JP2024043118A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024043118000001
【課題】オゾンによる効果を使用者に十分に付与可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】食品を貯蔵可能な冷蔵室2と、冷気を生成する冷却器41と、冷却器41が生成した冷気を冷蔵室2に供給する供給口24と、冷蔵室2を冷却した冷気を冷却器41に案内する戻り口25と、冷却器41で生成した冷気の流れ方向において、冷却器41と戻り口25との間に配置されたオゾン発生器42と、を備え、冷却器41により生成される冷気は、冷凍温度帯の製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6には供給されず、冷蔵室2に加えて、青果物を貯蔵可能で、冷蔵室2よりも高温の野菜室3に対しても供給される。
【選択図】図2

Description

本開示は、冷蔵庫に関する。
特許文献1の請求項1には、「食品を貯蔵する貯蔵室を形成する貯蔵箱と、前記貯蔵箱を開閉する扉と、前記貯蔵室に供給するオゾンを発生させるオゾン発生装置と備え、前記貯蔵室は複数の収納領域に区画されているとともに、前記複数の収納領域の中で最も大きい収納領域に前記オゾン発生装置で発生したオゾンが放出される食品貯蔵庫。」が記載されている。特許文献2の請求項1には、「冷却器で生成された冷気を循環させる冷気通路と、前記冷気通路内に備えた強制通風装置と、前記冷気通路内に設けたコロナ放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装置の運転、停止に連動して前記高電圧電極装置の運転を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。」が記載されている。
特開2011-252611号公報 特開2011-2227号公報
特許文献1に記載の冷蔵庫では、オゾン発生装置200で発生したオゾンは野菜室120に供給される(段落0038)。従って、オゾンは冷蔵室110には供給されない。特許文献2に記載の実施形態1に係る冷蔵庫では、オゾンは冷蔵室52に供給される(段落0049)。しかし、当該実施形態1に係る冷蔵庫では、冷蔵室用冷却器56により生成される冷気は野菜室53を外部から冷却するものの、オゾンを含む冷気は野菜室53には供給されない。従って、特許文献1及び2に記載の冷蔵庫では、オゾンによる効果を発揮可能な貯蔵室が限定的である。
本開示が解決しようとする課題は、オゾンによる効果を使用者に十分に付与可能な冷蔵庫の提供である。
本開示の冷蔵庫は、食品を貯蔵可能な、冷蔵室又はチルド室の少なくとも一方である第1貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器が生成した冷気を前記第1貯蔵室に供給する供給口と、前記第1貯蔵室を冷却した冷気を前記冷却器に案内する戻り口と、前記冷却器で生成した冷気の流れにオゾンを供給するオゾン発生器と、を備え、前記冷却器により生成される冷気は、冷凍温度帯の第2貯蔵室には供給されず、青果物を貯蔵可能で、前記第1貯蔵室よりも高温の野菜室を冷却せず、又は、前記第1貯蔵室に加えて前記野菜室に対しても供給される。その他の解決手段は発明を実施するための形態において後記する。
本開示の冷蔵庫の正面図である。 図1のA-A線断面図である。 冷蔵室の内部を示す正面側からの斜視図である。 冷蔵室の背面側を区画する背面パネルの正面図である。 背面パネルの背面図である。 背面パネルを背面側から視た斜視図である。 オゾン発生器の上面図である。 図7AのB-B線断面図である。 ファン及びオゾン発生器の動作タイミングを示すタイムチャートである。 制御装置のブロック図である。 別の実施形態に係る冷蔵庫の断面図である。 別の実施形態に係る冷蔵庫の断面図である。
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための形態(実施形態と称する)を説明する。以下の一の実施形態の説明の中で、適宜、一の実施形態に適用可能な別の実施形態の説明も行う。本開示は以下の一の実施形態に限られず、異なる実施形態同士を組み合わせたり、本開示の効果を著しく損なわない範囲で任意に変形したりできる。また、同じ部材については同じ符号を付すものとし、重複する説明は省略する。更に、同じ機能を有するものは同じ名称を付すものとする。図示の内容は、あくまで模式的なものであり、図示の都合上、本開示の効果を著しく損なわない範囲で実際の構成から変更したり、図面間で一部の部材の図示を省略したり変形したりすることがある。
