JP2024040695A - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の運転者に煩わしさを感じさせ難いAR画像を形成可能な表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】車両の前方に設定された仮想表示領域HAに、車両より前方に位置する表示対象物40に対応するAR画像VIaccを形成する車両に搭載される表示制御装置であって、AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、AR画像を仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する。【選択図】図6

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
下記特許文献1には、車両の前方に位置する移動体を表す画像を表示可能なヘッドアップディスプレイが開示されている。
特開2019-199135号公報
ヘッドアップディスプレイによって形成された画像を視認した運転者が、この画像を煩わしいと感じることがある。上記特許文献1は、ヘッドアップディスプレイによって形成された画像を視認した運転者に煩わしさを感じさせ難くすることに関して改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両の運転者に煩わしさを感じさせ難いAR画像を形成可能な表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを得ることを目的とする。
請求項1の表示制御装置は、車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する前記車両に搭載される表示制御装置であって、前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する。
本明細書及び特許請求の範囲の「フェードアウト」には、仮想表示領域の所定位置に形成されているAR画像の色の濃度が徐々に低下することにより、仮想表示領域におけるAR画像の周囲の領域とAR画像とのコントラストが徐々に小さくなり、最終的にAR画像が仮想表示領域から消去されることが含まれる。さらに本明細書及び特許請求の範囲の「フェードアウト」には、仮想表示領域の第1所定位置に表示されていたAR画像が、第1所定位置から第2所定位置へ移動し、第2所定位置において仮想表示領域から消去されることが含まれる。なお、第2所定位置から仮想表示領域の外周縁までの距離は、第1所定位置から仮想表示領域の外周縁までの距離より短い。
請求項1の表示制御装置は、車両の前方に設定された仮想表示領域に、車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する。さらに表示制御装置は、AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、AR画像を仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する。そのため請求項1の表示制御装置によって形成されるAR画像は、フェードアウトせずに消去されるAR画像と比べて、仮想表示領域から消去されるときに運転者に煩わしさを感じさせ難い。
請求項2の表示制御装置は、請求項1において、第2所定条件が成立したときに、前記AR画像をフェードインさせながら前記仮想表示領域に形成する。
本明細書及び特許請求の範囲の「フェードイン」には、仮想表示領域の所定位置に形成されたAR画像の色の濃度が徐々に上昇することにより、仮想表示領域におけるAR画像の周囲の領域とAR画像とのコントラストが徐々に大きくなることが含まれる。さらに本明細書及び特許請求の範囲の「フェードイン」には、仮想表示領域の第2所定位置にAR画像が表示された後に、AR画像の表示位置が第2所定位置から第1所定位置へ変化することが含まれる。なお、第2所定位置から仮想表示領域の外周縁までの距離は、第1所定位置から仮想表示領域の外周縁までの距離より短い。
請求項2の表示制御装置は、第2所定条件が成立したときに、AR画像をフェードインさせながら仮想表示領域に形成する。そのため請求項2の表示制御装置によって形成されるAR画像は、フェードインせずに仮想表示領域に形成されるAR画像と比べて、仮想表示領域に形成されるときに運転者に煩わしさを感じさせ難い。
請求項3に記載の表示制御装置は、請求項1又は請求項2において、複数種類の前記AR画像を前記仮想表示領域に形成可能であり、特定の種類の前記AR画像のみを前記フェードアウトさせながら前記仮想表示領域から消去する。
