JP2024007853A - 作業管理装置、作業管理方法、及び、作業管理プログラム - Google Patents

作業管理装置、作業管理方法、及び、作業管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】倉庫での作業の状況と、当該倉庫から荷物を輸送する輸送車に関する状況とを一元的に把握する。【解決手段】作業管理装置は、倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を管理する倉庫作業情報データベースと、作業の進捗状況を管理する作業進捗情報データベースと、荷物の輸送車の倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を管理する輸送情報データベースと、作業の進捗を監視する進捗監視部とを備え、進捗監視部は、輸送車の予定到着時刻から予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、輸送車に積み込まれる荷物に関する作業の予定作業開始時刻から予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、計画作業時間グラフに係る作業に対する進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する。【選択図】図5

Description

本開示は、作業管理装置、作業管理方法、及び、作業管理プログラムに関する。
特許文献1には、ピッキング対象の物品の配送先と残り作業量を記載した表示オブジェクトを配列して表示装置に表示する作業管理装置において、現在のピッキング作業の残りの作業量及びピッキング作業の作業状態に応じて、表示オブジェクトの配列の順序及び表示状態を変更して表示することが開示されている。
特開2021-71826号公報 特開2016-157169号公報
しかしながら、特許文献1のように物品のピッキング作業の作業状態を可視化するだけでは、ユーザは、サプライチェーンマネジメントにおける各作業を一元的に把握することが難しい。例えば、ユーザは、ピッキング作業等が行われる倉庫での作業の状況と、当該倉庫から荷物を輸送する輸送車に関する状況とを一元的に把握することが難しい。
本開示の目的は、倉庫での作業の状況と、当該倉庫から荷物を輸送する輸送車に関する状況とをユーザが一元的に把握することができる技術の提供にある。
本開示の一態様に係る作業管理装置は、倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を管理する倉庫作業情報データベースと、前記作業の進捗状況を管理する作業進捗情報データベースと、前記荷物の輸送車の前記倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を管理する輸送情報データベースと、前記作業の進捗を監視する進捗監視部と、を備え、前記進捗監視部は、前記輸送車の前記予定到着時刻から前記予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、前記輸送車に積み込まれる前記荷物に関する作業の前記予定作業開始時刻から前記予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、前記計画作業時間グラフに係る作業に対する前記進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する。
本開示の一態様に係る作業管理方法は、倉庫作業情報データベースから倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を取得し、作業進捗情報データベースから前記作業の進捗状況を取得し、輸送情報データベースから前記荷物の輸送車の前記倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を取得し、前記輸送車の前記予定到着時刻から前記予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、前記輸送車に積み込まれる前記荷物に関する作業の前記予定作業開始時刻から前記予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、前記計画作業時間グラフに係る作業に対する前記進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する。
本開示の一態様に係る作業管理プログラムは、倉庫作業情報データベースから倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を取得し、作業進捗情報データベースから前記作業の進捗状況を取得し、輸送情報データベースから前記荷物の輸送車の前記倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を取得し、前記輸送車の前記予定到着時刻から前記予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、前記輸送車に積み込まれる前記荷物に関する作業の前記予定作業開始時刻から前記予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、前記計画作業時間グラフに係る作業に対する前記進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する、ことをコンピュータに実行させる。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、倉庫での作業の状況と、当該倉庫から荷物を輸送する輸送車に関する状況とをユーザが一元的に把握することができる。
実施の形態1に係る作業管理システムの構成例を示すブロック図 倉庫作業情報DBにて管理される倉庫作業情報の一例を示す図 作業進捗情報DBにて管理される作業進捗情報の一例を示す図 輸送情報DBにて管理される輸送情報の一例を示す図 実施の形態1に係る進捗画面の一例を示す図 実施の形態1に係る進捗画面の一例を示す図 実施の形態1に係る進捗画面の一例を示す図 実施の形態1に係るカテゴリ進捗画面の一例を示す図 実施の形態1に係る工程進捗画面の一例を示す図 実施の形態1に係る実績サマリ画面の一例を示す図 本開示に係る作業管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
<システム構成>
図1は、実施の形態1に係る作業管理システム1の構成例を示すブロック図である。
作業管理システム1は、倉庫の荷物を各輸送車に積み込むために行われる作業(以下、単に「作業」と称する場合がある)を管理するシステムである。なお、輸送車は、配送車又は運送車などと読み替えられてもよい。輸送車、配送車又は運送車の例として、トラック、ライトバン、バイク等が挙げられる。
作業管理システム1は、作業管理装置2と、表示装置3とを含む。作業管理装置2は、表示装置3と、有線ケーブル又は通信ネットワークを介してデータを送受信可能である。有線ケーブルの例として、HDMI(登録商標)ケーブル、USBケーブル等が挙げられる。通信ネットワークの例として、有線LAN、無線LAN、LTE、4G、5G、インターネット、VPN(Virtual Private Network)等が挙げられる。
