JP2023095342A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納容器に収納された食品の鮮度を長期に渡り保持ことができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫10は、冷気を冷却する冷却器であるが収納される冷却室115と、冷却室115から貯蔵室に送風される冷気が流通する送風路118と、貯蔵室の内部に配置される収納容器25と、冷気が収納容器25の内部に導入される導入口34と、を具備する。収納容器25の内部において、導入口34に対向する位置に風路カバー35を配置する。【選択図】図8A

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、貯蔵室に収納された容器に対して冷気を送風する冷蔵庫に関する。
従来から、特許文献1に記載されたような、冷蔵室の内部に収納容器が配置された冷蔵庫が知られる。ここでは、冷蔵室の最下部にチルド容器が収納される。送風機が送風した冷気は、冷蔵室の後方側に形成された送風路を経由して冷蔵室に供給される。送風路に送風された冷気の一部は、冷蔵室を経由せずに、チルド容器に直接的に送風される。このようにすることで、チルド容器の容器内温度は、冷蔵室の庫内温度よりも低くされ、例えば0℃程度とされる。このようにすることで、チルド容器に収納された肉等の食品を、鮮度を保持したまま保存することができる。
特開2018-44687号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載された冷蔵庫においては、チルド容器に収納された食品の鮮度を維持する観点から改善の余地があった。
具体的には、チルド容器に収納された食品の鮮度を長期間に渡り保持するためには、チルド容器の室内温度を、容器内の食品が完全に凍結しない-3℃程度の低温に保つのが好ましい。しかしながら、チルド容器の室内温度を低温にするべく、-15℃程度の冷気をチルド容器に導入すると、導入された冷気が食品に直接的に吹き付けられてしまい、食品が凍結してしまい鮮度を維持することが難しい課題があった。
かかる課題の対処として、チルド容器を天面側から冷却することが考えられる。しかしながら、視認性を確保するためにチルド容器の天面がガラスなどの透明部材から成る場合、天面側に風路を形成することが難しい課題が生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納容器に収納された食品の鮮度を長期に渡り保持ことができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、冷気を冷却する冷却器が収納される冷却室と、前記冷却室から貯蔵室に送風される前記冷気が流通する送風路と、前記貯蔵室の内部に配置される収納容器と、前記冷気が前記収納容器の内部に導入される導入口と、を具備し、前記収納容器の内部において、前記導入口に対向する位置に風路カバーを配置することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、断熱部材を更に具備し、前記断熱部材は、前記風路カバーと前記導入口との間に配置され、且つ、前記風路カバーよりも断熱性が優れた材料から成ることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱部材は、側方傾斜面を有し、前記側方傾斜面は、前記断熱部材の前記導入口に対向する面を、側方に向かうにつれて前記導入口から離れる方向に傾斜させた部位であることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱部材は、下方傾斜面を有し、前記下方傾斜面は、前記断熱部材の前記導入口に対向する面を、下方に向かうにつれて前記導入口から離れる方向に傾斜させた部位であることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記収納容器の底面には、金属板が載置され、前記収納容器に導入された前記冷気の一部は、前記金属板に吹き付けられることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、冷気を冷却する冷却器が収納される冷却室と、前記冷却室から貯蔵室に送風される前記冷気が流通する送風路と、前記貯蔵室の内部に配置される収納容器と、前記冷気が前記収納容器の内部に導入される導入口と、を具備し、前記収納容器の内部において、前記導入口に対向する位置に風路カバーを配置することを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、チルド室等を形成する収納容器に収納された食品の鮮度を長期に渡り保持ことができる。具体的には、風路カバーが、収納容器の内部において導入口に対向する位置に配設されることで、導入口から収納容器の室内に直接的に冷気が吹き込むことが抑制される。