JP2024055230A - ナット一体座金 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送中および施工作業中にナット1と座金10が分離することなく、簡易な構造で正確なトルク管理ができる。【解決手段】ナット一体座金50は、ナット1、座金10、中間材30とから構成する。座金10の貫通凹部14、14内に中間材30の突出部40、40を嵌挿して、中間材30の座金密着面32を座金10の一面12に密着させる(c、e)。中間材30の2つの第二基準印36、36は、それぞれ座金10の第一基準印19、19と一致する(b、g)。中間材30の六角開口33内にナット1を嵌挿し、ナット1の他面4aを座金10の一面12に密着すれば、ナット1の他面4aは座金10の一面12のナット密着面13に密着される(c、e)。同時に、ナット1の他面側(座金側)の側面5が中間材のナット密着面34に密着する。【選択図】図1

Description

本発明は、主に木造構造物で使用するナット一体座金に関する。
従来、同時に使用するナットと座金をはじめから係止した状態にして、作業効率を高める工夫は多々提案されていた。例えばナットの下縁に環状係止部を形成し、この環状係止部をナイロン座金の凸状係合片にかしめて一体化した提案がされていた(特許文献1)。
また、本締めの際のトルク管理を、ナット側の目視により簡易的に管理できる工夫も多々提案されていた。例えば、ナットと座金の間に追随性が低い剥離層を形成しておき剥離層の破壊で所定のトルクが生じていることを確認する発明が提案されていた(特許文献2)。また、座金とナットとをフィルムで覆い、座金とナットの一体化をはかり、かつ透明フィルムのナット側と座金側に識別ラインを通して表示して、締め付けるとフィルムが引かれて、識別ラインが歪み、所定のトルクで締め付けが行われたことを確認する提案がなされていた(特許文献3)。
特開2019-174072号公報 特開2002-70829号公報 特開平11-2226号公報
前記従来の技術の内、特許文献1に記載された発明では、ナットに特殊な環状係止部の加工を要し、さらに、座金がナイロンに限られるので木造構造物のボルト軸に適用する場合には信頼性が弱い問題点があった。また、特許文献2に記載された発明では、剥離層が破壊され、提要部材の表面とナットとの間に剥離層の破片が残るため、やはり信頼性が弱い問題点があった。また、特許文献3に記載された発明では、フィルムに表示された識別ラインの歪みで本締めのトルクを確認するので、仮締めの際にナットが回転してフィルムが引かれるおそれがあり、トルクの確認では、信頼性が弱い問題点があった。
本発明は、ナットの外周部に密着する座金密着部と座金の凹部に嵌挿する突出部を備えた中間材を備えて、ナットと座金を含めてナット一体座金を構成したので、前記問題点を解決した。
即ちこの発明は、剛性を有するナットと、前記ナットのねじ孔と連通する中央開口を設け剛性を有する座金と、中間材とを備え、以下のように構成したことを特徴としたナット一体座金である。
(1) 前記ナットと前記座金の対向面は密接でき、あるいは嵌挿物を介して密接できるように構成した。
(2) 前記中間材は、前記ナットの外周下部に密着して、前記ナットと共に回転するナット密着部を備え、前記中間材は、前記座金の前記対向面に密着する座金密着部を備え、かつ前記ナット密着部と前記座金密着部とを一体に形成した。
(3) 前記中間材は前記座金密着部に前記座金側に突出する突出部を備え、前記座金に前記突出部を嵌挿できる凹部を備えた。
(4) 前記中間材の材質および前記突出部の構造は、前記座金に対して前記ナットのみを必要締め付け強度で回転した際に、前記突出部が座金に対して前記ナットが回転して、前記突出部が前記座金密着部から分離するように構成した。
また、前記発明において、以下のように構成したことを特徴としたナット一体座金である。
(1) 座金とナットが密着し、前記座金で前記ナットあるいは前記嵌挿物が密着する部分をナット密着面とする。
(2) 座金の中央開口に臨む位置であって、前記ナット密着面を含む位置に前記座金を貫通した構造の凹部を形成する。
さらに、前記発明において、座金のナット対向面であって、外周側に第一基準印を形成し、中間材に前記第一基準印に対応する第二基準印を係止したことを特徴としたナット一体座金である。
前記における中間材の材質は、ポリプロピレン、ナイロン66等の材料が好ましいが、求めるトルク強度と簡易性等に応じて、適宜選定する。
