JP2024013519A - 決済装置及びそのプログラム - Google Patents

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【課題】登録装置から受信したレシートデータに基づくレシート画像をオペレータが確認できるようにする。【解決手段】決済装置は、第1通信手段と、第2通信手段と、決済手段と、受信手段と、出力手段と、送信手段とを備える。第1通信手段は、商品の販売データを登録する登録装置とデータ通信を行う。第2通信手段は、電子レシートを管理するサーバとデータ通信を行う。決済手段は、登録装置で登録された商品の売買取引を決済する。受信手段は、売買取引に係るレシートデータを登録装置から受信する。出力手段は、受信手段で受信したレシートデータに基づくレシート画像を出力する。送信手段は、レシートデータをサーバに送信する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、決済装置及びそのプログラムに関する。
近年、売買取引のレシートを電子データで受け取るようにしたシステム、いわゆる電子レシートシステムが普及している。電子レシートシステムは、一般に、電子レシートサービス専用のアプリケーションソフトウェアである電子レシートアプリをスマートフォン等の情報端末にインストールして会員登録を行った消費者に対し、その消費者固有の識別コード、いわゆる電子レシートIDを割り当てる。電子レシートIDは、電子レシートアプリを起動することによって情報端末のディスプレイにバーコード等の機械可読コードの形態で表示されるので、消費者は、電子レシートシステムの加盟店で買物をした際に機械可読コードを店員に提示する。店員は、消費者が購入する商品の販売データをPOS(Point Of Sales)端末等の登録装置に登録するとともに、スキャナで機械可読コードを読み取る。スキャナで機械可読コード、つまりは電子レシートIDが読み取られると、登録装置は、その消費者との売買取引のレシートデータに電子レシートIDを関連付けて、電子レシートを管理するサーバへと送信する。サーバに送信されたレシートデータは、そのデータに関連付けられた電子レシートIDで識別される消費者の情報端末にダウンロードされて、レシート画像としてディスプレイに表示される。かくして消費者は、売買取引のレシートを電子データで受け取ることができる。
このような電子レシートシステムをショッピングセンタで導入する場合、そのセンタ内の各テナントで稼働しているPOS端末等の登録装置が電子レシートシステムに対応しているのであれば問題はない。ところが、ショッピングセンタに出店するテナントは、通常、登録装置を持ち込む。このため、全テナントの登録装置が電子レシートシステムに対応しているとは限らない。そこで従来、電子レシートシステムに対応するための機能を備えた決済装置がある。決済装置は、クレジットカード、電子マネー等の非現金決済を処理するための装置である。この種の決済装置を、電子レシートシステム非対応の登録装置に接続すると、決済装置は、登録装置からレシートデータを受信し、スキャナで読み取った電子レシートIDと関連付けてレシートデータをサーバへと送信する。このような決済装置は、登録装置と比べて価格が安い。よって、電子レシートシステム非対応の登録装置が稼働しているショッピングセンタにおいても、比較的安価に、かつ容易に電子レシートシステムを導入することが可能となる。
しかしながら、決済装置を用いて電子レシートシステムを構築する場合、現状は、登録装置から受信したレシートデータに基づくレシート画像を決済装置で確認する術がない。例えば決済装置を操作する店員がその決済装置上でレシート画像を確認することができたならば、ミスの防止等につながり、実運用上好ましいと考えられる。
特開2014-167710号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、登録装置から受信したレシートデータに基づくレシート画像をオペレータが確認できる決済装置及びそのプログラムを提供しようとするものである。
一実施形態において、決済装置は、第1通信手段と、第2通信手段と、決済手段と、受信手段と、出力手段と、送信手段とを備える。第1通信手段は、商品の販売データを登録する登録装置とデータ通信を行う。第2通信手段は、電子レシートを管理するサーバとデータ通信を行う。決済手段は、登録装置で登録された商品の売買取引を決済する。受信手段は、売買取引に係るレシートデータを登録装置から受信する。出力手段は、受信手段で受信したレシートデータに基づくレシート画像を出力する。送信手段は、レシートデータをサーバに送信する。
図1は、複数のテナントで構成されるショッピングセンタに電子レシートシステムを導入する場合の概略構成図である。 図2は、POS端末の要部回路構成を示すブロック図である。 図3は、決済端末の要部回路構成を示すブロック図である。 図4は、POS端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図5は、決済端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図6は、決済端末の表示デバイスに表示される画像の一例である。 図7は、決済端末の表示デバイスに表示される画像の一例である。
以下、登録装置から受信したレシートデータに基づくレシート画像をオペレータが確認できる決済装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、複数のテナントTで構成されるショッピングセンタSCに電子レシートシステム100を導入する場合の概略構成図である。電子レシートシステム100は、電子レシートセンタRCにより管理されるセンタサーバ10と、ショッピングセンタSCに設置される中継サーバ20と、を含む。センタサーバ10と中継サーバ20とは、通信ネットワーク30で接続される。通信ネットワーク30は、典型的には、公衆回線又は専用回線を中継網とし、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、携帯電話通信網等をアクセス網とした広域のネットワークである。センタサーバ10がクラウドコンピューティングを利用したサーバである場合、通信ネットワーク30は、インターネットが主体となる。
