JP2024049529A - 入力装置 - Google Patents

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裕樹 片桐
責平 下園
哲生 小堀
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Abstract

【課題】より小型化を図ることができる入力装置を提供する。【解決手段】入力装置1は、基体10と、第一分岐液圧路1cと、第一分岐液圧路1c中に配置された開閉弁とを備えている。第一分岐液圧路1cは、第二メイン液圧路1bから分岐してストロークシミュレータ2に至る液圧路である。基体10は、第一シリンダ穴11が形成された本体部10aと、第一シリンダ穴11の周囲に形成されたフランジ部10bとを有している。フランジ部10bは、車体取付用のスタッドボルトが挿入される孔10eが形成された取付部81と、取付部81よりも厚さが大きい肉厚部82とを有している。開閉弁は、肉厚部82に装着されている。【選択図】図8

Description

本発明は、操作者のブレーキ操作が入力される入力装置に関する。
従来、車両用ブレーキシステムに用いられ、操作者のブレーキ操作が入力される入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この入力装置は、ブレーキ操作子のストローク量に応じてブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダと、ブレーキ操作子に擬似的な操作反力を付与するストロークシミュレータと、が設けられた基体を有している。
また、マスタシリンダの圧力室と車輪を制動するホイールシリンダとを連通させるメイン液圧路から分岐してストロークシミュレータに至る分岐液圧路には、分岐液圧路を開閉する電磁弁(開閉弁)が設けられている。
特開2016-175554号公報
しかしながら、特許文献1に記載の入力装置では、開閉弁は、基体におけるマスタシリンダの中心軸に対して側方に装着されている。したがって、基体の側方に、開閉弁を装着するための支持部分を形成する必要がある。このため、入力装置が大型化してしまうという点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、より小型化を図ることができる入力装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための本発明は、操作者のブレーキ操作が入力される入力装置である。前記入力装置は、基体と、ピストンと、ストロークシミュレータと、メイン液圧路と、分岐液圧路と、開閉弁と、を備えている。前記基体は、本体部、およびフランジ部を有している。前記本体部には、シリンダ穴が形成されている。前記フランジ部は、前記シリンダ穴の周囲に形成されている。前記ピストンは、前記シリンダ穴に挿入されており、前記ピストンにはブレーキ操作子が連結されている。前記ストロークシミュレータは、前記ブレーキ操作子のブレーキ操作力に対応する擬似的な反力を発生させる。前記メイン液圧路は、前記シリンダ穴に形成された圧力室と車輪を制動するホイールシリンダとを連通させる。前記分岐液圧路は、前記メイン液圧路から分岐して前記ストロークシミュレータに至る。前記開閉弁は、前記分岐液圧路中に配置されており、前記分岐液圧路を開閉する。前記フランジ部は、車体取付用のボルトが挿入される孔が形成された取付部と、前記取付部よりも前記ボルトの軸方向に沿う厚さが大きい肉厚部と、を有している。前記開閉弁は、前記肉厚部に装着されている。
この構成では、基体のシリンダ穴の周囲に形成されたフランジ部を利用して設けられた肉厚部に、開閉弁が装着される。このため、基体の本体部におけるシリンダ穴の中心軸に対して側方に、開閉弁を装着するための支持部分を形成する必要がない。これにより、基体の本体部の寸法を小さくすることができる。
したがって、この発明によれば、より小型化を図ることができる入力装置を提供できる。
前記入力装置において、前記分岐液圧路の少なくとも一部が、前記肉厚部の内部に形成されていることが好ましい。
この構成では、基体に形成される液圧路の一部をフランジ部の肉厚部に設けることで、基体の本体部に形成される液圧路を減らすことができる。これにより、基体の本体部の寸法をより小さくすることができるため、入力装置をより小型化できる。
前記入力装置において、前記開閉弁は、前記シリンダ穴の中心軸と平行に配置されており、前記分岐液圧路の前記開閉弁側の部分は、前記開閉弁の中心軸と垂直な方向に形成されていることが好ましい。
