JP2023019908A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】効果的に小冷蔵室の低温化および恒温化を達成できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫10は、冷蔵室12と、冷蔵室12に送風される空気が冷却器により冷却される冷却室115と、冷蔵室12の内部で区画されたチルド室20と、冷蔵室12の内部で区画され、チルド室20の下方に配設された野菜室30と、チルド室20と野菜室30とを区画する区画壁21と、を具備する。ここで、区画壁21は、冷蔵室12を冷却した空気が冷却室115に帰還する帰還風路22と、帰還風路22とチルド室20との間に配設される断熱層23と、を有する。【選択図】図5
Description
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵室の内部に小冷蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
従来から、特許文献1に記載されたような、冷蔵室の内部に収納容器が配置された冷蔵庫が知られている。ここでは、冷蔵室の最下部にチルド容器が収納されている。送風機が送風した空気は、冷蔵室の後方側に形成された送風路を経由して冷蔵室に供給される。一方、送風路に送風された空気の一部は、冷蔵室を経由せずに、チルド容器に送風され、肉等の被収容物に直接冷風が供給される。このようにすることで、チルド容器の容器内温度は、冷蔵室の庫内温度よりも低くされ、例えば0℃程度とされる。これにより、チルド容器に収納された肉等の食品を保存することができる。
しかしながら、前述した特許文献1に記載された冷蔵庫では、小冷蔵室の低温化および恒温化の観点から改善の余地があった。
具体的には、小冷蔵室は、冷却室により冷却された空気が流入することで冷却される。また、小冷蔵室を冷却した空気は、小冷蔵室の近傍を経由し、冷却室に帰還する。一方、冷蔵室全体を冷却した高温の空気が冷却室に帰還する際に、小冷蔵室の近傍を通過すると、帰還する空気により小冷蔵室が昇温されてしまう。これにより、小冷蔵室の低温化および恒温化が阻まれてしまう課題があった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効果的に小冷蔵室の低温化および恒温化を達成できる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室と、前記冷蔵室に送風される空気を冷却器により冷却する冷却室と、前記冷蔵室の内部で区画されて成る第1小冷蔵室と、前記冷蔵室の内部で区画され、前記第1小冷蔵室の下方に配設される第2小冷蔵室と、前記第1小冷蔵室と前記第2小冷蔵室とを区画する区画壁と、を具備し、前記区画壁は、前記冷蔵室を冷却した空気が前記冷却室に帰還する帰還風路と、前記帰還風路と前記第1小冷蔵室との間に配設される断熱層と、を有することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記帰還風路は、上下方向に沿って伸びる縦風路と、水平方向に沿って伸びる横風路と、を有し、前記縦風路は、上端が前記冷蔵室に露出し、且つ下端が前記横風路に接続され、前記縦風路と前記横風路とが接続する接続部の角部は、湾曲面を呈していることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記帰還風路は、前記断熱層と板部材との間隙として形成され、前記断熱層の主面から突出する凸状部は、前記板部材に当接し、前記凸状部は、断面が略舟形を呈することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記第1小冷蔵室はチルド室であり、前記第2小冷蔵室は野菜室であり、前記帰還風路を通過した前記空気は、前記野菜室に送風され、前記チルド室を冷却した前記空気は前記冷却室に帰還することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記第1小冷蔵室はチルド室であり、前記第2小冷蔵室は野菜室であり、前記野菜室の内部に配置される野菜室収納容器と、を更に具備し、前記断熱層は、前記チルド室と前記野菜室との間に配置され、前記帰還風路の後端は、前記野菜室収納容器の後端よりも後方側に配置されることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室と、前記冷蔵室に送風される空気を冷却器により冷却する冷却室と、前記冷蔵室の内部で区画されて成る第1小冷蔵室と、前記冷蔵室の内部で区画され、前記第1小冷蔵室の下方に配設される第2小冷蔵室と、前記第1小冷蔵室と前記第2小冷蔵室とを区画する区画壁と、を具備し、前記区画壁は、前記冷蔵室を冷却した空気が前記冷却室に帰還する帰還風路と、前記帰還風路と前記第1小冷蔵室との間に配設される断熱層と、を有することを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、効果的に第1小冷蔵室の低温化および恒温化を達成できる。具体的には、冷蔵室を冷却した空気が帰還する帰還風路と第1小冷蔵室との間に、断熱層を設けることで、帰還風路を通過する帰還空気により第1小冷蔵室の庫内温度が昇温してしまうことが抑制される。
また、本発明の冷蔵庫では、前記帰還風路は、上下方向に沿って伸びる縦風路と、水平方向に沿って伸びる横風路と、を有し、前記縦風路は、上端が前記冷蔵室に露出し、且つ下端が前記横風路に接続され、前記縦風路と前記横風路とが接続する接続部の角部は、湾曲面を呈していることを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、帰還風路の縦風路と横風路とが接続する接続部の角部を、湾曲面とすることにより、帰還風路の内部における風路抵抗を下げることができる。よって、良好に空気を循環させ、冷蔵室を効率的に冷却することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記帰還風路は、前記断熱層と板部材との間隙として形成され、前記断熱層の主面から突出する凸状部は、前記板部材に当接し、前記凸状部は、断面が略舟形を呈することを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、帰還風路に形成される凸状部を舟形状にすることで、凸状部により空気の流れが妨げられることを抑止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記第1小冷蔵室はチルド室であり、前記第2小冷蔵室は野菜室であり、前記帰還風路を通過した前記空気は、前記野菜室に送風され、前記チルド室を冷却した前記空気は前記冷却室に帰還することを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、冷蔵室を冷却した比較的高温の空気を野菜室に送風することで、野菜室を適温に保つことができる。一方、チルド室を冷却した空気は、冷蔵室とは別途に野菜室に送風されることで、野菜室が過度に冷却されることを抑止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記第1小冷蔵室はチルド室であり、前記第2小冷蔵室は野菜室であり、前記野菜室の内部に配置される野菜室収納容器と、を更に具備し、前記断熱層は、前記チルド室と前記野菜室との間に配置され、前記帰還風路の後端は、前記野菜室収納容器の後端よりも後方側に配置されることを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、帰還風路の後端が、野菜室収納容器の後端よりも後方側に配置されることで、野菜室収納容器の内部に冷蔵庫からの空気が直に流入することを抑制し、野菜室収納容器の内部が過度に冷却されることを抑制できる。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。本実施形態の説明では、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、上下前後左右の各方向を用いて説明するが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右である。
図1は、冷蔵庫10の側方断面図である。
冷蔵庫10の本体部を構成する断熱箱体11は、外箱111と、内箱112と、断熱材113と、を有する。外箱111は、所定形状に曲折加工された鋼板からなる。内箱112は、外箱111と離間した内側に配置された合成樹脂板から成る。断熱材113は、外箱111と内箱112との間に充填された発泡ウレタン樹脂等から成る。
