JP2023525014A - 二次電池及びそれを含む電池モジュール - Google Patents

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Abstract

本発明の一実施例による二次電池は、電極シートと電極シートの間に位置した分離膜とを含む電極組立体;電極組立体が収納されるパウチ型の電池ケース;電極組立体と連結され、電池ケースの外側に突出する電極リード;及び電極リードを取り囲み、電極リードと電池ケースとの間に介在されるリードフィルム;を含む。リードフィルムは、電極リードを取り囲む外層及び外層の内部に位置した内層を含み、内層は、外層よりも通気度が高い素材を含む。

Description

本願は、2020年12月8日付の大韓民国特許出願第10-2020-0170441号及び2021年11月2日付の大韓民国特許出願第10-2021-0148399号に基づいた優先権を主張する。
本発明は、二次電池及びそれを含む電池モジュールに係り、より具体的には、内部で発生したガスの排出が可能な二次電池及びそれを含む電池モジュールに関する。
最近、化石燃料の枯渇によるエネルギー源の価格上昇、環境汚染の関心が増幅され、環境に優しい代替エネルギー源に対する要求が未来生活のための必須不可欠な要因となっている。これにより、原子力、太陽光、風力、潮力など多様な電力生産技術についての研究が持続しており、このように生産されたエネルギーをさらに効率的に使用するための電力貯蔵装置も、多大な関心が続いている。
特に、モバイル機器に対する技術開発と需要とが増加するにつれて、エネルギー源としての電池の需要が急増しており、それにより、多様な要求に応じることができる電池についての多くの研究が行われている。
代表的に、高いエネルギー密度、放電電圧、出力安定性などの長所を有したリチウムイオン電池、リチウムイオンポリマー電池のようなリチウム二次電池に対する需要が高い。
二次電池は、正極、負極、及び正極と負極との間に介在される分離膜が積層された構造の電極組立体が如何なる構造からなっているかによって分類されることもある。代表的には、長いシート型の正極と負極とを分離膜が介在された状態で巻き付けた構造のゼリーロール型の電極組立体、所定サイズの単位で切り取った多数の正極と負極とを分離膜を介在した状態で順次に積層したスタック型の電極組立体などが挙げられる。最近、前記ゼリーロール型の電極組立体及びスタック型の電極組立体が有する問題点を解決するために、前記ゼリーロール型とスタック型との混合形態として、所定単位の正極と負極とを分離膜を介在した状態で積層した単位セルを分離フィルム上に位置させた状態で順次に巻き付けた構造のスタック/フォールディング型の電極組立体が開発された。
また、二次電池は、ケースの形状によって、電極組立体が円筒状のケースに内蔵された円筒状二次電池、電極組立体が角形のケースに内蔵された角形二次電池及び電極組立体がラミネートシートのパウチ型ケースに内蔵されているパウチ型二次電池に分類される。
二次電池のエネルギー密度が増加するにつれて、二次電池の内部で発生するガスの量が増大している。特に、パウチ型二次電池の場合、発生したガスによって内部圧力が増加してパウチ型ケースの溶着強度限界値を超える場合、二次電池の密封が解除されながら内部のガスが排出される。この場合、二次電池の寿命が格段に減るために、解決策が必要である。
本発明が解決しようとする課題は、内部で発生するガスを効果的に排出することができる二次電池及びそれを含む電池モジュールを提供するところにある。
しかし、本発明の実施例が解決しようとする課題は、前述した課題に限定されず、本発明に含まれた技術的思想の範囲で多様に拡張される。
前記課題を解決するために、本発明の一側面によれば、下記の具現例の二次電池が提供される。
第1具現例は、電極シートと前記電極シートの間に位置した分離膜とを含む電極組立体;前記電極組立体が収納されるパウチ型の電池ケース;前記電極組立体と連結され、前記電池ケースの外側に突出する電極リード;及び前記電極リードを取り囲み、前記電極リードと前記電池ケースとの間に介在されるリードフィルム;を含む。前記リードフィルムは、前記電極リードを取り囲む外層及び前記外層の内部に位置した内層を含み、前記内層は、前記外層よりも通気度が高い素材を含む二次電池に関するものである。
第2具現例は、第1具現例において、前記内層の外面と前記外層の内面は、互いに接着された形態である。
第3具現例は、第1具現例または第2具現例において、前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が外部に露出され、前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記外層によって取り囲まれる。
第4具現例は、第1具現例または第2具現例において、前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が外部に露出され、前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記電池ケースの内部の空間に露出される。
第5具現例は、第1具現例または第2具現例において、前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が前記外層によって取り囲まれ、前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記電池ケースの内部の空間に露出される。
第6具現例は、第1具現例または第2具現例において、前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が前記外層によって取り囲まれ、前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記外層によって取り囲まれる。
第7具現例は、第5具現例または第6具現例において、前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部を取り囲む外層のリードフィルムの電極リード延長方向の幅は、2mm以上である。
第8具現例は、第1具現例ないし第7具現例のうち何れか一具現例において、前記内層と前記電池ケースとの間の外層の厚さが、100~300μmである。
第9具現例は、第1具現例ないし第8具現例のうち何れか一具現例において、前記内層の厚さが、50~150μmである。
第10具現例は、第1具現例ないし第9具現例のうち何れか一具現例において、前記外層のガス透過度(permeability)が、60℃で4~40barrerである。
第11具現例は、第1具現例ないし第10具現例のうち何れか一具現例において、前記外層の水分浸入量が、25℃、50%RHで10年間0.02~0.2gである。
