JP2024026880A - 試験ユニット - Google Patents

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Abstract

Figure 2024026880000001
【課題】アスファルト廃材から再生アスファルト材を容易に製造することができる試験ユニットを提供する。
【解決手段】試験ユニットは、アスファルト混合物の有効アスファルト成分の含有率の分析を行うための試験ユニットであって、前記試験ユニットは、所定の径の有底円筒形をなす試験容器と、前記試験容器の内径にほぼ等しい円形に裁断された少なくとも一枚の試験紙と、前記試験容器内に装填された前記アスファルト混合物の上に被せられた、前記少なくとも一枚の試験紙に含まれる第一の試験紙の上から前記アスファルト混合物を突き固めるための突き棒とを有する。
【選択図】図4D

Description

本発明は、例えば道路に敷設されるなどしたアスファルト舗装のアスファルト混合物の有効アスファルト成分の含有率の分析を行うための試験ユニットに関する。
都市部、郊外に限らず多くの道路にはアスファルト舗装が施されている。アスファルト舗装には、粉砕石や砂などの骨材と石油アスファルトとを混合したアスファルト混合物が使用される。
アスファルト混合物は時間の経過と共に劣化する。例えば、舗装層(アスファルト混合物の表層)が紫外線により硬化し、舗装層の表面に割れが生じたり、自動車のタイヤとの接触により舗装層に轍(わだち)が出来たり、車重や道路への落下物などにより舗装層に陥没が生じたりする。そのため、施工後、所定期間が経過したアスファルト舗装については、劣化した舗装層(アスファルト混合物の表層)を路盤と呼ばれる下地層から剥離し、代わりに新しいアスファルト混合物による舗装層を敷設する。また、施工後間もない道路であっても、陥没を補修する必要性はある。
近年、島しょ部や開発途上国においても、未舗装の道路がアスファルト舗装の道路に置き換えられている。ところで、そのような島しょ部や途上国においては、舗装に必要なアスファルト混合物の製造プラントが必ずしも近くにあるわけではない。このため、アスファルト舗装を新設するとき、再舗装を行うとき、または補修を行うとき等において、新しいアスファルト混合物を施工現場に準備するのが困難である。そのような場合を考慮すれば、予め準備しておいた新しいアスファルト混合物の固化物を施工現場で加熱したり、既設のアスファルト舗装の劣化したアスファルト混合物を再生して利用したりすることが望ましい。
新しいアスファルト混合物として、製造プラントにて製造したものを用いる場合、製造したアスファルト混合物をトラック等の運搬手段で製造プラントから施工現場まで運搬する必要がある。また、施工現場で剥がしたアスファルト舗装層(アスファルト廃材)を施工現場から製造プラントまたは廃棄場所まで運搬する必要がある。一方、新しいアスファルト混合物として、アスファルト廃材を施工現場で再生して利用する場合、新しいアスファルト混合物の製造と運搬に掛かる時間、費用および手間を軽減することができる。また、本来なら産業廃棄物となるアスファルト廃材を再利用することができるので、SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の目標にも沿っており、島しょ部や開発途上国に限らず、アスファルト舗装道路を有した全ての国や地域において与る恩恵は高い。
アスファルトの再生に関し、下記の特許文献1には、アスファルト廃材を回転ドラムに導入し、その回転ドラムを傾斜状態で周方向に回転させつつ、回転ドラム内に熱風を送り込むことによってアスファルト廃材を再生する装置が開示されている。
また、下記の特許文献2には、アスファルト再生装置を搭載したトレーラを牽引車に連結して施工現場に運搬し、牽引車からトレーラを離脱させて油圧ショベルの排土板に連結し、油圧ショベルによる現場の掘削を行いつつ、掘削されたアスファルト混合物(アスファルト廃材)をアスファルト再生装置に投入してアスファルト混合物を再生し、再生されたアスファルト混合物を、掘削後の現場に順次敷設してアスファルト舗装を施工することが開示されている。
