JP2024055144A - 記録装置、記録装置の制御方法及び搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の搬送手段を駆動する駆動源の駆動制御をより効果的に行うこと【解決手段】記録装置は、搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、搬送経路において第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、第1の搬送手段及び第2の搬送手段を駆動する駆動源と、駆動源を制御し、第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、を備える。制御手段は、搬送動作を開始する際の第2の記録媒体の位置に応じて、駆動源の駆動制御を切り替える。【選択図】図10
Description
本発明は、記録装置、記録装置の制御方法及び搬送装置に関する。
モータを駆動源としてシートを搬送する装置が知られている。例えば特許文献1には、エンコーダを用いてDCモータのサーボ制御を行い、搬送方向に並んだ第1ローラ及び第2ローラをDCモータにより駆動してシートを搬送する記録装置が記載されている。
さて、部品点数の削減や装置の小型化等の観点から、上記従来技術のように複数の搬送ローラを同じモータで駆動することが考えられる。また、シートの搬送効率向上等の観点から、先行する記録媒体の搬送と後続の記録媒体の搬送を、搬送方向に並んだ複数の搬送ローラ等の搬送手段によって並行して行うことが考えられる。このとき、後続の記録媒体を搬送するために必要なトルクは、搬送経路における後続の記録媒体の位置等によって変動し得る。よって、上記従来技術のように同じモータで搬送方向に並んだ複数のローラを駆動するような場合においては、後続の記録媒体の位置等によってはモータがトルク不足となり、搬送精度が低下したり、モータの駆動が停止したりする恐れがある。
本発明は、複数の搬送手段を駆動する駆動源の駆動制御をより効果的に行う技術を提供する。
本発明によれば、
搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備える記録装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置が提供される。
搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備える記録装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置が提供される。
本発明によれば、複数の搬送手段を駆動する駆動源の駆動制御をより効果的に行うことができる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<記録装置の概略>
図1は一実施形態に係る記録装置1の内部構造を示す斜視図である。図2は図1の記録装置1の給送部2及び搬送部5の断面図である。
図1は一実施形態に係る記録装置1の内部構造を示す斜視図である。図2は図1の記録装置1の給送部2及び搬送部5の断面図である。
記録装置1は、記録媒体に記録を行う。本実施形態では、記録装置1は、記録媒体にインクを吐出して記録を行うシリアル方式のインクジェット記録装置である。記録装置1は、給送部2と、搬送部5と、駆動モータ6(図6参照)と、記録部7と、排出部8とを含む。
給送部2及び搬送部5は、記録媒体(シート)を搬送する。給送部2は、ピックアップローラ111を含む。また、搬送部5は、搬送ローラ51と、排出ローラ53と、中間ローラ対3とを含む。なお、給送部2及び搬送部5の詳細については後述する。
記録部7は、搬送されてきた記録媒体に対して記録を行う。例えば、記録部7は、インクを吐出可能な記録ヘッド71(図8参照)と、記録ヘッド71を搭載して走査方向(搬送方向に交差する記録媒体の幅方向)に往復移動可能なキャリッジ72(図8参照)とを含む。例えば、記録ヘッド71がキャリッジ72により走査方向に移動することで、記録媒体の幅方向の任意の位置に記録を行うことが可能である。
記録部7において記録が行われた記録媒体は、排出部8からへ排出される。排出部8は、排出トレイ81を含む。記録部7において記録が行われた記録媒体は、後述する搬送部5の排出ローラ53により排出トレイ81へと排出される。
駆動モータ6は、ギア列37により搬送ローラ51、排出ローラ53、中間ローラ3a、給送部2のローラへとその駆動力を伝達する。すなわち、駆動モータ6は、記録媒体を搬送する複数のローラをそれぞれ駆動する。例えば、搬送ローラ51及びピックアップローラ111が同じ駆動モータ6により駆動する。
また、本実施形態では、記録装置1に記録媒体の搬送経路CPが形成されている。搬送経路CPは、給送部2から搬送部5を通り排出部8へ至る経路である。詳しくは後述する。なお、以下では、搬送経路CPにおいて、給送部2側を搬送方向上流側、排出部8側を搬送方向下流側と称する。また、搬送ローラ51が記録媒体を搬送方向下流側に搬送するように回転する際の駆動モータ6の駆動方向を正方向、搬送ローラ51が記録媒体を搬送方向上流側に搬送するように回転する際の駆動モータ6の駆動方向を逆方向と呼ぶことがある。
<給送部>
図3を併せて参照する。図3は、給送部2の斜視図である。給送部2は、記録媒体を搬送部5へと給送(搬送)する。給送部2は、カセット100と、ピックアップローラユニット110と、分離部120と、を含む。
図3を併せて参照する。図3は、給送部2の斜視図である。給送部2は、記録媒体を搬送部5へと給送(搬送)する。給送部2は、カセット100と、ピックアップローラユニット110と、分離部120と、を含む。
カセット100は、積層された複数枚の記録媒体を収納可能である。本実施形態では、カセット100は、記録装置1の筐体の下部に設けられる。さらにいえば、カセット100は、記録部7の下方に設けられる。カセット100は、記録媒体を積載する積載部101と、記録媒体の幅方向の側部をガイドする左右のサイドガイド102a、102bとを含む。サイドガイド102a、102bによって記録媒体の左右の側面が揃えられる。サイドガイド102a、102bは記録媒体の幅に応じて位置調整可能であり、記録媒体の両側部と対向して、互いに近接する矢印A1、B1方向に連動して移動、および互いに離間する矢印A2、B2方向に連動して移動するように構成されている。これにより、記録媒体は、その幅方向(図中X方向)の中心が常に一定の位置になるように揃えられる。また、積載部101は矢印Y1、Y2方向に移動可能であり、ユーザーにより、移動操作される。例えば積載部101がY2方向に最も引き出された状態において記録媒体が積載(セット)される。
