JP2023547457A - グルコアミラーゼバリアント及びそれをコードするポリヌクレオチド - Google Patents

グルコアミラーゼバリアント及びそれをコードするポリヌクレオチド Download PDF

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Abstract

本発明は、改善された熱安定性を有するグルコアミラーゼバリアント及びそのようなバリアントを含む組成物に関する。本発明は、そのようなバリアントをコードするポリヌクレオチド、そのようなバリアントをコードする遺伝子を含む、そのようなバリアントの生成も可能にし得るベクター及び宿主細胞にさらに関する。本発明は、バリアント又は組成物を使用又は適用してデンプン含有材料を液化する方法及びその方法によってそのようにもたらされる糖化にも関する。本発明は、バリアント又は組成物を使用又は適用してデンプン含有材料を糖化する方法及びその方法によってそのようにもたらされる糖にも関する。本発明は、本発明のプロセスにおける使用に好適なデンプン含有又はセルロース含有材料及び酵素ブレンド若しくは組成物又は組換え宿主細胞若しくは発酵生物から発酵生成物を生成するためのプロセスにさらに関する。

Description

配列表の参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれるコンピューター可読形式の配列表を含む。
本発明は、グルコアミラーゼバリアント及びそのようなバリアントを含む組成物に関する。本発明は、そのようなバリアントをコードするポリヌクレオチド、そのようなバリアントをコードする遺伝子を含む、そのようなバリアントの生成も可能にし得るベクター及び宿主細胞にさらに関する。本発明は、そのバリアント又は組成物を使用又は適用してデンプン含有材料を液化及び/又は糖化する方法にも関する。本発明は、本発明のプロセスにおける使用に好適なデンプン含有又はセルロース含有材料及び酵素ブレンド若しくは組成物又は組換え宿主細胞若しくは発酵生物から発酵生成物を生成するためのプロセスにさらに関する。
グルコアミラーゼ(1,4-アルファ-D-グルカングルコヒドロラーゼ、EC3.2.1.3)は、デンプン又は関連するオリゴ糖及び多糖の分子の非還元末端からのD-グルコースの放出を触媒する酵素である。グルコアミラーゼは、いくつかの糸状菌及び酵母によって生成され、アスペルギルス属(Aspergillus)由来のものが商業的に最も重要である。
商業的に、グルコアミラーゼは、アルファ-アミラーゼによって既に部分的に加水分解されたデンプン質材料をグルコースに変換するために使用される。次に、グルコースは、発酵生物を使用して発酵生成物に直接的又は間接的に変換され得る。市販の発酵生成物の例としては、アルコール(例えば、エタノール、メタノール、ブタノール、1,3-プロパンジオール);有機酸(例えば、クエン酸、酢酸、イタコン酸、乳酸、グルコン酸、グルコン酸塩、乳酸、コハク酸、2,5-ジケト-D-グルコン酸);ケトン(例えば、アセトン);アミノ酸(例えば、グルタミン酸);気体(例えば、H及びCO)並びに例えば抗生物質(例えば、ペニシリン及びテトラサイクリン);酵素;ビタミン(例えば、リボフラビン、B12、ベータ-カロテン);ホルモン及び合成的に生成するのが困難な他の化合物を含むさらに複雑な化合物が挙げられる。発酵プロセスは、消費できるアルコール(例えば、ビール及びワイン)、乳製品(例えば、ヨーグルト及びチーズの生成における)産業でも一般的に使用される。
グルコアミラーゼ活性を有するポリペプチド及びそのポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを提供し、エタノール生成プロセスなどの発酵生成物生成プロセスにおいて高い収量を提供することが本発明の目的である。
本発明は、親グルコアミラーゼと比較して改善された特性を有するグルコアミラーゼバリアントを提供する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
本発明は、配列番号1の6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントに関し、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
本発明は、本発明のバリアントポリペプチドを含む組成物にも関する。
本発明は、本発明によるバリアントをコードするポリヌクレオチド、本発明によるバリアントをコードするポリヌクレオチドを含む核酸コンストラクト、本発明によるバリアントをコードするポリヌクレオチドを含む発現ベクター及び本発明によるバリアントをコードするポリヌクレオチドを含む宿主細胞にも関する。
本発明は、グルコアミラーゼバリアントを生成する方法であって、(a)バリアントの発現に好適な条件下で本発明の宿主細胞を培養すること、及び(b)バリアントを回収することを含む方法にも関する。
本発明は、親グルコアミラーゼのグルコアミラーゼバリアントを得る方法であって、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を導入する工程を含み;且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換を導入する工程をさらに含み、それにより前記親グルコアミラーゼのグルコアミラーゼバリアントをもたらし、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドに対するアミノ酸配列と少なくとも60%、少なくとも65%など、少なくとも70%など、少なくとも75%など、少なくとも80%など、約85%など、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する、方法にさらに関する。
本発明は、親グルコアミラーゼのグルコアミラーゼバリアントを得る方法であって、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を導入する工程を含み、それにより前記親グルコアミラーゼのグルコアミラーゼバリアントをもたらし、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドに対するアミノ酸配列と少なくとも60%、少なくとも65%など、少なくとも70%など、少なくとも75%など、少なくとも80%など、約85%など、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する、方法にさらに関する。
本発明は、発酵生物を使用して、デンプン含有材料又はセルロース含有材料からエタノールなどの発酵生成物を生成するプロセスに関する。
ある態様では、本発明は、発酵生成物をデンプン含有材料から生成するためのプロセスであって、
i)初期ゲル化温度未満の温度で炭水化物源生成酵素を使用してデンプン含有材料を糖化する工程;
ii)発酵生物を使用して発酵させる工程
を含み、本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか又は添加される、プロセスに関する。
ある態様では、本発明は、発酵生成物をデンプン含有材料から生成するためのプロセスであって、
i)アルファ-アミラーゼを使用して初期ゼラチン化温度を超える温度でデンプン含有材料を液化する工程;
ii)炭水化物源生成酵素を使用して糖化する工程;
iii)発酵生物を使用して発酵させる工程
を含み、本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、液化工程i)、糖化工程ii)、発酵工程iii)又は同時の糖化及び発酵(「SSF」)中に存在するか又は添加される、プロセスに関する。
ある態様では、本発明は、発酵生成物をセルロース含有材料から生成するためのプロセスであって、
i)任意選択により、セルロース含有材料を前処理する工程;
ii)炭水化物源生成酵素を使用して、セルロース含有材料及び/又は前処理されたセルロース含有材料を糖化する工程;
iii)発酵生物を使用して発酵させる工程
を含み、本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、糖化工程ii)又は発酵工程iii)中に存在するか又は添加される、プロセスに関する。
ある態様では、本発明は、本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントを含む酵素ブレンド又は組成物に関する。
ある態様では、本発明は、本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え宿主細胞に関する。
ある態様では、本発明は、(i)アルファ-アミラーゼ及び/又はプロテアーゼをコードする異種ポリヌクレオチド並びに本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントを含む組換え宿主細胞又は発酵生物を含む組成物(例えば、発酵しているか又は発酵したマッシュ組成物)に関する。
以下の成熟タンパク質のアミノ酸配列のマルチプルアライメントを示す:- 配列番号6のペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)由来の野生型AMG(PoAMG);- 配列番号8の「AMG NL」と表示されるPoAMGバリアント;- 配列番号4の「AMG anPAV498」と表示されるPoAMGバリアント;- 配列番号1の「AMG JPO001」と表示されるPoAMGバリアント;- 配列番号13のペニシリウム・ミクジンスキイ(Penicillium miczynskii)由来の野生型AMG(PmAMG);- 配列番号12のペニシリウム・ルセリイ(Penicillium russellii)由来の野生型AMG(PrAMG);及び- 配列番号9のペニシリウム・グラブラム(Penicillium glabrum)由来の野生型AMG(PgAMG)。
定義
この詳細な説明に従い、下記の定義を適用する。単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その」は、別途文脈が明確に示さない限り、複数の言及を含むことに留意されたい。
本明細書の全体を通して、範囲の形式で表現される値は、範囲の限界として明示的に列挙された数値のみを含むものではなく、あたかも各数値及び部分範囲が明示的に列挙されているかの如く、範囲内に包含される全ての個々の数値又は部分範囲も含むものと柔軟に解釈すべきである。例えば、「約0.1パーセント~約5パーセント」又は「約0.1パーセント~5パーセント」の範囲は、約0.1パーセント~約5パーセントのみを含むものではなく、示された範囲内の個々の値(例えば、1パーセント、2パーセント、3パーセント及び4パーセント)及び部分範囲(例えば、0.1パーセント~0.5パーセント、1.1パーセント~2.2パーセント、3.3パーセント~4.4パーセント)も含むものと解釈すべきである。別途指示がない限り、「約X~Y」の記述は、「約X~約Y」と同一の意味を有する。同様に、別途指示がない限り、「約X、Y又は約Z」の記述は、「約X、約Y又は約Z」と同一の意味を有する。
別途定義しない限り又は文脈によって明確に指示されない限り、本明細書において用いられる全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるものと同一の意味を有する。
アルドースレダクターゼ:用語「アルドースレダクターゼ」又は「AR」は、E.C.1.1.1.21として分類され、L-アラビノースのL-アラビトールへの変換を触媒する酵素を意味する。一部のアルドースレダクターゼ遺伝子は、非特異的であり得、キシリトールを生成するD-キシロースに対する活性を有する(D-キシロースレダクターゼとして知られる;E.C.1.1.1.307として分類される)。アルドースレダクターゼ活性は、当技術分野で知られる方法を使用して決定され得る(例えば、Kuhn,et al.,1995,Appl.Environ.Microbiol.61(4),1580-1585)。
対立遺伝子バリアント:用語「対立遺伝子バリアント」は、同じ染色体座位を占める遺伝子の2つ以上の代替形態のいずれかを意味する。対立遺伝子の変種は、変異により自然に生じ、集団内で多型をもたらし得る。遺伝子変異は、サイレント(コードされるポリペプチドにおいて変化しない)である場合があるか又は改変されたアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする場合がある。ポリペプチドの対立遺伝子バリアントは、遺伝子の対立遺伝子バリアントによってコードされるポリペプチドである。
L-アラビニトールデヒドロゲナーゼ:用語「L-アラビニトールデヒドロゲナーゼ」又は「LAD」は、E.C.1.1.1.12として分類され、L-アラビトールのL-キシルロースへの変換を触媒する酵素を意味する。L-アラビニトールデヒドロゲナーゼ活性は、当技術分野で知られる方法を使用して決定され得る(例えば、米国特許第7,527,951号明細書に記載されるとおり)。
アルファ-アミラーゼ:アルファ-アミラーゼ(E.C.3.2.1.1)は、デンプン並びに他の直鎖状及び分岐状1,4グルコシドオリゴ糖及び多糖の加水分解を触媒する酵素の群である。当業者は、アルファ-アミラーゼ活性を決定する方法を知っているであろう。
補助活性酵素9ポリペプチド(以前はGH61という名称であった):用語「補助活性酵素9ポリペプチド」又は「AA9ポリペプチド」は、溶解性多糖モノオキシゲナーゼとして分類されるポリペプチドを意味する(Quinlan et al.,2011,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 208:15079-15084;Phillips et al.,2011,ACS Chem.Biol.6:1399-1406;Lin et al.,2012,Structure 20:1051-1061)。AA9ポリペプチドは、以前はHenrissat,1991,Biochem.J.280:309-316及びHenrissat and Bairoch,1996,Biochem.J.316:695-696に従い、グリコシドヒドロラーゼファミリー61(GH61)に分類された。
AA9ポリペプチドは、セルロース分解活性を有する酵素によってセルロース系材料の加水分解を増強する。セルロース分解増強活性は、セルロース分解増強活性を有しない同等の総タンパク質負荷量(1~50mgのセルロース分解タンパク質/PCS中のセルロースのg)による対照加水分解と比較して、以下の条件下でのセルロース分解酵素によるセルロース系材料の加水分解からの還元糖の増加又はセロビオース及びグルコースの総量の増加を測定することによって決定することができる:1~50mgの総タンパク質/前処理されたコーンストーバー(PCS)のセルロースのg(総タンパクは、50~99.5%w/wのセルロース分解酵素タンパク質及び0.5~50%w/wのAA9ポリペプチドのタンパク質で構成される)を40℃~80℃などの好適な温度、例えば、40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃又は80℃及び4~9などの好適なpH、例えば4.5、5.0、5.5、6.0、6.5、7.0、7.5、8.0、8.5又は9.0で1~7日間置く。
AA9ポリペプチド増強活性は、セルロース分解活性の供給源としてCELLUCLAST(商標)1.5L(Novozymes A/S、Bagsvaerd、Denmark)及びベータ-グルコシダーゼの混合物を使用して決定することができ、ベータ-グルコシダーゼは、セルロースタンパク質負荷量の少なくとも2~5%のタンパク質の重量で存在する。一態様では、ベータ-グルコシダーゼは、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)ベータ-グルコシダーゼ(例えば、国際公開第02/095014号パンフレットによるアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)において組換えにより生成される)である。別の態様では、ベータ-グルコシダーゼは、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ(例えば、国際公開第02/095014号パンフレットにおいて記載されるとおりにアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)において組換えにより生成される)である。
AA9ポリペプチド増強活性は、AA9ポリペプチドを0.5%リン酸膨潤セルロース(PASC)、100mM酢酸ナトリウム pH5、1mM MnSO、0.1%没食子酸、0.025mg/mlのアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ及び0.01%TRITON(登録商標)X-100(4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェニル-ポリエチレングリコール)と40℃で24~96時間インキュベートした後、PASCから放出されるグルコースの測定によっても決定され得る。
AA9ポリペプチド増強活性は、高温組成物に関して国際公開第2013/028928号パンフレットに従っても決定され得る。
AA9ポリペプチドは、同程度の加水分解度、好ましくは少なくとも1.01倍、例えば、少なくとも1.05倍、少なくとも1.10倍、少なくとも1.25倍、少なくとも1.5倍、少なくとも2倍、少なくとも3倍、少なくとも4倍、少なくとも5倍、少なくとも10倍又は少なくとも20倍に到達するのに必要とされるセルロース分解酵素の量を減少させることにより、セルロース分解活性を有する酵素により触媒されるセルロース系材料の加水分解を増強する。
AA9ポリペプチドは、国際公開第2008/151043号パンフレット又は国際公開第2012/122518号パンフレットによる可溶性活性化二価金属カチオン、例えばマンガン又は銅の存在下でも使用され得る。
AA9ポリペプチドは、ジオキシ化合物、二環式化合物、複素環式化合物、窒素含有化合物、キノン化合物、硫黄含有化合物又は前処理されたコーンストーバーなどの前処理されたセルロース若しくはヘミセルロース系材料から得られる液の存在下で使用され得る(国際公開第2012/021394号パンフレット、国際公開第2012/021395号パンフレット、国際公開第2012/021396号パンフレット、国際公開第2012/021399号パンフレット、国際公開第2012/021400号パンフレット、国際公開第2012/021401号パンフレット、国際公開第2012/021408号パンフレット及び国際公開第2012/021410号パンフレット)。
ファミリー61グリコシドヒドロラーゼ(現在、AA9として知られる):用語「ファミリー61グリコシドヒドロラーゼ」又は「ファミリーGH61」又は「GH61」は、Henrissat B.,1991,A classification of glycosyl hydrolases based on amino-acid sequence similarities,Biochem.J.280:309-316及びHenrissat B.,and Bairoch A.,1996,Updating the sequence-based classification of glycosyl hydrolases,Biochem.J.316:695-696に従い、グリコシドヒドロラーゼファミリー61に分類されるポリペプチドを意味する。このファミリーの酵素は、元々、1つのファミリーメンバーの非常に弱いエンド-1,4-ベータ-D-グルカナーゼ活性の測定に基づいてグリコシドヒドロラーゼファミリーと分類されていた。これらの酵素の構造及び作用機序は、非標準的であり、真性のグリコシダーゼとみなされ得ない。しかしながら、これらは、セルラーゼ又はセルラーゼの混合物と組み合わせて使用された場合、リグノセルロースの分解を増強する能力に基づいてCAZy分類に保持される。
ベータ-グルカナーゼ:用語「ベータ-グルカナーゼ」は、セルロースをグルコースに加水分解するポリペプチドを包含し、エンドベータ-グルカナーゼ(例えば、EC3.2.1.4)、セロビオヒドロラーゼ(例えば、EC3.2.1.91)及びベータ-グルコシダーゼ(例えば、EC3.2.1.21)の使用を必要とする。リケニナーゼ(又はリケナーゼ)(EC3.2.1.73)としても知られるベータ-グルカナーゼの亜群を使用して、ベータ-1,4-グルコシド結合の加水分解を触媒して、ベータ-グルカンを得ることができる。リケニナーゼ(又はリケナーゼ)(例えば、EC3.2.1.73)は、(1,3)-及び(1,4)-結合を含有するベータ-D-グルカンにおいて(1,4)-ベータ-D-グルコシド結合を加水分解し、リケニン及び穀物のベータ-D-グルカンに対して作用することができるが、1,3-又は1,4-結合のみを含有するベータ-D-グルカンに対して作用することができない。他のベータ-グルカナーゼ(例えば、EC3.2.1.4)は、例えば、セルロース、リケニン及び穀物のベータ-D-グルカン中の(1,4)-ベータ-D-グルコシド結合の内部加水分解を行うことができ、さらに、1,3-結合を含有するベータ-D-グルカン中の1,4-結合も加水分解することになる。
セルロース分解増強活性を有するポリペプチド:用語「セルロース分解増強活性を有するポリペプチド」は、セルロース分解活性を有する酵素によるセルロース系材料の加水分解の増強を触媒するGH61ポリペプチドを意味する。本発明の目的のために、セルロース分解増強活性は、セルロース分解増強活性を有しない同等の総タンパク質負荷量(1~50mgのセルロース分解タンパク質/PCS中のセルロースのg)による対照加水分解と比較して、以下の条件下でのセルロース分解酵素によるセルロース系材料の加水分解からの還元糖の増加又はセロビオース及びグルコースの総量の増加を測定することによって決定される:1~50mgの総タンパク質/PCSのセルロースのg(総タンパクは、50~99.5%w/wのセルロース分解酵素タンパク質及びセルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチドの0.5~50%w/wのタンパク質で構成される)を好適な温度、例えば、50℃、55℃又は60℃及びpH、例えば5.0又は5.5で1~7日間置く。ある態様では、セルラーゼタンパク質負荷量の総タンパク質重量の2~3%のアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)ベータ-グルコシダーゼ(国際公開第02/095014号パンフレットに従ってアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)において組換えにより生成される)又は総タンパク質重量の2~3%のアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ(国際公開第2002/095014号パンフレットに記載されるとおりにアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)において組換えにより生成される)の存在下でのCELLUCLAST(登録商標)1.5L(Novozymes A/S、Bagsvaerd、Denmark)の混合物が、セルロース分解活性の供給源として使用される。
セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチドは、同程度の加水分解度、好ましくは少なくとも1.01倍、例えば、少なくとも1.05倍、少なくとも1.10倍、少なくとも1.25倍、少なくとも1.5倍、少なくとも2倍、少なくとも3倍、少なくとも4倍、少なくとも5倍、少なくとも10倍又は少なくとも20倍に到達するのに必要とされるセルロース分解酵素の量を減少させることにより、セルロース分解活性を有する酵素により触媒されるセルロース系材料の加水分解を増強する。
ベータ-グルコシダーゼ:用語「ベータ-グルコシダーゼ」は、ベータ-D-グルコースの放出とともに末端非還元ベータ-D-グルコース残基の加水分解を触媒するベータ-D-グルコシドグルコヒドロラーゼ(E.C.3.2.1.21)を意味する。本発明の目的のために、ベータ-グルコシダーゼ活性は、Venturi et al.,2002,Extracellular beta-D-glucosidase from Chaetomium thermophilum var.coprophilum:production,purification and some biochemical properties,J.Basic Microbiol.42:55-66の手順に従い、基質としてp-ニトロフェニル-ベータ-D-グルコピラノシドを使用して決定される。1ユニットのベータ-グルコシダーゼは、0.01%のTWEEN(登録商標)20(モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン)を含有する50mMのクエン酸ナトリウム中の基質としての1mMのp-ニトロフェニル-ベータ-D-グルコピラノシドから25℃、pH4.8で1分当たりに生成されるp-ニトロフェノラートアニオンの1.0μモルと定義される。
ベータ-キシロシダーゼ:用語「ベータ-キシロシダーゼ」は、短いベータ(1→4)-キシロオリゴ糖をエキソ加水分解して非還元末端からD-キシロース残基を連続的に除去することを触媒するベータ-D-キシロシドキシロヒドロラーゼ(E.C.3.2.1.37)を意味する。ベータ-キシロシダーゼ活性は、pH5、40℃で0.01%のTWEEN(登録商標)20を含有する100mMのクエン酸ナトリウム中において基質として1mMのp-ニトロフェニル-ベータ-D-キシロシドを使用して決定され得る。1ユニットのベータ-キシロシダーゼは、0.01%のTWEEN(登録商標)20を含有する100mMのクエン酸ナトリウム中の1mMのp-ニトロフェニル-ベータ-D-キシロシドから40℃、pH5で1分当たりに生成されるp-ニトロフェノラートアニオンの1.0μモルとして定義される。
結合分子:用語「炭水化物結合モジュール」は、炭水化物結合活性をもたらす炭水化物活性酵素内の領域を意味する(Boraston et al.,2004,Biochem.J.383:769-781)。既知の炭水化物結合モジュール(CBM)の大部分は、個別のフォールドを有する連続的アミノ酸配列である。炭水化物結合モジュール(CBM)は、通常、酵素のN末端又はC末端のいずれかで見出される。一部のCBMは、セルロースに対する特異性を有することが知られる。本発明の炭水化物結合モジュールは、セルロース結合(A型)特異性を有する。
カタラーゼ:用語「カタラーゼ」は、2HからO+2HOへの変換を触媒する過酸化水素:過酸化水素オキシドレダクターゼ(EC1.11.1.6)を意味する。本発明の目的のために、カタラーゼ活性は、米国特許第5,646,025号明細書に従って決定される。カタラーゼ活性の1ユニットは、アッセイ条件下で1μモルの過酸化水素の酸化を触媒する酵素の量に等しい。
触媒ドメイン:用語「触媒ドメイン」は、酵素の触媒機構を含有する酵素の領域を意味する。
cDNA:用語「cDNA」は、真核細胞又は原核細胞から得られるスプライスされた成熟mRNA分子から逆転写によって調製され得るDNA分子を意味する。cDNAは、対応するゲノムDNAに存在し得るイントロン配列を欠く。初期の一次RNA転写物は、スプライスされた成熟RNAとして生じる前の、スプライシングを含む一連の工程を通してプロセシングされるmRNAに対する前駆体である。
セロビオヒドロラーゼ:用語「セロビオヒドロラーゼ」は、セルロース、セロオリゴ糖又は任意のベータ-1,4-結合グルコース含有ポリマー中の1,4-ベータ-D-グルコシド結合の加水分解を触媒して、鎖の還元又は非還元末端からセロビオースを放出する1,4-ベータ-D-グルカンセロビオヒドロラーゼ(E.C.3.2.1.91)を意味する(Teeri,1997,Crystalline cellulose degradation:New insight into the function of cellobiohydrolases,Trends in Biotechnology 15:160-167;Teeri et al.,1998,Trichoderma reesei cellobiohydrolases:why so efficient on crystalline cellulose?,Biochem.Soc.Trans.26:173-178)。
セロビオヒドロラーゼ活性は、Lever et al.,1972,Anal.Biochem.47:273-279;van Tilbeurgh et al.,1982,FEBS Letters,149:152-156;van Tilbeurgh and Claeyssens,1985,FEBS Letters,187:283-288;及びTomme et al.,1988,Eur.J.Biochem.170:575-581によって記載される手順に従って決定される。本発明において、Tommeらの方法を使用して、セロビオヒドロラーゼ活性を決定することができる。
セルロース分解酵素、セルロース分解組成物又はセルラーゼ:セルロース分解酵素、セルロース分解組成物又はセルラーゼ:用語「セルロース分解酵素」、「セルロース分解組成物」又は「セルラーゼ」は、セルロース系材料を加水分解する1種以上(例えば、数種類)の酵素を意味する。このような酵素としては、エンドグルカナーゼ、セロビオヒドロラーゼ、ベータ-グルコシダーゼ又はそれらの組み合わせが挙げられる。セルロース分解活性を測定するための2つの基本的な手法としては、(1)全体的なセルロース分解活性を測定すること、及び(2)Zhang et al.,Outlook for cellulase improvement:Screening and selection strategies,2006,Biotechnology Advances 24:452-481において概説されるとおりに個々のセルロース分解活性(エンドグルカナーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びベータ-グルコシダーゼ)を測定することが挙げられる。全体的なセルロース分解活性は、通常、Whatman No.1濾紙、結晶セルロース、細菌性セルロース、藻類のセルロース、綿、前処理されたリグノセルロースなどを含む不溶性基質を使用して測定され得る。最も一般的な全体的なセルロース分解活性アッセイは、基質としてWhatman No.1濾紙を使用する濾紙アッセイである。アッセイは、国際純正及び応用化学連合(IUPAC)によって確立された(Ghose,1987,Measurement of cellulase activities,Pure Appl.Chem.59:257-68)。
セルロース分解酵素活性は、セルロース分解酵素タンパク質の添加を伴わない対照加水分解と比較して、以下の条件下でセルロース分解酵素によるセルロース系材料の加水分解の増加を測定することによって決定される:1~50mgのセルロース分解酵素タンパク質/前処理されたコーンストーバー(「PCS」)(又は他の前処理されたセルロース系材料)中のセルロースのgを好適な温度、例えば、50℃、55℃又は60℃で3~7日間置く。典型的な条件は、1mlの反応物、洗浄又は未洗浄PCS、5%不溶性固体、50mM酢酸ナトリウム、pH5、1mMのMnSO、50℃、55℃又は60℃で72時間、AMINEX(登録商標)HPX-87Hカラム(Bio-Rad Laboratories,Inc.,Hercules,CA,USA)による糖分析である。
コード配列:用語「コード配列」は、バリアントのアミノ酸配列を直接的に指定するポリヌクレオチドを意味する。コード配列の境界は、一般的に、ATG、GTG又はTTGなどの開始コドンで始まり、且つTAA、TAG又はTGAなどの終止コドンで終わるオープンリーディングフレームにより決定される。コード配列は、ゲノムDNA、cDNA、合成DNA又はこれらの組み合わせであり得る。
制御配列:用語「制御配列」は、本発明のバリアントをコードするポリヌクレオチドの発現に必要となる核酸配列を意味する。それぞれの制御配列は、バリアントをコードするポリヌクレオチドに対して天然(すなわち同一の遺伝子に由来する)若しくは外来性(すなわち異なる遺伝子に由来する)のものであり得るか、又は互いに天然若しくは外来性のものであり得る。そのような制御配列としては、リーダー、ポリアデニル化配列、プロペプチド配列、プロモーター、シグナルペプチド配列及び転写ターミネーターが挙げられるが、これらに限定されない。少なくとも、制御配列としては、プロモーター並びに転写停止シグナル及び翻訳停止シグナルが挙げられる。制御配列には、バリアントをコードするポリヌクレオチドのコード領域と制御配列の連結を容易にする特異的な制限部位を導入するためのリンカーが設けられ得る。
対応する:「対応する」という用語は、本明細書で使用する場合、特異的アミノ酸配列を参照する配列の特異的アミノ酸を決定する方法を指す。例えば、本発明の目的上、特異的アミノ酸位置を参照する場合、当業者であれば、どの特異的アミノ酸が別のアミノ酸配列内の対象となり得るのかを決定するために、参照される前記アミノ酸配列と前記別のアミノ酸配列をアライメントすることができる。別のアミノ酸配列と、例えば配列番号3に記載されている配列又は本明細書で列挙されている任意の他の配列とのアラインメントは、本明細書の他の箇所で説明されている。代替的なアラインメントの方法を使用し得、それらは、当業者によく知られている。
セルロース系材料:用語「セルロース系材料」は、セルロースを含有する任意の材料を意味する。バイオマスの一次細胞壁における支配的な多糖はセルロースであり、2番目に豊富なものは、ヘミセルロースであり、3番目はペクチンである。細胞が増殖を停止した後に生成される二次細胞壁は、多糖も含有し、ヘミセルロースに共有結合的に架橋されたポリマーリグニンによって強化される。セルロースは、無水セロビオースのホモポリマー、したがって、線状ベータ-(1-4)-D-グルカンである一方、ヘミセルロースは、一連の置換基を有する複合分岐構造におけるキシラン、キシログルカン、アラビノキシラン及びマンナンなどの様々な化合物を含む。一般にセルロースは多形であるが、植物組織中では主にグルカン鎖が並列した不溶性の結晶性マトリックスとして見出される。ヘミセルロースは、通常、セルロース及び他のヘミセルロースに水素結合し、細胞壁マトリックスを安定化するのに役立つ。
セルロースは、一般的に、例えば、植物の茎、葉、外皮、穀皮及び穂軸又は木の葉、枝及び木質において見出される。セルロース系材料は、農業廃棄物、草本材料(エネルギー作物を含む)、都市固形廃棄物、紙パルプ工場廃棄物、古紙及び木材(林地残材を含む)であり得るが、これらに限定されない(例えば、Wiselogel et al.,1995,in Handbook on Bioethanol(Charles E.Wyman,editor),pp.105-118,Taylor&Francis,Washington D.C.;Wyman,1994,Bioresource Technology 50:3-16;Lynd,1990,Applied Biochemistry and Biotechnology 24/25:695-719;Mosier et al.,1999,Recent Progress in Bioconversion of Lignocellulosics,in Advances in Biochemical Engineering/Biotechnology,T.Scheper,managing editor,Volume 65,pp.23-40,Springer-Verlag,New Yorkを参照されたい)。本明細書において、セルロースは、リグノセルロース、すなわち混合マトリックス中にリグニン、セルロース及びヘミセルロースを含有する植物細胞壁材料の形態であり得ることが理解される。一態様では、セルロース系材料は、任意のバイオマス材料である。別の態様では、セルロース系材料は、セルロース、ヘミセルロース及びリグニンを含むリグノセルロースである。
破壊:用語「破壊」は、参照された遺伝子のコード領域及び/又は制御配列が、部分的に又は全体的に改変されて(1つ以上のヌクレオチドの欠失、挿入及び/又は置換などによって)、発現の非存在(不活性化)若しくは低減及び/又はコードされたポリペプチドの酵素活性の非存在若しくは低減をもたらすことを意味する。破壊の作用は、本明細書で参照される無細胞抽出液測定を使用する酵素活性の非存在若しくは低減を検出するなど、当技術分野で知られる手法を使用して;又は対応するmRNAの非存在若しくは低減(例えば、少なくとも25%の低減、少なくとも50%の低減、少なくとも60%の低減、少なくとも70%の低減、少なくとも80%の低減若しくは少なくとも90%の低減)により;酵素活性を有する対応ポリペプチドの非存在若しくはその量の低減(例えば、少なくとも25%の低減、少なくとも50%の低減、少なくとも60%の低減、少なくとも70%の低減、少なくとも80%の低減若しくは少なくとも90%の低減)により;又は酵素活性を有する対応ポリペプチド特異的活性の非存在若しくは低減(例えば、少なくとも25%の低減、少なくとも50%の低減、少なくとも60%の低減、少なくとも70%の低減、少なくとも80%の低減若しくは少なくとも90%の低減)により測定することができる。目的の特定の遺伝子の破壊は、当技術分野で知られる方法、例えば、位置指定相同組換え(Methods in Yeast Genetics(1997 edition),Adams,Gottschling,Kaiser,and Stems,Cold Spring Harbor Press(1998)を参照されたい)によって引き起こされ得る。
内在性遺伝子:用語「内在性遺伝子」は、参照される宿主細胞に対して天然である遺伝子を意味する。「内在性遺伝子発現」は、内在性遺伝子の発現を意味する。
エンドグルカナーゼ:用語「エンドグルカナーゼ」は、セルロース、セルロース誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース)、リケニン、穀物のベータ-D-グルカン又はキシログルカンなどの混合ベータ-1,3グルカン中のベータ-1,4結合及びセルロース系成分を含む他の植物材料中の1,4-ベータ-D-グリコシド結合の内部加水分解を触媒するエンド-1,4-(1,3;1,4)-ベータ-D-グルカン4-グルカノヒドロラーゼ(E.C.3.2.1.4)を意味する。
エンドグルカナーゼ活性は、還元糖アッセイにより決定される基質粘度の低下又は還元末端の増加を測定することにより決定され得る(Zhang et al.,2006,Biotechnology Advances 24:452-481)。本発明の目的のために、pH5、40℃において、Ghose,1987,Pure and Appl.Chem.59:257-268の手順に従って基質としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を使用して、エンドグルカナーゼ活性を決定する。
発現:用語「発現」は、バリアントの生成に関与するあらゆる工程(例えば、限定されないが、転写、転写後修飾、翻訳、翻訳後修飾及び分泌)を含む。発現は、例えば、発現の増大を検出するために、mRNA及び/又は翻訳されたポリペプチドのレベルの測定など、当技術分野で知られる技術により測定することができる。
発現ベクター:用語「発現ベクター」は、バリアントをコードするポリヌクレオチドを含む直鎖状又は環状のDNA分子であって、その発現をもたらす制御配列に作動可能に連結されている直鎖状又は環状のDNA分子を意味する。
断片:用語「断片」は、本明細書で使用する場合、本明細書で開示される親配列、例えば、配列番号1~13のいずれか1つの成熟ポリペプチドのアミノ及び/又はカルボキシル末端のない1つ以上の(例えば、いくつかの)アミノ酸を有するポリペプチドを指し、断片は、グルコアミラーゼ活性を有する。一態様では、断片は、配列番号1~13の少なくとも200個の連続したアミノ酸残基、例えば配列番号1~13の少なくとも300個の連続したアミノ酸残基、又は少なくとも350個の連続したアミノ酸残基、又は少なくとも400個の連続したアミノ酸残基、又は少なくとも450個の連続したアミノ酸残基を含有する。
発酵性培地:用語「発酵性培地」又は「発酵培地」は、グルコース、フルクトース、スクロース、セロビオース、キシロース、キシルロース、アラビノース、マンノース、ガラクトース及び/又は可溶性オリゴ糖などの1種以上(例えば、2種、数種類)の糖を含む培地を指し、培地は、部分的に、宿主細胞により、エタノールなどの所望の生成物に変換(発酵)されることが可能である。いくつかの例では、発酵培地は、サトウキビ、デンプン又はセルロースなどの天然の供給源に由来する。発酵培地という用語は、発酵生物が添加される前の培地、例えば、糖化プロセスから得られる培地並びに同時の糖化及び発酵プロセス(SSF)において使用される培地を指すと本明細書で理解される。
融合ポリペプチド:用語「融合ポリペプチド」は、あるポリペプチドが本発明のポリペプチドのN末端又はC末端で融合されているポリペプチドである。融合ポリペプチドは、別のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを本発明のポリヌクレオチドに融合させることによって生成される。融合ポリペプチドを生成する技術は、当技術分野で知られており、ポリペプチドをコードするコード配列を、それらがインフレームであり、且つ融合ポリペプチドの発現が同じプロモーター及びターミネーターの制御下にあるように結合することを含む。融合ポリペプチドは、融合ポリペプチドが翻訳後に作製されるインテイン技術を使用しても構築され得る(Cooper et al.,1993,EMBO J.12:2575-2583;Dawson et al.,1994,Science 266:776-779)。融合ポリペプチドは、2つのポリペプチド間の切断部位をさらに含むことができる。融合タンパク質の分泌時、その部位が切断されて2つのポリペプチドを放出する。切断部位の例としては、Martin et al.,2003,J.Ind.Microbiol.Biotechnol.3:568-576;Svetina et al.,2000,J.Biotechnol.76:245-251;Rasmussen-Wilson et al.,1997,Appl.Environ.Microbiol.63:3488-3493;Ward et al.,1995,Biotechnology 13:498-503;及びContreras et al.,1991,Biotechnology 9:378-381;Eaton et al.,1986,Biochemistry 25:505-512;Collins-Racie et al.,1995,Biotechnology 13:982-987;Carter et al.,1989,Proteins:Structure,Function,and Genetics 6:240-248;及びStevens,2003,Drug Discovery World 4:35-48で開示される部位が挙げられるが、これらに限定されない。
グルコアミラーゼ:グルコアミラーゼ(1,4-アルファ-D-グルカングルコヒドロラーゼ、EC3.2.1.3)という用語は、デンプン又は関連するオリゴ糖及び多糖分子の非還元末端からのD-グルコースの放出を触媒する酵素として定義される。グルコアミラーゼユニット(AGU)は、標準的な条件37℃、pH4.3、基質:マルトース23.2mM、緩衝液:酢酸塩0.1M、反応時間5分下で1分当たり1マイクロモルのマルトースを加水分解する酵素の量として定義される。
ヘミセルロース分解酵素又はヘミセルラーゼ:用語「ヘミセルロース分解酵素」又は「ヘミセルラーゼ」は、セルロース系材料を加水分解する1種以上の酵素を意味する。例えば、Shallom and Shoham,2003,Current Opinion In Microbiology 6(3):219-228)を参照されたい。ヘミセルラーゼは、植物バイオマスの分解における主要成分である。ヘミセルラーゼの例としては、アセチルマンナンエステラーゼ、アセチルキシランエステラーゼ、アラビナナーゼ、アラビノフラノシダーゼ、クマル酸エステラーゼ、フェルロイルエステラーゼ、ガラクトシダーゼ、グルクロニダーゼ、グルクロノイルエステラーゼ、マンナナーゼ、マンノシダーゼ、キシラナーゼ及びキシロシダーゼが挙げられるが、これらに限定されない。これらの酵素の基質であるヘミセルロースは、植物細胞壁におけるセルロースミクロフィブリルに対する水素結合を介して結合されて、それらを頑強なネットワークに架橋する分岐状及び直鎖状多糖の不均一な群である。ヘミセルロースは、リグニンに共有結合されて、セルロースと合わせて高度な複合体構造も形成する。ヘミセルロースの可変的な構造及び組織化は、その完全な分解のために多くの酵素の協奏的な作用を必要とする。ヘミセルラーゼの触媒モジュールは、グリコシド結合を加水分解するグリコシドヒドロラーゼ(GH)又は酢酸又はフェルラ酸側鎖のエステル結合を加水分解する炭水化物エステラーゼ(CE)のいずれかである。それらの一次配列の相同性に基づくこれらの触媒モジュールは、GH及びCEファミリーに割り当てられ得る。全体的に類似した折り畳みを有するいくつかのファミリーは、アルファベット順に標識されたクランにさらに分けられ得る(例えば、GH-A)。これら及び他の糖質関連酵素の最も情報価値があり且つ最新の分類は、Carbohydrate-Active Enzymes(CAZy)データベースにおいて入手可能である。ヘミセルロース分解酵素活性は、Ghose and Bisaria,1987,Pure&AppI.Chem.59:1739-1752に従い、40℃~80℃などの好適な温度、例えば40℃、45℃、50℃、55℃、60℃、65℃、70℃、75℃又は80℃及び4~9などの好適なpH、例えば4.0、4.5、5.0、5.5、6.0、6.5、7.0、7.5、8.0、8.5又は9.0で測定され得る。
異種:宿主細胞に対する「異種」という用語は、ポリペプチド又は核酸が宿主細胞で天然に存在しないことを意味する。ポリペプチド又は核酸に対する「異種」という用語は、制御配列、例えばプロモーター又はポリペプチド若しくは核酸のドメインが、ポリペプチド又は核酸に天然に結合しないこと、すなわち制御配列がバリアントをコードする遺伝子以外の遺伝子に由来するものであることを意味する。
宿主細胞:用語「宿主細胞」は、本発明のポリヌクレオチドを含む核酸コンストラクト又は発現ベクターが導入されている任意の微生物又は植物細胞を意味する。導入方法としては、プロトプラスト融合、形質移入、形質転換、エレクトロポレーション、コンジュゲーション及び形質導入が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、宿主細胞は、タンパク質、核酸、細胞などが挙げられるがこれらに限定されない少なくとも1つの他の構成成分から部分的に又は完全に分離された、単離された組換え宿主細胞である。
異種ポリヌクレオチド:用語「異種ポリヌクレオチド」は、本明細書では、宿主細胞に対して天然でないポリヌクレオチド、コード領域に構造的に改変を加えた天然のポリヌクレオチド、組換えDNA技術、例えば、異なる(外来)プロモーターによってDNAを操作した結果、量的に発現が変化した天然のポリヌクレオチド又は発現を量的に変化させるポリヌクレオチドの1つ以上の追加のコピーを有する宿主細胞の天然のポリヌクレオチドとして定義される。「異種遺伝子」は、異種ポリヌクレオチドを含む遺伝子である。
高いストリンジェンシー条件:用語「高いストリンジェンシー条件」は、少なくとも100ヌクレオチド長のプローブについて、12~24時間の標準的なサザンブロッティング手順に従う、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/ml剪断変性サケ精子DNA及び50%ホルムアミド中42℃でのプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションを意味する。担体材料は、最終的に、0.2×SSC、0.2%SDSを使用して65℃でそれぞれ15分間3回洗浄される。
ハイブリッドポリペプチド:用語「ハイブリッドポリペプチド」は、2つ以上のポリペプチドに由来するドメイン、例えば、一方のポリペプチドに由来する結合モジュール及び別のポリペプチドに由来する触媒ドメインを含むポリペプチドを意味する。ドメインは、N末端又はC末端で融合され得る。
ハイブリダイゼーション:用語「ハイブリダイゼーション」は、標準的なサザンブロッティング手順を使用する核酸の実質的に相補的な鎖の対形成を意味する。ハイブリダイゼーションは、中程度、中程度~高い、高い又は非常に高いストリンジェンシー条件下で実施され得る。中程度のストリンジェンシー条件は、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/mlの剪断変性サケ精子DNA及び35%ホルムアミド中において42℃で12~24時間のプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションに続いて0.2×SSC、0.2%SDSを使用して55℃でそれぞれ15分間の3回の洗浄を行うことを意味する。中程度~高いストリンジェンシー条件は、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/mlの剪断変性サケ精子DNA及び35%ホルムアミド中において42℃で12~24時間のプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションに続いて0.2×SSC、0.2%SDSを使用して60℃でそれぞれ15分間の3回の洗浄を行うことを意味する。高いストリンジェンシー条件は、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/mlの剪断変性サケ精子DNA及び50%ホルムアミド中において42℃で12~24時間のプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションに続いて0.2×SSC、0.2%SDSを使用して65℃でそれぞれ15分間の3回の洗浄を行うことを意味する。非常に高いストリンジェンシー条件は、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/mlの剪断変性サケ精子DNA及び50%ホルムアミド中において42℃で12~24時間のプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションに続いて0.2×SSC、0.2%SDSを使用して70℃でそれぞれ15分間の3回の洗浄を行うことを意味する。
低いストリンジェンシー条件:用語「低いストリンジェンシー条件」は、少なくとも100ヌクレオチド長のプローブについて、12~24時間の標準的なサザンブロッティング手順に従う、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/ml剪断変性サケ精子DNA及び25%ホルムアミド中42℃でのプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションを意味する。担体材料は、最終的に、0.2×SSC、0.2%SDSを使用して50℃でそれぞれ15分間3回洗浄される。
単離された:用語「単離された」は、天然に存在しない形態又は環境中の物質を意味する。単離された物質の非限定的な例としては、(1)任意の天然に存在しない物質、(2)それが自然界で結合する天然に存在する成分のうち1つ以上又はその全てを少なくとも部分的に除去した任意の酵素、変異体、核酸、タンパク質、ペプチド又は補因子が挙げられるが、これらに限定されない任意の物質、(3)自然界で見られる物質に対してヒトの手で改変された任意の物質、又は(4)それと天然に結合する他の成分と比較して物質の量を増大させることによって改変された任意の物質(例えば、物質をコードする遺伝子の複数コピー、物質をコードする遺伝子と自然に結合するプロモーターよりも強力なプロモーターの使用)が挙げられる。単離された物質は、発酵ブロス試料中に存在し得る。
改善された特性:用語「改善された特性」は、親と比較して改善されているバリアントと関連する特徴を意味する。そのような改善された特性としては、改善された熱安定性が挙げられるが、これらに限定されない。
非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPN):用語「非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ」、「NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ」又は「GAPN」は、グリセルアルデヒド-3-リン酸及びNADP+の3-ホスホグリセリン酸及びNADPHへの化学反応を触媒する酵素として本明細書で定義される(例えば、EC1.2.1.9)。GAPN活性は、当技術分野で記載されるとおり、例えば、Tamoi et al.,1996,Biochem.J.316,685-690に記載されるとおり、無細胞抽出物から決定され得る。例えば、GAPN活性は、100mM Tris/HCl緩衝液(pH8.0)、10mM MgCl、10mM GSH、5mM ATP、0.2mM NADPH、2ユニットの3-ホスホグリセリンホスホキナーゼ、2mM 3-ホスホグリセリン酸及び酵素を含有する反応混合物において340nmでのNADPH酸化後の吸光度の変化をモニターすることにより、分光光度的に測定され得る。
ホスホリパーゼ:用語「ホスホリパーゼ」は、ホスホリパーゼA(EC番号3.1.1.4、3.1.1.5及び3.1.1.32)又はホスホリパーゼC(EC番号3.1.4.3及び3.1.4.11)など、リン脂質の脂肪酸及び他の親油性物質への変換を触媒する酵素を意味する。ホスホリパーゼ活性は、当技術分野で知られる活性アッセイを使用して決定され得る。
プルラナーゼ:用語「プルラナーゼ」は、プルラン中のα-1,6-グリコシド結合の加水分解を触媒して、還元性炭水化物末端を有するマルトトリオースを放出するプルラン6-グルカノ-ヒドロラーゼ活性(EC3.2.1.41)を有するデンプン脱分岐酵素を意味する。本発明の目的のために、プルラナーゼ活性は、国際公開第2016/087237号パンフレットに記載されるPHADEBASアッセイ又はサツマイモデンプンアッセイに従って決定され得る。
成熟ポリペプチド:用語「成熟ポリペプチド」は、N末端プロセシング、C末端短縮化、グリコシル化、リン酸化などの翻訳後及び任意の翻訳後修飾後のその最終形態にある生物活性を有するポリペプチドとして本明細書で定義される。成熟ポリペプチド配列は、シグナル配列を欠き、それは、当技術分野で知られる手法を使用して決定され得る(例えば、Zhang and Henzel,2004,Protein Science 13:2819-2824を参照されたい)。用語「成熟ポリペプチドコード配列」は、成熟ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを意味する。
中程度のストリンジェンシー条件:用語「中程度のストリンジェンシー条件」は、少なくとも100ヌクレオチド長のプローブについて、12~24時間の標準的なサザンブロッティング手順に従う、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/ml剪断変性サケ精子DNA及び35%ホルムアミド中42℃でのプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションを意味する。担体材料は、最終的に、0.2×SSC、0.2%SDSを使用して55℃でそれぞれ15分間3回洗浄される。
中程度~高いストリンジェンシー条件:用語「中程度~高いストリンジェンシー条件」は、少なくとも100ヌクレオチド長のプローブについて、12~24時間の標準的なサザンブロッティング手順に従う、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/ml剪断変性サケ精子DNA及び35%ホルムアミド中42℃でのプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションを意味する。担体材料は、最終的に、0.2×SSC、0.2%SDSを使用して60℃でそれぞれ15分間3回洗浄される。
成熟ポリペプチドコード配列:用語「成熟ポリペプチドコード配列」は、グルコアミラーゼ活性を有する成熟ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを意味する。
変異体:用語「変異体」は、バリアントをコードするポリヌクレオチドを意味する。
天然:用語「天然」は、宿主細胞に天然に存在する核酸又はポリペプチドを意味する。
核酸コンストラクト:用語「核酸コンストラクト」は、天然に存在する遺伝子から単離されるか、又はそうでなければ天然に存在しないであろう様式の核酸のセグメントを含有するように改変されるか又は合成的である、1つ以上の制御配列を含む一本鎖又は二本鎖のいずれかの核酸分子を意味する。
非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPN):用語「非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ」、「NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ」又は「GAPN」は、グリセルアルデヒド-3-リン酸及びNADP+の3-ホスホグリセリン酸及びNADPHへの化学反応を触媒する酵素として本明細書で定義される(例えば、EC1.2.1.9)。GAPN活性は、当技術分野で記載されるとおり、例えば、Tamoi et al.,1996,Biochem.J.316,685-690に記載されるとおり、無細胞抽出物から決定され得る。例えば、GAPN活性は、100mM Tris/HCl緩衝液(pH8.0)、10mM MgCl、10mM GSH、5mM ATP、0.2mM NADPH、2ユニットの3-ホスホグリセリンホスホキナーゼ、2mM 3-ホスホグリセリン酸及び酵素を含有する反応混合物において340nmでのNADPH酸化後の吸光度の変化をモニターすることにより、分光光度的に測定され得る。
作動可能に連結される:用語「作動可能に連結される」は、制御配列が、コード配列の発現を誘導するようにポリペプチドのコード配列に対して適切な位置に置かれる配置を意味する。
精製された:用語「精製された」は、当技術分野でよく知られる分析技術によって決定されるとおりの他の成分が実質的にない核酸又はポリペプチドを意味する(例えば、精製されたポリペプチド又は核酸は、電気泳動ゲルにおける分離したバンド、クロマトグラフィー溶出液及び/又は密度勾配遠心分離にかけられた媒体を形成し得る)。精製された核酸又はポリペプチドは、少なくとも約50%純粋、通常、少なくとも約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%、約99.5%、約99.6%、約99.7%、約99.8%以上純粋(例えば、重量又はモル濃度基準のパーセント)である。関連する意味において、組成物は、精製又は濃縮技術の適用後に分子の濃度の実質的な増加があるとき、分子に関して濃縮される。用語「濃縮された」は、出発組成物より高い相対又は絶対濃度で組成物中に存在する化合物、ポリペプチド、細胞、核酸、アミノ酸又は他の指定される材料又は成分を指す。
親又は親グルコアミラーゼ:用語「親」グルコアミラーゼは、本明細書で使用する場合、本発明のバリアントグルコアミラーゼを生成するために改変がなされているグルコアミラーゼを意味する。この用語は、本発明のバリアントが比較されるポリペプチドも指す。親は、天然に存在する(野生型)ポリペプチドであり得るか、又は任意の適切な手段により調製されたそのバリアントでさえあり得る。例として、親タンパク質は、アミノ酸配列が改変されているか又は変更されている天然に存在するポリペプチドのバリアントであり得る。したがって、親グルコアミラーゼは、1つ以上(又は1つ若しくはいくつかの)アミノ酸の置換、欠失及び/又は挿入を有し得る。したがって、親グルコアミラーゼは、親グルコアミラーゼのバリアントであり得る。親は、同一の染色体遺伝子座を占める遺伝子の2つ以上の代替形態のいずれかによりコードされるポリペプチドである対立遺伝子バリアントでもあり得る。用語「親」又は「親グルコアミラーゼ」は、本明細書で使用する場合、配列番号1~13のアルファ-アミラーゼ又は配列番号1~13のポリペプチドのいずれかと少なくとも60%の配列同一性を有する任意のグルコアミラーゼを指す。親アミラーゼは、配列番号1~13の断片を含むポリペプチドでもあり得る。親は、細菌又は真菌グルコアミラーゼ、好ましくは、真菌グルコアミラーゼであり得る。一態様では、親真菌グルコアミラーゼは、例えば、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・グラブラム(Penicillium glabrum)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・ブラシリアヌム(Penicillium brasilianum)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・ルセリイ(Penicillium russellii)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・ミクジンスキイ(Penicillium miczynskii)グルコアミラーゼなどのペニシリウム属(Penicillium)グルコアミラーゼであり得る。
活性ペントース発酵経路:本明細書で使用する場合、「活性ペントース発酵経路」を有する宿主細胞又は発酵生物は、ペントースからの発酵生成物(例えば、エタノール)を生成するのに十分な量で代謝経路の各反応を触媒するのに必要な活性酵素を生成し、したがって、ペントースの存在する発酵条件下で培養されるとき、測定可能な収量の発酵生成物を生成することができる。活性ペントース発酵経路を有する宿主細胞又は発酵生物は、1つ以上の活性ペントース発酵経路遺伝子を含む。「ペントース発酵経路遺伝子」は、本明細書で使用する場合、活性ペントース発酵経路に関与する酵素をコードする遺伝子を指す。いくつかの実施形態では、活性ペントース発酵経路は、「活性キシロース発酵経路」(すなわちキシロースからエタノールなどの発酵生成物を生成する)又は「活性アラビノース発酵経路」(すなわちアラビノースからエタノールなどの発酵生成物を生成する)である。
活性ペントース発酵経路において各反応を触媒するのに必要な活性酵素は、本明細書でさらに詳述されるとおり、内在性遺伝子発現の活性、異種遺伝子発現の活性又は内在性及び異種遺伝子発現の活性の組み合わせにより生じ得る。
ホスホリパーゼ:用語「ホスホリパーゼ」は、ホスホリパーゼA(EC番号3.1.1.4、3.1.1.5及び3.1.1.32)又はホスホリパーゼC(EC番号3.1.4.3及び3.1.4.11)など、リン脂質の脂肪酸及び他の親油性物質への変換を触媒する酵素を意味する。ホスホリパーゼ活性は、当技術分野で知られる活性アッセイを使用して決定され得る。
前処理されたコーンストーバー:用語「前処理されたコーンストーバー」又は「PCS」は、熱及び希硫酸、アルカリ前処理、中性前処理又は当技術分野で知られる任意の前処理による処理によってコーンストーバーから得られたセルロース含有材料を意味する。
プロテアーゼ:用語「プロテアーゼ」は、ペプチド結合を加水分解する酵素と本明細書で定義される。これにはEC3.4酵素群(その13のサブクラスのそれぞれを含む)に属する任意の酵素が含まれる。EC番号は、それぞれJ.Biochem.223:1-5(1994);Eur.J.Biochem.232:1-6(1995);Eur.J.Biochem.237:1-5(1996);Eur.J.Biochem.250:1-6(1997);及びEur.J.Biochem.264:610-650(1999)において公開される補遺1~5を含むNC-IUBMB,Academic Press,San Diego,CaliforniaからのEnzyme Nomenclature 1992を指す。用語「サブチラーゼ」は、Siezen et al.,1991,Protein Engng.4:719-737及びSiezen et al.,1997,Protein Science 6:501-523によるセリンプロテアーゼの亜群を指す。
プロテアーゼは、それらの触媒機構に基づいて以下の群に分類される:セリンプロテアーゼ(S)、システインプロテアーゼ(C)、アスパラギン酸プロテアーゼ(A)、メタロプロテアーゼ(M)及び未知又は未分類のプロテアーゼ(U)。Handbook of Proteolytic Enzymes,A.J.Barrett,N.D.Rawlings,J.F.Woessner(eds),Academic Press(1998)の、特に概略紹介部を参照されたい。
プロテアーゼ活性を有するポリペプチド又はプロテアーゼは、場合により、ペプチダーゼ、プロテイナーゼ、ペプチドヒドロラーゼ又はタンパク質分解酵素とも呼ばれる。プロテアーゼは、いずれかの末端から開始するペプチドを加水分解するエキソ型(エキソペプチダーゼ)又はポリペプチド鎖の内部で作用するエンド型(エンドペプチダーゼ)のいずれであり得る。
特定の実施形態では、本発明のプロセスにおける使用のためのプロテアーゼは、
(a)EC3.4.24メタロエンドペプチダーゼに属するプロテアーゼ;
(b)上のハンドブックのM群に属するメタロプロテアーゼ;
(c)クラン(名称:クランMX)に依然として割り当てられていないか、又はクランMA、MB、MC、MD、ME、MF、MG、MH(上のハンドブックの989-991頁で定義される)のいずれか1つに属するメタロプロテアーゼ;