第12具現例は、第1具現例ないし第11具現例のうち何れか一具現例において、前記内層のガス透過度が、1.6e~1.6e barrerである。
第13具現例は、第1具現例ないし第12具現例のうち何れか一具現例において、前記外層は、ポリオレフィン(Polyolefin)系樹脂を含みうる。前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレン(Polypropylene)、ポリエチレン(Polyethylene)、及びフッ化ポリビニリデン(Polyvinyldifluoride、PVDF)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。
第14具現例は、第1具現例ないし第13具現例のうち何れか一具現例において、前記内層は、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、天然素材、ガラス繊維(glass fiber)、セラミック繊維(ceramic fiber)、及び金属繊維(metal fiber)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。
第15具現例は、第14具現例において、前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びフッ化ポリビニリデン(PVDF)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。前記フッ素系樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene)、及びポリフッ化ビニリデン(Polyvinylidene fluoride)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。前記天然素材は、コットン(cotton)及びウール(wool)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。
第16具現例は、第1具現例ないし第15具現例のうち何れか一具現例において、前記内層と前記電極リードの一面との間に前記外層の一部が位置する形態である。
第17具現例は、第1具現例ないし第16具現例のうち何れか一具現例において、前記電池ケースは、上部ケース及び下部ケースを含みうる。前記上部ケースの上部シーリング部と前記下部ケースの下部シーリング部とが互いに接合される。前記リードフィルムは、前記上部シーリング部と前記下部シーリング部との間に位置しうる。
第18具現例は、第17具現例において、前記電極リードの突出方向について、前記リードフィルムが、前記上部シーリング部及び前記下部シーリング部よりも長く形成されて、前記電池ケースの内部と外側のそれぞれで前記リードフィルムが露出される。
第19具現例は、第18具現例において、前記リードフィルムが前記電池ケースの外側から露出される面積が、前記リードフィルムが前記電池ケースの内側から露出される面積と同一である。
第20具現例は、第18具現例において、前記リードフィルムが前記電池ケースの外側から露出される面積が、前記リードフィルムが前記電池ケースの内側から露出される面積よりも大きい。
第21具現例は、第17具現例ないし第20具現例のうち何れか一具現例において、前記外層は、前記上部シーリング部と前記電極リードとの間に位置した上部外層及び前記下部シーリング部と前記電極リードとの間に位置した下部外層を含みうる。
第22具現例は、第21具現例において、前記内層は、前記上部外層によって取り囲まれた上部内層及び前記下部外層によって取り囲まれた下部内層を含みうる。
第23具現例は、第22具現例において、前記上部外層は、第1上部外層及び第2上部外層を含み、前記上部内層は、前記第1上部外層及び前記第2上部外層の間に位置しうる。
第24具現例は、第22具現例または第23具現例において、前記下部外層は、第1下部外層及び第2下部外層を含み、前記下部内層は、前記第1下部外層及び前記第2下部外層の間に位置しうる。
第25具現例は、第1具現例ないし第24具現例のうち何れか一具現例において、前記内層は、前記電極リードの一面に接触される形態である。
前記課題を解決するために、本発明の一側面によれば、下記の具現例の電池モジュールが提供される。
第26具現例は、第1具現例による二次電池を含む電池モジュールに関するものである。
本発明の実施例によれば、高い通気性を有するリードフィルムを電極リード近傍に設けることにより、二次電池の内部で発生するガスを効果的に排出することができる。
本発明の効果は、前述した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は、特許請求の範囲の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
本発明の一実施例による二次電池についての分解斜視図である。 図1の二次電池が密封された形状を示す斜視図である。 図2の切断線A-A’に沿って切った断面図である。 図3の「C」部分を拡大して示す部分断面図である。 図2の切断線B-B’に沿って切った断面図である。 本発明の他の一実施例による二次電池についての断面図である。 図6の「D」部分を拡大して示す部分断面図である。 本発明の他の一実施例による二次電池についての断面図である。 本発明の他の一実施例による二次電池についての断面図である。 本発明の一実施例によるリードフィルムの具体的構成を説明する概略図である。 本発明の比較例によるリードフィルムの形態を示す部分断面図である。 それぞれ本発明の他の実施例によるリードフィルムの形態を示す部分断面図である。 それぞれ本発明の他の実施例によるリードフィルムの形態を示す部分断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の多様な実施例について当業者が容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は、さまざまな異なる形態として具現され、ここで説明する実施例に限定されるものではない。
本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書の全体を通じて同一または類似した構成要素に対しては、同じ参照符号を付けた。
また、図面で示された各構成の大きさ及び厚さは、説明の便宜上、任意に示したために、本発明が、必ずしも示されたところに限定されるものではない。図面で多様な層及び領域を明確に表現するために、厚さを拡大して示した。そして、図面において、説明の便宜上、一部の層及び領域の厚さを誇張して示した。
