JP2024048177A - 梱包管理装置、梱包管理方法、及び梱包管理プログラム - Google Patents

梱包管理装置、梱包管理方法、及び梱包管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】製品を製造時と異なる部位単位で梱包して出荷する場合に、出荷・梱包の業務を標準化・効率化することが可能な梱包管理装置を提供することを目的とする。【解決手段】本実施の形態に係る梱包管理装置は、製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成手段と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、梱包管理装置、梱包管理方法、及び梱包管理プログラムに関する。
例えば、大型機械業においては、サイズの問題から出荷梱包時にユニット単位にばらして出荷を行うケースが多い。ばらす単位としては、製造時との単位とは異なり、製造から物流への個別指示、又は、熟練者での経験での作業(属人化)となっているケースが多い。従来、製品を梱包するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2010-224953号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、製品の製造時と異なる部位単位で梱包して出荷する場合に、出荷・梱包の業務を標準化・効率化することに関して何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、製品を製造時と異なる部位単位で梱包して出荷する場合に、出荷・梱包の業務を標準化・効率化することが可能な梱包管理装置、梱包管理方法、及び梱包管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた梱包管理装置であって、前記制御部は、受注番号、得意先、出荷対象の製品の品目、数量を含む受注データと、製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、にアクセス可能に構成されており、前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記出荷構成マスタには、さらに、梱包の注意事項を記載した備考を関連づけて登録されており、前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから備考を取得して、前記梱包指示書に記載することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、製品又は構成品目の品目コード、品目名、製品又は出荷品目を示す品目区分を関連付けて登録した品目マスタにアクセス可能に構成されており、前記梱包指示書作成手段は、前記品目マスタを参照して、構成品目の品目名を取得して、前記梱包指示書に記載することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、出荷梱包後に、前記受注データ及び前記梱包指示書に基づいて、出荷単位及び製品単位の伝票を出力する売上処理手段を備えることにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、前記製品は、大型機械を含むことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行する梱包管理方法であって、前記制御部は、受注番号、得意先、出荷対象の製品の品目、数量を含む受注データと、製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成工程を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行するための梱包管理プログラムであって、前記制御部は、受注番号、得意先、出荷対象の製品の品目、数量を含む受注データと、製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において、前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成工程を実行するための梱包管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、製品を製造時と異なる部位単位で梱包して出荷する場合に、出荷・梱包の業務を標準化・効率化することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の概要を説明するための図である。 図2は、本実施の形態に係る梱包管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、製造構成マスタの構成例を示す図である。 図4は、出荷構成マスタの構成例を示す図である。 図5は、品目マスタの構成例を示す図である。 図6は、受注データの構成例を示す図である。 図7は、本実施の形態に係る梱包管理装置の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。 図8は、本実施の形態に係る梱包管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施の形態に係る梱包管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、大型機械業においては、サイズの問題から出荷梱包時にユニット単位にばらして出荷を行うケースが多い。ばらす単位としては、製造時との単位とは異なり、製造から物流への個別指示、又は、熟練者での経験での作業(属人化)となっているケースが多く、業務を標準化・効率化することができないという問題がある。