図1は、本開示の冷蔵庫1の正面図である。冷蔵庫1は、上から順に、冷蔵室2(図2)、野菜室3(図2)と、左右に配置される製氷室(不図示)及び第1冷凍室5(図2)と、第2冷凍室6(図2)とを備える。冷蔵庫1は、更に、詳細は図2を参照しながら後記するが、冷蔵室2の下部にチルド室7(図2)を備える。冷蔵室2、野菜室3、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6は、それぞれ、前方(正面側)に開口(不図示)を有する。
扉2a,2bは、その回動により、冷蔵室2の開口を露出又は閉塞する。扉2a,2bは、鉛直方向に延在する回動軸を軸中心に回動する。扉3a,4a,5a,6aは、それぞれ、それらの引き出し又は押し込みにより、野菜室3、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6の開口を露出又は閉塞する。
図2は、図1のA-A線断面図である。図2において実線矢印は、冷却器41,51で生成した冷気流を示す。なお、図2の例では、冷却器41は、冷凍温度帯の貯蔵室を冷気供給範囲に含まず、冷蔵温度帯の貯蔵室を冷気供給範囲とする冷蔵帯冷却器である。また、図2の例では、冷却器51は、冷蔵温度帯の貯蔵室を冷気供給範囲に含まず、冷凍温度帯の貯蔵室を冷気供給範囲とする冷凍帯冷却器である。
冷蔵室2(第1貯蔵室)は、肉、魚等の食品を貯蔵可能な室である。ここでいう第1貯蔵室は、冷蔵室2又はチルド室7(後記)の少なくとも一方であり、本開示の例では冷蔵室2及びチルド室7である。冷蔵室2は、冷蔵温度帯に固定される。冷蔵室2の温度は、例えば扉2a,2bが閉じられた状態の平均温度として、この数値範囲に限定されないものの例えば2℃以上4℃以下である。冷蔵室2は、食品を載置可能な複数の棚21を備える。
図3は、冷蔵室2の内部を示す正面側からの斜視図である。棚21は、上下方向に並んで複数配置される。冷蔵室2の内部の左右側壁には、棚21を支持するリブ27が配置される。冷蔵庫1は、冷却器41(図2)が生成した冷気を冷蔵室2(第1貯蔵室)に冷気を供給する供給口24を備える。詳細は後記するが、冷蔵室2に供給された冷気は、チルド室7の密閉度がさほど高くないことから、いくらかはチルド室7にも供給される。従って、供給口24は、上記第1貯蔵室に冷気を供給する。供給口24は、冷蔵室2の背面壁(奥壁)を構成する背面パネル20に形成される。詳細は後記するが、供給口24から供給される冷気は、冷却器41(図2)が生成したものである。また、供給される冷気には、オゾン発生器42(図2)で発生したオゾン(後記)が含まれる。
供給口24は、冷却器41が生成した冷気を初めに冷蔵室2に供給する。本開示の例では、上記第1貯蔵室は、冷蔵室2を少なくとも含む。そして、供給口24は、隣接する棚21の間に備えられる第1供給口22と、最上段の棚21よりも上方に備えられる第2供給口23とを含む。第2供給口23は、冷蔵室2の天面に備えられてもよい。オゾンを含む冷気は、第1供給口22及び第2供給口23を通じて冷蔵室2に供給される。これにより、最上段の棚21の上方に対してもオゾンを供給できる。オゾンは空気よりも重いため、最上段の棚21から供給された冷気に含まれるオゾンは、供給後に冷蔵室2の下方に向かう。これにより、冷蔵室2の全体にオゾンを行き渡らせ、オゾンによる除菌(殺菌)効果及び脱臭効果を冷蔵室2の全体で発揮できる。
図4は、冷蔵室2の背面側を区画する背面パネル20の正面図である。供給口24は、上記のように背面パネル20に形成される。供給口24は、水平方向に開口するように正面側及び左右方向を向いてそれぞれ2つずつ形成され、鉛直方向に開口するように上側を向いて1つ形成される。また、背面パネル20の下側には、冷蔵室2及び野菜室3の冷気を冷却器41(図2)に戻す戻り口25,34が形成される。
図5は、背面パネル20の背面図である。背面パネル20の背面側には流路26が形成される。戻り口25,34から吸い込まれた空気は、ファン43の駆動により、鉛直上方向に流路26を流れる。冷却器41によって生成した冷気は流路26を流れ、供給口24を通じて冷蔵室2に供給される。
図6は、背面パネル20を背面側から視た斜視図である。流路26を区画する壁面に、オゾン発生器42が配置される。オゾン発生器42は、冷却器41で生成した冷気の流れにオゾンを供給するものであり、詳細は後記するが、冷気中での放電により、冷気中にオゾンを発生させる。オゾン発生器42は、複数の供給口24のうちの最も下側の供給口29と、ファン43(図5)との間に配置される。このように配置することで、全ての供給口24から供給される冷気にそれぞれオゾンを含ませることができる。また、オゾン発生器42は、流路26を区画する壁面に埋没するように配置され、開口428(図7A、図7B)が流路26に臨む。