作業管理装置2は、倉庫作業情報DB(Database)21、作業進捗情報DB22、輸送情報DB23、進捗監視部11、及び、分析部12を含んで構成される。倉庫作業情報DB21、作業進捗情報DB22、輸送情報DB23は、ストレージ1003(図11参照)に格納されてよい。進捗監視部11及び分析部12は、メモリ1002(図11参照)に記憶された作業管理プログラムがプロセッサ1001(図11参照)に実行されることにより実現されてよい。よって、本実施の形態における、進捗監視部11及び分析部12が主体の処理は、プロセッサ1001を主体とする処理に読み替えられてもよい。
倉庫作業情報DB21は、倉庫における作業の計画及び実績に関する情報(以下、倉庫作業情報100と称する)を管理するDBである。
作業進捗情報DB22は、倉庫における作業の進捗状況に関する情報(以下、作業進捗情報140と称する)を管理するDBである。
輸送情報DB23は、各輸送車の計画及び実績に関する情報(以下、輸送情報200と称する)を管理するDBである。
なお、図示しないが、作業管理装置2は、倉庫で作業を行う作業者の勤務計画及び勤務実績に関する情報を管理する勤務情報DB、荷物の入庫及び出庫に関する情報を管理する入出庫情報DB、作業をより効率化するための改善提案に関する情報を管理する改善提案情報DB等を備えてもよい。
次に、図2から図4を参照して、倉庫作業情報100、作業進捗情報140、及び、輸送情報に200ついて詳細に説明する。
<倉庫作業情報>
図2は、倉庫作業情報DB21にて管理される倉庫作業情報100の一例を示す。
倉庫作業情報100は、項目として、日付101、輸送車102、予定作業開始時刻103、予定作業終了時刻104、実績作業開始時刻105、実績作業終了時刻106、カテゴリ107、工程108、予定作業人数109、実績作業人数110、予定荷量111、及び、実績荷量112を有する。
日付101は、作業の日付を示す。輸送車102は、日付101が示す日に、倉庫から荷物を輸送する輸送車の名称又はIDを示す。
予定作業開始時刻103は、輸送車102に積み込まれる荷物に関する倉庫での作業が開始される予定の時刻を示す。予定作業終了時刻104は、輸送車102に積み込まれる荷物に関する倉庫での作業が終了する予定の時刻を示す。本実施の形態では、予定作業開始時刻103から予定作業終了時刻104までの時間を、計画作業時間と称する場合がある。
実績作業開始時刻105は、輸送車102に積み込まれる荷物に関する倉庫での作業が実際に開始された時刻を示す。実績作業終了時刻106は、輸送車102に積み込まれる荷物に関する倉庫での作業が実際に終了した時刻を示す。本実施の形態では、実績作業開始時刻105から実績作業終了時刻106までの時間を、実績作業時間と称する場合がある。
カテゴリ107は、輸送車102に積み込まれる荷物が属するカテゴリの名称又はIDを示す。カテゴリの例として、菓子、酒、カップ麺、飲料等が挙げられる。
工程108は、カテゴリ107に属する荷物に関する倉庫での作業に含まれる各工程の名称又はIDを示す。工程の例として、ピッキング、出荷検品、荷積み等が挙げられる。
予定作業人数109は、工程108を行う予定の作業者の人数を示す。実績作業人数110は、工程108を実際に行った作業者の人数を示す。
予定荷量111は、輸送車102に積み込まれる荷物であって、工程108で取り扱う予定の荷物の数を示す。実績荷量112は、輸送車102に積み込まれる荷物であって、工程108で実際に取り扱った荷物の数を示す。
<作業進捗情報>
図3は、作業進捗情報DB22にて管理される作業進捗情報140の一例を示す。
作業進捗情報140は、項目として、輸送車141、カテゴリ142、工程143、作業人数144、作業進捗量145、及び、作業進捗率146を有する。
輸送車141は、当日に倉庫から荷物を輸送する輸送車の名称又はIDを示す。カテゴリ142は、輸送車141に積み込まれる荷物が属するカテゴリの名称又はIDを示す。
工程143は、輸送車141に積み込まれる荷物のうち、カテゴリ142に属する荷物に関する倉庫での作業に含まれる各工程の名称又はIDを示す。作業人数144は、現在時刻において、工程143を行っている作業者の人数を示す。
作業進捗量145は、輸送車141に向けて、現在時刻までに工程143の取り扱いを完了した荷物の数を示す。作業進捗率146は、現在時刻までに工程143の取り扱いが完了されている予定の荷物の数のうちの、実際に現在時刻までに取り扱いを完了した荷物の数の割合を示す。
<輸送情報>
図4は、輸送情報DB23にて管理される輸送情報200の一例を示す。
輸送情報200は、項目として、日付201、輸送車202、コース203、予定到着時刻204、予定出発時刻205、実績到着時刻206、及び、実績出発時刻207を有する。
日付201は、輸送の日付を示す。輸送車202は、日付201が示す日に、倉庫から荷物を輸送する輸送車の名称又はIDを示す。コース203は、輸送車202が移動するコースの名称又はIDを示す。輸送車331は、コース203を移動してコース上の目的地(例えば集荷拠点又は店舗等)に荷物を輸送する。輸送を完了した輸送車331は、再び倉庫に戻ってきてもよい。
予定到着時刻204は、輸送車202が倉庫のバースに到着する予定の時刻を示す。予定出発時刻205は、輸送車202が倉庫のバースから出発する予定の時刻を示す。本実施の形態では、予定到着時刻204から予定出発時刻205までの時間を、計画停車時間と称する場合がある。
実績到着時刻206は、輸送車202が倉庫のバースに実際に到着した時刻を示す。実績出発時刻207は、輸送車202が倉庫のバースから実際に出発した時刻を示す。本実施の形態では、実績到着時刻206から実績出発時刻207までの時間を、実績停車時間と称する場合がある。
図1の説明に戻る。
進捗監視部11は、倉庫作業情報DB21及び輸送情報DB23に基づいて、進捗状況を作業進捗情報DB22に反映する。すなわち、作業進捗情報DB22は、リアルタイム又は定期的に更新されてよい。なお、倉庫作業情報DB21は、倉庫に設置されているカメラの撮影画像及び/又は荷物に設置されているコード(例えばバーコード又はQRコード(登録商標))等に基づいて、自動的に更新されてよい。あるいは、倉庫作業情報DB21は、倉庫での作業者が手動で入力した進捗状況に基づいて更新されてもよい。進捗監視部11は、作業進捗情報DB22及び輸送情報DB23等に基づいて、進捗画面300を表示装置3に表示する。進捗画面300の詳細については後述する(図5~図7参照)。
分析部12は、倉庫作業情報DB21及び輸送情報DB23に基づいて、所定の分析期間における荷物に関する作業の実績と、共通の分析期間における輸送車に関する実績とを分析する。分析部12は、その分析結果に基づいて、実績サマリ画面600を表示装置3に表示する。実績サマリ画面600の詳細については後述する(図10参照)。
<進捗画面>
図5~図7は、実施の形態1に係る進捗画面300の一例を示す図である。図5は、現在時刻が10時30分のときの進捗画面300を示し、図6は、現在時刻が11時30分のときの進捗画面300を示し、図7は、現在時刻が23時00分のときの進捗画面300を示す。なお、進捗画面300に含まれる文字及び画像等は、進捗監視部11によって生成されてよい。
進捗画面300は、全体進捗領域310と、輸送車別進捗領域330と、メッセージ領域350と、を含む。
<全体進捗領域>
全体進捗領域310には、現在時刻までの作業の進捗状況が表示される。例えば、全体進捗領域310には、作業完了率311と、作業遅延率312と、未着手率313と、全体進捗グラフ314とが表示される。