この構成では、開閉弁と分岐液圧路の開閉弁側の部分とを少ない占有スペースで効率良く配置できるため、入力装置をより小型化できる。
前記入力装置において、前記分岐液圧路の前記開閉弁側の部分は、前記シリンダ穴の中心軸と前記ストロークシミュレータの中心軸とを含む平面に対して、前記開閉弁に近いほど該平面に近付くように傾斜していることが好ましい。
この構成では、分岐液圧路の開閉弁側の部分が内部に形成される肉厚部の大きさを最小限に抑えることができる。
前記入力装置において、前記開閉弁の入口および出口の少なくとも一方にフィルタが設置されており、前記フィルタは、前記肉厚部の内部に位置していることが好ましい。
この構成では、ブレーキ液中に含まれる異物を除去するフィルタをフランジ部の肉厚部に設けることで、基体の本体部にフィルタの設置スペースを確保する必要がない。これにより、基体の本体部の寸法をより小さくすることができるため、入力装置をより小型化できる。
前記入力装置において、前記シリンダ穴の中心軸に沿う方向から見て、前記メイン液圧路の出力ポートの中心は、前記シリンダ穴の中心と前記ストロークシミュレータの中心との間に位置していることが好ましい。この場合の位置は、前記シリンダ穴の中心と前記ストロークシミュレータの中心とを結ぶ直線に沿う方向における位置である。
この構成では、出力ポートにつながる液圧路を、基体の本体部におけるシリンダ穴とストロークシミュレータとの間の駄肉部を利用して配置できる。これにより、基体の本体部の寸法をより小さくすることができるため、入力装置をより小型化できる。
本発明によれば、より小型化を図ることができる入力装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る入力装置を用いた車両用ブレーキシステムを示した全体構成図である。 本発明の実施形態に係る入力装置を前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る入力装置を示した前面図である。 本発明の実施形態に係る入力装置を示した図3のIV-IV断面図である。 本発明の実施形態に係る入力装置を示した図3のV-V断面図である。 本発明の実施形態に係る入力装置を示した図3のVI-VI断面図である。 図2の斜視図からハウジング、コイル等の部品を取り外して電磁弁を露出させた図である。 本発明の実施形態に係る入力装置における液圧路を説明するための前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る入力装置における液圧路を説明するための後方右上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る入力装置における液圧路を説明するための前方右下から見た斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、本発明の入力装置を車両用ブレーキシステムに適用した場合を例として説明する。
車両用ブレーキシステムAは、図1に示すように、原動機(エンジンや電動モータなど)の起動時に作動するバイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムと、原動機の停止時などに作動する油圧式のブレーキシステムの双方を備えるものである。
車両用ブレーキシステムAは、モータを併用するハイブリッド自動車やモータのみを動力源とする電気自動車・燃料電池自動車や、エンジン(内燃機関)のみを動力源とする自動車に搭載することができる。
車両用ブレーキシステムAは、ブレーキペダルP(特許請求の範囲における「ブレーキ操作子」)のストローク量(作動量)に応じてブレーキ液圧を発生させるとともに、車両挙動の安定化を支援する。
車両用ブレーキシステムAは、ブレーキペダルPのストローク量に応じてブレーキ液圧を発生させる入力装置1と、モータ36を駆動源としてブレーキ液圧を発生させるモータシリンダ装置3と、を備えている。入力装置1は、ブレーキペダルPのブレーキ操作力に対応する擬似的な反力を発生させるストロークシミュレータ2を有している。
また、車両用ブレーキシステムAは、車輪ブレーキの各ホイールシリンダWに作用するブレーキ液の液圧を制御し、車両挙動の安定化を支援する液圧制御装置100を備えている。
入力装置1は、基体10の第一シリンダ穴11に挿入された二つのピストン12a,12bを備えている。
第一シリンダ穴11の底面と底側のピストン12aとの間に底側圧力室14aが形成されている。また、底側のピストン12aと開口側のピストン12bとの間に開口側圧力室14bが形成されている。