請求項3の表示制御装置は、特定の種類のAR画像のみをフェードアウトさせながら仮想表示領域から消去する。そのため全てのAR画像がフェードアウトしながら仮想表示領域から消去される場合と比べて、請求項3の表示制御装置はAR画像を視認した運転者に違和感を与え難い。
請求項4に記載の表示制御装置は、請求項3において、前記AR画像の種類に応じて、前記フェードアウトの態様を変更する。
請求項4の表示制御装置は、AR画像の種類に応じてフェードアウトの態様を変更する。そのため、フェードアウトする全てのAR画像のフェードアウトの態様が同じ場合と比べて、請求項4の表示制御装置はAR画像を視認した運転者に違和感を与え難い。
請求項5に記載の表示制御装置は、請求項2において、複数種類の前記AR画像を前記仮想表示領域に形成可能であり、特定の種類の前記AR画像のみを前記フェードインさせながら前記仮想表示領域に形成する。
請求項5の表示制御装置は、特定の種類のAR画像のみをフェードインさせながら仮想表示領域に形成する。そのため全てのAR画像がフェードインしながら仮想表示領域に形成される場合と比べて、請求項5の表示制御装置はAR画像を視認した運転者に違和感を与え難い。
請求項6に記載の表示制御装置は、請求項5において、前記AR画像の種類に応じて、前記フェードインの態様を変更する。
請求項6の表示制御装置は、AR画像の種類に応じてフェードインの態様を変更する。そのため、フェードインする全てのAR画像のフェードインの態様が同じ場合と比べて、請求項6の表示制御装置はAR画像を視認した運転者に違和感を与え難い。
請求項7に記載の表示制御装置は、請求項1又は請求項2において、前記仮想表示領域に前記AR画像が形成された時刻から第1時間が経過したときに前記第1所定条件が成立する。
請求項7の表示制御装置は、仮想表示領域にAR画像が形成された時刻から第1時間が経過したときに、AR画像を仮想表示領域から消去する。そのため請求項7の表示制御装置によって形成されるAR画像は、仮想表示領域から消去されるときに運転者に煩わしさを感じさせ難い。
請求項8に記載の表示制御装置は、請求項1又は請求項2において、前記車両に設けられた車内カメラが取得した撮影データに基づいて、前記車両の運転者が前記AR画像を視認したと判定されたときに前記第1所定条件が成立する。
請求項8の表示制御装置は、車両に設けられた車内カメラが取得した撮影データに基づいて、車両の運転者がAR画像を視認したと判定されたときに、AR画像を仮想表示領域から消去する。そのため請求項8の表示制御装置によって形成されるAR画像は、仮想表示領域から消去されるときに運転者に煩わしさを感じさせ難い。
請求項9に記載の発明に係る表示制御方法は、車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する前記車両に搭載される表示制御方法であって、前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する。
請求項10に記載の発明に係るプログラムは、車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する処理、を前記コンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明に係る表示制御装置、表示制御方法及びプログラムは、車両の運転者に煩わしさを感じさせ難いAR画像を形成可能である、という優れた効果を有する。
実施形態に係る表示制御装置を備える車両の車内を示す図である。 図1に示される車両のハードウェア構成を示す図である。 図2に示される表示制御ECUの機能ブロック図である。 図2に示されるADAS-ECUの機能ブロック図である。 道路を走行する車両及び先行車の模式的な平面図である。 図5の車両の運転者側から見た仮想表示領域を表す模式図である。 道路を走行する車両及び先行車の模式的な側面図である。 表示制御ECUのCPUが実行する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る表示制御装置10、表示制御方法及びプログラムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。図中に適宜示される矢印FRは車両前後方向の前側を示し、矢印LHは車両左右方向の左側を示し、矢印UPは車両上下方向の上側を示す。
