JP2024002821A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置内の冷却性能を向上させること。【解決手段】 撮像装置内から吸気するための少なくとも1つの吸気口と撮像装置内から排気するための第1の排気口及び第2の排気口とが、撮像装置の外装に設けられている。撮像装置は、吸気口から吸気された空気を第1の排気口へと導くためのダクトと、吸気口から第1の排気口へ空気を吐出するためファンとを有している。ダクト内には、第1の放熱部材が配置されており、更に第1の放熱部材と第1の排気口との間にファンが配置されている。ダクトには少なくとも1つの開口部が設けられており、開口部は、ファンと第1の排気口との間に位置し、ファンによって第1の排気口へ吐出された空気の一部が、開口部から押し出され、開口部から押し出された空気が第2の放熱部材を冷却し、第2の排気口から排気されることを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来、カメラなどの撮像装置の冷却機構として特許文献1や特許文献2が知られている。特許文献1では、撮像装置の外装部に設けられた吸気口と排気口とにファンを設け、吸気口から外部の空気を吸い込み、撮像装置内の各部品によって熱された空気を排気口のファンで外部へと吐出することにより、全体換気する構造が開示されている。
特許文献2では、撮像装置の外装部に設けられた吸気口と排気口との間にダクト設け、ダクトの吸気口に設けられたファンで外部の空気を吸い込み、ダクト内の空気を外部へ押し出すことによってダクトの内部を換気するような構造が開示されている。
特開2013-85204号公報 特開2020-184771号公報
特許文献1の場合、全体換気によって撮像装置の内部を冷却する構造のため、特許文献2のように撮像装置内のダクト内を換気することによって、ダクト内に設けられた熱源を冷却する構造と比べて、局所的な熱源に対する冷却効率が低かった。
一方で特許文献2の場合、撮像装置内のダクト内部に設けられた特定の熱源を冷却する構造であるため、特許文献1に比べて冷却可能な範囲が狭かった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、撮像装置内の冷却性能を向上させることである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る撮像装置は、撮像装置内へ吸気するための少なくとも1つの吸気口と前記撮像装置内から排気するための第1の排気口及び第2の排気口とが、前記撮像装置の外装に設けられた撮像装置あって、第1の熱源による熱を放熱するための第1の放熱部材と、第2の熱源による熱を放熱するための第2の放熱部材と、前記第1の放熱部材が内部に配置されたダクトであって、前記吸気口からされた空気を前記第1の排気口へと導くためのダクトと、前記ダクト内における前記第1の放熱部材と前記第1の排気口との間に配置され、前記吸気口から前記第1の排気口へ空気を吐出するためファンと、を有し、前記ダクトに少なくとも1つの開口部が設けられており、前記開口部は、前記ファンと前記第1の排気口との間に位置し、前記ファンによって前記第1の排気口へ吐出された空気の一部が、前記開口部から押し出され、前記開口部から押し出された空気が前記第2の放熱部材を冷却し、前記第2の排気口から排気されることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置内の冷却性能を向上させることができる。
第1の実施形態に係る撮像装置の斜視図 第1の実施形態に係る撮像装置の斜視図 第1の実施形態に係る撮像装置の斜視図 第1の実施形態に係る撮像装置の分解図 第1の実施形態に係る撮像装置の断面図 第1の実施形態に係る撮像装置の冷却機構の斜視図 第1の実施形態に係る撮像装置の背面図 第1の実施形態に係る撮像装置の断面図 第2の実施形態に係る撮像装置の斜視図 第2の実施形態に係る撮像装置の分解図
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
<実施形態1>
以下、本実施形態に係る撮像装置としてボックス型レンズ交換式撮像装置について説明する。図1、図2および図3は、本実施形態に係る撮像装置100の斜視図である。
撮像装置100は、レンズマウント111を有し、交換レンズの取り付けができる。また、レンズ用コネクタ112を介して交換レンズと電気的に接続することができる。なお、本実施形態においてはバヨネット式のマウント構造が設けられているが、レンズマウントの形状は問わない。また、レンズ交換式の撮像装置でなく、レンズ一体型の撮像装置でもよい。
