JP2024002221A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷時の表裏面の画像の位置のずれ量を低減する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10は、画像を形成する画像形成部Y、M、C、Kと、中間転写ベルト104と、画像を画像形成部Y、M、C、Kから中間転写ベルト104に転写する一次転写部105y、105m、105c、105kとを備える。画像形成装置10は、カラー画像を形成するカラー印刷モードとモノクロ画像を形成するモノクロ印刷モードのいずれかで用紙に画像を形成する。画像形成装置10は、両面印刷時に、用紙のオモテ面に画像を印刷するときの印刷モードと用紙の裏面に画像を印刷するときの印刷モードとを一致させる。【選択図】図1

Description

本発明は、両面印刷でカラー画像及びモノクロ画像の印刷が可能な画像形成装置に関する。
カラー画像を印刷するプリンタ、コピー機、複合機等の画像形成装置は、複数色に対応して複数の画像形成部を備える。各画像形成部は、画像信号に基づいて、対応する色のトナー像を感光体に形成する。各画像形成部で形成されたトナー像が用紙に多重転写されることで、該用紙にカラーのトナー像が担持される。転写の際には、トナー像が感光体から中間転写体に多重転写(一次転写)された後に、中間転写体から用紙に全色のトナー像が一括転写される。用紙に転写されたトナー像は、例えば加熱及び加圧されることで該用紙に定着される。
このようにカラー画像を印刷する画像形成装置は、カラー画像だけではなく、モノクロ画像の印刷も可能である。ブラック画像を形成するための画像形成部を「モノクロ画像形成部」、他の有彩色の画像を形成する画像形成部を「カラー画像形成部」として説明する。モノクロ画像は、通常、モノクロ画像形成部のみを用いることで印刷される。このような画像形成装置は、モノクロ画像の印刷の際にカラー画像形成部を稼働させないように切り離す機能を有するものがある。このような機能により、カラー画像形成部の消費を抑制することができる。
以下、すべての画像形成部を稼働させて印刷を行う印刷モードを「カラー印刷モード」、モノクロ画像形成部のみを稼働させて印刷を行う印刷モードを「モノクロ印刷モード」という。カラー画像は、カラー印刷モードで印刷される必要があるが、モノクロ画像はモノクロ印刷モードとカラー印刷モードとのいずれでも印刷可能である。即ち、カラー印刷モードであってもカラー画像形成部を動作させなければ、モノクロ画像が得られる。
二つの印刷モードの切替は、機械的な動作でカラー画像形成部の感光体を中間転写体に当接或いは離間することで行われる。具体的には、すべての感光体を中間転写体に当接させた状態と、ブラックの感光体のみを中間転写体に当接させた状態と、の切替により、印刷モードが切り替えられる。印刷モードの切替動作により、各画像形成部及び中間転写体に振動が発生することがある。このような振動は、一次転写時の画像の乱れの原因となる。そのために、一次転写が完了するまでは、印刷モードの切替を行うことができない。印刷モードの切替は、画像形成を一旦中断してから行わる。画像形成を一旦中断してから再開するために、一回の印刷モードの切替には10秒程度の時間が必要になる。このことから、一つのジョブでカラー画像とモノクロ画像を印刷する場合、印刷速度が遅くなる。
特許文献1は、カラー画像に続いてモノクロ画像を印刷する場合に、カラー画像形成部の消費を低減しつつ、印刷速度の低下を抑制する画像形成装置を提案している。この画像形成装置は、カラー画像に続いてモノクロ画像を印刷する場合に、モノクロ画像であってもカラー印刷モードによる印刷を継続することで、切替動作に起因する印刷速度の低下を防止する。さらにその後、一定枚数モノクロ画像が連続する場合には、カラー印刷モードからモノクロ印刷モードに切り替えることで、カラー画像形成部の消費を抑制する。
特開平11-167238号公報
カラー印刷モードとモノクロ印刷モードとでは、中間転写体に当接する感光体の数が異なるために、ベルト状の中間転写体に加わる張力に差が生じる。そのために、両面印刷時に用紙の第1面(オモテ面)と第2面(裏面)とで印刷モードが異なる場合には、表裏面の各画像の位置にずれ(表裏レジずれ)が生じることがある。従来は、印刷モードの切替による表裏レジずれの補正について考慮されていない。そのために、両面印刷で第1面と第2面とで印刷モードが切り替えられると、表裏面の各画像の位置ずれ量(表裏レジずれ量)が大きくなる可能性がある。表裏レジずれ量が大きくなると、画質が低下して高品質な成果物(印刷物)の提供が困難になる。
本発明は、上述の問題に鑑み、両面印刷時の表裏面の画像の位置のずれ量を低減する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、有彩色の第1画像を形成する第1画像形成手段と、無彩色の第2画像を形成する第2画像形成手段と、中間転写体と、前記第1画像を前記第1画像形成手段から前記中間転写体に転写する第1転写手段と、前記第2画像を前記第2画像形成手段から前記中間転写体に転写する第2転写手段と、前記中間転写体から用紙に画像を転写する二次転写手段と、前記用紙に転写された画像を当該用紙に定着させる定着手段と、前記第1転写手段に前記第1画像を前記中間転写体に転写させ且つ前記第2転写手段に前記第2画像を前記中間転写体に転写させる第1印刷モード、及び前記第1転写手段に前記第1画像を前記中間転写体に転写させず且つ前記第2転写手段に前記第2画像を前記中間転写体に転写させる第2印刷モードのいずれかで前記用紙に画像を形成する制御手段と、を備え、前記制御手段は、両面印刷時に前記用紙の第1面に画像を印刷するときの印刷モードと前記用紙の前記第1面とは異なる第2面に画像を印刷するときの印刷モードとを一致させることを特徴とする。
