JP2022038677A - 液圧発生装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022038677000001
【課題】基体とモータとの連結部位を小さくできる液圧発生装置を提供する。
【解決手段】液圧発生装置1は、基体100と、基体100に取り付けられたモータ26と、を備えている。また、液圧発生装置1は、ブレーキ操作子に連結されたマスタシリンダ10と、モータ26を駆動源とするスレーブシリンダ20と、を備えている。モータ26は、ケース26cと、ケース26cから一方側に突出した出力軸26aと、ケース26cの側部から突出した取付プレート29と、を備え、ケース26cと取付プレート29とが一体に形成されている。取付プレート29は基体100の一方側の側部に取り付けられている。取付プレート29の一方側の面に駆動伝達部25が取り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用ブレーキシステムに用いられる液圧発生装置に関する。
ブレーキペダルのストローク量(作動量)に応じてブレーキ液圧を発生させる液圧発生装置としては、ブレーキペダルに連結されたマスタシリンダと、モータを駆動源とするスレーブシリンダと、を一つの基体に設けているものがある。
前記した液圧発生装置では、基体の一方側の面にスレーブシリンダのシリンダ穴が開口している。また、基体の側部には、側方に突出したフランジ部が一体に形成されている。フランジ部の他方側の面には、モータのケースが取り付けられている。また、フランジ部の一方側の面には、モータの出力軸の回転駆動力を、スレーブシリンダのピストンに対する直線方向の軸力に変換する駆動伝達部が取り付けられている。
特開2017-114347号公報
前記した従来の液圧発生装置では、基体のフランジ部にモータのケースが重ねられているため、基体とモータとの連結部位が出力軸の軸方向に大きくなる。
本発明は、前記した問題を解決し、基体とモータとの連結部位を小さくできる液圧発生装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、液圧発生装置であって、基体と、前記基体に取り付けられたモータと、を備えている。また、前記液圧発生装置は、ブレーキ操作子に連結された第一ピストンによってブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダと、前記モータを駆動源とする第二ピストンによってブレーキ液圧を発生させるスレーブシリンダと、を備えている。前記基体は、前記第一ピストンが挿入される有底の第一シリンダ穴と、前記第二ピストンが挿入される有底の第二シリンダ穴と、を有し、前記第二シリンダ穴は前記基体の一方側の側部に開口している。前記モータは、ケースと、前記ケースから一方側に突出した出力軸と、前記ケースの側部から突出した取付プレートと、を備え、前記ケースと前記取付プレートとが一体に形成されている。前記取付プレートの他方側の面は、前記基体の一方側の側部に取り付けられている。前記取付プレートの一方側の面には、前記出力軸の回転駆動力を前記第二ピストンに対する直線方向の軸力に変換する駆動伝達部が取り付けられている。
本発明の液圧発生装置では、モータを基体に連結するための取付プレートが、モータのケースの側部から突出している。このように、本発明の液圧発生装置では、ケースの側部に取付プレートが配置されているため、基体とモータとの連結部位を出力軸の軸方向に小さくできる。
本発明の液圧発生装置では、モータ側に取付プレートが設けられているため、基体の側部にモータを取り付けるためのフランジ部を突出させる必要がない。したがって、本発明の液圧発生装置では、基体の外形の加工が容易となる。
前記した液圧発生装置において、前記基体の一方側の側部に車体取付部を形成し、前記駆動伝達部の一方側の端部を、前記車体取付部よりも他方側に配置することが好ましい。
この構成では、基体の車体取付部を車体に取り付けたときに、ダッシュボード等の車体側の部品と基体との間に駆動伝達部が収まるため、液圧発生装置を車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる。
前記した液圧発生装置において、前記第一シリンダ穴を前記基体の一方側の側部に開口させた場合には、マスタシリンダおよびスレーブシリンダの両シリンダ穴が同一方向に向けて開口していることになる。
この構成では、基体に対して一方向からマスタシリンダおよびスレーブシリンダの両シリンダ穴を加工できるとともに、両シリンダ穴に対して一方向から各種部品の組み付けることができるため、液圧発生装置の製造効率を高めることができる。
前記した液圧発生装置には、付勢された第三ピストンによって前記ブレーキ操作子に擬似的な操作反力を付与するストロークシミュレータを設け、前記基体に前記第三ピストンが挿入される有底の第三シリンダ穴を設けてもよい。