断熱箱体11の内部の貯蔵室は、上方から、冷蔵室12および冷凍室13に区画されている。冷蔵室12と冷凍室13とは、断熱箱体11と同様の断熱構造を備えた断熱壁17で区画されている。また、冷蔵室12の前面開口は断熱扉18で閉鎖され、冷凍室13の前面開口は断熱扉19で閉鎖されている。冷蔵室12の庫内温度は例えば2℃以上5℃以下であり、冷凍室13の庫内温度は例えば-20℃以上-18℃以下である。更に、冷蔵室12の内部には区画棚16が配置されている。
チルド室20は、冷蔵室12の内部で区画された第1小冷蔵室である。チルド室20は、冷蔵室12の他の領域よりも低温に冷却され、例えば、-4℃以上-2℃以下にその庫内が冷却される。チルド室20は、貯蔵容器29の内部に形成されている。貯蔵容器29は、上面が開口した略直方体形状の合成樹脂製容器であり、前後方向に引き出し可能とされている。また、チルド室20は、空気導入部41と貯蔵部42とを有している。空気導入部41は、送風路118および吹出口37を介して空気が送風される領域であり、貯蔵部42は肉などの被貯蔵物が収納される領域である。
野菜室30は、冷蔵室12の内部で区画された第2小冷蔵室であり、チルド室20の下方に形成されている。野菜室30は、野菜室収納容器である貯蔵容器33の内部に形成されている。貯蔵容器33は、上面が開口した略直方体形状の合成樹脂製容器であり、前後方向に引き出し可能とされている。貯蔵容器33の上面開口は区画壁21により覆われている。野菜室30の内部は、例えば3℃以上7℃以下に冷却されている。
冷凍室13の奥側には、冷却室115が形成されている。冷却室115の内部には、冷却器である蒸発器116が配設されている。また、冷蔵庫10の下端側後方には機械室14が区画形成され、機械室14には圧縮機15が配置されている。蒸発器116および圧縮機15は、ここでは図示しない凝縮器および膨張手段と共に、蒸気圧縮冷凍サイクルを形成している。蒸気圧縮冷凍サイクルを運転することで、蒸発器116により冷却室115の内部の空気を冷却し、この空気を各貯蔵室に送風することで、各貯蔵室の庫内温度が所定の冷却温度帯域となる。
冷却室115の内部において、蒸発器116の上方側には送風機39が配置されている。送風機39は、軸流送風機または遠心送風機であり、蒸発器116が冷却した蒸発器116の内部の空気を、冷蔵室12および冷凍室13に向けて送風する。
蒸発器116の内部であって、蒸発器116の下方には、除霜ヒータ117が配置される。蒸気圧縮冷凍サイクルの運転に伴い、蒸発器116の表面に厚い着霜が生じる。このようになると、図示しない制御手段は、圧縮機15を停止して冷却室115を閉鎖し、除霜ヒータ117を通電して加熱することで、霜を溶融除去する除霜運転を行う。また、ここでは図示しないが、送風機39の近傍には、風路を適宜閉鎖するための遮蔽装置が配設されている。
冷却室115から上方に向かって送風路118が形成されている。送風路118の上方部分には、空気を冷蔵室12に吹き出すための開口である吹出口32が形成されている。
送風路118には、ダンパ31が介装されている。ダンパ31は、冷蔵室12に繋がる送風路118およびチルド室20に繋がる送風路118を個別に開閉することができるマルチダンパである。
冷蔵庫10における冷却動作を説明する。先ず、ここでは図示しない演算制御部の指示に基づいて、冷凍サイクルの圧縮機15が運転されることで、蒸発器116により冷却室115の内部の空気が冷却される。冷却された空気は、送風機39が冷却室115の内部の空気を送風することにより、送風路118および吹出口32を経由し、冷蔵室12に送風される。また、冷却された空気の一部は、送風路118および吹出口37を経由し、チルド室20に供給される。更に、冷却された空気の一部は、冷凍室13にも供給される。
冷蔵室12を冷却した空気は、野菜室30を経由し、冷却室115に帰還する。また、チルド室20および冷凍室13を冷却した空気も、冷却室115に帰還する。
図2Aは箱状収納部43を示す斜視図であり、図2Bは箱状収納部43を構成する各側面部を示す斜視図である。ここで、箱状収納部43は、図1に示したチルド室20の内部に配置され、チルド室20の庫内を冷蔵室12の他領域から断熱する部材である。
図2Aを参照して、箱状収納部43の、上側面、左右側面および後側面に、後述する略板状の発泡樹脂等から成る断熱材が配置される。
