JP2018123803A - 往復式内燃機関 - Google Patents

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英人 稲垣
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智久 山田
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Taro Ikeda
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【課題】往復式内燃機関の始動時において未燃や不完全燃焼となる燃料の量を低減する。【解決手段】ピストン15が組み込まれるシリンダ10と、クランクシャフト18を支持する上部クランクケース30と、を有するエンジン100において、シリンダ10と上部クランクケース30との間の熱抵抗がシリンダ10と上部クランクケース30とが直接接触した場合の熱抵抗よりも大きくなるようにシリンダ10を上部クランクケース30に取り付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、往復式内燃機関の構造に関する。
エンジン等の往復式内燃機関は、燃料をシリンダの中で燃焼させてピストンを往復運動させ、ピストンの往復運動をコンロッドとクランクシャフトによって回転運動に変換して外部に回転動力を出力するものである。
このような往復式内燃機関は、ピストンが組み込まれる円筒形のシリンダとクランクシャフトを支持するクランクケースの上半分とを一体鋳造したブロックとし、クランクケースの下半分をクランクケースの上半分にボルトで締結する構造となっている。また、吸気弁、排気弁、カムシャフト等が組み込まれたシリンダヘッドはシリンダの上側にボルトで締結する構造となっている。シリンダとクランクケースの上半分とが一体になった鋳造構造物は、シリンダヘッドと呼ばれる(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−247454号公報 特開平5−296103号公報
ところで、往復式内燃機関の始動時においては、シリンダヘッドとピストンとシリンダとで構成される燃焼室の壁面温度が低いため、燃料の一部が気化せず、燃焼せずに未燃状態で排気されたり、燃焼火炎が温度の低い壁面近傍で消炎してしまうことにより燃料の不完全燃焼が発生したりする。このような未燃燃料や不完全燃焼した排ガスは大気汚染に影響を与える未燃炭化水素、一酸化炭素等を多く含んでいる。
一方、始動時の往復式内燃機関の燃焼室の壁面温度は、燃焼によって加わる熱量と、熱伝導によって往復式内燃機関の各部分に拡散する熱量のバランスによって決定される。拡散熱量は、往復式内燃機関の各構造物の熱容量で決まってくるため、往復式内燃機関の構造によっては、始動時の壁面温度の上昇率が低く、未燃や不完全燃焼となる燃料の量が多くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、往復式内燃機関の始動時において、未燃や不完全燃焼となる燃料の量を低減することを目的とする。
本発明の往復式内燃機関は、ピストンが組み込まれるシリンダと、クランクシャフトを支持する上部クランクケースと、を有し、前記シリンダと前記上部クランクケースとの間の熱抵抗が前記シリンダと前記上部クランクケースとが直接接触した場合の熱抵抗よりも大きくなるように前記シリンダが前記上部クランクケースに取り付けられていることを特徴とする。
本発明の往復式内燃機関において、前記シリンダは、前記シリンダの熱抵抗、あるいは、前記上部クランクケースの熱抵抗よりも大きな熱抵抗を有するスペーサを介して前記上部クランクケースに取り付けられてもよい。
本発明の往復式内燃機関において、前記スペーサが内部に空隙を有してもよい。
本発明の往復式内燃機関において、前記シリンダは前記ピストンの往復方向の一端に外径が他の部分よりも小さい段部を有し、前記上部クランクケースは前記段部が差し込まれる孔を有し、前記クランクシャフトの回転軸に向かう第1方向の前記シリンダと前記上部クランクケースとの間の熱抵抗を前記第1方向と直交すると共に前記ピストンの前記往復方向とも直交する第2方向の前記シリンダと前記上部クランクケースとの間の熱抵抗よりも大きくしてもよい。
