JP2020133486A - パージバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】排出ノズル内の気体の流速が過度に高くなって気流音が発生することを抑制する。【解決手段】蒸発燃料を吸着するキャニスタと内燃機関の吸気管とを繋ぐパージ管55には、パージバルブ70が取り付けられている。パージバルブ70は、内部空間を区画するハウジング72を備えている。ハウジング72には、当該ハウジング72の内部空間72aに気体を導入する導入ノズル71が接続されている。また、ハウジング72には、当該ハウジング72の内部空間72aから気体を排出する排出ノズル75が接続されている。この排出ノズル75の上流側の開口は、弁体74によって開閉される。排出ノズル75の上流端からの一部分は、下流側ほど流路断面積が大きいテーパ部76になっている。また、排出ノズル75におけるテーパ部76よりも下流側には、テーパ部76よりも流路断面積が大きい下流部77が位置している。【選択図】図2

Description

本発明は、パージバルブに関する。
特許文献1の蒸発燃料処理装置は、内燃機関の燃料タンクで発生した蒸発燃料が導入されるキャニスタを備えている。キャニスタは、燃料タンクで発生した蒸発燃料を吸着する。キャニスタには、当該キャニスタに外気を導入する外気導入管が接続されている。また、キャニスタは、パージ管を介して、吸気管におけるスロットルバルブよりも下流側の部分に接続されている。
パージ管には、当該パージ管の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替えるパージバルブが取り付けられている。このパージバルブのハウジングには、当該ハウジング内に気体を導入する導入ノズルが接続されている。また、ハウジングには、当該ハウジング内から気体を排出する排出ノズルが接続されている。さらに、ハウジングの内部には、排出ノズルの上流側の開口を開閉する弁体が配置されている。
特許文献1の蒸発燃料処理装置において、弁体が排出ノズルの上流側の開口縁に当接することでパージバルブが閉状態になる。このとき、キャニスタ側から吸気管側への蒸発燃料及び外気の流通が遮断される。一方、弁体が排出ノズルの上流側の開口縁から離間することでパージバルブが開状態になる。このとき、キャニスタ側から吸気管側へ蒸発燃料及び外気が流通する。
特開2008−291916号公報
特許文献1の蒸発燃料処理装置において、パージバルブが開状態になっているときには、排出ノズルの上流側の開口縁と弁体との間の隙間から、排出ノズルの内部に勢いよく気体が流入する。そのため、排出ノズルの上流側の部分においては気体の流速が高い。そして、排出ノズル内の気体の流速が過度に高くなると、下流側で気体の流れが乱れたときに、気流音が生じることがある。
上記課題を解決するためのパージバルブは、蒸発燃料を吸着するキャニスタと内燃機関の吸気管とを繋ぐパージ管に設けられ、当該パージ管の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替えるパージバルブであって、内部空間を区画するハウジングと、前記ハウジングに接続されて当該ハウジングの内部空間に気体を導入する導入ノズルと、前記ハウジングに接続されて当該ハウジングの内部空間から気体を排出する排出ノズルと、前記排出ノズルの上流側の開口を開閉する弁体とを備え、前記排出ノズルの上流端からの一部分は、下流側ほど流路断面積の大きいテーパ部になっており、前記排出ノズルにおける前記テーパ部よりも下流側には、当該テーパ部よりも流路断面積の大きい下流部が設けられている。
上記構成では、排出ノズルの上流端からの一部分がテーパ部になっているため、排出ノズルに流入した直後の気体の流速が高くなることが抑えられる。その上、上記構成では、テーパ部よりも下流側に当該テーパ部よりも流路断面積が大きい下流部が設けられている。そのため、テーパ部と下流部との境界部分で、気体の流速が低下しやすい。その結果、排出ノズルの内部で気体の流速が過度に高くなることはない。
内燃機関及び制御装置の概略図。 パージバルブの周辺構造を示す断面図。
以下、本実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。先ず、内燃機関100と、内燃機関100に適用された制御装置200の概略構成について説明する。なお、以下の説明において、単に上流、下流というときは、吸気、排気、蒸発燃料、及び外気の流れ方向における上流、下流を示すものとする。