ブレーキペダルPのロッドRの先端部は、開口側のピストン12bに連結されている。両ピストン12a,12bは、ブレーキペダルPの踏力を受けて第一シリンダ穴11内を摺動し、底側圧力室14a内および開口側圧力室14b内のブレーキ液を加圧する。
入力装置1の基体10内には、ストロークシミュレータ2が設けられている。
ストロークシミュレータ2は、基体10の第二シリンダ穴21に挿入されたピストン22と、第二シリンダ穴21の開口部を閉塞する蓋部材24と、ピストン22と蓋部材24との間に収容された付勢手段23と、を備えている。
第二シリンダ穴21の底面とピストン22との間に圧力室25が形成されている。圧力室25は、後記する第一分岐液圧路1c、第二分岐液圧路1dおよび第二メイン液圧路1bを介して、第一シリンダ穴11の開口側圧力室14bに通じている。
ストロークシミュレータ2では、開口側圧力室14bで発生したブレーキ液圧によって、ピストン22が付勢手段23の付勢力に抗して移動する。そして、付勢されたピストン22によってブレーキペダルPに擬似的な操作反力が付与される。
モータシリンダ装置3は、基体30のシリンダ穴31に挿入された二つのピストン32a,32bと、モータ36と、駆動伝達部35と、を備えている。
シリンダ穴31の底面と底側のピストン32aとの間に底側圧力室34aが形成されている。また、底側のピストン32aと開口側のピストン32bとの間に開口側圧力室34bが形成されている。
モータ36は、後記する電子制御装置4によって駆動制御される電動サーボモータである。
駆動伝達部35は、モータ36の出力軸36aの回転駆動力を直線方向の軸力に変換する機構である。駆動伝達部35は、例えば、ボールねじ機構によって構成されている。
モータ36の出力軸が回転し、その回転駆動力が駆動伝達部35に入力されると、駆動伝達部35のロッド35aが進退移動する。ロッド35aの先端部は、開口側のピストン32bに当接している。
両ピストン32a,32bがロッド35aからの入力を受けてシリンダ穴31内を摺動し、底側圧力室34a内および開口側圧力室34b内のブレーキ液を加圧する。
電子制御装置4は、基体30の側面に取り付けられており、ハウジング内に制御基板を収容させたものである。電子制御装置4は、各種センサから得られた情報や予め記憶させておいたプログラム等に基づいて、モータ36の作動や各弁の開閉を制御する。
液圧制御装置100は、アンチロックブレーキ制御、車両の挙動を安定化させる横滑り制御、トラクション制御などを実行し得る構成を備えている。なお、図示は省略するが、液圧制御装置100は、電磁弁やポンプなどが設けられた液圧ユニット、ポンプを駆動するためのモータ、電磁弁やモータなどを制御するための電子制御装置などを備えている。
次に、入力装置1の基体10内に形成された各液圧路について説明する。
第一メイン液圧路1aは、第一シリンダ穴11の底側圧力室14aを起点とする液圧路である。第一メイン液圧路1aの終点である出力ポート8aには、モータシリンダ装置3の基体30に至る配管Haが連結されている。
第二メイン液圧路1bは、第一シリンダ穴11の開口側圧力室14bを起点とする液圧路である。第二メイン液圧路1bの終点である出力ポート8bには、モータシリンダ装置3の基体30に至る配管Hbが連結されている。
第一分岐液圧路1cは、第二メイン液圧路1bから分岐して、ストロークシミュレータ2の圧力室25に至る液圧路である。
第一分岐液圧路1cには、常閉型の電磁弁(開閉弁)5が設けられている。この電磁弁5は第一分岐液圧路1cを開閉するものである。第一分岐液圧路1cは、第二メイン液圧路1bとの分岐点から電磁弁5に至る第一流路71と、電磁弁5からストロークシミュレータ2の圧力室25に至る第二流路72とを有している。
第二分岐液圧路1dは、第二メイン液圧路1bから分岐して、第一分岐液圧路1cに至る液圧路である。第二分岐液圧路1dは、第一分岐液圧路1cにおいて電磁弁5よりも圧力室25側の部位に連通している。
第二分岐液圧路1dには、チェック弁6が設けられている。チェック弁6は、電磁弁5に並列に接続されている。このチェック弁6は、圧力室25側から第一シリンダ穴11側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁である。
次に、モータシリンダ装置3の基体30内に形成された各液圧路について説明する。
第三メイン液圧路3aは、基体30の入力ポートから出力ポートに至る液圧路である。第三メイン液圧路3aの始点である入力ポートには、入力装置1の基体10に連結された配管Haが連結されている。これより、入力装置1の第一メイン液圧路1aと、モータシリンダ装置3の第三メイン液圧路3aとが配管Haを介して連通している。第三メイン液圧路3aの終点である出力ポートには、液圧制御装置100に至る配管Hcが連結されている。