本実施形態の表示制御装置10は、後述する表示制御ECU26及び投影装置30を有する。表示制御装置10が搭載された車両12は、図1に示されるように、フロントウィンドシールド14及びインストルメントパネル16を備える。インストルメントパネル16には運転支援スイッチ24が設けられている。フロントウィンドシールド14の車内側面の上部には視線カメラ(車内カメラ)18及びセンサユニット20が設けられている。視線カメラ18は自身より後方に位置する被写体を撮影可能である。例えば、視線カメラ18は運転席に着座している運転者Dの顔Fを撮影可能である。本実施形態の視線カメラ18は赤外線照明装置及び赤外線カメラを含む。赤外線照明装置が運転者Dの顔F及びその周辺に赤外線を照射し、赤外線カメラが運転者Dの顔F及びその周辺の被写体像を撮像する。センサユニット20はカメラ21及びミリ波センサ22を備える。カメラ21は自身より車両前方に位置する被写体を撮影可能である。ミリ波センサ22は、前方に向けて探査波を送信し且つ反射波を受信する。運転支援スイッチ24は、車両12に後述する運転支援制御を実行させるためのスイッチである。
図2に示されるように、車両12はハードウェア構成として、視線カメラ18、センサユニット20及び運転支援スイッチ24とは別に、表示制御ECU26、ヘッドアップディスプレイ(以下、HUD)28、駆動源制御ECU32、アクセル開度センサ33及びADAS-ECU36を有する。
表示制御ECU26は、CPU(Central Processing Unit)26A、ROM(Read Only Memory)(非一時的記憶媒体)(記憶媒体)26B、RAM(Random Access Memory)26C、ストレージ(非一時的記憶媒体)(記憶媒体)26D、車内通信I/F26F及び入出力I/F26Gを含んで構成されている。CPU26A、ROM26B、RAM26C、ストレージ26D、車内通信I/F26F及び入出力I/F26Gは、内部バス26Zを介して相互に通信可能に接続されている。表示制御ECU26は、タイマー(図示省略)から日時に関する情報を取得可能である。
CPU26Aは、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。CPU26Aは、ROM26B又はストレージ26Dからプログラムを読み出し、RAM26Cを作業領域としてプログラムを実行する。CPU26Aは、ROM26B又はストレージ26Dに記録されているプログラムに従って、各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
ROM26Bは、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM26Cは、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ26Dは、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置により構成され、各種プログラム及び各種データを格納する。
車内通信I/F26FはADAS-ECU36と、外部バス26Hを介して接続するためのインタフェースである。当該インタフェースは、例えばCANプロトコルによる通信規格が用いられている。
入出力I/F26Gは、視線カメラ18及びHUD28と通信するためのインタフェースである。
図3には、表示制御ECU26の機能構成の一例がブロック図で示されている。表示制御ECU26は、機能構成として、表示制御部261、通信制御部262及び視線判定部263を有する。表示制御部261、通信制御部262及び視線判定部263は、CPU26AがROM26Bに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
表示制御部261はHUD28を制御する。表示制御部261の機能の詳細な説明は後述する。
通信制御部262は車内通信I/F26Fを制御する。
視線判定部263は視線カメラ18から撮影データを受信したときに、この被写体像データを画像処理する。そして視線判定部263は、例えば特開2002-83400号公報及び特開平7-61257号公報等に開示された方法を用いて、運転者Dの視線ED(図1の一点鎖線参照)を演算(検出)する。なお、図1に示すように運転者Dが前方を見ているときは、視線EDは運転者Dから前方側に延びてフロントウィンドシールド14を前方側に通り抜ける。
駆動源制御ECU32及びADAS-ECU36は、CPU、ROM(非一時的記憶媒体)(記憶媒体)、RAM、ストレージ(非一時的記憶媒体)(記憶媒体)、車内通信I/F及び入出力I/Fを含んで構成され、これらは内部バスを介して相互に通信可能に接続されている。ADAS-ECU36は、タイマーから日時に関する情報を取得可能である。
駆動源制御ECU32にはアクセル開度センサ33が接続されている。アクセル開度センサ33は、運転者Dがアクセルペダル(図示省略)を踏み込むことにより変化するアクセル開度に応じた信号を駆動源制御ECU32へ出力する。車両12は駆動源として、駆動源制御ECU32に接続された電動モータ(図示省略)を備える。駆動源制御ECU32は、アクセル開度センサ33から受信した信号に基づいて電動モータを制御する。