そこで、本実施の形態では、製品を製造時と異なる部位(ユニット)単位で梱包して出荷する場合に、製造用の構成マスタとは別に、出荷梱包用の構成マスタを別途保持し、出荷梱包用の構成マスタを使用して、梱包指示書を作成することで、すなわち、出荷・梱包の担当への指示をシステム化することで、業務の標準化・効率化する。
図1は、本実施の形態の処理イメージを説明するための図である。図1(A)は、製造構成マスタの構成例、図1(B)は、出荷構成用マスタの構成例を示している。本実施の形態の梱包管理装置は、製造構成マスタとは別に出荷用構成マスタを備えている。図1(A)に示すように、製造構成マスタは、製品を構成するユニットを登録したマスタである。製造工程では、製造構成マスタに従って製品が製造される。図1(A)に示す製造構成マスタの例では、H002:製品Aは、UN001:ユニットA、UN002:ユニットB,UN003:ユニットCが組み付けられて製造される。
図1(B)に示すように、出荷構成用マスタは、製造構成マスタとは別に、出荷用品目を別途発番し、出荷単位での構成登録したものである。別途出荷用品目を設けることで、製造構成とは切り離して考えることが可能である。物流部門への出荷指示(梱包指示)として出荷用構成マスタより、出荷構成単位で表現することで、出荷場への梱包時分解の指示できるようにする。図1(B)に示す出荷用構成マスタの例では、H002:製品Aは、K0001:ユニットAとBの組と、K0002:ユニットCに出荷時に分解されて梱包される。
本実施の形態の梱包管理装置は、複数部位(ユニット)が組み立てられて製造される大型機械製品等の製品に広く適用可能である。
[2.構成]
本実施形態に係る梱包管理装置100の構成の一例について、図2から図6を参照して説明する。図2は、梱包管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
梱包管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、梱包管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
梱包管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。梱包管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、梱包管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、梱包管理装置100と、サーバ200、不図示の生産管理部門端末、営業部門端末、及び物流部門端末とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。不図示の生産管理部門端末、営業部門端末、及び物流部門端末は、ネットワーク300を介して、梱包管理装置100とデータ通信可能に構成されている。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、製造構成マスタ106aと、出荷構成マスタ106bと、品目マスタ106cと、データテーブル106dと、を備えている。図3は、製造構成マスタ106aの構成例を示す図である。図4は、出荷構成マスタ106bの構成例を示す図である。図5は、品目マスタ106cの構成例を示す図である。図6は、受注データの構成例を示す図である。
製造構成マスタ106aは、製造時に使用されるマスタである。製造構成マスタ106aは、図3に示すように、親品目コード、構成品目コード、構成数を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。親品目コードと構成品目コードはキー項目となる。
同図に示す例では、1行目は、親品目コード「H002]、構成品目コード「UN001」、構成数「1」となっている。
出荷構成マスタ106bは、出荷時の構成を登録するためのマスタであり、製造構成とは異なる単位・品目での登録が可能となっている。出荷構成マスタ106bは、図4に示すように、親品目コード、構成品目コード、構成数、梱包時の注意事項を記載した備考を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。親品目コードと構成品目コードはキー項目となる。同図に示す例では、1行目は、親品目コード「H002]、構成品目コード「K001」、構成数「1」、備考「梱包時にラベル添付必要」、2行目は、親品目コード「H002]、構成品目コード「K002」、構成数「2」となっている。
品目マスタ106cは、品目コードと、製品、ユニット、又はユニットの組み合わせの品目名を登録するためのマスタであり、名称欄等を使用し、現場等で判断可能な名称で登録を行う。品目マスタ106cは、図5に示すように、品目コード、品目名、品目区分(製品、中間品、出荷品目)を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。品目コードはキー項目となる。品目マスタ106cは、出荷構成マスタ106bにデータを登録する際や梱包指示書を作成する際に参照される。同図に示す例では、2行目は、品目コード「H0002」、品目名「製品B」、品目区分「製品」、8行目は、品目コード「K001」、品目名「ユニットA・Bの組」、品目区分「出荷品目」、9行目は、品目コード「K002」、品目名「ユニットC」、品目区分「出荷品目」となっている。