また、層、膜、領域、板などの部分が、他の部分の「上方に」または「上に」あるとする時、これは、他の部分の「真上に」ある場合だけではなく、その中間にさらに他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が、他の部分の「真上に」あるとする時には、中間に他の部分がないことを意味する。また、基準となる部分の「上方に」または「上に」あるということは、基準となる部分の上または下に位置するものであり、必ずしも重力反対方向に向けて「上方に」または「上に」位置することを意味するものではない。
また、明細書の全体において、ある部分が、ある構成要素を「含む」とする時、これは、特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含みうることを意味する。
また、明細書の全体において、「平面上」とする時、これは、対象部分の上面視を意味し、「断面上」とする時、これは、対象部分を垂直に切った断面の側面視を意味する。
図1は、本発明の一実施例による二次電池についての分解斜視図である。図2は、図1の二次電池が密封された形状を示す斜視図である。図3は、図2の切断線A-A’に沿って切った断面図である。
図1ないし図3を参照すれば、本発明の一実施例による二次電池100は、電極シート210、220と電極シート210、220の間に位置した分離膜230とを含む電極組立体200;電極組立体200が収納されるパウチ型の電池ケース300;電極組立体200と連結され、電池ケースの外側に突出する電極リード400、500;及び電極リード400、500を取り囲み、前記電極リード400、500と前記電池ケース300との間に介在されるリードフィルム600;を含む。
まず、電極組立体200は、電極タブ210tが形成された電極シート210、220及び電極シート210、220の間に位置した分離膜230を含む。特に、本実施例による電極組立体200は、スタック型の電極組立体、ゼリーロール型の電極組立体またはスタック/フォールディング型の電極組立体である。図3には、一例としてスタック型の電極組立体が示されている。具体的には、スタック型の電極組立体は、多数の電極シート210、220が分離膜230を挟んで積層された構造である。
各電極シート210、220は、電極集電体上に電極活物質が塗布されて形成され、前記電極集電体の一部が突出して電極タブ210tが設けられうる。
電極シート210、220は、正極シートと負極シートとに区分され、正極シートと負極シートとの間に分離膜230が介在される。一例として、何れか1つの電極シート210が正極シートであり、それから突出した電極タブ210tは、正極タブである。他の電極シート220は負極シートであり、それから突出した電極タブ(図示せず)は負極タブである。
また、本実施例による電極タブは、電極リードと連結される。一例として、何れか1つの極性の電極タブ210tが、何れか1つの電極リード400に接合され、他の極性の電極タブ(図示せず)が、他の電極リード500に接合される。このような電極リード400、500は、電池ケース300の両端部から突出する。図1及び図2には、2つの電極リード400、500が互いに対向する方向に突出すると表われているが、突出する方向に特に制限はない。すなわち、二次電池100の一側から互いに同じ方向に2つの電極リード400、500が突出する構造も可能である。2つの電極リード400、500のうち1つは、正極リードであり、他の1つは、負極リードである。一例として、図3に示された電極タブ210tが正極タブであれば、それと連結された電極リード400は、正極リードである。
一方、本実施例による電池ケース300は、パウチ型ケースである。このような電池ケース300は、互いに接合される上部ケース310及び下部ケース320を含みうる。具体的に図示していないが、上部ケース310と下部ケース320とを含む電池ケース300は、樹脂層と金属層とを含むラミネートシートである。具体的には、上部ケース310と下部ケース320のそれぞれは、密封のための内側樹脂層、物質の貫通を防止する金属層及び最外側の外側樹脂層を含みうる。
前記外側樹脂層は、外部からパウチ型二次電池100を保護するために、厚さに比べて、優れた引張強度と耐候性とを有し、電気的絶縁性を帯びる。このような外側樹脂層は、ポリエチレンテレフタレート(PolyEthylene Terephthalate、PET)樹脂またはナイロン(nylon)樹脂を含みうる。前記金属層は、空気、湿気などがパウチ型二次電池100の内部への流入を防止することができる。このような金属層は、アルミニウム(Al)を含みうる。前記内側樹脂層は、電極組立体200を内蔵した状態で、印加された熱と圧力とによって互いに接合される。このような内側樹脂層は、無延伸ポリプロピレン(Casted PolyPropylene、CPP)またはポリプロピレン(PP)を含みうる。
上部ケース310と下部ケース320のそれぞれに電極組立体200が載置される凹状の収納部310R、320Rが形成され、電極組立体200が、このような収納部310R、320Rに収納される。収納部310R、320Rを形成する方法に特に制限はなく、加圧するパンチを利用したディープドローイング方式が適用可能である。
上部ケース310と下部ケース320のそれぞれの収納部310R、320Rの外側周りに沿ってシーリング部310S、320Sが設けられうる。上部ケース310の上部シーリング部310Sと下部ケース320の下部シーリング部320Sとが互いに接合されて、電池ケース300が密封される。より具体的には、上部シーリング部310Sの内側樹脂層と下部シーリング部320Sの内側樹脂層とが互いに対面した状態で熱と圧力とによって一部が溶けて、互いに接合される。すなわち、本明細書上で上部シーリング部310Sと下部シーリング部320Sとの接合や、上部シーリング部310S、下部シーリング部320Sと後述するリードフィルム600との接合は、熱と圧力とを印加して、各樹脂層を接合させる熱溶着に該当する。
一方、図1には、収納部が形成され、互いに分離された上部ケース310と下部ケース320とを図示したが、上部ケースの一辺と下部ケースの一辺とが一体に形成されたラミネートシートのパウチケースも適用可能であり、また、上部ケースと下部ケースとのうち何れか1つのみに収納部が形成され、他の1つは、収納部が形成されない板状型構造のパウチケースも適用可能である。
以下、図3ないし図5を参考にして、本実施例によるリードフィルム600について詳しく説明する。説明の繰り返しを避けるために、2つの電極リード400、500のうち何れか1つの電極リード400を基準に説明するが、他の電極リード500にも、本実施例によるリードフィルム600の構造が形成されうるということはいうまでもない。
図4は、図3の「C」部分を拡大して示す部分断面図である。図5は、図2の切断線B-B’に沿って切った断面図である。