電子レシートセンタRCは、取引のレシートを電子化してその取引の決済者である消費者にオンラインで提供する電子レシートサービスを運営する機関のコンピュータシステムである。機関は、一般的には店舗とは独立した組織である。機関は、組織、企業体、会社等と言い換えることができる。
電子レシートサービスを利用する消費者は、機関と会員契約を結ぶ。契約は、通常、オンラインで行う。消費者は、所有する情報端末1に電子レシートサービス専用のアプリケーションソフトウェアである電子レシートアプリをインストールする。情報端末1は、典型的にはスマートフォンである。情報端末1は、タブレット端末、ノートパソコン等、携帯型の端末であればよい。消費者は、電子レシートアプリを起動して必要事項を情報端末1に入力することにより、機関と契約を結ぶことができる。以下では、機関と契約を結んだ消費者を、レシート会員Mと称する。レシート会員Mには、固有の識別情報として電子レシートIDが割り当てられる。情報端末1において電子レシートアプリを起動すると、表示デバイスの画面が、電子レシートIDをバーコード等の機械可読コードの形態で表示したトップ画面となる。店舗での売買取引のレシートを電子レシートとして受け取りたいレシート会員Mは、トップ画面を店員に提示して、機械可読コードをスキャナで読み取らせる。そうすることにより、電子レシートシステム100においては、レシート会員Mとの売買取引のレシートデータに、そのレシート会員Mの電子レシートIDが関連付けられて処理される。
センタサーバ10は、電子化されたレシートデータを管理するサービスを実現するためのサーバである。具体的にはセンタサーバ10は、レシート会員Mとの売買取引で生成されたレシートデータを、そのレシート会員Mの電子レシートIDと関連付けて記憶する機能と、情報端末1から問い合わせのあった電子レシートIDが関連付けられたレシートデータを当該情報端末1へと送信する機能とを有する。一方、電子レシートアプリをインストールした情報端末1は、電子レシートIDを用いてセンタサーバ10にレシートデータを問い合わせる機能と、センタサーバ10から受信したレシートデータに基づき表示デバイスにレシート画像を表示する機能とを有する。かくしてレシート会員Mは、売買取引のレシートを電子レシートとして受け取ることができる。
中継サーバ20は、各テナントTにおいて決済された取引のレシートデータを電子レシートセンタRCに提供するサービスを実現するためのサーバである。具体的には中継サーバ20は、各テナントTから取得したレシートデータを、通信ネットワーク30を介してセンタサーバ10へと送信する機能を有する。
各テナントTには、商品の販売データを登録する登録装置として、POS端末40が設置されている。POS端末40は、電子レシートシステムに対応していなくてもよいし、対応していてもよい。また、各テナントTでは、POS端末40に決済端末50を接続している。そして、各テナントTの決済端末50と前述した中継サーバ20とを、LAN等の通信ネットワーク60で接続している。かくして中継サーバ20は、各テナントTのPOS端末40で生成されたレシートデータを、決済端末50を介して取得することができる。
決済端末50は、クレジットカード、電子マネー等の非現金決済を処理するための決済装置の一例である。決済端末50は、電子レシートシステムに対応するための機能を備えている。この機能の詳細については後述する。
図2は、POS端末40の要部回路構成を示すブロック図である。POS端末40は、プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、時計404、通信インターフェース405、デバイスインターフェース406、釣銭機インターフェース407、キーボード408、ディスプレイ409、スキャナ410、プリンタ411及びシステム伝送路412等を備える。システム伝送路412は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路412は、プロセッサ401と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
POS端末40は、プロセッサ401と、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、時計404及び通信インターフェース405とをシステム伝送路412で接続することにより、コンピュータを構成する。そしてこのコンピュータに、システム伝送路412を介してデバイスインターフェース406及び釣銭機インターフェース407と、キーボード408、ディスプレイ409、スキャナ410、プリンタ411等の種々のデバイスとを接続することによって、POS端末40を構成している。