そして、前記第三シリンダ穴を前記基体の一方側の側部に開口させた場合には、マスタシリンダおよびストロークシミュレータの両シリンダ穴が同一方向に向けて開口していることになる。
この構成では、基体に対して一方向からマスタシリンダおよびストロークシミュレータの両シリンダ穴を加工できるとともに、両シリンダ穴に対して一方向から各種部品の組み付けることができるため、液圧発生装置の製造効率を高めることができる。
本発明の液圧発生装置では、モータのケースの側部に取付プレートが形成されているため、基体とモータとの連結部位を小さくできる。また、本発明の液圧発生装置では、モータ側に取付プレートが設けられているため、基体の加工が容易となる。
本発明の実施形態に係る液圧発生装置を用いた車両用ブレーキシステムを示した全体構成図である。 本発明の実施形態に係る液圧発生装置を右上後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る液圧発生装置を右側から見た側面図である。 本発明の実施形態に係る液圧発生装置の駆動伝達部からカバー部材を外した状態を後方から見た図である。 本発明の実施形態に係る液圧発生装置の分解斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、本発明の液圧発生装置を車両用ブレーキシステムに適用した場合を例として説明する。
車両用ブレーキシステムAは、図1に示すように、原動機(エンジンや電動モータなど)の起動時に作動するバイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムと、原動機の停止時などに作動する油圧式のブレーキシステムの双方を備えるものである。
車両用ブレーキシステムAは、モータを併用するハイブリッド自動車やモータのみを動力源とする電気自動車・燃料電池自動車や、エンジン(内燃機関)のみを動力源とする自動車に搭載することができる。
車両用ブレーキシステムAは、ブレーキペダルP(特許請求の範囲における「ブレーキ操作子」)のストローク量(作動量)に応じてブレーキ液圧を発生させるとともに、車両挙動の安定化を支援する液圧発生装置1を備えている。
液圧発生装置1は、基体100と、ブレーキペダルPのストローク量に応じてブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダ10と、ブレーキペダルPに擬似的な操作反力を付与するストロークシミュレータ40と、を備えている。また、液圧発生装置1は、モータ26を駆動源としてブレーキ液圧を発生させるスレーブシリンダ20と、を備えている。さらに、液圧発生装置1は、車輪ブレーキBRの各ホイールシリンダWに作用するブレーキ液の液圧を制御し、車両挙動の安定化を支援する液圧制御装置30と、電子制御装置90と、リザーバタンク80と、を備えている。
なお、以下の説明における各方向は、液圧発生装置1を説明する上で便宜上設定したものであるが、液圧発生装置1を車両に搭載したときの方向と概ね一致している。つまり、ブレーキペダルPを踏み込んだときのロッドP1の移動方向を前方(前端側)とし、ブレーキペダルPが戻ったときのロッドP1の移動方向を後方(後端側)としている(図2参照)。さらに、ロッドP1の移動方向(前後方向)に対して水平に直交する方向を左右方向としている(図2参照)。
また、図2から図5に示す液圧発生装置1では、基体100の構成を分かり易く示すために、リザーバタンク80の図示を省略している。
基体100は、車両に搭載される金属製のブロックである。本実施形態の基体100は、アルミニウム合金製である。基体100の内部には、三つのシリンダ穴11,21,41および複数の液圧路2a,2b,3,4,5a,5b,73,74などが形成されている。また、基体100には、リザーバタンク80およびモータ26などの各種部品が取り付けられる。
基体100内には、有底円筒状の第一シリンダ穴11、第二シリンダ穴21および第三シリンダ穴41が形成されている。各シリンダ穴11,21,41は、前後方向に延在されている。各シリンダ穴11,21,41の軸線L1,L2,L3は、図5に示すように、平行かつ並列に配置されている。また、各シリンダ穴11,21,41の後端部は基体100の後面100bに開口している。つまり、各シリンダ穴11,21,41は、基体100の後部から後方に向けて開口している。
基体100の上部の後面100bには、車体取付部104が形成されている。車体取付部104は、基体100の後面100bから後方に突出している。車体取付部104の後端面は、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュボード(図示せず)の前面に取り付けられる車体取付面104aである。
車体取付面104aの中央部には、第一シリンダ穴11が開口している。また、車体取付面104aの上下左右の四隅には、四本のスタッドボルト105が立設されている。
基体100をダッシュボード(図示せず)に取り付けるときには、エンジンルーム側から各スタッドボルト105をダッシュボードの取付穴に挿入する。そして、車室側において各スタッドボルト105の先端部を車体フレーム(図示せず)に取り付ける。これにより、基体100をダッシュボードの前面に固着できる。
