JP2024005647A - マッサージ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気袋がユーザを押す力が低下することを抑制できるマッサージ装置を提供する。【解決手段】マッサージ装置は、吸気に伴い膨張する一方で排気に伴い収縮する空気袋41と、空気袋41を支持するクッション材31と、空気袋41とクッション材31との間に配置され、クッション材31よりも硬質な中間シート43と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、マッサージ装置に関する。
特許文献1には、マッサージ装置として、ユーザの臀部及び脚部を支持するシートクッションと、ユーザの背中を支持するシートバックと、シートクッション及びシートバックに内蔵される複数の空気袋と、を備える車両用シート装置が記載されている。空気袋は、空気が供給されることで膨張し、空気を排出することで収縮する。マッサージ装置は、複数の空気袋を膨張又は収縮させることにより、ユーザをマッサージする。
上記のようなマッサージ装置において、空気袋が膨張する場合、空気袋がシートクッション及びシートバックに対して沈み込む場合がある。その結果、空気袋がユーザを押す力が低下する場合がある。
以下、上記課題を解決するための態様及びその作用効果について記載する。
[態様1]上記課題を解決するマッサージ装置は、吸気に伴い膨張する一方で排気に伴い収縮する空気袋と、前記空気袋を支持する支持部材と、前記空気袋と前記支持部材との間に配置され、前記支持部材よりも硬質な中間シートと、を備える。
[態様1]上記課題を解決するマッサージ装置は、吸気に伴い膨張する一方で排気に伴い収縮する空気袋と、前記空気袋を支持する支持部材と、前記空気袋と前記支持部材との間に配置され、前記支持部材よりも硬質な中間シートと、を備える。
マッサージ装置において、空気袋と支持部材との間には、支持部材よりも硬質な中間シートが存在する。このため、空気袋が膨張するときに、空気袋が支持部材に沈み込みにくくなる。こうして、マッサージ装置は、空気袋がユーザを押す力が低下することを抑制できる。
[態様2]態様1に記載のマッサージ装置において、前記空気袋と前記中間シートと前記支持部材とが重なる方向を積層方向としたとき、前記中間シートは、前記積層方向における平面視において、前記空気袋よりも小さいことが好ましい。
積層方向における平面視において、中間シートが前記空気袋よりも大きい場合には、空気袋から支持部材よりも硬質な中間シートがはみ出すことになる。このため、空気袋を中間シートとともに支持部材をカバーで覆ったとしても、マッサージ装置の利用時に、ユーザの身体が中間シートのある部分に触れることで違和感を覚えるおそれがある。この点、上記マッサージ装置は、積層方向における平面視において、中間シートが空気袋よりも小さくなっているため、上記事態が発生することを抑制できる。
[態様3]態様1又は態様2に記載のマッサージ装置は、前記空気袋と前記中間シートとを接合する接合部を備えることが好ましい。
マッサージ装置において、空気袋に中間シートが接合されているため、中間シートを空気袋と一体に扱うことが可能となる。
マッサージ装置において、空気袋に中間シートが接合されているため、中間シートを空気袋と一体に扱うことが可能となる。
[態様4]態様3に記載のマッサージ装置において、前記空気袋と前記中間シートと前記支持部材とが重なる方向を積層方向としたとき、前記接合部は、前記積層方向における平面視において、前記空気袋の中央部と前記中間シートの中央部とを接合することが好ましい。
例えば、空気袋と中間シートのうち、積層方向に対向する部分の全てが接合部によって接合される比較例の場合には、中間シートが空気袋の膨張を妨げるおそれがある。この点、上記マッサージ装置において、接合部は、空気袋の中央部と中間シートの中央部とを接合するのみである。このため、マッサージ装置は、中間シートによって、空気袋が正常に膨張しなくなることを抑制できる。
[態様5]態様1又は態様2に記載のマッサージ装置において、前記空気袋と前記中間シートと前記支持部材とが重なる方向を積層方向としたとき、前記空気袋は、吸気に伴い膨張する一方で排気に伴い収縮する第1袋体及び第2袋体と、前記第1袋体及び前記第2袋体を前記積層方向に接合する袋体接合部と、を有し、前記袋体接合部は、前記第1袋体及び前記第2袋体を連通させる連通孔を含み、前記中間シートは、前記積層方向において、前記第2袋体と前記支持部材との間に位置し、前記積層方向における平面視において、前記袋体接合部よりも大きいことが好ましい。