よって、収納容器に貯蔵された肉等の食品に、冷気が直接的に吹き付けられることがなく、食品が乾燥することを抑止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、断熱部材を更に具備し、前記断熱部材は、前記風路カバーと前記導入口との間に配置され、且つ、前記風路カバーよりも断熱性が優れた材料から成ることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、断熱部材が風路カバーと導入口との間に配置されることで、冷気が風路カバーに直接的に当たることが抑制され、風路カバーの前面に曇りが発生することを抑制できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱部材は、側方傾斜面を有し、前記側方傾斜面は、前記断熱部材の前記導入口に対向する面を、側方に向かうにつれて前記導入口から離れる方向に傾斜させた部位であることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、断熱部材の側方端部が傾斜面であることにより、導入口から導入される冷気を、側方に向かって流動させることができる。よって、収納容器の側方端部まで均一に冷却することができ、且つ、収納物に直接的に冷気が吹き付けられることを抑制できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記断熱部材は、下方傾斜面を有し、前記下方傾斜面は、前記断熱部材の前記導入口に対向する面を、下方に向かうにつれて前記導入口から離れる方向に傾斜させた部位であることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、断熱部材の下方端部が傾斜面であることにより、導入口から導入される冷気を、下方に向かって流動させることができる。よって、収納容器の下方端部まで均一に冷却することができ、且つ、収納物に直接的に冷気が吹き付けられることを抑制できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記収納容器の底面には、金属板が載置され、前記収納容器に導入された前記冷気の一部は、前記金属板に吹き付けられることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、収納容器の底面に配置された金属板に冷気を吹き付けることができ、金属板を介して被貯蔵物を冷却することで、被貯蔵物を更に効果的に冷却できる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の、断熱扉を開けた状態の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成および風路構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の、冷蔵室の内部構成を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路カバー等を前方から見た場合の斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路カバー等を後方から見た場合の斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫において、吹出口から収納容器に吹き出される冷気の流れを示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫において、断熱部材に沿う冷気の流れを示す上方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫において、風路カバーから吹き出される冷気の流れを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫において、収納容器の内部における冷気の流れを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。本実施形態の説明では、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、上下前後左右の各方向を用いて説明するが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右である。
図1は、冷蔵庫10を、前方左側から見た斜視図である。冷蔵庫10は、断熱箱体11と、断熱箱体11の内部に形成された貯蔵室とを有している。貯蔵室として、上方側から、冷蔵室12および冷凍室13を有している。冷蔵室12の前方開口は、回転式の断熱扉18および断熱扉19で閉鎖される。冷凍室13の前面開口は、断熱扉20および断熱扉21で閉鎖される。断熱扉18、断熱扉19、断熱扉20および断熱扉21は、回転式の扉であり、左右方向外側端部を回転中心として回転することができる。
図2は、断熱扉18、断熱扉19、断熱扉20および断熱扉21が開放状態となっている冷蔵庫10を示す正面図である。