ADAS-ECU36にはセンサユニット20が接続されている。さらにADAS-ECU36は、ブレーキ装置及びステアリング装置を駆動させるための様々なアクチュエータに接続されている。ADAS-ECU36は上記電動モータ(アクチュエータ)に接続されている。
図4には、ADAS-ECU36の機能構成の一例がブロック図で示されている。ADAS-ECU36は、機能構成として運転支援制御部361を有する。運転支援制御部361は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
運転支援制御部361が上記アクチュエータ群を制御することにより、車両12はSAE(Society of Automotive Engineers)(アメリカ自動車技術会)が定めるレベル1~5の運転レベルの運転支援制御を実行する。例えば車両12はACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、CACC(コーオペレイティブ・アダプティブ・クルーズ・コントロール)、車線変更支援制御、及びレーンディパーチャーアラート制御を実行可能である。運転支援スイッチ24は乗員によって操作されることにより、ON状態とOFF状態とに切り替えられる。運転支援スイッチ24がON状態になると、車両12は運転支援制御を実行可能になる。さらにON状態にある運転支援スイッチ24を操作することにより、乗員は車両12にレベル1~5の中の任意の運転支援制御を実行させることが可能である。
ここで車両12がACCを実行し、且つ、図5に示されたように、車両12が直線状の道路50を前進走行する場合を想定する。道路50は、車線51及び車線52を有する。車両12は車線52を走行している。図5では、車線51を前進走行中の別車両40(仮想線参照)が、車両12の左側に位置する。このときの別車両40の車両12に対する相対位置を位置Aと定義する。
所定の第1時刻t1において別車両40が、図5に示された第1移動軌跡JP1に沿って加速しながら車線52へ移動し、第1時刻t1より後の第2時刻t2において車両12の直前領域AFへ移動した場合を想定する。この場合、センサユニット20からADAS-ECU36へ送信されたデータに基づいて、運転支援制御部361が、別車両40を先行車40LDであると特定する。さらに運転支援制御部361は、別車両40の車両12に対する相対位置(相対距離)を認識する。さらに運転支援制御部361は、車両12と別車両40との車間距離が、乗員が運転支援スイッチ24を利用して設定した車間距離である設定距離に維持されるように、上記アクチュエータ群を制御する。
続いて表示制御部261の機能を詳細に説明する。
表示制御部261は、ACCの実行中にADAS-ECU36から受信した別車両40の上記相対位置に関する情報に基づいて、別車両40の車両12に対する相対位置を認識する。ここで、図6及び図7に示された仮想表示領域HAについて説明する。フロントウィンドシールド14より所定の一定距離だけ前の位置に設定された仮想表示領域HAは横長の長方形である。この一定距離は、例えば、10~15mの間の任意の距離である。仮想表示領域HAは、左右方向に見たときに、前後方向及び上下方向に対して傾斜する平面状の仮想領域である。
表示制御部261は、図7に示されたように、別車両40の上記相対位置及び車両12の位置に基づいて、眼球基準位置Peと別車両40の中心位置とを結ぶ直線である第1直線L1、及び、第1直線L1と仮想表示領域HAとの交点である第1交点CP1を演算する。ここで眼球基準位置Peとは、車両12の車内空間に設定された所定位置である。なお、第1直線L1は、先行車40の中心位置とは異なる部位(点)と眼球基準位置Peとを結ぶ直線であってもよい。
さらに表示制御部261は、投影装置30を有するHUD28を制御する。表示制御ECU26のROM26B又はストレージ26Dには、様々な文字及びアイコン(図形)等を含む投影物データが保存されている。表示制御部261によって制御された投影装置30は、表示制御ECU26のROM26B又はストレージ26Dから投影物データを読み込むことにより、多様な種類のAR画像を投影する。これらのAR画像には、2D画像及び3D画像が含まれる。即ち、HUD28はAR-HUD(Augmented Reality Head-Up Display)である。投影物データを読み込んだ投影装置30はAR画像を投影する。投影装置30によって投影されたAR画像は車両12に設けられた反射部(図示省略)によって前方に反射される。さらに反射部によって前方に反射されたAR画像が、フロントウィンドシールド14の前方の位置する仮想表示領域HAに虚像VIとして形成される。以下、この虚像をAR画像VIと称する。
