JP2024018934A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
Description
発明者らが本開示に想到するに至った当時、冷凍室に収容される冷凍室容器に対して、蓋体を設けて冷凍食品の水分の昇華を抑制する技術があった。
しかしながら、アルミニウム製の蓋体では、熱伝導性が高いために冷凍室の冷気で冷却され易い。また、周縁部に孔を設けているが、このような孔では容器内の温度差が改善できない。よって、これらのために、容器内の中央部分の食品の着霜や、容器壁面の着霜、アルミニウム製の蓋体に着霜する恐れがあるという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、冷凍室容器内の食品の乾燥を抑制しながら、冷凍室容器内や上面カバーへの着霜を抑制することができる冷蔵庫を提供する。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
以下、図1~図13を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1-1.冷蔵庫の構成]
図1は、実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図である。
本明細書の説明において、冷蔵庫1について、前後、左右という場合には、図1の冷蔵庫1を基準にして用いる。すなわち、図1の左右が、冷蔵庫1の前後に対応するものとして説明する。また、図1の手前側が冷蔵庫1の左側に対応し、図1の奥側が冷蔵庫1の右側に対応するものとして説明する。なお、冷蔵庫1の前面を示す場合に、正面という場合もある。また、冷蔵庫1の後面を示す場合に、背面という場合もある。
断熱箱体2の最上部には冷蔵室6が設けられる。冷蔵室6の下方には、切替室7と製氷室(図示せず)が断熱壁で仕切られて左右に横並びに設けられている。切替室7と製氷室の下方には、冷凍室9が設けられる。冷凍室9の下方、すなわち、断熱箱体2の最下部には、野菜室10が設けられる。
切替室7は、室内温度を-18℃~5℃に設定され、冷凍温度帯から冷蔵温度帯に切替えることができる。
冷凍室9は、室内温度を通常、-22℃~-15℃に設定されるが、冷凍保存状態の向上のために、例えば、-30℃や-25℃の低温に設定されることもある。
野菜室10は、冷蔵室6と同等、もしくは若干高い温度設定の2℃~7℃に設定される。
また、切替室7と製氷室8との前面開口部には、引出し式の切替室扉12と、引出し式の製氷室扉(図示しない)と、が設けられ、ガスケット(不図示)でシールされる。切替室扉12を前方へ引き出すと、上面を開口した切替室容器部13が同時に引き出す構成となっている。
冷凍室9内には、上面を開口した上下に二段の上部冷凍室容器部15と下部冷凍室容器部16とを備え、上部冷凍室容器部15は下部冷凍室容器部16の上面開口周縁部に載った状態で、冷凍室扉14の前方への引出し動作に連動して、上部冷凍室容器部15と下部冷凍室容器部16とが引き出される構成となっている。
野菜室10内には上面を開口した野菜室容器部18を備え、野菜室扉17の引出し動作に連動して、野菜室容器部18が引き出される構成となっている。
冷凍室9の後方には、冷気を生成する冷却室19が設けられている。冷却室19内には、冷凍サイクルを構成する冷却器(蒸発器)20が配設されている。冷蔵室6の後方上部には、冷凍サイクルを構成する圧縮機23(図1参照)が配置されている。圧縮機23と、図示しない凝縮器と、膨張機構と、冷却器20とは、冷媒配管により接続されており、冷凍サイクルを構成している。
圧縮機23から冷媒を吐出させて冷凍サイクルを循環させることで、冷媒を所定の温度に冷却し、冷却器20と冷却室19の内部空気と熱交換させ、冷却室19の内部に冷気を発生させるように構成されている。
上側冷気吹出口25aは、上部冷凍室容器部15よりも上方に設けられている。上側冷気吹出口25aは略水平方向前方に冷気を吹き出す構成となっている。上側冷気吹出口25aは、わずかに下方にも吹き出すように構成される。上側冷気吹出口25aは、冷凍室容器30の上面カバー40の上面40aに沿う方向に冷気を吹き出す。