特開2001-90018号公報 特許第4892711号公報
ところで、日本においては、舗装用アスファルトの物性に関して、様々な項目で品質規格が定められている。例えば、JIS規格(JIS K 2207)の下では、道路舗装用に適した石油アスファルトが目標とする物性の目安が示されている。そのJIS規格の中に針入度の項目がある。この針入度は、固化物となった石油アスファルトの硬さを表す指標であり、25℃のアスファルト試料に、100gのおもりを付けたミシン針程度の規定の針の先端を押し当て、自重でアスファルト試料に対して垂直に5秒間侵入させ、アスファルト試料にその針が侵入した長さを測定する。そして、その侵入深さを10分の1mm単位で表し、アスファルトの硬さを判別する。道路舗装用アスファルトにおいては、この針入度が所定の範囲、例えば寒冷地を除く一般地域用としては40を超え60以下であることが求められる。針入度がこの範囲内にあれば、アスファルトの軟化点、伸度、強度、粘度等も舗装に適した値となる傾向にある。
施工現場においてアスファルト廃材をアスファルト混合物に再生する際においても、その再生アスファルトは前述した既定の針入度を満足している必要がある。しかしながら、規格に適合した針入度のアスファルト混合物を、設備に限りのある施工現場において製造することは容易でない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、アスファルト舗装の施工現場において、既設のアスファルト舗装に用いられていたアスファルト廃材から、規格に適合した再生アスファルト材を容易に製造することができる試験ユニットを提供することを目的としている。
本発明に係る試験ユニットは、アスファルト混合物の有効アスファルト成分の含有率の分析を行うための試験ユニットであって、前記試験ユニットは、所定の径の有底円筒形をなす試験容器と、前記試験容器の内径にほぼ等しい円形に裁断された少なくとも一枚の試験紙と、前記試験容器内に装填された前記アスファルト混合物の上に被せられた、前記少なくとも一枚の試験紙に含まれる第一の試験紙の上から前記アスファルト混合物を突き固めるための突き棒とを有する。
本発明に係る試験ユニットにおいて、前記少なくとも一枚の試験紙は、前記第一の試験紙と第二の試験紙とを含み、前記第二の試験紙は、前記試験容器に前記アスファルト混合物が装填される前に前記試験容器の底に敷かれ、前記第一の試験紙は、前記試験容器に前記アスファルト混合物が装填された後に前記アスファルト混合物の上に被せられてもよい。
本発明によれば、アスファルト舗装の施工現場において、既設のアスファルト舗装に用いられていたアスファルト廃材から、規格に適合した再生アスファルト材を容易に製造することができる。
本発明に係る再生方法を実施するために使用する再生装置の側面図である。 図1におけるドラムの縦断面模式図である。 図2におけるドラムのIII-III線の矢視断面図である。 有効アスファルト成分の分析を行う際の手順を示す概略図である。 有効アスファルト成分の分析を行う際の手順を示す概略図である。 有効アスファルト成分の分析を行う際の手順を示す概略図である。 有効アスファルト成分の分析を行う際の手順を示す概略図である。 アスファルト廃材の再生に必要な添加剤の分量を特定するために使用する一覧表を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。
本発明に係るアスファルト混合物の廃材(以下、アスファルト廃材という)の再生方法を実施するために使用するアスファルト再生装置1は、工場などに固定設置しても良いが、牽引部を備えた台車や、自走可能な車両の荷台等に搭載して用いることが好ましい。この場合、台車や車両等を移動させることで、再生装置1は、アスファルト舗装の施工現場間を自由に移動させることができる。