中間シートが袋体接合部よりも小さい場合には、第2袋体が膨張するときに第2袋体が支持部材に沈み込みやすくなる。この点、マッサージ装置は、中間シートが袋体接合部よりも大きいため、第2袋体が膨張するときに第2袋体が支持部材に沈み込むことを抑制できる。
マッサージ装置は、空気袋がユーザを押す力が低下することを抑制できる。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るマッサージ装置10について説明する。図中では、図示の簡略化のために、金属材料でない部材の断面に対して、金属材料の断面であることを示すハッチングを使用している。
以下、第1実施形態に係るマッサージ装置10について説明する。図中では、図示の簡略化のために、金属材料でない部材の断面に対して、金属材料の断面であることを示すハッチングを使用している。
<第1実施形態の構成>
図1に示すように、マッサージ装置10は、シートクッション20と、シートバック30と、複数のマッサージユニット40と、駆動部50と、リモコン60と、を備える。本実施形態のマッサージ装置10は、マッサージ機能を有する車両用のシートである。他の実施形態において、マッサージ装置10は、家庭などに設置されるマッサージチェアであってもよい。
図1に示すように、マッサージ装置10は、シートクッション20と、シートバック30と、複数のマッサージユニット40と、駆動部50と、リモコン60と、を備える。本実施形態のマッサージ装置10は、マッサージ機能を有する車両用のシートである。他の実施形態において、マッサージ装置10は、家庭などに設置されるマッサージチェアであってもよい。
シートクッション20は、ユーザが着座する部分である。シートクッション20は、適度な弾性を有するクッション材21と、クッション材21を覆うカバー22と、を有する。シートバック30は、ユーザの背中を支える部分である。シートバック30は、適度な弾性を有するクッション材31と、クッション材31を覆うカバー32と、を有する。クッション材21,31の材質は、一例として、ポリウレタンを挙げることができる。本実施形態において、クッション材31は後述する空気袋41を支持する「支持部材」に相当している。
<マッサージユニット40>
図2及び図3に示すように、マッサージユニット40は、空気袋41と、中間シート42と、接合部43と、接続チューブ44と、を有する。マッサージユニット40において、空気袋41と中間シート42とはクッション材31に対して積層されている。以降の説明では、空気袋41と中間シート42とクッション材31とが並ぶ方向を積層方向という。
図2及び図3に示すように、マッサージユニット40は、空気袋41と、中間シート42と、接合部43と、接続チューブ44と、を有する。マッサージユニット40において、空気袋41と中間シート42とはクッション材31に対して積層されている。以降の説明では、空気袋41と中間シート42とクッション材31とが並ぶ方向を積層方向という。
図1に示すように、複数の空気袋41は、シートバック30に対して、高さ方向及び幅方向に並んでいる。詳しくは、高さ方向に5つの空気袋41が並び、幅方向に2つの空気袋41が並んでいる。また、複数の空気袋41は、シートバック30のクッション材31に支持され、シートバック30のカバー32に覆われている。
図2及び図3に示すように、空気袋41は、2枚のフィルム411,412が溶着されることにより構成されている。フィルム411,412の材質は、適度な弾性を有する樹脂材料であることが好ましい。積層方向における平面視において、フィルム411,412の形状は五角形状をなしている。積層方向における平面視において、フィルム411,412の形状は、他の多角形状をなしていてもよいし、円形状をなしていてもよい。空気袋41は、吸気に伴い膨張し、排気に伴い収縮する。
中間シート42は、織布又は不織布などの布によりシート状をなしている。ベースシートを構成する繊維は、植物繊維であってもよいし、動物繊維であってもよいし、化学繊維であってもよい。中間シート42の厚さは、空気袋41を構成するフィルム411,412の厚さよりも厚くなっている。中間シート42の厚さは、一例として、数mm程度であればよい。中間シート42は、接合部43を介して、空気袋41に積層されている。積層方向における平面視において、中間シート42は、空気袋41よりも小さくなっている。言い換えれば、中間シート42は、空気袋41に隠れている。積層方向における平面視において、中間シート42の形状は、フィルム411,412の形状と同じく、五角形状をなしている。中間シート42の形状は、円形状など、フィルム411,412の形状と異なっていてもよい。
