JP2024014441A - 圧力波発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧ガスの流れの乱れを抑制し、圧力波を安定させることができる圧力波発生装置を提供する。【解決手段】高圧室12内で発生させた高圧ガスを放出口48から外部に放出することで圧力波を発生させるように構成された圧力波発生装置1は、高圧ガスを第1方向D1に沿って噴出させるための噴出口14を有する高圧ガス容器2と、噴出口14と放出口48との間を接続する接続流路50を開通または遮断するためのピストン4と、ピストン4を第2方向D2に沿って往復動可能なように収容するピストン収納容器6と、ピストン収納容器接続流路50に対して第2方向D2における一方側に設けられた一方側収納部56内に第1流体G1を供給可能な第1流体供給装置8と、接続流路50に対して第2方向D2における他方側に設けられた他方側収納部58内に第2流体G2を供給可能な第2流体供給装置10と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、圧力波発生装置に関する。
例えば、ボイラには、排出される燃焼ガスから熱回収を行うために、燃焼ガスと接触する伝熱面を有する伝熱管が設けられている。燃焼ガスにダストが含まれていると、伝熱面にダストが付着・堆積し、伝熱効率の低下を招く虞がある。また、燃焼ガスの流路が閉塞し、安定したボイラの運転を阻害する虞がある。そこで、ボイラには、伝熱面に付着したダストを除去するダスト除去装置(スートブロワ)が設けられていることが多い。
ダスト除去装置の1つとして、高圧ガスを放出口から外部に放出することで圧力波を発生させる圧力波発生装置が知られている。例えば、特許文献1には、爆発によって発生した高圧ガスを排出するための排出開口を有する高圧ガス容器と、排出開口を開閉し、排出開口から排出される高圧ガスの排出方向と垂直方向に移動するピストンと、を備える圧力波発生装置が開示されている(図3を参照)。
特許5476385号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、排出開口が開いているときにピストンが傾いてしまい、排出開口に向かう高圧ガスの流れが乱れ、圧力波が安定しない虞がある。さらに、特許文献1に記載の技術では、ピストンは後端側の部分だけが支持・摺動する構成(ピストンは片持ちされている)となっているので、この部分にかかる荷重によってピストンが摩耗し、高圧ガスがピストン後部のガススプリング室に漏れる虞もある。
本開示は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、高圧ガスの流れの乱れを抑制し、圧力波を安定させることができる圧力波発生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る圧力波発生装置は、高圧室内で発生させた高圧ガスを放出口から外部に放出することで圧力波を発生させるように構成された圧力波発生装置であって、前記高圧室を画定するとともに、前記高圧ガスを第1方向に沿って噴出させるための噴出口を有する高圧ガス容器と、前記噴出口と前記放出口との間を接続する接続流路を開通または遮断するためのピストンであって、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延在するとともに前記第1方向に沿って貫通する貫通孔が形成されているピストンと、前記ピストンを前記第2方向に沿って往復動可能なように収容するピストン収納容器であって、前記接続流路に対して前記第2方向における一方側に設けられた一方側収納部、及び前記接続流路に対して前記第2方向における他方側に設けられた他方側収納部、を含むピストン収納容器と、前記一方側収納部内に第1流体を供給可能な第1流体供給装置、又は前記一方側収納部内を吸引可能な第1吸引装置と、前記他方側収納部内に第2流体を供給可能な第2流体供給装置、又は前記他方側収納部内を吸引可能な第2吸引装置と、を備える。
本開示の圧力波発生装置によれば、高圧ガスを高圧室に溜めることなく高圧ガスを解放することが可能であり、高圧ガスの流れの乱れを抑制し、圧力波を安定させることができる。
第1実施形態に係る圧力波発生装置の構成を概略的に示す図である。 第1実施形態に係る第1流体流通孔の構成を概略的に示す図である。 第2実施形態に係る圧力波発生装置の構成を概略的に示す図である。 第3実施形態に係るピストンの構成を概略的に示す図である。 幾つかの実施形態に係る貫通孔の構成を概略的に示す図である。
以下、本開示の実施の形態による圧力波発生装置について、図面に基づいて説明する。かかる実施の形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
本開示に係る圧力波発生装置1は、例えば、焼却炉に併設されているボイラに設けられており、高圧室内で発生させた高圧ガスを放出口から外部に放出することで圧力波を発生させるように構成されている。
<第1実施形態>
(構成)
図1は、第1実施形態に係る圧力波発生装置1の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、圧力波発生装置1は、高圧ガス容器2と、ピストン4と、ピストン収納容器6と、第1ガス供給装置8(第1流体供給装置)と、第2ガス供給装置10(第2流体供給装置)と、を含む。
高圧ガス容器2について説明する。高圧ガス容器2は、内部に高圧室12を画定する。この高圧ガス容器2は、高圧室12内で発生した高圧ガスHGを第1方向D1に沿って噴出させるための噴出口14を有する。第1実施形態では、高圧ガス容器2は筒形状を有しており、第1方向D1に沿って延びている。噴出口14は、高圧ガス容器2の第1方向D1の一方側の一端に形成されている。
第1実施形態では、図1に例示するように、高圧ガス容器2は、本体部16と、本体部16よりも第1方向D1の一方側に位置し本体部16に接続されている一端部18と、を含む。高圧室12は、本体部16の内部空間17と一端部18の内部空間19とを含む。本体部16の内部空間17及び一端部18の内部空間19のそれぞれは、第1方向D1と直交する方向に切断した断面視において、円形状を有している。図1に例示する形態では、本体部16の内径d1は一端部18の内径d2よりも大きく、本体部16は一端部18に近づくにつれて本体部16の内径d1が縮径する縮径部20を含む。本体部16には、本体部16を貫通するガス燃料供給孔30及び酸素供給孔32が形成されている。一端部18には、ピストン収納容器6に接続するためのフランジ部21が設けられている。
第1実施形態では、図1に例示するように、圧力波発生装置1は、高圧室12にガス燃料Fを供給するガス燃料供給装置22と、高圧室12に酸素ガスOを供給する酸素供給装置24と、高圧室12に供給されたガス燃料Fを点火する点火装置26と、高圧室12内の気圧を取得する気圧取得装置28と、制御装置100と、をさらに含む。