基体100の上部には、図4に示すように、マスタシリンダ10の第一シリンダ穴11が形成されている。基体100の上部において、第一シリンダ穴11の左方には、ストロークシミュレータ40の第三シリンダ穴41が形成されている。また、基体100の下部には、スレーブシリンダ20の第二シリンダ穴21が形成されている。第二シリンダ穴21は、第一シリンダ穴11の下方に配置されている。
マスタシリンダ10は、図1に示すように、タンデムピストン型であり、第一シリンダ穴11に挿入された二つの第一ピストン12a,12b(セコンダリピストンおよびプライマリピストン)と、第一シリンダ穴11内に収容された二つのコイルばね17a,17bと、を備えている。
第一シリンダ穴11の底面11aと、底側の第一ピストン12a(セコンダリピストン)との間には底側圧力室16aが形成されている。底側圧力室16aにはコイルばね17aが収容されている。コイルばね17aは、底面11a側に移動した第一ピストン12aを開口部11b側に押し戻すものである。
底側の第一ピストン12aと、開口側の第一ピストン12b(プライマリピストン)との間には開口側圧力室16bが形成されている。また、開口側圧力室16bにはコイルばね17bが収容されている。コイルばね17bは、底面11a側に移動した第一ピストン12bを開口部11b側に押し戻すものである。
ブレーキペダルPのロッドP1は、第一シリンダ穴11内に挿入されている。ロッドP1の先端部は、開口側の第一ピストン12bに連結されている。これにより、開口側の第一ピストン12bは、ロッドP1を介してブレーキペダルPに連結されている。
両第一ピストン12a,12bは、ブレーキペダルPの踏力を受けて第一シリンダ穴11内を摺動し、底側圧力室16a内および開口側圧力室16b内のブレーキ液を加圧する。
リザーバタンク80は、ブレーキ液をリザーバユニオンポート81,82に補給するための容器であり、基体100の上面100eに取り付けられている。リザーバタンク80の下面に突設された二つの給液部は、基体100の上面100eに形成された二つのリザーバユニオンポート81,82に挿入されている。リザーバユニオンポート81,82を通じてリザーバタンク80から底側圧力室16a内および開口側圧力室16b内にブレーキ液が補給される。
ストロークシミュレータ40は、第三シリンダ穴41に挿入された第三ピストン42と、第三シリンダ穴41の開口部41bを閉塞する蓋部材44と、第三ピストン42と蓋部材44との間に収容された二つのコイルばね43a,43bと、を備えている。
第三シリンダ穴41の底面41aと第三ピストン42との間には圧力室45が形成されている。第三シリンダ穴41内の圧力室45は、後記する分岐液圧路3および第二メイン液圧路2bを介して、第一シリンダ穴11の開口側圧力室16bに通じている。
ストロークシミュレータ40では、マスタシリンダ10の開口側圧力室16bで発生したブレーキ液圧によって、ストロークシミュレータ40の第三ピストン42がコイルばね43a,43bの付勢力に抗して移動する。そして、付勢された第三ピストン42によってブレーキペダルPに擬似的な操作反力が付与される。
スレーブシリンダ20は、シングルピストン型であり、第二シリンダ穴21に挿入された第二ピストン22と、第二シリンダ穴21内に収容されたコイルばね23と、モータ26と、駆動伝達部25と、を備えている。
第二シリンダ穴21の底面21aと、第二ピストン22との間には圧力室24が形成されている。また、圧力室24にはコイルばね23が収容されている。コイルばね23は、底面21a側に移動した第二ピストン22を開口部21b側に押し戻すものである。
モータ26は、後記する電子制御装置90によって駆動制御される電動サーボモータである。図4に示すように、モータ26のケース26cの側部から突出した取付プレート29が、基体100の後部の後面100bに取り付けられることで、モータ26が基体100に支持されている。モータ26は、基体100の下部の左方に配置されている。
モータ26の出力軸26aは、図5に示すように、ケース26cの後面から後方に向けて突出している。出力軸26aは、前後方向に延在されており、出力軸26aの軸線L4は、各シリンダ穴11,21,41の軸線L1,L2,L3と平行かつ並列に配置されている。また、出力軸26aの後端部には、駆動側プーリー26bが取り付けられている。
図4に示すように、液圧発生装置1を前後方向から見たときに、第一シリンダ穴11の中心点(軸線L1)、第二シリンダ穴21の中心点(軸線L2)および出力軸24aの中心点(軸線L4)を結んだ線が三角形となる位置関係に配置されている。
つまり、液圧発生装置1を前後方向から見たときに、第一シリンダ穴11(マスタシリンダ10)を三角形の頂点として、その三角形の底辺の左右端部に第二シリンダ穴21(スレーブシリンダ20)および出力軸26a(モータ26)が配置されている。