プロセッサ401は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ401は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、POS端末40としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ401は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ402は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ402は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ402は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ402は、プロセッサ401が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ402は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ401によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス403は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス403となり得る。補助記憶デバイス403は、プロセッサ401が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ401での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス403は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計404は、日付と時刻を計時する。プロセッサ401は、時計404によって計時されている日付と時刻を現在日時として処理する。
通信インターフェース405は、図示しない店舗サーバとの間でデータ通信を行うための回路デバイスである。店舗サーバは、テナントTでの商品売買を管理するサービスを実現するためのサーバである。このようなサービスを実現するために、店舗サーバは、各商品を識別する商品コードと関連付けて商品名、価格等を保存した商品データファイル、各商品の商品コードと関連付けて販売点数、販売金額等を集計する集計データファイル等を備えている。
デバイスインターフェース406は、決済端末50との間でデータ通信を行うための回路である。釣銭機インターフェース407は、図示しない自動釣銭機との間でデータ通信を行うための回路である。
キーボード408は、商品の登録等に必要な種々のキーを配置したデバイスである。ディスプレイ409は、登録された商品の商品名、価格等を表示可能なデバイスである。スキャナ410は、バーコード等の機械可読コードを読取可能なデバイスである。プリンタ411は、レシート等の印刷が可能なデバイスである。
このようなハードウェアで構成されるPOS端末40としては、既存のPOS端末を適用可能である。すなわち、各テナントTがショッピングセンタSCに出店する際に持ち込んだPOS端末を、そのままPOS端末40として適用することができる。
図3は、決済端末50の要部回路構成を示すブロック図である。決済端末50は、プロセッサ501、メインメモリ502、補助記憶デバイス503、通信インターフェース504、デバイスインターフェース505、タッチパネル506、プリンタ507、カードリーダ508、リーダ・ライタ509、スキャナ510及びシステム伝送路511等を備える。システム伝送路511は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路511は、プロセッサ501と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
決済端末50は、プロセッサ501と、メインメモリ502、補助記憶デバイス503及び通信インターフェース504とをシステム伝送路511で接続することにより、コンピュータを構成する。そしてこのコンピュータに、システム伝送路511を介してデバイスインターフェース505と、タッチパネル506、プリンタ507、カードリーダ508、リーダ・ライタ509、スキャナ510等の種々のデバイスとを接続することによって、決済端末50を構成している。
プロセッサ501は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ501は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、決済端末50としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ501は、例えばCPUである。
メインメモリ502は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ502は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ502は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ502は、プロセッサ501が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ502は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ501によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
補助記憶デバイス503は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス503となり得る。補助記憶デバイス503は、プロセッサ501が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ501での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス503は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インターフェース504は、通信ネットワーク60を介して接続される中継サーバ20との間でデータ通信を行うための回路である。デバイスインターフェース505は、POS端末40との間でデータ通信を行うための回路である。
