JP2023524083A - 殺虫剤の組み合わせ - Google Patents

Abstract

新しい殺虫剤の組み合わせ、組成物、及びそれらを使用する方法が提供される。本発明は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、の組み合わせを対象とする。本発明は、昆虫を制御するための当該組み合わせ及び組成物の使用についても記載する。本明細書では、ＣＲＩＰをコードする遺伝子、ＣＲＩＰとＩＡとを含む組成物及び組み合わせ、並びにそれらを使用する害虫の制御に有用な方法を記載する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０２０年５月１日に出願された米国仮出願第６３／０１９，２１９号の利益及び優先権を主張するものであり、その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される。

配列表
本出願は、２０２１年４月２８日１０：０７ＰＭに作成され、本明細書とともに電子的に出願された「２２５３１２－４９１４５２＿ＳＴ２５．ｔｘｔ」（１．４１ＭＢ）と題された配列表は、その全体が参照により援用される。

害虫の制御及び／又は根絶のための、システインリッチ殺虫タンパク質（ＣＲＩＰ）、及び殺虫剤（ＩＡ）、例えば、化学物質、分子、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、毒素、有毒物質、毒、殺虫剤、農薬、有機化合物、無機化合物、原核生物又は真核生物（及び当該原核生物又は真核生物から生成される物質）の新しい殺虫剤の組み合わせが記載及び主張される。

多数の昆虫は、疾患の媒介生物（ｖｅｃｔｏｒ）である。Ａｎｏｐｈｅｌｅｓ属の蚊は、ジカウイルス、チクングニアウイルス、及びＴｒｙｐａｎｏｓｏｍａ属の原虫によって引き起こされる疾患であるマラリアの主な媒介生物である。Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉは、黄熱病及びデング熱を引き起こすウイルスの主な媒介生物である。様々なタイプの脳炎の病因である他のウイルスもまた、Ａｅｄｅｓ ｓｐｐ．の蚊によって運ばれる。フィラリア症を引き起こす寄生性回虫であるＷｕｃｈｅｒｅｒｉａ ｂａｎｃｒｏｆｔｉ及びＢｒｕｇｉａ ｍａｌａｙｉは、通常、Ｃｕｌｅｘ、Ｍａｎｓｏｎｉａ、及びＡｎｏｐｈｅｌｅｓ属の蚊によって広がる。

ホースフライ及びディアフライは、野兎病（Ｐａｓｔｅｕｒｅｌｌａ ｔｕｌａｒｅｎｓｉｓ）及び炭疽菌（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ａｎｔｈｒａｃｉｓ）の細菌病原体、並びに熱帯アフリカでロア症を引き起こす寄生性回虫（Ｌｏａ ｌｏａ）を伝播する可能性がある。

Ｈｉｐｐｅｌａｔｅｓ属のＥｙｅ ｇｎａｔｓは、イチゴ腫（Ｔｒｅｐｏｎｅｍａ ｐｅｒｔｅｎｕｅ）を引き起こすスピロヘータ病原体を運ぶことができ、結膜炎（はやり目）も広げる可能性がある。Ｇｌｏｓｓｉｎａ属のツェツェバエは、アフリカ睡眠病を引き起こす原虫病原体（Ｔｒｙｐａｎｏｓｏｍａ ｇａｍｂｉｅｎｓｅ及びＴ．ｒｈｏｄｅｓｉｅｎｓｅ）を伝染させる。Ｐｈｌｅｂｏｔｏｍｕｓ属のサンドフライは、南アメリカでカリオン病（オロヨ熱（Ｏｒｏｙｏ ｆｅｖｅｒ））を引き起こす細菌（Ｂａｒｔｏｎｅｌｌａ ｂａｃｉｌｌｉｆｏｒｍｉｓ）の媒介生物である。アジア及び北アフリカの一部では、それらは、スナバエ熱（パパタチ熱）を引き起こすウイルス病原体、並びにリーシュマニア症を引き起こす原虫病原体（Ｌｅｉｓｈｍａｎｉａ ｓｐｐ．）を伝播する。

したがって、食料のために我々が依存する作物を保存し、ヒト及び動物の健康を保護するために、効果的な殺虫剤処理が必要である。

本明細書では、殺虫剤（ＩＡ）及びシステインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）の組み合わせを記載する。ＩＡは、１つ以上の化学物質、分子、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、毒素、毒性物質、毒、殺虫剤、農薬、有機化合物、無機化合物、原核生物及び／若しくはそれ由来の産物（例えば、細菌毒素）、又は真核生物、及び／若しくはそれ由来の産物（例えば、真菌毒素）である。ＩＡを組み合わせて、単離に使用する任意のＩＡの相加効果よりも大きい殺虫効果を提供することができる。

ＣＲＩＰは、一部の実施形態では、ジスルフィド結合を形成することができるシステイン残基を有するペプチド、ポリペプチド、及び／又はタンパク質であり、これらのジスルフィド結合は、多種多様な無関係なタンパク質ファミリーで観察される足場モチーフを生成する。ＣＲＩＰファミリーに含まれるペプチドの例は、インヒビターシスチンノット（ＩＣＫ）ペプチドである。ＩＣＫペプチドには、殺虫活性を有する多くの分子が含まれる。このようなＩＣＫペプチドは、多くの場合、天然に存在する生物学的標的種（通常、ある種の昆虫又はクモ類）に対して毒性がある。多くの場合、ＩＣＫペプチドは、サソリ又はクモの毒液などの節足動物起源を有し得る。

本明細書では、ＩＡ及びＣＲＩＰの新規の殺虫剤の組み合わせを記載する。例えば、本発明は、とりわけ、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含む殺虫効果のある組み合わせ、及びそれらを使用して、食料のために我々が依存する作物を保存し、ヒト及び動物の健康を保護する方法を記載する。

米国仮出願第６３／０１９，２１９号

本発明は、単独で使用される任意のＩＡ又はＣＲＩＰの相加的な殺虫効果よりも大きい殺虫効果を提供するように、ＣＲＩＰ及びＩＡを組み合わせる方法を記載する。本開示は、殺虫剤耐性昆虫であっても、低用量であっても、昆虫を死滅させ制御するためのＣＲＩＰ及びＩＡの組み合わせを作製及び使用する方法を記載する。理論に拘束されることなく、ＣＲＩＰ及びＩＡに対する我々の理解は、当業者に教示し、植物を保護し、昆虫を制御するための新規の方法、組成物、化合物（タンパク質及びペプチド）、並びに手順を作成することを可能にする。

本開示は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを記載する。

加えて、本開示は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを記載し、ＩＡは、細菌毒素、真菌毒素、レクチン、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物、ホウ素化合物、ウイルス、又はそれらの組み合わせであり、ＣＲＩＰは、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、イソギンチャク毒素、Ａｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ毒素、又はアトラコトキシン（Ａｔｒａｃｏｔｏｘｉｎ）（ＡＣＴＸ）である。

更に、本開示は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と殺虫剤（ＩＡ）とを含む組み合わせを含み、賦形剤を更に含む組成物を記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６株から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを記載する。

更に、本開示は、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを記載し、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、ＴｃａＡ（配列番号６１６）、ＴｃａＢ（配列番号６１７）、ＴｃａＣ（配列番号６１８）、及びＴｃａＺ（配列番号６１９）を含むＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体（Ｔｃａ）であり、ＡＣＴＸペプチドが、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素（配列番号６１）である。

更に、本開示は、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを記載し、ＧＮＡは、配列番号３５に示されるアミノ酸配列を有し、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

更に、本開示は、アザジラクチンと、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを記載し、アザジラクチンが、化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有し、ＡＣＴＸが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

更に、本開示は、ホウ酸化合物と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを記載し、ホウ酸化合物が、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有し、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

更に、本開示は、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ｇｒａｎｕｌｏｖｉｒｕｓ）（ＣｐＧＶ）と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを記載し、ＣｐＧＶが、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス単離菌Ｖ２２ウイルスであり、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

更に、本開示は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを使用して、昆虫を制御する方法を記載し、当該方法が、少なくとも１つのＣＲＩＰ及び少なくとも１つのＩＡの組み合わせを提供することと、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と殺虫剤（ＩＡ）とを含む組み合わせを昆虫の部位に適用することと、を含む。

更に、本開示は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを使用して、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫を制御する方法を記載し、少なくとも１つのＣＲＩＰ及び少なくとも１つのＩＡの組み合わせを提供することと、次いで、当該組み合わせを昆虫の部位に適用することと、を含む。

更に、本開示は、駆除、制御、又は抑制する方法を記載し、農薬有効量の、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と殺虫剤（ＩＡ）とを含む組み合わせを、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に適用することを含む。

（１）Ｂｔｉを伴うＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、（２）Ｂｔｉ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、及び（４）対照（水）を使用した飼料混入アッセイ（ｄｉｅｔ ｉｎｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ａｓｓａｙ）後のＡｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ（蚊）幼虫の２４時間の死亡率を示すグラフを示す。 Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａと組み合わせたＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ毒素（Ｂｔｋ）を用いた葉面噴霧（ｆｏｌｉａｒ ｓｐｒａｙ）アッセイ後の、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種ビートアーミーワーム（ｂｅｅｔ ａｒｍｙｗｏｒｍ）（ヨトウムシ）（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ）の３日間の死亡率を示すグラフを示す。ここで、処理は、（１）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及びＢｔｋ毒素の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）であった。 ＢｔｋとＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）とを組み合わせた葉面噴霧アッセイ後の、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種、ビートアーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ）の３日間の死亡率を示すグラフを示す。ここで、（１）ＡＶＰ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＡＶＰ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）を試験した。ここで試験されたＡＶＰは、ＡＶＰｂであった。 ０、２０、４０、６０、１８０、及び１２６０分後の、模擬Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸内環境であるＨｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ腸抽出物（ＨＧＥ）におけるＷＴ－Ｔａ１ｂ分解を評価するクロマトグラムを示す。ボックスは、主ピーク及び副ピークを示し、したがって、ＷＴ－Ｔａ１ｂの分解を示す。ネストされた挿入図は、クロマトグラムの拡大図／縮小図を示す。ボックスは、タンパク質分解事象を示すピークを強調しており、２つの肩の存在によって証明され、主ピークの右側にあるより小さい「肩」は、部分的なタンパク質分解事象を実証する。 ０、２０、４０、６０、１８０、及び１２６０分後の、模擬Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸内環境であるＨｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ腸抽出物（ＨＧＥ）におけるＴＶＰ－Ｒ９Ｑ分解を評価するクロマトグラムを示す。ボックスは、単一ピークの存在を示し、したがって、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑの安定性を示す。ネストされた挿入図は、クロマトグラムの拡大図／縮小図を示す。ここで、単一の主ピークの存在（ボックスで示されている）は、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑペプチドの安定性を示す。 Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ（コーンイアワーム（ｃｏｒｎ ｅａｒｗｏｒｍ）（オオタバコガ））に対してＷＴ－Ｔａ１ｂ、Ｂｔｋ毒素、及びそれらの組み合わせを試験した場合の落葉アッセイの結果を示すグラフを示す。処理は以下の通りであった：（１）ＷＴ－Ｔａ１ｂ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）。ここで、Ｂｔｋ毒素は、「Ｂｔｋ」として示されている。 Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ（コーンイアワーム）に対してＴＶＰ－Ｒ９Ｑ、Ｂｔｋ毒素、及びそれらの組み合わせを試験した場合の落葉アッセイの結果を示すグラフを示す。処理は以下の通りであった：（１）ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）。ここで、Ｂｔｋ毒素は、「Ｂｔｋ」として示されている。 Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ（コーンイアワーム）に対してＷＴ－Ｔａ１ｂ、Ｂｔｋ毒素、及びそれらの組み合わせを試験した場合の死亡率アッセイの結果を示すグラフを示す。処理は以下の通りであった：（１）ＷＴ－Ｔａ１ｂ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）。ここで、Ｂｔｋ毒素は、「Ｂｔｋ」として示されている。 Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ（コーンイアワーム）に対してＴＶＰ－Ｒ９Ｑ、Ｂｔｋ毒素、及びそれらの組み合わせを試験した場合の死亡率アッセイの結果を示すグラフを示す。処理は以下の通りであった：（１）ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）。ここで、Ｂｔｋ毒素は、「Ｂｔｋ」として示されている。 （１）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、（２）Ｂｔｔ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びＢｔｔ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）未処理対照（水）を用いた飼料混入アッセイ後の、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ種ダークリングビートル（ｄａｒｋｌｉｎｇ ｂｅｅｔｌｅ）（ゴミムシダマシ）（Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ）の４日間の死亡率を示すグラフを示す。 （１）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、（２）Ｂｔｔ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びＢｔｔ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）未処理対照（水）を噴霧した場合の、コロラドポテトビートル（Ｃｏｌｏｒａｄｏ ｐｏｔａｔｏ ｂｅｅｔｌｅ）（コロラドハムシ）（Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ）の４日間の死亡率を示すグラフを示す。 以下で処理したコーンイアワームの幼虫における４日目の死亡率を示すグラフを示す：（ａ）水、（ｂ）Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体抽出物単独（４．７５％ ｖ／ｖ）、（ｃ）１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体抽出物（４．７５％ ｗ／ｖ）と１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）。ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である。 （ａ）０ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０％ ｗ／ｖ）と０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、（ｂ）２．５ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０．２５％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、（ｃ）０ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０％ ｗ／ｖ）、５ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）２．５ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０．２５％ ｗ／ｖ）、５ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５％ ｗ／ｖ）による処理後３日目のコーンイアワーム孵化幼虫（ｎｅｏｎａｔｅ）における死亡率を示すグラフを示す。ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である。比例死亡率（ｐｒｏｐｏｒｔｉｏｎａｌ ｍｏｒｔａｌｉｔｙ）とは、実験の過程で死滅した個々の昆虫の割合（すなわち、個体の総数に対する死んだ個体の数）を指す。 （ａ）キチナーゼ ０μＬ／Ｌ（０％ ｗ／ｖ）、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ ０ｍｇ／ｍＬ（０％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）、（ｂ）キチナーゼ １００μＬ／Ｌ（０．０１％ ｗ／ｖ）、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ ０ｍｇ／ｍＬ（０％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）、（ｃ）キチナーゼ ０μＬ／Ｌ（０％ ｗ／ｖ）、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ ５ｍｇ／ｍＬ（０．５％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）キチナーゼ １００μＬ／Ｌ（０．０１％ ｗ／ｖ）、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ ５ｍｇ／ｍＬ（０．５％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）による処理後３日目のフォールアーミーワーム（Ｆａｌｌ ａｒｍｙｗｏｒｍ）（ツマジロクサヨトウ）（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ）幼虫の死亡率を示すグラフを示す。ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である。 昆虫成長制御剤であるアザジラクチンの化学構造を示す。 （ａ）０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０％ ｖ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、（ｂ）８０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０．００８％ ｖ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、（ｃ）０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０％ ｖ／ｖ）、１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）８０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０．００８％ ｖ／ｖ）、１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）による処理後３日目のコーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）の死亡率を示すグラフを示す。ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である。 以下による処理後３日目のレッサーミールワーム（Ｌｅｓｓｅｒ ｍｅａｌｗｏｒｍ）（ガイマイゴミムシダマシ）（Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ）孵化幼虫の死亡率を示すグラフを示す：（ａ）０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０％ ｗ／ｖ）（対照）、（ｂ）０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、２．５ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０．２５％ ｗ／ｖ）、（ｃ）１ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．１％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）１ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．１％ ｗ／ｖ）、２．５ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０．２５％ ｗ／ｖ）。ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である。 以下による処理後７日目のコドリングモス（Ｃｏｄｌｉｎｇ Ｍｏｔｈｓ）（コドリンガ）（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）孵化幼虫における死亡率を示すグラフを示す：（ａ）０ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、（ｂ）１．２ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素（０．１２％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、（ｃ）０ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）１．２ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素（０．１２％ ｗ／ｖ）、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）。ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である。 （ａ）０μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、（ｂ）５８．５μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０．００５８５％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、（ｃ）０μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０％ ｗ／ｖ）、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）５８．５μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０．００５８５％ ｗ／ｖ）、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）（ここで、％ ｗ／ｖは、組成物の総体積のパーセントｗ／ｖであり、残りは水である）による処理後２日目の孵化幼虫コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）における死亡率を示すグラフを示す。 ＮｏｖａｌｕｒｏｎとＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの飼料混入アッセイの結果を示し、３日後のコーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）における死亡率を評価するグラフを示す。ここに示されるように、コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）飼料混入アッセイにおいて、ＮｏｖａｌｕｒｏｎとＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた場合、相加効果よりも大きい効果を示す証拠はなかった。ここで、「Ｕ＋２」は、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを指す。Ｎｏｖａｌｕｒｏｎの濃度は以下の通りであった：（ａ）８０μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０．００８％ ｗ／ｖ）、（ｂ）８μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０．０００８％ ｗ／ｖ）、（ｃ）０．８μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０．００００８％ ｗ／ｖ）、及び（ｄ）０μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０％ ｗ／ｖ）。１０ｐｐｔのスピア（Ｓｐｅａｒ）は、１ｍｇ／ｍＬ（１％ ｗ／ｖ）のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａに対応する。 ナノ粒子及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの飼料混入アッセイの結果を示し、３日後のコーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）における死亡率を評価するグラフを示す。ここに示されるように、コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）飼料混入アッセイにおいて、ナノ粒子とＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた場合、相加効果よりも大きい効果を示す証拠はなかった。ここで、「スピア（Ｓｐｅａｒ）」は、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを指す。ナノ粒子の濃度は以下の通りであった：（ａ）５０ｎｍのアミノ化シリカ（２７００ｐｐｍ）、（ｂ）５０ｎｍのシリカ（２５７５ｐｐｍ）、（ｃ）２０ｎｍのシリカ（１１７７ｐｐｍ）、及び（ｄ）１０ｎｍのシリカ（１２５００ｐｐｍ）。ここで、「Ｕ＋２」は、５ｐｐｔのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、すなわち、０．５ｍｇ／ｍＬ（組成物の総体積の０．５％ ｗ／ｖ）のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａに対応する。比例死亡率＝死んだ昆虫の数を昆虫の総数で割ったもの。「ＵＴＣ」とは、未処理対照（水）を意味する。 ３日後のコーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）に対する、クライオライト及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの飼料混入アッセイの死亡率用量応答を示すグラフを示す。ここに示されるように、コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）飼料混入アッセイにおいて、クライオライトとＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた場合、相加効果よりも大きい効果を示す証拠はなかった。ここで、「Ｕ＋２」は、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを指す。ナノ粒子の濃度は以下の通りであった：（ａ）１００００ｐｐｍ、（ｂ）２０００ｐｐｍ、（ｃ）４００ｐｐｍ、及び（ｄ）０ｐｐｍ。ここで、１０ｐｐｔの「Ｕ＋２」（すなわち、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）は、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの１ｍｇ／ｍＬ（組成物の総体積の１％ ｗ／ｖ）に対応する。比例死亡率＝死んだ昆虫の数を昆虫の総数で割ったもの。

定義
「５’末端」及び「３’末端」は、方向性、すなわち、ヌクレオチドポリマー（例えば、ＤＮＡ）の末端から末端への配向を指す。ポリヌクレオチドの５’末端は、５位炭素を有するポリヌクレオチドの末端である。

「５’及び３’ホモロジーアーム」又は「５’及び３’アーム」又は「左右のアーム」は、宿主生物の染色体遺伝子座の遺伝子修飾を成功させるために、宿主生物における目的の標的ゲノム配列及び／又は内因性遺伝子と相同に組換える、ベクター及び／又は標的化ベクター中のポリヌクレオチド配列を指す。

「Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ」又は「γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ」又は「ガンマ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ」又は「ガンマ」は、ブラジル武装グモＰｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｎｉｇｒｉｖｅｎｔｅｒに由来する殺虫ニューロトキシンを指す。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａは、Ｎ－メチル－Ｄ－アスパラギン酸（ＮＭＤＡ）サブタイプのイオンチャネル型グルタミン酸受容体（ＧＲＩＮ）、及びナトリウムチャネルを標的とする。