第四メイン液圧路3bは、基体30の入力ポートから出力ポートに至る液圧路である。第四メイン液圧路3bの始点である入力ポートには、入力装置1の基体10に連結された配管Hbが連結されている。これより、入力装置1の第二メイン液圧路1bと、モータシリンダ装置3の第四メイン液圧路3bとが配管Hbを介して連通している。第四メイン液圧路3bの終点である出力ポートには、液圧制御装置100に至る配管Hdが連結されている。
第一連通路3cは、シリンダ穴31の底側圧力室34aから第三メイン液圧路3aに至る液圧路である。
第二連通路3dは、シリンダ穴31の開口側圧力室34bから第四メイン液圧路3bに至る液圧路である。
第三メイン液圧路3aと第一連通路3cとの連結部には、三方向弁である第一切替弁7aが設けられている。第一切替弁7aは、2ポジション3ポートの電磁弁である。
第一切替弁7aが図1に示す第一ポジションの状態では、第三メイン液圧路3aの上流側(入力装置1側)と下流側(ホイールシリンダW側)とが連通し、第三メイン液圧路3aと第一連通路3cとが遮断される。
第一切替弁7aが第二ポジションの状態では、第三メイン液圧路3aの上流側と下流側とが遮断され、第一連通路3cと第三メイン液圧路3aの下流側とが連通する。
第四メイン液圧路3bと第二連通路3dとの連結部には、三方向弁である第二切替弁7bが設けられている。第二切替弁7bは、2ポジション3ポートの電磁弁である。
第二切替弁7bが図1に示す第一ポジションの状態では、第四メイン液圧路3bの上流側(入力装置1側)と下流側(ホイールシリンダW側)とが連通し、第四メイン液圧路3bと第二連通路3dとが遮断される。
第二切替弁7bが第二ポジションの状態では、第四メイン液圧路3bの上流側と下流側とが遮断され、第二連通路3dと第四メイン液圧路3bの下流側とが連通する。
第一圧力センサP1および第二圧力センサP2は、ブレーキ液圧の大きさを検知するものである。第一圧力センサP1および第二圧力センサP2で取得された情報は電子制御装置4に出力される。
第三メイン液圧路3aに設けられた第一圧力センサP1は、第一切替弁7aよりも上流側(入力ポート側)に配置されており、入力装置1で発生したブレーキ液圧を検知する。
第二連通路3dに設けられた第二圧力センサP2は、第二切替弁7bよりも上流側(シリンダ穴31側)に配置されており、モータシリンダ装置3で発生したブレーキ液圧を検知する。
液圧制御装置100は、配管Hc,Hdを介してモータシリンダ装置3に接続されている。さらに、液圧制御装置100は、配管を介して各ホイールシリンダWに接続されている。
次に車両用ブレーキシステムAの動作について概略説明する。
図1に示す車両用ブレーキシステムAでは、システムが起動されると、モータシリンダ装置3の第一切替弁7aおよび第二切替弁7bが励磁されて、前記した第一ポジションから第二ポジションに切り替わる。
これにより、第三メイン液圧路3aの下流側と第一連通路3cとが通じるとともに、第四メイン液圧路3bの下流側と第二連通路3dとが通じる。これにより、入力装置1と各ホイールシリンダWとが遮断されるとともに、モータシリンダ装置3と各ホイールシリンダWとが連通する。
また、システムが起動されると、入力装置1の第一分岐液圧路1cの常閉型の電磁弁5は開弁される。これにより、ブレーキペダルPの操作によって入力装置1で発生した液圧は、ホイールシリンダWには伝達されずに、ストロークシミュレータ2に伝達される。
そして、ストロークシミュレータ2の圧力室25の液圧が大きくなり、ピストン22が付勢手段23の付勢力に抗して移動することで、ブレーキペダルPのストロークが許容される。これにより、擬似的な操作反力がブレーキペダルPに付与される。
また、ストロークセンサ50によって、ブレーキペダルPの踏み込みが検知されると、モータシリンダ装置3のモータ36が駆動され、モータシリンダ装置3で液圧が発生する。
電子制御装置4は、モータシリンダ装置3の発生液圧(第二圧力センサP2で検出された液圧)と、ブレーキペダルPの操作量に対応した要求液圧とを対比し、その対比結果に基づいてモータ36の回転速度等を制御する。
このようにして、車両用ブレーキシステムAではブレーキペダルPの操作量に応じて液圧を昇圧させる。そして、モータシリンダ装置3の発生液圧は液圧制御装置100に入力される。
ブレーキペダルPの踏み込みが解除されると、モータシリンダ装置3のモータ36が逆転駆動され、モータシリンダ装置3の発生液圧が降圧される。
液圧制御装置100では、入口弁および出口弁の開閉状態を制御することで、各ホイールシリンダWのホイールシリンダ圧が調整される。
