JP2024051233A - 擁壁用笠ブロックおよびその設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】法面に対して設置される擁壁のうち最上部の擁壁の天面に設置され、積み重ねた各擁壁の最上部の各擁壁の天面が段差を有して配設されていても、笠ブロックの天面がおおよそ面一となるように設置するために要する時間を短縮することができる擁壁用笠ブロック等を提供することを目的とする。【解決手段】長板状の第一壁部1と、第一壁部1の長手方向に沿って並設する長板状の第二壁部2と、第一壁部1と第二壁部2を連結する連結部3と、第一壁部1の底面11に螺設された複数の第一調整ボルト4と、第二壁部2の底面21に螺設された複数の第二調整ボルト5と、第一壁部1の長手方向に亘って、第一壁部1の下方端部側より外側下方に延設された第一枠板部6と、第二壁部2の長手方向に亘って第二壁部2の下方端部側より外側下方に延設された第二枠板部7を備える擁壁用笠ブロックにより解決することができた。【選択図】図1

Description

本発明は、盛土部の土留や崖の斜面の崩壊を防止するために法面に対して設置される擁壁のうち、最上部の擁壁の天面に設置される笠ブロック及びその設置方法に関する。
従来、盛土部の土留や崖の斜面の崩壊を防止するために法面に対してコンクリート製の擁壁が設置されており、坂道などの勾配がある崖であると、その最上部の擁壁の天面は階段状に段差が生じるため、その段差を解消するために、木製型枠を設けてコンクリートを打設して調整したり、最上部の擁壁の上に笠ブロックを設置したりしている。
例えば、特許文献1には、化粧部、アンカー部、つなぎ部、及び接続部からなり、最上部の擁壁の天面に設けられた調整モルタルと、造成地盤の上に設けられた調整モルタルの上に載置して備え付ける、擁壁頂部の調整ブロックが開示されている。
特開2004-84442号公報
しかしながら、特許文献1に記載の擁壁頂部の調整ブロックでは、その最上部の擁壁の天面に設置する複数の調整ブロックの頂部がおおよそ直線状となるために、最上部の擁壁の天面等に作成する調整モルタルの高さなどの精度が要求されるという課題があった。
そこで、本発明は、法面に対して設置される擁壁のうち最上部の擁壁の天面に設置される笠ブロックにおいて、積み重ねた各擁壁の最上部の各擁壁の天面が段差を有して配設されていても、笠ブロックの天面がおおよそ面一となる調整を簡便に行うことができる擁壁用笠ブロックおよびその設置方法を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、長板状の第一壁部(1)と、前記第一壁部(1)の長手方向に沿って並設する長板状の第二壁部(2)と、前記第一壁部(1)と前記第二壁部(2)を連結する連結部(3)と、前記第一壁部(1)の底面(11)に螺設された複数の第一調整ボルト(4)と、前記第二壁部(2)の底面(21)に螺設された複数の第二調整ボルト(5)と、前記第一壁部(1)の長手方向に亘って、前記第一壁部(1)の前記底面(11)側である下方端部側より外側下方に延設された第一枠板部(6)と、前記第二壁部(2)の長手方向に亘って前記第二壁部(2)の前記底面(21)側である下方端部側より外側下方に延設された第二枠板部(7)と、を備えることを特徴とする擁壁用笠ブロックである。
〔2〕そして、前記第一枠板部(6)が第一固定手段(B1)によって前記第一壁部(1)と着脱可能に設けられている、又は前記第二枠板部(7)が第二固定手段(B2)によって前記第二壁部(2)と着脱可能に設けられていることを特徴とする前記〔1〕に記載の擁壁用笠ブロックである。
〔3〕そして、前記第一枠板部(6)を前記第一壁部(1)に押圧する複数の第一枠板固定部(8)が前記第一枠板部(6)に所定の間隔をあけて固設されており、前記第二枠板部(7)を前記第二壁部(2)に押圧する複数の第二枠板固定部(9)が前記第二枠板部(7)に所定の間隔をあけて固設されていることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の擁壁用笠ブロックである。
〔4〕そして、前記第一壁部(1)と前記第一枠板部(6)が分離できないように予め一体として成形されている、又は前記第二壁部(2)と前記第二枠板部(7)が分離できないように予め一体として成形されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の擁壁用笠ブロックである。
