JP2016129169A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造で、回路基板の両面の熱をダクト内部の空気に熱伝達することで効率良く放熱することが可能であり、且つ回路基板に対してゴミが侵入する可能性が低い電子機器を提供すること。
【解決手段】ファンとダクトを有する電子機器において、連結されている第1のダクトと第2のダクトを有し、回路基板の一方の面を第1のダクトに連結し、回路基板の第1のダクトと反対側の面を放熱部材に連結し、前記放熱部材を第2のダクトに連結することで、回路基板の両面の熱を第1のダクト及び第2のダクトの内部の空気に熱伝達することが可能となり、ファンを連結して強制空冷することで、回路基板の両面の温度を低温に保つことが可能となる。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子機器に関する。
近年、カメラやパソコンなどの電子機器の消費電力は、性能の向上に伴って増加する傾向にある。電子機器の故障を防ぐためには、電子機器内部の回路基板の発熱を放熱する必要がある。電子機器の筐体を大きくすれば自然放熱が可能であるが、電子機器の小型化の要望も高いため、消費電力が高い電子機器においてはファンを用いた強制空冷の手法を用いることが多い。
この強制空冷の手法として、発熱源となる回路基板に対して伝熱性の高いダクトを接続し、ダクトに対して更にファンを接続することで、回路基板上の素子の発熱をダクト内部の空気に伝達し、更に高温となったダクト内部の熱を強制的に外部に吐き出し、低温の空気を外部からダクト内部へ取り込む、といった手法が取られている。
特許文献1では、回路モジュールと回路モジュールに接続されるヒートシンクと回路モジュールを覆うカバーとファンとを有し、回路モジュールのヒートシンク側に第1の通風路、カバー側に第2の通風路を形成して冷却用空気を流すことで、回路モジュールの雰囲気温度を低く抑える構造を提案している。
特開2012−164939号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、回路モジュールの発熱に対して、一方の面を第1の通風路に露出するヒートシンクに接続し、他方の面を第2の通風路に露出するカバーで覆う構造によって放熱しているため、冷却ユニットの構造が複雑となり、また回路モジュールをカバーで覆うために密閉が不十分になり、回路モジュール内にゴミが侵入する可能性がある、という問題点があった。
本発明の目的は、簡素な構造で、回路基板の両面の熱をダクト内部の空気に熱伝達することで効率良く放熱することが可能であり、且つ回路基板に対してゴミが侵入する可能性が低い電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の電子機器は、ファンと、前記ファンが接続されるとともに、外部から空気を吸入するための吸入口と、前記吸入口からの吸気を前記ファンに導くための開口部を有するダクトと、両面に熱源を有する回路基板と、前記回路基板に接続される放熱部材とを有し、前記ダクトは前記回路基板を接続する面と前記ファンを接続する面とが略くの字状に形成され、前記回路基板の一方の面は前記ダクトに接続され、前記回路基板の他方の面は前記放熱部材に接続され、前記放熱部材は前記ダクトのファンが接続される面と平行な面に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、簡素な構造で、回路基板の両面の熱をダクト内部の空気に熱伝達することで効率良く放熱することが可能であり、且つ回路基板に対してゴミが侵入する可能性が低い電子機器の提供を実現できる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の外観前方斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置の外観後方斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置内部の回路基板の前方斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置内部の回路基板の後方斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットの後方斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットの前方斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットの分解斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板を接続した状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板及び放熱板を接続した状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る放熱板の回路基板側の状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置の内部を表す断面図
以下、図面に従って本発明による撮像装置の好ましい実施の形態について説明する。
図1、2は本発明の実施形態に係る撮像装置でレンズ交換式撮像装置の斜視図である。特に、図1は撮像装置の外観前方斜視図、図2は撮像装置の外観後方斜視図である。
図1、2に示したように、撮像装置1の前方には、レンズマウント部101、交換式レンズの装着を検知し電気的に制御する不図示のレンズ接点部、交換式レンズを取り外すレンズ取り外しボタン102を有し、交換レンズ2が着脱可能に支持される。また、図示されていないが、レンズマウント部101の後方で本体内部には、被写体の映像を受光する撮像素子と、撮像素子で得られた映像信号を所定の信号に変換するセンサ基板を有する。
撮像装置1の前方から見て右側面には、撮影者の操作によって撮像装置本体に所定の動作を実行させる操作ボタン群103、RECボタン104、電源スイッチ105、本体内部のファンが低温の空気を外部から吸い込むための吸気口106を有する。吸気口106は、撮像装置1の撮影状態(保持状態及び据置状態)において塞がれる可能性が低い箇所に配置されることが望ましく、本実施例においては操作ボタン群103の間に配置される。
撮像装置1の上方には、種々のアクセサリが着脱可能なアクセサリシュー107を有する。撮像装置1の後方には、撮像装置1の制御状態及び映像を撮影者が覗き込んで確認可能なビューファインダー部108、撮像装置1の制御状態を確認可能な液晶表示部109、記録媒体を収納する記録媒体収納蓋110、バッテリーを収納するバッテリ蓋111、外部接続端子や電源端子などの入出力端子群112、本体内部のファンが高温の空気を外部へ吐き出すための第1の排気口113a、第2の排気口113bを有する。
第1の排気口113a及び第2の排気口113bは、撮像装置1の撮影状態において塞がれる可能性が低く、且つ、撮影者に直接排気風が当たりにくい箇所に配置されることが望ましく、本実施例においては撮像装置1の入出力端子群112に近接して配置される。
撮像装置1の前方から見て左側面には、グリップ部3を着脱可能とするグリップネジ部114を有する。グリップ部3には、グリップRECボタン301、レンズの絞りを調節可能な絞りダイヤル302、十字キー303、グリップ3を撮影者が把持する時の補助となるグリップベルト304を有する。
図1、2に示したように、撮像装置1はレンズマウント部101に対応した交換レンズ2を装着することができ、レンズ接点部を通じて交換レンズ2と撮像装置1は信号を送受信することで、操作ボタン群103や、絞りダイヤル302の操作によって交換レンズ2の制御が可能となっている。
図3、4は本発明の実施形態に係る撮像装置内部の回路基板の斜視図である。特に、図3は回路基板の前方斜視図、図4は回路基板の後方斜視図である。
図3、4に示したように、撮像装置1の内部には、撮像装置1を操作した際の入力信号等の制御や、撮像素子で得られた映像信号の処理及び圧縮を行うメイン基板4と、電源端子より本体内部へ供給された電源をメイン基板4に実装される各素子へ分配する電源を作成する電源基板5とを有する。
メイン基板4と電源基板5は、図4、5に示したように、略L字になるように基板対基板コネクタによって接続される。メイン基板4及び電源基板5は、多様な機能を有する撮像装置1の制御及び電源作成を行っているため、撮像装置1において大きな熱源となっている。具体的には、メイン基板4の一方の面には熱源となる制御素子401、402、403を有し、反対側の面には熱源となる電源ブロック404、405、406を有し、電源基板5の一方の面には電源用インダクタ501を有する。これらの素子は、大きな熱源となるため、放熱の対策が必要となる。
図5、6は本発明の実施形態に係る冷却ユニットの斜視図である。特に、図5は冷却ユニットの後方斜視図、図6は冷却ユニットの前方斜視図である。また、図7は本発明の実施形態に係る冷却ユニットの分解斜視図である。
冷却ユニット6は、第1のダクト601、第2のダクト602、及びダクト蓋603にて構成されるダクトユニット60と、第1のファン604a及び第2のファン604bとを有し、ダクトユニット60の内部に空気が流れるための空間を設けて構成される。
第1のダクト601は略L字の形状をしており、ダクト蓋603と向かい合う空間側にはダクトユニット60の内部に空気が流れる方向に対して並列して複数の放熱フィン609を有する。第2のダクト602は第1のダクト601に対して空気の流れを屈折するように斜めに接続され、上面から見て略くの字状に接続される。
第1のダクト601及び第2のダクト602は、熱伝導性に優れ、且つ剛性も高いアルミダイキャスト等で構成される。ダクト蓋603は、連結された第1のダクト601と第2のダクト602に蓋をするようにビスによって接続される。第2のダクト602には、筐体の外部からダクトユニット60へ空気を吸い込み、ダクトユニット60から外部へ空気を吐き出すための第1のファン604a、及び第2のファン604bが接続される。
第1のファン604a及び第2のファン604bは、面方向で空気を吸い込み、遠心方向へ送風する遠心ファンであり、それぞれ第1の排出口605a、第2の排出口605bを有する。このファンの構造については後述する。本実施例において、第1のファン604a及び第2のファン604bは同じ遠心ファンとし、第2のダクト602の内部に空気が流れる方向に対して並列して2個配置される。
ダクト蓋603は、第1のファン604a及び第2のファン604bのファン吸入口614が当接する面に第1の開口部606a及び第2の開口部606bを有する。また、ダクト蓋603には、第1の開口部606a及び第2の開口部606bの外周を囲うように、弾性部材607がそれぞれ貼り付けられる。弾性部材607は、第1のファン604a及び第2のファン604bとダクト蓋603の間に挟まれて使用される。弾性部材607を用いて第1のファン604a及び第2のファン604bを第2のダクト602に固定することで、第1のファン604a及び第2のファン604bによって吸入され、ダクト蓋603の第1の開口部606a及び第2の開口部606bを通過する空気が漏れることがない。
ダクトユニット60は、第1のダクト601及びダクト蓋603によって囲まれた側部に、第1の吸入口608a及び第2の吸入口608bを有する。また、第1のダクト601はダクト蓋603と向かい合う側の略中央に放熱フィン609と並列する分離壁610を有する。
分離壁610によって第1のダクト601内部の空間は2つに分割される。同様の分離壁は第2のダクト602側にも設けられ、第2のダクト602内部の空間は2つに分割される。これにより、ダクトユニット60内部の空間は2個のファンに対応して分割され、第1のファン604aが回転すると第1の吸入口608aから外部の空気を吸い、第1のダクト601及び第2のダクト602内部の空間を通過して第1の排出口605aから空気を吐き出す。同様に、第2のファン604bが回転すると第2の吸入口608bから外部の空気を吸い、第1のダクト601及び第2のダクト602内部の空間を通過して第2の排出口605bから空気を吐き出す。
冷却ユニット6内の第1の吸入口608a及び第2の吸入口608bは、撮像装置1の吸気口106に対応した位置に設けられ、第1の排出口605a及び第2の排出口605bは、撮像装置1の第1の排気口113a及び第2の排気口113bにそれぞれ対応した位置に設けられ、それぞれ不図示の弾性部材を介して冷却ユニット6と外装部材が連結される。これにより、ファンを回転させると外部の空気を撮像装置1の内部に取り込み、冷却ユニット6を通過して撮像装置1の外部へ吐き出す強制空冷が可能となる。
また、冷却ユニット6内のみに空気を通過させるために、万が一ゴミや水が空気とともに侵入しても冷却ユニット6内に留めることができ、撮像装置1の故障を防ぐことが可能となる。
図8は本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板を接続した状態を示す斜視図である。
図8に示したように、メイン基板4及び電源基板5は、略L字形状の第1のダクト601に対して直接接続される。この際、図3に示したメイン基板4の一方の面に実装された制御素子401、402、403、及び電源基板5の一方の面に実装された電源用インダクタ501が第1のダクト601側に向くように接続される。
また、図5に示したように、第1のダクト601にはメイン基板4の第1のダクト601側の面に実装される制御素子401、402、403及び電源用インダクタ501に対応する位置にダクト凸部611a〜611dを有する。そして、ダクト凸部611a〜611dには放熱ゴム612がそれぞれ貼り付けられる。この構造により、制御素子401、402、403及び電源用インダクタ501の発熱を、放熱ゴム612を介してダクト凸部611a〜611dに伝えることが可能となる。ダクト凸部611a〜611dに熱が伝わることで、一定時間経過後には第1のダクト601全体に熱が拡散し、第1のダクト601の内部空気に熱を伝えることが可能となる。
つまり、メイン基板4及び電源基板5の一方の面を第1のダクト601に対して接続することで、第1のファン604a及び第2のファン604bを回転させたときにメイン基板4及び電源基板5の一方の面の熱を撮像装置1の外部へ効率良く吐き出すことが可能となる。
しかし、図4に示したように、メイン基板4の第1のダクト601と反対側の面には熱源となる電源ブロック404、405、406が存在し、前述の構成ではこれらの発熱は冷却ユニット6に対して伝熱がなされておらず、撮像装置1の内部から外部へ吐き出すことができないために、素子の動作保証温度を越えてしまい、故障の恐れがある。
図9は本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板及び放熱板を接続した状態を示す斜視図である。また、図10は本発明の実施形態に係る放熱板の回路基板側の状態を示す斜視図である。
図9に示したように、放熱板701は、第1のダクト601及びメイン基板4に対して平行な平面部702と第2のダクト602に対して平行な連結部703a〜703cを有する。放熱板701は熱伝導性に優れた銅板やアルミニウム板によって形成される。
図10に示したように、放熱板701の平面部702にはメイン基板4の第1のダクト601と反対側の面に実装される電源ブロック404、405、406に対応する位置に放熱板凸部704a、704b、及び放熱板凹部704cを有する。また、放熱板凸部704a、704b及び放熱板凹部704cには放熱ゴム705がそれぞれ貼り付けられる。この構造により、電源ブロック404、405、406の発熱を、放熱ゴム705を介して放熱板凸部704a、704b及び放熱板凹部704cに伝えることが可能となる。放熱板凸部704a、704b及び放熱板凹部704cに熱が伝わることで、放熱板701全体に熱が拡散する。
また、放熱板701の連結部703a〜703cは、第2のダクト602のダクト当接部613a〜613cに連結される。この構造により、メイン基板4の第1のダクト601と反対側の面に実装される電源ブロック404、405、406の発熱を放熱ゴム705、放熱板701を介して第2のダクト602に伝えることができ、一定時間経過後には第2のダクト602全体に熱が拡散し、第2のダクト602の内部空気に熱を伝えることが可能となる。
つまり、メイン基板4の第1のダクト601と反対側の面に接続される放熱板701を第2のダクト602に接続することで、第1のファン604a及び第2のファン604bを回転させたときにメイン基板4の第1のダクト601と反対側の面の熱を撮像装置1の外部へ効率良く吐き出すことが可能となる。
図11は本発明の実施形態に係る撮像装置の内部を表す断面図である。まず、図11を用いてファンの構造について説明する。なお、図11は図9のX−Xで示された断面図であり、複数の発熱源の中の代表的な箇所の断面を示したものである。
第1のファン604aの内部には、羽根615と、羽根615を回転させるためのモーター616を有する。羽根615はモーター616を中心に周方向に複数個配置される。また、第1のファン604aは、電源基板5に対して電気的に接続され、メイン基板4の制御命令の元に回転を制御される。
モーター616が回転すると、複数個配置された羽根615が回転することで、ファン吸入口614から面方向で空気を吸い込み、第1の排出口605aから遠心方向に空気を吐き出すことができる。本実施例において、第1のファン604aと第2のファン604bには同様のファンを用いているため、第2のファン604bの構造については説明を省略する。
次に、本発明の実施形態に係る伝熱の経路を説明する。メイン基板4の一方の面に実装される制御素子401、402の発熱は、放熱ゴム612を介してダクト凸部611a、611bに伝熱され、第1のダクト601内部の空気に伝熱される(図中A、Bの伝熱経路)。また、メイン基板4の他方の面に実装される電源ブロック404、405の発熱は、放熱ゴム705を介して放熱板701に伝熱される(図中C、Dの伝熱経路)。更に前記の発熱は放熱板701が連結される第2のダクト602上のダクト当接部613bに伝熱され、第2のダクト602内部の空気に伝熱される(図中Eの伝熱経路)。
これらより、メイン基板4の両面の発熱源をそれぞれ異なる経路で第1のダクト601及び第2のダクト602内部の空気に伝熱することが可能となる。ファンを回転させると、外部から低温の空気を吸い込み(図中Iの経路)、高温となったダクト内部の空気を外部へ効率良く吐き出す(図中Oの経路)ことが可能となる。
したがって、簡素な構造で、且つグラファイトシートなどの高価な部品を使用せずに、機器内部の放熱効率を上げることが可能となる。また、放熱効率が上がることで、素子の動作保証温度を超えない範囲でファンの回転数を下げることが可能となり、撮像装置1の静音化にも寄与することが可能となる。更に、ダクトユニットに対して回路基板、放熱板を順次組み付ける構造のため、ダクトユニットの密閉性を損なうことがなく、回路基板に対してゴミの侵入を防ぐことができる。
また、図11に示した経路でメイン基板4の両面の発熱を第1のダクト601と第2のダクト602に伝熱する構造について述べてきたが、第1のダクト601に対しては直接伝熱するのに対し、第2のダクト602に対しては放熱板701を介して伝熱する構造となる。つまり、第1のダクト601への伝熱経路の効率の方が第2のダクト602への伝熱経路より優れているため、メイン基板4の両面の発熱体に対して、発熱量が大きい側を第1のダクト601に対して接続する方が望ましい。
以上、本発明を図示の実施の形態によって説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されることなく、発明の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば、本実施例においては第1のダクト601と第2のダクト602を別体としたが、両者を一体としてもよい。また、放熱板701の連結部703a〜703cは3箇所としたが、形状を拡大して1箇所にしても良い。
1 撮像装置、106 吸気口、113a 第1の排気口、113b 第2の排気口、
4 メイン基板、5 電源基板、6 冷却ユニット、60 ダクトユニット、
601 第1のダクト、602 第2のダクト、603 ダクト蓋、
604a 第1のファン、604b 第2のファン、605a 第1の排出口、
605b 第2の排出口、606a 第1の開口部、606b 第2の開口部、
607 弾性部材、608a 第1の吸入口、608b 第2の吸入口、
609 放熱フィン、610 分離壁、611a〜611d ダクト凸部、
612 放熱ゴム、613a〜613c ダクト当接部、614 ファン吸入口、
701 放熱板、702 平面部、703a〜703c 連結部、
704a〜704b 放熱板凸部、704c 放熱板凹部、
705 放熱ゴム

Claims (5)

  1. ファンを有する電子機器において、
    前記ファンが接続されるとともに、外部から空気を吸入するための吸入口と、前記吸入口からの吸気を前記ファンに導くための開口部を有するダクトと、
    両面に熱源を有する回路基板と、
    前記回路基板に接続される放熱部材とを有し、
    前記ダクトは前記回路基板を接続する面と前記ファンを接続する面とがくの字状に形成され、
    前記回路基板の一方の面は前記ダクトに接続され、
    前記回路基板の他方の面は前記放熱部材に接続され、
    前記放熱部材は前記ダクトのファンが接続される面と平行な面に接続されることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ダクトは、回路基板を接続する面を有する第1のダクトと、ファンを接続する面を有する第2のダクトによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ダクトは前記吸入口からの吸気の流路方向に対してファンを並列して複数個配置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記回路基板は一方の面の発熱量が他方の面の発熱量より大きく、且つ発熱量の大きい面をダクトに接続することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. ダクトは、前記複数個並列配置されたファンの数に応じてダクト内部の空間を分離する分離壁を設けることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子機器。
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