本発明の往復式内燃機関において、前記第1方向の隙間の大きさを前記第2方向の隙間の大きさよりも大きくしてもよい。
本発明は、往復式内燃機関の始動時において、未燃や不完全燃焼となる燃料の量を低減することができる。
本発明の実施形態のエンジンの断面図である。 図1に示すエンジンのシンリダの側面図(a)と平面図(b)である。 図1に示すエンジンの上部クランクケースの平面図(a)と側面図(b)である。 本発明の実施形態におけるエンジンの起動後のシリンダの平均温度とピストンの平均温度の変化と従来技術におけるエンジンの起動後のシリンダの平均温度とピストンの平均温度の変化を示すグラフである。 図1に示すエンジンにおける他のスペーサを示す説明図である。 図1に示すエンジンにおける他のスペーサを示す説明図である。 本発明の他の実施形態のエンジンの断面図である。 図7に示すエンジンのシリンダの側面図(a)と平面図(b)である。 図3に示す上部クランクケースに図8に示すシリンダを取り付けた状態を示す平面図である。 図7に示すエンジンのシリンダの熱拡散とスラスト力の伝達を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の往復式内燃機関であるエンジン100について説明する。図1に示すように、エンジン100は、ピストン15が組み込まれるシリンダ10と、クランクシャフト18を支持する上部クランクケース30と、上部クランクケース30の下部を覆う下部クランクケース40と、シリンダ10の上部に取り付けられるシリンダヘッド60とを有している。
図1、図2(a)、図2(b)に示すように、シリンダ10は、内部にピストン15が往復動する円形状の孔であるボア12が4つ一列に配置された本体11と、本体11の周囲に配置されたウォータジャケット13と、本体11の下部に設けられて本体11の側面から突出する四角平面形状のフランジ14とを有している。フランジ14にはスタッドボルト61が貫通する孔20が設けられている。なお、本実施形態においては、クランクシャフト18の中心軸73の延びる方向をY方向、ボア12の中心軸72の延びるピストン15の往復方向をZ方向、ボア12の中心軸72に垂直な面内にあってクランクシャフト18の中心軸73と直交する一点鎖線71の延びる方向をX方向として説明する。Y方向は、請求項に記載の第1方向、X方向は、Y方向とZ方向とに直交する方向であり、請求項に記載の第2方向に対応する。
図1、図3(a)、(b)に示すように、上部クランクケース30は、略半円筒形状の本体31の上部に平面状の台座面32aを有する台座部32が形成され、下部には側面から突出する四角平面状のフランジ33が形成されている。台座面32aは、シリンダ10のフランジ14と略同様の大きさで、シリンダ10のボア12に対応する位置には、コンロッド16が貫通する孔38が設けられている。台座部32の周辺部にはスタッドボルト61の下端のねじ部がねじ込まれるねじ穴34が形成されている。フランジ33には、下部クランクケース40を取り付けるボルト51が貫通する孔35が設けられている。また、孔38の間には、クランクシャフト18を支持する軸受36が設けられている。軸受36の下側には、軸受キャップ45が取り付けられている。
図1に示すように、下部クランクケース40は、上部クランクケース30と同様、略半円筒状の本体41の上部に側面から突出するフランジ42が設けられている。フランジ42は上部クランクケース30のフランジ33と同一形状で、フランジ33の孔35に対応する位置に孔43が設けられている。
図1に示すように、シリンダ10のフランジ14の下面14aと上部クランクケース30の上部の台座面32aとの間には、スペーサ21が挟みこまれている。シリンダ10とスペーサ21と、シリンダヘッド60とは、上部クランクケース30の台座部32のねじ穴34にねじ込まれたスタッドボルト61とナット62によって共締めされて上部クランクケース30に取り付けられている。また、図1に示すように、下部クランクケース40のフランジ42は上部クランクケース30のフランジ33にボルト51とナット52とによって取り付けられている。