ここで所定のフェードイン条件(第2条件)が成立したときの表示制御部261の動作について説明する。例えば、車両12がACCを実行中に、運転支援制御部361が車両12にとっての先行車を特定したときにフェードイン条件が成立する。さらに表示制御部261は、ADAS-ECU36から受信した情報に基づいてフェードイン条件が成立したと判定したときに、図6に示されたように、仮想表示領域HAに、3DのAR画像VIであるACC画像VIacc(図6参照)をフェードインさせながら表示する。
ACC画像VIaccは、それぞれ略V字形をなす3つの画像を有する。ここで、眼球基準位置Peと道路50における車両12と別車両40との間の所定位置とを結ぶ直線を第2直線L2(図7参照)と定義する。さらに第2直線L2と仮想表示領域HAとの交点を第2交点CP2と定義する。この場合に表示制御部261は、仮想表示領域HA上における第1交点CP1に対する第2交点CP2の相対位置が所定位置になるように第2交点CP2の位置を演算する。図6に示されたように、仮想表示領域HAにおいて第2交点CP2は第1交点CP1のほぼ真下に位置する。
さらに表示制御部261は、仮想表示領域HAの一部であり且つ第2交点CP2より左側に位置する第1表示中心点SP1の位置、及び、第1表示中心点SP1と第2交点CP2との間に位置する第2表示中心点SP2の位置を演算する。例えば、第1表示中心点SP1の位置は、仮想表示領域HAの左側縁部HA1から右側に所定距離だけ離れ且つ第2交点CP2と上下方向の位置が一致する位置である。また、第2表示中心点SP2の位置は、第1表示中心点SP1と第2交点CP2の中点である。なお、車両12と別車両40の相対位置が変化する毎に、仮想表示領域HA上における第2交点CP2、第1表示中心点SP1及び第2表示中心点SP2の位置が変化する。
続いて表示制御部261は投影装置30を制御して、投影装置30によって仮想表示領域HAに形成されたACC画像VIaccの中心点を第1表示中心点SP1に一致させる。運転者Dの左右の目Eの中間位置が眼球基準位置Pe又は眼球基準位置Pe近傍に位置するとき、仮想表示領域HA上に形成されたACC画像VIaccを視認した運転者Dは、道路50の別車両40と車両12の間の領域A1に立体的な画像PIC(図5、図7参照)が形成(重畳)されていると視覚的に認識(錯覚)する。
続いて表示制御部261は、所定時間が経過したときに投影装置30を制御し、第1表示中心点SP1に形成されたACC画像VIaccを仮想表示領域HAから消去し、且つ、ACC画像VIaccをその中心点が第2表示中心点SP2と一致するように仮想表示領域HAに形成する。仮想表示領域HA上に形成されたACC画像VIaccを視認した運転者Dは、道路50の領域A2に立体的な画像PIC(図5、図7参照)が形成されていると視覚的に認識する。
さらに表示制御部261は、所定時間が経過したときに投影装置30を制御し、第2表示中心点SP2に形成されたACC画像VIaccを仮想表示領域HAから消去し、且つ、ACC画像VIaccをその中心点が第2交点CP2と一致するように仮想表示領域HAに形成する。仮想表示領域HA上に形成されたACC画像VIaccを視認した運転者Dは、道路50の領域A3に画像PIC(図5、図7参照)が形成されていると視覚的に認識する。このように運転者Dは、道路50上を画像PIC(ACC画像VIacc)が左側から右側へ移動するように認識(錯覚)する。さらに表示制御部261は、仮想表示領域HA上における第1交点CP1と第2交点CP2との距離が一定に維持されるように、仮想表示領域HA上における第2交点CP2の位置を制御する。そのため運転者Dは、車両12と別車両40の相対位置の変化に応じて、道路50上において画像PICが別車両40に追従するように移動すると認識する。そのためACC画像VIaccを視認した運転者Dは、別車両40が車両12の追従対象車両であることを認識できる。なお、図7に示された直線L2fは、ACC画像VIaccの前端点Pf及び眼球基準位置Peを通る直線であり、直線L2rはACC画像VIaccの後端点Pr及び眼球基準位置Peを通る直線である。
続いて、所定のフェードアウト条件(第1条件)が成立したときの表示制御部261の動作について説明する。例えば、以下の条件A~Cの何れかが成立したときにフェードアウト条件が成立する。

条件A:フェードイン条件の成立に起因して仮想表示領域HAにACC画像VIaccが形成された時刻から所定時間(第1時間)が経過すること。この所定時間は上記タイマーによって計測される。また、所定時間は、例えば4秒~10秒の間の任意の時間である。
条件B:運転者Dの意思によりACCが中断されること。例えばACCの実行中且つ運転支援制御部361が別車両40を先行車40LDであると特定している間に運転者Dがアクセルペダルを踏み込んだ場合に、運転支援制御部361はACCを中断する。
