JP2024017366A - 検査装置、画像形成装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄な印刷を行わなくても欠陥の判定を行えるようにすること。【解決手段】本発明にかかる検査装置は、被検査対象を読み取る読取部と、前記読取部から出力される被検査対象の読取画像に定常的に発生する欠陥が含まれている場合に一時停止を指示する指示部と、を有する。【選択図】図5
Description
本発明は、検査装置、画像形成装置、方法およびプログラムに関する。
従来、プロダクションプリンティングでは、プリンタの印刷出力をカメラなどで読み取り、複数連続して欠陥が検出された場合に印刷を中断する処理が行われる。
特許文献1には、印刷出力を複数連続して欠陥判定することで中断を判断する技術が開示されている。
しかし、従来は判定に必要な枚数分の無駄な印刷が発生してしまうといった問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、無駄な印刷を行わなくても欠陥の判定を行うことを可能にする検査装置、画像形成装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる検査装置は、被検査対象を読み取る読取部と、前記読取部から出力される被検査対象の読取画像に定常的に発生する欠陥が含まれている場合に一時停止を指示する指示部と、を有する。
本発明によれば、無駄な印刷を行わなくても欠陥の判定を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、検査装置、画像形成装置、方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、プリンタ0101と検査装置0103とを組み合わせた構成を有する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、プリンタ0101と検査装置0103とを組み合わせた構成を有する。
なお、検査装置0103は、図1に示されるように画像形成装置1に組み合わせてもよいし、単体で使用してもよいし、画像形成装置以外の別の装置に組み合わせてもよい。
操作部0102は、プリンタ0101の操作部である。
プリンタ0101は、外部より、RIP(Raster Image Processor)画像を含んだ印刷ジョブを受け取るか、あるいはプリンタ0101内に格納されている印刷ジョブの実行指示を受け、その印刷ジョブの内容に従って画像形成手段により用紙に画像形成処理を実行する。なお、用紙に限定されず、画像形成が可能であればいずれの記録媒体でもよい。
プリンタ0101は、画像形成手段の一例として、ドラム0113、0114、0115、0116、ベルト0111、ローラー0112、ローラー0117、反転パス0118などを備える。
具体的に、プリンタ0101は各機構部を制御し、プリンタ0101の下部の給紙部0105より用紙を取得し、図1中に点線で示す経路にて用紙を搬送する。
ドラム0113、0114、0115、0116は、それぞれ、印刷用の画像に基づき光書き込み装置などにより書き込まれたK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)のトナー像をベルト0111上に重ねる。
ローラー0112は、搬送される用紙にトナー像を転写する。ローラー0117は、用紙上にトナー像を定着させる。用紙は、片面印刷の場合にはそのまま検査装置0103に向け排紙される。
また、両面印刷の場合には、用紙は反転パス0118にて反転させられて、用紙の反対側にもトナー像の転写と定着が行われてから検査装置0103に向け排紙される。
検査装置0103は、印刷出力された用紙Mを検査する装置である。印刷出力された用紙Mを以下では印刷媒体と言う場合もある。印刷媒体は「被検査対象」の一例である。
操作部0133は検査装置0103の操作部である。なお、ここでは検査装置0103の操作部0133を設けているが、プリンタ0101の操作部0102が検査装置0103の操作部0133を兼ねる構成であってもよい。また、プリンタ0101の操作部0102または検査装置0103の操作部0133は画像形成装置1とLAN(Local Area Network)で接続されたPC等の情報処理装置とする構成であってもよい。
検査装置0103は、プリンタ0101から排紙された印刷媒体Mを、読取部0131または読取部0132で両面を読み取って排紙する。読取部0131および読取部0132は、ラインセンサまたはイメージセンサにより印刷媒体Mを読み取り、読取画像を出力する。