「ω／κ－ＨＸＴＸ－Ｈｖ１ａ」又は「オメガ／カッパ－ＨＸＴＸ－Ｈｖ１ａ」は、オーストラリアブルーマウンテンファネルウェブスパイダー（Ａｕｓｔｒａｌｉａｎ Ｂｌｕｅ Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｆｕｎｎｅｌ－ｗｅｂ Ｓｐｉｄｅｒ）Ｈａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａに由来する殺虫毒素を指す。ω／κ－ＨＸＴＸ－Ｈｖ１ａは、ＡＣＴＸペプチドの一種、すなわち、Ａｔｒａｃｉｎａｅ科に属するクモから単離された殺虫ＩＣＫペプチドのファミリーである。ω／κ－ＨＸＴＸ－Ｈｖ１ａは、ニコチン性アセチルコリン受容体の正のアロステリック調節因子であり、また、昆虫電位依存性Ｃａ^２＋チャネル及び電位依存性Ｋ^＋チャネルに対する二重アンタゴニストであり得る。Ｃｈａｍｂｅｒｓ ｅｔ ａｌ．，Ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｓｐｉｄｅｒ ｔｏｘｉｎｓ ａｒｅ ｈｉｇｈ ａｆｆｉｎｉｔｙ ｐｏｓｉｔｉｖｅ ａｌｌｏｓｔｅｒｉｃ ｍｏｄｕｌａｔｏｒｓ ｏｆ ｔｈｅ ｎｉｃｏｔｉｎｉｃ ａｃｅｔｙｌｃｈｏｌｉｎｅ ｒｅｃｅｐｔｏｒ．ＦＥＢＳ Ｌｅｔｔ．２０１９ Ｊｕｎ；５９３（１２）：１３３６－１３５０、及びＷｉｎｄｌｅｙ ｅｔ ａｌ．，Ｌｅｔｈａｌ ｅｆｆｅｃｔｓ ｏｆ ａｎ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｓｐｉｄｅｒ ｖｅｎｏｍ ｐｅｐｔｉｄｅ ｉｎｖｏｌｖｅ ｐｏｓｉｔｉｖｅ ａｌｌｏｓｔｅｒｉｃ ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ ｏｆ ｉｎｓｅｃｔ ｎｉｃｏｔｉｎｉｃ ａｃｅｔｙｌｃｈｏｌｉｎｅ ｒｅｃｅｐｔｏｒｓ．Ｎｅｕｒｏｐｈａｒｍａｃｏｌｏｇｙ．２０１７ Ｄｅｃ；１２７：２２４－２４２を参照されたい（これらの開示は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。

「ＡＣＴＸ」又は「ＡＣＴＸペプチド」又は「アトラコトキシン」は、Ａｔｒａｃｉｎａｅ科に属するクモから単離された殺虫ＩＣＫペプチドのファミリーを指す。そのようなクモの１つは、オーストラリアブルーマウンテンファネルウェブスパイダー（Ａｕｓｔｒａｌｉａｎ Ｂｌｕｅ Ｍｏｕｎｔａｉｎｓ Ｆｕｎｎｅｌ－ｗｅｂ Ｓｐｉｄｅｒ）として知られており、これはＨａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａという学名を有する。この種由来のＡＣＴＸペプチドの２つの例は、オメガ及びＵペプチドである。

「ＡＤＮ１プロモーター」は、Ｓｃｈｉｚｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｐｏｍｂｅ接着欠陥タンパク質１遺伝子に由来するプロモーター配列からなるＤＮＡセグメントを指す。

「アルファ－ＭＦシグナル」又は「αＭＦ分泌シグナル」は、新生組換えポリペプチドを分泌経路に導くタンパク質を指す。

「農業的に許容される担体」は、農薬製剤技術において通常使用される全てのアジュバント、不活性成分、分散剤、界面活性剤、粘着剤、結合剤などを包含し、これらは、農薬製剤の当業者によく知られている。

「農業的に許容される塩」は、本明細書で「薬学的に許容される塩」という用語と同義的に使用される。

「アグロインフェクション」とは、Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉａ ｔｕｍｅｆａｃｉｅｎｓ又はＡｇｒｏｂａｃｔｅｒｉａ ｒｈｉｚｏｇｅｎｅｓを使用することによって、ＤＮＡが植物細胞に導入される植物形質転換方法を意味する。

「整列」は、２つ以上の配列（例えば、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、アミノ酸、ペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質配列）の互いの関係を決定する目的で比較する方法を指す。整列は、典型的には、様々なアルゴリズムを適用するコンピュータプログラムによって実行されるが、しかしながら、手動で整列を実行することも可能である。整列プログラムは、典型的には、配列の潜在的な整列を反復し、置換テーブルを使用して整列をスコアリングし、様々な戦略を用いて、潜在的な最適整列スコアに到達する。一般に使用される整列アルゴリズムとしては、ＣＬＵＳＴＡＬＷ（Ｔｈｏｍｐｓｏｎ Ｊ．Ｄ．，Ｈｉｇｇｉｎｓ Ｄ．Ｇ．，Ｇｉｂｓｏｎ Ｔ．Ｊ．，ＣＬＵＳＴＡＬ Ｗ：ｉｍｐｒｏｖｉｎｇ ｔｈｅ ｓｅｎｓｉｔｉｖｉｔｙ ｏｆ ｐｒｏｇｒｅｓｓｉｖｅ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ｓｅｑｕｅｎｃｅ ａｌｉｇｎｍｅｎｔ ｔｈｒｏｕｇｈ ｓｅｑｕｅｎｃｅ ｗｅｉｇｈｔｉｎｇ，ｐｏｓｉｔｉｏｎ－ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｇａｐ ｐｅｎａｌｔｉｅｓ ａｎｄ ｗｅｉｇｈｔ ｍａｔｒｉｘ ｃｈｏｉｃｅ，Ｎｕｃｌｅｉｃ Ａｃｉｄｓ Ｒｅｓｅａｒｃｈ ２２：４６７３－４６８０，１９９４を参照）、ＣＬＵＳＴＡＬＶ（Ｌａｒｋｉｎ Ｍ．Ａ．，ｅｔ ａｌ．，ＣＬＵＳＴＡＬＷ２，ＣｌｕｓｔａｌＷ ａｎｄ ＣｌｕｓｔａｌＸ ｖｅｒｓｉｏｎ ２，Ｂｉｏｉｎｆｏｒｍａｔｉｃｓ ２３（２１）：２９４７－２９４８，２００７を参照）、Ｍａｆｆｔ、Ｋａｌｉｇｎ、ＰｒｏｂＣｏｎｓ、及びＴ－Ｃｏｆｆｅｅ（Ｎｏｔｒｅｄａｍｅ ｅｔ ａｌ．，Ｔ－Ｃｏｆｆｅｅ：Ａ ｎｏｖｅｌ ｍｅｔｈｏｄ ｆｏｒ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ｓｅｑｕｅｎｃｅ ａｌｉｇｎｍｅｎｔｓ，Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｂｉｏｌｏｇｙ ３０２：２０５－２１７，２０００を参照）が挙げられるが、これらに限定されない。前述のアルゴリズムのうちの１つ以上を実装する例示的なプログラムとしては、ＤＮＡＳｔａｒからのＭｅｇＡｌｉｇｎ（ＤＮＡＳｔａｒ，Ｉｎｃ．３８０１ Ｒｅｇｅｎｔ Ｓｔ．Ｍａｄｉｓｏｎ，Ｗｉｓ．５３７０５）、ＭＵＳＣＬＥ、Ｔ－Ｃｏｆｆｅｅ、ＣＬＵＳＴＡＬＸ、ＣＬＵＳＴＡＬＶ、ＪａｌＶｉｅｗ、Ｐｈｙｌｉｐ、及びＡｃｃｅｌｒｙｓからのＤｉｓｃｏｖｅｒｙ Ｓｔｕｄｉｏ（Ａｃｃｅｌｒｙｓ，Ｉｎｃ．，１０１８８ Ｔｅｌｅｓｉｓ Ｃｔ，Ｓｕｉｔｅ １００，Ｓａｎ Ｄｉｅｇｏ，Ｃａｌｉｆ．９２１２１）が含まれるが、これらに限定されない。一部の実施形態では、整列は、２つの配列間の類似性を最大化するために、比較される配列の一方又は両方に「位相シフト」及び／又は「ギャップ」を導入することになり、スコアリングは、整列した配列の関連性を定量的に発現するプロセスを指す。

「アルファ－ＭＦシグナル」又は「αＭＦ分泌シグナル」は、新生組換えポリペプチドを分泌経路に導くタンパク質を指す。

「クモ類」は、節足動物のクラスを指す。例えば、一部の実施形態では、クモ類は、クモ、サソリ、マダニ、ダニ、ザトウムシ、又はヒヨケムシを意味することができる。

「Ａｖ２」又は「ＡＴＸ－ＩＩ」又は「ニューロトキシン２」又は「Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ毒素２」又は「δ－ＡＩＴＸ－Ａｖｄ１ｃ」は、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｓｕｌｃａｔａの毒液から単離された毒素を指す。Ａｖ２ポリペプチドの一例は、配列番号５８８のアミノ酸配列を有するポリペプチドである。

「Ａｖ３」は、電位依存性ナトリウムチャネルのαサブユニットＩＩＩ上の受容体部位３を標的にすることができる、イソギンチャクＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓから単離されたポリペプチドを指す。Ａｖ３ポリペプチドの一例は、配列番号４４のアミノ酸配列を有するＡｖ３ポリペプチド（ＮＣＢＩ受託番号Ｐ０１５３５．１）である。

「ＡＶＰ」又は「Ａｖ３バリアントポリペプチド」とは、天然に存在しないポリペプチド及び／又はポリヌクレオチド配列を産生するように改変されたバリアントＡｖ３ポリヌクレオチド配列によってコードされるＡｖ３ポリペプチド配列及び／又はポリペプチドを指す。

「ＢＡＡＳ」は、オオムギアルファアミラーゼシグナルペプチドを意味し、ＥＲＳＰの一例である。ＢＡＡＳの一例は、配列番号３７のアミノ酸配列を有するＢＡＡＳ（ＮＣＢＩ受託番号ＡＡＡ３２９２５．１）である。

「バイオマス」は、任意の測定された植物性産物を指す。

「バイナリベクター」又は「バイナリ発現ベクター」とは、Ｅ．ｃｏｌｉ株及びアグロバクテリウム株の両方でそれ自体を複製することができる発現ベクターを意味する。また、ベクターは、アグロバクテリウムによってコピーされ、植物細胞内に送達されるように、病原性遺伝子によって認識される、左右の境界配列によって括弧付けされたＤＮＡ（しばしばｔ－ＤＮＡと称される）の領域を含有する。

「ｂｐ」又は「塩基対」は、互いに結合した２つの化学塩基を含む分子を指す。例えば、ＤＮＡ分子は、２つの螺旋状の鎖からなり、各鎖は、交互のデオキシリボース及びリン酸基から作られた骨格を有する。各デオキシリボースには、４つの塩基、すなわち、アデニン（Ａ）、シトシン（Ｃ）、グアニン（Ｇ）、又はチミン（Ｔ）のうちの１つが結合し、アデニンは、チミンと塩基対を形成し、シトシンは、グアニンと塩基対を形成する。

「Ｂｔ毒素」とは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）－グラム陽性胞子形成細菌、例えば、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）によって産生される発酵固形物、胞子、及び毒素を指す。胞子形成中、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓは、殺虫作用を有するδ－エンドトキシンと呼ばれる結晶タンパク質（すなわち、タンパク質性封入体）を産生する。一部の実施形態では、Ｂｔ毒素は、結晶（Ｃｒｙ）タンパク質、細胞溶解性（Ｃｙｔ）タンパク質、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐｓ）、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓによって産生される他の毒素であり得る。

「Ｂｔ耐性の」又は「Ｂｔ耐性」又は「Ｂｔ耐性昆虫」又は「Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫」は、害虫種に対して使用された場合に予想されるレベルの制御を達成するための産物（例えば、Ｂｔ）の度重なる失敗を反映する、害虫集団の感受性の遺伝的変化を指す。

「Ｃ末端」は、ポリペプチドの末端に位置する遊離カルボキシル基（すなわち、－ＣＯＯＨ）を指す。

「ｃＤＮＡ」又は「コピーＤＮＡ」又は「相補的ＤＮＡ」は、ＲＮＡの分子に相補的である分子を指す。一部の実施形態では、ｃＤＮＡは、一本鎖又は二本鎖のいずれかであり得る。一部の実施形態では、ｃＤＮＡは、逆転写酵素によって触媒される反応において一本鎖ＲＮＡ鋳型から合成された二本鎖ＤＮＡであり得る。更に他の実施形態では、「ｃＤＮＡ」とは、天然の成熟ｍＲＮＡ種において見出される配列要素の配置を共有する全ての核酸を指し、配列要素は、エキソン並びに３’及び５’非コード領域である。通常、ｍＲＮＡ種は、連続したエキソンを有し、介在するイントロンは、タンパク質をコードする連続したオープンリーディングフレームを生成するために、核内ＲＮＡスプライシングによって除去される。一部の実施形態では、「ｃＤＮＡ」は、ｍＲＮＡ鋳型に相補的であり、それに由来するＤＮＡを指す。

「ＣＥＷ」は、コーンイアワーム（Ｃｏｒｎ ｅａｒｗｏｒｍ）（オオタバコガ）を指す。

「切断可能なリンカー」については、リンカーを参照されたい。

「クローニング」とは、ある供給源からのＤＮＡセグメント（例えば、通常は目的の遺伝子、例えば、ｔｖｐ）の挿入、及びそれを別の供給源からのＤＮＡセグメント（例えば、通常はベクター、例えば、プラスミド）と組換えて、通常は組換えＤＮＡを細菌若しくは酵母宿主に形質転換することによって、組換えられたＤＮＡ、又は「組換えＤＮＡ」を複製するように指示することに関するプロセス及び／又は方法を指す。

「キメラ遺伝子」とは、１つ以上のコード配列の一部に由来する遺伝子をコードして、新しい遺伝子を産生するＤＮＡ配列を意味する。

「コード配列」又は「ＣＤＳ」は、適切な調節配列の制御下に置かれ、かつ必要な転写及び／又は翻訳分子因子の存在下に置かれた場合に、転写（例えば、ＤＮＡの場合）又は翻訳（例えば、ｍＲＮＡの場合）されてペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質になり得る、ポリヌクレオチド又は核酸配列を指す。コード配列の境界は、５’（アミノ）末端の翻訳開始コドン及び３’（カルボキシ）末端の翻訳終止コドンによって決定される。転写終結配列は、通常、コード配列の３’側に位置するであろう。一部の実施形態では、コード配列は、非翻訳領域によって５’末端及び／又は３’末端に隣接され得る。一部の実施形態では、コード配列を使用して、ペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質産物を産生することができる。一部の実施形態では、コード配列は、別のコード配列又は局在化シグナル（例えば、核局在化シグナル）に融合されても、融合されなくてもよい。一部の実施形態では、コード配列は、ベクター又は発現構築物にクローニングされてもよく、ゲノムに組み込まれてもよく、又はＤＮＡ断片として存在してもよい。

「コドン最適化」は、１つ以上の内因性、天然、及び／又は野生型コドンが、最終的には依然として同じアミノ酸をコードするが、対応する宿主において好ましいコドンで置き換えられる遺伝子の産生を指す。

「組み合わせ」とは、２つ以上のアイテムの間の任意の関連付けを指す。関連付けは、空間的、時間的であり得、かつ／又は共通の目的のための２つ以上のアイテムの使用を指すことができる。例えば、組み合わせは、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせ、及び（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）、の任意の時空間的会合、混合物、又は順列であり得、（１）及び（２）は、害虫である昆虫が、死ぬ、その動きを停止若しくは遅延させる、摂食を停止若しくは遅延させる、その成長を停止若しくは遅延させる、混乱する（例えば、ナビゲーション、食べ物の位置決定、睡眠行動、及び／若しくは交配に関して）、蛹化に失敗する、繁殖を妨げる、かつ／又は昆虫が子孫を産むことを妨げる、かつ／若しくは昆虫が稔性の子孫を産むことを妨げるように、害虫である昆虫を制御又は駆除するという共通の目的のために使用される。

文脈が別途明確でない限り、「組み合わせ」という用語は、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせを、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）とともに、任意の順序で、同時に、別々に、又は順次投与することを含み得る。

一部の実施形態では、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせ、及び（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）は、害虫、又は害虫が曝露される部位、又は害虫から保護される部位（例えば、植物）が、（１）及び（２）の両方への同時曝露で処理される場合は、「組み合わせ」として、又は「組み合わせで」投与されると見なされることが理解されるであろう。一部の実施形態では、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせ、及び（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）の各々は、順次投与され得るか、又は異なるスケジュールに従って投与され得、異なる薬剤の個々の用量は、同時に、又は同じ組成物で投与される必要はない。むしろ、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）との両方が、依然として農薬的に有効である（すなわち、殺虫活性を有する）限り、それらは、「組み合わせて」投与されると見なされる。

一部の実施形態では、「組み合わせ」は、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせを、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、同時に投与することを指す。

一部の実施形態では、「組み合わせ」は、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせを、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、別個に投与することを指す。

更に他の実施形態では、「組み合わせ」は、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはそれらの薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはそれらの薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせを、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、任意の順序で連続投与することを指す。

本発明の一部の実施形態では、すなわち、組み合わせの投与が順次又は別々である場合、第２の成分を投与する際の遅延は、全体的な組み合わせ（すなわち、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）との組み合わせ）の有益な効果を失うようであってはならない。２つ以上の成分の組み合わせが別々に又は順次投与される場合、各成分の投薬レジメンは、他の成分とは異なり、他の成分とは無関係であり得ることが理解されるであろう。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせは、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と同じ日に投与され得る。他の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ若しくはそれらの薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはそれらの薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせは、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と同じ週に、又は同じ月に投与され得る。

一部の実施形態では、組み合わせは、「混合物」であり得る。本明細書で使用される場合、「混合物」は、２つ以上の薬剤の組み合わせを指し、例えば、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせが、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、互いに物理的及び／又は化学的に接触している。

「相補的」とは、当業者に理解されるように、２つのポリヌクレオチドの相互作用表面のトポロジー的な適合性又は互いの一致を指す。したがって、２つの配列は、互いにハイブリダイズして、安定した逆平行二本鎖核酸構造を形成することができる場合、互いに「相補的である」。第１のポリヌクレオチドのヌクレオチド配列が、第２のポリヌクレオチドのポリヌクレオチド結合パートナーのヌクレオチド配列と実質的に同一である場合、又は第１のポリヌクレオチドが、厳密なハイブリダイズ条件下で第２のポリヌクレオチドにハイブリダイズすることができる場合、第１のポリヌクレオチドは、第２のポリヌクレオチドに相補的である。したがって、配列が５’－ＴＡＴＡＣ－３’であるポリヌクレオチドは、配列が５’－ＧＴＡＴＡ－３’であるポリヌクレオチドに相補的である。

「条件培地」とは、細胞によって使用され、かつ細胞由来物質が濃縮されているが細胞を含まない、細胞培養培地を意味する。

「イモガイ（ｃｏｎｅ ｓｈｅｌｌ）」又は「コーンスネイル（ｃｏｎｅ ｓｎａｉｌ）」又は「コーン（ｃｏｎｅ）」は、捕食性海洋腹足類のイモガイ属に属する生物を指す。例えば、一部の実施形態では、イモガイは、以下の種のうちの１つであり得る：Ｃｏｎｕｓ ａｍａｄｉｓ、Ｃｏｎｕｓ ｃａｔｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｅｒｍｉｎｅｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｇｅｏｇｒａｐｈｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｇｌｏｒｉａｍａｒｉｓ、Ｃｏｎｕｓ ｋｉｎｏｓｈｉｔａｉ、Ｃｏｎｕｓ ｍａｇｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｍａｒｍｏｒｅｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｐｕｒｐｕｒａｓｃｅｎｓ、Ｃｏｎｕｓ ｓｔｅｒｃｕｓｍｕｓｃａｒｕｍ、Ｃｏｎｕｓ ｓｔｒｉａｔｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｔｅｘｔｉｌｅ、又はＣｏｎｕｓ ｔｕｌｉｐａ。

「コノトキシン」は、イモガイから単離された毒素を指し、ニューロンのコミュニケーションを妨げることによって作用する。例えば、一部の実施形態では、コノトキシンは、α－、ω－、μ－、δ－、又はκ－コノトキシンであり得る。簡潔に、α－コノトキシン（及びαＡ－及びφ－コノトキシン）は、ニコチン性リガンド依存性チャネルを標的とし、ω－コノトキシンは、電位依存性カルシウムチャネルを標的とし、μ－コノトキシンは、電位依存性ナトリウムチャネルを標的とし、δ－コノトキシンは、電位依存性ナトリウムチャネルを標的とし、κ－コノトキシンは、電位依存性カリウムチャネルを標的とする。

「コピー数」は、宿主細胞内にいつでも存在する、ベクター、発現カセット、増幅ユニット、遺伝子、又は実際には任意の定義されたヌクレオチド配列の同一のコピーの数を指す。例えば、一部の実施形態では、遺伝子又は別の定義された染色体ヌクレオチド配列は、染色体上に１つ、２つ、又はそれ以上のコピーで存在することができる。自律複製ベクターは、１つの宿主細胞当たり１つ又は数百のコピーで存在することができる。