本実施形態の再生装置1は、以下の構造を有している。すなわち、図1から図3に示すように、アスファルト再生装置1は、ベース2aと、チルト機構2bと、フレーム2と、アスファルト混合物の廃材(以下、アスファルト廃材という)を再生するためのドラム3と、ドラム3を回転自在に支持するドラムローラ(支持部)4、5と、ドラム3を仮想的な回転中心である回転軸O回りに回転させる駆動部(駆動ユニット)6と、ドラム3内を加熱するバーナ7とを有している。チルト機構2bおよびフレーム2はベース2a上に配置されている。また、ドラム3、ドラムローラ4、5、駆動部6およびバーナ7は、フレーム2上に配置されている。ドラム3は、ドラムローラ4、5に支持されている。ドラムローラ5はドラム3の裏側(図1中ではドラム3の奥側)に配置されるため、図1においては図示されていない。
フレーム2は、ヒンジ部を介して連結された上下のフレーム材で構成され、下側のフレーム材がベース2aに固定されている。ベース2aには、フレーム2(上側のフレーム材)を傾斜させるチルト機構2bが設けられている。チルト機構2bを作動させると、上側のフレーム材は、ドラム3の投入口11が排出口12よりも高くなるように傾斜される。なお、上側のフレーム材の傾斜角はチルト機構のストローク長を変えることで、任意に選択できる。チルト機構2bは、例えば流体シリンダで構成される。
ドラム3は、その内部でアスファルト廃材及び添加剤を攪拌しながら加熱するための容器であって、金属製の中空体であり、その内部にはホッパ16を介してアスファルト廃材が供給される。ドラム3は円筒形状の本体9と円錐台筒形状の排出部10とを含む。本体9の周囲は、ベース2a上に設けられた門型のフレームによって囲まれている。本体9はその前端部に投入口11(図2参照)を有しており、ホッパ16に投入されたアスファルト廃材は投入口11を通ってドラム3の内部に導入される。
排出部10はドラム3の後部を形成しており、再生されたアスファルト混合物を排出する排出口12を有する。排出口12は蓋部材24で閉塞することが可能である。
排出部10に固定されたロッド25の外周には雄ネジが設けられており、ハンドル26の中央部には雌ネジ孔が設けられている。また、蓋部材24の中央部には、ロッド25の外径より少し大きい孔が設けられており、ロッド25に挿入される。ハンドル26は、蓋部材24の外側からロッド25に螺合して設けられており、ハンドル26に対する操作によって、蓋部材24をロッド25の軸方向に移動させ、排出口12と蓋部材24との隙間の調整を行う。この隙間の調整により、再生されたアスファルト混合物の排出口12からの排出量を調整することができる。
ドラム3は複数のドラムローラ4、5を介してフレーム2に対して回転自在に支持されている。図1の姿勢(通常状態)において、ドラム3の回転軸Oは水平方向を向いている。ドラムローラ4、5は、回転軸Oと平行に設けられるローラ回転軸の周りに回転自在なローラ41、51を含み、本体9の外周面にローラ41、51が当接することでドラム3を回転自在に支持する。ドラムローラ4、5は、図1に示すようにドラム3の長手方向前後に1つずつ、かつ、図3に示すようにドラム3の幅方向左右に1つずつ、計四つ設けられている。各ドラムローラ4、5のローラ41、51がドラム3を下側から支える。
駆動部6はドラム3を回転させる駆動源である。駆動ユニット6は、モータ20と、減速機22と、ピニオンギア(図示せず)とを備える。モータ20の出力は減速機22で減速され、ピニオンギアを回転させる。本体9の外周面には環状の駆動伝達部21が設けられている。駆動伝達部21はピニオンギアと噛み合う多数の歯(ラック)であり、環状に形成されている。モータ20が回転することにより、ピニオンギアと歯とが噛合し、ドラム3が回転軸Oを中心として各ローラ41、51上を転動する。
ドラム3の回転速度は、図示しない操作パネルによって調整可能である。操作パネルには、ドラム3の回転速度を、停止、低速、中速、高速と切り替えるスイッチが設けられている。作業者は、このスイッチを操作することにより、アスファルト廃材の塊の大きさや、加熱、攪拌工程の進行度合いに応じて、回転速度を適宜切り替えることができる。