この発明は、座金とナットを密着すると共に、中間材にナットの密着部を設け、かつ中間材の突部を座金の凹部に嵌挿したので、座金とナットは一体となり、座金付きナットの運搬、ボルト軸への装着、ナットの仮締めまで、座金とナットとが分離することはない。さらに、ナットを予め設定したトルクで本締めすれば、ナットと中間材とが座金に対して一体に回転して、中間材の凸部のみ座金の凹部に留まった状態で、中間材の本体から突部が切断されて、所定のトルクで締め付けたことが作業者に理解させることができる。したがって、簡易な構造で、信頼性が高いトルク管理ができる。
さらに、中間材の本体から分離した突部は座金の凹部に留まるので、廃棄物を生じない。よって、ボルトへのナット締め作業の効率化を図り、現場かごみを発生させることなく環境にやさしいものとなる。
(a)はこの発明の実施形態でナット一体座金の平面図、(b)は正面図、(c)はA-A断面図、(d)は右側面図、(e)はB-B断面図、(f)は底面図、(g)は斜視図、をそれぞれ表す。 (a)は初期位置の正面図、(b)は初期位置でナットを外した正面図、(c)は締め付け位置の正面図、(d)は締め付け位置でナットを外した正面図、をそれぞれ表す。 この発明の使用状態を示す平面図を表す。 この発明の他の実施形態で、他のナット一体座金で、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)はC-C断面図、をそれぞれ表す。 この発明の他の実施形態の斜視図を表す。
図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
1.ナット一体座金の構成部品の構成
この発明のナット一体座金50は、ナット1、座金10、中間材30とから構成する。
(1)ナット1
この発明の実施形態で使用するナット1は、市販で通常の鋼製の六角のナット1(高さt11)で、中央にボルトの軸を螺合する螺孔2を備える。六角の一角を基準角3とする。
ナット1で、座金10の反対側の面を一面4、座金10側の面を他面4aとする(図1(a)(c)(e))。
(2)座金10
この発明の実施形態で使用する座金10は鋼製で、ナット1の外径より十分大きな外径を有する厚さt21の円板状で、中央に、ナット1の螺孔2に連通でき、螺孔2と略同一径の円形の中央開口11を備える。座金10は、ナット1に対面する側が一面12で、他側(木材側の面)を他面12aとし、中央開口11は一面12から他面12aに向けて貫通している(図1(c)(e))。
また、中央開口11に隣接して、直径対称な位置に、それぞれ正面視四角形の貫通凹部14、14を形成する。貫通凹部14は座金10の一面12から他面12aに貫通している。貫通凹部14の四角形は、一辺15が中央開口11に臨んでいる。貫通凹部14は、中心側(中央開口11側)の一辺15が短く、放射側(外周側)の他辺15aが一辺15に較べて長い台形状に形成れている。また、二つの貫通凹部14、14を結ぶ直線(直径)を線17とする(図1(e)(f)、図2(b))。
なお、貫通凹部14の正面視形状(断面形状)は台形に限らず、他の多角形、円形、部分円形など任意である(図示していない)。
また、座金10の一面12で、直径位置に第一基準印19、19を形成する。第一基準印19は座金10の中心(中心開口11の中心)から直径方向に2つ、刻印などで形成して、両第一基準印19,19を結ぶ直線(直径方向)を線21とし、線21は、2つの貫通凹部を結ぶ線17と直交している(図1(a)(b)(c)(e))。
なお、線21と線17を直交させたが(図1(b)(f))、直角以外の所定の角度で交わる構成とすることもできる(図示していない)。また、両線を平行とすることもできる(図示していない)。
この発明の実施形態では、座金10の一面12にナット1の他面4aを密着して使用する。この場合、座金10の一面12で、ナット1の他面4aが位置して密着する面をナット密着面13とし、すなわちナット密着面13は、ナット1の他面4aと略同一形状となる。貫通凹部14の中心側(座金10の中心側)は、ナット密着面13内に位置する(図1(c))。
(3)中間材30
中間材30は、厚さt31円板状の中間材本体31に突出部40を形成して構成する。
中間材本体31(中間材30)は、座金10の一面12に載置され、座金10側の面を平坦な座金密着面32とし、中間材本体31は、ナット1の最大外周より大径で、座金10の外周より小径の平坦な円盤状の形状で形成する。
なお、ここで、座金密着部32は、平坦に形成したが、ある程度の摩擦が確保できれば、凹凸や溝や筋があっても可能である(図示していない)。
中間材本体31の内周側は正面視で正面六角形状の六角開口33を形成し、六角開口33の内周面(中間材本体31の厚さt31の厚さ内)がナット1の外周面に密着するナット密着部34を形成する(図1(c)(e))。また、中間材本体31の六角開口33の中心は、座金10の中央開口11の中心、ナット1の螺孔2の中心と同芯に形成される。また、六角開口33(ナット密着部34の内側)は、座金10のナット密着面13と一致する。