ガス燃料供給装置22は、ガス燃料Fが貯留されるガス燃料タンク34と、ガス燃料供給孔30を介してガス燃料タンク34と本体部16の内部空間17(高圧ガス容器2の高圧室12)とを連通するガス燃料ライン36と、ガス燃料ライン36に設けられるガス燃料弁38と、を含んでいる。ガス燃料弁38は、電磁弁であり、制御装置100から送信される指示に従って開弁又は閉弁される。ガス燃料弁38が開弁されると、高圧室12にガス燃料Fが供給される。
酸素供給装置24は、酸素ガスOが貯留される酸素ガスタンク42と、酸素供給孔32を介して酸素ガスタンク42と本体部16の内部空間17(高圧ガス容器2の高圧室12)とを連通する酸素ライン44と、酸素ライン44に設けられる酸素弁46と、を含んでいる。酸素弁46は、電磁弁であり、制御装置100から送信される指示に従って開弁又は閉弁される。酸素弁46が開弁されると、高圧室12に酸素ガスOが供給される。
点火装置26は、例えば、本体部16の内部空間17に配置される点火プラグ40を含んでおり、点火プラグ40から火花放電することで高圧室12内のガス燃料Fを点火し、高圧ガスHGを発生させる。第1実施形態では、点火装置26は、後述する制御装置100と電気的に接続されており(p7)、制御装置100から送信される指示に従って点火動作を実行する。
制御装置100は、電子制御装置などのコンピュータであって、図示しないCPUやGPUといったプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、及びI/Oインターフェイスなどを備える。制御装置100は、メモリにロードされたプログラムの命令に従ってプロセッサが動作(演算等)することで、制御装置100が備える各機能部を実現する。幾つかの実施形態では、制御装置100は、クラウド環境に設けられたクラウドサーバである。
第1実施形態では、上述した気圧取得装置28、ガス燃料弁38、及び酸素弁46のそれぞれは、制御装置100と電気的に接続されている(p1、p2、p3)。気圧取得装置28は、取得した高圧室12内の気圧の値を制御装置100に送信している。制御装置100は、気圧取得装置28から取得した高圧室12内の気圧に基づいて、ガス燃料弁38及び酸素弁46のそれぞれに指示を送信する。例えば、制御装置100は、高圧室12内の気圧が予め設定されている設定気圧の半分に到達するまではガス燃料弁38を開弁させるとともに酸素弁46を閉弁させ、設定気圧の半分に到達するとガス燃料弁38を閉弁させるとともに酸素弁46を開弁させる。この場合、ガス燃料Fと酸素ガスOは1:1で混合されたこととなる。本機能を用いて、ガス燃料Fと酸素ガスOの比率や量を調整することで、圧力波の強さを任意に制御することが可能となる。
ピストン4について説明する。ピストン4は、噴出口14と高圧ガスHGを外部に放出するための放出口48との間を接続する接続流路50を開通または遮断する。このピストン4は、第1方向D1と交差する第2方向D2に沿って延在する。このピストン4には、ピストン4を第1方向D1に沿って貫通する貫通孔52が形成されている。第1実施形態では、ピストン4は円柱形状を有している。第2方向D2は、第1方向D1と直交する方向である。
第1実施形態では、図1に例示するように、圧力波発生装置1は、放出口48が形成されている放出ノズル54を含んでいる。放出ノズル54は筒形状を有しており、第1方向D1に沿って延びている。放出口48は、放出ノズル54の第1方向D1の一方側の一端に形成されている。放出ノズル54の第1方向D1の他方側の他端部には、ピストン収納容器6に接続するためのフランジ部65が設けられている。放出ノズル54の内部空間55は、第1方向D1と直交する方向(第2方向D2)に切断した断面視において、円形状を有している。放出ノズル54の内径d3は、高圧ガス容器2の一端部18の内径d2と同じ大きさである。放出ノズル54は、第1方向D1においてピストン収納容器6を挟んで高圧ガス容器2とは反対側に位置している。放出ノズル54の軸線O2は、高圧ガス容器2の軸線O1上に位置している。
接続流路50は、放出ノズル54の内部空間55と、ピストン収納容器6の一方側収納部56(後述)と他方側収納部58(後述)との間に位置する流通空間61と、を含む。
貫通孔52は、第1方向D1と直交する方向(第2方向D2)に切断した断面視において、円形状を有している。貫通孔52の径d4は、高圧ガス容器2の一端部18の内径d2及び放出ノズル54の内径d3と同じ大きさである。尚、第1実施形態では、貫通孔52の径d4が第1方向D1の全体に亘って同じ大きさであるように構成されているが、本開示はこの形態に限定されない。
図5は、幾つかの実施形態に係る貫通孔52の構成を概略的に示す図である。幾つかの実施形態では、図5に例示するように、貫通孔52は、第1方向D1の一方側に向かうにつれて縮径するテーパー部53を含む。図5に例示する形態では、テーパー部53は、貫通孔52の第1方向D1の他方側の他端から貫通孔52の一端と他端との間の部分までに形成されている。このような構成によれば、貫通孔52の軸線が接続流路50の軸線と一致する前に、後述する接続流路50の開度を100%にすることができる。尚、不図示であるが、幾つかの実施形態では、貫通孔52は、第1方向D1の一方側に向かうにつれて拡径する拡径テーパー部を含む。
ピストン収納容器6について説明する。ピストン収納容器6は、ピストン4を第2方向D2に沿って往復動可能なように収容する。このピストン収納容器6は、接続流路50に対して第2方向D2における一方側に設けられた一方側収納部56と、接続流路50に対して第2方向D2における他方側に設けられた他方側収納部58と、を含む。
第1実施形態では、ピストン収納容器6は筒形状を有しており、第2方向D2に沿って延びている。ピストン収納容器6の内部は、第1方向D1に沿って切断した断面視において円形状を有している。第2方向D2において、一方側収納部56と他方側収納部58とは互いに離間しており、一方側収納部56と他方側収納部58との間には流通空間61が形成されている。一方側収納部56には、第2方向D2の他方側に向かって開口する開放口62が形成されている。一方側収納部56の内部空間57は、開放口62を介して、流通空間61に対して開放されている。他方側収納部58には、第2方向D2の一方側に向かって開口する開放口64が形成されている。他方側収納部58の内部空間59は、開放口64を介して、流通空間61に対して開放されている。