ピックアップローラユニット110は、記録媒体を給送(搬送)するためのユニットである。カセット100に積載された記録媒体は、ピックアップローラユニット110に含まれるピックアップローラ111により搬送部5へと給送される。ピックアップローラユニット110は、積載部101の上方に配置される。ピックアップローラユニット110は、ピックアップローラ111と、ピックアップアーム112と、駆動シャフト113とを含む。
ピックアップローラ111は、搬送経路CPにおいて搬送ローラ51よりも搬送方向上流側に設けられ、搬送経路CPに沿って記録媒体を搬送する。また、ピックアップローラ111は、積載部101に積載された記録媒体を搬送経路CPへと搬送する。
ピックアップアーム112は、積載部101に積載された記録媒体の積載高さに応じて、駆動シャフト113を中心として、矢印C1、C2方向に回転可能である。ピックアップアーム112の先端には、最上位の記録媒体を給送するピックアップローラ111が設けられている。このピックアップローラ111に対しては、不図示の駆動モータ6からの駆動力が駆動シャフト113および不図示のアイドラギアを介して伝達される。また、ピックアップローラユニット110にはピックアップアーム112を矢印C1方向に付勢する付勢部材(不図示)が設けられている。この付勢部材により、ピックアップローラユニット110の待機状態において、ピックアップローラ111が所定の付勢力によって記録媒体に押し付けられている。ピックアップローラ111は、記録媒体の幅方向中央において記録媒体に当接するように位置している。
分離部120は、積載部101に積載された記録媒体のうち最上面の記録媒体を他の記録媒体と分離する。図4(a)~図5(c)は、分離部120の構造を説明するための図である。分離部120は、積載部101において、記録媒体の給送方向下流側(矢印Y1側)に配置されている。分離部120には、傾斜面部材121、分離片122が設けられている。傾斜面部材121には、記録媒体に所定の分離抵抗力を付与するように、記録媒体の給送方向(矢印Y1方向)に対して鈍角をなす傾斜面が形成されている。分離片122の上面には、複数の円弧状の突起部122aが上下方向に所定ピッチで連続的に形成されている(図4(b))。それらの突起部122aの間には谷部122bが形成されている。分離片122は、傾斜面部材121に設けられたガイド部123に沿って矢印Y1、Y2方向に移動可能である(図5(a)、図5(b))。分離片122は、待機状態においては、図5(a)に示すように、付勢部材124の矢印Y2方向の付勢力によって傾斜面部材121のY方向突き当て面125a、125bに突き当たり、傾斜面部材121から矢印Y2方向に突出する。また、分離片122は、記録媒体給送時には、積載部101上の記録媒体に押されて、分離片122が矢印Y1方向に移動するが、ガイド部123と分離片の摩擦抵抗及び付勢部材124と記録媒体により押圧される位置により、記録媒体に押圧される位置が低い場合は図5(b)のようにガイド部123を回転中心とする回転運動、押圧される位置が高い場合には図5(c)のようにY1方向への平行移動をする。
<搬送部>
図1及び図2に加えて図6及び図7を参照する。図6は搬送部5の斜視図である。また、図7は搬送部5及び搬送経路CPの概略図である。
図1及び図2に加えて図6及び図7を参照する。図6は搬送部5の斜視図である。また、図7は搬送部5及び搬送経路CPの概略図である。
搬送部5は、搬送ローラ51と、ピンチローラ52と、排出ローラ53と、拍車54よ、中間ローラ対3と、を含む。
搬送ローラ51は、搬送経路CPに沿って記録媒体を搬送する。また、搬送ローラ51は、記録部7による記録位置に記録媒体を搬送する。ピンチローラ52は、搬送ローラ51に対向して設けられる。互いに対向する排出ローラ53及び拍車54は、記録媒体を排出トレイ81へと排出する。中間ローラ対3は、互いに対向する中間ローラ3a、3bで構成される。中間ローラ3aは、搬送経路CPにおいて搬送ローラ51とピックアップローラ111の間に設けられる。
前述したように、本実施形態では、駆動モータ6により、給送部2及び搬送部5を構成する各種ローラを駆動する。すなわち、一つの駆動源によって、記録装置1における記録媒体の搬送が行われる。さらにいえば、ピックアップローラ111、中間ローラ3a、搬送ローラ51及び排出ローラ53は、すべて駆動モータ6を駆動源として連結された駆動列により回転する。以下、具体的に説明する。
搬送ローラ51および排出ローラ53は駆動モータ6からギア列37により連結され、駆動モータ6が搬送ローラ51を図中矢印A方向に駆動するとき、搬送ローラ51及び排出ローラ53はそれぞれ記録媒体を搬送方向下流側に搬送する方向へ回転する。駆動モータ6が搬送ローラ51を図中矢印方向Bに駆動するとき、搬送ローラ51及び排出ローラ53はそれぞれ記録媒体を搬送方向上流側に搬送する方向へ回転する。
搬送ローラ51から給送部2の入力ギア33までは不図示のギア列により連結され、搬送ローラ51が矢印方向Aに回転するときは、前述の給送部2の入力ギア33が図6のAの方向、すなわち給送動作を行う方向に回転する。搬送ローラ51が矢印方向Bに回転するときは、前述の給送部2の入力ギアが図6のBの方向、すなわち給送準備動作を行う方向に回転する。駆動モータ6の駆動量はエンコーダ813(図8参照)により検知し、PID制御などの各種制御を行うことで駆動モータ6の速度や駆動量の制御を行っている。
次に、記録装置1の記録媒体の搬送経路CPについて説明する。給送部2のピックアップローラ111により給送された記録媒体は、図7中の点線矢印で示した搬送経路CPを通過し、まずは傾斜面部材121、Uターン部材131に案内され、中間ローラ対3まで搬送される。中間ローラ対3によってさらに搬送された記録媒体は、ピンチローラホルダ55とガイド部56により案内され、搬送ローラ51まで給送される。