図2に戻って、冷蔵室2の内部において下部にチルド室7が配置される。チルド室7は、例えば食品が凍る直前の冷蔵温度帯で固定され、食品を貯蔵可能な室である。チルド室7は、正面に開口(不図示)を有し、当該開口を扉(不図示)により閉塞可能に構成される。チルド室7の温度は、例えば当該扉が閉じられた状態の平均温度として、この数値範囲に限定されないものの例えば-3℃以上4℃以下である。
チルド室7は、冷蔵室2との間で気体が通過可能な程度の気密性で冷蔵室2から区画されて冷蔵室2の内部で下部に配置される。従って、詳細は後記するが、冷蔵室2に充満するオゾンは、チルド室7を冷蔵室2から区画する部材71の隙間を通り、チルド室7の内部に拡散する。また、チルド室7の内部の冷気は、部材71の隙間を通り、冷蔵室2に戻される。
冷蔵室2の背面側には、冷気を生成する冷却器41が備えられる。冷却器41は、冷蔵庫1に備えられる。冷却器41は、上記のように、冷凍温度帯ではない貯蔵室(食品が凍らない冷蔵温度帯の貯蔵室)に供給する冷気を生成する。冷却器41は、冷蔵温度帯の貯蔵室の冷却に必要十分な程度に温度設定された(例えば-18℃以上であるが、この数値範囲に限定されない)冷却器である。このため、冷凍温度帯に設定された冷却器51と比べて、冷蔵室2及びチルド室7の内部を高湿にし易く、かつ、冷蔵室2及びチルド室7の冷却に適した範囲の低温にし易い。特に、オゾンによる除菌及び脱臭効果は、オゾンが作用する領域が高湿であるほど優れる。従って、冷蔵室2及びチルド室7の内部を高湿にできることで、これらの効果を十分に発揮できる。
冷却器41は、背面パネル20の背面側に配置される。冷却器41は、背面パネル20の背面側に配置される室44に収容される。冷蔵庫1は、冷蔵室2(第1貯蔵室)を冷却した冷気を冷却器41に案内する戻り口25を備える。上記第1貯蔵室は、冷蔵室2を少なくとも含み、戻り口25は、冷蔵室2に備えられる戻り口28(冷蔵室戻り口)を含む。戻り口28は、例えば、冷蔵室2の背面側に備えられる。戻り口28を通じて冷蔵庫1の外に排出された冷気は、野菜室3を経由して、冷却器41に戻される。
冷却器41の上方(冷気流れで下流側)には、ファン43が備えられる。ファン43は、例えば遠心ファンであり、冷蔵庫1に備えられる。ファン43は、冷蔵室2に形成された供給口24及び戻り口25を通じて、オゾンを含む冷気を冷蔵室2の内外で循環させる。
供給口24を通じて冷蔵室2に供給された冷気は、上記のように、上から下の方向に向かう。チルド室7は冷蔵室2の下部に備えられるため、冷気が戻り口25に向かうときに、チルド室7の少なくとも上面(本開示の例では少なくとも上下面)に接触する。これにより、冷気は、冷蔵室2及びチルド室7を冷却する。このようにして冷蔵室2及びチルド室7(第1貯蔵室)を冷却した冷気は、戻り口25を通じて冷却器41に案内される。
ファン43の上方(冷気流れで下流側)には、オゾン発生器42が備えられる。オゾン発生器42は、冷蔵庫1に備えられる。オゾン発生器42は、冷却器41で生成した冷気の流れ方向において、冷却器41と戻り口25との間に配置される。
本開示の例では、オゾン発生器42は、上記図5及び図6を参照して説明したように、冷却器41と、供給口24との間に備えられる。中でも、オゾン発生器42は、冷却器41と、複数の供給口24への分岐部分(即ち、最も下側の供給口24よりも更に下側)との間に備えられる。ファン43に高濃度のオゾンを供給しない観点からは、ファン43より下流にしてもよい。従って、供給口24からは、オゾンを含む冷気が供給される。このような位置に備えられることで、冷蔵室2及びチルド室7に供給される前の冷気にオゾンを放出できる。
冷却器41と、供給口24との間を流れる冷気は、冷却器41によって冷却されるために冷蔵室2、チルド室7等に比して低温低湿である。オゾン発生器42によるオゾンの生成量は、生成される領域が低温低湿である方が好ましい、このため、オゾン発生量を増大でき、冷蔵室2及びチルド室7の全体でオゾンを高濃度にし易くできる。
より好ましくは、オゾン発生器42は、冷却器41の動作中(冷却動作中)にオゾンを発生させる。即ち、冷却器41が、冷媒が循環する冷凍サイクルの一部材として配されている場合は、動作中は、冷却器41に低温冷媒が通流している間である。また、冷却器41がペルチェ素子の場合には、動作中は通電中である。冷却器41の動作中にオゾンを発生させることで、動作によって低温になった冷気にオゾンを発生できるため、オゾン発生量を増大できる。