スタッカ0104は、検査装置0103から排出された印刷媒体Mを、トレイ0141にスタックする。
(プリンタにRIP画像を送信するDFE(デジタルフロントエンド)の説明)
図2は、画像生成コントローラに対応するDFE0150の機能ブロックの構成の一例を示す図である。DFE0150は、システム制御部0501、ネットワークI/F部0502、記憶部0503、プリンタI/F部0504、およびユーザーI/F部0505を有する。
図2は、画像生成コントローラに対応するDFE0150の機能ブロックの構成の一例を示す図である。DFE0150は、システム制御部0501、ネットワークI/F部0502、記憶部0503、プリンタI/F部0504、およびユーザーI/F部0505を有する。
ネットワークI/F部0502はLAN(Local Area Network)と接続するためのI/F(インタフェース)である。
記憶部0503は、HDD等の記憶装置である。
プリンタI/F部0504は、プリンタ0101と接続するためのI/Fである。
ユーザーI/F部0505は、DFEパネル0151と接続するためのI/Fである。
DFEパネル0151は、ユーザーとの情報入出力のためのUI(User Interface)表示用のデバイスである。
システム制御部0501は、ジョブ情報処理部0551、RIP処理部0552、記憶部0553、および階調補正データ生成部0554を有する。ジョブ情報処理部0551は、印刷ジョブを処理し、ジョブ管理情報とRIP画像データとを生成する。RIP処理部0552は、印刷ジョブの印刷データをRIP画像データに変換する。記憶部0553は、データを一時記憶する。階調補正データ生成部0554は、階調補正データを生成する。
システム制御部0501は、印刷ジョブデータとしてジョブ管理情報とRIP画像データとをプリンタI/F部0504を経由して、プリンタ0101に送信する。
(プリンタ本体の構成説明)
図3は、プリンタ0101の機能ブロックの構成の一例を示す図である。プリンタ0101は、システム制御部0201、ユーザーI/F部0202、ネットワークI/F部0203、外部I/F部0204、記憶部0205、機構制御部0206、DFE I/F部0207、画像処理制御部0208、および印写制御部0209を有する。
図3は、プリンタ0101の機能ブロックの構成の一例を示す図である。プリンタ0101は、システム制御部0201、ユーザーI/F部0202、ネットワークI/F部0203、外部I/F部0204、記憶部0205、機構制御部0206、DFE I/F部0207、画像処理制御部0208、および印写制御部0209を有する。
システム制御部0201は、プリンタ0101の全体を制御する制御部であり、内部にメモリ0251を備えている。
ユーザーI/F部0202は、操作部0102と接続するためのI/Fである。ネットワークI/F部0203は、LAN等のネットワークに接続するためのI/Fである。外部I/F部0204は、他の機器と接続するためのI/Fである。記憶部0205は、ハードディスク等の記憶装置である。機構制御部0206は、プリンタ0101における用紙の搬送と転写プロセス等のプリンタ0101の動作を制御する制御部である。DFE I/F部0207は、DFE0150と接続するためのI/Fである。画像処理制御部0208は、画像処理制御を行う。印写制御部0209は、用紙への画像形成の制御を行う。
システム制御部0201は、メモリ0251、ジョブ処理部0252、RIP処理部0253、ジョブ情報生成部0254、およびジョブ抑制判定部0255を有する。
ジョブ処理部0252は、印刷ジョブを処理し、ジョブ管理情報とRIP画像データとを生成する。
RIP処理部0253は、印刷ジョブの印刷データをRIP画像データに変換する。
ジョブ情報生成部0254は、ジョブ管理情報を生成する。
ジョブ抑制判定部0255は、検査装置0103から一時停止指示が通知されると現在のジョブの抑制を行うかの判定を行う。例えば、ジョブ抑制判定部0255は、操作部0102に選択画面を表示し、ユーザーによる応答を選択により受け付け、受け付けた内容に応じて現在のジョブを継続するか、キャンセルするかを判定する。ジョブ抑制判定部0255は、キャンセルと判定した場合は、画像処理制御部0208、印写制御部0209、および機構制御部0206にキャンセルを指示、つまり画像形成手段による画像形成処理をキャンセルする。