なお、モータシリンダ装置3が作動しない状態(例えば、イグニッションOFFや、電力が得られない場合など)においては、入力装置1で発生した液圧が、液圧制御装置100を介して、各ホイールシリンダWに伝達される。
次に、本実施形態の入力装置1について詳細に説明する。
入力装置1は、図1に示すように、基体10を備えている。基体10の内部にはストロークシミュレータ2が設けられている。基体10には、ストロークセンサ50、ハウジング60(図2参照)およびリザーバタンク70が取り付けられている。また、入力装置1には、図5に示すように、電磁弁5が基体10に取り付けられるとともに、電磁弁5を作動させるためのコイル5aが設けられている。
なお、以下の説明における各方向は、入力装置1を説明する上で便宜上設定したものであるが、入力装置1を車両に搭載したときの方向と概ね一致している。つまり、ブレーキペダルPを踏み込んだときのロッドRの移動方向を前方(前端側)とし、ブレーキペダルPが戻ったときのロッドRの移動方向を後方(後端側)としている(図2参照)。さらに、ロッドRの移動方向(前後方向)に対して水平に直交する方向を左右方向としている。
入力装置1の基体10は、図2に示すように、車両に搭載される金属製のブロックである。本実施形態の基体10は、アルミニウム合金製である。本実施形態の基体10は、前後方向に延びている本体部10aと、本体部10aの第一シリンダ穴11の周囲に形成されたフランジ部10bと、を有している。
基体10の内部には、図1に示すように、有底円筒状の第一シリンダ穴11、第二シリンダ穴21および複数の液圧路1a,1b,1c,1dなどが形成されている。
第一シリンダ穴11および第二シリンダ穴21は、図3に示すように、本体部10a内に前後方向に延在されている。第一シリンダ穴11の中心軸と、第二シリンダ穴21の中心軸とは、平行かつ並列に配置されている。本実施形態では、第一シリンダ穴11の右側に第二シリンダ穴21が配置されている。第一シリンダ穴11および第二シリンダ穴21の後端部は、本体部10aの後面に開口している。第一シリンダ穴11の中心軸に沿う方向から見て、第一メイン液圧路1aおよび第二メイン液圧路1bの出力ポート8a,8bの中心は、第一シリンダ穴11の中心と第二シリンダ穴21の中心との間に位置している。この場合の位置は、第一シリンダ穴11の中心と第二シリンダ穴21の中心とを結ぶ直線に沿う方向における位置である。
第一シリンダ穴11には、図4に示すように、二つのピストン12a,12bと、二つのコイルばね13a,13bと、が収容されている。開口側のピストン12bは、ロッドRを介してブレーキペダルP(図1参照)に連結されている。
第一シリンダ穴11の底面と、底側のピストン12aとの間に形成された底側圧力室14aには、コイルばね13aが収容されている。コイルばね13aは、底面側に移動したピストン12aを開口部側に押し戻すものである。
底側のピストン12aと、開口側のピストン12bとの間に形成された開口側圧力室14bには、コイルばね13bが収容されている。コイルばね13bは、底面側に移動したピストン12bを開口部側に押し戻すものである。
第一シリンダ穴11の後部には、下方に拡張された拡張部11aが形成されている。この拡張部11aは、後記するストロークセンサ50のロッド51の後部および連結ピン53が収容される部位である。拡張部11aの前端部は基体10の外面に開口している。
第二シリンダ穴21内には、図6に示すように、ストロークシミュレータ2を構成するピストン22および付勢手段23が収容されている。ピストン22と蓋部材24との間に収容された付勢手段23は、二つのコイルばね23a,23bから構成されている。第二シリンダ穴21内の圧力室25は、第一分岐液圧路1cを介して第一シリンダ穴11の開口側圧力室14bに通じている。ピストン22と蓋部材24との間には背圧室26が設けられている。背圧室26は、連通路9(図1参照)を介してリザーバタンク70に連通している。
リザーバタンク70は、図4に示すように、本体部10aの上面に取り付けられている。リザーバタンク70から底側圧力室14a内および開口側圧力室14b内にブレーキ液が補給される。
フランジ部10bは、図2に示すように、本体部10aの後端部から第一シリンダ穴11(図4参照)の中心軸に直交する方向に向けて突出した板状の部位である。
フランジ部10bの後面から、車体フレーム(図示せず)に取り付けられる複数のスタッドボルト10cが後方に向けて突出している。
