JP2016134814A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数・コストを増大させること無く、どのような撮影状態においても排熱効率が落ちることの無い撮像装置を提供すること。【解決手段】ファンと、前記ファンが接続されるとともに、外部から空気を吸入するための吸入口と、前記吸入口から吸気された空気を前記ファンに導くための開口部とを有するダクトと、前記ダクトに接続され、熱源となる回路基板と、前記回路基板によって暖められた空気を、前記ダクトによって排気する為の排気口と、本体側面に沿って挿抜方向に対して垂直に略縦一列もしくは複数列に配置された複数の入出力端子とを有し、前記排気口は前記複数の入出力端子に平行に且つ隣接して設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器の放熱構造に関する。特に、発熱源に対してファンを用いて強制空冷を行う放熱構造に関する。
近年、カメラやパソコンなどの電子機器の消費電力は、性能の向上に伴って増加する傾向にある。電子機器の故障を防ぐためには、電子機器内部の回路基板の発熱を放熱する必要がある。電子機器の筐体の大きさを大きくすれば自然放熱が可能であるが、電子機器の小型化の要望も高いため、消費電力が高い電子機器においてはファンを用いた強制空冷の手法を用いることが多い。
この強制空冷の手法として、回路基板上の発熱源に対して冷却部を接続し、冷却部に対してファンから送風をすることで、回路基板上の発熱源を冷却する、といった手法が取られている。この時、本体に設けられた吸排気口が塞がれてしまうと、排熱効率が落ちて、本体を十分に冷却することが出来なくなってしまう為、吸排気口はどのような撮影状態においても塞がれることの無いようにする必要がある。
特許文献1においては、排気口を壁などで塞いでしまうことの無いようにガード部材を付けることによって、排熱効率が落ちないよう考慮している。
特開2007−140386号公報
しかしながら、特許文献1のような方法では、排気口が塞がれるのを防ぐためのガード部材が別途必要になり、部品点数・コストの増大を招いてしまう。
本発明は、部品点数・コストを増大させること無く、どのような撮影状態においても排熱効率が落ちることの無い撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の撮像装置は、ファンと、前記ファンが接続されるとともに、外部から空気を吸入するための吸入口と、前記吸入口から吸気された空気を前記ファンに導くための開口部とを有するダクトと、前記ダクトに接続され、熱源となる回路基板と、前記回路基板によって暖められた空気を、前記ダクトによって排気する為の排気口と、本体側面に沿って挿抜方向に対して垂直に略縦一列もしくは複数列に配置された複数の入出力端子とを有し、前記排気口は前記複数の入出力端子に平行に且つ隣接して設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、部品点数・コストを増大させること無く、どのような撮影状態においても排熱効率が落ちることの無い撮像装置の提供を実現できる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の外観前方斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置の外観後方斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置内部の回路基板の前方斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置内部の回路基板の後方斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットの後方斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットの前方斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットの分解斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板を接続した状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板及び放熱板を接続した状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る放熱板の回路基板側の状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る撮像装置の内部を表す水平方向断面図 本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板、放熱板及び入出力端子を接続した状態を示す後方図