バーナ(加熱ユニット)7は、ドラム3の内部に装填されたアスファルト廃材およびその破砕物である再生粒を加熱するものである。本実施形態の場合、バーナ7は、投入口11を介してドラム3の内部に火炎を放射(投射)する。この火炎によりドラム3の内部のアスファルト廃材が直接加熱されるため、アスファルト廃材を迅速に効率よく軟化(表面層の溶融)させることができる。
ドラム3の内部の温度制御は、操作パネルに設けられた温度入力手段よって、作業者が適宜設定できる。バーナ7は、作業者により設定された温度とドラム3の内部に設けられた温度計測手段の計測結果に基づいて、加熱制御を行う。
バーナ7は、液体燃料に圧力をかけて霧状に噴出し、空気と混合させた状態で着火して火炎を放射するものであり、火炎の放射口が一つで構成される単式バーナである場合には、バーナ7の作動をオンオフさせることで、加熱制御を行うことが可能である。また、火炎の放射口が、強火用、弱火用といった二つで構成される二連式バーナを用いる場合には、各々のバーナの作動タイミングを調整することで、加熱制御を行うことが可能である。バーナ7は、三連式以上であっても良い。
以上の構成からなる再生装置1は、アスファルト廃材の再生に際し、図1に示すように、ホッパ16にアスファルト廃材や添加剤が投入される。この投入はショベルカーやホッパ吊り下げクレーンなどでなされる。アスファルト廃材の投入量は、再生装置1に設けられた図示しない計測ユニットでリアルタイムに計測され、投入量が所望の量になったところで投入を終了する。
駆動ユニット6を駆動してドラム3を回転させながら、バーナ7がドラム3の内部のアスファルト廃材を加熱する。ドラム3内に装填されたアスファルト廃材は、ドラム3の回転に伴う落下エネルギによって塊体が破砕される。これらの破砕体が加熱されることにより表層部が溶融されるとともに、ドラム3の内部を転動することにより粒状化する。また、ドラム3内の温度を所定の温度に維持しつつ、所定時間にわたってバーナ7によりアスファルト廃材を加熱し続けることにより、アスファルト廃材を、歩留まりよく、かつ、品質よくアスファルトを再生でき、再生粒を得ることができる。得られた再生粒はドラム3から排出し、道路のアスファルト舗装に再利用される。排出の際は、チルト機構2bの駆動(伸長)によりフレーム2がヒンジ部を中心に回動され、リフトアップされる。これによりドラム3は後端部(蓋部材24)が下を向いた斜めの姿勢に変化する。この姿勢変更の際、バーナ7による加熱及び駆動ユニット6の駆動は継続して行っていてもよい。ハンドル26に対する操作によって蓋部材24を開方向に操作すると、蓋部材24と排出部10との間に隙間を確保でき、この隙間から、ドラム3の内部の再生粒が自重により自然落下する。
排出部10の内周壁には複数の案内部材19が設けられている。案内部材19は板状の部材であり、排出口12の中心から内周壁に沿って延びる径方向の放射線に対して傾けて設けられている。案内部材19は、その後端側がドラム3の回転方向に向くように傾斜され、かつ、後端側が回転方向とは反対側に向けてアーチ状に湾曲している。案内部材19は本体9の内部で粒状化された再生粒を排出口12へ案内し、その排出を効率的に行うことができる。本体9の後部においても、内周壁に周方向に複数の案内部材18Bが設けられており、本体9から排出部10への再生粒の移動を案内する。
本体9の内周壁には、また、複数の羽根部材18Aが設けられている。各羽根部材18Aはドラム3の周方向に離間して配置されている。羽根部材18A無しのドラムの場合、図1の姿勢において、ドラムを回転させても、アスファルト廃材の自重によりドラムの底部にアスファルト廃材が滞溜したままとなる。一方、羽根部材18Aを有するドラム3の場合、ドラム3の回転によって複数の羽根部材18Aがアスファルト廃材を掻き上げることにより、アスファルト廃材はドラム3の底部に滞留することなく強制的に持ち上げられ、その後、自然落下し、ドラム3内で攪拌される。