図3ないし図5を参照すれば、本実施例によるリードフィルム600は、電極リード400を取り囲むように形成されるが、このようなリードフィルム600は、電極リード400を取り囲む外層700及び外層700の内部に位置した内層800を含む。内層800が外層700の内部に位置しているということは、外層700が内層800の外面の少なくとも一部を取り囲む形態に配されることを意味する。
また、リードフィルム600は、上部ケース310の上部シーリング部310Sと下部ケース320の下部シーリング部320Sとの間に位置しうる。リードフィルム600は、上部シーリング部310Sと下部シーリング部320Sとの一部領域と対応する部分に位置しうる。すなわち、リードフィルム600がない領域では、上部シーリング部310Sの内側樹脂層と下部シーリング部320Sの内側樹脂層とが互いに対面して接合されるが、リードフィルム600が位置した領域では、上部シーリング部310Sの内側樹脂層と下部シーリング部320Sの内側樹脂層のそれぞれが、リードフィルム600の外層700と接合される。
具体的には、本実施例による外層700は、接着性及び密封性の増大のためのものであって、電極リード400、500と電池ケース300の金属層との間で段落の発生を防止するだけではなく、パウチ型電池ケース300の密封性を向上させうる。金属材の電極リード400、500が上部シーリング部310Sの内側樹脂層や下部シーリング部320Sの内側樹脂層と接触時に、接触抵抗が多少大きくて表面密着力が低下する。しかし、本実施例のように、外層700が備えられば、このような密着力の低下現象が防止される。また、外層700は、絶縁性を帯びるために、電極リード400、500でパウチ型電池ケース300の金属層に電流の印加を遮断することができる。
また、外層700は、内層800と共に二次電池の内部で発生するガス排出を容易にする役割を行える。
本発明の一実施形態において、前記外層700のガス透過度が、60℃で4~40barrer、または5~20barrer、または4~12barrerである。例えば、前記外層700の二酸化炭素透過度が、前述した範囲を満足することができる。また、外層700の厚さ200μmの基準にガス透過度が60℃で前述した範囲を満足することができる。前記外層700のガス透過度が、前述した範囲を満足する場合、二次電池の内部で発生するガスの排出がさらに効果的である。
本明細書において、ガス透過度は、次の方法で測定することができる。外部でガスを注入することができるガス管が設けられた二次電池を2種準備する。1種は、ガス管を除き、電池が完壁に密封された状態であり、他の1種は、穴を作り、前記外層または内層を付着した状態で電池を密封する。以後、ガス管を通じて外部でガスを注入した後に、外層または内層が備えられていない電池と外層または内層が備えられた電池との内部の圧力変化の差を測定する。この際、圧力変化とガス注入量との相関関係式を通じて外層または内層のガス透過度を測定することができる。前記外部で注入するガスは、例えば、二酸化炭素である。
本発明の一実施形態において、前記外層700の水分浸入量が、25℃、50%RHで10年間0.02~0.2g、または0.02~0.04g、または0.06~0.15gである。例えば、前記外層700としてポリプロピレンを使用する場合、水分浸入量が、0.06~0.15gである。前記外層700の水分浸入量が、前述した範囲を満足する場合、前記外層700から流入される水分の浸入を防止することがさらに効果的である。
本発明の一実施形態において、前記外層700が、ガス透過度が60℃で4~40barrerでありながら、水分浸入量が25℃、50%RHで10年間0.02~0.2gである。前記外層700のガス透過度及び水分浸入量が、前述した範囲を満足する場合、二次電池の内部で発生するガスを排出しながら、外部からの水分浸入を防止することがさらに効果的である。
前記外層の水分浸入量は、ASTM F 1249方式を採択して測定することができる。この際、MCOON社から公式認証された装備を使用して測定することができる。
本発明の一実施形態において、前記外層700が、ポリオレフィン系樹脂を含みうる。例えば、前記外層700が、前述したガス透過度及び/または水分浸入量値を満足するポリオレフィン系樹脂を含みうる。前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びフッ化ポリビニリデン(PVDF)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。前記外層700がポリプロピレンを含む場合、前記外層700のガス透過度が、60℃で4~40barrerであるためにさらに容易である。
図4を参照すれば、本発明の一実施形態において、前記内層800と電池ケース300との間に位置する外層700の厚さ(H)が、100~300μm、または100~200μmである。前記外層700の厚さが、前述した範囲を満足する場合、電池ケース300の内部のガスが外部に排出されることがさらに容易である。
一方、本実施例による内層800は、ガス排出のためのものであって、内層800は、外層700よりも外層700に比べて相対的に通気度、すなわち、ガス透過の程度が高い素材を含み、これにより、充電・放電時に、内部で発生するガスが内層800を通じて外部に排出される。通気度がさらに高いということは、所定の圧力を有するガスが一方向に透過される時、透過されるガスの量が相対的にさらに多いことを意味する。一例として、内層800は、外層700に比べて多孔性である素材を含みうる。すなわち、内層800は、外層700よりも単位体積当たり気孔の比率が高い素材を含みうる。
本発明の一実施形態において、前記内層800のガス透過度が、1.6e~1.6e barrer、または1e~3e barrerである。例えば、前記内層800の二酸化炭素透過度が、前述した範囲を満足することができる。
本発明の一実施形態において、前記内層800は、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、天然素材、ガラス繊維、セラミック繊維、及び金属繊維からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。例えば、前記内層800は、前述したガス透過度値を満足するポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、天然素材、ガラス繊維、セラミック繊維、及び金属繊維からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びフッ化ポリビニリデン(PVDF)からなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。前記フッ素系樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン、及びポリフッ化ビニリデンからなる群から選択された1種以上の素材を含み、前記天然素材は、コットン及びウールからなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。