以下、図面に従って本発明による撮像装置の好ましい実施の形態について説明する。
図1、2は本発明の実施形態に係る撮像装置でレンズ交換式撮像装置の斜視図である。特に、図1は撮像装置の外観前方斜視図、図2は撮像装置の外観後方斜視図である。
図1、2に示したように、撮像装置1の前方には、レンズマウント部101、交換式レンズの装着を検知し電気的に制御する不図示のレンズ接点部、交換式レンズを取り外すレンズ取り外しボタン102を有し、交換レンズ2が着脱可能に支持される。また、図示されていないが、レンズマウント部101の後方で本体内部には、被写体の映像を受光する撮像素子と、撮像素子で得られた映像信号を所定の信号に変換するセンサ基板を有する。
撮像装置1の前方から見て右側面には、撮影者の操作によって撮像装置本体に所定の動作を実行させる操作ボタン群103、RECボタン104、電源スイッチ105、本体内部のファンが低温の空気を外部から吸い込むための吸気口106を有する。吸気口106は、撮像装置1の撮影状態(保持状態及び据置状態)において塞がれる可能性が低い箇所に配置されることが望ましく、本実施例においては操作ボタン群103の間に配置される。
撮像装置1の上方には、種々のアクセサリが着脱可能なアクセサリシュー107を有する。
撮像装置1の後方には、撮像装置1の制御状態及び映像を撮影者が覗き込んで確認可能なビューファインダー部108、撮像装置1の制御状態を確認可能な液晶表示部109、記録媒体を収納する記録媒体収納蓋110、バッテリーを収納するバッテリ蓋111、外部接続端子や電源端子などの入出力端子112a〜112j、本体内部のファンが高温の空気を外部へ吐き出すための第1の排気口113a、第2の排気口113bを有する。入出力端子112a〜112jは例えば、ヘッドフォン端子、HDMI(登録商標)端子、SDI端子などであり、それらが図2に示すように縦方向に略2列になって配置されている。また第1の排気口113a、第2の排気口113bは入出力端子群112に近接し、且つ平行に配置されている。詳細は後述する。
撮像装置1の前方から見て左側面には、グリップ部3を着脱可能とするグリップネジ部114を有する。グリップ部3には、グリップRECボタン301、レンズの絞りを調節可能な絞りダイヤル302、十字キー303、グリップ3を撮影者が把持する時の補助となるグリップベルト304を有する。
図1、2に示したように、撮像装置1はレンズマウント部101に対応した交換レンズ2を装着することができ、レンズ接点部を通じて交換レンズ2と撮像装置1は信号を送受信することで、操作ボタン群103や、絞りダイヤル302の操作によって交換レンズ2の制御が可能となっている。
図3、4は本発明の実施形態に係る撮像装置内部の回路基板の斜視図である。特に、図3は回路基板の前方斜視図、図4は回路基板の後方斜視図である。
図3、4に示したように、撮像装置1の内部には、撮像装置1を操作した際の入力信号等の制御や、撮像素子で得られた映像信号の処理及び圧縮を行うメイン基板4と、電源端子より本体内部へ供給された電源をメイン基板4に実装される各素子へ分配する電源を作成する電源基板5とを有する。メイン基板4と電源基板5は、図3、4に示したように、略L字になるように基板対基板コネクタによって接続される。メイン基板4及び電源基板5は、多様な機能を有する撮像装置1の制御及び電源作成を行っているため、撮像装置1において大きな熱源となっている。メイン基板4は矩形の形状であり、図3に示したように、メイン基板4は、一方の面の上方側には熱源となる制御素子401、402とを有し、下方側には熱源となる制御素子403を有する。
また図4に示したように、メイン基板4の他方の面には熱源となる電源ブロック404、405、406を有している。更に、電源基板5の一方の面には電源用インダクタ501を有する。これらの素子は、撮像装置1において大きな熱源となるため、放熱の対策が必要となる。
図5、6は本発明の実施形態に係る冷却ユニットの斜視図である。特に、図5は冷却ユニットの後方斜視図、図6は冷却ユニットの前方斜視図である。また、図7は本発明の実施形態に係る冷却ユニットの分解斜視図である。
冷却ユニット6は、第1のダクト601、第2のダクト602、及びダクト蓋603にて構成されるダクトユニット60と、第1のファン604a及び第2のファン604bとを有し、ダクトユニット60の内部に空気が流れるための空間を設けて構成される。
第1のダクト601は略L字の形状をしており、ダクト蓋603と向かい合う空間側にはダクトユニット60の内部に空気が流れる方向に対して並列して複数の放熱フィンを有する。前記放熱フィンの構造については後述する。