(プリンタの動作説明)
プリンタ0101の動作について説明する。印刷処理は、印刷画像1ページ毎に、印刷ジョブの処理内容を示すジョブ情報に基づいて行われる。
プリンタ0101の動作について説明する。印刷処理は、印刷画像1ページ毎に、印刷ジョブの処理内容を示すジョブ情報に基づいて行われる。
図4は、ジョブ情報の内容の一例を示す図である。図4に示されるように、ジョブ情報D1には、「ジョブ生成元」、「生成時刻」、「ページID」、「印刷面」、「用紙ID」、「部ID」、「ジョブID」、「用紙種類」、「用紙サイズ」、および「ジョブ種類」などのパラメータが設定されている。
「ジョブ生成元」は、ジョブ出力ソースを示す情報であり、DFEジョブか内部ジョブかの情報が含まれる。DFEジョブは、DFE0150の出力ジョブを示し、内部ジョブは、プリンタ0101の内部データを示す。「生成時刻」は、生成元がジョブ情報を生成した時刻を示す情報である。
「ページID」は、印刷ページの識別番号である。電源ON時から1ページの処理につき+1される。印刷実行時に数値が設定される。
「印刷面」は、印刷画像が片面印刷なのか、両面印刷の際に表に印刷されるものか(両面表)、裏に印刷されるものか(両面裏)を識別する情報である。
「用紙ID」は、用紙の識別情報である。両面印刷の場合、同じ用紙に印刷されるページIDは、同じ用紙IDとなる。電源ON時から用紙1枚の処理につき+1される。印刷実行時に数値が設定される。
「部ID」は、部単位の識別情報である。電源ON時から1部の出力完了につき+1される。印刷実行時に数値が設定される。
「ジョブID」は、部単位の識別情報である。電源ON時から1ジョブの出力完了につき+1される。印刷実行時に数値が設定される。
「用紙種類」は、用紙の種類の情報である。「用紙サイズ」は、用紙のサイズの情報である。
「ジョブ種類」は、欠陥検知の対象ジョブまたは欠陥検知に非対象のジョブを識別する情報である。検査装置は例えば色紙などのように欠陥を検査できないものがある。欠陥検知対象は、欠陥検知の対象であることを示し、非対象は、欠陥検知に非対象であることを示す。
「初期値」は、システム制御部0201が受け取る際の値である。
(検査装置の説明)
図5は、検査装置0103の機能ブロックの構成の一例を示す図である。検査装置0103は、システム制御部0301、ユーザーI/F部0302、ネットワークI/F部0303、外部I/F制御部0304、記憶部0305、機構制御部0306、印刷画像読取り部0307、マスター画像生成部0308、および差分画像生成部0309を有する。
図5は、検査装置0103の機能ブロックの構成の一例を示す図である。検査装置0103は、システム制御部0301、ユーザーI/F部0302、ネットワークI/F部0303、外部I/F制御部0304、記憶部0305、機構制御部0306、印刷画像読取り部0307、マスター画像生成部0308、および差分画像生成部0309を有する。
システム制御部0301は、検査装置0103の全体を制御する制御部である。
ユーザーI/F部0302は、システム制御部0301と操作部0133の接続のためのI/Fである。ネットワークI/F部0303は、システム制御部0301をLAN等のネットワークに接続するためのI/Fである。外部I/F制御部0304は、他の機器とのI/Fである。記憶部0305は、ハードディスク等の記憶装置である。機構制御部0306は用紙搬送等の検査装置の動作の制御部である。
印刷画像読取り部0307は、印刷媒体Mを読み取り、その読取画像を被検査対象画像として出力する。マスター画像生成部0308は、RIP画像から、被検査対象画像の比較画像としてのマスター画像を生成する。RIP画像は、印刷媒体Mに対応する印刷情報の一例である。差分画像生成部0309は、マスター画像と検査対象画像との差分画像を生成する。
システム制御部0301は、ジョブ管理データ処理部0352、欠陥判別処理部0355、および印刷一時停止処理部0361を有する。ここで、マスター画像生成部0308、差分画像生成部0309、および欠陥判別処理部0355が「判定部」に相当し、印刷一時停止処理部0361が「指示部」に相当する。
システム制御部0301は、印刷管理情報を外部I/F制御部0304を経由して受信してシステム制御部0301内の記憶部0351に格納し、ジョブ管理データ処理部0352にて、印刷管理情報を抽出して、機構制御部0306などへ転送する。
また、システム制御部0301は、差分画像を記憶部0351に記憶し、判別の開始が可能であることを欠陥判別処理部0355に通知する。