「ＣＲＩＰ」は、システインリッチ殺虫ペプチドを指す。ＣＲＩＰは、システイン残基に富むペプチドであり、一部の実施形態では、かかるシステイン残基間にジスルフィド結合を形成するように動作可能である。一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、少なくとも１０のアミノ酸を有するタンパク質又はペプチドのうち、少なくとも４つ、時には６つ、時には８つのシステインアミノ酸を含有し、システインは、２つ、３つ、又は４つのジスルフィド結合を形成する。一部の実施形態では、ジスルフィド結合は、殺虫ペプチドのフォールディング、三次元構造、及び活性に寄与する。システイン－システインジスルフィド結合、及びそれらが形成する三次元構造は、これらの殺虫ペプチドの殺虫性質において重要な役割を果たす。一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、インヒビターシスチンノット（ＩＣＫ）モチーフを含んでいても、含んでいなくてもよい。例えば、一部の実施形態では、ＩＣＫモチーフを有するＣＲＩＰは、クモ由来のＡＣＴＸペプチドであってもよく、他の実施形態では、ＩＣＫモチーフを有しないＣＲＩＰ、すなわち、非ＩＣＫ ＣＲＩＰは、イソギンチャクから単離されたＡｖ２及びＡｖ３のようなペプチドであってもよい。非ＩＣＫ ＣＲＩＰは、２～４個のジスルフィド結合を形成する４～８個のシステインを有することができる。これらのシステイン－システインジスルフィド結合が安定化された毒性ペプチド（ＣＲＩＰ）は、環境に曝露された場合、顕著な安定性を有することができる。多くのＣＲＩＰは、クモ、サソリ、ヘビ、及び海貝、及びイソギンチャクなどの有毒動物から単離されており、それらは、昆虫に対して毒性がある。

「ＣＲＩＰ構築物」は、動作可能に連結されたポリペプチドセグメント（例えば、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質）のペプチド、ポリペプチド、及び／又はモチーフの三次元配置／配向を指す。例えば、ＣＲＩＰ発現ＯＲＦは、ＣＲＩＰ、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）、リンカーペプチド（Ｌ）、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）、又はそれらの任意の組み合わせのうちの１つ以上を含み得る。本明細書で使用される場合、「ＣＲＩＰ構築物」という用語は、構造モチーフの指定及び／又は配向を説明するために使用される。言い換えれば、ＣＲＩＰ構築物は、所与のＣＲＩＰ発現ＯＲＦ内に含まれる構成要素又はモチーフの配置及び配向を記載する。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ構築物は、限定されないが、以下のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質のうちの１つの配向を記載する：ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＳＴＡ）_Ｎ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－Ｌ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ－Ｌ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－Ｌ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－Ｌ）_Ｎ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－Ｌ－ＳＴＡ）_Ｎ、又はＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ－Ｌ）_Ｎ（ここで、Ｎは、１～２００の範囲の整数である）。また、「構造モチーフ」も参照されたい。

「ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラム」は、ダイアグラム又は式形式で記載される１つ以上のＣＲＩＰ ＯＲＦの組成物を指す。例えば、「ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラム」は、ＯＲＦ内に含まれるＤＮＡセグメントに対する頭文字又は略称（ｓｈｏｒｔ－ｈａｎｄ ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）を使用して記載され得る。したがって、一実施例では、「ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラム」は、ＤＮＡセグメントを「ｅｒｓｐ」（すなわち、ＥＲＳＰポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「リンカー」又は「Ｌ」（すなわち、ＬＩＮＫＥＲポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「ｓｔａ」（すなわち、ＳＴＡポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、及び「ｃｒｉｐ」（すなわち、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチド配列）として、式形式で図示することによって、ＥＲＳＰ、Ｌ、ＳＴＡ、及びＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドセグメントを記載することができる。ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラムの例は、「ｅｒｓｐ－ｓｔａ－（リンカー_ｉ－ｃｒｉｐ_ｊ）_Ｎ」、又は「ｅｒｓｐ－（ｃｒｉｐ_ｊ－リンカー_ｉ）_Ｎ－ｓｔａ」、及び／又はそれらのＤＮＡセグメントの任意の組み合わせである。

「ＣＲＩＰポリヌクレオチド」とは、１つ以上の非ＣＲＩＰポリペプチド又はタンパク質に加えて１つ以上のＣＲＩＰを含む殺虫タンパク質を発現及び／又はコードするように動作可能なポリヌクレオチド又はポリヌクレオチド群を指す。

「ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質」は、以下からなる任意のタンパク質、ペプチド、ポリペプチド、アミノ酸配列、構成、又は配置を指す：（１）少なくとも１つのＣＲＩＰ、又は２つ以上のＣＲＩＰ、及び（２）追加のペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質。ここで、当該追加のペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質は、以下のうちの１つ以上を行う能力を有する：（ａ）昆虫がＣＲＩＰ－殺虫タンパク質に曝露される場合、ＣＲＩＰ単独と比較して、死亡率を増加させる、かつ／若しくは昆虫の成長を阻害すること、（ｂ）当該ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質の発現を、例えば、宿主細胞若しくは発現システムにおいて、増加させること、及び／又は（ｃ）ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質の翻訳後プロセシングに影響を与えること。

一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、本明細書に開示される１つ以上のＣＲＩＰを含むことができる。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、２つ以上のＣＲＩＰを含むポリマーであり得る。一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、ＣＲＩＰホモポリマー（例えば、ＣＲＩＰが同じである、２つ以上のＣＲＩＰモノマー）を含むことができる。一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、ＣＲＩＰヘテロポリマー（例えば、ＣＲＩＰモノマーが異なる、２つ以上のＣＲＩＰモノマー）を含むことができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、適切にフォールディングした場合、又はその最も自然な熱力学的状態において、１種類以上の昆虫に対して殺虫活性を発揮するアミノ酸のポリマーであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、２つ以上のＣＲＩＰを含むポリマーであってもよく、ＣＲＩＰが、リンカーペプチド（例えば、切断可能及び／又は切断不能リンカー）を介して動作可能に連結される。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、安定化ドメイン（ＳＴＡ）、小胞体シグナル伝達タンパク質（ＥＲＳＰ）、昆虫切断可能又は昆虫切断不能リンカー（Ｌ）、及び／又はそれらの任意の他の組み合わせなどの１つ以上のタンパク質と動作可能に連結された１つ以上のＣＲＩＰを指すことができる。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、（１）野生型ＣＲＩＰタンパク質、及び（２）追加のペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質（例えば、ＥＲＳＰ、リンカー、ＳＴＡ、ＵＢＩ、又はヒスチジンタグ若しくは同様のマーカー）を含む天然に存在しないタンパク質であり得る。

「培養」又は「細胞培養」は、人工的なインビトロ環境における細胞の維持を指す。

「培養」は、様々な種類の培地上又は様々な種類の培地中での生物の増殖を指す。例えば、「培養」という用語は、液体培地又は固体培地における、好適な条件下での細胞集団の増殖を意味することができる。一部の実施形態では、培養とは、目的の異種ポリペプチド及び／又は他の所望の最終産物（典型的には、容器又はリアクター内での）発酵性組換え産生を指す。

「シスチン」とは、酸化されたシステイン二量体を指す。シスチンは、２つのシステイン分子の酸化を介して得られる硫黄含有アミノ酸であり、ジスルフィド結合で連結される。

「規定培地」とは、既知の化学成分で構成されるが、粗製タンパク質性抽出物又は酵母抽出物若しくはペプトンなどの副産物を含まない培地を意味する。

「縮重」又は「コドン縮重」は、１つのアミノ酸が異なるヌクレオチドコドンによってコードされ得る現象を指す。したがって、タンパク質又はポリペプチドをコードする核酸分子の核酸配列は、縮重により変化し得る。遺伝コードの縮重の結果として、多くの核酸配列は、特定の活性を有する所与のポリペプチドをコードすることができ、そのような機能的に等価なバリアントが本明細書に企図される。

「デスメチルリモシンＢ」は、［（５Ｒ，７Ｒ，８Ｒ，９Ｒ，１０Ｒ，１３Ｓ，１７Ｓ）－１７－［（３Ｒ）－５－ヒドロキシオキソラン－３－イル］－４，４，８，１０，１３－ペンタメチル－３，１６－ジオキソ－６，７，９，１１，１２，１７－ヘキサヒドロ－５Ｈ－シクロペンタ［ａ］フェナントレン－７－イル］アセテートを指す。

「ジスルフィド結合」は、側鎖上の２つのチオール基のカップリングによって誘導される２つのシステインアミノ酸間の共有結合を意味する。

「ＤＮＡ」は、デオキシリボ核酸を指し、一本鎖又は二本鎖形態で配置することができる、１つ以上のデオキシリボヌクレオチド又はヌクレオチド（すなわち、アデニン［Ａ］、グアニン［Ｇ］、チミン［Ｔ］、又はシトシン［Ｃ］）のポリマーを含む。例えば、１つ以上のヌクレオチドが、ポリヌクレオチドを生成する。

「ｄＮＴＰ」は、ＤＮＡ及びＲＮＡを構成するヌクレオシド三リン酸を指す。

「二重発現カセット」は、同じベクター上に含まれる２つの異種ポリペプチドの発現カセットを指す。

「二重導入遺伝子ペプチド発現ベクター」又は「二重導入遺伝子発現ベクター」は、異種ポリペプチド発現カセットの２つのコピーを含む酵母発現ベクターを意味する。

「内因性」は、天然に存在する、及び／又は生物に存在するポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、又はプロセス、例えば、特定の遺伝子操作の前に宿主細胞に既に存在する分子又は活性を指す。

「エンハンサーエレメント」は、プロモーターに動作可能に連結されたＤＮＡ配列を指し、これは、エンハンサーエレメントの不在下でプロモーターから生じる転写活性と比較して、プロモーター上で増加した転写活性を発揮することができる。

「ＥＲ」又は「小胞体」は、いくつかの翻訳後修飾プロセスが生じる、全ての真核生物に共通の細胞内小器官である。

「ＥＲＳＰ」又は「小胞体シグナルペプチド」は、ＣＲＩＰをコードするｍＲＮＡ分子のタンパク質翻訳中に、宿主細胞のシグナル認識粒子によって認識及び結合されるアミノ酸のＮ末端配列であり、これは、タンパク質翻訳のリボソーム／ｍＲＮＡ複合体を細胞質内のＥＲに移動させる。結果として、タンパク質翻訳が、それがＥＲとドッキングするまで休止し、そこで、それが続き、得られたタンパク質がＥＲに注入される。

「ｅｒｓｐ」は、ペプチドＥＲＳＰをコードするポリヌクレオチドを指す。

「ＥＲ輸送」とは、翻訳後修飾、選別及び輸送のために、細胞で発現されたタンパク質のＥＲへの輸送を意味する。

「賦形剤」とは、本発明の活性成分（すなわち、ＣＲＩＰ又はＣＲＩＰ－殺昆虫性タンパク質）とともに（例えば、同時に）、又はそれに続いて製剤化される、任意の薬理学的に不活性な、天然の、若しくは合成の成分又は物質を指す。一部の実施形態では、賦形剤は、本発明のＣＲＩＰ又はＣＲＩＰ－殺虫タンパク質とともに投与することができる、かつ／又は本発明の組成物の調製に有用である、任意の添加剤、アジュバント、結合剤、増量剤、担体、コーティング剤、希釈剤、崩壊剤、充填剤、滑剤、潤滑剤、防腐剤、ビヒクル、又はそれらの組み合わせであり得る。賦形剤には、非毒性で組成物の他の成分と相互作用しない当該技術分野において既知の任意のそのような材料が含まれる。一部の実施形態では、賦形剤は、組成物を増量する目的で組成物を調製する場合（したがって、しばしば増量剤、充填剤、又は希釈剤と称される）、ＣＲＩＰ又はＣＲＩＰ－殺虫タンパク質とともに製剤化することができる。他の実施形態では、賦形剤を使用して、吸収及び／又は溶解性を促進するなど、最終剤形中の活性成分を増強することができる。更に他の実施形態では、賦形剤を使用して、安定性を提供するか、又は汚染（例えば、微生物汚染）を防止することができる。他の実施形態では、賦形剤を使用して、組成物（例えば、乾燥顆粒状又は乾燥流動性粉末の物理形態である組成物）に物理的特性を付与することができる。賦形剤への言及は、１つ及び２つ以上のかかる賦形剤の両方を含む。好適な医薬賦形剤は、Ｒｅｍｉｎｇｔｏｎ’ｓ Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅｓ，ｂｙ Ｅ．Ｗ．Ｍａｒｔｉｎに記載されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

「発現カセット」とは、（１）目的のＤＮＡ配列（例えば、ＣＲＩＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチド）、及び以下のうちの１つ以上を指す：（２）プロモーター、ターミネーター、及び／若しくはエンハンサーエレメント、（３）適切なｍＲＮＡ安定化ポリアデニル化シグナル、（４）内部リボソーム侵入部位（ＩＲＥＳ）、（５）イントロン、並びに／又は（６）転写後調節エレメント。（１）と、（２）～（６）のうちの少なくとも１つとの組み合わせは、「発現カセット」と称される。一部の実施形態では、ベクターにクローニングされた多数の発現カセットが存在し得る。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチドを含む第１の発現カセットが存在し得る。代替的な実施形態では、ＣＲＩＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチドをそれぞれ含む、２つの発現カセット（すなわち、二重発現カセット）が存在する。他の実施形態では、ＣＲＩＰをコードするように動作可能な３つの発現カセット（すなわち、三重発現カセット）が存在する。一部の実施形態では、二重発現カセットは、第２の発現カセットを、第１の発現カセットを含有するベクターにサブクローニングすることによって生成され得る。一部の実施形態では、三重発現カセットは、第３の発現カセットを、第１の発現カセット及び第２の発現カセットを含むベクターにサブクローニングすることによって生成され得る。発現カセット及びクローニング技術に関する方法は、当該技術分野で周知であり、本明細書に記載されている。また、ＣＲＩＰ発現カセットも参照されたい。

「発現ＯＲＦ」は、タンパク質複合体をコードするヌクレオチドを意味し、ＯＲＦのヌクレオチドとして定義される。

「ＦＥＣＴ」は、コーティングタンパク質遺伝子及び三重遺伝子ブロックを排除したフォックステールモザイクウイルスを使用した一過性植物発現システムを意味する。

「発酵ビール（ｆｅｒｍｅｎｔａｔｉｏｎ ｂｅｅｒ）」とは、形質転換された宿主細胞（例えば、本発明のＣＲＩＰを発現するように動作可能な酵母細胞）に接種され、それによって消費された、使用済みの発酵培地（すなわち、生物を除去した後の発酵培地上清）を指す。一部の実施形態では、発酵ビールは、形質転換された宿主細胞の発酵後に回収される溶液を指す。「発酵」という用語は、広義には、発酵産物（例えば、本発明の１つ以上のペプチド）を産生するために、制御された条件（例えば、温度、酸素、ｐＨ、栄養素など）下での微生物による有機物質（例えば、炭素基質）の酵素的及び嫌気的又は好気的分解を指す。発酵は、本明細書で使用される場合、典型的には、嫌気条件下で生じるプロセスを記載するが、本明細書で使用される「発酵」という用語は、酸素の存在下で生じるプロセスでも生じ得るため、この用語が厳密な嫌気条件に限定されることを意図するものではない。

「発酵固体」は、酵母ベースの発酵プロセス中に発酵ビールから残る固体（溶解されたものを含む）を指し、本質的に、約２００ｋＤａ～約１ｋＤａの分子量カットオフを有する塩、複合タンパク質源、ビタミン、及び追加の酵母副産物からなる。

「ＧＦＰ」は、クラゲ、Ａｅｑｕｏｒｅａ ｖｉｃｔｏｒｉａからの緑色蛍光タンパク質を意味する。

「ＨＩＳ」又は「Ｈｉｓ」は、ヒスチジンを指す。例えば、一部の実施形態では、「ＨＩＳ」又は「Ｈｉｓ」は、ヒスチジンタグ（例えば、配列番号５９１に示されるアミノ酸配列を有するヒスチジンタグ）を指し得る。

「相同」とは、２つのポリペプチド間又は２つの核酸分子間の配列類似性又は配列同一性を指す。２つの比較される配列の両方における位置が、同じ塩基又はアミノ酸モノマーサブユニットによって占められている場合（例えば、２つのＤＮＡ分子の各々における位置が、アデニンによって占められている場合）、これらの分子は、その位置において相同である。２つの配列間の相同性のパーセントは、２つの配列によって共有される一致する又は相同の位置の数を、比較した位置の数で割って１００を掛けた関数である。したがって、一部の実施形態では、「相同」という用語は、２つのポリペプチド分子間、又は２つの核酸分子間の配列類似性を指す。２つの比較される配列の両方における位置が、同じ塩基又はアミノ酸モノマーサブユニットによって占められている場合（例えば、２つのＤＮＡ分子の各々における位置が、アデニンによって占められている場合）、これらの分子は、その位置において相同である。２つの配列間の相同性は、２つの配列によって共有される一致する又は相同の位置の数の関数である。例えば、２つの配列において、１０個の位置のうちの６個が一致するか又は相同である場合、２つの配列は６０％相同である。例として、ＤＮＡ配列ＡＴＴＧＣＣ及びＴＡＴＧＧＣは、５０％の相同性を共有する。

核酸に関して使用される場合、「相同性」という用語は、相補性の程度を指す。部分的な相同性又は完全な相同性（したがって、同一）が存在し得る。「配列同一性」は、２つ以上の核酸の間の関連性の尺度を指し、全比較長を参照して、パーセンテージとして与えられる。同一性の計算は、それぞれのより大きな配列において、同一であり、同じ相対位置にあるそれらのヌクレオチド残基を考慮に入れる。

「相同組換え」とは、ＤＮＡのセグメントを、同一の領域を有するか（相同）又はほぼ同様の領域を有する別のセグメントで置換する事象を指す。例えば、一部の実施形態では、「相同組換え」は、ヌクレオチド配列がＤＮＡの２つの類似する分子間又は２つの同一の分子間で交換される遺伝子組換えの一種を指す。簡潔に、相同組換えは、二本鎖切断として知られているＤＮＡの両鎖上で生じる有害な切断を正確に修復するために、細胞によって最も広く使用される。相同組換えは、異なる生物及び細胞型間で大きく異なるが、ほとんどの形態は、同じ基本的なステップを伴い：二本鎖切断が生じた後、切除と呼ばれるプロセスで、切断部の５’末端の周囲のＤＮＡの切片が切断される。それに続いて、鎖侵入ステップでは、切断されたＤＮＡ分子の突出３’末端が、次いで、切断されていない類似又は同一のＤＮＡ分子に「侵入する」。鎖侵入後、事象の更なる配列は、２つの主な経路、すなわち、二本鎖切断修復経路、又は合成依存性鎖アニーリング経路のいずれかに従ってもよい。相同組換えは、生物の３つのドメイン並びにウイルス全てにわたって保存され、それがほぼ普遍的な生物学的メカニズムであることを示唆している。例えば、一部の実施形態では、相同組換えは、部位特異的組み込み（ＳＳＩ）配列を使用して生じる場合があり、それによって、ヌクレオチド組成物において実質的に同様の核酸配列間の鎖交換交差事象が存在する。これらの交差事象は、本発明の標的化構築物に含まれる配列（すなわち、ＳＳＩ配列）と内因性ゲノム核酸配列（例えば、ペプチドサブユニットをコードするポリヌクレオチド）との間で生じ得る。更に、一部の実施形態では、２つ以上の部位特異的相同組換え事象が生じる可能性があり、これは、標的化構築物内に含まれる核酸配列が、内在性ゲノム配列内に存在する特定の配列を置き換えた置換事象をもたらすであろう。

「ＩＣＫモチーフ」又は「ＩＣＫモチーフタンパク質」又は「インヒビターシスチンノットモチーフ」又は「ＩＣＫペプチド」又は「シスチンノットモチーフ」又は「シスチンノットペプチド」は、３つのジスルフィド架橋を有する少なくとも６つのハーフシスチンコアアミノ酸を有する１６～６０のアミノ酸ペプチドを指し、３つのジスルフィド架橋が共有結合であり、６つのハーフシスチン残基のうちの共有結合性ジスルフィド結合は、Ｎ末端アミノ酸から始まる６つのハーフシスチンコアアミノ酸の１番目及び４番目、２番目及び５番目、並びに３番目及び６番目のハーフシスチンの間にある。一般に、この種類のペプチドは、通常、モチーフの４番目のコアハーフシスチンと６番目のコアハーフシスチンとの間に位置する残基で構成されるベータヘアピン二次構造を含み、ヘアピンが、モチーフの３つのジスルフィド結合によって提供される構造的架橋によって安定化される。追加のシステイン／シスチン又はハーフシスチンアミノ酸が、インヒビターシスチンノットモチーフ内に存在し得ることに留意されたい。

