JP2024000639A - 画像形成装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】生産性の低下を抑制しつつ、定着不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置と、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300の種類に応じて定着装置の設定温度を変更する制御部と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、画像形成装置および制御方法に関する。
従来、クライアント端末から受け付けた印刷ジョブに応じたトナー像をシートに熱定着させる画像形成装置が知られている。シートへのトナー像の熱定着のためには、加熱装置が必要とされる。そのため、シートへのトナー像の熱定着のために消費されるエネルギーを抑制する技術が開発されている。例えば、特開2011-186131号公報(特許文献1)は、描画に用いるディザの違いに応じた温度で定着を行なう技術を開示している。
特許文献1に開示の技術は、ディザの違いに着目しており、シートに載せるトナーの量(以下、「トナー載り量」と称する。)について着目していない。シートへのトナー像の熱定着のために消費されるエネルギーを抑制するために、最大トナー載り量を検出し、検出された最大トナー載り量でも定着不良が発生しないように定着温度を設定することが考えられる。しかしながら、この場合、最大トナー載り量を検出するための画像処理に時間がかかり、生産性が低下する。
本開示は、上記のような背景を鑑みてなされたものであり、その目的は、生産性の低下を抑制しつつ、定着不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置および制御方法を提供することである。
本開示のある局面に従う画像形成装置は、印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置と、印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類に応じて定着装置の設定温度を変更する制御部と、を備える。
好ましくは、制御部は、カラー印刷モードのときに設定温度の変更を実施し、モノクロ印刷モードのときに設定温度の変更を実施しない。
好ましくは、制御部は、プリンタードライバーの種類に加えて画質モードに応じて設定温度を変更する。
好ましくは、画像形成装置は、画像中のエッジの濃度を調整するエッジ補正を行なう補正部をさらに備える。制御部は、プリンタードライバーの種類に加えて補正部によるエッジ補正の実施の有無に応じて設定温度を変更する。
好ましくは、制御部は、プリンタードライバーの種類に加えて、シートの種類、シートの搬送速度、外部環境、画像形成装置の動作状態の少なくとも1つに応じて設定温度を変更する。
本開示のある局面に従えば、印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置の制御方法は、印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類を判別するステップと、判別されたプリンタードライバーの種類に応じて定着装置の設定温度を変更するステップと、を備える。
本開示によれば、生産性の低下を抑制しつつ、定着不良の発生を抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本開示に従う実施の形態および変形例について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される実施の形態および変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
(A.システム構成)
図1は、本実施の形態に従う画像形成装置が適用されるシステムの構成の一例を示す図である。システムは、画像形成装置100とクライアント端末200とを含む。図1に示す例では、システムは、2台のクライアント端末200A,200Bを含む。当該構成は、一例であり、本システムの構成はこれに限られない。ある局面において、システムは、任意の数の画像形成装置100と、任意の数のクライアント端末とを備えていてもよい。
図1は、本実施の形態に従う画像形成装置が適用されるシステムの構成の一例を示す図である。システムは、画像形成装置100とクライアント端末200とを含む。図1に示す例では、システムは、2台のクライアント端末200A,200Bを含む。当該構成は、一例であり、本システムの構成はこれに限られない。ある局面において、システムは、任意の数の画像形成装置100と、任意の数のクライアント端末とを備えていてもよい。
クライアント端末200は、ユーザーが使用するPC(Personal Computer)、タブレットまたはスマートフォン等の任意の装置である。クライアント端末200には、様々な種類のアプリケーション400がインストールされる。アプリケーション400は、例えば、表計算ソフトウェア、画像編集ソフトウェアなどである。
クライアント端末200には、さらに、画像形成装置100に印刷ジョブを送信するためのプリンタードライバー300がインストールされる。ユーザーは、複数種類のプリンタードライバーの中から所望の1以上のプリンタードライバー300をクライアント端末200にインストールする。