下側冷気吹出口25bの下方には、冷却室19に連通する冷気戻り口25cが形成されている。冷気戻り口25cは、下部冷凍室容器部16の下部背面に対応して設けられている。
図3は、実施の形態1における上部冷凍室容器部15と下部冷凍室容器部16の斜視図である。図4は、実施の形態1における上部冷凍室容器部15の平面図である。図5は、図4のV-V線断面図である。
上部冷凍室容器部15は、下部冷凍室容器部16の上面開口周縁部に載った状態で前方に引き出し可能に支持される。
各収容部34、35には、金属製の着霜板50が着脱可能に支持される。着霜板50は、冷気吹出口25a、25b側に位置する後面壁32bの内面に沿って配置される。着霜板50に冷凍室容器30の内部の湿気の着霜を誘引させて、着霜板50を着脱することにより、冷凍室容器30内の着霜を除去することができる。
前側フランジ部36は、上面開口30aの前縁に対応する位置に形成される。前側フランジ部36は、周囲壁32の前面壁32aに対して前方に突出する。前側フランジ部36は左面壁32cと右面壁32dとの間を左右方向に延びる。前側フランジ部36は、前方に進むに連れて下方に湾曲する。前側フランジ部36の下面には、凹凸状の滑止め部36aが形成されている。前側フランジ部36の下方には、利用者が指を差し込み可能である。利用者は前側フランジ部36に指を差し込み滑止め部36aに指を当てながら前方に引き出すことにより、冷凍室容器30を前側に引き出すことが可能になっている。
上面カバー40は、平面視で矩形板状に形成される。本実施の形態の上面カバー40は、上面開口34a、35aの大きさに対応して、左右方向に比べて前後方向に長い矩形板状に形成される。
開口孔41aは、上面カバー40の上面40aおよび下面40bの境界部が面取りされている。換言すれば、開口孔41aは、上端部では、上方に進むに連れて拡径し上面40aに対して滑らかに接続される。また、開口孔41aは、下端部では、下方に進むに連れて拡径し下面40bに対して滑らかに接続される。よって、上面カバー40は、開口孔41aの境界部が角張っておらず、上面カバー40の上面40aおよび下面40bの抵抗が小さくなっている。
上面カバー40には、冷凍室容器30の一対のフランジ部36、37に対応して、一対の曲げ支持部43、44が形成される。本実施の形態では、上面カバー40の前後に一対の曲げ支持部43、44が形成される。曲げ支持部43、44がそれぞれのフランジ部36、37に引っ掛かることにより、冷凍室容器30にスライド可能に支持される。したがって、簡単な構成で上面カバー40を、上面開口30aに沿わせてスライド可能に支持できる。本実施の形態では、上面カバー40は、第1収容部34を覆う位置と、第2収容部35を覆う位置と、の間をスライド可能に支持されている。
上面カバー40では、前後の曲げ支持部43、44がそれぞれのフランジ部36、37の下方に進入することにより、上面カバー40が冷凍室容器30から上方に離脱することが規制される。
また、冷凍室扉14を開放した時に、外気の湿気が入りにくく、特に後側フランジ部37と後側曲げ支持部44の間の摺動面に着霜や氷結するのを抑制し、上面カバー40の操作性を維持することができる。
後側フランジ部37には、上面カバー40のスライドを規制するストッパー38が設けられている。本実施の形態では、ストッパー38は、後側フランジ部37の左右両端に一対設けられる。左右のストッパー38は同様に構成されるため、左側のストッパー38について説明する。
以上より、おいしさDと品位Rの両立を図るには、開口率Aが20%以上、且つ、30%以下であることが望ましいことが理解される。
次に、実施の形態1における冷蔵庫1の動作について説明する。
