JP2024027768A - 電源制御装置、および絶縁型dc/dcコンバータ - Google Patents

電源制御装置、および絶縁型dc/dcコンバータ Download PDF

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Abstract

【課題】過電流保護をより適切に行うことを可能とする電源制御装置を提供する。【解決手段】電源制御装置(10)は、スイッチング素子(8)に流れる電流の過電流を過電流閾値を用いて検出するように構成される過電流検出部(10A)と、前記過電流閾値を補正するための補正電流を入力電圧に基づいて生成するように構成される補正電流生成部(12)と、を備え、前記補正電流の前記入力電圧に対する傾きは、前記入力電圧のレベルに応じて可変である。【選択図】図4

Description

本開示は、電源制御装置に関する。
従来、トランスと、トランスの1次巻線に接続されるスイッチング素子と、を有する絶縁型DC/DCコンバータが知られている(例えば特許文献1)。
特開2015-133907号公報
絶縁型DC/DCコンバータには、スイッチング素子に流れる電流の過電流を検出するOCP(過電流保護)機能が備えられる場合がある。絶縁型DC/DCコンバータでは、このような過電流保護をより適切に行うことが求められている。
上記状況に鑑み、本開示は、過電流保護をより適切に行うことを可能とする電源制御装置を提供することを目的とする。
例えば、本開示の一態様に係る電源制御装置は、
スイッチング素子と、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
整流素子と、
平滑コンデンサと、
を有し、
前記1次巻線の第1端には、入力電圧の印加端が接続され、
前記1次巻線の第2端には、前記スイッチング素子の第1端が接続され、
前記2次巻線の後段側に前記整流素子と前記平滑コンデンサが設けられる、絶縁型DC/DCコンバータに用いられる電源制御装置であって、
前記スイッチング素子に流れる電流の過電流を過電流閾値を用いて検出するように構成される過電流検出部と、
前記過電流閾値を補正するための補正電流を前記入力電圧に基づいて生成するように構成される補正電流生成部と、
を備え、
前記補正電流の前記入力電圧に対する傾きは、前記入力電圧のレベルに応じて可変である構成としている。
本開示の例示的な電源制御装置によれば、過電流保護をより適切に行うことが可能となる。
図1は、AC/DCコンバータの構成例を示す図である。 図2は、通常動作時における1次側電流および2次側電流の挙動の一例を示す波形図である。 図3は、過電流検出時における1次側電流および2次側電流の挙動の一例を示す波形図である。 図4は、補正電流生成部の構成例を示す図である。 図5は、補正電流と入力電圧との関係の一例を示す図である。 図6は、本開示の第1変形例に係る構成を示す図である。 図7は、本開示の第2変形例に係る構成を示す図である。
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
<絶縁型DC/DCコンバータの構成>
図1は、AC/DCコンバータ1の構成例を示す図である。AC/DCコンバータ1は、入力フィルタ2と、ダイオードブリッジ3と、入力コンデンサ4と、絶縁型DC/DCコンバータ15と、を備える。
交流電圧Vacは、入力フィルタ2に入力される。入力フィルタ2は、交流電圧Vacのノイズを除去する。ダイオードブリッジ3は、交流電圧Vacを全波整流する整流回路である。ダイオードブリッジ3の出力電圧は、入力コンデンサ4によって平滑化され、直流電圧である入力電圧Vinに変換される。
絶縁型DC/DCコンバータ15は、入力電圧Vinを降圧して、目標値に安定化された出力電圧Voutを出力端子Toutに接続される負荷(不図示)に供給する。
絶縁型DC/DCコンバータ15は、トランス5と、ダイオード(整流素子)6と、出力コンデンサ7と、スイッチング素子8と、検出抵抗9と、電源制御装置10と、フィードバック回路11と、を有する。絶縁型DC/DCコンバータ15は、いわゆるフライバックコンバータである。電源制御装置10は、後述するように疑似共振(QR)型の制御を行うことが可能に構成される。
トランス5は、1次巻線51と、2次巻線52と、を有する。1次巻線51の第1端は、入力電圧の印加端に接続される。スイッチング素子8は、NMOSトランジスタ(Nチャネル型MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor))により構成される。1次巻線51の第2端は、スイッチング素子8のドレインに接続される。スイッチング素子8のソースは、検出抵抗9の第1端に接続される。検出抵抗9の第2端は、接地端に接続される。