「ｉｃｋ」は、ＩＣＫモチーフタンパク質をコードするヌクレオチドを意味する。

「ＩＣＫモチーフタンパク質発現ＯＲＦ」又は「発現ＯＲＦ」とは、ＩＣＫモチーフタンパク質複合体をコードするヌクレオチドを意味し、ＯＲＦにおけるヌクレオチドとして定義される。

「ＩＣＫモチーフタンパク質発現ベクター」又は「ＩＣＫ発現ベクター」又は「ＩＣＫモチーフ発現ベクター」とは、発現ＯＲＦを含むバイナリベクターを意味する。また、バイナリベクターは、ＯＲＦ及びそれがコードするタンパク質の発現を促進するために、発現ＯＲＦの周囲の必要な転写プロモーター及びターミネーター配列を含む。

「同一性」とは、２つ以上のポリペプチド配列間又は２つ以上のポリヌクレオチド配列間の関係を指し、当該配列を比較することによって決定される。「同一性」という用語はまた、場合によっては、かかる配列のストリング間の一致によって決定される、ポリペプチド配列間又はポリヌクレオチド配列間の配列関連性の程度を意味する。「同一性」及び「類似性」は、限定されないが、以下に記載される当業者に既知の無数の方法のうちのいずれか１つによって、容易に計算することができ、Ｃｏｍｐｕｔａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｂｉｏｌｏｇｙ，Ｌｅｓｋ，Ａ．Ｍ．，ｅｄ．，Ｏｘｆｏｒｄ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｐｒｅｓｓ，Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ，１９８８、Ｂｉｏｃｏｍｐｕｔｉｎｇ：Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｃｓ ａｎｄ Ｇｅｎｏｍｅ Ｐｒｏｊｅｃｔｓ，Ｓｍｉｔｈ，Ｄ．Ｗ．，ｅｄ．，Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｐｒｅｓｓ，Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ，１９９３、Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ａｎａｌｙｓｉｓ ｏｆ Ｓｅｑｕｅｎｃｅ Ｄａｔａ，Ｐａｒｔ １，Ｇｒｉｆｆｉｎ，Ａ．Ｍ．，ａｎｄ Ｇｒｉｆｆｉｎ，Ｈ．Ｇ．，ｅｄｓ．，Ｈｕｍａｎａ Ｐｒｅｓｓ，Ｎｅｗ Ｊｅｒｓｅｙ，１９９４、Ｓｅｑｕｅｎｃｅ Ａｎａｌｙｓｉｓ ｉｎ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｂｉｏｌｏｇｙ，ｖｏｎ Ｈｅｉｎｊｅ，Ｇ．，Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｐｒｅｓｓ，１９８７、及びＳｅｑｕｅｎｃｅ Ａｎａｌｙｓｉｓ Ｐｒｉｍｅｒ，Ｇｒｉｂｓｋｏｖ，Ｍ．ａｎｄ Ｄｅｖｅｒｅｕｘ，Ｊ．，ｅｄｓ．，Ｍ Ｓｔｏｃｋｔｏｎ Ｐｒｅｓｓ，Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ，１９９１、並びにＣａｒｉｌｌｏ，Ｈ．，ａｎｄ Ｌｉｐｍａｎ，Ｄ．，ＳＩＡＭ Ｊ．Ａｐｐｌｉｅｄ Ｍａｔｈ．，４８：１０７３（１９８８）が含まれるが、これらに限定されない（これらの開示は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。更に、同一性及び類似性を決定する方法は、公開されているコンピュータプログラムに成文化されている。例えば、一部の実施形態では、２つの配列間の同一性及び類似性を決定する方法には、ＧＣＧプログラムパッケージ（Ｄｅｖｅｒｅｕｘ，Ｊ．，ｅｔ ａｌ．，Ｎｕｃｌｅｉｃ Ａｃｉｄｓ Ｒｅｓｅａｒｃｈ １２（１）：３８７（１９８４））、ＢＬＡＳＴＰ、ＢＬＡＳＴＮ、及びＦＡＳＴＡ（Ａｌｔｓｃｈｕｌ，Ｓ．Ｆ．ｅｔ ａｌ．，Ｊ．Ｍｏｌｅｃ．Ｂｉｏｌ．２１５：４０３－４１０（１９９０））が含まれるが、これらに限定されない。ＢＬＡＳＴ Ｘプログラムは、ＮＣＢＩ及び他のソース（ＢＬＡＳＴ Ｍａｎｕａｌ，Ａｌｔｓｃｈｕｌ，Ｓ．，ｅｔａｌ．ＮＣＢＩ，ＮＬＭ ＮＩＨ Ｂｅｔｈｅｓｄａ，Ｍｄ２０８９４；Ａｌｔｓｃｈｕｌ，Ｓ．，ｅｔ ａｌ．Ｊ．Ｍｏｌ．Ｂｉｏｌ．２１５：４０３－４１０（１９９０））から公開されている（これらの開示は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。

「ＩＧＥＲ」は、実際の１文字コードの配列に基づいて、短いペプチドの名称を意味する。これは、介在リンカーの一例である。

「インビボ」とは、天然環境（例えば、動物又は細胞）、及び天然環境内で生じるプロセス又は反応を指す。

「不活性」とは、何かが使用状態にない、例えば、休眠状態である、及び／又は機能していない状態を指す。例えば、遺伝子の文脈で使用される場合、又は遺伝子に関して言及される場合、不活性という用語は、当該遺伝子が、もはや遺伝子産物を能動的に合成しないか、当該遺伝子産物をタンパク質に翻訳しないか、又はその他、当該遺伝子にその正常な機能を行なわせないことを意味する。例えば、一部の実施形態では、不活性という用語は、遺伝子がＲＮＡを転写することの失敗、ＲＮＡプロセシングの失敗（例えば、プレｍＲＮＡプロセシング、ＲＮＡスプライシング、若しくは他の転写後修飾）、非コードＲＮＡ成熟化への干渉、ＲＮＡ輸送への干渉（例えば、核から細胞質へ）、翻訳への干渉、タンパク質折りたたみ、転座、タンパク質輸送、並びに／又は分子ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、転写因子、調節因子、阻害因子、若しくは前述のプロセスのうちのいずれかに寄与する他の因子のうちのいずれかへの阻害及び／若しくは干渉を指すことができる。

「動作不能」とは、機能していない、機能不全、又はもはや機能することができない状態を指す。例えば、遺伝子の文脈で使用される場合、又は遺伝子を指す場合、動作不能という用語は、当該遺伝子が、永続的又は一過的にのいずれかで、もはやいつものように動作することができないことを意味する。例えば、一部の実施形態では、「動作不能」とは、遺伝子が、もはや遺伝子産物を合成することができないか、当該遺伝子産物をタンパク質に翻訳しないか、又はその他、遺伝子がその正常な機能を行うことができないことを意味する。例えば、一部の実施形態では、動作不能という用語は、遺伝子がＲＮＡを転写することの失敗、ＲＮＡプロセシングの失敗（例えば、プレｍＲＮＡプロセシング、ＲＮＡスプライシング、若しくは他の転写後修飾）、非コードＲＮＡ成熟化への干渉、ＲＮＡ輸送への干渉（例えば、核から細胞質へ）、翻訳への干渉、タンパク質折りたたみ、転座、タンパク質輸送、並びに／又は分子ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、転写因子、調節因子、阻害因子、若しくは前述のプロセスのうちのいずれかに寄与する他の因子のうちのいずれかへの阻害及び／若しくは干渉を指すことができる。

「昆虫」には、「昆虫綱」綱の全ての生物が含まれる。「前成虫（ｐｒｅ－ａｄｕｌｔ）」という用語は、成虫期以前の生物の任意の形態を指し、例えば、卵、幼虫、及び若虫が含まれる。本明細書で使用される場合、「昆虫」という用語は、ダニを含むいずれの節足動物及び線形動物、並びに全ての作物、野菜、及び木に蔓延することが知られている昆虫を指し、林業、園芸、及び農業の分野において害虫と見なされる昆虫を含む。本明細書に開示される方法で保護され得る特定の作物の例は、ダイズ、トウモロコシ、ワタ、アルファルファ、及び野菜作物である。特定の作物及び昆虫のリストを、ここに示す。

「昆虫腸内環境」又は「腸内環境」とは、昆虫又は昆虫の幼虫の前腸、中腸、又は後腸内で見出される特定のｐＨ及びプロテイナーゼ条件を意味する。

「昆虫血リンパ環境」とは、昆虫又は昆虫の幼虫内で見出される特定のｐＨ及びプロテイナーゼ条件を意味する。

「殺虫活性」とは、昆虫を、化合物、物質、若しくはペプチドに曝露した際又は後、昆虫が、死ぬ、その動きを停止若しくは遅延させる、その摂食を停止若しくは遅延させる、その成長を停止若しくは遅延させる、混乱する（例えば、ナビゲーション、食べ物の位置決定、睡眠行動、及び／若しくは交配に関して）、蛹化に失敗する、繁殖を妨げる、かつ／又は昆虫が子孫を産むことを妨げる、かつ／若しくは昆虫が稔性の子孫を産むことを妨げる。

「殺虫剤」又は「ＩＡ」又は「薬剤」は、１つ以上の化学物質、分子、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ＲＮＡ、ＤＮＡ、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、脂質、糖脂質、酵素、毒素、毒性物質、毒、殺虫剤、農薬、有機化合物、無機化合物、ウイルス、原核生物、又は真核生物（及び当該原核生物又は真核生物から産生される薬剤）を指す。一部の実施形態では、ＩＡには、ＲＮＡｉ、消化中毒剤、０型キチン生合成阻害剤、１型キチン生合成阻害剤、昆虫ウイルス、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａインディカから単離された化合物、未知のＭＯＡを有する化合物、細菌（及びそれ由来の産物）、真菌（及びそれ由来の産物）、線虫（及びそれ由来の産物）、植物抽出物、機械的破壊剤、蛍光増白剤、シリカナノスフィア、キチナーゼ、レクチン、膜侵襲複合体／パーフォリン（ＭＡＣＰＦ）タンパク質、植物ウイルスコートタンパク質－毒素融合体、グリカン結合ドメイン／毒素融合タンパク質、アセチルコリンエステラーゼ（ＡｃｈＥ）阻害剤、ＧＡＢＡ作動性クロライドチャネル遮断剤、ナトリウムチャネル調節剤、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）競合調節剤、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）アロステリック調節剤－部位Ｉ、グルタミン酸作動性クロライドチャネル（ＧｌｕＣｌ）アロステリック調節剤、幼若ホルモン模倣体、その他の非特異的（多部位）阻害剤、弦音器官ＴＲＰＶチャネル調節剤、ダニ成長阻害剤、ミトコンドリアＡＴＰシンターゼの阻害剤、プロトン勾配の破壊を介した酸化的リン酸化の脱共役剤、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）チャネル遮断剤、脱皮撹乱剤（双翅類）、エディソン受容体アゴニスト、オクトパミン受容体アゴニスト、ミトコンドリア複合体ＩＩＩ電子伝達阻害剤、ミトコンドリア複合体Ｉ電子伝達阻害剤、電位依存性ナトリウムチャネル遮断剤、アセチルＣｏＡカルボキシラーゼの阻害剤、ミトコンドリア複合体ＩＶ電子伝達阻害剤、ミトコンドリア複合体ＩＩ電子伝達阻害剤、リアノジン受容体調節剤、弦音器官調節剤－未定義の標的部位、又はＧＡＢＡ作動性クロライドチャネルアロステリック調節剤のカテゴリーから選択されるメンバーが含まれるが、これらに限定されない。一部の実施形態では、殺虫剤は、アミノ酸、ペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質のポリマーであり得、かかるペプチド－ＩＡは、本明細書に記載されるペプチド及び／又はタンパク質に関する方法のうちのいずれかに従って作製及び／又は使用され得る。

「組み込み発現ベクター」又は「組み込みベクター」とは、それ自体を酵母細胞ゲノムの特定の遺伝子座に挿入し、安定して酵母ゲノムの一部となり得る酵母発現ベクターを意味する。

「殺虫剤耐性の」又は「殺虫剤耐性」又は「殺虫剤耐性昆虫」又は「殺虫剤耐性昆虫」は、害虫種に対して使用された場合に予想されるレベルの制御を達成するための当該殺虫剤の度重なる失敗を反映する、害虫集団の殺虫剤に対する感受性の遺伝的変化を指す。

「介在リンカー」は、タンパク質の異なる部分を分離するタンパク質中の短いペプチド配列、又は上流及び下流のＤＮＡ配列を分離するためのＯＲＦ中のリーディングフレームに配置される短いＤＮＡ配列を指す。例えば、一部の実施形態では、介在リンカーを使用して、タンパク質が、翻訳中に、独立した二次構造及び三次構造の形成を達成することを可能にすることができる。一部の実施形態では、介在リンカーは、植物細胞環境、昆虫及び／又はＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸内環境、並びに昆虫血リンパ及びＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ血リンパ環境において、切断に耐性又は感受性のいずれかであり得る。

「単離された」は、物及び／又は成分をその天然環境から分離することを指し、例えば、所与の属又は種から単離された毒素は、毒素がその天然環境から分離される（例えば、野生型生物から取り出される）ことを意味する。

「カッパ－ＡＣＴＸペプチド」は、昆虫カルシウム活性化カリウム（ＫＣａ）チャネル（Ｓｌｏ型）を阻害する興奮性毒素を指す。本明細書で使用される場合、「カッパ－ＡＣＴＸペプチド」とは、オーストラリアブルーマウンテンファネルウェブスパイダー、Ｈａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａ、又はそれらのバリアントから単離されたペプチドを指し得る。

「ｋｂ」は、キロ塩基（すなわち、１０００塩基）を指す。本明細書で使用される場合、「ｋｂ」という用語は、核酸分子の長さを意味する。例えば、１ｋｂは、１０００ヌクレオチド長である核酸分子を指す。１ｋｂ長である二本鎖ＤＮＡの長さは、２，０００ヌクレオチドを含有する（すなわち、各鎖に１，０００ヌクレオチド）。あるいは、１ｋｂ長の一本鎖ＲＮＡの長さは、１，０００ヌクレオチドを含有する。

「ｋＤａ」は、キロダルトン（１，０００ダルトンに等しい単位）を指し、「ダルトン」又は「Ｄａ」は、分子量（ＭＷ）の単位である。

「ノックイン（ｋｎｏｃｋ ｉｎ）」又は「ノックイン（ｋｎｏｃｋ－ｉｎ）」又は「ノックイン（ｋｎｏｃｋｓ－ｉｎ）」又は「ノックイン（ｋｎｏｃｋｉｎｇ－ｉｎ）」は、内因性遺伝子を、外因性若しくは異種遺伝子又はその一部で置き換えることを指す。例えば、一部の実施形態では、「ノックイン」という用語は、相同組換えによって標的遺伝子座に所望のタンパク質をコードする核酸配列を導入し、それによって、所望のタンパク質を発現させることを指す。一部の実施形態では、「ノックイン」変異は、遺伝子配列を修飾して、機能喪失変異又は機能獲得変異を作製することができる。「ノックイン」という用語は、外来性若しくは異種ポリヌクレオチド配列若しくはその断片がゲノムに導入される手順（例えば、「彼らがノックインを行った」、又は「彼らが異種遺伝子をノックインした」）、あるいは得られた細胞及び／若しくは生物（例えば、「細胞がノックインである」、又は「動物がノックインである」）を指すことができる。

「ノックアウト（Ｋｎｏｃｋ ｏｕｔ）」又は「ノックアウト（ｋｎｏｃｋｏｕｔ）」又は「ノックアウト（ｋｎｏｃｋ－ｏｕｔ）」又は「ノックアウト」又は「ノックアウト（ｋｎｏｃｋｓ－ｏｕｔ）」又は「ノックアウト（ｋｎｏｃｋｉｎｇ－ｏｕｔ）」は、細胞の内因性ＤＮＡ配列によってコードされるタンパク質の発現遺伝子産物（例えば、ｍＲＮＡ）の部分的又は完全な抑制を指す。一部の実施形態では、「ノックアウト」は、全遺伝子、又はペプチド、ポリペプチド、若しくはタンパク質をコードする遺伝子の一部の標的化欠失によって達成され得る。結果として、欠失は、遺伝子を不活性に、部分的に不活性に、動作不能に、部分的に動作不能にすることができるか、又はその他、遺伝子が正常に発現する生物全体及び／若しくは細胞の任意の細胞における遺伝子若しくはその産物の発現を減少させることができる。「ノックアウト」という用語は、内因性遺伝子が完全に又は部分的に不活性又は動作不能にされる手順（例えば、「彼らがノックアウトを行った」、又は「彼らが内因性遺伝子をノックアウトした」）、あるいは得られた細胞及び／若しくは生物（例えば、「細胞がノックアウトである」、又は「動物がノックアウトである」）を指すことができる。

「ノックダウン用量５０」又は「ＫＤ_５０」は、集団（例えば、Ｍｕｓｃａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａ（イエバエ）及び／又はＡｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ（蚊）の集団）の５０％で麻痺又は運動の停止を引き起こすのに必要な用量中央値を指す。

「ｌ」又は「リンカー」は、リンカーペプチドをコードするヌクレオチドを指す。

適切な文脈では、「Ｌ」は、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）を追加のポリペプチド（例えば、異種ペプチド及び／又は複数の異種ペプチド）と連結するリンカーペプチドを指す。アミノ酸に言及する場合、「Ｌ」はまた、ロイシンを意味し得る。

「ＬＡＣ４プロモーター」又は「Ｌａｃ４プロモーター」は、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ β－ガラクトシダーゼ遺伝子に由来するプロモーター配列からなるＤＮＡセグメントを指す。ＬＡＣ４プロモーターは、強力で誘導可能なレポーターであり、酵母に形質転換された外因性遺伝子の発現を駆動するために使用される。

「ＬＡＣ４ターミネーター」又は「Ｌａｃ４ターミネーター」は、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ β－ガラクトシダーゼ遺伝子に由来する転写ターミネーター配列からなるＤＮＡセグメントを指す。

「ＬＤ_２０」は、集団の２０％を死滅させるのに必要な用量を指す。

「ＬＤ_５０」は、集団の５０％を死滅させるのに必要な用量を意味する致死量５０を指す。

「Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸内環境」とは、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎの昆虫又は幼虫の前腸、中腸、又は後腸内で見出される特定のｐＨ及びプロテイナーゼ条件を意味する。

「Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ血リンパ環境」とは、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎの昆虫又は幼虫内で見られる特定のｐＨ及びプロテイナーゼ条件を意味する。

「リンカー（Ｌｉｎｋｅｒ）」又は「リンカー（ＬＩＮＫＥＲ）」又は「ペプチドリンカー」又は「Ｌ」又は「介在リンカー」は、２つのペプチドを一緒に連結するように動作可能な短いペプチド配列を指す。リンカーは、上流及び下流のＤＮＡ配列を分離するためにＯＲＦのリーディングフレーム内に配置される短いＤＮＡ配列を指し得る。一部の実施形態では、リンカーは、昆虫プロテアーゼによって切断可能であり得る。一部の実施形態では、リンカーは、タンパク質が、翻訳中に、独立した二次構造及び三次構造の形成を達成することを可能にすることができる。一部の実施形態では、リンカーは、植物細胞環境、昆虫及び／若しくはＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸内環境、並びに／又は昆虫血リンパ及びＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ血リンパ環境において、切断に耐性又は感受性のいずれかであり得る。一部の実施形態では、リンカーは、プロテアーゼによって切断され得る。例えば、一部の実施形態では、リンカーは、植物プロテアーゼ（例えば、パパイン、ブロメラン、フィシン、アクチニジン、ジンギバイン、及び／又はカルドシン）、昆虫プロテアーゼ、真菌プロテアーゼ、脊椎動物プロテアーゼ、無脊椎動物プロテアーゼ、細菌プロテアーゼ、哺乳類プロテアーゼ、爬虫類プロテアーゼ、又は鳥類プロテアーゼによって切断され得る。一部の実施形態では、リンカーは、切断可能又は切断不能であり得る。一部の実施形態では、リンカーは、二次領域又は三次領域を含み、各領域は、少なくとも２つの種類のプロテアーゼによって切断可能であり、そのうちの１つが昆虫及び／又は線虫プロテアーゼであり、そのうちのもう１つがヒトプロテアーゼである。一部の実施形態では、リンカーは、（少なくとも）３つの役割（昆虫腸内環境で切断される、植物細胞で切断される、又は意図的に切断されないように設計される）のうちの１つを有することができる。