本実施の形態においては、圧縮機23を駆動して冷凍サイクルに冷媒を循環させ、冷却器20により冷却室19の内部空気と熱交換を行うことで、冷気を発生させる。そして、送風ファン21を駆動することで、送風ファン21の運転により、冷却器20で熱交換した空気を冷蔵室6、切替室7、製氷室8、冷凍室9、そして野菜室10に送風し、送風する冷気量を調節制御して、各室を所定温度に冷却する。
また、下側冷気吹出口25bからは、冷凍室容器30の下方に向けて、矢印A2で示すように、冷気が吹き出される。
冷凍室9を冷却した冷気は、矢印A3で示すように、冷気戻り口25cから冷却室19に戻る。
このようにして、冷凍室9に冷気が送風され、冷凍室9の冷却が行われる。
上側冷気吹出口25aから吹き出された冷気は、上面カバー40の上面40aに沿って勢いよく流れることが確認される。しかしながら、上面カバー40の下面40bに沿う冷気の流れは小さいことが確認される。
よって、冷気は、冷凍室容器30の内部深くまで進入することが、ほぼない状態で上面カバー40に沿って流れるため、本実施の形態では、冷凍室容器30内の温度変動を抑え、食品の冷気による乾燥を抑制することが可能である。さらに、冷気が上面カバー40の上面40aに沿って流れ、開口孔41aから容器内部に一部の冷気が進入した場合でも、下面40b近傍で渦流が生じ、内部に入った冷気は他の開口孔41aの下面40bから上面40aに向かって上面カバー40の外部へ流出する。
従って、冷凍室容器30への食品収納時や冷凍室扉14の開放などにより、冷凍室容器30内部に湿気が入った場合でも、上記の作用による、開口孔41aでの冷気の出入りにより、湿気は冷気と一緒に上面カバー40の外部へ流れるため除湿を図ることができ、湿気が霜となって上面カバー40に着霜したとしても、上記作用による、開口孔41aでの冷気の出入りにより、上面40aや下面40bの着霜の昇華を促すことができる。よって、着霜によって上面カバー40の光の透過性が乱され難く、冷凍室容器30内の見易さが維持され易くなっている。
以上述べたように、本実施の形態においては、冷蔵庫1は、冷凍室9と、冷凍室9に冷気を吹き出す上側冷気吹出口25aと、上面開口30aが形成され冷凍室9に収容される冷凍室容器30と、冷凍室容器30の上面開口30aを覆う上面カバー40と、を備え、上側冷気吹出口25aは、上面カバー40の上面40aに沿う冷気を吹き出し、上面カバー40は、上面開口30aの開口形状に応じた開口領域部41を備え、開口領域部41には、複数の開口孔41aが一様に形成されている。
この構成により、上面カバー40に沿って流れる冷気は、粘性による渦状の対流のために、上面カバー40の開口孔41aからは冷凍室容器30の奥深くには進入し難く、上面カバー40の下面40b近傍に沿って流れ、進入した冷気は、近傍の開口孔41aの下面40bから上面40a側へ向かって流れ、容器内部の湿気も一緒に流れていく。このため、冷凍室容器30内の食品の冷気による乾燥を抑制することができると共に、冷凍室容器30内を過剰に冷却することを抑制でき、冷凍室容器30内の着霜を抑制できる。また、上面カバー40の上面40aや下面40bに着霜しても上面40aや下面40bの近傍を流れる冷気で昇華を促すことができる。したがって、冷凍室容器30内の食品の乾燥を抑制しながら、冷凍室容器30内や上面カバー40への着霜を抑制することができる。
この構成により、上面カバー40の上方に冷気を吹き出して、冷凍室9内を効率よく冷却できる。
この構成により、特に効率よく、冷凍室容器30内の温度変動を抑えて食品の乾燥を抑制しながら、冷凍室容器30内や上面カバー40への着霜を抑制することができる。
この構成により、簡単な構成で複数の開口孔41aを一様に形成することができる。
この構成により、上面カバー40をスライドさせて上面開口30aを開閉させることができる。
この構成により、簡単な構成で上面カバー40をスライドさせることができる。
この構成により、上側冷気吹出口25a側において、後側曲げ支持部44は後側フランジ部37を外側から回り込んで覆う構造となるため、上側冷気吹出口25aから吹き出された冷気が上面カバー40と冷凍室容器30との間を通って冷凍室容器30内に入るのを抑制することができる。