本発明の一実施形態において、前記内層800の厚さが、50~150μm、または50~100μmである。前記内層800の厚さが、前述した範囲を満足する場合、電池ケース300の内部のガスが外部に排出されることがさらに容易である。
図4及び図5に示したように、内層800は、外層700の内部に配された形態で位置しうる。より具体的には、電極リード400の突出方向と垂直なx軸方向やz軸方向について内層800が外層700によって取り囲まれた形態である。密封性が高い外層700を設け、その内部に通気性が高い内層800を設けることにより、電池ケース300の外部の水分や異物が電池ケース300の内部に浸入することを減らすと共に、電池ケース300の内部で発生したガスを効果的に排出することができる。すなわち、外部に形成された外層700によって密封性を高めながら、内部に形成された内層800を通じて電池ケース300の内部で発生したガスを排出することができる。図4に示したように、前記内層800を通じて電池ケース300の内部で発生したガスが電池ケース300の外部に排出される。
また、図3及び図4に示したように、電極リード400の突出方向(y軸と平行な方向)について、リードフィルム600が上部シーリング部310S及び下部シーリング部320Sよりも長く形成されて、電池ケース300の内部と外側のそれぞれでリードフィルム600が露出される。内層800ほどはないが、外層700も、ある程度の通気性を備えているので、内層800だけではなく、外層700を通じても電池ケース300の内部で発生したガスが電池ケース300の外部に排出される。
電池ケース300の内部と外側のそれぞれでのリードフィルム600が露出される面積を調節することにより、ガス排出量を調節することができる。
本発明の一実施形態において、リードフィルム600が電池ケース300の外側から露出される面積が、リードフィルム600が電池ケース300の内側から露出される面積と同一である。本発明の他の実施形態において、リードフィルム600が電池ケース300の外側から露出される面積が、リードフィルム600が電池ケース300の内側から露出される面積よりも大きい。ガス排出量は、ガス排出面積と圧力とに比例するが、電池ケース300の内側の圧力が電池ケース300の外側の圧力よりも大きいので、リードフィルム600が電池ケース300の外側から露出される面積が、リードフィルム600が電池ケース300の内側から露出される面積よりも大きい場合、電池ケース300の内部で発生したガスが外部に排出されることがさらに容易である。
本発明の一実施形態において、リードフィルム600が、電池ケース300の外側から露出される面積が40~80mmである。これは、60℃で内部圧力1気圧基準に、ガスが一日約0.5~3cc排出されるサイズである。また、水分浸入量が、25℃、50%RHで10年間0.02~0.2gであるサイズである。
一方、リードフィルム600は、電極リード400よりも広い幅を有し、電極リード400よりも小さな長さを有しうる。これにより、リードフィルム600は、電極リード400の電気的連結を妨害しないながらも、電極リード400の側面の外部への露出を防止することができる。
この際、図4を参照すれば、電池ケース300の外側で、内層800の一端部800E1が外部に露出されるように形成することにより、ガスの排出効果を高めうる。これにより、内層800の一端部800E1を通じて電池ケース300の内部のガスがy軸方向に電池ケース300の外部に排出される。また、内層800ほどはないが、外層700も、ある程度の通気性を備えているので、内層800に拡散された電池ケース300の内部のガスが外層700を通じてZ軸方向に排出されても良い。例えば、電池ケース300の外部に露出される外層700を通じてZ軸方向に沿って電池内部のガスが排出される。
また、電池ケース300の内部で、内層800の他端部800E2が外層700によって取り囲んで形成されうる。内層800の一端部800E1と他端部800E2は、互いに対向する両端部である。内層800に適用される素材によって、ガス透過のための内層800が電池ケース300の内部の電解液と反応して内部構成品に影響を及ぼし、電池性能に悪影響を及ぼす恐れがある。したがって、本実施例では、電池ケース300の内部で内層800を直接に露出されないように構成して、単純にガス透過層を層で配置する場合に比べて、内部構成品を保護しながらも、ガス排出を案内できるという長所がある。すなわち、内層800に適用される素材が電池ケース300の内部の電解液と反応する恐れがある場合、本実施例でのように、内層800の他端部800E2が外層700によって取り囲んで構成することが望ましい。
以下、図6及び図7を参考にして、本発明の他の一実施例によるリードフィルム600aについて詳しく説明する。但し、前述した内容と重複される部分については、説明を省略する。
図6は、本発明の他の一実施例による二次電池についての断面図である。図7は、図6の「D」部分を拡大して示す部分断面図である。この際、図6は、図3の切断面のように、図2におけるyz平面に沿って切った断面に該当する。
図6及び図7を参照すれば、本発明の他の一実施例によるリードフィルム600aは、接着性の外層700a及び通気性の内層800aを含む。
この際、電池ケース300の外側で内層800aの一端部800E1aが外部に露出されるように形成し、電池ケース300の内部で内層800aの他端部800E2aが電池ケース300の内部の空間に露出されるように形成することにより、ガスの排出効果を極大化することができる。内層800aの一端部800E1aと他端部800E2aは、互いに対向する両端部である。すなわち、対向する両端部800E1a、800E2aをいずれも露出させることにより、ガスの排出効果を高めうる。
この際、内層800aは、電解液の環境で安定した、すなわち、電池ケース300の内部の電解液と反応しない素材を含むことが望ましい。一例として、ポリプロピレン、フッ化ポリビニリデン(PVDF)、及びポリテトラフルオロエチレンからなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。
以下、図8を参考にして、本発明の他の一実施例によるリードフィルム600bについて詳しく説明する。但し、前述した内容と重複される部分については、説明を省略する。
図8は、本発明の他の一実施例による二次電池についての断面図である。図8は、図4の切断面のように、yz平面に沿って切った断面に該当する。
図8を参照すれば、本発明の他の一実施例によるリードフィルム600bは、接着性の外層700b及び通気性の内層800bを含む。