「培地（ｍｅｄｉｕｍ）」（複数形「培地（ｍｅｄｉａ）」）は、細胞培養で細胞を培養するための栄養液を指す。

「ＭＯＡ」は、作用メカニズムを指す。

「分子量（ＭＷ）」は、分子の質量又は重量を指し、典型的には、「ダルトン（Ｄａ）」又は「キロダルトン（ｋＤａ）」で測定される。一部の実施形態では、ＭＷは、ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動（ＳＤＳ－ＰＡＧＥ）、分析用超遠心分離、又は光散乱を使用して計算することができる。一部の実施形態では、ＳＤＳ－ＰＡＧＥ法は、以下の通りである：目的の試料が、一組の分子量標準を用いてゲル上で分離される。試料を泳動し、次いで、ゲルを所望の染色で処理し、続いて、約２～１４時間脱色する。次のステップは、標準及び目的のタンパク質の相対的移動距離（Ｒｆ）を決定することである。移行距離は、以下の式を使用して決定することができる。

次に、ＭＷの対数は、標準におけるバンドについて得られた値に基づいて決定することができ、例えば、一部の実施形態では、ＳＤＳ変性ポリペプチドの分子量の対数及びその相対移動距離（Ｒｆ）をグラフにプロットする。グラフをプロットした後、導出された値を補間すると、未知のタンパク質バンドの分子量が得られるであろう。

「モチーフ」は、何らかの生物学的有意性を有することに関与し、かつ／又は何らかの効果を発揮するか、又は何らかの生物学的プロセスに関与する、ポリヌクレオチド配列又はポリペプチド配列を指す。

「多重クローニング部位」又は「ＭＣＳ」は、目的のＤＮＡ配列が挿入され得る多数の制限部位を含む、ベクター上に見出されるＤＮＡのセグメントを指す。

「変異体」とは、（例えば、ヌクレオチド配列又はアミノ酸配列において）変化又はバリエーションを有する生物、ＤＮＡ配列、アミノ酸配列、ペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質を指し、これにより、当該生物及び／又は配列が、変異体と比較される天然に存在する生物若しくは野生型生物、野生型配列、及び／又は参照配列とは異なるものになる。一部の実施形態では、この変化又はバリエーションは、１つ以上のヌクレオチド及び／又はアミノ酸の置換又は修飾（例えば、欠失又は付加）であり得る。一部の実施形態では、１つ以上のアミノ酸置換又は修飾は保存的であり得る。ここで、「変異体」におけるかかる保存的アミノ酸置換及び／又は修飾は、変異体の非変異型と関連して変異体の活性を実質的に減少させるものではない。例えば、一部の実施形態では、「変異体」は、配列番号によって示されるように、開示される配列及び／又は特許請求される配列を有するペプチドと比較した場合、１つ以上の保存的アミノ酸置換を有する。

「Ｎ末端」は、ポリペプチドの始まり又は開始に位置する遊離アミン基（すなわち、－ＮＨ_２）を指す。

「ＮＣＢＩ」は、国立バイオテクノロジー情報センターを指す。

「ｎｍ」は、ナノメートルを指す。

「非ＩＣＫ ＣＲＩＰ」は、２～４個のジスルフィド結合を形成する４～８個のシステインを有するペプチドを指す。非ＩＣＫペプチドには、ＩＣＫペプチドではないシスチンノットペプチドが含まれる。非ＩＣＫペプチドは、ＩＣＫとは異なるジスルフィド結合の結合パターンを有し得る。非ＩＣＫ ＣＲＩＰの例は、イソギンチャクから単離されたＡｖ２及びＡｖ３などのペプチドであり、これらのイソギンチャクペプチドは、昆虫の末梢神経系（ＰＮＳ）のナトリウムチャネルを調節する化合物のクラスの例である。

「非極性アミノ酸」は、弱疎水性であり、グリシン、アラニン、プロリン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、及びメチオニンを含むアミノ酸である。グリシン又はｇｌｙは、本発明のジペプチドに最も好ましい非極性アミノ酸である。

「正規化ペプチド収率」とは、条件培地中のペプチド収率を、ペプチド収率を測定した時点での対応する細胞密度で割ったものを意味する。ペプチド収率は、単位体積における産生されたペプチドの質量（例えば、ｍｇ／リットル若しくはｍｇ／Ｌ）で、又はＨＰＬＣクロマトグラフにおける産生されたペプチドのＵＶ吸光度ピーク面積（例えば、ｍＡｕ．ｓｅｃ）で表すことができる。細胞密度は、６００ｎｍ（ＯＤ６００）の波長での培養の可視光吸光度で表すことができる。

「ＯＤ」は、光学密度を指す。典型的には、分光光度計を使用してＯＤが測定される。細胞集団の経時的な増殖を測定する場合、ＵＶ分光法よりもＯＤ６００が好ましい。これは、過剰なＵＶ光の下では細胞が損傷を受けることから、６００ｎｍの波長で、そうならないようにするためである。

「ＯＤ６６０ｎｍ」又は「ＯＤ_{６６０ｎｍ}」は、６６０ナノメートル（ｎｍ）での光学密度を指す。

「オメガペプチド」又は「オメガ毒素」、又は「オメガ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」又は「天然オメガ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」は全て、オーストラリアブルーマウンテンファネルウェブスパイダーＨａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａとして知られているクモから最初に単離されたＡＣＴＸペプチドを指す。オメガペプチドは、ニコチン性アセチルコリン受容体の正のアロステリック調節因子であり、また、昆虫の電位依存性Ｃａ^２＋チャネル及び電位依存性Ｋ^＋チャネルに対する二重アンタゴニストであり得る。Ｃｈａｍｂｅｒｓ ｅｔ ａｌ．，Ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｓｐｉｄｅｒ ｔｏｘｉｎｓ ａｒｅ ｈｉｇｈ ａｆｆｉｎｉｔｙ ｐｏｓｉｔｉｖｅ ａｌｌｏｓｔｅｒｉｃ ｍｏｄｕｌａｔｏｒｓ ｏｆ ｔｈｅ ｎｉｃｏｔｉｎｉｃ ａｃｅｔｙｌｃｈｏｌｉｎｅ ｒｅｃｅｐｔｏｒ．ＦＥＢＳ Ｌｅｔｔ．２０１９ Ｊｕｎ；５９３（１２）：１３３６－１３５０、及びＷｉｎｄｌｅｙ ｅｔ ａｌ．，Ｌｅｔｈａｌ ｅｆｆｅｃｔｓ ｏｆ ａｎ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｓｐｉｄｅｒ ｖｅｎｏｍ ｐｅｐｔｉｄｅ ｉｎｖｏｌｖｅ ｐｏｓｉｔｉｖｅ ａｌｌｏｓｔｅｒｉｃ ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ ｏｆ ｉｎｓｅｃｔ ｎｉｃｏｔｉｎｉｃ ａｃｅｔｙｌｃｈｏｌｉｎｅ ｒｅｃｅｐｔｏｒｓ．Ｎｅｕｒｏｐｈａｒｍａｃｏｌｏｇｙ．２０１７ Ｄｅｃ；１２７：２２４－２４２を参照されたい（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

「１文字コード」とは、タンパク質の一次構造における様々なアミノ酸を区別するために、その１文字コードに列挙されるペプチド配列を意味する：アラニン＝Ａ、アルギニン＝Ｒ、アスパラギン＝Ｎ、アスパラギン酸＝Ｄ、アスパラギン又はアスパラギン酸＝Ｂ、システイン＝Ｃ、グルタミン酸＝Ｅ、グルタミン＝Ｑ、グルタミン又はグルタミン酸＝Ｚ、グリシン＝Ｇ、ヒスチジン＝Ｈ、イソロイシン＝Ｉ、ロイシン＝Ｌ、リジン＝Ｋ、メチオニン＝Ｍ、フェニルアラニン＝Ｆ、プロリン＝Ｐ、セリン＝Ｓ、スレオニン＝Ｔ、トリプトファン＝Ｗ、チロシン＝Ｙ、及びバリン＝Ｖ。

「動作可能」とは、使用される能力、何らかを行う能力、及び／又は何らかの機能若しくは結果を達成する能力を指す。例えば、一部の実施形態では、「動作可能な」とは、ポリヌクレオチド、ＤＮＡ配列、ＲＮＡ配列、又は他のヌクレオチド配列若しくは遺伝子が、ペプチド、ポリペプチド、及び／又はタンパク質をコードする能力を指す。例えば、一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、タンパク質をコードするように動作可能であってもよく、これは、ポリヌクレオチドが、タンパク質を生成する能力とともにそれを埋め込まれる情報を含むことを意味する（例えば、結果としてタンパク質に翻訳されるｍＲＮＡを転写することによって）。

「動作可能に連結された」とは、このように記載された構成要素が、それらが意図された様式で機能することを可能にする関係にある並置を指す。例えば、一部の実施形態では、動作可能に連結されたは、２つ以上のＤＮＡ、ペプチド、又はポリペプチド配列を指すことができる。他の実施形態では、動作可能に連結されたとは、一方のＤＮＡ配列の転写活性化が他方のＤＮＡ配列に作用することができるように、２つの隣接するＤＮＡ配列が一緒に配置されることを意味し得る。更に他の実施形態では、「動作可能に連結された」という用語は、２つ以上のペプチド及び／又はポリペプチドを指すことができ、当該２つ以上のペプチド及び／又はポリペプチドは、単一のポリペプチド鎖を生成するような方法で連結されており、あるいは、動作可能に連結されたという用語は、一方のペプチドが他方に対して何らかの効果を及ぼすような方法で連結されている２つ以上のペプチドを指すことができる。更に他の実施形態では、動作可能に連結されたＤＮＡ配列は、一方の転写活性化が他方に作用することができるように、２つの隣接ＤＮＡ配列が一緒に配置されることを指すことができる。

「ＯＲＦ」又は「オープンリーディングフレーム」は、翻訳開始シグナル（例えば、それぞれ、ＡＵＧ又はＡＴＧ）と、１つ以上のポリペプチド配列をコードする既知の終止コドンのうちのいずれか１つ以上との間の、一続きのＲＮＡ又はＤＮＡ配列を指す。換言すると、ＯＲＦは、リボソームが終止コドンに遭遇していないために読み取りを継続する（すなわち、新生タンパク質にアミノ酸を付加する）ことができる限り、ＲＮＡコードを翻訳するリボソームの観点から見た参照のフレームを記載する。したがって、「オープンリーディングフレーム」又は「ＯＲＦ」は、コード配列の翻訳開始コドンと終止コドンとの間のコードされたアミノ酸配列を指す。ここで、「開始コドン」及び「終止コドン」という用語は、それぞれ、タンパク質合成（ｍＲＮＡ翻訳）の開始及び鎖終止を指定するコード配列の３つの隣接するヌクレオチド（すなわち、コドン）の単位を指す。

一部の実施形態では、ＯＲＦは、開始コドン（通常、ＤＮＡではＡＴＧ、及びＲＮＡではＡＵＧ）で始まり、終止コドン（通常、ＵＡＡ、ＵＡＧ、又はＵＧＡ）で終わる連続した一繋がりのコドンである。他の実施形態では、ＯＲＦは、翻訳開始シグナル（例えば、ＡＵＧ又はＡＴＧ）と既知の終止コドンのうちのいずれか１つ以上との間の一続きのＲＮＡ配列又はＤＮＡ配列であり得、当該一続きのＲＮＡ配列又はＤＮＡ配列は、１つ以上のポリペプチド配列をコードする。一部の他の実施形態では、ＯＲＦは、ＡＴＧ開始コドンで始まり、ＴＧＡ、ＴＡＡ、又はＴＡＧ終止コドンで終わるタンパク質をコードするＤＮＡ配列であり得る。ＯＲＦはまた、ＤＮＡがコードする翻訳されたタンパク質を意味し得る。一般に、当業者は、「オープンリーディングフレーム」の最も広い定義が、停止コドンを含まない一連のコドンを単純に企図するという事実に基づいて、「オープンリーディングフレーム」及び「ＯＲＦ」という用語を「コード配列」という用語と区別する。したがって、ＯＲＦはイントロンを含有し得るが、コード配列は、リボソーム翻訳機構によって実際にアミノ酸に翻訳されるコドンに分割され得るそれらのヌクレオチド（例えば、連結されたエキソン）を指すことによって区別される（すなわち、コード配列がイントロンを含まない）。しかしながら、本明細書で使用される場合、「コード配列」、「ＣＤＳ」、「オープンリーディングフレーム」、及び「ＯＲＦ」という用語は、互換的に使用される。

「除去組換えの（ｏｕｔ－ｒｅｃｏｍｂｉｎｅｄ）」又は「除去組換え（ｏｕｔ－ｒｅｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ）」とは、インビボ相同組換え中の、２つの部位特異的組換え部位（例えば、標的ベクターのホモロジーアームに相同である標的遺伝子の５’及び３’ヌクレオチド配列）に隣接した遺伝子及び／又はポリヌクレオチド配列（例えば、内因性遺伝子）の除去を指す。「ノックアウト」を参照されたい。

「傍胞子結晶性毒素（ｐａｒａｓｐｏｒａｌ ｃｒｙｓｔａｌ ｔｏｘｉｎ）」とは、１つ以上のペプチド、ポリペプチド、及び／又はタンパク質を含む双角錐結晶である、傍胞子小体（ｐａｒａｓｐｏｒａｌ ｂｏｄｙ）又は傍胞子結晶（ｐａｒａｓｐｏｒａｌ ｃｒｙｓｔａｌ）の一部であるペプチド、ポリペプチド、及び／又はタンパク質のいずれかを指す。傍胞子小体又は傍胞子結晶が昆虫に摂取されると、この毒素含有傍胞子結晶は、アルカリ性腸液に溶解し、その後、プロ毒素の中腸プロテアーゼを介して切断され、活性ペプチド毒素（例えば、δ－エンドトキシン）が生成される。

「ペプチド発現カセット」又は「発現カセット」とは、生物学的発現システムにおける殺虫タンパク質の転写を完了するために必要な全てのＤＮＡエレメントで構成されるＤＮＡ配列を意味する。本明細書に記載の方法では、転写プロモーター、α接合因子シグナル配列をコードするＤＮＡ配列、切断部位、殺虫タンパク質導入遺伝子、終止コドン、及び転写ターミネーターが含まれる。

「ペプチド発現ベクター」とは、異種ペプチド導入遺伝子を含む宿主生物の発現ベクターを意味する。

「ペプチド発現酵母株」、「ペプチド発現株」又は「ペプチド産生株」は、異種ペプチドを産生することができる酵母株を意味する。

「ペプチド－ＩＡ」は、アミノ酸、ペプチド、ポリペプチド、及び／又はタンパク質である殺虫剤を指す。

「ペプチド導入遺伝子」又は「殺虫ペプチド導入遺伝子」又は「殺虫タンパク質導入遺伝子」とは、目的のペプチドをコードするＤＮＡ配列を指し、生物学的発現システムにおいて翻訳され得る。

「ペプチド収率」とは、ペプチド発現酵母株の細胞から産生される、条件培地中の殺虫ペプチドの濃度を意味する。これは、単位体積における産生されたペプチドの質量（例えば、ｍｇ／リットル若しくはｍｇ／Ｌ）で、又はＨＰＬＣクロマトグラフにおける産生されたペプチドのＵＶ吸光度ピーク面積（例えば、ｍＡｕ．ｓｅｃ）で表すことができる。

「囲食膜」とは、昆虫腸内の表層を意味し、消化を可能にしながらも、腸壁を保護し、腸を通って大きな食物粒子が移動するのを助けることができる。

「害虫」には、昆虫、真菌、細菌、線虫、ダニ、マダニなどが含まれるが、これらに限定されない。

「農薬有効量（ｐｅｓｔｉｃｉｄａｌｌｙ－ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ ａｍｏｕｎｔ）」とは、少なくとも１つの害虫に死をもたらすことができるか、又は害虫の成長、摂食、又は正常な生理学的発生を顕著に低減することができる農薬の量を指す。この量は、例えば、制御される特定の標的害虫、処理される特定の環境、場所、植物、作物、又は農業用地、環境条件、並びに農薬的に有効なポリペプチド組成物の適用の方法、速度、濃度、安定性、及び量などの要因に応じて変化するであろう。製剤はまた、気候条件、環境考慮事項、及び／又は適用の頻度、及び／又は害虫蔓延の重症度に関して変化し得る。

「薬学的に許容される塩」は、農業的に許容される塩と同義であり、本明細書で使用される場合、その酸塩又は塩基塩を作製することによって修飾される化合物を指す。

「植物」は、植物全体、植物組織、植物器官（例えば、葉、茎、根など）、種子、植物細胞、むかご、胚、及びそれらの子孫を意味するものとする。植物細胞は、分化又は未分化であり得る（例えば、カルス、懸濁培養細胞、原形質細胞、葉細胞、根細胞、師部細胞、及び花粉）。

「植物導入遺伝子タンパク質」とは、それをコードするＤＮＡ又はＲＮＡが１つ以上の植物細胞に送達された後に植物において発現される異種由来のタンパク質を意味する。

「植物切断可能リンカー」とは、植物プロテアーゼ認識部位を含み、かつ植物細胞におけるタンパク質発現プロセス中に切断され得る、切断可能なリンカーペプチド、又は切断可能なリンカーペプチドをコードするヌクレオチドを意味する。

「植物に組み込まれた保護剤」又は「ＰＩＰ」は、トランスジェニック植物によって産生される殺虫タンパク質、及び植物がそのタンパク質を産生するのに必要な遺伝物質を意味する。

「プラスミド」は、目的の遺伝子のキャリアとして機能し、生物に形質転換又はトランスフェクトされた場合、宿主生物とは独立してプラスミドに含まれるＤＮＡ配列を複製及び発現することができるＤＮＡセグメントを指す。プラスミドは、ベクターの一種であり、「クローニングベクター」（すなわち、ＤＮＡ断片をクローニングするために、及び／又は何らかの選択を介してプラスミドを担持する宿主集団を選択するために使用される単純なプラスミド）又は「発現プラスミド」（すなわち、大量のポリヌクレオチド及び／又はポリペプチドを産生するために使用されるプラスミド）であり得る。

「極性アミノ酸」は、極性であり、セリン、スレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン、ヒスチジン、トリプトファン、及びチロシンを含むアミノ酸であり、好ましい極性アミノ酸は、セリン、スレオニン、システイン、アスパラギン、及びグルタミンであり、セリンが最も好ましい。

「ポリヌクレオチド」は、任意の長さのヌクレオチド（例えば、リボヌクレオチド、デオキシリボヌクレオチド、又はその類似体）のポリマー形態（例えば、２つ以上のリボヌクレオチド又はデオキシリボヌクレオチドの配列）を指す。本明細書で使用される場合、「ポリヌクレオチド」という用語には、二本鎖及び一本鎖ＤＮＡ、並びに二本鎖及び一本鎖ＲＮＡが含まれ、ポリヌクレオチドの修飾形態及び非修飾形態も含まれる（ポリヌクレオチドに対する修飾及びポリヌクレオチドの修飾は、例えば、メチル化、リン酸化、及び／又はキャッピングを含み得る）。一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、遺伝子又は遺伝子断片（例えば、プローブ、プライマー、ＥＳＴ、又はＳＡＧＥタグ）、ゲノムＤＮＡ、ゲノムＤＮＡ断片、エキソン、イントロン、メッセンジャーＲＮＡ（ｍＲＮＡ）、トランスファーＲＮＡ、リボソームＲＮＡ、リボザイム、ｃＤＮＡ、組換えポリヌクレオチド、分岐ポリヌクレオチド、プラスミド、ベクター、任意の配列の単離ＤＮＡ、任意の配列の単離ＲＮＡ、核酸プローブ、前述のいずれかのプライマー又は増幅コピーのうちの１つであり得る。

