JP2024005102A - リアクトル、磁性コア、コンバータ、および電力変換装置 - Google Patents

リアクトル、磁性コア、コンバータ、および電力変換装置 Download PDF

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Toru Shimizu
和嗣 草別
Kazutsugu Kusabetsu
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F37/00Fixed inductances not covered by group H01F17/00

Abstract

【課題】放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつ大型化および磁路面積の低減を抑制し易いリアクトルを提供する。【解決手段】角柱状に構成されたコア部を有する磁性コアと、コア部の外周に配置された第一巻回部、および第一巻回部の外周に配置された第二巻回部を有するコイルと、を備え、第一巻回部は、コア部の外周面に沿うように螺旋状に巻回された第一巻線で構成されており、第二巻回部は、第一巻回部の外周面に沿うように巻回された第二巻線で構成されており、第一巻線と第二巻線とは、一連の巻線であり、第一巻回部のターン数は、第二巻回部のターン数よりも少なく、コア部の外周面は、コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含み、第一巻回部の各ターンにおける第一巻線の一部が複数の溝部の各々に配置されている、リアクトル。

Description

本開示は、リアクトル、磁性コア、コンバータ、および電力変換装置に関する。
特許文献1のリアクトルは、コイルと磁性コアとを備える。コイルは、巻線を螺旋状に巻回してなる一対の巻回部を有する。各巻回部の形状は角筒状である。磁性コアは、一対の内側コア部と一対の外側コア部とを有する。各内側コア部は、各巻回部の内部に配置されている。各内側コア部の形状は角柱状である。各外側コア部は、両巻回部の外部に配置されている。
特開2013-219318号公報
放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつリアクトルの大型化および磁路面積の低減を抑制することが望まれている。
特許文献1のリアクトルは、次のようにして製造される。一対の巻回部を用意する。各巻回部の内部に各内側コア部を挿入する。両内側コア部と両外側コア部とを固定する。各巻回部の内部に各内側コア部を挿入するため、各巻回部の内周面と各内側コア部の外周面との間には隙間が設けられている。隙間が設けられていることで、内側コア部の放熱性を向上することが難しい。
ターン数の増加には、各巻回部を一層構造とするのではなく内側と外側の二層構造とすることが考えられる。内側コア部の横断面積が一定の場合、二層構造の巻回部を備えるリアクトルは、一層構造の巻回部を備えるリアクトルに比較して大型化する。内側コア部の横断面積とは、内側コア部の軸方向に直交する断面の面積である。巻回部の外径が一定の場合、二層構造の巻回部を備えるリアクトルは、一層構造の巻回部を備えるリアクトルに比較して、内側コア部の横断面積が小さくなるため磁路面積が低減する。
本開示は、放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつ大型化および磁路面積の低減を抑制し易いリアクトルを提供することを目的の一つとする。本開示は、放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつ大型化および磁路面積の低減を抑制し易いリアクトルを構築できる磁性コアを提供することを目的の一つとする。本開示は、上記リアクトルを備えるコンバータ、および上記コンバータを備える電力変換装置を提供することを目的の一つとする。
本開示のリアクトルは、
角柱状に構成されたコア部を有する磁性コアと、
前記コア部の外周に配置された第一巻回部、および前記第一巻回部の外周に配置された第二巻回部を有するコイルと、を備え、
前記第一巻回部は、前記コア部の外周面に沿うように巻回された第一巻線で構成されており、
前記第二巻回部は、前記第一巻回部の外周面に沿うように巻回された第二巻線で構成されており、
前記第一巻線と前記第二巻線とは、一連の巻線であり、
前記第一巻回部のターン数は、前記第二巻回部のターン数よりも少なく、
前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含み、
前記第一巻回部の各ターンにおける前記第一巻線の一部が前記複数の溝部の各々に配置されている。
本開示の磁性コアは、
角柱状のコア部を有し、
前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含む。
本開示のコンバータは、本開示のリアクトルを備える。
本開示の電力変換装置は、本開示のコンバータを備える。
本開示のリアクトルは、放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつ大型化および磁路面積の低減を抑制し易い。本開示の磁性コアは、放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつ大型化および磁路面積の低減を抑制し易いリアクトルを構築し易い。本開示のコンバータおよび本開示の電力変換装置は、大型化することなく放熱性に優れる。
図1は、実施形態1のリアクトルを示す概略斜視図である。 図2は、実施形態1のリアクトルを示す概略分解斜視図である。 図3は、図1のIII-III断面図である。 図4は、図3の領域Aの拡大図である。 図5は、実施形態1のリアクトルにおける溝部および第一巻線の別の例を示す拡大図である。 図6は、実施形態1のリアクトルにおける溝部および第一巻線の他の例を示す拡大図である。 図7は、実施形態2のリアクトルにおける溝部および第一巻線を示す拡大図である。 図8は、実施形態3のリアクトルにおける溝部および第一巻線を示す拡大図である。 図9は、実施形態4のリアクトルにおける溝部および第一巻線を示す拡大図である。 図10は、実施形態5のリアクトルにおける溝部および第一巻線を示す拡大図である。 図11は、実施形態5のリアクトルにおける溝部および第一巻線の別の例を示す拡大図である。 図12は、ハイブリッド自動車の電源系統を模式的に示す構成図である。 図13は、コンバータを備える電力変換装置の一例を示す回路図である。
《本開示の実施形態の説明》
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の一形態に係るリアクトルは、