この構成により、吹き出し方向に設けられた一対の曲げ支持部43、44により、上面カバー40をスライド可能に支持することができる。
この構成により、上面カバー40で閉塞しても上面カバー40越しに冷凍室容器30内を確認することができる。
この構成により、着霜板50に着霜を誘引させることができる。よって、着霜板50を着脱することにより、冷凍室容器30内の着霜を除去することができる。
なお、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
この構成により、上面カバー40の上方に冷気を吹き出し易く、冷凍室9内を効率よく冷却できる。
開口孔41aが、円形、楕円形、又は、角丸長方形であることにより、開口孔41aが形成された上面カバー40の割れを抑制することができる。
この構成により、簡単な構成で複数の開口孔41aを一様に形成することができる。
この構成により、冷気吹出口25a、25bに近い領域から冷気の一部を冷凍室容器30内に入れて、冷気吹出口25a、25bに近い冷凍室容器30の背面の着霜を抑制し易くできる。
具体的には、冷凍室容器30の第1収容部34の上面カバー40が、左面壁32cと仕切部33に形成された一対のフランジ部36、37に前後方向にスライド可能に支持されてもよい。
また、1枚の上面カバー40が第1収容部34と第2収容部35の上面を覆って形成され、第2収容部35の上面にも同様の開口孔41aを形成し、左面壁32cと右面壁32dに、一対のフランジ部36、37を形成し、上面カバー40が前後にスライドする構成としてもよい。
また、上記のように1枚の上面カバー40としたが、2枚の上面カバーとし、仕切部33にも第1収容部34と第2収容部35用のフランジ部を形成し、第1収容部34と第2収容部35の上面カバー40が、それぞれ独立で前後方向にスライド動作してもよい。
この場合、冷凍室扉14の前方への引出し動作に連動して、上部冷凍室容器部15と下部冷凍室容器部16とが引き出された時に、ストッパー38を外せば、上面カバーをスライドさせて開放し、食材を出し入れ可能になる。
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
この構成により、上面カバーに沿って流れる冷気は、粘性による渦状の対流のために、上面カバーの開口孔からは冷凍室容器の奥深くには進入し難く、上面カバーの下面近傍に沿って流れ、進入した冷気は、近傍の孔から上面カバーの上面側へ抜けていく。このため、冷凍室容器内の食品の冷気による乾燥を抑制することができると共に、冷凍室容器内を過剰に冷却することを抑制でき、冷凍室容器内の着霜を抑制できる。また、上面カバーの上面や下面に着霜しても上面や下面の近傍を流れる冷気で昇華を促すことができる。したがって、冷凍室容器内の食品の乾燥を抑制しながら、冷凍室容器内や上面カバーへの着霜を抑制することができる。
この構成により、上面カバーの上方に冷気を吹き出して、冷凍室内を効率よく冷却できる。
この構成により、特に効率よく、冷凍室容器内の食品の乾燥を抑制しながら、冷凍室容器内や上面カバーへの着霜を抑制することができる。
この構成により、簡単な構成で複数の開口孔を一様に形成することができる。
この構成により、冷気吹出口に近い領域から一部の冷気を冷凍室容器内に入れ易くでき、冷気吹出口に近い容器壁面の着霜を昇華させ易くできる。よって、冷凍容器内の着霜を抑制することができる。
この構成により、上面カバーをスライドさせて上面開口を開閉させることができる。
この構成により、簡単な構成で上面カバーをスライドさせることができる。
この構成により、冷気吹出口側において、曲げ支持部は、冷凍室容器のフランジ部を外側から回り込んで覆う構造となるため、冷気吹出口から吹き出された冷気が上面カバーと冷凍室容器との間を通って冷凍室容器内に入るのを抑制することができる。
この構成により、吹き出し方向に設けられた一対の曲げ支持部により、上面カバーをスライド可能に支持することができる。
この構成により、上面カバーで閉塞しても上面カバー越しに冷凍室容器内を確認することができる。