作業完了率311は、現在時刻までに作業完了が予定されている荷物の数のうちの、現在時刻までに実際に作業が完了した荷物の数の割合を示す。
作業遅延率312は、現在時刻までに作業完了が予定されている荷物の数に対して、実際の作業がどのくらい遅延しているかを示す指標である。例えば、作業遅延率312は、(1-(現在時刻までに作業が完了した荷物の数)/(現在時刻までに作業の完了が予定されている荷物の数))×100(%)として算出される。なお、作業遅延率312が負値の場合、作業が計画よりも進んでいることを示してもよい。
未着手率313は、現在時刻までに作業完了が予定されている荷物の数のうちの、現在時刻までにまだ着手されてない荷物の数の割合を示す。
全体進捗グラフ314は、作業完了率311、作業遅延率312、及び、未着手率313をグラフで示したものである。
進捗監視部11は、当日の倉庫作業情報100と作業進捗情報140とに基づいて、作業完了率311、作業遅延率312、及び、未着手率313を算出及び表示してよい。また、進捗監視部11は、算出された作業完了率311、作業遅延率312、及び、未着手率313に基づいて、全体進捗グラフ314を生成及び表示してよい。
ユーザは、全体進捗領域310に表示される情報から、現在時刻における作業全体の進捗状況を一目で把握することができる。
<輸送車別進捗領域>
輸送車別進捗領域330には、当日に倉庫のバースに到着する輸送車毎に、輸送車331、コース332、作業進捗量333、作業進捗率334、進捗状況グラフ340が表示される。なお、図5~図7に示すように、画面上では、輸送車331は「到着予定トラック」と、作業進捗量333は「進捗(件)」と、作業進捗率334は「進捗(%)」と表示されてよい。
輸送車331は、当日に倉庫のバースに到着する輸送車の名称を示す。コース332は、輸送車331が移動するコースの名称を示す。
作業進捗量333は、輸送車331に積み込む荷物の数のうちの、現在時刻までに作業が完了した荷物の数を示す。作業進捗率334は、輸送車331に積み込む荷物の数のうちの、現在時刻までに作業が完了した荷物の数の割合を示す。
進捗監視部11は、輸送情報200に基づいて輸送車331及びコース332を表示し、作業進捗情報140に基づいて作業進捗量333及び作業進捗率334を表示する。
進捗状況グラフ340は、作業進捗に関する情報と輸送車に関する情報とを同じ時間軸上に表すグラフである。
進捗状況グラフ340は、輸送車331に対する計画作業時間を示す計画作業時間グラフ341と、輸送車331に対する作業進捗率334を示す作業進捗グラフ342と、輸送車331の計画停車時間を表す計画停車時間グラフ343と、輸送車331の実績到着時刻206を表す実績到着時刻ライン344と、輸送車331の実績出発時刻207を表す実績出発時刻ライン345と、現在時刻を表す現在時刻ライン346と、を含む。
図5に示すように、計画作業時間グラフ341と、作業進捗グラフ342とは重畳して表示されてよい。これにより、ユーザは、輸送車が倉庫に停車している時間帯と、当該輸送車に積み込む荷物に関する作業の計画作業時間と、その作業計画時間に対する進捗状況とを一元的に把握できる。
また、輸送車毎に進捗状況グラフ340が表示されるので、ユーザは、いずれの輸送車に対する作業が遅延しているのか、前倒しで進んでいるのか、あるいは、計画通りなのかを一目で確認できる。
現在時刻における作業進捗率が、現在時刻までに予定されている作業進捗率よりも所定の閾値以上小さい場合(つまり作業が遅延している場合)、作業進捗グラフ342は、作業が遅延していない場合の作業進捗グラフ342と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どの輸送車に対する作業が遅れているかを一目で確認できる。
現在時刻における作業進捗率が、現在時刻までに予定されている作業進捗率よりも所定の閾値以上大きい場合(つまり作業が前倒しで進んでいる場合)、作業進捗グラフ342は、作業が前倒しで進んでいない場合の作業進捗グラフ342と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どの輸送車に対する作業が前倒しで進んでいるかを一目で確認できる。
現在時刻における作業進捗率と現在時刻までに予定されている作業進捗率との相違(差分)が所定の範囲内である場合(つまり作業が計画通りに進んでいる場合)、作業進捗グラフ342は、作業が計画通りに進んでいない場合の作業進捗グラフ342と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どの輸送車に対する作業が計画通りに進んでいるかを一目で確認できる。
作業が完了した作業進捗グラフ342は、作業中の作業進捗グラフ342と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どの輸送車に対する作業が完了したかを一目で確認できる。
また、計画停車時間グラフ343と、実績到着時刻ライン344と、実績出発時刻ライン345とが一緒に表示されることにより、ユーザは、輸送車の到着時刻及び出発時刻の計画と実績とのずれを視覚的に確認できる。
進捗監視部11は、倉庫作業情報100の実績作業開始時刻105及び実績作業終了時刻196に基づいて計画作業時間グラフ341を表示してよい。進捗監視部11は、作業進捗情報140の作業進捗率146に基づいて作業進捗グラフ342を表示してよい。進捗監視部11は、輸送情報200の予定到着時刻204及び予定出発時刻205に基づいて計画停車時間グラフ343を表示してよい。進捗監視部11は、輸送情報200の実績到着時刻206及び実績出発時刻207に基づいて実績到着時刻ライン344及び実績出発時刻ライン345を表示してよい。
<メッセージ領域>
メッセージ領域350には、作業が遅延している輸送車を示す遅延メッセージ360と、作業が前倒しで進んでいる輸送車を示す前倒し(余裕)メッセージ370とが表示される。
遅延メッセージ360には、作業が遅延している輸送車と、当該輸送車に対する作業のうち遅延しているカテゴリ及び工程と、当該カテゴリ及び工程に割り当てられている作業人数とが表示される。これにより、ユーザは、作業が遅延している輸送車と、その輸送車に対する作業のうち遅延しているカテゴリ及び工程と、そのカテゴリ及び工程に割り当てられている作業人数とを一目で確認できる。
進捗監視部11は、複数の遅延メッセージ360を、以下の条件に基づいて並び替えて表示してよい。
(A1)複数の遅延メッセージ360は、輸送車の予定出発時刻が現在時刻に近い順に並べられる。
(A2)上記の条件(A1)にて同順の遅延メッセージ360については、現在時刻が現工程の予定開始時刻を過ぎており、作業進捗率が所定の閾値未満であり、かつ、前工程の作業進捗率よりも現工程の作業進捗率が悪化しているものが上位になるように並べられる。
前倒しメッセージ370には、作業が前倒しで進んでいる輸送車と、当該輸送車に対する作業のうち前倒しで進んでいるカテゴリ及び工程と、当該カテゴリ及び工程に割り当てられている作業人数とが表示される。これにより、ユーザは、作業が前倒しで進んでいる輸送車と、その輸送車に対する作業のうち前倒しで進んでいるカテゴリ及び工程と、そのカテゴリ及び工程に割り当てられている作業人数とを一目で確認できる。
進捗監視部11は、前倒しメッセージ370を、以下の条件に基づいて、並び替えて表示してよい。