本発明によれば、両面印刷時の表裏面の画像の位置のずれ量を低減することができる。
画像形成装置の構成図。 反転パス付近の拡大図。 一次転写時の感光ドラムと中間転写ベルトとの離間/当接動作の説明図。 一次転写時の感光ドラムと中間転写ベルトとの離間/当接動作の説明図。 コントローラの構成説明図。 (a)、(b)は、複数枚の用紙へ両面印刷を行う場合の印刷順の説明図。 印刷順及び印刷モードの決定処理を表すフローチャート。 印刷順及び印刷モードの変更処理を表すフローチャート。 印刷順及び印刷モードの変更処理を表すフローチャート。 印刷順及び印刷モードの変更処理を表すフローチャート。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置10は、上部に、スキャナユニット100を備える画像読取装置30、及び操作表示装置20が設けられる。画像読取装置30は、スキャナユニット100により、画像が印刷された原稿から該画像を読み取る。画像読取装置30は、読み取った画像を表す画像信号を生成する。操作表示装置20は、入力インタフェース及び出力インタフェースを備えるユーザインタフェースである。入力インタフェースは、キーボタン、タッチパネル等である。出力インタフェースは、ディスプレイ、スピーカ等である。ユーザは、操作表示装置20の入力インタフェースにより指示等を入力する。出力インタフェースには、画像形成装置10の状態や指示等の入力画面等が表示される。
画像形成装置10は、用紙にカラー画像及びモノクロ画像の印刷が可能であり、片面印刷及び両面印刷が可能である。画像形成装置10は、カラー画像及びモノクロ画像を印刷するために、複数の画像形成部を備える。本実施形態では、画像形成装置10は、有彩色(ここではイエロー、マゼンタ、シアン)の画像を形成するカラー画像形成部である画像形成部Y、M、C及び無彩色(ここではブラック)の画像を形成するモノクロ画像形成部である画像形成部Kを備える。画像形成装置10は、画像読取装置30から取得する画像信号、或いは操作表示装置20や外部装置からプリント指示が入力されることで生成される画像信号に基づいて、画像形成部Y、M、C、Kにより画像を形成する。画像形成部Y、M、C、Kは、形成する画像の色が異なるのみである、同様の構成で同様の動作を行う。ここでは、イエローの画像を形成する画像形成部Yの構成について説明する。
画像形成部Yは、感光ドラム102y、露光器103y、一次転写部105y、及びドラムクリーナ112y等を備える。感光ドラム102yは、表面に感光層を有するドラム形状の感光体であり、画像形成時にはドラム軸を中心に回転する。感光ドラム102yは、回転中に表面が一様に帯電された後に、露光器103yにより露光されることで、表面に静電潜像が形成される。露光器103yは、画像信号に基づいて発光するレーザ光を、回転多面鏡101に反射させて感光ドラム102yを露光する。回転多面鏡101の回転により、レーザ光は、感光ドラム102yのドラム軸方向を主走査方向として、回転中の感光ドラム102yを走査する。感光ドラム102yに形成された静電潜像は、イエローのトナーにより現像される。これにより感光ドラム102yの表面にイエローのトナー像が形成される。
同様に、画像形成部Mの感光ドラム102mの表面には、マゼンタのトナー像が形成される。画像形成部Cの感光ドラム102cの表面には、シアンのトナー像が形成される。画像形成部Kの感光ドラム102kの表面には、ブラックのトナー像が形成される。
画像形成部Y、M、C、Kの下方には、中間転写体である中間転写ベルト104が設けられる。感光ドラム102y、102m、102c、102kは、中間転写ベルト104に沿って所定の間隔で配置される。一次転写部105y、105m、105c、105kは、それぞれ、中間転写ベルト104を挟んで感光ドラム102y、102m、102c、102kに対向して配置される。中間転写ベルト104は、図中矢印方向に回転する。中間転写ベルト104の回転方向で感光ドラム102kの下流側には、二次転写部106が設けられる。中間転写ベルト104の回転方向で二次転写部106の下流側には、ベルトクリーナ108が設けられる。
感光ドラム102y、102m、102m、102kに担持されるトナー像は、対応する一次転写部105y、105m、105c、105kにより、各トナー像が重畳するようなタイミングで、回転する中間転写ベルト104に転写される。感光ドラム102y、102m、102c、102kから中間転写ベルト104への転写は一次転写である。中間転写ベルト104に転写されたトナー像は、二次転写部106へ搬送される。一次転写後に感光ドラム102y、102m、102m、102kに残留するトナーは、ドラムクリーナ112y、112m、112c、112kにより除去される。
画像が印刷される用紙は、給紙部110に収納されている。用紙は、給紙部110から搬送パスを介して二次転写部106へ搬送される。給紙部110から二次転写部106までの搬送パスには、レジストローラ111が設けられる。レジストローラ111は、給紙部110から給送された用紙の斜行補正を行う。レジストローラ111は、斜行補正後の所定のタイミングで回転を開始して、中間転写ベルト104が担持するトナー像が二次転写部106に搬送されるタイミングに合わせて、用紙を二次転写部106へ搬送する。