更に他の実施形態では、ポリヌクレオチドは、遺伝子のオープンリーディングフレームをコードするように動作可能なヌクレオチドのポリマー形態を指すことができる。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、ｃＤＮＡを指すことができる。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、任意の三次元構造を有することができ、既知又は未知の任意の機能を行うことができる。ポリヌクレオチドの構造は、ポリヌクレオチドの方向性を示す、その５’末端若しくは３’末端又は末端によって参照され得る。ポリヌクレオチドの一本鎖中の隣接ヌクレオチドは、典型的には、それらの３’及び５’炭素間のホスホジエステル結合によって連結される。しかしながら、異なるヌクレオチドの結合、例えば、メチレン、ホスホロアミデート結合などを含む結合を使用することもできる。これは、それぞれの５’炭素及び３’炭素が、ポリヌクレオチドのいずれかの末端（これらは５’末端及び３’末端又は末端と呼ばれ得る）で曝露され得ることを意味する。５’末端及び３’末端は、それぞれの末端に結合した化学基のために、ホスホリル（ＰＯ_４）末端及びヒドロキシル（ＯＨ）末端と呼ぶこともできる。また、ポリヌクレオチドという用語は、二本鎖分子及び一本鎖分子の両方を指す。別段の指定又は要求がない限り、ポリヌクレオチドを作製又は使用する任意の実施形態は、二本鎖形態と、二本鎖形態を構成することが既知である又は予想される２つの相補的な一本鎖形態の各々との両方を包含する。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、メチル化ヌクレオチド及びヌクレオチド類似体などの修飾ヌクレオチド（非天然塩基を有するヌクレオチド、アザプリン又はデアザプリンなどの修飾天然塩基を有するヌクレオチドを含む）を含むことができる。存在する場合、ヌクレオチド構造に対する修飾は、ポリヌクレオチドの組み立て前又は後に付与され得る。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドはまた、例えば、標識化成分とのコンジュゲーションなどによって、重合後にも、更に修飾され得る。更に、ポリヌクレオチド中のヌクレオチドの配列は、非ヌクレオチド成分によって中断されてもよい。ポリヌクレオチドの１つ以上の末端は、特定の方法でその末端が他のポリヌクレオチドと相互作用する（例えば、共有結合を形成する）ことを防ぐように保護され得るか、又はその他、修飾され得る。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、４つのヌクレオチド塩基：アデニン（Ａ）、シトシン（Ｃ）、グアニン（Ｇ）、及びチミン（Ｔ）の特定の配列で構成され得る。また、ウラシル（Ｕ）は、例えば、ポリヌクレオチドがＲＮＡである場合、チミンの自然な置換として存在することもできる。ウラシルは、ＤＮＡにも使用され得る。したがって、「配列」という用語は、天然及び非天然塩基を含む、ポリヌクレオチド又は任意の核酸分子のアルファベット表記を指す。

「ＲＮＡ分子」又はリボ核酸分子という用語は、ピリミジン塩基のうちの１つとして、デオキシリボース糖ではなくリボース糖を有し、典型的には、チミンではなくウラシルを有するポリヌクレオチドを指す。本発明のＲＮＡ分子は、一般に、一本鎖であるが、二本鎖であってもよい。ＲＮＡ試料由来のＲＮＡ分子の文脈において、ＲＮＡ分子は、細胞核、ミトコンドリア、又は葉緑体中のＤＮＡから転写された一本鎖分子を含むことができ、これらは、それが転写されるＤＮＡ鎖に相補的なヌクレオチド塩基の直鎖配列を有する。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、１つ以上の異種調節エレメントを更に含むことができる。例えば、一部の実施形態では、調節エレメントは、１つ以上のプロモーター、エンハンサー、サイレンサー、オペレーター、スプライシングシグナル、ポリアデニル化シグナル、終止シグナル、ＲＮＡ輸送エレメント、内部リボソーム進入部位（ＩＲＥＳ）、ポリＵ配列、又はそれらの組み合わせである。

「転写後遺伝子サイレンシング」、又は「ＰＴＧＳ」は、遺伝子の発現を抑制する生細胞内の細胞プロセスを意味する。

「転写後調節エレメント」は、それが転写された後のｍＲＮＡに影響を及ぼすＤＮＡセグメント及び／又はメカニズムである。転写後メカニズムとしては、スプライシング事象、キャッピング、ポリ（Ａ）テールの付加、及び当業者に既知の他のメカニズムが挙げられる。

「プロモーター」は、ＲＮＡポリメラーゼが遺伝子の転写に結合し、転写を開始するＤＮＡの領域を指す。

「タンパク質」は、本文書において、「ペプチド」及び／又は「ポリペプチド」と同じ意味を有する。

「比率」とは、一方の値が、他方の値に含まれるか又はその中に含まれる回数を示す、２つの量の間の定量的関係を指す。

「リーディングフレーム」は、二本鎖ＤＮＡ分子の６つの（各方向に３つの）可能なリーディングフレームのうちの１つを指す。使用されるリーディングフレームは、どのコドンがＤＮＡ分子のコード配列内のアミノ酸をコードするために使用されるかを決定する。一部の実施形態では、リーディングフレームは、ポリヌクレオチド及び／又は核酸（例えば、ＤＮＡ又はＲＮＡ）中のヌクレオチドの配列を、連続した重複していないトリプレットのセットに分割する方法である。

「組換えＤＮＡ」又は「ｒＤＮＡ」は、２つ以上の異なるＤＮＡセグメントからなるＤＮＡを指す。

「組換えベクター」は、外来ＤＮＡが挿入されたＤＮＡプラスミドベクターを意味する。

「調節エレメント」は、核酸配列の発現及び／又はプロセシングの一部の態様を制御する遺伝子エレメントを指す。例えば、一部の実施形態では、調節エレメントは、転写レベル及び転写後レベルで見出すことができる。調節エレメントは、シス調節エレメント（ＣＲＥ）、又はトランス調節エレメント（ＴＲＥ）であり得る。一部の実施形態では、調節エレメントは、１つ以上のプロモーター、エンハンサー、サイレンサー、オペレーター、スプライシングシグナル、ポリアデニル化シグナル、終止シグナル、ＲＮＡ輸送エレメント、内部リボソーム進入部位（ＩＲＥＳ）、ポリＵ配列、及び／又は遺伝子発現に影響を及ぼす（例えば、組織特異的、時間依存的な様式で、発現を増加させるか若しくは減少させ、かつ／又は構成的発現を引き起こす）他のエレメントであり得る。

「制限酵素」又は「制限エンドヌクレアーゼ」は、指定された制限部位でＤＮＡを切断する酵素を指す。例えば、制限酵素は、ＥｃｏＲＩ、ＳａｃＩＩ、又はＢｓｔＸＩ制限部位でプラスミドを切断して、プラスミドを直鎖状にすることができ、目的のＤＮＡをライゲーションすることができる。

「制限部位」は、４～８ヌクレオチドの配列を含み、その配列が特定の制限酵素によって認識される、ＤＮＡ上の位置を指す。

「サランニン」は、殺虫活性を有するＡｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａから単離された化合物を指す。一部の実施形態では、サラニンは、Ｃ_３４Ｈ_４４Ｏ_９の分子式、及び５９６．７ｇ／ｍｏｌの分子量を有する。

「イソギンチャク」は、イソギンチャク目の海洋動物の群を指す。イソギンチャクは、多くのイソギンチャクが有する多彩な外観から、陸生顕花植物であるアネモネにちなんで命名されている。例えば、ある実施形態では、イソギンチャクは、以下の種のうちの１つである：Ａｃｔｉｎｉａ ｅｑｕｉｎｅ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｅｒｙｔｈｒａｅａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｓｕｌｃａｔａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｅｌｅｇａｎｔｉｓｓｉｍａ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｆｕｓｃｏｖｉｒｉｄｉｓ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｘａｎｔｈｏｇｒａｍｍｉｃａ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｃａｉｓｓａｒｕｍ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｃａｎｇｉｃｕｍ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｇｒａｎｕｌｉｆｅｒａ、Ｈｅｔｅｒａｃｔｉｓ ｃｒｉｓｐａ、Ｐａｒａｓｉｃｙｏｎｉｓ ａｃｔｉｎｏｓｔｏｌｏｉｄｅｓ、Ｒａｄｉａｎｔｈｕｓ ｐａｕｍｏｔｅｎｓｉｓ、又はＳｔｏｉｃｈａｃｔｉｓ ｈｅｌｉａｎｔｈｕｓ。

「選択遺伝子」とは、遺伝子修飾生物が選択圧下で増殖するための利点を付与する遺伝子を意味する。

「血清型（ｓｅｒｏｖａｒ）」又は「血清型（ｓｅｒｏｔｙｐｅ）」は、抗原の特徴的なセットによって区別される密接に関連する微生物の群を指す。一部の実施形態では、血清型は、抗原的に及び血清学的に異なる様々な微生物である。

「ｓｐ．」は、種を指す。

「ｓｓｐ．」又は「ｓｕｂｓｐ．」は、亜種を指す。

「サブクローニング」又は「サブクローニングされた」とは、ＤＮＡをあるベクターから別のベクターに、通常有利なベクターに移すプロセスを指す。例えば、変異体又はペプチドをコードするポリヌクレオチドを、ｐＫｌａｃ１プラスミドにサブクローニングし、その後、ｐＫＬＡＣ１プラスミドで形質転換された酵母コロニーを選択することができる。

「ＳＳＩ」は、文脈依存的である頭文字である。これは、いくつかの文脈では、「部位特異的組み込み」を指すことができ、インビボでの相同組換えが、宿主生物のゲノム内の特定の部位で生じることを可能にする配列を指すように使用される。したがって、一部の実施形態では、「部位特異的組み込み」という用語は、導入遺伝子を宿主生物のゲノム内の標的部位に導くプロセスを指し、目的の遺伝子を宿主生物の予め選択されたゲノム位置に組み込むことを可能にする。しかしながら、他の文脈では、ＳＳＩは、「室内表面噴霧（ｓｕｒｆａｃｅ ｓｐｒａｙｉｎｇ ｉｎｄｏｏｒｓ）」を指すことができ、これは、壁、窓、床、及び天井などの媒介生物が生息する表面に可変量の殺虫剤を適用する技術である。

「ＳＴＡ」又は「翻訳安定化タンパク質」又は「安定化ドメイン」又は「安定化タンパク質」（本明細書で互換的に使用される）は、タンパク質分解の細胞プロセスによって標的化されることなく細胞内に蓄積することができる十分な三次構造を有するペプチド又はタンパク質を意味する。タンパク質は、５～５０アミノ酸長であり得る。翻訳安定化タンパク質は、ＯＲＦの殺虫タンパク質又はＣＲＩＰをコードする配列と動作可能に連結されるタンパク質のＤＮＡ配列によってコードされる。動作可能に連結されたＳＴＡは、ＣＲＩＰの上流又は下流のいずれかであり得、介在配列がいずれかのＤＮＡ配列のフレームシフトをもたらさない限り、２つの配列（ＳＴＡ及びＣＲＩＰ）間に任意の介在配列を有することができる。翻訳安定化タンパク質はまた、腸壁を横断して昆虫の血リンパへのＣＲＩＰの送達を増加させる活性を有してもよい。

「ｓｔａ」は、翻訳安定化タンパク質をコードするヌクレオチドを意味する。

「構造モチーフ」は、ペプチド及び／又はポリペプチドの三次元配置、及び／又は動作可能に連結されたポリペプチドセグメントの配置を指す。例えば、ＥＲＳＰモチーフ、ＳＴＡモチーフ、リンカーモチーフ、及びＣＲＩＰポリペプチドモチーフを有するポリペプチドは、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－Ｌ－ＣＲＩＰの全体的な「構造モチーフ」を有する。また、「ＣＲＩＰ構築物」も参照されたい。

「Ｔａ１ｂ」又は「Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ」又は「Ｔａ１ｂＷＴ」又は「野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ」は、ホボスパイダー（Ｈｏｂｏ ｓｐｉｄｅｒ）Ｅｒａｔｉｇｅｎａ ａｇｒｅｓｔｉｓから単離されたポリペプチドを指す。Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの一例は、配列番号１のアミノ酸配列を有するポリペプチドである（ＮＣＢＩ受託番号Ｏ４６１６７．１）。

「Ｔａ１ｂバリアントポリヌクレオチド」又は「Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリヌクレオチド」は、１つ以上のＴＶＰを含む殺虫タンパク質を発現及び／又はコードするように動作可能なポリヌクレオチド又はポリヌクレオチド群を指す。「Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリヌクレオチド」という用語は、ＴＶＰ発現ＯＲＦに含まれるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリヌクレオチド配列を記載するために使用される場合、それがベクターに含まれる場合、及び／又は殺虫タンパク質をコードするポリヌクレオチドを記載する場合、「ｔｖｐ」及び／又は「Ｔｖｐ」として記載される。

「毒素」は、毒液及び／又は毒、特に、特定の動物、高等植物、及び病原性細菌によって産生されるタンパク質又はコンジュゲートタンパク質を指す。一般に、「毒素」という用語は、天然物、例えば、サソリ、クモ、ヘビ、毒キノコなどで見出される分子及びペプチドを保持するが、「毒物」という用語は、人工物（ｍａｎ－ｍａｄｅ ｐｒｏｄｕｃｔｓ）及び／又は人工物（ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ ｐｒｏｄｕｃｔｓ）、例えば、人工化学農薬を保持する。しかしながら、本明細書で使用される場合、「毒素」及び「毒性物質」という用語は、同義的に使用される。

「トランスフェクション」及び「形質転換」は、いずれも、宿主生物（例えば、原核生物又は真核生物）に外因性及び／又は異種のＤＮＡ又はＲＮＡ（例えば、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドを含むベクター）を導入するプロセスを指す。一般に、当業者は、細菌細胞に外因性及び／若しくは異種のＤＮＡ又はＲＮＡを導入するプロセスを記載するために「形質転換」という用語を留保することがあり、真核細胞への外因性及び／若しくは異種のＤＮＡ又はＲＮＡの導入を記載するプロセスのために「トランスフェクション」という用語を留保することがある。しかしながら、本明細書で使用される場合、「形質転換」及び「トランスフェクション」という用語は、プロセスが、原核生物（例えば、細菌）又は真核生物（例えば、酵母、植物、若しくは動物）への外因性及び／若しくは異種のＤＮＡ又はＲＮＡの導入を記載するかどうかに関係なく、同義的に使用される。

「導入遺伝子」は、植物に形質転換されるタンパク質をコードする異種ＤＮＡ配列を意味する。

「トランスジェニック宿主細胞」とは、遺伝子で形質転換され、追加の選択遺伝子を介してそのトランスジェニック状態について選択された細胞を意味する。

「トランスジェニック植物」とは、植物の全ての細胞がその導入遺伝子を含むように、外来のＤＮＡで形質転換された単一の細胞に由来する植物を意味する。

「一過性発現システム」とは、Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｔｕｍｅｆａｃｉｅｎｓベースのシステムを意味し、これは、武装解除植物ウイルスをコードするＤＮＡを、それが発現される植物細胞に送達する。植物ウイルスは、ＴＳＰの最大４０％の高濃度で目的のタンパク質を発現するように操作されている。

「三重発現カセットは、同一のベクター上に含まれる３つのＣＲＩＰ発現カセットを指す。

「ＴＲＢＯ」とは、ウイルスコーティングタンパク質遺伝子が除去されたタバコモザイクウイルスを使用した一過性植物発現システムを意味する。

「ＴＳＰ」又は「全可溶性タンパク質」とは、植物組織試料から抽出され、抽出緩衝液中に可溶化され得るタンパク質の総量を意味する。

「ＴＶＰ」又は「Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）」又は「Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）」は、野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂポリペプチド配列及び／又は野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列の変異体又はバリアントを指し、天然に存在しないポリペプチド及び／又はポリヌクレオチド配列を生成するように改変されている。配列番号１のアミノ酸配列を有する例示的な野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂポリペプチド配列が本明細書に提供される。例示的な野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ前駆体ポリペプチド配列が本明細書に提供され、配列番号４８（ＮＣＢＩ受託番号Ｏ４６１６７．１）のアミノ酸配列を有し、シグナル配列「ＭＫＬＱＬＭＩＣＬＶＬＬＰＣＦＦＣ」（配列番号５９）を含む。一部の実施形態では、ＴＶＰは、表１に列挙されたアミノ酸配列のうちのいずれかによるアミノ酸配列を有することができる。したがって、「ＴＶＰ」という用語は、配列番号１に示されるアミノ酸配列と比較して１つ以上の変異を有するペプチドを指す。一部の実施形態では、ＴＶＰは、式（Ｉ）によるアミノ酸配列を有することができる。
Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７
式（Ｉ）

式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在である。

一部の実施形態では、ＴＶＰは、式（ＩＩ）によるアミノ酸配列を有し得るか、又はその薬学的に許容される塩である。
Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ
式（ＩＩ）

式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡである。

「Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」又は「ハイブリッドペプチド」又は「ハイブリッド毒素」又は「ハイブリッド－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」又は「天然ハイブリッドＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」又は「Ｕペプチド」又は「Ｕ毒素」又は「天然Ｕ」又は「天然Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」は全て、ＡＣＴＸペプチドを指し、これは、オーストラリアンブルーマウンテンジョウゴグモＨａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａとして知られているクモから発見された。Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａは、ニコチン性アセチルコリン受容体の正のアロステリック調節因子であり、また、昆虫電位依存性Ｃａ^２＋チャネル及び電位依存性Ｋ^＋チャネルに対する二重アンタゴニストであり得る。Ｃｈａｍｂｅｒｓ ｅｔ ａｌ．，Ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｓｐｉｄｅｒ ｔｏｘｉｎｓ ａｒｅ ｈｉｇｈ ａｆｆｉｎｉｔｙ ｐｏｓｉｔｉｖｅ ａｌｌｏｓｔｅｒｉｃ ｍｏｄｕｌａｔｏｒｓ ｏｆ ｔｈｅ ｎｉｃｏｔｉｎｉｃ ａｃｅｔｙｌｃｈｏｌｉｎｅ ｒｅｃｅｐｔｏｒ．ＦＥＢＳ Ｌｅｔｔ．２０１９ Ｊｕｎ；５９３（１２）：１３３６－１３５０、及びＷｉｎｄｌｅｙ ｅｔ ａｌ．，Ｌｅｔｈａｌ ｅｆｆｅｃｔｓ ｏｆ ａｎ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｓｐｉｄｅｒ ｖｅｎｏｍ ｐｅｐｔｉｄｅ ｉｎｖｏｌｖｅ ｐｏｓｉｔｉｖｅ ａｌｌｏｓｔｅｒｉｃ ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ ｏｆ ｉｎｓｅｃｔ ｎｉｃｏｔｉｎｉｃ ａｃｅｔｙｌｃｈｏｌｉｎｅ ｒｅｃｅｐｔｏｒｓ．Ｎｅｕｒｏｐｈａｒｍａｃｏｌｏｇｙ．２０１７ Ｄｅｃ；１２７：２２４－２４２を参照されたい（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。例示的なＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａペプチドは、配列番号６０に提供されている。

「Ｕ＋２ペプチド」又は「Ｕ＋２タンパク質」又は「Ｕ＋２毒素」又は「Ｕ＋２」又は「Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」又は「Ｓｐｅａｒ」は全て、天然ペプチドに動作可能に連結された追加のジペプチドを有するＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを指す。Ｕペプチドに動作可能に連結されている追加のジペプチドは、「＋２」又は「プラス２」によって示され、いくつかのペプチドの中から選択することができ、これらのいずれかは、本明細書で考察されるような固有の特性を有する「Ｕ＋２ペプチド」をもたらし得る。一部の好ましい実施形態では、ジペプチドは、「ＧＳ」であり、例示的なＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａペプチドは、配列番号６１に示されている。

「ＵＢＩ」は、ユビキチンを指す。例えば、一部の実施形態では、ＵＢＩは、Ｚｅａ ｍａｙｓから単離されたユビキチンモノマーを指すことができる。

「ｖａｒ．」は、変種又は品種を指す。「ｖａｒ．」という用語は、種レベル及び／又は亜種（存在する場合）以下にランク付けされる分類学的カテゴリーを示すために使用される。一部の実施形態では、「ｖａｒ．」という用語は、軽微ではあるが永続的又は遺伝的な特徴において、同じ亜種又は種の他のメンバーとは異なるメンバーを表す。

「バリアント」又は「バリアント配列」又は「バリアントペプチド」とは、１つ以上の保存的アミノ酸置換又は保存的修飾を有するアミノ酸配列を指す。「バリアント」における保存的アミノ酸置換は、バリアントの非可変形態との関連において、バリアントの活性を実質的に減少させない。例えば、一部の実施形態では、「バリアント」は、配列番号によって示される、開示される配列及び／又は特許請求される配列を有するペプチドと比較した場合、１つ以上の保存的アミノ酸置換を有する。

「ベクター」は、目的の外来遺伝子（例えば、ｃｒｉｐ）を受け入れるＤＮＡセグメントを指す。目的の遺伝子は、「挿入」又は「導入遺伝子」として知られている。

「Ｖｉｐ」又は「ＶＩＰ」又は「植物性殺虫タンパク質」は、Ｂｔの植物的に増殖した株の上清を、考えられる殺虫活性についてスクリーニングして発見されたタンパク質を指す。Ｖｉｐｓは、Ｃｒｙタンパク質とほとんど又は全く類似していない。特に本文書による使用及び好ましい使用は、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ活性を有する、ＶＩＰ３又はＶｉｐ３タンパク質と呼ばれてきたものである。Ｖｉｐは、Ｂｔ ｃｒｙペプチドと同様の作用様式を有すると考えられている。

「ガラス化」は、材料をガラス状非晶質材料に変換するプロセスを指す。ガラス状非晶質固体は、いずれの結晶構造も含まなくてもよい。ガラス転移温度（Ｔｇ）でガラス質固体の固化が生じる。