搬送ローラ51まで給送された記録媒体は、斜行補正動作などを実施した後に記録部7による記録位置まで搬送される。記録部7は、記録位置に搬送されてきた記録媒体に記録を行う。搬送ローラ51から搬送された記録媒体はプラテン58、拍車ベース59に案内されたのちに排出ローラ53へと達する。記録動作中は搬送ローラ51、若しくは排出ローラ53、又はその両方により搬送動作が行われ、記録動作が完了した後に排出ローラ53により排出トレイ81へと排出される。また、プラテン58は、記録部7に搬送された記録媒体とノズルとの距離を一定の間に保つように、記録媒体を案内する。
本実施形態では、傾斜面部材121及びUターン部材131によって、搬送経路CPの曲線状の区間CP1が形成されている。すなわち、傾斜面部材121及びUターン部材131は、搬送経路CPの曲線状の区間CP1を形成する経路形成部材の一例である。
また、ピンチローラホルダ55には端部検知レバー57が設置される。記録媒体が搬送経路CPを通過する際に端部検知レバー57を回動させることにより、記録媒体の先端及び後端位置が検知される。すなわち、搬送経路上の検知位置において記録媒体が検知される。端部検知レバー57は、例えば、給送動作の際に記録媒体の先端位置を検知し、記録動作、あるいは排出動作の際に後端位置を検知すれば、先端位置と後端位置の検知までに要した駆動モータ6の駆動量を元に記録媒体の実際の長さを測定することができる。なお、ここでは端部検知レバー57により記録媒体の端部をメカニカルに検知する例が示されているが、記録媒体の端部がフォトセンサ等によって光学的に検知されてもよい。
なお、後述する連続給送動作を行う際には、先行する記録媒体の後端がピックアップローラ111を通過した後、ギア列のディレイなどにより所定の間隔をあけて後続の記録媒体がピックアップローラ111により給紙されることで連続して給送動作が行われる。
<制御構成>
図8は記録装置1の制御構成を示すブロック図である。
制御部802は、記録装置1を統括的に制御する。制御部802は、例えば中CPU(Central Processing Unit)である。記憶部803は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。ROMは、各種プログラムを記憶している。RAMは、制御部802としてのCPUが動作するためのシステムワークメモリを提供し、また各種データを一時記憶するのに使用される。例えば、制御部802としてのCPUが、記憶部803に含まれるROMに記憶されたプログラムを記憶部803に含まれるRAM読み出して実行することにより、記録装置1の各種の機能が実現される。不揮発記憶部804は、例えばHDD(Hard Disk Drive)であり、各種プログラムやデータなどを記憶する。
図8は記録装置1の制御構成を示すブロック図である。
制御部802は、記録装置1を統括的に制御する。制御部802は、例えば中CPU(Central Processing Unit)である。記憶部803は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。ROMは、各種プログラムを記憶している。RAMは、制御部802としてのCPUが動作するためのシステムワークメモリを提供し、また各種データを一時記憶するのに使用される。例えば、制御部802としてのCPUが、記憶部803に含まれるROMに記憶されたプログラムを記憶部803に含まれるRAM読み出して実行することにより、記録装置1の各種の機能が実現される。不揮発記憶部804は、例えばHDD(Hard Disk Drive)であり、各種プログラムやデータなどを記憶する。
操作部805は、ユーザーによる操作入力を受け付ける。操作部805は、例えばタッチパネルやハードキーを含み得る。例えば制御部802は、ユーザーによる操作部805の操作内容、すなわち指示内容に応じて記録装置1の動作を制御する。なお、制御部802は、PCやスマートフォン等の入力装置801からも、記録装置1の動作に関する指示を受付可能である。また、表示部806は、各種の情報を表示する。
また、制御部802は、端部検知レバー57、積載検知センサ808、エンコーダ813の検知結果を取得し、これらの検知結果等に基づいて、駆動モータ6及び記録部7を制御する。また、駆動モータ6の動作が制御部802によって制御されることによって、給送部2及び搬送部5に含まれる各種のローラ等が駆動する。ここで、積載検知センサ808は、積載部101の記録媒体の積載状態を検知する。また、エンコーダ813は、駆動モータ6の駆動量を検知する。
駆動モータ6の制御についてさらに述べる。本実施形態では、駆動モータ6はDCモータであり、制御部802は、PWM値によりDCモータを制御する。例えば、制御部802は、駆動モータ6が目標の回転速度で回転するように、負荷変動に応じて駆動モータ6へ供給する電力(PWM値)を制御する。このとき、制御部802は、エンコーダ813の検知結果に基づく駆動モータ6の実回転速度と、駆動モータ6の目標の回転速度との差に基づいて、PWM値を調整する。また、制御部802は、後述の連続給送動作においては、搬送動作を開始する際の記録媒体S2の位置に応じて駆動モータ6の駆動制御を切り替える。
<動作例>
<記録動作の概要>
図9は、記録装置1における記録動作の概要を示すフローチャートである。
<記録動作の概要>
図9は、記録装置1における記録動作の概要を示すフローチャートである。
S101において、制御部802は、記録指示を受け付ける。制御部802は、操作部805又は入力装置801を介してユーザーからの記録指示を受け付ける。
S102において、制御部802は、給送動作を行う。制御部802は、駆動モータ6により給送部2を駆動して、積載部101に積載された記録媒体のうち最上面にある記録媒体を搬送部5へと給送する。S103において、制御部802は、搬送部5まで搬送された記録媒体に対して記録部7による記録動作を行う。ここでは、記録ヘッド71が記録媒体の幅方向に移動しながら1パス分の記録動作が行われる。
S104において、制御部802は、次の記録部7による次の記録を行うかどうかを判断する。ここでの次の記録は、S103において1パス分の記録を行った記録媒体を所定量送った後に行う1パス分の記録を指す。制御部802は、次の記録媒体に対して記録を行う場合はS105に進み、そうでない場合はS107に進む。例えば制御部802は、記録媒体の記録領域の全体にわたって記録が行われた場合にS107に進む。