フランジ部10bの前面には、図5に示すように、装着穴10dが開口している。装着穴10dは、電磁弁5の基部が装着される穴であり、フランジ部10bの前面から後方に向けて延びている。装着穴10dは、基体10内の第一分岐液圧路1c(第一流路71および第二流路72)に連通している。電磁弁5を装着穴10dに装着した状態では、電磁弁5の先端部がフランジ部10bの前面から前方に向けて突出している(図7参照)。すなわち、電磁弁5は、第一シリンダ穴11(図4参照)の中心軸と平行に配置されている。ここで、平行には、厳密な平行のほか略平行である場合が含まれるものとする。
電磁弁5の先端部には、電磁弁5を作動させるためのコイル5aが外嵌されている。コイル5aは、通電されることで、電磁弁5の先端部の周囲に磁場を発生させる電磁コイルである。
本体部10aの下面には、図4に示すように、ストロークセンサ50が設けられている。ストロークセンサ50は、ロッド51と、センサICを備えたセンサ基板52と、を備えている。
ロッド51は、本体部10aの下面の下方に配置され、第一シリンダ穴11の中心軸方向に沿って前後方向に延びている。
ロッド51の後端部は、連結ピン53によって、第一シリンダ穴11内の開口側のピストン12bに連結されている。これにより、ロッド51は、ピストン12bの前後方向の移動に連動して移動する。また、ロッド51の前端部に永久磁石54が設けられている。
センサ基板52は、磁界の方向を検出するものであり、永久磁石54の移動領域の下方に配置されている。センサ基板52は、永久磁石54の前後方向の移動に伴って変動する磁界の方向を検出することで、ピストン12bの移動量を検出する。つまり、ストロークセンサ50によって、ブレーキペダルP(図1参照)の操作量を検出できる。
ハウジング60は、図2に示すように、樹脂製の箱体である。ハウジング60には、本体部10aの下面に取り付けられる第一収容部61と、フランジ部10bの前面に取り付けられる第二収容部62と、第一収容部61と第二収容部62とを連結する連結部63と、第一収容部61に設けられたコネクタ64と、が形成されている。
第一収容部61の上部の内部空間61aには、図4に示すように、ストロークセンサ50のロッド51の前部が収容されている。ロッド51の前端部に設けられた永久磁石54は、第一収容部61内で前後方向に移動自在である。
第一収容部61の下面には、コネクタ64が形成されている。コネクタ64は、配線ケーブル(図示せず)のコネクタが接続される部位である。
第二収容部62は、図2に示すように、後面が開口している箱状に形成されている。第二収容部62の後面の開口縁部には、外側に張り出した取付フランジ部62aが形成されている。本実施形態では、第二収容部62の取付フランジ部62aが二本のボルトB,Bによって、基体10のフランジ部10bの前面に固着されている。
第二収容部62内には、図5に示すように、電磁弁5の先端部およびコイル5aが収容されている。第二収容部62の前端開口部には、蓋部62bが固着されている。ハウジング60は、第二収容部62に蓋部62bを取り付けていない状態で、基体10のフランジ部10bに取り付けられる。そして、第二収容部62の前端開口部から電気部品とコイル5aとを電気的に接続した後に、第二収容部62の前端開口部に蓋部62bを固着する。
基体10のフランジ部10bは、図7に示すように、取付部81と、肉厚部82とを有している。取付部81には、車体取付用のスタッドボルト10cが挿入される孔10e(図5参照)が形成されている。肉厚部82は、取付部81よりもスタッドボルト10cの軸方向に沿う厚さ、すなわち前後方向の厚さが大きい部分である。図7では、ハウジング60、コイル5a等の部品が取り外されて電磁弁5が露出している。電磁弁5は、フランジ部10bの肉厚部82に装着されている。
フランジ部10bの肉厚部82の内部には、図8に示すように、第一分岐液圧路1c(第一流路71および第二流路72)の一部が形成されている。
また、第一流路71の電磁弁5側の部分、および第二流路72の電磁弁5側の部分は、電磁弁5の中心軸と垂直な方向に形成されている。ここで、第一流路71の電磁弁5側の部分とは、第一流路71のうち電磁弁5から見て電磁弁5と最初の屈曲部との間の直線状の部分である。第二流路72の電磁弁5側の部分とは、第二流路72のうち電磁弁5から見て電磁弁5と最初の屈曲部との間の直線状の部分である。また、垂直には、厳密な垂直のほか略垂直である場合が含まれるものとする。
第一流路71の電磁弁5側の部分、および第二流路72の電磁弁5側の部分は、第一シリンダ穴11の中心軸と第二シリンダ穴21の中心軸とを含む平面に対して、電磁弁5に近いほど該平面に近付くように傾斜している。また、第一流路71の電磁弁5側の部分と、第二流路72の電磁弁5側の部分とは、略平行に、前後に並んで配置されている。