2次巻線52の第1端は、接地端に接続される。2次巻線52の第2端は、ダイオード6のアノードに接続される。ダイオード6のカソードは、出力コンデンサ7の第1端に接続される。出力コンデンサ7の第2端は、接地端に接続される。出力端子Toutは、出力コンデンサ7の第1端に接続される。
電源制御装置10は、制御IC(半導体装置)であり、外部との電気的接続を確立するための外部端子としてOUT端子(スイッチング出力端子)、CS端子(電流検出端子)、FB端子(フィードバック端子)、およびZT端子(ゼロ電流検出端子)を有する。
OUT端子は、スイッチング素子8のゲートに接続される。電源制御装置10がスイッチング素子8をスイッチングすることにより、入力電圧Vinが降圧され、出力電圧Voutが生成される。電源制御装置10は、スイッチング素子8のスイッチングのデューティを調節することにより、出力電圧Voutを目標値に安定化させる。
検出抵抗9には、スイッチング素子8に流れる1次側電流Ipに比例した検出電圧Vcsが発生する。検出電圧Vcsは、電源制御装置10のCS端子に入力される。電源制御装置10は、検出電圧Vcsに基づいて1次側電流Ipを制御する。
フィードバック回路11は、出力電圧Voutに応じたフィードバック電圧Vfbを生成し、FB端子に供給する。フィードバック回路11は、シャントレギュレータ111およびフォトカプラ112を有する。シャントレギュレータ111は、誤差増幅器であり、出力電圧Voutと所定の目標値の誤差がゼロとなるようにレベルが調節されるフィードバック信号S11を生成し、フォトカプラ112の発光ダイオードに供給する。フォトカプラ112のフォトトランジスタは、発光ダイオードからの光信号を、フィードバック信号S11に応じたフィードバック電圧Vfbに変換する。
電源制御装置10は、コンパレータ10Aと、フリップフロップ10Bと、ZTコンパレータ10Cと、ワンショット回路10Dと、ドライバ10Eと、プルアップ抵抗Rd1と、分圧抵抗Rd2,Rd3と、を集積化して有する。
FB端子は、コンデンサCfbが外付けされるとともに、プルアップ抵抗Rd1によってプルアップされる。フィードバック電圧Vfbは、分圧抵抗Rd2,Rd3により分圧される。
コンパレータ10Aの非反転入力端(+)には、CS端子を介して検出電圧Vcsが入力される。コンパレータ10Aの第1反転入力端(-)には、フィードバック電圧FBを分圧抵抗Rd2,Rd3により分圧して得られるフィードバック電圧Vfが入力される。コンパレータ10Aの第2反転入力端(-)には、OCP用の基準電圧Vrefが印加される。
コンパレータ10Aは、リセット信号Rstをフリップフロップ10Bのリセット端に出力する。
トランス5は、補助巻線53を有する。補助巻線53の第1端と接地端との間には、分圧抵抗Rz1,Rz2が直列に接続される。分圧抵抗Rz1とRz2が接続されるノードは、コンデンサCzの第1端とともにZT端子に接続される。ZT端子には、補助巻線53に生じる電圧Vzを分圧抵抗Rz1,Rz2により分圧して得られるZT電圧Vztが生じる。
ZTコンパレータ10Cの非反転入力端(+)には、ZT電圧Vztが印加される。ZTコンパレータ10Cの反転入力端(-)には、ゼロ電流検出用の閾値電圧Vzt1が印加される。ワンショット回路10Dは、ZTコンパレータ10Cの出力に基づいてセット信号Stを出力する。セット信号Stは、フリップフロップ10Bのセット端に入力される。
ドライバ10Eは、フリップフロップ10BのQ出力端から出力されるQ信号Sqに基づいてスイッチング素子8をオンオフ駆動(スイッチング)する。
<QR制御>
ここで、電源制御装置10による疑似共振型の制御について説明する。まず、ワンショット回路10Dからハイレベルに切り替わったセット信号Stが出力されると、フリップフロップ10Bがセットされ、ドライバ10Eによりスイッチング素子8がターンオンされる。ターンオンは、オフ状態からオン状態への切替えである。
これにより、スイッチング素子8に1次側電流Ipが流れ始め、CS端子には1次側電流Ipを検出抵抗9により電圧・電流変換した検出電圧Vcsが生じる。1次側電流Ipが増加して、検出電圧Vcsがフィードバック電圧VfとOCP用の基準電圧Vrefのうち低いほうよりも上昇すると、リセット信号Rstがハイレベルに立ち上がる。これにより、フリップフロップ10Bがリセットされ、ドライバ10Eによりスイッチング素子8はターンオフされる。ターンオフは、オン状態からオフ状態への切替えである。