S105において、制御部802は、連続給送判断・動作を実行する。詳しくは後述する。S106において、制御部802は、記録媒体に対する記録動作を実行する。ここでもS103と同様、記録ヘッド71が記録媒体の幅方向に移動しながら1パス分の記録動作が行われる。
S106の記録動作の後、制御部802はS104に戻る。すなわち、制御部802は、S104~S106を繰り返すことによって、記録媒体の記録領域の全体にわたって記録を行う。
S107において、制御部802は、排出動作を行う。制御部802は、駆動モータ6により排出ローラ53を駆動して記録後の記録媒体を排出トレイ81へと排出する。その後、制御部802は、記録動作を終了する。なお、図9では1枚の記録媒体に対する記録動作が示されているが、制御部802は記録ジョブに含まれる全ページの記録が完了するまで本フローチャートを繰り返す。
なお、制御部802は、上記のフローの実行中に端部検知レバー57、積載検知センサ808、又はエンコーダ813等により異常を検知した場合は、表示部806にエラー表示やユーザーへの指示を表示する。エラーの内容としては、紙ジャムエラー、紙無しエラー、インク切れエラー等が例として挙げられる。
<連続給送動作>
続いて、連続給送動作について説明する。本実施形態における連続給送動作は、記録中の記録媒体(以下、記録媒体S1と表記することがある)の搬送動作と、次の記録媒体(以下、記録媒体S2と表記することがある)の搬送(給送)動作を並行して行う動作を指す。この連続給送動作により、記録媒体S1の記録動作の終了後に速やかに記録媒体S2の記録動作に移行することができるので、複数の記録媒体に対しての記録に必要な時間を短縮することができる。
続いて、連続給送動作について説明する。本実施形態における連続給送動作は、記録中の記録媒体(以下、記録媒体S1と表記することがある)の搬送動作と、次の記録媒体(以下、記録媒体S2と表記することがある)の搬送(給送)動作を並行して行う動作を指す。この連続給送動作により、記録媒体S1の記録動作の終了後に速やかに記録媒体S2の記録動作に移行することができるので、複数の記録媒体に対しての記録に必要な時間を短縮することができる。
一方で、連続給送動作においては、記録媒体S2の搬送経路CP上の位置に応じて給送時の必要トルクが変動することがある。例えば、図7の方向で見た場合に、記録媒体S2の搬送方向における先端が搬送方向の曲線区間に位置する際には、先端が直線区間に位置する場合よりも相対的に必要トルクが大きくなり得る。必要トルクが大きいと、駆動モータ6がトルク不足となり、搬送制御の精度が低下したり、駆動モータ6の駆動が停止したりする恐れがある。そこで、本実施形態では、以下のフローチャートにより、トルク不足の発生を抑制しつつ連続給送動作を行う。
図10は、記録装置1における連続給送動作を示すフローチャートであって、図9のS105の具体的な処理例を示している。
S201において、制御部802は、連続給送動作を行う条件が満たさているかどうかを判断し、行う場合はS203に進み、そうでない場合はS202に進む。例えば、記録媒体の大きさ、厚み、材質、坪量、記録時の搬送速度等によっては、単一の記録媒体の搬送に要するトルクが大きく、連続給送動作を行うことが適切でない場合がある。したがって、制御部802は、記録ジョブ或いは記憶部803等に記憶された記録装置1の設定情報等から取得した記録媒体の大きさ、種類、記録時の搬送速度の設定等の情報に基づいて、連続給送動作を行うかどうかを判断する。
S202において、制御部802は、駆動モータ6からピックアップローラ111への駆動の伝達を切る。その後、制御部802は、S206に進む。
S203において、制御部802は、後続の記録媒体S2の先端位置を特定する。本実施形態では、制御部802は、端部検知レバー57の検知結果を用いて、後続の記録媒体S2の先端位置を特定する。具体的には、制御部802は、端部検知レバー57により特定された記録媒体S1の先端位置と、記録媒体S1の搬送方向の長さと、搬送方向における記録媒体S1の後端及び記録媒体S2の先端の間隔と、に基づいて、記録媒体S2の先端位置を特定する。
より具体的には、制御部802は、まず、端部検知レバー57により記録媒体S1の先端が検知されてからの記録媒体S1の搬送量d1を、エンコーダ813の検知結果から取得する。そして、制御部802は、端部検知レバー57の検知位置から記録媒体S1の後端までの距離L1を、搬送量d1と記録媒体の長さlpから算出する。長さlpは、例えば記録ジョブに含まれる設定値等から取得することができる。
搬送量d1、長さlp及び距離L1の関係は、L1=lp-d1で表される。この関係と、前述したギア列のディレイ量ppを用いて、端部検知レバー57から記録媒体S2の先端までの距離L2は、L2=lp-d1+ppで表すことができる。このような構成により、所定の領域A1にセンサ等を設けることなく記録媒体S2の先端位置Pを特定することができる。
S204において、制御部802は、記録媒体S2の先端の停止位置Pが、所定の領域A1に位置しているかどうかを判断し、位置している場合はS205に進み、そうでない場合はS206に進む。
本実施形態では、所定の領域A1は、記録媒体の搬送負荷に基づく領域である。さらにいえば、所定の領域A1は、記録媒体の給送動作において、搬送負荷が比較的高くなる領域である。具体的には、本実施形態における所定の領域A1は、ピックアップローラ111と中間ローラ対3との間の領域である。本実施形態のようにピックアップローラ111から中間ローラ対3までの搬送経路CPに傾斜面部材121やUターン部材131がある場合、これらによって形成される曲線状の区間において記録媒体の搬送負荷が高くなるためである。この点、本実施形態では、傾斜面部材121及びUターン部材131等の経路形成部材によって形成される曲線状の区間が所定の領域Aとして設定されているともいえる。
なお、搬送負荷が高くなる領域は、各種のローラ、搬送ガイド部材の配置や数によってはこの限りではない。また、搬送負荷の高い領域が複数存在する場合もある。