駆動伝達部25は、図1に示すように、モータ26の出力軸26aの回転駆動力を直線方向の軸力に変換する機構である。
駆動伝達部25は、ロッド25aと、ロッド25aを取り囲んでいる筒状のナット部材25bと、ナット部材25bの全周に設けられた従動側プーリー25cと、を備えている。さらに、駆動伝達部25は、従動側プーリー25cと駆動側プーリー26bとに掛けられた無端状のベルト25dを備えている。そして、駆動伝達部25は、各部品を収容するカバー部材25eを備えている。
ロッド25aは、第二シリンダ穴21の開口部21bから第二シリンダ穴21内に挿入されており、ロッド25aの前端部が第二ピストン22に当接している。ロッド25aの後部は、基体100の後面100bから後方に突出している。
ロッド25aの後部の外周面と、ナット部材25bの内周面との間には、ボールねじ機構が設けられている。また、ナット部材25bは、ベアリングを介して基体100に固定されている。
出力軸26aが回転すると、その回転駆動力が駆動側プーリー26b、ベルト25dおよび従動側プーリー25cを介してナット部材25bに入力される。そして、ナット部材25bとロッド25aとの間に設けられたボールねじ機構によって、ロッド25aに直線方向の軸力が付与され、ロッド25aが前後方向に進退移動する。
ロッド25aが前方に移動したときには、第二ピストン22がロッド25aからの入力を受けて第二シリンダ穴21内を摺動し、圧力室24内のブレーキ液を加圧する。
次に、基体100内に形成された各液圧路について説明する。
二つのメイン液圧路2a,2bは、図1に示すように、マスタシリンダ10の第一シリンダ穴11を起点とする液圧路である。
第一メイン液圧路2aは、マスタシリンダ10の底側圧力室16aから液圧制御装置30を介して二つの車輪ブレーキBR,BRに通じている。
第二メイン液圧路2bは、マスタシリンダ10の開口側圧力室16bから液圧制御装置30を介して他の二つの車輪ブレーキBR,BRに通じている。
分岐液圧路3は、ストロークシミュレータ40の圧力室45から第二メイン液圧路2bに至る液圧路である。分岐液圧路3には常閉型電磁弁8が設けられている。常閉型電磁弁8は分岐液圧路3を開閉するものである。
二つの連通路5a,5bは、スレーブシリンダ20の第二シリンダ穴21を起点とする液圧路である。両連通路5a,5bは、共通液圧路4に合流して、第二シリンダ穴21に通じている。
第一連通路5aは、第二シリンダ穴21内の圧力室24から第一メイン液圧路2aに至る流路であり、第二連通路5bは、圧力室24から第二メイン液圧路2bに至る流路である。
第一メイン液圧路2aと第一連通路5aとの連結部位には、三方向弁である第一切替弁51が設けられている。第一切替弁51は、2ポジション3ポートの電磁弁である。
第一切替弁51が図1に示す第一ポジションの状態では、第一メイン液圧路2aの上流側(マスタシリンダ10側)と下流側(車輪ブレーキBR側)とが連通し、第一メイン液圧路2aと第一連通路5aとが遮断される。
第一切替弁51が第二ポジションの状態では、第一メイン液圧路2aの上流側と下流側とが遮断され、第一連通路5aと第一メイン液圧路2aの下流側とが連通する。
第二メイン液圧路2bと第二連通路5bとの連結部位には、三方向弁である第二切替弁52が設けられている。第二切替弁52は、2ポジション3ポートの電磁弁である。
第二切替弁52が図1に示す第一ポジションの状態では、第二メイン液圧路2bの上流側(マスタシリンダ10側)と下流側(車輪ブレーキBR側)とが連通し、第二メイン液圧路2bと第二連通路5bとが遮断される。
第二切替弁52が第二ポジションの状態では、第二メイン液圧路2bの上流側と下流側とが遮断され、第二連通路5bと第二メイン液圧路2bの下流側とが連通する。
第一連通路5aには、第一遮断弁61が設けられている。第一遮断弁61は常開型電磁弁である。第一遮断弁61が通電時に閉弁すると、第一遮断弁61において第一連通路5aが遮断される。
第二連通路5bには、第二遮断弁62が設けられている。第二遮断弁62は常開型電磁弁である。第二遮断弁62が通電時には閉弁すると、第二遮断弁62において第二連通路5bが遮断される。
二つの圧力センサ6,7は、ブレーキ液圧の大きさを検知するものであり、両圧力センサ6,7で取得された情報は電子制御装置90に出力される。
第一圧力センサ6は、第一切替弁51よりも上流側に配置されており、マスタシリンダ10で発生したブレーキ液圧を検知する。
第二圧力センサ7は、第二切替弁52よりも下流側に配置されており、両連通路5a,5bと両メイン液圧路2a,2bの下流側とが連通しているときには、スレーブシリンダ20で発生したブレーキ液圧を検知する。
スレーブシリンダ補給路73は、リザーバタンク80からスレーブシリンダ20に至る液路である。また、スレーブシリンダ補給路73は、分岐補給路73aを介して共通液圧路4に接続されている。
分岐補給路73aには、リザーバタンク80側から共通液圧路4側へのブレーキ液の流入のみを許容するチェック弁73bが設けられている。