この際、電池ケース300の外側で内層800bの一端部800E1bが外層700bによって取り囲んで形成され、電池ケース300の内部で内層800bの他端部800E2bが電池ケース300の内部の空間に露出されるように形成されうる。内層800bの一端部800E1bが外層700bによって取り囲まれることによって、電池ケース300の内部で発生するガスが内層800b及び外層700bを順次に経てZ軸方向に沿って排出することができる。例えば、リードフィルム600が電池ケース300の外部に露出される場合、電池ケース300の内部で発生するガスが内層800b及び電池ケース300の外部に露出される外層700bを順次に経てZ軸方向に沿って排出することができる。
内層800bの一端部800E1bと他端部800E2bは、互いに対向する両端部である。透過性に優れる内層800bが外部環境に露出時に、外部成分が電池ケース300の内部に浸入する問題がある。したがって、本実施例では、電池ケース300の外側で内層800bを直接露出されないように構成して、単純にガス透過層を層で配置する場合に比べて、外部成分の浸入可能性を減らしうる。その代りに、内層800bの他端部800E2bが電池ケース300の内部の空間に露出されるように形成することにより、ガスの排出効果を補完することができる。この際、前述した通りに、内層800bは、電解液の環境で安定した、すなわち、電池ケース300の内部の電解液と反応しない素材を含むことが望ましい。一例として、ポリプロピレン、フッ化ポリビニリデン(PVDF)、及びポリテトラフルオロエチレンからなる群から選択された1種以上の素材を含みうる。
図8を参照すれば、本発明の一実施形態において、前記電池ケース300の外側で、前記内層800bの一端部を取り囲む外層700bのリードフィルム600bの電極リード延長方向の幅(W)は、2mm以上、または2~3mmである。前記内層800bの一端部を取り囲む外層700bのリードフィルム600bの電極リード延長方向の幅が、前述した範囲を満足する場合、電池ケース300の内部で発生したガスが外部に排出される過程でリードフィルム600bが破れる現象を防止することがさらに容易である。
以下、図9を参考にして、本発明の他の一実施例によるリードフィルム600cについて詳しく説明する。但し、前述した内容と重複される部分については、説明を省略する。
図9は、本発明の他の一実施例による二次電池についての断面図である。図9は、図4の切断面のように、yz平面に沿って切った断面に該当する。
図9を参照すれば、本発明の他の一実施例によるリードフィルム600cは、接着性の外層700c及び通気性の内層800cを含む。
この際、電池ケース300の外側で内層800cの一端部800E1cと電池ケース300の内部で内層800cの他端部800E2cが、いずれも外層700cによって取り囲んで形成されうる。内層800cの一端部800E1cと他端部800E2cは、互いに対向する両端部である。前述した通りに、ガス透過のための内層800cが、電池ケース300の内部の電解液と反応して内部構成品に影響を及ぼし、電池性能に悪影響を及ぼす恐れがある。また、透過性に優れる内層800cが外部環境に露出時に、外部成分が電池ケース300の内部に浸入する問題がある。したがって、実施例では、ガスの排出効果を高めることよりも、内層800cが電池ケース300の内部の電解液などと反応する恐れを減らし、外部物質の浸入の可能性を減らすことに重点を置いて、内層800cの対向する両端部800E1c、800E2cがいずれも外層700cに取り囲んで構成した。
一方、図3、図4、図7、図8及び図9を参照すれば、本実施例によるリードフィルム600、600a、600b、600cの一端部800E1、800E1a、800E1b、800E1cは、電池ケース300の外側面よりも外側に位置しうる。また、リードフィルム600、600a、600b、600cの他端部800E2、800E2a、800E2b、800E2cは、電池ケース300の内側面よりも内側に位置しうる。
これにより、リードフィルム600、600a、600b、600cは、内層800、800a、800b、800cの面積を最大化して、電池ケース300の内部から発生したガスを効果的に排出することができる。
以下、図10を参考にして、本発明の一実施例によるリードフィルムの具体的構成について説明する。
図10は、本発明の一実施例によるリードフィルムの具体的構成を説明する概略図である。
図10を参照すれば、本発明の一実施例によるリードフィルムは、前述した通りに、接着性の外層700及び通気性の内層800を含む。
この際、外層700は、上部ケース310の上部シーリング部310Sと電極リード400との間に位置した上部外層700U及び下部ケース320の下部シーリング部320Sと電極リード400との間に位置した下部外層700Lを含みうる。一方、内層800は、上部外層700Uによって取り囲まれた上部内層800U及び下部外層700Lによって取り囲まれた下部内層800Lを含みうる。
また、上部外層700Uは、第1上部外層710U及び第2上部外層720Uを含み、上部内層800Uが、このような前記第1上部外層710U及び第2上部外層720Uの間に位置しうる。この際、電極リード400の突出方向と垂直な方向(x軸と平行な方向)に対する第1上部外層710U及び第2上部外層720Uの幅(d1)が、上部内層800Uの幅(d2)よりも広い。
また、下部外層700Lは、第1下部外層710L及び第2下部外層720Lを含み、下部内層800Lは、このような第1下部外層710L及び第2下部外層720Lの間に位置しうる。上部外層700Uとは同様に、電極リード400の突出方向と垂直な方向(x軸と平行な方向)に対する第1下部外層710L及び第2下部外層720Lの幅が、下部内層800Lの幅よりも広い。
本実施例では、第1上部外層710U、上部内層800U、第2上部外層720U、第1下部外層710L、下部内層800L及び第2下部外層720L間に接合を実施する時、互いに隣接した層に熱と圧力とを加えて接合を実施した後、次の層を位置させて、再び熱と圧力とを加えて接合する過程を実施する。すなわち、対面する各層について熱と圧力とを印加する過程をあらゆる層について繰り返し実施して、本実施例によるリードフィルムを製造することができる。
第1上部外層710U、第2上部外層720U、第1下部外層710L及び第2下部外層720Lが接合されて、電極リード400を取り囲む外層700を形成しうる。図4、図7、図8及び図9を再び参照すれば、内層800、800a、800b、800cと電極リード400の一面との間に外層700、700a、700b、700cの一部が位置しうる。すなわち、内層800、800a、800b、800cは、電極リード400と直接接触する形態ではない。これは、図10で示されたように、第2上部外層720Uが、上部内層800Uと電極リード400との間に配されており、第1下部外層710Lが、下部内層800Lと電極リード400との間に配されているためである。
