更モード及び前記音圧変更モードの一方において設定変更が確定すると、前記音源変更モード及び前記音圧変更モードの他方に切り替わることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の擬音発生装置。
  10. 前記制御部は、前記設定変更モードにおいて、前記検知センサの検出量が所定量以下の状態が所定時間経過すると、前記通常モードに切り替わることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の擬音発生装置。
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