スイッチング素子8がターンオフされると、1次側電流Ipは流れなくなり、2次側電流Isが流れ始める。スイッチング素子8がオフ状態では、1次巻線51に蓄えられた電力が出力コンデンサ7へ供給される。その供給が終わると、2次側電流Isは流れなくなり、スイッチング素子8のドレイン電圧が下降する。そのため、補助巻線53の電圧Vzも下降する。ZT電圧Vztが閾値電圧Vzt1以下になると、コンパレータ10Cからの出力によりワンショット回路10Dは、一定時間ハイレベルのパルス状であるセット信号Stを出力する。これにより、フリップフロップ10Bがセットされ、スイッチング素子8はターンオンされる。
このように、QR動作では、ZT電圧Vztによりスイッチング素子8のドレイン電圧を間接的に監視し、トランス5に蓄えられたエネルギを2次側に供給し終わった後に発生するドレイン電圧の共振振動の電圧ボトムを検出することでスイッチング素子8のターンオンを行う。これにより、ソフトスイッチングが可能となり、高効率化および低ノイズ化を実現している。
<1次側・2次側電流>
ここで、このような電源制御装置10により制御を行った場合の1次側電流Ipおよび2次側電流Isの挙動について、図2および図3を参照して説明する。
図2は、通常動作時における1次側電流Ipおよび2次側電流Isの挙動の一例を示す波形図である。図2の左側は、入力電圧Vinが低い場合であり、図2の右側は、入力電圧Vinが高い場合である。
スイッチング素子8がターンオンされると1次側電流Ipが0Aから増加し、検出電圧Vcsがフィードバック電圧Vfよりも上昇すると、スイッチング素子8がターンオフされる。これにより、1次側電流Ipはピーク電流Ippkから0Aまで立ち下がり、2次側電流Isは0Aからピーク電流Ispkまで立ち上がり、減少する。そして、2次側電流Isが0Aに達したことがZT電圧Vztにより検出されると、スイッチング素子8がターンオンされる。
図2の右側に示すように、入力電圧Vinが高い場合、1次側電流Ipが増加する傾きが大きい。2次側電流Isが立ち上がってから0Aまで減少するまでの2次側電流Isで囲まれた面積の、スイッチング周期Tcにおける1次側電流Ipおよび2次側電流Isで囲まれた面積における割合が出力電流Ioutに相当する。そのため、図2に示すように、入力電圧Vinが低い場合と高い場合とで出力電流Ioutが同じの場合は、入力電圧Vinが高い場合の1次側電流ピークIppk2は、入力電圧Vinが低い場合の1次側電流ピークIppk1よりも低くなる。そのため、図2に示すように、入力電圧Vinが高い場合のスイッチング周期Tc2は、入力電圧Vinが低い場合のスイッチング周期Tc1よりも短くなる。
図3は、過電流検出時における1次側電流Ipおよび2次側電流Isの挙動の一例を示す波形図である。図3の左側は、入力電圧Vinが低い場合であり、図3の右側は、入力電圧Vinが高い場合である。
スイッチング素子8がターンオンされると1次側電流Ipが0Aから増加し、検出電圧VcsがOCP用の基準電圧Vrefよりも上昇すると、スイッチング素子8がターンオフされる。すなわち、1次側電流Ipが過電流閾値Iocpより上昇すると、ターンオフされる。これにより、1次側電流Ipは0Aまで立ち下がり、2次側電流Isは0Aからピーク電流まで立ち上がり、減少する。そして、2次側電流Isが0Aに達することがZT電圧Vztにより検出されると、スイッチング素子8がターンオンされる。
図3に示すように、過電流検出時には入力電圧Vinが低い場合、高い場合の双方で同じ過電流閾値Iocpが1次側電流Ipのピーク電流となる。入力電圧Vinが高い場合、1次側電流Ipの増加する傾きが大きいため、上述した2次側電流Isの面積の1周期における割合が大きくなり、出力電流Ioutが入力電圧Vinが低い場合よりも高くなる。従って、負荷における部品サイズおよびコストの増加につながる可能性がある。
<過電流閾値補正>
上記から1次側電流Ipの過電流を検出するための過電流閾値Iocpは、入力電圧Vinに応じて補正することが望ましいことになる。ここでは、本実施形態に係る電源制御装置10における過電流閾値を補正するための構成について説明し、本構成は図1に示す電源制御装置10の構成に付加される。
図4は、本開示の実施形態に係る補正電流生成部12の構成を示す図である。補正電流生成部12は、過電流閾値Iocpを補正するための補正電流Ioffsetを生成する回路であり、電源制御装置10の内部に設けられる。
補正電流生成部12は、分圧抵抗Ru,Rdと、アンプ124と、出力トランジスタ125と、PMOSカレントミラー126と、第1電流生成部12Aと、第2電流生成部12Bと、第3電流生成部12Cと、電流生成抵抗R1と、を有する。