また、オゾン発生器42は、冷却器41が冷却動作をしていない状態でオゾンを発生させる場合に、後述する加熱器423を作動させることができる。即ち、オゾン発生器42は、冷却器41の非動作中に、加熱器423を動作させながらオゾンを発生させる。冷却動作をしていない状態(即ち非動作中)とは、冷却器41が、冷媒が循環する冷凍サイクルの一部材として配されている場合は、通常は冷媒の循環が停止している状態である。また、冷却器41がペルチェ素子の場合には、冷却動作をしていない状態は通電停止中である。
このようなオゾン発生器42の動作は、オゾン発生器42周囲が冷却器41によって低湿化されない場面において有効である。特に、オゾンの発生量を確保するには、オゾン発生器42やその近傍に結露が生じていないことが好ましい。冷却器41が冷却動作をしていない状態で冷蔵室2の扉2a,2bが開けられると高湿な外気がオゾン発生器42にまで達する虞がある。そこで、相対湿度を低下させて結露を生じ難くさせるため、このようにするのが好ましい。扉2a,2bの開を検知するセンサ情報を使って、開検知に応じて加熱器423を作動させてもよい。
ただし、オゾン発生器42は、冷蔵室2又はチルド室7の少なくとも一方の内部に備えられることも好ましい。これにより、オゾンの分解を抑制した状態で、オゾン発生器42で発生したオゾンを速やかに冷蔵室2又はチルド室7の少なくとも一方の全体に行き渡らせることができる。この結果、オゾンによる除菌及び脱臭効果を十分に発揮できる。
図7Aは、オゾン発生器42の上面図である。図7Bは、図7AのB-B線断面図である。図7Aでは、図示の都合上、絶縁層425の図示は省略する。オゾン発生器42は、基板422と、加熱器423と、電極424と、絶縁層425とを備える。電極424は、誘導電極426と、放電電極427とを備える。基板422と、加熱器423と、誘導電極426と、放電電極427と、絶縁層425とは、所定間隔で離間されるが、これらは絶縁部材(不図示)によって相互に固定される。基板422と、加熱器423と、電極424と、絶縁層425とは、開口428を備える筐体421に収容される。
基板422は、電極424から高圧で放電するための電源回路(不図示)等を搭載する。電源回路は、制御装置100(図2)によって制御される。従って、制御装置100が電源回路を制御して放電を制御する。電極424は、空気中(冷気中)で放電することでオゾンを発生させる。高圧電圧が印加される放電電極427と、グラウンド接続された誘導電極426との間で例えば沿面放電することで、誘導電極426と、放電電極427との間にオゾンが発生する。なお、本開示の冷蔵庫1では、沿面放電によりオゾンを発生させたが、例えばコロナ放電によってオゾンを発生させてもよい。発生したオゾンは、筐体421の開口428を通じて、流路26(図6)を流れる冷気に放出される。
図示の例では、加熱器423は、電極424を加熱する。これにより、電極424付近の空気の温度を局所的に加熱でき、相対湿度を局所的に低下できる。そして、相対湿度を局所的に低下できることで、放電時の水分による影響を受け難くでき、オゾンの発生量を増大できる。
オゾン発生器42は、主としてオゾンを発生させる。これにより、オゾンによる殺菌効果及び脱臭効果を十分に利用できる。ここでいう主としてとは、オゾンのみを発生させる形態の他に、副次的に他の産物の発生を許容するが、他の産物の発生量(例えば単位時間当たりの物質量)よりもオゾンの発生量が多い場合をいう。
図2に戻って、オゾン発生器42で発生したオゾンを含む冷気は、背面パネル20の背面側に形成された流路26をオゾン発生器42から上方向に流れ、供給口24を通じて冷蔵室2(第1貯蔵室)に供給される。冷気をこのように流すことで、冷蔵室2の内部空間において上側から供給でき、冷蔵室2の全体にオゾンを行き渡らせ易くできる。
野菜室3は、野菜等の青果物を貯蔵可能な室である。野菜室3は、冷蔵温度帯に固定される。野菜室3の温度は、冷蔵室2及びチルド室7である第1貯蔵室よりも高温であり、例えば扉3aが閉じられた状態の平均温度として、この数値範囲に限定されないものの例えば5℃以上7℃以下である。即ち、冷蔵室2及びチルド室7よりも高温に設定されることができる。本開示の冷蔵庫1では、冷却器41により生成される冷気は、冷蔵室2及びチルド室7に加えて野菜室3に対しても供給されることで、野菜室3が冷却される。