通常時は、スレーブシリンダ補給路73を通じてリザーバタンク80からスレーブシリンダ20にブレーキ液が補給される。
また、吸液制御時には、スレーブシリンダ補給路73、分岐補給路73aおよび共通液圧路4を通じて、リザーバタンク80からスレーブシリンダ20にブレーキ液が吸液される。
戻り液路74は、液圧制御装置30からリザーバタンク80に至る液路である。戻り液路74には、液圧制御装置30を介して各ホイールシリンダWから逃がされたブレーキ液が流入する。戻り液路74に逃がされたブレーキ液は、戻り液路74を通じてリザーバタンク80に戻される。
液圧制御装置30は、各車輪ブレーキBRの各ホイールシリンダWに作用するブレーキ液の液圧を適宜制御するものである。液圧制御装置30は、アンチロックブレーキ制御を実行し得る構成を備えている。各ホイールシリンダWは、それぞれ配管を介して基体100の出口ポート301に接続されている。
液圧制御装置30は、ホイールシリンダWに作用する液圧(以下、「ホイールシリンダ圧」という)を増圧、保持または減圧させることができる。液圧制御装置30は、入口弁31、出口弁32、チェック弁33を備えている。
入口弁31は、第一メイン液圧路2aから二つの車輪ブレーキBR,BRへ至る二つの液圧路と、第二メイン液圧路2bから二つの車輪ブレーキBR,BRへ至る二つの液圧路とに一つずつ配置されている。
入口弁31は、常開型の比例電磁弁(リニアソレノイド弁)であり、入口弁31のコイルに流す電流値に応じて、入口弁31の開弁圧を調整可能となっている。
入口弁31は、通常時に開弁していることで、スレーブシリンダ20から各ホイールシリンダWへ液圧が付与されるのを許容している。また、入口弁31は、車輪がロックしそうになったときに電子制御装置90の制御により閉弁し、各ホイールシリンダWに付与される液圧を遮断する。
出口弁32は、各ホイールシリンダWと戻り液路74との間に配置された常閉型の電磁弁である。
出口弁32は、通常時に閉弁されているが、車輪がロックしそうになったときに電子制御装置90の制御により開弁される。
チェック弁33は、各入口弁31に並列に接続されている。チェック弁33は、ホイールシリンダW側からスレーブシリンダ20側(マスタシリンダ10側)へのブレーキ液の流入のみを許容する弁である。したがって、入口弁31が閉弁しているときでも、チェック弁33は、各ホイールシリンダW側からスレーブシリンダ20側へのブレーキ液の流れを許容する。
電子制御装置90は、樹脂製の箱体であるハウジング91と、ハウジング91内に収容された制御基板(図示せず)と、を備えている。ハウジング91は、図2に示すように、基体100の上部の右側面100dに取り付けられている。
電子制御装置90は、図1に示すように、両圧力センサ6,7やストロークセンサ(図示せず)などの各種センサから得られた情報や予め記憶させておいたプログラム等に基づいて、モータ26の作動や各弁の開閉を制御する。
ハウジング91の前端部は、図3に示すように、基体100の上部よりも前方に突出している。ハウジング91の前部の左側面には、外部接続用コネクタ92が設けられている。外部接続用コネクタ92は、外部配線ケーブル(図示せず)の端部に設けられたコネクタが接続される部位である。
次に車両用ブレーキシステムAの動作について概略説明する。
図1に示す車両用ブレーキシステムAでは、システムが起動されると、両切替弁51,52が励磁されて、前記した第一ポジションから第二ポジションに切り替わる。
これにより、第一メイン液圧路2aの下流側と第一連通路5aとが通じるとともに、第二メイン液圧路2bの下流側と第二連通路5bとが通じる。そして、マスタシリンダ10と各ホイールシリンダWとが遮断されるとともに、スレーブシリンダ20とホイールシリンダWとが連通する。
また、システムが起動されると、分岐液圧路3の常閉型電磁弁8は開弁される。これにより、ブレーキペダルPの操作によってマスタシリンダ10で発生した液圧は、ホイールシリンダWには伝達されずに、ストロークシミュレータ40に伝達される。
そして、ストロークシミュレータ40の圧力室45の液圧が大きくなり、第三ピストン42がコイルばね43a,43bの付勢力に抗して蓋部材44側に移動することで、ブレーキペダルPのストロークが許容される。これにより、擬似的な操作反力がブレーキペダルPに付与される。
また、ストロークセンサ(図示せず)によって、ブレーキペダルPの踏み込みが検知されると、電子制御装置90によりスレーブシリンダ20のモータ26が駆動され、スレーブシリンダ20の第二ピストン22が底面21a側に移動する。これにより、圧力室24内のブレーキ液が加圧される。
電子制御装置90は、スレーブシリンダ20の発生液圧(第二圧力センサ7で検出された液圧)と、ブレーキペダルPの操作量に対応した要求液圧とを対比し、その対比結果に基づいてモータ26の回転速度等を制御する。
このようにして、車両用ブレーキシステムAではブレーキペダルPの操作量に応じて液圧を昇圧させる。そして、スレーブシリンダ20の発生液圧は液圧制御装置30に入力される。