〔5〕そして、前記第一壁部(1)の底面(11)又は前記第二壁部(2)の底面(21)のいずれか一方に穿設された差込穴(22)を備えることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の擁壁用笠ブロックである。
〔6〕そして、前記連結部(3)に、前記第一壁部(1)及び前記第二壁部(2)の長手方向に沿って貫通する貫通孔(31)を備えることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の擁壁用笠ブロックある。
〔7〕そして、前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の擁壁用笠ブロックを用いた擁壁用笠ブロック設置方法であって、法面に設置された擁壁(W)のうち、最上部の擁壁(W)の天面(Wt)に、前記第一調整ボルト(4)又は第二調整ボルト(5)の少なくとも一方を載置して前記擁壁用笠ブロックを設置する擁壁用笠ブロック設置工程(S1)と、最上部の前記擁壁(W)の天面(Wt)に載置された前記第一調整ボルト(4)又は第二調整ボルト(5)の少なくとも一方を所定の長さに調整するボルト調整工程(S2)と、前記第一壁部(1)、前記第二壁部(2)、前記第一枠板部(6)、前記第二枠板部(7)及び前記擁壁(W)にて囲まれた空間(SP)に、流体状のコンクリート又はモルタルの少なくとも一方を充填する充填工程(S3)を備えることを特徴とする擁壁用笠ブロック設置方法である。
本発明の設置方法によれば、法面に対して設置される擁壁のうち最上部の擁壁の天面に設置される笠ブロックにおいて、その最上部の各擁壁の天面が段差を有して配設されていても、笠ブロックの天面がおおよそ面一となる調整を簡便に行うことができる。
本発明の第一実施形態の擁壁用笠ブロックを示す斜視図である。 本発明の第一実施形態の擁壁用笠ブロックを示す側面図である。 本発明の第一実施形態の擁壁用笠ブロックを示す正面図である。 本発明の第一実施形態の擁壁用笠ブロックを設置する複数の擁壁を示す正面図である。 本発明の第一実施形態の擁壁用笠ブロックを複数の擁壁に設置した状態を示す正面図である。 本発明の第一実施形態の擁壁用笠ブロックを複数の擁壁等に設置して当該笠ブロックの内部にコンクリート等を流して固化させた後に第一枠板部等を取り外した完成状態を示す正面図である。 A-A線断面図である。 本発明の第二実施形態の擁壁用笠ブロックを示す斜視図である。 本発明の第二実施形態の擁壁用笠ブロックを示す側面図である。
以下、本発明に係る擁壁用笠ブロックおよびその設置方法に関する実施形態について詳しく説明する。また、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この形態に限定されるものではない。なお、明細書中の上下方向とは、図2、図3及び図9における上下方向であり、同じく水平方向とは、図3における左右方向である(第二実施形態においては図3に対応する正面図の左右方向である)。
〔第一実施形態〕
図1から図7に示すように、本発明の擁壁用笠ブロックは、第一壁部1と、第二壁部2と、連結部3と、第一調整ボルト4と、第二調整ボルト5と、第一枠板部6と、第二枠板部7などを備えている。そして、本発明の擁壁用笠ブロックが崖の法面に対して設置される擁壁Wのうち最上部の擁壁Wの天面Wtに設置されることで、積み重ねた各擁壁Wの最上部の各擁壁Wの天面Wtが段差を有して配設されていても、隣接する擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12や第二壁部2の天面23がおおよそ面一となる調整を簡便に行うことができる。
第一壁部1は、長板状の部材であり、擁壁用笠ブロックを構成する一つの部材である。本実施形態において、第一壁部1は、水平方向が上下方向よりも長い横長の略矩形状である。第一壁部1は、砂、砂利、セメント、水などが混練され成型されたコンクリート、砂、セメント、水などが混練され成型されたモルタル、鉄など比重が1より重い材料からなっていることが好ましく、運搬の利便性や風雨に晒されても劣化しにくいという長期安定性からコンクリート又はモルタルであることがより好ましい。図7などに示すように、本実施形態において、本発明の擁壁用笠ブロックを積み重ねた各擁壁の最上部の擁壁Wの天面Wtに設置するときに、第一壁部1が法面側に位置しているが、他の実施形態において、本実施形態とは逆に後述する第二壁部2が法面側に位置することもできる。また、第一壁部1は、上述の略矩形状であるが、他の実施形態において、坂道を形成している土留や崖に設置するために、長手方向における両端側の高さの異なる傾斜した略台形状、さらには凸状や凹状などの角形状とすることができる。