本体部10aの内部には、図8~図10に示すように、第一メイン液圧路1a、第二メイン液圧路1b、第一分岐液圧路1cの一部、および第二分岐液圧路1dが形成されている。図8~図10には、第一シリンダ穴11、第二シリンダ穴21、装着穴10d、および液圧路1a~1dが示されており、他の構成は省略されている。なお、各液圧路における基体10の外面に開口する閉止すべき端部は、例えばプラグ(図示せず)によって閉止される。
電磁弁5(図7参照)の入口には、フィルタ5b(図1参照)が設置されており、このフィルタ5bは、例えば電磁弁5の側面に形成されたポート(図示せず)の開口部を覆うように設けられている。また、電磁弁5の出口には、フィルタ5c(図1参照)が設置されており、このフィルタ5cは、例えば第一分岐液圧路1cの第二流路72内に装着されるように設けられている。これにより、電磁弁5を通過するブレーキ液中に含まれる異物を好適に除去することができる。
以上のように、本実施形態の入力装置1は、図8に示すように、基体10と、第一分岐液圧路1cと、第一分岐液圧路1c中に配置された電磁弁5(図7参照)とを備えている。第一分岐液圧路1cは、第二メイン液圧路1bから分岐してストロークシミュレータ2に至る液圧路である。基体10は、第一シリンダ穴11が形成された本体部10aと、第一シリンダ穴11の周囲に形成されたフランジ部10bとを有している。フランジ部10bは、車体取付用のスタッドボルト10c(図7参照)が挿入される孔10eが形成された取付部81と、取付部81よりも厚さが大きい肉厚部82とを有している。電磁弁5は、肉厚部82に装着されている。
この構成では、基体10のフランジ部10bを利用して設けられた肉厚部82に、電磁弁5が装着される。このため、基体10の本体部10aにおける第一シリンダ穴11の中心軸に対して側方に、電磁弁5を装着するための支持部分を形成する必要がない。これにより、基体10の本体部10aの寸法を小さくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、より小型化を図ることができる入力装置1を提供できる。また、基体10の駄肉部を削減できるため、入力装置1の軽量化およびコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態では、第一分岐液圧路1c(第一流路71および第二流路72)の少なくとも一部が、フランジ部10bの肉厚部82の内部に形成されている。
基体10に形成される液圧路の一部をフランジ部10bの肉厚部82に設けることで、基体10の本体部10aに形成される液圧路を減らすことができる。これにより、基体10の本体部10aの寸法をより小さくすることができるため、入力装置1をより小型化できる。
また、本実施形態では、電磁弁5は、第一シリンダ穴11の中心軸と平行に配置されており、第一分岐液圧路1cの電磁弁5側の部分は、電磁弁5の中心軸と垂直な方向に形成されている。
この構成では、電磁弁5と第一分岐液圧路1cの電磁弁5側の部分とを少ない占有スペースで効率良く配置できるため、入力装置1をより小型化できる。
また、本実施形態では、第一分岐液圧路1cの電磁弁5側の部分は、第一シリンダ穴11の中心軸とストロークシミュレータ2の中心軸とを含む平面に対して、電磁弁5に近いほど該平面に近付くように傾斜している。
この構成では、第一分岐液圧路1cの電磁弁5側の部分が内部に形成される肉厚部82の大きさを最小限に抑えることができる。
また、本実施形態では、電磁弁5の入口および出口にフィルタ5b,5c(図1参照)がそれぞれ設置されており、フィルタ5b,5cは、フランジ部10bの肉厚部82の内部に位置している。なお、電磁弁5の入口および出口のいずれか一方にフィルタが設置されていてもよい。
この構成では、ブレーキ液中に含まれる異物を除去するフィルタ5b,5cをフランジ部10bの肉厚部82に設けることで、基体10の本体部10aにフィルタ5b,5cの設置スペースを確保する必要がない。これにより、基体10の本体部10aの寸法をより小さくすることができるため、入力装置1をより小型化できる。
また、本実施形態では、図3に示すように、第一シリンダ穴11の中心軸に沿う方向から見て、出力ポート8a,8bの中心は、第一シリンダ穴11の中心と第二シリンダ穴21の中心との間に位置している。
この構成では、出力ポート8a,8bにつながる液圧路を、基体10の本体部10aにおける第一シリンダ穴11とストロークシミュレータ2の第二シリンダ穴21との間の駄肉部を利用して配置できる。これにより、基体10の本体部10aの寸法をより小さくすることができるため、入力装置1をより小型化できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、入力装置1は、前記した実施形態では第一シリンダ穴11に二つのピストンを有するタンデム式であるが、これに限定されるものではなく、一つのピストンを有するシングル式であってもよい。