ピストン15は、シリンダ10のボア12と略同一径の円柱形で、シリンダ10のボア12の中をZ方向に往復動するように取り付けられている。ピストン15の下部には、ピストンに対して回転自在にコンロッド16が取り付けられている。コンロッド16の下端部17は、クランクシャフト18に回転自在に接続されている。クランクシャフト18には、バランスウェイト19が取り付けられている。
図1に示すエンジン100において、シリンダヘッド60の熱容量と、シリンダ10の熱容量と、上部クランクケース30とクランクシャフト18と軸受36と軸受キャップ45の合計熱容量とは、略2:1:3の比率になっている。このように、上部クランクケース30とクランクシャフト18と軸受36と軸受キャップ45の合計熱容量は、エンジン100の熱容量の略半分を占めている。燃料の燃焼はシリンダヘッド60とピストン15とシリンダ10とで構成される燃焼室80において行われ、燃焼による熱は、シリンダ10からシリンダヘッド60および上部クランクケース30に伝達される。従来技術のエンジンでは、シリンダ10と上部クランクケース30とが一体の鋳造品で構成されているため、燃焼による熱がシリンダ10から上部クランクケース30に拡散し、始動時の燃焼室80の壁面温度の上昇率が低く、未燃や不完全燃焼となる燃料の量が多くなってしまう場合があった。
そこで、本実施形態のエンジン100では、図1に示すように、シリンダ10と上部クランクケース30とを別部品で構成し、シリンダ10のフランジ14の下面14aと上部クランクケース30の台座面32aとの熱抵抗がフランジ14の下面14aと台座面32aとが直接接触した場合の熱抵抗よりも大きな熱抵抗となるように、フランジ14の下面14aと台座面32aとの間に熱伝導率が金属材料よりも小さい材料で構成されたスペーサ21を挟みこむ構成とした。この構成により、燃焼による熱がシリンダ10から上部クランクケース30に伝わりにくくなり、燃焼室80の壁面温度の上昇率を高くして、図4に示すように、従来技術のエンジンに比較して短時間に燃焼室の壁面温度を上昇させることができる。
図4は、本実施形態におけるエンジン100の起動後のシリンダ10の平均温度とピストン15の平均温度の変化と従来技術におけるエンジンの起動後のシリンダの平均温度とピストンの平均温度の変化を示すグラフである。図4において、実線aは、本実施形態のエンジン100における始動後のシリンダ10の平均温度の変化を示し、一点鎖線cは、本実施形態のエンジン100における始動後のピストン15の平均温度の変化を示す。また、図4において、破線bは、従来技術のエンジンにおける始動後のシリンダの平均温度の変化を示し、二点鎖線dは、従来技術のエンジンにおける始動後のピストンの平均温度の変化を示す。図4から明らかなように、本実施形態のエンジン100のシリンダ10の平均温度、ピストン15の平均温度の温度上昇率は共に従来技術におけるエンジンのシリンダに平均温度、ピストンの温度上昇率よりも高くなっている。このため、本実施形態のエンジン100は、従来技術のエンジンに比較して短時間に燃焼室80の壁面温度を上昇させることができ、始動時に未燃や不完全燃焼となる燃料の量を低減することができる。
スペーサ21は、金属製のシリンダ10の熱抵抗、あるいは、金属製の上部クランクケース30の熱抵抗よりも大きな熱抵抗を有する材料で構成されていればどのような材料でも良いが、例えば、熱伝導率が金属材料よりも小さいポリイミド樹脂等の耐熱性樹脂で構成してもよい。
また、図1に示すスペーサ21に代えて、図5(a)、(b)に示すように内部に空隙を有するスペーサ23を用いてもよい。内部の空隙を有する構造は、図5(b)に示すように、内部のトラス25を上下の平板24、26で挟み込んだ構造とし、上下方向の剛性を保ちつつ内部に空隙を持たせたものでよい。このような構成は、例えば、三次元プリンタ等を用いることによって製造することができる。このスペーサ23は、内部の空隙により大きな熱抵抗を有するので、図1に示すスペーサ21よりもより効果的にシリンダ10から上部クランクケース30に燃焼による熱が拡散することを抑制できるので、より短時間に燃焼室80の壁面温度を上昇させることができ、始動時に未燃や不完全燃焼となる燃料の量をより低減することができる。