(d)メタロプロテアーゼの他のファミリー(上のハンドブックの1448-1452頁で定義される);
(e)HEXXHモチーフを有するメタロプロテアーゼ;
(f)HEFTHモチーフを有するメタロプロテアーゼ;
(g)ファミリーM3、M26、M27、M32、M34、M35、M36、M41、M43又はM47(上のハンドブックの1448-1452頁で定義される)のいずれか1つに属するメタロプロテアーゼ;
(h)ファミリーM35(上のハンドブックの1492-1495頁で定義される)に属するメタロプロテアーゼ
からなる群から選択される。
プロテアーゼ活性:用語「プロテアーゼ活性」は、タンパク質分解活性を意味する(EC3.4)。いくつかのプロテアーゼ活性型があり、例えばArg残基及びLys残基のカルボキシ末端側でのトリプシン様プロテアーゼ切断並びに疎水性アミノ酸残基のカルボキシ末端側でのキモトリプシン様プロテアーゼ切断がある。
プロテアーゼ活性は、対象のプロテアーゼの特異性に関連するペプチド結合を含む基質が利用される任意のアッセイを使用して測定され得る。アッセイpH及びアッセイ温度は、同様に、対象のプロテアーゼに適合される。アッセイpH値の例は、pH2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12である。アッセイ温度の例は、15、20、25、30、35、37、40、45、50、55、60、65、70、80、90又は95℃である。一般的なプロテアーゼ基質の例は、カゼイン、ウシ血清アルブミン及びヘモグロビンである。古典的なAnson及びMirskyの方法において、変性ヘモグロビンが基質として使用され、対象のプロテアーゼとのアッセイインキュベーション後、トリクロロ酢酸可溶性ヘモグロビンの量が、プロテアーゼ活性の測定値として決定される(Anson,M.L.and Mirsky,A.E.,1932,J.Gen.Physiol.16:59及びAnson,M.L.,1938,J.Gen.Physiol.22:79)。
プルラナーゼ:用語「プルラナーゼ」は、プルラン中のα-1,6-グリコシド結合の加水分解を触媒して、還元性炭水化物末端を有するマルトトリオースを放出するプルラン6-グルカノ-ヒドロラーゼ活性(EC3.2.1.41)を有するデンプン脱分岐酵素を意味する。本発明の目的のために、プルラナーゼ活性は、国際公開第2016/087237号パンフレットに記載されるPHADEBASアッセイ又はサツマイモデンプンアッセイに従って決定され得る。
組換え:用語「組換え」は、細胞、核酸、タンパク質又はベクターに関して使用されるとき、それが天然の状態から改変されていることを意味する。したがって、例えば、組換え細胞は、細胞の天然(非組換え体)形態内で見出されない遺伝子を発現するか、又は異なるレベル若しくは天然に見出されるものと異なる条件下で天然の遺伝子を発現する。組換え核酸は、1個以上のヌクレオチドが天然の配列と異なり、且つ/又は異種配列、例えば、発現ベクターにおける異種プロモーターに作動可能に連結される。組換えタンパク質は、1個以上のアミノ酸が天然の配列と異なる場合があり、且つ/又は異種配列と融合される。ポリペプチドをコードする核酸を含むベクターは、組換えベクターである。用語「組換え」は、「遺伝子改変された」及び「トランスジェニック」と同義である。
デンプン結合ドメイン:「デンプン結合ドメイン(SBD)又は炭水化物結合モジュール(CBM)」という用語は、本明細書において互換的に使用される。SBDは、9つのCBMファミリーに分けることができる。デンプンは、エネルギー供給源として、多数の様々なアミロース分解性酵素によって分解される。しかしながら、生デンプンに結合して分解することができるのは、それらの約10パーセントに過ぎない。これらの酵素は、通常、デンプン粒への結合を媒介する、デンプン結合ドメインと呼ばれる別個の配列構造的モジュールを有する。SBDは、優先的にデンプン(多糖)基質又はマルトサッカライド、アルファ、ベータ及びガンマ-シクロデキストリンなどに結合するアミノ酸配列を指す。これらは、通常は約10パーセントの微生物性アミロース分解性酵素に見られる、約100個のアミノ酸残基のモチーフである。
配列同一性:2つのアミノ酸配列間又は2つのヌクレオチド配列間の関連性は、パラメーター「配列同一性」によって説明される。
本発明の目的のために、2つのアミノ酸配列間の配列同一性は、好ましくはバージョン5.0.0以降のEMBOSSパッケージ(EMBOSS:The European Molecular Biology Open Software Suite,Rice et al.,2000,Trends Genet.16:276-277)のNeedleプログラムにおいて実装されている、Needleman-Wunschアルゴリズム(Needleman and Wunsch,1970,J.Mol.Biol.48;443-453)を使用して決定される。使用されるパラメーターは、10のギャップオープンペナルティ、0.5のギャップ伸長ペナルティ及びEBLOSUM62(BLOSUM62のEMBOSSバージョン)置換マトリックスである。「最長の同一性」と表示されたNeedle出力(-nobriefオプションを使用して得られる)が同一性パーセントとして使用され、次のように計算される。
(同一残基×100)/(アライメントの長さ-アライメント中のギャップの合計数)
本発明の目的のために、2つのデオキシリボヌクレオチド配列間の配列同一性は、EMBOSSパッケージ(EMBOSS:The European Molecular Biology Open Software Suite,Rice et al.,2000,前掲)(好ましくはバージョン5.0.0以降)のNeedleプログラムに組み込まれたNeedleman-Wunschアルゴリズム(Needleman and Wunsch,1970,前掲)を使用して決定される。使用されるパラメーターは、10のギャップオープンペナルティ、0.5のギャップ伸長ペナルティ及びEDNAFULL(NCBI NUC4.4のEMBOSSバージョン)置換マトリックスである。「最長の同一性」と表示されたNeedle出力(-nobriefオプションを使用して得られる)が同一性パーセントとして使用され、次のように計算される。
(同一デオキシリボヌクレオチド×100)/(アライメントの長さ-アライメント中のギャップの合計数)。
部分配列:用語「部分配列」は、成熟ポリペプチドコード配列の5’末端及び/又は3’末端で欠けている1個以上(例えば、数個)のヌクレオチドを有するポリヌクレオチドを意味し、部分配列は、グルコアミラーゼ活性を有する断片をコードする。
シグナルペプチド:用語「シグナルペプチド」は、生物活性を有するポリペプチドのアミノ末端にインフレームで結合(融合)されたペプチドであり、ポリペプチドを細胞の分泌経路に誘導するものとして本明細書で定義される。シグナル配列は、当技術分野において知られる技術を使用して決定され得る(例えば、Zhang and Henzel,2004,Protein Science 13;2819-2824を参照されたい。)
トレハラーゼ:用語「トレハラーゼ」は、トレハロースをその単位単糖(すなわちグルコース)に分解する酵素を意味する。トレハラーゼは、EC3.2.1.28(アルファ,アルファ-トレハラーゼ)及びEC.3.2.1.93(アルファ,アルファ-ホスホトレハラーゼ)に分類される。ECクラスは、国際生化学分子生物学連合(IUBMB)の命名法委員会の勧告に基づく。ECクラスの記載は、インターネット、例えば、“http://www.expasy.org/enzyme/”上で見出され得る。トレハラーゼは、以下の反応を触媒する酵素である。
EC3.2.1.28:
アルファ,アルファ-トレハロース+HO⇔2 D-グルコース;
EC3.2.1.93:
アルファ,アルファ-トレハロース6-ホスフェート+HO⇔D-グルコース+D-グルコース6-ホスフェート
本発明の目的のために、トレハラーゼ活性は、下記のトレハラーゼアッセイ手順に従って決定され得る。
原理:
トレハロース+Hトレハロース>2グルコース
T=37℃、pH=5.7、A340nm、光路=1cm
分光光度的停止速度決定
ユニット定義:
1ユニットは、pH5.7、37℃で1分当たり1.0ミリモルのトレハロースを2.0ミリモルのグルコースに変換することになる(pH7.5で決定された遊離グルコース)。
(Dahlqvist,A.(1968)Analytical Biochemistry 22,99-107を参照されたい)
非常に高いストリンジェンシー条件:用語「非常に高いストリンジェンシー条件」は、少なくとも100ヌクレオチド長のプローブについて、12~24時間の標準的なサザンブロッティング手順に従う、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/ml剪断変性サケ精子DNA及び50%ホルムアミド中42℃でのプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションを意味する。担体材料は、最終的に、0.2×SSC、0.2%SDSを使用して70℃でそれぞれ15分間3回洗浄される。
非常に低いストリンジェンシー条件:用語「非常に低いストリンジェンシー条件」は、少なくとも100ヌクレオチド長のプローブについて、12~24時間の標準的なサザンブロッティング手順に従う、5×SSPE、0.3%SDS、200マイクログラム/ml剪断変性サケ精子DNA及び25%ホルムアミド中42℃でのプレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションを意味する。担体材料は、最終的に、0.2×SSC、0.2%SDSを使用して45℃でそれぞれ15分間3回洗浄される。
バリアント:用語「バリアント」は、1つ以上(例えば、複数)の位置で改変、すなわち置換、挿入及び/又は欠失を含むグルコアミラーゼ活性を有するポリペプチドを意味する。置換は、ある位置を占めるアミノ酸の異なるアミノ酸による置き換えを意味し;欠失は、ある位置を占めるアミノ酸の除去を意味し;挿入は、ある位置を占めるアミノ酸に隣接し且つその直後のアミノ酸を付加することを意味する。本発明のバリアントは、配列番号1~13のポリペプチドの少なくとも20%、例えば、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%又は少なくとも100%のグルコアミラーゼ活性を有する。
野生型:アミノ酸配列又は核酸配列に関する用語「野生型」は、アミノ酸配列又は核酸配列が天然の配列又は天然に存在する配列であることを意味する。本明細書で使用する場合、用語「天然に存在する」は、天然に見出されるもの(例えば、タンパク質、アミノ酸又は核酸配列)を指す。逆に、用語「天然に存在しない」は、天然に見出されないもの(例えば、研究室で生成された組換え核酸及びタンパク質配列又は野生型配列の改変)を指す。用語「野生型」グルコアミラーゼは、天然に存在する微生物(例えば、自然界で見出される細菌、酵母又は糸状菌)により発現されるグルコアミラーゼを意味する。
キシラナーゼ:用語「キシラナーゼ」は、キシラン中の1,4-ベータ-D-キシロシド結合の内部加水分解を触媒する1,4-ベータ-D-キシラン-キシロヒドロラーゼ(E.C.3.2.1.8)を意味する。キシラナーゼ活性は、37℃で0.01%TRITON(登録商標)X-100及び200mMのリン酸ナトリウム pH6中において基質として0.2%AZCL-アラビノキシランにより決定され得る。キシラナーゼ活性の1ユニットは、200mMのリン酸ナトリウム pH6中において基質としての0.2%AZCL-アラビノキシランから37℃、pH6で1分当たりに生成される1.0μモルのアズリンとして定義される。
キシリトールデヒドロゲナーゼ:用語「キシリトールデヒドロゲナーゼ」又は「XDH」(D-キシルロースレダクターゼとして知られる)は、E.C.1.1.1.9として分類され、キシリトールからD-キシルロースへの変換を触媒する酵素を意味する。キシリトールデヒドロゲナーゼ活性は、当技術分野で知られる方法を使用して決定され得る(例えば、Richard et al.,1999,FEBS Letters 457,135-138を参照されたい)。
キシロースイソメラーゼ:用語「キシロースイソメラーゼ」又は「XI」は、インビボでD-キシロースをD-キシルロースに触媒することができ、インビトロでD-グルコースをD-フルクトースに変換できる酵素を意味する。キシロースイソメラーゼは、「グルコースイソメラーゼ」としても知られ、E.C.5.3.1.5として分類される。酵素の構造が非常に安定であるため、キシロースイソメラーゼは、タンパク質構造と機能との間の関連性を試験するための優れたモデルである(Karimaki et al.,Protein Eng Des Sel,12004,17(12):861-869)。キシロースイソメラーゼ活性は、当技術分野で知られる技術を使用して決定され得る(例えば、Verhoeven et.al.,2017,Sci Rep 7,46155によって記載されるとおり、D-ソルビトールデヒドロゲナーゼを使用する結合酵素アッセイ)。
キシルロキナーゼ:用語「キシルロキナーゼ」又は「XK」は、E.C.2.7.1.17として分類され、D-キシルロースからD-キシルロース5-ホスフェートへの変換を触媒する酵素を意味する。キシルロキナーゼ活性は、当技術分野で知られる方法を使用して決定され得る(例えば、Richard et al.,2000,FEBS Microbiol.Letters 190,39-43)。
L-キシルロースレダクターゼ:用語「L-キシルロースレダクターゼ」又は「LXR」は、E.D.1.1.1.10として分類され、L-キシルロースのキシリトールへの変換を触媒する酵素を意味する。L-キシルロースレダクターゼ活性は、当技術分野で知られる方法を使用して決定され得る(例えば、米国特許第7,527,951号明細書に記載されるとおり)。
本明細書において、数値又はパラメーターの「約」への言及は、その数値又はパラメーター自体に向けられる実施形態を含む。例えば、「約X」を指す記載は、実施形態「X」を含む。測定値と組み合わせて用いられる場合、「約」は、少なくとも特定の値を測定する方法に関連する不確実性を包含する範囲を含み、表記した値に前後する2つの標準偏差を足した又は引いた範囲を含み得る。
同様に、別の遺伝子又はポリペプチドX「に由来する」遺伝子又はポリペプチドに対する言及は、遺伝子又はポリペプチドXを含む。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用するとき、単数形「1つの(a)」、「又は」及び「その」は、文面が明らかに他のことを指示しない限り、複数の指示対象を含む。
本明細書に記載される実施形態は、実施形態「からなること」及び/又は実施形態「から本質的になること」を含むことを理解されたい。本明細書で使用する場合、文脈が明示的な語又は必要な意味によりそうでないことを要求する場合を除き、単語「含む(comprise)」又は「含む(comprises)」若しくは「含んでいる」などの変形は、包括的な意味で使用され、すなわち記載された特徴の存在を指定するが、様々な実施形態におけるさらなる特徴の存在又は追加を排除するために使用されない。
命名法
本発明の目的のために、命名法[Y/F]は、この位置のアミノ酸がチロシン(Try、Y)又はフェニルアラニン(Phe、F)であり得ることを意味する。同様に、命名法[V/G/A/I]は、この位置でのアミノ酸が、バリン(Val、V)、グリシン(Gly、G)、アラニン(Ala、A)又はイソロイシン(Ile、I)であり得ることを意味しており、本明細書で説明されている他の組み合わせに関しても同様である。アミノ酸Xは、別途明記しない限り、20の天然アミノ酸のいずれかであり得るように定義される。
バリアントの命名のための規則
本発明の目的のために、配列番号1で開示されるポリペプチドを使用して、別のグルコアミラーゼ中の対応するアミノ酸残基を決定する。したがって、全ての言及される位置及び特定の置換は、配列番号1に使用される付番を指す。しかしながら、本明細書で開示されるいずれかの他の配列の配列も、別のグルコアミラーゼポリペプチドにおける対応するアミノ酸残基を決定するために使用され得ることを当業者は認識するであろう。別のグルコアミラーゼのアミノ酸配列を、配列番号1に開示されるポリペプチドとアラインメントさせ、このアラインメントに基づいて、配列番号1に開示されるポリペプチド内の任意のアミノ酸残基に対応するアミノ酸位置番号が、好ましくはバージョン5.0.0以降のEMBOSSパッケージ(EMBOSS;The European Molecular Biology Open Software Suite,Rice et al.,2000,Trends Genet.16;276-277)のNeedleプログラムに実装されているような、Needleman-Wunschアルゴリズム(Needleman and Wunsch,1970,J.Mol.Biol.48;443-453)を使用して決定される。使用されるパラメーターは、10のギャップオープンペナルティ、0.5のギャップ伸長ペナルティ及びEBLOSUM62(BLOSUM62のEMBOSSバージョン)置換マトリックスである。
別のグルコアミラーゼにおける対応するアミノ酸残基の同定は、MUSCLE(log-expectationによる多重配列比較;バージョン3.5以降;Edgar,2004,Nucleic Acids Research 32:1792-1797)、MAFFT(バージョン6.857以降;Katoh and Kuma,2002,Nucleic Acids Research 30:3059-3066;Katoh et al.,2005,Nucleic Acids Research 33:511-518;Katoh and Toh,2007,Bioinformatics 23:372-374;Katoh et al.,2009,Methods in Molecular Biology 537:39-64;Katoh and Toh,2010,Bioinformatics 26:1899-1900)及びClustalWを用いるEMBOSS EMMA(1.83以降;Thompson et al.,1994,Nucleic Acids Research 22:4673-4680)を含むが、これらに限定されないいくつかのコンピュータープログラムを使用し、それらのそれぞれのデフォルトパラメーターを使用して、複数のポリペプチド配列のアラインメントによって決定することができる。
他の酵素が配列番号2の成熟ポリペプチドから分岐して、その結果、従来の配列ベースの比較によってそれらの関連性を検出しない場合(Lindahl and Elofsson,2000,J.Mol.Biol.295:613-615)、他のペアワイズ配列比較アルゴリズムが使用され得る。配列ベースの検索でのより高い感度は、データベースを検索するためにポリペプチドファミリー(プロファイル)の確率的表現を使用する検索プログラムを使用して達成され得る。例えば、PSI-BLASTプログラムは、反復データベース検索プロセスを通してプロファイルを作成し、遠隔相同体を検出し得る(Atschul et al.,1997,Nucleic Acids Res.25:3389-3402)。ポリペプチドのファミリー又はスーパーファミリーがタンパク質構造データベース中に1つ以上の代表を有する場合、さらに高い感度が達成され得る。GenTHREADER(Jones,1999,J.Mol.Biol.287;797-815;McGuffin and Jones,2003,Bioinformatics 19;874-881)などのプログラムは、様々なソース(PSI-BLAST、二次構造予測、構造的アライメントプロファイル、溶媒和ポテンシャル)からの情報を、問い合わせ配列の構造的折り畳みを予測するニューラルネットワークへのインプットとして利用するものである。同様に、Gough et al.,2000,J.Mol.Biol.313:903-919の方法を使用して、構造が未知の配列と、SCOPデータベース中に存在するスーパーファミリーモデルとをアラインメントすることができる。次に、これらのラインメントを使用してポリペプチドの相同性モデルを作成することができ、そのようなモデルを、この目的のために開発された様々なツールを使用して精度に関して評価することができる。
構造が既知のタンパク質の場合、構造アラインメントを検索及び作成するために、いくつかのツール及びリソースが利用可能である。例えば、SCOPスーパーファミリーのタンパク質が構造的にアラインされており、このアラインメントにアクセスしてダウンロードすることが可能である。2つ以上のタンパク質構造を、距離アラインメントマトリックス(Holm and Sander,1998,Proteins 33:88-96)又は組み合わせ拡張(Shindyalov and Bourne,1998,Protein Engineering 11:739-747)などの様々なアルゴリズムを使用してアラインメントすることができ、これらのアルゴリズムの実装をさらに利用して、可能な構造相同体を発見するために、目的の構造で構造データベースを検索することができる(例えば、Holm and Park,2000,Bioinformatics 16:566-567)。
本発明のバリアントの説明では、参照を容易にするために、下記の命名法が適応される。認められているIUPAC一文字又は三文字アミノ酸略語が採用される。
置換。アミノ酸置換の場合、下記の命名法が使用される:元のアミノ酸、位置、置換アミノ酸。したがって、226位でのスレオニンのアラニンへの置換は、「Thr226Ala」又は「T226A」と指定される。複数の変異は、追加の印(「+」)によって隔てられ、例えば、「Gly205Arg+Ser411Phe」又は「G205R+S411F」は、それぞれ205位及び411位のアルギニン(R)によるグリシン(G)及びフェニルアラニン(F)によるセリン(S)の置換を表す。
欠失。アミノ酸欠失の場合、下記の命名法が使用される:元のアミノ酸、位置、。したがって、195位のグリシンの欠失は、「Gly195」又は「G195」と指定される。複数の欠失は、追加の印(「+」)によって隔てられ、例えば、「Gly195+Ser411」又は「G195+S411」である。
挿入。アミノ酸挿入に関して、以下の命名法が使用される:元のアミノ酸、位置、元のアミノ酸、挿入されたアミノ酸。したがって、195位でのグリシンの後のリジンの挿入は、「Gly195GlyLys」又は「G195GK」と指定される。複数のアミノ酸の挿入は、[元のアミノ酸、位置、元のアミノ酸、挿入アミノ酸#1、挿入アミノ酸#2など]と指定される。例えば、195位のグリシンの後のリシン及びアラニンの挿入は、「Gly195GlyLysAla」又は「G195GKA」と示される。
そのような場合、挿入されたアミノ酸残基は、この挿入されたアミノ酸残基に先行するアミノ酸残基の位置番号への小文字の追加により付番される。上記の例では、配列は下記のようになる。
複数の改変。複数の改変を含むバリアントは、追加の印(「+」)によって隔てられ、例えば、「Arg170Tyr+Gly195Glu」又は「R170Y+Gly195E」は、それぞれ170位及び195位のアルギニン及びグリシンのチロシン及びグルタミン酸による置換を表す。
異なる改変。異なる改変がある位置で導入され得る場合、異なる改変は、カンマによって隔てられ、例えば、「Arg170Tyr,Glu」は、170位のアルギニンのチロシン又はグルタミン酸による置換を表す。したがって、「Tyr167Gly,Ala+Arg170Gly,Ala」は、以下のバリアントを指定する。
「Tyr167Gly+Arg170Gly」、「Tyr167Gly+Arg170Ala」、「Tyr167Ala+Arg170Gly」及び「Tyr167Ala+Arg170Ala」
本発明の詳細な説明
グルコアミラーゼバリアント
本発明は、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含むグルコアミラーゼバリアントに関し、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595の対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントに関し、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;且つ任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、568、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1又は配列番号4の親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
一態様では、本発明は、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有し、前記バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1又は配列番号4の親グルコアミラーゼと比較して増大した熱安定性を有する。
本発明は、改善された特性、例えば改善された(増大した)熱安定性を有する1つ以上の置換を有するグルコアミラーゼバリアントに関する。
別の実施形態では、バリアントは、親ポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号2のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号3のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号4のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号5のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号6のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号7のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号8のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号9のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号10のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号11のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号12のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の実施形態では、バリアントは、配列番号13のポリペプチドと少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、置換されたアミノ酸残基は、その位置で天然に存在するアミノ酸残基とは異なる。一実施形態では、置換は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、W及びYからなる群から選択され、但し、置換されたアミノ酸残基は、その位置で天然に存在するアミノ酸残基と異なる。
一態様では、置換の数は、1~50、例えば、1~45、1~40、1~35、1~30、1~25、1~20、1~15、1~10又は1~5個の置換であり、例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49又は50個の置換である。
置換を有する上述のバリアントは、特定の位置における1つ以上の置換の全ての可能な組み合わせを包含するものと理解されるべきである。
本発明は、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントを提供し、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上(例えば、いくつか)の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する2個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する3個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する4個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する5個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する6個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する7個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する8個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する9個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する10個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する11個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する12個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する13個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する14個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する15個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する16個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する17個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する18個の位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する各位置に置換を含み、バリアントは、グルコアミラーゼ活性を有し、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の6位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、6位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはSerで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換G6Sを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の7位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、7位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはThrで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換G7Tを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の11位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、11位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、His、Ile、Leu、Lys、Met、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはPheで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換P11Fを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の31位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、31位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはPheで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換R31Fを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の34位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、34位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはTyrで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換K34Yを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の50位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、50位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはArgで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換E50Rを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の75位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、75位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはSerで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換D75N又はD75Sを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の77位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、77位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはAsp又はGlyで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換R77D又はR77Gを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の78位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、78位に対応する位置のアミノ酸は、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはGln又はTrpで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換A78Q又はA78Wを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の79位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、79位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp又はTyr、好ましくはAspで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換V79Dを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の80位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、80位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはTyrで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換F80Yを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の103位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、103位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはAsnで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換S103Nを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の105位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、105位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはGlu又はLeuで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換S105E又はS105Lを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の107位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、107位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはLeuで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換P107Lを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の110位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、110位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Trp、Tyr又はVal、好ましくはTrpで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換T110Wを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の132位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、132位に対応する位置のアミノ酸は、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはPro又はArgで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換A132P又はA132Rを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の135位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、135位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはSerで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換R135Sを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の138位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、138位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはGly又はLeu又はProで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換R138G又はR138L又はR138Pを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の379位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、379位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはProで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換S379Pを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の445位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、445位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはAsnで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換D445Nを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の447位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、447位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp又はTyr、好ましくはSerで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換V447Sを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の481位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、481位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはProで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換S481Pを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の484位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、484位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Trp、Tyr又はVal、好ましくはProで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換T484Pを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の501位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、501位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはAla又はLeu又はValで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換E501A又はE501L又はE501Vを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の504位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、504位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp又はVal、好ましくはThrで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換Y504Tを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の539位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、539位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはProで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換N539Pを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の566位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、566位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはThrで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換D566Tを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の568位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、568位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Trp、Tyr又はVal、好ましくはValで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換T568Vを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の592位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、592位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp又はTyr、好ましくはThrで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換V592Tを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の594位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、594位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはArgで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換Q594Rを含むか又はそれからなる。
別の態様では、バリアントは、配列番号1の595位に対応する位置に置換を含むか又はそれからなる。別の態様では、595位に対応する位置のアミノ酸は、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、Lys、Met、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr又はVal、好ましくはSerで置換される。別の態様では、バリアントは、配列番号1のポリペプチドの置換F595Sを含むか又はそれからなる。
バリアントは、1つ以上の(例えば、いくつかの)他の位置で1つ以上の追加の置換をさらに含み得る。
一態様では、バリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換の1つ以上を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R、F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、バリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、本発明のグルコアミラーゼバリアントは、親ポリペプチドに対して改善された特性を有し、この改善された特性は、触媒効率の上昇、触媒速度の上昇、化学安定性の増大、酸化安定性の増大、pH活性の増大、pH安定性の増大、特異的活性の増大、貯蔵条件下での安定性の増大、基質結合の増大、基質切断の増加、基質特異性の増大、基質安定性の増大、表面特性の増大、熱活性の増大及び熱安定性の増大からなる群から選択される。
一態様では、本発明のグルコアミラーゼバリアントは、前記親ポリペプチドに対して改善された特性を有する。
一態様では、本発明のグルコアミラーゼバリアントは、前記親ポリペプチドに対して改善された特性を有し、前記改善された特性は、増大した熱安定性である。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、親グルコアミラーゼに対して改善された(増大した)熱安定性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1及び/又は配列番号4に対して改善された(増大した)熱安定性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、TSAを使用して上昇した融点として測定される増大した熱安定性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号4に対して、TSAを使用して少なくとも0.1℃、少なくとも0.2℃、少なくとも0.3℃、少なくとも0.4℃、少なくとも0.5℃、少なくとも0.6℃、少なくとも0.7℃、少なくとも0.8℃、少なくとも0.9℃、少なくとも1℃、少なくとも1.5℃、少なくとも2℃、少なくとも2.5℃、少なくとも3℃、少なくとも3.5℃、少なくとも4.0℃、少なくとも4.5℃、又は少なくとも5℃、又は少なくとも5.5℃、又は少なくとも6℃、又は少なくとも6.5℃、又は少なくとも7℃、又は少なくとも7.5℃、又は少なくとも8℃、又は少なくとも8.5℃、又は少なくとも9℃、又は少なくとも9.5℃、又は少なくとも9.9℃上昇した融点として測定される増大した熱安定性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、前記親グルコアミラーゼと比較して、少なくとも150、好ましくは少なくとも200、より好ましくは少なくとも250、最も好ましくは少なくとも300の、91℃での相対活性を有する。
一態様では、本発明は、以下の置換又は置換の組み合わせ:
i.D75N+R77D+A78Q;
ii.D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y;
iii.K34Y+S103N;
iv.K34Y+D445N+V447S;
v.K34Y+Y504T;
vi.S103N+D445N+V447S;
vii.S103N+Y504T;
viii.D445N+V447S+Y504T;
ix.K34Y+S103N+D445N+V447S;
x.K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T;
xi.K34Y+S103N+Y504T;
xii.K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T;
xiii.K34Y+S103N+Q594R+F595S;
xiv.K34Y+S103N+Y504T+Q594R+F595S;
xv.K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
xvi.S105L;
xvii.S105E;
xviii.A132R;
xix.K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
xx.K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
xxi.K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
xxii.K34Y+S103N+S105L+Y504T D566T Q594R F595S;
xxiii.K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxiv.K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxv.K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S;
xxvi.K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxvii.K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxviii.K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T;
xxix.G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxx.K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxxi.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxxii.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S;
xxxiii.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxxiv.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xxxv.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xxxvi.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
xxxvii.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xxxviii.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xxxix.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xl.G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xli.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T;
xlii.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xliii.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xliv.G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xlv.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xlvi.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xlvii.K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
xlviii.G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
xlix.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
l.G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
li.R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
lii.K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
liii.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S;
liv.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lv.K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
lvi.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
lvii.R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
lviii.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
lix.R135S;
lx.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxi.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxii.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxiii.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxiv.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxv.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxvi.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
lxvii.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;+G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S
の少なくとも1つを含むグルコアミラーゼバリアントに関し、前記バリアントは、配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
アミノ酸変化は、タンパク質の折り畳み及び/又は活性に有意な影響を及ぼさない、典型的には1~30アミノ酸の小規模な欠失;アミノ末端メチオニン残基などの小型のアミノ末端又はカルボキシル末端延長;最大20~25残基の小型のリンカーペプチド;又は正味電荷又はポリヒスチジントラクト、抗原性エピトープ若しくは結合ドメインなどの別の機能を変化させることにより、精製を容易にする小規模な延長などの保存的アミノ酸置換又は挿入である、軽微な性質のものであり得る。
保存的置換の例は、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン及びヒスチジン)、酸性アミノ酸(グルタミン酸及びアスパラギン酸)、極性アミノ酸(グルタミン及びアスパラギン)、疎水性アミノ酸(ロイシン、イソロイシン及びバリン)、芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、トリプトファン及びチロシン)並びに小さいアミノ酸(グリシン、アラニン、セリン、スレオニン及びメチオニン)の群に含まれる。概して比活性を変えないアミノ酸置換は、当技術分野で知られており、例えばH.Neurath and R.L.Hill,1979,In,The Proteins,Academic Press,New Yorkに記載されている。一般的な置換としては、Ala/Ser、Val/Ile、Asp/Glu、Thr/Ser、Ala/Gly、Ala/Thr、Ser/Asn、Ala/Val、Ser/Gly、Tyr/Phe、Ala/Pro、Lys/Arg、Asp/Asn、Leu/Ile、Leu/Val、Ala/Glu及びAsp/Glyである。
代わりに、アミノ酸変化は、ポリペプチドの物理化学的特性が変えられるような性質のものである。例えば、アミノ酸変化は、ポリペプチドの熱安定性を改善する場合があり、基質特異性を変える場合があり、至適pHを変える場合などがある。
ポリペプチドにおいて必須のアミノ酸は、部位特異的変異誘発又はアラニンスキャニング変異誘発などの当技術分野で知られる手順に従って同定され得る(Cunningham and Wells,1989,Science 244:1081-1085)。後者の技術では、分子の活性に極めて重要なアミノ酸残基を同定するために、分子内のあらゆる残基に単一のアラニン変異を導入して、結果として生じる変異体分子をグルコアミラーゼ活性について試験する。Hilton et al.,1996,J.Biol.Chem.271:4699-4708も参照されたい。酵素の活性部位又は他の生物学的相互作用は、推定される接触部位アミノ酸の変異との組み合わせにより、核磁気共嗚、結晶構造解析、電子回折又は光親和性標識などの技術によって測定される構造の物理的分析によって判定することもできる。例えば、de Vos et al.,1992,Science 255;306-312;Smith et al.,1992,J.Mol.Biol.224;899-904;Wlodaver et al.,1992,FEBS Lett.309:59-64を参照されたい。必須アミノ酸の同一性は、関連ポリペプチドとのアラインメントからも推測され得る。
親グルコアミラーゼ
親グルコアミラーゼは、前記バリアントが、配列番号1~13のポリペプチドのいずれか1つと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列相同性を有するポリペプチドであり得る。
一実施形態では、親は、配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号1のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号1のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号1のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号1のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号2のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号2のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号2のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号2のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号3のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号3のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号3のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号3のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号4のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号4のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号4のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号4のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号5のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号5のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号5のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号5のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号6のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号6のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号6のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号6のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号7のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号7のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号7のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号7のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号8のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号8のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号8のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号8のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号9のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号9のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号9のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号9のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号10のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号10のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号10のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号10のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号11のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号11のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号11のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号11のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号12のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号12のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号12のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号12のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