第一壁部1の底面11、すなわち第一壁部1が積み重ねた各擁壁の最上部の擁壁Wの天面Wt等と当接する側の面には、後述する第一調整ボルト4と螺合するボルト螺合穴が設けられている。本実施形態において、ボルト螺合穴は、第一壁部1の高さ方向の中ほどの位置まで穿かれ、その中に雌螺子形成されたねじ込み式インサートが差し込まれて構成されている。
第二壁部2は、第一壁部1の長手方向に沿って並設する長板状の部材であり、擁壁用笠ブロックを構成する一つの部材である。本実施形態において、第二壁部2も、水平方向が上下方向よりも長い横長の略矩形状である。第二壁部2も、第一壁部1と同様に、砂、砂利、セメント、水などが混練され成型されたコンクリート、砂、セメント、水などが混練され成型されたモルタル、鉄など比重が1より重い材料からなっていることが好ましく、運搬の利便性や風雨に晒されても劣化しにくいという長期安定性からコンクリート又はモルタルであることがより好ましい。また、本実施形態において、第二壁部2は、第一壁部1の長手方向に沿って第一壁部1と略平行に立設しているが、他の実施形態において、第二壁部2は、下方側において第一壁部1の下方側と間隔が長く、上方側において第一壁部1の上方側と間隔が短いように、第一壁部1と相対的に傾斜して並設されていてもよい。また、第二壁部2は、上述の略矩形状であるが、他の実施形態において、第一壁部1の変形例と同様に長手方向における両端側の高さの異なる傾斜した略台形状、さらには凸状や凹状などの角形状とすることができる。
第二壁部2の底面21、すなわち第二壁部2が積み重ねた各擁壁の最上部の擁壁Wの天面Wt等と当接する側の面には、後述する第二調整ボルト5と螺合するボルト螺合穴が設けられている。本実施形態において、ボルト螺合穴は、第一壁部1の高さ方向の中ほどの位置まで穿かれ、その中に雌螺子形成されたねじ込み式インサートが差し込まれて構成されている。
第二壁部2は、長手方向の長さ及びその上下方向の高さにおいて第一壁部1とおおよそ同じであり、第一壁部1と略同形であることが好ましい。このように、第一壁部1と第二壁部2が略同形であると、第一枠板部6や第二枠板部7の各枠板を取り付けるときに区別する必要がないので第一枠板部6や第二枠板部7の各枠板の取り違えを防ぐことができる。
第一壁部1の底面11又は第二壁部2の底面21のいずれか一方には、積み重ねた各擁壁Wのうち最上部の各擁壁Wと本発明の擁壁用笠ブロックを固定するために、鋼材などの硬い部材からなるJ字状のフック筋の基端部を差し込んで固定するための差込穴22が穿設されていてもよい。最上部の各擁壁Wを挿通する鋼材などの硬い部材からなる線状の挿入筋と差込穴22に基端部が差し込まれたJ字状のフック筋が係合することにより、擁壁用笠ブロックが最上部の各擁壁Wに対して少々の力では動かないように固定することができる。本実施形態において、最上部の各擁壁Wと干渉しないように、差込穴22が第二壁部2の底面21に第二壁部2の上下方向に沿って穿設されているが、他の実施形態において、本発明の擁壁用笠ブロックを設置するときに、第二壁部2の底面21が擁壁Wの天面Wtと対向するように設置するときには、差込穴22が第一壁部1の底面11に穿設されていることが好ましい。なお、本実施形態においては、図7などに示すように、略S字状のフック筋により、擁壁用笠ブロックと最上部の各擁壁Wを固定している。
また、第一壁部1の天面12又は第二壁部2の天面23の少なくとも一方に、転落等防止のための防護柵を設置するために、その防護柵を構成する棒状の支柱を嵌合するめの嵌合穴を穿設していてもよい。さらに、本発明の擁壁用笠ブロックの転倒を防止するために、第一壁部1又は第二壁部2の少なくとも一方における長手方向に沿った側面に、帯状のベルトを挿通するための2つ並んで貫通した孔である二連孔が穿設し、その二連孔に帯状のベルトを挿通し、帯状のベルトの一端部側又は他端部側の少なくとも一方を地盤Gと固定しもよい。あるいは、帯状のベルトの一端部側を第一壁部1や第二壁部2に穿設された孔に挿通するなどしてそれらの内面に固定して、他端部側を地面Gと固定するようにしてもよい。