野菜室3の背面側には、冷蔵室2を冷却後の冷気を野菜室3に供給する供給口31が備えられる。冷蔵庫1は、供給口31を備える。供給口31は、流路32(第1流路)に接続される。流路32は、野菜室3及び戻り口28に接続される。従って、戻り口28を通じて冷蔵室2から排出された冷気は、流路32を通り、供給口31を通じて野菜室3に供給される。
野菜室3の背面側には、野菜室3を冷却した冷気を冷却器41に戻す戻り口34(野菜室戻り口)が備えられる。冷蔵庫1は、戻り口34を備える。戻り口34は冷却器41を収容する室44と連通する。従って、冷却器41により生成される冷気は、冷蔵室2及びチルド室7に加えて野菜室3に対しても供給される。そして、野菜室3に対しても供給される場合に、野菜室3を冷却した冷気は、戻り口34を通じて野菜室3から排出され、冷却器41に戻される。これにより、野菜室3での冷却に使用されて高湿になった冷気を冷却器41で除湿でき、他の貯蔵室での意図しない結露を抑制できる。
オゾン発生器42の下方には、戻り口25,28、又は、戻り口34、の少なくとも一方が配置される。図示の例では、戻り口34がオゾン発生器42の下方に配置される。これにより、ファン43が停止したときに、オゾン発生器42の付近を含む流路26の冷気を、戻り口34を通じて野菜室3に流入できる。この結果、オゾン発生器42で発生したオゾンを無駄なく殺菌及び脱臭に使用できる。容器33(後記)内にオゾンを効果的に供給できるように、野菜室3の扉の閉塞時、戻り口34の直下には容器33が位置すると好ましい。
野菜室3には青果物を収容する容器33が配置される。容器33の上方は開口し、当該開口を覆うように、蓋(不図示)が配置される。扉3aを使用者が正面側に引き出すと、容器33は扉3aと一体になって正面側に引き出される。このとき、蓋は、野菜室3から引き出されず、野菜室3の内部に残存する。一方で、扉3aを使用者が押し込むと、容器33は扉3aと一体になって野菜室3に押し込まれ、容器33の上部開口は、蓋によって閉塞される。蓋は、容器33の上部開口を気体が通過できる程度の気密性である。これによりオゾンは容器33に供給されることができる。また、本実施形態の野菜室3は、冷蔵室2からの高湿冷気が供給されるため、必ずしも蓋は必要ではない。このため、供給口31は、野菜室3の容器33内に向けて冷気を吐出する、いわゆる直接冷却方式とすることができる。
本開示の冷蔵庫1では、冷却器41により生成される冷気は、供給口24を通じて冷蔵室2(第1貯蔵室)に供給された後、冷蔵室2から排出されて野菜室3に供給される。従って、冷蔵室2で冷却後で多少昇温し、オゾンを含む冷気は、流路32を通じて野菜室3に供給される。これにより、冷蔵室2よりも高温の野菜室3の冷え過ぎを抑制できる。また、野菜室3にオゾンが例えば充満するため、青果物の表面がオゾンによって殺菌される。これにより、青果物の鮮度を長期間に亘って維持できる。また、野菜室3の内部を脱臭できる。更に、容器33の上方に配置される蓋によって容器33の内部へのオゾンを含む冷気の流入が抑制される。これにより、青果物への冷気の接触による青果物の乾燥を抑制できる。
図8は、ファン43及びオゾン発生器42の動作タイミングを示すタイムチャートである。制御装置100(図2)は、ファン43を駆動させて冷蔵室2と冷却器41との間でオゾンを含む冷気を所定時間循環させた後で、ファン43を停止させて所定時間待機する制御を行う。このような制御により、冷気の循環によって冷蔵室2にオゾンを充満できるとともに、充満した状態で待機することで、チルド室7(図2)の内部に冷蔵室2内部の冷気及びオゾンを拡散し供給できる。この結果、チルド室7に貯蔵された食品を殺菌できる。また、チルド室7の内部を脱臭できる。
制御装置100は、ファン43の駆動中にオゾン発生器42でオゾンを発生させるとともに、ファン43の停止中にオゾン発生器42でオゾンの発生を停止させる。このようにすることで、殺菌及び脱臭に使用されないオゾンの発生量を抑制でき、効率的にオゾンを発生できる。
本開示の冷蔵庫1では、時刻t0において扉2a,2bが開いているとき、制御装置100は、ファン43及びオゾン発生器42を停止する。時刻t1で扉2a,2bが使用者によって閉じられると、制御装置100は、ファン43及びオゾン発生器42を駆動させる。これにより、オゾンを含む冷気が少なくとも冷蔵室2の内外で循環する。これにより、冷蔵室2にオゾンが充満する。所定時間経過後の時刻t2に至ると、制御装置100は、ファン43及びオゾン発生器42を停止させる。そして、制御装置100は、時刻t3まで、ファン43及びオゾン発生器42の停止を継続する。従って、時刻t2から時刻t3において、チルド室7へのオゾンの拡散が実行される。