また、内部に空隙を有するスペーサ23の構成は、図5(a)、図5(b)に示す構成に限らず、例えば、図6に示すようなハニカム構造27を平板28、29で挟みこんだ構成としてもよい。
次に、図7から図10を参照しながら他の実施形態のエンジン120について説明する。先に、図1から図4を参照して説明した実施形態のエンジン100と同様の部分には、同様の符号を付し説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態のエンジン120は、図1から図4を参照して説明したエンジン100のシリンダ10のZ方向下側、つまり、ピストン15の往復方向の下端側に上部クランクケース30の台座部32に設けられた孔38に差し込まれるスカート37を設けたものである。図8に示すように、スカート37は、外径がシリンダ10の他の部分よりも小さい段部となっており、内径がシリンダ10に設けられたボア12と同一であり、フランジ14の下面14aからZ方向下側に向かって延びている。エンジン120の上部クランクケース30は、図3を参照して説明したエンジン100の上部クランクケース30と同一構造である。
往復式内燃機関であるエンジン120では、ピストン15とクランクシャフト18によって往復動を回転運動に変換する際に、シリンダ10のボア12の中心軸72と直角方向であるX方向、つまり、ピストン15の往復方向およびクランクシャフト18の軸方向とに直交する方向、に向かってシリンダ10に対してスラスト力が加わる。一方、クランクシャフト18の軸方向であるY方向にはスラスト力はかからない。このため、本実施形態のエンジン120では、スラスト力がかかるX方向では、シリンダ10のスカート37が上部クランクケース30の孔38の内面に接してシリンダ10から上部クランクケース30にスラスト力を伝達できるようにし、スラスト力がかからないY方向では、スカート37と上部クランクケース30の孔38との間に隙間を設けてX方向よりも熱抵抗を大きくし、シリンダ10から上部クランクケース30に熱が拡散しないように構成している。
図9に示すように、スカート37の外面は、上部クランクケース30の孔38の内径と同一の外径で孔38の内面に接する接触部分37aと、孔38の内径よりも直径が小さく孔38の内面との間に隙間37cができる離間部分37bとで構成されている。接触部分37aはシリンダ10に加わるX方向のスラスト力をシリンダ10から上部クランクケース30に伝達できるように、X方向から角度が±θ1の範囲に形成されている。角度θ1の大きさは任意であるが、例えば、30°から45°の範囲であって良い。離間部分37bは、スラスト力の加わらないY方向のスカート37の面に形成されている。離間部分37bは、Y方向から角度が±θ2の範囲に形成されている。角度θ2の大きさは任意であるが、例えば、45°から60°の範囲であってよい。ただし、角度θ1と角度θ2との合計角度は90°以下である。
図9に示すように、離間部分37bは、Y方向において孔38の内面との隙間37cが最大となり、Y方向からの角度が増加するに従って孔38の内面との隙間37cが狭くなり、Y方向からの角度がθ2で隙間37cはゼロとなる。そして、Y方向からの角度がθ2で離間部分37bは接触部分37aに移行する。このように、Y方向の隙間37cの大きさはX方向の隙間の大きさより大きくなっている。離間部分37bの形状は、任意であるが、例えば、楕円面によって構成するようにしてもよい。離間部分37bは、スカート37の表面と孔38の内面との間に空気層を有するので、接触部分37aよりも熱抵抗が大きくなっている。