撮像装置100には、電源入力端子131や、外部機器と信号の送受信を行うためのコネクタ132、ユーザーが操作や設定を行うための各種キー133、メモリカードが挿入できるスロット134が設けられる。ここで、コネクタ132の例としては、SDI、Gen-Lock、Eathernet、などが挙げられるが、これらに限定されずその要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
撮像装置100の外装には、撮像装置100の内部から吸気するための第1の吸気口151及び第2の吸気口161が設けられている。本実施形態において、2つの吸気口が設けられているが、少なくとも1つの吸気口が設けられていればよい。撮像装置100の外装には、第1の排気口135及び第2の排気口136が設けられている。
第1の吸気口151と第2の吸気口161から撮像装置100の内部に外気を取り込み、第1の排気口135から吐出することで撮像装置100の内部を換気・冷却することができる。
撮像装置100は、ネジ穴171を有し、撮像装置100を壁や天井あるいは雲台や三脚等に固定することができる。
図4は、本実施形態における撮像装置100を10のユニットに分けた分解斜視図である。正面ユニット110、中間ユニット120、背面ユニット130、天面ユニット140、右側面ユニット150、左側面ユニット160、底面ユニット170により、撮像装置100の筐体(外装)が構成されている。また、撮像装置100の内部には、フィルタユニット199、センサユニット180、冷却ユニット190がある。
正面ユニット110は、撮像装置100の筐体の正面を構成し、レンズマウント111、レンズ用コネクタ112を有する。
フィルタユニット199は、NDフィルタやIRカットフィルタ等を駆動させる機構およびアクチュエータを有し、ユーザーの操作によって各種フィルタの挿抜ができる。
中間ユニット120は、撮像装置100の筐体の中間部分を構成し、各ユニットが取りつく構造となっている。
センサユニット180は、第1の熱源としての撮像素子181と、撮像素子181による熱を放熱するための第1の放熱部材としてのヒートシンク182を有する。ヒートシンク182は第1の熱源と熱的に接続されており、第1の熱源の熱を吸熱して撮像装置100の内部の空気へと放熱する。
冷却ユニット190は、ダクト191、193及びファン192を有する。ダクト191、193は、第1の吸気口151と第2の吸気口とから吸気された空気を第1の排気口135へと導くためのダクトであり、ダクト191の内部にはヒートシンク182が配置されている。ファン192は、ダクト191、193の内部におけるヒートシンク182と第1の排気口135との間に配置される。ファン192は、第1の吸気口151と第2の吸気口161とから第1の排気口135へ空気を吐出するためのファンである。ファン192は第1の吸気口と第2の給気口とから外部の空気を吸気する。吸気された空気はヒートシンク182の放熱フィンの間や近傍を流れるため、ヒートシンク182によって放熱された空気が流されてファン192に吸気される。ファン192によって吸気された空気(すなわちヒートシンク182によって放熱された空気)はダクト193を流れて第1の排気口135から吐出されることで排気される。撮像装置100を組み立てた状態では、ダクト191の内部にヒートシンク182が内包されることとなるため、第1の熱源(撮像素子181)を強制空冷することができる。また、撮像装置100は第2の熱源としての発熱素子(例えば、データ処理エンジン、FPGAなど、不図示)が実装されたデータ処理基板194を有する。なお、本実施形態において、ファン192は遠心ファンを用いて外気を吸気しているが、設計者の設計によっては、軸流ファンなどを用いることも可能である。従って、ファンは外気を撮像装置100に取り込めるものであればその形態を問わない。また、本実施形態においては、1枚のデータ処理基板上に第2の熱源が実装されているが、複数の第2の熱源が複数の基板に分かれて実装されていてもよい。
背面ユニット130は、撮像装置100の筐体の背面を構成し、先述した各種コネクタ132や各種キー133および、それらが実装されたインターフェース基板(不図示)を有する。また、第2の放熱部材としての放熱板金137を有し、放熱シート138を介してデータ処理基板194に実装された発熱素子と熱的に接続する。放熱板金137の材料の例としては、アルミ合金や銅合金などの熱伝導率の高い金属が挙げられる。放熱板金137は、第2の熱源(データ処理基板194)の熱を放熱するための第2の放熱部材である。すなわち第1の放熱部材と同様に、第2の熱源による熱を吸熱し、撮像装置100内の空気へと放熱する。
天面ユニット140は、主な材料としてアルミ合金や銅合金などの熱伝導率の高い金属が使われる。放熱シート141を介して天面ユニット140と放熱板金137が熱的に接続されるため、データ処理基板194の熱が天面ユニット140に伝えられることによって、外部に拡散される。
右側面ユニット150および左側面ユニット160は、それぞれ吸気口151と吸気口161を有し、ダクト191、193と接続される。また、天面ユニット140と同じく主な材料としてアルミ合金や銅合金などの熱伝導率の高い金属が使われ、放熱シート152を介して放熱板金137と熱的に接続されることでデータ処理基板194の熱を外部に拡散できる。
底面ユニット170は、撮像装置100を固定するためのネジ穴171を有する。また、天面ユニット140と同じく主な材料としてアルミ合金や銅合金などの熱伝導率の高い金属が使われ、放熱シート172を介して放熱板金137と熱的に接続されることでデータ処理基板194の熱を外部に拡散できる。
以上のように、第2の放熱部材(放熱板金137)は、撮像装置100の外装(筐体)を構成する少なくとも1つのユニットに、第2の放熱部材の熱が伝熱するように接続されている。これにより、第2の熱源(データ処理基板194)の熱を冷却することができる。これは、後述する冷却方法と併用して実現できる。
図5は、撮像装置100のうち、正面ユニット110、フィルタユニット199を取り除いた断面図である。以下、図5を用いてセンサユニット180と冷却ユニット190の詳細な構造と、撮像装置100の冷却機構について説明する。センサユニット180の外面は正面センサケース183と背面センサケース184で構成されていて、内部に撮像素子181が配置されている。撮像素子181は、熱伝導部材11、金属ブロック13、熱伝導部材12を介してペルチェ素子14の吸熱面に熱的に接続されている。なお、ここでいう熱伝導部材11、12は、放熱シートや放熱グリスなどが考えられる。また、金属ブロック13は、アルミ合金や銅合金などの熱伝導率の高い材料であることが望ましい。ペルチェ素子14の放熱面は、熱伝導部材15(放熱シート、放熱グリスなど)と背面センサケース184を介してヒートシンク182に熱的に接続されている。ヒートシンク182の熱を撮像装置100内の空気へと放熱させることで、撮像素子181を冷却することができる。なお、ここで背面センサケース184も、アルミ合金や銅合金などの熱伝導率の高い材料であることが望ましい。
正面センサケース183と背面センサケース184の間にはケース用封止部材185があり、センサユニット180内部へ水蒸気の侵入と撮像素子181の結露を防止している。また、正面センサケース183は、撮像素子181の撮像面に合わせた開口窓があり、ガラス用封止部材186を介してカバーガラス187が取り付けられている。なお、本実施形態においては、ペルチェ素子14を介して撮像素子181の冷却を行っているが、ペルチェ素子を使わずに撮像素子181を直接的にヒートシンク182に接続するような構成でも構わない。
冷却ユニット190に取り付いたファン192を駆動させると、吸気口151と吸気口161から、ダクト191を通して外気を吸い込むような風路A(第1の風路)が形成される。風路Aは吸気口151と吸気口161とから吸気された空気をからファン192まで導くための風の通り道であり、ダクト191によって形成されている。このとき、ダクト191内にヒートシンク182が内包されている(風路A上に第2の放熱部材が配置されている)ため、ペルチェ素子14の放熱面および撮像素子181を冷却することができる。また、ダクト193、ダクトカバー195、ダクト196によって、ダクト198および風路B(第2の風路)を形成される。風路Bは、ファン192から吐出された空気を第1の排気口135まで導くための風の通り道である。ファン192から吐き出された空気は、風路Bを通り第1の排気口135から撮像装置100の外に排出される。すなわち、風路A及びBはダクト198によって形成される空気の通り道であり、吸気口151と給気口161がダクト198における最上流であり、第1の排気口がダクト198における最下流である。
図6は撮像装置100から、冷却ユニット190および、ダクト196のみを取り出した斜視図である。以下、図6および図5を用いて、データ処理基板194の詳細な冷却機構について説明する。
図6に示すように、ダクト193には、複数の開口部197が設けられている。開口部197は、ファン192と第2の排気口との間に位置する。本実施形態においては複数の開口部を設ける構成としているが、複数の穴を繋げるように開口部を設け1つの開口部としてもよい。すなわち、ダクト193には少なくとも1つの開口部が設けられていればよい。以上のような構成とすることで、ファン192から第1の排気口へ吐出された空気の一部、すなわちダクト198を通って排気される空気(風路Bを流れる空気)の一部が開口部197から押し出される。