また、第一分岐液圧路1cは、前記した実施形態では第二メイン液圧路1bから分岐しているが、これに限定されるものではなく、第一メイン液圧路1aから分岐するように構成されてもよい。
1 入力装置
1a 第一メイン液圧路
1b 第二メイン液圧路(メイン液圧路)
1c 第一分岐液圧路(分岐液圧路)
1d 第二分岐液圧路
2 ストロークシミュレータ
3 モータシリンダ装置
3a 第三メイン液圧路
3b 第四メイン液圧路
3c 第一連通路
3d 第二連通路
4 電子制御装置
5 電磁弁(開閉弁)
5a コイル
5b フィルタ
5c フィルタ
6 チェック弁
7a 第一切替弁
7b 第二切替弁
8a 出力ポート
8b 出力ポート
10 基体
10a 本体部
10b フランジ部
10c スタッドボルト(ボルト)
10d 装着穴
10e 孔
11 第一シリンダ穴(シリンダ穴)
11a 拡張部
12a ピストン
12b ピストン
14a 底側圧力室
14b 開口側圧力室(圧力室)
21 第二シリンダ穴
22 ピストン
24 蓋部材
25 圧力室
30 基体
31 シリンダ穴
32a ピストン
32b ピストン
34a 底側圧力室
34b 開口側圧力室
35 駆動伝達部
35a ロッド
36 モータ
36a 出力軸
50 ストロークセンサ
51 ロッド
52 センサ基板
53 連結ピン
54 永久磁石
60 ハウジング
61 第一収容部
61a 内部空間
62 第二収容部
62a 取付フランジ部
62b 蓋部
63 連結部
64 コネクタ
70 リザーバタンク
71 第一流路
72 第二流路
81 取付部
82 肉厚部
100 液圧制御装置
A 車両用ブレーキシステム
B ボルト
Ha 配管
Hb 配管
Hc 配管
Hd 配管
P ブレーキペダル(ブレーキ操作子)
P1 第一圧力センサ
P2 第二圧力センサ
R ロッド
W ホイールシリンダ

Claims (6)

  1. 操作者のブレーキ操作が入力される入力装置であって、
    シリンダ穴が形成された本体部、および前記シリンダ穴の周囲に形成されたフランジ部を有する基体と、
    前記シリンダ穴に挿入され、ブレーキ操作子が連結されたピストンと、
    前記ブレーキ操作子のブレーキ操作力に対応する擬似的な反力を発生させるストロークシミュレータと、
    前記シリンダ穴に形成された圧力室と車輪を制動するホイールシリンダとを連通させるメイン液圧路と、
    前記メイン液圧路から分岐して前記ストロークシミュレータに至る分岐液圧路と、
    前記分岐液圧路中に配置されて前記分岐液圧路を開閉する開閉弁と、を備え、
    前記フランジ部は、車体取付用のボルトが挿入される孔が形成された取付部と、前記取付部よりも前記ボルトの軸方向に沿う厚さが大きい肉厚部と、を有し、
    前記開閉弁は、前記肉厚部に装着されていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記分岐液圧路の少なくとも一部が、前記肉厚部の内部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記開閉弁は、前記シリンダ穴の中心軸と平行に配置されており、前記分岐液圧路の前記開閉弁側の部分は、前記開閉弁の中心軸と垂直な方向に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記分岐液圧路の前記開閉弁側の部分は、前記シリンダ穴の中心軸と前記ストロークシミュレータの中心軸とを含む平面に対して、前記開閉弁に近いほど該平面に近付くように傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記開閉弁の入口および出口の少なくとも一方にフィルタが設置されており、
    前記フィルタは、前記肉厚部の内部に位置していることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  6. 前記シリンダ穴の中心軸に沿う方向から見て、前記メイン液圧路の出力ポートの中心は、前記シリンダ穴の中心と前記ストロークシミュレータの中心とを結ぶ直線に沿う方向において、前記シリンダ穴の中心と前記ストロークシミュレータの中心との間に位置していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の入力装置。
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