どの程度の時間冷気を循環させるか(即ち時刻t1からt2までの所定時間)、及び、拡散のためにどの程度の時間待機するか(即ち時刻t2からt3までの所定時間)は、冷蔵庫1の構造(例えば冷蔵室2の内容積、チルド室7の構造)等によって異なる。従って、これらの時間は、例えばシミュレーション、実験等によって決定できる。
図9は、制御装置100のブロック図である。制御装置100は、上記制御の他、冷蔵庫1の運転(例えば冷凍サイクル(不図示)を構成する圧縮機101の運転等)を制御する。制御装置100は、例えばCPU(Central Processing Unit)1001、RAM(Random Access Memory)1002、ROM(Read Only Memory)1003等を備えて構成される。制御装置100は、ROM1003に格納されている所定の制御プログラム(例えば冷蔵方法)がRAM1002に展開され、CPU1001によって実行されることにより具現化される。
図2に戻って、製氷室(不図示)、第1冷凍室5及び第2冷凍室6は、それぞれ、製氷された氷、及び、冷凍食品等の冷凍物を貯蔵可能で、冷凍温度帯に固定された貯蔵室(第2貯蔵室)である。製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6の温度は、それぞれ、例えば扉3a,4a,5a,6aが閉じられた状態の平均温度として、この数値範囲に限定されないものの例えば-20℃以上-10℃以下である。
冷蔵庫1では、冷却器41により生成される冷気は、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6等の冷凍温度帯の第2貯蔵室には供給されない。そこで、冷蔵庫1は、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6を冷却するための冷却器51を備える。ファン52の駆動により冷却器51で生成した冷気は、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6の背面側に配置された供給口53を通じて、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6に供給される。製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6を冷却した冷気は、戻り口54を通じて冷却器51を収容する室55に戻される。
図10は、別の実施形態に係る冷蔵庫1の断面図である。図10に示す実施形態では、戻り口28は、流路32(第1流路)と、冷却器41を収容する室44に接続される流路45(第2流路)とに接続される。流路32又は流路45の少なくとも一方には、冷蔵室2を冷却した冷気を、流路32と流路45との何れに流すのかを制御する制御機構46が備えられる。このようにすることで、制御機構46を用いて、冷蔵室2を冷却した冷気を、野菜室3に供給するか、又は、冷却器41に戻すかを制御できる。
制御機構46は、図示の例では流路32の野菜室3側の開口端である供給口31を閉塞するダンパであるが、制御機構46はダンパに限定されない。また、制御機構46は流路32の途中でもよく、流路45の開口端でもよく、流路45の途中でもよい。制御機構46は、例えば、制御装置100によって制御できる。例えば、野菜室3が昇温した等の場合に野菜室3を冷却するときには、制御装置100は制御機構46であるダンパを全開にする。一方で、野菜室3の温度が下がり過ぎた等の場合に野菜室3を冷却しないときには、制御装置100は制御機構46であるダンパを全閉にする。
図10に示す冷蔵庫1において、冷蔵室2の内部から適宜チルド室7を省略してもよい。この場合、冷蔵室2をチルド温度帯(-3℃以上4℃以下。より好ましくは-3℃以上2℃以下)に設定することができる。冷蔵室2は、チルド温度帯の他、これよりも高温で野菜室3の設定温度よりも低温を設定温度として選択できるようにしてもよい。このとき、冷蔵室2の設定温度は少なくとも2種類を選択できることとなる。従って、この場合、第1貯蔵室は、チルド温度帯を含む複数の冷蔵温度帯に切替可能な冷蔵室2である。
このように、本開示の冷蔵庫1では、冷蔵室2の設定温度が通常よりも低温のチルド温度帯とし得るため、野菜室3との設定温度差が大きくなる。また、野菜室3にも冷気を供給するから、野菜室3の過剰冷却の虞が顕在化しやすい。このため、上記のように制御機構46を配することで、冷蔵室2を冷却の影響が野菜室3に必要以上に及んでしまい野菜室3が過剰に低温となることを抑制できる。