分圧抵抗Ru,Rdは、入力電圧Vinの印加端と接地端との間に直列接続される。分圧抵抗RuとRdが接続されるノードは、アンプ124の第1入力端に接続される。アンプ124の出力端は、NMOSトランジスタにより構成される出力トランジスタ125のゲートに接続される。出力トランジスタ125のソースは、アンプ124の第2入力端に接続される。これにより、出力トランジスタ125のソースに生じるソース電圧VBR’は、入力電圧Vinを分圧抵抗R1,R2により分圧して得られる電圧VBRと一致するように制御される。
出力トランジスタ125のソースと接地端との間には、電流生成抵抗R1が接続される。
第1電流生成部12Aは、カレントミラー121、上側抵抗Ru_1、下側抵抗Rd_1、および下側抵抗R1_1から構成される。上側抵抗Ru_1の第1端は、電源電圧Vregの印加端に接続される。カレントミラー121は、入力側トランジスタ121Aと、出力側トランジスタ121Bと、を有する。入力側トランジスタ121Aおよび出力側トランジスタ121Bは、NMOSトランジスタにより構成される。入力側トランジスタ121Aのゲート・ドレイン間は短絡され、入力側トランジスタ121Aはダイオード接続される。入力側トランジスタ121Aのドレインは、上側抵抗Ru_1の第2端に接続される。入力側トランジスタ121Aのソースは、下側抵抗Rd_1の第1端に接続される。下側抵抗Rd_1の第2端は、接地端に接続される。入力側トランジスタ121Aと出力側トランジスタ121Bのゲート同士は接続される。出力側トランジスタ121Bのソースは、下側抵抗R1_1の第1端に接続される。下側抵抗R1_1の第2端は、接地端に接続される。出力側トランジスタ121Bのドレインは、出力トランジスタ125のソースに接続される。
第2電流生成部12Bは、カレントミラー122、上側抵抗Ru_2、下側抵抗Rd_2、および下側抵抗R1_2から構成される。第3電流生成部12Cは、カレントミラー123、上側抵抗Ru_3、下側抵抗Rd_3、および下側抵抗R1_3から構成される。第2電流生成部12Bおよび第3電流生成部12Cにおける接続関係は第1電流生成部12Aと同様であるので、ここでは詳述は省く。
PMOSカレントミラー126は、PMOSトランジスタ(Pチャネル型MOSFET)126A,126Bを有する。PMOSトランジスタ126Aのゲート・ドレインは短絡される。PMOSトランジスタ126Aのドレインは、出力トランジスタ125のドレインに接続される。PMOSトランジスタ126A,126Bのゲート同士は接続される。PMOSトランジスタ126A,126Bの各ソースは、電源電圧の印加端に接続される。
第1電流生成部12Aにより第1電流I_br1が生成される。第2電流生成部12Bにより第2電流I_br2が生成される。第3電流生成部12Cにより第3電流I_br3が生成される。電流生成抵抗R1により第4電流I_br4が生成される。第1電流I_br1、第2電流I_br2、第3電流I_br3、および第4電流I_br4が合成されて、合成電流I_br’が生成される。合成電流I_br’がPMOSカレントミラー126によりミラーリングされて補正電流Ioffsetが生成される。
PMOSトランジスタ126Bのドレインは、コンパレータ10Aの非反転入力端に接続される。コンパレータ10Aの非反転入力端とCS端子との間には補正抵抗R2が接続される。補正抵抗R2は、電源制御装置10の内部に設けられる。
スイッチング素子8と検出抵抗Rcsが接続されるノードと、CS端子との間には、補正抵抗R3が接続される。補正抵抗R3は、CS端子に対して外付けされる。
補正電流Ioffsetは、補正抵抗R2,R3を介して検出抵抗Rcsに流れ込む。これにより、コンパレータ10Aの非反転入力端には、検出抵抗Rcsに生じる検出電圧Vcsに対して、補正電流Ioffsetにより補正抵抗R2,R3に生じる電圧降下を付加して得られる検出電圧Vcs1が印加される。コンパレータ10Aにおいて、検出電圧Vcs1と過電流閾値Iocpに対応する基準電圧Vrefとが比較される。
従って、補正電流Ioffsetが大きいほど、検出電圧Vcsに対して付加される電圧が高くなるので、検出電圧Vcs1に対して相対的に基準電圧Vrefを低くすることになる。従って、スイッチング素子8に流れる1次側電流Ipに対して過電流閾値Iocpを相対的に低くすることになる。このように、補正電流Ioffsetにより過電流閾値Iocpを補正することができる。