図10に示すように、エンジン120が始動すると、シリンダ10には図中に矢印fで示すように、X方向にスラスト力が加わる。シリンダ10に加わったスラスト力は、図9に示す接触部分37aを通して上部クランクケース30に伝達される。この際、燃焼によって発生した熱も矢印fに示すようにシリンダ10から接触部分37aを伝わって上部クランクケース30に拡散してくる。しかし、スラスト力を受ける上部クランクケース30の部分には、厚肉構造の軸受36が設けられていないため、熱は、熱容量の小さい上部クランクケース30の一部に拡散するのみで、熱容量の大きい軸受36、クランクシャフト18、軸受キャップ45にはほとんど拡散しない。
また、燃焼によって発生した熱は、図10中に破線で示す矢印gのように、シリンダ10から離間部分37bを通って熱容量の大きい上部クランクケース30、軸受36、クランクシャフト18、軸受キャップ45に拡散しようとする。しかし、離間部分37bは、スカート37の外面と孔38の内面との間の空気層により熱抵抗が大きくなっているので、燃焼によって発生した熱は上部クランクケース30に拡散しにくい。
以上説明したように、本実施形態のエンジン120は、熱容量の小さい上部クランクケース30のX方向に接触部分37aを設け、熱容量の大きい上部クランクケース30のY方向に接触部分37aよりも熱抵抗が大きい離間部分37bを設けている。これにより、シリンダ10に加わるX方向のスラスト力を上部クランクケース30に伝達しつつ、シリンダ10から上部クランクケース30に拡散する熱を抑制できる。このため、本実施形態のエンジン120は、従来技術のエンジンに比較して短時間に燃焼室80の壁面温度を上昇させることができ、始動時に未燃や不完全燃焼となる燃料の量を低減することができる。
10 シリンダ、11、31、41 本体、12 ボア、13 ウォータジャケット、14 フランジ、14a 下面、15 ピストン、16 コンロッド、17 下端部、18 クランクシャフト、19 バランスウェイト、20、35、38、43 孔、21、23 スペーサ、24、26、28、29 平板、25 トラス、27 ハニカム構造、30 上部クランクケース、32 台座部、32a 台座面、33、42 フランジ、34 ねじ穴、36 軸受、37 スカート、37a 接触部分、37b 離間部分、37c 隙間、40 下部クランクケース、45 軸受キャップ、51 ボルト、52、62 ナット、60 シリンダヘッド、61 スタッドボルト、71 一点鎖線、72、73 中心軸、80 燃焼室、100、120 エンジン。

Claims (5)

  1. 往復式内燃機関であって、
    ピストンが組み込まれるシリンダと、
    クランクシャフトを支持する上部クランクケースと、を有し、
    前記シリンダと前記上部クランクケースとの間の熱抵抗が前記シリンダと前記上部クランクケースとが直接接触した場合の熱抵抗よりも大きくなるように前記シリンダが前記上部クランクケースに取り付けられている往復式内燃機関。
  2. 請求項1に記載の往復式内燃機関において、
    前記シリンダは、前記シリンダの熱抵抗、あるいは、前記上部クランクケースの熱抵抗よりも大きな熱抵抗を有するスペーサを介して前記上部クランクケースに取り付けられている往復式内燃機関。
  3. 請求項2に記載の往復式内燃機関において、
    前記スペーサが内部に空隙を有する往復式内燃機関。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の往復式内燃機関であって、
    前記シリンダは前記ピストンの往復方向の一端に外径が他の部分よりも小さい段部を有し、
    前記上部クランクケースは前記段部が差し込まれる孔を有し、
    前記クランクシャフトの回転軸に向かう第1方向の前記シリンダと前記上部クランクケースとの間の熱抵抗を前記第1方向と直交すると共に前記ピストンの前記往復方向とも直交する第2方向の前記シリンダと前記上部クランクケースとの間の熱抵抗よりも大きくした往復式内燃機関。
  5. 請求項4に記載の内燃機関において、
    前記第1方向の隙間の大きさを前記第2方向の隙間の大きさよりも大きくした往復式内燃機関。
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