各羽根部材18Aは本体9の内周壁に回転軸Oの方向に沿って、かつ、ドラム3の径方向内側へ突出させて設けられている。本実施形態の場合、各羽根部材18Aは回転軸Oの方向と平行に連続的に延設されている。
次に、上記のような構造を有するアスファルト再生装置1を使って行うアスファルト廃材の再生について説明する。
アスファルト舗装層の張り替えを行う現場において、既設のアスファルト舗装層を掘削すると、それらが大小様々な大きさの塊となった掘削ガラが生じる。これが新たなアスファルト舗装層の材料となるアスファルト廃材である。
(有効アスファルト成分の分析)
アスファルト廃材は、粒の大きさについては、アスファルト混合物における骨材程度に揃ってはいるものの、石油アスファルトの成分については、実際のアスファルト舗装に適用可能な品質にあるとは限らない。それは、前のアスファルト舗装層の下地である路盤上にあった小石や砂粒を、掘削の際に一緒に取り込んでいることに起因する。アスファルト廃材から、これらの小石や砂粒を完全に除去することは出来ないため、小石や砂粒を含んだ状態のままアスファルト廃材を再生しなければならない。また、アスファルト舗装層が屋外で長期間、雨水、紫外線、空気に晒されることによるアスファルト成分の硬化、酸化といった経年劣化の問題も生じる。このように、不純物の含有と経年劣化により、このアスファルト廃材をそのまま再生アスファルトの製造に供した場合、有効な石油アスファルトの成分、すなわち有効アスファルト成分の含有量が骨材に対して少ない低品位の再生アスファルトしか得られない。すなわち、このアスファルト廃材から製造した再生アスファルトは、道路舗装用アスファルトに求められる品質規格を満たさないため、再舗装に使用することができない。
故に、アスファルト廃材から再生アスファルトを製造するにあたっては、施工現場から取得されるアスファルト廃材に、有効アスファルト成分がどの程度含まれているのかを事前に把握する必要がある。
まず、図4A~図4Dに示すように、所定の径の有底円筒形をなす試験容器30と、その容器の内径にほぼ等しい円形に裁断した白い濾紙(二枚)31、32とを用意する。そして、一枚目の濾紙31を試験容器30の底に敷く(図4A参照)。次に、アスファルト廃材から取り出した試料としてのアスファルト混合物の一部102を、一枚目の濾紙32の上に被せるようにして試験容器30内に装填する(図4B参照)。次に、試験容器30に装填したアスファルト混合物102を突き棒などの道具を使って突き固めるとともに表面を均す。試験容器30内に装填されるアスファルト混合物102は、170~200°に加熱され、所定の粒度に破砕されたものとされる。
その均したアスファルト混合物102の上に、二枚目の濾紙32を被せた後(図4C参照)、突き棒33を使ってさらにアスファルト混合物102を突き固める(図4D参照)。これにより、有効アスファルト成分がアスファルト混合物102から滲み出して濾紙31、32に付着する。濾紙31、32に付着した有効アスファルト成分は黒い染み状の模様となって現れる。
なお、試験容器30に装填するアスファルト混合物102の量は、試験容器30内におけるアスファルト混合物102の層厚が、アスファルト舗装の仕様に定められた施工厚さ(80~120mm)とほぼ等しくなるように調整される。
アスファルト混合物102の突き固めを終えたら、アスファルト混合物から濾紙32を剥がし取る。その後、濾紙32に付着した黒い模様の面積が、濾紙32の全面積に対して占める割合を分析し、この分析値に基づいて試料であるアスファルト混合物102に含まれている有効アスファルト成分の分量を特定する。ここで言う”模様の面積”とは、濾紙の全面積に占める白地と黒地の比率によって表される。
試料に含まれている有効アスファルト成分の分量を特定することで、試料の元となったアスファルト廃材が、
1)道路舗装用アスファルトに求められる品質規格を満たすのか否か、
2)品質規格を満たさないのであれば、有効アスファルト成分の含有量がどのくらい不足しているのか、