また、前述した通りに、電極リード400の突出方向と垂直な方向(x軸と平行な方向)について、第1上部外層710U、第2上部外層720U、第1下部外層710L及び第2下部外層720Lの幅(d1)を上部内層800Uと下部内層800Lとの幅(d2)よりも広く設計して、外層700の内部に内層800が位置するように形成しうる。
また、電極リード400の突出方向(y軸と平行な方向)について、上部外層700U、下部外層700L、上部内層800U及び下部外層700Lいずれもの長さを上部シーリング部310Sと下部シーリング部320Sよりも長く形成することにより、電池ケース300の内部と外側のそれぞれで本実施例によるリードフィルムが露出される。
以下、図11に示された比較例によるリードフィルムに比べて、本発明の実施例によるリードフィルムが有する長所について詳しく説明する。
図11は、それぞれ本発明の比較例によるリードフィルムの形態を示す部分断面図である。
まず、図11を参照すれば、本比較例では、電極リード40が、上部シーリング部310Sと下部シーリング部320Sとの間を経由して外部に突出し、上部シーリング部310Sと下部シーリング部320Sとの間でリードフィルム70が電極リード40を取り囲んでいる。この際、電極リード40の一面には、ガス透過のためのガス透過層80が形成され、このようなガス透過層80は、金属や合金素材を含む金属透過層である。電気的絶縁と密封とのために、リードフィルム70が高分子樹脂を含むために、金属や合金素材を含むガス透過層80は、リードフィルム70との接合性に問題があり、これは、二次電池の密封性を阻害する要因となる。
これとは異なって、図3、図4、図7、図8及び図9を参照すれば、本実施例によるリードフィルム600は、リードフィルム600、600a、600b、600cは通気度が相対的に高い内層800、800a、800b、800cを外層700、700a、700b、700cの内部に配置した形態なので、密封性の低下の問題なしに、電池ケース300の内部のガスを排出する経路を設けることができるという長所を有する。
また、図3、図4、図7、図8及び図9を参照すれば、本実施例によるリードフィルム600、600a、600b、600cは、内層800、800a、800b、800cが外層700、700a、700b、700cの内部に配されており、内層800、800a、800b、800cの外面と外層700、700a、700b、700cの内面とが互いに接着された形態である。
ここで、接着とは、外層700、700a、700b、700cと内層800、800a、800b、800cとが印加された熱や圧力によって互いに溶着されるものや、別途の接着剤が介在されて接着されるものをいずれも包括する。
内層800、800a、800b、800cは、相対的に通気度が高い素材を含みながら、外層700、700a、700b、700cに接着された形態であるために、一種の物理的支持台としての役割を行うことができる。すなわち、本実施例による内層800、800a、800b、800cは、ガスを排出する通路として機能しながらも、リードフィルム600、600a、600b、600cの耐久性と剛性とを補完する機能を担当することができる。これにより、前記比較例でのように、リードフィルムが、上部・下部方向に膨張して一部が引っ張られる問題を防止できるという長所を有する。
以下、図12及び図13を参考にして、本発明の他の一実施例によるリードフィルムについて説明する。
図12及び図13は、それぞれ本発明の他の実施例によるリードフィルムの形態を示す部分断面図である。
図12及び図13を参照すれば、本発明の実施例によるリードフィルム600’、600”は、外層700’、700”と内層800’、800”とを含みうる。外層700’、700”と内層800’、800”とについての具体的説明は、前述した内容と重複なので省略する。但し、本実施例による内層800’、800”は、電極リード400の一面に接触される形態である。上部に位置した内層800’、800”は、電極リード400の上面に接触され、下部に位置した内層800’、800”は、電極リード400の下面に接触される。図4、図7、図8及び図9に示された実施例とは異なって、内層800、800’と電極リード400との間に外層の一部が位置しない。
図12は、内層800’の一端部800E1’が開放され、他端部800E2’が外層700’によって取り囲まれた形態を図示し、図13は、内層800”の一端部800E1”が外層700”によって取り囲まれ、他端部800E2”が開放された形態を図示する。具体的に図示していないが、内層の一端部と他端部が、全部開放されるか、全部外層によって取り囲まれた形態も可能である。
図10を参考にした時、第2上部外層720Uと第1下部外層710Lとを除去すれば、図12及び図13に示されたリードフィルム600’、600”を製造することができる。すなわち、電極リード400の一面に接触される形態の内層800’、800”を有するリードフィルム600’、600”は、製造過程上で熱溶着が必要な層の個数が減るものであるために、熱溶着段階が一部縮小される。したがって、製造工程上、利点があり、また、コスト削減の効果を有する。
本実施例において、前、後、左、右、上、下のような方向を示す用語が使われたが、このような用語は、説明の便宜のためのものであり、対象となる事物の位置や観測者の位置などによって変わりうる。
前述した本実施例による二次電池が、複数個で集まって電池モジュールを形成しうる。このような電池モジュールは、BMS(Battery Management System)、冷却システムなどの各種制御及び保護システムと共に装着されて電池パックを形成しうる。
前記二次電池、前記電池モジュールまたは前記電池パックは、多様なデバイスに適用可能である。具体的には、電気自転車、電気自動車、ハイブリッドなどの運送手段に適用可能であるが、これに制限されず、二次電池を使用することができる多様なデバイスに適用可能である。
以上、本発明の望ましい実施例について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、これに限定されるものではなく、次の特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多様な変形及び改良形態も、本発明の権利範囲に属すものである。
100 二次電池
200 電極組立体
300 電池ケース
310 上部ケース
310R 収納部
310S 上部シーリング部
320 下部ケース
320R 収納部
320S 下部シーリング部
400 電極リード
500 電極リード
600 リードフィルム
600’ リードフィルム
600a リードフィルム
600b リードフィルム
600c リードフィルム
700、700’、700a、700b、700c 外層