第1実施形態では、図1に例示するように、一方側収納部56は、ピストン4の第2方向D2の一方側の一端面66と対向する対向面68を有する一端壁70を含んでいる。他方側収納部58は、ピストン4の第2方向D2の他方側の他端面72と対向する対向面74を有する他端壁76を含んでいる。一方側収納部56及び他方側収納部58のそれぞれは、一方側収納部56の内部空間57及び他方側収納部58の内部空間59の両方にピストン4が収容されるように構成されている。具体的には、第2方向D2において、一端壁70の対向面68から他方側収納部58の内部空間59の開放口64までの長さL2は、ピストン4の一端面66から他端面72までの長さL1よりも短い。第2方向D2において、他端壁76の対向面74から一方側収納部56の内部空間57の開放口62までの長さL3は、ピストン4の一端面66から他端面72までの長さL1よりも短い。このため、ピストン4は、一方側収納部56の内部空間57内の気圧と他方側収納部58の内部空間59内の気圧との差圧ΔPに応じて、第2方向D2に沿って移動する。尚、一方側収納部56と他方側収納部58とは、接続部78を介して互いに接続されていてもよいし、互いに分断されていてもよい。
第1実施形態では、図1に例示するように、一端壁70には、一端壁70を第2方向D2に沿って貫通する第1ガス流通孔71(第1流体流通孔)が形成されている。この第1ガス流通孔71は、一端壁70の対向面68を開口する。同様に、他端壁76には、他端壁76を第2方向D2に沿って貫通する第2ガス流通孔77が形成されている。この第2ガス流通孔77は、他端壁76の対向面74を開口する。
第1ガス流通孔71について具体的に説明する。図2は、第1実施形態に係る第1ガス流通孔71の構成を概略的に示す図であって、図1に示す一端壁70を拡大した図である。尚、第2ガス流通孔77は第1ガス流通孔71と同様の構成であるため、第2ガス流通孔77の構成の具体的な説明を省略する。
第1実施形態では、第1ガス流通孔71は、第1方向D1に沿って切断した断面視において円形状を有する。そして、図2に例示するように、第1ガス流通孔71は、第1ガス流通孔71の第2方向D2の一方側の一端から一方側収納部56の内部空間57に向かって延びる(第2方向D2の他方側に延びる)延在部80と、この延在部80よりも第2方向D2の他方側に位置し、一端壁70の対向面68の開口83を拡径する拡径部82と、を含む。拡径部82は、延在部80よりも大径である。図2に例示する形態では、第1ガス流通孔71は、延在部80の第2方向D2の他方側の他端と拡径部82の第2方向D2の一方側の一端とを接続する段差部84を含んでいる。開口83は、ピストン4の一端面66よりも小径である。尚、第1実施形態では、第1ガス流通孔71は段差部84を含んでいたが、本開示はこの形態に限定されない。幾つかの実施形態では、第1ガス流通孔71は、延在部80と、拡径部82とを含んでおり、拡径部82は第2方向D2の他方側に向かうにつれて拡径している。
第1ガス供給装置8について説明する。第1ガス供給装置8は、一方側収納部56内に第1ガスG1(第1流体)を供給する。第1実施形態では、第1ガス供給装置8は、第1ガス流通孔71を介して、ピストン4の一端面66に向かって第1ガスG1を流通させるように構成されている。図1に例示するように、第1ガス供給装置8は、第1ガスG1が貯留される第1ガスタンク86(第1流体タンク)と、第1ガスタンク86とピストン収納容器6の一方側収納部56内とを連通する第1ガスライン88(第1流体ライン)と、第1ガスライン88に設けられる第1ガス弁90(第1流体弁)と、を含む。
図1に例示する形態では、第1ガスライン88は、第1ガス流通孔71を介して第1ガスタンク86と一方側収納部56の内部空間57とを連通している。第1ガス弁90は、例えば、制御装置100と電気的に接続されている電磁弁であり(p4)、制御装置100から送信される指示に従って閉弁又は開弁される。第1ガス弁90が開弁されると、一方側収納部56の内部空間57に第1ガスG1が供給される。
第2ガス供給装置10について説明する。第2ガス供給装置10は、他方側収納部58内に第2ガスG2(第2流体)を供給する。第1実施形態では、第2ガス供給装置10は、第2ガス流通孔77を介して、ピストン4の他端面72に向かって第2ガスG2を流通させるように構成されている。第1ガスG1と第2ガスG2とは、互いに同じ成分を有していてもよいし、互いに異なる成分を有していてもよい。第1実施形態では、第1ガスG1及び第2ガスG2のそれぞれは不燃性ガスであり、例えば、窒素ガスである。図1に例示するように、第2ガス供給装置10は、第2ガスG2が貯留される第2ガスタンク92(第2流体タンク)と、第2ガスタンク92とピストン収納容器6の他方側収納部58内とを連通する第2ガスライン94(第2流体ライン)と、第2ガスライン94に設けられる第2ガス弁96(第2流体弁)と、を含む。
図1に例示する形態では、第2ガスライン94は、第2ガス流通孔77を介して第2ガスタンク92と他方側収納部58の内部空間59とを連通している。第2ガス弁96は、例えば、制御装置100と電気的に接続されている電磁弁であり(p5)、制御装置100から送信される指示に従って閉弁又は開弁される。第2ガス弁96が開弁されると、他方側収納部58の内部空間59に第2ガスG2が供給される。
第1ガスG1や第2ガスG2が供給されることで差圧ΔPを発生させてピストン4を押圧し、ピストン4は第2方向D2に沿って移動する。このピストン4の移動によって、貫通孔52が接続流路50に重なると、接続流路50は開通される。一方で、貫通孔52が接続流路50に重なっていないと、接続流路50は遮断される。本開示では、接続流路50の開度を、接続流路50がピストン4によって遮断されている状態を開度0%とし、接続流路50がピストン4によって開通されている状態のうち接続流路50を流れる高圧ガスHGの流量が最大となる状態を開度100%と定義する。開度100%の状態とは、例えば、接続流路50の軸線と貫通孔52の軸線とが互いに重なりあっている状態をいう。また、開度100%の状態とは、例えば、図5に例示する形態のように、接続流路50の軸線と貫通孔52の軸線とが互いに重なりあっていなくとも(重なり合う前であっても)、流通空間61のうちピストン4の第1方向D1の他方側の外周面が通過する通過部分49が完全に開口している状態をいう(ピストン4によって塞がれていない状態をいう)。
第1実施形態では、図1に例示するように、接続流路50の開度を取得する開度取得装置51をさらに含む。開度取得装置51は、例えば、ピストン4の一端面66に支持され、一方側収納部56の内部空間57内の気圧を取得する気圧センサもしくは圧力センサである。気圧センサは、制御装置100と電気的に接続されており(p6)、制御装置100に一方側収納部56の内部空間57内の気圧の値を送信する。制御装置100は、気圧センサが取得した気圧に応じて接続流路50の開度を算出する。そして、制御装置100は、接続流路50の開度が0%より大きく、且つ100%より小さいと、点火装置26に点火動作を実行するように指示する。