条件C:視線判定部263が、検出した視線EDに基づいて、運転者DがACC画像VIaccを視認していると判定すること。
表示制御部261は、フェードイン条件が成立している間、仮想表示領域HAにACC画像VIaccを表示させる。但し、視線カメラ18、駆動源制御ECU32又は上記タイマーからの情報に基づいて、フェードアウト条件が成立したと表示制御部261が判定した場合は、フェードイン条件が成立している場合であっても、表示制御部261は以下の手順に沿ってACC画像VIaccをフェードアウトさせながら仮想表示領域HAから消去する。
即ち、表示制御部261は、投影装置30を制御することにより、ACC画像VIaccを第2交点CP2から消去し、且つ、ACC画像VIaccをその中心点が第2表示中心点SP2と一致するように仮想表示領域HAに形成する。続いて表示制御部261は、所定時間が経過したときに投影装置30を制御することにより、第2表示中心点SP2に形成されたACC画像VIaccを仮想表示領域HAから消去し、且つ、ACC画像VIaccをその中心点が第1表示中心点SP1と一致するように仮想表示領域HAに形成する。さらに表示制御部261は、所定時間が経過したときに投影装置30を制御することにより、第1表示中心点SP1に形成されたACC画像VIaccを仮想表示領域HAから消去する。
仮想表示領域HA上を第2交点CP2から第1表示中心点SP1へ移動し且つ第1表示中心点SP1において消去されたACC画像VIaccを視認した運転者Dは、道路50の領域A3から領域A1に画像PIC(ACC画像VIacc)が移動し、且つ、領域A1において道路50から画像PICが消去されたと認識(錯覚)する。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
続いて、表示制御ECU26のCPU26Aが実行する処理について説明する。CPU26Aは所定時間が経過する毎に図8に示されたフローチャートの処理を繰り返し実行する。
ステップS10(以下、ステップの文字を省略する)においてCPU26Aは、車両12(ADAS-ECU36)がACCを実行中か否かを判定する。S10においてYesと判定したとき、CPU26AはS11へ進む。
S11においてCPU26Aは、ADAS-ECU36から受信した情報に基づいてフェードイン条件が成立したか否かを判定する。フェードイン条件が成立したと判定したとき、CPU26AはS11においてYesと判定してS12へ進む。
S12において、CPU26Aは、ACC画像VIaccがフェードインしながら仮想表示領域HAに表示されるように投影装置30を制御する。
S12の処理を終えたCPU26AはS13へ進み、視線カメラ18、駆動源制御ECU32又は上記タイマーからの情報に基づいてフェードアウト条件が成立したか否かを判定する。フェードアウト条件が成立したと判定したとき、CPU26AはS13においてYesと判定してS14へ進む。
S14において、CPU26Aは、ACC画像VIaccがフェードアウトしながら仮想表示領域HAから消去されるように投影装置30を制御する。
S10、S13でNoと判定したとき又はS14の処理を終えたとき、CPU26Aは図8のフローチャートの処理を一旦終了する。
以上説明したように、本実施形態の表示制御装置10は、仮想表示領域HAに車両12より前方に位置する別車両40(先行車40LD)に対応するACC画像VIaccを形成する。さらに表示制御装置10は、ACC画像VIaccが形成された後にフェードアウト条件が成立したときに、ACC画像VIaccを仮想表示領域HAからフェードアウトさせながら消去する。そのため表示制御装置10によって形成されるACC画像(AR画像)VIaccは、フェードアウトせずに消去されるAR画像と比べて、仮想表示領域HAから消去されるときに運転者Dに煩わしさを感じさせ難い。
さらに条件Aが成立することに起因してACC画像VIaccが仮想表示領域HAから消去される。即ち、長時間に渡ってACC画像VIaccが仮想表示領域HAに表示されない。そのため仮想表示領域HAを見た運転者Dが煩わしさを感じ難い。
また条件Bが成立することに起因してACC画像VIaccが仮想表示領域HAから消去される。即ち、運転者Dが自分の意思によってACCを中断したときにACC画像VIaccが仮想表示領域HAから消去される。そのため、この場合に仮想表示領域HAを見た運転者Dが違和感を覚えるおそれは小さい。
さらに条件Cが成立することに起因してACC画像VIaccが仮想表示領域HAから消去される。即ち、運転者DがACC画像VIaccを視認した後に、仮想表示領域HAからACC画像VIaccが消去される。そのため仮想表示領域HAを見た運転者Dが煩わしさを感じ難い。