タッチパネル506は、表示部としてのディスプレイと、検知部としてのタッチセンサとを組み合わせたデバイスである。プリンタ507は、クレジットカード伝票等の印刷が可能なデバイスである。カードリーダ508は、磁気カードに磁気記録されたデータの読み取りが可能なデバイスである。リーダ・ライタ509は、非接触ICカード等の無線通信媒体に対するデータの書き込み及び読取りが可能なデバイスである。スキャナ510は、バーコード等の機械可読コードを読取可能なデバイスである。
このようなハードウェアで構成される決済端末50としては、クレジットカード、電子マネー等の非現金決済を処理する既存の決済装置を適用可能である。ただし決済端末50は、電子レシートシステムに対応するために、メインメモリ502の揮発性メモリ領域の一部を第1エリア61及び第2エリア62の領域としている。第1エリア61は、レシートデータを記憶するためのエリアである。第2エリア62は、電子レシートIDを記憶するためのエリアである。さらに決済端末50のプロセッサ501は、決済手段71、受信手段72、出力手段73、取得手段74、受付手段75、関連付け手段76、送信手段77としての機能を有する。
決済手段71は、カードリーダ508又はリーダ・ライタ509と協働して、POS端末40で登録された商品の売買取引をクレジットカード、電子マネー等の非現金の支払い方法で決済する機能である。因みに、現金支払いの売買取引については、POS端末40で決済される。
受信手段72は、第1通信手段であるデバイスインターフェース505と協働して、売買取引に係るレシートデータをPOS端末40から受信する機能である。ここで、レシートデータは、決済手段71により非現金の支払い方法で決済された売買取引のレシートデータだけではない。POS端末40において、現金支払いにより決済された売買取引のレシートデータも含まれる。
出力手段73は、タッチパネル506と協働して、受信手段72で受信したレシートデータに基づくレシート画像を出力する機能である。この機能により、タッチパネル506のディスプレイにレシート画像が表示される。
取得手段74は、電子レシートのユーザを識別する識別コード、つまりは電子レシートIDを取得する機能である。前述したように、電子レシートIDは、情報端末1のディスプレイにバーコード等の機械可読コードの形態で表示される。したがって取得手段74は、スキャナ510と協働して、そのスキャナ510で読み取られた機械可読コードから電子レシートIDを取得する。
受付手段75は、取得手段74で取得した電子レシートIDをレシートデータに関連付けるか否かの入力を受け付ける機能である。具体的には受付手段75は、レシート画像が表示されたタッチパネル506に、電子レシートIDを関連付けるか否か指示する操作子としてソフトキーボタンを配置し、そのソフトキーボタンの入力を受け付ける。
関連付け手段76は、受付手段75により関連付ける旨の入力を受け付けた場合に、タッチパネル506に表示されたレシート画像のレシートデータに、取得手段74で取得した電子レシートIDを関連付ける機能である。
送信手段77は、第2通信手段である通信インターフェース504と協働して、レシートデータをセンタサーバ10へと送信する機能である。レシートデータには、電子レシートIDが関連付けられたレシートデータと、電子レシートIDが関連付けられていないレシートデータとがある。送信手段77としての機能により通信インターフェース504から出力されたレシートデータは、通信ネットワーク60を経由して中継サーバ20へと送信され、さらに中継サーバ20から通信ネットワーク30を経由してセンタサーバ10へと送信される。
決済手段71、受信手段72、出力手段73、取得手段74、受付手段75、関連付け手段76、送信手段77としての機能は、いずれもプロセッサ501が制御プログラムに従って実行する情報処理によって実現される。制御プログラムは、メインメモリ502又は補助記憶デバイス503に記憶されるアプリケーションプログラムの一種である。制御プログラムをメインメモリ502又は補助記憶デバイス503にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、メインメモリ502又は補助記憶デバイス503にインストールすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
次に、レシート会員MがショッピングセンタSC内のいずれかのテナントTで商品を購入し、その売買取引のレシートを電子レシートとして受け取る場合のPOS端末40及び決済端末50の動作について、図4及び図5の流れ図、さらには図6及び図7の画面表示例を用いて説明する。図4は、POS端末40のプロセッサ401が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。図5は、決済端末50のプロセッサ501が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。図6及び図7は、決済端末50の表示デバイスであるタッチパネル506のディスプレイに表示される画像の例である。なお、以下に説明する処理の内容及び手順は一例である。同様な作用効果を奏し得るのであればその内容及び手順は適宜変更することができる。また、画像のレイアウト、テキスト等も一例であり、適宜変更可能であることは言うまでもないことである。
はじめに、テナントTでの買物を終えたレシート会員Mは、購入商品の会計を店員に申し出る。会計の申し出を受けた店員は、POS端末40に対して購入商品の登録操作を行う。例えば、購入商品に商品コードを表すバーコードが付されている場合には、店員は、そのバーコードをスキャナ410で読み取る。購入商品にバーコードが付されていない場合には、店員は、キーボード408のキー操作により購入商品の商品コードを入力する。