図2Bを参照して、前述した箱状収納部43には、発泡樹脂等の断熱材から成る左壁部431、右壁部432、上面部433および後面部434が内蔵される。左壁部431は、箱状収納部43の左方側面に内蔵される。右壁部432は、箱状収納部43の右方側面に内蔵される。上面部433は、箱状収納部43の上方面に内蔵される。後面部434は、箱状収納部43の後方側面に収納される。具体的には、箱状収納部43を射出成形する際に、左壁部431、右壁部432、上面部433および後面部434がインサート成形される。また、上面部433は、図1を参照して、空気導入部41の上方側に配置される。
このように、箱状収納部43の内部に、左壁部431、右壁部432、上面部433および後面部434を配置することで、前述した貯蔵部42の断熱効果を向上することができる。
ここで、図2Bを参照して、箱状収納部43の一部分を、冷蔵庫10の他の部位で代替することもできる。具体的には、箱状収納部43の後面部434を、ここでは図示しないマルチダクトカバーにより構成することができる。更に、箱状収納部43の右壁部432を、ここでは図示しない内箱112により構成することもできる。
図3Aはチルド室20を前方右側から見た斜視図であり、図3Bはチルド室20を前方左側から見た斜視図である。図3Aおよび図3Bでは、空気の経路を破線の矢印で示している。
図3Aに示すように、箱状収納部43の天井面の左端側には送風口44が形成されている。送風口44は、図1に示した空気導入部41と貯蔵部42とを連通する貫通孔である。また、図3Bに示すように、箱状収納部43の天井面の右端側にも送風口44が形成されている。箱状収納部43の天井面の右方側および左方側に、送風口44を形成することで、図1に示した空気導入部41から貯蔵部42に対して、より多くの空気を送風することができる。
図4Aは、区画壁21を前側上方から見た斜視図である。図4Bは、区画壁21を前側下方から見た斜視図である。区画壁21は、図1に示したように、チルド室20と野菜室30とを上下に仕切る壁状の部材である。
図4Aに示すように、上面開口35は、区画壁21の上面に形成された開口である。上面開口35は略矩形に形成された開口であり、前後方向において区画壁21の中間部に形成されている。上面開口35は左右方向に沿って複数が形成されている。後述するように、上面開口35は、冷蔵室12からの帰還空気が取り込まれる開口である。
前面部34は、区画壁21の前面部分を構成しており、平坦面を呈している。
透明板40は、区画壁21の前方部分に嵌め込まれたガラス板等からなる。透明板40を備えることで、図1を参照して、断熱扉18を開状態とした際に、ユーザは、区画壁21の前方部分を介して、野菜室30に貯蔵された野菜などの貯蔵物を視認することができる。即ち、ユーザは、野菜室30を手前に引き出さなくとも、野菜室30の内部を視認できる。
ここで、図3Aを参照して、チルド室20の後側面部分を、ここでは図示しないマルチダクトカバーにより構成することができる。更に、チルド室20の右側面部分を、ここでは図示しない内箱112により構成することもできる。
図4Bに示すように、下面開口36は、区画壁21の下面の後方部分を開口させた部位である。下面開口36は、区画壁21の後端部に配置されている。また、下面開口36は、左右方向に沿って複数が形成されている。後述するように、下面開口36は、野菜室30に対して空気が噴き出される部位である。
図5は、チルド室20およびその近傍を示す側方断面図である。
区画壁21の後方部分は、冷蔵室12を冷却した空気が冷却室115に帰還する帰還風路22と、帰還風路22とチルド室20との間に配設される断熱層23と、を有する。
帰還風路22は、上下方向に沿って伸びる縦風路24と、横方向に沿って伸びる横風路25と、を有する。縦風路24は、その上端が冷蔵室12に露出し、且つ、その下端が横風路25に接続される。縦風路24は、チルド室20の前端側の下方に形成されている。また、縦風路24の上端が、図4Aに示した上面開口35である。横風路25は、断熱層23の下方に形成された空洞であり、区画壁21の後端まで連続している。帰還風路22の後端が、図4Bに示した下面開口36である。また、下面開口36は、貯蔵容器33の後面よりも後方側に形成されている。
縦風路24の下端部と、横風路25の前端部とが接続する接続部の角部26は、湾曲面を呈している。このようにすることで、冷蔵室12から野菜室30に送風される空気が、縦風路24から横風路25に流動する際に、湾曲面である角部26により良好にガイドされる。