二次転写部106は、二次転写ローラ109を有する。二次転写部106は、用紙及び中間転写ベルト104上のトナー像が搬送されてくるタイミングで二次転写ローラ109に二次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト104が担持するトナー像を用紙へ二次転写する。二次転写後に中間転写ベルト104に残留するトナーは、ベルトクリーナ108により除去される。なお、二次転写ローラ109に二次転写バイアスとは逆極性の電圧である逆バイアスが印加されることで、二次転写ローラ109に付着したトナーが中間転写ベルト104の方へ移動する。中間転写ベルト104に移動したトナーも、ベルトクリーナ108により除去される。
用紙の搬送方向で二次転写部106の下流側には、定着器107が設けられる。トナー像が転写された用紙は、二次転写部106から定着器107へ搬送される。定着器107は、用紙上に転写されたトナー像を加熱及び加圧することで用紙に定着させる。トナー像が定着した用紙(成果物)は、排出ローラ118により排紙口40から機外へ排出される。
なお、用紙の搬送方向で定着器107の下流側には、反転パス122も設けられる。両面印刷の場合、定着器107で片面(第1面或いはオモテ面)にトナー像が定着された用紙は、反転パス122へ搬送される。そのために用紙の搬送方向で定着器107の下流側には、排紙口40と反転パス122とで用紙を振り分けるフラッパ121が設けられる。フラッパ121は、片面印刷で片面に画像が印刷された用紙及び両面印刷で両面に画像が印刷された用紙を排紙口40側へ振り分ける。フラッパ121は、両面印刷で片面(第1面)に画像が印刷された用紙を反転パス122へ振り分ける。反転パス122へ搬送された用紙は、反転パス122の最奥まで搬送された後に搬送方向が反転して、両面搬送パス124へ搬送される。両面搬送パス124は、用紙をレジストローラ111へ搬送する。用紙は、反転パス122及び両面搬送パス124を搬送されることで、画像が印刷される面が、第1面から第1面とは異なる第2面(裏面)に反転される。レジストローラ111へ搬送された用紙は、第1面と同様に、第2面にトナー像の二次転写及び定着処理が行われる。
図2は、反転パス122付近の拡大図である。用紙の搬送方向で定着器107の下流側には、内排紙センサ201、搬送ローラ211、外排紙センサ202、及び上記の排出ローラ118が設けられる。フラッパ121は、搬送ローラ211と外排紙センサ202との間に設けられる。反転パス122には、反転センサ203、及び反転ローラ213、214が設けられる。両面搬送パス124は、搬送ローラ215、216が設けられる。反転パス122と両面搬送パス124との分岐部にはフラッパ222が設けられる。
内排紙センサ201、外排紙センサ202、及び反転センサ203は、用紙の有無を検知するためのセンサである。内排紙センサ201、外排紙センサ202、及び反転センサ203は、用紙の先端の各センサ位置への到達、及び用紙の後端の各センサ位置の通過を検知することができる。内排紙センサ201、外排紙センサ202、及び反転センサ203による用紙の検知結果に基づいて、各搬送ローラ211、215、216、各反転ローラ213、214、排出ローラ118及び各フラッパ121、222の動作が制御される。
搬送ローラ211、215、216及び反転ローラ213、214は、用紙を搬送するために駆動される。搬送ローラ211は、用紙を両面・反転方向232と排出方向231とのいずれかへ搬送する。用紙は、フラッパ121により、両面・反転方向232と排出方向231とのいずれかへ振り分けられる。排出方向231へ振り分けられた用紙は、排出ローラ118により排紙口40から排出される。
両面・反転方向232に振り分けられた用紙は、反転パス122を搬送される。反転ローラ213は、正逆回転可能であり、搬送ローラ211から搬送された用紙を反転ローラ214へ搬送する場合と、反転ローラ214から搬送された用紙を排出ローラ118へ搬送する場合と、がある。反転ローラ214は、正逆回転可能であり、反転ローラ213から搬送された用紙を引き込んだ後に、逆回転して、反転排紙方向233と両面方向234とのいずれかへ用紙を搬送する。フラッパ222により、用紙は反転排紙方向233と両面方向234とのいずれかへ振り分けられる。反転排紙方向233へ振り分けられた用紙は、反転ローラ213により排出ローラ118へ搬送される。
両面方向234へ振り分けられた用紙は、両面搬送パス124へ搬送される。搬送ローラ215、216は、両面印刷時に反転ローラ214から搬送された用紙をレジストローラ111へ向けて搬送する。
用紙は、画像が印刷された面を上にして排出される場合(ストレート排紙)と、画像が印刷された面を下にして搬出される場合(反転排紙)と、両面印刷の場合とで、以下のような経路を搬送されることになる。
ストレート排紙の場合、定着器107を通過した用紙を排出方向231へ搬送するように、フラッパ121が切り替えられる。排出方向231へ搬送された用紙は、排出ローラ118により排紙口40から排出される。
反転排紙の場合、定着器107を通過した用紙を両面・反転方向232へ搬送するように、フラッパ121が切り替えられる。両面・反転方向232へ搬送された用紙は、反転ローラ213、214により先端が反転位置235まで搬送されてスイッチバックされる。用紙を反転排紙する場合、内排紙センサ201が用紙の後端の通過を検知した時点で、用紙の搬送速度は画像形成を行う速度よりも速い速度に増速される。また、スイッチバック時には反転センサ203が用紙の先端を検知した後、所定時間分だけ反転ローラ213、214が駆動されて用紙が反転パス122に引き込まれる。このときの引き込み量は、用紙の搬送方向のサイズに応じて予め決められている。スイッチバック時には、反転ローラ213、214は、一旦停止した後に逆回転して用紙を逆方向へ搬送する。スイッチバックした用紙は、フラッパ222が切替えられることで反転排紙方向233へ搬送され、排出ローラ118により排紙口40から排出される。