図4に示すように、POS端末40のプロセッサ401は、ACT1として商品登録を待ち受けている。スキャナ410又はキーボード408により上述した登録操作が行われると、プロセッサ401は、ACT1からACT2へと進む。プロセッサ401は、ACT2として商品販売データ処理を実行する。具体的にはプロセッサ401は、登録操作により入力された商品コードで識別される商品の商品名、価格等のデータを商品データファイルから取得し、商品コード、商品名、価格、販売点数、販売金額等で商品販売データを作成する。そしてプロセッサ401は、この商品販売データを、メインメモリ402の揮発性メモリ領域の一部である取引メモリに書き込んで保存する。またプロセッサ401は、商品販売データの商品名、価格等をディスプレイ409に表示させる。
商品販売データ処理を終えると、プロセッサ401は、ACT3へと進む。プロセッサ401は、ACT3として締めキーが入力されたか否かを確認する。締めキーは、売買取引の商品登録終了を宣言するためのキーであり、支払い方法別にキーボード408に配置されている。すなわちキーボード408には、現金支払いの締めキーとして現計キーが配置されており、クレジット支払いの締めキーとしてクレジットキーが配置されており、電子マネー支払いの締めキーとして電子マネーキーが配置されている。店員は、レシート会員Mが購入する全ての商品ついて登録操作を行った後、締めキーを入力する。例えば店員は、レシート会員Mが現金支払いを希望する場合には現計キーを入力し、クレジットカード支払いを希望する場合にはクレジットキーを入力し、電子マネー支払いを希望する場合には電子マネーキーを入力する。
ACT3において締めキーが入力されていない場合、プロセッサ401は、ACT1へと戻る。プロセッサ401は、次の商品登録を待ち受ける。そして商品登録が行われると、プロセッサ401は、前述した商品販売データ処理を実行して、ACT3へと進む。
ACT3において締めキーが入力された場合には、プロセッサ401は、ACT4へと進む。プロセッサ401は、ACT4として現金決済が選択されたのか非現金決済が選択されたか否かを識別する。締めキーとして現計キーが入力された場合、プロセッサ401は、現金決済が選択されたと認識する。クレジットキー又は電子マネーキーが入力された場合、プロセッサ401は、非現金決済が選択されたと確認する。
現金決済が選択された場合、プロセッサ401は、ACT4からACT5へと進む。プロセッサ401は、ACT5として現金決済処理を実行する。すなわちプロセッサ401は、預かり金額から取引金額を引き去って釣銭額を算出する。算出された釣銭額は、ディスプレイ409に表示される。現金決済処理を終えたプロセッサ401は、ACT9へと進む。ACT9以降の処理については後述する。
一方、非現金決済が選択された場合には、プロセッサ401は、ACT4からACT6へと進む。プロセッサ401は、ACT6として決済端末50において非現金決済が可能であるか否かを確認する。例えばプロセッサ401は、デバイスインターフェース406を介して決済端末50に確認信号を送信して決済端末50からの応答信号を待つ。確認信号を受信した決済端末50は、正常に稼働していて非現金決済が可能である場合には許諾応答信号を返信する。稼働しているものの例えばメンテナンス中であり非現金決済が不可能な場合には否定応答信号を返信する。決済端末50が稼働していない場合には、応答信号は返信されない。プロセッサ401は、決済端末50から許諾応答信号を受信すると、非現金決済が可能と判断する。プロセッサ401は、決済端末50から否定応答信号を受信するか、いずれの応答信号も受信しない場合、非現金決済が不可能と判断する。
非現金決済が不可能な場合には、プロセッサ401は、ACT6からACT4へと戻る。すなわちプロセッサ401は、クレジットキー又は電子マネーキーの入力をエラーとし、現金決済が選択されるのを待ち受ける。そして、現金決済が選択されたならば、プロセッサ401は、ACT5として現金決済処理を実行する。
非現金決済が可能な場合には、プロセッサ401は、ACT6からACT7へと進む。プロセッサ401は、ACT7としてデバイスインターフェース406から決済端末50に決済要求信号を出力する。決済要求信号を受信した決済端末50においては、クレジットカード決済又は電子マネー決済等の非現金決済処理が実行されるので、プロセッサ401は、ACT8として非現金決済処理が終了するのを待ち受ける。非現金決済処理が終了したならば、プロセッサ401は、ACT8からACT9へと進む。
このように、ACT4において現金決済処理を終えるか、ACT8において決済端末50における非現金決済処理の終了を確認すると、プロセッサ401は、ACT9へと進む。プロセッサ401は、ACT9として取引メモリに保存された商品販売データ等に基づき売買取引のレシートデータを生成し、プリンタ411へと出力して、紙レシートの発行を制御する。またプロセッサ401は、ACT10としてデバイスインターフェース406を介して決済端末50にレシートデータを送信する。なお、決済端末50がメンテナンス中、あるいは非稼働状態であって、レシートデータの送信がエラーとなる場合には、プロセッサ401は、レシートデータを一時的に保管する。そして、決済端末50が復旧してレシートデータを受信可能な状態になると、プロセッサ401は、保管していたレシートデータを決済端末50へと送信する。以上で、プロセッサ401は、図4の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。