欠陥判別処理部0355は、差分画像に対して、予め設定された欠陥判別閾値(1枚ごとに行う差分の閾値)により欠陥判別を行う。欠陥と判別した場合、定常的に発生する欠陥かどうかの判定を行う。
印刷一時停止処理部0361は、欠陥判別処理部0355の欠陥判別結果に応じて、印刷一時停止処理を実施する。印刷一時停止処理部0361は、印刷一時停止の指示を、外部I/F制御部0304を経由してプリンタ0101に通知する。
図6は、差分画像生成部0309で生成される差分画像の生成イメージを示す図である。例えば、図6(a)に示されるように帯状の異常画像が読み取り画像に存在していた場合は、その帯状の画像が差分画像として生成される。また、図6(b)に示されるように点状の異常画像が読み取り画像に存在していた場合は、その点状の画像が差分画像として生成される。
具体的には、それぞれの差分画像の形状から、次の欠陥を推定する。
点状の形をした差分画像:印刷媒体Mへのトナー落ちやゴミなどの付着
帯状の形をした差分画像:読取部0131、0132へのゴミなどの付着
そこで、「点状の形をした差分画像:印刷媒体Mへのトナー落ちやゴミなどの付着」は、単発的に発生するものと考えられるため、印刷継続で良いものとし、「帯状の形をした差分画像:読取部0131、0132へのゴミなどの付着」は、読取部0131、0132にゴミが付着すると清掃しない限り毎回の読み取りで同様の差分画像が発生してしまうため、定常的な欠陥とする。
なお、本システムでは、RIP画像はCMYK各8bit/600dpi、読み取り画像はRGB各8bit/200dpiとして実施している。この設定は一例を示すものであり、設定をこれに限定するものではない。
(処理フロー)
図7は、画像形成装置1における印刷一時停止処理のフローの一例を示す図である。まず、プリンタ0101において印刷処理を行う(S0901)。
図7は、画像形成装置1における印刷一時停止処理のフローの一例を示す図である。まず、プリンタ0101において印刷処理を行う(S0901)。
続いて検査装置0103において、差分画像生成部0309がマスター画像と検査対象画像との差分画像を生成する(S0902)。
続いて検査装置0103において、欠陥判別処理部0355が差分画像の欠陥の形状から定常的な欠陥かどうかを判定する(S0903)。ここで、欠陥判別処理部0355が定常的な欠陥でないと判定した場合は、S0901の印刷処理を継続する。また、欠陥判別処理部0355が定常的な欠陥と判定した場合は、印刷一時停止処理部0361が、印刷一時停止処理を実施する(S0904)。つまり印刷一時停止処理部0361が、一時停止指示を外部I/F制御部0304を経由して、プリンタ0101に通知する。
図8は、S0904での印刷一時停止処理時に、ユーザーに表示する印刷一時停止画面の一例を示す図である。図9は、印刷一時停止画面でのユーザー選択を受ける場合の処理フローの一例を示す図である。
まずプリンタ0101が印刷処理を行う(S1001)。印刷処理中に検査装置0103で欠陥が判定されるとプリンタ0101の操作部0102(「表示手段」に相当)が印刷一時停止画面を表示し、ユーザーからの応答として選択ボタンから選択を受け付ける(S1002)。ユーザーは、図8のような画面G1にて動作を選択する。
プリンタ0101は、ユーザーから「印刷継続」g1の選択を受け付けた場合、S1001の処理を継続する。またプリンタ0101は、「欠陥判定機能オフで印刷継続」g2の選択を受け付けた場合、S1003の処理に進む。またプリンタ0101は、「印刷キャンセル」g3の選択を受け付けた場合、印刷をキャンセルする。
なお、印刷一時停止画面を、プリンタ0101の操作部0102に表示する例を示したが、検査装置0103の操作部0133に表示してもよい。また、画像形成装置にLANを介して接続されているPCに表示してもよい。
(UI画面表示例)
図10は、プリンタ0101の操作部0102に表示するUI画面の一例を示す図である。[ステータス]エリアには、プリンタの動作状態(ウォーミングアップ中、印刷中など)を表示する。
図10は、プリンタ0101の操作部0102に表示するUI画面の一例を示す図である。[ステータス]エリアには、プリンタの動作状態(ウォーミングアップ中、印刷中など)を表示する。
[ジョブリスト]エリアには、ジョブの情報を表示する。[トナー]エリアには、トナー残量を表示する。
[給紙トレイ]エリアには、給紙トレイの状態(用紙残量、セットされている用紙情報、など)を表示する。