連結部3は、第一壁部1と第二壁部2を連結する部材である。連結部3により、第一壁部1と第二壁部2が一体となっている。第一壁部1、第二壁部2及び連結部3は、分離できないように予め一体的に成形されていることが好ましいが、各々別部材であったものを組み合わせて一体としてもよい。連結部3も、第一壁部1及び第二壁部2と同様に、砂、砂利、セメント、水などが混練され成型されたコンクリート、砂、セメント、水などが混練され成型されたモルタル、鉄など比重が1より重い材料からなっていることが好ましく、運搬の利便性や風雨に晒されても劣化しにくいという長期安定性からコンクリート又はモルタルであることがより好ましい。
第一壁部1と第二壁部2の水平方向の長さに応じて、本発明の擁壁用笠ブロックの強度を保つために、連結部3は、柱状の部材が第一壁部1と第二壁部2の間に複数本設けられていることが好ましい。本実施形態において、連結部3は、柱状の部材が第一壁部1と第二壁部2の間に3本設けられているが、他の実施形態において、2本又は4本以上の複数本設けてもよい。また、本実施形態において、連結部3は、第一壁部1と第二壁部2の上部を連結しているが、他の実施形態において、第一壁部1と第二壁部2の上下方向の中ほどを連結していてもよい。
そして、連結部3には、第一壁部1及び第二壁部2の長手方向に沿って貫通する貫通孔31が穿設されている。図7に示すように、貫通孔31を挿通する鋼材などの硬い部材からなる線状の挿入筋と、最上部の各擁壁Wを挿通する鋼材などの硬い部材からなる線状の挿入筋が略S字状のフック筋と係合することにより、本発明の擁壁用笠ブロックが最上部の各擁壁Wに対して少々の力では動かないように固定することができる。
第一調整ボルト4は、第一壁部1の底面11に螺設された複数の部材である。より具体的には、第一調整ボルト4は、第一壁部1の底面11に穿設されたボルト螺合穴に螺合して複数本設けられている。図7などに示すように、レンチなどを用いて第一壁部1の底面11から露出している複数の第一調整ボルト4の長さを調整することにより、最上部の各擁壁Wの天面Wtが傾斜しているときにも、隣接する複数の本発明の擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士をおおよそ面一、すなわち平坦とすることができる。図5において、隣接する複数の本発明の擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士を水平になるように、第一調整ボルト4の露出する長さを調整しているが、他において、第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士を平坦に傾斜するように第一調整ボルト4の露出する長さを調整してもよい。本実施形態において、第一調整ボルト4は、第一壁部1の底面11に2本螺設されているが、他の実施形態において、第一壁部1の底面11に3本以上螺設されていてもよい。また、第一調整ボルト4の長さは、第一壁部1の上方方向の高さを超えない限りにおいて種々の長さとすることができる。
第二調整ボルト5は、第二壁部2の底面21に螺設された複数の部材である。より具体的には、第二調整ボルト5は、第二壁部2の底面21に穿設されたボルト螺合穴に螺合して複数本設けられている。図7に示すように、レンチなどを用いて第二壁部2の底面21から露出している複数の第二調整ボルト5の長さを調整することにより、最上部の各擁壁Wの天面Wtが傾斜しているときにも、隣接する複数の本発明の擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士をおおよそ面一、すなわち平坦とすることができる。図5において、隣接する複数の本発明の擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士を水平になるように、第二調整ボルト5の露出する長さを調整しているが、他において、第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士を平坦に傾斜するように第二調整ボルト5の露出する長さを調整してもよい。本実施形態において、第二調整ボルト5は、第二壁部2の底面21に2本螺設されているが、他の実施形態において、第一調整ボルト4に合わせて第二壁部2の底面21に3本以上螺設されていてもよい。また、第二調整ボルト5の長さは、第一調整ボルト4と同様に、第二壁部2の上下方向の高さを超えない限りにおいて種々の長さとすることができる。