以上のように動作するPOS端末40に接続された決済端末50においては、POS端末40から決済要求信号を受信する事象と、レシートデータを受信する事象とが発生する。そこで決済端末50のプロセッサ501は、図5に示すように、ACT11として決済要求信号を受信するか、ACT12としてレシートデータを受信するのを待ち受けている。デバイスインターフェース406を介してPOS端末40から決済要求信号を受信すると、プロセッサ501は、ACT11からACT13へと進む。プロセッサ501は、ACT13として非現金決済の支払い方法を選択する。すなわち、POS端末40においてクレジットキーの入力により生じた決済要求信号を受信した場合には、プロセッサ501は、クレジットカード支払いが選択されたと認識する。POS端末40において電子マネーキーの入力により生じた決済要求信号を受信した場合には、プロセッサ501は、電子マネー支払いが選択されたと認識する。
支払い方法の選択を終えると、プロセッサ501は、ACT13からACT14へと進む。プロセッサ501は、ACT14として支払い媒体の入力を待ち受ける。すなわち、クレジットカード支払いが選択された場合には、プロセッサ501は、クレジットカードのデータがカードリーダ508で読み取られるのを待ち受ける。電子マネー支払いが選択された場合には、プロセッサ501は、無線通信媒体で構成された電子マネー媒体のデータがリーダ・ライタ509で読み取られるのを待ち受ける。
クレジットカードのデータ又は電子マネー媒体のデータが読み取られると、プロセッサ501は、ACT14からACT15へと進む。プロセッサ501は、ACT15として非現金決済処理を実行する。すなわち、クレジットカードのデータが読み取られた場合には、プロセッサ501は、クレジットカードの決済処理を実行する。例えばプロセッサ501は、クレジットカードの認証を行い、承認されたクレジットカードの口座から取引金額を引き去るための処理を実行する。電子マネー媒体のデータが読み取られた場合には、プロセッサ501は、電子マネーの決済処理を実行する。すなわち、電子マネーの残高から取引金額を引き去るための処理を実行する。
かような非現金決済処理を終えると、プロセッサ501は、ACT16へと進む。プロセッサ601は、ACT16としてデバイスインターフェース505を介してPOS端末40に決済終了信号を出力する。以上で、プロセッサ501は、決済要求信号を受信したときの情報処理を終了する。そしてプロセッサ501は、再びレシートデータを受信するか、決済要求信号を受信するのを待ち受ける。因みに、決済終了信号を受信したPOS端末40のプロセッサ401は、前述したようにACT9の紙レシート発行処理と、ACT10のレシートデータ出力処理とを実行する。
ACT11及びACT12の待ち受け状態において、レシートデータを受信した場合には、プロセッサ501は、ACT12からACT17へと進む。プロセッサ501は、ACT17としてレシートデータを第1エリア61で記憶する。またプロセッサ501は、ACT18としてそのレシートデータを基に編集されるレシート画像をタッチパネル506のディスプレイに表示させる。
図6は、一例であるレシート画像81を表示した画面80の模式図である。図6に示すように、画面80には、レシート画像81とともに、電子レシートを希望するか否かの選択を促すテキスト82と、[はい]の肯定ボタン83及び[いいえ]の否定ボタン84のソフトキーボタンが表示されている。
画面80を確認した店員は、客が電子レシートを希望するレシート会員Mであるか否かを確認する。客が電子レシートを希望するレシート会員Mの場合には、店員は肯定ボタン83を入力する。そして店員は、そのレシート会員Mが所有する情報端末1に表示されている電子レシートIDの機械可読コードをスキャナ510で読み取るための操作を行う。客がレシート会員でない、あるいはレシート会員であっても電子レシートを希望しない客の場合には、店員は否定ボタン84を入力する。
画面80を表示した決済端末50のプロセッサ501は、ACT19として電子レシートが指令されたか否かを確認する。プロセッサ501は、肯定ボタン83が入力された場合には、電子レシートが指令されたと認識する。プロセッサ501は、否定ボタン84が入力された場合には、電子レシートが指令されなかったと認識する。
電子レシートが指令された場合には、プロセッサ501は、ACT20として電子レシートIDを取得する。すなわちプロセッサ501は、スキャナ510で読み取った機械可読コードから電子レシートIDを取得する。そしてプロセッサ501は、ACT21としてその電子レシートIDを第2エリア62で記憶する。またプロセッサ501は、ACT22として電子レシートIDをタッチパネル506のディスプレイに表示させる。
図7は、一例である電子レシートID91を表示した画面90の模式図である。図7に示すように、画面90には、画面80に表示されていたレシート画像81、及び、第2エリア62で記憶した電子レシートID91とともに、電子レシートIDをレシートデータに関連付けるか否かの選択を促すテキスト92、さらには[はい]の肯定ボタン93及び[いいえ]の否定ボタン94のソフトキーボタンが表示されている。
画面90を確認した店員は、電子レシートID91をレシート画像81のレシートデータと関連付けてよいか否かを確認する。レシート画像81がレシート会員Mの売買取引により発行された紙レシートの画像である場合、店員は、関連付けてよいと判断して肯定ボタン93を入力する。これに対し、レシート画像81がレシート会員Mの売買取引により発行された紙レシートの画像でない場合には、店員は、関連付けていけないと判断して否定ボタン94を入力する。
画面90を表示した決済端末50のプロセッサ501は、ACT23として電子レシートIDの関連付けが指令されたか否かを確認する。プロセッサ501は、肯定ボタン93が入力された場合、電子レシートIDの関連付けが指令されたと認識する。プロセッサ501は、否定ボタン94が入力された場合、電子レシートIDの関連付けが指令されなかったと認識する。