ブレーキペダルPの踏み込みが解除されると、電子制御装置90によりスレーブシリンダ20のモータ26が逆転駆動され、第二ピストン22がコイルばね23によってモータ26側に戻される。これにより、圧力室24内が降圧される。
なお、スレーブシリンダ20のモータ26が駆動している状態で、第二圧力センサ7の検出値が判定値まで上昇しない場合は、電子制御装置90は両遮断弁61,62を閉弁するとともに、スレーブシリンダ20を加圧駆動する。
それでも第二圧力センサ7の検出値が上昇しない場合には、両遮断弁61,62よりもスレーブシリンダ20側の経路においてブレーキ液の減少が生じている可能性があるため、電子制御装置90は、マスタシリンダ10から各ホイールシリンダWに液圧が直接作用するように各弁を制御する。
また、両遮断弁61,62を閉弁してスレーブシリンダ20を加圧駆動したときに、第二圧力センサ7の検出値が上昇した場合は、電子制御装置90は第一遮断弁61を閉弁するとともに、第二遮断弁62を開弁してスレーブシリンダ20を加圧駆動する。
その結果、第二圧力センサ7の検出値が上昇した場合には、第一メイン液圧路2aにおいてブレーキ液が減少している可能性があるため、電子制御装置90は、第二メイン液圧路2bにおいてスレーブシリンダ20による液圧の昇圧を継続する。
一方、第一遮断弁61を閉弁するとともに第二遮断弁62を開弁してスレーブシリンダ20を加圧駆動しても、第二圧力センサ7の検出値が上昇しない場合は、電子制御装置90は第一遮断弁61を開弁するとともに、第二遮断弁62を閉弁してスレーブシリンダ20を加圧駆動する。
その結果、第二圧力センサ7の検出値が上昇した場合には、第二メイン液圧路2bにおいてブレーキ液が減少している可能性があるため、電子制御装置90は、第一メイン液圧路2aにおいてスレーブシリンダ20による液圧の昇圧を継続する。
液圧制御装置30では、電子制御装置90により入口弁31および出口弁32の開閉状態を制御することで、各ホイールシリンダWのホイールシリンダ圧が調整される。
例えば、入口弁31が開弁し、出口弁32が閉弁した通常状態では、ブレーキペダルPを踏み込めば、スレーブシリンダ20で発生した液圧がそのままホイールシリンダWへ伝達してホイールシリンダ圧が増圧する。
また、入口弁31が閉弁し、出口弁32が開弁した状態では、ホイールシリンダWから戻り液路74側へブレーキ液が流出し、ホイールシリンダ圧が減少して減圧する。
さらに、入口弁31と出口弁32がともに閉となる状態では、ホイールシリンダ圧が保持される。
なお、スレーブシリンダ20が作動しない状態(例えば、イグニッションOFFや、電力が得られない場合など)においては、第一切替弁51、第二切替弁52、常閉型電磁弁8が初期状態に戻る。これにより、両メイン液圧路2a,2bの上流側と下流側とが連通する。この状態では、マスタシリンダ10で発生した液圧が液圧制御装置30を介して、各ホイールシリンダWに伝達される。
次に、本実施形態の液圧発生装置1における基体100とモータ26との連結構造について説明する。
本実施形態のモータ26は、図5に示すように、ケース26cと、ケース26cの後面から突出した出力軸26aと、を有し、電気部品や軸受などの各種部品がケース26c内に収容されている。ケース26cは、ヨーク27と、モータブラケット28と、取付プレート29と、を備えている。
モータブラケット28は、図1に示すように、出力軸26aの軸受28bやコネクタなどの部品を組み付けるベース部材である。本実施形態のモータブラケット28は、アルミニウム合金製である。モータブラケット28には、円形の挿通穴28aが前後方向に貫通している。挿通穴28aには軸受28bが嵌め込まれている。
ヨーク27は、図3に示すように、モータブラケット28の前側の面に取り付けられている。ヨーク27は、鉄製の円筒体であり、前側の開口部が閉塞されている。ヨーク27には、ロータ、ステータなどの各種部品および出力軸26aの前部が収容されている。
ヨーク27の周壁部の後縁部は、モータブラケット28の前側の面に対して複数のボルトによって取り付けられている。ヨーク27の周壁部の後縁部とモータブラケット28の前側の面との間には、リング状のシール部材(図示せず)が介設されている。
出力軸26aは、前部がヨーク27内に収容され、後部はヨーク27の後端開口部から後方に突出している。出力軸26aは、図1に示すように、モータブラケット28の挿通穴28aに嵌め込まれた軸受28bに挿通されている。これにより、出力軸26aは、モータブラケット28に対して回転自在に支持されている。
出力軸26aの軸線L4は、図3に示すように、前後方向に延在している。そして、出力軸26aの軸線L4は、各シリンダ穴11,21,41の軸線L1,L2,L3に平行である。このように、各シリンダ穴11,21,41と、出力軸26aとは平行かつ並列に配置されている。
取付プレート29は、図5に示すように、モータブラケット28の側面から右方に向けて突出した平板状の部位である。取付プレート29には、円形の開口部29aが形成されている。