角柱状に構成されたコア部を有する磁性コアと、
前記コア部の外周に配置された第一巻回部、および前記第一巻回部の外周に配置された第二巻回部を有するコイルと、を備え、
前記第一巻回部は、前記コア部の外周面に沿うように螺旋状に巻回された第一巻線で構成されており、
前記第二巻回部は、前記第一巻回部の外周面に沿うように巻回された第二巻線で構成されており、
前記第一巻線と前記第二巻線とは、一連の巻線であり、
前記第一巻回部のターン数は、前記第二巻回部のターン数よりも少なく、
前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含み、
前記第一巻回部の各ターンにおける前記第一巻線の一部が前記複数の溝部の各々に配置されている。
上記(1)の構成は、従来のリアクトルに比較して、放熱性を高め易い。上記(1)の構成は、第一巻回部がコア部の外周面に沿っていて、第一巻回部の各ターンにおける第一巻線の一部がコア部に設けられた複数の溝部の各々に配置されている。即ち、上記(1)の構成は、第一巻線とコア部との接触面積を大きくし易い。一方、従来のリアクトルは、巻回部の内周面とコア部の外周面との間に隙間が設けられている。即ち、従来のリアクトルは、巻回部とコア部とが接触していない。そのため、上記(1)の構成は、従来のリアクトルに比較して、コイルの熱をコア部に伝え易い。
上記(1)の構成は、コイルが第一巻回部を有することでターン数を増加できる。そのため、上記(1)の構成は、インダクタンスに優れる。
上記(1)の構成は、第一巻回部の各ターンにおける第一巻線の一部がコア部に設けられた複数の溝部の各々に配置されているため、溝部が設けられていない場合に比較して、大型化し難い。第二巻回部の外径が一定の場合、上記(1)の構成は、コア部の横断面積が減少する量が溝部の断面積に相当する分のみであるため、磁路面積の低減を抑制し易い。
上記(1)の構成は、製造し易い。第一巻線を溝部に沿わせながらコア部の外周面に沿って巻回させることで第一巻回部を作製できるからである。即ち、第一巻回部を作製する際、溝部を第一巻線のガイドとすることができるからである。
(2)上記(1)のリアクトルにおいて、
前記コア部の外周面は、前記コア部と同軸状に設けられた螺旋溝を有し、
前記複数の溝部の各々は、前記螺旋溝の一部を構成しており、
前記第一巻回部の全てのターンにおける前記第一巻線が前記螺旋溝に配置されていてもよい。
上記(2)の構成は、第一巻線とコア部との接触面積を大きくし易いため第一巻線の熱をコア部に伝え易い。よって、上記(2)の構成は、放熱性を高め易い。
(3)上記(1)または上記(2)のリアクトルにおいて、
前記複数の溝部の各々の深さは、前記第一巻線の断面における前記深さの方向に沿った長さと同じでもよい。
上記(3)の構成は、後述の(4)の構成に比較して、第一巻線の熱をコア部に伝え易い。その理由は、上記(3)の構成における第一巻線とコア部との接触面積が後述の(4)の構成に比較して大きくなり易いからである。また、上記(3)の構成は、後述の(4)の構成に比較して、第二巻線の熱もコア部に伝え易い。その理由は次の通りである。上記(3)の構成では、溝部に配置された第一巻線は溝部から突出しない。一方、後述の(4)の構成では、溝部に配置された第一巻線の一部が溝部から突出している。そのため、上記(3)の構成における第二巻線とコア部の畝部との接触面積が、後述の(4)の構成に比較して、大きくなり易い。上記畝部とは、コア部の外周面のうち上記軸方向に隣り合う溝部同士の間の部分である。よって、上記(3)の構成は、第一巻線および第二巻線の熱をコア部に伝え易いので、放熱性に優れる。
(4)上記(1)また上記(2)のリアクトルにおいて、
前記複数の溝部の各々の深さは、前記第一巻線の断面における前記深さの方向に沿った長さよりも小さくてもよい。
上記(4)の構成は、上記(3)の構成に比較して、製造し易い。その理由は、製造過程において第二巻線を巻回する際、上記(4)の構成では第一巻線における溝部から突出した部分と上記畝部との段差をガイドにし易いからである。
(5)上記(1)または上記(2)のリアクトルにおいて、
前記複数の溝部の各々の深さは、前記第一巻線の断面における前記深さの方向に沿った長さよりも大きくてもよい。
上記(5)の構成は、上記(3)の構成と同様、上記(4)の構成に比較して、第一巻線および第二巻線の熱をコア部に伝え易い。そのため、上記(5)の構成は、放熱性に優れる。
(6)上記(1)から上記(5)のいずれかのリアクトルにおいて、
前記第一巻線および前記第二巻線は平角線であり、
前記軸方向に沿って切断した前記複数の溝部の各々の断面形状は矩形状であってもよい。
上記(6)の構成は、第一巻線を溝部に配置し易いため、第一巻線と溝部とを接触させ易い。そのため、上記(6)の構成は、第一巻線の熱をコア部に伝え易い。
(7)上記(6)のリアクトルにおいて、
前記第一巻回部および前記第二巻回部は、前記平角線がフラットワイズ巻きされてなっていてもよい。
上記(7)の構成は、後述の(8)の構成に比較して、平角線を曲げ易いため、第一巻回部および第二巻回部を作製し易い。
(8)上記(6)のリアクトルにおいて、
前記第一巻回部および前記第二巻回部は、前記平角線がエッジワイズ巻きされてなっていてもよい。
巻回部の軸方向の長さが一定の場合、上記(8)の構成は、上記(7)の構成に比較して、第一巻回部および第二巻回部のターン数を多くし易い。第一巻回部および第二巻回部のターン数が一定の場合、上記(8)の構成は、上記(7)の構成に比較して、第一巻回部および第二巻回部の軸方向に沿った長さを短くし易い。そのため、上記(8)の構成は、上記(7)の構成に比較して、小型化し易い。
(9)上記(1)から上記(8)のいずれかのリアクトルにおいて、
前記コア部は四角柱状であり、
前記第一巻回部および前記第二巻回部は四角筒状であってもよい。
上記(9)の構成は、製造過程で第一巻線をコア部の外周面に沿って巻回し易いため、製造し易い。上記(9)の構成は、第二巻回部が同じ断面積の円形筒状である場合に比較して、第二巻回部とリアクトルの設置対象との接触面積を大きくし易い。そのため、上記(9)の構成は、第二巻回部の熱を設置対象に伝え易い。その上、上記(9)の構成は、第二巻回部を設置対象に安定して設置し易い。
(10)上記(1)から上記(9)のいずれかのリアクトルにおいて、
前記コア部は、
磁性材料を主体とするコア本体部と、
前記コア本体部の外周面に沿って設けられた絶縁部と、を備え、
前記複数の溝部は前記絶縁部に設けられていてもよい。
上記(10)の構成は、コア部が絶縁部を備えずコア本体部のみで構成されている場合に比較して、絶縁部によってコア部本体とコイルとの間の絶縁性を高め易い。