断熱層23は、例えば、発泡ウレタン樹脂等から成り、断熱層23の上方部分を形成している。換言すると、断熱層23は、帰還風路22とチルド室20との間に配置され、帰還風路22とチルド室20との熱交換を抑制している。更には、断熱層23は、チルド室20と野菜室30との間に配置され、チルド室20と野菜室30との熱交換も抑制している。
区画壁21の後方側には、チルド室20を冷却した空気が冷却室115に帰還するためのチルド室帰還風路38が形成されている。チルド室20を冷却した空気は、チルド室帰還風路38を経由した後に、野菜室30に送風される。
本実施形態の冷蔵庫10では、送風路118を経由して冷蔵室12に送風された空気は、野菜室30を経由した後に、前述した冷却室115に帰還する。具体的には、冷蔵室12を冷却した空気は、区画壁21の内部に形成された帰還風路22を経由し、野菜室30に導入され、野菜室30を冷却した空気は、前述した冷却室115に帰還する。
ここで、帰還風路22の内部を流通する空気の温度は、例えば4℃程度とされる。一方、帰還風路22の直上に配置されるチルド室20の庫内温度は、例えば-3℃である。よって、帰還風路22の内部を流通する帰還空気により、チルド室20が不用意に昇温され、チルド室20に貯蔵された肉などの被貯蔵物の鮮度が落ちてしまう恐れがある。
本実施形態では、帰還風路22とチルド室20との間に断熱層23を配置している。よって、帰還風路22の内部を流通する高温の帰還空気と、チルド室20の低温の庫内空気とが不用意に熱交換することを規制し、チルド室20の庫内温度が上昇することを抑制できる。
また、区画壁21から野菜室30に空気が吹き出される送風口である下面開口36は、貯蔵容器33の後端部よりも後方側に形成されている。よって、下面開口36から野菜室30に吹き出された空気は、貯蔵容器33の内部に直接的に導入されることはなく、貯蔵容器33を周囲から冷却する。よって、貯蔵容器33の内部に貯蔵された野菜等を好適に貯蔵することができる。
図6Aおよび図6Bを参照して、区画壁21の構成を更に詳述する。図6Aは、区画壁21下方から見た分解斜視図であり、図6Bは下方板部材272を上方から見た斜視図である。
区画壁21は、上方板部材271と、断熱層23と、下方板部材272と、を有する。換言すると、区画壁21は、断熱層23を、上方板部材271および下方板部材272により挟み込んだ構成である。
上方板部材271は、合成樹脂板から成り、断熱層23を上方からカバーしている。
断熱層23は、発泡ウレタン樹脂等からなる略板状の部材である。断熱層23の下面には、凸状部28が形成されている。凸状部28は、断熱層23の下面において、行列状に複数個が形成されている。
下方板部材272は、合成樹脂板から成り、断熱層23を下方からカバーしている。図5に示した帰還風路22は、断熱層23と下方板部材272との間隙として形成される。
凸状部28の下面が、下方板部材272の上面に当接することで、断熱層23の下面と下方板部材272の上面に形成される帰還風路22の厚さが決定されている。
また、凸状部28の断面形状は、帰還風路22の内部における空気の流れに沿う略舟形を呈する。ここで、舟形とは、長手方向の前と後ろが舟の舳先のように細く立ち上がった形状をいう。凸状部28が略舟形を呈することで、凸状部28により空気の流れが妨げられることを抑止できる。更に、凸状部28が略舟形を呈することで、横風路25を流通する空気を整流することもできる。
以上が、本実施形態にかかる冷蔵庫10の説明である。本実施形態によれば、以下に記載する主要な効果を奏することができる。
具体的には、図5を参照して、冷蔵室12を冷却した空気が帰還する帰還風路22とチルド室20との間に、断熱層23を設けることで、帰還風路22を通過する帰還空気によりチルド室20の庫内温度が昇温してしまうことが抑制される。よって、チルド室20に貯蔵される魚や肉の鮮度を、例えば10日間以上に渡って保持することができる。また、チルド室20の下方において仕切板が不要になることから、冷蔵庫10の全体構成を簡素化できる。
更に、図5を参照して、帰還風路22の縦風路24と横風路25とが接続する接続部の角部26を、湾曲面とすることにより、帰還風路22の内部における風路抵抗を下げることができる。よって、良好に空気を循環させ、野菜室30を効率的に冷却することができる。
更に、図6を参照して、帰還風路22に形成される凸状部28を舟形状にすることで、凸状部28により空気の流れが妨げられることを抑止できる。