図1に示すように、内燃機関100は、当該内燃機関100の外部から吸気を導入するための吸気管11を備えている。吸気管11における上流側吸気管11aには、スロットルバルブ21が配置されている。スロットルバルブ21は、上流側吸気管11aの流路を開閉することにより、上流側吸気管11aの流路を流通する吸気量を制御する。
上流側吸気管11aの下流端には、吸気脈動等を抑制するためのサージタンク11bが接続されている。吸気管11におけるサージタンク11bの下流端には、吸気管11における下流側吸気管11cが接続されている。吸気管11における下流側吸気管11cには、燃料を噴射する燃料噴射弁22が取り付けられている。
吸気管11における下流側吸気管11cの下流端には、燃料を吸気と混合して燃焼させるための気筒12が接続されている。気筒12の内部には、燃料噴射弁22によって噴射された燃料が供給される。また、気筒12の内部には、当該気筒12の内部を往復動するピストン23が配置されている。気筒12には、当該気筒12から排気を排出するための排気管13が接続されている。
内燃機関100は、上記燃料噴射弁22に燃料を供給するための燃料を貯留する燃料タンク31を備えている。図示は省略するが、燃料タンク31内にはフィードポンプが収容されており、フィードポンプが圧送した燃料が燃料配管を介して燃料噴射弁22に供給される。
燃料タンク31には、当該燃料タンク31内で発生した蒸発燃料の大気放出を抑える蒸発燃料処理装置50が接続されている。蒸発燃料処理装置50は、燃料タンク31で発生する蒸発燃料を吸着するためのキャニスタ52を備えている。キャニスタ52には、蒸発燃料が流通するベーパ管51の一端が接続されている。ベーパ管51の他端は、燃料タンク31内へと至っている。ベーパ管51の途中には、キャニスタ52側から燃料タンク31側への蒸発燃料の流れを抑制する逆止弁61が取り付けられている。
キャニスタ52には、当該キャニスタ52に外気を導入するための外気導入管53が接続されている。外気導入管53の途中には、当該外気導入管53の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替える外気導入バルブ62が取り付けられている。
キャニスタ52には、当該キャニスタ52とサージタンク11bとを繋ぐパージ管55が接続されている。本実施形態では、パージ管55のうちのキャニスタ52側の一部が、円管形状の上流側パージ管56で構成され、パージ管55のうちのサージタンク11b側の一部が、円管形状の下流側パージ管57で構成されている。この上流側パージ管56と下流側パージ管57との接続部分には、パージ管55の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替えるパージバルブ70が取り付けられている。
上記のパージバルブ70及び外気導入バルブ62は、制御装置200によって開閉制御される。制御装置200は、パージバルブ70に対して、当該パージバルブ70を開閉制御するための制御信号を出力する。また、制御装置200は、外気導入バルブ62に対して、当該外気導入バルブ62を開閉制御するための制御信号を出力する。なお、本実施形態において、制御装置200は、上記のパージバルブ70及び外気導入バルブ62の制御の他にも、スロットルバルブ21の開度や燃料噴射弁22の燃料噴射量など、内燃機関100全体を制御する電子制御ユニット(ECU)として構成されている。
次に、パージバルブ70の具体的な構成について説明する。
図2に示すように、パージバルブ70におけるハウジング72は、全体として円柱形状の外観になっている。ハウジング72の内部には、略円柱形状の内部空間72aが区画されている。ハウジング72の外周面には、略円筒形状の導入ノズル71の一端部が接続されている。導入ノズル71の内部空間71aは、ハウジング72の内部空間72aに連通している。導入ノズル71の内径は、ハウジング72の内径よりも小さくなっている。導入ノズル71の他端部には、上流側パージ管56が取り付けられている。