を判断することができる。2)の判断結果に基づいて、不足している有効アスファルト成分を補うために、アスファルト廃材に添加すべき添加剤の分量を決定することができる。
添加剤は、石油アスファルト、ゴム、熱可塑性エラストマー及び熱可塑性樹脂の中から選択される少なくとも一種の高分子材料、及びアスファルト乳剤を主たる成分として含む。本実施の形態で用いる”添加剤”とは、前述の成分の混合物に、可燃性の結合剤を加えて練り固め、ブロック体に固形化したもの(以下、添加剤ブロックという)である。
アスファルト廃材に添加すべき添加剤の分量を決定するにあたっては、先ず事前に、複種類のアスファルト廃材の試料を用い、黒い模様の占有面積割合と試料に含まれている有効アスファルト成分の分量との関係を示す第一のテーブルを作成しておく。また、同様に、試料に含まれている有効アスファルト成分の分量と、有効アスファルト成分の不足分を補うために必要な添加剤の分量との関係を示す第二のテーブルを作成しておく。これらのテーブルを事前に準備したうえで、アスファルト舗装の施工現場において、アスファルト廃材から取得した試料の黒い模様の占有面積割合と、第一および第二のテーブルとから、アスファルト廃材に添加すべき添加剤の分量が決定される。
アスファルト廃材に添加すべき添加剤の分量は、濾紙32に付着した有効アスファルト成分の黒い模様の、濾紙の全面積に対する占有面積率(付着率)が小さいほど多くなり、黒い模様の占有面積率が大きいほど少なくなる。
濾紙32の染みから添加剤の分量を決定する方法について具体的に説明すると、濾紙32に付着した有効アスファルト成分の占有面積率は、例えば汎用コンピュータ上で作動する画像解析ソフトを使用して算出することができる。
まず、有効アスファルト成分が付着した濾紙32を撮影し、そのデジタル画像を画像解析ソフトにかける。画像解析ソフトは、濾紙32にできた白黒の濃淡から、濾紙32の全面積に対する有効アスファルト成分の黒い模様の占有面積率(=(模様のトータル占有面積÷濾紙の全面積)×100)を算出する。そして、濾紙32の画像から算出した有効アスファルト成分の模様の占有面積の比率と、第一のテーブルとの関係から、試料として取得したアスファルト混合物102に含まれている有効アスファルト成分の分量が特定される。
濾紙に関して、本実施形態では、濾紙32を用いて有効アスファルト成分の模様の占有面積率を算出したが、濾紙31を用いて同様の方法で占有面積率を算出しても良く、また、濾紙31と濾紙32の二枚を用いて占有面積率を算出し、二枚の占有面積率の平均値を採用するようにしても良い。
<決定工程>
試料に含まれている有効アスファルト成分の分量を特定した後、この分量値と第二のテーブルとの関係から、有効アスファルト成分に不足分を補うために必要な添加剤の分量が決定される。
添加剤ブロックは、一個体当たりの重量が一定のブロック体であるので、上記で決定された添加量を間違うことなく確実に添加することができる。
アスファルト廃材から再生アスファルトを製造する際において、道路舗装用アスファルトに求められる品質規格を考慮すると、アスファルト廃材に添加する添加剤ブロックの重量は、アスファルト廃材1000kgに対して1~4kgが標準的であり、好ましくは2~3kgとされる。
1000kgのアスファルト廃材に添加する添加剤ブロックの重量が2kgよりも小さいと、再生アスファルトを用いて敷設した再生アスファルト舗装層に対する針入度が小さくなるおそれがあり、品質規格を満たさない可能性がある。さらに、添加する添加剤ブロックの重量が1kgよりも小さいと、有効アスファルト成分が少な過ぎるので、再生アスファルト舗装層に対する針入度はより小さくなってしまう。また、アスファルトの粘度(硬度)が高くなるので柔軟性が悪いため、不均一な路盤に対する再生アスファルト舗装層の追従性が悪く、敷設・施工自体が困難となる。