流路32及び流路45は、流路32の風量が流路45の風量よりも小さくなるように構成される。従って、冷却器41により生成される冷気は、野菜室3に対しても供給される場合に、冷蔵室2よりも少量になるように野菜室3に供給される。このようにすることで、野菜室3に供給される冷気を、冷却器41に戻される冷気よりも少なくでき、野菜室3の冷え過ぎを抑制できる。流路32及び流路45のそれぞれにおいて、風量制御は、例えば、流路断面積を変えることで実行できる。例えば、流路32において最も狭い流路の部分の流路断面積を、流路45において最も狭い流路の部分の流路断面積よりも更に狭くすることで、流路32の風量を流路45の風量よりも小さくできる。
図11は、別の実施形態に係る冷蔵庫1の断面図である。図11に示す実施形態では、冷却器41により生成される冷気は、野菜室3を冷却しない。従って、図11に示す冷蔵庫1では、冷却器41により生成される冷気は、冷蔵室2及びチルド室7のみを冷却対象とする。このため、冷蔵室2を冷却した後の冷気は、冷却器41を収容する室44に接続される戻り口28を通じ、そのまま冷却器41に戻る。
野菜室3は、冷却器51により生成される冷気によって冷却される。冷却器51を収容する室55と野菜室3とは、供給口56及び戻り口57を通じて連通する。供給口56及び戻り口57は、野菜室3の例えば背面側に形成されるが、これらの形成位置は背面側及び図示の位置に限定されない。不図示のファンの駆動により、供給口56を通じて、室55の冷気が野菜室3に供給される。これにより、野菜室3が冷却される。野菜室3を冷却した後の冷気は、戻り口57を通じて、室55に戻される。
上記各実施形態では、冷蔵庫1は、製氷室、第1冷凍室5及び第2冷凍室6等の第2貯蔵室を備える。しかし、第2貯蔵室は備えられなくてもよい。第2貯蔵室が備えられない冷蔵庫1では、冷却器41により生成される冷気は、第2貯蔵室を冷却しない。また、上記各実施形態では、冷蔵庫1は、野菜室3を備える。しかし、野菜室3は備えられなくてもよい。野菜室3が備えられない冷蔵庫1では、冷却器41により生成される冷気は、野菜室3を冷却しない。
1 冷蔵庫
100 制御装置
101 圧縮機
2 冷蔵室(第1貯蔵室)
20 背面パネル
21 棚
22 第1供給口
220 背面パネル
23 第2供給口
24 供給口
25 戻り口
26 流路
27 リブ
28 戻り口(冷蔵室戻り口)
29 供給口
2a 扉
2b 扉
3 野菜室
31 供給口
32 流路(第1流路)
33 容器
34 戻り口(野菜室戻り口)
3a 扉
41 冷却器(冷蔵帯冷却器)
42 オゾン発生器
421 筐体
422 基板
423 加熱器
424 電極
425 絶縁層
426 誘導電極
427 放電電極
428 開口
43 ファン
44 室
45 流路(第2流路)
46 制御機構
4a 扉
5 第1冷凍室
51 冷却器
52 ファン
53 供給口
54 戻り口
55 室
56 供給口
57 戻り口
5a 扉
6 第2冷凍室
6a 扉
7 チルド室(第1貯蔵室)

Claims (16)

  1. 食品を貯蔵可能な、冷蔵室又はチルド室の少なくとも一方である第1貯蔵室と、
    冷気を生成する冷却器と、
    前記冷却器が生成した冷気を前記第1貯蔵室に供給する供給口と、
    前記第1貯蔵室を冷却した冷気を前記冷却器に案内する戻り口と、
    前記冷却器で生成した冷気の流れにオゾンを供給するオゾン発生器と、を備え、
    前記冷却器により生成される冷気は、
    冷凍温度帯の第2貯蔵室には供給されず、
    青果物を貯蔵可能で、前記第1貯蔵室よりも高温の野菜室を冷却せず、又は、前記第1貯蔵室に加えて前記野菜室に対しても供給される
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷却器により生成される冷気は、前記供給口を通じて前記第1貯蔵室に供給された後、前記第1貯蔵室から排出されて前記野菜室に供給される
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記オゾン発生器は、前記冷却器と前記供給口との間に備えられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記オゾン発生器は、前記冷却器の動作中にオゾンを発生させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記オゾン発生器は、
    空気中で放電することでオゾンを発生させる電極と、前記電極を加熱する加熱器とを備え、