冷蔵室12の下部には、収納容器25および収納容器26が配置される。収納容器25および収納容器26は、合成樹脂から成る略箱状の容器であり、前後方向に引出自在に設置される。収納容器25は、その内部が-3℃程度の温度帯に冷却されるチルド容器である。収納容器26は、その内部が2℃程度に冷却され、野菜等を低温で保存する容器である。収納容器25および収納容器26以外の部分の冷蔵室12の庫内温度は、例えば、3℃ないし5℃の冷蔵温度帯域である。収納容器26の左方側には、製氷機に供給される水を貯留する給水タンク24が配設される。断熱扉18および断熱扉19の内部側面には、飲料や調味料等を保管するための収納ポケット17が配置される。
冷凍室13には、複数の収納容器32が収納される。ここでは、行列状に6個の収納容器32が配置される。個々の収納容器32は、前後方向に沿って引出自在とされる。冷凍室13の庫内温度は、例えば、-20℃ないし-18℃の冷凍温度帯域である。冷凍室13の内部には、図示しない自動製氷機が配設される。自動製氷機は、前述した給水タンク24から供給される水を凍結させることで氷を製造する。
図3の側方断面図を参照して、冷蔵庫10の断面構成を説明する。図3では、冷蔵庫10の内部に於ける冷気の流れを点線の矢印で示している。
断熱箱体11は、所定形状に曲折加工された鋼板からなる外箱111と、外箱111と離間した内側に配置された合成樹脂板から成る内箱112と、外箱111と内箱112との間に充填された断熱材113とから構成される。
断熱箱体11の内部の貯蔵室は、前述したように、上方から冷蔵室12および冷凍室13に区画される。冷蔵室12と冷凍室13とは、断熱壁27で区画される。
冷蔵室12の内部は、複数の収納棚15により上下方向に区画される。冷蔵室12の最下部に配置された収納容器26の上方には収納棚152が配置される。収納棚152の上方には収納容器25が配置されており、収納容器25の上方開口は収納棚151で覆われる。前述したように、収納容器26の内部が野菜室として機能し、収納容器25の内部がチルド室として機能する。
収納容器25の内部の上面を被覆する収納棚151は、例えばガラス板である透明板材から成る。収納棚151が透明板材から成ることで、ユーザは、収納容器25を前方に引き出さなくとも、収納棚151を透過して、収納容器25に収納された食品を視認することができる。
冷凍室13の奥側には、冷却室115が形成されており、冷凍室13と冷却室115とは仕切壁28で区画される。冷却室115の内部には、冷却器である蒸発器116が配設される。冷蔵庫10の下端側後方には機械室14が区画形成され、機械室14には圧縮機22が配置される。蒸発器116および圧縮機22は、ここでは図示しない凝縮器および膨張手段と共に、蒸気圧縮冷凍サイクルを形成している。蒸気圧縮冷凍サイクルを運転することで蒸発器116により冷却室115の内部の冷気を冷却し、この冷気を各貯蔵室に送風することで、各貯蔵室の庫内温度を、所定の冷却温度帯域とする。
冷却室115の内部において、蒸発器116の上方側には送風機29が配置される。送風機29は、軸流送風機または遠心送風機であり、蒸発器116が冷却した蒸発器116の内部の冷気を、冷蔵室12および冷凍室13に向けて送風する。
蒸発器116の内部であって、蒸発器116の下方には、除霜ヒータ117が配置される。蒸気圧縮冷凍サイクルの運転に伴い、蒸発器116の表面に厚い着霜が生じる。このようになると、図示しない制御手段は、圧縮機22を停止し、除霜ヒータ117を通電して加熱することで、霜を溶融除去する除霜運転を行う。
冷却室115から上方に向かって送風路118が形成される。送風路118には、冷気を冷蔵室12に吹き出すための開口である吹出口23が形成される。吹出口23からは前方に向かって冷気が吹き出される。送風路118には風路ダンパー31が介装されており、係る構成は図4Aを参照して後述する。
収納容器25には、後述するように、送風路118とは別に形成された風路から、冷気が直接的に送りこまれる。これにより、収納容器25の室内はチルド温度帯域に冷却される。係る構成は、図8A等を参照して後述する。
吹出口33から吹き出された冷気の一部は、導入口34を介して収納容器25に導入されず、収納容器25と収納棚152との間を前方に進行した後に、下方に流動する。また、導入口34から収納容器25の内部に吹き出された冷気は、収納容器25の内部を冷却した後に、収納容器25の前端に形成された開口から前方に向かって吹き出され、その後に下方に向かって流動する。
収納容器26は、半密閉型の収納容器である。即ち、収納容器26には、積極的に冷気の導入または排出を行うための開口が形成されていない。また、上記したように、吹出口33から吹き出された冷気の一部は、冷蔵室12の内部を下方に向かって流動し、収納容器26を外側から包み込む。これにより、収納容器26の容器内温度は、冷蔵室12の代表的な庫内温度よりも低い冷蔵温度帯域に維持される。
送風機29で送風された冷気の一部は、仕切壁28に形成した開口である送風口41を介して、冷凍室13に送風される。冷凍室13に配置された各容器の内部を冷却した冷気は、帰還口42から冷却室115に帰還する。これにより、冷凍室13は所定の冷凍温度帯域に冷却される。
図4Aは送風路118等の構成を示す正面図であり、図4Bは冷蔵庫10の冷蔵室12を送風路118等と共に示す正面図である。
図4Aおよび図4Bを参照して、送風路118の側方部および上端部を開口することで、吹出口16が形成される。断熱扉18を通過する冷気は、吹出口16から冷蔵室12の内部に吹き出される。