[メッセージ]エリアには、ユーザーに通知が必要な情報を表示する。欠陥判定結果により、ユーザーに対処してもらう必要がある操作がある場合は、本エリアにメッセージ表示することでお知らせする。
欠陥判定結果により表示するメッセージ例を以下に示す。
点状の形をした差分画像から検知した欠陥の場合:
「ジョブID:xx, ページID:yyの印刷中に点状の欠陥を検出しました。頻発する場合はマシンメンテンナンスをお願いします」
「ジョブID:xx, ページID:yyの印刷中に点状の欠陥を検出しました。頻発する場合はマシンメンテンナンスをお願いします」
帯状の形をした差分画像から検知した欠陥の場合(「欠陥の情報」に相当):
「帯状の欠陥を検出したため、読取部を清掃してください」
「帯状の欠陥を検出したため、読取部を清掃してください」
なお、図10のUI画面の[メッセージ]エリアに表示されている欠陥判定結果メッセージをクリックした際に、欠陥検知したジョブリスト画面を「欠陥の情報」の詳細情報として表示するようにしても良い。
図11は、欠陥検知したジョブリスト画面の一例を示す図である。画面は、少なくとも、「ジョブリスト」表示領域と、「欠陥検知ページリスト」表示領域と、「欠陥検出画像」表示領域とを有する。
図12は、「ジョブリスト」に表示される内容の一例を示す図である。図12において各項目は次の内容を示す。
検査処理開始時刻 : ジョブの1ページ目を検査処理開始した時刻を示す。
ジョブの部数 : ジョブの出力された部数を示す。
ジョブのページ数 : 1ジョブに含まれるページ数を示す。
ジョブの欠陥検出ページ数 : そのジョブので欠陥検出されたページ数を示す。
ジョブの部数 : ジョブの出力された部数を示す。
ジョブのページ数 : 1ジョブに含まれるページ数を示す。
ジョブの欠陥検出ページ数 : そのジョブので欠陥検出されたページ数を示す。
図13は、「欠陥検出ページリスト」に表示される内容の一例を示す図である。図13において各項目は次の内容を示す。
欠陥検出時刻 : ページ毎の欠陥検出時刻を示す。
ジョブ中の発生部数 : 何部目で発生したかを示す。
ジョブ中の発生ページ数 : 何ページ目で発生したかを示す。
ジョブ中の発生部数 : 何部目で発生したかを示す。
ジョブ中の発生ページ数 : 何ページ目で発生したかを示す。
図14は、「欠陥検出画像」に表示される内容の一例を示す図である。欠陥検出画像は、図13に示す「欠陥検知ページリスト」で指定した印刷ページの読み取り画像に、欠陥検出部位を示す表示を付加したものを表示する。
以上のように本実施の形態では、定常的な欠陥の場合、複数枚の無駄な印刷を行うことなく画像形成装置を一時停止する欠陥と予想できる。このような連続発生することが予想される欠陥において、即時印刷の一時停止を判断することで、不要な印刷が行われることを防止できる。
また、検査装置がどういった欠陥検出を行ったのかを画面でユーザーに示すことができ、ユーザー側でも検出した欠陥の妥当性を確認することができる。
実施の形態の各機能は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)に実装して提供してもよいし、コンピュータにプログラムを実行させることにより提供してもよい。後者の場合、ROM(Read only memory)やHDD(Hard Disk Drive)などに予めプログラムを組み込んで機能部として提供することができる。この場合、CPU(Central Processing Unit)がプログラムを読み出してステップごとに実行することで各種の機能部を実現する。また、このプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。例えば、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、フレキシブルディスク、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリ等の記録媒体に記録して提供してもよい。
また、このプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 画像形成装置
0101 プリンタ
0102 操作部
0103 検査装置
0131、0132 読取部
0206 機構制御部
0208 画像処理制御部
0209 印写制御部
0255 ジョブ抑制判断部
0307 印刷画像読取部
0308 マスター画像生成部
0309 差分画像生成部
0355 欠陥判別処理部