第一枠板部6は、第一壁部1の長手方向に亘って、第一壁部1の底面11側である下方端部側より外側下方に延設された板状の部材である。第一壁部1が法面側である最上部の擁壁Wの前面側に位置するとき、第一枠板部6により、第一壁部1の底面11と最上部の擁壁Wの天面Wtとの間隙を覆い、図7などに示すように、本発明の擁壁用笠ブロックを設置後に、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7及び擁壁Wなどにて囲まれた空間SPに流動性を有するコンクリートやモルタルを流し込むときに、その間隙から漏洩することを防止することができる。このように、予め第一枠板部6が第一壁部1の長手方向に亘って延設されていることで、足場が組まれてから第一枠板部6が第一壁部1の長手方向に亘って設けることに比べて工期を短縮することができる。
第一枠板部6の第一壁部1の底面11より延設されている上下方向の高さh1は、第一調整ボルト4の長さよりも長いことが好ましい。第一枠板部6の上下方向の高さがこのように設けられていると、第一壁部1の底面11と最上部の擁壁Wの天面Wt等との間隙をおおよそ確実に覆うことができる。本実施形態において、第一枠板部6は、第一壁部1と別部材として設けられている。そして、第一枠板部6において上下方向に長く穿設された長孔61を介して、ボルトである第一固定手段B1により第一壁部1と着脱可能に設けられている。
第二枠板部7は、第二壁部2の長手方向に亘って、第二壁部2の底面21側である下方端部側より外側下方に延設された板状の部材である。第二壁部2が法面側である最上部の擁壁Wの前面側に位置するとき、第二枠板部7により、第二壁部2の底面21と最上部の擁壁Wの天面Wtとの間隙を覆い、本発明の擁壁用笠ブロックを設置後に、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7及び擁壁Wなどにて囲まれた空間SPに流動性を有するコンクリートやモルタルを流し込むときに、その間隙から漏洩することを防止することができる。このように、予め第二枠板部7が第二壁部2の長手方向に亘って延設されていることで、足場が組まれてから第二枠板部7が第二壁部2の長手方向に亘って設けることに比べて工期を短縮することができる。なお、本実施形態において、図7に示すように、第二枠板部7は、最上部の擁壁Wの背面側に位置しており、第二枠板部7の底面が打設コンクリートCの天面Ct側と当接して、第二枠板部7の底面と打設コンクリートCの間隙から流動性を有するコンクリートやモルタルが漏洩することを防止している。
第二枠板部7の第二壁部2の底面21より延設されている上下方向の高さh2は、第二調整ボルト5の長さよりも長いことが好ましい。第二枠板部7の上下方向の高さがこのように設けられていると、第二壁部2の底面21と最上部の擁壁Wの天面Wtとの間隙をおおよそ確実に覆うことができる。なお、本実施形態において、図7に示すように、第二枠板部7は、最上部の擁壁Wの背面側に位置しており、第二枠板部7の底面側が打設コンクリートCの天面Ct側と当接するために、第二枠板部7の第二壁部2の底面21より延設されている上下方向の高さh2は、第二調整ボルト5の長さよりも長いことが好ましい。本実施形態において、第二枠板部7は、第二壁部2と別部材として設けられている。そして、第二枠板部7において上下方向に長く穿設された長孔71を介して、ボルトである第二固定手段B2により第二壁部2と着脱可能に設けられている。
第一枠板固定部8は、第一枠板部6を第一壁部1に押圧する部材であり、第一壁部1の長手方向に沿って所定の間隔をあけて複数固設されている。第一枠板固定部8は、第一枠板部6の第一壁部1とは反対側の面に位置している。第一枠板固定部8により、第一枠板部6が比較的薄い部材であっても、上述した流動性を有するコンクリートやモルタルを流し込むときに、第一枠板部6が動いて広がらないように補強することができる。本実施形態において、第一枠板固定部8は、上下方向に長く、断面略L字状の板部材であり、第一壁部1及び第一枠板部6と別部材として設けられている。そして、第一壁部1に第一枠板部6を当接させ、さらに、その第一枠板部6に第一枠板固定部8を当接させて、第一枠板固定部8において上下方向に長く穿設された長孔を介して、ボルトである第一固定手段B1を挿通し、第一壁部1の側面に設けられ雌螺子形成されたねじ込み式インサートなどの螺合穴に第一固定手段B1を螺合することで、第一壁部1、第一枠板部6及び第一枠板固定部8がそれぞれ着脱可能となっている。本実施形態において、第一枠板固定部8は、上述のように、断面略L字状の板部材であるが、他の実施形態において、角柱状、平板状、断面コの字状の板状などの形状とすることができる。また、第一枠板固定部8の上下方向の高さは、第一壁部1や最上部の擁壁Wを傷つけないように第一枠板部6の上下方向の高さより短くすることができる。