700L 下部外層
700U 上部外層
710L 第1下部外層
710U 第1上部外層
720L 第2下部外層
720U 第2上部外層
800、800’、800a、800b、800c 内層
800L 下部内層
800U 上部内層

Claims (26)

  1. 電極シートと前記電極シートの間に位置した分離膜とを含む電極組立体と、
    前記電極組立体が収納されるパウチ型の電池ケースと、
    前記電極組立体と連結され、前記電池ケースの外側に突出する電極リードと、
    前記電極リードを取り囲み、前記電極リードと前記電池ケースとの間に介在されるリードフィルムと、を含み、
    前記リードフィルムは、前記電極リードを取り囲む外層及び前記外層の内部に位置した内層を含み、
    前記内層は、前記外層よりも通気度が高い素材を含む、二次電池。
  2. 前記内層の外面と前記外層の内面は、互いに接着された形態である、請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が外部に露出され、
    前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記外層によって取り囲まれている、請求項1または2に記載の二次電池。
  4. 前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が外部に露出され、
    前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記電池ケースの内部の空間に露出される、請求項1または2に記載の二次電池。
  5. 前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が前記外層によって取り囲まれ、
    前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記電池ケースの内部の空間に露出される、請求項1または2に記載の二次電池。
  6. 前記電池ケースの外側で、前記内層の一端部が前記外層によって取り囲まれており、
    前記電池ケースの内部で、前記内層の他端部が前記外層によって取り囲まれている、請求項1または2に記載の二次電池。
  7. 前記電池ケースの外側で、前記内層の取り囲む外層のリードフィルムの電極リード延長方向の幅は、2mm以上である、請求項5または6に記載の二次電池。
  8. 前記内層と前記電池ケースとの間の外層の厚さが、100~300μmである、請求項1~7のいずれか一項に記載の二次電池。
  9. 前記内層の厚さが、50~150μmである、請求項1~8のいずれか一項に記載の二次電池。
  10. 前記外層のガス透過度が、60℃で4~40barrerである、請求項1~9のいずれか一項に記載の二次電池。
  11. 前記外層の水分浸入量が、25℃、50%RHで10年間0.02~0.2gである、請求項1~10のいずれか一項に記載の二次電池。
  12. 前記内層のガス透過度が、1.6e~1.6e barrerである、請求項1~11のいずれか一項に記載の二次電池。
  13. 前記外層は、ポリオレフィン系樹脂を含み、
    前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びフッ化ポリビニリデン(PVDF)からなる群から選択された1種以上の素材を含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の二次電池。
  14. 前記内層は、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、天然素材、ガラス繊維、セラミック繊維、及び金属繊維からなる群から選択された1種以上の素材を含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の二次電池。
  15. 前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びフッ化ポリビニリデン(PVDF)からなる群から選択された1種以上の素材を含み、
    前記フッ素系樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン、及びポリフッ化ビニリデンからなる群から選択された1種以上の素材を含み、
    前記天然素材は、コットン及びウールからなる群から選択された1種以上の素材を含む、請求項14に記載の二次電池。
  16. 前記内層と前記電極リードの一面との間に前記外層の一部が位置する形態である、請求項1~15のいずれか一項に記載の二次電池。
  17. 前記電池ケースは、上部ケース及び下部ケースを含み、
    前記上部ケースの上部シーリング部と前記下部ケースの下部シーリング部とが互いに接合し、
    前記リードフィルムは、前記上部シーリング部と前記下部シーリング部との間に位置する、請求項1~16のいずれか一項に記載の二次電池。
  18. 前記電極リードの突出方向について、前記リードフィルムが、前記上部シーリング部及び前記下部シーリング部よりも長く形成されて、前記電池ケースの内部と外側のそれぞれで前記リードフィルムが露出される、請求項17に記載の二次電池。
  19. 前記リードフィルムが前記電池ケースの外側から露出される面積が、前記リードフィルムが前記電池ケースの内側から露出される面積と同一である、請求項18に記載の二次電池。
  20. 前記リードフィルムが前記電池ケースの外側から露出される面積が、前記リードフィルムが前記電池ケースの内側から露出される面積よりも大きい、請求項18に記載の二次電池。
  21. 前記外層は、前記上部シーリング部と前記電極リードとの間に位置した上部外層及び前記下部シーリング部と前記電極リードとの間に位置した下部外層を含む、請求項17~20のいずれか一項に記載の二次電池。
  22. 前記内層は、前記上部外層によって取り囲まれた上部内層及び前記下部外層によって取り囲まれた下部内層を含む、請求項21に記載の二次電池。
  23. 前記上部外層は、第1上部外層及び第2上部外層を含み、
    前記上部内層は、前記第1上部外層及び前記第2上部外層の間に位置する、請求項22に記載の二次電池。
  24. 前記下部外層は、第1下部外層及び第2下部外層を含み、
    前記下部内層は、前記第1下部外層及び前記第2下部外層の間に位置する、請求項22または23に記載の二次電池。
  25. 前記内層は、前記電極リードの一面に接触される形態である、請求項1~20のいずれか一項に記載の二次電池。
  26. 請求項1~25のいずれか一項に記載の二次電池を含む、電池モジュール。
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