また、中間材本体31の外周(厚さ部分)に直径方向で放射状に突出する第二基準印36、36を2つ形成する。第二基準印36は三角形の頂点を放射方向に向けて形成される。また、2つの第二基準印36、36を結ぶ直線(直径方向)を線37とする。
また、中間材本体31の座金密着面32と略垂直に、座金10側に突出して、貫通凹部14に嵌挿できる突出部40、40を2つ、中間材本体31と一体に形成する。突出部40、40は直径対称の位置に2つ形成され、2つの突出部40、40は直径対称な位置に2つ形成され、2つの突出部40、40を結ぶ直線(直径)を線43とする。線43は、第二基準印36、36を結ぶ線37と直交する。
また、突出部40の断面形状(正面視形状)は座金10の貫通凹部14の断面形状(正面視形状)と一致する。したがって、正面視で、突出部40の一部分は座金密着面32に位置し、他の部分は座金密着面32から離れて、正面視で六角開口33内に位置している。
また、突出部40で、中間材本体31の中心側(六角開口33の中心側)の端を内周辺41とし、他側を外周辺41a(内周辺41より長い)とする(図1(f))。
2.ナット一体座金50の構成
(1) 座金10の貫通凹部14、14内に中間材30の突出部40、40を嵌挿して、中間材30の座金密着面32を座金10の一面12に密着させる。この状態で、中間材30の2つの第二基準印36、36は、それぞれ座金10の第一基準印19、19と一致する(図1(b)(g))。
また、中間材30の突出部40、40の内周辺41は、座金10の中央開口11に臨む。また、中間材30の突出部40、40の中間材本体31側の面42は、座金10の一面12(ナット密着面13)と略面一に配置される。
(2) 続いて、中間材30の六角開口33内にナット1を嵌挿し、ナット1の他面4aを座金10の一面12に密着すれば、ナット1の他面4aは座金10の一面12のナット密着面13に密着される。同時に、ナット1の他面側(座金側)の側面5が中間材のナット密着面34に密着する。
また、ナット1の他面4aは中間材30の突出部40の面42と密着する(図1(e)、図2(b))。また、ナット1の側面の内、一面側の側面5は、中間材30の六角開口33内に嵌挿され、中間材30のナット密着面34により密着される(図1(c)(e))。
(3) 以上のようにして、ナット一体座金50を構成する(図1(a)~(g)、図2(a)(b))。
3.ナット一体座金50の使用
(1) ナット一体座金50は通常の座金、ナットと同様に使用する。
(2) 例えば、接合された横架材52、53で、一の横架材52の一面に羽子板ボルト55の板部56を取り付け、板部56に取り付けて横架材52を貫通したボルト59の先端側59aに、ナット50を固定する。また、羽子板ボルト55のボルト部57を他の横架材53に貫通させて、他面でボルト部57の先端側57aをナット50で固定する場合に使用する(図3)。
貫通したボルト部57の先端側57aや、ボルト59の先端側59aに、本発明のナット一体座金50のナット1を螺合して、仮締めする(図2(a)(b)、図1)。この状態で、座金10の第一基準印19と中間材30の第二基準印336が一致している。また、この時、正面視で中間材30の一の第二基準印36に位置しているナット1の角を基準角3とする(図2(a))。
続いて、レンチ(図示していない)で、ナット1を予め設定された所定のトルクで本締めすれば、中間材30の突出部40は、面42がナット1の他面4aで押圧された状態で、「中間材30とナット密着部34で一体となったナット1が回転するので、中間材30の一面(中間材30の座金密着面32)で切断され(せん断力で)、中間材30から分離されて突出部40Aとなり(図2(d)、「ナット1と中間材30」は共に所定回転して(ここでは約30°)、本締めが完了する(図2(c)(d))。
また、切断されて分離された中間材30の突出部40Aは、座金10の貫通凹部14内に留まり、横架材52、53の面から出ることも無いので、廃棄物が排出されず、ナット一体座金50や横架材52、53の強度・防火性能や経年変化に影響を与えることもない。
(3)ここで、本締めのトルクに応じて、中間材30の厚さ、突出部40の大きさ、中間材30の材質などが設定される。
例えば、M12のナット1を使用し、M12のナット1は高さt11=10mm(図1(a))で、これにトルクを10~20N・mと設定した場合、
(座金10)
直径D21=45mm(図1(a))
厚さt21=5mm(図1(a)(e))
中央開口径D22=12.5mm(図1(e))
とする。
(中間材30)
外径D31=33mm(図1(a))
厚さt31=3mm(図1(a))
突出部40の半径方向長さL31=5mm(図1(e))