第二枠板固定部9は、第二枠板部7を第二壁部2に押圧する部材であり、第二壁部2の長手方向に沿って所定の間隔をあけて複数固設されている。第二枠板固定部9は、第二枠板部7の第二壁部2とは反対側の面に位置している。第二枠板固定部9により、第二枠板部7が比較的薄い部材であっても、上述した流動性を有するコンクリートやモルタルを流し込むときに、第二枠板部7が動いて広がらないように補強することができる。本実施形態において、第二枠板固定部9は、上下方向に長く、断面略L字状の板部材であり、第二壁部2及び第二枠板部7と別部材として設けられている。そして、第二壁部2に第二枠板部7を当接させ、さらに、その第二枠板部7に第二枠板固定部9を当接させて、第二枠板固定部9において上下方向に長く穿設された長孔を介して、ボルトである第二固定手段B2を挿通し、第二壁部2の側面に設けられ雌螺子形成されたねじ込み式インサートなどの螺合穴に第二固定手段B2を螺合することで、第二壁部2、第二枠板部7及び第二枠板固定部9がそれぞれ着脱可能となっている。本実施形態において、第二枠板固定部9は、上述のように、断面略L字状の板部材であるが、他の実施形態において、角柱状、平板状、断面コの字状の板状などの形状とすることができる。また、第二枠板固定部9の上下方向の高さは、第二壁部2や最上部の擁壁Wを傷つけないように第二枠板部7の上下方向の高さより短くすることができる。
なお、本実施形態において、図4から図7に示されている最上部の擁壁Wは、板状をしている。また、他の実施形態において、最上部の擁壁として、上方から見たときに、略Π字状や略T字状など、法面を覆う前面の板状のパネル部分と、そのパネル部分の背面から立設する支持部分から構成されている種々の形状の擁壁を使用することができる。
〔擁壁用ブロック設置方法〕
次に、本実施形態において、本発明の擁壁用ブロックの設置方法の手順について説明する。主として、法面に設置された擁壁Wのうち、最上部の擁壁Wの天面Wtに、第一調整ボルト4又は第二調整ボルト5の少なくとも一方を載置して本発明の擁壁用笠ブロックを設置する擁壁用笠ブロック設置工程S1と、最上部の擁壁Wの天面Wtに載置された第一調整ボルト4又は第二調整ボルト5の少なくとも一方を所定の長さに調整するボルト調整工程S2と、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7及び擁壁Wなどにて囲まれた空間SPに、流体状のコンクリート又はモルタルの少なくとも一方を充填する充填工程S3が行われる。
まず、擁壁用笠ブロック設置工程S1の前に、土留や崖の地盤Gに擁壁Wを設置して、最上部の擁壁Wを設置してから、擁壁Wの背面側に型枠などを設けて生コンクリートを打設する。そして、図7に示すように、最上部の擁壁Wの天面Wtと打設コンクリートCの天面Ctがおおよそ面一になるようにしておく。
そして、擁壁用笠ブロック設置工程S1に関しては、図4に示された法面に設置された擁壁Wのうち最上部の擁壁Wの天面Wtと打設コンクリートCの天面Ctに対して、第一調整ボルト4及び第二調整ボルト5を載置することで、本発明の擁壁用笠ブロックを設置する。なお、本実施形態において、擁壁用笠ブロック設置工程S1の前に、擁壁Wの背面側に打設コンクリートCが設けられているが、他の実施形態において、打設コンクリートCを設けずに、地盤Gと当接する程度に上下方向に長い第二枠板部9を第二壁部2に設けて、最上部の擁壁Wの天面Wtに第一調整ボルト4を載置し、地盤Gに第二枠板部9の底面側を載置して、本発明の擁壁用笠ブロックを設置してもよい。