ハウジング72の軸線方向において、当該ハウジング72の一方側(図2における上側)の端部には、略円筒形状の排出ノズル75が接続されている。排出ノズル75の中心軸線は、ハウジング72の中心軸線と同軸になっている。排出ノズル75の内径は、ハウジング72の内径よりも小さくなっている。排出ノズル75は、ハウジング72の軸線方向一方側の端部の壁部を貫通しており、排出ノズル75の軸線方向他方側(図2における下側)の端部は、ハウジング72の内部空間72aに至っている。また、排出ノズル75の軸線方向一方側の端部は、ハウジング72の軸線方向一方側の端部から突出している。排出ノズル75の内部空間75aは、ハウジング72の内部空間72aに連通している。排出ノズル75の軸線方向一方側の端部には、下流側パージ管57が取り付けられている。
ハウジング72の軸線方向他方側の端部には、略円柱形状の駆動部73が取り付けられている。駆動部73の中心軸線は、ハウジング72の中心軸線と同軸になっている。駆動部73における軸線方向一方側の端面からは、他方側に向かって略円柱形状の凹部73aが窪んでいる。凹部73aは、駆動部73の中心軸線上に位置している。凹部73aには、排出ノズル75の軸線方向他方側の開口を開閉する弁体74が配置されている。弁体74は、図示しない付勢部材によって、駆動部73の軸線方向一方側に向かって付勢されている。また、駆動部73における凹部73aの径方向外側には、弁体74を駆動するためのコイル73bが内蔵されている。なお、この実施形態では、ハウジング72、導入ノズル71、排出ノズル75、及び駆動部73の外壁部分が、一体的な成形物として構成されている。
パージバルブ70のコイル73bが通電されていないと、付勢部材の付勢力によって弁体74が、駆動部73の軸線方向一方側に移動する。そして、弁体74が排出ノズル75の軸線方向他方側の開口縁に当接して、パージバルブ70が閉状態になる。すると、キャニスタ52側から吸気管11側への気体の流通が遮断される。
一方、パージバルブ70のコイル73bが通電されていると、当該コイル73bが磁力を発生させて付勢部材の付勢力に抗して弁体74を、駆動部73の軸線方向他方側に移動させる。そして、弁体74が排出ノズル75の軸線方向他方側の開口縁から離間して、パージバルブ70が開状態になる。すると、弁体74と排出ノズル75の軸線方向他方側の開口縁との間の隙間を介して、ハウジング72の内部空間72aから排出ノズル75の内部空間75aに気体が流入する。こうしてキャニスタ52側から吸気管11側へ気体が流通する。なお、本実施形態では、排出ノズル75の軸線方向他方側の開口縁が、排出ノズル75の上流側の開口縁である。
上記の排出ノズル75は、上流端を含むテーパ部76と、テーパ部76の下流端に接続された下流部77とに大別できる。テーパ部76は、下流側ほど内径が大きくなっている。テーパ部76は、排出ノズル75の中心軸線に対して一定の角度で内径が大きくなっている。下流部77は、排出ノズル75の軸線方向のいずれの部分においても内径が同じになっている。下流部77の内径は、テーパ部76の下流端の内径よりも大きくなっている。したがって、テーパ部76の下流端と下流部77の上流端との間には、段差部78が生じている。また、下流部77の内径がテーパ部76の下流端の内径よりも大きくなっているため、排出ノズル75の中心軸線に直交する下流部77の流路断面積は、排出ノズル75の中心軸線に直交するテーパ部76の下流端の流路断面積よりも大きくなっている。
本実施形態では、排出ノズル75の軸線方向におけるテーパ部76の下流端の位置が、以下のように決定されている。具体的には、先ず、図2において二点鎖線で示すように、テーパ部76の下流端と下流部77との間に段差部78がなく、テーパ部76の内径が一定の割合で大きくなったまま、テーパ部76の下流端の内径と下流部77の内径とが同じになっているものとする。このような構成において、排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速が最も高くなる箇所よりも上流側に、テーパ部76の下流端が位置するように、本実施形態では下流部77の位置が設定されている。なお、本実施形態では、テーパ部76の軸線方向の長さは、排出ノズル75の軸線方向の長さの20%程度の長さになっている。
本実施形態の作用について説明する。
先ず、蒸発燃料処理装置50の動作について説明する。制御装置200は、内燃機関100の運転が開始されるときから内燃機関100の運転が終了されるときまで外気導入バルブ62を開状態に制御する。