0361 印刷一時停止処理部(指示部)
M 印刷媒体
0101 プリンタ
0102 操作部
0103 検査装置
0131、0132 読取部
0206 機構制御部
0208 画像処理制御部
0209 印写制御部
0255 ジョブ抑制判断部
0307 印刷画像読取部
0308 マスター画像生成部
0309 差分画像生成部
0355 欠陥判別処理部
0361 印刷一時停止処理部(指示部)
M 印刷媒体
Claims (9)
- 被検査対象を読み取る読取部と、
前記読取部から出力される被検査対象の読取画像に定常的に発生する欠陥が含まれている場合に一時停止を指示する指示部と、
を有する検査装置。 - 前記被検査対象は、プリンタが出力する印刷媒体であり、
前記読取部から出力される前記印刷媒体の読取画像と、前記印刷媒体に対応する印刷情報に基づき生成した比較画像との差分から定常的に発生する欠陥が含まれているかを判定する判定部とを有し、
前記指示部は、前記定常的に発生する欠陥が含まれている場合に前記プリンタに一時停止を指示する、
請求項1に記載の検査装置。 - 前記定常的に発生する欠陥は、前記読取部の付着物に対応する形状の欠陥である、
請求項1または2に記載の検査装置。 - 前記定常的に発生する欠陥は、帯状の形をした欠陥である、
請求項1または2に記載の検査装置。 - 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により前記記録媒体に形成された前記画像を読み取る読取部と、
前記読取部から出力される前記画像の読取画像に定常的に発生する欠陥が含まれている場合に前記画像形成手段による画像の形成の一時停止を指示する指示部と、
を有する画像形成装置。 - 前記指示部は、さらに、前記欠陥の発生によりユーザーに欠陥の発生を通知し、
前記画像形成手段は、前記通知に対するユーザーからの応答に応じて画像形成を継続またはキャンセルする、
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記指示部から通知された前記欠陥の情報を表示する表示手段を有する、
請求項6に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置が行う方法であって、
記録媒体に画像を形成するステップと、
前記記録媒体に形成されている前記画像を読み取るステップと、
前記画像の読取画像に定常的に発生する欠陥が含まれている場合に画像形成の一時停止を指示するステップと、
を含む方法。 - 検査装置のコンピュータに、
被検査対象を読み取る読取部と、
前記読取部から出力される被検査対象の読取画像に定常的に発生する欠陥が含まれている場合に一時停止を指示する指示部
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022119951A JP2024017366A (ja) | 2022-07-27 | 2022-07-27 | 検査装置、画像形成装置、方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022119951A JP2024017366A (ja) | 2022-07-27 | 2022-07-27 | 検査装置、画像形成装置、方法およびプログラム |
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JP2024017366A true JP2024017366A (ja) | 2024-02-08 |
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ID=89807368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022119951A Pending JP2024017366A (ja) | 2022-07-27 | 2022-07-27 | 検査装置、画像形成装置、方法およびプログラム |
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JP (1) | JP2024017366A (ja) |
-
2022
- 2022-07-27 JP JP2022119951A patent/JP2024017366A/ja active Pending
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