記録媒体S2の先端の停止位置Pが所定の領域A1に位置するかどうかは、以下のように判断することができる。すなわち、端部検知レバー57から中間ローラ対3までの距離を距離Ps1、端部検知レバー57からピックアップローラ111までの距離を距離Ps2とする。このとき、端部検知レバー57から記録媒体S2の先端までの距離L2がPs1<L2<Ps2を満たす場合には、停止位置は所定の領域A1にあると判断することができる。
S205において、制御部802は、給送駆動テーブルを変更する。例えば、制御部802は、給送駆動テーブルを、加速度が低いものに変更する。
図11に、給送駆動テーブルの一例を示す。ここで、テーブル1は、連続給送動作を行わない場合や、連続給送動作を行う場合であって記録媒体S2の先端位置が所定の領域A1外の場合に用いるテーブルである。また、テーブル2は、連続給送動作を行う場合であって記録媒体S2の先端位置が所定の領域A1にある場合に用いるテーブルである。制御部802は、給送駆動テーブルを、テーブル1からテーブル2に変更する。テーブル2は、駆動モータ6の定速回転時の回転速度はテーブル1と同じであるが、加速度はテーブル1よりも小さく設定されている。
つまり、制御部802は、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合に、そうでない場合よりも駆動モータ6の加速度が小さくなるように、駆動モータ6の駆動制御を切り替える。なお、ここでは、制御部802は駆動モータ6の加速度を変更している。しかしながら、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合に、そうでない場合と比べて駆動モータ6の駆動(出力)が制限されるように制御されればよい。例えば、制御部802は、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合に、そうでない場合よりも駆動モータ6の回転速度が小さくなるように、駆動モータ6の駆動制御を切り替えてもよい。なお、ここでの回転速度は、加速後の定速回転時の回転速度である。或いは、制御部802は、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合に、そうでない場合よりも駆動モータ6の加速度及び回転速度の両方が小さくなるように、駆動モータ6の駆動制御を切り替えてもよい。
S206において、制御部802は、給送・搬送動作を行う。ここで、連続給送動作を行う条件が満たされていない場合は(S201:No)、ピックアップローラ111への駆動の伝達が切られているので(S202)、先行する記録媒体S1の搬送動作のみが行われる。また、連続給送動作を行う条件が満たされ(S201:Yes)、かつ、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合には(S204:Yes)、給送駆動テーブルを変更した上で連続給送動作が行われる。つまり、駆動モータ6の駆動が制限された状態で連続給送動作が行われる。また、連続給送動作を行う条件が満たされ(S201:Yes)、かつ、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置していない場合には(S204:No)、給送駆動テーブルを変更せずに連続給送動作が行われる。つまり、駆動モータ6の駆動が制限されない状態で連続給送動作が行われる。その後、制御部802は、フローチャートを終了する。
以上説明したように、本実施形態では、後続の記録媒体S1の位置に応じて駆動モータ6の駆動制御が切り替えられる。したがって、駆動モータ6のトルク不足の発生を抑制しつつ、連続給送動作を実行することができる。すなわち、複数の搬送手段を駆動する駆動源の駆動制御をより効果的に行うことができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、制御部802は、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合に、そうでない場合よりも駆動モータ6の加速度が小さくなるように、駆動モータ6の駆動制御を切り替える。これにより、駆動モータ6の駆動負荷が大きくなりすぎることを抑制している。一方で、駆動モータ6の駆動を必要以上に抑制してしまうと、記録動作の効率低下につながる恐れがある。そこで、制御部802は、駆動モータ6の駆動の制限中のPWM値に応じてその制限を緩和してもよい。
上記実施形態では、制御部802は、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置している場合に、そうでない場合よりも駆動モータ6の加速度が小さくなるように、駆動モータ6の駆動制御を切り替える。これにより、駆動モータ6の駆動負荷が大きくなりすぎることを抑制している。一方で、駆動モータ6の駆動を必要以上に抑制してしまうと、記録動作の効率低下につながる恐れがある。そこで、制御部802は、駆動モータ6の駆動の制限中のPWM値に応じてその制限を緩和してもよい。
例えば、制御部802は、複数の記録媒体に対して記録を行う際に、図11のテーブル2に従って駆動モータ6の駆動制御を行った際のPWM値を、複数回分(例えば1~3回分)確認する。そして、制御部802は、確認したPWM値の最大値が閾値以下である場合には、記録媒体S2が所定の領域A1にある場合の駆動モータ6の加速度をa3(a2<a3<a1)に変更してもよい。これにより、駆動モータ6の負荷に対する余力に応じて適切に駆動モータ6の駆動制御を切り替えることができる。また、加速度の異なる複数のテーブルをさらに用意しておき、確認したPWM値に応じてテーブルを選択してもよい。
なお、制御部802は、駆動モータ6の駆動が回転速度によって制限されている場合には、回転速度を上げることによってその制限を緩和してもよい。
また、上記実施形態では、記録ジョブに含まれる設定値等から取得した記録媒体S1の長さlpを用いている。他の態様として、最初の複数枚の記録媒体については記録ジョブに含まれる設定値等から取得した長さlpを用い、その後の記録媒体については最初の複数枚の記録媒体に対する測定結果としての長さlpを用いてもよい。記録媒体の長さlpの測定は、端部検知レバー57が記録媒体を検知している間の駆動モータ6の回転量をエンコーダ813で取得し、駆動モータ6の回転量を搬送ローラ51の搬送量に換算することによって行うことができる。