(B1)複数の前倒しメッセージ370は、カテゴリ及び工程が遅延メッセージのカテゴリ及び工程と一致しているものが上位になるように並べられる。
(B2)上記の条件(B1)にて同順の前倒しメッセージ370については、作業進捗率がより大きいものが上位になるように並べられる。
このように、遅延メッセージ360と前倒しメッセージ370とが一緒に表示されることにより、ユーザは、現時点において、いずれの輸送車に対する作業及び工程が遅延しており、いずれの輸送車に対する作業及び工程が前倒しで進んでいるのかを容易に認識できる。
また、遅延メッセージ360及び前倒しメッセージ370は、上述したように並び替えて表示されることにより、ユーザは、遅延を解消するための施策のヒントを得ることができる。例えば、ユーザは、上位に並べられている前倒しメッセージ370が示す作業人数の一部を、上位に並べられている遅延メッセージ360が示す作業に再配置することにより、遅延している作業を挽回できるかもしれないというヒントを得ることができる。
<カテゴリ進捗画面>
図8は、実施の形態1に係るカテゴリ進捗画面400の一例を示す図である。図8は、図5~図7の進捗画面300にて輸送車「ヤマダ運輸01」が選択された場合に表示されるカテゴリ進捗画面400の一例である。
カテゴリ進捗画面400は、選択輸送車進捗領域410と、輸送車別進捗領域430とを有する。
選択輸送車進捗領域410には、進捗画面300にて選択された輸送車411、コース412、カテゴリ413、作業進捗量414、作業進捗率415、及び、進捗状況グラフ416が表示される。輸送車411、コース412、作業進捗量414、作業進捗率415、及び、進捗状況グラフ416は、図5~図7にて説明した輸送車331、コース332、作業進捗量333、作業進捗率334、及び、進捗状況グラフ340と同様である。カテゴリ413は、輸送車411に積み込まれる荷物のカテゴリを示す。
輸送車別進捗領域430には、輸送車毎に、輸送車431、コース432、カテゴリ433、作業進捗量434、作業進捗率435、及び、進捗状況グラフ436が表示される。輸送車431、コース432、作業進捗量434、作業進捗率435、及び、進捗状況グラフ436は、図5~図7にて説明した輸送車331、コース332、作業進捗量333、作業進捗率334、及び、進捗状況グラフ340と同様である。カテゴリ433は、輸送車431に積み込まれる荷物のカテゴリを示す。
例えば、ユーザ(例えば倉庫作業の管理者)は、進捗画面300から作業が遅れている輸送車を選択し、カテゴリ進捗画面400の選択輸送車進捗領域410に、当該選択した輸送車の進捗状況に関する情報を表示させる。このとき、選択輸送車進捗領域410には、当該輸送車に対応するカテゴリ413が表示される。ユーザは、選択輸送車進捗領域410のカテゴリ413と共通のカテゴリ433が対応付けられている別の輸送車であって、作業が前倒しで進んでいる別の輸送車を輸送車別進捗領域430から探す。ユーザは、探し出した別の輸送車のカテゴリ433の荷物の作業に割り当てられている作業者の少なくとも一部を、作業が遅れている輸送車のカテゴリ413の荷物の作業の応援に再配置する。これにより、作業が遅れている輸送車に対するその作業の遅れを挽回すことができる。
また、倉庫では一般的に同じカテゴリの荷物は一か所に集められているため、このように、共通のカテゴリの荷物の作業を行っている作業者を優先的に再配置することにより、再配置される作業者の負担を軽減することができる。
<工程進捗画面>
図9は、実施の形態1に係る工程進捗画面500の一例を示す図である。
工程進捗画面500は、選択輸送車進捗領域510と、カテゴリ別工程進捗領域530とを含む。選択輸送車進捗領域510は、図8にて説明した選択輸送車進捗領域410と同様である。
カテゴリ別工程進捗領域530には、カテゴリ531、工程532、作業人数533、工程進捗量534、工程進捗率535、及び、工程進捗状況グラフ540が表示される。なお、図9に示すように、画面上では、工程進捗量534は「進捗(件)」と、工程進捗率535は「進捗(%)」と表示されてよい。
カテゴリ531は、選択輸送車進捗領域510に示される輸送車に積み込まれる荷物のカテゴリを示す。工程532は、カテゴリ531の荷物に対して行われる作業の工程を示す。作業人数533は、工程532に割り当てられている作業者の人数を示す。
工程進捗量534は、工程532で取り扱われる荷物の数のうち、工程532を完了した荷物の数を示す。工程進捗率535は、工程532で取り扱われる荷物の数のうち、工程532を完了した荷物の数の割合を示す。
工程進捗状況グラフ540は、工程に関する情報を時間軸に表すグラフである。
工程進捗状況グラフ540は、工程532に対する計画工程時間を示す計画工程時間グラフ541と、工程532に対する工程進捗率535を示す工程進捗状況グラフ542と、現在時刻を表す現在時刻ライン543と、を含む。なお、計画工程時間は、工程532を行う予定の時間を示す。図9に示すように、計画工程時間グラフ541と、工程進捗状況グラフ542とは重畳して表示されてよい。これにより、ユーザは、計画工程時間に対する実際の進捗状況を視覚的に確認できる。
現在時刻における工程進捗率が、現在時刻までに予定されている工程進捗率よりも所定の閾値以上小さい場合(つまり工程532が遅延している場合)、工程進捗状況グラフ542は、工程532が遅延していない場合の工程進捗状況グラフ542と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どのカテゴリ531のどの工程532が遅れているかを一目で確認できる。
現在時刻における工程進捗率が、現在時刻までに予定されている工程進捗率よりも所定の閾値以上大きい場合(つまり工程532が前倒しで進んでいる場合)、工程進捗状況グラフ542は、工程532が前倒しで進んでいない場合の工程進捗状況グラフ542と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どのカテゴリ531のどの工程532が前倒しで進んでいるかを一目で確認できる。
現在時刻における工程進捗率と現在時刻までに予定されている工程進捗率との相違(差分)が所定の範囲内である場合(つまり工程532が計画通りに進んでいる場合)、工程進捗状況グラフ542は、工程532が計画通りに進んでいない場合の工程進捗状況グラフ542と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どのカテゴリ531のどの工程532が計画通りに進んでいるかを一目で確認できる。
工程532が完了した工程進捗状況グラフ542は、工程中の工程進捗状況グラフ542と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、どのカテゴリ531のどの工程532が完了したかを一目で確認できる。
<実績サマリ画面>
図10は、実施の形態1に係る実績サマリ画面600の一例を示す図である。なお、実績サマリ画面600に含まれる文字及び画像等は、分析部12によって生成されてよい。
実績サマリ画面600は、倉庫作業サマリ領域700と、輸送サマリ領域800とを有する。
まず、倉庫作業サマリ領域700について説明する。
倉庫作業サマリ領域700には、所定の分析期間(例えば8日間)に含まれる各日付における、倉庫作業に関する計画と実績との分析結果を示すグラフが表示される。例えば、図10に示すように、倉庫作業サマリ領域700には、作業計画分析グラフ710、人時計画分析グラフ730、及び、荷量計画分析グラフ750が表示される。なお、作業計画分析グラフ710、人時計画分析グラフ730、及び、荷量計画分析グラフ750は、分析部12によって生成及び表示されてよい。