一実施形態では、親は、配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%若しくは少なくとも99%又は100%の配列同一性を有し、グルコアミラーゼ活性を有する。一実施形態では、親のアミノ酸配列は、配列番号13のポリペプチドから10個以下のアミノ酸が異なり、例えば、5個のアミノ酸、4個のアミノ酸、3個のアミノ酸、2個のアミノ酸及び1個のアミノ酸が異なる。
親は、好ましくは、配列番号13のアミノ鎖配列を含むか又はそれからなる。一実施形態では、親は、配列番号13のポリペプチドを含むか又はそれからなる。別の実施形態では、親は、配列番号13のポリペプチドの対立遺伝子バリアントである。
別の態様では、親は、非常に低いストリンジェンシー条件、低いストリンジェンシー条件、中程度のストリンジェンシー条件、中程度~高いストリンジェンシー条件、高いストリンジェンシー条件又は非常に高いストリンジェンシー条件で、(i)成熟ポリペプチドコード配列又は(i)若しくは(ii)の完全長相補体とハイブリダイズするポリヌクレオチドによりコードされている(Sambrook et al.,1989,Molecular Cloning,A Laboratory Manual,2d edition,Cold Spring Harbor,New York)。
ポリヌクレオチド又はその部分配列及び配列番号1のポリペプチド又はその断片を使用して核酸プローブを設計して、当業者によく知られる方法に従い、異なる属又は種の株から親をコードするDNAを同定及びクローニングし得る。具体的には、対応する遺伝子を同定して単離するために、そのようなプローブを、標準的なサザンブロッティング手順に従って目的の細胞のゲノムDNA又はcDNAとのハイブリダイゼーションに使用し得る。そのようなプローブは、配列全体と比べて大幅に短い可能性があるが、少なくとも15個のヌクレオチドの長さであるべきであり、例えば、少なくとも25個、少なくとも35個又は少なくとも70個のヌクレオチドの長さであるべきである。好ましくは、核酸プローブは、少なくとも100個のヌクレオチドの長さであり、例えば、少なくとも200個のヌクレオチド、少なくとも300個のヌクレオチド、少なくとも400個のヌクレオチド、少なくとも500個のヌクレオチド、少なくとも600個のヌクレオチド、少なくとも700個のヌクレオチド、少なくとも800個のヌクレオチド又は少なくとも900個のヌクレオチドの長さである。DNAプローブ及びRNAプローブの両方が使用され得る。プローブは、典型的には、対応する遺伝子を検出するために標識されている(例えば、32P、H、35S、ビオチン又はアビジンで標識されている)。そのようなプローブは、本発明に包含される。
そのような他の株から調製されるゲノムDNA又はcDNAライブラリーを、上記のプローブとハイブリダイズし、且つ親をコードするDNAに関してスクリーニングし得る。そのような他の株のゲノム又は他のDNAは、アガロース若しくはポリアクリルアミドゲル電気泳動又は他の分離技術によって分離され得る。ライブラリーからのDNA又は分離したDNAをニトロセルロース又は他の適切な担体材料上に移し、固定化し得る。この担体材料は、親又はその部分配列とハイブリダイズするクローン又はDNAを同定するために、サザンブロットに用いられる。
ポリペプチドは、一方のポリペプチドの領域が他方のポリペプチドの領域のN末端又はC末端で融合された、ハイブリッドポリペプチドであり得る。
親は、別のポリペプチドが本発明のポリペプチドのN末端又はC末端で融合されている融合ポリペプチド又は切断可能な融合ポリペプチドであり得る。融合ポリペプチドは、別のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを本発明のポリヌクレオチドに融合させることにより生成される。融合ポリペプチドを生成する技術は、当技術分野で知られており、ポリペプチドをコードするコード配列を、それらがインフレームであり、且つ融合ポリペプチドの発現が同じプロモーター及びターミネーターの制御下にあるように結合することを含む。融合ポリペプチドは、融合ポリペプチドが翻訳後に作成されるインテイン技術を使用しても構築され得る(Cooper et al.,1993,EMBO J.12:2575-2583;Dawson et al.,1994,Science 266:776-779)。
融合ポリペプチドは、2つのポリペプチド間の切断部位をさらに含むことができる。融合タンパク質が分泌されると、この部位が切断されて2つのポリペプチドが遊離する。切断部位の例としては、Martin et al.,2003,J.Ind.Microbiol.Biotechnol.3:568-576;Svetina et al.,2000,J.Biotechnol.76:245-251;Rasmussen-Wilson et al.,1997,Appl.Environ.Microbiol.63:3488-3493;Ward et al.,1995,Biotechnology 13:498-503;及びContreras et al.,1991,Biotechnology 9:378-381;Eaton et al.,1986,Biochemistry 25:505-512;Collins-Racie et al.,1995,Biotechnology 13:982-987;Carter et al.,1989,Proteins:Structure,Function,and Genetics 6:240-248;及びStevens,2003,Drug Discovery World 4:35-48で開示される部位が挙げられるが、これらに限定されない。
1つの特定の実施形態では、ハイブリッドポリペプチドは、リンカー及び炭水化物結合ドメインに融合されたバリアントグルコアミラーゼ触媒ドメインを含む。
親は、任意の属の微生物から得ることができる。本発明の目的のために、所与の供給源と関連させて本明細書で使用する場合の用語「から得られる」は、ポリヌクレオチドによってコードされる親が、供給源によって又は供給源に由来するポリヌクレオチドが挿入された株によって生成されることを意味するものとする。一態様では、親は、細胞外に分泌される。
一態様では、親真菌グルコアミラーゼは、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・グラブラム(Penicillium glabrum)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・ブラシリアヌム(Penicillium brasilianum)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・ルセリイ(Penicillium russellii)グルコアミラーゼ、ペニシリウム・ミクジンスキイ(Penicillium miczynskii)グルコアミラーゼなどのペニシリウム属(Penicillium)グルコアミラーゼであり得る。
別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号1のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号2のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号3のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号4のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号5のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号6のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号7のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)、例えば、配列番号8のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・グラブラム(Penicillium glabrum)、例えば、配列番号9のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・ブラシリアヌム(Penicillium brasilianum)、例えば、配列番号10のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・ルセリイ(Penicillium russellii)、例えば、配列番号11のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・ルセリイ(Penicillium russellii)、例えば、配列番号12のグルコアミラーゼである。別の態様では、親は、ペニシリウム・ミクジンスキイ(Penicillium miczynskii)、例えば、配列番号13のグルコアミラーゼである。
前述の種に関して、本発明は、完全及び不完全な状態の両方並びにそれらが知られている種の名称にかかわらず、他の分類学上の均等物、例えばアナモルフを包含することが理解されるであろう。当業者であれば、適切な均等物の同一性を容易に認識するであろう。
これらの種の株は、American Type Culture Collection(ATCC)、Deutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen GmbH(DSMZ)、Centraalbureau Voor Schimmelcultures(CBS)及びAgricultural Research Service Patent Culture Collection、Northern Regional Research Center(NRRL)などのいくつかのカルチャーコレクションにおいて公的に容易に利用可能である。
親は、上記のプローブを用いて、自然界(例えば、土壌、堆肥、水など)から単離される微生物又は天然の物質(例えば、土壌、堆肥、水など)から直接得られるDNA試料を含む他の供給源から同定し、且つ得ることができる。自然の生育地から微生物及びDNAを直接単離する技術は、当技術分野で知られている。次に、親をコードするポリヌクレオチドを、別の微生物のゲノムDNA若しくはcDNAライブラリー又は混合DNA試料を同様にスクリーニングすることによって得ることができる。親をコードするポリヌクレオチドがプローブで検出されると、このポリヌクレオチドが、当業者に既知の技術を利用することにより単離され得るか又はクローニングされ得る(例えば、Sambrook et al.,1989、上記参照を参照されたい)
バリアントの作製
グルコアミラーゼバリアントは、部位特異的変異誘発、合成的遺伝子構築、半合成的遺伝子構築、ランダム変異誘発、シャッフリングなどの当技術分野で知られる任意の変異誘発手順を使用して作製され得る。
部位特異的変異誘発は、1つ以上の(例えば、いくつかの)変異が親をコードするポリヌクレオチドにおける1つ以上の定義された部位で導入される手法である。
部位特異的変異誘発は、所望の変異を含有するオリゴヌクレオチドプライマーの使用を含むPCRによってインビトロで達成され得る。部位特異的誘発は、親をコードするポリヌクレオチドを含むプラスミド中の部位での制限酵素による切断を含むカセット変異誘発及びその後のポリヌクレオチド中に変異を含有するオリゴヌクレオチドのライゲーションによってインビトロでも実施され得る。通常、プラスミド及びオリゴヌクレオチドを消化する制限酵素は同一であり、プラスミド及びインサートの付着末端が互いにライゲートされ得る。例えば、Scherer and Davis,1979,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 76:4949-4955;及びBarton et al.,1990,Nucleic Acids Res.18:7349-4966を参照されたい。
部位特異的変異誘発は、当技術分野で知られる方法によってインビボでも達成され得る。例えば、米国特許出願公開第2004/0171154号明細書;Storici et al.,2001,Nature Biotechnol.19:773-776;Kren et al.,1998,Nat.Med.4:285-290;及びCalissano and Macino,1996,Fungal Genet.Newslett.43:15-16を参照されたい。
任意の部位特異的変異誘発手順が、本発明において使用され得る。バリアントを調製するために使用され得る多くの入手可能な市販のキットがある。
合成遺伝子構築は、目的のポリペプチドをコードする設計されたポリヌクレオチド分子のインビトロ合成を必要とする。遺伝子合成は、Tian et al.(2004,Nature 432:1050-1054)により説明されている多重マイクロチップベース技術及びオリゴヌクレオチドが合成されて光プログラム可能なマイクロ流体チップ上で組み立てられる同様の技術などの多くの技術を利用して実施され得る。
単一又は複数のアミノ酸の置換、欠失及び/又は挿入は、既知の変異誘発、組換え及び/又はシャッフリングの方法、続いてReidhaar-Olson and Sauer,1988,Science 241:53-57;Bowie and Sauer,1989,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86;2152-2156;国際公開第95/17413号パンフレット;又は国際公開第95/22625号パンフレットに開示されているものなどの関連するスクリーニング手順を使用してなされ、試験され得る。使用され得る他の方法としては、エラープローンPCR、ファージディスプレイ(例えば、Lowman et al.,1991,Biochemistry 30;10832-10837;米国特許第5,223,409号明細書;国際公開第92/06204号パンフレット)及び領域特異的変異誘発(Derbyshire et al.,1986,Gene 46;145;Ner et al.,1988,DNA 7;127)が挙げられる。
変異誘発/シャッフリング法は、ハイスループットな自動化されたスクリーニング方法と組み合わせて、宿主細胞によって発現した、クローニングされ、変異が誘発されたポリペプチドの活性を検出することができる(Ness et al.,1999,Nature Biotechnology 17;893-896)。活性ポリペプチドをコードする変異誘発されたDNA分子は、宿主細胞から回収され、当技術分野の標準法を使用して迅速に配列決定され得る。これらの方法により、ポリペプチド内の個々のアミノ酸残基の重要性を迅速に決定することが可能となる。
半合成的遺伝子構築は、合成的遺伝子構築、及び/又は部位特異的変異誘発、及び/又はランダム変異誘発、及び/又はシャッフリングの態様を組み合わせることによって達成される。半合成構築法としては、PCR手法と組み合わせた、合成されたポリヌクレオチド断片を利用したプロセスが典型的なものである。したがって、遺伝子の規定された領域は、新規に合成され得るが、他の領域は、部位特異的変異誘発プライマーを使用して増幅され得、さらに他の領域は、エラープローンPCR又は非エラープローンPCR増幅にかけられ得る。次に、ポリヌクレオチド部分配列は、シャッフリングされ得る。
ポリヌクレオチド
本発明は、本発明のグルコアミラーゼバリアントをコードするポリヌクレオチドにも関する。
ポリヌクレオチドを単離するか又はクローン化するために使用される技術は、当技術分野で知られ、ゲノムDNA若しくはcDNA又はその組み合わせからの単離を含む。ゲノムDNAからのポリヌクレオチドのクローン化は、例えば、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)又は共有された構造的特徴を有するクローン化されたDNA断片を検出するための発現ライブラリーの抗体スクリーニングを使用することによって行われ得る。例えば、Innis et al.,1990,PCR:A Guide to Methods and Application,Academic Press,New Yorkを参照されたい。リガーゼ連鎖反応(LCR)、ライゲーション活性化転写(LAT)及びポリヌクレオチドに基づく増幅(NASBA)などの他の核酸増幅手順が使用され得る。ポリヌクレオチドは、トリコデルマ属(Trichoderma)、レカニシリウム属(Lecanicillium)、シンプリシリウム属(Simplicillium)、アスペルギルス属(Aspergillus)、コリナスクス属(Cornyascus)、アクロフィアロホラ属(Acrophialophora)、リノクラディエラ属(Rhinocladiella)、ネマニア属(Nemania)、タラロマイセス属(Talaromyces)、コラリエラ属(Collariella)、リジドポラス属(Rigidoporous)及び/若しくはロラマイセス属(Loramyces)又は関連微生物の株からクローニングされ得、したがって例えばこのポリヌクレオチドの領域をコードするポリペプチドの種のバリアントであり得る。
本発明のグルコアミラーゼバリアントをコードするポリヌクレオチドの改変は、このポリペプチドに実質的に類似のポリペプチドの合成に必要な場合がある。ポリペプチドに「実質的に類似」という用語は、ポリペプチドの天然に存在しない形態を指す。これらのポリペプチドは、その天然の供給源から単離されたポリペプチド(例えば、比活性、熱安定性、至適pHなどが異なるバリアント)と何らかの工学的な様式で異なり得る。バリアントは、成熟ポリペプチドコード配列(例えばその部分配列)として提示されているポリヌクレオチドに基づいて構築され得、且つ/又はポリペプチドのアミノ酸配列には変化をもたらさないが、この酵素の生成が意図されている宿主生物のコドン使用法に対応するヌクレオチド置換の導入により構築され得、異なるアミノ酸配列を生じ得るヌクレオチド置換の導入により構築され得る。ヌクレオチド置換の一般的な説明に関しては、例えば、Ford et al.,1991,Protein Expression and Purification 2:95-107を参照されたい。
核酸コンストラクト
本発明は、制御配列と適合する条件下で好適な宿主細胞においてコード配列の発現を誘導する1つ以上の制御配列に作動可能に連結されている本発明のグルコアミラーゼバリアントをコードするポリヌクレオチドを含む核酸コンストラクトにも関する。
ポリヌクレオチドは、バリアントの発現をもたらす様々な方法において操作され得る。ベクターに挿入する前のポリヌクレオチドの操作は、発現ベクターに応じて望ましいか又は必要であり得る。組換えDNA法を利用してポリヌクレオチドを改変するための技術は、当技術分野でよく知られている。
制御配列は、プロモーター(ポリヌクレオチドの発現のために宿主細胞によって認識されるポリヌクレオチド)であり得る。プロモーターは、バリアントの発現を媒介する転写制御配列を含有する。プロモーターは、変異体、短縮型及びハイブリッドプロモーターを含む、宿主細胞において転写活性を示す任意のポリヌクレオチドであり得、宿主と同種又は異種のいずれかの細胞外又は細胞内ポリペプチドをコードする遺伝子から得ることができる。
細菌性宿主細胞内で本発明の核酸コンストラクトの転写を誘導する好適なプロモーターの例は、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)のアルファ-アミラーゼ遺伝子(amyQ)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)のアルファ-アミラーゼ遺伝子(amyL)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)のペニシリナーゼ遺伝子(penP)、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)のマルトース生成アミラーゼ遺伝子(amyM)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)のレバンスクラーゼ遺伝子(sacB)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)のxylA及びxylB遺伝子、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)のcryIIIA遺伝子(Agaisse and Lereclus,1994,Molecular Microbiology 13;97-107)、大腸菌(E.coli)のlacオペロン、大腸菌(E.coli)のtrcプロモーター(Egon et al.,1988,Gene 69;301-315)、ストレプトマイセス・セリカラー(Streptomyces coelicolor)のアガラーゼ遺伝子(dagA)及び原核生物のベータ-ラクタマーゼ遺伝子(Villa-Kamaroff et al.,1978,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 75:3727-3731)から得られるプロモーター並びにtacプロモーター(DeBoer et al.,1983,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 80:21-25)である。さらなるプロモーターは、Gilbert et al.,1980,Scientific American 242:74-94中の”Useful proteins from recombinant bacteria”;及びSambrook et al.,1989、上記参照で説明されている。国際公開第99/43835号パンフレットでは、タンデムプロモーターの例が開示されている。
糸状菌宿主細胞において本発明のポリヌクレオチドの転写を誘導するための好適なプロモーターの例は、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)のアセトアミダーゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)の中性アルファ-アミラーゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)の酸安定性アルファ-アミラーゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)又はアスペルギルス・アワモリ(Aspergillus awamori)のグルコアミラーゼ(glaA)、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のTAKAアミラーゼ、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のアルカリプロテアーゼ、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のトリオースリン酸イソメラーゼ、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)のトリプシン様プロテアーゼ(国際公開第96/00787号パンフレット)、フザリウム・ベネナタム(Fusarium venenatum)のアミログルコシダーゼ(国際公開第00/56900号パンフレット)、フザリウム・ベネナタム(Fusarium venenatum)のダリア(Daria)(国際公開第00/56900号パンフレット)、フザリウム・ベネナタム(Fusarium venenatum)のクイン(Quinn)(国際公開第00/56900号パンフレット)、リゾムコール・ミエヘイ(Rhizomucor miehei)のリパーゼ、リゾムコール・ミエヘイ(Rhizomucor miehei)のアスパラギン酸プロテイナーゼ、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のベータ-グルコシダーゼ、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のセロビオヒドロラーゼI、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のセロビオヒドロラーゼII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼI、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼIII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼV、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のキシラナーゼI、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のキシラナーゼII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のキシラナーゼIII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のベータ-キシロシダーゼ及びトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の翻訳伸長因子に関する遺伝子から得られるプロモーター並びにNA2-tpiプロモーター(非翻訳リーダーがアスペルギルス属(Aspergillus)のトリオースリン酸イソメラーゼ遺伝子由来の非翻訳リーダーによって置き換えられたアスペルギルス属(Aspergillus)の中性アルファ-アミラーゼ遺伝子に由来する改変プロモーター;非限定的な例としては、非翻訳リーダーが、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)又はアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のトリオースリン酸イソメラーゼ遺伝子由来の非翻訳リーダーによって置き換えられたアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)の中性アルファ-アミラーゼ遺伝子に由来する改変プロモーターが挙げられる);並びにその変異体、短縮型及びハイブリッドプロモーターである。他のプロモーターは、米国特許第6,011,147号明細書に記載される。
酵母宿主において、有用なプロモーターは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のエノラーゼ(ENO-1)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のガラクトキナーゼ(GAL1)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(ADH1、ADH2/GAP)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のトリオースリン酸イソメラーゼ(TPI)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のメタロチオネイン(CUP1)及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)の3-ホスホグリセリン酸キナーゼに関する遺伝子から得られる。酵母菌宿主細胞に有用な他のプロモーターは、Romanos et al.,1992,Yeast 8;423-488に記載されている。
制御配列は、転写を終了するために宿主細胞によって認識される転写ターミネーターでもあり得る。ターミネーターは、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの3’末端に作動可能に連結されている。宿主細胞内で機能する任意のターミネーターが、本発明で使用され得る。
細菌宿主細胞のために好ましいターミネーターは、バチルス・クラウシイ(Bacillus clausii)のアルカリプロテアーゼ(aprH)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)のアルファ-アミラーゼ(amyL)及び大腸菌(Escherichia coli)のリボソームRNA(rrnB)に関する遺伝子から得られる。
糸状菌宿主細胞のために好ましいターミネーターは、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)のアセトアミダーゼ、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)のアントラニル酸合成酵素、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のグルコアミラーゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のアルファ-グルコシダーゼ、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のTAKAアミラーゼ、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)のトリプシン様プロテアーゼ、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のベータ-グルコシダーゼ、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のセロビオヒドロラーゼI、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のセロビオヒドロラーゼII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼI、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼIII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のエンドグルカナーゼV、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のキシラナーゼI、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のキシラナーゼII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のキシラナーゼIII、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のベータ-キシロシダーゼ及びトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の翻訳伸長因子に関する遺伝子から得られる。
酵母宿主細胞のために好ましいターミネーターは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のエノラーゼ、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のシトクロムC(CYC1)及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のグリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼに関する遺伝子から得られる。酵母菌宿主細胞に有用な他のターミネーターは、Romanos et al.,1992(前掲)に記載されている。
制御配列は、プロモーターの下流及び遺伝子の発現を増強する遺伝子のコード配列の上流のmRNA安定化剤領域でもあり得る。
好適なmRNA安定化領域の例は、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)のcryIIIA遺伝子(国際公開第94/25612号パンフレット)及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)SP82遺伝子(Hue et al.,1995,J.Bacteriol.177:3465-3471)から得られる。
制御配列は、リーダー(宿主細胞による翻訳に重要なmRNAの非翻訳領域)でもあり得る。リーダーは、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの5’末端に作動可能に連結されている。宿主細胞内で機能的な任意のリーダーを使用し得る。
糸状菌宿主細胞のために好ましいリーダーは、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のTAKAアミラーゼ及びアスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)のトリオースリン酸イソメラーゼに関する遺伝子から得られる。
酵母宿主細胞のために好適なリーダーは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のエノラーゼ(ENO-1)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)の3-ホスホグリセリン酸キナーゼ、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルファ因子及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(ADH2/GAP)に関する遺伝子から得られる。
制御配列は、ポリアデニル化配列でもあり得、これは、ポリヌクレオチドの3’末端に作動可能に連結され、転写されると、転写されたmRNAにポリアデノシン残基を付加するためのシグナルとして宿主細胞に認識される配列である。宿主細胞において機能できる任意のポリアデニル化配列が使用され得る。
糸状菌宿主細胞のための好ましいポリアデニル化配列は、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)のアントラニル酸シンターゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のグルコアミラーゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のアルファ-グルコシダーゼ、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のTAKAアミラーゼ及びフザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)のトリプシン様プロテアーゼの遺伝子から得られる。
酵母宿主細胞のために有用なポリアデニル化配列は、Guo and Sherman,1995,Mol.Cellular Biol.15:5983-5990によって記載される。
制御配列は、ポリペプチドのN末端に連結されたシグナルペプチドをコードし、ポリペプチドを細胞の分泌経路に誘導するシグナルペプチドコード領域でもあり得る。ポリヌクレオチドのコード配列の5’末端は、ポリペプチドをコードするコード配列のセグメントとともに翻訳読み枠において天然に連結されたシグナルペプチドコード配列を本質的に含有し得る。代わりに、コード配列の5’末端は、コード配列に対して異種のシグナルペプチドコード配列を含有し得る。コード配列がシグナルペプチドコード配列を天然に含有しない場合、異種のシグナルペプチドコード配列が必要となり得る。代わりに、異種シグナルペプチドコード配列により、ポリペプチドの分泌を増強するために天然のシグナルペプチドコード配列を単に置き換え得る。しかしながら、発現されたポリペプチドを宿主細胞の分泌経路に誘導する任意のシグナルペプチドコード配列が使用され得る。
細菌宿主細胞のために効果的なシグナルペプチドコード配列は、バチルス属(Bacillus)NCIB 11837マルトース生成アミラーゼ、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)のサブチリシン、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)のベータ-ラクタマーゼ、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)のアルファ-アミラーゼ、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)の中性プロテアーゼ(nprT、nprS、nprM)及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)のprsAに関する遺伝子から得られるシグナルペプチドコード配列である。さらなるシグナルペプチドは、Simonen and Palva,1993,Microbiol.Rev.57;109-137に記載されている。
糸状菌宿主細胞のために効果的なシグナルペプチドコード配列は、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)の中性アミラーゼ、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のグルコアミラーゼ、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のTAKAアミラーゼ、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)のセルラーゼ、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)のエンドグルカナーゼV、フミコラ・ラヌギノーサ(Humicola lanuginosa)のリパーゼ及びリゾムコール・ミエヘイ(Rhizomucor miehei)のアスパラギン酸プロテイナーゼに関する遺伝子から得られるシグナルペプチドコード配列である。
酵母宿主細胞のために有用なシグナルペプチドは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルファ因子及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のインベルターゼに関する遺伝子から得られる。他の有用なシグナルペプチドコード配列は、Romanos et al.,1992(前掲)に記載されている。
制御配列は、ポリペプチドのN末端に位置するプロペプチドをコードするポリペプチドコード配列でもあり得る。結果として得られたポリペプチドは、プロ酵素又はプロポリペプチド(又は場合によりチモーゲン)として知られる。プロポリペプチドは、一般に、不活性であり、プロポリペプチドからのプロペプチドの触媒的又は自己触媒的切断により、活性ポリペプチドに変換され得る。プロペプチドコード配列は、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)のアルカリ性プロテアーゼ(aprE)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の中性プロテアーゼ(nprT)、ミセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophthora thermophila)のラッカーゼ(国際公開第95/33836号パンフレット)、リゾムコール・ミエヘイ(Rhizomucor miehei)のアスパラギン酸プロテイナーゼ及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルファ因子の遺伝子から得ることができる。
シグナルペプチド及びプロペプチド配列の両方が存在する場合、プロペプチド配列は、ポリペプチドのN末端の隣に位置し、シグナルペプチド配列は、プロペプチド配列のN末端の隣に位置する。
宿主細胞の増殖に対してポリペプチドの発現を制御する制御配列を加えることが望ましい場合もある。調節配列の例は、調節化合物の存在を含む化学的刺激又は物理的刺激に反応して遺伝子の発現をオン又はオフにするものである。原核生物系の調節配列としては、lac、tac及びtrpオペレーター系が挙げられる。酵母では、ADH2系又はGAL1系を使用し得る。糸状菌では、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のグルコアミラーゼプロモーター、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のTAKAアルファ-アミラーゼプロモーター及びアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のグルコアミラーゼプロモーター、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のセロビオヒドロラーゼIプロモーター及びトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)のセロビオヒドロラーゼIIプロモーターを使用し得る。調節配列の他の例には、遺伝子増幅を可能にするものである。真核生物系のこれらの調節配列としては、メトトレキサートの存在下で増幅されるジヒドロ葉酸レダクターゼ遺伝子及び重金属によって増幅されるメタロチオネイン遺伝子が挙げられる。これらの場合、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドは、調節配列に作動可能に連結されているであろう。
発現ベクター
本発明は、本発明のグルコアミラーゼバリアントをコードするポリヌクレオチド、プロモーター並びに転写及び翻訳終止シグナルを含む組換え発現ベクターにも関する。1つ以上の都合のよい制限部位を含み、そのような部位でバリアントをコードするポリヌクレオチドを挿入又は置換することを可能にし得る組換え発現ベクターを作製するために、様々なヌクレオチド及び制御配列をともに連結し得る。代わりに、ポリヌクレオチドは、ポリヌクレオチド又はポリヌクレオチドを含む核酸コンストラクトを発現に適切なベクターに挿入することにより発現され得る。発現ベクターを作製する際に、コード配列が発現に適切な制御配列に作動可能に連結されるように、コード配列がベクター内に配置される。
組換え発現ベクターは、組換えDNA法に都合よく供されることが可能であり、且つポリヌクレオチドの発現をもたらすことが可能である任意のベクター(例えば、プラスミド又はウイルス)であり得る。このベクターの選択は、通常、このベクターと、このベクターが導入される宿主細胞との適合性に依存することになる。ベクターは、直鎖状又は閉環状プラスミドであり得る。
ベクターは、例えば、プラスミド、染色体外エレメント、ミニ染色体又は人工染色体など、自己複製ベクター、すなわち染色体外の実体として存在し、その複製が染色体複製に依存しないベクターであり得る。ベクターは、自己複製を確実なものにするための任意の手段を含有し得る。代わりに、ベクターは、宿主細胞に導入される際にゲノム中に統合され、且つ内部に統合された染色体とともに複製されるものであり得る。さらに、単一のベクター若しくはプラスミド又は宿主細胞のゲノムに導入される全DNAをともに含有する2つ以上のベクター若しくはプラスミド又はトランスポゾンが使用され得る。
ベクターは、好ましくは、形質転換されたか、トランスフェクトされたか、形質導入されたか、又は同類の細胞の容易な選択を可能にする1つ以上の選択マーカーを含有する。選択マーカーは、その生成物が殺生物剤又はウイルス耐性、重金属に対する耐性、栄養要求体に対する原栄養性などをもたらす遺伝子である。
細菌性選択マーカーの例は、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)若しくはバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)のdal遺伝子又はアンピシリン、クロラムフェニコール、カナマイシン、ネオマイシン、スペクチノマイシン若しくはテトラサイクリン耐性などの抗生物質耐性を付与するマーカーである。酵母宿主細胞のための好適なマーカーとしては、ADE2、HIS3、LEU2、LYS2、MET3、TRP1及びURA3が挙げられるが、これらに限定されない。糸状菌宿主細胞における使用のための選択マーカーとしては、adeA(ホスホリボシルアミノイミダゾール-スクシノカルボキサミドシンターゼ)、adeB(ホスホリボシル-アミノイミダゾールシンターゼ)、amdS(アセトアミダーゼ)、argB(オルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ)、bar(ホスフィノスリシンアセチルトランスフェラーゼ)、hph(ハイグロマイシンホスホトランスフェラーゼ)、niaD(硝酸レダクターゼ)、pyrG(オロチジン-5’-リン酸デカルボキシラーゼ)、sC(硫酸アデニリルトランスフェラーゼ)及びtrpC(アントラニル酸シンターゼ)並びにそれらの均等物が挙げられるが、これらに限定されない。アスペルギルス属(Aspergillus)細胞中での使用に好ましいのは、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)又はアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)のamdS遺伝子及びpyrG遺伝子並びにストレプトマイセス・ハイグロスコピクス(Streptomyces hygroscopicus)bar遺伝子である。トリコデルマ属(Trichoderma)細胞における使用に好ましいのは、adeA、adeB、amdS、hph及びpyrG遺伝子である。
選択マーカーは、国際公開第2010/039889号パンフレットに記載される二重の選択マーカー系であり得る。一態様では、二重の選択マーカーは、hph-tkの二重の選択マーカー系である。
ベクターは、好ましくは、宿主細胞のゲノム中へのベクターの組み込み又はゲノムとは独立して細胞内でのベクターの自己複製を可能にするエレメントを含有する。
宿主細胞ゲノムへの組み込みのために、ベクターは、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの配列又は相同組換え若しくは非相同組換えによってゲノムに組み込むためのベクターの任意の他のエレメントに依存し得る。代わりに、ベクターは、相同組換えによる染色体内の正確な位置における宿主細胞のゲノムへの組み込みを誘導するための追加のポリヌクレオチドを含有し得る。正確な位置での組み込みの可能性を高めるために、組み込みエレメントは、十分な数の核酸(例えば、100~10,000個の塩基対、400~10,000個の塩基対及び800~10,000個の塩基対)を含有するべきであり、この核酸は、相同組換えの可能性を高めるために、対応する標的配列に対する配列同一性が高い。組み込みエレメントは、宿主細胞のゲノム中の標的配列と相同である任意の配列であり得る。さらに、組み込みエレメントは、ポリヌクレオチドをコードしていなくても又はコードしていてもよい。他方、ベクターは、非相同組換えにより、宿主細胞ゲノムに組み込まれ得る。
自己複製のために、ベクターは、対象の宿主細胞内でベクターの自己複製を可能にする複製起点をさらに含み得る。複製起点は、細胞内で機能する、自己複製を媒介する任意のプラスミドレプリケーターであり得る。用語「複製起点」又は「プラスミドレプリケーター」は、インビボでプラスミド又はベクターの複製を可能にするポリヌクレオチドを意味する。
細菌性複製起点の例は、大腸菌(E.coli)における複製を可能にするプラスミドpBR322、pUC19、pACYC177及びpACYC184並びにバチルス属(Bacillus)における複製を可能にするpUB110、pE194、pTA1060及びpAMβ1の複製起点である。
酵母宿主細胞において使用するための複製起点の例は、2ミクロン複製起点、ARS1、ARS4、ARS1とCEN3との組み合せ及びARS4とCEN6との組み合せである。
糸状菌細胞において有用な複製起点の例には、AMA1及びANS1がある(Gems et al.,1991,Gene 98;61-67;Cullen et al.,1987,Nucleic Acids Res.15;9163-9175;国際公開第00/24883号パンフレット)。AMA1遺伝子の単離並びにこの遺伝子を含むプラスミド又はベクターの構築は、国際公開第00/24883号パンフレットで開示されている方法に従って達成され得る。
本発明のポリヌクレオチドの2つ以上のコピーを宿主細胞内に挿入して、ポリペプチドの生成を増加させ得る。ポリヌクレオチドのコピー数を増大させることは、配列の少なくとも1つのさらなるコピーを宿主細胞ゲノムに組み込むか、又はポリヌクレオチドに増幅可能な選択マーカー遺伝子を含めることによって達成することができ、適切な選択剤の存在下で細胞を培養することにより、増幅されたコピーの選択マーカー遺伝子を含有する細胞、したがってさらなるコピーのポリヌクレオチドを含有する細胞を選択することができる。
上記のエレメントを結合して本発明の組換え発現ベクターを構築するために使用される手順は、当業者によく知られている(例えば、前出のSambrook et al.,1989を参照されたい)。
宿主細胞
本発明は、本発明のバリアントの生成を誘導する1つ以上の制御配列に作動可能に連結された本発明のグルコアミラーゼバリアントをコードするポリヌクレオチドを含む組換え宿主細胞にも関する。ポリヌクレオチドを含むコンストラクト又はベクターは、コンストラクト又はベクターが染色体組込み体として又は先に記載される自己複製染色体外ベクターとして維持されるように宿主細胞中に導入される。「宿主細胞」という用語は、親細胞の任意の子孫であって、複製中に生じた変異に起因して親細胞と同一ではない子孫を包含する。宿主細胞の選択は、バリアントをコードする遺伝子及びその供給源に大きく依存することになる。
宿主細胞は、グルコアミラーゼバリアントの組換え産生において有用な任意の細胞、例えば、原核生物又は真核生物であり得る。
いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、組換え宿主細胞に対して異種である。
いくつかの実施形態では、1つ以上の制御配列の少なくとも1つは、グルコアミラーゼバリアントをコードするポリヌクレオチドに対して異種である。
いくつかの実施形態では、組換え宿主細胞は、少なくとも2コピー、例えば、3、4又は5コピーの本発明のポリヌクレオチドを含む。
宿主細胞は、本発明のポリペプチドの組換え産生に有用な任意の微生物細胞又は植物細胞、例えば、原核細胞又は真菌細胞であり得る。
原核生物宿主細胞は、任意のグラム陽性細菌又はグラム陰性細菌であり得る。グラム陽性細菌としては、バチルス属(Bacillus)、クロストリジウム属(Clostridium)、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ゲオバチルス属(Geobacillus)、ラクトバチルス属(Lactobacillus)、ラクトコッカス属(Lactococcus)、オセアノバチルス属(Oceanobacillus)、スタフィロコッカス属(Staphylococcus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)及びストレプトマイセス属(Streptomyces)が挙げられるが、これらに限定されない。グラム陰性細菌としては、カンピロバクター属(Campylobacter)、大腸菌(E.coli)、フラボバクテリウム属(Flavobacterium)、フソバクテリウム属(Fusobacterium)、ヘリコバクター属(Helicobacter)、イリオバクター属(Ilyobacter)、ナイセリア属(Neisseria)、シュードモナス属(Pseudomonas)、サルモネラ属(Salmonella)及びウレアプラズマ属(Ureaplasma)が挙げられるが、これらに限定されない。
細菌宿主細胞は、限定されるものではないが、バチルス・アルカロフィルス(Bacillus alkalophilus)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バチルス・ブレビス(Bacillus brevis)、バチルス・サークランス(Bacillus circulans)、バチルス・クラウシイ(Bacillus clausii)、バチルス・コアグランス(Bacillus coagulans)、バチルス・ファーマス(Bacillus firmus)、バチルス・ロータス(Bacillus lautus)、バチルス・レンタス(Bacillus lentus)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)及びバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)の細胞を含む任意のバチルス属(Bacillus)細胞であり得る。
細菌宿主細胞は、限定されるものではないが、ストレプトコッカス・エクイシミリス(Streptococcus equisimilis)、ストレプトコッカス・ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)、ストレプトコッカス・ユベリス(Streptococcus uberis)及びストレプトコッカス・エクイ亜種ズーエピデミカス(Streptococcus equi subsp.Zooepidemicus)の細胞を含む任意のストレプトコッカス属(Streptococcus)細胞でもあり得る。
細菌宿主細胞は、限定されるものではないが、ストレプトマイセス・アクロモゲネス(Streptomyces achromogenes)、ストレプトマイセス・アベルミティリス(Streptomyces avermitilis)、ストレプトマイセス・セリカラー(Streptomyces coelicolor)、ストレプトマイセス・グリセウス(Streptomyces griseus)及びストレプトマイセス・リビダンス(Streptomyces lividans)の細胞を含む任意のストレプトマイセス属(Streptomyces)細胞でもあり得る。
バチルス属(Bacillus)細胞内へのDNAの導入は、プロトプラスト形質転換(例えば、Chang and Cohen,1979,Mol.Gen.Genet.168:111-115を参照されたい)、コンピテント細胞形質転換(例えば、Young and Spizizen,1961,J.Bacteriol.81:823-829又はDubnau and Davidoff-Abelson,1971,J.Mol.Biol.56:209-221を参照されたい)、エレクトロポレーション(例えば、Shigekawa and Dower,1988,Biotechniques 6:742-751を参照されたい)又はコンジュゲーション(例えば、Koehler and Thorne,1987,J.Bacteriol.169:5271-5278を参照されたい)によって行われ得る。大腸菌(E.coli)へのDNAの導入は、プロトプラスト形質転換(例えば、Hanahan,1983,J.Mol.Biol.166:557-580を参照されたい)又はエレクトロポレーション(例えば、Dower et al.,1988,Nucleic Acids Res.16:6127-6145を参照されたい)によって行われ得る。ストレプトマイセス属(Streptomyces)細胞へのDNAの導入は、プロトプラスト形質転換、エレクトロポレーション(例えば、Gong et al.,2004,Folia Microbiol.(Praha)49:399-405を参照されたい)、コンジュゲーション(例えば、Mazodier et al.,1989,J.Bacteriol.171:3583-3585を参照されたい)又は形質導入(例えば、Burke et al.,2001,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 98:6289-6294を参照されたい)によって行われ得る。シュードモナス属(Pseudomonas)細胞へのDNAの導入は、エレクトロポレーション(例えば、Choi et al.,2006,J.Microbiol.Methods 64:391-397を参照されたい)又はコンジュゲーション(例えば、Pinedo and Smets,2005,Appl.Environ.Microbiol.71:51-57を参照されたい)によって行われ得る。ストレプトコッカス属(Streptococcus)細胞へのDNAの導入は、自然形質転換能(例えば、Perry and Kuramitsu,1981,Infect.Immun.32:1295-1297を参照されたい)、プロトプラスト形質転換(例えば、Catt and Jollick,1991,Microbios 68:189-207を参照されたい)、エレクトロポレーション(例えば、Buckley et al.,1999,Appl.Environ.Microbiol.65:3800-3804を参照されたい)又はコンジュゲーション(例えば、Clewell,1981,Microbiol.Rev.45:409-436を参照されたい)によって行われ得る。しかしながら、宿主細胞にDNAを導入するための当技術分野で知られる任意の方法が使用され得る。
宿主細胞は、真菌細胞であり得る。本明細書で使用する場合、「真菌」としては、子嚢菌門(Ascomycota)、担子菌門(Basidiomycota)、ツボカビ門(Chytridiomycota)及び接合菌門(Zygomycota)並びに卵菌(Oomycota)及び全ての栄養胞子形成菌(Hawksworth et al.,In,Ainsworth and Bisby’s Dictionary of The Fungi,8th edition,1995,CAB International,University Press,Cambridge,UKで定義される)が挙げられる。
真菌宿主細胞は、酵母細胞であり得る。本明細書で使用する場合、「酵母」としては、有子嚢胞子酵母(エンドミセス目(Endomycetales))、担子菌酵母及び不完全菌類(不完全酵母菌綱(Blastomycetes))に属する酵母が挙げられる。酵母の分類は将来変更される場合があるため、本発明の目的上、酵母は、Biology and Activities of Yeast(Skinner,Passmore,and Davenport,editors,Soc.App.Bacteriol.Symposium Series No.9,1980)に記載されるとおりに定義されるものとする。
酵母宿主細胞は、カンジダ属(Candida)、ハンゼヌラ属(Hansenula)、クルイベロマイセス属(Kluyveromyces)、ピキア属(Pichia)、サッカロマイセス属(Saccharomyces)、シゾサッカロマイセス属(Schizosaccharomyces)又はヤロウイア属(Yarrowia)の細胞、例えばクルイベロマイセス・ラクティス(Kluyveromyces lactis)、サッカロマイセス・カールスベルゲンシス(Saccharomyces carlsbergensis)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)、サッカロマイセス・ディアスタティカス(Saccharomyces diastaticus)、サッカロマイセス・ドウグラシー(Saccharomyces douglasii)、サッカロマイセス・クリュイベリ(Saccharomyces kluyveri)、サッカロマイセス・ノルベンシス(Saccharomyces norbensis)、サッカロマイセス・オヴィフォルミス(Saccharomyces oviformis)又はヤロウイア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)の細胞であり得る。
真菌宿主細胞は、糸状菌細胞であり得る。「糸状菌」としては、真菌亜門(Eumycota)及び卵菌亜門(Oomycota)の全ての真菌形態が挙げられる(Hawksworth et al.,1995(前掲)に定義される)。糸状菌は、一般的に、キチン、セルロース、グルカン、キトサン、マンナン及び他の複雑な多糖で構成されている菌糸体の壁を特徴としている。栄養生長は菌糸伸長によるものであり、炭素異化は偏性好気性である。対照的に、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)などの酵母による栄養生長は単細胞葉状体の出芽によるものであり、炭素異化は発酵性であり得る。
糸状菌宿主細胞は、アクレモニウム属(Acremonium)、アスペルギルス属(Aspergillus)、アウレオバシジウム属(Aureobasidium)、ヤケイロタケ属(Bjerkandera)、セリポリオプシス属(Ceriporiopsis)、クリソスポリウム属(Chrysosporium)、コプリナス属(Coprinus)、カワラタケ属(Coriolus)、クリプトコッカス属(Cryptococcus)、フィリバシジウム属(Filibasidium)、フザリウム属(Fusarium)、フミコラ属(Humicola)、マグナポルテ属(Magnaporthe)、ムコール属(Mucor)、ミセリオフトラ属(Myceliophthora)、ネオカリマスティクス属(Neocallimastix)、ニューロスポラ属(Neurospora)、ペシロマイセス属(Paecilomyces)、ペニシリウム属(Penicillium)、ファネロカエテ属(Phanerochaete)、フレビア属(Phlebia)、ピロミセス属(Piromyces)、ヒラタケ属(Pleurotus)、シゾフィラム属(Schizophyllum)、タラロマイセス属(Talaromyces)、サーモアスカス属(Thermoascus)、チエラビア属(Thielavia)、トリポクラディウム属(Tolypocladium)、ホウロクタケ属(Trametes)又はトリコデルマ属(Trichoderma)の細胞であり得る。