電子レシートIDの関連付けが指令された場合、プロセッサ501は、ACT23からACT24へと進む。プロセッサ501は、ACT24として第1エリア61に記憶しているレシートデータに、第2エリア62に記憶している電子レシートIDを関連付けるための処理を行う。その後、プロセッサ501は、ACT25として通信インターフェース504を制御して、電子レシートIDが関連付けられたレシートデータをセンタサーバ10に送信するための処理を行う。この処理により、電子レシートIDが関連付けられたレシートデータは、通信ネットワーク60を経由して中継サーバ20へと送信され、さらに通信ネットワーク30を経由してセンタサーバ10へと送信される。
一方、電子レシートIDの関連付けが指令されなかった場合には、プロセッサ501は、ACT24の処理をスキップしてACT25へと進む。すなわちプロセッサ501は、電子レシートIDが関連付けられていないレシートデータをセンタサーバ10に送信するための処理を行う。なお、ACT19において電子レシートが指令されなかった場合には、プロセッサ501は、ACT20乃至ACT24の処理をスキップしてACT25へと進む。すなわちプロセッサ501は、電子レシートIDが関連付けられていないレシートデータをセンタサーバ10に送信するための処理を行う。
以上で、プロセッサ501は、レシートデータを受信したときの情報処理を終了する。そしてプロセッサ501は、再びレシートデータを受信するか、決済要求信号を受信するのを待ち受ける。
ここにプロセッサ501は、ACT13乃至ACT15の処理により、決済手段71としての機能を実現する。プロセッサ501は、ACT12及びACT17の処理により、受信手段72としての機能を実現する。プロセッサ501は、ACT18の処理により、出力手段73としての機能を実現する。プロセッサ501は、ACT20及びACT21の処理により、取得手段74としての機能を実現する。プロセッサ501は、ACT22及びACT23の処理により、受付手段75としての機能を実現する。プロセッサ501は、ACT24の処理により、関連付け手段76としての機能を実現する。プロセッサ501は、ACT25の処理により、送信手段77としての機能を実現する。
以上の如く動作する決済端末50を用いて電子レシートシステム100を構成することにより、以下の作用効果を奏し得る。すなわち、決済端末50の表示デバイスであるタッチパネル506には、POS端末40で発行されたレシートの画像が表示される。したがって、決済端末50のオペレータ、例えば店員は、センタサーバ10へと送信されるレシートデータに基づくレシートの内容を送信前に確認することができる。
ここで、客がレシート会員Mであり、電子レシートを希望する場合、店員は、そのレシート会員Mの情報端末1に表示されている電子レシートIDの機械可読コードをスキャナ510で読み取るための操作を行う。このような操作を行うことにより、レシートの画像とともに電子レシートIDがタッチパネル506に表示される。したがって店員は、レシートが電子レシートIDで識別されるレシート会員Mとの売買取引によるものであるか否かを、レシートデータに電子レシートIDを関連付ける前に確認することができる。そして、レシートデータに電子レシートIDを関連付けてよい場合には、店員は、[はい]の肯定ボタン93を入力する。これに対し、レシートデータに電子レシートIDを関連付けてはいけない場合には、店員は、[いいえ]の否定ボタン94を入力する。肯定ボタン93を入力した場合には、電子レシートIDが関連付けられたレシートデータがセンタサーバ10へと送信される。否定ボタン94を入力した場合には、電子レシートIDが関連付けられていないレシートデータがセンタサーバ10へと送信される。
例えば決済端末50がメンテナンス中のときに、POS端末40で現金支払いの売買取引が実行されると、その売買取引のレシートデータは、メンテナンス終了後に決済端末50へと送信される。そのタイミングでPOS端末40において現金支払い又は非現金と支払いの売買取引が実行され、その売買取引の客が電子レシートを希望する場合、決済端末50のタッチパネル506に画像が表示されるレシートは、電子レシートを希望する客のレシートではなく、メンテナンス中に実行された客のレシートとなる場合がある。このような場合でも、本実施形態の決済端末50によれば、レシートデータに電子レシートIDを関連付ける前にレシートの画像を確認できるので、誤った関連付けがなされたレシートデータがセンタサーバ10に送信されるのを未然に防ぐことができる。
以上、一実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、各テナントTの決済端末50と中継サーバ20とを通信ネットワーク60で接続し、中継サーバ20を介してセンタサーバ10にレシートデータを送信する場合を例示した。この点に関しては、中継サーバ20を省略することも可能である。すなわち決済端末50を通信ネットワーク30に直接接続して、レシートデータをセンタサーバ10に送信するようにしてもよい。
前記実施形態では、図5のACT13において、POS端末40から受信した決済要求信号がクレジットキーの入力により生じた信号なのか電子マネーキーの入力により生じた信号なのかを識別することによって支払い方法を選択した。この点に関しては、決済端末50のタッチパネル506に、クレジットキーと電子マネーキーのソフトキーボタンを配置する。そしてプロセッサ501は、クレジットキーが操作入力された場合にはクレジットカード支払いが選択されたと認識し、電子マネーキーが操作入力された場合には電子マネー支払いが選択されたと認識するようにしてもよい。
前記実施形態では、出力手段73は、決済端末50の表示デバイスであるタッチパネル506にレシート画像を表示させて出力する場合を例示した。この点に関しては、決済端末50に別途接続された表示デバイスにレシートデータを出力して、レシートの画像を表示させるようにしてもよい。