<作業計画分析グラフ>
作業計画分析グラフ710は、分析期間の各日付(横軸)における作業計画予実差異(縦軸)を棒グラフ711で表す。作業計画予実差異は、次の式により算出される。
作業計画予実差異=(|実績工数-標準工数|/標準工数)×100(%)
ここで、実績工数は、倉庫作業情報DB21の実績作業人数110と実績荷量112とに基づいて算出される値であってよい。また、標準工数は、倉庫作業情報DB21の予定作業人数109と予定荷量111とに基づいて得られる値であってよい。あるいは、標準工数は、標準的な工数又は目標とする工数としてユーザに設定されてもよい。
また、作業計画分析グラフ710には、作業計画予実差異の標準値を示すライン712が表示されてよい。作業計画予実差異の棒グラフ711は、作業計画予実差異の標準値を超える場合、作業計画予実差異の標準値を超えない場合と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、標準値を超えている作業計画予実差異の棒グラフ711を一目で認識できる。
<人時計画分析グラフ>
人時計画分析グラフ730は、分析期間の各日付(横軸)における人時計画予実差異(縦軸)を棒グラフ731で表す。人時計画予実差異は、次の式により算出される。
人時計画予実差異=(|実績人時-計画人時|/計画人時)×100(%)
ここで、実績人時は、倉庫作業情報DB21の実績作業開始時刻105と実績作業終了時刻106と実績作業人数110とに基づいて算出される値であってよい。また、計画人時は、倉庫作業情報DB21の予定作業開始時刻103と予定作業終了時刻104と予定作業人数109とに基づいて算出される値であってよい。あるいは、計画人時は、標準的な人時又は目標とする人時としてユーザに設定されてもよい。
また、人時計画分析グラフ730には、人時計画予実差異の標準値を示すライン732が表示されてよい。人時計画予実差異の棒グラフ731は、人時計画予実差異の標準値を超える場合、人時計画予実差異の標準値を超えない場合と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、標準値を超えている人時計画予実差異の棒グラフ731を一目で認識できる。
<荷量計画分析グラフ>
荷量計画分析グラフ750は、分析期間の各日付(横軸)における荷量計画予実差異(縦軸)を棒グラフ751で表す。荷量計画予実差異は、次の式により算出される。
荷量計画予実差異=(|実績荷量-計画荷量|/計画荷量)×100(%)
ここで、実績荷量は、倉庫作業情報DB21の実績荷量に基づいて算出される値であってよい。また、計画荷量は、倉庫作業情報DB21の予定荷量111に基づいて算出される値であってよい。あるいは、計画荷量は、標準的な荷量又は目標とする荷量としてユーザに設定されてもよい。
また、荷量計画分析グラフ750は、荷量計画予実差異の標準値を示すライン752が表示されてよい。荷量計画予実差異の棒グラフ751は、荷量計画予実差異の標準値を超える場合、荷量計画予実差異の標準値を超えない場合と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、標準値を超えている荷量計画予実差異の棒グラフ751を一目で認識できる。
なお、作業計画分析グラフ710、人時計画分析グラフ730、及び、荷量計画分析グラフ750には、それぞれ、各日付の作業件数を示す折れ線グラフ770が一緒に表示されてよい。
次に、輸送サマリ領域800について説明する。
輸送サマリ領域800には、所定の分析期間に含まれる各日付における、輸送車による荷物の輸送に関する計画と実績との分析結果を示すグラフが表示される。例えば、図10に示すように、輸送サマリ領域800には、実働率分析グラフ810、積載率分析グラフ830、及び、定刻到着率分析グラフ850が表示される。なお、実働率分析グラフ810、積載率分析グラフ830、及び、定刻到着率分析グラフ850は、分析部12によって生成及び表示されてよい。
<実働率分析グラフ>
実働率分析グラフ810は、各日付(横軸)における実働率(縦軸)を棒グラフ811で表す。実働率は、次の式により算出される。
実働率=(輸送車が荷物を積んだ状態で移動している時間/輸送車が移動している総時間)×100(%)
なお、図10に示す1日の実働率の棒グラフ811は、1日の各輸送車の実働率の平均値として算出されてよい。
また、実働率分析グラフ810は、実働率の標準値を示すライン812が表示されてよい。実働率の標準値は、業界で標準的な実働率又は目標とする実働率としてユーザに設定されてよい。実働率の棒グラフ811は、実働率の標準値を超えない場合、実働率の標準値を超える場合と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、標準値を超えていない実働率の棒グラフ811を一目で認識できる。
<積載率分析グラフ>
積載率分析グラフ830は、各日付(横軸)における積載率(縦軸)を棒グラフ831で表す。積載率は、次の式により算出される。
積載率=(輸送車が実際に積み込んだ荷物の総重量/輸送車が積み込み可能な荷物の総重量)×100(%)
なお、図10に示す1日の積載率の棒グラフ831は、1日の各輸送車の積載率の平均値として算出されてよい。
また、積載率分析グラフ830は、積載率の標準値を示すライン832が表示されてよい。積載率の標準値は、業界で標準的な積載率又は目標とする積載率としてユーザに設定されてよい。積載率の棒グラフ831は、積載率の標準値を超えない場合、積載率の標準値を超える場合と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、標準値を超えていない積載率の棒グラフ821を一目で認識できる。
<定刻到着率分析グラフ>
定刻到着率分析グラフ850は、各日付(横軸)における定刻到着率(縦軸)を棒グラフ851で表す。定刻到着率は、次の式により算出される。
定刻到着率=(輸送車が配送先に予定到着時刻までに到着した回数/輸送車が配送先に到着した総回数)×100(%)
なお、図10に示す1日の定刻到着率の棒グラフ851は、1日の各輸送車の定刻到着率の平均値として算出されてよい。
また、定刻到着率分析グラフ850は、定刻到着率の標準値を示すライン852が表示されてよい。定刻到着率の標準値は、業界で標準的な定刻到着率又は目標とする定刻到着率としてユーザに設定されてよい。定刻到着率の棒グラフ851は、定刻到着率の標準値を超えない場合、定刻到着率の標準値を超える場合と異なる態様(例えば異なる色又は模様)で表示されてよい。これにより、ユーザは、標準値を超えていない定刻到着率の棒グラフ851を一目で認識できる。
なお、実働率分析グラフ810、積載率分析グラフ830、及び、定刻到着率分析グラフ850には、それぞれ、各日付の作業件数を示す折れ線グラフ870が一緒に表示されてよい。
また、図10に示すように、倉庫作業サマリ領域700に表示される各分析グラフの横軸と、輸送サマリ領域800に表示される各分析グラフの横軸は、共通の分析期間の日付を有してよい。これにより、ユーザは、所定の分析期間の各日付における荷物に関する作業の実績と輸送車に関する実績の両方を、一元的に比較分析できる。さらに、図10に示すように、棒グラフは、標準値を超える場合と超えない場合とで異なる態様で表示されてよい。これにより、ユーザは、改善の余地がありそうなポイントを発見しやすい。