両面印刷の場合、反転排紙の場合と同様に、定着器107を通過した用紙を両面・反転方向232へ搬送するように、フラッパ121が切り替えられる。両面・反転方向232へ搬送された用紙は、反転ローラ213、214により先端が反転位置235まで搬送されてスイッチバックされる。スイッチバックされた用紙は、フラッパ222の切り替えにより両面方向234へ搬送され、搬送ローラ215、216により両面搬送パス124を搬送される。両面印刷の場合、両面搬送パス124へ搬送された用紙は用紙の第1面への印刷時と同様に、第2面に画像が印刷される。両面印刷された用紙は、最後に画像形成された面(第2面)を上にして、ストレート排紙の場合と同じ経路を通過して排紙口40から排出される。
(一次転写部の離間/当接動作)
図3、図4は、一次転写時の感光ドラム102y、102m、102c、102kと中間転写ベルト104との離間/当接動作の説明図である。図3は、すべての感光ドラム102y、102m、102c、102kが中間転写ベルト104に当接した状態である。図4は、感光ドラム102y、102m、102cが中間転写ベルト104から離間し、且つ感光ドラム102kのみが中間転写ベルト104に当接した状態である。感光ドラム102y、102m、102cと中間転写ベルト104との当接/離間は、一次転写部105y、105m、105cが感光ドラム102y、102m、102cに対して中間転写ベルト104を介して当接/離間することで行われる。
一次転写部105y、105m、105cの当接/離間動作は、当接/離間モータ503を用いて行われる。当接/離間モータ503は、偏心カム501を回転駆動する。一次転写部105y、105m、105cは、一次転写部フレーム502に保持されている。一次転写部フレーム502は、偏心カム501が当接されており、一次転写部105y側の端部にバネ等の付勢部材500が設けられる。付勢部材500は、一次転写部フレーム502を感光ドラム102y、102m、102c、102kから離間する方向へ付勢する。当接/離間モータ503、偏心カム501、一次転写部フレーム502、及び付勢部材500は、一次転写部105y、105m、105cを感光ドラム102y、102m、102cに対して中間転写ベルト104を介して当接/離間させる当接/離間機構となる。
図3を用いて離間動作について説明する。図3は、すべての一次転写部105y、105m、105c、105kが中間転写ベルト104を介して感光ドラム102y、102m、102c、102kに当接した状態である。当接/離間モータ503の駆動により、偏心カム501が回転することで、付勢部材500の付勢力によって一次転写部フレーム502が感光ドラム102Y、102M、102Cから離間する方向に移動する。その結果、一次転写部105Kのみが中間転写ベルト104を介して感光ドラム102Kに当接した図4の状態になる。
図4を用いて当接動作について説明する。図4は、一次転写部105kのみが中間転写ベルト104を介して感光ドラム102kに当接した状態である。当接/離間モータ503の駆動により、偏心カム501が回転することで、一次転写部フレーム502が感光ドラム102Y、102M、102C側に移動する。これにより、感光ドラム102Y、102M、102Cに感光ドラム102y、102m、102cが中間転写ベルト104を介して当接する。その結果、すべての一次転写部105y、105m、105c、105kが中間転写ベルト104を介して感光ドラム102y、102m、102c、102kに当接した図3の状態になる。
なお付勢部材500による付勢方向は、感光ドラム102y、102m、102c、102kに当接する方向であってもよい。この場合、当接動作時に、偏心カム501が回転することで、付勢部材500の付勢力によって一次転写部フレーム502が中間転写ベルト104を介して感光ドラム102Y、102M、102Cに当接する。
図3に示すすべての一次転写部105y、105m、105c、105kが中間転写ベルト104を介して感光ドラム102y、102m、102c、102kに当接した状態では、すべての画像形成部Y、M、C、Kが稼働して印刷を行う。すべての感光ドラム102y、102m、102c、102kから中間転写ベルト104にトナー像が転写される。そのために図3は、印刷モードがカラー印刷モード時の状態を示す。図4に示す一次転写部105kのみが中間転写ベルト104を介して感光ドラム102kに当接した状態は、画像形成部Kのみを稼働させて印刷を行う。感光ドラム102y、102m、102cから中間転写ベルト104にトナー像が転写されず、且つ感光ドラム102kから中間転写ベルト104にトナー像が転写される。そのために図4は、印刷モードがモノクロ印刷モード時の状態を示す。
(コントローラ)
図5は、画像形成装置10の動作を統括的に制御するコントローラの構成説明図である。コントローラ300は、主制御部302、プリントジョブ制御部321、操作表示制御部322、及びプリンタ制御部323を備える。主制御部302にプリントジョブ制御部321、操作表示制御部322、及びプリンタ制御部323が接続される。
主制御部302は、CPU(Central Processing Unit)311、ROM(Read Only Memory)312、及びRAM(Random Access Memory)313を備える情報処理装置である。CPU311は、ROM312に格納されるコンピュータプログラムを実行することで、主制御部302に接続される各制御部の動作を統括的に制御する。RAM313は、CPU311が各種処理を実行する際の作業領域を提供する。
操作表示制御部322は、操作表示装置20の動作を制御する。操作表示制御部322は、操作表示装置20から入力される指示、データ等を受け付ける。また、操作表示制御部322は、操作表示装置20のディスプレイに入力画面や画像形成装置10の状態を表す画面を表示する。