尚、本開示は、開度取得装置51を気圧センサに限定するものではない。開度取得装置51は、例えば、ピストン4の位置を検出する位置センサであってもよい。その1つの例として、磁気センサが挙げられる。なお、開度取得装置51の検出点を複数設けることにより、ピストン4の位置をより正確に把握することができ、更に詳細な点火タイミングの調整が可能となる。第1実施形態では、制御装置100が、接続流路50の開度を取得し、この開度が0%より大きく、且つ100%より小さいと点火装置26に点火動作を実行させていたが、本開示はこの形態にされない。幾つかの実施形態では、圧力波発生装置1は、接続流路50の開度を取得し、この開度が0%より大きく、且つ100%より小さいと点火装置26に点火動作を実行させる点火実行装置を備え、この点火実行装置は制御装置100とは別体である。
(作用・効果)
第1実施形態に係る圧力波発生装置1の作用・効果について説明する。第1実施形態によれば、ピストン4は、差圧ΔPに応じてピストン収納容器4内を第2方向D2に沿って往復動する。そして、ピストン4には貫通孔52が形成されているので、接続流路50を開通するためにピストン4の一端面66又は他端面72を接続流路50に到達させる必要がない。このため、ピストン4が往復動している間、ピストン4の第2方向D2の両端部をピストン収納容器6内に収納させてピストン4の傾きを抑制することができる。よって、高圧ガスHGが接続流路50を流通する際に高圧ガスHGの流れの乱れを抑制し、圧力波を安定させることができる。さらに、第1実施形態によれば、ピストン4はピストン収納容器6の一方側収納部56と他方側収納部58とによって両側から支持されているので、ピストン4の一部に片寄って荷重がかかることを抑制する。このため、ピストン4(例えば、後述するリング部材164)の摩耗を抑制し、高圧ガスHGのリークを軽減できる。
第1実施形態によれば、第1ガスG1及び第2ガスG2のそれぞれは不燃性ガスであるので、第1ガスG1の燃焼又は第2ガスG2の燃焼によるピストン収納容器6の損傷を抑制することができる。
第1実施形態によれば、高圧室12内のガス燃料Fを燃焼することで、高圧室12内に高圧ガスHGを容易に発生させることができる。さらに、第1実施形態によれば、複数の燃焼室の形成が不要である点においても有利である。尚、本開示は、圧力波発生装置1が高圧室12内に高圧ガスHGを発生させるように構成されるのであれば、圧力波発生装置1は第1実施形態で例示した構成に限定されない。不図示であるが、幾つかの実施形態では、圧力波発生装置1は、高圧ガスHGを高圧室12に供給するための高圧ガス供給装置を備えている。
第1実施形態によれば、制御装置100が高圧室12内の気圧に基づいてガス燃料弁38及び酸素弁46のそれぞれを開弁又は閉弁するので、ガス燃料Fと酸素ガスOのそれぞれを定量的に高圧室12に供給することができる。
接続流路50の開度が0%より大きくなる前に点火動作が実行される場合、高圧ガス容器2に要求される耐圧性能は大きくなってしまう。また、圧力波発生装置1から高圧ガスHGが漏れる可能性が高まる。一方で、開度が100%になってから点火動作が実行される場合、高圧ガス容器2から流出するガス燃料Fの量が増え、発生した高圧ガスHGの圧力が低くなる虞がある。第1実施形態によれば、接続流路50の開度が0%より大きく100%より小さい間に点火動作が実行されるので、高圧ガスHGの圧力の低下を抑制可能であるとともに、高圧ガス容器2の耐圧性能を高める必要がなくなる。
第1実施形態によれば、第1ガス流通孔71は拡径部82を含むので、拡径部82を含まない場合と比較して、一方側収納部56の内部空間57に流入する第1ガスG1は幅広に拡散する(図2を参照)。このため、第1ガスG1が衝突するピストン4の一端面66の面積を大きくし、ピストン4の第2方向D2の他方側への移動をスムーズにすることができる。特に、ピストン4の一端面66が一方側収納部56の一端壁70の対向面68に接触している場合に、ピストン4をスムーズに移動させることができる。
第1実施形態では、放出口48は放出ノズル54に形成されていたが、本開示はこの形態に限定されない。例えば、流通空間61の第1方向D1の一方側の一端を放出口48として機能させてもよい。この場合、放出ノズル54の設置は不要となる。
第1実施形態では、第1ガス供給装置8(第1流体供給装置)が一方側収納部56内に第1ガスG1を供給していたが、本開示はこの形態に限定されない。幾つかの実施形態では、第1流体供給装置は、一方側収納部56内に液体を供給可能に構成される。このような第1流体供給装置は、例えば、油圧ポンプを含んでおり、一方側収納部56内に作動油を供給する。同様に、第1実施形態では、第2ガス供給装置10(第2流体供給装置)が他方側収納部58内に第2ガスG2を供給していたが、本開示はこの形態に限定されない。幾つかの実施形態では、第2流体供給装置は、一方側収納部56内に液体を供給可能に構成される。このような第2流体供給装置は、例えば、油圧ポンプを含んでおり、他方側収納部58内に作動油を供給する。尚、油圧ポンプがピストンを含む往復式のポンプである場合、ピストンシリンダに供給されたガスは、例えば後述するパージライン130を介して、高圧室12内にパージされてもよい。
第1実施形態では、ピストン収納容器6に第1ガスG1や第2ガスG2が供給されることでピストン4を第2方向D2に沿って移動させていたが、本開示はこの形態に限定されない。不図示であるが、幾つかの実施形態では、圧力波発生装置1は、第1流体供給装置に代わって、一方側収納部56内を吸引可能な第1吸引装置を含む。このような第1吸引装置は、例えば、真空ポンプを含んでおり、一方側収納部56内の流体(空気)を吸引する。第1吸引装置は、一方側収納部56内の流体の吸引によって差圧ΔPを発生させてピストン4を引張し、ピストン4を第2方向D2の一方側に移動させる。不図示であるが、幾つかの実施形態では、圧力波発生装置1は、第2流体供給装置に代わって、他方側収納部58内を吸引可能な第2吸引装置を含む。このような第2吸引装置は、例えば、真空ポンプを含んでおり、他方側収納部58内の流体(空気)を吸引する。第2吸引装置は、他方側収納部58内の流体の吸引によって差圧ΔPを発生させてピストン4を引張し、ピストン4を第2方向D2の他方側に移動させる。
<第2実施形態>
本開示の第2実施形態に係る圧力波発生装置1について図3を用いて説明する。図3は、第2実施形態に係る圧力波発生装置1の構成を概略的に示す図である。第2実施形態に係る圧力波発生装置1は、圧抜ライン110、接続ライン120、及びパージライン130をさらに含む点で第1実施形態と異なる。第2実施形態において、第1実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2実施形態では、高圧ガスHGを接続流路50に流通させるために(圧力波発生装置1が圧力波を発生させるために)第1ガスG1が一方側収納部56の内部空間57に供給され、圧力波の発生後に貫通孔52を接続流路50よりも第2方向D2の一方側に移動させるために第2ガスG2が他方側収納部58の内部空間59に供給される場合を例にして説明する。つまり、第1ガスG1の供給及び他方側収納部58内の第2ガスG2が、圧抜弁112、圧抜ライン110経由で排出されることによる差圧で接続流路50が開通され、接続流路50が開通している間に高圧室12内で高圧ガスHGが発生する(圧力波が発生する)。そして、圧力波が発生した後に開通状態の接続流路50は第2ガスG2の供給によって遮断される。