さらに表示制御装置10は、フェードイン条件が成立したときに、ACC画像VIaccをフェードインさせながら仮想表示領域HAに形成する。そのため表示制御装置10によって形成されるACC画像(AR画像)VIaccは、フェードインせずに仮想表示領域HAに形成されるAR画像と比べて、仮想表示領域HAに形成されるときに運転者Dに煩わしさを感じさせ難い。
以上、実施形態に係る表示制御装置10、表示制御方法及びプログラムについて説明したが、これらは本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能である。
例えば、表示制御部261がACC画像VIaccとは異なる種類のAR画像を仮想表示領域HAに形成する場合に、特定の種類のAR画像のみをフェードアウトさせながら仮想表示領域HAから消去したり、特定の種類のAR画像のみをフェードインさせながら仮想表示領域HAに表示したりしてもよい。これらのAR画像には、例えば、車両12が交差点(表示対象物)を右折又は左折する場合に交差点を指し示すAR画像、レーンディパーチャーアラート制御の実行中に車両12の車輪が道路の区画線(白線)(表示対象物)を横断するおそれがあるときに区画線を指し示すAR画像、及び車線変更支援制御の実行中に車両12が移動する予定の隣接車線(表示対象物)を指し示すAR画像が含まれる。このようにすると、全てのAR画像がフェードアウトしながら仮想表示領域HAから消去されたり、全てのAR画像がフェードインしながら仮想表示領域HAに表示されたりする場合と比べて、AR画像を視認した運転者Dが違和感を覚え難い。
また表示制御部261がACC画像VIaccとは異なる種類のAR画像を仮想表示領域HAに形成する場合に、AR画像の種類に応じてフェードアウトの態様を異ならせてもよい。例えば、特定のAR画像を仮想表示領域HAから消去する場合に、仮想表示領域HAの所定位置に形成されたAR画像の色の濃度が徐々に低下することにより、仮想表示領域HAにおけるAR画像の周囲の領域とAR画像とのコントラストが徐々に小さくなり、最終的にAR画像が仮想表示領域HAから消去されるようにしてもよい。また、特定のAR画像を仮想表示領域HAから消去する場合に、AR画像が第2交点CP2から第2表示中心点SP2へ移動した後に第1表示中心点SP1へ移動すると共に、第2交点CP2に位置する場合の色の濃度より第2表示中心点SP2に位置する場合の色の濃度を低下させ、第2表示中心点SP2に位置する場合の色の濃度より第1表示中心点SP1に位置する場合の色の濃度を低下させ、第1表示中心点SP1においてAR画像が仮想表示領域HAから消去されてもよい。このようにすると、フェードアウトする全てのAR画像のフェードアウトの態様が同じ場合と比べて、AR画像を視認した運転者Dが違和感を覚え難い。
また表示制御部261がACC画像VIaccとは異なる種類のAR画像を仮想表示領域HAに形成する場合に、AR画像の種類に応じてフェードインの態様を異ならせてもよい。例えば、特定のAR画像を仮想表示領域HAに形成する場合に、仮想表示領域HAの所定位置に形成されたAR画像の色の濃度を徐々に上昇させることにより、仮想表示領域HAにおけるAR画像の周囲の領域とAR画像とのコントラストが徐々に大きくなるようにしてもよい。また、特定のAR画像を仮想表示領域HAに形成する場合に、AR画像が第1表示中心点SP1から第2表示中心点SP2へ移動した後に第2交点CP2へ移動すると共に、第1表示中心点SP1に位置する場合の色の濃度より第2表示中心点SP2に位置する場合の色の濃度を上昇させ、第2表示中心点SP2に位置する場合の色の濃度より第2交点CP2に位置する場合の色の濃度を上昇させてもよい。このようにすると、フェードインする全てのAR画像のフェードインの態様が同じ場合と比べて、AR画像を視認した運転者Dが違和感を覚え難い。
ACC画像VIaccがフェードインしながら仮想表示領域HAに形成される場合に、ACC画像VIaccが第1表示中心点SP1から第2交点CP2まで移動する時間を、ACC画像VIaccがフェードアウトしながら仮想表示領域HAから消去される場合に、ACC画像VIaccが第2交点CP2から第1表示中心点SP1まで移動する時間より短くしてもよい。
[付記]
本発明の表示制御装置は以下の構成1~構成8を任意に組み合わせたものであってもよい。
〈構成1〉車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する前記車両に搭載される表示制御装置であって、前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する表示制御装置。
〈構成2〉第2所定条件が成立したときに、前記AR画像をフェードインさせながら前記仮想表示領域に形成する表示制御装置。
〈構成3〉複数種類の前記AR画像を前記仮想表示領域に形成可能であり、特定の種類の前記AR画像のみを前記フェードアウトさせながら前記仮想表示領域から消去する表示制御装置。