    前記冷却器の非動作中に、前記加熱器を動作させながらオゾンを発生させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  6. 前記第1貯蔵室は、複数の棚を備える前記冷蔵室を少なくとも含み、
    前記供給口は、隣接する前記棚の間に備えられる第1供給口と、最上段の前記棚よりも上方に備えられる第2供給口とを含み、
    前記オゾン発生器で発生したオゾンを含む冷気は、前記第1供給口及び前記第2供給口を通じて前記冷蔵室に供給される
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷却器により生成される冷気は、前記第1貯蔵室に加えて前記野菜室に対しても供給され、
    前記第1貯蔵室は、前記冷蔵室を少なくとも含み、
    前記戻り口は、前記冷蔵室に備えられる冷蔵室戻り口を含み、
    前記冷蔵室戻り口は、前記野菜室に接続される第1流路と、前記冷却器を収容する室に接続される第2流路とに接続され、
    前記第1流路又は前記第2流路の少なくとも一方には、前記冷蔵室を冷却した冷気を、前記第1流路と前記第2流路との何れに流すのかを制御する制御機構が備えられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  8. 前記第1貯蔵室は、チルド温度帯を含む複数の冷蔵温度帯に切替可能な冷蔵室である
    ことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記第1流路及び前記第2流路は、前記第1流路の風量が前記第2流路の風量よりも小さくなるように構成される
    ことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  10. 前記オゾン発生器で発生したオゾンを含む冷気は、前記オゾン発生器から上方向に流れ、前記供給口を通じて前記第1貯蔵室に供給される
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  11. 前記オゾン発生器の下方には、前記戻り口、又は、前記野菜室を冷却した冷気を前記冷却器に戻す野菜室戻り口、の少なくとも一方が配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  12. 前記第1貯蔵室は、前記冷蔵室及び前記チルド室であり、前記チルド室は、前記冷蔵室との間で気体が通過可能な程度の気密性で前記冷蔵室から区画されて前記冷蔵室の内部で下部に配置されるとともに、
    前記冷蔵室に形成された前記供給口及び前記戻り口を通じて、オゾンを含む冷気を前記冷蔵室の内外で循環させるファンと、
    前記ファンを駆動させて前記冷蔵室と前記冷却器との間でオゾンを含む冷気を所定時間循環させた後で、前記ファンを停止させて所定時間待機する制御を行う制御装置と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  13. 前記制御装置は、前記ファンの駆動中に前記オゾン発生器でオゾンを発生させるとともに、前記ファンの停止中に前記オゾン発生器でオゾンの発生を停止させる
    ことを特徴とする請求項12に記載の冷蔵庫。
  14. 前記オゾン発生器は、主としてオゾンを発生させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  15. 青果物を貯蔵可能で、前記第1貯蔵室よりも高温の野菜室と、
    冷凍温度帯の第2貯蔵室と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  16. 食品を貯蔵可能な、冷蔵室又はチルド室の少なくとも一方である第1貯蔵室と、
    冷気を生成する冷蔵帯冷却器と、
    前記冷蔵帯冷却器が生成した冷気を前記第1貯蔵室に供給する供給口と、
    前記第1貯蔵室を冷却した冷気を前記冷蔵帯冷却器に案内する戻り口と、
    前記冷蔵帯冷却器で生成した冷気の流れ方向において、前記冷蔵帯冷却器と前記戻り口との間に配置されたオゾン発生器と、を備え、
    前記冷蔵帯冷却器により生成される冷気は、青果物を貯蔵可能で、前記第1貯蔵室よりも高温の野菜室を冷却せず、又は、前記第1貯蔵室に加えて前記野菜室に対しても供給される
    ことを特徴とする冷蔵庫。
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