プリントジョブ制御部321は、搬送条件、作像条件、定着条件等のプリントジョブ条件を決定する。主制御部302は、操作表示装置20或いは不図示の外部装置からプリント指示が入力されると、プリントジョブ制御部321に、プリント指示に応じたプリントジョブ条件の決定を指示する。プリントジョブ制御部321で決定されたプリントジョブ条件は、主制御部302のRAM313に一旦格納された後に、プリンタ制御部323へ送信される。なお、主制御部302は、複数の画像分のプリント指示を取得し、該複数の画像分のプリント指示に応じたプリントジョブ条件をRAM313に格納することができる。
プリンタ制御部323は、プリントジョブ条件に基づいて画像形成装置10内の各構成部品の動作を制御して、用紙への印刷動作を行う。そのためにプリンタ制御部323は、モータ制御部331、高圧制御部332、給紙制御部335、I/O制御部333、及び定着制御部334を備える。プリンタ制御部323は、主制御部302からプリントジョブ条件を取得した後に、主制御部302からプリント指示に応じたプリント開始指示を取得する。
モータ制御部331は、主制御部302の制御により、画像形成装置10内の各種モータの駆動制御を行う。モータ制御部331により、用紙を搬送する感光ドラム102Y、102M、102C、102Kや中間転写ベルト104が駆動される。高圧制御部332は、主制御部302の制御により、感光ドラムの帯電に用いられる帯電電圧、一次転写時に用いられる一次転写電圧、二次転写時に用いられる二次転写電圧等の高電圧を供給する。給紙制御部335は、主制御部302の制御により、用紙の搬送制御のために、各種ローラ、フラッパ等の動作を制御する。I/O制御部333は、画像形成装置10内の各構成部品との間でデータの送受信を行う。定着制御部334は、主制御部302の制御により、定着器107による定着処理を制御する。
(印刷順の決定)
図6は、複数枚の用紙へ両面印刷を行う場合の印刷順の説明図である。ここでは5枚の用紙に両面印刷する場合の、各用紙の表裏面への画像の印刷順を説明する。図6では、画像形成装置10が、反転パス122及び両面搬送パス124に合計で3枚の用紙を待機可能である場合について説明する。5枚の用紙を順に「S1」、「S2」、「S3」、「S4」、「S5」とする。「I*1」は第1面(オモテ面)に印刷される画像を表し、「I*2」は第2面(裏面)に印刷される画像を表す。例えば、用紙S1の第1面(オモテ面)に印刷される画像は「I11」であり、用紙S1の第2面(裏面)に印刷される画像は「S12」である。
図6(a)に示すように、最初に、反転パス122及び両面搬送パス124で待機可能な枚数分の用紙の第1面に画像が印刷される。ここでは3枚が待機可能であるため、用紙S1、S2、S3の第1面(オモテ面)に画像I11、I21、I31が連続して印刷される。次に、1枚目の用紙S1の第2面(裏面)に画像I12が印刷される。以降、第1面(オモテ面)への印刷と第2面(裏面)への印刷とが交互に繰り返し行われる。5枚目の用紙S5の第1面(オモテ面)に画像I51が印刷された後は、待機中の3枚目と4枚目の用紙S3、S4及び5枚目の用紙S5の各第2面(裏面)に、画像I32、I42、I52が連続して印刷される。
このように反転パス122及び両面搬送パス124に用紙を待機させて、第1面(オモテ面)への印刷と第2面(裏面)への印刷とが交互に繰り返し行う制御を、ここでは「両面循環制御」という。
複数枚の用紙に連続して両面印刷を行っている途中に、感光ドラム102y、102m、102c、102k及び中間転写ベルト104の駆動速度(回転速度)を切り替える必要がある場合、両面循環制御が中断される。駆動速度の切り替えは、例えば印刷モードの切り替えやプリントジョブ条件の変更により発生する。図6(b)は、4枚目の用紙S4の第1面(オモテ面)まで両面循環制御で印刷を行い、5枚目の用紙S5の印刷前に両面循環制御を中断する場合の印刷順である。本実施形態では、両面循環制御を中断させる原因となる駆動速度の切り替えが必要な画像が印刷される用紙を「両面循環中断紙」という。図6(b)では、5枚目の用紙S5が両面循環中断紙となる。
図6(b)の場合、2枚目の用紙S2の第2面(裏面)に画像I22が印刷された後に、用紙S5の先行紙である3枚目及び4枚目の用紙S3、S4の第2面(裏面)に画像I32、I42が印刷される。その後、感光ドラム102y、102m、102c、102k及び中間転写ベルト104の駆動速度が切り替えられて、5枚目の用紙S5の第1面(オモテ面)及び第2面(裏面)に画像I51、I52が印刷される。
両面印刷時の印刷順は、プリント指示に応じて主制御部302により上記の通り決定される。主制御部302は、決定した印刷順をRAM313に保管する。
(印刷モード決定)
上記の通り、本実施形態の画像形成装置10は、カラー印刷モードとモノクロ印刷モードとのいずれかの印刷モードにより動作する。印刷モードは、以下のように決定される。プリント指示で印刷指示された画像がカラー画像である場合、主制御部302は、印刷モードをカラー印刷モードに決定する。プリント指示で印刷指示された画像がモノクロ画像である場合、主制御部302は、印刷モードをモノクロ印刷モードに決定する。ただし、モノクロ画像が所定枚数連続(ここではM枚連続)する場合に、主制御部302は、(M+1)枚目の画像以降をモノクロ印刷モードに決定する。また、ジョブの先頭の画像がモノクロ画像である場合、主制御部302は、印刷モードをモノクロ印刷モードに決定する。主制御部302は、決定した印刷モードをRAM313に格納する。
(印刷順及び印刷モードの決定処理)
図7は、印刷順及び印刷モードの決定処理を表すフローチャートである。主制御部302は、操作表示装置20又は外部装置からプリント指示が入力されることで、この処理を開始する。
