JP2024049009A - クランクシャフト構造 - Google Patents

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祐一 宮崎
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Abstract

【課題】ピストンとカウンタウェイトとの干渉を抑制することが可能なクランクシャフト構造を提供することを課題とする。【解決手段】クランクシャフトに設けられたピストンと、前記クランクシャフトに設けられたカウンタウェイトと、を具備し、前記カウンタウェイトの外周のうち、前記ピストンが下死点にあるとき前記ピストンに対向する部分に切り欠きが設けられているクランクシャフト構造。【選択図】図2

Description

本発明はクランクシャフト構造に関する。
内燃機関のクランクシャフトにはピストンおよびカウンタウェイトを取り付ける(特許文献1)。
特開2006-083805号公報
カウンタウェイトを設けることで振動を抑制する。カウンタウェイトの径を大きくすることでモーメントを大きくすることができる。しかしカウンタウェイトがピストンに干渉しやすくなる。そこで、ピストンとカウンタウェイトとの干渉を抑制することが可能なクランクシャフト構造を提供することを目的とする。
上記目的は、クランクシャフトに設けられたピストンと、前記クランクシャフトに設けられたカウンタウェイトと、を具備し、前記カウンタウェイトの外周のうち、前記ピストンが下死点にあるとき前記ピストンに対向する部分に切り欠きが設けられているクランクシャフト構造によって達成することができる。
ピストンとカウンタウェイトとの干渉を抑制することが可能なクランクシャフト構造を提供することができる。
図1(a)から図1(d)はクランクシャフト構造を例示する模式図である。 図2(a)および図2(b)はカウンタウェイトを拡大した図である。
以下、図面を参照して本実施形態のクランクシャフト構造について説明する。図1(a)から図1(d)はクランクシャフト構造100を例示する図である。クランクシャフト構造100は、ピストン10、クランクシャフト12、およびカウンタウェイト20を有する。ピストン10はコネクティングロッド(コンロッド)11の一端に取り付けられている。コンロッド11の他端はクランクシャフト12に取り付けられている。カウンタウェイト20はクランクシャフト12に設けられている。ピストン10、クランクシャフト12およびカウンタウェイト20は金属で形成されている。クランクシャフト構造100は、フルカウンタおよびハーフカウンタのどちらを採用してもよい。
クランクシャフト構造100は内燃機関に適用される。不図示の内燃機関の燃焼室において、空気と燃料との混合気が燃焼する。ピストン10は、燃焼の圧力を受けて上下に往復運動する。クランクシャフト12はピストン10から伝達される動力によって回転する。カウンタウェイト20はクランクシャフト12とともに回転する。図1(a)から図1(d)の例ではピストン10は右回転する。図1(a)においてピストン10は上死点に位置する。図1(d)においてピストン10は下死点に位置する。下死点において、カウンタウェイト20とピストン10との距離が最も小さくなる。
カウンタウェイト20が設けられることで、ピストン10の運動に伴う慣性力をキャンセルし、振動が抑制される。カウンタウェイト20の質量を大きくすると、カウンタウェイト20のモーメントを大きくすることができる。効果的に振動の抑制が可能である。しかし重量が増加してしまう。一方、質量の増加をしなくとも、カウンタウェイト20の径を大きくすることで、カウンタウェイト20のモーメントを大きくすることができる。
カウンタウェイト20の径が大きくなると、カウンタウェイト20の外周がピストン10に近づく。ピストン10が下死点にあるとき、カウンタウェイト20とピストン10とが最も近づく。カウンタウェイト20とピストン10との干渉を抑制するため、カウンタウェイト20に切り欠きを設ける。
図2(a)はカウンタウェイト20を拡大した図である。ピストン10は下死点に位置する。カウンタウェイト20の外周は円弧21を有する。図2(a)中の点線は円弧21を延伸した例である。カウンタウェイト20を大型化することで、モーメントを大きくすることができる。しかし、円弧21がピストン10に干渉する恐れがある。
実施形態によれば、図2中の実線に示すように、カウンタウェイト20のうち、ピストン10に対向する部分に切り欠き22が設けられている。言い換えれば、カウンタウェイト20のうちピストン10に最も近い位置に、切り欠き22が設けられる。切り欠き22は、円弧21を例えば旋盤などによって水平に加工することで形成される。カウンタウェイト20の中心軸(図2(a)の破線L)に対して、切り欠き22は直交する。
切り欠き22は、点線に比べてピストン10から遠ざかる。カウンタウェイト20の切り欠き22はピストン10から離間する。カウンタウェイト20とピストン10との距離は、切り欠き22において最も小さくなる。このため、カウンタウェイト20は、下死点にあるピストン10から離間し、カウンタウェイト20とピストン10との干渉が抑制される。モーメントの確保と干渉の抑制を両立することができる。
図2(b)はカウンタウェイト20を拡大した図であり、変形例を例示している。切り欠き22は水平でなく、傾斜してもよい。クランクオフセットがある場合、下死点においてカウンタウェイト20は傾斜し、切り欠き22がピストン10に対して水平になる。切り欠き22がピストン10から離間することで、カウンタウェイト20とピストン10との干渉が抑制される。切り欠き22の形状は、水平以外に、例えば窪んだ形状(凹型)などでもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 ピストン
11 コンロッド
12 クランクシャフト
20 カウンタウェイト
21 円弧
22 切り欠き
100 クランクシャフト構造

Claims (1)

  1. クランクシャフトに設けられたピストンと、
    前記クランクシャフトに設けられたカウンタウェイトと、を具備し、
    前記カウンタウェイトの外周のうち、前記ピストンが下死点にあるとき前記ピストンに対向する部分に切り欠きが設けられているクランクシャフト構造。

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