例えば、糸状菌宿主細胞は、アスペルギルス・アワモリ(Aspergillus awamori)、アスペルギルス・フォエティダス(Aspergillus foetidus)、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)、アスペルギルス・ジャポニクス(Aspergillus japonicus)、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)、ブエルカンデラ・アズスタ(Bjerkandera adusta)、セリポリオプシス・アネイリナ(Ceriporiopsis aneirina)、セリポリオプシス・カレギエア(Ceriporiopsis caregiea)、セリポリオプシス・ギルベセンス(Ceriporiopsis gilvescens)、セリポリオプシス・パノシンタ(Ceriporiopsis pannocinta)、セリポリオプシス・リブロサ(Ceriporiopsis rivulosa)、セリポリオプシス・スブルファ(Ceriporiopsis subrufa)、セリポリオプシス・サブバーミスポラ(Ceriporiopsis subvermispora)、クリソスポリウム・イノプス(Chrysosporium inops)、クリソスポリウム・ケラティノフィラム(Chrysosporium keratinophilum)、クリソスポリウム・ルクノウエンセ(Chrysosporium lucknowense)、クリソスポリウム・メルダリウム(Chrysosporium merdarium)、クリソスポリウム・パンニコラ(Chrysosporium pannicola)、クリソスポリウム・クイーンスランジクム(Chrysosporium queenslandicum)、クリソスポリウム・トロピクム(Chrysosporium tropicum)、クリソスポリウム・ゾナツム(Chrysosporium zonatum)、コプリヌス・シネレウス(Coprinus cinereus)、コリオルス・ヒルスツス(Coriolus hirsutus)、フザリウム・バクテリジオイデス(Fusarium bactridioides)、フザリウム・セレアリス(Fusarium cerealis)、フザリウム・クロークウェレンス(Fusarium crookwellense)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・グラミヌム(Fusarium graminum)、フザリウム・ヘテロスポルム(Fusarium heterosporum)、フザリウム・ネグンディ(Fusarium negundi)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・レチクランツム(Fusarium reticulatum)、フザリウム・ロゼウム(Fusarium roseum)、フザリウム・サムブシヌム(Fusarium sambucinum)、フザリウム・サルコクロウム(Fusarium sarcochroum)、フザリウム・スポロトリキオイデス(Fusarium sporotrichioides)、フザリウム・スルフレウム(Fusarium sulphureum)、フザリウム・トルロスム(Fusarium torulosum)、フザリウム・トリコテシオイデス(Fusarium trichothecioides)、フザリウム・ベネナタム(Fusarium venenatum)、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)、フミコラ・ラヌギノーサ(Humicola lanuginosa)、ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)、ミセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophthora thermophila)、ニューロスポラ・クラッサ(Neurospora crassa)、ペニシリウム・プルプロゲヌム(Penicillium purpurogenum)、ファネロカエテ・クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosporium)、フレビア・ラジアタ(Phlebia radiata)、プレウロツス・エリンギイ(Pleurotus eryngii)、タラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)、チエラビア・テレストリス(Thielavia terrestris)、トラメテス・ビロサ(Trametes villosa)、トラメテス・ベルシコロル(Trametes versicolor)、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)、トリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)又はトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)細胞であり得る。
真菌細胞は、それ自体知られている方法において、プロトプラストの形成、プロトプラストの形質転換及び細胞壁の再生を含むプロセスにより形質転換され得る。アスペルギルス属(Aspergillus)及びトリコデルマ属(Trichoderma)宿主細胞の形質転換に好適な手順は、欧州特許第238023号明細書、Yelton et al.,1984,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 81:1470-1474及びChristensen et al.,1988,Bio/Technology 6:1419-1422に記載されている。フザリウム属(Fusarium)種の形質転換に好適な方法は、Malardier et al.,1989,Gene 78:147-156及び国際公開第96/00787号パンフレットにより説明されている。酵母は、Becker and Guarente,In Abelson,J.N.and Simon,M.I.,editors,Guide to Yeast Genetics and Molecular Biology,Methods in Enzymology,Volume 194,pp 182-187、Academic Press,Inc.,New York;Ito et al.,1983,J.Bacteriol.153:163;及びHinnen et al.,1978,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 75:1920によって記載される手順を使用して形質転換され得る。
生成方法
本発明は、本発明のグルコアミラーゼバリアントを生成する方法であって、(a)グルコアミラーゼバリアントの生成に資する条件下で、野生型形態においてグルコアミラーゼバリアントを生成する細胞を培養すること;及び任意選択により、(b)グルコアミラーゼバリアントを回収することを含む方法にも関する。
一態様では、細胞は、トリコデルマ属(Trichoderma)、レカニシリウム属(Lecanicillium)、シンプリシリウム属(Simplicillium)、アスペルギルス属(Aspergillus)、コリナスクス属(Cornyascus)、アクロフィアロホラ属(Acrophialophora)、リノクラディエラ属(Rhinocladiella)、ネマニア属(Nemania)、タラロマイセス属(Talaromyces)、コラリエラ属(Collariella)、リジドポラス属(Rigidoporous)、ロラマイセス属(Loramyces)、フザリウム属(Fusarium)、ギルマニエラ属(Gilmaniella)、グリオマスティクス属(Gliomastix)、アルビフィムブリア属(Albifimbria)、ラサムソニア属(Rasamsonia)、ハミゲラ属(Hamigera)及び/又はアクレモニウム属(Acremonium)細胞である。別の態様では、細胞は、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)、トリコデルマ・ロンギピレ(Trichoderma longipile)、トリコデルマ・コニンギオプシス(Trichoderma koningiopsis)、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)、トリコデルマ・シヌオスム(Trichoderma sinuosum)、レカニシリウム・プリムリヌム(Lecanicillium primulinum)、シンプリシリウム・ラメイリコーラ(Simplicillium lameillicola)、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)、アスペルギルス・ウェンティ(Aspergillus wentii)、コリナスクス・セペドニウム(Cornyascus sepedonium)、アクロフィアロホラ・フジスポラ(Acrophialophora fusispora)、リノクラディエラ属の一種(Rhinocladiella sp.)、ネマニア・セルペンス(Nemania serpens)、タラロマイセス・レイセッタヌス(Talaromyces leycettanus)、コラリエラ・ヴィレッセンス(Collariella virescens)、リジドポラス属の一種(Rigidoporous sp.)74222及び/又はロラマイセス・マクロスポラス(Loramyces macrosporus)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、ギルマニエラ・フミコラ(Gilmaniella humicola)、グリオマスティクス・ムロルム(Gliomastix murorum)、アルビフィムブリア・ヴェルカリア(Albifimbria verrucaria)、ラサムソニア・ビソクラマイドイデス(Rasamsonia byssochlamydoides)、ハミゲラ・インフラータ(Hamigera inflata)及び/又はアクレモニウム・エクシガム(Acremonium exiguum)細胞である。
本発明は、本発明のバリアントを生成する方法であって、(a)バリアントの生成に資する条件下で本発明の組換え宿主細胞を培養すること;及び任意選択により(b)ポリペプチドを回収することを含む方法にも関する。
宿主細胞は、当技術分野において知られる方法を使用してバリアントの生成に好適な栄養培地中で培養される。例えば、細胞は、好適な培地中において並びにバリアントの発現及び/又は単離が可能になる条件下で実施される実験用又は工業用発酵槽におけるフラスコ振盪培養又は小規模若しくは大規模発酵(連続、バッチ、フェドバッチ又は固体状態の発酵を含む)により培養され得る。この培養を、当技術分野で知られる手順を使用して、炭素源及び窒素源並びに無機塩を含む好適な栄養培地中で行う。好適な培地は、商業的供給業者から入手可能であるか、又は公開されている組成(例えば、American Type Culture Collectionのカタログで公開されている組成)に従って調製され得る。バリアントが栄養培地に分泌される場合、バリアントは、培地から直接的に回収することができる。バリアントが分泌されない場合、それは、細胞可溶化物から回収することができる。
バリアントは、バリアントに特異的である当技術分野において知られる方法を使用して検出され得る。これらの検出法としては、特異抗体の使用、酵素生成物の形成又は酵素基質の消失が挙げられるが、これらに限定されない。例えば、酵素アッセイを使用して、このバリアントの活性を決定し得る。
バリアントは、当技術分野において知られる方法を使用して回収され得る。例えば、バリアントは、採取、遠心分離、濾過、抽出、噴霧乾燥、蒸発又は沈殿を含むが、これらに限定されない従来の手順によって栄養培地から回収され得る。
バリアントは、実質的に純粋なバリアントを得るための、クロマトグラフィー(例えば、イオン交換、親和性、疎水性、クロマトフォーカシング及びサイズ排除)、電気泳動法(例えば、分取等電点電気泳動)溶解度の相違(例えば、硫酸アンモニウム沈殿)、SDS-PAGE又は抽出(例えば、Protein Purification,Janson and Ryden,editors,VCH Publishers,New York,1989を参照されたい)を含むが、これらに限定されない、当技術分野において知られる様々な手順によって精製され得る。
代替的な態様では、バリアントは回収されず、むしろバリアントを発現する本発明の宿主細胞がバリアントの供給源として使用される。
グルコアミラーゼバリアント顆粒
本発明は、本発明のグルコアミラーゼバリアントを含む酵素顆粒/粒子にも関する。ある実施形態では、顆粒は、コアを含み、任意選択によりコアを囲む1種以上のコーティング(外層)を含む。
コアは、20~2000μm、特に50~1500μm、100~1500μm又は250~1200μmの同等の球径(体積基準の平均粒径)として測定される直径を有し得る。
ある実施形態では、コアは、1種以上の本発明のグルコアミラーゼバリアントを含む。ある実施形態では、コアは、本発明のグルコアミラーゼバリアントを有する1種以上のポリペプチドを含む。ある実施形態では、コアは、グルコアミラーゼバリアントを有する1種以上のポリペプチド及び/又は本発明のグルコアミラーゼバリアントを有する1種以上のポリペプチドを含む。
コアは、充填剤、繊維材料(セルロース又は合成繊維)、安定化剤、可溶化剤、懸濁剤、粘度調節剤、軽質量の球体、可塑剤、塩、潤滑剤及び芳香剤などの追加の材料を含み得る。
コアは、合成ポリマー、ワックス、脂肪又は炭水化物などの結合剤を含み得る。
コアは、多価カチオンの塩、還元剤、抗酸化剤、過酸化物分解触媒及び/又は酸性緩衝剤成分を典型的には均質なブレンドとして含み得る。
コアは、酵素が内部に吸収される不活性粒子又は例えば流動層コーティングにより、酵素が表面に塗布された不活性粒子を含み得る。
コアは、20~2000μm、特に50~1500μm、100~1500μm又は250~1200μmの直径を有し得る。
コアは、例えば、保存安定性を改善するか、取り扱い中の発塵性を低減するか又は顆粒を着色するために、少なくとも1つのコーティングによって囲まれ得る。任意選択のコーティングとしては、塩コーティング又はポリエチレングリコール(PEG)、メチルヒドロキシ-プロピルセルロース(MHPC)及びポリビニルアルコール(PVA)などの他の好適なコーティング材料が挙げられ得る。
コーティングは、コアの少なくとも0.1重量%、例えば、少なくとも0.5重量%、少なくとも1重量%、少なくとも5重量%、少なくとも10重量%又は少なくとも15重量%の量で塗布され得る。この量は、最大100%、70%、50%、40%又は30%であり得る。
コーティングは、厚さが少なくとも0.1μm、特に少なくとも0.5μm、少なくとも1μm又は少なくとも5μmであるのが好ましい。いくつかの実施形態では、コーティングの厚さは、100μm未満、例えば、60μm未満又は40μm未満である。
コーティングは、実質的に連続した層を形成することにより、コアユニットを被包する必要がある。実質的に連続した層とは、それが被包する/封入されるコアユニットが、被覆されていない箇所がほとんどないか又は一切ないように、孔がほとんどないか又は全くないコーティングとして理解すべきである。層又はコーティングは、特に厚さが均一でなければならない。
コーティングは、当技術分野で知られる他の材料、例えば、充填剤、固着防止剤、顔料、染料、可塑剤及び/又は結合剤、例えば、二酸化チタン、カオリン、炭酸カルシウム若しくはタルクをさらに含有することができる。
塩コーティングは、少なくとも60重量%、例えば、少なくとも65重量%、少なくとも70重量%、少なくとも75重量%、少なくとも80重量%、少なくとも85重量%、少なくとも90重量%、少なくとも95重量%又は少なくとも99重量%の塩を含み得る。
許容される保護をもたらすために、塩コーティングは、好ましくは、少なくとも0.1μm、例えば少なくとも0.5μm、少なくとも1μm、少なくとも2μm、少なくとも4μm、少なくとも5μm又は少なくとも8μmの厚さである。特定の実施形態では、塩コーティングの厚さは100μm未満、例えば60μm未満又は40μm未満である。
塩は、塩を完全に溶解させた塩溶液又は微粒子が10μm未満若しくは5μm未満などの50μm未満である塩懸濁液から添加され得る。
塩コーティングは、単一の塩又は2種以上の塩の混合物を含み得る。塩は、水溶性であり得、特に20℃の水100g中に少なくとも0.1g、好ましくは水100g当たり少なくとも0.5g、例えば水100g当たり少なくとも1g、例えば水100g当たり少なくとも5gの溶解度を有する。
塩は、無機塩、例えば、硫酸塩、亜硫酸塩、リン酸塩、ホスホン酸塩、硝酸塩、塩化物若しくは炭酸塩の塩又はクエン酸塩、マロン酸塩若しくは酢酸塩などの単純な有機酸(炭素数10未満、例えば、炭素数6以下)の塩であり得る。これらの塩におけるカチオンの例としては、アルカリ若しくは土類アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又はナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛若しくはアルミニウムなどの第一遷移系列の金属イオンがある。アニオンの例としては、塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、チオ硫酸塩、リン酸塩、一塩基性リン酸塩、二塩基性リン酸塩、次亜リン酸塩、ピロリン酸二水素塩、四ホウ酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、メタケイ酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、酪酸塩、プロピオン酸塩、安息香酸塩、酒石酸塩、アスコルビン酸塩又はグルコン酸塩が挙げられる。特に、硫酸塩、亜硫酸塩、リン酸塩、ホスホン酸塩、硝酸塩、塩化物塩若しくは炭酸塩のアルカリ若しくは土類アルカリ金属塩又はクエン酸塩、マロン酸塩若しくは酢酸塩などの単純有機酸の塩を使用し得る。
コーティングの塩は、20℃で60超、特に70%超、80%超又は85%超の一定の水分を有し得るか、又はこのような塩(例えば、無水物)の別の水和物形態であり得る。塩コーティングは、国際公開第00/01793号パンフレット又は国際公開第2006/034710号パンフレットに記載されるようなものであり得る。好適な塩の具体的例としては、NaCl(CH20℃=76%)、NaCO(CH20℃=92%)、NaNO(CH20℃=73%)、NaHPO(CH20℃=95%)、NaPO(CH25℃=92%)、NHCl(CH20℃=79.5%)、(NHHPO(CH20℃=93.0%)、NHPO(CH20℃=93.1%)、(NHSO(CH20℃=81.1%)、KCl(CH20℃=85%)、KHPO(CH20℃=92%)、KHPO(CH20℃=96.5%)、KNO(CH20℃=93.5%)、NaSO(CH20℃=93%)、KSO(CH20℃=98%)、KHSO(CH20℃=86%)、MgSO(CH20℃=90%)、ZnSO(CH20℃=90%)及びクエン酸ナトリウム(CH25℃=86%)がある。他の例としては、NaHPO、(NH)HPO、CuSO、Mg(NO及び酢酸マグネシウムが挙げられる。
塩は、無水形態であり得るか、又は水和塩、すなわち国際公開第99/32595号パンフレットに記載されるものなど、結晶化の結合水を含む結晶塩水和物であり得る。具体的な例としては、無水硫酸ナトリウム(NaSO)、無水硫酸マグネシウム(MgSO)、硫酸マグネシウム七水和物(MgSO・7HO)、硫酸亜鉛七水和物(ZnSO・7HO)、第二リン酸水素ナトリウム七水和物(NaHPO・7HO)、硝酸マグネシウム六水和物(Mg(NO(6HO))、クエン酸ナトリウム二水和物及び酢酸マグネシウム四水和物が挙げられる。
塩は、塩の溶液として、例えば流動層を用いて塗布されることが好ましい。
コーティング材料は、ワックスコーティング材料及び皮膜形成コーティング材料であり得る。ワックスコーティング材料の例は、平均モル重量が1000~20000のポリ(エチレンオキシド)製品(ポリエチレングリコール、PEG);16~50のエチレンオキシド単位を有するエトキシル化ノニルフェノール;アルコールが12~20個の炭素原子を含有し、且つ15~80のエチレンオキシド単位が存在するエトキシル化脂肪アルコール;脂肪アルコール;脂肪酸;並びに脂肪酸のモノ-及びジ-及びトリグリセリドである。流動層技術によって塗布するのに好適な皮膜形成コーティング材料の例は、英国特許第1483591号明細書に示されている。
顆粒は、任意選択により1種以上の追加のコーティングを有し得る。好適なコーティング材料の例には、ポリエチレングリコール(PEG)、メチルヒドロキシ-プロピルセルロース(MHPC)及びポリビニルアルコール(PVA)がある。多層コーティングの酵素顆粒の例は、国際公開第93/07263号パンフレット及び国際公開第97/23606号パンフレットに記載されている。
コアは、例えば、結晶化、沈殿、パンコーティング、流動層コーティング、流動層凝集、回転噴霧、押出、プリリング、球形化、破砕法、ドラム造粒及び/又は高せん断造粒などの造粒技術を含む方法により、成分のブレンドを造粒することにより調製することができる。
コアを調製するための方法は、Handbook of Powder Technology;Particle size enlargement by C.E.Capes;Volume 1;1980;Elsevierに見出すことができる。調製方法としては、例えば、以下の既知の飼料及び顆粒配合技術が挙げられる。
(a)液体の酵素含有溶液を噴霧乾燥塔内で霧状にして小滴を形成し、これを、乾燥塔を通過する間に乾燥させて酵素含有微粒子物質を形成する、噴霧乾燥した生成物。このようにして微小粒子を生成することができる(Michael S.Showell(editor);Powdered detergents;Surfactant Science Series;1998;vol.71;page 140-142;Marcel Dekker)。
(b)事前に形成した不活性コア粒子の周りに酵素を層としてコーティングし、典型的には事前に形成したコア粒子を流動化する流動層装置内で酵素含有溶液を霧状にし、酵素含有溶液をコア粒子に付着させて乾燥し、コア粒子の表面上に乾燥した酵素の層が残される、積層体。有用な所望のサイズのコア粒子を見出すことが可能であれば、このようにして所望のサイズの粒子を得ることができる。このタイプの生成物は、例えば、国際公開第97/23606号パンフレットに記載されている。
(c)コアの周りに酵素を層としてコーティングするのではなく、酵素がコアの表面上及び/又はその中に吸収される、吸収されたコア粒子。このようなプロセスは、国際公開第97/39116号パンフレットに記載されている。
(d)酵素含有ペーストをプレスしてペレットにするか、又は圧力下で小さい開口部を通して押出成形して粒子になるように切断し、続いてこれを乾燥させる、押出成形又はペレット化された生成物。そのような粒子は、通常、押出成形の開口部が作られる材料(通常は穿孔のあるプレート)が、押出成形の開口部にわたって許容圧力降下を制限するため、かなり大きいサイズを有する。小さい開口部を用いる場合、非常に高い押出成形圧力によって酵素ペースト内で熱の発生も増大するが、これは、酵素に有害なものである(Michael S.Showell(editor);Powdered detergents;Surfactant Science Series;1998;vol.71;pages 140-142;Marcel Dekker)。
(e)酵素含有粉末を溶融ワックスに懸濁させ、この懸濁剤を、例えば回転ディスクアトマイザーで冷却チャンバーに噴霧し、冷却チャンバーで液滴を急速に固体化させる、プリル化生成物(Michael S.Showell(editor);Powdered detergents;Surfactant Science Series;1998;vol.71;page 140-142;Marcel Dekker)。得られた生成物は、酵素がその表面に濃縮されているのではなく、不活性材料の全体にわたって均一に分布したものである。米国特許第4,016,040号明細書及び同第4,713,245号明細書では、この技術について記載している。
(f)従来の造粒成分の乾燥粉末組成物に、酵素含有液体が加えられる、ミキサー造粒生成物。液体及び粉末を好適な比率で混合し、液体の水分が乾燥粉末に吸収されると、乾燥粉末の成分が付着して凝集を始め、粒子が構築されて酵素を含む顆粒が形成される。このようなプロセスは、米国特許第4,106,991号明細書並びに関連文献である欧州特許第170360号明細書、欧州特許第304332号明細書、欧州特許第304331号明細書、国際公開第90/09440号パンフレット及び国際公開第90/09428号パンフレットに記載されている。このプロセスの特定の生成において、造粒機として様々な高剪断ミキサーを使用することができる。いわゆるT顆粒を生成するために、酵素、フィラー及び結合剤等からなる顆粒をセルロース繊維と混合して粒子を強化する。強化した粒子は、より頑強となり、酵素の粉塵を放出することが少なくなる。
(g)酵素を含有するより大きい粒子、ペレット、錠剤、ブリケット等を粉砕又は破砕することによってコアを生成する、サイズリダクション。粉砕又は破砕された生成物をふるいにかけることにより、所望のコア粒子画分が得られる。大型及び小型の粒子は再利用することができる。サイズリダクションは、Martin Rhodes(editor);Principles of Powder Technology;1990;Chapter 10;John Wiley&Sonsに記載されている。
(h)流動層造粒。流動層造粒は、気流中に微粒子を懸濁させ、ノズルによって流動化粒子に液体を噴霧することを含むものである。噴霧滴に当たった粒子は、濡れて粘着性になる。粘着性粒子が他の粒子に衝突してそれらが付着し、顆粒が形成される。
(i)流動層乾燥機などの乾燥をコアに施し得る。飼料又は酵素産業において顆粒を乾燥させるための他の既知の方法が当業者によって使用され得る。25~90℃の生成物温度で乾燥を行うことが好ましい。いくつかの酵素では、酵素を含むコアが、塩でコーティングする前に少量の水を含有することが重要となる。過剰な水を除去する前に感水性酵素を塩でコーティングする場合、水がコア内に閉じ込められ、酵素の活性に悪い影響を与える可能性がある。乾燥後、コアは、0.1~10%重量/重量の水を含有することが好ましい。非粉塵性の顆粒は、例えば、米国特許第4,106,991号明細書及び同第4,661,452号明細書に開示されているように生成され得、任意選択により当技術分野において知られる方法でコーティングされ得る。
顆粒は、1種以上の追加の酵素をさらに含み得る。このとき各酵素がより多くの顆粒に存在するためより均一な酵素分布が確保されることになり、粒径が異なることに起因する異なる酵素の物理的な分離も減少する。多酵素共顆粒の製造方法は、ip.com開示IPCOM000200739Dに開示されている。共顆粒を使用することによって酵素を形成する別の例は、国際公開第2013/188331号パンフレットに開示されている。
本発明は、欧州特許第238,216号明細書に開示されている方法に従って調製される、保護された酵素にも関する。
ある実施形態では、顆粒は、1種以上の追加の酵素、例えばヒドロラーゼ、イソメラーゼ、リガーゼ、リアーゼ、オキシドレダクターゼ及びトランスフェラーゼをさらに含む。1種以上の追加の酵素は、アセチルキシランエステラーゼ、アシルグリセロールリパーゼ、アミラーゼ、アルファ-アミラーゼ、ベータ-アミラーゼ、アラビノフラノシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ、セルラーゼ、フェルロイルエステラーゼ、ガラクタナーゼ、アルファ-ガラクトシダーゼ、ベータ-ガラクトシダーゼ、ベータ-グルカナーゼ、ベータ-グルコシダーゼ、リゾホスホリパーゼ、リゾチーム、アルファ-マンノシダーゼ、ベータ-マンノシダーゼ(マンナナーゼ)、フィターゼ、ホスホリパーゼA1、ホスホリパーゼA2、ホスホリパーゼD、プロテアーゼ、プルラナーゼ、ペクチンエステラーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、キシラナーゼ、ベータ-キシロシダーゼ又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択されることが好ましい。
液体配合物
本発明は、本発明のグルコアミラーゼバリアントを含む液体組成物にも関する。組成物は、酵素安定剤(例としては、プロピレングリコール若しくはグリセロールなどのポリオール、糖若しくは糖アルコール、乳酸、可逆性プロテアーゼ阻害剤、ホウ酸若しくはホウ酸誘導体、例えば芳香族ホウ酸エステル又は4-ホルミルフェニルホウ酸などのフェニルホウ酸誘導体が挙げられる)を含み得る。
いくつかの実施形態では、充填剤又は担体材料は、そのような組成物の体積を増大させるために含まれる。好適な充填剤又は担体材料としては、硫酸、炭酸及びケイ酸の様々な塩並びにタルク、粘土などが挙げられるが、これらに限定されない。液体組成物のための好適な充填剤又は担体材料としては、水又は低分子量の一級並びにポリオール及びジオールを含む二級アルコールが挙げられるが、これらに限定されない。そのようなアルコールの例としては、メタノール、エタノール、プロパノール及びイソプロパノールが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、組成物は、約5%~約90%のそのような材料を含有する。
ある態様では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;及び
(B)水
を含む液体配合物に関する。
ある態様では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;及び
(B)水
を含む液体配合物に関する。
ある態様では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント及び/又は本発明のグルコアミラーゼバリアントを有する1種以上のポリペプチド;及び
(B)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、液体配合物は、20%~80%w/wのポリオールを含む。一実施形態では、液体配合物は、0.001%~2.0%w/wの保存剤を含む。
別の実施形態では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;
(B)20%~80%w/wのポリオール;
(C)任意選択により、0.001%~2.0%w/wの保存剤;及び
(D)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;
(B)20%~80%w/wのポリオール;
(C)任意選択により、0.001%~2.0%w/wの保存剤;及び
(D)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの1種以上のグルコアミラーゼバリアント及び/又は本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;
(B)20%~80%w/wのポリオール;
(C)任意選択により、0.001%~2.0%w/wの保存剤;及び
(D)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;
(B)0.001%~2.0%w/wの保存剤;
(C)任意選択により、20%~80%w/wのポリオール;及び
(D)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;
(B)0.001%~2.0%w/wの保存剤;
(C)任意選択により、20%~80%w/wのポリオール;及び
(D)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、本発明は、
(A)0.001%~25%w/wの1種以上のグルコアミラーゼバリアント及び/又は本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアント;
(B)0.001%~2.0%w/wの保存剤;
(C)任意選択により、20%~80%w/wのポリオール;及び
(D)水
を含む液体配合物に関する。
別の実施形態では、液体配合物は、ポリオール、塩化ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、チオ硫酸ナトリウム、炭酸カルシウム、クエン酸ナトリウム、デキストリン、グルコース、スクロース、ソルビトール、ラクトース、デンプン、PVA、酢酸塩及びリン酸塩からなる群から選択され、好ましくは、硫酸ナトリウム、デキストリン、セルロース、チオ硫酸ナトリウム、カオリン及び炭酸カルシウムからなる群から選択される配合剤などの1種以上の配合剤を含む。一実施形態では、ポリオールは、グリセロール、ソルビトール、プロピレングリコール(MPG)、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール又は1,3-プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、約600未満の平均分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)及び約600未満の平均分子量を有するポリプロピレングリコール(PPG)からなる群から選択され、より好ましくは、グリセロール、ソルビトール及びプロピレングリコール(MPG)又はその任意の組み合わせからなる群から選択される。
別の実施形態では、液体配合物は、20%~80%のポリオール(すなわちポリオールの総量)、例えば25%~75%のポリオール、30%~70%のポリオール、35%~65%のポリオール又は40%~60%のポリオールを含む。一実施形態では、液体配合物は、20%~80%のポリオール、例えば、25%~75%のポリオール、30%~70%のポリオール、35%~65%のポリオール又は40%~60%のポリオールを含み、ポリオールは、グリセロール、ソルビトール、プロピレングリコール(MPG)、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール又は1,3-プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、約600未満の平均分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)及び約600未満の平均分子量を有するポリプロピレングリコール(PPG)からなる群から選択される。一実施形態では、液体配合物は、20%~80%のポリオール(すなわちポリオールの総量)、例えば25%~75%のポリオール、30%~70%のポリオール、35%~65%のポリオール又は40%~60%のポリオールを含み、ポリオールは、グリセロール、ソルビトール及びプロピレングリコール(MPG)からなる群から選択される。
別の実施形態では、保存剤は、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム及び安息香酸カリウム又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。一実施形態では、液体配合物は、0.02%~1.5%w/wの保存剤、例えば0.05%~1.0%w/wの保存剤又は0.1%~0.5%w/wの保存剤を含む。一実施形態では、液体配合物は、0.001%~2.0%w/wの保存剤(すなわち保存剤の総量)、例えば0.02%~1.5%w/wの保存剤、0.05%~1.0%w/wの保存剤又は0.1%~0.5%w/wの保存剤を含み、保存剤は、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム及び安息香酸カリウム又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
別の実施形態では、液体配合物は、1種以上の追加の酵素、例えばヒドロラーゼ、イソメラーゼ、リガーゼ、リアーゼ、オキシドレダクターゼ及びトランスフェラーゼをさらに含む。1種以上の追加の酵素は、アセチルキシランエステラーゼ、アシルグリセロールリパーゼ、アミラーゼ、アルファ-アミラーゼ、ベータ-アミラーゼ、アラビノフラノシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ、セルラーゼ、フェルロイルエステラーゼ、ガラクタナーゼ、アルファ-ガラクトシダーゼ、ベータ-ガラクトシダーゼ、ベータ-グルカナーゼ、ベータ-グルコシダーゼ、リゾホスホリパーゼ、リゾチーム、アルファ-マンノシダーゼ、ベータ-マンノシダーゼ(マンナナーゼ)、フィターゼ、ホスホリパーゼA1、ホスホリパーゼA2、ホスホリパーゼD、プロテアーゼ、プルラナーゼ、ペクチンエステラーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、キシラナーゼ、ベータ-キシロシダーゼ又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択されることが好ましい。
発酵ブロス配合物又は細胞組成物
本発明は、本発明のグルコアミラーゼバリアントを含む発酵ブロス配合物又は細胞組成物にも関する。発酵ブロス配合物又は細胞組成物は、例えば、細胞(目的のポリペプチドを生成するのに使用される、本発明のポリペプチドをコードする遺伝子を含有する宿主細胞を含む)、細胞片、バイオマス、発酵培地及び/又は発酵生成物など、発酵プロセスに使用される追加の成分をさらに含む。いくつかの実施形態では、組成物は、有機酸を含有する細胞死滅全ブロス、死滅細胞及び/又は細胞片並びに培地である。
用語「発酵ブロス」は、本明細書で使用する場合、回収及び/又は精製を全く行わないか又は最小限にのみ行う細胞発酵により生成される調製物を指す。例えば、発酵ブロスは、微生物の培養液が飽和するまで増殖したときに生成され、タンパク質を合成(例えば、宿主細胞による酵素を発現)し、細胞培養培地に分泌することができるように、炭素制限条件下でインキュベートされる。発酵ブロスは、発酵の最後に得られる発酵物質の未分画又は分画された内容物を含み得る。典型的には、発酵ブロスは、未分画であり、例えば遠心分離によって微生物細胞(例えば、糸状菌細胞)が除去された後に存在する、使用済み培地及び細胞片を含む。いくつかの実施形態では、発酵ブロスは、使用済み細胞培養培地、細胞外酵素並びに生存及び/又は非生存微生物細胞を含有する。
いくつかの実施形態では、発酵ブロス配合物又は細胞組成物は、少なくとも1~5個の炭素の有機酸を含む第1の有機酸成分及び/又はその塩並びに少なくとも1~6個以上の炭素の有機酸を含む第2の有機酸成分及び/又はその塩を含む。いくつかの実施形態では、第1の有機酸成分は、酢酸、ギ酸、プロピオン酸、それらの塩又は前述の2つ以上の混合物及び第2の有機酸成分は、安息香酸、シクロヘキサンカルボン酸、4-メチル吉草酸、フェニル酢酸、それらの塩又は前述の2つ以上の混合物である。
一態様では、組成物は、有機酸を含有し、且つ任意選択により死滅細胞及び/又は細胞片をさらに含有する。いくつかの実施形態では、死滅細胞及び/又は細胞片は、これらの成分を含まない組成物を得るために、細胞死滅全ブロスから除去される。
発酵ブロス配合物又は細胞組成物は、ソルビトール、塩化ナトリウム、ソルビン酸カリウム及び当技術分野において知られる他のものが挙げられるが、これらに限定されない保存剤及び/又は抗菌(例えば、静菌)剤をさらに含み得る。
細胞死滅全ブロス又は組成物は、発酵の最後に得られる発酵物質の未分画の内容物を含み得る。通常、細胞死滅全ブロス又は組成物は、微生物細胞(例えば、糸状菌細胞)が、飽和まで増殖させられ、タンパク質合成を可能にする炭素制限条件下でインキュベートされた後に存在する使用済みの培養培地及び細胞片を含有する。いくつかの実施形態では、細胞死滅全ブロス又は組成物は、使用済み細胞培養培地、細胞外酵素及び死滅した糸状菌細胞を含有する。いくつかの実施形態では、細胞死滅全ブロス又は組成物に存在する微生物細胞を、当技術分野において知られる方法を使用して透過処理及び/又は溶解させることができる。
本明細書に記載されるとおりの全ブロス又は細胞組成物は、通常、液体であるが、死滅細胞、細胞片、培地成分及び/又は不溶性酵素などの不溶性成分を含有し得る。いくつかの実施形態では、不溶性成分を除去して、清澄化した液体組成物を得ることができる。
本発明の全ブロス配合物及び細胞組成物は、国際公開第90/15861号パンフレット又は国際公開第2010/096673号パンフレットに記載されている方法によって生成され得る。
使用法
本発明のある態様は、酵母(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)などのサッカロマイセス属(Saccharomyces)の株)などの発酵生物を使用してゼラチン化デンプン含有材料から発酵生成物(例えば、エタノール)を生成するための本発明のグルコアミラーゼバリアントの使用に関する。
本発明のある態様は、酵母(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)などのサッカロマイセス属(Saccharomyces)の株)などの発酵生物を使用して未ゼラチン化デンプン含有材料から発酵生成物(例えば、エタノール)を生成するための本発明のグルコアミラーゼバリアントの使用に関する。
本発明の別の態様は、酵母(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)などのサッカロマイセス属(Saccharomyces)の株)などの発酵生物を使用してセルロース含有材料から発酵生成物(例えばエタノール)を生成するための本発明のグルコアミラーゼバリアントの使用に関する。
本発明の別の態様は、デンプン含有材料を液化するための本発明のグルコアミラーゼバリアントの使用に関する。
本発明の別の態様は、デンプン含有材料を糖化するための本発明のグルコアミラーゼバリアントの使用に関する。
本発明の別の態様は、セルロース含有材料を糖化するための本発明のグルコアミラーゼバリアントの使用に関する。
本発明のプロセス
未ゼラチン化デンプン含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセス
本発明は、デンプン含有材料のゲル化(「生デンプン加水分解」プロセスと称されることが多い)を行うことなく(すなわち加熱処理することなく)デンプン含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセスに関する。デンプン含有材料と水とを含む水性スラリーを液化することなく、発酵生成物(例えばエタノール)を生成し得る。一実施形態では、本発明のプロセスは、好ましくは、アルファ-アミラーゼ及び炭水化物源生成酵素の存在下、初期ゼラチン化温度未満において、(例えば、粉砕された)デンプン含有材料(例えば、粒状デンプン)を糖化させて、適切な発酵生物によって発酵生成物に発酵され得る糖を生成することを含む。この実施形態では、所望の発酵生成物(例えばエタノール)は、未ゼラチン化(すなわち未加熱処理)の好ましくは粉砕された穀物(例えばトウモロコシ)から生成される。
デンプン含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセスは、本発明のアルファ-アミラーゼの存在下、前記デンプン含有材料の初期ゲル化温度未満の温度において、炭水化物源生成酵素及び発酵生物を使用して、デンプン含有材料の糖化及び発酵を同時に行うことを含み得る。糖化及び発酵を別々に行う場合もある。
ある態様では、本発明は、デンプン含有材料から発酵生成物(好ましくはエタノール)を生成するためのプロセスであって、
i)初期ゲル化温度未満の温度において、炭水化物源生成酵素を使用して、デンプン含有材料を糖化させる工程;及び
ii)発酵生物を使用して発酵させる工程
を含み、少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか又は添加される、プロセスに関する。
いくつかの実施形態では、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中、少なくとも2種、少なくとも3種、少なくとも4種又は少なくとも5種のグルコアミラーゼバリアントが存在し、且つ/又は添加される。
デンプン含有材料から発酵生成物を生成するための上記のプロセスにおいて存在するか又は添加されるグルコアミラーゼバリアントは、単一成分として、グルコアミラーゼバリアントを含む酵素ブレンド若しくは組成物として、糖化、発酵若しくは同時の糖化及び発酵中、外因的に添加され得、且つ/又は発酵生物(例えば、本明細書に記載される組換え宿主細胞若しくは発酵生物(例えば、酵母、例えばサッカロマイセス属(Saccharomyces)の酵母、好ましくは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae))によるグルコアミラーゼバリアントのインサイチュの発現及び分泌により添加され得る。
ゼラチン化デンプン含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセス
この態様では、本発明は、発酵生成物、特にエタノールをデンプン含有材料から生成するためのプロセスに関し、プロセスは、液化工程及び逐次的又は同時に実施される糖化及び発酵工程を含む。
結果的に、本発明は、発酵生成物をデンプン含有材料から生成するためのプロセスであって、
i)アルファ-アミラーゼを使用して初期ゼラチン化温度を超える温度でデンプン含有材料を液化する工程;
ii)炭水化物源生成酵素を使用して糖化する工程;及び
iii)発酵生物を使用して発酵させる工程
を含み、少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか又は添加される、プロセスに関する。
いくつかの実施形態では、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中、本発明の少なくとも2種、少なくとも3種、少なくとも4種又は少なくとも5種のグルコアミラーゼバリアントが存在し、且つ/又は添加される。
デンプン含有材料から発酵生成物を生成するための上記のプロセスにおいて存在するか又は添加されるグルコアミラーゼバリアントは、単一成分として、グルコアミラーゼバリアントを含む酵素ブレンド若しくは組成物として、糖化、発酵若しくは同時の糖化及び発酵中、外因的に添加され得、且つ/又は発酵生物(例えば、本明細書に記載される組換え宿主細胞若しくは発酵生物(例えば、酵母、例えばサッカロマイセス属(Saccharomyces)の酵母、好ましくは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae))によるグルコアミラーゼバリアントのインサイチュの発現及び分泌により添加され得る。
セルロース含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセス
この態様では、本発明は、発酵生成物、特にエタノールをセルロース含有材料から生成するためのプロセスに関し、プロセスは、前処理工程及び逐次的又は同時に実施される糖化及び発酵工程を含み得る。
結果的に、本発明は、発酵生成物をセルロース含有材料から生成するためのプロセスであって、
i)任意選択により、セルロース含有材料を前処理する工程;
ii)炭水化物源生成酵素を使用して、セルロース含有材料及び/又は前処理されたセルロース含有材料を糖化する工程;
iii)発酵生物を使用して発酵させる工程
を含み、少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、糖化工程ii)又は発酵工程iii)中に存在するか又は添加される、プロセスに関する。
いくつかの実施形態では、少なくとも2種、少なくとも3種、少なくとも4種又は少なくとも5種のグルコアミラーゼバリアントが、糖化工程ii)又は発酵工程iii)中に存在し、且つ/又は添加される。
セルロース含有材料から発酵生成物を生成するための上記のプロセスにおいて存在するか又は添加されるグルコアミラーゼバリアントは、単一成分として、グルコアミラーゼバリアントを含む酵素ブレンド若しくは組成物として、糖化、発酵若しくは同時の糖化及び発酵中、外因的に添加され得、且つ/又は発酵生物(例えば、本明細書に記載される組換え宿主細胞若しくは発酵生物(例えば、酵母、例えばサッカロマイセス属(Saccharomyces)の酵母、好ましくは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae))によるグルコアミラーゼバリアントのインサイチュの発現及び分泌により添加され得る。
工程ii)及びiii)は、逐次的に又は同時に実行される。好ましい実施形態では、工程ii)及びiii)は、同時に実行される。任意選択による熱安定性プロテアーゼであるアルファ-アミラーゼは、液化工程i)前及び/又はその間に添加され得る。
本発明の組成物は、本発明のプロセスにおいて好適に使用され得る。本発明の組換え宿主細胞又は発酵生物は、本発明のプロセスにおいて好適に使用され得る。しかしながら、酵素も別々に添加され得る。
本発明のプロセスが液化工程又は前処理工程を含むか又は含まないかにかかわらず、本発明の本質的な特徴は、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中にグルコアミラーゼバリアントが存在するか又は添加されることである。一実施形態では、本発明の少なくとも1種のグルコアミラーゼバリアントは、液化中に存在するか又は添加される。一実施形態では、本発明の少なくとも1種のグルコアミラーゼバリアントは、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか又は添加される。上記のとおり、グルコアミラーゼバリアントは、独立した酵素又は少なくとも1種、少なくとも2種、少なくとも3種、少なくとも4種若しくは少なくとも5種のグルコアミラーゼバリアントを含む酵素ブレンド若しくは組成物として外因的に添加され得るか、又は少なくとも1種、少なくとも2種、少なくとも3種、少なくとも4種若しくは少なくとも5種のグルコアミラーゼバリアントを含む本発明の組換え宿主細胞又は発酵生物により、インサイチュで発現され、分泌される。
糖化/発酵/SSF中に本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアントに加えて添加され得るか又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用され得る他の酵素の例としては、アルファ-アミラーゼ、エンドグルカナーゼ、ペルオキシダーゼ、カタラーゼ、セロビオヒドロラーゼ、ベータ-グルコシダーゼ、グルコアミラーゼ、ヘミセルラーゼ、セルラーゼ、ベータ-グルカナーゼ、キシラナーゼ、ホスホリパーゼ、トレハラーゼ及び/又はプロテアーゼが挙げられるが、これらに限定されない。特に、糖化及び/若しくは発酵又は同時の糖化及び発酵は、少なくとも1種のセルラーゼ/セルロース分解組成物の存在下で実施される。より特定すると、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、特にトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)又はフミコラ属(Humicola)の株、特にフミコラ・インソレンス(Humicola insolens)又はクリソスポリウム属(Chrysosporium)の株、特にクリソスポリウム・ルクノウエンセ(Chrysosporium lucknowense)に由来する。セルラーゼ/セルロース分解組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼを少なくとも含むべきである。
一実施形態では、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
- セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド、
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;
- セロビオヒドロラーゼII;又は
その2、3若しくは4つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む。
ある実施形態では、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、セルロース分解組成物I及びエンドグルカナーゼIを含む。
セルラーゼは、当技術分野でよく知られており、多くは糸状菌に由来する。特に、本発明によれば、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、以下の構成成分:
(i)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼI;
(ii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼII;
(iii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又はそのバリアント;及び
(iv)セルロース分解増強活性を有するペニシリウム属の一種(Penicillium sp.)のGH61ポリペプチド;又はそのホモログ
の1種以上を含む。
より具体的には、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、一実施形態において、配列番号15に開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド又は配列番号15と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド及び配列番号16に開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は配列番号16と少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有する次の置換:F100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアントをさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物である。一実施形態では、セルロース分解組成物は、配列番号17として開示されるCBHIなどのアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株などのアスペルギルス属(Aspergillus)の株に由来するものなどのセロビオヒドロラーゼI(CBH I)又は配列番号17と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するCBH Iを含む。
一実施形態では、セルロース分解組成物は、配列番号18として開示されるCBH IIなどのアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株などのアスペルギルス属(Aspergillus)の株に由来するものなどのセロビオヒドロラーゼII(CBH II)又は配列番号18と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するCBH IIを含む。
別の実施形態では、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、配列番号19として開示されるEGIなどのトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株などのトリコデルマ属(Trichoderma)の株に由来するものなどのエンドグルカナーゼI(EGI)又は配列番号19と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するEGIをさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物である。
好適なセルラーゼの例は、「糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるセルロース分解組成物」において見出され得る。
アルファ-アミラーゼの例は、下の節の「液化中に存在し、且つ/又は添加されるアルファ-アミラーゼ」において見出され得る。熱安定性プロテアーゼの例は、下の節の「液化中に存在し、且つ/又は添加されるプロテアーゼ」において見出され得る。好適な任意選択による炭水化物源生成酵素、好ましくは、熱安定性炭水化物源生成酵素、特に熱安定性グルコアミラーゼの例は、下の節の「液化中に存在し、且つ/又は添加される炭水化物源生成酵素」において見出され得る。
液化中のpHは、4~7であり得る。ある実施形態では、液化中のpHは、4.5~5.0であり、例えば4.5~4.8である。別の実施形態では、液化は、5.0~6.5超のpHで実行し、例えば、5.0~6.0超、例えば5.0~5.5超、例えば5.2~6.2、例えば約5.2、例えば約5.4、例えば約5.6、例えば約5.8のpHで実行される。
本発明によれば、温度は、初期ゲル化温度を超えている。「初期ゲル化温度」という用語は、(典型的には加熱により)デンプンの可溶化が始まる最低温度を指す。この温度は、様々なデンプンに関して異なり得る。
ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、70~100℃の範囲であり、例えば75~100℃、好ましくは80~100℃、例えば85~95℃、例えば約88~92℃の範囲である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも80℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも81℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも82℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも83℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも84℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも85℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも86℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも87℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも88℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも89℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも90℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも91℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも92℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも93℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも94℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも95℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも96℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも97℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも97℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも98℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも99℃である。ある実施形態では、液化工程i)中の温度は、少なくとも100℃である。
ある実施形態では、本発明のプロセスは、工程i)前に、
a)デンプン含有材料の粒径を好ましくは乾式製粉によって減少させる工程;
b)デンプン含有材料及び水を含むスラリーを形成する工程
をさらに含む。
全粒粉などのデンプン含有出発材料は、表面積を増大させるために構造を開放し、さらなる加工を可能にするために、例えば、製粉によって粒径が縮小され得る。一般に、2種類のプロセスがある:湿式製粉及び乾式製粉。乾式製粉では、穀粒全体が製粉され、使用される。湿式製粉により、胚芽及びあら粉(デンプン顆粒及びタンパク質)の良好な分離がもたらされる。湿式製粉は、デンプン加水分解物が、例えば、シロップの生産において使用される場所で適用される場合が多い。乾式製粉及び湿式製粉は両方ともに、デンプン加工の技術分野でよく知られている。本発明によれば、乾式製粉が好ましい。ある実施形態では、粒径は、0.05~3.0mm、好ましくは0.1~0.5mmに縮小されるか、又はそれによりデンプン含有材料の少なくとも30%、好ましくは少なくとも50%、より好ましくは少なくとも70%、さらにより好ましくは少なくとも90%が、0.05~3.0mmのスクリーン、好ましくは0.1~0.5mmのスクリーンを有する篩をかろうじて通り抜ける。別の実施形態では、デンプン含有材料の少なくとも50%、好ましくは少なくとも70%、より好ましくは少なくとも80%、特に少なくとも90%が、#6のスクリーンを有する篩をかろうじて通り抜ける。
水性スラリーは、デンプン含有材料の10~55w/w%の乾燥固形物(DS)(好ましくは25~45w/w%の乾燥固形物(DS)、より好ましくは30~40w/w%の乾燥固形物(DS))を含有し得る。
アルファ-アミラーゼ、任意選択の熱安定性プロテアーゼ、任意選択の炭水化物源生成酵素、特に熱安定性グルコアミラーゼは、液化(菲薄化)を開始するために最初に水性スラリーに添加され得る。ある実施形態では、一部の酵素のみが水性スラリーに添加される一方で、残りの酵素は、液化工程i)中に添加される。
液化工程i)は、本発明によれば、0.5~5時間実行され、例えば、1~3時間、例えば典型的には約2時間にわたり実行される。
水性スラリーは、ある実施形態では、工程i)において液化に供される前に、このスラリーをさらにゲル化するために噴霧加熱処理され得る。この噴霧加熱処理は、約1~15分、好ましくは約3~10分、特に約5分にわたり、110~145℃、好ましくは120~140℃、例えば125~135℃、好ましくは約130℃の温度で実行され得る。
糖化及び発酵
1種以上の炭水化物源生成酵素、特にグルコアミラーゼは、糖化工程ii)及び/又は発酵工程iii)中に存在し、且つ/又は添加され得る。この炭水化物源生成酵素は、好ましくは、グルコアミラーゼであり得るが、ベータ-アミラーゼ、マルトース生成アミラーゼ及びアルファ-グルコシダーゼからなる群から選択される酵素でもあり得る。糖化工程ii)及び/又は発酵工程iii)中に添加される炭水化物源生成酵素は、典型的には、任意選択により液化工程i)中に添加される任意選択の炭水化物源生成酵素、特に熱安定性グルコアミラーゼと異なる。好ましい実施形態では、炭水化物源生成酵素、特にグルコアミラーゼは、真菌アルファ-アミラーゼとともに添加される。
グルコアミラーゼを含む炭水化物源生成酵素の例は、下の節の「糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加される炭水化物源生成酵素」において見出され得る。
1種以上のアルファ-アミラーゼは、糖化工程ii)及び/又は発酵工程iii)中に存在し、且つ/又は添加され得る。ある実施形態では、アルファ-アミラーゼは、以下の置換を有する配列番号30として開示されるアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びSBDを有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼである:G128D+D143N(活性比AGU:AGU:FAU(F):およそ30:7:1)。
1種以上のトレハラーゼは、糖化工程ii)及び/又は発酵工程iii)中に存在し、且つ/又は添加され得る。ある実施形態では、トレハラーゼは、配列番号31として本明細書で開示されるタラロマイセス・フニクロサス(Talaromyces funiculosus)トレハラーゼ又はトレハラーゼ活性を有する配列番号31と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するポリペプチドである。
ある実施形態では、トレハラーゼは、配列番号28に開示されるグロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)グルコアミラーゼ又はグルコアミラーゼ活性を有する配列番号28と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド、配列番号31として本明細書で開示されるタラロマイセス・フニクロサス(Talaromyces funiculosus)トレハラーゼ又はトレハラーゼ活性を有する配列番号31と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド及び以下の置換を有する配列番号30として開示されるアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びSBDを有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼ:G128D+D143N(活性比AGU:AGU:FAU(F):およそ30:7:1)又はアルファ-アミラーゼ活性を有する配列番号30と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するポリペプチドを含むブレンドの一部である。
逐次的な糖化及び発酵を行う場合、糖化工程ii)は、当技術分野でよく知られる条件で実行され得る。例えば、糖化工程ii)は、最大約24~約72時間持続し得る。ある実施形態では、前糖化が行われる。前糖化は、典型的には、30~65℃の温度、典型的には約60℃で40~90分間行われる。前糖化に続いて、ある実施形態では、同時の糖化及び発酵(「SSF」)において発酵中の糖化が行われる。糖化は、典型的には、20~75℃の温度、好ましくは40~70℃、典型的には約60℃及びpH4~5、通常、約pH4.5で実行される。
同時の糖化及び発酵(「SSF」)は、工業規模の発酵生成物生成プロセス(特にエタノール生成プロセス)で広く使用されている。SSFを行う場合、糖化工程ii)及び発酵工程iii)が同時に実行される。糖化のための保持段階が存在せず、このことは、酵母などの発酵生物及び酵素が合わせて添加され得ることを意味する。しかしながら、発酵生物及び酵素を別々に添加することも企図されている。本発明によれば、SSFは、典型的には、25℃~40℃の温度で、例えば28℃~35℃で、例えば30℃~34℃で、好ましくは約32℃で、SSFが実行される。ある実施形態では、発酵は、6~120時間にわたり進行し、具体的には24~96時間にわたり進行する。ある実施形態では、pHは、3.5~5であり、特に3.8~4.3である。