また、1000kgのアスファルト廃材に添加する添加剤ブロックの重量が3kgよりも大きいと、再生アスファルト舗装層に対する針入度が大きくなるおそれがあり、品質規格を満たさない可能性がある。さらに、添加する添加剤物ブロックの重量が4kgよりも大きいと、有効アスファルト成分が多過ぎるので、再生アスファルト舗装層に対する針入度はより大きくなってしまう。また、アスファルトの強度が低下するため、再生アスファルト舗装層の耐久性が低下するおそれがあり、施工後、短い経過期間でひび割れや轍が生じるおそれがある。
(アスファルト廃材の再生)
<投入工程>
まず、現場に移動させておいたアスファルト再生装置1のホッパ16にアスファルト廃材および添加剤ブロックを投入し、ドラム3の内部にアスファルト廃材および添加剤ブロックを装填する。添加剤ブロックの添加量は、前述した分析結果に基づいて決定される。
チルト機構2bを作動させ、ドラム3の投入口11が排出口12よりもやや高くなるようにドラム3ごとフレーム2を傾斜させる。投入口11を排出口12よりも高くすることで、ドラム3内で処理されるアスファルト廃材が自重により投入口11から排出口12に向かって移動するようにするためである。
<攪拌加熱工程>
次に、駆動ユニット6を作動させてドラム3を回転させ、アスファルト廃材および添加剤ブロックが所定の粒度となるよう、破砕処理を行う。この破砕処理と並行して、バーナ7に点火してドラム3内を170℃~200℃の温度域に加熱する。
ドラム3に投入されたアスファルト廃材および添加剤ブロックは、当初は大小様々な大きさの塊だが、ドラム3の回転に伴い羽根部材18Aにより掻き上げては落下させることを繰り返すうちに徐々に破砕(小径化)される。同時に、アスファルト廃材および添加剤ブロックの破砕体は、バーナ7により加熱され、アスファルト廃材および添加剤ブロックに含まれる石油アスファルトが軟化され粘度を増す。
ドラム3内において破砕され、加熱により粘度を増したアスファルト廃材および添加剤ブロックは、攪拌加熱を続けられながら所定の温度域、すなわち170℃~200℃の温度域に達し、かつ、所定の粒の大きさ、すなわちアスファルト舗装の骨材として用いることができる程度の粒の大きさ(中礫、粒径:4.75~19.00mm)になるまで攪拌加熱される。
この加熱処理によって、アスファルト廃材および添加剤ブロックが破砕されつつ加熱される。その結果、両方の破砕体の表層部が溶融されつつ攪拌されることで、両方の破砕体が一体に混ざり合い、均質な再生アスファルト材(再生粒)が生成される。
ドラム3内において生成された再生アスファルト材は、任意のタイミングでドラム3から排出される。このとき、チルト機構2bを駆動(伸長)させることにより、フレーム2がヒンジ部を中心に回動され、ドラム3の前端側(図1中では左側)がリフトアップされる。これによりドラム3は後端部側(蓋部材24の側)が下を向いた斜めの姿勢に変化する。この姿勢変更の際、バーナ7による加熱及び駆動ユニット6によるドラム3の回転は継続して行っていてもよい。
ドラム3の姿勢変更に伴い、ドラム3内部の再生粒は自重によりドラム3の後端部側に寄せられつつ、案内部材18B、19によりドラム3の中心側に集められる。その後、ハンドル26に対する操作によって蓋部材24を開方向に操作すると、排出口12と蓋部材24との間に隙間を確保でき、この隙間から、ドラム3の内部の再生粒が自重により自然落下する。排出された再生粒は、アスファルト舗装層を剥いだ路盤上に敷き詰められ、再生アスファルト材としてアスファルト舗装に供される。
上記の説明のように本実施の形態の再生方法によれば、既設のアスファルト舗装に用いられていたアスファルト廃材を分析し、アスファルト廃材に添加すべき添加剤の量を決定し、アスファルト廃材および添加剤を一緒に加熱攪拌することで、アスファルト廃材から、規格に適合した再生アスファルト材を容易に製造することができる。その結果、既設のアスファルト舗装に用いられていたアスファルト舗装層の廃材から、施工現場において容易に、かつ、品質規格に適合した高品位の再生アスファルト材を生成することができる。