また、上記実施形態では、記録媒体S2の先端位置を記録媒体S1の位置に基づいて特定している。しかしながら、記録媒体S2の先端位置の特定方法は適宜変更可能である。例えば、所定の領域A1に記録媒体を検知するセンサを設け、そのセンサの検知結果に基づいて記録媒体S2の先端位置が所定の領域A1にあることを特定してもよい。一例として、所定の領域A1の上流端と下流端に記録媒体を検知するセンサを設けてもよい。そして、制御部802は、上流端のセンサが記録媒体S2を検知してから下流端のセンサが記録媒体S2を検知するまでの間、記録媒体S2の先端が所定の領域A1に位置していると判断してもよい。或いは、ピックアップローラ111の回転角度を検知するエンコーダ等の検知結果に基づいて、記録媒体S2の先端位置が特定されてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<付記>
上記実施形態は、少なくとも以下の記録装置、記録装置の制御方法及び搬送装置を開示する。
上記実施形態は、少なくとも以下の記録装置、記録装置の制御方法及び搬送装置を開示する。
(項目1)
搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備える記録装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備える記録装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
(項目2)
項目1に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、搬送方向における前記第2の記録媒体の先端が、記録媒体の搬送負荷に基づく所定の領域に位置している場合に、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
項目1に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、搬送方向における前記第2の記録媒体の先端が、記録媒体の搬送負荷に基づく所定の領域に位置している場合に、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
(項目3)
項目2からに記載の記録装置であって、
前記搬送経路の曲線状の区間を形成する経路形成部材をさらに備え、
前記所定の領域は、前記経路形成部材によって形成される前記曲線状の区間である、
ことを特徴とする記録装置。
項目2からに記載の記録装置であって、
前記搬送経路の曲線状の区間を形成する経路形成部材をさらに備え、
前記所定の領域は、前記経路形成部材によって形成される前記曲線状の区間である、
ことを特徴とする記録装置。
(項目4)
項目2から3のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段と第2の搬送手段の間に設けられる第3の搬送手段と、
をさらに備え、
前記第1の搬送手段は、前記記録手段による記録位置に記録媒体を搬送し、
前記所定の領域は、前記第2の搬送手段と前記第3の搬送手段との間の区間である、
ことを特徴とする記録装置。
項目2から3のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段と第2の搬送手段の間に設けられる第3の搬送手段と、
をさらに備え、
前記第1の搬送手段は、前記記録手段による記録位置に記録媒体を搬送し、
前記所定の領域は、前記第2の搬送手段と前記第3の搬送手段との間の区間である、
ことを特徴とする記録装置。
(項目5)
項目4に記載の記録装置であって、
前記区間には、傾斜面部材が配されている、
ことを特徴とする記録装置。
項目4に記載の記録装置であって、
前記区間には、傾斜面部材が配されている、
ことを特徴とする記録装置。
(項目6)
項目4から5のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
記録媒体を積載する積載部をさらに備え、
前記第2の搬送手段は、前記積載部に積載された記録媒体を前記搬送経路へと搬送する、
ことを特徴とする記録装置。
項目4から5のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
記録媒体を積載する積載部をさらに備え、
前記第2の搬送手段は、前記積載部に積載された記録媒体を前記搬送経路へと搬送する、
ことを特徴とする記録装置。
(項目7)
項目2~6のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置していない場合よりも前記駆動源の加速度が小さくなるように、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
項目2~6のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置していない場合よりも前記駆動源の加速度が小さくなるように、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
(項目8)
項目2~7のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置していない場合よりも前記駆動源の回転速度が小さくなるように、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
項目2~7のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置していない場合よりも前記駆動源の回転速度が小さくなるように、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
(項目9)
項目1~8のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記駆動源はDCモータであり、
前記制御手段は、PWM値により前記DCモータを制御する、
ことを特徴とする記録装置。
項目1~8のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記駆動源はDCモータであり、