なお、分析部12は、ユーザがいずれかの分析グラフを選択すると、その選択された分析グラフのより詳細な分析結果を表示してよい。これにより、ユーザは、まず、実績サマリ画面600にて改善の余地がありそうなポイントを発見し、次に、その改善の余地がありそうなポイントの分析グラフを選択し、より詳細な分析結果を確認することができる。つまり、ユーザは、より効率的に改善のための分析を行うことができる。
また、図10に示す実績サマリ画面600では、分析期間の日付毎の分析結果が棒グラフで表示されているが、分析結果は日付毎の表示に限られない。例えば、1週間単位又は1か月単位の分析結果が棒グラフで表示されてもよい。また、分析結果を示すグラフは、棒グラフに限られず、例えば分析結果は折れ線グラフ又は円グラフ等で表示されてもよい。
<ハードウェア構成>
上述した作業管理装置2の機能ブロックは、作業管理プログラム又は作業管理方法により実現され得る。
図11は、本開示に係る作業管理装置2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータ1000は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、入出力I/F1004、通信装置1006、GPU(Graphics Processing Unit)1007、読取装置1008、及び、バス1009を備える。プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、入出力I/F1004、通信装置1006、GPU1007、及び、読取装置1008は、バス1009に接続され、バス1009を介して双方向にデータを送受信できる。
プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されたコンピュータプログラムを実行し、上述した機能ブロックを実現する装置である。プロセッサ1001の例として、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、コントローラ、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が挙げられる。例えば、進捗監視部11及び分析部12は、プロセッサ1001が作業管理プログラムを実行することにより実現されてよい。
メモリ1002は、コンピュータ1000が取り扱うコンピュータプログラム及びデータを記憶する装置である。メモリ1002は、ROM(Read-Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含んでよい。
ストレージ1003は、不揮発性記憶媒体で構成され、コンピュータ1000が取り扱うコンピュータプログラム及びデータを記憶する装置である。ストレージ1003の例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)が挙げられる。例えば、倉庫作業情報DB21、作業進捗情報DB22、及び、輸送情報DB23は、ストレージ1003に格納されてよい。
入出力I/F1004には、表示装置3が接続される。表示装置3の例として、ディスプレイ装置、又は、プロジェクタ装置等が挙げられる。表示装置3には、タッチパネル及びマイク等の入力装置が含まれてもよい。あるいは、表示装置3には、キーボード、マウス等の入力装置が接続されてもよい。
通信装置1006は、他の装置と、通信ネットワークを介して、データを送受信する装置である。通信装置1006は、有線通信及び無線通信の何れに対応してもよい。有線通信の例として、Ethernet(登録商標)が挙げられる。無線通信の例として、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、LTE、4G、5Gが挙げられる。なお、通信装置1006には、表示装置3が接続されてもよい。
GPU1007は、画像描写を高速に処理する装置である。
読取装置1008は、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)又はUSB(Universal Serial Bus)メモリといった記録媒体からデータを読み取る装置である。
なお、作業管理装置2の機能ブロックは、集積回路であるLSIとして実現されてもよい。これらの機能ブロックは、個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
<技術1>
作業管理装置(2)は、倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻(103)及び予定作業終了時刻(104)を管理する倉庫作業情報データベース(21)と、作業の進捗状況を管理する作業進捗情報データベース(22)と、荷物の輸送車の倉庫に対する予定到着時刻(204)及び予定出発時刻(205)を管理する輸送情報データベース(23)と、作業の進捗を監視する進捗監視部(11)と、を備える。
進捗監視部は、輸送車の予定到着時刻から予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフ(343)と、輸送車に積み込まれる荷物に関する作業の予定作業開始時刻から予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフ(341)と、計画作業時間グラフに係る作業に対する進捗状況を示す作業進捗グラフ(342)と、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフ(340)を、所定の表示装置(3)に表示する。
これにより、ユーザは、輸送車が倉庫に停車している時間帯と、当該輸送車に積み込む荷物に関する作業の計画作業時間と、その作業計画時間に対する現在の進捗状況とを一元的に把握できる。
<技術2>
技術1に記載の作業管理装置において、進捗監視部は、倉庫から荷物を輸送する複数の輸送車のそれぞれに対応する進捗状況グラフを表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、いずれの輸送車に対する作業が遅延しているのか、前倒しで進んでいるのか、あるいは、計画通りなのかを一目で確認できる。
<技術3>
技術1又は2に記載の作業管理装置において、輸送情報データベースは、輸送車の倉庫に対する実績到着時刻(206)及び実績出発時刻(207)を管理し、進捗監視部は、輸送車の実績到着時刻及び実績出発時刻の少なくとも1つを進捗状況グラフに含めて、表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、輸送車の到着時刻及び出発時刻の計画と実績とのずれを視覚的に確認できる。
<技術4>
技術1から3のいずれか1つに記載の作業管理装置において、作業進捗グラフは、当該作業進捗グラフに係る作業が遅延している場合、遅延していない場合と異なる態様にて表示される。
これにより、ユーザは、どの輸送車に対する作業が遅れているかを一目で確認できる。
<技術5>
技術1から4のいずれか1つに記載の作業管理装置において、進捗監視部は、作業が遅延している輸送車を識別可能な遅延メッセージ(360)を、表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、作業が遅延している輸送車を一目で確認できる。
<技術6>