主制御部302は、取得したプリント指示の内容に基づいて各画像の印刷順を決定する(S601)。主制御部302は、該プリント指示の内容に基づいて各画像の印刷モードを決定する(S602)。印刷順及び印刷モードの決定は上記の通り行われるが、これに限定するものではない。
主制御部302は、プリント指示の内容に基づいてジョブによる印刷枚数(ここではN枚)を取得する(S603)。主制御部302は、プリント指示の内容に基づいてN枚目の印刷が両面印刷であるか否かを判断する(S604)。両面印刷である場合(S604:Y)、主制御部302は、印刷順及び印刷モードの変更処理を行う(S605)。印刷順及び印刷モードの変更処理の詳細は後述する。
両面印刷ではない場合(S604:N)、或いは印刷順及び印刷モードの変更処理の終了後、主制御部302は、Nから1減算(N-1)する(S606)。主制御部302は、減算した値(N-1)が0であるか否かを判断する(S607)。0ではない場合(S607:N)、主制御部302は、減算した値によりS604以降の処理を行う。0である場合(S607:Y)、主制御部302は処理を終了する。以上の処理により、ジョブの最後の画像から順に印刷順及び印刷モードの変更処理の要否が判断され、必要であれば印刷順及び印刷モードの変更処理が行われる。
図8、図9、及び図10は、それぞれS605の印刷順及び印刷モードの変更処理を表すフローチャートである。それぞれの処理について説明する。
・図8の処理
主制御部302は、N枚目の用紙の第1面に印刷する画像がカラー画像であるか否かを判断する(S701)。第1面目に印刷する画像がカラー画像であると判断した場合(S701:Y)、主制御部302は、N枚目の用紙の第2面に印刷する画像がカラー画像であるか否かを判断する(S702)。第2面目に印刷する画像がカラー画像であると判断した場合(S702:Y)、N枚目の用紙の第1面及び第2面がともにカラー印刷モードに設定されているために、主制御部302は処理を終了する。
第2面目に印刷する画像がカラー画像ではないと判断した場合(S702:N)、第2面目に印刷される画像がモノクロ画像である。そのために主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第2面がモノクロ印刷モードに決定されているか否かを判断する(S703)。
第2面がモノクロ印刷モードに決定されている場合(S703:Y)、第1面と第2面とで印刷モードが異なる。そのために主制御部302は、第2面の印刷モードをカラー印刷モードに変更する(S704)。さらに、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第1面と第2面の間で印刷する印刷順に決定している画像の印刷モードを、カラー印刷モードに変更する(S705)。このように印刷モードを変更することで、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致する。また、第1面と第2面の間に印刷される画像も、同じカラー印刷モードで印刷される。印刷モードが一致することで、主制御部302は、処理を終了する。
第2面がモノクロ印刷モードに決定されてない場合(S703:Y)、第2面の印刷モードがカラー印刷モードである。この場合、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致するため、主制御部302は、処理を終了する。
第1面目に印刷する画像がカラー画像ではないと判断した場合(S701:N)、第1面目に印刷される画像がモノクロ画像である。この場合、主制御部302は、第2面に印刷する画像がカラー画像であるか否かを判断する(S706)。
第2面に印刷する画像がカラー画像である場合(S706:Y)、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第1面がモノクロ印刷モードに決定されているか否かを判断する(S707)。
第1面がモノクロ印刷モードに決定されている場合(S707:Y)、第1面と第2面とで印刷モードが異なる。そのために主制御部302は、第1面の印刷モードをカラー印刷モードに変更する(S708)。さらに、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第1面と第2面の間で印刷する印刷順に決定している画像の印刷モードを、カラー印刷モードに変更する(S709)。このように印刷モードを変更することで、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致する。また、第1面と第2面の間に印刷される画像も、同じカラー印刷モードで印刷される。印刷モードが一致することで、主制御部302は、処理を終了する。
第1面がモノクロ印刷モードに決定されてない場合(S707:Y)、第1面の印刷モードはカラー印刷モードである。この場合、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致するため、主制御部302は、処理を終了する。
第2面に印刷する画像がカラー画像ではない場合(S706:N)、第2面目に印刷される画像がモノクロ画像である。この場合、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第1面がモノクロ印刷モードに決定されているか否かを判断する(S710)。
第1面がモノクロ印刷モードに決定されている場合(S710:Y)、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第2面がモノクロ印刷モードに決定されているか否かを判断する(S711)。第2面がモノクロ印刷モードに決定されている場合(S711:Y)、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもモノクロ印刷モードで一致する。印刷モードが一致するために、主制御部302は、処理を終了する。
第2面がモノクロ印刷モードに決定されていない場合(S711:N)、第2面がカラー印刷モードであるために、第1面と第2面とで印刷モードが異なる。この場合、主制御部302は、第1面の印刷モードをカラー印刷モードに変更する(S720)。さらに、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第1面と第2面の間で印刷する印刷順に決定している画像の印刷モードを、カラー印刷モードに変更する(S721)。このように印刷モードを変更することで、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致する。また、第1面と第2面の間に印刷される画像も、同じカラー印刷モードで印刷される。印刷モードが一致することで、主制御部302は、処理を終了する。
第1面がモノクロ印刷モードに決定されていない場合(S710:N)、第1面はカラー印刷モードである。この場合、主制御部302は、RAM313に格納した情報に基づいて、第2面がカラー印刷モードに決定されているか否かを判断する(S712)。第2面がカラー印刷モードに決定されている場合(S712:Y)、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致する。印刷モードが一致するために、主制御部302は、処理を終了する。
第2面がカラー印刷モードに決定されていない場合(S712:N)、第2面がモノクロ印刷モードであるために、第1面と第2面とで印刷モードが異なる。この場合、主制御部302は、第1面と第2面の間で印刷されるモノクロ印刷モードに決定している画像のうち、最も早い印刷順の画像が印刷される用紙を両面循環中断紙に設定する(S713)。さらに、主制御部302は、第2面の印刷モードをカラー印刷モードに変更する(S714)。これにより、両面循環中断紙より前に印刷する画像は第1面及び第2面の印刷モードがいずれもカラー印刷モードで一致する。印刷モードが一致することで、主制御部302は、処理を終了する。
・図9の処理
図9の処理のうち、S801~S814の処理は、図8のS701~S714の処理と同様の処理である。そのためにS801~S814の処理の説明は省略する。
S811の処理で第2面がモノクロ印刷モードに決定されていない場合(S811:N)、第2面がカラー印刷モードであるために、第1面と第2面とで印刷モードが異なる。この場合、主制御部302は、第2面の印刷モードをモノクロ印刷モードに変更する(S820)。このように印刷モードを変更することで、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもモノクロ印刷モードで一致する。印刷モードが一致することで、主制御部302は、処理を終了する。
・図10の処理
図10の処理のうち、S901~S914の処理は、図8のS701~S714の処理と同様の処理である。そのためにS901~S914の処理の説明は省略する。
S911の処理で第2面がモノクロ印刷モードに決定されていない場合(S911:N)、第2面がカラー印刷モードであるために、第1面と第2面とで印刷モードが異なる。この場合、主制御部302は、第1面と第2面の間で印刷されるカラー印刷モードに決定している画像のうち、最も早い印刷順の画像の用紙を両面循環中断紙に設定する(S920)。さらに、主制御部302は、第2面の印刷モードをモノクロ印刷モードに変更する(S921)。また、主制御部302は、第1面と第2面の間で印刷する印刷順に決定している画像の印刷モードを、モノクロ印刷モードに変更する(S922)。このように印刷モードを変更することで、第1面及び第2面の印刷モードがいずれもモノクロ印刷モードで一致する。また、第1面と第2面の間に印刷される画像も、同じモノクロ印刷モードで印刷される。印刷モードが一致することで、主制御部302は、処理を終了する。
以上のような構成の画像形成装置10は、両面印刷時に第1面(オモテ面)と第2面(裏面)とで印刷モードが異なる場合であっても、印刷モードを一致するように変更する。また、第1面と第2面の間に印刷される画像も、同じ印刷モードに決定される。これにより、同じ用紙の表裏面に画像を印刷する際に、印刷モードの変更が行われなくなる。そのために表裏面の画像の位置のずれである表裏レジのずれ量を低減することができる。

Claims (12)

  1. 有彩色の第1画像を形成する第1画像形成手段と、
    無彩色の第2画像を形成する第2画像形成手段と、
    中間転写体と、
    前記第1画像を前記第1画像形成手段から前記中間転写体に転写する第1転写手段と、
    前記第2画像を前記第2画像形成手段から前記中間転写体に転写する第2転写手段と、
    前記中間転写体から用紙に画像を転写する二次転写手段と、
    前記用紙に転写された画像を当該用紙に定着させる定着手段と、