なお、補正抵抗R2の抵抗値は、検出抵抗Rcsの抵抗値よりも十分に大きくしており、補正電流Ioffsetの電流量を大きくしなくても補正抵抗R2に生じる電圧降下を十分に確保している。また、補正抵抗R3は外付け抵抗であるので、検出電圧Vcsに対して付加する電圧の調整が容易になる。
次に、このような補正電流生成部12の動作について説明する。ここで、第1電流生成部12Aにおいて入力側トランジスタ121A(出力側トランジスタ121B)のゲート電圧Vg1は、次のように表される。
上側抵抗Ru_1に流れる電流と下側抵抗Rd_1に流れる電流は同じであるので、下記(1)式が成立する。
(Vreg-Vg1)/Ru=(Vg1-Vngs_1)/Rd_1 (1)
ただし、Vngs_1は、入力側トランジスタ121Aのゲート・ソース間電圧である。
上記(1)式より、
Vg1=(Vreg×Rd+Vngs_1×Ru)/(Ru+Rd) (2)
入力電圧Vinが高くなるほど、分圧後の電圧VBRが高くなり、ソース電圧VBR’が高くなる。入力電圧Vinを0Vから上昇させたとして、入力電圧Vinが低いレベルの間は、第1電流I_br1、第2電流I_br2、第3電流I_br3、および第4電流I_br4はともに増加する。第1電流I_br1、第2電流I_br2、および第3電流I_br3は、それぞれカレントミラー121,122,123の出力側トランジスタを流れる。第4電流I_br4は、電流生成抵抗R1を流れる。
第1電流I_br1が増加して所定の第1電流値に達すると、入力側トランジスタ121Aのゲート・ソース間電圧Vngs_1は、入力側トランジスタ121Aの閾値電圧Vth1に達する。入力電圧Vinをさらに高くしても、ゲート電圧Vg1は、Vg1=(Vreg×Rd+Vth1×Ru)/(Ru+Rd)でクランプされ、第1電流I_br1は増加しない。すなわち、第1電流I_br1は、第1電流値で維持される。
なお、例えば入力側トランジスタ121Aと出力側トランジスタ121Bに同じ大きさの電流が流れる場合は、下側抵抗Rd_1と下側抵抗R1_1は抵抗値が同じに設定され、入力側トランジスタ121Aと出力側トランジスタ121Bは同じトランジスタ(閾値電圧が同じでサイズが同じ)に設定される。また、例えば出力側トランジスタ121Bに流れる電流が入力側トランジスタ121Aに流れる電流の2倍である場合は、下側抵抗R1_1は下側抵抗Rd_1の抵抗値の1/2に設定され、出力側トランジスタ121Bは入力側トランジスタ121Aのサイズの2倍(閾値電圧は同じ)に設定される。
入力電圧Vinをさらに高くして第2電流I_br2が所定の第2電流値に達すると、カレントミラー122のゲート電圧Vg2がクランプされ、入力電圧Vinをさらに高くしても第2電流I_br2は増加しない。入力電圧Vinをさらに高くして第3電流I_br3が所定の第3電流値に達すると、カレントミラー122のゲート電圧Vg3がクランプされ、入力電圧Vinをさらに高くしても第3電流I_br3は増加しない。以降は、入力電圧Vinを高くしても第4電流I_br4のみが増加する。
図5は、補正電流Ioffsetと入力電圧Vinとの関係の一例を示す図である。上記のように入力電圧Vinを高くするにつれて、第1電流I_br1、第2電流I_br2、および第3電流I_br3が順に増加しなくなる。これにより、図5に示すように、入力電圧VinのレベルをV1<V2<V3<V4として、入力電圧Vinに対する補正電流Ioffsetの傾きm(=ΔIoffset/ΔVin)は、V1に対応する傾きm1>V2に対応する傾きm2>V3に対応する傾きm3>V4に対応する傾きm4となる。
図5に示すように、入力電圧Vinが高いほど、補正電流Ioffsetが大きくなるため、過電流閾値Iocpは相対的に低くなる。これにより、入力電圧Vinによる出力電流Ioutの変化が抑制されるように、過電流閾値Iocpが補正される。また、入力電圧Vinが高いほど、傾きmが小さくなるので、入力電圧Vinに対して全範囲でリニアに補正電流Ioffsetを生成する場合に比べて過電流閾値Iocpを過剰に補正することが抑制される。
なお、図5に示すように、入力電圧Vinと補正電流Ioffsetとの対応関係は、非線形である。上記対応関係は、対数関数で表されることが望ましい。
<第1変形例>
上記の図4に示す実施形態では、補正電流Ioffsetを検出電圧Vcs1が生じるラインに注入させ、いわばソース型としていたが、次のようにシンク型の実施形態を採ってもよい。図6は、本開示の第1変形例に係る構成を示す図である。