(11)本開示の一形態に係る磁性コアは、
角柱状のコア部を有し、
前記コア部は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含む。
上記(11)の構成は、上記(1)の構成で説明した理由から、放熱性を高め易い上に、ターン数を増加しつつ大型化および磁路面積の低減を抑制し易いリアクトルを構築し易い。
(12)上記(11)の磁性コアにおいて、
前記コア部の外周面は、前記コア部と同軸状に設けられた螺旋溝を有し、
前記複数の溝部の各々は、前記螺旋溝の一部を構成していてもよい。
上記(12)の構成は、上記(2)の構成で説明した理由から、放熱性を高め易いリアクトルを構築し易い。
(13)本開示の一形態に係るコンバータは、
上記(1)から上記(10)のいずれか1つに記載のリアクトルを備える。
上記コンバータは、上記リアクトルを備えるため、大型化することなく放熱性に優れる。
(14)本開示の一形態に係る電力変換装置は、
上記(13)のコンバータを備える。
上記電力変換装置は、上記コンバータを備えるため、大型化することなく放熱性に優れる。
《本開示の実施形態の詳細》
本開示の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。各図面が示す部材の大きさ等は、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法関係等を表すものではない。
《実施形態1》
〔リアクトル〕
図1から図6を参照して、実施形態1のリアクトル1を説明する。リアクトル1は、コイル2と磁性コア3とを備える。図2に示すように磁性コア3はコア部30を有する。コア部30の形状は角柱状である。コイル2は、第一巻回部2iおよび第二巻回部2eを有する。第一巻回部2iは、コア部30の外周に配置されている。第二巻回部2eは、第一巻回部2iの外周に配置されている。本実施形態のリアクトル1の特徴の一つは、以下の要件(A)から(C)を満たす点にある。
(A)図2に示すように、コア部30の外周面は第一平面35を含む。第一平面35は、コア部30の軸方向に並んだ複数の溝部36を有する。
(B)第一巻回部2iは第一巻線21で構成されている。第一巻線21は、コア部30の外周面に沿うように螺旋状に巻回されている。
(C)図3および図4に示すように、第一巻回部2iの各ターンにおける第一巻線21の一部が複数の溝部36の各々に配置されている。
[磁性コア]
図2に示す本実施形態の磁性コア3は、第一ミドルコア部31fと第二ミドルコア部31sと第一エンドコア部33fと第二エンドコア部33sとを備える。本実施形態のコア部30は、第一ミドルコア部31fおよび第二ミドルコア部31sの各々を構成する。本実施形態のコア部30、即ち第一ミドルコア部31fおよび第二ミドルコア部31sの各々は、実施形態5とは異なり、図10、図11を参照して後述する絶縁部30bを備えておらず、磁性材料を主体とするコア本体部30aで構成されている。コア本体部30aは、後述する成形体または積層体で構成されている。第一エンドコア部33fと第二エンドコア部33sの各々は、第一ミドルコア部31fおよび第二ミドルコア部31sとは独立する成形体または積層体で構成されている。
第一ミドルコア部31fと第二ミドルコア部31sと第一エンドコア部33fと第二エンドコア部33sとは環状に組み合わされている。第一ミドルコア部31fの第一端面と第一エンドコア部33fの内端面とが互いに向かい合っている。第一ミドルコア部31fの第二端面と第二エンドコア部33sの内端面とが互いに向かい合っている。第二ミドルコア部31sの第一端面と第一エンドコア部33fの内端面とが互いに向かい合っている。第二ミドルコア部31sの第二端面と第一エンドコア部33fの内端面とが互いに向かい合っている。第一ミドルコア部31fと第一エンドコア部33fとの間、第一ミドルコア部31fと第二エンドコア部33sとの間、第二ミドルコア部31sと第一エンドコア部33fとの間、第二ミドルコア部31sと第二エンドコア部33sとの間には、後述するギャップ材が配置されていてもよい。
第一ミドルコア部31fと第二ミドルコア部31sの構成は同じである。第一エンドコア部33fと第二エンドコア部33sの構成は同じである。以下の説明は、代表して第一ミドルコア部31fと第一エンドコア部33fについて行う。
第一ミドルコア部31fの形状は角柱状である。本実施形態の第一ミドルコア部31fの形状は四角柱状である。四角柱状の四つの角部は丸められている。即ち、第一ミドルコア部31fの第一端面および第二端面を除く外周面は、四つの平面と四つの角部とで構成されている。
図2に示すように、四つの平面のうち少なくとも一つの平面が上述した第一平面35である。例えば、一つの平面が第一平面35であり、残り三つの平面が第二平面であってもよい。第二平面とは、第一平面35とは異なり、溝部36が設けられていない平らな面である。この場合、四つの平面のうちリアクトル1の設置対象に向かい合う平面が第一平面35であってもよい。例えば、四つの平面のうち二つの平面が第一平面35であり、残り二つの平面が第二平面であってもよい。この場合、第一平面35と第二平面とは第一ミドルコア部31fの周方向に交互に並んでいてもよい。即ち、第一平面35同士は、互いに向かい合う位置に設けられていてもよい。例えば、四つの平面の全てが第一平面35であってもよい。本実施形態では四つの平面の全てが第一平面35である。
本実施形態の第一ミドルコア部31fの外周面は、第一ミドルコア部31fと同軸状に設けられた一つの螺旋溝37を有する。本実施形態のように第一ミドルコア部31fの外周面が螺旋溝37を有する場合、四つの角部の各々も上記軸方向に並んだ複数の溝部36を有する。各第一平面35に設けられた複数の溝部36の各々および各角部に設けられた複数の溝部36の各々は、螺旋溝37の一部を構成している。隣り合う第一平面35と角部の溝部36同士は連続している。第一平面35または角部だけに着目すれば、溝部36同士は互いに独立しているため、溝部36の数は複数である。第一ミドルコア部31fの外周面の全周に着目すれば、螺旋溝37は一連であるため、螺旋溝37の数は一つである。本実施形態の螺旋溝37は1/4周ごとに1/4ピッチずれている。
上記軸方向に沿って切断した各溝部36の断面形状は、第一巻線21の断面形状に応じて適宜選択できる。本実施形態の上記断面形状は矩形状である。
各溝部36の幅は、図3および図4に示すように、本実施形態では平角線である第一巻線21の幅と実質的に同じである。溝部36の幅は、溝部36の延びる方向と溝部36の深さの方向の両方に直交する方向に沿った長さである。各溝部36の幅が第一巻線21の幅と実質的に同じであることで、各溝部36に配置された第一巻線21と第一ミドルコア部31fとの接触面積が大きくなり易い。そのため、第一巻線21の熱が第一ミドルコア部31fに伝わり易い。よって、リアクトル1は放熱性に優れる。