中間シート42は、シートバック30のクッション材31よりも硬質な材質によって構成されている。言い換えれば、中間シート42の弾性率は、シートバック30のクッション材31の弾性率よりも高くなっている。つまり、ある荷重を作用させたときの中間シート42の変位量は、同荷重を作用させたときのシートバック30のクッション材31の変位量よりも小さくなる。
中間シート42は、クッション材31に固定されている。中間シート42は、中間シート42とクッション材31との双方に挿入されるピンにより、クッション材31に固定されていてもよい。また、中間シート42は、接着又は縫製などにより、クッション材31に固定されていてもよい。
接合部43は、空気袋41のフィルム412と中間シート42とを接合している。本実施形態において、接合部43は、フィルム412と中間シート42とが溶着される部分である。この点で、中間シート42の材質は、フィルム412との関係で、溶着しやすい材質であることが好ましい。他の実施形態において、接合部43は、フィルム412と中間シート42とが接着される部分であってもよい。
積層方向における平面視において、接合部43は、フィルム412の中央部と中間シート42の中央部とを接合している。言い換えれば、接合部43は、中間シート42の中央部を除く部分とフィルム412の中央部を除く部分との間には存在していない。ここで、積層方向における平面視において、接合部43は、フィルム412の中心を含む部分と、中間シート42の中心を含む部分と、を接合していればよい。一例として、接合部43によって接合されるフィルム412の面積は、フィルム412の総面積の数%~20%程度であればよい。また、接合部43の接合強度は、空気袋41の膨張及び収縮が繰り返されても、空気袋41と中間シート42とが分離しない程度であればよい。
図1及び図2に示すように、接続チューブ44の第1端は、空気袋41に接続されている。一方、接続チューブ44の第2端は、駆動部50に接続されている。接続チューブ44は、ゴム又は樹脂などのエラストマーによって構成されている。接続チューブ44は、適度な弾性を有することが好ましい。接続チューブ44は、空気袋41が膨張したり収縮したりする際に、空気が通る流路である。
図1に示すように、駆動部50は、複数の空気袋41に空気を供給したり、複数の空気袋41から空気を排出したりする。駆動部50は、例えば、空気を送出するポンプと、複数の空気袋41のうちの特定の空気袋41の接続先をポンプ又は大気に切り換えるバルブユニットと、ポンプ及びバルブユニットを制御する制御装置と、を含んで構成される。駆動部50は、例えば、車両のバッテリなどの電力供給源に接続されている。リモコン60は、ユーザによって操作されることにより、操作内容に応じた信号を駆動部50に送信する。例えば、リモコン60は、マッサージ装置10の電源ボタン及びマッサージ強度を選択するボタンを有することが好ましい。
<第1実施形態の作用>
マッサージ装置10がユーザをマッサージする場合、駆動部50は、所定の周期で、複数の空気袋41に対して空気を供給したり、複数の空気袋41から空気を排出させたりする。
マッサージ装置10がユーザをマッサージする場合、駆動部50は、所定の周期で、複数の空気袋41に対して空気を供給したり、複数の空気袋41から空気を排出させたりする。
図4に示すように、空気袋41に吸気される場合には、空気袋41が膨張する。ここで、空気袋41とクッション材31の間には、クッション材31よりも硬質な中間シート42が存在している。このため、空気袋41が膨張しても、空気袋41がクッション材31に対して沈みにくい。言い換えれば、空気袋41がユーザの身体に向かって変位しやすくなる。
<第1実施形態の効果>
(1-1)マッサージ装置10において、空気袋41とクッション材31との間には、クッション材31よりも硬質な中間シート42が存在する。このため、空気袋41が膨張するときに、空気袋41がクッション材31に沈み込みにくくなる。こうして、マッサージ装置10は、空気袋41がユーザを押す力が低下することを抑制できる。