図6に示す構成では、補正電流生成部12において、PMOSカレントミラー126の後段にNMOSカレントミラー127を接続している。NMOSカレントミラー127は、入力側のNMOSトランジスタ127Aと、出力側のNMOSトランジスタ127Bと、を有する。PMOSトランジスタ126Bは、NMOSトランジスタ127Aに接続される。これにより、PMOSカレントミラー126から出力された電流がNMOSカレントミラー127によりミラーリングされて補正電流Ioffsetとなる。
NMOSトランジスタ127Bのドレインは、コンパレータ10Aの反転入力端(-)にノードNdで接続される。ノードNdと基準電圧Vrefの印加端との間には、補正抵抗R4が接続される。
補正電流Ioffsetは、補正抵抗R4を流れ、ノードNdから引き抜かれる。これにより、基準電圧Vrefから補正抵抗R4に生じる電圧降下だけ降下した基準電圧Vref1がコンパレータ10Aの入力端に印加される。補正電流Ioffsetが大きくなるほど、基準電圧Vrefから降下する電圧が高くなるので、コンパレータ10Aに印加される基準電圧Vref1は低くなる。従って、過電流閾値Iocpが相対的に低く補正される。
<第2変形例>
上記の図4に示す実施形態では、入力電圧Vinを分圧抵抗Ru,Rdにより分圧することで入力電圧Vinをモニタしていたが、次のような実施形態により入力電圧Vinをモニタしてもよい。図7は、本開示の第2変形例に係る構成を示す図である。
図7に示す構成では、補正電流生成部12において、電流検出抵抗R5と、スイッチSWと、アンプ128と、を設けている。電流検出抵抗R5の第1端は、ZT端子に接続される。電流検出抵抗R5の第2端は、スイッチSWを介して接地端に接続される。
スイッチング素子8がオン状態の場合、補助巻線53に生じる電圧Vzは、
Vz=-Vin×(Np/Nd)となる。ただし、Npは1次巻線51の巻き数、Ndは補助巻線53の巻き数である。
従って、スイッチング素子8がオン状態の場合にスイッチSWをオン状態とすることで、接地端から電流検出抵抗R5、ZT端子、および分圧抵抗Rz1の順に電流Iztが流れる。電流Iztは、入力電圧Vinに比例する。これにより、電流検出抵抗R5の両端間電圧により電流Iztを検出することで、入力電圧Vinをモニタできる。電流検出抵抗R5の両端間電圧は負電圧であるため、アンプ128により上記両端間電圧を正電圧である電圧VBRに変換する。電圧VBRは、図4に示す構成と同様にアンプ124に印加される。
<その他>
なお、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
例えば、本開示は、疑似共振型の制御を行う電源制御装置に限らず、例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御を行う電源制御装置に適用してもよい。
<付記>
以上のように、本開示の一態様に係る電源制御装置(10)は、
スイッチング素子(8)と、
1次巻線(51)および2次巻線(52)を有するトランス(5)と、
整流素子(6)と、
平滑コンデンサ(7)と、
を有し、
前記1次巻線の第1端には、入力電圧(Vin)の印加端が接続され、
前記1次巻線の第2端には、前記スイッチング素子の第1端が接続され、
前記2次巻線の後段側に前記整流素子と前記平滑コンデンサが設けられる、絶縁型DC/DCコンバータ(15)に用いられる電源制御装置であって、
前記スイッチング素子に流れる電流の過電流を過電流閾値(Iocp)を用いて検出するように構成される過電流検出部(10A)と、
前記過電流閾値を補正するための補正電流(Ioffset)を前記入力電圧に基づいて生成するように構成される補正電流生成部(12)と、
を備え、
前記補正電流の前記入力電圧に対する傾きは、前記入力電圧のレベルに応じて可変である構成としている(第1の構成)。
また、上記第1の構成において、前記補正電流生成部(12)は、複数の電流生成部(12A,12B,12C)を有し、前記電流生成部により生成される電流を合成した電流に基づき前記補正電流を生成するように構成され、
前記入力電圧が高くなるにつれて、前記電流生成部により生成される電流が順に増加しなくなる構成としてもよい(第2の構成)。
また、上記第2の構成において、前記電流生成部(12A)は、
入力側トランジスタ(121A)と出力側トランジスタ(121B)とを含むカレントミラー(121)と、
電源電圧(Vreg)の印加端に接続される第1端と前記入力側トランジスタのドレインに接続される第2端とを含む上側抵抗(Ru_1)と、
前記入力側トランジスタのソースに接続される第1端と接地端に接続される第2端とを含む第1下側抵抗(Rd_1)と、
前記出力側トランジスタのソースに接続される第1端と前記接地端に接続される第2端とを含む第2下側抵抗(R1_1)と、