データテーブル106dは、受注データや梱包指示書等の各種情報を格納するためのファイルである。受注データは、図6に示すように、受注番号、行、受注日、出荷日、得意先、納入先、倉庫、品目、数量を含んでいてもよい。受注番号及び行は、キー項目となる。同図に示す例では、2行目は、受注番号「J0001」、行「2」、受注日「7/1」、出荷日「7/10」、得意先「得意先A」、納入先「納入先A」、倉庫「物流倉庫」、品目「H002:製品B」、数量「2個」となっている。
制御部102は、梱包管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されている、製造構成マスタ106a、出荷構成マスタ106b、品目マスタ106c、データテーブル106d等にアクセス可能に構成されている。なお、製造構成マスタ106a、出荷構成マスタ106b、品目マスタ106c、データテーブル106d等は、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、受注処理部102aと、梱包処理部102bと、売上処理部102cと、マスタメンテ部102dと、画面表示制御部102eと、を備えている。
受注処理部102aは、受注処理部102aは、例えば、営業部門端末からのアクセスに応じて受注入力画面を提供し、当該受注入力画面上での営業部門端末の担当者の操作に応じて、受注番号、得意先、出荷対象の製品である品目、数量を含む受注データを入力して、データテーブル106dに登録する。
梱包処理部102bは、受注データの品目をキーとして、出荷構成マスタ106bの構成品目及び構成数を取得して、当該親品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成して出力すると共に、データテーブル106dに登録する。
梱包処理部102bは、受注データの品目をキーとして、出荷構成マスタ106bから備考を取得して、梱包指示書に記載することもしてもよい。また、梱包処理部102bは、品目マスタ106cを参照して、取得した構成品目の品目名を取得して、梱包指示書に記載することにしてもよい。
売上処理部102cは、例えば、物流部門端末からのアクセスに応じて売上入力画面を提供し、当該売上入力画面上での物流部門端末の担当者の操作に応じて、出荷梱包後に出荷単位及び製品単位の伝票を出力すると共に、データテーブル106dに登録する。
マスタメンテ部102dは、例えば、生産管理部門端末からのアクセスに応じてマスタメンテ画面を提供し、マスタメンテ画面上での生産管理部門端末の担当者の操作に応じて、製造構成マスタ106a、出荷構成マスタ106b、品目マスタ106cに対して、データの入力・追加・削除・編集等の設定を行う。
画面表示制御部102eは、モニタ114に表示する各種画面の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
図1~図9を参照して、本実施の形態における梱包管理装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。
(3-1.全体の処理)
図7は、本実施の形態における梱包管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
図7を参照して、本実施の形態における梱包管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。(1)生産管理部門において、出荷構成の登録を行う。マスタメンテ部102dは、出荷管理登録処理を実行する(ステップS1)。具体的には、出荷構成登録処理では、マスタメンテ部102dは、例えば、生産管理部門端末からのアクセスに応じてマスタメンテ画面を提供し、当該マスタメンテ画面上での生産管理部門端末の担当者の操作に応じて、出荷構成マスタ106bにデータを登録する。この場合、品目マスタ106eの品目コードを選択して、出荷構成マスタ106bにデータを登録することにしてもよい。
(2)営業部門では、注文を受け付ける。受注処理部102aは、受注入力処理を実行する(ステップS2)。具体的には、受注入力処理では、受注処理部102aは、営業部門端末からのアクセスに応じて受注入力画面を提供し、当該受注入力画面上での営業部門端末の担当者の操作に応じて、受注番号、得意先、出荷対象の製品である親品目、数量を含む受注データを入力して、データテーブル106dに登録する。
(3)営業部門では、物流部門への出荷指示を行う。具体的には、梱包処理部102bは、梱包指示書発行処理を行う(ステップS3)。梱包指示書発行処理では、梱包処理部102bは、受注データに基づいて、出荷構成マスタ106bを参照して梱包指示書を作成する。具体的には、梱包処理部102bは、受注データの品目をキーとして、出荷構成マスタ106bの構成品目及び構成数を取得して、当該親品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成して、梱包指示書を発行(例えば、印刷)すると共にデータテーブル106dに登録する。梱包指示書では、製品の分解の指示についても表現されている。