(1-1)マッサージ装置10において、空気袋41とクッション材31との間には、クッション材31よりも硬質な中間シート42が存在する。このため、空気袋41が膨張するときに、空気袋41がクッション材31に沈み込みにくくなる。こうして、マッサージ装置10は、空気袋41がユーザを押す力が低下することを抑制できる。
(1-2)積層方向における平面視において、中間シート42が前記空気袋41よりも大きい場合には、空気袋41からクッション材31よりも硬質な中間シート42がはみ出すことになる。このため、空気袋41を中間シート42とともにクッション材31をカバー32で覆ったとしても、マッサージ装置10の利用時に、ユーザの身体が中間シート42のはみ出す部分に間接的に触れることで違和感を覚えるおそれがある。この点、上記マッサージ装置10は、積層方向における平面視において、中間シート42が前記空気袋41よりも小さくなっているため、上記事態が発生することを抑制できる。
(1-3)マッサージ装置10において、空気袋41に中間シート42が接合されているため、マッサージ装置10の製造時において、中間シート42を空気袋41と一体に扱うことが可能となる。詳しくは、空気袋41と中間シート42と接合部43との一体物をクッション材31に固定することで、空気袋41を中間シート42とともにクッション材31に支持させることができる。こうして、空気袋41と中間シート42とを別々にクッション材31に固定する必要がなくなる。
(1-4)例えば、空気袋41と中間シート42とのうち、積層方向に対向する部分の全てが接合部43によって接合される比較例の場合には、中間シート42が空気袋41の膨張を妨げるおそれがある。この点、上記マッサージ装置10において、接合部43は、空気袋41の中央部と中間シート42の中央部とを接合するのみである。このため、マッサージ装置10は、中間シート42によって、空気袋41が正常に膨張しなくなることを抑制できる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係るマッサージ装置10Aについて説明する。第2実施形態の説明では、主に第1実施形態と相違する点について説明する。言い換えれば、第1実施形態と共通する点について説明を省略する。
以下、第2実施形態に係るマッサージ装置10Aについて説明する。第2実施形態の説明では、主に第1実施形態と相違する点について説明する。言い換えれば、第1実施形態と共通する点について説明を省略する。
<マッサージユニット40A>
図5及び図6に示すように、マッサージユニット40Aは、空気袋41Aと、中間シート42と、接合部43と、接続チューブ44と、を有する。
図5及び図6に示すように、マッサージユニット40Aは、空気袋41Aと、中間シート42と、接合部43と、接続チューブ44と、を有する。
空気袋41Aは、吸気に伴い膨張し、排気に伴い収縮する第1袋体413及び第2袋体414と、第1袋体413及び第2袋体414を接合する袋体接合部415と、を有する。第1袋体413は、2枚のフィルム416,417が溶着されることにより構成されている。同様に、第2袋体414は、2枚のフィルム416,417が溶着されることにより構成されている。袋体接合部415は、第1袋体413を構成するフィルム417及び第2袋体414を構成するフィルム416が接合されることにより構成されている。詳しくは、袋体接合部415は、第1袋体413を構成するフィルム417及び第2袋体414を構成するフィルム416が溶着される部分である。袋体接合部415は、板薄の円板状をなしている。袋体接合部415は、第1袋体413及び第2袋体414を連通する連通孔418を有する。このため、第1袋体413及び第2袋体414は、同様に膨張したり収縮したりする。なお、第1袋体413及び第2袋体414の大きさは異なっていてもよい。
中間シート42は、積層方向における平面視において、中間シート42は、空気袋41Aよりも小さくなっている。また、積層方向における平面視において、中間シート42は、袋体接合部415よりも大きくなっている。
接合部43は、空気袋41Aの第2袋体414のフィルム417と中間シート42とを接合している。本実施形態において、接合部43は、フィルム417と中間シート42とが溶着される部分である。積層方向における平面視において、接合部43は、フィルム417の中央部と中間シート42の中央部とを接合している。積層方向から見たとき、接合部43は、袋体接合部415と同等の大きさになっている。