を有する構成としてもよい(第3の構成)。
また、上記第2または第3の構成において、前記補正電流生成部(12)は、
前記入力電圧をモニタした電圧(VBR)が入力される第1入力端を含むアンプ(124)と、
前記アンプの出力端に接続されるゲートと前記アンプの第2入力端に接続されるソースとを含む出力トランジスタ(125)と、
前記出力トランジスタに流れる電流をミラーリングするように構成される少なくとも1つの出力カレントミラー(126)と、
を有し、
前記出力トランジスタのソース電圧(VBR’)が前記電流生成部(12A,12B,12C)に印加されるように構成されるようにしてもよい(第4の構成)。
また、上記第4の構成において、前記補正電流生成部(12)は、前記ソース電圧が印加されるように構成される電流生成抵抗(R1)を有する構成としてもよい(第5の構成)。
また、上記第4または第5の構成において、前記スイッチング素子(8)と検出抵抗(9)とが接続されるノードと、前記出力カレントミラー(126)の出力端との間に接続される第1補正抵抗(R2)を備え、
前記出力カレントミラーの出力端は、基準電圧(Vref)が入力されるように構成される第1入力端を含む前記過電流検出部(10A)における第2入力端に接続される構成としてもよい(第6の構成)。
また、上記第6の構成において、前記第1補正抵抗(R2)が接続される第1外部端子(CS端子)を備え、
前記ノードと前記第1外部端子の間に第2補正抵抗(R3)を前記第1外部端子に対して外部に接続可能に構成されるようにしてもよい(第7の構成)。
また、上記第4から第7のいずれかの構成において、前記補正電流生成部(12)は、前記入力電圧の印加端に接続される分圧抵抗(Ru,Rd)を有し、
前記分圧抵抗により前記入力電圧を分圧することで、前記入力電圧がモニタされるように構成されるようにしてもよい(第8の構成)。
また、上記第4から第7のいずれかの構成において、前記トランスに含まれる補助巻線(53)に接続されるように構成される第2外部端子(ZT端子)を備え、
前記補正電流生成部(12)は、
前記第2外部端子と接地端との間に接続される電流検出抵抗(R5)と、
前記第2外部端子と接地端との間に接続されて前記スイッチング素子がオン状態の場合にオン状態とされるように構成されるスイッチ(SW)と、
を有し、
前記電流検出抵抗の両端間電圧に基づき前記入力電圧がモニタされるように構成されるようにしてもよい(第9の構成)。
また、上記第1から第9のいずれかの構成において、前記入力電圧と前記補正電流との対応関係は、非線形である構成としてもよい(第10の構成)。
また、上記第10の構成において、前記対応関係は、対数関数により表されるようにしてもよい(第11の構成)。
また、上記第1から第11のいずれかの構成において、疑似共振型の制御により前記スイッチング素子をスイッチングするように構成されるようにしてもよい(第12の構成)。
また、本開示の一態様に係る絶縁型DC/DCコンバータ(15)は、上記第1から第12のいずれかの構成の電源制御装置(10)を備える。
本開示は、例えば、AC/DCコンバータなどに利用することが可能である。
1 AC/DCコンバータ
2 入力フィルタ
3 ダイオードブリッジ
4 入力コンデンサ
5 トランス
6 ダイオード
7 出力コンデンサ
8 スイッチング素子
9 検出抵抗
10 電源制御装置
10A コンパレータ
10B フリップフロップ
10C ZTコンパレータ
10D ワンショット回路
10E ドライバ
11 フィードバック回路
12 補正電流生成部
12A 第1電流生成部
12B 第2電流生成部
12C 第3電流生成部
15 絶縁型DC/DCコンバータ
51 1次巻線
52 2次巻線
53 補助巻線
111 シャントレギュレータ
112 フォトカプラ
121,122,123 カレントミラー
121A 入力側トランジスタ
121B 出力側トランジスタ
124 アンプ
125 出力トランジスタ
126 PMOSカレントミラー
126A,126B PMOSトランジスタ
127 NMOSカレントミラー
127A,127B NMOSトランジスタ
128 アンプ
Cfb コンデンサ
Cz コンデンサ
Nd ノード
Rd1 プルアップ抵抗
Rd2,Rd3 分圧抵抗
R1 電流生成抵抗
R2,R3,R4 補正抵抗
R5 電流検出抵抗
Rcs 検出抵抗
Ru_1,Ru_2,Ru_3 上側抵抗
Rd_1,Rd_2,Rd_3 下側抵抗
R1_1,R1_2,R1_3 下側抵抗
Ru,Rd 分圧抵抗
Rz1,Rz2 分圧抵抗
SW スイッチ
Tout 出力端子

Claims (13)

  1. スイッチング素子と、