モータブラケット28と取付プレート29とは一体に形成されている。つまり、モータブラケット28および取付プレート29はアルミニウム合金製の一つの部品である。
取付プレート29の前側の面は、基体100の後部において後面100bの下部に重ねられる。そして、取付プレート29は、基体100の後部において後面100bの下部に対して複数のボルト29bによって固定される。本実施形態では、開口部29aの中心軸回りに所定の間隔に配置された三つの取付穴にボルト29bをそれぞれ挿通し、各ボルト29bを基体100の後面100bのねじ穴101に螺合させている。
取付プレート29を基体100の後部の後面100bに取り付けると、開口部29a内に第二シリンダ穴21の開口部21bが配置される。
取付プレート29を基体100の後部の後面100bに取り付けると、図4に示すように、モータブラケット28が基体100の下部に対して左側の領域に配置される。これにより、出力軸26aは、第一シリンダ穴11および第三シリンダ穴41よりも下方で、第一シリンダ穴11の左斜め下方に配置される。また、出力軸26aの軸線L4は第二シリンダ穴21の軸線L2の左方に配置される。
図3に示すように、モータブラケット28および取付プレート29の後側の面には、駆動伝達部25が取り付けられる。モータブラケット28および取付プレート29の後側の面は、車体取付面104aよりも前方に配置されている。また、モータブラケット28の後側の面には、挿通穴28aを通じて出力軸26aが後方に向けて突出している。
モータブラケット28および取付プレート29の後側の面には、駆動伝達部25の各部品が組み付けられる。モータブラケット28および取付プレート29の後側の面全体を覆うようにカバー部材25eを取り付けることで、駆動伝達部25の各部品がカバー部材25e内に収容されている。
本実施形態の液圧発生装置1では、駆動伝達部25のカバー部材25eの後端部が車体取付面104aよりも後方に突出しないように、車体取付面104aに対するモータブラケット28および取付プレート29の前方へのオフセット量が設定されている。
したがって、基体100の車体取付部104をダッシュボード(図示せず)に取り付けたときに、ダッシュボードの前面と、モータブラケット28および取付プレート29の後側の面との間に駆動伝達部25が収まる。
以上のような液圧発生装置1では、図5に示すように、モータ26を基体100に連結するための取付プレート29が、モータ26のモータブラケット28の側部から突出している。このように、本実施形態の液圧発生装置1では、ケース26cの側部に取付プレート29が配置されているため、図3に示すように、基体100とモータ26との連結部位を出力軸26aの軸方向に小さくできる。ひいては、液圧発生装置1を小型化することができる。
本実施形態の液圧発生装置1では、図5に示すように、モータ26側に取付プレート29が設けられているため、基体100の側部にモータ26を取り付けるためのフランジ部を突出させる必要がない。したがって、本実施形態の液圧発生装置1では、基体100の加工が容易となる。例えば、基体100を一定断面形状にすることができるため、基体100を押し出し成形によって製造できる。
本実施形態の液圧発生装置1では、マスタシリンダ10、スレーブシリンダ20およびストロークシミュレータ40の三つのシリンダ穴11,21,41が同一方向に向けて開口している。さらに、モータ26の出力軸26aも各シリンダ穴11,21,41の開口方向と同一方向に向けて突出している。
これにより、液圧発生装置1では、基体100に対して一方向(後方)から各シリンダ穴11,21,41を加工することができる。また、液圧発生装置1では、各シリンダ穴11,21,41および出力軸26aに対して一方向(後方)から各種部品の組み付けることができる。
このように、液圧発生装置1では、基体100への各シリンダ穴11,21,41の加工性や各種部品の組み付け性を向上させることができるため、液圧発生装置1の製造効率を高めることができる。
本実施形態の液圧発生装置1では、図3に示すように、ダッシュボード(図示せず)に基体100の車体取付部104を取り付けたときに、ダッシュボードと基体100との間に駆動伝達部25が収まる。したがって、液圧発生装置1を車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる。
本実施形態の液圧発生装置1では、図5に示すように、各シリンダ穴11,21,41の軸線L1,L2,L3およびモータ24の出力軸24aの軸線L4を並列に配置することで、各シリンダ穴11,21,41およびモータ24がバランス良く配置されている。