突出部40と中間材本体31との連結部分の長さL32=2mm(図1(e))
突出部4の外周側の幅D32=5mm(図1(f))
突出部の高さt32=t21=4.5mm(図1(e))
としてある。また、中間材30の材料は、標準的なポリプロピレンを使用した。
4.他の実施形態
(1) 前記実施形態において、座金10のナット密着面13(一面)とナット1の他面4aとを密着させたが、スプリングワッシャなどを介在させて密着させることもできる(図示していない)。
(2) また、前記実施形態において、座金10の貫通凹部14の全体深さ(厚さ)に中間材30の突出部40を嵌挿したが(t32=t21(図1(e)))、座金10の貫通凹部14の深さ厚さt21)の中間まで突出部40を嵌挿することもできる(図示していない)。
(3) また、前記実施形態において、座金10の貫通凹部14は座金10を貫通させたが、貫通させずに、底がある凹部とすることもできる(図示していない)。
(4) また、前記実施形態において、座金10の貫通凹部14を中央開口11に臨んだ位置に設けたが、座金10の半径方向中間位置に貫通凹部14、14を形成することもできる(図4)。この場合、前記実施形態と同様に、中間材30の中間材本体31に、貫通凹部14に貫通する突出部40を設けるが、中間材の外周と突出部40との間に連結部45を形成する(図4)。
また、この実施形態では、中間材30の厚さt31を前記実施形態(図1)より薄く形成したので、六角開口33の周縁に座金10の反対側に向けて、筒状立ち上げ部33aを形成して、筒状立ち上げ部33aの内周面に、ナット1に密着するナット密着部34を形成する(図4)。これにより、中間材30の厚さt31を薄くした場合であっても十分なナット密着部34の面積を確保できる。
また、この場合およびその他の実施例(図1)でも、材厚を全体的に厚くして、中間材30の筒状立ち上げ部33aの上端をナット1の一面4付近まで伸ばす構造とすれば(図5)、締め付けトルクをより大きく設定できる。
1 ナット
2 ナットの螺孔
3 ナットの基準角
4 ナットの一面
4a ナットの他面
5 ナットの側面の一面側
10 座金
11 座金の中央開口
12 座金の一面
12a 座金の他面
13 座金のナット密着面
14 座金の貫通凹部(凹部)
15 貫通凹部の一辺(中心側)
15a 貫通凹部の他辺(放射側)
17 貫通凹部を結ぶ線
19 第一基準印
21 第一基準印を結ぶ線
30 中間材
31 中間材本体
32 中間材本体の座金密着面
33 中間材本体の六角開口
33a 六角開口の立ち上げ部
34 ナット密着部
36 中間材本体の第二基準印
37 第二基準印を結ぶ線
40 中間材の突出部
40A 分離された突出部
41 突出部の内側の辺
41a 突出部の外側の辺
42 突出部の中間材本体側の面
43 突出部を結ぶ線
45 中間材の連結部(図4)
50 ナット一致座金
52、53 横架材
55 羽子板ボルト
56 羽子板ボルトの板部
57 羽子板ボルトのボルト部
59 ボルト

Claims (3)

  1. 剛性を有するナットと、前記ナットのねじ孔と連通する中央開口を設け剛性を有する座金と、中間材とを備え、以下のように構成したことを特徴としたナット一体座金。
    (1) 前記ナットと前記座金の対向面は密接でき、あるいは嵌挿物を介して密接できるように構成した。
    (2) 前記中間材は、前記ナットの外周下部に密着して、前記ナットと共に回転するナット密着部を備え、前記中間材は、前記座金の前記対向面に密着する座金密着部を備え、かつ前記ナット密着部と前記座金密着部とを一体に形成した。
    (3) 前記中間材は前記座金密着部に前記座金側に突出する突出部を備え、前記座金に前記突出部を嵌挿できる凹部を備えた。
    (4) 前記中間材の材質および前記突出部の構造は、前記座金に対して前記ナットのみを必要締め付け強度で回転した際に、前記突出部が座金に対して前記ナットが回転して、前記突出部が前記座金密着部から分離するように構成した。
  2. 以下のように構成したことを特徴とした請求項1に記載したナット一体座金。
    (1) 座金とナットが密着し、前記座金で前記ナットあるいは前記嵌挿物が密着する部分をナット密着面とする。
    (2) 座金の中央開口に臨む位置であって、前記ナット密着面を含む位置に前記座金を貫通した構造の凹部を形成する。
  3. 以下のように構成したことを特徴とした請求項1に記載したナット一体座金。
    (1) 座金のナット対向面であって、外周側に第一基準印を形成し、中間材に前記第一基準印に対応する第二基準印を係止した。
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