    1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
    整流素子と、
    平滑コンデンサと、
    を有し、
    前記1次巻線の第1端には、入力電圧の印加端が接続され、
    前記1次巻線の第2端には、前記スイッチング素子の第1端が接続され、
    前記2次巻線の後段側に前記整流素子と前記平滑コンデンサが設けられる、絶縁型DC/DCコンバータに用いられる電源制御装置であって、
    前記スイッチング素子に流れる電流の過電流を過電流閾値を用いて検出するように構成される過電流検出部と、
    前記過電流閾値を補正するための補正電流を前記入力電圧に基づいて生成するように構成される補正電流生成部と、
    を備え、
    前記補正電流の前記入力電圧に対する傾きは、前記入力電圧のレベルに応じて可変である、電源制御装置。
  2. 前記補正電流生成部は、複数の電流生成部を有し、前記電流生成部により生成される電流を合成した電流に基づき前記補正電流を生成するように構成され、
    前記入力電圧が高くなるにつれて、前記電流生成部により生成される電流が順に増加しなくなる、請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記電流生成部は、
    入力側トランジスタと出力側トランジスタとを含むカレントミラーと、
    電源電圧の印加端に接続される第1端と前記入力側トランジスタのドレインに接続される第2端とを含む上側抵抗と、
    前記入力側トランジスタのソースに接続される第1端と接地端に接続される第2端とを含む第1下側抵抗と、
    前記出力側トランジスタのソースに接続される第1端と前記接地端に接続される第2端とを含む第2下側抵抗と、
    を有する、請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 前記補正電流生成部は、
    前記入力電圧をモニタした電圧が入力される第1入力端を含むアンプと、
    前記アンプの出力端に接続されるゲートと前記アンプの第2入力端に接続されるソースとを含む出力トランジスタと、
    前記出力トランジスタに流れる電流をミラーリングするように構成される少なくとも1つの出力カレントミラーと、
    を有し、
    前記出力トランジスタのソース電圧が前記電流生成部に印加されるように構成される、請求項2に記載の電源制御装置。
  5. 前記補正電流生成部は、前記ソース電圧が印加されるように構成される電流生成抵抗を有する、請求項4に記載の電源制御装置。
  6. 前記スイッチング素子と検出抵抗とが接続されるノードと、前記出力カレントミラーの出力端との間に接続される第1補正抵抗を備え、
    前記出力カレントミラーの出力端は、基準電圧が入力されるように構成される第1入力端を含む前記過電流検出部における第2入力端に接続される、請求項4に記載の電源制御装置。
  7. 前記第1補正抵抗が接続される第1外部端子を備え、
    前記ノードと前記第1外部端子の間に第2補正抵抗を前記第1外部端子に対して外部に接続可能に構成される、請求項6に記載の電源制御装置。
  8. 前記補正電流生成部は、前記入力電圧の印加端に接続される分圧抵抗を有し、
    前記分圧抵抗により前記入力電圧を分圧することで、前記入力電圧がモニタされるように構成される、請求項4に記載の電源制御装置。
  9. 前記トランスに含まれる補助巻線に接続されるように構成される第2外部端子を備え、
    前記補正電流生成部は、
    前記第2外部端子と接地端との間に接続される電流検出抵抗と、
    前記第2外部端子と接地端との間に接続されて前記スイッチング素子がオン状態の場合にオン状態とされるように構成されるスイッチと、
    を有し、
    前記電流検出抵抗の両端間電圧に基づき前記入力電圧がモニタされるように構成される、請求項4に記載の電源制御装置。
  10. 前記入力電圧と前記補正電流との対応関係は、非線形である、請求項1に記載の電源制御装置。
  11. 前記対応関係は、対数関数により表される、請求項10に記載の電源制御装置。
  12. 疑似共振型の制御により前記スイッチング素子をスイッチングするように構成される、請求項1に記載の電源制御装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の電源制御装置を備える絶縁型DC/DCコンバータ。
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