送風路118の下方部分には、風路ダンパー31が取り付けられる。図示しない冷蔵室12の温度センサで庫内温度を検知し、風路ダンパー31の開閉を行うことにより、冷蔵室12の温度を、所定の冷蔵温度帯域に冷却している。
送風路119は、送風路118の中間部から右側上方に向かって分岐する風路である。送風路119の下部には、風路ダンパー30が取り付けられる。収納容器25の室内温度を検知する温度センサが送風路119に取り付けられる。係る温度センサが検知する検知温度に基づいて、風路ダンパー30を開閉することにより、収納容器25の室内温度を所定のチルド温度帯域としている。
図4Bを参照して、送風路119の上端に、吹出口33および導入口34が形成されている。送風路119を経由して上方に向かって送風された冷気は、吹出口33および導入口34を経由して、収納容器25に直接的に送風される。吹出口33および導入口34の構成等は、図5等を参照して後述する。
送風路118の中間部には吹出口40が形成されている。吹出口40は、収納棚151の上方において、送風路118を上昇した冷気が冷蔵室12に吹き出される開口である。冷蔵室12を開状態とした際に、収納棚151の表面に結露が付着する場合がある。このような場合であっても、吹出口40から送風される冷気が、収納棚151の上面を流れることで、収納棚151の表面に付着した結露を解消することができる。
図5は、冷蔵室12の内部において、吹出口33および導入口34が配設された部分を示す側方断面図である。
吹出口33は、断熱箱体11に形成され、送風路119を流通する冷気を収納容器25に送風するための開口である。吹出口33は、前方から見て略矩形状を呈しており、その前端にはリブ39が配設される。リブ39は、略水平に伸びる板状部材であり、上下方向に沿って複数が略等間隔に配設される。
導入口34は、収納容器25の後側面を略矩形に開口することで形成される。導入口34は、吹出口33よりも大きく形成される。具体的には、上下方向および左右方向において、導入口34は吹出口33よりも長く形成される。即ち、収納容器25が冷蔵室12の内部に収納された状態において、導入口34の上端は吹出口33の上端よりも上方側に配置され、導入口34の下端は吹出口33の下端よりも下方側に配置され、導入口34の左端は吹出口33の左端よりも左方側に配置され、導入口34の右端は吹出口33の右端よりも右方側に配置される。
このことから、吹出口33から吹き出される冷気の大部分を、導入口34を経由して収納容器25の室内に導入し、収納容器25の室内を効果的に冷却することができる。
導入口34には、前方側から風路カバー35が組み付けられ、後方側から後面部材38が組み付けられる。
風路カバー35は、収納容器25の内部において、導入口34に対向する位置に配置される。風路カバー35は、略蓋状に形成された合成樹脂板から成る。風路カバー35の具体的な構成等は、図6および図7を参照して後述する。
後面部材38は、収納容器25の導入口34に後方側から組み込まれる合成樹脂から成る部材であり、冷気が流通するための開口を備えている。後面部材38の具体構成は、図6および図7を参照して後述する。
断熱部材36は、風路カバー35と導入口34との間に配置される。断熱部材36は、風路カバー35よりも断熱性が優れた材料から成り、例えば、発泡スチロール等の発泡樹脂から成る。断熱部材36の具体構成は、図6および図7を参照して後述する。
収納容器25の底面には、例えばアルミニウムまたはステンレス等から成る金属板37が載置される。収納容器25に収納される食品は、金属板37の上面に載置される。
前述した風路カバー35および後面部材38は、導入口34を経由して嵌合する。また、風路カバー35は、断熱部材36を内蔵した状態で、後面部材38と嵌合する。
図6は、風路カバー35等を前方から見た場合の分解斜視図である。図7は、風路カバー35等を後方から見た場合の分解斜視図である。ここでは図示しないが、断熱部材36と後面部材38との間には、フィルタが配置される。フィルタとしては、例えば、消臭ビーズが収納された袋状の不織布、または、ハニカム形状とされたフィルタ紙等を採用できる。フィルタを配置することで、冷気を脱臭することができ、更には、収納容器25に粉塵等が侵入することを抑制できる。
図6を参照して、後面部材38は、前方を向く開口を有する略蓋状の部材である。後面部材38の前面周囲には、外側壁部383が形成される。外側壁部383は、後面部材38の外周部を前方に向かって壁状に突出させた部位である。外側壁部383は、風路カバー35と嵌合する部位である。
上方開口部381および下方開口部382は、左右方向における後面部材38の略中央に形成された開口である。上方開口部381および下方開口部382を経由して、冷気は収納容器25の内部に導入される。
上方開口部381は、図7に示すように、複数のスリットとして形成される。係る構成により、ユーザの手が、上方開口部381の奥側に進入して前述したフィルタに接触することを防止できる。また、図6に示すように、上方開口部381は、壁状部位により囲まれる。具体的には、上方開口部381は、開口壁部384、開口壁部385および開口壁部386により囲まれる。開口壁部384、開口壁部385および開口壁部386は、後面部材38の前面から、前方に向かって立設された部位である。係る構成により、ここでは図示しないフィルタを、開口壁部384、開口壁部385および開口壁部386により囲まれる領域に配置できる。