そして、ボルト調整工程S2に関しては、最上部の擁壁Wの天面Wtと打設コンクリートCの天面Ctに載置された第一調整ボルト4及び第二調整ボルト5を所定の長さに調整する。このとき、図5に示すような、隣接する複数の本発明の擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士をおおよそ面一となるよう水平になるように、第一調整ボルト4及び第二調整ボルト5の露出する長さを調整することができるし、他の実施形態において、隣接する複数の本発明の擁壁用笠ブロックを構成する第一壁部1の天面12及び第二壁部2の天面23同士をおおよそ面一となるよう傾斜するように第一調整ボルト4及び第二調整ボルト5の露出する長さを調整してもよい。また、他の実施形態において、打設コンクリートCを設けずに、地盤Gと当接する程度に上下方向に長い第二枠板部9を第二壁部2に設けて、最上部の擁壁Wの天面Wtに第一調整ボルト4を載置し、地盤Gに第二枠板部9の底面側を載置して、本発明の擁壁用笠ブロックを設置したときには、最上部の擁壁Wの天面Wtに載置した第一調整ボルト4のみの露出する長さを調整すればよい。
また、このボルト調整工程S2の後に、図5及び図7に示すように、本発明の擁壁用笠ブロックが最上部の各擁壁Wに対して少々の力では動かないように固定するために、貫通孔31を挿通する鋼材などの硬い部材からなる線状の挿入筋と、最上部の各擁壁Wを挿通する鋼材などの硬い部材からなる線状の挿入筋が略S字状のフック筋と係合するように、フック筋設置工程S4を設けることができる。なお、フック筋設置工程S4は、本発明の擁壁用笠ブロックが最上部の各擁壁Wに対して少々の力では動かないように固定する限りにおいて、最上部の各擁壁Wを挿通する鋼材などの硬い部材からなる線状の挿入筋と差込穴22に基端部が差し込まれたJ字状のフック筋が係合するように行ってもよい。
そして、充填工程S3に関しては、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7及び擁壁Wにて囲まれた空間SPに、流体状のコンクリート又はモルタルの少なくとも一方を充填する。より具体的には、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7、擁壁W及び打設コンクリートCにて囲まれた空間SPに、流体状のコンクリート又はモルタルの少なくとも一方を充填する。図7などに示すように、第一枠板部6が、第一壁部1の底面11と最上部の擁壁Wの天面Wtとの間隙を覆っているために、その間隙から漏洩することを防止し、足場が組まれてから第一枠板部6が第一壁部1の長手方向に亘って設けることに比べて工期を短縮することができる。また、他の実施形態において、打設コンクリートCを設けずに、地盤Gと当接する程度に上下方向に長い第二枠板部9を第二壁部2に設けて、最上部の擁壁Wの天面Wtに第一調整ボルト4を載置し、地盤Gに第二枠板部9の底面側を載置して、本発明の擁壁用笠ブロックを設置したときには、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7、擁壁W及び地盤Gにて囲まれた空間SPに、流体状のコンクリート又はモルタルの少なくとも一方を充填することとなる。
そして、充填工程S3の後であって、コンクリート又はモルタルが固化した後に、第一壁部1から第一枠板部6及び第一枠板固定部8などを取り外し、第二壁部2から第二枠板部7及び第二枠板固定9などを取り外す枠板部等除去工程S5を設けることができる。これにより、図6に示すように、本発明の擁壁用笠ブロックと最上部の擁壁Wを一体化させて一連の作業が終了する。なお、枠板部等除去工程S5を設けずに、第一枠板部6、第一枠板固定部8、第二枠板部7、第二枠板固定9などを設けたままの状態とすることもできる。
〔第二実施形態〕
図8及び図9に示すように、本発明の擁壁用笠ブロックは、第一実施形態と同様に第一壁部1と、第二壁部2と、連結部3と、第一調整ボルト4と、第二調整ボルト5と、第一枠板部6と、第二枠板部7などを備えている。第一実施形態と異なる構成としては、第一枠板部6が、第一壁部1と分離できないように予め一体として成形されており、第一壁部1より着脱することができない。第一枠板部6は、第一壁部1、第二壁部2及び連結部3と同様に、砂、砂利、セメント、水などが混練され成型されたコンクリート、砂、セメント、水などが混練され成型されたモルタル、鉄など比重が1より重い材料からなっていることが好ましく、運搬の利便性や風雨に晒されても劣化しにくいという長期安定性からコンクリート又はモルタルであることがより好ましい。なお、第一枠板部6が第一壁部1と分離できないように予め一体として成形されているため、第一実施形態における第一枠板固定部8、第一固定手段B1は存在しない。