前記実施形態では、取得手段74は、決済端末50のスキャナ510で読み取った機械可読コードから電子マネーIDを取得する場合を例示した。この点に関しては、POS端末40のスキャナ410で読み取った機械可読コードのデータを、デバイスインターフェース505を介して受信することにより、その機械可読コードから電子マネーIDを取得してもよい。こうすることにより、決済端末50からスキャナ510を省略することができる。
前記実施形態では、受付手段75は、タッチパネル506に表示されるソフトキーボタンの選択的な入力により関連付けの有無を受け付ける場合を例示した。この点に関しては、POS端末40のキーボード408に関連付け有り又は無しのキーを配置する。そして、デバイスインターフェース505を介して関連付け有りのキー信号を受信した場合には、関連付け有りを受け付け、関連付け無しのキー信号を介して受信した場合には、関連付け無しを受け付けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、レシート画像81を表示する画面80に、電子レシートを希望するか否かの選択を促すテキスト82と、[はい]の肯定ボタン83及び[いいえ]の否定ボタン84のソフトキーボタンを表示させた。この点に関しては、決済端末50のオプションにより電子レシートを希望するか否かの選択を受け付けるか否かを設定可能とする。そして、選択を受け付ける設定の場合には、プロセッサ501は、ACT18において図6に示す画面80をタッチパネル506に表示させる。以後、プロセッサ501は、ACT19以降の処理を前記実施形態と同様に実行する。これに対し、選択を受け付けない設定の場合には、プロセッサ501は、図5のACT18において、レシート画像81だけの画面をタッチパネル506に表示させる。そしてプロセッサ501は、ACT19の処理をスキップしてACT20へと進み、ACT20以降の処理を前記実施形態と同様に実行する。
さらには、前記実施形態では、決済端末50のプロセッサ501は、レシートデータを受信すると(図5のACT12においてYES)、無条件でタッチパネル506の画面80にレシート画像81を表示させた(図5のACT18)。この点に関しては、決済端末50のオプションによりレシート画像を表示するか否かを設定可能とする。そして、表示する設定の場合には、プロセッサ501は、レシートデータを受信したことに応じて、図5のACT17以降の処理を前記実施形態と同様に実行する。すなわちプロセッサ501は、例えば図6に示すレイアウトのレシート画像81を表示させて、電子レシートが指令されるか否かを確認する。これに対し、表示しない設定の場合には、プロセッサ501は、ACT17の処理の後、ACT18及びACT19の処理をスキップしてACT20へと進む。すなわちプロセッサ501は、電子レシートが指令されたものとみなして、ACT20以降の処理を前記実施形態と同様に実行する。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報端末、10…センタサーバ、20…中継サーバ、30,60…通信ネットワーク、40…POS端末、50…決済端末、71…決済手段、72…受信手段、73…出力手段、74…取得手段、75…受付手段、76…関連付け手段、77…送信手段、100…電子レシートシステム。

Claims (6)

  1. 商品の販売データを登録する登録装置とデータ通信を行う第1通信手段と、
    電子レシートを管理するサーバとデータ通信を行う第2通信手段と、
    前記登録装置で登録された商品の売買取引を決済する決済手段と、
    前記売買取引に係るレシートデータを前記登録装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したレシートデータに基づくレシート画像を出力する出力手段と、
    前記レシートデータを前記サーバに送信する送信手段と、
    を具備する決済装置。
  2. 電子レシートのユーザを識別する識別コードを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記識別コードを、前記出力手段によりレシート画像が出力された前記レシートデータに関連付ける関連付け手段と、
    をさらに具備し、
    前記送信手段は、前記関連付け手段により前記識別コードが関連付けられたレシートデータを前記サーバに送信する、請求項1記載の決済装置。
  3. 前記取得手段で取得した前記識別コードを前記レシートデータに関連付けるか否かの入力を受け付ける受付手段、
    をさらに具備し、
    前記関連付け手段は、前記受付手段により関連付ける旨の入力を受け付けた場合に、前記レシートデータに前記識別コードを関連付ける、請求項2記載の決済装置。
  4. 前記送信手段は、前記受付手段により関連付けない旨の入力を受け付けた場合には、前記レシートデータを前記識別コードと関連付けることなく前記サーバに送信する、請求項3記載の決済装置。
  5. 前記出力手段は、表示デバイスにレシート画像を表示出力する手段であり、
    前記受付手段は、前記レシート画像が表示された表示デバイスの画面の一部に配置されたボタン画像に対する操作入力により、前記識別コードを前記レシートデータに関連付けるか否かの入力を受け付ける、請求項3又は4記載の決済装置。
  6. 商品の販売データを登録する登録装置、及び、電子レシートを管理するサーバとデータ通信を行う決済装置のコンピュータを、
    前記登録装置で登録された商品の売買取引を決済する決済手段、
    前記売買取引に係るレシートデータを前記登録装置から受信する受信手段、
    前記受信手段で受信したレシートデータに基づくレシート画像を出力する出力手段、
    及び、
    前記レシートデータを前記サーバに送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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