下方開口部382は、図7に示すように、1つの略矩形状の開口として形成される。下方開口部382は、上方開口部381の下方に形成される。
断熱部材36は、図6に示すように、後面部材38および風路カバー35により形成される空間に内蔵される。図7を参照して、断熱部材36の前述した導入口34に対向する面である後面は、平坦面364、側方傾斜面361、側方傾斜面362および下方傾斜面363を有する。
平坦面364は、断熱部材36の後面の、左右方向における中央の上方部分に形成される平坦な面である。平坦面364は、上方開口部381を経由して導入される冷気の流れに対して略垂直とされる。
側方傾斜面361は、右方に向かうにつれて前方に傾斜する面である。側方傾斜面361は、断熱部材36の右側辺と平坦面364との間に形成される。側方傾斜面361は、上方開口部381から導入された冷気を、右方に向かって流動させる部位である。
側方傾斜面362は、左方に向かうにつれて前方に傾斜する面である。側方傾斜面362は、断熱部材36の左側辺と平坦面364との間に形成される。側方傾斜面362は、上方開口部381から導入された冷気を、左方に向かって流動させる部位である。
下方傾斜面363は、断熱部材36の導入口34に対向する面を、下方に向かうにつれて前方に傾斜させた部位である。下方傾斜面363は、断熱部材36の下側面と平坦面364との間に形成される。下方傾斜面363は、下方開口部382から導入された冷気を、下方に向かって流動させる部位である。
風路カバー35は、図7に示すように、後方に開口する略蓋状部材である。風路カバー35は、側方開口部351、側方開口部352および下方開口部353を有する。
側方開口部351は、風路カバー35の右側面を開口することで形成される。側方開口部351からは、断熱部材36の側方傾斜面361に沿って流動する冷風が、前述した収納容器25の内部に吹き出される。
側方開口部352は、風路カバー35の左側面を開口することで形成される。側方開口部352からは、断熱部材36の側方傾斜面362に沿って流動する冷風が、前述した収納容器25の内部に吹き出される。
下方開口部353は、風路カバー35の下側面を開口することで形成される。下方開口部353からは、断熱部材36の下方傾斜面363に沿って流動する冷風が、前述した収納容器25の内部に吹き出される。
ここで、風路カバー35の上面には開口部は形成されていない。即ち、風路カバー35から上方に向かって冷気は吹き出されない。このようにすることで、図3を参照して、収納容器25を上方からカバーするガラス板である収納棚151に、曇りが発生することが抑制される。
図8Aは、導入口34から収納容器25に吹き出される冷気の流れを示す側方断面図である。
先ず、図3に示した冷却室115において蒸発器116により冷却された冷気は、送風機29の送風力により、送風路119を上方に向かって送風される。送風路119を流動する冷気は、吹出口33から前方に向かって吹き出される。その際、冷気はリブ39に沿うことで略水平に吹き出される。
その後、冷気は、吹出口33から収納容器25に吹き出される。前述したように、収納容器25の導入口34は、吹出口33よりも大きく形成される。よって、吹出口33から吹き出された冷気の大部分は、導入口34を経由して収納容器25の室内に導入される。これにより、収納容器25の室内温度は-3℃±1℃の温度帯域に冷却される。
導入口34には、前述した開口壁部385が配置される。開口壁部385は前方に向かって下方に傾斜している。よって、吹出口33から吹き出される冷気の一部を下方に向かって流動させ、後述するように金属板37を効果的に冷却できる。
前述したように、風路カバー35の後方には断熱部材36が組み込まれる。よって、導入口34から収納容器25に導入された冷気は、断熱部材36の後面に当接し、風路カバー35には吹き付けられない。よって、冷気により風路カバー35に直接的に冷却されることが抑制され、風路カバー35の前面に曇りや結露が発生することを抑制できる。仮に、風路カバー35の前面に曇りや結露が発生すれば、視覚的に不潔感を催す恐れがある。本実施形態では、この曇りや結露を抑制することで、清潔感を向上させることができる。
吹出口33から吹き出された冷気の一部は、断熱部材36の前面下方部分に形成された下方傾斜面363に当たることで、下方に向かって導かれる。その後、冷気は、風路カバー35の下方開口部353を経由して、下側前方に向かって進行し、金属板37の上面に当たる。その後、冷気は、金属板37の上面に沿って前方に向かって進行する。このようにすることで、金属板37を介して、収納容器25の内部空間および被貯蔵物を冷却することが出来る。
図8Bは、図8AのA-A切断面線に対応する断面であり、断熱部材36に沿う冷気の流れを示す上方断面図である。吹出口33から導入口34に導入された冷気の一部は、平坦面364に当接した後に、側方傾斜面361および側方傾斜面362に沿って、右方向および左方向に沿って進行し、収納容器25の側面から収納容器25の室内に吹き出される。