各溝部36の深さは、図4に示すように、第一巻線21の上記軸方向に沿った断面における上記深さの方向に沿った長さ、即ち本実施形態では被覆平角線である第一巻線21の厚さと同じであってもよい。各溝部36の深さは、図5に示すように、第一巻線21の厚さよりも小さくてもよい。各溝部36の深さは、図6に示すように、第一巻線21の厚さよりも大きくてもよい。
図4および図6に示す例における第一巻線21と第一ミドルコア部31fとの接触面積は、図5に示す例に比較して大きくなり易い。そのため、図4および図6に示す例は、図5に示す例に比較して、第一巻線21の熱を第一ミドルコア部31fに伝え易い。図4および図6に示す例では、溝部36に配置された第一巻線21は溝部36から突出しない。一方、図5に示す例では、溝部36に配置された第一巻線21の一部が溝部36から突出している。そのため、図4および図6に示す例における第二巻線22と第一ミドルコア部31fの畝部38との接触面積は、図5に示す例に比較して大きくなり易い。畝部38は、第一ミドルコア部31fの外周面のうち螺旋溝37の上記軸方向に隣り合うターンの溝部36同士の間の部分である。よって、図4および図6に示す例は、図5に示す例に比較して、第二巻線22の熱も第一ミドルコア部31fに伝え易い。また、図4および図6に示す例は、図5に示す例に比較して、第二巻回部2eの外周面を面一にし易い。そのため、図4および図6に示す例は、図5に示す例に比較して、第二巻回部2eの外周面と設置対象とを面接触させ易い。設置対象の一例は、冷却ベース、またはケースの内面である。よって、図4および図6に示す例は、図5に示す例に比較して、第二巻線22の熱を設置対象にも伝え易い。図5に示す例では図4および図6に示す例に比較して、製造過程において第二巻線22を巻回する際、第一巻線21における溝部36から突出した部分と畝部38との段差をガイドにし易い。そのため、図5に示す例は図4および図6に示す例に比較して製造し易い。
螺旋溝37における上記軸方向に隣り合うターンの溝部36同士の間隔は適宜選択できる。上記溝部36同士の間隔は、上記溝部36同士の開口の最短距離である。上記溝部36同士の間隔は、上記軸方向に沿った溝部36の長さと同じでもよいし、上記軸方向に沿った溝部36の長さよりも小さくても大きくてもよい。上記溝部36同士の間隔が小さいほど、第一巻回部2iのターン数が多くなる。上記溝部36同士の間隔が大きいほど、第一巻回部2iのターン数が少なくなる。そのため、磁路面積が確保され易い。その上、第一ミドルコア部31fの畝部38に接触する第二巻回部2eのターン数が多くなり易い。そのため、第二巻線22の熱が第一ミドルコア部31fに伝わり易い。
第一エンドコア部33fの形状は柱状である。本実施形態の第一エンドコア部33fの形状は略ドーム形状の上面と下面を有する柱状である。
第一ミドルコア部31fおよび第一エンドコア部33fは、複合材料の成形体、圧粉成形体、または積層体で構成されている。
複合材料の成形体は、樹脂中に軟磁性粉末が分散されてなる成形体である。複合材料の成形体は、未固化の樹脂中に軟磁性粉末を分散した流動性の素材を金型に充填し、樹脂を固化させることで得られる。複数の溝部36または螺旋溝37が形成された複合材料の成形体は金型の転写によって作製できる。複合材料の成形体は、樹脂中の軟磁性粉末の含有量を容易に調整できる。そのため、複合材料の成形体は、磁気特性を調整し易い。その上、複合材料の成形体は、圧粉成形体に比較して、複雑な形状でも形成し易い。複合材料の成形体中の軟磁性粉末の含有量の一例は、20体積%以上80体積%以下である。複合材料の成形体中の樹脂の含有量の一例は、20体積%以上80体積%以下である。これらの含有量は、複合材料の成形体が100体積%である場合の値である。
圧粉成形体は、軟磁性粉末を圧縮成形してなる成形体である。圧粉成形体は、軟磁性粉末をキャビティ内に充填し、パンチによってキャビティ内の軟磁性粉末を加圧することで得られる。複数の溝部36が設けられた圧粉成形体は、キャビティおよびパンチの少なくとも一方による転写によって作製できる。圧粉成形体は、複合材料の成形体に比較して、コア部に占める軟磁性粉末の割合を高くできる。そのため、圧粉成形体は、磁気特性を高め易い。磁気特性としては、比透磁率や飽和磁束密度である。また、圧粉成形体は、複合材料の成形体に比較して、軟磁性粉末の量が多いため、放熱性に優れる。圧粉成形体中の磁性粉末の含有量の一例は、85体積%以上99体積%以下である。この含有量は、圧粉成形体が100体積%である場合の値である。
軟磁性粉末を構成する粒子は、軟磁性金属の粒子、被覆粒子、または軟磁性非金属の粒子などである。被覆粒子は、軟磁性金属の粒子と、軟磁性金属の粒子の外周に設けられている絶縁被覆とを備えていてもよい。軟磁性金属は、純鉄または鉄基合金などである。鉄基合金の一例は、Fe-Si合金またはFe-Ni合金である。絶縁被覆の一例は、リン酸塩である。軟磁性非金属の一例は、フェライトである。
複合材料の成形体の樹脂の一例は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂である。熱硬化性樹脂の一例は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、またはウレタン樹脂である。熱可塑性樹脂の一例は、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリアミド樹脂、液晶ポリマー、ポリイミド樹脂、またはフッ素樹脂である。ポリアミド樹脂の一例は、ナイロン6、ナイロン66、またはナイロン9Tである。
複合材料の成形体は、フィラーを含有していてもよい。フィラーの一例は、アルミナ、またはシリカである。フィラーは、放熱性および電気絶縁性の向上に寄与する。
複合材料の成形体中における軟磁性粉末の含有量および圧粉成形体中における軟磁性粉末の含有量は、成形体の断面における軟磁性粉末の面積割合と等価とみなす。成形体中における軟磁性粉末の含有量は、次のようにして求める。成形体の断面をSEM(走査型電子顕微鏡)で観察して観察画像を取得する。成形体の断面は、任意の断面である。SEMの倍率は、200倍以上500倍以下とする。観察画像の取得数は、10個以上とする。全観察画像の合計面積は、0.1cm以上とする。一断面につき一つの観察画像を取得してもよいし、一断面につき複数の観察画像を取得してもよい。取得した各観察画像を画像処理して粒子の輪郭を抽出する。画像処理としては、例えば、二値化処理である。各観察画像において軟磁性粒子の面積割合を算出し、その面積割合の平均値を求める。その平均値を軟磁性粉末の含有量とみなす。