この場合、梱包処理部102bは、受注データの親品目をキーとして、出荷構成マスタ106bから備考を取得して、梱包指示書に記載することもしてもよい。また、梱包処理部102bは、品目マスタ106cを参照して、構成品目の品目名を取得して、梱包指示書に記載することにしてもよい。
(4)物流部門では、担当者は発行された梱包指示書に従って、製品の分解や梱包を行って出荷を行う。売上処理部102cは、売上処理を実行する(ステップS4)。具体的には、売上処理では、製品の出荷梱包後に、売上処理部102cは、物流部門端末からのアクセスに応じて売上入力画面を提供し、当該売上入力画面上での物流部門端末の担当者の操作に応じて、受注データ及び梱包指示書に基づいて、出荷伝票(出荷単位の伝票)や納品書(製品単位の伝票)を出力すると共に、データテーブル106dに登録する。
(3-2.サンプルデータ)
図8及び図9は、本実施の形態における梱包管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図8及び図9を参照して、本実施の形態における梱包管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(S2:受注処理)
図8を参照して、受注処理の詳細を説明する。受注処理部102aは、営業部門端末からのアクセスに応じて受注入力画面を提供し、当該受注入力画面上での営業部門端末の担当者の操作に応じて、受注番号、得意先、出荷対象の製品である親品目、数量を含む受注データを入力して、データテーブル106dに登録する。
図8(A)は、受注データのデータ例を示す図である。受注データは、受注番号、行、受注日、出荷日、得意先、納入先、倉庫、品目、数量の項目を備えている。同図に示す例では、2行目は、受注番号「J0001」、行「2」、受注日「7/1」、出荷日「7/10」、得意先「得意先A」、納入先「納入先A」、倉庫「物流倉庫」、品目「H002:製品B」、数量「2個」となっている。
(梱包指示書発行処理:S3)
図8を参照して、梱包指示書発行処理の詳細を説明する。梱包処理部102bは、受注データに基づいて、出荷構成マスタ106bを参照して梱包指示書を作成する。具体的には、梱包処理部102bは、受注データの品目をキーとして、出荷構成マスタ106bの構成品目及び構成数、備考を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量、備考を含む梱包指示書を作成して、梱包指示書を出力(例えば、印刷及び/又は印刷)すると共にデータテーブル106dに登録する。梱包処理部102bは、出荷構成マスタ106bに受注データの品目に該当するデータがない場合には、梱包指示書には、品目及び数量のみを記載する。
図8(B)は、出荷構成マスタ106bの構成例を示す図である。出荷構成マスタ106bは、親品目コード、構成品目コード、構成数の項目を備えている。同図に示す例では、2行目は、親品目コード「H002]、構成品目コード「K001」、構成数「1」、備考「梱包時にラベル添付必要」、2行目は、親品目コード「H002]、構成品目コード「K002」、構成数「2」となっている。受注データの製品が出荷構成マスタ106bに存在する場合は、出荷時に分解出荷すべきものであると判断できる。
図8(C)は、作成される梱包指示書の例を示す図である。梱包指示書は、受注番号、出荷日、出荷先、得意先を含むヘッダ部と、品目、梱包の単位である構成品目、数量、備考を含む本体部とで構成されている。出荷構成マスタ106bに設定されている「備考」も記載され、梱包時の注意事項等が記載される。「数量」は、出荷構成マスタ106bの.構成数×受注データの数量で算出する。分解する必要がある品目については、出荷構成マスタ106bに従って展開されることで、梱包場側として、特別な指示や経験が無くても作業が可能となる(属人化排除)。
同図に示す例では、受注データの品目「H001、H003、H004」については、
出荷構成マスタ106bに存在しないため、受注データの品目と数量のみが記載される。受注データの品目「H002」については、出荷構成マスタ106bに存在するため、品目「H002」をキーとして、出荷構成マスタ106bから構成品目コード「K001」、構成数「1」、備考「梱包時にラベル添付必要」と、構成品目コード「K002」、構成数「2」を取得し、また、構成品目コード「K001」、構成品目コード「K002」をキーとして、品目マスタ106c(図5参照)から品目名「ユニットA・Bの組」、「ユニットC」を取得し、構成品目コード「K001」の数量を取得した構成数「1個」×当該受注データの数量「2個」=2個で算出し、構成品目コード「K002」の数量を、取得した構成数「2個」×当該受注データの数量「2個」=4個で算出する。
そして、図8(C)に示すように、品目「H002:製品B」については、梱包単位の構成品目「K001:ユニットA・Bの組」、その数量「2個」、備考「梱包時にラベル添付必要」と、梱包単位の構成品目「K002:ユニットC」、その数量「4個」が記載される。このように、梱包指示書では、製品の分解の指示についても表現されており、製品Bについては、ユニットA、B、Cで構成されているが、出荷時にユニットA・Bの組とユニットCに分解してそれぞれ梱包する。
(売上処理:S4)