第2のダクト602は第1のダクト601に対して空気の流れを屈折するように斜めに接続され、上面から見て略くの字状に接続される。第1のダクト601及び第2のダクト602は、熱伝導性に優れ、且つ剛性も高いアルミダイキャスト等で構成される。ダクト蓋603は、連結された第1のダクト601と第2のダクト602に蓋をするようにビスによって接続される。
第2のダクト602には、筐体の外部からダクトユニット60へ空気を吸い込み、ダクトユニット60から外部へ空気を吐き出すための第1のファン604a、及び第2のファン604bが接続される。第1のファン604a及び第2のファン604bは、面方向で空気を吸い込み、遠心方向へ送風する遠心ファンであり、それぞれ第1の排出口605a、第2の排出口605bを有する。このファンの構造については後述する。本実施例において、第1のファン604a及び第2のファン604bは同じ遠心ファンとし、第2のダクト602の内部に空気が流れる方向に対して並列して2個配置される。
ダクト蓋603は、第1のファン604a及び第2のファン604bのファン吸入口614が当接する面に第1の開口部606a及び第2の開口部606bを有する。また、ダクト蓋603には、第1の開口部606a及び第2の開口部606bの外周を囲うように、弾性部材607がそれぞれ貼り付けられる。弾性部材607は、第1のファン604a及び第2のファン604bとダクト蓋603の間に挟まれて使用される。弾性部材607を用いて第1のファン604a及び第2のファン604bを第2のダクト602に固定することで、第1のファン604a及び第2のファン604bによって吸入され、ダクト蓋603の第1の開口部606a及び第2の開口部606bを通過する空気が漏れることがない。
ダクトユニット60は、第1のダクト601及びダクト蓋603によって囲まれた側部に、第1の吸入口608a及び第2の吸入口608bを有する。また、第1のダクト601はダクト蓋603と向かい合う側に放熱フィンと並列する分離壁610を有する。前記分離壁610は、第1のファン604aと第2のファン604bの略中間に配設される。前記分離壁610によって第1のダクト601内部の空間は2つに分割される。同様の分離壁は第2のダクト602側にも設けられ、第2のダクト602内部の空間は2つに分割される。これにより、ダクトユニット60内部の空間は2個のファンに対応して分割され、第1のファン604aが回転すると第1の吸入口608aから外部の空気を吸い、第1のダクト601及び第2のダクト602内部の空間を通過して第1の排出口605aから空気を吐き出す。同様に、第2のファン604bが回転すると第2の吸入口608bから外部の空気を吸い、第1のダクト601及び第2のダクト602内部の空間を通過して第2の排出口605bから空気を吐き出す。
図8は本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板を接続した状態を示す斜視図である。
図8に示したように、メイン基板4及び電源基板5は、略L字形状の第1のダクト601に対して直接接続される。この際、メイン基板4と電源基板5のうち、熱源として大きいメイン基板4を前記通風方向、つまり放熱フィンの延在方向に対して平行な面に配置する。
また、図3に示したメイン基板4の一方の面に実装された制御素子401、402、403、及び電源基板5の一方の面に実装された電源用インダクタ501が第1のダクト601側に向くように接続される。一方、図5に示したように、第1のダクト601にはメイン基板4の第1のダクト601側の面に実装される制御素子401、402、403及び電源用インダクタ501に対応する位置にダクト凸部611a〜611dを有する。そして、ダクト凸部611a〜611dには放熱ゴム612がそれぞれ貼り付けられる。
この構造により、制御素子401、402、403及び電源用インダクタ501の発熱を、放熱ゴム612を介してダクト凸部611a〜611dに伝えることが可能となる。ダクト凸部611a〜611dに熱が伝わることで、一定時間経過後には第1のダクト601全体に熱が拡散し、第1のダクト601の内部空気に熱を伝えることが可能となる。つまり、メイン基板4及び電源基板5の一方の面を第1のダクト601に対して接続することで、第1のファン604a及び第2のファン604bを回転させたときにメイン基板4及び電源基板5の一方の面の熱を撮像装置1の外部へ効率良く吐き出すことが可能となる。
しかし、図4に示したように、メイン基板4の第1のダクト601と反対側の面には熱源となる電源ブロック404、405、406が存在し、前述の構成ではこれらの発熱は冷却ユニット6に対して伝熱がなされておらず、撮像装置1の内部から外部へ吐き出すことができないために、素子の動作保証温度を越えてしまい、故障の恐れがある。