セルロース含有材料を使用する方法
いくつかの態様では、本明細書に記載される方法は、セルロース含有材料から発酵生成物を生成する。バイオマスの一次細胞壁における支配的な多糖は、セルロースであり、2番目に豊富なものは、ヘミセルロースであり、3番目は、ペクチンである。細胞が増殖を停止した後に生成される二次細胞壁は、多糖も含有し、ヘミセルロースに共有結合的に架橋されたポリマーリグニンによって強化される。セルロースは、無水セロビオースのホモポリマー、したがって、線状ベータ-(1-4)-D-グルカンである一方、ヘミセルロースは、一連の置換基を有する複合分岐構造におけるキシラン、キシログルカン、アラビノキシラン及びマンナンなどの様々な化合物を含む。一般にセルロースは多形であるが、植物組織中では主にグルカン鎖が並列した不溶性の結晶性マトリックスとして見出される。ヘミセルロースは、通常、セルロース及び他のヘミセルロースに水素結合し、細胞壁マトリックスを安定化するのに役立つ。
セルロースは、一般的に、例えば、植物の茎、葉、外皮、穀皮及び穂軸又は木の葉、枝及び木質において見出される。セルロース含有材料は、農業廃棄物、草本材料(エネルギー作物を含む)、都市固形廃棄物、紙パルプ工場廃棄物、古紙及び木材(林地残材を含む)であり得るが、これらに限定されない(例えば、Wiselogel et al.,1995,in Handbook on Bioethanol(Charles E.Wyman,editor),pp.105-118,Taylor&Francis,Washington D.C.;Wyman,1994,Bioresource Technology 50:3-16;Lynd,1990,Applied Biochemistry and Biotechnology 24/25:695-719;Mosier et al.,1999,Recent Progress in Bioconversion of Lignocellulosics,in Advances in Biochemical Engineering/Biotechnology,T.Scheper,managing editor,Volume 65,pp.23-40,Springer-Verlag,New Yorkを参照されたい)。本明細書において、セルロースは、リグノセルロース、すなわち混合マトリックス中にリグニン、セルロース及びヘミセルロースを含有する植物細胞壁材料の形態であり得ることが理解される。一実施形態では、セルロース含有材料は、任意のバイオマス材料である。別の実施形態では、セルロース含有材料は、セルロース、ヘミセルロース及びリグニンを含むリグノセルロースである。
一実施形態では、セルロース含有材料は、農業廃棄物、草本材料(エネルギー作物を含む)、都市固形廃棄物、紙パルプ工場廃棄物、古紙又は木材(林地残材を含む)である。
別の実施形態では、セルロース含有材料は、アシ(arundo)、バガス(bagasse)、タケ、トウモロコシ、穂軸、トウモロコシ繊維、コーンストーバー、ススキ(miscanthus)、イネ藁、スイッチグラス又は麦稈である。
別の実施形態では、セルロース含有材料は、ヤマナラシ、ユーカリ、モミ、マツ、ポプラ、トウヒ又はヤナギである。
別の実施形態では、セルロース含有材料は、藻類セルロース、細菌セルロース、綿リンター、濾紙、結晶性セルロース(例えば、AVICEL(登録商標))又はリン酸処理セルロースである。
別の実施形態では、セルロース含有材料は、水生バイオマスである。本明細書で使用する場合、用語「水生バイオマス」は、光合成プロセスによって水生環境中に生成されるバイオマスを意味する。水生バイオマスは、藻類、抽水植物、浮葉植物又は沈水植物である。
別の実施形態では、セルロース含有材料は、デンプン含有材料から発酵をもたらすためのプロセスからの発酵残渣副生成物である。
セルロース含有材料は、そのまま使用され得るか、又は本明細書に記載されるとおり、当技術分野で知られる従来の方法を使用して前処理に供され得る。好ましい実施形態では、セルロース含有材料は、前処理される。
セルロース含有材料を使用する方法は、当技術分野で慣習的な方法を使用して達成され得る。さらに、方法は、プロセスを実行するために構成された任意の従来のバイオマス加工装置を使用して実行され得る。
セルロース前処理
一実施形態では、セルロース含有材料は、工程(ii)における糖化前に前処理される。
本明細書に記載されるプロセスを実践する際に、当技術分野で知られる任意の前処理プロセスを使用して、セルロース含有材料の植物細胞壁構成成分を破壊することができる(Chandra et al.,2007,Adv.Biochem.Engin./Biotechnol.108:67-93;Galbe and Zacchi,2007,Adv.Biochem.Engin./Biotechnol.108:41-65;Hendriks and Zeeman,2009,Bioresource Technology 100:10-18;Mosier et al.,2005,Bioresource Technology 96:673-686;Taherzadeh and Karimi,2008,Int.J.Mol.Sci.9:1621-1651;Yang and Wyman,2008,Biofuels Bioproducts and Biorefining-Biofpr.2:26-40)。
セルロース含有材料は、当技術分野で知られる方法を使用して、前処理前に粒径縮小、篩分け、前浸漬、湿潤化、洗浄及び/又は条件付けにも供され得る。
従来の前処理としては、蒸気前処理(爆砕を伴うか又は伴わない)、希酸前処理、熱水前処理、アルカリ前処理、石灰前処理、湿式酸化、湿式爆砕、アンモニア繊維爆砕、オルガノソルブ前処理及び生物学的前処理が挙げられるが、これらに限定されない。追加の前処理としては、アンモニア浸出、超音波、エレクトロポレーション、マイクロ波、超臨界CO、超臨界HO、オゾン、イオン性液体及びガンマ線照射前処理が挙げられる。
一実施形態では、セルロース含有材料は、糖化(すなわち加水分解)及び/又は発酵前に前処理される。前処理は、加水分解前に実施されることが好ましい。代わりに、前処理は、グルコース、キシロース及び/又はセロビオースなどの発酵性糖質を放出するための酵素加水分解と同時に実行され得る。多くの場合、前処理工程自体がバイオマスの発酵性糖質へのいくらかの変換をもたらす(酵素が存在しない場合でさえ)。
一実施形態では、セルロース含有材料は、蒸気で前処理される。蒸気前処理において、セルロース含有材料を加熱して、リグニン、ヘミセルロース及びセルロースを含む植物細胞壁構成成分を破壊して、セルロース及び他の画分、例えば、ヘミセルロースが酵素に到達できるようにする。セルロース含有材料は、蒸気を注入して要求される温度及び圧力まで温度を上昇させ、所望の反応時間でその中に保持される反応容器に通されるか又はその中を通過する。蒸気前処理は、好ましくは、140~250℃、例えば、160~200℃又は170~190℃で実施され、最適な温度範囲は、化学触媒の任意選択の添加に依存する。蒸気前処理のための滞留時間は、好ましくは、1~60分、例えば、1~30分、1~20分、3~12分又は4~10分であり、最適な滞留時間は、温度及び化学触媒の任意選択の添加に依存する。蒸気前処理は、相対的に高い固形物負荷量を可能にし、その結果、セルロース含有材料は、一般に、前処理中に湿った状態のみである。蒸気前処理は、蒸気爆砕として知られる前処理後の材料の爆発的放出、すなわち断片化により到達可能な表面積を増大させるための大気圧までの急速なフラッシング及び材料の乱流と組み合わせられる場合が多い(Duff and Murray,1996,Bioresource Technology 855:1-33;Galbe and Zacchi,2002,Appl.Microbiol.Biotechnol.59:618-628;米国特許出願公開第2002/0164730号明細書)。蒸気前処理中、ヘミセルロースアセチル基が切断され、得られた酸は、ヘミセルロースの単糖及びオリゴ糖への部分的な加水分解を自己触媒する。リグニンは、限定的な程度でのみ除去される。
一実施形態では、セルロース含有材料は、化学的前処理に供される。用語「化学的処理」は、セルロース、ヘミセルロース及び/又はリグニンの分離及び/又は放出を促進する任意の化学的前処理を指す。そのような前処理は、結晶セルロースを非結晶セルロースに変換することができる。好適な化学的前処理プロセスの例としては、例えば、希酸前処理、石灰前処理、湿式酸化、アンモニア繊維/凍結爆砕(AFEX)、アンモニア浸出(APR)、イオン性液体及びオルガノソルブ前処理が挙げられる。
SO又はSO(典型的には0.3~5%w/w)などの化学触媒は、場合により蒸気前処理前に添加され、時間及び温度を低減し、回収率を増大させ、酵素加水分解を改善する(Ballesteros et al.,2006,Appl.Biochem.Biotechnol.129-132:496-508;Varga et al.,2004,Appl.Biochem.Biotechnol.113-116:509-523;Sassner et al.,2006,Enzyme Microb.Technol.39:756-762)。希酸前処理において、セルロース含有材料は、希酸、典型的にはHSO及び水と混合して、スラリーを形成し、所望の温度まで蒸気によって加熱され、滞留時間後に大気圧までフラッシングされる。希酸前処理は、いくつかの反応器設計、例えば、プラグフロー反応器、対向流反応器又は連続対向流縮小ベッド反応器で実施され得る(Duff and Murray,1996,Bioresource Technology 855:1-33;Schell et al.,2004,Bioresource Technology 91:179-188;Lee et al.,1999,Adv.Biochem.Eng.Biotechnol.65:93-115)。特定の実施形態では、セルロース含有材料の希酸前処理は、180℃で5分間4%w/w硫酸を使用して実行される。
アルカリ条件下での前処理のいくつかの方法も使用され得る。これらのアルカリ前処理としては、水酸化ナトリウム、石灰、湿式酸化、アンモニア浸出(APR)及びアンモニア繊維/凍結爆砕(AFEX)前処理が挙げられるが、これらに限定されない。石灰前処理は、85~150℃の温度及び1時間から数日の滞留時間で酸化カルシウム又は水酸化カルシウムにより実施される(Wyman et al.,2005,Bioresource Technology 96:1959-1966;Mosier et al.,2005,Bioresource Technology 96:673-686)。国際公開第2006/110891号パンフレット、国際公開第2006/110899号パンフレット、国際公開第2006/110900号パンフレット及び国際公開第2006/110901号パンフレットは、アンモニアを使用する前処理方法を開示する。
湿式酸化は、過酸化水素などの酸化剤の添加による180~200℃で5~15分間又は酸素の過圧力で典型的に実施される熱的な前処理である(Schmidt and Thomsen,1998,Bioresource Technology 64:139-151;Palonen et al.,2004,Appl.Biochem.Biotechnol.117:1-17;Varga et al.,2004,Biotechnol.Bioeng.88:567-574;Martin et al.,2006,J.Chem.Technol.Biotechnol.81:1669-1677)。前処理は、好ましくは、1~40%の乾燥物質、例えば、2~30%の乾燥物質又は5~20%の乾燥物質で実施され、多くの場合、初期pHは、炭酸ナトリウムなどのアルカリの添加によって増大される。
湿式爆砕(湿式酸化及び蒸気爆砕の組み合わせ)として知られる湿式酸化前処理方法の改変により、乾燥物質を30%まで処理することができる。湿式爆砕において、酸化剤は、特定の滞留時間後の前処理中に導入される。次に、前処理は、大気圧までフラッシングすることによって完了される(国際公開第2006/032282号パンフレット)。
アンモニア繊維爆砕(AFEX)は、90~150℃などの中程度の温度及び17~20barなどの高圧で液体又は気体アンモニアによりセルロース含有材料を5~10分間処理することを含み、乾燥物質含量は、60%の高さであり得る(Gollapalli et al.,2002,Appl.Biochem.Biotechnol.98:23-35;Chundawat et al.,2007,Biotechnol.Bioeng.96:219-231;Alizadeh et al.,2005,Appl.Biochem.Biotechnol.121:1133-1141;Teymouri et al.,2005,Bioresource Technology 96:2014-2018)。AFEX前処理中、セルロース及びヘミセルロースは、相対的に未変化のままである。リグニン-炭水化物複合体は切断される。
オルガノソルブ前処理は、水性エタノール(40~60%エタノール)を使用する160~200℃での30~60分間の抽出によってセルロース含有材料を脱リグニン化する(Pan et al.,2005,Biotechnol.Bioeng.90:473-481;Pan et al.,2006,Biotechnol.Bioeng.94:851-861;Kurabi et al.,2005,Appl.Biochem.Biotechnol.121:219-230)。硫酸は、通常、触媒として添加される。オルガノソルブ前処理において、ヘミセルロース及びリグニンの大部分が除去される。
好適な前処理方法の他の例は、Schell et al.,2003,Appl.Biochem.Biotechnol.105-108:69-85及びMosier et al.,2005,Bioresource Technology 96:673-686並びに米国特許出願公開第2002/0164730号明細書によって記載される。
一実施形態では、化学的前処理は、希酸処理、より好ましくは、連続的な希酸処理として実行される。酸は、通常、硫酸であるが、酢酸、クエン酸、硝酸、リン酸、酒石酸、コハク酸、塩酸又はその混合物などの他の酸も使用され得る。穏和な酸処理は、好ましくは、1~5、例えば、1~4又は1~2.5のpH範囲において実行される。一態様では、酸濃度は、好ましくは、0.01~10wt.%の酸、例えば、0.05~5wt.%の酸又は0.1~2wt.%の酸の範囲にある。酸は、セルロース含有材料と接触され、好ましくは140~200℃、例えば165~190℃の範囲の温度で1~60分の範囲の期間保持される。
別の実施形態では、前処理は、水性スラリー中で行われる。好ましい態様では、セルロース含有材料は、好ましくは、10~80wt.%、例えば、20~70wt.%又は30~60wt.%、例えば、およそ40wt.%の量で前処理中に存在する。前処理されたセルロース含有材料は、洗浄されなくてもよいか、又は当技術分野で知られる任意の方法を使用して洗浄され得、例えば水で洗浄され得る。
一実施形態では、セルロース含有材料は、機械的又は物理的前処理に供される。用語「機械的前処理」又は「物理的前処理」は、粒子のサイズ縮小を促進する任意の前処理を指す。例えば、そのような前処理は、様々な種類の粉砕又は製粉(例えば、乾式製粉、湿式製粉又は振動ボール製粉)を含み得る。
セルロース含有材料は、物理的(機械的)且つ化学的の両方で前処理され得る。機械的又は物理的前処理は、蒸気を立てる/蒸気爆砕、水熱分解、希酸又は穏和な酸の処理、高温、高圧処理、照射(例えば、マイクロ波照射)又はその組み合わせと共役され得る。一態様では、高圧は、好ましくは、約100~約400psi、例えば、約150~約250psiの範囲の圧力を意味する。別の態様では、高温は、約100~約300℃、例えば、約140~約200℃の範囲の温度を意味する。好ましい態様では、機械的又は物理的前処理は、上で定義されるとおりの高圧及び高温を使用する蒸気銃加水分解装置システム、例えば、Sunds Defibrator AB、Swedenから入手可能なSunds加水分解装置を使用してバッチプロセスにおいて実施される。物理的及び化学的前処理は、所望であれば、逐次的に又は同時に実行され得る。
したがって、一実施形態では、セルロース含有材料は、セルロース、ヘミセルロース及び/又はリグニンの分離及び/又は放出を促進するために、物理的(機械的)若しくは化学的前処理又はその任意の組み合わせに供される。
一実施形態では、セルロース含有材料は、生物学的前処理に供される。用語「生物学的前処理」は、セルロース含有材料からセルロース、ヘミセルロース及び/又はリグニンの分離及び/又は放出を促進する任意の生物学的前処理を指す。生物学的前処理手法は、リグニン可溶化微生物及び/又は酵素を適用することを含み得る(例えば、Hsu,T.-A.,1996,Pretreatment of biomass,Handbook on Bioethanol:Production and Utilization,Wyman,C.E.,ed.,Taylor&Francis,Washington,DC,179-212;Ghosh and Singh,1993,Adv.Appl.Microbiol.39:295-333;McMillan,J.D.,1994,Pretreating lignocellulosic biomass:a review,Enzymatic Conversion of Biomass for Fuels Production,Himmel,M.E.,Baker,J.O.,and Overend,R.P.,eds.,ACS Symposium Series 566,American Chemical Society,Washington,DC,chapter 15;Gong,C.S.,Cao,N.J.,Du,J.,and Tsao,G.T.,1999,Ethanol production from renewable resources,in Advances in Biochemical Engineering/Biotechnology,Scheper,T.,ed.,Springer-Verlag Berlin Heidelberg,Germany,65:207-241;Olsson and Hahn-Hagerdal,1996,Enz.Microb.Tech.18:312-331;及びVallander and Eriksson,1990,Adv.Biochem.Eng./Biotechnol.42:63-95を参照されたい)。
セルロース含有材料の糖化及び発酵
別々の又は同時の糖化(すなわち加水分解)及び発酵としては、別々の加水分解及び発酵(SHF);同時の糖化及び発酵(SSF);同時の糖化及び共発酵(SSCF);複合型加水分解及び発酵(HHF);別々の加水分解及び共発酵(SHCF);複合型加水分解及び共発酵(HHCF)が挙げられるが、これらに限定されない。
SHFは、最初に酵素的にセルロース含有材料を発酵性糖質、例えば、グルコース、セロビオース及びペントース単量体に加水分解し、続いて発酵性糖質をエタノールに発酵させる別々のプロセス工程を使用する。SSFにおいて、セルロース含有材料の酵素的加水分解及び糖のエタノールへの発酵は、1工程に合わせられる(Philippidis,G.P.,1996,Cellulose bioconversion technology,in Handbook on Bioethanol:Production and Utilization,Wyman,C.E.,ed.,Taylor&Francis,Washington,DC,179-212)。SSCFは、複数の糖の共発酵を含む(Sheehan and Himmel,1999,Biotechnol.Prog.15:817-827)。HHFは、別々の加水分解工程並びに加えて同時の糖化及び加水分解工程を含み、これらは同じ反応器中で実行され得る。HHFプロセスにおける工程は、異なる温度で実施され得る(すなわち高温の酵素的糖化後に発酵生物が許容する低温でのSSFが続く)。前処理、酵素的加水分解(糖化)、発酵又はその組み合わせを含む当技術分野で知られる任意の方法は、本明細書に記載されるプロセスを実践する際に使用され得ることが本明細書で理解される。
従来の装置としては、フェドバッチ撹拌反応器、バッチ撹拌反応器、限外濾過を伴う連続フロー撹拌反応器及び/又は連続プラグフローカラム反応器(de Castilhos Corazza et al.,2003,Acta Scientiarum.Technology 25:33-38;Gusakov and Sinitsyn,1985,Enz.Microb.Technol.7:346-352)、摩擦反応器(Ryu and Lee,1983,Biotechnol.Bioeng.25:53-65)を挙げることができる。さらなる反応器の種類としては、加水分解及び/又は発酵のための流動層、上向流ブランケット、固定化及び押し出し機型反応器が挙げられる。
糖化工程(すなわち加水分解工程)において、例えば、前処理されたか又は液化されたセルロース及び/又はデンプン含有材料は加水分解されて、セルロース、ヘミセルロース及び/又はデンプンからグルコース、セロビオース、キシロース、キシルロース、アラビノース、マンノース、ガラクトース及び/又は可溶性オリゴ糖などの発酵性糖質に分解される。加水分解は、酵素的に、例えば、セルロース分解酵素組成物によって実施される。組成物の酵素は、同時に又は逐次的に添加され得る。
酵素的加水分解は、当業者によって容易に決定され得る条件下で好適な水性環境中において実行され得る。一態様では、加水分解は、酵素の活性に好適な、すなわち酵素に最適な条件下で実施される。加水分解は、セルロース及び/又はデンプン含有材料が、例えば、酵素含有加水分解溶液に徐々に供給されるフェドバッチ又は連続プロセスとして実行され得る。
糖化は、一般に、制御されたpH、温度及び混合条件下で撹拌タンク反応器又は発酵槽中で実施される。好適なプロセス時間、温度及びpH条件は、当業者によって容易に決定され得る。例えば、糖化は、最大200時間続き得るが、典型的には約12~約120時間、例えば、約16~72時間又は約24~48時間実施されることが好ましい。温度は、好ましくは、約25℃~約70℃、例えば、約30℃~約65℃、約40℃~約60℃又は約50℃~約55℃の範囲にある。pHは、好ましくは、約3~約8、例えば、約3.5~約7、約4~約6又は約4.5~約5.5の範囲にある。乾燥固形物含量は、好ましくは、約5~約50wt.%、例えば、約10~約40wt.%又は約20~約30wt.%の範囲にある。
工程(ii)における糖化は、セルロース分解酵素組成物を使用して実行され得る。そのような酵素組成物は、下の節の「セルロース分解酵素組成物」において下で記載される。セルロース分解酵素組成物は、セルロース含有材料を分解するのに有用な任意のタンパク質を含み得る。一態様では、セルロース分解酵素組成物は、セルラーゼ、AA9(GH61)ポリペプチド、ヘミセルラーゼ、エステラーゼ、エクスパンシン、リグニン分解酵素、オキシドレダクターゼ、ペクチナーゼ、プロテアーゼ及びスウォレニンからなる群から選択される1種以上(例えば、2種、数種類)のタンパク質を含むか又はさらに含む。
別の実施形態では、セルラーゼは、好ましくは、エンドグルカナーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びベータ-グルコシダーゼからなる群から選択される1種以上(例えば、2種、数種類)の酵素である。
別の実施形態では、ヘミセルラーゼは、好ましくは、アセチルマンナンエステラーゼ、アセチルキシランエステラーゼ、アラビナナーゼ、アラビノフラノシダーゼ、クマリン酸エステラーゼ、フェルロイルエステラーゼ、ガラクトシダーゼ、グルクロニダーゼ、グルクロノイルエステラーゼ、マンナナーゼ、マンノシダーゼ、キシラナーゼ及びキシロシダーゼからなる群から選択される1種以上(例えば、2種、数種類)の酵素である。別の実施形態では、オキシドレダクターゼは、カタラーゼ、ラッカーゼ及びペルオキシダーゼからなる群から選択される1種以上(例えば、2種、数種類)の酵素である。
本発明のプロセスで使用される酵素又は酵素組成物は、使用に好適な任意の形態、例えば、醗酵ブロス配合物若しくは細胞組成物、細胞片を伴うか若しくは伴わない細胞溶解物、半精製若しくは精製酵素調製物又は酵素の供給源としての宿主細胞などであり得る。酵素組成物は、乾燥粉末若しくは顆粒、非粉塵性の顆粒、液体、安定化液体又は安定化保護酵素であり得る。液体酵素調製物は、例えば、安定剤、例えば糖、糖アルコール若しくは別のポリオール及び/又は乳酸若しくは確立されたプロセスによる別の有機酸を添加することによって安定化され得る。
一実施形態では、セルロース含有材料に対するセルロース分解又はヘミセルロース分解酵素組成物の有効量は、セルロース含有材料の1g当たり約0.5~約50mg、例えば約0.5~約40mg、約0.5~約25mg、約0.75~約20mg、約0.75~約15mg、約0.5~約10mg又は約2.5~約10mgである。
一実施形態では、そのような化合物は、約10-6対約10、例えば、約10-6対約7.5、約10-6対約5、約10-6対約2.5、約10-6対約1、約10-5対約1、約10-5対約10-1、約10-4対約10-1、約10-3対約10-1又は約10-3対約10-2の化合物とセルロースのグルコシル単位のモル比で添加される。別の態様では、そのような化合物の有効量は、約0.1μM~約1M、例えば、約0.5μM~約0.75M、約0.75μM~約0.5M、約1μM~約0.25M、約1μM~約0.1M、約5μM~約50mM、約10μM~約25mM、約50μM~約25mM、約10μM~約10mM、約5μM~約5mM又は約0.1mM~約1mMである。
用語「液」は、国際公開第2012/021401号パンフレットに記載されるとおりの条件下でスラリー中のリグノセルロース及び/若しくはヘミセルロース材料又はその単糖、例えばキシロース、アラビノース、マンノースなどの処理から生じる水性、有機性又はその組み合わせの溶液相及びその可溶性内容物を意味する。AA9ポリペプチド(GH61ポリペプチド)のセルロース分解増強のための液は、任意選択により触媒、例えば、酸の存在下、任意選択により有機溶媒の存在下及び任意選択により材料の物理的破壊と組み合わせて熱及び/又は圧力をかけ、続いて残留固体から溶液を分離することによってリグノセルロース又はヘミセルロース材料(又は供給原料)を処理することによって生成され得る。そのような条件が、セルロース分解酵素調製物によるセルロース基質の加水分解中に液及びAA9ポリペプチドの組み合わせを介して得ることができるセルロース分解増強の程度を決定する。液は、濾過、沈降又は遠心分離などの当技術分野で標準的な方法を使用して処理された材料から分離され得る。
一実施形態では、液とセルロースの有効量は、セルロースの1g当たり約10-6~約10g、例えばセルロースの1g当たり約10-6~約7.5g、約10-6~約5g、約10-6~約2.5g、約10-6~約1g、約10-5~約1g、約10-5~約10-1g、約10-4~約10-1g、約10-3~約10-1g又は約10-3~約10-2gである。
発酵工程において、例えば、前処理及び酵素的加水分解工程の結果としてセルロース含有材料から放出される糖は、本明細書に記載される酵母などの発酵生物によってエタノールに発酵させられる。加水分解(糖化)及び発酵は、別々又は同時であり得る。
任意の好適な加水分解されたセルロース含有材料は、本明細書に記載されるプロセスを実践する際の発酵工程において使用され得る。そのような供給原料としては、炭水化物(例えば、リグノセルロース、キシラン、セルロース、デンプンなど)が挙げられるが、これらに限定されない。材料は、一般に、経済性、すなわち当量の糖の潜在力当たりのコスト及び酵素変換に対する抵抗性に基づいて選択される。
セルロース含有材料を使用する発酵生物によるエタノールの生成は、糖(単糖)の代謝からもたらされる。加水分解されたセルロース含有材料の糖組成及び異なる糖を利用する発酵生物の能力は、プロセス収量において直接的な影響を及ぼす。
発酵培地の組成及び発酵条件は、発酵生物に依存し、当業者によって容易に決定され得る。通常、発酵は、発酵生成物を生成するのに好適であることが知られる条件下で行われる。いくつかの実施形態では、発酵プロセスは、好気性又は微好気性(すなわち酸素の濃度が空気中のものより小さい)又は嫌気性条件下で実行される。いくつかの実施形態では、発酵は、嫌気性条件下(すなわち検出可能な酸素がない)又は約5、約2.5若しくは約1mmol/L/h酸素未満で実行される。酸素の非存在下では、解糖系において生成されるNADHを、酸化的リン酸化によって酸化することができない。嫌気性条件下では、ピルビン酸又はその誘導体が、NAD+を生成するために電子及び水素受容体として宿主細胞によって利用され得る。
発酵プロセスは、通常、組換え真菌細胞に最適な温度で実行される。例えば、いくつかの実施形態では、発酵プロセスは、約25℃~約42℃の範囲の温度で実施される。通常、プロセスは、約38℃未満、約35℃未満、約33℃未満又は38℃未満であるが、少なくとも20℃、22℃又は25℃の温度で実行される。
発酵刺激因子は、発酵及び特に速度増大及び生成物収量(例えば、エタノール収量)などの発酵生物の性能をさらに改善するために本明細書に記載されるプロセスにおいて使用され得る。「発酵刺激因子」は、発酵生物、特に酵母の増殖のための刺激因子を指す。増殖のための好ましい発酵刺激因子は、ビタミン及びミネラルを含む。ビタミンの例としては、マルチビタミン、ビオチン、パントテン酸、ニコチン酸、メソ-イノシトール、チアミン、ピリドキシン、パラ-アミノ安息香酸、葉酸、リボフラビン並びにビタミンA、B、C、D及びEが挙げられる。例えば、参照により本明細書に組み込まれるAlfenore et al.,Improving ethanol production and viability of Saccharomyces cerevisiae by a vitamin feeding strategy during fed-batch process,Springer-Verlag(2002)を参照されたい。ミネラルの例としては、P、K、Mg、S、Ca、Fe、Zn、Mn及びCuを含む栄養分を供給することができるミネラル及びミネラル塩が挙げられる。
発酵培地
「発酵培地(Fermentation media)」又は「発酵培地(Fermentation medium)」は、発酵が実行される環境を指す。発酵培地は、発酵基質、すなわち発酵生物によって代謝される炭水化物源を含む。本発明によれば、発酵培地は、発酵生物のための栄養分及び増殖刺激因子を含み得る。栄養分及び増殖刺激因子は、発酵の技術分野で広範に用いられ、窒素源、例えばアンモニア;尿素、ビタミン及びミネラル又はそれらの組み合わせを含む。
発酵生物
用語「発酵生物」は、発酵プロセスでの使用に好適であり且つ所望の発酵生成物を生成可能な任意の生物(例えば、細菌生物及び真菌生物、特に酵母)を指す。特に好適な発酵生物は、糖類(例えば、グルコース又はマルトース)を、直接的又は間接的に所望の発酵生成物(例えば、エタノール)に発酵させ得る(すなわち変換し得る)。発酵生物の例として、酵母などの真菌生物が挙げられる。好ましい酵母として、サッカロマイセス(Saccharomyces)種の株が挙げられ、具体的にはサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)が挙げられる。
SSFなどの発酵中での生きている発酵生物の好適な濃度は、当技術分野でよく知られているか又は当業者により容易に決定され得る。一実施形態では、エタノール発酵酵母(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae))などの発酵生物を、発酵培地1mL当たりの生きている発酵生物(例えば酵母)の数が、10~1012の範囲であり、好ましくは10~1010の範囲であり、特に約5×10であるように発酵培地に添加する。
市販の酵母の例として、例えば下記が挙げられる:RED STAR(商標)及びETHANOL RED(商標)酵母(Fermentis/Lesaffre,USAから入手可能)、FALI(Fleischmann’s Yeast,USAから入手可能)、SUPERSTART及びTHERMOSACC(商標)フレッシュ酵母(Ethanol Technology,WI,USAから入手可能)、BIOFERM AFT及びXR(NABC-North American Bioproducts Corporation,GA,USAから入手可能)、GERT STRAND(Gert Strand AB,Swedenから入手可能)並びにFERMIOL(DSM Specialtiesから入手可能)。他の有用な酵母株は、生物学的保管所から入手可能であり、例えば、American Type Culture Collection(ATCC)又はDeutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen GmbH(DSMZ)、例えばBY4741(例えばATCC 201388);Y108-1(ATCC PTA.10567)及びNRRL YB-1952(ARS Culture Collection)から入手可能である。宿主細胞として好適なさらに他のS.セレビシエ(S.cerevisiae)株DBY746、[アルファ][イータ]22、S150-2B、GPY55-15Ba、CEN.PK、USM21、TMB3500、TMB3400、VTT-A-63015、VTT-A-85068、VTT-c-79093及びこれらの誘導体並びにサッカロマイセス(Saccharomyces)種1400、424A(LNH-ST)、259A(LNH-ST)及びこれらの誘導体である。
本明細書で使用する場合、株の「誘導体」は、変異誘発、組換えDNA技術、接合、細胞融合又は酵母株間のサイトダクションなどを介して、参照される株から派生させられる。当業者は、本明細書で例示される代謝改変を含む遺伝子改変が、好適な宿主生物及びそれらの対応する代謝反応又は所望の代謝経路のための遺伝子などの所望の遺伝子材料のための好適な供給源生物に関して記載され得ることを理解するであろう。しかしながら、多様な生物の完全なゲノム配列決定及びゲノミクスの分野の高度な技術があれば、当業者は、本明細書で提供される教示及びガイダンスを他の生物に適用することができる。例えば、本明細書で例示される代謝改変は、参照される種以外の種から同じ又は類似のコード核酸を組み込むことにより、他の種に容易に適用され得る。
宿主細胞又は発酵生物は、サッカロマイセス属(Saccharomyces)株、例えば、米国特許第8,257,959-BB号明細書に記載され、関係する方法を使用して生成されるサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)株であり得る。一実施形態では、組換え細胞は、株サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)CIBTS1260の誘導体である(Agricultural Research Service Culture Collection(NRRL)、Illinois 61604 U.S.A.の受入番号NRRL Y-50973の下で預けられる)。
株は、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)株NMI V14/004037(各々が参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2015/143324号パンフレット及び国際公開第2015/143317号パンフレットを参照されたい)、株番号V15/004035、V15/004036及びV15/004037(参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2016/153924号パンフレットを参照されたい)、株番号V15/001459、V15/001460、V15/001461(参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2016/138437号パンフレットを参照されたい)、株番号NRRL Y67342(参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2018/098381を参照されたい)、株番号NRRL Y67549及びNRRL Y67700(参照により本明細書に組み込まれるPCT/米国特許出願公開第2019/018249号明細書を参照されたい)又は国際公開第2017/087330(参照により本明細書に組み込まれる)に記載される任意の株の誘導体でもある。
発酵生物は、異種グルコアミラーゼバリアント(例えば、本明細書に記載される任意のグルコアミラーゼバリアント)を発現する宿主細胞であり得る。本明細書に記載されるプロセス、方法、酵素ブレンド又は組成物に企図されている任意のグルコアミラーゼバリアントは、発酵生物又は宿主細胞による発現についても企図される。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアント(例えば、グルコアミラーゼ)(例えば、本明細書に記載される任意のグルコアミラーゼ)をコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え宿主細胞(例えば、酵母宿主細胞、例えば、サッカロマイセス属(Saccharomyces)の株、例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae))である。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号1のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号2のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号3のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号4のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号5のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号6のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号7のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号8のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号9のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号10のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号11のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号12のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞であって、ポリヌクレオチドが、このヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるか、又は配列番号13のポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性若しくは少なくとも99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含むか、それからなるか若しくはそれから本質的になるポリヌクレオチドであり、グルコアミラーゼ活性を有する、組換え酵母宿主細胞。
発酵生物は、本発明のグルコアミラーゼ以外の酵素をコードする異種ポリヌクレオチドを発現するか又は本発明のグルコアミラーゼに加えてそのような酵素を発現する宿主細胞であり得る。
いくつかの実施形態では、宿主細胞及び/又は発酵生物は、アルファ-アミラーゼ、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ、GAPN(非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ)、ホスホリパーゼ、トレハラーゼ、アラビナーゼ、キシロシダーゼ、カタラーゼ及び/又はプルラナーゼをコードする1種以上の異種ポリヌクレオチドを含む。宿主細胞及び/又は発酵生物における発現に好適なアルファ-アミラーゼ、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ、GAPN(非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ)、ホスホリパーゼ、トレハラーゼ、アラビナーゼ、キシロシダーゼ、カタラーゼ及び/又はプルラナーゼの例は、本明細書でより詳細に記載される。したがって、本発明は、(i)アルファ-アミラーゼ、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ、GAPN(非リン酸化NADP依存性グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ)、ホスホリパーゼ、トレハラーゼ、アラビナーゼ、キシロシダーゼ、カタラーゼ及び/又はプルラナーゼをコードする1種以上の異種ポリヌクレオチド、及び(ii)少なくとも1種の本発明のグルコアミラーゼバリアントを含む組換え宿主細胞及び/又は発酵生物を含む組成物(例えば、発酵しているマッシュ組成物)を企図する。
本明細書に記載される宿主細胞及び発酵生物は、制御配列と適合性の条件下で好適な細胞において発現を誘導する1つ以上の制御配列に連結された1つ以上(2つ、いくつか)の異種遺伝子のコード配列を含む発現ベクターを利用し得る。このような発現ベクターは、本明細書に記載される細胞及び方法のいずれかにおいて使用され得る。本明細書に記載されるポリヌクレオチドは、所望のポリペプチドの発現をもたらすように様々な方法で操作され得る。発現ベクターに応じて、ベクターに挿入する前のポリヌクレオチドの操作が望ましいか又は必要となる場合がある。組換えDNA法を利用してポリヌクレオチドを改変するための技術は、当技術分野においてよく知られている。
1つ以上(例えば、2つ、いくつか)の異種遺伝子を含むコンストラクト又はベクター(又は複数のコンストラクト又はベクター)は、コンストラクト又はベクターが、以前に記載されるとおりの染色体組み込み体として又は自己複製染色体外ベクターとして維持されるように細胞に導入され得る。
1つ以上(例えば、2つ、いくつか)の好都合な制限部位を含み、そのような部位でのポリヌクレオチドの挿入又は置換を可能にし得る組換え発現ベクターを作製するために、様々なヌクレオチド及び制御配列が合わせて結合され得る。代わりに、ポリヌクレオチドは、その配列を含むポリヌクレオチド又は核酸コンストラクトを発現のための適切なベクターに挿入することによって発現され得る。発現ベクターを作製する際に、コード配列が発現に適切な制御配列に作動可能に連結されるように、コード配列がベクター内に配置される。
組換え発現ベクターは、組換えDNA法を都合よく受けることが可能であり、且つポリヌクレオチドの発現をもたらすことが可能である任意のベクター(例えば、プラスミド又はウイルス)であり得る。ベクターの選択は、通常、ベクターとそのベクターが導入される宿主細胞との適合性に依存することになる。ベクターは、直鎖状又は閉環状プラスミドであり得る。
ベクターは、例えば、プラスミド、染色体外エレメント、ミニ染色体又は人工染色体など、自己複製ベクター、すなわち染色体外の実体として存在し、その複製が染色体複製に依存しないベクターであり得る。ベクターは、自己複製を確実なものにするための任意の手段を含有し得る。代わりに、ベクターは、宿主細胞に導入される際にゲノム中に統合され、且つ内部に統合された染色体とともに複製されるものであり得る。さらに、細胞のゲノムに導入される全DNA又はトランスポゾンをともに含有する単一のベクター若しくはプラスミド又は2つ以上のベクター若しくはプラスミドが使用され得る。
発現ベクターは、本明細書に記載される遺伝子の発現のための細胞によって認識される任意の好適なプロモーター配列を含有し得る。プロモーター配列は、ポリペプチドの発現を媒介する転写制御配列を含有する。プロモーターは、変異体、短縮型及びハイブリッドプロモーターを含む選択した細胞において転写活性を示す任意のポリヌクレオチドであり得、その細胞と同種又は異種のいずれかの細胞外又は細胞内ポリペプチドをコードする遺伝子から得ることができる。
本明細書に記載されるそれぞれの異種ポリヌクレオチドは、ポリヌクレオチドに対して外来であるプロモーターに作動可能に連結され得る。例えば、一実施形態では、融合タンパク質をコードする核酸コンストラクトは、ポリヌクレオチドに対して外来であるプロモーターに作動可能に連結される。プロモーターは、選択された天然のプロモーターと同一であり得るか、又はこれと高度(例えば、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%又は少なくとも約99%)の配列同一性を共有し得る。
酵母細胞において核酸コンストラクトの転写を誘導するための好適なプロモーターの例としては、エノラーゼ、(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)エノラーゼ又はI.オリエンタリス(I.orientali)エノラーゼ(ENO1))、ガラクトキナーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)ガラクトキナーゼ又はI.オリエンタリス(I.orientali)ガラクトキナーゼ(GAL1))、アルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)アルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ又はI.オリエンタリス(I.orientali)アルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(ADH1、ADH2/GAP))、トリオースリン酸イソメラーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)トリオースリン酸イソメラーゼ又はI.オリエンタリス(I.orientali)トリオースリン酸イソメラーゼ(TPI))、メタロチオネイン(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)メタロチオネイン又はI.オリエンタリス(I.orientali)メタロチオネイン(CUP1))、3-ホスホグリセリン酸キナーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)3-ホスホグリセリン酸キナーゼ又はI.オリエンタリス(I.orientali)3-ホスホグリセリン酸キナーゼ(PGK))、PDC1、キシロースレダクターゼ(XR)、キシリトールデヒドロゲナーゼ(XDH)、L-(+)-乳酸-チトクロムcオキシドレダクターゼ(CYB2)、翻訳伸長因子-1(TEF1)、翻訳伸長因子-2(TEF2)、グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)及びオロチジン5’-リン酸デカルボキシラーゼ(URA3)遺伝子のための遺伝子から得られるプロモーターが挙げられるが、これらに限定されない。他の好適なプロモーターは、S.セレビシエ(S.cerevisiae)TDH3、HXT7、PGK1、RPL18B及びCCW12遺伝子から得ることができる。酵母宿主細胞のための追加の有用なプロモーターは、Romanos et al.,1992,Yeast 8:423-488によって記載される。
制御配列は、宿主細胞によって認識されて転写を終結する好適な転写ターミネーター配列でもあり得る。ターミネーター配列は、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの3’末端に作動可能に連結される。選択した酵母細胞において機能性である任意のターミネーターが使用され得る。ターミネーターは、選択された天然のターミネーターと同一である得るか、又はこれと高度(例えば、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%又は少なくとも約99%)の配列同一性を共有し得る。
酵母宿主細胞のための好適なターミネーターは、エノラーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)エノラーゼチトクロムC(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)チトクロム(CYC1))、グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(gpd))、PDC1、XR、XDH、トランスアルドラーゼ(TAL)、トランスケトラーゼ(TKL)、リボース5-リン酸ケトール-イソメラーゼ(RKI)、CYB2及びガラクトースファミリーの遺伝子(特にGAL10ターミネーター)のための遺伝子から得ることができる。他の好適なターミネーターは、S.セレビシエ(S.cerevisiae)ENO2又はTEF1遺伝子から得ることができる。酵母宿主細胞のための追加の有用なターミネーターは、Romanos et al.,1992(前掲)によって記載される。
制御配列は、プロモーターの下流及び遺伝子の発現を増加させる遺伝子のコード配列の上流のmRNA安定化剤領域でもあり得る。
好適なmRNA安定化領域の例は、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)のcryIIIA遺伝子(国際公開第94/25612号パンフレット)及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)SP82遺伝子(Hue et al.,1995,Journal of Bacteriology 177:3465-3471)から得られる。
制御配列は、好適なリーダー配列でもあり得、これは、転写されるとき、宿主細胞による翻訳に重要なmRNAの非翻訳領域である。リーダー配列は、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの5’末端に作動可能に連結される。選択した酵母細胞において機能性である任意のリーダー配列が使用され得る。
酵母宿主細胞のための好適なリーダーは、エノラーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)エノラーゼ(ENO-1))、3-ホスホグリセリン酸キナーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)3-ホスホグリセリン酸キナーゼ)、アルファ因子(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)アルファ因子)及びアルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(例えば、S.セレビシエ(S.cerevisiae)又はI.オリエンタリス(I.orientali)アルコールデヒドロゲナーゼ/グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(ADH2/GAP))のための遺伝子から得られる。
制御配列は、ポリアデニル化配列;ポリヌクレオチドの3’末端に作動可能に連結された配列でもあり得、これは、転写されるとき、宿主細胞により、転写mRNAにポリアデノシン残基を付加するシグナルとして認識される。選択した宿主細胞において機能性である任意のポリアデニル化配列が使用され得る。酵母細胞のための有用なポリアデニル化配列は、Guo and Sherman,1995,Mol.Cellular Biol.15:5983-5990によって記載される。
制御配列は、ポリペプチドのN末端に連結されるシグナルペプチドをコードし、そのポリペプチドを細胞の分泌経路に誘導するシグナルペプチドコード領域でもあり得る。ポリヌクレオチドのコード配列の5’末端は、ポリペプチドをコードするコード配列のセグメントと翻訳リーディングフレーム内で天然に連結されたシグナルペプチドコード配列を本質的に含有し得る。代わりに、コード配列の5’末端は、コード配列に対して外来であるシグナルペプチドコード配列を含有し得る。外来シグナルペプチドコード配列は、コード配列がシグナルペプチドコード配列を天然に含有しない場合に必要とされる場合がある。代わりに、外来シグナルペプチドコード配列により、ポリペプチドの分泌を増強するために天然のシグナルペプチドコード配列を単に置き換え得る。しかしながら、発現されたポリペプチドを宿主細胞の分泌経路に誘導する任意のシグナルペプチドコード配列が使用され得る。酵母宿主細胞のために有用なシグナルペプチドは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルファ因子及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のインベルターゼに関する遺伝子から得られる。他の有用なシグナルペプチドコード配列は、Romanos et al.,1992(前掲)に記載されている。
制御配列は、ポリペプチドのN末端に位置するプロペプチドをコードするプロペプチドコード配列でもあり得る。結果として得られたポリペプチドは、プロ酵素又はプロポリペプチド(又は場合によりチモーゲン)として知られる。プロポリペプチドは、一般に不活性であり、プロポリペプチドからのプロペプチドの触媒的又は自己触媒的切断により、活性ポリペプチドに変換され得る。プロペプチドコード配列は、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)のアルカリプロテアーゼ(aprE)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の中性プロテアーゼ(nprT)、ミセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophthora thermophila)のラッカーゼ(国際公開第95/33836号パンフレット)、リゾムコール・ミエヘイ(Rhizomucor miehei)のアスパラギン酸プロテイナーゼ及びサッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)のアルファ因子の遺伝子から得ることができる。
シグナルペプチド及びプロペプチド配列の両方が存在する場合、プロペプチド配列は、ポリペプチドのN末端の隣に位置し、シグナルペプチド配列は、プロペプチド配列のN末端の隣に位置する。
さらに、宿主細胞の増殖に関するポリペプチドの発現の調節を可能にする調節配列を付加することが望ましい場合もある。調節系の例は、調節化合物の存在を含む化学的刺激又は物理的刺激に反応して遺伝子の発現をオン又はオフにするものである。原核生物系での調節系としては、lacオペレーター系、tacオペレーター系及びtrpオペレーター系が挙げられる。酵母では、ADH2系又はGAL1系が使用され得る。
ベクターは、形質転換、トランスフェクト、形質導入した細胞などの容易な選択を可能にする1つ以上(例えば、2つ、いくつか)の選択マーカーを含有し得る。選択可能マーカーは、その産物が、殺生物剤又はウイルス耐性、重金属耐性、栄養要求株に対する原栄養性などをもたらす遺伝子である。酵母宿主細胞に好適なマーカーとしては、これらに限定されないが、ADE2、HIS3、LEU2、LYS2、MET3、TRP1及びURA3が挙げられる。
ベクターは、宿主細胞ゲノムへのベクターの組み込み又はゲノムとは独立した細胞におけるベクターの自律的複製を可能にする1つ以上(例えば、2つ、いくつか)のエレメントを含有し得る。
宿主細胞ゲノムへの組み込みに関して、ベクターは、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの配列又は相同組換え若しくは非相同組換えによってゲノムに組み込むためのベクターの任意の他のエレメントに依存し得る。代わりに、ベクターは、相同組換えによる染色体内の正確な位置における宿主細胞のゲノムへの組み込みを誘導するための追加のポリヌクレオチドを含有し得る。正確な位置での組み込みの可能性を高めるために、組み込みエレメントは、十分な数の核酸(例えば、100~10,000個の塩基対、400~10,000個の塩基対及び800~10,000個の塩基対)を含有するべきであり、この核酸は、相同組換えの可能性を高めるために、対応する標的配列に対する配列同一性が高い。組み込みエレメントは、宿主細胞のゲノム中の標的配列と相同である任意の配列であり得る。さらに、組み込みエレメントは、ポリヌクレオチドをコードしていなくても又はコードしていてもよい。他方、ベクターは、非相同組換えにより、宿主細胞ゲノムに組み込まれ得る。潜在的な組み込み座位としては、当技術分野で記載されるものが挙げられる(例えば、米国特許出願公開第2012/0135481号明細書を参照されたい)。
自己複製のために、ベクターは、ベクターに酵母細胞内での自己複製を可能にする複製起点をさらに含み得る。複製起点は、細胞内で機能する自己複製を媒介する、任意のプラスミドレプリケーターであり得る。用語「複製起点」又は「プラスミドレプリケーター」は、インビボでプラスミド又はベクターの複製を可能にするポリヌクレオチドを意味する。酵母宿主細胞において使用するための複製起点の例は、2ミクロン複製起点、ARS1、ARS4、ARS1とCEN3との組み合せ及びARS4とCEN6との組み合せである。
本明細書に記載されるポリヌクレオチドの2個以上のコピーを宿主細胞に挿入して、ポリヌクレオチドの生成を増大させ得る。ポリヌクレオチドのコピー数の増加は、配列の少なくとも1個の追加コピーを酵母細胞ゲノムに組み込むか、又はポリヌクレオチドを含む増幅可能な選択マーカーを含有させることにより達成することができ、この場合、適切な選択因子の存在下で細胞を培養することにより、選択マーカー遺伝子の増幅されたコピーと、それによりポリヌクレオチドの追加コピーとを含有する細胞を選択することができる。
本明細書に記載される組換え発現ベクターを構築するために上記のエレメントを連結するのに使用される手順は、当業者によってよく知られている(例えば、Sambrook et al.,1989,Molecular Cloning,A Laboratory Manual,2d edition,Cold Spring Harbor,New Yorkを参照されたい)。
エタノール発酵のための組換え細胞の作製のための当技術分野で知られる追加の手順及び技術は、例えば、内容が参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2016/045569号パンフレットにおいて記載される。
宿主細胞又は発酵生物は、宿主細胞又は発酵生物(例えば、本明細書に記載される酵母株)及び天然に存在する構成成分及び/又は天然に存在しない構成成分を含む組成物の形態で存在し得る。
本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物は、粉状形態、アクティブドライ及びインスタントを含む乾燥形態、圧縮形態、クリーム(液体)形態などを含む任意の生存可能な形態で存在し得る。一実施形態では、宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)は、アクティブドライ酵母又はインスタント酵母などの乾燥酵母である。一実施形態では、宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)は、粉状酵母である。一実施形態では、宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)は、圧縮酵母である。一実施形態では、宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)は、クリーム酵母である。
一実施形態では、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)並びに界面活性剤、乳化剤、ゴム質、膨化剤並びに抗酸化剤及び他の加工助剤からなる群から選択される構成成分の1つ以上を含む組成物である。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)及び任意の好適な界面活性剤を含み得る。一実施形態では、界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤である。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)及び任意の好適な乳化剤を含み得る。一実施形態では、乳化剤は、ソルビタンの脂肪酸エステルである。一実施形態では、乳化剤は、ソルビタンモノステアレート(SMS)、モノグリセリドのクエン酸エステル、ポリグリセロールエステル、プロピレングリコールの脂肪酸エステルの群から選択される。
一実施形態では、組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)及び欧州特許第1,724,336号明細書(参照により本明細書に組み込まれる)に関係がある組成物を含むOlindronal SMS、Olindronal SK又はOlindronal SPLを含む。これらの製品は、アクティブドライ酵母に関してBussetti、Austriaから商業的に利用可能である。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)及び任意の好適なゴム質を含み得る。一実施形態では、ゴム質は、特に、クリーム、圧縮及び乾燥酵母のためのイナゴマメゴム、グアーゴム、トラガントゴム、アラビアゴム、キサンタンゴム及びアカシアゴムの群から選択される。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)及び任意の好適な膨化剤を含み得る。一実施形態では、膨化剤は、メチルセルロース又はカルボキシメチルセルロースである。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)酵母株)及び任意の好適な抗酸化剤を含み得る。一実施形態では、抗酸化剤は、特に、アクティブドライ酵母のためのブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)及び/又はブチルヒドロキシトルエン(BHT)又はアスコルビン酸(ビタミンC)である。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は任意の好適な発酵生物(例えば、サッカロマイセス属(Saccharomyces)酵母株)並びに発酵酵素(例えば、アルファ-アミラーゼ(例えば、真菌アルファ-アミラーゼ)、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼを含み得る。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス属(Saccharomyces)酵母株)及び少なくとも本発明のグルコアミラーゼバリアントを含み得る。
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される宿主細胞又は発酵生物(例えば、サッカロマイセス属(Saccharomyces)酵母株)、少なくとも1種の本発明のグルコアミラーゼバリアント並びに任意の好適な発酵酵素(例えば、アルファ-アミラーゼ(例えば、真菌アルファ-アミラーゼ)、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼ)を含み得る。
本明細書に記載される宿主細胞及び発酵生物は、例えば、糖代謝を望ましくない生成物からエタノールに転換するために、1つ以上(例えば、2つ、いくつか)の遺伝子破壊を含み得る。いくつかの実施形態では、組換え宿主細胞は、同一の条件下で培養するとき、1つ以上の破壊を有しない細胞と比較して、より多くの量のエタノールを生成する。いくつかの実施形態では、破壊された内在性遺伝子の1つ以上が、不活性化される。
特定の実施形態では、本明細書で提供される宿主細胞又は発酵生物は、グリセロール又は他の副生成物、例えば、酢酸塩若しくはジオールなどの別の発酵生成物を生成するのに関与する酵素をコードする1つ以上の内在性遺伝子の破壊を含む。例えば、本明細書で提供される細胞は、グリセロール3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GPD、ジヒドロキシアセトンリン酸からグリセロール3-リン酸への反応を触媒する)、グリセロール3-ホスファターゼ(GPP、グリセロール-3リン酸からグリセロールへの変換を触媒する)、グリセロールキナーゼ(グリセロール3-リン酸からグリセロールへの変換を触媒する)、ジヒドロキシアセトンキナーゼ(ジヒドロキシアセトンリン酸からジヒドロキシアセトンへの変換を触媒する)、グリセロールデヒドロゲナーゼ(ジヒドロキシアセトンからグリセロールへの変換を触媒する)及びアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALD、例えば、アセトアルデヒドを酢酸塩に変換する)のうちの1つ以上の破壊を含み得る。