この構成により、金属板に着霜を誘引させることができる。よって、金属板を着脱することにより、冷凍室容器内の着霜を除去することができる。
9 冷凍室
25a 上側冷気吹出口(冷気吹出口)
30 冷凍室容器
30a 上面開口
36 前側フランジ部
37 後側フランジ部
40 上面カバー
40a 上面
41 開口領域部
41a 開口孔
43 前側曲げ支持部
44 後側曲げ支持部
50 着霜板(金属板)
A 開口率
また、本開示における冷蔵庫は、冷凍室と、前記冷凍室に冷気を吹き出す冷気吹出口と、上面開口が形成され前記冷凍室に収容される冷凍室容器と、前記冷凍室容器の前記上面開口を覆う上面カバーと、を備え、前記冷気吹出口は、前記上面カバーの上面に沿う冷気を吹き出し、前記上面カバーは、前記上面開口の開口形状の大きさに応じた開口領域部を備え、前記開口領域部は、前記冷気吹出口から離間した領域と、前記冷気吹出口に近い領域と、を備え、前記冷気吹出口から離間した領域には、複数の開口孔が前後方向に一様に形成され、前記冷気吹出口に近い領域には、複数の開口孔が前後方向に一様に形成され、前記開口領域部において、前記開口領域部の全体の面積に対する前記開口孔の形成されている部分の面積の割合である開口率は、前記冷気吹出口から離間した領域よりも、前記冷気吹出口に近い領域が大きい。
Claims (11)
- 冷凍室と、前記冷凍室に冷気を吹き出す冷気吹出口と、上面開口が形成され前記冷凍室に収容される冷凍室容器と、前記冷凍室容器の前記上面開口を覆う上面カバーと、を備え、
前記冷気吹出口は、前記上面カバーの上面に沿う冷気を吹き出し、
前記上面カバーは、前記上面開口の開口形状に応じた開口領域部を備え、
前記開口領域部には、複数の開口孔が一様に形成されている
冷蔵庫。 - 前記冷気吹出口の少なくとも一部は、前記上面カバーより上方に位置する
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記開口領域部において、前記開口領域部の全体の面積に対する前記開口孔の形成されている部分の面積の割合である開口率が20%以上、且つ、30%以下である
請求項1または2に記載の冷蔵庫。 - 前記開口孔は、円形、楕円形、角丸長方形、または長方形に形成されている
請求項1または2に記載の冷蔵庫。 - 前記開口領域部において、前記開口領域部の全体の面積に対する前記開口孔の形成されている部分の面積の割合である開口率は、前記冷気吹出口から離間した領域よりも、前記冷気吹出口に近い領域が大きい
請求項1または2に記載の冷蔵庫。 - 前記上面カバーは、前記上面開口に沿って前記冷凍室容器にスライド可能に支持されている
請求項1または2に記載の冷蔵庫。 - 前記冷凍室容器には、前記上面開口を挟んで一対のフランジ部が形成され、
前記上面カバーには、前記一対のフランジ部に対応して一対の曲げ支持部が形成され、
前記曲げ支持部が、対応する前記フランジ部に引っ掛かることにより、前記上面カバーがスライド可能に支持される
請求項6に記載の冷蔵庫。 - 前記一対のフランジ部は、前記冷気吹出口からの冷気の吹き出し方向に離間して一対設けられ、
前記一対の曲げ支持部のうちの前記冷気吹出口側の曲げ支持部は、対応する前記フランジ部を外側から回り込んで前記対応するフランジ部の下方に進入する
請求項7に記載の冷蔵庫。 - 前記一対の曲げ支持部のうちの前記冷気吹出口から離間した側の曲げ支持部は、対応する前記フランジ部を外側から回り込んで前記対応するフランジ部の下方に進入する
請求項8に記載の冷蔵庫。 - 前記上面カバーの前記開口領域部は、透明材料により構成される
請求項1または2に記載の冷蔵庫。 - 樹脂で形成された前記冷凍室容器と、
前記冷凍室容器の背面に着脱可能に設けられた金属板と、を有する
請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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