「野生型」又は「ＷＴ」は、生物、ポリヌクレオチド配列、及び／又はポリペプチド配列が、その天然に存在する状態又は条件で見出されかつ／又は観察される、表現型及び／又は遺伝子型（すなわち、外観又は配列）を指す。

「酵母発現ベクター」又は「発現ベクター」又は「ベクター」とは、酵母細胞に転写及び翻訳される異種遺伝子及び／又は発現カセットを導入することができるプラスミドを意味する。

「収率」は、ペプチドの産生を指し、収率の増加は、産生量の増加、産生速度の増加、及び収率の平均値又は中央値の増加、及びより高い収率での頻度の増加を意味し得る。「収率」という用語は、「植物の収率」と同様に、植物作物の成長及び／又は生産に関連して使用される場合、植物によって産生されるバイオマスの質及び／又は量を指す。

本明細書全体を通して、特に別段の定めがない限り、又は文脈上別段の定めが必要でない限り、単一のステップ、物質の組成物、一群のステップ、又は一群の物質の組成物は、それらのステップ、物質の組成物、一群のステップ、又は一群の物質の組成物のうちの１つ及び複数（すなわち、１つ以上）を包含するものとみなされなければならない。

本開示は、別段の指示がない限り、分子生物学、微生物学、ウイルス学、組換えＤＮＡ技術、固相及び液体核酸合成、溶液中のペプチド合成、固相ペプチド合成、免疫学、細胞培養、及び製剤の従来の技法を使用して、過度の実験なしで実施される。かかる手順は、例えば、Ｓａｍｂｒｏｏｋ，Ｆｒｉｔｓｃｈ ＆ Ｍａｎｉａｔｉｓ，Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｃｌｏｎｉｎｇ：Ａ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｍａｎｕａｌ，Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂｏｒ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓ，Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ，Ｓｅｃｏｎｄ Ｅｄｉｔｉｏｎ（１９８９），Ｉ，ＩＩ，及びＩＩＩ巻の全て、ＤＮＡ Ｃｌｏｎｉｎｇ：Ａ Ｐｒａｃｔｉｃａｌ Ａｐｐｒｏａｃｈ，Ｖｏｌｓ．Ｉ ａｎｄ ＩＩ（Ｄ．Ｎ．Ｇｌｏｖｅｒ，ｅｄ．，１９８５），ＩＲＬ Ｐｒｅｓｓ，Ｏｘｆｏｒｄ，全てのテキスト、Ｏｌｉｇｏｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ：Ａ Ｐｒａｃｔｉｃａｌ Ａｐｐｒｏａｃｈ（Ｍ．Ｊ．Ｇａｉｔ，ｅｄ，１９８４）ＩＲＬ Ｐｒｅｓｓ，Ｏｘｆｏｒｄ，全てのテキスト、及び、特に、そこにあるＧａｉｔ，ｐｐ１－２２、Ａｔｋｉｎｓｏｎ ｅｔ ａｌ，ｐｐ３５－８１、Ｓｐｒｏａｔ ｅｔ ａｌ，ｐｐ ８３－１１５、及びＷｕ ｅｔ ａｌ，ｐｐ １３５－１５１による論文、４．Ｎｕｃｌｅｉｃ Ａｃｉｄ Ｈｙｂｒｉｄｉｚａｔｉｏｎ：Ａ Ｐｒａｃｔｉｃａｌ Ａｐｐｒｏａｃｈ（Ｂ．Ｄ．Ｈａｍｅｓ ＆ Ｓ．Ｊ．Ｈｉｇｇｉｎｓ，ｅｄｓ．，１９８５）ＩＲＬ Ｐｒｅｓｓ，Ｏｘｆｏｒｄ，全てのテキスト、Ｉｍｍｏｂｉｌｉｚｅｄ Ｃｅｌｌｓ ａｎｄ Ｅｎｚｙｍｅｓ：Ａ Ｐｒａｃｔｉｃａｌ Ａｐｐｒｏａｃｈ（１９８６）ＩＲＬ Ｐｒｅｓｓ，Ｏｘｆｏｒｄ，全てのテキスト、Ｐｅｒｂａｌ，Ｂ．，Ａ Ｐｒａｃｔｉｃａｌ Ｇｕｉｄｅ ｔｏ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｃｌｏｎｉｎｇ（１９８４）、Ｍｅｔｈｏｄｓ Ｉｎ Ｅｎｚｙｍｏｌｏｇｙ（Ｓ．Ｃｏｌｏｗｉｃｋ ａｎｄ Ｎ．Ｋａｐｌａｎ，ｅｄｓ．，Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｐｒｅｓｓ，Ｉｎｃ．），全てのシリーズ、Ｊ．Ｆ．Ｒａｍａｌｈｏ Ｏｒｔｉｇａｏ，“Ｔｈｅ Ｃｈｅｍｉｓｔｒｙ ｏｆ Ｐｅｐｔｉｄｅ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ”Ｉｎ：Ｋｎｏｗｌｅｄｇｅ ｄａｔａｂａｓｅ ｏｆ Ａｃｃｅｓｓ ｔｏ Ｖｉｒｔｕａｌ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ ｗｅｂｓｉｔｅ（Ｉｎｔｅｒａｃｔｉｖａ，Ｇｅｒｍａｎｙ）、Ｓａｋａｋｉｂａｒａ，Ｄ．，Ｔｅｉｃｈｍａｎ，Ｊ．，Ｌｉｅｎ，Ｅ．Ｌａｎｄ Ｆｅｎｉｃｈｅｌ，Ｒ．Ｌ．（１９７６）．Ｂｉｏｃｈｅｍ．Ｂｉｏｐｈｙｓ．Ｒｅｓ．Ｃｏｍｍｕｎ．７３ ３３６－３４２、Ｍｅｒｒｉｆｉｅｌｄ，Ｒ．Ｂ．（１９６３）．Ｊ．Ａｍ．Ｃｈｅｍ．Ｓｏｃ．８５，２１４９－２１５４、Ｂａｒａｎｙ，Ｇ．ａｎｄ Ｍｅｒｒｉｆｉｅｌｄ，Ｒ．Ｂ．（１９７９）ｉｎ“Ｔｈｅ Ｐｅｐｔｉｄｅｓ”（Ｇｒｏｓｓ，Ｅ．ａｎｄ Ｍｅｉｅｎｈｏｆｅｒ，３．ｅｄｓ．），ｖｏｌ．２，ｐｐ．１－２８４，Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｐｒｅｓｓ，Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ．１２．Ｗｉｉｎｓｃｈ，Ｅ．，ｅｄ．（１９７４）Ｓｙｎｔｈｅｓｅ ｖｏｎ Ｐｅｐｔｉｄｅｎ ｉｎ Ｈｏｕｂｅｎ－Ｗｅｙｌｓ Ｍｅｔｏｄｅｎ ｄｅｒ Ｏｒｇａｎｉｓｃｈｅｎ Ｃｈｅｍｉｅ（Ｍｕｌｅｒ，Ｅ．，ｅｄ．），ｖｏｌ．１５，４ｔｈ ｅｄ．，Ｐａｒｔｓ １ ａｎｄ ２，Ｔｈｉｅｍｅ，Ｓｔｕｔｔｇａｒｔ、Ｂｏｄａｎｓｚｋｙ，Ｍ．（１９８４）Ｐｒｉｎｃｉｐｌｅｓ ｏｆ Ｐｅｐｔｉｄｅ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ，Ｓｐｒｉｎｇｅｒ－Ｖｅｒｌａｇ，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ、Ｂｏｄａｎｓｚｋｙ，Ｍ．＆ Ｂｏｄａｎｓｚｋｙ，Ａ．（１９８４）Ｔｈｅ Ｐｒａｃｔｉｃｅ ｏｆ Ｐｅｐｔｉｄｅ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ，Ｓｐｒｉｎｇｅｒ－Ｖｅｒｌａｇ，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ、Ｂｏｄａｎｓｚｋｙ，Ｍ．（１９８５）Ｉｎｔ．Ｊ．Ｐｅｐｔｉｄｅ Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｒｅｓ．２５，４４９－４７４、Ｈａｎｄｂｏｏｋ ｏｆ Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ Ｉｍｍｕｎｏｌｏｇｙ，Ｖｏｌｓ．Ｉ－ＩＶ（Ｄ．Ｍ．Ｗｅｉｒ ａｎｄ Ｃ．Ｃ．Ｂｌａｃｋｗｅｌｌ，ｅｄｓ．，１９８６，Ｂｌａｃｋｗｅｌｌ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎｓ）、並びにＡｎｉｍａｌ Ｃｅｌｌ Ｃｕｌｔｕｒｅ：Ｐｒａｃｔｉｃａｌ Ａｐｐｒｏａｃｈ，Ｔｈｉｒｄ Ｅｄｉｔｉｏｎ（Ｊｏｈｎ Ｒ．Ｗ．Ｍａｓｔｅｒｓ，ｅｄ．，２０００）に記載されている（これらの参考文献の各々は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。

本明細書全体を通して、文脈上別段の定めが必要でない限り、「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」、又は「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」若しくは「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」などの変形例は、記載されたステップ若しくは要素若しくは整数、又は一群のステップ若しくは要素若しくは整数の包含を意味するが、任意の他のステップ若しくは要素若しくは整数、又は一群の要素若しくは整数の除外を意味するものではないことが理解されるであろう。

本明細書で言及される全ての特許出願、特許、及び刊行物は、各個々の刊行物、特許、又は特許出願が、その全体が参照により援用されることが具体的かつ個別に示されるのと同じ程度に、それらの全体が参照により援用される。また、本明細書で引用される全ての特許出願、特許、及び刊行物は、任意の定義、主題の免責事項、又は否認を除いて、かつ援用された資料が本明細書の開示と矛盾する場合を除いて（その場合は、本開示の文言が支配する）、参照によりその全体が本明細書に援用される。

システインリッチ殺虫タンパク質（ＣＲＩＰ）
本発明は、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを提供する。いくつかの種類のＣＲＩＰが企図され、本明細書で教示される。本発明のＣＲＩＰは、本発明の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて使用することができ、以下に詳細に記載される。本発明の組み合わせに好適であり、以下で企図される全てのＣＲＩＰには、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質が含まれる。

クモペプチド及び毒素
一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、以下のうちの１つから単離されたクモ毒素ペプチド又はタンパク質であり得る：Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｎｉｇｒｉｖｅｎｔｅｒ、Ａｌｌａｇｅｌｅｎａ ｏｐｕｌｅｎｔａ、Ｃｕｐｉｅｎｎｉｕｓ ｓａｌｅｉ、Ｐｌｅｃｔｒｅｕｒｙｓ ｔｒｉｓｔｉｓ、Ｃｏｒｅｍｉｏｃｎｅｍｉｓ ｖａｌｉｄａ、Ｈａｐｌｏｐｅｌｍａ ｈｕｗｅｎｕｍ、Ａｇｅｌｅｎａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ａｌｌａｇｅｌｅｎａ ｏｐｕｌｅｎｔａ、Ｓｅｇｅｓｔｒｉａ ｆｌｏｒｅｎｔｉｎａ、Ａｐｏｍａｓｔｕｓ ｓｃｈｌｉｎｇｅｒｉ、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｋｅｙｓｅｒｌｉｎｇｉ、Ｍａｃｒｏｔｈｅｌｅ ｇｉｇａｓ、Ｍａｃｒｏｔｈｅｌｅ ｒａｖｅｎｉ、Ｍｉｓｓｕｌｅｎａ ｂｒａｄｌｅｙｉ、Ｐｉｒｅｎｅｉｔｅｇａ ｌｕｃｔｕｏｓａ、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｒｅｉｄｙｉ、Ｉｌｌａｗａｒａ ｗｉｓｈａｒｔｉ、Ｅｕｃｒａｔｏｓｃｅｌｕｓ ｃｏｎｓｔｒｉｃｔｕｓ、Ａｇｅｌｅｎｏｐｓｉｓ ａｐｅｒｔａ、Ｈｏｌｏｌｅｎａ ｃｕｒｔａ、Ｏｘｙｏｐｅｓ ｌｉｎｅａｔｕｓ、Ｂｒａｃｈｙｐｅｌｍａ ａｌｂｉｃｅｐｓ、又はＢｒａｃｈｙｐｅｌｍａ ｓｍｉｔｈｉ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、Ｈａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａ若しくはブルーマウンテンファネルウェブスパイダー、Ｈａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｎｅｎａｔａ、Ａｔｒａｘ ｒｏｂｕｓｔｕｓ、Ａｔｒａｘ ｆｏｒｍｉｄａｂｉｌｉｓ、又はＡｔｒａｘ ｉｎｆｅｎｓｕｓから単離され得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、以下のクモペプチド、ポリペプチド、及び／又は毒素のうちのいずれかであり得る：Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ；Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ；Ｕ１３－クテニトキシン（ｃｔｅｎｉｔｏｘｉｎ）－Ｐｎ１ａ、Ｕ１３－クテニトキシン－Ｐｎ１ｂ，Ｕ１３－クテニトキシン－Ｐｎ１ｃ、Ｕ１－アガトキシン－Ａｏｐ１ａ、Ｕ１－クテニトキシン－Ｃｓ１ａ、Ｕ１－ネメトキシン－Ｃｓｐ１ａ、Ｕ１－ネメトキシン－Ｃｓｐ１ｂ、Ｕ１－ネメトキシン－Ｃｓｐ１ｃ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ａ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｂ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｃ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｄ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｆ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｃｖ１ａ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ＿１、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ＿２、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ＿３、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｂ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｃ＿１、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｃ＿２、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｄ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｅ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿１、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿２、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿３、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿４、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｇ、Ｕ２－アガトキシン－Ａｏ１ａ、Ｕ２－アガトキシン－Ａｏｐ１ａ、Ｕ２－クテニトキシン－Ｃｓ１ａ、Ｕ２－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、Ｕ２－シルタウトキシン－Ａｓ１ａ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ａ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｂ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｃ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｄ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｅ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｆ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｇ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｈ、Ｕ２－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ、Ｕ３－シルタウトキシン－Ａｓ１ａ、Ｕ３－プレクトキシン－Ｐｔ１ａ、Ｕ５－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、Ｕ７－クテニトキシン－Ｐｋ１ａ、β－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ａ、β－ヘキサトキシン－Ｍｒ１ａ、Γ－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、δ－アクチノポジトキシン－Ｍｂ１ａ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ａ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ｂ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ｃ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ｄ、δ－クテニトキシン－Ａｓｐ２ｅ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ＿１、δ－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ＿２、δ－クテニトキシン－Ｐｎ１ｂ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ２ａ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ２ｂ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ２ｃδ－クテニトキシン－Ｐｒ２ｄ、δ－ヘキサトキシン－Ａｒ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｂ、δ－ヘキサトキシン－Ｉｗ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ｂ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｆ１ａ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ａ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｂ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿１、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿２、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿３、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿４、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｄ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｅ、κ－セラホトキシン－Ｅｃ２ａ、κ－セラホトキシン－Ｅｃ２ｂ、μ－アガトキシン－Ａａ１ａ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｂ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｃ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｄ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｅ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｆ、μ－アガトキシン－Ｈｃ１ａ、μ－アガトキシン－Ｈｃ１ｂ、μ－アガトキシン－Ｈｃ１ｃ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ａ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ｂ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ｃ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ２ａ、μ－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ、ω－アクチノポジトキシン－Ｍｂ１ａ、ω－アガトキシン－Ａａ４ａ、ω－アガトキシン－Ａａ４ｂ、ω－アガトキシン－Ａａ４ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ａ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ａ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｄ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｄ＿４、，ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｅ＿１ ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｆ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｇ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｈ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ａ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｂ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｄ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｅ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｅ＿２、ω－アトラコトキシン－Ａｓｐ２ａ、ω－ヘキサトキシン－Ａｓｐ２ｂ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｆ１ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ａ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ａ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ａ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿１０、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿５、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿８、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｃ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｃ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｂ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｄ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｅ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｆ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｇ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｇ＿５ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｇ＿６ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿４、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿５、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿６、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿７、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｄ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｄ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｄ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｅ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｆ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｇ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｈ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｈ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｉ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｊ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｊ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｋ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｌ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｍ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｍ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｍ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｎ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｏ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿４、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿６、ω－ヘキサトキシン－Ｉｗ２ａ、ω－オキソトキシン－Ｏｌ１ｂ、ω－プレクトキシン－Ｐｔ１ａ、ω－セラホトキシン－Ａｓｐ１ａ、ω－セラホトキシン－Ａｓｐ１ｆ、ω－セラホトキシン－Ａｓｐ１ｇ、ω－セラホトキシン－Ｂａ１ａ、ω－セラホトキシン－Ｂａ１ｂ、ω－セラホトキシン－Ｂｓ１ａ、ω－セラホトキシン－Ｂｓ２ａ、又はω－セラホトキシン－Ｈｈ２ａ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、配列番号１９２～２７８及び２８１～３７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するクモ毒素ペプチド又はタンパク質であり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドは、配列番号１９２～２７８及び２８１～３７０に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するＣＲＩＰをコードすることができる。

ＡＣＴＸペプチド
一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、ＡＣＴＸペプチドであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、以下のＡＣＴＸペプチドのうちの１つ以上であり得る：Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、ｒκ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｃ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／又はω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２。

例示的なＡＣＴＸペプチドは、以下を含む：アミノ酸配列「ＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６０）を有するＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、アミノ酸配列「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、アミノ酸配列「ＳＰＴＣＩＰＳＧＱＰＣＰＹＮＥＮＣＣＳＱＳＣＴＦＫＥＮＥＮＧＮＴＶＫＲＣＤ」（配列番号６２）を有するオメガ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、アミノ酸配列「ＧＳＳＰＴＣＩＰＳＧＱＰＣＰＹＮＥＮＣＣＳＱＳＣＴＦＫＥＮＥＮＧＮＴＶＫＲＣＤ」（配列番号６３）を有する「ω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２」（又は「オメガ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」）、及びアミノ酸配列「ＧＳＡＩＣＴＧＡＤＲＰＣＡＡＣＣＰＣＣＰＧＴＳＣＫＡＥＳＮＧＶＳＹＣＲＫＤＥＰ」（配列番号６４）を有するカッパ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（又はκ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、アミノ酸配列「ＡＩＣＴＧＡＤＲＰＣＡＡＣＣＰＣＣＰＧＴＳＣＫＡＥＳＮＧＶＳＹＣＲＫＤＥＰ」（配列番号５９４）を有する「カッパ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ」（又はκ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）であり得る。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸペプチドは、配列番号６０～６４、１９２～３７０、及び５９４に対して少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸペプチドをコードするポリヌクレオチドは、配列番号６０～６４及び５９４に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するＡＣＴＸペプチドをコードすることができる。

ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチド
一部の好ましい実施形態では、ＣＲＩＰは、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ又はγ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素であり得る。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドは、ブラジル武装グモＰｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｎｉｇｒｉｖｅｎｔｅｒに由来する殺虫ニューロトキシンである。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａは、Ｎ－メチル－Ｄ－アスパラギン酸（ＮＭＤＡ）サブタイプのイオンチャネル型グルタミン酸受容体（ＧＲＩＮ）、及びナトリウムチャネルを標的とする。例示的な野生型完全長Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドは、以下のアミノ酸配列を有する：ＭＫＶＡＩＶＦＬＳＬＬＶＬＡＦＡＳＥＳＩＥＥＮＲＥＥＦＰＶＥＥＳＡＲＣＡＤＩＮＧＡＣＫＳＤＣＤＣＣＧＤＳＶＴＣＤＣＹＷＳＤＳＣＫＣＲＥＳＮＦＫＩＧＭＡＩＲＫＫＦＣ（配列番号６８９）（ＮＣＢＩ受託番号Ｐ５９３６７）。「ＧＳＣＡＤＩＮＧＡＣＫＳＤＣＤＣＣＧＤＳＶＴＣＤＣＹＷＳＤＳＣＫＣＲＥＳＮＦＫＩＧＭＡＩＲＫＫＦＣ」（配列番号６５）のアミノ酸配列を有する、組換え成熟Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドが提供される。

一部の実施形態では、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドは、配列番号６５と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

一部の実施形態では、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドをコードするポリヌクレオチドは、配列番号６５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドをコードすることができる。