(構成)
図3に例示するように、圧力波発生装置1は、圧抜ライン110と、圧抜ライン110に設けられる圧抜弁112と、接続ライン120と、接続ライン120に設けられる接続弁122と、パージライン130と、パージライン130に設けられるパージ弁132と、をさらに含む。
圧抜ライン110は、一端110aがピストン収納容器6に接続されている。この圧抜ライン110は、第2ガス供給装置10によって供給された他方側収納部58内の第2ガスG2を排出可能に構成される。第2実施形態では、図3に例示するように、圧抜ライン110は、第2ガス流通孔77を介して放出ノズル54の内部空間55と他方側収納部58の内部空間59とを連通している。圧抜弁112は、例えば電磁弁であり、制御装置100と電気的に接続されている(p8)。この圧抜弁112は、制御装置100から送信される指示に従って開弁又は閉弁される。圧抜弁112が開弁されると、放出ノズル54の内部空間55と他方側収納部58の内部空間59とは互いに連通している状態になり、他方側収納部58の内部空間59内の第2ガスG2が排出される。
接続ライン120は、一端120aが第1ガス弁90よりも第1ガスライン88のピストン収納容器6側に接続され、他端120bが第2ガス弁96よりも第2ガスライン94のピストン収納容器6側に接続される。接続弁122は、例えば電磁弁であり、制御装置100と電気的に接続されている(p9)。この接続弁122は、制御装置100から送信される指示に従って開弁又は閉弁される。接続弁122が開弁されると、一方側収納部56の内部空間57と他方側収納部58の内部空間59とは互いに連通している状態になり、差圧ΔPをゼロ、又は非常に小さくすることができる。図3に例示する形態では、圧力波発生装置1は、接続弁122よりも接続ライン120の他端120b側の部分に設けられる逆止弁124をさらに含む。逆止弁124は、第2ガスG2が第1ガスライン88に向かって流通することを抑止する。
パージライン130は、一端130aが高圧ガス容器2に接続され、他端130bが接続弁122よりも接続ライン120の一端120a側の部分に接続される。パージ弁132は、例えば電磁弁であり、制御装置100と電気的に接続されている(p10)。このパージ弁132は、制御装置100から送信される指示に従って開弁又は閉弁される。パージ弁132が開弁されると、一方側収納部56の内部空間57と高圧室12とは互いに連通している状態になり、一方側収納部56の内部空間57内の第1ガスG1が高圧室12に排出される。図3に例示する形態では、圧力波発生装置1は、パージ弁132よりもパージライン130の一端130a側の部分に設けられる逆止弁134をさらに含む。逆止弁134は、高圧ガスHGのような高圧室12内のガスが接続ライン120に向かって流通することを抑止する。
(作用・効果)
第2実施形態に係る圧力波発生装置1の作用・効果について説明する。圧力波を発生させる際には、ピストン4の第2方向D2の他方側への移動速度を高めることが望ましい。なぜならば、接続流路50が迅速に開通されることで、接続流路50を流通する高圧ガスHGの圧力の低減を抑制して高圧ガスHGを放出口48から外部に放出することができるためである。第2実施形態によれば、圧抜弁112の開弁によって他方側収納部58の内部空間59から第2ガスG2を排出してから第1ガスG1を一方側収納部56の内部空間57に供給することで、第1ガスG1を供給した際の差圧ΔPを高め、ピストン4の第2方向D2の他方側への移動速度を高めることができる。
幾つかの実施形態では、第2方向D2は重力方向であり、第2方向D2の他方が重力方向の下方である。このような構成によれば、ピストン4に作用する重力を利用して、ピストン4の第2方向D2の他方側への移動速度をさらに高めることができる。
圧力波の発生後、ピストン4を元の位置(貫通孔52を接続流路50よりも第2方向D2の一方側)に戻す必要がある。第2実施形態によれば、圧抜弁112を閉弁してから接続弁122の開弁によって圧力差ΔPを等しくすることができる。つまり、ピストン4を元の位置に戻すのに必要となる第2ガスG2の量を減らすことができる。
圧力波の発生後、高圧室12内の圧力は、大気圧付近にまで低減している。第2実施形態によれば、接続弁122を閉弁してからパージ弁132の開弁によって、一方側収納部56の内部空間57内の第1ガスG1を高圧室12内に流入させ、高圧室12内に残留するガス燃料Fを外部にパージすることができる。さらに、他方側収納部58の内部空間59内の気圧が一方側収納部56の内部空間57内の気圧よりも高くなるので、ピストン4を第2方向D2の一方側に移動させ、接続流路50を遮断状態にすることができる。尚、ガス燃料Fのパージは、圧力差ΔPを等しくしてから行われてもよい。
<第3実施形態>
本開示の第3実施形態に係る圧力波発生装置1について説明する。第3実施形態に係る圧力波発生装置1は、ピストン4の構成がさらに限定されている点で第2実施形態と異なる。第3実施形態において、第2実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。尚、第3実施形態に係るピストン4の構成は第1実施形態に係るピストン4に適用されてもよい。
(構成)
図4は、第3実施形態に係るピストン4の構成を概略的に示す図である。第3実施形態では、図4に例示するように、ピストン4は、逃がし孔150を含む。逃し孔150は、ピストン4を第1方向D1に沿って貫通し、第2方向D2において貫通孔52とはずれている連通孔152と、連通孔152内に配置され、予め設定された圧力を超えると破裂する破裂板154と、を有する。図4に例示する形態では、逃がし孔150は貫通孔52よりも第2方向D2の他方側に位置している。幾つかの実施形態では、逃がし孔150は貫通孔52よりも第2方向D2の一方側に位置している。
第3実施形態では、図4に例示するように、ピストン4の一端面66には、パラボラ状に凹む凹部156が形成されている。凹部156の焦点157は、第1ガス流通孔71の軸線O3上に位置している。同様に、ピストン4の他端面72にもパラボラ状に凹む凹部159が形成されている。
第3実施形態では、図4に例示するように、ピストン4には、ピストン4の外周面158を凹む溝部160が形成されている。溝部160は、ピストン4の周方向の全体に亘って延びている。図4に例示する形態では、複数の溝部160が形成されており、複数の溝部160のそれぞれは貫通孔52よりも第2方向D2の一方側に位置している。幾つかの実施形態では、溝部160は、貫通孔52よりも第2方向D2の他方側に位置している。幾つかの実施形態では、溝部160は、ピストン4の周方向の一部に亘って延びている。