<第2実施形態の作用>
図7に示すように、空気袋41Aに吸気される場合には、当該空気袋41Aの第1袋体413及び第2袋体414が膨張する。ここで、空気袋41Aとクッション材31の間には、クッション材31よりも硬質な中間シート42が存在している。このため、空気袋41Aが膨張しても、空気袋41Aがクッション材31に対して沈みにくい。言い換えれば、空気袋41Aがユーザの身体に向かって変位しやすくなる。
図7に示すように、空気袋41Aに吸気される場合には、当該空気袋41Aの第1袋体413及び第2袋体414が膨張する。ここで、空気袋41Aとクッション材31の間には、クッション材31よりも硬質な中間シート42が存在している。このため、空気袋41Aが膨張しても、空気袋41Aがクッション材31に対して沈みにくい。言い換えれば、空気袋41Aがユーザの身体に向かって変位しやすくなる。
<第2実施形態の効果>
第2実施形態は、第1実施形態と同等の効果を得ることができる。さらに、第2実施形態は、以下に示す効果を得ることができる。
第2実施形態は、第1実施形態と同等の効果を得ることができる。さらに、第2実施形態は、以下に示す効果を得ることができる。
(2-1)中間シート42が袋体接合部415よりも小さい場合には、第2袋体414が膨張するときに第2袋体414がクッション材31に沈み込みやすくなる。この点、マッサージ装置10Aは、中間シート42が袋体接合部415よりも大きいため、第2袋体414が膨張するときに第2袋体414がクッション材31に沈み込むことを抑制できる。
(2-2)空気袋41Aは、積層方向に並ぶ第1袋体413および第2袋体414を備える。このため、マッサージ装置10Aは、空気袋41Aの大型化を抑制しつつ、積層方向における空気袋41Aの膨張量を増大できる。つまり、マッサージ装置10Aは、ユーザに対するマッサージ効果を高めることができる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・中間シート42は、フィルム状又はシート状をなしていてもよい。つまり、中間シート42は、繊維の集合体でなくてもよい。
・中間シート42の材質は、空気袋41を構成するフィルム411,412と同一であってもよい。中間シート42の形状は、空気袋41を構成するフィルム411,412と同一であってもよい。こうした点で、中間シート42は、空気袋41を構成するフィルム411,412としてもよい。これによれば、中間シート42を別部材として準備する必要がなくなる。
・中間シート42の材質は、空気袋41を構成するフィルム411,412と同一であってもよい。中間シート42の形状は、空気袋41を構成するフィルム411,412と同一であってもよい。こうした点で、中間シート42は、空気袋41を構成するフィルム411,412としてもよい。これによれば、中間シート42を別部材として準備する必要がなくなる。
・クッション材31は、中間シート42を収容する収容凹部を備えてもよい。この変更例は、空気袋41とクッション材31との間に中間シート42を設けたことによる厚さの変化を抑制できる。また、クッション材31に対して中間シート42を位置決めすることが容易となる。
・空気袋41が設けられるクッション材31は、シートクッション20のクッション材21であってもよい。また、ユーザの他の部位を支えるクッション材に空気袋41を設けてもよい。
・マッサージユニット40において、空気袋41と中間シート42とは、接合部43によって接合されていなくてもよい。この場合、空気袋41と中間シート42とは別々にクッション材31に固定されることが好ましい。
・積層方向における平面視において、中間シート42は空気袋41と同等の大きさであってもよいし、中間シート42は空気袋41よりも大きくてもよい。
・中間シート42は、中央部の厚さと、中央部を除く部分の厚さとを変更してもよい。例えば、中間シート42の中央部の厚さを他の部分よりも厚くしてもよい。この変更例は、空気袋41が膨張する際に空気袋41がクッション材31に沈み込む量を低減できる。
・中間シート42は、中央部の厚さと、中央部を除く部分の厚さとを変更してもよい。例えば、中間シート42の中央部の厚さを他の部分よりも厚くしてもよい。この変更例は、空気袋41が膨張する際に空気袋41がクッション材31に沈み込む量を低減できる。