前記制御手段は、PWM値により前記DCモータを制御する、
ことを特徴とする記録装置。
(項目10)
項目9に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、搬送方向における前記第2の記録媒体の先端が記録媒体の搬送負荷に基づく所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置してない場合よりも前記駆動源の駆動を制限し、
前記制御手段は、前記駆動源の前記駆動の制限中の前記PWM値に応じて前記制限を緩和する、
ことを特徴とする記録装置。
項目9に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、搬送方向における前記第2の記録媒体の先端が記録媒体の搬送負荷に基づく所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置してない場合よりも前記駆動源の駆動を制限し、
前記制御手段は、前記駆動源の前記駆動の制限中の前記PWM値に応じて前記制限を緩和する、
ことを特徴とする記録装置。
(項目11)
項目1~10のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記搬送経路上の検知位置において記録媒体を検知する検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記検知手段の検知結果を用いて特定される前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
項目1~10のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
前記搬送経路上の検知位置において記録媒体を検知する検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記検知手段の検知結果を用いて特定される前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。
(項目12)
項目11に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記検知手段により特定された前記第1の記録媒体の先端位置と、前記第1の記録媒体の搬送方向の長さと、搬送方向における前記第1の記録媒体の後端及び前記第2の記録媒体の先端の間隔と、に基づいて、前記第2の記録媒体の先端位置を特定する、
ことを特徴とする記録装置。
項目11に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記検知手段により特定された前記第1の記録媒体の先端位置と、前記第1の記録媒体の搬送方向の長さと、搬送方向における前記第1の記録媒体の後端及び前記第2の記録媒体の先端の間隔と、に基づいて、前記第2の記録媒体の先端位置を特定する、
ことを特徴とする記録装置。
(項目13)
項目1~12のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを搬送方向に交差する記録媒体の幅方向に移動するキャリッジと、
をさらに備える、
ことを特徴とする記録装置。
項目1~12のいずれか1項目に記載の記録装置であって、
記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを搬送方向に交差する記録媒体の幅方向に移動するキャリッジと、
をさらに備える、
ことを特徴とする記録装置。
(項目14)
搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
を備える記録装置の制御方法であって、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行することと、
前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替えることと、
を含む、
ことを特徴とする記録装置。
搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
を備える記録装置の制御方法であって、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行することと、
前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替えることと、
を含む、
ことを特徴とする記録装置。
(項目15)
搬送装置であって、
搬送経路に設けられ、シートを搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、シートを搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1のシートの搬送と並行して、前記第1のシートの後続の第2のシートを前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備えた搬送装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2のシートの位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする搬送装置。
搬送装置であって、
搬送経路に設けられ、シートを搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、シートを搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1のシートの搬送と並行して、前記第1のシートの後続の第2のシートを前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備えた搬送装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2のシートの位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする搬送装置。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:記録装置、2:給送部、5:搬送部、51:搬送ローラ、111:ピックアップローラ