第3実施形態では、図4に例示するように、ピストン4は、溝部160に嵌合され、ピストン収納容器6の内壁面162と接触するリング部材164をさらに含んでいる。リング部材164は、樹脂材のような弾性部材を環状に形成したものであり、例えばOリングである。尚、複数の溝部160のそれぞれにリング部材164が嵌合されてもよいし、複数の溝部160のうちの一部にリング部材164が嵌合されてもよい。
第3実施形態では、図4に例示するように、ピストン収納容器6はピストン収納容器6の内壁面162を凹むキー溝166を含む。そして、ピストン4は、ピストン4の外周面158から突出し、キー溝166に係合される突出部168を含む。図4に例示する形態では、キー溝166は他方側収納部58の内壁面169に形成され、突出部168は逃がし孔150よりも第2方向D2の他方側に位置している。尚、キー溝166は、一方側収納部58の内壁面に形成されてもよい。
(作用・効果)
第3実施形態に係る圧力波発生装置1の作用・効果について説明する。第3実施形態によれば、接続流路50が開通される前のような意図しないタイミングで高圧ガスHGが発生したとしても、逃がし孔150を介して、高圧ガスHGを圧力波発生装置1の外部に排出することができる。
第3実施形態によれば、ピストン4の一端面66にはパラボラ状に凹む凹部156が形成されているので、第1ガスG1がピストン4の一端面66に衝突することによって発生する押圧力の向きを第2方向D2の他方に変える、または近づけることができる。よって、ピストン4の第2方向D2の他方側への移動をスムーズにすることができる。
第3実施形態によれば、ピストン4の外周面158に溝部160が形成されることで、ラビリンス効果により、一方側収納部56の内部空間57から流通空間61への第1ガスG1の漏れを抑制することができる。さらに、高圧ガスHGが貫通孔52を流通している際に、高圧ガスHGが一方側収納部56の内部空間57に流入することを抑制できる。
第3実施形態によれば、溝部160にリング部材164が嵌合されることで、リング部材164が嵌合されていない場合と比較して、第1ガスG1の漏れや高圧ガスHGの流入をより抑制することができる。
第3実施形態によれば、キー溝166に突出部168が係合されることで、ピストン4の回転を抑制し、接続流路50を意図通りに開通することができる。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
[1]本開示に係る圧力波発生装置(1)は、
高圧室(12)内で発生させた高圧ガス(HG)を放出口(48)から外部に放出することで圧力波を発生させるように構成された圧力波発生装置であって、
前記高圧室を画定するとともに、前記高圧ガスを第1方向(D1)に沿って噴出させるための噴出口(14)を有する高圧ガス容器(2)と、
前記噴出口と前記放出口との間を接続する接続流路(50)を開通または遮断するためのピストンであって、前記第1方向と交差する第2方向(D2)に沿って延在するとともに前記第1方向に沿って貫通する貫通孔(52)が形成されているピストン(4)と、
前記ピストンを前記第2方向に沿って往復動可能なように収容するピストン収納容器であって、前記接続流路に対して前記第2方向における一方側に設けられた一方側収納部(56)、及び前記接続流路に対して前記第2方向における他方側に設けられた他方側収納部(58)、を含むピストン収納容器(6)と、
前記一方側収納部内に第1流体(G1)を供給可能な第1流体供給装置(8)、又は前記一方側収納部内を吸引可能な第1吸引装置と、
前記他方側収納部内に第2流体(G2)を供給可能な第2流体供給装置(10)、又は前記他方側収納部内を吸引可能な第2吸引装置と、を備える。
上記[1]に記載の構成によれば、ピストンは、第2方向の一方側から押圧又は引張され、且つ第2方向の他方側から押圧又は引張されるように構成されており、ピストン収納容器内を第2方向に沿って往復動する。そして、ピストンには貫通孔が形成されているので、接続流路を開通するためにピストンの端面を接続流路に到達させる必要がない。このため、ピストンが往復動している間、ピストンの第2方向の両端部をピストン収納容器内に収納させてピストンの傾きを抑制することができる。よって、高圧ガスの流れの乱れを抑制し、圧力波を安定させることができる。
[2]幾つかの実施形態では、上記[1]に記載の構成において、
前記第1ガス及び前記第2ガスのそれぞれは不燃性ガスである。
上記[2]に記載の構成によれば、第1流体又は第2流体は燃焼しないので、ピストン収納容器の損傷を抑制することができる。
[3]幾つかの実施形態では、上記[1]又は[2]に記載の構成において、
前記高圧室にガス燃料(F)を供給するガス燃料供給装置(22)と、
前記高圧室に供給された前記ガス燃料を点火する点火装置(24)と、をさらに備える。
上記[3]に記載の構成によれば、高圧室内のガス燃料を燃焼することで、高圧室内に高圧ガスを容易に発生させることができる。
[4]幾つかの実施形態では、上記[3]に記載の構成において、
前記高圧室に酸素ガス(O)を供給する酸素供給装置(26)と、
前記高圧室内の気圧を取得する気圧取得装置(28)と、を備える。
上記[4]に記載の構成によれば、ガス燃料と酸素ガスのそれぞれを定量的に高圧室に供給することができる。これにより、所望の圧力を有する高圧ガスを発生させることができる。
[5]幾つかの実施形態では、上記[3]又は[4]に記載の構成において、
前記接続流路の開度を、前記接続流路が前記ピストンによって遮断されている状態を開度0%とし、前記接続流路が前記ピストンによって開通されている状態のうち前記接続流路を流れる前記高圧ガスの流量が最大となる状態を開度100%と定義すると、
前記圧力波発生装置は、
前記開度を取得する開度取得装置(51)と、
前記開度取得装置が取得した前記開度が0%より大きい場合に、前記点火装置に点火動作を実行させるように構成されている点火実行装置(100)と、をさらに備える。
開度が0%より大きくなる前に点火動作が実行される場合、高圧ガス容器に要求される耐圧性能は大きくなってしまう。また、圧力波発生装置から高圧ガスが漏れる可能性が高まる。上記[5]に記載の構成によれば、開度が0%より大きくなった後に点火動作が実行されるので、高圧ガス容器の耐圧性能を高める必要がなくなる。
[6]幾つかの実施形態では、上記[1]から[5]の何れか1つに記載の構成において、
前記ピストンは、
前記ピストンを前記第1方向に沿って貫通し、前記第2方向において前記貫通孔とはずれている連通孔(152)と、
前記連通孔内に配置され、予め設定された圧力を超えると破裂する破裂板(154)と、を有する逃がし孔(150)をさらに含む。
上記[6]に記載の構成によれば、意図しないタイミングで高圧ガスが発生したとしても、逃がし孔を介して、高圧ガスを圧力波発生装置の外部に排出することができる。
[7]幾つかの実施形態では、上記[1]から[6]の何れか1つに記載の構成において、