また、制御装置200は、内燃機関100の運転状態に応じて、例えば、キャニスタ52の内部の蒸発燃料が比較的に少ない場合においてパージバルブ70を閉状態に制御する。すると、燃料タンク31内で発生した蒸発燃料がベーパ管51を介してキャニスタ52内に流入する。キャニスタ52内に流入した蒸発燃料は、キャニスタ52の内部に吸着される。
一方、制御装置200は、内燃機関100の運転状態に応じて、例えば、キャニスタ52の内部の蒸発燃料が比較的に多い場合においてパージバルブ70を開状態に制御する。すると、吸気管11内の負圧によって外気導入管53を介してキャニスタ52内に外気が流入する。そして、キャニスタ52の内部に吸着されていた蒸発燃料と外気とがパージ管55を介して吸気管11におけるサージタンク11bに流入する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)図2に示すように、パージバルブ70が開状態になっているときには、弁体74と排出ノズル75の上流側の開口縁との間の隙間を介して、ハウジング72の内部空間72aから排出ノズル75の内部空間75aに気体が流入する。この排出ノズル75の内部空間75aは略直線状になっているため、排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速が徐々に高くなる。
ここで、図2において二点鎖線で示す比較構成において、排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速は、排出ノズル75の上流端から一定距離の箇所で最も高くなる。このとき、排出ノズル75の寸法や、当該排出ノズル75内を流通する気体の量によっては、気体の最高速がマッハ1.5を超えて、例えばマッハ2程度にまで達することがある。特に、気体の最高速がマッハ1.5を超えたあたりから、排出ノズル75の内部空間75aでは、超音速の流れが亜音速に減速する際に生じる垂直衝撃波が、流路内壁面の境界層と干渉した結果生じる擬似衝撃波が無視できないものとなる。このような擬似衝撃波は、排出ノズル75の内部において気流音を発生させる原因となる。
この点、本実施形態では、先ず、排出ノズル75の上流端からの一部がテーパ部76になっている。このテーパ部76においては、流路断面積が下流側ほど徐々に大きくなっているので、排出ノズル75に流入した直後の気体の流速が、テーパ部76の内部空間で高くなることを抑えられる。さらに、本実施形態では、テーパ部76と下流部77との境界部分において、流路断面積が大きくなっている。これにより、テーパ部76から下流部77へと気体が流れる際に、流速が低下する。その結果、排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速が、マッハ1.5を超えるような過度に高い速度になることを抑制できる。そして、このように、気体の流速をマッハ1.5未満に抑えておけば、擬似衝撃波の発生に伴う気流音の発生も防げる。
(2)本実施形態では、排出ノズル75におけるテーパ部76及び下流部77の境界部分が段差部78になっている。すなわち、本実施形態では、テーパ部76と下流部77との境界部分において、徐々に流路断面積を大きくしているのではなく、急激に流路断面積を大きくしている。排出ノズル75を流通する気体の流速を低下させるという観点では、このように急激に流路断面積を大きくした方が、より効果的である。
(3)本実施形態では、上記の比較構成において排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速が最も高くなる箇所よりも上流側に、テーパ部76の下流端が位置するように、下流部77の位置が設定されている。つまり、本実施形態では、排出ノズル75におけるテーパ部76及び下流部77の境界部分が、比較構成において排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速が最も高くなる箇所よりも上流側に位置している。そのため、本実施形態では、上記の比較構成における気体の最も高い流速に達する前に、気体の流速を低下させることができる。したがって、排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の最も高い流速が、上記の比較構成における気体の最も高い流速よりも低くなる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、パージバルブ70における排出ノズル75の形状は変更できる。例えば、排出ノズル75の中心軸線に直交する下流部77の流路断面形状は、楕円形状であったり、多角形状であったりしてもよい。