    前記第1転写手段に前記第1画像を前記中間転写体に転写させ且つ前記第2転写手段に前記第2画像を前記中間転写体に転写させる第1印刷モード、及び前記第1転写手段に前記第1画像を前記中間転写体に転写させず且つ前記第2転写手段に前記第2画像を前記中間転写体に転写させる第2印刷モードのいずれかで前記用紙に画像を形成する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、両面印刷時に前記用紙の第1面に画像を印刷するときの印刷モードと前記用紙の前記第1面とは異なる第2面に画像を印刷するときの印刷モードとを一致させることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、プリント指示に基づいて複数の用紙の第1面及び第2面への画像の印刷順を決定し、前記両面印刷時に、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順に決定されている画像の印刷モードを前記第1面の画像と前記第2面の画像の印刷モードに一致させることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が有彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第2面の印刷モードを前記第1印刷モードにし、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順に決定されている画像の印刷モードを前記第1印刷モードにすることを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が有彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定されていれば前記用紙の第1面の印刷モードを前記第1印刷モードに変更し、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順に決定されている画像の印刷モードを前記第1印刷モードにすることを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定され且つ前記用紙の第2面の印刷モードが前記第1印刷モードに決定されていれば、前記用紙の第1面の印刷モードを前記第1印刷モードに変更し、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順に決定されている画像の印刷モードを前記第1印刷モードにすることを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第1印刷モードに決定され且つ前記用紙の第2面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定されていれば、前記用紙の第2面の印刷モードを前記第1印刷モードに変更することを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第1印刷モードに決定され且つ前記用紙の第2面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定されていれば、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順で前記第2印刷モードに決定されている画像のうち、最も早い印刷順の画像が印刷される用紙への印刷の前に印刷を中断することを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定され且つ前記用紙の第2面の印刷モードが前記第1印刷モードに決定されていれば、前記用紙の第2面の印刷モードを前記第2印刷モードに変更することを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定され且つ前記用紙の第2面の印刷モードが前記第1印刷モードに決定されていれば、前記用紙の第2面の印刷モードを前記第2印刷モードに変更し、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順に決定されている画像の印刷モードを前記第2印刷モードにすることを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記用紙の第1面に印刷する画像が無彩色であり且つ前記用紙の第2面に印刷する画像が無彩色である場合に、前記用紙の第1面の印刷モードが前記第2印刷モードに決定され且つ前記用紙の第2面の印刷モードが前記第1印刷モードに決定されていれば、前記用紙の第1面に印刷される画像と前記用紙の第2面に印刷される画像との間の印刷順で前記第1印刷モードに決定されている画像のうち、最も早い印刷順の画像が印刷される用紙への印刷の前に印刷を中断することを特徴とする、
    請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記第1転写手段を前記第1画像形成手段に前記中間転写体を介して当接させるための当接/離間手段をさらに備えており、
    前記当接/離間手段は、前記第1印刷モードのときに前記第1転写手段を前記第1画像形成手段に前記中間転写体を介して当接させ、前記第2印刷モードのときに前記第1転写手段を前記第1画像形成手段から離間させることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  12. 前記第1画像形成手段は、前記第1画像が形成される第1感光体を有し、
    前記第2画像形成手段は、前記第2画像が形成される第2感光体を有し、
    前記当接/離間手段は、前記第1印刷モードのときに前記第1転写手段を前記第1感光体に前記中間転写体を介して当接させ、前記第2印刷モードのときに前記第1転写手段を前記第1感光体から離間させ、
    前記当接/離間手段は、前記第1印刷モードと前記第2印刷モードとのいずれでも、前記第2転写手段を前記第2感光体に前記中間転写体を介して当接させることを特徴とする、
    請求項11記載の画像形成装置。
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