一端が前記ピストン収納容器に接続され、前記第2流体供給装置によって供給された前記他方側収納部内の前記第2流体を排出可能に構成される圧抜ライン(110)と、
前記圧抜ラインに設けられる圧抜弁(112)と、をさらに備える。
圧力波を発生させる際には、ピストンの移動速度を高めることで、高圧ガスの圧力の低減を抑制して高圧ガスを放出口から外部に放出することが望ましい。上記[7]に記載の構成によれば、圧抜弁の開弁によって他方側収納部内から第2流体を排出してから第1流体を一方側収納部内に供給することで、一方側収納部内の圧力と他方側収納部内の圧力との差を高め、ピストンの移動速度を高めることができる。
[8]幾つかの実施形態では、上記[1]から[7]の何れか1つに記載の構成において、
前記第1流体供給装置は、
前記第1流体が貯留される第1流体タンク(86)と、
前記第1ガスタンクと前記ピストン収納容器の前記一方側収納部とを連通する第1流体ライン(88)と、
前記第1流体ラインに設けられる第1流体弁(90)と、を含み、
前記第2流体供給装置は、
前記第2流体が貯留される第2流体タンク(92)と、
前記第2流体タンクと前記ピストン収納容器の前記他方側収納部内とを連通する第2流体ライン(94)と、
前記第2流体ラインに設けられる第2流体弁(96)と、を含み、
一端(120a)が前記第1流体弁よりも前記第1流体ラインの前記ピストン収納容器側に接続され、他端(120b)が前記第2流体弁よりも前記第2流体ラインの前記ピストン収納容器側に接続される接続ライン(120)と、
前記接続ラインに設けられる接続弁(122)と、をさらに備える。
上記[8]に記載の構成によれば、接続弁の開弁によって一方側収納部内の圧力と他方側収納部内の圧力との差をゼロ又は非常に小さくすることができる。
[9]幾つかの実施形態では、上記[8]に記載の構成において、
一端(130a)が前記高圧ガス容器に接続され、他端(130b)が前記接続弁よりも前記接続ラインの前記一端側の部分に接続されるパージライン(130)と、
前記パージラインに設けられるパージ弁(132)と、をさらに備える。
圧力波の発生後、高圧ガス容器内の圧力は、大気圧付近にまで低減している。上記[9]に記載の構成によれば、パージ弁の開弁によって、高圧ガス容器内に残留するガス燃料を外部にパージすることができる。
[10]幾つかの実施形態では、上記[1]から[9]の何れか1つに記載の構成において、
前記ピストン収納容器は、
前記ピストンの前記第2方向の前記一方側の一端面(66)と対向する対向面(68)を有する一端壁(70)を含み、
前記一端壁には、前記一端壁を前記第2方向に沿って貫通し、前記対向面を開口する第1流体流通孔(71)が形成され、
前記第1流体供給装置は、前記第1流体流通孔を介して、前記ピストンの前記一端面に向かって前記第1流体を流通させるように構成されており、
前記第1流体流通孔は、前記対向面の前記開口を拡径する拡径部(82)を含む。
上記[10]に記載の構成によれば、第1流体が衝突するピストンの一端面の面積を大きくし、ピストンの第2方向の他方側への移動をスムーズにすることができる。
[11]幾つかの実施形態では、上記[1]から[10]の何れか1つに記載の構成において、
前記ピストン収納容器は、
前記ピストンの前記第2方向の前記一方側の一端面(66)と対向する対向面(68)を有する一端壁(70)を含み、
前記一端壁には、前記一端壁を前記第2方向に沿って貫通し、前記対向面を開口する第1流体流通孔(71)が形成され、
前記第1流体供給装置は、前記第1流体流通孔を介して、前記ピストンの前記一端面に向かって前記第1流体を流通させるように構成されており、
前記ピストンの前記一端面には、パラボラ状に凹む凹部(156)が形成されている。
上記[11]に記載の構成によれば、第1流体がピストンの一端面に衝突することによって発生する押圧力の向きを第2方向の他方へ変えて、又は近づけて、ピストンの第2方向の他方側への移動をスムーズにすることができる。
[12]幾つかの実施形態では、上記[1]から[11]の何れか1つに記載の構成において、
前記ピストンには、前記ピストンの外周面(158)を凹む溝部(160)が形成されている。
上記[12]に記載の構成によれば、ラビリンス効果により、ピストン収納容器の一方側収納部内からの漏れ、及び、ピストン収納容器の他方側収納部内からの漏れのうちの少なくとも一方を抑制することができる。
[13]幾つかの実施形態では、上記[12]に記載の構成において、
前記ピストンは、前記溝部に嵌合され、前記ピストン収納容器の内壁面(162)と接触するリング部材(164)をさらに備える。
上記[13]に記載の構成によれば、上記[12]に記載の構成と比較して、ピストン収納容器の一方側収納部内からの漏れ、及び、ピストン収納容器の他方側収納部内からの漏れのそれぞれをより抑制することができる。
[14]幾つかの実施形態では、上記[1]から[13]の何れか1つに記載の構成において、
前記ピストン収納容器の内部は、前記第1方向に沿って切断した断面視において円形状を有し、
前記ピストンは円柱形状を有し、
前記ピストン収納容器は前記ピストン収納容器の内壁面を凹むキー溝(166)を含み、且つ、前記ピストンは前記ピストンの外周面から突出し、前記キー溝に係合される突出部(168)を含む、
又は
前記ピストンは前記ピストンの外周面を凹むキー溝を含み、且つ、前記ピストン収納容器は前記ピストン収納容器の内壁面から突出し、前記キー溝に係合される突出部を含む。
上記[14]に記載の構成によれば、ピストンの回転を抑制し、接続流路を意図通りに開通することができる。
1 圧力波発生装置
2 高圧ガス容器
4 ピストン
6 ピストン収納容器
8 第1ガス供給装置(第1流体供給装置)
10 第2ガス供給装置(第2流体供給装置)
12 高圧室
14 噴出口
22 ガス燃料供給装置
24 点火装置
26 酸素供給装置
28 気圧取得装置
48 放出口
50 接続流路
51 開度取得装置
52 貫通孔
56 一方側収納部
58 他方側収納部
66 ピストンの一端面
68 一端壁の対向面
70 一端壁
71 第1ガス流通孔(第1流体流通孔)
82 拡径部
86 第1ガスタンク(第1流体タンク)
88 第1ガスライン(第1流体ライン)
90 第1ガス弁(第1流体弁)
92 第2ガスタンク(第2流体タンク)
94 第2ガスライン(第2流体ライン)
96 第2ガス弁(第2流体弁)
100 制御装置
110 圧抜ライン
112 圧抜弁
120 接続ライン
120a 接続ラインの一端
120b 接続ラインの他端
122 接続弁
130 パージライン
130a パージラインの一端
130b パージラインの他端
132 パージ弁
150 逃がし孔
152 連通孔
154 破裂板
156 凹部
158 ピストンの外周面
160 溝部
162 ピストン収納容器の内壁面
164 リング部材
166 キー溝
168 突出部
D1 第1方向
D2 第2方向
F ガス燃料
G1 第1ガス(第1流体)
G2 第2ガス(第2流体)