上記の説明では、濾紙31、32に付着した有効アスファルト成分の模様から添加剤の分量を決定するにあたり汎用コンピュータを使用したが、現場ではそのような電子機器を使うことができない環境も想定される。そこで、電子機器を使わずに添加剤の分量を決定する方法について説明する。
まず、第一のテーブルに含まれる過去の事例の中から、濾紙にできた有効アスファルト成分の模様の専有面積率に応じて段階的にいくつかの代表的な事例を選出する。例えば、舗装に使用できる程度のアスファルト混合物を試料として上記の分析を行って得た事例(1)、敷設後3年程度経過後のアスファルト廃材を試料として上記の分析を行って得た事例(2)、同様に敷設後7年程度経過後のアスファルト廃材から取得した事例(3)、敷設後10年以上経過後のアスファルト廃材から取得した事例(4)を選出する。そして、それらの事例について、第二のテーブルを参照して各事例において必要とされた添加剤の分量(kg/ton)を特定する。そして、図5に示すように、各事例の濾紙のデジタル画像と、各事例において必要とされた添加剤の分量の値とを対応させた一覧表を作成する。ここで言う分量とは、アスファルト廃材1ton当たりの添加剤の添加量である。
アスファルト舗装の施工の際には、作業員は上記の一覧表を現場に持ち込んでおく。この一覧表は、紙に印刷されたものでも良く、市販の汎用コンピュータ、ディスプレイを有した携帯端末等にデジタル画像として保存したものでも良い。そして、その現場から出たアスファルト廃材から試料としてのアスファルト混合物102を取得し、そのアスファルト混合物102を試験容器30に入れて突き固め、濾紙32に有効アスファルト成分を染み込ませる。その後、試験容器30から濾紙32が取り出される。
作業員は、現場で取得した濾紙32と、上記の一覧表に含まれる各事例の濾紙の画像の外観を見比べ、現場で取得した濾紙32の模様の専有状態に最も近い事例を特定する。そして、その事例において必要とされた添加剤の分量を、その現場において得られるアスファルト廃材に添加すべき添加剤の分量として同定する。もし現場で取得した濾紙32の模様の専有状態に近い事例がなく、例えばそれが事例(2)の画像よりも黒地部分が少なく、かつ、事例(3)の画像よりも黒地部分が多く見えたならば、事例(2)の添加剤の分量(2.0kg/ton)と事例(3)の添加剤の分量(2.5kg/ton)との平均値(2.25kg/ton)を、その現場のアスファルト廃材に添加すべき添加剤の分量として同定する。
このようにすれば、施工現場が汎用コンピュータを操作できる環境でなくても、作業員に無理な負担を強いることなく簡単に、添加剤の分量を決定することができる。例えば、極寒・灼熱等の厳しい環境の施工現場であったり、開発途上国の現場であったりすれば、この点はなおのこと有利に作用する。
本発明は、アスファルト混合物の再生方法に関し、アスファルト舗装の施工現場において、既設のアスファルト舗装に用いられていたアスファルト廃材から、規格に適合した再生アスファルトを再生する際に適用可能な方法である。

Claims (2)

  1. アスファルト混合物の有効アスファルト成分の含有率の分析を行うための試験ユニットであって、
    前記試験ユニットは、
    所定の径の有底円筒形をなす試験容器と、
    前記試験容器の内径にほぼ等しい円形に裁断された少なくとも一枚の試験紙と、
    前記試験容器内に装填された前記アスファルト混合物の上に被せられた、前記少なくとも一枚の試験紙に含まれる第一の試験紙の上から前記アスファルト混合物を突き固めるための突き棒と
    を有する、試験ユニット。
  2. 前記少なくとも一枚の試験紙は、前記第一の試験紙と第二の試験紙とを含み、
    前記第二の試験紙は、前記試験容器に前記アスファルト混合物が装填される前に前記試験容器の底に敷かれ、
    前記第一の試験紙は、前記試験容器に前記アスファルト混合物が装填された後に前記アスファルト混合物の上に被せられる、請求項1に記載の試験ユニット。
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