更に、図5を参照して、冷蔵室12を冷却した比較的高温の空気を野菜室30に送風することで、野菜室30を適温に保つことができる。一方、チルド室20を冷却した空気は別途に野菜室30に送風されることで、野菜室30が過度に冷却されることを抑止できる。
更に、図5を参照して、帰還風路22の後端が、貯蔵容器33の後端よりも後方側に配置されることで、貯蔵容器33の内部に冷蔵庫10からの空気が直に流入することを抑制し、貯蔵容器33の内部が過度に冷却されることを抑制できる。
本発明は、前述実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
111 外箱
112 内箱
113 断熱材
115 冷却室
116 蒸発器
117 除霜ヒータ
118 送風路
12 冷蔵室
13 冷凍室
14 機械室
15 圧縮機
16 区画棚
17 断熱壁
18 断熱扉
19 断熱扉
20 チルド室
21 区画壁
22 帰還風路
23 断熱層
24 縦風路
25 横風路
26 角部
271 上方板部材
272 下方板部材
28 凸状部
29 貯蔵容器
30 野菜室
31 ダンパ
32 吹出口
33 貯蔵容器
34 前面部
35 上面開口
36 下面開口
37 吹出口
38 チルド室帰還風路
39 送風機
40 透明板
41 空気導入部
42 貯蔵部
43 箱状収納部
431 左壁部
432 右壁部
433 上面部
434 後面部
44 送風口
11 断熱箱体
111 外箱
112 内箱
113 断熱材
115 冷却室
116 蒸発器
117 除霜ヒータ
118 送風路
12 冷蔵室
13 冷凍室
14 機械室
15 圧縮機
16 区画棚
17 断熱壁
18 断熱扉
19 断熱扉
20 チルド室
21 区画壁
22 帰還風路
23 断熱層
24 縦風路
25 横風路
26 角部
271 上方板部材
272 下方板部材
28 凸状部
29 貯蔵容器
30 野菜室
31 ダンパ
32 吹出口
33 貯蔵容器
34 前面部
35 上面開口
36 下面開口
37 吹出口
38 チルド室帰還風路
39 送風機
40 透明板
41 空気導入部
42 貯蔵部
43 箱状収納部
431 左壁部
432 右壁部
433 上面部
434 後面部
44 送風口
Claims (5)
- 冷蔵室と、
前記冷蔵室に送風される空気を冷却器により冷却する冷却室と、
前記冷蔵室の内部で区画されて成る第1小冷蔵室と、
前記冷蔵室の内部で区画され、前記第1小冷蔵室の下方に配設される第2小冷蔵室と、
前記第1小冷蔵室と前記第2小冷蔵室とを区画する区画壁と、を具備し、
前記区画壁は、前記冷蔵室を冷却した空気が前記冷却室に帰還する帰還風路と、前記帰還風路と前記第1小冷蔵室との間に配設される断熱層と、を有することを特徴とする冷蔵庫。 - 前記帰還風路は、上下方向に沿って伸びる縦風路と、水平方向に沿って伸びる横風路と、を有し、
前記縦風路は、上端が前記冷蔵室に露出し、且つ下端が前記横風路に接続され、
前記縦風路と前記横風路とが接続する接続部の角部は、湾曲面を呈していることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記帰還風路は、前記断熱層と板部材との間隙として形成され、
前記断熱層の主面から突出する凸状部は、前記板部材に当接し、
前記凸状部は、断面が略舟形を呈することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。 - 前記第1小冷蔵室はチルド室であり、
前記第2小冷蔵室は野菜室であり、
前記帰還風路を通過した前記空気は、前記野菜室に送風され、
前記チルド室を冷却した前記空気は前記冷却室に帰還することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の冷蔵庫。 - 前記第1小冷蔵室はチルド室であり、
前記第2小冷蔵室は野菜室であり、
前記野菜室の内部に配置される野菜室収納容器と、を更に具備し、
前記断熱層は、前記チルド室と前記野菜室との間に配置され、
前記帰還風路の後端は、前記野菜室収納容器の後端よりも後方側に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の冷蔵庫。
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