積層体は、複数の磁性薄板を積層してなる。磁性薄板は、絶縁被膜を有する。磁性薄板としては、例えば、電磁鋼板である。複数の溝部36または螺旋溝37が設けられた積層体は、面積の異なる複数の磁性薄板を磁性薄板の厚さ方向に積層することによって作製できる。
本実施形態の第一ミドルコア部31f、第二ミドルコア部31s、第一エンドコア部33f、および第二エンドコア部33sは複合材料の成形体で構成されている。
(ギャップ材)
ギャップ材は、第一ミドルコア部31f、第二ミドルコア部31s、第一エンドコア部33f、および第二エンドコア部33sよりも比透磁率が小さい材料からなる部材で構成されている。ギャップ材の構成材料の一例は、上述したセラミックスまたは樹脂である。
[コイル]
図2に示す本実施形態のコイル2は、第一コイル2fおよび第二コイル2sを有する。第一コイル2fと第二コイル2sとは互いにつながっていてもよいし、つながっていなくてもよい。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、第一コイル2fおよび第二コイル2sの各々に備わる。第一コイル2fの第一巻回部2iは、第一ミドルコア部31fの外周に配置されている。第一コイル2fの第二巻回部2eは、第一コイル2fの第一巻回部2iの外周に配置されている。図2は、説明の便宜上、第一コイル2fの第二巻回部2eを二点鎖線で示している。第二コイル2sの第一巻回部2iは、第二ミドルコア部31sの外周に配置されている。第二コイル2sの第二巻回部2eは、第二コイル2sの第一巻回部2iの外周に配置されている。第一コイル2fおよび第二コイル2sが第一巻回部2iを有することでターン数が増加する。そのため、リアクトル1はインダクタンスに優れる。第一コイル2fの第一巻回部2iおよび第二巻回部2eと第二コイル2sの第一巻回部2iおよび第二巻回部2eの構成は同じである。以下の説明は、代表して第一コイル2fの第一巻回部2iおよび第二巻回部2eについて行う。
第一巻回部2iの形状は四角筒状である。第一巻回部2iの角部は丸められている。第一巻回部2iは第一巻線21で構成されている。第一巻線21は、第一ミドルコア部31fの外周面に沿うように螺旋状に巻回されている。四角筒状の第一巻回部2iは、製造過程で第一巻線21を第一ミドルコア部31fの外周面に沿って巻回し易いため、製造し易い。各ターンの第一巻線21の軌跡は各溝部36に沿っている。第一巻線21は螺旋溝37に配置されている。そのため、第一巻線21の熱を第一ミドルコア部31fに伝え易い。よって、リアクトル1は放熱性に優れる。第一巻回部2iのターン数と螺旋溝37のターン数とは同じである。第一巻回部2iのターン数は、第二巻回部2eのターン数よりも少ない。第一巻回部2iのターン数が少ないことで、螺旋溝37のターン数が少ない。そのため、磁路面積の減少を抑制できる。第一巻回部2iのピッチは適宜選択できる。ピッチは、第一巻線21の幅方向に沿ったターン間の間隔である。ピッチは、巻線21の幅と同じでもよいし、巻線21の幅よりも小さくても大きくてもよい。
第二巻回部2eの形状は四角筒状である。第二巻回部2eの角部は丸められている。第二巻回部2eの形状が四角筒状であることで、第二巻回部2eが同じ断面積の円形筒状である場合に比較して、第二巻回部2eと設置対象との接触面積を大きくし易い。そのため、第二巻回部2eの熱が設置対象に伝わり易い。その上、第二巻回部2eを設置対象に安定して設置し易い。第二巻回部2eは第二巻線22で構成されている。第二巻線22は、第一巻回部2iおよび第一ミドルコア部31fの外周面に沿うように巻回されている。第二巻線22は第一巻線21と一連の巻線である。即ち、第二巻線22は、第一巻線21と接合部のない一本の巻線である。第二巻回部2eのターン間には実質的に隙間が形成されていない。第二巻回部2eの隣り合うターン同士は互いに接している。第二巻回部2eのターン数が第一巻回部2iのターン数よりも多いことで、第二巻回部2eの一部を第一ミドルコア部31fの畝部38に接触させられる。そのため、第二巻回部2eの熱も第一ミドルコア部31fに伝わり易い。
第一巻線21および第二巻線22は公知の巻線を利用できる。本実施形態の第一巻線21および第二巻線22は被覆平角線である。被覆平角線は、溝部36に配置され易いため、第一巻線21と溝部26とを接触させ易い。そのため、第一巻線21の熱が第一ミドルコア部31fに伝わり易い。被覆平角線の導体線は銅製の平角線で構成されている。被覆平角線の絶縁被覆は、エナメルからなる。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、被覆平角線をフラットワイズ巻きされてなる。フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、被覆平角線を曲げ易いため作製され易い。
第一巻回部2iは、第一巻線21を第一ミドルコア部31fの螺旋溝37に沿わせながら巻回することで作製される。第二巻回部2eは、第二巻線22を第一ミドルコア部31fおよび第一巻回部2iの外周面に沿わせながら巻回することで作製される。第一巻線21は、第一ミドルコア部31fの第一の端部から第二の端部に向かって巻回される。第二巻線22は、第二の端部から第一の端部に向かって巻回される。第一巻線21と第二巻線22とは、第二の端部においてつながっている。
《その他の実施形態》
実施形態1とは異なる実施形態2から実施形態6のリアクトルを説明する。実施形態2から実施形態6の説明は、実施形態1との相違点を中心に行う。実施形態1と同様の構成の説明は省略することもある。
《実施形態2》
図7に示すように、実施形態2のリアクトとして、第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは被覆平角線がエッジワイズ巻きされて構成されていてもよい。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eの軸方向の長さが一定の場合、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、ターン数を多くし易い。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eのターン数が一定の場合、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、軸方向に沿った長さを短くし易い。そのため、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、小型化し易い。本実施形態では、各溝部36の幅は、第一巻線21の厚さと同様である。各溝部36の深さは、第一巻線21の幅と同じである。なお、各溝部36の深さは、第一巻線21の幅よりも小さくても大きくてもよい。