図9Aは、風路カバー35から吹き出される冷気の流れを示す斜視図である。図9Bは、収納容器25の内部における冷気の流れを示す斜視図である。図9Aでは冷気の流れを破線の矢印で示し、図9Bでは冷気の流れを白塗りの矢印で示している。
図9Aを参照して、図8Bに示した側方傾斜面361により右方に向かって導かれた冷気は、風路カバー35の側方開口部351を経由して、収納容器25の室内に吹き出される。また、図8Bに示した側方傾斜面362により左方に向かって導かれた冷気は、風路カバー35の側方開口部352を経由して、収納容器25の室内に吹き出される。更に、図8Aに示した下方傾斜面363により下方に向かって導かれた冷気は、下方開口部353を経由して収納容器25の室内に吹き出される。
図9Bを参照して、風路カバー35からは、左方および右方に向かって冷気が吹き出され、収納容器25の室内を周囲から均一に冷却することができる。また、風路カバー35からは、下方に向かって冷気が吹き出される。これにより、金属板37を直接的に冷却し、金属板37に載置される食品を効果的に冷却できる。更に、収納容器25の下方端部まで均一に冷却することができる。
一方、風路カバー35からは、前方側には、冷気は吹き出されない。よって、収納容器25に貯蔵された食品等に、-15℃程度の冷気が直接的に吹き付けられることがなく、食品の表面が乾燥することや凍結を抑止でき、食品等の鮮度が落ちてしまうことを抑制できる。更に、風路カバー35からは、上方側には、冷気は吹き出されない。よって、図3に示した収納棚151に冷気が吹き付けられず、特別にヒータなどを収納棚151に取付けなくても、曇りや結露が発生することを抑制できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
具体的には、収納容器25の内部に形成されるチルド室に吹き出す冷気の風量を、冷蔵室12と別に設けた専用の風路と風路ダンパーを設けて、チルド容器の温度を-3±1℃にコントロールすることができる。このようにすることで、収納容器25に貯蔵される食品の温度変化が小さくなり、水分の蒸発量が減少し、より鮮度を保持することも可能である。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
111 外箱
112 内箱
113 断熱材
115 冷却室
116 蒸発器
117 除霜ヒータ
118 送風路
119 送風路
12 冷蔵室
13 冷凍室
14 機械室
15 収納棚
151 収納棚
152 収納棚
16 吹出口
17 収納ポケット
18 断熱扉
19 断熱扉
20 断熱扉
21 断熱扉
22 圧縮機
23 吹出口
24 給水タンク
25 収納容器
26 収納容器
27 断熱壁
28 仕切壁
29 送風機
30 風路ダンパー
31 風路ダンパー
32 収納容器
33 吹出口
34 導入口
35 風路カバー
351 側方開口部
352 側方開口部
353 下方開口部
36 断熱部材
361 側方傾斜面
362 側方傾斜面
363 下方傾斜面
364 平坦面
37 金属板
38 後面部材
381 上方開口部
382 下方開口部
383 外側壁部
384 開口壁部
385 開口壁部
386 開口壁部
39 リブ
40 吹出口
41 送風口
42 帰還口

Claims (5)

  1. 冷気を冷却する冷却器が収納される冷却室と、
    前記冷却室から貯蔵室に前記冷気を送風するための送風路と、
    前記貯蔵室の内部に配置される収納容器と、
    前記冷気を前記収納容器の内部に導入するための導入口と、を具備し、
    前記収納容器の内部において、前記導入口に対向する位置に風路カバーを配置することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 断熱部材を更に具備し、
    前記断熱部材は、前記風路カバーと前記導入口との間に配置され、且つ、前記風路カバーよりも断熱性が優れた材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記断熱部材は、側方傾斜面を有し、
    前記側方傾斜面は、前記断熱部材の前記導入口に対向する面を、側方に向かうにつれて前記導入口から離れる方向に傾斜させた部位であることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記断熱部材は、下方傾斜面を有し、
    前記下方傾斜面は、前記断熱部材の前記導入口に対向する面を、下方に向かうにつれて前記導入口から離れる方向に傾斜させた部位であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記収納容器の底面には、金属板が載置され、
    前記収納容器に導入された前記冷気の一部は、前記金属板に吹き付けられることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の冷蔵庫。
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