Claims (15)
- 搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備える記録装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、搬送方向における前記第2の記録媒体の先端が、記録媒体の搬送負荷に基づく所定の領域に位置している場合に、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記搬送経路の曲線状の区間を形成する経路形成部材をさらに備え、
前記所定の領域は、前記経路形成部材によって形成される前記曲線状の区間である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段と第2の搬送手段の間に設けられる第3の搬送手段と、
をさらに備え、
前記第1の搬送手段は、前記記録手段による記録位置に記録媒体を搬送し、
前記所定の領域は、前記第2の搬送手段と前記第3の搬送手段との間の区間である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置であって、
前記区間には、傾斜面部材が配されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置であって、
記録媒体を積載する積載部をさらに備え、
前記第2の搬送手段は、前記積載部に積載された記録媒体を前記搬送経路へと搬送する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2~6のいずれか一項に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置していない場合よりも前記駆動源の加速度が小さくなるように、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2~6のいずれか一項に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置していない場合よりも前記駆動源の回転速度が小さくなるように、前記駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載の記録装置であって、
前記駆動源はDCモータであり、
前記制御手段は、PWM値により前記DCモータを制御する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項9に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、搬送方向における前記第2の記録媒体の先端が記録媒体の搬送負荷に基づく所定の領域に位置している場合に、前記第2の記録媒体の前記先端が前記所定の領域に位置してない場合よりも前記駆動源の駆動を制限し、
前記制御手段は、前記駆動源の前記駆動の制限中の前記PWM値に応じて前記制限を緩和する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載の記録装置であって、
前記搬送経路上の検知位置において記録媒体を検知する検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記検知手段の検知結果を用いて特定される前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項11に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、前記検知手段により特定された前記第1の記録媒体の先端位置と、前記第1の記録媒体の搬送方向の長さと、搬送方向における前記第1の記録媒体の後端及び前記第2の記録媒体の先端の間隔と、に基づいて、前記第2の記録媒体の先端位置を特定する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載の記録装置であって、
記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを搬送方向に交差する記録媒体の幅方向に移動するキャリッジと、
をさらに備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 搬送経路に設けられ、記録媒体を搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、記録媒体を搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
を備える記録装置の制御方法であって、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1の記録媒体の搬送と並行して、前記第1の記録媒体の後続の第2の記録媒体を前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行することと、
前記搬送動作を開始する際の前記第2の記録媒体の位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替えることと、
を含む、
ことを特徴とする記録装置。 - 搬送装置であって、
搬送経路に設けられ、シートを搬送する第1の搬送手段と、
前記搬送経路において前記第1の搬送手段よりも上流側に設けられ、シートを搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段を駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御し、前記第1の搬送手段による第1のシートの搬送と並行して、前記第1のシートの後続の第2のシートを前記第2の搬送手段が搬送する搬送動作を実行する制御手段と、
を備えた搬送装置であって、
前記制御手段は、前記搬送動作を開始する際の前記第2のシートの位置に応じて、前記駆動源の駆動制御を切り替える、
ことを特徴とする搬送装置。
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