HG 高圧ガス
O 酸素ガス

Claims (14)

  1. 高圧室内で発生させた高圧ガスを放出口から外部に放出することで圧力波を発生させるように構成された圧力波発生装置であって、
    前記高圧室を画定するとともに、前記高圧ガスを第1方向に沿って噴出させるための噴出口を有する高圧ガス容器と、
    前記噴出口と前記放出口との間を接続する接続流路を開通または遮断するためのピストンであって、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延在するとともに前記第1方向に沿って貫通する貫通孔が形成されているピストンと、
    前記ピストンを前記第2方向に沿って往復動可能なように収容するピストン収納容器であって、前記接続流路に対して前記第2方向における一方側に設けられた一方側収納部、及び前記接続流路に対して前記第2方向における他方側に設けられた他方側収納部、を含むピストン収納容器と、
    前記一方側収納部内に第1流体を供給可能な第1流体供給装置、又は前記一方側収納部内を吸引可能な第1吸引装置と、
    前記他方側収納部内に第2流体を供給可能な第2流体供給装置、又は前記他方側収納部内を吸引可能な第2吸引装置と、を備える、
    圧力波発生装置。
  2. 前記第1流体及び前記第2流体のそれぞれは不燃性ガスである、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  3. 前記高圧室にガス燃料を供給するガス燃料供給装置と、
    前記高圧室に供給された前記ガス燃料を点火する点火装置と、をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の圧力波発生装置。
  4. 前記高圧室に酸素ガスを供給する酸素供給装置と、
    前記高圧室内の気圧を取得する気圧取得装置と、を備える、
    請求項3に記載の圧力波発生装置。
  5. 前記接続流路の開度を、前記接続流路が前記ピストンによって遮断されている状態を開度0%とし、前記接続流路が前記ピストンによって開通されている状態のうち前記接続流路を流れる前記高圧ガスの流量が最大となる状態を開度100%と定義すると、
    前記圧力波発生装置は、
    前記開度を取得する開度取得装置と、
    前記開度取得装置が取得した前記開度が0%より大きい場合に、前記点火装置に点火動作を実行させるように構成されている点火実行装置と、をさらに備える、
    請求項3に記載の圧力波発生装置。
  6. 前記ピストンは、
    前記ピストンを前記第1方向に沿って貫通し、前記第2方向において前記貫通孔とはずれている連通孔と、
    前記連通孔内に配置され、予め設定された圧力を超えると破裂する破裂板と、を有する逃がし孔をさらに含む、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  7. 一端が前記ピストン収納容器に接続され、前記第2流体供給装置によって供給された前記他方側収納部内の前記第2流体を排出可能に構成される圧抜ラインと、
    前記圧抜ラインに設けられる圧抜弁と、をさらに備える、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  8. 前記第1流体供給装置は、
    前記第1流体が貯留される第1流体タンクと、
    前記第1流体タンクと前記ピストン収納容器の前記一方側収納部内とを連通する第1流体ラインと、
    前記第1流体ラインに設けられる第1流体弁と、を含み、
    前記第2流体供給装置は、
    前記第2流体が貯留される第2流体タンクと、
    前記第2流体タンクと前記ピストン収納容器の前記他方側収納部内とを連通する第2流体ラインと、
    前記第2流体ラインに設けられる第2流体弁と、を含み、
    一端が前記第1流体弁よりも前記第1流体ラインの前記ピストン収納容器側に接続され、他端が前記第2流体弁よりも前記第2流体ラインの前記ピストン収納容器側に接続される接続ラインと、
    前記接続ラインに設けられる接続弁と、をさらに備える、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  9. 一端が前記高圧ガス容器に接続され、他端が前記接続弁よりも前記接続ラインの前記一端側の部分に接続されるパージラインと、
    前記パージラインに設けられるパージ弁と、をさらに備える、
    請求項8に記載の圧力波発生装置。
  10. 前記ピストン収納容器は、
    前記ピストンの前記第2方向の前記一方側の一端面と対向する対向面を有する一端壁を含み、
    前記一端壁には、前記一端壁を前記第2方向に沿って貫通し、前記対向面を開口する第1流体流通孔が形成され、
    前記第1流体供給装置は、前記第1流体流通孔を介して、前記ピストンの前記一端面に向かって前記第1流体を流通させるように構成されており、
    前記第1流体流通孔は、前記対向面の前記開口を拡径する拡径部を含む、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  11. 前記ピストン収納容器は、
    前記ピストンの前記第2方向の前記一方側の一端面と対向する対向面を有する一端壁を含み、
    前記一端壁には、前記一端壁を前記第2方向に沿って貫通し、前記対向面を開口する第1流体流通孔が形成され、
    前記第1流体供給装置は、前記第1流体流通孔を介して、前記ピストンの前記一端面に向かって前記第1流体を流通させるように構成されており、
    前記ピストンの前記一端面には、パラボラ状に凹む凹部が形成されている、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  12. 前記ピストンには、前記ピストンの外周面を凹む溝部が形成されている、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
  13. 前記ピストンは、前記溝部に嵌合され、前記ピストン収納容器の内壁面と接触するリング部材をさらに備える、
    請求項12に記載の圧力波発生装置。
  14. 前記ピストン収納容器の内部は、前記第1方向に沿って切断した断面視において円形状を有し、
    前記ピストンは円柱形状を有し、
    前記ピストン収納容器は前記ピストン収納容器の内壁面を凹むキー溝を含み、且つ、前記ピストンは前記ピストンの外周面から突出し、前記キー溝に係合される突出部を含む、
    又は
    前記ピストンは前記ピストンの外周面を凹むキー溝を含み、且つ、前記ピストン収納容器は前記ピストン収納容器の内壁面から突出し、前記キー溝に係合される突出部を含む、
    請求項1に記載の圧力波発生装置。
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