《実施形態3》
図8に示すように、実施形態3のリアクトルとして、各溝部36の輪郭形状はU字状であり、第一巻線21および第二巻線22は丸線であってもよい。各溝部36の幅および深さは、第一巻線21の直径と同様である。
《実施形態4》
図9に示すように、実施形態4のリアクトルとして、各溝部36の輪郭形状はV字状であり、第一巻線21および第二巻線22は丸線であってもよい。各溝部36の開口幅は、第一巻線21の直径よりも大きく、各溝部36の深さは、第一巻線21の直径よりも大きい。
《実施形態5》
図10、図11に示すように、実施形態5のリアクトルとして、コア部30は、コア本体部30aと、コア本体部30aの外周面に沿って設けられた絶縁部30bとを備えていてもよい。絶縁部30bによって、コア本体部30aとコイル2との間の絶縁性が高くなり易い。コア本体部30aは、上述した成形体または積層体で構成されている。絶縁部30bは、例えば上述した複合材料の成形体の樹脂と同様の樹脂で構成されている。本実施形態のコア本体部30aと絶縁部30bとは一体化されている。本実施形態とは異なり、コア本体部30aと絶縁部30bとは互いに独立していてもよい。
本実施形態のコア本体部30aは四角柱状である。コア本体部30aの外周面は、四つの平面と四つの角部とで構成されている。
図10に示すように、コア本体部30aの四つの平面のうち少なくとも一つの平面は、コア本体部30aの軸方向に沿って並んだ複数の溝部318を有していてもよい。図示を省略するものの、コア本体部30aの四つの平面のうち複数の溝部318が設けられた平面に対して向かい合う平面も複数の溝部318を有していてもよい。更に、コア本体部30aの残り二つの平面も複数の溝部318を有していても良い。更に、コア本体部30aの四つの角部も複数の溝部318を有していても良い。コア本体部30aの外周面は、コア本体部30aと同軸状に設けられた一つの螺旋溝319を有していてもよい。
図10に示すように、絶縁部30bは、上述した複数の溝部36が設けられた第一平面35を有する。絶縁部30bの第一平面35は、コア本体部30aの四つの平面のうち複数の溝部318が設けれた平面を覆うように設けられている。各溝部36は各溝部318に沿っている。絶縁部30bは、図示を省略するものの、コア本体部30aの四つの角部を覆うように設けられていてもよい。コア本体部30aの角部にも複数の溝部318が設けられている場合、絶縁部30bのうちコア本体部30aの角部を覆う箇所も複数の溝部36を有している。絶縁部30bの角部の各溝部36はコア本体部30aの角部の各溝部318に沿っている。絶縁部30bは、コア本体部30aの外周面の全周を覆うように設けられていてもよい。絶縁部30bの外周面は、上述した一つの螺旋溝37を有していてもよい。螺旋溝37は、絶縁部30bと同軸状に設けられている。絶縁部30bの螺旋溝37は、コア本体部30aの螺旋溝319に沿っている。
図10に示す例とは異なり、図11に示すように、コア本体部30aの四つの平面および四つの角部はいずれも、複数の溝部318を有していなくてもよい。即ち、コア本体部30aは螺旋溝319を有していなくてもよい。絶縁部30bにおける複数の溝部36が設けられた第一平面35はコア本体部30aの平面を覆うように設けられている。絶縁部30bの外周面は一つの螺旋溝37を有していてもよい。
《実施形態6》
図示は省略するものの、実施形態6のリアクトルとして、磁性コアは、ミドルコア部、第一サイドコア部、第二サイドコア部、第一エンドコア部、および第二エンドコア部を有していてもよい。ミドルコア部と第一サイドコア部と第二サイドコア部とは、互いの軸方向が平行となるように並べて配置されている。第一サイドコア部と第二サイドコア部との間にミドルコア部が配置されている。第一サイドコア部は、ミドルコア部の第一端面、第一サイドコア部の第一端面、および第二サイドコア部の第一端面に向かい合って配置されている。第二サイドコア部は、ミドルコア部の第二端面、第一サイドコア部の第二端面、および第二サイドコア部の第二端面に向かい合って配置されている。
磁性コアは、例えば、E字状の第一コア片とI字状の第二コア片との組み合わせ、またはU字状の第一コア片とT字状の第二コア片との組み合わせによって構成できる。E字状の第一コア片は、ミドルコア部、第一サイドコア部、第二サイドコア部、および第一エンドコア部が一体の成形体または積層体である。I字状の第二コア片は、第二エンドコア部によって構成されている。U字状の第一コア片は、第一サイドコア部、第二サイドコア部、および第一エンドコア部が一体の成形体または積層体である。T字状の第二コア片は、ミドルコア部および第二エンドコア部が一体の成形体または積層体である。
本実施形態では、実施形態1で説明したコア部が第一サイドコア部および第二サイドコア部の各々を構成していてもよい。上述した第一コイルは、第一サイドコア部の外周に配置され、上述した第二コイルは、第二サイドコア部の外周に配置されていてもよい。第一コイルおよび第二コイルは、互いに独立していてもよい。
《実施形態7》
〔コンバータ・電力変換装置〕
実施形態1から実施形態6のいずれかのリアクトル1は、以下の通電条件を満たす用途に利用できる。通電条件としては、例えば、最大直流電流が100A以上1000A以下程度であり、平均電圧が100V以上1000V以下程度であり、使用周波数が5kHz以上100kHz以下程度である。実施形態1から実施形態6のいずれかのリアクトル1は、代表的には電気自動車、ハイブリッド自動車、または燃料電池自動車などの車両1200に載置されるコンバータの構成部品や、このコンバータを備える電力変換装置の構成部品に利用できる。
車両1200は、図12に示すようにメインバッテリ1210と、メインバッテリ1210に接続される電力変換装置1100と、メインバッテリ1210からの供給電力により駆動して走行に利用されるモータ1220とを備える。モータ1220は、代表的には、3相交流モータであり、走行時、車輪1250を駆動し、回生時、発電機として機能する。ハイブリッド自動車の場合、車両1200は、モータ1220に加えてエンジン1300を備える。図12では、車両1200の充電箇所としてインレットを示すが、プラグを備える形態とすることができる。
電力変換装置1100は、メインバッテリ1210に接続されるコンバータ1110と、コンバータ1110に接続されて、直流と交流との相互変換を行うインバータ1120とを有する。この例に示すコンバータ1110は、車両1200の走行時、200V以上300V以下程度のメインバッテリ1210の入力電圧を400V以上700V以下程度にまで昇圧して、インバータ1120に給電する。コンバータ1110は、回生時、モータ1220からインバータ1120を介して出力される入力電圧をメインバッテリ1210に適合した直流電圧に降圧して、メインバッテリ1210に充電させている。入力電圧は、直流電圧である。インバータ1120は、車両1200の走行時、コンバータ1110で昇圧された直流を所定の交流に変換してモータ1220に給電し、回生時、モータ1220からの交流出力を直流に変換してコンバータ1110に出力している。
コンバータ1110は、図13に示すように複数のスイッチング素子1111と、スイッチング素子1111の動作を制御する駆動回路1112と、リアクトル1115とを備え、ON/OFFの繰り返しにより入力電圧の変換を行う。入力電圧の変換とは、ここでは昇降圧を行う。スイッチング素子1111には、電界効果トランジスタ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタなどのパワーデバイスが利用される。リアクトル1115は、回路に流れようとする電流の変化を妨げようとするコイルの性質を利用し、スイッチング動作によって電流が増減しようとしたとき、その変化を滑らかにする機能を有する。リアクトル1115として、実施形態1から実施形態6のいずれかのリアクトル1を備える。リアクトル1を備える電力変換装置1100およびコンバータ1110は、大型化することなく放熱性の向上が期待できる。
車両1200は、コンバータ1110の他、メインバッテリ1210に接続された給電装置用コンバータ1150や、補機類1240の電力源となるサブバッテリ1230とメインバッテリ1210とに接続され、メインバッテリ1210の高圧を低圧に変換する補機電源用コンバータ1160を備える。コンバータ1110は、代表的には、DC-DC変換を行うが、給電装置用コンバータ1150や補機電源用コンバータ1160は、AC-DC変換を行う。給電装置用コンバータ1150のなかには、DC-DC変換を行うものもある。給電装置用コンバータ1150や補機電源用コンバータ1160のリアクトルに、実施形態1のリアクトル1などと同様の構成を備え、適宜、大きさや形状などを変更したリアクトルを利用できる。また、入力電力の変換を行うコンバータであって、昇圧のみを行うコンバータや降圧のみを行うコンバータに、実施形態1から実施形態6のいずれかのリアクトル1などを利用することもできる。
本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 リアクトル
2 コイル、2f 第一コイル、2s 第二コイル
2i 第一巻回部、2e 第二巻回部
21 第一巻線、22 第二巻線
3 磁性コア、30 コア部
30a コア部本体、30b 絶縁部
31f 第一ミドルコア部、31s 第二ミドルコア部
318 溝部、319 螺旋溝
33f 第一エンドコア部、33s 第二エンドコア部
35 第一平面、36 溝部、37 螺旋溝、38 畝部
1100 電力変換装置、1110 コンバータ
1111 スイッチング素子、1112 駆動回路、1115 リアクトル
1120 インバータ
1150 給電装置用コンバータ、1160 補機電源用コンバータ
1200 車両
1210 メインバッテリ、1220 モータ、1230 サブバッテリ
1240 補機類、1250 車輪
1300 エンジン
本開示のリアクトルは、
角柱状に構成されたコア部を有する磁性コアと、
前記コア部の外周に配置された第一巻回部、および前記第一巻回部の外周に配置された第二巻回部を有するコイルと、を備え、
前記第一巻回部は、前記コア部の外周面に沿うように螺旋状に巻回された第一巻線で構成されており、
前記第二巻回部は、前記第一巻回部の外周面に沿うように巻回された第二巻線で構成されており、
前記第一巻線と前記第二巻線とは、一連の巻線であり、
前記第一巻回部のターン数は、前記第二巻回部のターン数よりも少なく、
前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含み、
前記第一巻回部の各ターンにおける前記第一巻線の一部が前記複数の溝部の各々に配置されている。
上記(10)の構成は、コア部が絶縁部を備えずコア本体部のみで構成されている場合に比較して、絶縁部によってコア本体部とコイルとの間の絶縁性を高め易い。
(11)本開示の一形態に係る磁性コアは、
角柱状のコア部を有し、
前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含む。
圧粉成形体は、軟磁性粉末を圧縮成形してなる成形体である。圧粉成形体は、軟磁性粉末をキャビティ内に充填し、パンチによってキャビティ内の軟磁性粉末を加圧することで得られる。複数の溝部36が設けられた圧粉成形体は、キャビティおよびパンチの少なくとも一方による転写によって作製できる。圧粉成形体は、複合材料の成形体に比較して、コア部30に占める軟磁性粉末の割合を高くできる。そのため、圧粉成形体は、磁気特性を高め易い。磁気特性としては、比透磁率や飽和磁束密度である。また、圧粉成形体は、複合材料の成形体に比較して、軟磁性粉末の量が多いため、放熱性に優れる。圧粉成形体中の磁性粉末の含有量の一例は、85体積%以上99体積%以下である。この含有量は、圧粉成形体が100体積%である場合の値である。
第一巻回部2iの形状は四角筒状である。第一巻回部2iの角部は丸められている。第一巻回部2iは第一巻線21で構成されている。第一巻線21は、第一ミドルコア部31fの外周面に沿うように螺旋状に巻回されている。四角筒状の第一巻回部2iは、製造過程で第一巻線21を第一ミドルコア部31fの外周面に沿って巻回し易いため、製造し易い。各ターンの第一巻線21の軌跡は各溝部36に沿っている。第一巻線21は螺旋溝37に配置されている。そのため、第一巻線21の熱を第一ミドルコア部31fに伝え易い。よって、リアクトル1は放熱性に優れる。第一巻回部2iのターン数と螺旋溝37のターン数とは同じである。第一巻回部2iのターン数は、第二巻回部2eのターン数よりも少ない。第一巻回部2iのターン数が少ないことで、螺旋溝37のターン数が少ない。そのため、磁路面積の減少を抑制できる。第一巻回部2iのピッチは適宜選択できる。ピッチは、第一巻線21の幅方向に沿ったターン間の間隔である。ピッチは、第一巻線21の幅と同じでもよいし、第一巻線21の幅よりも小さくても大きくてもよい。