・上記実施形態において、排出ノズル75におけるテーパ部76及び下流部77の境界部分の位置は変更できる。例えば、テーパ部76の軸線方向の長さを、排出ノズル75の軸線方向の長さの5%〜35%程度の長さに変更してもよい。なお、下流部77の軸線方向の長さは、テーパ部76の軸線方向の長さに応じて変更すればよい。
・上記実施形態において、排出ノズル75では、テーパ部76と下流部77とが直接的に接続されていなくてもよい。つまり、テーパ部76よりも下流側に、当該テーパ部76よりも流路断面積の大きい下流部77が配置されていればよい。例えば、排出ノズル75において、テーパ部76と下流部77との間の部分を接続部としたとき、この接続部は、流路断面積が一定の形状であってもよいし、流路断面積が下流側ほど徐々に大きくなるテーパ形状であってもよい。なお、接続部がテーパ形状である場合には、排出ノズル75の中心軸線に対する接続部の内壁面の角度は、排出ノズル75の中心軸線に対するテーパ部76の内壁面の角度よりも大きくなっていればよい。
・上記実施形態において、パージバルブ70における導入ノズル71の形状は変更できる。例えば、導入ノズル71は、楕円筒形状であったり、多角筒形状であったりしてもよい。
・上記実施形態において、パージバルブ70におけるハウジング72の形状は変更できる。例えば、ハウジング72は、全体として四角柱形状の外観になっていてもよい。また、ハウジング72の内部には、略四角柱形状の内部空間が区画されていてもよい。
・上記実施形態において、ハウジング72に対する排出ノズル75の接続構成は変更できる。例えば、排出ノズル75は、ハウジング72の軸線方向一方側の端部の壁部を貫通しておらず、ハウジング72の軸線方向一方側の端部の壁部から軸線方向一方側に突出していてもよい。この構成においても、排出ノズル75の軸線方向他方側の端部の近傍に弁体74が配置されていれば、当該弁体74によって排出ノズル75の軸線方向他方側の開口を開閉できる。
・上記実施形態において、排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速に拘わらず、本件技術を適用できる。排出ノズル75の内部空間75aを流通する気体の流速がどのような流速であろうとも、上記実施形態のテーパ部76及び下流部77に関する技術を適用すれば、気体の流速の低下を実現できる。また、気体の流速が低下すれば、上述した擬似衝撃波に起因する気流音に限らずに、気体が流通することに伴う気流音の発生が抑えられる。
11…吸気管、11a…上流側吸気管、11b…サージタンク、11c…下流側吸気管、12…気筒、13…排気管、21…スロットルバルブ、22…燃料噴射弁、23…ピストン、31…燃料タンク、50…蒸発燃料処理装置、51…ベーパ管、52…キャニスタ、53…外気導入管、55…パージ管、56…上流側パージ管、57…下流側パージ管、61…逆止弁、62…外気導入バルブ、70…パージバルブ、71…導入ノズル、71a…内部空間、72…ハウジング、72a…内部空間、73…駆動部、73a…凹部、73b…コイル、74…弁体、75…排出ノズル、75a…内部空間、76…テーパ部、77…下流部、78…段差部、100…内燃機関、200…制御装置。

Claims (1)

  1. 蒸発燃料を吸着するキャニスタと内燃機関の吸気管とを繋ぐパージ管に設けられ、当該パージ管の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替えるパージバルブであって、
    内部空間を区画するハウジングと、前記ハウジングに接続されて当該ハウジングの内部空間に気体を導入する導入ノズルと、前記ハウジングに接続されて当該ハウジングの内部空間から気体を排出する排出ノズルと、前記排出ノズルの上流側の開口を開閉する弁体とを備え、
    前記排出ノズルの上流端からの一部分は、下流側ほど流路断面積の大きいテーパ部になっており、
    前記排出ノズルにおける前記テーパ部よりも下流側には、当該テーパ部よりも流路断面積の大きい下流部が設けられている
    パージバルブ。
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