本実施形態の液圧発生装置1では、図4に示すように、マスタシリンダ10の下方にスレーブシリンダ20およびモータ26が配置されている。これにより、液圧発生装置1の重心が低くなっている。特に、モータ26は重量が大きい部品であるため、液圧発生装置1の下部に配置することで、マスタシリンダ10、スレーブシリンダ20およびモータ26の重量バランスを安定させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態のモータ26のケース26cは、図5に示すように、ヨーク27とモータブラケット28とが別体に形成されているが、ヨーク27とモータブラケット28とを一体に形成してもよい。つまり、ヨーク27、モータブラケット28および取付プレート29を一体に形成してもよい。
本実施形態の液圧発生装置1では、図4に示すように、車両に搭載した状態において、第一シリンダ穴11の下方に第二シリンダ穴21および出力軸26aが左右方向に並んで配置されている。しかしながら、各シリンダ穴11,21,41および出力軸26aの配置は限定されるものではない。
本実施形態の液圧発生装置1では、マスタシリンダ10、ストロークシミュレータ40、スレーブシリンダ20および液圧制御装置30が基体100に設けられている。しかしながら、マスタシリンダ10およびスレーブシリンダ20の二つの装置だけを基体100に設けてもよい。
なお、本実施形態では、図5に示すように、各シリンダ穴11,21,41の軸線L1,L2,L3およびモータ26の出力軸26aの軸線L4が平行に配置されているが、軸線L1,L2,L3,L4同士が傾斜していてもよい。
1 液圧発生装置
2a 第一メイン液圧路
2b 第二メイン液圧路
3 分岐液圧路
4 共通液圧路
5a 第一連通路
5b 第二連通路
8 常閉型電磁弁
10 マスタシリンダ
11 第一シリンダ穴
12a 底側の第一ピストン
12b 開口側の第一ピストン
16a 底側圧力室
16b 開口側圧力室
20 スレーブシリンダ
21 第二シリンダ穴
22 第二ピストン
24 圧力室
25 駆動伝達部
25a ロッド
25b ナット部材
25c 従動側プーリー
25d ベルト
25e カバー部材
26 モータ
26a 出力軸
26b 駆動側プーリー
26c ケース
26d モータ用コネクタ
27 ヨーク
28 モータブラケット
28a 挿通穴
28b 軸受
29 取付プレート
29a 開口部
29b ボルト
29c 取付穴
30 液圧制御装置
31 入口弁
32 出口弁
40 ストロークシミュレータ
41 第三シリンダ穴
42 第三ピストン
44 蓋部材
45 圧力室
51 第一切替弁
52 第二切替弁
61 第一遮断弁
62 第二遮断弁
73 スレーブシリンダ補給路
73a 分岐補給路
74 戻り液路
80 リザーバタンク
90 電子制御装置
91 ハウジング
100 基体
104 車体取付部
104a 車体取付面
105 スタッドボルト
301 出口ポート
A 車両用ブレーキシステム
BR 車輪ブレーキ
P ブレーキペダル
P1 ロッド
W ホイールシリンダ

Claims (4)

  1. 基体と、
    前記基体に取り付けられたモータと、
    ブレーキ操作子に連結された第一ピストンによってブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダと、
    前記モータを駆動源とする第二ピストンによってブレーキ液圧を発生させるスレーブシリンダと、を備え、
    前記基体は、
    前記第一ピストンが挿入される有底の第一シリンダ穴と、
    前記第二ピストンが挿入される有底の第二シリンダ穴と、を有し、
    前記第二シリンダ穴は前記基体の一方側の側部に開口しており、
    前記モータは、
    ケースと、
    前記ケースから一方側に突出した出力軸と、
    前記ケースの側部から突出した取付プレートと、を備え、
    前記ケースと前記取付プレートとが一体に形成されており、
    前記取付プレートの他方側の面は、前記基体の一方側の側部に取り付けられ、
    前記取付プレートの一方側の面には、前記出力軸の回転駆動力を前記第二ピストンに対する直線方向の軸力に変換する駆動伝達部が取り付けられていることを特徴とする液圧発生装置。
  2. 請求項1に記載の液圧発生装置であって、
    前記基体の一方側の側部に車体取付部が形成されており、
    前記駆動伝達部の一方側の端部は、前記車体取付部よりも他方側に配置されていることを特徴とする液圧発生装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液圧発生装置であって、
    前記第一シリンダ穴は、前記基体の一方側の側部に開口していることを特徴とする液圧発生装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液圧発生装置であって、
    付勢された第三ピストンによって前記ブレーキ操作子に擬似的な操作反力を付与するストロークシミュレータを備え、
    前記基体は、前記第三ピストンが挿入される有底の第三シリンダ穴を有し、
    前記第三シリンダ穴は、前記基体の一方側の側部に開口していることを特徴とする液圧発生装置
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