モデル化分析を使用して、経路の利用をさらに最適化する遺伝子破壊を設計することができる。所望の生成物の生合成に有利である代謝改変を同定し、設計するための1つの例示的な計算方法は、OptKnockの計算的フレームワーク、Burgard et al.,2003,Biotechnol.Bioeng.84:647-657である。
遺伝子破壊を含む宿主細胞及び発酵生物は、本明細書に記載される方法を含む当技術分野でよく知られる方法を使用して構築され得る。コード領域又はコード領域の発現に必要な制御配列などの遺伝子の一部を破壊することができる。こうした遺伝子の制御配列は、プロモーター配列又はその機能性部分、すなわち遺伝子の発現に影響を与えるのに十分な部分であり得る。例えば、プロモーター配列を不活性化して、発現が起こらないようにし得るか、又は天然のプロモーター配列をより弱いプロモーターで置換して、コード配列の発現を低減し得る。可能な改変のための他の制御配列としては、リーダー、プロペプチド配列、シグナル配列、転写ターミネーター及び転写活性化因子が挙げられるが、これらに限定されない。
遺伝子破壊を含む宿主細胞及び発酵生物は、遺伝子の発現を消失させるか又は低減する遺伝子欠失技術によって構築され得る。遺伝子欠失技術は、遺伝子の部分的若しくは完全な除去により、それらの発現を消失させることを可能にする。このような方法において、遺伝子の欠失は、この遺伝子と隣接する5’及び3’領域を近接して含有するように構築されたプラスミドを使用する相同組換えにより達成される。
遺伝子破壊を含む宿主細胞及び発酵生物は、遺伝子の1つ以上(例えば、2つ、いくつか)のヌクレオチド又はその転写若しくは翻訳に必要なその制御配列を導入、置換及び/又は除去することによっても構築され得る。例えば、停止コドンの導入、開始コドンの除去又はオープンリーディングフレームのフレームシフトのために、ヌクレオチドが挿入又は除去され得る。このような改変は、当技術分野において知られる方法に従い、部位特異的変異誘発又はPCRによる変異誘発によって達成され得る。例えば、Botstein and Shortle,1985,Science 229:4719;Lo et al.,1985,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.81:2285;Higuchi et al.,1988,Nucleic Acids Res 16:7351;Shimada,1996,Meth.Mol.Biol.57:157;Ho et al.,1989,Gene 77:61;Horton et al.,1989,Gene 77:61;及びSarkar and Sommer,1990,BioTechniques 8:404を参照されたい。
遺伝子破壊を含む宿主細胞及び発酵生物は、遺伝子と相同性の核酸断片を含む破壊的核酸コンストラクトをこの遺伝子に挿入し、これにより相同性の領域の重複を形成し、コンストラクトDNAを重複領域間に組み込むことよっても構築され得る。このような遺伝子破壊により、挿入されたコンストラクトが、コード領域から遺伝子のプロモーターを分離するか又は非機能性遺伝子産物が生じるようにコード配列を中断する場合、遺伝子発現を消失させることができる。破壊コンストラクトは、単純に、遺伝子と相同性の5’及び3’領域を伴う選択マーカー遺伝子であり得る。選択マーカーは、破壊された遺伝子を含有する形質転換体の同定を可能にする。
遺伝子破壊を含む宿主細胞及び発酵生物は、遺伝子変換のプロセスによっても構築され得る(例えば、Iglesias and Trautner,1983,Molecular General Genetics 189:73-76を参照されたい)。例えば、遺伝子変換方法では、遺伝子に対応するヌクレオチド配列をインビトロで変異させることにより、欠陥のあるヌクレオチド配列を生成し、続いてこれを組換え株に形質転換して、欠陥のある遺伝子を生成する。相同組換えにより、欠陥のあるヌクレオチド配列を内在性遺伝子と置き換える。欠陥のあるヌクレオチド配列は、欠陥のある遺伝子を含有する形質転換体の選択のためのマーカーも含むことが望ましい場合がある。
遺伝子破壊を含む宿主細胞及び発酵生物は、化学的変異誘発を含むがこれに限定されない、当技術分野でよく知られる方法を使用するランダム又は特異的変異誘発によってさらに構築され得る(例えば、Hopwood,The Isolation of Mutants in Methods in Microbiology(J.R.Norris and D.W.Ribbons,eds.)pp.363-433,Academic Press,New York,1970を参照されたい)。遺伝子の改変は、親株を変異誘発に供し、遺伝子の発現が低減又は不活性化された変異体株をスクリーニングすることにより実施され得る。特異的又はランダムであり得る変異誘発は、例えば、好適な物理的若しくは化学的変異誘発因子の使用により、好適なオリゴヌクレオチドの使用によって又はDNA配列をPCRによる変異誘発に供することによって実施され得る。さらに、変異誘発は、これらの変異誘発法の任意の組み合わせの使用により実施され得る。
本発明の目的に好適な物理的又は化学的変異誘発因子の例としては、紫外線(UV)照射、ヒドロキシルアミン、N-メチル-N’-ニトロ-N-ニトロソグアニジン(MNNG)、N-メチル-N’-ニトロソグアニジン(NTG)O-メチルヒドロキシルアミン、亜硝酸、メタンスルホン酸エチル(EMS)、亜硫酸水素ナトリウム、ギ酸及びヌクレオチド類似体が挙げられる。このような因子を使用する場合、変異誘発は、通常、変異誘発されることになる親株を、好適な条件下にて選択した変異誘発因子の存在下でインキュベートし、遺伝子の発現の低減を示すか又は発現を全く示さない変異体を選択することにより実施される。
本明細書に記載される遺伝子と相同な又は相補的なヌクレオチド配列を他の細菌起源から使用して、選択した組換え株における対応する遺伝子を破壊し得る。
一実施形態では、組換え細胞中の遺伝子の改変は、選択マーカーで標識されない。選択マーカー遺伝子の除去は、対抗選択培地で変異体を培養することによって達成され得る。選択マーカー遺伝子がその5’及び3’末端に隣接する反復配列を含有する場合、これらの反復配列は、変異体株が対抗選択に供されるとき、相同組換えによる選択マーカー遺伝子のループアウトを促進することになる。選択マーカー遺伝子は、欠陥のある遺伝子の5’及び3’領域も含むが、選択マーカー遺伝子を欠く核酸断片を変異体株に導入することによる相同組換え後、対抗選択培地で選択することによって除去され得る。相同組換えにより、選択マーカー遺伝子を含有する欠陥のある遺伝子は、選択マーカー遺伝子を欠く核酸断片で置き換えられる。当技術分野で知られる他の方法も使用され得る。
デンプン含有材料
含有する任意の好適なデンプン含有材料が、本発明に従って使用され得る。出発材料は、一般に、所望の発酵生成物に基づいて選択される。本発明のプロセスでの使用に好適なデンプン含有材料の例としては、全粒粉、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、ライムギ、ミロ、サゴ、キャッサバ、タピオカ、ソルガム、コメ、エンドウマメ、マメ若しくはサツマイモ又はこれらの混合物若しくはこれらに由来するデンプン或いは穀類が挙げられる。ワックス状及び非ワックス状のトウモロコシ及びオオムギも企図される。好ましい実施形態では、発酵生成物(この発酵生成物はエタノールである)を生成するためのプロセスにおけるデンプン含有材料は、トウモロコシ又はコムギである。
発酵生成物
用語「発酵生成物」は、発酵生物を使用する発酵工程を含むプロセスによって生成される生成物を意味する。発酵生成物は、発酵に由来する任意の物質であり得る。発酵生成物は、アルコール(例えば、アラビニトール、n-ブタノール、イソブタノール、エタノール、グリセロール、メタノール、エチレングリコール、1,3-プロパンジオール[プロピレングリコール]、ブタンジオール、グリセリン、ソルビトール及びキシリトール);(例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン及びドデカン)、シクロアルカン(例えば、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン及びシクロオクタン)、アルケン(例えば、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン及びオクテン);アミノ酸(例えば、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、リシン、セリン及びスレオニン);気体(例えば、メタン、水素(H)、二酸化炭素(CO)及び一酸化炭素(CO));イソプレン;ケトン(例えばアセトン);有機酸(例えば、酢酸、アセトン酸、アジピン酸、アスコルビン酸、クエン酸、2,5-ジケト-D-グルコン酸、ギ酸、フマル酸、グルカル酸、グルコン酸、グルクロン酸、グルタル酸、3-ヒドロキシプロピオン酸、イタコン酸、乳酸、リンゴ酸、マロン酸、シュウ酸、オキサロ酢酸、プロピオン酸、コハク酸及びキシロン酸);並びにポリケチドであり得るが、これらに限定されない。
一実施形態では、発酵生成物は、アルコールである。用語「アルコール」は、1つ以上のヒドロキシル部分を含有する物質を包含する。アルコールは、限定されないが、n-ブタノール、イソブタノール、エタノール、メタノール、アラビニトール、ブタンジオール、エチレングリコール、グリセリン、グリセロール、1,3-プロパンジオール、ソルビトール、キシリトールであり得る。例えば、Gong et al.,1999,Ethanol production from renewable resources,in Advances in Biochemical Engineering/Biotechnology,Scheper,T.,ed.,Springer-Verlag Berlin Heidelberg,Germany,65:207-241;Silveira and Jonas,2002,Appl.Microbiol.Biotechnol.59:400-408;Nigam and Singh,1995,Process Biochemistry 30(2):117-124;Ezeji et al.,2003,World Journal of Microbiology and Biotechnology 19(6):595-603を参照されたい。一実施形態では、発酵生成物は、エタノールである。
別の実施形態では、発酵生成物は、アルカンである。アルカンは、非分岐状又は分岐状アルカンであり得る。アルカンは、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン又はドデカンであり得るが、これらに限定されない。別の実施形態では、発酵生成物は、シクロアルカンである。シクロアルカンは、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン又はシクロオクタンであり得るが、これらに限定されない。別の態様では、発酵生成物は、アルケンである。アルケンは、非分岐状又は分岐状アルケンであり得る。アルカルカンエンは、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン又はオクテンであり得るが、これらに限定されない。
別の態様では、発酵生成物は、アミノ酸である。アミノ酸は、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、リジン、セリン又はスレオニンであり得るが、これらに限定されない。例えば、Richard and Margaritis,2004,Biotechnology and Bioengineering 87(4):501-515を参照されたい。
別の実施形態では、発酵生成物は、気体である。気体は、メタン、H、CO又はCOであり得るが、これらに限定されない。例えば、Kataoka et al.,1997,Water Science and Technology 36(6-7):41-47;及びGunaseelan,1997,Biomass and Bioenergy 13(1-2):83-114を参照されたい。
別の実施形態では、発酵生成物は、抗生物質(例えば、ペニシリン又はテトラサイクリン)である。
別の実施形態では、発酵生成物は、イソプレンである。
別の実施形態では、発酵生成物は、酵素である。
別の実施形態では、発酵生成物は、ホルモンである。
別の実施形態では、発酵生成物は、ケトンである。用語「ケトン」は、1つ以上のケトン部分を含有する物質を包含する。ケトンは、アセトンであり得るが、これに限定されない。
別の実施形態では、発酵生成物は、有機酸である。有機酸は、酢酸、アセトン酸、アジピン酸、アスコルビン酸、クエン酸、2,5-ジケト-D-グルコン酸、ギ酸、フマル酸、グルカル酸、グルコン酸、グルクロン酸、グルタル酸、3-ヒドロキシプロピオン酸、イタコン酸、乳酸、リンゴ酸、マロン酸、シュウ酸、プロピオン酸、コハク酸又はキシロン酸であり得るが、これらに限定されない。例えば、Chen and Lee,1997,Appl.Biochem.Biotechnol.63-65:435-448を参照されたい。
別の実施形態では、発酵生成物は、ポリケチドである。
好ましい実施形態では、発酵生成物は、エタノール、例えば、燃料用エタノール;飲料用エタノール、すなわち飲用の中性蒸留酒;又は工業用エタノール若しくは消耗可能なアルコール工業(例えば、ビール及びワイン)、乳業(例えば、発酵乳製品)、皮革工業及びタバコ産業において使用される製品である。好ましいビールの種類は、エール、スタウト、ポーター、ラガー、ビター、モルトリカー、発泡酒、高アルコールビール、低アルコールビール、低カロリービール又はライトビールを含む。好ましくは、本発明のプロセスは、エタノールなどのアルコールを生成するために使用される。本発明に従って得られるエタノールなどの発酵生成物は、典型的にはガソリンと混合される燃料として使用され得る。しかしながら、エタノールの場合、飲用エタノールとしても使用され得る。
回収
発酵生成物、例えばエタノールは、任意選択により、当技術分野で知られる任意の方法(例えば、限定されないが、クロマトグラフィー、電気泳動手順、溶解度差、蒸留又は抽出)を使用して、発酵培地から回収され得る。例えば、アルコールは、発酵したセルロース系材料又は発酵したデンプン含有材料から分離され、従来の蒸留方法により精製される。別の例として、所望の発酵生成物は、マイクロ濾過技術又は膜濾過技術により、発酵培地から抽出され得る。純度が最大約96体積%であるエタノールを得ることができ、例えば、燃料用エタノール、飲料用エタノール(すなわち飲用の中性蒸留酒)又は工業用エタノールとして使用することができる。
方法のいくつかの実施形態では、回収された後の発酵生成物は、実質的に純粋である。本明細書の方法に関して、「実質的に純粋な」は、15%以下の不純物を含有する回収された調製物を意図し、不純物は、発酵生成物(例えば、エタノール)以外の化合物を意図する。一変形では、25%以下の不純物、又は20%以下の不純物、又は10%以下の不純物、又は5%以下の不純物、又は3%以下の不純物、又は1%以下の不純物、又は0.5%以下の不純物を含有する、実質的に純粋な調製物が提供される。
エタノール及び混入物の生成並びに糖消費を試験するための好適なアッセイは、当技術分野で知られる方法を使用して実施され得る。例えば、エタノール生成物及び他の有機化合物は、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)、GC-MS(ガスクロマトグラフィー質量分析)及びLC-MS(液体クロマトグラフィー質量分析)などの方法又は当技術分野でよく知られる通例の手順を使用する他の好適な分析方法によって分析され得る。発酵ブロス中のエタノールの放出も培養上清により試験され得る。発酵培地中の副生成物及び残留している糖(例えば、グルコース又はキシロース)は、例えば、グルコース及びアルコールのための屈折率検出器並びに有機酸のためのUV検出器(Lin et al.,Biotechnol.Bioeng.90:775-779(2005))又は当技術分野でよく知られる他の好適なアッセイ及び検出方法を使用して、HPLCによって定量化され得る。
液化中に存在し、且つ/又は添加されるアルファ-アミラーゼ
本発明によれば、アルファ-アミラーゼが、少なくとも1種の本発明のグルコアミラーゼバリアント並びに任意選択により熱安定性プロテアーゼ、熱安定性プルラナーゼ、熱安定性フィターゼ、熱安定性リパーゼ、熱安定性キシラナーゼ及び/又は熱安定性エンドグルカナーゼとともに液化中に存在し、且つ/又は添加される。
液化工程i)中に添加されるアルファ-アミラーゼは、任意のアルファ-アミラーゼであり得る。典型的には液化中に使用される温度で安定な細菌アルファ-アミラーゼが好ましい。
液化中に存在し、且つ/又は添加されるものとして企図される本明細書の任意のアルファ-アミラーゼも発酵生物又は宿主細胞による発現について企図される。
用語「細菌アルファ-アミラーゼ」は、EC3.2.1.1下で分類される任意の細菌アルファ-アミラーゼを意味する。本発明に従って使用される細菌アルファ-アミラーゼは、例えば、ゲオバチルス属(Geobacillus)としても参照される場合があるバチルス属(Bacillus)の株に由来し得る。ある実施形態では、バチルス属(Bacillus)アルファ-アミラーゼは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)又はバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の株に由来するが、他のバチルス属種(Bacillus sp.)に由来し得る。
細菌アルファ-アミラーゼの特定の例としては、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3のバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼ、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号5のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)アルファ-アミラーゼ及び国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号4のバチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)アルファ-アミラーゼ(全ての配列は参照により本明細書に組み込まれる)が挙げられる。ある実施形態では、アルファ-アミラーゼは、国際公開第99/19467号パンフレットにおいてそれぞれ配列番号3、4又は5に示される配列のいずれかと少なくとも60%の同一性、例えば、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%の同一性の程度を有する酵素であり得る。
ある実施形態では、アルファ-アミラーゼは、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3又は本明細書の配列番号20に示される配列のいずれかと少なくとも60%の同一性、例えば、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%の同一性の程度を有する酵素であり得る。
好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼは、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)に由来する。バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、成熟野生型又はその成熟バリアントであり得る。成熟バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、組換え産生中に自然に短縮化され得る。例えば、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3と比較しておよそ491アミノ酸を有するように短縮化され得る。
バチルス属(Bacillus)アルファ-アミラーゼもバリアント及び/又は複合型であり得る。そのようなバリアントの例は、国際公開第96/23873号パンフレット、国際公開第96/23874号パンフレット、国際公開第97/41213号パンフレット、国際公開第99/19467号パンフレット、国際公開第00/60059号パンフレット及び国際公開第02/10355号パンフレット(全ての文献が参照により本明細書に組み込まれる)のいずれかにおいて見出され得る。特定のアルファ-アミラーゼバリアントは、付番に関して米国特許第6,093,562号明細書、同第6,187,576号明細書、同第6,297,038号明細書及び同第7,713,723号明細書(参照により本明細書に組み込まれる)で開示され、位置R179、G180、I181及び/又はG182で1つ又は2つのアミノ酸の欠失、好ましくは、国際公開第96/23873号パンフレット(例えば、20頁、1~10行目を参照されたい)(参照により本明細書に組み込まれる)で開示される二重欠失、好ましくは、国際公開第99/19467号パンフレットで開示される配列番号3若しくは本明細書の配列番号20に記載されるバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼのアミノ酸配列と比較して位置I181及びG182の欠失に対応する二重欠失又は国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3若しくは本明細書の配列番号20を使用するアミノ酸R179及びG180の二重欠失を有するバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼ(BSGアルファ-アミラーゼと称される場合が多い)を含む(参考文献は参照により本明細書に組み込まれる)。国際公開第99/19467号パンフレットで開示される配列番号3又は本明細書の配列番号20に記載される野生型BSGアルファ-アミラーゼアミノ酸配列と比較して位置181及び182の欠失に対応する二重欠失を有し、且つN193F置換をさらに含む(I181*+G182*+N193Fとも表示される)バチルス属(Bacillus)アルファ-アミラーゼ、特にバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼがさらに好ましい。細菌アルファ-アミラーゼは、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号4に示されるバチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)アルファ-アミラーゼにおいてS239に対応する位置の置換又は国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3若しくは本明細書の配列番号30のバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼのS242バリアントも有し得る。
ある実施形態では、バリアントは、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼのS242A、E又はQバリアント、好ましくは、S242Qバリアント(付番に関して本明細書の配列番号20を使用する)である。
ある実施形態では、バリアントは、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼの位置E188バリアント、好ましくは、E188Pバリアント(付番に関して本明細書の配列番号20を使用する)である。
細菌アルファ-アミラーゼは、ある実施形態では、短縮化されたアルファ-アミラーゼであり得る。特に、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3又は本明細書の配列番号20に示されるバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼが、480~495アミノ酸長などのおよそ491アミノ酸長であるような短縮化である。
最も重要なこととして、液化における使用のための好適なアルファ-アミラーゼは、十分な熱安定性を有しなければならず、したがって、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも10、例えば、少なくとも15、例えば、少なくとも20、例えば、少なくとも25、例えば、少なくとも30、例えば、少なくとも40、例えば、少なくとも50、例えば、少なくとも60、例えば、10~70、例えば、15~70、例えば、20~70、例えば、25~70、例えば、30~70、例えば、40~70、例えば、50~70、例えば、60~70のT1/2(分)を有する任意のアルファ-アミラーゼが使用され得る。
本発明によれば、アルファ-アミラーゼは、好ましくは、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)に由来する熱安定性アルファ-アミラーゼ、例えば、熱安定性細菌アルファ-アミラーゼであり得る。ある実施形態では、本発明に従って使用されるアルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも10のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも15のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも20のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも25のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも30のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも40のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも50のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも60のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで10~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで15~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで20~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで25~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで30~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで40~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで50~70のT1/2(分)を有する。
ある実施形態では、熱安定性アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで60~70のT1/2(分)を有する。
本発明のある実施形態では、アルファ-アミラーゼは、好ましくは、バチルス属(Bacillus)、特にバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)の株、具体的には変異の下記のリストにおける変異とともに、位置R179、G180、I181及び/又はG182で欠失される1つ又は2つのアミノ酸、特にR179及びG180の欠失又はI181及びG182の欠失を有する配列番号3(本明細書の配列番号20)として国際公開第99/019467号パンフレットで開示されるとおりのバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)に由来する細菌アルファ-アミラーゼである。
好ましい実施形態では、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、二重欠失I181+G182及び任意選択の置換N193Fを有し、下記のリストから選択される変異をさらに含む。
好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼは、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼバリアントの以下の群:
- I181*+G182*+N193F+E129V+K177L+R179E;
- I181*+G182*+N193F+E129V+K177L+R179S;
- I181*+G182*+N193F+V59A+Q89R+E129V+K177L+R179E+H208Y+K220P+N224L+Q254S;
- I181*+G182*+N193F+V59A+Q89R+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V;
- I181*+G182*+N193F+V59A+Q89R+E129V+K177L+R179S+Q254S+M284V;
- I181*+G182*+N193F+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V;
- I181*+G182*+N193F+V59A+E129V+K177L+R179S+Q254S+M284V;
- I181*+G182*+N193F+E129V+K177L+R179E+K220P+N224L+S242Q+Q254S;
- I181*+G182*+N193F+E129V+K177L+R179S+K220P+N224L+S242Q+Q254S;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+S173N+E188P+H208Y+S242Y+K279I;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179S+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+A184Q+E188P+T191N、
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179S+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+A184Q+E188P+T191N+S242Y+K279I;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+E188P+K279W;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+W115D+D117Q+T133P
から選択され(付番に関して配列番号20を使用する);バリアントは、配列番号20と少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%の配列同一性を有する。
バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼ及びそのバリアントを参照するとき、それらは、通常、短縮型で生成されると理解されるべきである。特に、短縮化は、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3又は本明細書の配列番号20に示されるバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼ又はそのバリアントが、C末端で短縮化され、典型的には480~495アミノ酸長などのおよそ491アミノ酸長であるようなものであり得る。
好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼバリアントは、国際公開第99/19467号パンフレットにおける配列番号3又は本明細書の配列番号20に示される配列と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の同一性の程度を有する酵素であり得る。
好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼバリアントは、国際公開第09/061380号パンフレットの配列番号2又は本明細書の配列番号37と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の同一性の程度を有する酵素であり得る。
好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼバリアントは、国際公開第08/153815号パンフレットの配列番号2又は本明細書の配列番号38と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の同一性の程度を有する酵素であり得る。
好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼバリアントは、国際公開第08/153815号パンフレットの配列番号2又は本明細書の配列番号39と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の同一性の程度を有する酵素であり得る。
液化中に存在し、且つ/又は添加されるプロテアーゼ
本発明によれば、熱安定性プロテアーゼは、少なくとも1種の本発明のグルコアミラーゼバリアント並びに任意選択により熱安定性プルラナーゼ、熱安定性フィターゼ、熱安定性リパーゼ、熱安定性キシラナーゼ及び/又は熱安定性エンドグルカナーゼとともに液化中に任意選択により存在し、且つ/又は添加される。
液化中に存在し、且つ/又は添加されるものとして企図される本明細書の任意のプロテアーゼも発酵生物又は宿主細胞による発現について企図される。
プロテアーゼは、それらの触媒機構に基づいて以下の群に分類される:セリンプロテアーゼ(S)、システインプロテアーゼ(C)、アスパラギン酸プロテアーゼ(A)、メタロプロテアーゼ(M)及び未知又は未分類のプロテアーゼ(U)。Handbook of Proteolytic Enzymes,A.J.Barrett,N.D.Rawlings,J.F.Woessner(eds),Academic Press(1998)の、特に概略紹介部を参照されたい。
好ましい実施形態では、本発明に従って使用される熱安定性プロテアーゼは、EC3.4.24(メタロエンドペプチダーゼ);好ましくはEC3.4.24.39(酸メタロプロテイナーゼ)に属するプロテアーゼとして定義される「メタロプロテアーゼ」である。
所与のプロテアーゼがメタロプロテアーゼであるか否かを判断するため、上記の「Handbook of Proteolytic Enzymes」及びその中に示される原則への参照がなされる。このような判断は、天然に存在するプロテアーゼ若しくは野生型プロテアーゼ;又は遺伝子操作されたプロテアーゼ若しくは合成プロテアーゼなど、あらゆる種類のプロテアーゼに対して実行され得る。
プロテアーゼ活性は、対象のプロテアーゼの特異性に関連するペプチド結合を含む基質が利用される任意の好適なアッセイを使用して測定され得る。アッセイpH及びアッセイ温度は、同様に、対象のプロテアーゼに適合される。アッセイpH値の例は、pH6、7、8、9、10又は11である。アッセイ温度の例は、30、35、37、40、45、50、55、60、65、70又は80℃である。
プロテアーゼ基質の例は、カゼイン、例えば、アズリン架橋カゼイン(AZCL-カゼイン)である。2つのプロテアーゼアッセイが、下記の「材料及び方法」の節に記載され、そこではいわゆる「AZCL-カゼインアッセイ」が好ましいアッセイである。
ある実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、「材料及び方法」の節に記載されるAZCL-カゼインアッセイによって決定されるプロテアーゼ196バリアント又はプロテアーゼPfuのプロテアーゼ活性の少なくとも20%、例えば、少なくとも30%、例えば、少なくとも40%、例えば、少なくとも50%、例えば、少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも80%、例えば、少なくとも90%、例えば、少なくとも95%、例えば、少なくとも100%を有する。
本発明のプロセスにおいて使用されるプロテアーゼの起源については、それが下に定義される熱安定性特性を満たす限り、制限がない。
一実施形態では、プロテアーゼは、真菌起源である。
プロテアーゼは、プロテアーゼが本明細書で定義される熱安定性特性を有する限り、例えば野生型プロテアーゼのバリアントであり得る。
特定の実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、上で定義されるとおりのメタロプロテアーゼのバリアントである。ある実施形態では、本発明のプロセスにおいて使用される熱安定性プロテアーゼは、真菌起源であり、例えば、真菌メタロプロテアーゼ、例えば、サーモアスカス属(Thermoascus)の株、好ましくは、サーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)の株、特にサーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)CGMCC No.0670(EC3.4.24.39として分類)に由来する真菌メタロプロテアーゼである。
ある実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、国際公開第2003/048353号パンフレットで開示される配列番号2又は国際公開第2010/008841号パンフレットにおける配列番号1の成熟部分に示され且つ以下のリストから選択される変異をさらに有する本明細書の配列番号21として示されるメタロプロテアーゼの成熟部分のバリアントである:
- S5*+D79L+S87P+A112P+D142L;
- D79L+S87P+A112P+T124V+D142L;
- S5*+N26R+D79L+S87P+A112P+D142L;
- N26R+T46R+D79L+S87P+A112P+D142L;
- T46R+D79L+S87P+T116V+D142L;
- D79L+P81R+S87P+A112P+D142L;
- A27K+D79L+S87P+A112P+T124V+D142L;
- D79L+Y82F+S87P+A112P+T124V+D142L;
- D79L+Y82F+S87P+A112P+T124V+D142L;
- D79L+S87P+A112P+T124V+A126V+D142L;
- D79L+S87P+A112P+D142L;
- D79L+Y82F+S87P+A112P+D142L;
- S38T+D79L+S87P+A112P+A126V+D142L;
- D79L+Y82F+S87P+A112P+A126V+D142L;
- A27K+D79L+S87P+A112P+A126V+D142L;
- D79L+S87P+N98C+A112P+G135C+D142L;
- D79L+S87P+A112P+D142L+T141C+M161C;
- S36P+D79L+S87P+A112P+D142L;
- A37P+D79L+S87P+A112P+D142L;
- S49P+D79L+S87P+A112P+D142L;
- S50P+D79L+S87P+A112P+D142L;
- D79L+S87P+D104P+A112P+D142L;
- D79L+Y82F+S87G+A112P+D142L;
- S70V+D79L+Y82F+S87G+Y97W+A112P+D142L;
- D79L+Y82F+S87G+Y97W+D104P+A112P+D142L;
- S70V+D79L+Y82F+S87G+A112P+D142L;
- D79L+Y82F+S87G+D104P+A112P+D142L;
- D79L+Y82F+S87G+A112P+A126V+D142L;
- Y82F+S87G+S70V+D79L+D104P+A112P+D142L;
- Y82F+S87G+D79L+D104P+A112P+A126V+D142L;
- A27K+D79L+Y82F+S87G+D104P+A112P+A126V+D142L;
- A27K+Y82F+S87G+D104P+A112P+A126V+D142L;
- A27K+D79L+Y82F+D104P+A112P+A126V+D142L;
- A27K+Y82F+D104P+A112P+A126V+D142L;
- A27K+D79L+S87P+A112P+D142L;
- D79L+S87P+D142L。
好ましい実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、国際公開第2003/048353号パンフレットで開示される配列番号2の成熟部分又は以下の変異を有する国際公開第2010/008841号パンフレットにおける配列番号1若しくは本明細書中の配列番号21の成熟部分として開示されるメタロプロテアーゼのバリアントである:
D79L+S87P+A112P+D142L;
D79L+S87P+D142L;又は
A27K+D79L+Y82F+S87G+D104P+A112P+A126V+D142L。
ある実施形態では、プロテアーゼバリアントは、国際公開第2003/048353号パンフレットで開示される配列番号2のポリペプチドの成熟部分又は国際公開第2010/008841号パンフレットにおける配列番号1若しくは本明細書の配列番号21の成熟部分と少なくとも75%の同一性、好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、より好ましくは少なくとも91%、より好ましくは少なくとも92%、さらにより好ましくは少なくとも93%、最も好ましくは少なくとも94%、またさらに最も好ましくは少なくとも95%、例えば、さらに少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%であるが100%未満の同一性を有する。
熱安定性プロテアーゼは、プロテアーゼが本発明に従って定義される熱安定性特性を有する限り、任意の細菌にも由来し得る。一実施形態では、プロテアーゼは、セリンプロテアーゼ、特にS8プロテアーゼである。好ましいプロテアーゼは、セリンプロテアーゼ、特にパイロコッカス属(Pyrococcus)の株、好ましくはパイロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furiosus)の株に由来するか、又はサーモコッカス属(Thermococcus)、好ましくは、サーモコッカス・チオレデュセンス(Themococcus thioreducens)の株に由来するか、又はパレオコッカス属(Palaeococcus)、好ましくは、パレオコッカス・フェロフィルス(Palaeococcus ferrophilus)の株に由来するS8セリンプロテアーゼである。
ある実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、細菌パイロコッカス属(Pyrococcus)の株、例えば、パイロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furiosus)の株に由来する(pfuプロテアーゼ)。
ある実施形態では、プロテアーゼは、米国特許第6,358,726-B1号明細書における配列番号1(宝酒造株式会社)、本明細書の配列番号22として示されるものである。
別の実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、本明細書の配列番号22で開示されるもの又は米国特許第6,358,726-B1号明細書における配列番号1又は本明細書の配列番号22と少なくとも80%の同一性、例えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%、例えば少なくとも95%、例えば少なくとも96%、例えば少なくとも97%、例えば少なくとも98%、例えば少なくとも99%の同一性を有するプロテアーゼである。
パイロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furiosus)プロテアーゼは、本発明による熱安定性プロテアーゼである。パイロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furiosus)プロテアーゼ(PfuS)は、pH4.5で110%(80℃/70℃)及び103%(90℃/70℃)の熱安定性を有することが見出された。
ある実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、細菌パレオコッカス属(Palaeococcus)の株、例えば、パレオコッカス・フェロフィルス(Palaeococcus ferrophilus)の株に由来する。ある実施形態では、プロテアーゼは、本明細書の配列番号23として示されるものである。別の実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、本明細書の配列番号23で開示されるもの又は配列番号23と少なくとも80%の同一性、例えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%、例えば少なくとも95%、例えば少なくとも96%、例えば少なくとも97%、例えば少なくとも98%、例えば少なくとも99%の同一性を有するプロテアーゼである。
一実施形態では、本発明のプロセスにおいて使用される熱安定性プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される20%超の熱安定性値を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される30%超、40%超、50%超、60%超、70%超、80%超、90%超、100%超、例えば、105%超、例えば、110%超、例えば、115%超、例えば、120%超の熱安定性を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される20~50%、例えば、20~40%、例えば、20~30%の熱安定性を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される50~115%、例えば、50~70%、例えば、50~60%、例えば、100~120%、例えば、105~115%の熱安定性を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、85℃/70℃での相対活性として決定される10%超の熱安定性値を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、85℃/70℃での相対活性として決定される10%超、例えば、12%超、14%超、16%超、18%超、20%超、30%超、40%超、50%超、60%超、70%超、80%超、90%超、100%超、110%超の熱安定性を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、85℃/70℃での相対活性として決定される10~50%、例えば、10~30%、例えば、10~25%の熱安定性を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、80℃での残存活性として決定される20%超、30%超、40%超、50%超、60%超、70%超、80%超、90%超を有し;且つ/又は
ある実施形態では、プロテアーゼは、84℃での残存活性として決定される20%超、30%超、40%超、50%超、60%超、70%超、80%超、90%超を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、Zein-BCAアッセイを使用して決定されるとおり、85℃で90超、例えば、100超の熱安定性を有し得る。
ある実施形態では、プロテアーゼは、Zein-BCAアッセイを使用して決定されるとおり、85℃で、60%超、例えば、90%超、例えば、100%超、例えば、110%超の熱安定性を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、Zein-BCAアッセイを使用して決定されるとおり、85℃で60~120、例えば、70~120%、例えば、80~120%、例えば、90~120%、例えば、100~120%、例えば、110~120%の熱安定性を有する。
ある実施形態では、熱安定性プロテアーゼは、AZCL-カゼインアッセイによって決定されるJTP196プロテアーゼバリアント又はプロテアーゼPfuの活性の少なくとも20%、例えば、少なくとも30%、例えば、少なくとも40%、例えば、少なくとも50%、例えば、少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも80%、例えば、少なくとも90%、例えば、少なくとも95%、例えば、少なくとも100%を有する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、本明細書の配列番号33に示されるサーモビフィダ・セルロシティカ(Thermobifida cellulosytica)プロテアーゼ又は配列番号33のアミノ酸配列と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、好ましくは少なくとも80%、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、より好ましくは少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、より好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも91%の同一性、より好ましくは少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性又は少なくとも95%の同一性、例えば、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するものなどのサーモビフィダ属(Thermobifida)の株に由来する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、本明細書の配列番号34(全体として参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2018/118815A1号パンフレットにおいて配列番号8として参照される)に示されるサーモビフィダ・フスカ(Thermobifida fusca)プロテアーゼ又は配列番号34のアミノ酸配列と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、好ましくは少なくとも80%、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、より好ましくは少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、より好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも91%の同一性、より好ましくは少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性又は少なくとも95%の同一性、例えば、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するものなどのサーモビフィダ属(Thermobifida)の株に由来する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、本明細書の配列番号35(全体として参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2018/118815A1号パンフレットにおいて配列番号10として参照される)に示されるサーモビフィダ・ハロトレランス(Thermobifida halotolerans)プロテアーゼ又は配列番号35のアミノ酸配列と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、好ましくは少なくとも80%、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、より好ましくは少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、より好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも91%の同一性、より好ましくは少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性又は少なくとも95%の同一性、例えば、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するものなどのサーモビフィダ属(Thermobifida)の株に由来する。
ある実施形態では、プロテアーゼは、本明細書の配列番号36(全体として参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2018/169780A1号パンフレットにおいて配列番号3として参照される)に示されるサーモコッカス・ナウチリ(Thermococcus nautili)プロテアーゼ又は配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、好ましくは少なくとも80%、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、より好ましくは少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、より好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも91%の同一性、より好ましくは少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性又は少なくとも95%の同一性、例えば、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性、少なくとも99%の同一性を有するものなどのサーモコッカス属(Thermococcus)の株に由来する。
液化中に存在し、且つ/又は添加される炭水化物源生成酵素
本発明によれば、本発明の炭水化物源生成酵素、特にグルコアミラーゼ、好ましくは熱安定性グルコアミラーゼバリアントは、アルファ-アミラーゼと、任意選択により熱安定性プロテアーゼ、熱安定性プルラナーゼ、熱安定性フィターゼ、熱安定性リパーゼ、熱キシラナーゼ及び/又は熱安定性エンドグルカナーゼとともに液化中に存在し、且つ/又は添加され得る。
液化中に存在し、且つ/又は添加されるものとして企図される本明細書の任意の炭水化物源生成酵素(例えば、グルコアミラーゼ)も発酵生物又は宿主細胞による発現について企図される。
用語「炭水化物源生成酵素」は、発酵性糖質を生成する任意の酵素を含む。炭水化物源生成酵素は、例えば、エタノールなどの発酵生成物を生成するための本発明のプロセスにおいて使用されるとき、対象の発酵生物によってエネルギー源として使用され得る炭水化物を生成することができる。生成された炭水化物は、所望の発酵生成物、好ましくは、エタノールに直接的又は間接的に変換され得る。本発明によれば、炭水化物源生成酵素の混合物が使用され得る。特定の例としては、グルコアミラーゼ(グルコース発生装置である)、ベータ-アミラーゼ及びマルトース生成アミラーゼ(マルトース発生装置である)が挙げられる。
好ましい実施形態では、炭水化物源生成酵素は、熱安定性である。炭水化物源生成酵素、特に熱安定性グルコアミラーゼは、アルファ-アミラーゼ及び熱安定性プロテアーゼと合わせて又は別々に添加され得る。
ある実施形態では、炭水化物源生成酵素は、好ましくは、真菌起源、好ましくは、糸状菌の熱安定性グルコアミラーゼであり、例えば、ペニシリウム属(Penicillium)の株、特にペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)の株由来の、特に国際公開第2011/127802号パンフレット(参照により本明細書に組み込まれる)として公開されたPCT/中国特許出願公開第10/071753号明細書における配列番号2として開示され、本明細書の配列番号24に示されるペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)グルコアミラーゼである。
ある実施形態では、熱安定性グルコアミラーゼは、国際公開第2011/127802号パンフレットにおける配列番号2又は本明細書の配列番号24に示される成熟ポリペプチドと少なくとも80%、より好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、より好ましくは少なくとも91%、より好ましくは少なくとも92%、さらにより好ましくは少なくとも93%、最も好ましくは少なくとも94%、またさらに最も好ましくは少なくとも95%、例えば、さらに少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%又は100%の同一性を有する。
ある実施形態では、炭水化物源生成酵素は、K79V置換(付番に関して配列番号34に示される成熟配列を使用する)を有する国際公開第2011/127802号パンフレットにおける配列番号2又は本明細書の配列番号24として開示されるペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)グルコアミラーゼのバリアントである。
ある実施形態では、炭水化物源生成酵素、特に熱安定性グルコアミラーゼは、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)に由来する。
ある実施形態では、熱安定性グルコアミラーゼは、国際公開第2011/127802号パンフレットにおける配列番号2として開示され且つ本明細書の配列番号24に示されるペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)グルコアミラーゼのバリアントである。好ましい実施形態では、ペニシリウム・オキサリカム(Penicillium oxalicum)グルコアミラーゼは、国際公開第2011/127802号パンフレットにおける配列番号2として開示され且つ79位でVal(V)(付番に関して配列番号34を使用する)を有する本明細書の配列番号24で示されるものである。
ある実施形態では、これらのバリアントは、プロテアーゼ分解に対して低減した感受性を有する。
ある実施形態では、これらのバリアントは、親と比較して改善された熱安定性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼは、PE001バリアントに対応するK79V置換(付番に関して配列番号24を使用する)を有し、さらに以下の置換又は置換の組み合わせの少なくとも1つを含む:
P11F+T65A+Q327F;又は
P2N+P4S+P11F+T65A+Q327F;又は
P11F+D26C+K33C+T65A+Q327F;又は
P2N+P4S+P11F+T65A+Q327W+E501V+Y504T;又は
P2N+P4S+P11F+T65A+Q327F+E501V+Y504T;又は
P11F+T65A+Q327W+E501V+Y504T。
ある実施形態では、グルコアミラーゼは、P2N+P4S+P11F+T65A+K79V+Q327F置換(付番に関して配列番号24を使用する)を有し、さらに以下の置換又は置換の組み合わせの少なくとも1つを含む:
D75N+R77D+A78Q;
D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y;
K34Y+S103N;
K34Y+D445N+V447S;
K34Y+Y504T;
S103N+D445N+V447S;
S103N+Y504T;
D445N+V447S+Y504T;
K34Y+S103N+D445N+V447S;
K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T;
K34Y+S103N+Y504T;
K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T;
K34Y+S103N+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+Y504T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
S105L;
S105E;
A132R;
K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+Y504T D566T Q594R F595S;
K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T;
G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
R135S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S。
特に、炭水化物源生成酵素は、0.1~100マイクログラムEP/g、例えば、0.5~50マイクログラムEP/g、例えば、1~25マイクログラムEP/g、例えば、2~12マイクログラムEP/gのDSの量で添加され得る。
糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加される炭水化物源生成酵素
本発明によれば、炭水化物源生成酵素、好ましくは、グルコアミラーゼは、糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加され得る。
好ましい実施形態では、炭水化物源生成酵素は、真菌起源であり、好ましくは、アスペルギルス属(Aspergillus)、好ましくは、A.ニガー(A.niger)、A.アワモリ(A.awamori)又はA.オリゼ(A.oryzae)の株;又はトリコデルマ属(Trichoderma)、好ましくはT.リーゼイ(T.reesei)の株;又はタラロマイセス属(Talaromyces)、好ましくはT.エメルソニイ(T.emersonii)の株又はホウロクタケ属(Trametes)、好ましくはトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)の株、又はシュタケ属(Pycnoporus)の株、又はカイガラタケ属(Gloeophyllum)の株、グロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)又はグロエオフィラム・トラベウム(Gloeophyllum trabeum)の株又はニグロフォメス属(Nigrofomes)の株由来のグルコアミラーゼである。
糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるものとして企図される任意のグルコアミラーゼも発酵生物又は宿主細胞による発現について企図される。
グルコアミラーゼ
本発明によれば、糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加される本発明のグルコアミラーゼバリアントは、任意の好適な供給源、例えば微生物又は植物に由来し得る。好ましいグルコアミラーゼは、アスペルギルス属(Aspergillus)グルコアミラーゼ、特にアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)G1若しくはG2グルコアミラーゼ(Boel et al.(1984),EMBO J.3(5),p.1097-1102)又はそのバリアント、例えば国際公開第92/00381号パンフレット、国際公開第00/04136号パンフレット及び国際公開第01/04273号パンフレット(Novozymes、Denmark)で開示されるもの;国際公開第84/02921号パンフレットで開示されるA.アワモリ(A.awamori)グルコアミラーゼ、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)グルコアミラーゼ(Agric.Biol.Chem.(1991),55(4),p.941-949)又はそのバリアント若しくは断片からなる群から選択される真菌又は細菌起源のものである。他のアスペルギルス属(Aspergillus)グルコアミラーゼバリアントは、熱安定性が増強されたバリアントを含む:G137A及びG139A(Chen et al.(1996),Prot.Eng.9,499-505);D257E及びD293E/Q(Chen et al.(1995),Prot.Eng.8,575-582);N182(Chen et al.(1994),Biochem.J.301、275-281);ジスルフィド結合、A246C(Fierobe et al.(1996),Biochemistry,35、8698-8704;並びに位置A435及びS436におけるPro残基の導入(Li et al.(1997),Protein Eng.10、1199-1204。