プリンタードライバー300の種類として、例えば、PS(PostScript)プリンタードライバー、PCL(Printer Control Language)プリンタードライバーなどが存在する。PSプリンタードライバーは、グラフィックやDTP(Desktop Publishing)に使用するポストスクリプトに準拠したアプリケーションからの印刷に適している。PCLプリンタードライバーは、一般的なビジネス文書を作成するアプリケーションからの印刷に適している。図1に示す例では、クライアント端末200AにPCLプリンタードライバーがインストールされ、クライアント端末200BにPSプリンタードライバーがインストールされている。なお、クライアント端末200A、200Bの各々に、PCLプリンタードライバーおよびPSプリンタードライバーの両方がインストールされていてもよい。
プリンタードライバー300は、ユーザーからの操作を受けて、印刷対象の画像を示す画像データを含む印刷ジョブを生成する。プリンタードライバー300によって生成された印刷ジョブは、画像形成装置100に送信される。印刷ジョブには、当該印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300の種類(PS,PCLなど)を示すドライバー種別情報と、印刷条件を示す条件情報とが付加される。
画像形成装置100は、クライアント端末200から受け付けた印刷ジョブに応じた印刷処理を実行する。
(B.画像形成装置のハードウェア構成)
図2は、本実施の形態に従う画像形成装置の一例を示す図である。図2に示されるように、画像形成装置100は、プリントエンジン110と、操作パネル130とを備える。
図2は、本実施の形態に従う画像形成装置の一例を示す図である。図2に示されるように、画像形成装置100は、プリントエンジン110と、操作パネル130とを備える。
プリントエンジン110は、モノクロ印刷モードとカラー印刷モードとを有する。モノクロ印刷モードが設定された場合、プリントエンジン110は、モノクロ印刷を行なう。カラー印刷モードが設定された場合、プリントエンジン110は、カラー印刷を行なう。
プリントエンジン110は、イメージングユニット112と、中間転写ベルト114と、定着装置116と、給紙部118と、送出ローラー120と、搬送ローラー122と、レジストローラー124とを備える。
プリントエンジン110は、給紙部118内のシートSに対して印刷処理を行う。送出ローラー120は、給紙部118からシートSを搬送する。さらに、搬送ローラー122は、中間転写ベルト114の方向に向けてシートSを搬送する。
イメージングユニット112は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、キー・プレート(K)のそれぞれのトナー像を形成するイメージングユニット10C,10M,10Y,10Kを含む。イメージングユニット10C,10M,10Y,10Kは、帯電部(図示せず)と、現像部(図示せず)と、クリーニング部(図示せず)と、中間転写体接触ローラー(図示せず)とを含む。
また、イメージングユニット10Cは、感光体11Cを含む。イメージングユニット10Mは、感光体11Mを含む。イメージングユニット10Yは、感光体11Yを含む。イメージングユニット10Kは、感光体11Kを含む。以下では、感光体11C、感光体11M、感光体11Y、および感光体11Kを総称して、単に、感光体と称する場合がある。
露光部12は、イメージングユニット10C,10M,10Y,10Kに対して共通である。ある局面において、イメージングユニット10C,10M,10Y,10Kの各々が、個別の露光部12を含んでいてもよい。
イメージングユニット112および中間転写ベルト114は、シートSに転写されるトナー像を形成する。帯電部は、感光体の表面を一様に帯電する。露光部12は、レーザー書き込み等により、指定された画像パターンに従って感光体の表面を露光することで、その表面上に静電潜像を形成する。現像部は、感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する。現像部は、例えばトナーとキャリアとを含む2成分系現像剤を用いる。
感光体の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト114に転写される。カラー印刷モードにおいて、中間転写ベルト114上には、それぞれの感光体からトナー像が順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。
レジストローラー124は、中間転写ベルト114の手前で、シートSの搬送タイミングを調節する。中間転写ベルト114は、シートSにトナー像を転写する。トナー像が転写されたシートSは、定着装置116に搬送される。
定着装置116は、トナー像をシートSに熱定着させる。定着装置116は、シートSおよびトナー像を加熱するハロゲンランプなどを備えた加熱ローラー116aと、シートSを加熱ローラー116aと共に挟持し、シートSを加圧する加圧ローラー116bとを含む。加熱ローラー116aは、電磁誘導によりその表面に渦電流を生じさせることによって、表面を加熱してもよい。定着装置116によってトナー像が定着されたシートSは、排出トレイに排出される。
操作パネル130は、表示部(図示せず)と、操作部(図示せず)とを含む。表示部は液晶モニター、有機EL(Electro Luminescence)モニター等を含む。液晶モニター、有機ELモニター等は、タッチセンサーを含み、操作メニューを表示すると共に、ユーザーからのタッチによる入力を受付けることができる。操作部は、複数のボタンを含み、タッチパネルと同様に、ユーザーからの入力を受付けることができる。