第一巻線21および第二巻線22は公知の巻線を利用できる。本実施形態の第一巻線21および第二巻線22は被覆平角線である。被覆平角線は、溝部36に配置され易いため、第一巻線21と溝部6とを接触させ易い。そのため、第一巻線21の熱が第一ミドルコア部31fに伝わり易い。被覆平角線の導体線は銅製の平角線で構成されている。被覆平角線の絶縁被覆は、エナメルからなる。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、被覆平角線をフラットワイズ巻きされてなる。フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、被覆平角線を曲げ易いため作製され易い。
《実施形態2》
図7に示すように、実施形態2のリアクトとして、第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは被覆平角線がエッジワイズ巻きされて構成されていてもよい。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eの軸方向の長さが一定の場合、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、ターン数を多くし易い。第一巻回部2iおよび第二巻回部2eのターン数が一定の場合、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、軸方向に沿った長さを短くし易い。そのため、エッジワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eは、フラットワイズ巻きされた第一巻回部2iおよび第二巻回部2eに比較して、小型化し易い。本実施形態では、各溝部36の幅は、第一巻線21の厚さと同様である。各溝部36の深さは、第一巻線21の幅と同じである。なお、各溝部36の深さは、第一巻線21の幅よりも小さくても大きくてもよい。
本実施形態では、実施形態1で説明したコア部30が第一サイドコア部および第二サイドコア部の各々を構成していてもよい。上述した第一コイル2fは、第一サイドコア部の外周に配置され、上述した第二コイル2sは、第二サイドコア部の外周に配置されていてもよい。第一コイル2fおよび第二コイル2sは、互いに独立していてもよい。
1 リアクトル
2 コイル、2f 第一コイル、2s 第二コイル
2i 第一巻回部、2e 第二巻回部
21 第一巻線、22 第二巻線
3 磁性コア、30 コア部
30a コア本体部、30b 絶縁部
31f 第一ミドルコア部、31s 第二ミドルコア部
318 溝部、319 螺旋溝
33f 第一エンドコア部、33s 第二エンドコア部
35 第一平面、36 溝部、37 螺旋溝、38 畝部
1100 電力変換装置、1110 コンバータ
1111 スイッチング素子、1112 駆動回路、1115 リアクトル
1120 インバータ
1150 給電装置用コンバータ、1160 補機電源用コンバータ
1200 車両
1210 メインバッテリ、1220 モータ、1230 サブバッテリ
1240 補機類、1250 車輪
1300 エンジン

Claims (14)

  1. 角柱状に構成されたコア部を有する磁性コアと、
    前記コア部の外周に配置された第一巻回部、および前記第一巻回部の外周に配置された第二巻回部を有するコイルと、を備え、
    前記第一巻回部は、前記コア部の外周面に沿うように螺旋状に巻回された第一巻線で構成されており、
    前記第二巻回部は、前記第一巻回部の外周面に沿うように巻回された第二巻線で構成されており、
    前記第一巻線と前記第二巻線とは、一連の巻線であり、
    前記第一巻回部のターン数は、前記第二巻回部のターン数よりも少なく、
    前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含み、
    前記第一巻回部の各ターンにおける前記第一巻線の一部が前記複数の溝部の各々に配置されている、
    リアクトル。
  2. 前記コア部の外周面は、前記コア部と同軸状に設けられた螺旋溝を有し、
    前記複数の溝部の各々は、前記螺旋溝の一部を構成しており、
    前記第一巻回部の全てのターンにおける前記第一巻線が前記螺旋溝に配置されている、請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記複数の溝部の各々の深さは、前記第一巻線の断面における前記深さの方向に沿った長さと同じである、請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  4. 前記複数の溝部の各々の深さは、前記第一巻線の断面における前記深さの方向に沿った長さよりも小さい、請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  5. 前記複数の溝部の各々の深さは、前記第一巻線の断面における前記深さの方向に沿った長さよりも大きい、請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  6. 前記第一巻線および前記第二巻線は平角線であり、
    前記軸方向に沿って切断した前記複数の溝部の各々の断面形状は矩形状である、請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  7. 前記第一巻回部および前記第二巻回部は、前記平角線がフラットワイズ巻きされてなる、請求項6に記載のリアクトル。
  8. 前記第一巻回部および前記第二巻回部は、前記平角線がエッジワイズ巻きされてなる、請求項6に記載のリアクトル。
  9. 前記コア部は四角柱状であり、
    前記第一巻回部および前記第二巻回部は四角筒状である、請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  10. 前記コア部は、
    磁性材料を主体とするコア本体部と、
    前記コア本体部の外周面に沿って設けられた絶縁部と、を備え、
    前記複数の溝部は前記絶縁部に設けられている、請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  11. 角柱状のコア部を有し、
    前記コア部の外周面は、前記コア部の軸方向に並んだ複数の溝部を有する第一平面を含む、
    磁性コア。
  12. 前記コア部の外周面は、前記コア部と同軸状に設けられた螺旋溝を有し、
    前記複数の溝部の各々は、前記螺旋溝の一部を構成している、請求項11に記載の磁性コア。
  13. 請求項1または請求項2に記載のリアクトルを備える、
    コンバータ。
  14. 請求項13に記載のコンバータを備える、
    電力変換装置。
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