・中間シート42は、複数設けられていてもよい。例えば、比較的薄い複数の中間シート42を空気袋41とクッション材31との間に配置してもよい。この変更例は、中間シート42の数を調整することで、膨張する空気袋41のクッション材31に対する沈み込み量を調整できる。
・マッサージ装置10は、折り畳んだり丸めたりできるシート状をなすマッサージ装置であって、椅子に着脱可能に構成されるマッサージ装置としてもよい。この場合、空気袋41と中間シート42とを支持する「支持部材」は、薄肉のシート状をなしていることが好ましい。
10,10A…マッサージ装置
20…シートクッション
21…クッション材
22…カバー
30…シートバック
31…クッション材(支持部材)
32…カバー
40,40A…マッサージユニット
41,41A…空気袋
411,416…フィルム
412,417…フィルム
413…第1袋体
414…第2袋体
415…袋体接合部
418…連通孔
42…中間シート
43…接合部
44…接続チューブ
50…駆動部
60…リモコン
20…シートクッション
21…クッション材
22…カバー
30…シートバック
31…クッション材(支持部材)
32…カバー
40,40A…マッサージユニット
41,41A…空気袋
411,416…フィルム
412,417…フィルム
413…第1袋体
414…第2袋体
415…袋体接合部
418…連通孔
42…中間シート
43…接合部
44…接続チューブ
50…駆動部
60…リモコン
Claims (5)
- 吸気に伴い膨張する一方で排気に伴い収縮する空気袋と、
前記空気袋を支持する支持部材と、
前記空気袋と前記支持部材との間に配置され、前記支持部材よりも硬質な中間シートと、を備える
マッサージ装置。 - 前記空気袋と前記中間シートと前記支持部材とが重なる方向を積層方向としたとき、
前記中間シートは、前記積層方向における平面視において、前記空気袋よりも小さい
請求項1に記載のマッサージ装置。 - 前記空気袋と前記中間シートとを接合する接合部を備える
請求項1又は請求項2に記載のマッサージ装置。 - 前記空気袋と前記中間シートと前記支持部材とが重なる方向を積層方向としたとき、
前記接合部は、前記積層方向における平面視において、前記空気袋の中央部と前記中間シートの中央部とを接合する
請求項3に記載のマッサージ装置。 - 前記空気袋と前記中間シートと前記支持部材とが重なる方向を積層方向としたとき、
前記空気袋は、吸気に伴い膨張する一方で排気に伴い収縮する第1袋体及び第2袋体と、前記第1袋体及び前記第2袋体を前記積層方向に接合する袋体接合部と、を有し、
前記袋体接合部は、前記第1袋体及び前記第2袋体を連通させる連通孔を含み、
前記中間シートは、前記積層方向において、前記第2袋体と前記支持部材との間に位置し、前記積層方向における平面視において、前記袋体接合部よりも大きい
請求項1又は請求項2に記載のマッサージ装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2022105914A JP2024005647A (ja) | 2022-06-30 | 2022-06-30 | マッサージ装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022105914A JP2024005647A (ja) | 2022-06-30 | 2022-06-30 | マッサージ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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WO (1) | WO2024004359A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2022
- 2022-06-30 JP JP2022105914A patent/JP2024005647A/ja active Pending
-
2023
- 2023-04-24 WO PCT/JP2023/016101 patent/WO2024004359A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2024004359A1 (ja) | 2024-01-04 |
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