図3は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置100は、図2に示されたプリントエンジン110および操作パネル130に加えて、メインコントローラー150と、ネットワークインターフェイス160と、エンジンコントローラー170と、バス180とを備える。バス180は、画像形成装置100が備える複数の構成要素を相互に接続する。
ネットワークインターフェイス160は、有線または無線のネットワークにより、クライアント端末200などの外部機器と接続される。ネットワークインターフェイス160は、例えば有線LAN(Local Area Network)ポートおよびWi-Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)モジュール等により実現されてもよい。画像形成装置100は、ネットワークインターフェイス160を介して、印刷ジョブを取得できる。画像形成装置100は、複数のネットワークインターフェイス160を備えてもよい。
メインコントローラー150は、画像形成装置100の動作を全体的に制御する。メインコントローラー150は、ネットワークインターフェイス160を介して受け付けた印刷ジョブに応じた画像形成指示を生成し、生成した画像形成指示をエンジンコントローラー170に出力する。
エンジンコントローラー170は、メインコントローラー150からの画像形成指示に応じて、シートS上に画像が形成されるようにプリントエンジン110を制御する。
図3の例において、メインコントローラー150は、ハードウェアプロセッサーの一例であるCPU(Central Processing Unit)152と、RAM(Random Access Memory)154と、ROM(Read Only Memory)156とを備える。エンジンコントローラー170は、ハードウェアプロセッサーの一例であるCPU172と、RAM174と、ROM176とを備える。
CPU152,172は、ROM156,176に格納された各種プログラムを実行する。
RAM154,174は、実行されるプログラムおよび参照されるデータを一時的に格納する。RAM154,174として、例えばSRAM(Static Random Access Memory)またはDRAM(Dynamic Random Access Memory)が使用されてもよい。
ROM156,176は、不揮発性メモリーであり、画像形成装置100で使用される様々なデータを格納する。ROM156,176は、画像形成装置100を制御するためのプログラムなどを保存する。ROM156,176として、例えばEPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)またはフラッシュメモリーが使用されてもよい。
メインコントローラー150は、少なくとも1つの組み込みCPU、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、または少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって構成されてもよい。もしくは、メインコントローラー150は、これらの2つ以上の組み合わせによって構成されてもよい。同様に、エンジンコントローラー170は、少なくとも1つの組み込みCPU、少なくとも1つのASIC、または少なくとも1つのFPGAなどによって構成されてもよい。もしくは、エンジンコントローラー170は、これらの2つ以上の組み合わせによって構成されてもよい。
(C.画像形成装置の機能構成)
図4は、メインコントローラーおよびエンジンコントローラーの機能構成を示す図である。図4に示されるように、メインコントローラー150は、画質モード設定部51と、色変換部52と、エッジ補正部53とを含む。
図4は、メインコントローラーおよびエンジンコントローラーの機能構成を示す図である。図4に示されるように、メインコントローラー150は、画質モード設定部51と、色変換部52と、エッジ補正部53とを含む。
画質モード設定部51は、操作パネル130への操作に応じて、PSプリンタードライバーを用いて生成された印刷ジョブに対する画質モードを設定する。本実施の形態では、ユーザーは、画質モードとして、通常モードおよびデザイナーズモードのいずれかを選択できる。デザイナーズモードは、通常モードよりも高画質である。なお、画質モード設定部51は、PCLプリンタードライバーを用いて生成された印刷ジョブに対する画質モードとして通常モードを設定する。
色変換部52は、クライアント端末200から受けた印刷ジョブに含まれる画像データをCMYKの濃度を示す画像データに色変換する。
なお、印刷ジョブに含まれる画像データによって示される色は、プリンタードライバー300の種類および画像データが作成されたアプリケーション400の種類に応じて異なる。
例えば、表計算ソフトウェアであるマイクロソフト社製Excel(登録商標)によって生成された画像は、RGBの濃度を示す。当該画像を印刷対象とする場合、プリンタードライバー300は、以下のような画像データを含む印刷ジョブを生成する。すなわち、PCLプリンタードライバーは、RGBの濃度を示す画像データを生成する。PSプリンタードライバーは、画像形成装置100において設定されている画質モードにかかわらず、Labの濃度を示す画像データを生成する。
画像編集ソフトウェアであるAdobe Systems Inc.製Photoshop(登録商標)によって生成された画像は、YMCKの濃度を示す。当該画像を印刷対象とする場合、プリンタードライバー300は、以下のような画像データを含む印刷ジョブを生成する。すなわち、PCLプリンタードライバーは、RGBの濃度を示す画像データを生成する。PSプリンタードライバーは、画像形成装置100において通常モードが設定されている場合、Labの濃度を示す画像データを生成する。PSプリンタードライバーは、画像形成装置100においてデザイナーズモードが設定されている場合、YMCKの濃度を示す画像データを生成する。
色変換部52は、印刷ジョブに含まれる画像データによって示される色に応じて色変換処理を実行すればよい。なお、デザイナーズモードが設定されているとき、PSプリンタードライバーによって生成される画像データは、YMCKの濃度を示す。この場合、色変換部52は、プリントエンジン110に適したトナー量となるように、YMCKの濃度を調整する。
エッジ補正部53は、画像内のエッジの濃度を調整する処理(エッジ補正)を実行する。操作パネル130は、エッジ補正機能を有効にするか無効にするかを受け付ける。エッジ補正部53は、エッジ補正機能が有効に設定されている場合に限り、エッジ補正を実施する。
図5は、感光体の表面にトナー像が形成される様子を示す図である。図5にはカウンター現像方式が示される。カウンター現像方式では、感光体11と現像スリーブ13とが逆方向に回転することによって、感光体11の回転方向先頭のエッジのトナーがキャリアの穂によって後側に掃き寄せられる。そのため、感光体11の回転方向先頭のエッジのトナー濃度が薄くなる。一方、感光体11の回転方向後尾のエッジのトナー濃度が濃くなる。
また、トナー現像において、画像のエッジにトナーが多く付着し,中央部にトナーの付着が少なくなるエッジ効果が知られている。エッジ効果は、特に大面積のベタ部に顕著に現れる。これは、感光体上の静電潜像の電気力線がエッジに集中することにより、エッジにトナーが集中するためである。
エッジ補正部53は、このようなエッジのトナー濃度の不具合を解消するように、画像データを補正する。
図6は、エッジ補正を説明する図である。図6の左側には、感光体の回転方向に沿った、画像データによって示される濃度値の変化を示す。図6の右側には、感光体の回転方向に沿った、トナー載り量の変化を示す。
破線30は、エッジ補正機能が無効であるときの濃度値の変化を示す。破線34は、エッジ補正機能が無効であるときのトナー載り量の変化を示す。破線30に示されるように、画像データは、トナー像が形成される領域において、一定の濃度値を示す。しかしながら、図5に示されるようなトナーの掃き寄せが生じるため、破線34に示されるように、感光体の回転方向先頭のエッジのトナー載り量が少なくなり、回転方向後尾のエッジのトナー載り量が多くなる。
エッジ補正部53は、トナーの掃き寄せの影響が抑制されるように、実線32のように画像データを補正する。すなわち、エッジ補正部53は、感光体の回転方向先頭のエッジの濃度値を増大させるとともに、感光体の回転方向後尾のエッジの濃度値を減少させる。これにより、実線36に示されるように、トナーの掃き寄せに起因するトナー載り量の変動が抑制される。
キャリアの穂によるトナーの掃き寄せおよびエッジ効果は、感光体の回転方向に沿った、トナー像が形成される領域の長さLが短いほど生じにくい。そのため、エッジ補正部53は、長さLが基準値未満であるときにエッジ補正を実行せず、長さLが基準値以上であるときにエッジ補正を実行してもよい。また、エッジ補正部53は、長さLに応じて、エッジ補正の強度を変更してもよい。エッジ補正の強度が大きいほど、図6に示す破線30に対する実線32の変化量が大きくなる。例えば、長さLが1.69mm以上のときのエッジ補正の強度を100としたとき、エッジ補正部53は、長さLが1.35mm~1.69mmのときのエッジ補正の強度を60、長さLが0.68mm~1.02mmのときのエッジ補正の強度を40とし、長さLが0.68mm未満のときのエッジ補正の強度を0とする。
画像内のテキスト(文字)領域では、トナー像が形成される領域の長さLが短い。そのため、テキスト領域では、キャリアの穂によるトナーの掃き寄せおよびエッジ効果が生じにくい。したがって、エッジ補正部53は、エッジ補正機能が有効である場合、画像内の領域ごとにエッジ補正の実施の有無を決定してもよい。具体的には、エッジ補正部53は、画像の各画素の属性を判定し、画像をテキスト領域、グラフィック(図表)領域、およびイメージ(絵や写真)領域に分類する。エッジ補正部53は、テキスト領域に対してエッジ補正を実施せず、グラフィック領域およびイメージ領域に対してエッジ補正を実施する。
メインコントローラー150は、色変換部52およびエッジ補正部53の処理によって得られた画像データをエンジンコントローラー170に出力する。また、メインコントローラー150は、印刷ジョブに含まれる、ドライバー種別情報および条件情報をエンジンコントローラー170に出力する。さらに、メインコントローラー150は、画質モード設定部51によって設定されている画質モードを示す第1付加情報と、エッジ補正機能が有効であるか無効であるかを示す第2付加情報とをエンジンコントローラー170に出力する。
エンジンコントローラー170は、メインコントローラー150から受けた画像データに従って、プリントエンジン110の動作を制御する。図4に示されるように、エンジンコントローラー170は、温度制御部71と設定温度テーブル72とを備える。
温度制御部71は、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300の種類に応じて定着装置116の設定温度を変更する。
PCLプリンタードライバーは、各色の階調の組合せの少ない画像データを生成する。そのため、PCLプリンタードライバーによって生成された画像データに基づいて印刷したとき、YMCKのトナーの重なり合いが少ない。その結果、シートS上のトナー載り量も少ない。
PSプリンタードライバーは、各色の階調の組合せの多い画像データを生成する。そのため、PSプリンタードライバーによって生成された画像データに基づいて印刷したとき、YMCKのトナーの重なり合いが多い。その結果、シートS上のトナー載り量も多い。特に、画質モードとしてデザイナーズモードが設定されている場合、高画質の画像を得るために、シートS上のトナー載り量がより多くなる。
トナー載り量が多くなるほど、トナー像をシートSに定着させるために必要な熱量も増大する。そのため、温度制御部71は、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300がPCLプリンタードライバーである場合に比べて、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300がPCLプリンタードライバーである場合に定着装置116の設定温度を高くする。
さらに、温度制御部71は、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300がPSプリンタードライバーである場合、画質モードに応じて定着装置116の設定温度を変更してもよい。具体的には、温度制御部71は、画質モードが通常モードである場合に比べて、画質モードがデザイナーズモードである場合に定着装置116の設定温度を高くする。
エッジ補正機能が無効である場合、図6の破線34で示されるように、キャリアの穂によるトナーの掃き寄せに起因して、感光体の回転方向後尾のエッジのトナー載り量が多くなる。そのため、温度制御部71は、エッジ補正が実施される場合に比べて、エッジ補正が実施されない場合に定着装置116の設定温度を高くしてもよい。
さらに、温度制御部71は、シートSの種類に応じて、定着装置116の設定温度を変更してもよい。シートSの種類は、坪量、厚みなどによって定義される。例えば、厚紙の熱容量は、普通紙の熱容量よりも大きい。そのため、温度制御部71は、シートSが普通紙である場合に比べて、シートSが厚紙である場合に定着装置116の設定温度を高くする。
具体的には、温度制御部71は、設定温度テーブル72を参照し、定着装置116の設定温度を変更する。
図7は、設定温度テーブルの一例を示す図である。図7に示されるように、設定温度テーブル72は、プリンタードライバー300の種類と、画質モードと、エッジ補正機能の状態と、シートSの種類と、定着装置116の設定温度とを対応付ける。図7に示す設定温度テーブル72は、プリントエンジン110の仕様に応じて予め作成される。
温度制御部71は、ドライバー種別情報に基づいて、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300の種類を特定する。さらに、温度制御部71は、プリンタードライバー300の種類がPSプリンタードライバーである場合、メインコントローラー150から受けた第1付加情報に基づいて、画質モード設定部51によって設定されている画質モードを特定する。温度制御部71は、メインコントローラー150から受けた第2付加情報に基づいて、エッジ補正機能が有効であるか無効であるかを特定する。温度制御部71は、条件情報に基づいて、シートSの種類を特定する。
温度制御部71は、特定したプリンタードライバー300の種類、画質モード、エッジ補正機能の状態、シートSの種類に対応する設定温度を設定温度テーブル72から読み出す。温度制御部71は、読み出した設定温度となるように定着装置116を制御する。
なお、モノクロ印刷モードでは、プリンタードライバー300の種類にかかわらず、シートS上のトナー載り量は少ない。そのため、温度制御部71は、モノクロ印刷モードのときに設定温度の変更を実施せず、カラー印刷モードのときに設定温度の変更を実施する。具体的には、温度制御部71は、モノクロ印刷モードのときに、定着装置116の設定温度をデフォルト温度(例えば160℃以下の温度)とする。温度制御部71は、カラー印刷モードのときに、設定温度テーブル72にしたがって定着装置116の設定温度を変更する。
(D.画像形成装置の処理の流れ)
図8~図10を参照して、画像形成装置100の処理の流れの一例を説明する。図8は、画像形成装置100の処理の流れの一部を示すフローチャートである。図9は、画像形成装置100の処理の流れの別の一部を示すフローチャートである。図10は、画像形成装置100の処理の流れのさらに別の一部を示すフローチャートである。図8~図10に示す処理は、クライアント端末200から印刷ジョブを受けるたびに実施される。
図8~図10を参照して、画像形成装置100の処理の流れの一例を説明する。図8は、画像形成装置100の処理の流れの一部を示すフローチャートである。図9は、画像形成装置100の処理の流れの別の一部を示すフローチャートである。図10は、画像形成装置100の処理の流れのさらに別の一部を示すフローチャートである。図8~図10に示す処理は、クライアント端末200から印刷ジョブを受けるたびに実施される。
図8に示されるように、画像形成装置100は、印刷モード(カラーモードおよびモノクロモード)を判別する(ステップS1)。印刷モードは、印刷ジョブに含まれる印刷条件、または、操作パネル130への操作に応じて判別される。
印刷モードがモノクロ印刷モードである場合、画像形成装置100は、プリンタードライバーの種類に応じて定着装置116の設定温度を変更しない(ステップS2)。すなわち、画像形成装置100は、定着装置116の設定温度をデフォルト温度(例えば160℃以下の温度)に設定する。なお、画像形成装置100は、普通紙や厚紙等のシートの種類に基づいて当該デフォルト温度を変更してもよい。
印刷モードがカラー印刷モードである場合、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれるドライバー種別情報に基づいて、印刷ジョブを生成したプリンタードライバー300の種類を判別する(ステップS3)。
ステップS3の判別結果がPLCプリンタードライバーを示す場合、画像形成装置100は、エッジ補正機能が有効であるか無効であるか判別する(ステップS4)。
ステップS4の判別結果が有効を示す場合、画像形成装置100は、エッジ補正を実施する(ステップS5)。ステップS5では、画像内の全てのエッジに対してエッジ補正が実施されてもよいし、画像内の領域の属性に応じてエッジ補正が実施されてもよい。例えばテキスト領域に対してエッジ補正が実施されず、グラフィック領域およびイメージ領域に対してエッジ補正が実施される。
ステップS5の後、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれる条件情報に基づいて、画像が形成されるシートSの種類を判別する(ステップS6)。
ステップS6の判別結果が普通紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を160℃に変更する(ステップS7)。
ステップS6の判別結果が厚紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を165℃に変更する(ステップS8)。
ステップS4の判別結果が無効を示す場合、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれる条件情報に基づいて、画像が形成されるシートSの種類を判別する(ステップS9)。
ステップS9の判別結果が普通紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を165℃に変更する(ステップS10)。
ステップS9の判別結果が厚紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を170℃に変更する(ステップS11)。
ステップS3の判別結果がPSプリンタードライバーを示す場合、図9に示されるように、画像形成装置100は、画質モードを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別結果がデザイナーズモードを示す場合、画像形成装置100は、エッジ補正機能が有効であるか無効であるか判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別結果が有効を示す場合、画像形成装置100は、エッジ補正を実施する(ステップS14)。ステップS14の詳細は、ステップS5と同様である。
ステップS14の後、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれる条件情報に基づいて、画像が形成されるシートSの種類を判別する(ステップS15)。
ステップS15の判別結果が普通紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を165℃に変更する(ステップS16)。
ステップS15の判別結果が厚紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を170℃に変更する(ステップS17)。
ステップS13の判別結果が無効を示す場合、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれる条件情報に基づいて、画像が形成されるシートSの種類を判別する(ステップS18)。
ステップS18の判別結果が普通紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を170℃に変更する(ステップS19)。
ステップS18の判別結果が厚紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を175℃に変更する(ステップS20)。
ステップS12の判別結果が通常モードを示す場合、図10に示されるように、画像形成装置100は、エッジ補正機能が有効であるか無効であるか判別する(ステップS21)。
ステップS21の判別結果が有効を示す場合、画像形成装置100は、エッジ補正を実施する(ステップS22)。ステップS22の詳細は、ステップS5と同様である。
ステップS22の後、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれる条件情報に基づいて、画像が形成されるシートSの種類を判別する(ステップS23)。
ステップS23の判別結果が普通紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を162℃に変更する(ステップS24)。
ステップS23の判別結果が厚紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を167℃に変更する(ステップS25)。
ステップS21の判別結果が無効を示す場合、画像形成装置100は、印刷ジョブに含まれる条件情報に基づいて、画像が形成されるシートSの種類を判別する(ステップS26)。
ステップS26の判別結果が普通紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を167℃に変更する(ステップS27)。
ステップS26の判別結果が厚紙を示す場合、画像形成装置100は、図7に示す設定温度テーブル72に従って、定着装置116の設定温度を172℃に変更する(ステップS28)。
(E.変形例)
エンジンコントローラー170の温度制御部71は、プリンタードライバーの種類に加えて、シートSの搬送速度、外部環境、画像形成装置100の動作状態の少なくとも1つに応じて定着装置116の設定温度を変更してもよい。
エンジンコントローラー170の温度制御部71は、プリンタードライバーの種類に加えて、シートSの搬送速度、外部環境、画像形成装置100の動作状態の少なくとも1つに応じて定着装置116の設定温度を変更してもよい。
シートSの搬送速度が速くなるほど、単位時間当たりに定着装置116からシートSに伝達される熱量が小さくなる。そのため、温度制御部71は、シートSの搬送速度が速くなるほど定着装置116の設定温度を高くすることが好ましい。
外部環境の1つである外気温度が高くなるほど、シートSにトナー像を定着させるために必要な熱量が小さくなる。そのため、温度制御部71は、外気温度が高くなるほど定着装置116の設定温度を低くすることが好ましい。
外部環境の1つである外気湿度が高くなるほど、シートSの含水率が高くなるため、シートSは、定着装置116を通過した後にカールしやすくなる。そのため、温度制御部71は、外気湿度が高くなるほど定着装置116の設定温度を低くすることが好ましい。
省エネルギー化のために各部への電力供給を停止または必要最小限とするスリープモードを画像形成装置100が有している場合、画像形成装置100の動作状態がスリープモードから復帰直後であるか否かに応じて、温度制御部71は、定着装置116の設定温度を変更してもよい。スリープモードの間、定着装置116への電力供給が抑制され、定着装置116の温度が低下している。そのため、温度制御部71は、画像形成装置100の動作状態がスリープモードから復帰直後である場合、定着装置116の設定温度を高くすることが好ましい。
(F.付記)
以上のように、本実施の形態は以下のような開示を含む。
以上のように、本実施の形態は以下のような開示を含む。
(構成1)
印刷ジョブに応じた画像をシートS上に熱定着する定着装置と、
前記印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類に応じて前記定着装置の設定温度を変更する制御部(温度制御部71)と、を備える画像形成装置。
印刷ジョブに応じた画像をシートS上に熱定着する定着装置と、
前記印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類に応じて前記定着装置の設定温度を変更する制御部(温度制御部71)と、を備える画像形成装置。
(構成2)
制御部は、カラー印刷モードのときに前記設定温度の変更を実施し、モノクロ印刷モードのときに前記設定温度の変更を実施しない、構成1に記載の画像形成装置。
制御部は、カラー印刷モードのときに前記設定温度の変更を実施し、モノクロ印刷モードのときに前記設定温度の変更を実施しない、構成1に記載の画像形成装置。
(構成3)
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて画質モードに応じて前記設定温度を変更する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて画質モードに応じて前記設定温度を変更する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
(構成4)
画像中のエッジの濃度を調整するエッジ補正を行なう補正部をさらに備え、
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて前記補正部による前記エッジ補正の実施の有無に応じて前記設定温度を変更する、構成1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
画像中のエッジの濃度を調整するエッジ補正を行なう補正部をさらに備え、
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて前記補正部による前記エッジ補正の実施の有無に応じて前記設定温度を変更する、構成1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
(構成5)
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて、前記シートの種類、前記シートの搬送速度、外部環境、前記画像形成装置の動作状態の少なくとも1つに応じて前記設定温度を変更する、構成1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて、前記シートの種類、前記シートの搬送速度、外部環境、前記画像形成装置の動作状態の少なくとも1つに応じて前記設定温度を変更する、構成1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
(構成6)