図9は本発明の実施形態に係る冷却ユニットに回路基板及び放熱板を接続した状態を示す斜視図である。また、図10は本発明の実施形態に係る放熱板の回路基板側の状態を示す斜視図である。
図9に示したように、放熱板701は、第1のダクト601及びメイン基板4に対して平行な平面部702と第2のダクト602に対して平行な連結部703a〜703cを有する。放熱板701は熱伝導性に優れた銅板やアルミニウム板によって形成される。
図10に示したように、放熱板701の平面部702にはメイン基板4の第1のダクト601と反対側の面に実装される電源ブロック404、405、406に対応する位置に放熱板凸部704a〜704b、及び放熱板凹部704cを有する。そして、放熱板凸部704a〜704b及び放熱板凹部704cには放熱ゴム705がそれぞれ貼り付けられる。
この構造により、電源ブロック404、405、406の発熱を、放熱ゴム705を介して放熱板凸部704a〜704b及び放熱板凹部704cに伝えることが可能となる。放熱板凸部704a〜704b及び放熱板凹部704cに熱が伝わることで、放熱板701全体に熱が拡散する。また、放熱板701の連結部703a〜703cは、第2のダクト602のダクト当接部613a〜613cに連結される。この構造により、メイン基板4の第1のダクト601と反対側の面に実装される電源ブロック404、405、406の発熱を放熱ゴム705、放熱板701を介して第2のダクト602に伝えることができ、一定時間経過後には第2のダクト602全体に熱が拡散し、第2のダクト602の内部空気に熱を伝えることが可能となる。
つまり、メイン基板4の第1のダクト601と反対側の面に接続される放熱板701を第2のダクト602に接続することで、第1のファン604a及び第2のファン604bを回転させたときにメイン基板4の第1のダクト601と反対側の面の熱を撮像装置1の外部へ効率良く吐き出すことが可能となる。
図11は本発明の実施形態に係る撮像装置の内部を表す水平方向断面図である。まず、図11を用いてセンサーとファンの配置について説明する。なお、図11は図9に示すX−X線からの断面を示した断面図であり、主に複数の発熱源において代表的な箇所の断面を示したものである。
センサー1101はセンサー基板1102に実装され、図示せぬワイヤーによりセンサー基板1102とメイン基板4の間で電気的接続が為される。この時、センサー1101及びセンサー基板1102は第一のダクト601と平行に配置されている。また、第1のファン604a及び図示しない第2のファン604bは第二のダクト602と平行に取り付けられている。このような配置関係にすることにより、第1のファン604a及び図示しない第2のファン604bを駆動させた際に、R方向に生じる磁気ノイズに対してセンサー1101を効率的に遠ざけることが出来、結果として磁気ノイズがセンサー1101に及ぼす影響を少なくすることが出来る。
次に、ファンの構造について説明する。第1のファン604aの内部には、羽根615と、羽根615を回転させるためのモーター616を有する。羽根615はモーター616を中心に周方向に複数個配置される。また、第1のファン604aは、電源基板5に対して電気的に接続され、メイン基板4の制御命令の元に回転を制御される。
モーター616が回転すると、複数個配置された羽根615が回転することで、ファン吸入口614から面方向で空気を吸い込み、第1の排出口605aから遠心方向に空気を吐き出すことができる。本実施例において、第1のファン604aと第2のファン604bには同様のファンを用いているため、第2のファン604bの構造については説明を省略する。
次に、本発明の実施形態に係る伝熱の経路を説明する。メイン基板4の一方の面に実装される制御素子401、402の発熱は、放熱ゴム612を介してダクト凸部611a、611bに伝熱され、第1のダクト601内部の空気に伝熱される(図中A、Bの伝熱経路)。また、メイン基板4の他方の面に実装される電源ブロック404、405の発熱は、放熱ゴム705を介して放熱板701に伝熱される(図中C、Dの伝熱経路)。更に前記の発熱は放熱板701が連結される第2のダクト602上のダクト当接部613bに伝熱され、第2のダクト602内部の空気に伝熱される(図中Eの伝熱経路)。
また、図11に示した経路でメイン基板4の両面の発熱を第1のダクト601と第2のダクト602に伝熱する構造について述べてきたが、第1のダクト601に対しては直接伝熱するのに対し、第2のダクト602に対しては放熱板701を介して伝熱する構造となる。つまり、第1のダクト601への伝熱経路の方が第2のダクト602への伝熱経路よりも効率が良いため、メイン基板4の両面の発熱体に対して、発熱量が大きい側を第1のダクト601に対して接続する方が望ましい。