野生型Ｕ１－アガトキシン及びＴＶＰ
「ホボスパイダー（Ｈｏｂｏ ｓｐｉｄｅｒ）」（Ｅｒａｔｉｇｅｎａ ａｇｒｅｓｔｉｓ、旧Ｔｅｇｅｎａｒｉａ ａｇｒｅｓｔｉｓ）は、Ａｇｅｌｅｎｉｄａｅ科のクモ、すなわちファネルウェブスパイダー（ｆｕｎｎｅｌ ｗｅｂ ｗｅａｖｅｒ）のメンバーである毒グモである。Ｉｎｇａｌｅ Ａ，Ａｎｔｉｇｅｎｉｃ ｅｐｉｔｏｐｅｓ ｐｒｅｄｉｃｔｉｏｎ ａｎｄ ＭＨＣ ｂｉｎｄｅｒ ｏｆ ａ ｐａｒａｌｙｔｉｃ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｔｏｘｉｎ（ＩＴＸ－１）ｏｆ Ｔｅｇｅｎａｒｉａ ａｇｒｅｓｔｉｓ（ｈｏｂｏ ｓｐｉｄｅｒ）．４ Ａｕｇｕｓｔ ２０１０ Ｖｏｌｕｍｅ ２０１０：２ ｐｐ ９７－１０３を参照されたい。ホボスパイダーの毒液は、殺虫活性を持っているとされている。Ｊｏｈｎｓｏｎ ｅｔ ａｌ．，Ｎｏｖｅｌ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｐｅｐｔｉｄｅｓ ｆｒｏｍ Ｔｅｇｅｎａｒｉａ ａｇｒｅｓｔｉｓ ｓｐｉｄｅｒ ｖｅｎｏｍ ｍａｙ ｈａｖｅ ａ ｄｉｒｅｃｔ ｅｆｆｅｃｔ ｏｎ ｔｈｅ ｉｎｓｅｃｔ ｃｅｎｔｒａｌ ｎｅｒｖｏｕｓ ｓｙｓｔｅｍ．Ａｒｃｈ Ｉｎｓｅｃｔ Ｂｉｏｃｈｅｍ Ｐｈｙｓｉｏｌ．１９９８；３８（１）：１９－３１、Ｋｌｉｎｔ ｅｔ ａｌ．，Ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ Ｒｅｃｏｍｂｉｎａｎｔ Ｄｉｓｕｌｆｉｄｅ－Ｒｉｃｈ Ｖｅｎｏｍ Ｐｅｐｔｉｄｅｓ ｆｏｒ Ｓｔｒｕｃｔｕｒａｌ ａｎｄ Ｆｕｎｃｔｉｏｎａｌ Ａｎａｌｙｓｉｓ ｖｉａ Ｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｉｎ ｔｈｅ Ｐｅｒｉｐｌａｓｍ ｏｆ Ｅ．ｃｏｌｉ．ＰＬｏＳ Ｏｎｅ．２０１３；８（５）：ｅ６３８６５を参照されたい。

ホボスパイダーは、Ａｇｅｌｅｎｉｄａｅ科の他のいくつかのクモとともに、殺虫活性を示すアガトキシンを含む毒液を産生する。アガトキシンは、標的種に応じて様々な殺虫効果を誘発することができる化学的に多様な毒素の群であり、例えば、アガトキシンは、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ、及びＤｉｐｔｅｒａにおける遅発性痙性麻痺を引き起こし、イエバエの中枢神経系（ＣＮＳ）におけるニューロン発火の速度を増加させ（Ｍｕｓｃａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａ）、他の昆虫（例えば、ホホアカクロバエ（ｂｌｏｗｆｌｙ）、Ｌｕｃｉｌｉａ ｃｕｐｒｉｎａ）に対して致死性である。したがって、アガトキシンは、ＣＮＳの標的化に関与する。Ｕｎｄｈｅｉｍ ｅｔ ａｌ．，Ｗｅａｐｏｎｉｚａｔｉｏｎ ｏｆ ａ ｈｏｒｍｏｎｅ：ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｔ ｒｅｃｒｕｉｔｍｅｎｔ ｏｆ ｈｙｐｅｒｇｌｙｃｅｍｉｃ ｈｏｒｍｏｎｅ ｉｎｔｏ ｔｈｅ ｖｅｎｏｍ ｏｆ ａｒｔｈｒｏｐｏｄ ｐｒｅｄａｔｏｒｓ．Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅ ２３：１２８３－１２９２、及びＪｏｈｎｓｏｎ ｅｔ ａｌ．，Ｎｏｖｅｌ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｐｅｐｔｉｄｅｓ ｆｒｏｍ Ｔｅｇｅｎａｒｉａ ａｇｒｅｓｔｉｓ ｓｐｉｄｅｒ ｖｅｎｏｍ ｍａｙ ｈａｖｅ ａ ｄｉｒｅｃｔ ｅｆｆｅｃｔ ｏｎ ｔｈｅ ｉｎｓｅｃｔ ｃｅｎｔｒａｌ ｎｅｒｖｏｕｓ ｓｙｓｔｅｍ．Ａｒｃｈ．Ｉｎｓｅｃｔ Ｂｉｏｃｈｅｍ．Ｐｈｙｓｉｏｌ．３８：１９－３１（１９９８）を参照されたい。

２つの種類のアガトキシンとしては、ともに螺旋状節足動物神経ペプチド由来（ＨＡＮＤ）毒素ファミリーのメンバーであるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ａ及びＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂが挙げられる。クモに加えて、これらの毒素は、ムカデ類の毒液中にも見出される。アガトキシンは、古代の脱皮動物ホルモンファミリー、すなわち、イオン輸送ペプチド／甲殻類血糖上昇ホルモン（ＩＴＰ／ＣＨＨ）ファミリーの進化的派生物である。Ｕｎｄｈｅｉｍ ｅｔ ａｌ．，Ｗｅａｐｏｎｉｚａｔｉｏｎ ｏｆ ａ ｈｏｒｍｏｎｅ：ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｔ ｒｅｃｒｕｉｔｍｅｎｔ ｏｆ ｈｙｐｅｒｇｌｙｃｅｍｉｃ ｈｏｒｍｏｎｅ ｉｎｔｏ ｔｈｅ ｖｅｎｏｍ ｏｆ ａｒｔｈｒｏｐｏｄ ｐｒｅｄａｔｏｒｓ．Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅ ２３：１２８３－１２９２、及びＪｏｈｎｓｏｎ ｅｔ ａｌ．，Ｎｏｖｅｌ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ｐｅｐｔｉｄｅｓ ｆｒｏｍ Ｔｅｇｅｎａｒｉａ ａｇｒｅｓｔｉｓ ｓｐｉｄｅｒ ｖｅｎｏｍ ｍａｙ ｈａｖｅ ａ ｄｉｒｅｃｔ ｅｆｆｅｃｔ ｏｎ ｔｈｅ ｉｎｓｅｃｔ ｃｅｎｔｒａｌ ｎｅｒｖｏｕｓ ｓｙｓｔｅｍ．Ａｒｃｈ．Ｉｎｓｅｃｔ Ｂｉｏｃｈｅｍ．Ｐｈｙｓｉｏｌ．３８：１９－３１（１９９８）を参照されたい。

ホボスパイダー由来Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ毒素は、「ＭＫＬＱＬＭＩＣＬＶＬＬＰＣＦＦＣＥＰＤＥＩＣＲＡＲＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＴＡＣＨＥＡＱＫＧ（配列番号４８）」の完全長アミノ酸配列を有し、アミノ酸位置１～１７からのシグナルペプチド、及び位置１８～６８からの成熟毒素を含む。同文献。タンパク質は、β鎖が存在しない、密に詰まった４つのαヘリックスを含み、成熟毒素の分子量は、５７００．３９ダルトン（Ｄａ）である。同文献。

Ｅｒａｔｉｇｅｎａ ａｇｒｅｓｔｉｓ由来の例示的な成熟野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂポリペプチドが提供され、以下のアミノ酸配列を有する：「ＥＰＤＥＩＣＲＡＲＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＴＡＣＨＥＡＱＫＧ」（配列番号１）。

タンパク質プロセシング中、成熟野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ毒素は、Ｃ末端グリシンの切除事象を受け、以下のアミノ酸配列が得られる：ＥＰＤＥＩＣＲＡＲＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＴＡＣＨＥＡＱＫ（配列番号６０）。その後の翻訳後事象は、Ｃ末端アミド化を有する成熟野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ毒素をもたらす。

Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、何らかの形で野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ（配列番号１）とは異なる変異体又はバリアントであり、例えば、一部の実施形態では、この相違は、野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂをコードするポリヌクレオチドに対するアミノ酸置換、欠失、若しくは付加、又は変化であり得、アミノ酸置換、欠失、若しくは付加をもたらすことができる。このバリエーションの結果は、野生型Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂと比較して、１つ以上の昆虫種に対する増強された殺虫活性を有する、天然に存在しないポリペプチド及び／又はそれをコードするポリヌクレオチド配列である。

一部の実施形態では、ＴＶＰは、表１に示されるように、配列番号２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、又は６５３～６５４によるアミノ酸配列を有することができる。

一部の実施形態では、配列番号２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、又は６５３～６５４による配列を有するポリヌクレオチド配列は、ＴＶＰをコードするように動作可能である。例えば、一部の実施形態では、表２に示されるポリヌクレオチドは、ＴＶＰをコードするように動作可能である。

例示的なＴＶＰ
ＴＶＰ、及びＴＶＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチドの例示的な記載は、国際出願第ＰＣＴ／ＵＳ２１／２８２５４号に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、ＴＶＰは、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して１つ以上の変異を含む。例えば、一部の実施形態では、ＴＶＰは、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシンＴａ１ｂの野生型配列と比較して第１、第２、又は第３の変異を有し得る。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在である）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有する）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列に対して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_７が、グリシンである）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列に対して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_７が、不在である）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_６及びＸ_７が、不在である）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、配列番号２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、又は６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を含む）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、配列番号１７～３０、５４～５８、又は６５５～６８８のうちのいずれか１つに示されるポリヌクレオチド配列によってコードされる）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰであり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、２つ以上のＴＶＰのホモポリマー又はヘテロポリマーを更に含み、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なる）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰであり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なり得る）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰであり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なり得、リンカーが、昆虫の腸又は血リンパ内で切断可能である）。

一部の実施形態では、リンカーは、配列番号６１～７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、Ｚ_１がＴ又はＳの場合、ＴＶＰが、グリコシル化されている）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、アミノ酸配列「ＥＰＤＥＩＣＲＡＱＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＡＡＣＨＥＡＱＫＧ」（配列番号５１）と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰであり得る。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（ＩＩ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡである）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（ＩＩ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｚ_１がＴである場合、ＴＶＰが、グリコシル化されている）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、以下の式（ＩＩ）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_１が、Ｑであり、Ｚ_１が、Ａである）。

一部の実施形態では、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）は、配列番号２、４９、又は５１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含むＴＶＰ、又はその薬学的に許容される塩であり得る。

一部の実施形態では、ＴＶＰは、以下のアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含み得る：「ＥＰＤＥＩＣＲＡＱＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＡＡＣＨＥＡＱＫＧ」（配列番号５１）。

一部の好ましい実施形態では、ＴＶＰは、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ／Ｔ４３Ａ（配列番号５１）であり得る。

様々な実施形態では、ＴＶＰをコードするポリヌクレオチドを使用して、植物細胞、酵母細胞、又は細菌細胞を形質転換することができる。一部の実施形態では、殺虫ＴＶＰトランスジェニックタンパク質は、当業者に既知の任意の様式で、植物又はその一部の表面に噴霧するか、又はその他、適用することができる組成物に製剤化され得る。したがって、宿主細胞、例えば植物細胞における適切な条件下で１つ以上のＴＶＰをコードするように動作可能なＤＮＡ構築物が本明細書に提供される。植物細胞の寄生性昆虫による害虫感染を制御するための方法は、本明細書に記載されるＴＶＰをコードするポリヌクレオチドを、組換え技術によって、植物、植物組織、又は植物細胞に投与又は導入することと、当該組換えにより改変された植物、植物組織、又は植物細胞を、害虫に曝露された野外で育てることと、を含む。あるいは、ＴＶＰは、ＴＶＰ及び賦形剤からなる噴霧用組成物に製剤化することができ、感染性昆虫によるＴＶＰの摂取時に有害な効果をもたらすように直接適用することによって、感受性の植物に直接適用することができる。

サソリペプチド及び毒素
一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、以下のサソリペプチド、ポリペプチド、及び／又は毒素のうちのいずれかであり得る：インペラトキシン－Ａ（ＩｐＴｘａ）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１０．２（コバトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１１．１（パラブトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１１．２（パラブトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１１．３（パラブトキシン－１０）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１２．１（ブタントキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１２．２（ブタントキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１２．３（ブタントキシン様ペプチド）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１５．１（ペプチドＡａ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１５．３（毒素ＡｍｍＴＸ３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１５．６（ディスクレピン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１６．１（タムロトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１９．１（ニューロトキシンＢｍＢＫＴｘ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．３（イベリオトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．４（リンバトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．７（Ｌｑｈ１５－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．９（ホンゴトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．１０（パラブトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．１１（スロトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．１３（カリブドトキシンＣ）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１（ノキシウストキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．２（マルガトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．３（ＣｌｌＴｘ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．４（ノキシウストキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．５（ホンゴトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．６（ホンゴトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．７（ＣｌｌＴｘ２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．８（毒素Ｃｅ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．９（毒素Ｃｅ２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１０（毒素Ｃｅ３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１１（毒素Ｃｅ４）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１２（毒素Ｃｅ５）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．１（カリオトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．２（アジトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．３（アジトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．４（アジトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．７（ＯｓＫ－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．８（カリブドトキシン様ペプチドＢｓ６）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．９（カリオトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ４．１（チチュストキシンＫ－α）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ４．３（毒素ＴｄＫ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ４．４（毒素Ｔｃ３０）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．１（レイウロトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．２（レイウロトキシン様毒素Ｐ０５）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．４（タマピン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．５（タマピン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１（カリウムチャネル遮断毒素１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．２（マウロトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．３（ニューロトキシンＨｓＴＸ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１２（アヌロクトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１３（スピノキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１４（ＨｇｅＴｘ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ７．２（毒素ＰｉＴＸ－Ｋ－β）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．２（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．３（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．４（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．５（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．６（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ４．２（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質５）、インセクトトキシン－Ｉ１、スモールトキシン（ペプチドＩ）、インセクトトキシン－Ｉ３（ＢｅＩ３）、インセクトトキシン－Ｉ４（ＢｅＩ４）、インセクトトキシン－Ｉ５Ａ、ニューロトキシン８（ニューロトキシンＶＩＩＩ）、推定毒素Ｌｑｈ８／６、ニューロトキシン９（ニューロトキシンＩＸ）、マウロカルシン（ＭＣａ）、クロロトキシン様ペプチドＢｓ１４（Ｂｓ１４）、クロロトキシン（ＣＴＸ）、ニューロトキシンＰ２、インセクトトキシン－Ｉ５（ＢｅＩ５）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１５（ヘミトキシン）、毒素ＧａＴｘ１、ＡａｈＩＴ１、ファオドトキシン、ＢａＩＴ２、ＢｏｔＩＴ１、ＢｏｔＩＴ２、ＢｍＫ Ｍ１、ＢｍＫ－Ｍ２、ＢｍＫ－Ｍ４、ＢｍＫ－Ｍ７、ＢｍＫ ＩＴ－ＡＰ、Ｂｏｍ３、Ｂｏｍ４、ＢｊａＩＴ、Ｂｊ－ｘｔｒＩＴ、ＢｊＩＴ２、ＬｑｈａＩＴ、Ｌｑｈｂ１、ＬｑｈＩＴ２、ＬｑｈｄｐｒＩＴ３ａ、Ｌｇｈ－ｘｔｒＩＴ、Ｌｑｈ３、Ｌｑｈ６、Ｌｑｈ７、ＬｑｑＩＴ１、ＬｑｑＩＴ２、Ｌｑｑ３、ＯＤ１、Ｔｓ１、又はＴｚ１。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、配列番号８８～１９１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するサソリペプチドであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、インペラトキシンであり得る。インペラトキシンは、アフリカサソリ（Ｐａｎｄｉｎｕｓ ｉｍｐｅｒａｔｏｒ）の毒液に由来するペプチド毒素である。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、インペラトキシンであってもよく、インペラトキシンは、インペラトキシンＡ（ＩｐＴｘ－ａ）又はそのバリアントである。一部の実施形態では、ＩｐＴｘ－ａは、ＧＤＣＬＰＨＬＫＲＣＫＡＤＮＤＣＣＧＫＫＣＫＲＲＧＴＮＡＥＫＲＣＲ（配列番号６６）のアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、ＡａＩＴ１毒素であり得る。タンパク質毒素ＡａｌＴ１は、北アフリカ砂漠サソリ（Ａｎｄｒｏｃｔｏｎｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ）由来のナトリウムチャネル部位４毒素である。例示的なＡａＩＴ１毒素は、配列番号８８（ＮＣＢＩ受託番号Ｐ０１４９７．２）によるアミノ酸配列を有するペプチドである。ＡａＩＴ１は、部位４毒素であり、活性化反応エネルギー障壁を低下させることによって、昆虫ナトリウムチャネルを強制的に開口する。

一部の実施形態では、サソリペプチドは、配列番号６６、８８～１９１と、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

一部の実施形態では、サソリペプチド又は毒素をコードするポリヌクレオチドは、配列番号６６、８８～１９１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するサソリペプチド又は毒素をコードすることができる。

イソギンチャクペプチド及び毒素
一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、イソギンチャクから単離され得る。例えば、一部の実施形態では、イソギンチャクは、Ａｃｔｉｎｉａ ｅｑｕｉｎａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｅｒｙｔｈｒａｅａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｓｕｌｃａｔａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｅｌｅｇａｎｔｉｓｓｉｍａ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｆｕｓｃｏｖｉｒｉｄｉｓ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｘａｎｔｈｏｇｒａｍｍｉｃａ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｃａｉｓｓａｒｕｍ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｃａｎｇｉｃｕｍ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｇｒａｎｕｌｉｆｅｒａ、Ｈｅｔｅｒａｃｔｉｓ ｃｒｉｓｐａ、Ｐａｒａｓｉｃｙｏｎｉｓ ａｃｔｉｎｏｓｔｏｌｏｉｄｅｓ、Ｒａｄｉａｎｔｈｕｓ ｐａｕｍｏｔｅｎｓｉｓ、又はＳｔｏｉｃｈａｃｔｉｓ ｈｅｌｉａｎｔｈｕｓであり得る。更に他の実施形態では、イソギンチャク毒素は、Ａｖ２、Ａｖ３、又はそのバリアントであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、以下のイソギンチャク毒素のうちの１つであり得る：毒素ＡＥＴＸ－１（ＡＥＴＸ Ｉ）、毒素ＡＰＥＴｘ１、毒素ＡＰＥＴｘ２、降圧タンパク質ＢＤＳ－１（降圧物質Ｉ）、降圧タンパク質ＢＤＳ－２（降圧物質ＩＩ）、ニューロトキシンＢｇ－２（Ｂｇ ＩＩ）、ニューロトキシンＢｇ－３（Ｂｇ ＩＩＩ）、毒素ＡＰＥ１－１、毒素ＡＰＥ１－２、ニューロトキシン１（毒素ＡＴＸ－Ｉ）、ニューロトキシン１（ニューロトキシンＩ）、ニューロトキシン１（毒素ＲＴＸ－Ｉ）、ニューロトキシン１（毒素ＳＨＰ－Ｉ）、毒素ＡＰＥ２－１、毒素ＡＰＥ２－２、ニューロトキシン－２（毒素ＡＴＸ－ＩＩ）、（ａｋａ ＡＶ２）ニューロトキシン－２（毒素ＡＦＴ－ＩＩ）、ニューロトキシン２（毒素ＲＴＸ－ＩＩ）、ニューロトキシン２（ニューロトキシンＩＩ）、ニューロトキシン３ホモログ（ニューロトキシンＩＩＩホモログ）、ニューロトキシン３（毒素ＲＴＸ－ＩＩＩ）、ニューロトキシン３（ニューロトキシン－ＩＩＩ）、ニューロトキシン４（毒素ＲＴＸ－ＩＶ）、ニューロトキシン－５（毒素ＡＴＸ－Ｖ））、ニューロトキシン５（毒素ＲＴＸ－Ｖ）、アントプロイリン－Ａ（毒素ＡＰ－Ａ）、アントプロイリン－Ｂ（毒素ＡＰ－Ｂ）、アントプロイリン－Ｃ（毒素ＡＰ－Ｃ）、カリウムチャネル毒素Ａｅｋ、カリウムチャネル毒素Ｂｇｋ、主要なニューロトキシンＢｃＩＩＩ、ニューロトキシンＢｃＩＶ、カンギトキシン（ＣＧＴＸ）、カリウムチャネル毒素ＳｈＫ、毒素ＰＣＲ１（ＰