JP2024035126A - 足場ベース及び仮設足場の組立方法 - Google Patents

足場ベース及び仮設足場の組立方法 Download PDF

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優佑 斉藤
Yusuke Saito
智昭 宮脇
Tomoaki Miyawaki
啓祐 綱島
Keisuke Tsunashima
優次 酒井
Yuji Sakai
大輝 山崎
Daiki Yamazaki
佳邦 前田
Kana Maeda
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Abstract

【課題】作業員1人であっても仮設足場を簡単に組立可能な足場ベース及び仮設足場の組立方法を提供する。【解決手段】足場ベース2は、地面に設置される設置面が平面状である本体21と、本体21に接続され、本体21の設置面に対して垂直な向きに延び、仮設足場の建地を内側に差し込み可能な角パイプ22と、角パイプ22の長手方向の異なる位置で角パイプ22に支持され、仮設足場の一対の根がらみが互いに直交する向きに延びるようにそれぞれ把持する一対のクランプと、を備える。クランプは、角パイプ22の長手方向に並べて角パイプ22に着脱自在に装着された一対の角丸クランプ23であってもよい。【選択図】図2

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、足場ベース及び仮設足場の組立方法に関する。
発電所やその他の施設では、定期点検や修繕工事の際に高所における作業員の作業を可能にするため仮設足場の組立が行われている。仮設足場には、多種多様なバリエーションが存在するが、その中でも地面に設置されるタイプの足場が広く用いられている。例えば、特許文献1には、略垂直方向、略水平方向及び斜め方向に配置された複数のパイプを組み合わせた仮設足場が開示されている。
特開2022-25411号公報
特許文献1に開示された仮設足場の組立作業では、一人の作業員が足場ベースに接続された状態で略垂直方向に延びるパイプ(建地)を支え、もう一人の作業員が略垂直方向に延びるパイプに対して互いに交差する2本のパイプ(根がらみ)をクランプする必要がある。このため、仮設足場の組立作業では、最低でも2人の作業員を現場に派遣する必要があり、作業員1人であっても仮設足場を簡単に組立可能な手法の実現が要望されている。
本発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、作業員1人であっても仮設足場を簡単に組立可能な足場ベース及び仮設足場の組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る足場ベースは、
地面に設置される設置面が平面状である本体と、
前記本体に接続され、前記本体の前記設置面に対して垂直な向きに延び、仮設足場の建地を内側に差し込み可能なパイプと、
前記パイプの長手方向の異なる位置で前記パイプに支持され、前記仮設足場の一対の根がらみが互いに直交する向きに延びるようにそれぞれ把持する一対のクランプと、
を備える。
本発明によれば、作業員1人であっても仮設足場を簡単に組立可能な足場ベース及び仮設足場の組立方法を提供できる。
本発明の実施の形態に係る仮設足場の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る足場ベースの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る足場ベースの本体の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る足場ベースと建地との関係を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る足場ベースの製造方法の流れを示すフローチャートである。 (a)~(c)は、いずれも本発明の実施の形態に係る仮設足場の組立方法の工程を示す概略図である。 本発明の変形例に係る足場ベースの角パイプに角丸クランプ装着のための目印が設けられた様子を示す斜視図である。 本発明の他の変形例に係る足場ベースと建地との関係を示す平面図である。 本発明の他の変形例に係る一体型の足場ベースの構成を示す正面図である。 本発明の他の変形例に係る足場ベースの構成を示す断面図である。 (a)は、本発明の他の変形例に係る建地を示す斜視図であり、(b)は、(a)の建地が装着される丸パイプを示す斜視図である。 本発明の他の変形例に係る台車の構成を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る足場ベース及び仮設足場の組立方法を、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面では、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。実施の形態では、水平方向に延び、互いに交差する一対の根がらみの軸方向をそれぞれX軸、Y軸方向とし、建地の軸方向をZ軸方向とする直交座標系を使用する。なお、実施の形態では、「垂直」、「直交」との用語は、対象とする2つの部材のなす角が厳密に90°であることに限定されるものではなく、例えば、対象とする2つの部材のなす角が85°~95°の範囲内であることを含むものとする。
図1に示すように、仮設足場1は、地面に設置される設置面が平面状である足場ベース2と、足場ベース2に接続され、足場ベース2の設置面に対して垂直な方向に延びる建地3と、建地3に接続され、建地3に対して垂直な方向に延びる根がらみ4と、を備える。建地3及び根がらみ4は、例えば、断面円形のパイプで構成されている。
足場ベース2は、地面に設置された状態で建地3及び根がらみ4を支持する。具体的には、足場ベース2は、互いに交差する方向に延びる一対の根がらみ4を支持すると共に、内部に差し込まれた建地3が人手によらず自立するように支持する。
図2に示すように、足場ベース2は、地面に設置される設置面が平面状である本体21と、本体21に接続され、本体21の設置面に対して垂直な向きに延び、仮設足場1の建地3を内側に差し込み可能な角パイプ22と、角パイプ22の長手方向に並べて角パイプ22に装着され、互いに直交する向きに延びるように仮設足場1の一対の根がらみ4をそれぞれ把持する一対の角丸クランプ23と、を備える。
図3に示すように、本体21は、地面に設置される板部材21aと、板部材21aから垂直な方向に延びる丸パイプ21bと、を備える。板部材21a及び丸パイプ21bは、例えば、鋼材で形成されている。板部材21aは、例えば、正方形の板状部材であり、板部材21aの角部のそれぞれには、板部材21aに垂直に貫通し、アンカー(図示せず)が挿通可能な貫通孔21cがそれぞれ形成されている。
また、板部材21aには、板部材21aに垂直に貫通し、角パイプ22の内側に入った水を外部に排出する水抜き孔21dが設けられている。水抜き孔21dは、丸パイプ21bと角パイプ22との間の隙間に連通するように設けられている。水抜き孔21dは、板部材21aに1つ設けられてもよく、互いに離れた位置に複数設けられてもよい。
丸パイプ21bは、断面円形であり、建地3の内側に配置されるように建地3の内径より小さな外径で形成されている。なお、本体21としては、例えば、市販の固定ベースをそのまま用いるとよい。
角パイプ22は、断面正方形のパイプであり、例えば、鋼材で形成されている。角パイプ22は、一対の角丸クランプ23を上下に配置した状態で支持している。角パイプ22の正方形の断面における一辺の長さは、例えば、6cm程度であり、角パイプ22の長さは、例えば、20cm~30cm程度である。角パイプ22は、本体21の丸パイプ21bの外側に配置されるように板部材21aの上面部に接続されている。具体的には、角パイプ22は、角パイプ22の中心点と丸パイプ21bの中心点とが一致し、角パイプ22の辺と板部材21aの辺とが互いに平行となるように板部材21aの上面部に接続されている。
角パイプ22と丸パイプ21bとの間には、図4に示すように建地3であるパイプを差し込み可能な隙間が形成されている。建地3は、角パイプ22と丸パイプ21bとの間に形成された隙間に差し込まれ、両者により支持されるため、安定した状態で自立することができる。
角パイプ22には、角パイプ22の内面に建地3の揺れを防止するガイド手段が設けられている。ガイド部材は、例えば、角パイプ22の形状に合わせて断面L字状に形成され、丸パイプ21bと一緒に建地3を挟み込む一対のガイド板22a、22bである。一対のガイド板22a、22bは、互いに対向するように角パイプ22の内面に固定されている。
図2に戻り、角丸クランプ23は、角パイプ22に対して装着された状態で、角パイプ22の長手方向に対して垂直な向きに延びるように根がらみ4を支持する器具である。角丸クランプ23は、2つのパイプを互いに直交する向きに延びるように把持する直交クランプの一例である。角丸クランプ23は、角パイプ22を着脱可能に把持する角クランプ23aと、根がらみ4を着脱可能に把持する丸クランプ23bと、を備える。角クランプ23aの中心軸と丸クランプ23bの中心軸とは互いに直交している。角クランプ23aは、角パイプ22の形状に合わせて断面正方形に形成され、丸クランプ23bは、根がらみ4の形状に合わせて断面円形に形成されている。
以上が、足場ベース2の構成である。
(製造方法)
次に、図5を参照して、実施の形態に係る足場ベース2の製造方法の流れを説明する。以下、本体21としては、板部材21aに対して丸パイプ21bが接合された固定ベースを入手しているものとする。
まず、本体21の板部材21aに任意の長さに切断した角パイプ22を接合する(ステップS1)。具体的には、角パイプ22が本体21の丸パイプ21bを外側から覆うように角パイプ22を板部材21aの上面部に配置する。このとき角パイプ22の中心点と丸パイプ21bの中心点とが一致し、角パイプ22の辺と板部材21aの辺とが互いに平行となるように配置するとよい。次に、角パイプ22の基端部と板部材21aの上面部とを溶接により接合する。
次に、角パイプ22に対して上下に並べた状態で一対の角丸クランプ23を装着する(ステップS2)。具体的には、角パイプ22の根元側に一方の角丸クランプ23を装着し、一方の角丸クランプ23が装着された部分の上方に他方の角丸クランプ23を装着する。このとき、角パイプ22に対して一対の角丸クランプ23が互いに異なる向きとなるように装着する。角パイプ22では、隣り合う面が互いに直交しているため、一対の角丸クランプ23を異なる向きに装着するだけで、丸クランプ23bの中心軸同士が互いに直交するように装着できる。
以上が、足場ベース2の製造方法の流れである。
(組立方法)
次に、図6を参照して、実施の形態に係る仮設足場1の組立方法の流れを説明する。
まず、図6(a)に示すように仮設足場1を設置したい地面の4つの箇所にそれぞれ足場ベース2を設置する。
次に、隣り合う足場ベース2同士をそれぞれ連結するように足場ベース2の角丸クランプ23に根がらみ4を取り付け、図6(b)に示すように4本の根がらみ4で構成される矩形状の枠を形成する。具体的には、角丸クランプ23の丸クランプ23bを開き、根がらみ4を配置し、丸クランプ23bを閉じることで、各角丸クランプ23に1つ1つ根がらみ4を装着していく。従来工法であれば、根がらみ4で構成された矩形状の枠にゆがみがないかを確認する必要があるが、この工法では、一対の丸クランプ23bの中心軸が互いに垂直な向きに延びているため、根がらみ4で構成された矩形状の枠にゆがみがないかを確認する必要がない。
次に、図6(c)に示すように角パイプ22と本体21の丸パイプ21bとの間の隙間に建地3を差し込む。従来工法では、仮設足場1が組み上がるまで人手により建地3を支え続ける必要があるが、この工法では、建地3が角パイプ22と丸パイプ21bとにより安定的に支持されるため、人手による支持は不要である。また、角パイプ22の長さが20cm~30cm程度あるため、通常の作業時に角パイプ22から建地3が抜ける可能性はなく、角パイプ22に対する建地3の固定は不要である。
以上が、仮設足場1の組立方法の流れである。
なお、仮設足場1の撤去については、組立と逆の手順で行い、まず建地3を足場ベース2から取り外し、その後、足場ベース2から根がらみ4を取り外せばよい。
以上説明したように、実施の形態に係る足場ベース2は、地面に設置される設置面が平面状である本体21と、本体21に接続され、本体21の設置面に対して垂直な向きに延び、仮設足場1の建地3を内側に差し込み可能な角パイプ22と、角パイプ22の長手方向に並べて角パイプ22に装着され、互いに直交する向きに延びるように仮設足場1の一対の根がらみ4をそれぞれ把持する一対の角丸クランプ23と、を備える。このため、建地3を支える作業者が不要であり、1人作業でも容易に仮設足場1の組立及び撤去を行うことができる。
また、実施の形態に係る足場ベース2は、いずれも汎用品である固定ベース(本体21の一例)、角パイプ22及び角丸クランプ23で構成できるため、簡単かつ低コストで製造できる。
本発明は上記実施の形態に限られず、以下に述べる変形も可能である。
(変形例)
上記実施の形態では、本体21が板部材21aを備えていたが、本発明はこれに限られない。本体21は地面に設置される平面上の設置面を備えていれば、いかなる形状であってよく、例えば、ブロック体として形成されてもよい。
上記実施の形態では、本体21の板部材21aが正方形であったが、本発明はこれに限られない。板部材21aは地面に設置可能であれば任意の形状であってよく、例えば、円盤状であってもよい。
上記実施の形態では、板部材21aに水抜き孔21dを設けていたが、本発明はこれに限られない。足場ベース2のサイズや使用環境によっては水抜き孔21dを省略してもよい。
上記実施の形態では、足場ベース2の製造工程において作業員が取り付け位置を確認しながら角パイプ22に対して一対の角丸クランプ23を取り付けていたが、本発明はこれに限られない。例えば、図7に示すように角パイプ22の外面に一対の角丸クランプ23を取り付けるための目印21eを設けてもよい。目印21eは、例えば、角パイプ22の外面に角丸クランプ23の上端部を位置合わせする直線状の目印である。目印21eとしては、塗料を塗布してもよく、溝を設けてもよい。
上記実施の形態では、足場ベース2に角パイプ22を取り付け、角パイプ22に直交クランプの一例として角丸クランプ23を取り付けているが、本発明はこれに限られない。直交クランプ同士を互いに直交する向きに取り付けることができれば、角パイプ22を他の断面形状のパイプ、例えば断面円形のパイプに置き換えてもよい。
上記実施の形態では、角パイプ22に対する建地3の揺れを防止するため角パイプ22の内面にガイド手段を設けていたが、本発明はこれに限られない。例えば、角パイプ22の内面ではなく、丸パイプ21bの外側にリング状のガイド部材を設けてもよい。また、角パイプ22に建地3を挿入した後に角パイプ22と建地3との隙間にくさびを打ち込んでもよい。打ち込むくさびの数は、作業者が適宜選択すればよい。
他の変形例として、図8に示すように角パイプ22の中心が丸パイプ21bの中心からずらし、角パイプ22の内面と丸パイプ21bの外面との間の隙間の一部が建地3の肉厚に合うように調整することで、ガイド手段を省略してもよい。
また、直交クランプ以外のクランプを用いて根がらみ4を固定するようにしてもよい。例えば、図9に示すように、一対の根がらみ4を互いに直交する向きに延びるようにそれぞれ把持する一対のクランプ24を角パイプ22に直付けしてもよい。各クランプ24は、一対の根がらみ4が互いに干渉しないように角パイプ22の長手方向及び径方向の異なる位置で角パイプ22に支持されている。各クランプ24は、例えば、溶接やリベット等により角パイプ22に対して繰り返し着脱できないように固定するとよい。
上記実施の形態では、角パイプ22に対して建地3を固定していなかったが、本発明はこれに限られない。角パイプ22に対して建地3を着脱自在に固定するためのストッパを設けてもよい。例えば、図10に示すように角パイプ22の壁面に貫通孔を形成し、ナット24aの雌ねじ孔が角パイプ22の貫通孔と一致するように角パイプ22に対してナット24aを溶接してもよい。これによりナット24aに対してボルト24bを締め付けることで角パイプ22の内部にある建地3の壁面に対してボルト24bを押し付けることができる。
他の変形例として、図11(a)に示すように、建地3として単管パイプの基端側に単管パイプの内部を径方向に延びるピン3aが取り付けられたピン付き単管を用い、図11(b)に示すように、足場ベース2の丸パイプ21bにピン付き単管のピン3aが挿入可能で、互いに径方向に対向する一対のスリット21fを設けてもよい。ピン3aは、例えば、単管パイプに対してリベットにより固定されている。丸パイプ21bの各スリット21fは、その上端部から下に向かって丸パイプ21bの軸方向に延び、途中で丸パイプ21bの周方向に延びるようにL字形に形成されている。このため、ピン付き単管のピン3aを丸パイプ21bの一対のスリット21fに下向きに挿入し、その後、ピン付き単管を周方向に回転させることで、ピン付き単管が丸パイプ21bから外れないように装着できる。
上記実施の形態では、本体21の一例として板部材21aに対して丸パイプ21bが接合された固定ベースを用いていたが、本発明はこれに限られない。例えば、本体21の固定ベースをジャッキベースに置き換え、足場ベース2に対する建地3の位置を調整可能に構成してもよい。ジャッキベースは、板部材と、板部材の上面部から垂直に延び、ねじ山が形成された支柱と、支柱に対して垂直な方向に延び、支柱のねじ山に螺合されたハンドルと、を備える。ハンドルは、支柱に対して回転することで支柱の長手方向に移動し、所望の位置で建地3の下端部を支持するように構成されている。
ジャッキベースの板部材と角パイプ22を接合する際には、ジャッキベースのハンドルが角パイプ22の内部で支柱の軸周りに回転可能となるように接合すればよい。これにより足場ベース2に対する建地3の位置をハンドルの位置により調整でき、段差がある場所でも仮設足場1を水平に組み立てることができる。
また、図12に示すように本体21の板部材21aの底面部にキャスター5を取り付け、仮設足場1を移動可能に構成してもよい。キャスター5は、例えば、板部材21aの貫通孔21c及びキャスター5の貫通孔にボルトを挿通し、ボルトにナットを締め付けることで、板部材21aの底面部に取り付けるとよい。加えて、仮設足場1を運搬対象物の形状に合わせて組み立てることで、仮設足場1を用いて運搬対象物を運搬する台車を作成できる。
上記実施の形態では、仮設足場1が建地3及び根がらみ4で構成されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、建地3及び根がらみ4の交点に接続され、斜め方向に延びる筋交いを追加してもよい。
上記実施の形態は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の趣旨を逸脱しない範囲でさまざまな実施の形態が可能である。実施の形態や変形例で記載した構成要素は自由に組み合わせることが可能である。また、特許請求の範囲に記載した発明と均等な発明も本発明に含まれる。
1 仮設足場
2 足場ベース
3 建地
4 根がらみ
21 本体
21a 板部材
21b 丸パイプ
22 角パイプ
23 角丸クランプ

Claims (8)

  1. 地面に設置される設置面が平面状である本体と、
    前記本体に接続され、前記本体の前記設置面に対して垂直な向きに延び、仮設足場の建地を内側に差し込み可能なパイプと、
    前記パイプの長手方向の異なる位置で前記パイプに支持され、前記仮設足場の一対の根がらみが互いに直交する向きに延びるようにそれぞれ把持する一対のクランプと、
    を備える足場ベース。
  2. 前記クランプは、前記パイプの長手方向に並べて前記パイプに装着された直交クランプである、
    請求項1に記載の足場ベース。
  3. 前記パイプは、断面形状が正方形の角パイプであり、
    前記直交クランプは、前記角パイプに装着された状態で前記根がらみを把持する角丸クランプである、
    請求項2に記載の足場ベース。
  4. 各クランプは、前記パイプの長手方向及び周方向の異なる位置でそれぞれ前記パイプに対して繰り返し着脱できないように固定されている、
    請求項1に記載の足場ベース。
  5. 前記本体は、板部材と、前記板部材の上面部に接続された丸パイプと、を備え、
    前記丸パイプは、前記パイプの内側に配置され、前記丸パイプと前記パイプの間に形成された隙間は、前記建地が差し込み可能に構成されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の足場ベース。
  6. 前記本体は、正方形の板部材を備え、
    前記クランプに設けられた前記根がらみを把持する前記クランプの中心軸は、前記板部材の正方形の一辺に平行に延びている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の足場ベース。
  7. 前記本体は、板部材と、前記板部材の上面部に接続され、ねじ山が形成された支柱と、前記支柱に対して垂直な方向に延び、前記支柱の前記ねじ山に螺合されたハンドルと、を備え、
    前記ハンドルは、前記パイプの内側で前記支柱の軸周りに回転可能に構成されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の足場ベース。
  8. 請求項1から4のいずれか1項に記載の足場ベースを用いて実行する仮設足場の組立方法であって、
    4つの足場ベースを地面の離れた位置に設置する工程と、
    4本の根がらみを用いて矩形状の枠を構成するように互いに隣接する足場ベースを各根がらみで連結する工程と、
    各足場ベースにそれぞれ異なる建地を差し込む工程と、
    を含む仮設足場の組立方法。

JP2023134455A 2022-08-30 2023-08-22 足場ベース及び仮設足場の組立方法 Pending JP2024035126A (ja)

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