以上の構成より、メイン基板4両面の発熱源をそれぞれ異なる経路で第1のダクト601及び第2のダクト602内部の空気に伝熱することが可能となる。ファンを回転させると、外部から低温の空気を吸い込み(図中Iの経路)、高温となったダクト内部の空気を外部へ効率良く吐き出す(図中Oの経路)ことが可能となる。
冷却ユニット6内の第1の吸入口608a及び第2の吸入口608bは、撮像装置1の吸気口106に対応した位置に設けられ、また第1の排出口605a及び第2の排出口605bは、撮像装置1の第1の排気口113a及び第2の排気口113bにそれぞれ対応した位置に設けられ、それぞれ不図示の弾性部材を介して冷却ユニット6と外装部材が連結される。これにより、ファンを回転させると外部の空気を撮像装置1の内部に取り込み、冷却ユニット6を通過して撮像装置1の外部へ吐き出す強制空冷が可能となる。また、冷却ユニット6内に空気を通過させるために、万が一ゴミや水が撮像装置1内に侵入しても冷却ユニット6に留めることができ、撮像装置1の故障を防ぐことが可能となる。
図12は図9の状態からさらに入出力端子112a〜112jを取りつけた状態を示した後方図である。前述したように、第1の排気口113a、第2の排気口113b(図12では図示せず)、すなわち、第一のファン604aと第二のファン604bの出口に対して入出力端子112a〜112hは隣接し、且つ平行に配置されている。通常撮影時においては、入出力端子近傍はプラグが挿さらなくなることに無いように、どのような撮影状態においても塞がれないよう考慮されている為、上記のような配置とすることにより、どのような撮影状態であっても排気口が塞がれて排熱効率が落ちることを防止することが出来る。
尚、入出力端子112i,112jは図示しない基板に実装され、その基板ごと板金1201に取り付けられる。入出力端子112a〜112hも同じく図示しない基板に取り付けられ、その基板ごと板金1202に取り付けられる。板金1201はビス1203a、1203bによって板金1202と締結され、また板金1202はビス1204a、1204bによって第二のダクト602に締結される。
以上のような構成とすることにより、部品点数・コストを増大させること無く、どのような撮影状態においても排熱効率が落ちることの無い撮像装置を提供する。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
1 撮像装置、106 吸気口、113a 第1の排気口、113b 第2の排気口、
4 メイン基板、401,402,403 制御素子、
404,405,406 電源ブロック、5 電源基板、501 電源用インダクタ、
502,503 アルミ電解コンデンサ、6 冷却ユニット、60 ダクトユニット、
601 第1のダクト、602 第2のダクト、603 ダクト蓋、
604a 第1のファン、604b 第2のファン、605a 第1の排出口、
605b 第2の排出口、606a 第1の開口部、606b 第2の開口部、
607 弾性部材、608a 第1の吸入口、608b 第2の吸入口、
609a 第1の放熱フィン、609b 第2の放熱フィン、610 分離壁、
614 ファン吸入口、617a〜617d 止めボス、701 放熱板、
1101 センサー、1102 センサー基板、1201 板金、1202 板金、
1203a,1203b ビス、
1204a,1204b,1204c ビス

Claims (2)

  1. ファンと、前記ファンが接続されるとともに、外部から空気を吸入するための吸入口と、前記吸入口から吸気された空気を前記ファンに導くための開口部とを有するダクトと、
    前記ダクトに接続され、熱源となる回路基板と、前記回路基板によって暖められた空気を、前記ダクトによって排気する為の排気口と、本体側面に沿って挿抜方向に対して垂直に縦一列もしくは複数列に配置された複数の入出力端子とを有し、前記排気口は前記複数の入出力端子に平行に且つ隣接して設けられていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ダクトは第一の部分と第二の部分が所定の角度を為すように屈曲されており、更に前記撮像装置は撮像素子を有し、前記撮像素子は前記ダクトにおける第一の部分と平行に配置され、前記ファンは前記ダクトにおける第二の部分と平行に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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