技術1から5のいずれか1つに記載の作業管理装置において、進捗監視部は、作業が前倒しで進んでいる輸送車を識別可能な前倒しメッセージを、表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、作業が前倒しで進んでいる輸送車を一目で確認できる。
<技術7>
技術1から7のいずれか1つに記載の作業管理装置において、倉庫作業情報データベースは、荷物のカテゴリ(107)をさらに管理し、進捗監視部は、輸送車に積み込まれる荷物のカテゴリを、進捗状況グラフと共に、表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、輸送車に積み込まれる荷物のカテゴリを一目で確認できる。
<技術8>
技術1から7のいずれか1つに記載の作業管理装置において、倉庫作業情報データベースは、荷物のカテゴリと、当該カテゴリごとに荷物に関する作業に含まれる複数の工程(108)と、をさらに管理し、進捗監視部は、選択された輸送車に積み込まれる荷物に関する作業について、当該作業に含まれる各工程の進捗状況を示す工程進捗状況グラフ(540)を、表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、工程毎の進捗状況を一目で確認できる。
<技術9>
技術1から8のいずれか1つに記載の作業管理装置において、倉庫作業情報データベースは、荷物に関する作業の実績(例えば、実績作業開始時刻105、実績作業終了時刻106、実績作業人数110、実績荷量112)をさらに管理し、輸送情報データベースは、輸送車に関する実績(例えば、実績到着時刻206、実績出発時刻207)をさらに管理する。また、作業管理装置は、荷物に関する作業の実績及び輸送車に関する実績を分析する分析部(12)をさらに備える。
分析部は、所定の分析期間における荷物に関する作業の実績に基づいて倉庫作業に関する分析グラフ(例えば、作業計画分析グラフ710、人時計画分析グラフ730、荷量計画分析グラフ750)を生成し、共通の分析期間における輸送車に関する実績に基づいて輸送車に関する分析グラフ(例えば、実働率分析グラフ810、積載率分析グラフ830、定刻到着率分析グラフ850)を生成し、倉庫作業に関する分析グラフと、輸送車に関する分析グラフとを一緒に表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、所定の分析期間における荷物に関する作業の実績と輸送車に関する実績の両方を、容易に比較分析できる。
<技術10>
技術9に記載の作業管理装置において、分析部は、倉庫作業に関する分析グラフと共に所定の第1の標準を示すライン(例えばライン712、732、752)を表示し、第1の標準を超えているグラフ(例えば棒グラフ711、731、751)を、第1の標準を超えていないグラフ(例えば棒グラフ711、731、751)と異なる態様にて表示し、輸送車に関する分析グラフと共に所定の第2の標準を示すライン(例えばライン812、832、852)を表示し、第2の標準を超えているグラフ(例えば棒グラフ811、831、851)を、第2の標準を超えていないグラフ(例えば棒グラフ811、831、851)と異なる態様にて表示する。
これにより、ユーザは、標準を超えているグラフと標準を超えていないグラフとを一目で確認できる。
<技術11>
作業管理方法として、倉庫作業情報データベースから倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を取得し、作業進捗情報データベースから作業の進捗状況を取得し、輸送情報データベースから荷物の輸送車の倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を取得し、輸送車の予定到着時刻から予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、輸送車に積み込まれる荷物に関する作業の予定作業開始時刻から予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、計画作業時間グラフに係る作業に対する進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する。
これにより、ユーザは、輸送車が倉庫に停車している時間帯と、当該輸送車に積み込む荷物に関する作業の計画作業時間と、その作業計画時間に対する現在の進捗状況とを一度に確認できる。
<技術12>
作業管理プログラムは、倉庫作業情報データベースから倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を取得し、作業進捗情報データベースから作業の進捗状況を取得し、輸送情報データベースから荷物の輸送車の倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を取得し、輸送車の予定到着時刻から予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、輸送車に積み込まれる荷物に関する作業の予定作業開始時刻から予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、計画作業時間グラフに係る作業に対する進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する、ことをコンピュータに実行させる。
これにより、ユーザは、輸送車が倉庫に停車している時間帯と、当該輸送車に積み込む荷物に関する作業の計画作業時間と、その作業計画時間に対する現在の進捗状況とを一度に確認できる。
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示の技術は、サプライチェーンマネジメントの業務の管理及び分析等に有用である。
1 作業管理システム
2 作業管理装置
3 表示装置
11 進捗監視部
12 分析部
21 倉庫作業情報DB
22 作業進捗情報DB
23 輸送情報DB
100 倉庫作業情報
101 日付
102 輸送車
103 予定作業開始時刻
104 予定作業終了時刻
105 実績作業開始時刻
106 実績作業終了時刻
107 カテゴリ
108 工程
109 予定作業人数
110 実績作業人数
111 予定荷量
112 実績荷量
140 作業進捗情報
141 輸送車
142 カテゴリ
143 工程
144 作業人数
145 作業進捗量
146 作業進捗率
200 輸送情報
201 日付
202 輸送車
203 コース
204 予定到着時刻
205 予定出発時刻
206 実績到着時刻
207 実績出発時刻
300 進捗画面
310 全体進捗領域
311 作業完了率
312 作業遅延率
313 未着手率
314 全体進捗グラフ
330 輸送車別進捗領域
331 輸送車
332 コース
333 作業進捗量
334 作業進捗率
340 進捗状況グラフ
341 計画作業時間グラフ
342 作業進捗グラフ
343 計画停車時間グラフ
344 実績到着時刻ライン
345 実績出発時刻ライン
346 現在時刻ライン
350 メッセージ領域
360 遅延メッセージ
370 前倒しメッセージ
400 カテゴリ進捗画面
410 選択輸送車進捗領域
411 輸送車
412 コース
413 カテゴリ
414 作業進捗量
415 作業進捗率
416 進捗状況グラフ
430 輸送車別進捗領域
431 輸送車
432 コース
433 カテゴリ
434 作業進捗量