図9を参照して、売上処理の詳細を説明する。製品の出荷梱包後に、売上処理部102cは、物流部門端末からのアクセスに応じて売上入力画面を提供し、当該売上入力画面上での物流部門端末の担当者の操作に応じて、受注データ及び梱包指示書に基づいて、出荷単位及び製品単位の伝票を出力すると共に、データテーブル106dに登録する。
図9(A)は、出荷単位の伝票である出荷伝票(納入先向け)の一例である。出荷伝票は、納入先、受注番号を含むヘッダ部と、品目、梱包の単位である構成品目、数量を含む本体部と、を備えている。
図9(B)は、製品単位(注文単位)の伝票である納品書(得意先向け)の一例である。納品書は、得意先、受注番号を含むヘッダ部と、品目、数量、金額を含む本体部と、を備えている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタ106bと、前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包処理部102bと、を備えているので、製品を製造時と異なる部位(ユニット)単位で梱包して出荷する場合に、製造用の構成マスタとは別に、出荷梱包用の構成マスタを別途保持し、当該出荷梱包用の構成マスタを使用して梱包指示書を作成することにより、出荷梱包業務の標準化・効率化することが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、梱包管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、梱包管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて梱包管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、梱包管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、梱包管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、梱包管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 梱包管理装置
102 制御部
102a 受注処理部
102b 梱包処理部
102c 売上処理部
102d マスタメンテ部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 製造構成マスタ
106b 出荷構成マスタ
106c 品目マスタ
106d データテーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備えた梱包管理装置であって、
    前記制御部は、
    受注番号、得意先、出荷対象の製品の品目、数量を含む受注データと、
    製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成手段と、
    を備えたことを特徴とする梱包管理装置。
  2. 前記出荷構成マスタには、さらに、梱包の注意事項を記載した備考を関連づけて登録されており、
    前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから備考を取得して、前記梱包指示書に記載することを特徴とする請求項1に記載の梱包管理装置。
  3. 前記制御部は、さらに、
    製品又は構成品目の品目コード、品目名、製品又は出荷品目を示す品目区分を関連付けて登録した品目マスタにアクセス可能に構成されており、
    前記梱包指示書作成手段は、前記品目マスタを参照して、構成品目の品目名を取得して、前記梱包指示書に記載することを特徴とする請求項1に記載の梱包管理装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    出荷梱包後に、前記受注データ及び前記梱包指示書に基づいて、出荷単位及び製品単位の伝票を出力する売上処理部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の梱包管理装置。
  5. 前記製品は、大型機械を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の梱包管理装置。
  6. 制御部を備えた情報処理装置が実行する梱包管理方法であって、
    前記制御部は、
    受注番号、得意先、出荷対象の製品の品目、数量を含む受注データと、
    製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成工程を含むことを特徴とする梱包管理方法。
  7. 制御部を備えた情報処理装置が実行するための梱包管理プログラムであって、
    前記制御部は、
    受注番号、得意先、出荷対象の製品の品目、数量を含む受注データと、
    製品である親品目、当該製品を出荷する際の梱包単位である複数の構成品目、構成数を関連づけて登録した出荷構成マスタと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において、
    前記受注データの品目をキーとして、前記出荷構成マスタから構成品目及び構成数を取得して、当該品目、取得した構成品目、取得した構成数×当該受注データの数量で算出した構成品目の数量を含む梱包指示書を作成する梱包指示書作成工程を実行するための梱包管理プログラム。
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