図5に示すように、開口部197から押し出された空気は、撮像装置100の内部を循環し、第2の排気口136から撮像装置100の外部に排気されるような風路C(第3の風路)を形成する。風路Cは、風路Aや風路Cのようにダクトによって形成されていない。具体的には、風路Cは背面ユニット130や天面ユニット140などの撮像装置100の外装を構成する少なくとの1つのユニットによって形成されている。これは、データ処理基板194以外の熱源(例えば、電源回路基板)も撮像装置100内の換気によって冷却するためである。換言すれば、複数の第2の熱源による熱を放熱するための複数の第2の放熱部材を冷却するために、風路C上に複数の第2の放熱部材を配置している。少なくとも1つの第2の熱源を放熱するための少なくとも1つの第2の放熱部材が風路C上に配置されていればよい。なお、開口部197は風路Cの最上流であり、第2の排気口は風路Cの最下流である。このとき、開口部197と第2の排気口136の間に第2の放熱部材(放熱板金137)が配置される(風路C上に配置される)ことで、風路Cを通る空気が放熱板金137へと供給される。これにより、開口部197から押し出された空気が放熱板金137を冷却し、第2の排気口から排気される。上述のように複数の第2の放熱部材が配置されていれば、それらも併せて冷却することができる。なお、本実施例においては、第2の排気口136は撮像装置100の筐体背面に開けられているが、例えば図7に示すように、コネクタ132と筐体のクリアランスを広げたものを第2の排気口236としてもよい。すなわち、第1の排気口よりも第2の排気口が小さくともよい。
ここで、風路Aの入口の空気の温度、すなわち第1の吸気口151及び第2の吸気口161から吸い込まれた空気の温度は、撮像装置100が設置された環境における温度に略同一である。風路Bにおける空気の温度はヒートシンク182から放熱された熱によって上昇する。上述の通り、風路Bの空気の一部は開口部197から押し出されて風路Cへと流れ、開口部197から押し出された残りの空気は第1の排気口135から排気される。換言すれば、ヒートシンク182によって熱された空気の一部が風路Cへと流れる。風路Cには第2の放熱部材が配置されているため、第2の放熱部材(放熱板金137)が冷却されるためには、(風路Bの空気の温度)<(放熱板金137の温度)という条件を満たしていればよい。以上の条件を満たす限り、風路Cへと押し出された空気によってデータ処理基板194が冷却される。従って、冷却ユニット190における各部分の温度の関係は、以下のようになっていることが望ましい。
(環境温度)<(風路Bの空気の温度)<(放熱板金137の温度)
一般的に、撮像素子181は温度を下げるほど性能も向上する一方で、素子の発熱量自体はデータ処理エンジン等と比べれば低い。そのため、本実施例のような構成の撮像装置であれば、ヒートシンク182が環境温度近くまで下がるようにファン192を駆動させ、風路Bを流れる空気や、風路Cの入口の空気は、環境温度に近い温度になると考えられる。一方で、データ処理エンジンやFPGAといった素子は、撮像素子などと比べて発熱量は大きい一方で、ある程度高温でも素子の動作は保証できる場合が多い。そのため、本実施形態のような構成の撮像装置であれば、一般に放熱板金137の温度が高くなり、上記に示したような(風路Bの空気の温度)<(放熱板金137の温度)の関係が成り立つ。
本実施形態に係る撮像装置100の構成であれば、データ処理基板194に複数の熱源が点在して実装されていた場合でも、ダクト198の形状や通風抵抗を変えずに、風路Cでの空気の流れによる熱源の冷却が可能となる。また、図8に示すように、放熱板金が複数ある場合や、第2の熱源としての発熱素子が複数の基板に点在していてもよい。データ処理基板194の熱源は、放熱板金137に加え、放熱シート238を介して第2の放熱板金237に拡散される。また、電源回路基板231上の熱源(不図示)が、放熱シート232を介して第3の放熱板金233に拡散されている。この場合も、放熱板金237、137、233に合わせて開口部297A、297B、297Cを設けることで、複数の熱源を効率よく冷却可能となり、撮像装置100内の冷却性能が向上する。
また、ダクト193は、第2の熱源(データ処理基板194)よりも下に配置され、開口部197はダクト193の上面に設けられている。これにより、ファン192で埃などの外気のゴミを吸い込んだ場合に、データ処理基板194などにゴミが流れず、重力によってゴミは下に落ちる。ゴミは、風路Bを通って、第1の排気口135から撮像装置100の外部に排出される。
<実施形態2>
以下、本実実施形態に係る、屋外用設置型撮像装置について説明する。図9は、本実施形態に係る撮像装置300の斜視図であり、図10は撮像装置300の内部構造を示したものである。
撮像装置300は、ハウジング310と、ハウジング310に内包されたカメラ装置320、レンズ330で構成されている。ここで、ハウジング310、カメラ装置320、レンズ330は、それぞれ取り外し可能な構成でも、一体型でもよい。
ここで、カメラ装置320は、第1の実施形態で示した撮像装置100と同等の構成をしており、内部のファン(不図示)を駆動させることによって、吸気口321から空気を吸い込み、第1の排気口322および第2の排気口323から空気を吐き出す。
ハウジング310は密閉されており、カメラ装置320およびレンズ330を防水している。そのため、カメラ装置320のファンは、ハウジング310内部の空気を循環させることになる。この場合も、第1の実施形態で示した撮像装置100と同様に撮像素子やデータ処理エンジンなどの熱源を効率よく冷却できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置
14 ペルチェ素子
135 第1の排気口
136 第2の排気口
137 放熱板金
151 吸気口
161 吸気口
181 撮像素子
182 ヒートシンク
191 ダクト
197 開口部
198 ダクト

Claims (11)

  1. 撮像装置内から吸気するための少なくとも1つの吸気口と前記撮像装置内から排気するための第1の排気口及び第2の排気口とが、前記撮像装置の外装に設けられた撮像装置であって、
    第1の熱源による熱を放熱するための第1の放熱部材と、
    少なくとも1つの第2の熱源による熱を放熱するための少なくとも1つの第2の放熱部材と、
    前記第1の放熱部材が内部に配置されたダクトであって、前記吸気口から吸気された空気を前記第1の排気口へと導くためのダクトと、
    前記ダクト内における前記第1の放熱部材と前記第1の排気口との間に配置され、前記吸気口から前記第1の排気口へ空気を吐出するためファンと、を有し、
    前記ダクトに少なくとも1つの開口部が設けられており、
    前記開口部は、前記ファンと前記第1の排気口との間に位置し、
    前記ファンによって前記第1の排気口へ吐出された空気の一部が、前記開口部から押し出され、
    前記開口部から押し出された空気が前記第2の放熱部材を冷却し、前記第2の排気口から排気されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の熱源は撮像素子であり、前記第2の熱源はデータ処理基板であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の放熱部材はヒートシンクであり、前記第2の放熱部材は放熱板金であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記ダクトは、前記第2の熱源よりも下に配置され、前記開口部は、前記第2の放熱部材の位置に前記開口部から押し出された空気が流れるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の放熱部材は、前記撮像装置の外装を構成する少なくとも1つのユニットに伝熱するように接続されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記ダクトは、前記吸気口から吸気された空気を前記ファンまで導くための第1の風路を形成し、前記第1の風路に前記第2の放熱部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記ダクトは、前記ファンから吐出された空気を前記第1の排気口まで導くための第2の風路を形成し、前記第2の風路を流れる空気の一部が前記開口部から押し出されるように、前記ダクトに前記開口部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置の外装を構成する少なくとも1のユニットは、前記開口部から押し出された空気を前記第2の排気口に導くための第3の風路を形成し、前記第3の風路に前記第2の放熱部材が配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記第2の風路を流れる空気の温度よりも前記第2の放熱部材の温度が高いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記第2の排気口は前記第1の排気口よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記第2の排気口は、前記撮像装置が外部機器と信号の送受信を行うためのコネクタに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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