第一実施形態と同様に、第一壁部1側が最上部の擁壁Wの前面側に位置するとき、第一枠板部6により、第一壁部1の底面11と最上部の擁壁Wの天面Wtとの間隙を覆い、図7などと同様に、本発明の擁壁用笠ブロックを設置後に、第一壁部1、第二壁部2、第一枠板部6、第二枠板部7及び擁壁Wなどにて囲まれた空間SPに流動性を有するコンクリートやモルタルを流し込むときに、その間隙から漏洩することを防止することができるが、第二実施形態では、擁壁用ブロック設置方法において、第一壁部1から第一枠板部6及び第一枠板固定部8などを取り外する作業が必要ないため、第一実施形態に比べてさらに工期を短縮することができる。なお、第二実施形態において、第二枠板部7は、第一実施形態と同様に第二壁部2と着脱可能に設けれているが、他の実施形態において、第二実施形態におおける第一枠板部6と同様に第二壁部2と分離できないように予め一体として成形されており、第二壁部2より着脱することができないように設けられていてもよい。
1・・・第一壁部
11・・・底面
12・・・天面
2・・・第二壁部
21・・・底面
22・・・差込穴
23・・・天面
3・・・連結部
31・・・貫通孔
4・・・第一調整ボルト
5・・・第二調整ボルト
6・・・第一枠板部
61・・・長孔
7・・・第二枠板部
71・・・長孔
8・・・第一枠板固定部
9・・・第二枠板固定部
B1・・・第一固定手段
B2・・・第二固定手段
W・・・擁壁
Wt・・・最上部の擁壁Wの天面
C・・・打設コンクリート
Ct・・・打設コンクリートの天面
G・・・地盤
SP・・・空間

Claims (7)

  1. 長板状の第一壁部と、
    前記第一壁部の長手方向に沿って並設する長板状の第二壁部と、
    前記第一壁部と前記第二壁部を連結する連結部と、
    前記第一壁部の底面に螺設された複数の第一調整ボルトと、
    前記第二壁部の底面に螺設された複数の第二調整ボルトと、
    前記第一壁部の長手方向に亘って、前記第一壁部の前記底面側である下方端部側より外側下方に延設された第一枠板部と、
    前記第二壁部の長手方向に亘って前記第二壁部の前記底面側である下方端部側より外側下方に延設された第二枠板部と、
    を備えることを特徴とする擁壁用笠ブロック。
  2. 前記第一枠板部が第一固定手段によって前記第一壁部と着脱可能に設けられている、又は前記第二枠板部が第二固定手段によって前記第二壁部と着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の擁壁用笠ブロック。
  3. 前記第一枠板部を前記第一壁部に押圧する複数の第一枠板固定部が前記第一枠板部に所定の間隔をあけて固設されており、前記第二枠板部を前記第二壁部に押圧する複数の第二枠板固定部が前記第二枠板部に所定の間隔をあけて固設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の擁壁用笠ブロック。
  4. 前記第一壁部と前記第一枠板部が分離できないように予め一体として成形されている、又は前記第二枠板部と前記第二枠板部が分離できないように予め一体として成形されていることを特徴とする請求項1に記載の擁壁用笠ブロック。
  5. 前記第一壁部の底面又は前記第二壁部の底面のいずれか一方に穿設された差込穴を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の擁壁用笠ブロック。
  6. 前記連結部に、前記第一壁部及び前記第二壁部の長手方向に沿って貫通する貫通孔を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の擁壁用笠ブロック。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の擁壁用笠ブロックを用いた擁壁用笠ブロック設置方法であって、
    法面に設置された擁壁のうち、最上部の擁壁の天面に、前記第一調整ボルト又は前記第二調整ボルトの少なくとも一方を載置して前記擁壁用笠ブロックを設置する擁壁用笠ブロック設置工程と、
    最上部の前記擁壁の天面に載置された前記第一調整ボルト又は第二調整ボルトの少なくとも一方を所定の長さに調整するボルト調整工程と、
    前記第一壁部、前記第二壁部、前記第一枠板部、前記第二枠板部及び前記擁壁にて囲まれた空間に、流体状のコンクリート又はモルタルの少なくとも一方を充填する充填工程を備えることを特徴とする擁壁用笠ブロック設置方法。
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