435 作業進捗率
436 進捗状況グラフ
437 現在時刻ライン
500 工程進捗画面
510 選択輸送車進捗領域
530 カテゴリ別工程進捗領域
531 カテゴリ
532 工程
533 作業人数
534 工程進捗量
535 工程進捗率
540 工程進捗状況グラフ
541 計画工程時間グラフ
542 工程進捗状況グラフ
543 現在時刻ライン
600 実績サマリ画面
700 倉庫作業サマリ領域
710 作業計画分析グラフ
711 棒グラフ
712 ライン
730 人時計画分析グラフ
731 棒グラフ
732 ライン
750 荷量計画分析グラフ
751 棒グラフ
752 ライン
770 折れ線グラフ
800 輸送サマリ領域
810 実働率分析グラフ
811 棒グラフ
812 ライン
830 積載率分析グラフ
831 棒グラフ
832 ライン
850 定刻到着率分析グラフ
851 棒グラフ
852 ライン
870 折れ線グラフ

Claims (12)

  1. 倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を管理する倉庫作業情報データベースと、
    前記作業の進捗状況を管理する作業進捗情報データベースと、
    前記荷物の輸送車の前記倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を管理する輸送情報データベースと、
    前記作業の進捗を監視する進捗監視部と、を備え、
    前記進捗監視部は、
    前記輸送車の前記予定到着時刻から前記予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、前記輸送車に積み込まれる前記荷物に関する作業の前記予定作業開始時刻から前記予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、前記計画作業時間グラフに係る作業に対する前記進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する、
    作業管理装置。
  2. 前記進捗監視部は、
    前記倉庫から前記荷物を輸送する複数の前記輸送車のそれぞれに対応する前記進捗状況グラフを前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  3. 前記輸送情報データベースは、前記輸送車の前記倉庫に対する実績到着時刻及び実績出発時刻を管理し、
    前記進捗監視部は、前記輸送車の前記実績到着時刻及び前記実績出発時刻の少なくとも1つを前記進捗状況グラフに含めて、前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  4. 前記作業進捗グラフは、当該作業進捗グラフに係る作業が遅延している場合、遅延していない場合と異なる態様にて表示される、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  5. 前記進捗監視部は、
    前記作業が遅延している前記輸送車を識別可能な遅延メッセージを、前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  6. 前記進捗監視部は、
    前記作業が前倒しで進んでいる前記輸送車を識別可能な前倒しメッセージを、前記表示装置に表示する、
    請求項1又は5に記載の作業管理装置。
  7. 前記倉庫作業情報データベースは、前記荷物のカテゴリをさらに管理し、
    前記進捗監視部は、
    前記輸送車に積み込まれる前記荷物の前記カテゴリを、前記進捗状況グラフと共に、前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  8. 前記倉庫作業情報データベースは、前記荷物のカテゴリと、前記カテゴリごとに前記荷物に関する前記作業に含まれる複数の工程と、をさらに管理し、
    前記進捗監視部は、
    選択された前記輸送車に積み込まれる荷物に関する作業について、当該作業に含まれる各工程の進捗状況を示す工程進捗状況グラフを、前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  9. 前記倉庫作業情報データベースは、前記荷物に関する作業の実績をさらに管理し、
    前記輸送情報データベースは、前記輸送車に関する実績をさらに管理し、
    前記荷物に関する作業の実績及び前記輸送車に関する実績を分析する分析部をさらに備え、
    前記分析部は、
    所定の分析期間における前記荷物に関する作業の実績に基づいて倉庫作業に関する分析グラフを生成し、
    前記分析期間における前記輸送車に関する実績に基づいて輸送車に関する分析グラフを生成し、
    前記倉庫作業に関する分析グラフと、前記輸送車に関する分析グラフとを一緒に前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  10. 前記分析部は、
    前記倉庫作業に関する分析グラフと共に所定の第1の標準を示すラインを表示し、前記第1の標準を超えているグラフを、前記第1の標準を超えていないグラフと異なる態様にて表示し、
    前記輸送車に関する分析グラフと共に所定の第2の標準を示すラインを表示し、前記第2の標準を超えているグラフを、前記第2の標準を超えていないグラフと異なる態様にて表示する、
    請求項9に記載の作業管理装置。
  11. 倉庫作業情報データベースから倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を取得し、
    作業進捗情報データベースから前記作業の進捗状況を取得し、
    輸送情報データベースから前記荷物の輸送車の前記倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を取得し、
    前記輸送車の前記予定到着時刻から前記予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、前記輸送車に積み込まれる前記荷物に関する作業の前記予定作業開始時刻から前記予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、前記計画作業時間グラフに係る作業に対する前記進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する、
    作業管理方法。
  12. 倉庫作業情報データベースから倉庫の荷物に関する作業の予定作業開始時刻及び予定作業終了時刻を取得し、
    作業進捗情報データベースから前記作業の進捗状況を取得し、
    輸送情報データベースから前記荷物の輸送車の前記倉庫に対する予定到着時刻及び予定出発時刻を取得し、
    前記輸送車の前記予定到着時刻から前記予定出発時刻までの時間を示す計画停車時間グラフと、前記輸送車に積み込まれる前記荷物に関する作業の前記予定作業開始時刻から前記予定作業終了時刻までの時間を示す計画作業時間グラフと、前記計画作業時間グラフに係る作業に対する前記進捗状況を示す作業進捗グラフと、を共通の時間軸上に含む進捗状況グラフを、所定の表示装置に表示する、
    ことをコンピュータに実行させる、
    作業管理プログラム。
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