印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置の制御方法であって、
前記印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類を判別するステップと、
判別されたプリンタードライバーの種類に応じて前記定着装置の設定温度を変更するステップと、を備える制御方法。
印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置の制御方法であって、
前記印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類を判別するステップと、
判別されたプリンタードライバーの種類に応じて前記定着装置の設定温度を変更するステップと、を備える制御方法。
(構成7)
前記変更するステップは、カラー印刷モードのときに実施され、モノクロ印刷モードのときに実施されない、構成6に記載の制御方法。
前記変更するステップは、カラー印刷モードのときに実施され、モノクロ印刷モードのときに実施されない、構成6に記載の制御方法。
(構成8)
前記変更するステップは、前記プリンタードライバーの種類に加えて画質モードに応じて前記設定温度を変更するステップを含む、構成6または7に記載の制御方法。
前記変更するステップは、前記プリンタードライバーの種類に加えて画質モードに応じて前記設定温度を変更するステップを含む、構成6または7に記載の制御方法。
(構成9)
画像中のエッジの濃度を調整するエッジ補正を行なうステップをさらに備え、
前記変更するステップは、前記プリンタードライバーの種類に加えて前記エッジ補正の実施の有無に応じて前記設定温度を変更するステップを含む、構成6から8のいずれかに記載の制御方法。
画像中のエッジの濃度を調整するエッジ補正を行なうステップをさらに備え、
前記変更するステップは、前記プリンタードライバーの種類に加えて前記エッジ補正の実施の有無に応じて前記設定温度を変更するステップを含む、構成6から8のいずれかに記載の制御方法。
(構成10)
前記変更するステップは、前記プリンタードライバーの種類に加えて、前記シートの種類、前記シートの搬送速度、外部環境、前記画像形成装置の動作状態の少なくとも1つに応じて前記設定温度を変更するステップを含む、構成6から10のいずれかに記載の制御方法。
前記変更するステップは、前記プリンタードライバーの種類に加えて、前記シートの種類、前記シートの搬送速度、外部環境、前記画像形成装置の動作状態の少なくとも1つに応じて前記設定温度を変更するステップを含む、構成6から10のいずれかに記載の制御方法。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10C,10K,10M,10Y,112 イメージングユニット、11,11C,11K,11M,11Y 感光体、12 露光部、13 現像スリーブ、51 画質モード設定部、52 色変換部、53 エッジ補正部、71 温度制御部、72 設定温度テーブル、100 画像形成装置、110 プリントエンジン、114 中間転写ベルト、116 定着装置、116a 加熱ローラー、116b 加圧ローラー、118 給紙部、120 送出ローラー、122 搬送ローラー、124 レジストローラー、130 操作パネル、150 メインコントローラー、152,172 CPU、154,174 RAM、156,176 ROM、160 ネットワークインターフェイス、170 エンジンコントローラー、180 バス、200,200A,200B クライアント端末、300 プリンタードライバー、400 アプリケーション
Claims (6)
- 印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置と、
前記印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類に応じて前記定着装置の設定温度を変更する制御部と、を備える画像形成装置。 - 前記制御部は、カラー印刷モードのときに前記設定温度の変更を実施し、モノクロ印刷モードのときに前記設定温度の変更を実施しない、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて画質モードに応じて前記設定温度を変更する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 画像中のエッジの濃度を調整するエッジ補正を行なう補正部をさらに備え、
前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて前記補正部による前記エッジ補正の実施の有無に応じて前記設定温度を変更する、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記プリンタードライバーの種類に加えて、前記シートの種類、前記シートの搬送速度、外部環境、前記画像形成装置の動作状態の少なくとも1つに応じて前記設定温度を変更する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 印刷ジョブに応じた画像をシート上に熱定着する定着装置の制御方法であって、
前記印刷ジョブを生成したプリンタードライバーの種類を判別するステップと、
判別されたプリンタードライバーの種類に応じて前記定着装置の設定温度を変更するステップと、を備える制御方法。
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