他のグルコアミラーゼとしては、アセリア・ロルフシイ(Athelia rolfsii)(以前はコルチシウム・ロルフシイ(Corticium rolfsii)と表示された)グルコアミラーゼ(米国特許第4,727,026号明細書(Nagasaka et al.(1998)“Purification and properties of the raw-starch-degrading glucoamylases from Corticium rolfsii、Appl Microbiol Biotechnol 50:323-330)、タラロマイセス属(Talaromyces)グルコアミラーゼ、特にタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)(国際公開第99/28448号パンフレット)、タラロマイセス・レイセッタヌス(Talaromyces leycettanus)(米国再発行特許第Re.32,153号)、タラロマイセス・デュポンティ(Talaromyces duponti)、タラロマイセス・サーモフィルス(Talaromyces thermophilus)(米国特許第4,587,215号明細書)に由来するものが挙げられる。好ましい実施形態では、糖化及び/又は発酵中に使用されるグルコアミラーゼは、国際公開第99/28448号パンフレットで開示されるタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)グルコアミラーゼである。
企図される真菌グルコアミラーゼとしては、特に、タラロマイセス属(Talaromyces)、好ましくは、T.エメルソニイ(T.emersonii)又はホウロクタケ属(Trametes)、好ましくは、トラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)の株、又はシュタケ属(Pycnoporus)の株、又はカイガラタケ属(Gloeophyllum)の株、例えば、グロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)若しくはグロエオフィラム・トラベウム(Gloeophyllum trabeum)の株又はニグロフォメス属(Nigrofomes)の株に由来するグルコアミラーゼが挙げられる。
一実施形態では、グルコアミラーゼは、国際公開第2006/069289号パンフレット又は本明細書の配列番号25で開示されるホウロクタケ属(Trametes)の株、特にトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)の株に由来する。一実施形態では、グルコアミラーゼは、タラロマイセス属(Talaromyces)の株、特に本明細書の配列番号26で開示されるタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)の株に由来する。
別の実施形態では、グルコアミラーゼは、シュタケ属(Pycnoporus)の株、特に国際公開第2011/066576号パンフレット(配列番号2、4又は6)又は本明細書の配列番号27に記載されるとおりのピクノポラス・サングイネウス(Pycnoporus sanguineus)の株又はカイガラタケ属(Gloeophyllum)の株、例えばグロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)又はグロエオフィラム・トラベウム(Gloeophyllum trabeum)の株、特に国際公開第2011/068803号パンフレット(配列番号2、4、6、8、10、12、14又は16)に記載されるとおりのカイガラタケ属(Gloeophyllum)の株に由来する。好ましい実施形態では、グルコアミラーゼは、本明細書の配列番号28である。別の実施形態では、グルコアミラーゼは、本明細書の配列番号29である。ある実施形態では、グルコアミラーゼは、ニグロフォメス属(Nigrofomes)の株、特に配列番号2として国際公開第2012/064351号パンフレットで開示されるニグロフォメス属の一種(Nigrofomes sp.)の株に由来する。上述のグルコアミラーゼのいずれかと高い同一性、すなわち本明細書の配列番号131、132、133、134又は135のいずれかなどの上記の酵素配列の成熟部分のいずれか1つと少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%又は100%の同一性を示すグルコアミラーゼも企図される。
グルコアミラーゼは、ある実施形態では、0.0001~20AGU/gのDS、好ましくは0.001~10AGU/gのDS、特に0.01~5AGU/gのDS、例えば0.1~2AGU/gのDSの量で糖化及び/又は発酵に添加され得る。
ある実施形態では、グルコアミラーゼは、アルファ-アミラーゼをさらに含むブレンドとして添加される。好ましい実施形態では、アルファ-アミラーゼは、真菌アルファ-アミラーゼ、特に酸真菌アルファ-アミラーゼである。アルファ-アミラーゼは、通常、弱い活性である。
ある実施形態では、グルコアミラーゼは、本明細書の配列番号7又は配列番号26として国際公開99/28448号パンフレットで開示されるタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)グルコアミラーゼ並びに国際公開第06/069289号パンフレット及び本明細書の配列番号25で開示されるトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)グルコアミラーゼを含むブレンドである。
ある実施形態では、グルコアミラーゼは、配列番号26として開示されるタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)グルコアミラーゼ、配列番号25として開示されるトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)グルコアミラーゼ並びに国際公開第2006/069290号パンフレットにおける表5中のV039及び好ましくは以下の置換を有して本明細書の配列番号30として開示されるアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びSBDを有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼ:G128D+D143Nを含むブレンドである。
ある実施形態では、グルコアミラーゼは、国際公開第2011/068803号パンフレットにおける配列番号2(本明細書の配列番号28)として示されるグロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)グルコアミラーゼ及び以下の置換を有して国際公開第2013/006756号パンフレットにおける配列番号3(本明細書の配列番号30)として開示されるアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びデンプン結合ドメイン(SBD)を有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus):G128D+D143Nを含むブレンドである。
ある実施形態では、リゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼ又はアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びデンプン結合ドメイン(SBD)を有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼは、以下の置換又は置換の組み合わせの少なくとも1つを有する:D165M;Y141W;Y141R;K136F;K192R;P224A;P224R;S123H+Y141W;G20S+Y141W;A76G+Y141W;G128D+Y141W;G128D+D143N;P219C+Y141W;N142D+D143N;Y141W+K192R;Y141W+D143N;Y141W+N383R;Y141W+P219C+A265C;Y141W+N142D+D143N;Y141W+K192R V410A;G128D+Y141W+D143N;Y141W+D143N+P219C;Y141W+D143N+K192R;G128D+D143N+K192R;Y141W+D143N+K192R+P219C;G128D+Y141W+D143N+K192R;又はG128D+Y141W+D143N+K192R+P219C(付番に関して国際公開第2013/006756号パンフレットにおける配列番号3を使用する)。
グルコアミラーゼを含む市販の組成物としては、AMG 200L;AMG 300 L;SAN(商標)SUPER、SAN(商標)EXTRA L、SPIRIZYME(商標)PLUS、SPIRIZYME(商標)FUEL、SPIRIZYME(商標)B4U、SPIRIZYME(商標)ULTRA、SPIRIZYME(商標)EXCEL、SPIRIZYME ACHIEVE及びAMG(商標)E(Novozymes A/S);OPTIDEX(商標)300、GC480、GC417(DuPont-Genencor);AMIGASE(商標)及びAMIGASE(商標)PLUS(DSM);G-ZYME(商標)G900、G-ZYME(商標)及びG990 ZR(DuPont-Genencor)が挙げられる。
糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるセルロース分解組成物
本発明によれば、セルロース分解組成物は、発酵又は同時の糖化及び発酵(SSF)中に存在する。
セルロース分解組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼを含む任意のセルロース分解組成物であり得る。
糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるものとして企図され本明細書に記載される任意のセルラーゼも発酵生物又は宿主細胞による発現について企図される。
好適なセルロース分解組成物の例は、参照により組み込まれる国際公開第2008/151079号パンフレット及び国際公開第2013/028928号パンフレットとして公開される同時係属の特許出願PCT/米国特許出願公開第12/052163号明細書において見出され得る。
好ましい実施形態では、セルロース分解組成物は、トリコデルマ属(Trichoderma)、フミコラ属(Humicola)又はクリソスポリウム属(Chrysosporium)の株に由来する。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)及び/又はクリソスポリウム・ルクノウエンセ(Chrysosporium lucknowense)の株に由来する。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、好ましくは、アスペルギルス属(Aspergillus)、例えば、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)の株に由来するもの、例えば、国際公開第2002/095014号パンフレットで開示されるもの若しくは国際公開第2008/057637号パンフレットで開示されるベータ-グルコシダーゼ活性を有する融合タンパク質若しくはアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば国際公開第2005/047499号パンフレット若しくは本明細書の配列番号27で開示されるもの若しくは国際公開第2012/044915号パンフレット(Novozymes)で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼバリアント、例えば、以下の置換F100D、S283G、N456E、F512Yを有するもの;又はペニシリウム属(Penicillium)の株、例えば、国際公開第2007/019442号パンフレットで開示されるペニシリウム・ブラシリアヌム(Penicillium brasilianum)の株若しくはトリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えばトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するものを含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、サーモアスカス属(Thermoascus)に由来するもの、例えば、サーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)の株、例えば、配列番号2として国際公開第2005/074656号パンフレットに記載されるもの;又はチエラビア属(Thielavia)に由来するもの、例えば、チエラビア・テレストリス(Thielavia terrestris)の株、例えば、配列番号7及び配列番号8として国際公開第2005/074647号パンフレットに記載されるもの;又はアスペルギルス属(Aspergillus)に由来するもの、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株、例えば、配列番号1及び配列番号2として国際公開第2010/138754号パンフレットに記載されるもの;又はペニシリウム属(Penicillium)に由来する株、例えば、ペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)の株、例えば、国際公開第2011/041397号パンフレットで開示されるもの又は本明細書の配列番号15に由来するものなどのセルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチドを含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えばアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、国際公開第2011/057140号パンフレットにおける配列番号2で開示されるCel7a CBHI若しくは本明細書の配列番号17又はトリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するものなどのセロビオヒドロラーゼI(CBH I)を含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの若しくは本明細書の配列番号18;又はトリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)又はチエラビア属(Thielavia)の株、例えば、チエラビア・テレストリス(Thielavia terrestris)の株に由来するもの、例えば、チエラビア・テレストリス(Thielavia terrestris)由来のセロビオヒドロラーゼII CEL6AなどのセロビオヒドロラーゼII(CBH II)を含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド及びベータ-グルコシダーゼを含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド、ベータ-グルコシダーゼ及びCBH Iを含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド、ベータ-グルコシダーゼ、CBH I及びCBH IIを含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、セルロース分解増強活性を有するサーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)GH61Aポリペプチド(国際公開第2005/074656号パンフレットにおける配列番号2)及びアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)ベータ-グルコシダーゼ融合タンパク質(国際公開第2008/057637号パンフレット)をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物である。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、セルロース分解増強活性を有するサーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)GH61Aポリペプチド(国際公開第2005/074656号パンフレットにおける配列番号2)及びアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ(国際公開第2005/047499号パンフレットの配列番号2)又は本明細書の配列番号16をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物である。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、国際公開第2011/041397号パンフレットで開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド及びアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ(国際公開第2005/047499号パンフレットの配列番号2)若しくは本明細書の配列番号16又は以下の置換F100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアントをさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物である。
ある実施形態では、セルロース分解組成物、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物は、
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;及び
- エンドグルカナーゼI又はその2つ若しくは3つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物は、以下の構成成分:
(i)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又はそのバリアント;
(ii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼI;及び
(iii)トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)エンドグルカナーゼI
の1つ以上を含む。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、
(i)配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;
(ii)セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
(iii)エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解組成物である。
好ましい実施形態では、セルロース分解組成物は、以下の構成成分:
(i)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼI;
(ii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼII;
(iii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又はそのバリアント;及び
(iv)セルロース分解増強活性を有するペニシリウム属の一種(Penicillium sp.)のGH61ポリペプチド;又はそのホモログ
の1種以上を含む。
好ましい実施形態では、セルロース分解組成物は、ペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)(国際公開第2011/041397号パンフレットにおける配列番号2又は本明細書の配列番号15)の株に由来するセルロース分解増強活性を有するGH61Aポリペプチド、国際公開第2012/044915号パンフレットで開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ(国際公開第2005/047499号パンフレットにおける配列番号2、本明細書の配列番号27)バリアントF100D、S283G、N456E、F512Y);国際公開第2011/057140号パンフレットにおける配列番号6として開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)Ce17A CBH1(本明細書の配列番号17)及び国際公開第2011/057140号パンフレットにおける配列番号18として開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)CBH II(本明細書の配列番号18)を含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)に由来する。
ある実施形態では、セルロース分解組成物は、0.0001~3mg EP/g DS、好ましくは、0.0005~2mg EP/g DS、好ましくは0.001~1mg/g DS、より好ましくは0.005~0.5mg EP/g DS及びさらにより好ましくは0.01~0.1mg EP/g DSで投与される。
酵素ブレンド又は組成物
本発明の態様は、少なくとも1種の本発明のグルコアミラーゼバリアントを含む酵素ブレンド又は組成物に関する。いくつかの態様では、酵素ブレンド又は組成物は、熱安定性酵素であり、本明細書に記載されるプロセスの液化工程における使用に好適である。他の態様では、酵素ブレンド又は組成物は、本明細書に記載されるプロセスの糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵工程における使用に好適な酵素を含む。
組成物は、主要な酵素的構成成分、例えば、単一構成成分組成物として1種以上のグルコアミラーゼバリアントを含み得る。
酵素ブレンド又は組成物は、ヒドロラーゼ、イソメラーゼ、リガーゼ、リアーゼ、オキシドレダクターゼ又はトランスフェラーゼ、例えばアルファ-ガラクトシダーゼ、アルファ-グルコシダーゼ、アミノペプチダーゼ、アミラーゼ、ベータ-ガラクトシダーゼ、ベータ-グルコシダーゼ、ベータ-キシロシダーゼ、カルボヒドラーゼ、カルボキシペプチダーゼ、カタラーゼ、セロビオヒドロラーゼ、セルラーゼ、キチナーゼ、クチナーゼ、シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ、エンドグルカナーゼ、エステラーゼ、グルコアミラーゼ、インベルターゼ、ラッカーゼ、リパーゼ、マンノシダーゼ、ムタナーゼ、オキシダーゼ、ペクチン分解酵素、ペルオキシダーゼ、フィターゼ、ポリフェノールオキシダーゼ、タンパク質分解酵素、リボヌクレアーゼ、トランスグルタミナーゼ、トレハラーゼ又はキシラナーゼからなる群から選択される1種以上(例えば、数種類)の酵素などの追加の酵素活性をさらに含み得る。
ある実施形態では、本発明の酵素ブレンド又は組成物は、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する位置における置換の1つ以上を含むグルコアミラーゼバリアントを含み、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性及び熱安定性アルファ-アミラーゼ、好ましくは、細菌アルファ-アミラーゼを有する。
ある実施形態では、本発明の酵素ブレンド又は組成物は、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含むグルコアミラーゼバリアントを含み、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性及び熱安定性アルファ-アミラーゼ、好ましくは、細菌アルファ-アミラーゼを有する。
ある実施形態では、本発明の酵素ブレンド又は組成物は、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595の1つ以上を含むグルコアミラーゼバリアントを含み、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性及び熱安定性キシラナーゼを有する。
一態様では、熱安定性キシラナーゼは、80℃超、好ましくは85℃超、具体的には90℃超、特に95℃超の融点(DSC)を有する。
好適な熱安定性キシラナーゼ、特にサーモトガ属(Thermotoga)に由来するキシラナーゼの例としては、本明細書の配列番号40に示されるキシラナーゼ、例えば、サーモトガ・マリティマ(Thermotoga maritima)の株に由来するキシラナーゼ;本明細書の配列番号41に示されるキシラナーゼ、例えば、サーモトガ・ネアポリタナ(Thermotoga neapolitana)の株に由来するキシラナーゼ;本明細書の配列番号42に示されるキシラナーゼ、例えば、サーモトガ・ナフトフィラ(Thermotoga naphthophila)の株に由来するキシラナーゼ;又はそれぞれ配列番号40、41及び42のポリペプチドのいずれかの成熟部分と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、好ましくは少なくとも80%、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、より好ましくは少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、より好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも91%の同一性、より好ましくは少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性又は少なくとも95%の同一性、例えば、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性、少なくとも99%の同一性、例えば、100%の同一性を有するポリペプチドが挙げられる。
ある実施形態では、本発明の酵素ブレンド又は組成物は、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含むグルコアミラーゼバリアントを含み、前記バリアントは、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性並びに配列番号40、41及び42のポリペプチドのいずれかの成熟部分と少なくとも60%、例えば、少なくとも70%、例えば、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、好ましくは少なくとも80%、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、より好ましくは少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、より好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも91%の同一性、より好ましくは少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性又は少なくとも95%の同一性、例えば、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性、少なくとも99%の同一性、例えば、100%の同一性を有する熱安定性キシラナーゼを有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ及びプロテアーゼ、好ましくは、細菌又は古細菌プロテアーゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、T65A、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及びキシラナーゼ、好ましくは、細菌キシラナーゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ及びフィターゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及びフィターゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ及びフィターゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ及びフィターゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、熱安定性アルファ-アミラーゼ、フィターゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ及びホスホリパーゼとともに配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化中の熱安定性アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ、フィターゼ、ホスホリパーゼ、エンドグルカナーゼ及び/又はプルラナーゼからなる群から選択されるか又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される少なくとも1つ、少なくとも2つ又は少なくとも3つの熱安定性酵素と組み合わせて配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
ある実施形態では、酵素ブレンド又は組成物は、1種以上のセルラーゼ、例えば、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼを含む。
別の態様では、本発明は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント及び/又はセルロース分解組成物を含む組成物並びに少なくとも1種の異種ポリヌクレオチドを含む宿主細胞又は発酵生物(例えば、発酵生成物を生成するためのプロセスの発酵生成物又は副生成物又は副産物の生成を最適化するために操作された組換え酵母宿主細胞又は発酵生物)に関する。
この節において使用する場合、「組成物」は、発酵しているマッシュ又は発酵したマッシュ組成物などのデンプン含有材料又はセルロース含有材料由来のエタノールなどの発酵生成物を生成するためのプロセス内のプロセスの流れを包含する。
本明細書で使用する場合「発酵しているマッシュ又は発酵したマッシュ組成物」は、発酵生成物を生成するためのプロセスの流れに外因的に添加される任意の化合物(例えば、酵素)又は微生物(例えば、少なくとも1種の異種ポリヌクレオチドを含む組換え酵母宿主細胞などの発酵生物)(例えば、発酵工程の上流、例えば、デンプン含有材料から発酵生成物を生成するための従来のプロセスの液化工程中、セルロース含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセスの前処理工程中又はデンプン含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセス、生デンプン加水分解(RSH)プロセス及びセルロース含有材料、化学的入力(例えば、尿素)から発酵生成物を生成するためのプロセスなどの発酵生成物を生成するための任意のプロセスの糖化工程中に添加される酵素など)並びに発酵生成物を生成するためのプロセスの流れにおいてインサイチュで生成される任意の化合物又は微生物(例えば、マッシュ中の酵素及びそれらの基質の反応生成物、発酵生物から分泌される酵素など)を含む発酵中(発酵しているマッシュ組成物)又は発酵後(発酵したマッシュ組成物)に存在するマッシュの成分部分によって形成される組成物を指す。
少なくとも1つの異種ポリヌクレオチドは、酵母又は発酵生物自体の性能を増強するために細胞内で発現されるポリペプチド、発酵結果を向上させるためのマッシュ又はマッシュの構成成分に対して効果を発揮する発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又はその両方に分泌されるポリペプチドをコードし得る。
いくつかの実施形態では、組換え酵母宿主細胞又は発酵生物は、発酵生成物を生成するためのプロセスの発酵生成物又は副生成物又は副産物の生成を最適化する少なくとも1種の他の異種ポリヌクレオチドに加えて、本発明のグルコアミラーゼバリアントをコードするヌクレオチド配列を含む。
したがって、一態様では、本発明は、
(a)組換え酵母宿主細胞若しくは発酵生物;及び/又は
(b)本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアント
を含む組成物に関し、酵母宿主細胞又は発酵生物は、本発明のグルコアミラーゼ、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又は1種以上のグルコアミラーゼバリアントをコードする異種ポリヌクレオチドを含む。
本発明は、本明細書に記載される組成物における任意の生存可能な組換え酵母宿主細胞又は発酵生物の使用を企図する。好適な組換え酵母宿主細胞又は発酵生物の例は、「発酵生物」の節において本明細書で見出され得る。
本発明は、本発明の任意のグルコアミラーゼ、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又は1種以上のグルコアミラーゼバリアントの使用を企図する。好適なそのような酵素の例は、見出し「酵素」の下で見出され得る。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物を含み、酵母宿主細胞又は発酵生物は、本発明のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又は1種以上のグルコアミラーゼをコードする異種ポリヌクレオチド
を含む。
発酵したマッシュ組成物若しくは発酵しているマッシュ組成物及び発酵残渣組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼを含むセルラーゼ/セルロース分解組成物をさらに含み得る。一実施形態では、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
- セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド;
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;
- セロビオヒドロラーゼII;又は
その2、3若しくは4つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む。
別の実施形態では、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
- セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド;
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;
- セロビオヒドロラーゼII;又は
その2、3若しくは4つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む。
別の実施形態では、セルラーゼ/セルロース分解組成物は、以下の構成成分:
(i)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼI;
(ii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼII;
(iii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又はそのバリアント;及び
(iv)セルロース分解増強活性を有するペニシリウム属の一種(Penicillium sp.)のGH61ポリペプチド;又はそのホモログ
の1種以上を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);及び
(ii)
- 配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;
- セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
- エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);及び
(ii)配列番号15で開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド又は配列番号15と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド、配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアント、セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列暗号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH I及びセロビオヒドロラーゼII(CBH II)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの;例えば、配列番号18として開示されるCBH II又は配列番号18と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH II
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);
(ii)
- 配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;
- セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
- エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);
(ii)配列番号15で開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド又は配列番号15と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド、配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアント、セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列暗号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH I及びセロビオヒドロラーゼII(CBH II)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの;例えば、配列番号18として開示されるCBH II又は配列番号18と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH II
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);及び
(ii)
- 配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;
- セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
- エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);及び
(ii)配列番号15で開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド又は配列番号15と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド、配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアント、セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列暗号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH I及びセロビオヒドロラーゼII(CBH II)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの;例えば、配列番号18として開示されるCBH II又は配列番号18と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH II
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);
(ii)
- 配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;
- セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
- エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵素宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、本発明のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又は1種以上のグルコアミラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);
(ii)配列番号15で開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド又は配列番号15と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド、配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアント、セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列暗号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH I及びセロビオヒドロラーゼII(CBH II)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの;例えば、配列番号18として開示されるCBH II又は配列番号18と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH II
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物を含む。
ある実施形態では、発酵しているマッシュ組成物若しくは発酵したマッシュ組成物又は発酵残渣組成物は、
(i)組換え酵素宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、1種以上のグルコアミラーゼバリアント、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);
(ii)
- 配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;
- セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
- エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解酵素組成物;
(iii)
- 配列番号31の成熟ポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有し且つトレハラーゼ活性を有するポリペプチド;及び
- 配列番号32の成熟ポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有し且つトレハラーゼ活性を有するポリペプチド
からなる群から選択されるトレハラーゼ活性を有するポリペプチド;及び
(iv)
- 配列番号28として示されるグロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)グルコアミラーゼ又は配列番号28と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するグルコアミラーゼ並びにアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びデンプン結合ドメイン(SBD)、以下の置換:G128D+D143Nを有する開示された配列番号30を有し、且つ配列番号136と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)由来のアルファ-アミラーゼを含むブレンド;及び
- 配列番号26のタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)グルコアミラーゼ又は配列番号26と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するグルコアミラーゼ、配列番号25のトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)グルコアミラーゼ又は配列番号25と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するグルコアミラーゼ並びにアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びデンプン結合ドメイン(SBD)を有し、以下の置換:G128D+D143Nを含み、且つ配列番号136と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有する配列番号30のリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼを含むブレンド
からなる群から選択されるグルコアミラーゼブレンドを含む。
組成物は、当技術分野で知られる方法に従って調製され得、液体又は乾燥組成物の形態であり得る。組成物は、当技術分野で知られる方法に従って安定化され得る。
組成物は、例えば、発酵生成物を生成する(例えば、トウモロコシからの燃料用エタノールの生成)プロセスの糖化、発酵又はSSF工程中にデンプン含有材料を組成物と接触させることなどにより、例えばデンプン含有材料を分解するための本発明のプロセスにおいて使用され得る。
本発明のプロセス、酵素ブレンド又は組成物において使用されるグルコアミラーゼバリアント
本発明の態様は、1種以上の酵素の包含に関する。組成物は、プロテアーゼ、グルコアミラーゼ、アルファ-アミラーゼ、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ、フィターゼ、エンドグルカナーゼ、セルラーゼ、トレハラーゼ又はキシラナーゼなどの1種以上の酵素を含み得る。
一実施形態では、本発明のグルコアミラーゼバリアントは、少なくとも2種の酵素、より好ましくは少なくとも3種、4種又は5種の酵素などの1種以上の酵素と組み合わせられる。好ましくは、酵素は、異なる基質特異性、例えば、タンパク質分解活性、アミロース分解活性、ヘミセルロース分解活性又はセルロース分解活性を有する。
一般に、選択された酵素の特性は、プロセス条件と適合すべきであり(すなわち至適pH、他の酵素成分及び非酵素成分との適合性など)、酵素は、有効量で存在すべきである。
本発明の態様は、本発明のプロセス、酵素ブレンド又は組成物における本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアントの包含に関する。本開示は、単独で又は互いに若しくは本明細書に記載される他の酵素若しくは組成物(例えば、セルラーゼ/セルロース分解組成物)と組み合わせて使用されるとき、1種以上のグルコアミラーゼバリアントを欠く同様のプロセス及び/又は酵素ブレンド若しくは組成物と比較して、発酵生成物収量(例えば、エタノール収量)の改善をもたらす1種以上のグルコアミラーゼバリアントを含むプロセス及び酵素ブレンド又は組成物を企図する。本明細書に記載される任意のグルコアミラーゼバリアントも発酵生物又は宿主細胞による発現に関して企図される。
本発明に従って想定される用量範囲に関して、一実施形態では、グルコアミラーゼバリアントは、範囲0.1~1000マイクログラムEP/g DS;0.5~500マイクログラムEP/g DS;1~100マイクログラムEP/g DS;例えば、5~50マイクログラムEP/g DSで投与される。
本発明によれば、少なくともグルコアミラーゼバリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド又は組成物の構成成分として使用されるが、好ましい実施形態は、液化/糖化/発酵/SSF中に他の酵素クラス又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分としての添加も含み得る。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1~13と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2と少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する1つ以上の位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sを含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:S105L、S105E、A132R、R135Sの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:K34Y+S103N、K34Y+Y504T、S103N+Y504Tの1つ以上を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75N+R77D+A78Q、K34Y+D445N+V447S、S103N+D445N+V447S、D445N+V447S+Y504T、K34Y+S103N+Y504Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S、K34Y+S103N+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y、K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T、K34Y+S103N+Y504T+Q594R F595S、K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+Y504T+D566T+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592Tからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S、K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S、K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S、R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S、G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
一態様では、グルコアミラーゼバリアントは、G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595Sからなる群から選択される、配列番号1の位置に対応する位置における置換を含み、前記バリアントは、液化、糖化、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか若しくは添加されるか、又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用される配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%又は少なくとも99%であるが、100%未満の配列同一性を有する。
液化中に本発明の1種以上のグルコアミラーゼバリアントに加えて添加され得るか又は本発明の酵素ブレンド若しくは組成物の構成成分として使用され得る他の酵素の例としては、熱安定性アルファ-アミラーゼ、エンドグルカナーゼ、キシラナーゼ、フィターゼ、リパーゼ(例えば、ホスホリパーゼ)、プルラナーゼ及び/又はプロテアーゼが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明は、以下の段落においてさらに定義される:
1.配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントであって、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有するグルコアミラーゼバリアント。
2.任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含む、段落1によるグルコアミラーゼバリアント。
3.配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、段落1~2によるグルコアミラーゼバリアント。
4.親に対して改善された特性を有し、改善された特性は、増大した熱安定性である、先行する段落のいずれかによるグルコアミラーゼバリアント。
5.前記改善された特性は、前記親グルコアミラーゼと比較して、TSAを使用して少なくとも0.1℃、少なくとも0.2℃、少なくとも0.3℃、少なくとも0.4℃、少なくとも0.5℃、少なくとも0.6℃、少なくとも0.7℃、少なくとも0.8℃、少なくとも0.9℃、少なくとも1℃、少なくとも1.5℃、少なくとも2℃、少なくとも2.5℃、少なくとも3℃、少なくとも3.5℃、少なくとも4.0℃、少なくとも4.5℃又は少なくとも1℃、少なくとも1.5℃、少なくとも2℃、少なくとも2.5℃、少なくとも3℃、少なくとも3.5℃、少なくとも4.0℃、少なくとも4.5℃、若しくは少なくとも5℃、若しくは少なくとも5.5℃、若しくは少なくとも6℃、若しくは少なくとも6.5℃、若しくは少なくとも7℃、若しくは少なくとも7.5℃、若しくは少なくとも8℃、若しくは少なくとも8.5℃、若しくは少なくとも9℃、若しくは少なくとも9.5℃、若しくは少なくとも10℃上昇した融点として測定される増大した熱安定性である、先行する段落のいずれかによるグルコアミラーゼバリアント。
6.前記親グルコアミラーゼと比較して少なくとも150、好ましくは少なくとも200、より好ましくは少なくとも250、最も好ましくは少なくとも300の、91℃での相対活性を有する、先行する段落のいずれかによるグルコアミラーゼバリアント。
7.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
8.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号1のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
9.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号2のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
10.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号3のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
11.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号4のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
12.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号5のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
13.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号6のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
14.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号7のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
15.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号8のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
16.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号9のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
17.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号10のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
18.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号11のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
19.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号12のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
20.配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれかのグルコアミラーゼバリアント。
21.置換の数は、1~20個、例えば、1~10個及び1~5個、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個の置換である、先行する段落のいずれか1つによるバリアント。
22.配列番号1の以下の置換又は置換の組み合わせ:
1.D75N+R77D+A78Q;
2.D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y;
3.K34Y+S103N;
4.K34Y+D445N+V447S;
5.K34Y+Y504T;
6.S103N+D445N+V447S;
7.S103N+Y504T;
8.D445N+V447S+Y504T;
9.K34Y+S103N+D445N+V447S;
10.K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T;
11.K34Y+S103N+Y504T;
12.K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T;
13.K34Y+S103N+Q594R+F595S;
14.K34Y+S103N+Y504T+Q594R+F595S;
15.K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
16.S105L;
17.S105E;
18.A132R;
19.K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
20.K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
21.K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
22.K34Y+S103N+S105L+Y504T D566T Q594R F595S;
23.K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
24.K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
25.K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S;
26.K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
27.K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
28.K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T;
29.G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
30.K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
31.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
32.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S;
33.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
34.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
35.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
36.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
37.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
38.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S;
39.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
40.G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
41.G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T;
42.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
43.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
44.G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
45.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
46.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
47.K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
48.G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
49.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
50.G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
51.R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
52.K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
53.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S;
54.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
55.K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
56.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
57.R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
58.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
59.R135S;
60.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595S;
61.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
62.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
63.G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
64.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