〈構成4〉前記AR画像の種類に応じて、前記フェードアウトの態様を変更する表示制御装置。
〈構成5〉複数種類の前記AR画像を前記仮想表示領域に形成可能であり、特定の種類の前記AR画像のみを前記フェードインさせながら前記仮想表示領域に形成する表示制御装置。
〈構成6〉前記AR画像の種類に応じて、前記フェードインの態様を変更する表示制御装置。
〈構成7〉前記仮想表示領域に前記AR画像が形成された時刻から第1時間が経過したときに前記第1所定条件が成立する表示制御装置。
〈構成8〉前記車両に設けられた車内カメラが取得した撮影データに基づいて、前記車両の運転者が前記AR画像を視認したと判定されたときに前記第1所定条件が成立する表示制御装置。
さらに本発明の表示制御方法は以下の構成9と、構成1~8の少なくとも一つを組み合わせたものであってもよい。
〈構成9〉車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する前記車両に搭載される表示制御方法であって、前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する表示制御方法。
さらに本発明のプログラムは以下の構成10と、構成1~8の少なくとも一つを組み合わせたものであってもよい。
〈構成10〉車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する処理、を前記コンピュータに実行させるプログラム。
10 表示制御装置
12 車両
18 視線カメラ(車内カメラ)
40 別車両(表示対象物)
HA 仮想表示領域
VI AR画像(虚像)
VIacc ACC画像(AR画像)

Claims (10)

  1. 車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する前記車両に搭載される表示制御装置であって、
    前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する表示制御装置。
  2. 第2所定条件が成立したときに、前記AR画像をフェードインさせながら前記仮想表示領域に形成する請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 複数種類の前記AR画像を前記仮想表示領域に形成可能であり、
    特定の種類の前記AR画像のみを前記フェードアウトさせながら前記仮想表示領域から消去する請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記AR画像の種類に応じて、前記フェードアウトの態様を変更する請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 複数種類の前記AR画像を前記仮想表示領域に形成可能であり、
    特定の種類の前記AR画像のみを前記フェードインさせながら前記仮想表示領域に形成する請求項2に記載の表示制御装置。
  6. 前記AR画像の種類に応じて、前記フェードインの態様を変更する請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記仮想表示領域に前記AR画像が形成された時刻から第1時間が経過したときに前記第1所定条件が成立する請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置。
  8. 前記車両に設けられた車内カメラが取得した撮影データに基づいて、前記車両の運転者が前記AR画像を視認したと判定されたときに前記第1所定条件が成立する請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置。
  9. 車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する前記車両に搭載される表示制御方法であって、
    前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する表示制御方法。
  10. 車両の前方に設定された仮想表示領域に、前記車両より前方に位置する表示対象物に対応するAR画像を形成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記AR画像が形成された後に第1所定条件が成立したときに、前記AR画像を前記仮想表示領域からフェードアウトさせながら消去する処理、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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