65.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
66.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
67.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
68.G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S
の少なくとも1つを含み、グルコアミラーゼ活性を有し、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、先行する段落のいずれか1つによるバリアント。
23.段落1~22のいずれか1つのグルコアミラーゼバリアントを含む単離されたポリヌクレオチド。
24.ポリヌクレオチドは、発現宿主におけるポリペプチドの生成を誘導する1つ以上の制御配列に作動可能に連結される、段落23のポリヌクレオチドを含む核酸コンストラクト又は発現ベクター。
25.ポリペプチドの生成を誘導する1つ以上の制御配列に作動可能に連結された段落23のポリヌクレオチドを含む組換え宿主細胞。
26.ポリヌクレオチドは、組換え宿主細胞と異種である、段落25の組換え宿主細胞。
27.1つ以上の制御配列の少なくとも1つは、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドと異種である、段落25又は26の組換え宿主細胞。
28.段落23のポリヌクレオチドの少なくとも2つのコピー、例えば、3つ、4つ又は5つのコピーを含む、段落25~27のいずれか1つの組換え宿主細胞。
29.酵母組換え宿主細胞、例えば、カンジダ属(Candida)、ハンゼヌラ属(Hansenula)、クルイベロマイセス属(Kluyveromyces)、ピキア属(Pichia)、サッカロマイセス属(Saccharomyces)、シゾサッカロマイセス属(Schizosaccharomyces)又はヤロウイア属(Yarrowia)の細胞、例えばクルイベロマイセス・ラクティス(Kluyveromyces lactis)、サッカロマイセス・カールスベルゲンシス(Saccharomyces carlsbergensis)、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)、サッカロマイセス・ディアスタティカス(Saccharomyces diastaticus)、サッカロマイセス・ドウグラシー(Saccharomyces douglasii)、サッカロマイセス・クリュイベリ(Saccharomyces kluyveri)、サッカロマイセス・ノルベンシス(Saccharomyces norbensis)、サッカロマイセス・オヴィフォルミス(Saccharomyces oviformis)又はヤロウイア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)の細胞である、段落25~28のいずれか1つの組換え宿主細胞。
30.糸状菌組換え宿主細胞、例えば、アクレモニウム属(Acremonium)、アスペルギルス属(Aspergillus)、アウレオバシジウム属(Aureobasidium)、ヤケイロタケ属(Bjerkandera)、セリポリオプシス属(Ceriporiopsis)、クリソスポリウム属(Chrysosporium)、コプリナス属(Coprinus)、カワラタケ属(Coriolus)、クリプトコッカス属(Cryptococcus)、フィリバシジウム属(Filibasidium)、フザリウム属(Fusarium)、フミコラ属(Humicola)、マグナポルテ属(Magnaporthe)、ムコール属(Mucor)、ミセリオフトラ属(Myceliophthora)、ネオカリマスティクス属(Neocallimastix)、ニューロスポラ属(Neurospora)、ペシロマイセス属(Paecilomyces)、ペニシリウム属(Penicillium)、ファネロカエテ属(Phanerochaete)、フレビア属(Phlebia)、ピロミセス属(Piromyces)、ヒラタケ属(Pleurotus)、シゾフィラム属(Schizophyllum)、タラロマイセス属(Talaromyces)、サーモアスカス属(Thermoascus)、チエラビア属(Thielavia)、トリポクラディウム属(Tolypocladium)、ホウロクタケ属(Trametes)又はトリコデルマ属(Trichoderma)の細胞、特にアスペルギルス・アワモリ(Aspergillus awamori)、アスペルギルス・フォエティダス(Aspergillus foetidus)、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)、アスペルギルス・ジャポニクス(Aspergillus japonicus)、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)、ブエルカンデラ・アズスタ(Bjerkandera adusta)、セリポリオプシス・アネイリナ(Ceriporiopsis aneirina)、セリポリオプシス・カレギエア(Ceriporiopsis caregiea)、セリポリオプシス・ギルベセンス(Ceriporiopsis gilvescens)、セリポリオプシス・パノシンタ(Ceriporiopsis pannocinta)、セリポリオプシス・リブロサ(Ceriporiopsis rivulosa)、セリポリオプシス・スブルファ(Ceriporiopsis subrufa)、セリポリオプシス・サブバーミスポラ(Ceriporiopsis subvermispora)、クリソスポリウム・イノプス(Chrysosporium inops)、クリソスポリウム・ケラティノフィラム(Chrysosporium keratinophilum)、クリソスポリウム・ルクノウエンセ(Chrysosporium lucknowense)、クリソスポリウム・メルダリウム(Chrysosporium merdarium)、クリソスポリウム・パンニコラ(Chrysosporium pannicola)、クリソスポリウム・クイーンスランジクム(Chrysosporium queenslandicum)、クリソスポリウム・トロピクム(Chrysosporium tropicum)、クリソスポリウム・ゾナツム(Chrysosporium zonatum)、コプリヌス・シネレウス(Coprinus cinereus)、コリオルス・ヒルスツス(Coriolus hirsutus)、フザリウム・バクテリジオイデス(Fusarium bactridioides)、フザリウム・セレアリス(Fusarium cerealis)、フザリウム・クロークウェレンス(Fusarium crookwellense)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・グラミヌム(Fusarium graminum)、フザリウム・ヘテロスポルム(Fusarium heterosporum)、フザリウム・ネグンディ(Fusarium negundi)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・レチクランツム(Fusarium reticulatum)、フザリウム・ロゼウム(Fusarium roseum)、フザリウム・サムブシヌム(Fusarium sambucinum)、フザリウム・サルコクロウム(Fusarium sarcochroum)、フザリウム・スポロトリキオイデス(Fusarium sporotrichioides)、フザリウム・スルフレウム(Fusarium sulphureum)、フザリウム・トルロスム(Fusarium torulosum)、フザリウム・トリコテシオイデス(Fusarium trichothecioides)、フザリウム・ベネナタム(Fusarium venenatum)、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)、フミコラ・ラヌギノーサ(Humicola lanuginosa)、ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)、ミセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophthora thermophila)、ニューロスポラ・クラッサ(Neurospora crassa)、ペニシリウム・プルプロゲヌム(Penicillium purpurogenum)、ファネロカエテ・クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosporium)、フレビア・ラジアタ(Phlebia radiata)、プレウロツス・エリンギイ(Pleurotus eryngii)、タラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)、チエラビア・テレストリス(Thielavia terrestris)、トラメテス・ビロサ(Trametes villosa)、トラメテス・ベルシコロル(Trametes versicolor)、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)、トリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)又はトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)細胞である、段落25~29のいずれか1つの組換え宿主細胞。
31.原核組換え宿主細胞、例えば、バチルス属(Bacillus)、クロストリジウム属(Clostridium)、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ゲオバチルス属(Geobacillus)、ラクトバチルス属(Lactobacillus)、ラクトコッカス属(Lactococcus)、オセアノバチルス属(Oceanobacillus)、スタフィロコッカス属(Staphylococcus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)若しくはストレプトマイセス属(Streptomyces)細胞からなる群から選択されるグラム陽性細胞又はカンピロバクター属(Campylobacter)、大腸菌(E.coli)、フラボバクテリウム属(Flavobacterium)、フソバクテリウム属(Fusobacterium)、ヘリコバクター属(Helicobacter)、イリオバクター属(Ilyobacter)、ナイセリア属(Neisseria)、シュードモナス属(Pseudomonas)、サルモネラ属(Salmonella)及びウレアプラズマ属(Ureaplasma)細胞からなる群から選択されるグラム陰性細菌、例えば、バチルス・アルカロフィルス(Bacillus alkalophilus)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バチルス・ブレビス(Bacillus brevis)、バチルス・サークランス(Bacillus circulans)、バチルス・クラウシイ(Bacillus clausii)、バチルス・コアグランス(Bacillus coagulans)、バチルス・ファーマス(Bacillus firmus)、バチルス・ロータス(Bacillus lautus)、バチルス・レンタス(Bacillus lentus)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)、ストレプトコッカス・エクイシミリス(Streptococcus equisimilis)、ストレプトコッカス・ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)、ストレプトコッカス・ユベリス(Streptococcus uberis)及びストレプトコッカス・エクイ亜種ズーエピデミカス(Streptococcus equi subsp.Zooepidemicus)、ストレプトマイセス・アクロモゲネス(Streptomyces achromogenes)、ストレプトマイセス・アベルミティリス(Streptomyces avermitilis)、ストレプトマイセス・セリカラー(Streptomyces coelicolor)、ストレプトマイセス・グリセウス(Streptomyces griseus)及びストレプトマイセス・リビダンス(Streptomyces lividans)細胞である、段落25~30のいずれか1つの組換え宿主細胞。
32.段落1~22のいずれか1つのグルコアミラーゼバリアントを生成する方法であって、野生型形態のポリペプチドの生成に資する条件下において、グルコアミラーゼバリアントを生成する細胞を培養することを含む方法。
33.グルコアミラーゼバリアントを回収することをさらに含む、段落32の方法。
34.グルコアミラーゼバリアントの生成に資する条件下で段落25~31のいずれか1つの組換え宿主細胞を培養することを含む、グルコアミラーゼバリアントを生成する方法。
35.グルコアミラーゼバリアントを回収することをさらに含む、段落34の方法。
36.バリアントの生成に資する条件下で組換え宿主細胞を培養すること及び任意選択により、バリアントを回収することを含む、段落1~22のいずれか1つのグルコアミラーゼバリアントを生成する方法。
37.デンプン含有材料から発酵生成物を生成するプロセスであって、
(a)アルファアミラーゼの存在下でデンプン含有材料を液化する工程;
(b)液化された材料を糖化する工程;及び
(c)発酵生物で発酵させる工程
を含み、工程(a)、工程(b)及び/又は工程(c)は、少なくとも、段落1~22のいずれかのグルコアミラーゼバリアントを使用して実行される、プロセス。
38.デンプン含有材料から発酵生成物を生成するプロセスであって、
(a)デンプン含有材料を前記デンプン含有材料の初期ゲル化温度未満の温度で糖化する工程;及び
(b)発酵生物で発酵させる工程
を含み、工程(a)及び/又は工程(b)は、少なくとも、段落1~22のいずれかのグルコアミラーゼバリアントを使用して実行される、プロセス。
39.セルロース含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセスであって、
a.任意選択により、セルロース含有材料を前処理すること;
b.炭水化物源生成酵素を使用して、セルロース含有材料及び/又は前処理されたセルロース含有材料を糖化すること;及び
c.発酵生物を使用して発酵させること
を含み、本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、糖化工程(b)及び/又は発酵工程c)中に存在するか又は添加される、プロセス。
40.糖化工程ii)及び発酵工程iii)は、同時の糖化及び発酵において同時に実施される、段落37~39のいずれか1つのプロセス。
41.少なくともグルコアミラーゼバリアントは、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか又は添加される、段落37~40のいずれか1つのプロセス。
42.少なくともグルコアミラーゼバリアントは、発酵又は同時の糖化及び発酵中に存在するか又は添加される、段落37~41のいずれか1つのプロセス。
43.少なくともグルコアミラーゼバリアントは、範囲0.1~1000マイクログラムEP/g DS;0.5~500マイクログラムEP/g DS;1~100マイクログラムEP/g DS;例えば、5~50マイクログラムEP/g DSで投与される、段落37~42のいずれか1つのプロセス。
44.糖化は、少なくとも1つのセルラーゼ/セルロース分解組成物の存在下で実施される、段落37~43のいずれか1つのプロセス。
45.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、特にトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)又はフミコラ属(Humicola)の株、特にフミコラ・インソレンス(Humicola insolens)又はクリソスポリウム属(Chrysosporium)の株、特にクリソスポリウム・ルクノウエンセ(Chrysosporium lucknowense)に由来する、段落44のプロセス。
46.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼを含む、段落44又は45のプロセス。
47.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;及び
- エンドグルカナーゼI又はその2つ若しくは3つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む、段落44~46のいずれか1つのプロセス。
48.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、以下の構成成分:
(i)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又はそのバリアント;
d.(ii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼI;及び
e.(iii)トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)エンドグルカナーゼI
の1種以上を含む、段落44~47のいずれか1つのプロセス。
49.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
(i)配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換を有するそのバリアント:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Y;(ii)セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBHI;及び
f.(iii)エンドグルカナーゼI(EGI)、例えば、トリコデルマ属(Trichoderma)の株、例えば、トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)の株に由来するもの、例えば、配列番号19として開示されるEGI又は配列番号19と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するEGI
をさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解組成物である、段落44~48のいずれか1つのプロセス。
50.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、ベータ-グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼを含む、段落44~49のいずれか1つのプロセス。
51.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
- セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド;
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;
- セロビオヒドロラーゼII;又は
その2、3若しくは4つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む、段落44~50のいずれか1つのプロセス。
52.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、
- セルロース分解増強活性を有するGH61ポリペプチド;
- ベータ-グルコシダーゼ;
- セロビオヒドロラーゼI;
- セロビオヒドロラーゼII;又は
その2、3若しくは4つの混合物
からなる群から選択される1種以上のポリペプチドを含む、段落44~51のいずれか1つのプロセス。
53.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、以下の構成成分:
(i)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼI;
g.(ii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)セロビオヒドロラーゼII;
h.(iii)アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又はそのバリアント;及び
i.(iv)セルロース分解増強活性を有するペニシリウム属の一種(Penicillium sp.)のGH61ポリペプチド;又はそのホモログ
の1種以上を含む、段落44~52のいずれか1つのプロセス。
54.セルラーゼ/セルロース分解組成物は、配列番号121で開示されるセルロース分解増強活性を有するペニシリウム・エメルソニイ(Penicillium emersonii)GH61Aポリペプチド又は配列番号121と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するポリペプチド、配列番号16で開示されるアスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)ベータ-グルコシダーゼ又は以下の置換:配列番号16と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するF100D、S283G、N456E、F512Yを有するそのバリアントをさらに含むトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)セルロース分解組成物である、段落44~53のいずれか1つのプロセス。
55.セルロース分解組成物は、セロビオヒドロラーゼI(CBH I)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号17として開示されるCBHI又は配列番号17と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH Iを含む、段落44~54のいずれか1つのプロセス。
56.セルロース分解組成物は、セロビオヒドロラーゼII(CBH II)、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)の株、例えば、アスペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)の株に由来するもの、例えば、配列番号18として開示されるCBH II又は配列番号18と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するCBH IIを含む、段落44~55のいずれか1つのプロセス。
57.液化は、80℃/70℃での相対活性として決定される20%超の熱安定性値を有するプロテアーゼの存在下で実施される、段落44~56のいずれか1つのプロセス。
58.液化は、グルコアミラーゼの存在下で実施される、段落44~57のいずれか1つのプロセス。
59.炭水化物源生成酵素は、少なくともグルコアミラーゼであり、且つ任意選択により真菌酸アルファ-アミラーゼとの組み合わせである、段落44~59のいずれか1つのプロセス。
60.発酵生成物は、アルコール、好ましくは、エタノール、特に燃料用エタノール、飲用エタノール及び/又は工業用エタノールである、段落44~59のいずれか1つのプロセス。
61.アルファ-アミラーゼは、細菌又は真菌アルファ-アミラーゼである、段落44~60のいずれか1つのプロセス。
62.アルファ-アミラーゼは、バチルス属(Bacillus)、例えば、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)の株に由来するもの、特にバチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼのバリアント、例えば、配列番号20に示されるもの又は配列番号126と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するアルファ-アミラーゼである、段落44~61のいずれか1つのプロセス。
63.バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、付番に関して配列番号20を使用して位置179~182に対応する領域において2つのアミノ酸の欠失を含む、段落44~62のいずれか1つのプロセス。
66.欠失は、179*+180*、179*+181*、179*+182*、180*+181*、180*+182*及び181*+182*、特にI181*+G182*からなる群から選択される、段落63のプロセス。
67.アルファ-アミラーゼは、付番に関して配列番号20を使用して置換N193Fを含む、段落61~63のいずれか1つのプロセス。
68.バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、付番に関して配列番号20を使用して位置S242における置換、好ましくは、S242Q置換を有する、段落61~65のいずれか1つのプロセス。
69.バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼは、付番に関して配列番号20を使用して位置E188における置換、好ましくは、E188P置換を有する、段落61~66のいずれか1つのプロセス。
70.アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも10、例えば、少なくとも15、例えば、少なくとも20、例えば、少なくとも25、例えば、少なくとも30、例えば、少なくとも40、例えば、少なくとも50、例えば、少なくとも60、例えば、10~70、例えば、15~70、例えば、20~70、例えば、25~70、例えば、30~70、例えば、40~70、例えば、50~70、例えば、60~70のT1/2(分)を有する、段落59~67のいずれか1つのプロセス。
71.アルファ-アミラーゼは、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)アルファ-アミラーゼバリアントの以下の群:
- I181*+G182*+N193F+E129V+K177L+R179E;
- 181*+G182*+N193F+V59A+Q89R+E129V+K177L+R179E+H208Y+K220P+N224L+Q254S、
- I181*+G182*+N193F+V59A+Q89R+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V;
- I181*+G182*+N193F+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V;
- I181*+G182*+N193F+E129V+K177L+R179E+K220P+N224L+S242Q+Q254S;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+S173N+E188P+H208Y+S242Y+K279I;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179S+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+A184Q+E188P+T191N、
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179S+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+A184Q+E188P+T191N+S242Y+K279I;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+E188P+K279W;
- I181*+G182*+V59A+E129V+K177L+R179E+Q254S+M284V+V212T+Y268G+N293Y+T297N+W115D+D117Q+T133P
から選択され(付番に関して配列番号20を使用する);バリアントは、配列番号20と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有する、段落59~67のいずれか1つのプロセス。
72.80℃/70℃での相対活性として決定される25%超の熱安定性値を有するプロテアーゼは、液化工程i)において存在する、段落59~69のいずれか1つのプロセス。
73.プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される30%超、40%超、50%超、60%超、70%超、80%超、90%超、100%超、例えば、105%超、例えば、110%超、例えば、115%超、例えば、120%超の熱安定性を有する、段落59~69のいずれか1つのプロセス。
74.アルファ-アミラーゼは、pH4.5、85℃、0.12mM CaClで少なくとも10、例えば、少なくとも15、例えば、少なくとも20、例えば、少なくとも25、例えば、少なくとも30、例えば、少なくとも40、例えば、少なくとも50、例えば、少なくとも60、例えば、10~70、例えば、15~70、例えば、20~70、例えば、25~70、例えば、30~70、例えば、40~70、例えば、50~70、例えば、60~70のT1/2(分)を有する、段落59~71のいずれか1つのプロセス。
75.プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される20%~50%、例えば、20%~40%、例えば、20%~30%の熱安定性を有する、段落59~72のいずれか1つのプロセス。
76.プロテアーゼは、80℃/70℃での相対活性として決定される50%~115%、例えば、50%~70%、例えば、50%~60%、例えば、100%~120%、例えば、105%~115%の熱安定性を有する、段落59~73のいずれか1つのプロセス。
77.プロテアーゼは、85℃/70℃での相対活性として決定される10%超、例えば、12%超、14%超、16%超、18%超、20%超、30%超、40%超、50%超、60%超、70%超、80%超、90%超、100%超、110%超の熱安定性を有する、段落59~75のいずれか1つのプロセス。
78.プロテアーゼは、85℃/70℃での相対活性として決定される10%~50%、例えば、10%~30%、例えば、10%~25%の熱安定性を有する、段落59~75のいずれか1つのプロセス。
79.プロテアーゼは、Zein-BCAアッセイを使用して決定されるとおり、85℃で、60%超、例えば、90%超、例えば、100%超、例えば、110%超の熱安定性を有する、段落59~76のいずれか1つのプロセス。
81.プロテアーゼは、Zein-BCAアッセイを使用して決定されるとおり、85℃で60~120%、例えば、70~120%、例えば、80~120%、例えば、90~120%、例えば、100~120%、例えば、110~120%の熱安定性を有する、段落73~77のいずれか1つのプロセス。
82.プロテアーゼは、真菌又は細菌起源のものである、段落73~78のいずれか1つのプロセス。
83.プロテアーゼは、メタロプロテアーゼ又はセリンプロテアーゼである、段落73~79のいずれか1つのプロセス。
84.プロテアーゼは、サーモアスカス属(Thermoascus)の株、好ましくは、サーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)、特にサーモアスカス・オーランティアカス(Thermoascus aurantiacus)CGMCC No.0670の株に由来するメタロプロテアーゼのバリアントである、段落73~80のいずれか1つのプロセス。
85.プロテアーゼは、以下の変異:
j.D79L+S87P+A112P+D142L;
k.D79L+S87P+D142L;又は
l.A27K+D79L+Y82F+S87G+D104P+A112P+A126V+D142L
を有する配列番号20として開示されるメタロプロテアーゼのバリアントであり;且つプロテアーゼは、配列番号20と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有する、段落73~81のいずれか1つのプロセス。
86.プロテアーゼは、セリンプロテアーゼ、特にパイロコッカス属(Pyrococcus)の株、好ましくは、パイロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furiosus)の株に由来するか、又はサーモコッカス属(Thermococcus)、好ましくは、サーモコッカス・チオレデュセンス(Themococcus thioreducens)若しくはサーモコッカス・ナウチリ(Thermococcus nautili)の株に由来するか、又はパレオコッカス属(Palaeococcus)、好ましくは、パレオコッカス・フェロフィルス(Palaeococcus ferrophilus)の株に由来するS8セリンプロテアーゼである、段落73~82のいずれか1つのプロセス。
87.プロテアーゼは、パイロコッカス属(Pyrococcus)の株、好ましくは、パイロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furiosus)の株に由来する、段落73~83のいずれか1つのプロセス。
88.プロテアーゼは、配列番号21に示されるもの又は配列番号21と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するプロテアーゼである、段落73~84のいずれか1つのプロセス。
89.プロテアーゼは、サーモビフィダ属(Thermobifida)の株、好ましくは、サーモビフィダ・セルロシティカ(Thermobifida cellulosytica)の株に由来する、段落73~85のいずれか1つのプロセス。
90.プロテアーゼは、配列番号33に示されるもの又は配列番号33と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するプロテアーゼである、段落73~86のいずれか1つのプロセス。
91.グルコアミラーゼは、糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加される、段落73~87のいずれか1つのプロセス。
92.糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるグルコアミラーゼは、真菌起源であり、好ましくは、アスペルギルス属(Aspergillus)、好ましくは、A.ニガー(A.niger)、A.アワモリ(A.awamori)又はA.オリゼ(A.oryzae)の株;又はトリコデルマ属(Trichoderma)、好ましくはT.リーゼイ(T.reesei)の株;又はタラロマイセス属(Talaromyces)、好ましくはタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)の株又はホウロクタケ属(Trametes)、好ましくはトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)の株、又はシュタケ属(Pycnoporus)の株、又はカイガラタケ属(Gloeophyllum)の株、例えば、グロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)又はグロエオフィラム・トラベウム(Gloeophyllum trabeum)の株又はニグロフォメス属(Nigrofomes)の株に由来する、段落73~88のプロセス。
93.糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるグルコアミラーゼは、配列番号26のタラロマイセス・エメルソニイ(Talaromyces emersonii)グルコアミラーゼ又は配列番号26と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するグルコアミラーゼ、配列番号25のトラメテス・シンギュラータ(Trametes cingulata)グルコアミラーゼ又は配列番号25と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するグルコアミラーゼ並びにアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びデンプン結合ドメイン(SBD)を有し、以下の置換:G128D+D143Nを含み、且つ配列番号30と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有する配列番号30のリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)アルファ-アミラーゼを含むブレンドである、段落73~89のいずれか1つのプロセス。
94.糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるグルコアミラーゼは、配列番号134として示されるグロエオフィラム・セピアリウム(Gloeophyllum sepiarium)グルコアミラーゼ又は配列番号134と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するグルコアミラーゼ並びにアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコアミラーゼリンカー及びデンプン結合ドメイン(SBD)、以下の置換:G128D+D143Nを有する開示された配列番号30を有し、且つ配列番号30と少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有するリゾムコール・プシラス(Rhizomucor pusillus)由来のアルファ-アミラーゼを含むブレンドである、段落73~90のいずれか1つのプロセス。
95.トレハラーゼは、糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加される、段落73~91のいずれか1つのプロセス。
96.糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるトレハラーゼは、配列番号31の成熟ポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有し且つトレハラーゼ活性を有するポリペプチドである、段落95のプロセス。
97.糖化及び/又は発酵中に存在し、且つ/又は添加されるトレハラーゼは、配列番号31の成熟ポリペプチドと少なくとも70%の同一性、少なくとも71%の同一性、少なくとも72%の同一性、少なくとも73%の同一性、少なくとも74%の同一性、少なくとも75%の同一性、少なくとも76%の同一性、少なくとも77%の同一性、少なくとも78%の同一性、少なくとも79%の同一性、少なくとも80%の同一性、少なくとも81%の同一性、少なくとも82%の同一性、少なくとも83%の同一性、少なくとも84%の同一性、少なくとも85%の同一性、少なくとも86%の同一性、少なくとも87%の同一性、少なくとも88%の同一性、少なくとも89%の同一性、少なくとも90%の同一性、少なくとも91%の同一性、少なくとも92%の同一性、少なくとも93%の同一性、少なくとも94%の同一性、少なくとも95%の同一性、少なくとも96%の同一性、少なくとも97%の同一性、少なくとも98%の同一性又は少なくとも99%の同一性を有し且つトレハラーゼ活性を有するポリペプチドである、段落95のプロセス。
98.発酵又は同時の糖化及び発酵(SSF)は、25℃~40℃、例えば、28℃~35℃、例えば、30~34℃、好ましくは、約32℃の温度で実行される、段落37~94のいずれか1つのプロセス。
99.発酵生成物は、発酵後に蒸留などによって回収される、段落37~98のいずれか1つのプロセス。
100.デンプン含有出発材料は、全粒粉である、段落37~99のいずれか1つのプロセス。
101.デンプン含有材料は、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、ライムギ、ミロ、サゴ、キャッサバ、マニオク、タピオカ、ソルガム、コメ又はジャガイモに由来する、段落37~100のいずれか1つのプロセス。
102.セルロース含有材料は、農業廃棄物、草本材料(エネルギー作物を含む)、都市固形廃棄物、紙パルプ工場廃棄物、古紙及び木材(林地残材を含む)からなる群から選択される、段落37~101のいずれか1つのプロセス。
103.セルロース含有材料は、アシ(arundo)、バガス(bagasse)、タケ、トウモロコシ、穂軸、トウモロコシ繊維、コーンストーバー、ススキ(miscanthus)、イネ藁、スイッチグラス及び麦稈である、段落37~102のいずれか1つのプロセス。
104.セルロース含有材料は、ヤマナラシ、ユーカリ、モミ、マツ、ポプラ、トウヒ又はヤナギからなる群から選択される、段落37~103のいずれか1つのプロセス。
105.セルロース含有材料は、藻類セルロース、細菌セルロース、綿リンター、濾紙、結晶性セルロース(例えば、AVICEL(登録商標))又はリン酸処理セルロースからなる群から選択される、段落37~104のいずれか1つのプロセス。
106.セルロース含有材料は、水生バイオマスである、段落37~105のいずれか1つのプロセス。
107.セルロース含有材料は、デンプン含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセスの発酵残渣副生成物である、段落37~106のいずれか1つのプロセス。
108.発酵において適用される生物は、酵母、特にサッカロマイセス(Saccharomyces)種、より特定すると、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)である、段落37~107のいずれか1つのプロセス。
109.少なくとも段落1~20のいずれかのバリアント及び1種以上の追加の酵素を含む酵素ブレンド又は酵素組成物。
110.炭水化物源生成酵素、特にグルコアミラーゼをさらに含む、段落109のブレンド又は組成物。
111.段落86~98のいずれか1つによるセルラーゼ/セルロース分解組成物をさらに含む、段落109~110のいずれか1つのブレンド又は組成物。
112.追加の酵素は、アルファ-ガラクトシダーゼ、アルファ-グルコシダーゼ、アミノペプチダーゼ、アミラーゼ、ベータ-ガラクトシダーゼ、ベータ-グルコシダーゼ、ベータ-キシロシダーゼ、カルボヒドラーゼ、カルボキシペプチダーゼ、カタラーゼ、セロビオヒドロラーゼ、セルラーゼ、キチナーゼ、クチナーゼ、シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ、エンドグルカナーゼ、エステラーゼ、グルコアミラーゼ、インベルターゼ、ラッカーゼ、リパーゼ、マンノシダーゼ、ムタナーゼ、オキシダーゼ、ペクチン分解酵素、ペルオキシダーゼ、フィターゼ、ポリフェノールオキシダーゼ、タンパク質分解酵素、リボヌクレアーゼ、トランスグルタミナーゼ、トレハラーゼ及びキシラナーゼからなる群から選択される、段落109~111の組成物。
113.組成物であって、
(i)組換え酵母宿主細胞又は発酵生物(酵母宿主細胞又は発酵生物は、グルコアミラーゼ、アルファ-アミラーゼ、プロテアーゼ及び/又はセルラーゼをコードする異種ポリヌクレオチドを含む);及び
m.(ii)段落1~22のいずれかの1種以上のグルコアミラーゼバリアント
を含む組成物。
114.段落1~22のいずれかのグルコアミラーゼバリアントの使用。
115.顆粒であって、
n.段落1~22のいずれか1つのグルコアミラーゼバリアントを含むコア、及び任意選択により、
o.コアを取り囲む1つ以上の層からなるコーティング
を含む顆粒。
116.顆粒であって、
p.コア、及び
q.コアを取り囲む1つ以上の層からなるコーティングであって、段落1~22のいずれか1つのグルコアミラーゼバリアントを含むコーティング
を含む顆粒。
本発明は、以下の実施例によりさらに記載され、これらは、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
材料及び方法
グルコアミラーゼ活性
グルコアミラーゼ活性は、AGUユニットで測定され得る。
グルコアミラーゼ活性(AGU)
グルコアミラーゼユニット(AGU)は、標準的な条件下(37℃、pH4.3、基質:マルトース100mM、緩衝液:酢酸塩0.1M、下のグルコアミラーゼインキュベーションにおいて設計されるとおりの6分の反応時間)で1分当たり1マイクロモルのマルトースを加水分解し、それによりグルコースを生成する酵素の量として定義される。
分析原理は、3つの反応工程によって記載される:
工程1は、酵素反応である:グルコアミラーゼ(AMG)、EC3.2.1.3(エキソ-アルファ-1,4-グルカン-グルコヒドロラーゼ)がマルトースを加水分解してアルファ-D-グルコースを形成する。インキュベーション後、反応をNaOHで停止する。
工程2及び3はエンドポイント反応を引き起こす:グルコースを、ヘキソキナーゼによって触媒される反応においてATPによりリン酸化する。形成されたグルコース-6-リン酸をグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼによって酸化して6-ホスホグルコン酸にする。この同じ反応において、等モル量のNAD+が還元されてNADHになり、結果として340nmにおける吸光度が増加する。Konelab 30 Analyzer(Thermo Fisher Scientific)などの自動分析装置を使用し得る。
酸アルファ-アミラーゼ活性
本発明に従って使用される場合、任意の酸アルファ-アミラーゼの活性は、AFAUA(酸真菌アルファ-アミラーゼユニット)で測定され得る。代わりに、酸アルファ-アミラーゼの活性は、KNU-s(Kilo Novozymes Units(Termamyl SC))において測定され得る。
酸アルファ-アミラーゼ活性(AFAU)
酸アルファ-アミラーゼ活性は、AFAU(酸真菌アルファ-アミラーゼユニット)において測定され得る。1AFAUは、下で言及される標準的な条件下で1時間当たり5.260mgのデンプン乾燥物質を分解する酵素の量として定義される。
酸アルファ-アミラーゼ、エンド-アルファ-アミラーゼ(1,4-アルファ-D-グルカン-グルカノヒドロラーゼ、E.C.3.2.1.1)は、デンプン分子の内部領域においてアルファ-1,4-グルコシド結合を加水分解して、異なる鎖長を有するデキストリン及びオリゴ糖を形成する。ヨウ素により形成される色の強度は、デンプンの濃度に正比例する。アミラーゼの活性は、指定される分析条件下で逆比色分析を使用してデンプンの濃度の低下として決定される。
標準的な条件/反応条件:
基質:可溶性デンプン、およそ0.17g/L
緩衝液:クエン酸塩、およそ0.03M
ヨウ素(I):0.03g/L
CaCl:1.85mM
pH:2.50±0.05
インキュベーション温度:40℃
反応時間:23秒
波長:590nm
酵素濃度:0.025AFAU/mL
酵素作用範囲:0.01~0.04AFAU/mL
実施例1:グルコアミラーゼライブラリーの構築
グルコアミラーゼライブラリーは、以下のとおりに構築された:互いに15bpの重複を有する標的部位でNNK又は所望の変異を有するフォワード又はリバースプライマーが設計された。逆方向に方向付けられたプライマーによる全体的なプラスミドDNA配列の増幅を意味するインバースPCRは、以下の条件によって適切な鋳型プラスミドDNA(例えば、JPO-0001遺伝子(配列番号5)を含有するプラスミドDNA)により実行された。結果として生じるPCR断片は、QIAquickゲル抽出キット[QIAGEN]によって精製され、続いて大腸菌(Escherichia coli)ECOSコンピテント大腸菌(E.coli)DH5α[NIPPON GENE CO.,LTD.]に導入された。プラスミドDNAは、MagExtractorプラスミド抽出キット[TOYOBO]によって大腸菌(E.coli)形質転換体から抽出され、続いてA.ニガー(A.niger)コンピテント細胞に導入された。
PCR反応ミックス:
PrimeSTAR Max DNAポリメラーゼ[TaKaRa]
総量25μl
1.0μl鋳型DNA(1ng/μl)
9.5μl H
12.5μl 2xPrimeSTAR Maxプレミックス
1.0μlフォワードプライマー(5μM)
1.0μlリバースプライマー(5μM)
PCRプログラム:98℃/2分、25x(98℃/10秒、60℃/15秒、72℃/2分);10℃/保持
実施例2:親と比較したバリアントの相対活性
実施例1の場合のように構築されるアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)ライブラリーを、COVE液体培地(2.0g/Lスクロース、2.0g/Lイソ-マルトース、2.0g/Lマルトース、4.9mg/L、0.2ml/L 5N NaOH、10ml/L COVE塩、10ml/L 1Mアセトアミド)を含有する96ウェル又は24ウェルMTPにおいて32℃で3日間発酵させた。次に、培養上清におけるAMG活性は、pNPGアッセイによっていくつかの温度で測定された。
pNPG熱安定性アッセイ
所望のバリアントを含有する培養上清を、同じ体積のpH5.0の200mM NaOAc緩衝液と混合した。20マイクロリットルのこの混合物を、96ウェルプレート又は8ストリップPCRチューブに分注し、続いて様々な温度で30分間サーマルサイクラーによって加熱した。これらの試料を、pH5.0の200mM NaOAc緩衝液中の0.1%(w/v)pNPG[wako]を含有する10μlの基質溶液と混合し、酵素反応のために70℃で20分間インキュベートした。反応後、60μlの0.1Mホウ砂緩衝液を加えて反応を停止させた。80マイクロリットルの反応上清を採取し、そのOD405値を光度計により読み取って、酵素活性を評価した。
本発明による全てのバリアントは、親グルコアミラーゼとしてのPE001に由来し、配列番号1で開示された。
実施例3:アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)の発酵
アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)株を、4mlの50%尿素とともに100mlのMU1を含有する500mlバッフル付きフラスコ中において回転振盪台上で220rpm、30℃にて発酵させた。培養ブロスを遠心分離(10,000xg、20分)し、上清を沈殿物から注意深くデカントした。
実施例4:JPO-AMGの精製
PoAMGバリアントを、カチオン交換クロマトグラフィーによって精製した。ピーク画分をプールし、20mM酢酸ナトリウム緩衝液pH5.0に対して透析し、続いて試料を遠心分離フィルターユニット(Vivaspin Turbo 15、Sartorius)を使用して濃縮した。酵素濃度をA280値によって決定した。
実施例5:熱安定性の決定(TSA、熱シフトアッセイ)
精製されたバリアントを、50mM酢酸ナトリウム緩衝液pH5.0により0.5mg/mlに希釈し、Milli-Q水で希釈された等体積のSYPROオレンジ(Invitrogen)と混合した。18ulの混合溶液を、LightCycler 480マルチウェルプレート384(Roche Diagnostics)に移し、プレートを密封した。
TSAの機器パラメーター:
装置:LightCycler 480リアルタイムPCRシステム(Roche Applied Science)
走査速度:0.02℃/秒
走査範囲:37~96℃
積分時間:1.0秒
励起波長 465nm
発光波長 580nm
得られた蛍光シグナルを、0と1の範囲に標準化した。Tdは、シグナル強度が0.5であった温度として定義された。熱安定性の改善は、0としてanPAV498(配列番号4)及び1.0としてJPO-001(配列番号3)のTdとともに表3において列挙される。
実施例6:JPO-AMGアッセイ
GOD-POD法によるマルトデキストリン(DE11)アッセイ:基質溶液:30gマルトデキストリン(MATSUTANI chemical industry Co.,Ltd.からのpindex#2)。100mlの120mM酢酸ナトリウム緩衝液、pH5.0。グルコースCII試験キット(Wako Pure Chemical Industries,Ltd.)。20ulの酵素試料を100ulの基質溶液と混合し、設定温度で2時間インキュベートした。試料をアルミニウムブロック上で3分間冷却し、10ulの反応溶液を590ulの1M Tris-HCl pH8.0と混合して、反応を停止させた。10ulの溶液を、200ulの試験キットの標準溶液と混合し、室温で15分間静置した。A505での吸光度を読み取った。活性は、anPAV498(配列番号5)のものに対する相対活性として表3において列挙される。
本明細書において記載及び特許請求される本発明は、開示される本明細書の特定の態様による範囲に限定されるべきではなく、なぜなら、これらの態様は、本発明のいくつかの態様の例示であることが意図されているためである。任意の均等な態様が本発明の範囲内であることが意図される。実際に、本明細書に示され、記載されるものに追加した本発明の種々の変更形態が前述の記載から当業者に明らかになるであろう。そのような変更形態も添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることが意図される。競合する場合、定義を含む本開示が優先されることになる。

Claims (15)

  1. 配列番号1の位置:6、7、31、34、50、132、447、481、484、501、539、568、595に対応する1つ以上の位置に置換を含むグルコアミラーゼバリアントであって、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有するグルコアミラーゼバリアント。
  2. 任意選択により、配列番号1の位置11、75、77、78、79、80、103、105、107、110、135、138、379、445、504、566、594に対応する1つ以上の位置に置換をさらに含む、請求項1に記載のグルコアミラーゼバリアント。
  3. 配列番号1の位置:6、7、11、31、34、50、75、77、78、79、80、103、105、107、110、132、135、138、379、445、447、481、484、501、504、539、566、568、592、594、595に対応する1つ以上の位置に置換を含み;配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、請求項1又は2に記載のグルコアミラーゼバリアント。
  4. 親に対して改善された特性を有し、前記改善された特性は、増大した熱安定性である、請求項1~3のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアント。
  5. 前記改善された特性は、前記親グルコアミラーゼと比較して、TSAを使用して少なくとも0.1℃、少なくとも0.2℃、少なくとも0.3℃、少なくとも0.4℃、少なくとも0.5℃、少なくとも0.6℃、少なくとも0.7℃、少なくとも0.8℃、少なくとも0.9℃、少なくとも1℃、少なくとも1.5℃、少なくとも2℃、少なくとも2.5℃、少なくとも3℃、少なくとも3.5℃、少なくとも4.0℃、少なくとも4.5℃又は少なくとも1℃、少なくとも1.5℃、少なくとも2℃、少なくとも2.5℃、少なくとも3℃、少なくとも3.5℃、少なくとも4.0℃、少なくとも4.5℃、若しくは少なくとも5℃、若しくは少なくとも5.5℃、若しくは少なくとも6℃、若しくは少なくとも6.5℃、若しくは少なくとも7℃、若しくは少なくとも7.5℃、若しくは少なくとも8℃、若しくは少なくとも8.5℃、若しくは少なくとも9℃、若しくは少なくとも9.5℃、若しくは少なくとも10℃上昇した融点として測定される増大した熱安定性である、請求項1~4のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアント。
  6. 前記親グルコアミラーゼと比較して少なくとも150、好ましくは少なくとも200、より好ましくは少なくとも250、最も好ましくは少なくとも300の、91℃での相対活性を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアント。
  7. 配列番号1の位置に対応する位置における以下の置換:G6S、G7T、P11F、R31F、K34Y、E50R、D75N、D75S、R77D、R77G、A78Q、A78W、V79D、F80Y、S103N、S105E、S105L、P107L、T110W、A132P、A132R、R135S、R138G、R138L、R138P、S379P、D445N、V447S、S481P、T484P、E501A、E501L、E501V、Y504T、N539P、D566T、T568V、V592T、Q594R、F595Sの1つ以上を含み、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアント。
  8. 配列番号1の以下の置換又は置換の組み合わせ:
    D75N+R77D+A78Q;
    D75S+R77G+A78W+V79D+F80Y;
    K34Y+S103N;
    K34Y+D445N+V447S;
    K34Y+Y504T;
    S103N+D445N+V447S;
    S103N+Y504T;
    D445N+V447S+Y504T;
    K34Y+S103N+D445N+V447S;
    K34Y+S103N+D445N+V447S+E501V+Y504T;
    K34Y+S103N+Y504T;
    K34Y+S103N+D445N+V447S+D566T;
    K34Y+S103N+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+Y504T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
    S105L;
    S105E;
    A132R;
    K34Y+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+Y504T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+Y504T D566T Q594R F595S;
    K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+D445N+V447S+D566T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+E501V+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T;G6S+G7T+K34Y+S103N+S105L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+V592T+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132R+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+T110W+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+E501V+Y504T;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+E501V+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+P107L+A132P+D445N+V447S+S481P+Y504T+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    R31F+K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Y504T+Q594R+F595S;
    K34Y+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+D445N+V447S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
    R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+R138L+D445N+V447S+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+D75N+R77D+A78Q+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+Q594R+F595S;
    R135S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501L+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138G+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138L+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+S103N+A132P+R138P+D445N+V447S+S481P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+S379P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+D566T+T568V+Q594R+F595S;
    G6S+G7T+R31F+K34Y+E50R+S103N+A132P+D445N+V447S+S481P+T484P+E501A+N539P+D566T+T568V+Q594R+F595S
    の少なくとも1つを含み、グルコアミラーゼ活性を有し、配列番号1~13のポリペプチドと少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、約85%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%であるが、100%未満の配列同一性を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のバリアント。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアントを含むポリヌクレオチド、又は核酸コンストラクト、又は発現ベクターであって、前記ポリヌクレオチドは、発現宿主における前記ポリペプチドの生成を誘導する1つ以上の制御配列に作動可能に連結される、ポリヌクレオチド、又は核酸コンストラクト、又は発現ベクター。
  10. 請求項1~8のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアントを生成する方法であって、前記バリアントの生成に資する条件下で組換え宿主細胞を培養すること、及び任意選択により、前記バリアントを回収することを含む方法。
  11. 請求項1~8のいずれか一項に記載のバリアント及び1種以上の追加の酵素を含む組成物。
  12. デンプン含有材料から発酵生成物を生成するプロセスであって、
    (a)アルファアミラーゼの存在下でデンプン含有材料を液化する工程;
    (b)前記液化された材料を糖化する工程;及び
    (c)発酵生物で発酵させる工程
    を含み、工程(a)、工程(b)及び/又は工程(c)は、少なくとも、請求項1~8のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアントを使用して実行される、プロセス。
  13. デンプン含有材料から発酵生成物を生成するプロセスであって、
    (a)デンプン含有材料を前記デンプン含有材料の初期ゲル化温度未満の温度で糖化する工程;及び
    (b)発酵生物で発酵させる工程
    を含み、工程(a)及び/又は工程(b)は、少なくとも、請求項1~8のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアントを使用して実行される、プロセス。
  14. セルロース含有材料から発酵生成物を生成するためのプロセスであって、
    (a)任意選択により、セルロース含有材料を前処理すること;
    (b)炭水化物源生成酵素を使用して、セルロース含有材料及び/又は前処理されたセルロース含有材料を糖化すること;及び
    (c)発酵生物を使用して発酵させること
    を含み、
    (d)本発明の少なくとも1種以上のグルコアミラーゼバリアントは、糖化工程(b)及び/又は発酵工程c)中に存在するか又は添加される、プロセス。
  15. エタノールの生成における、請求項1~8のいずれか一項に記載のグルコアミラーゼバリアント又は請求項10若しくは11に記載の組成物の使用。
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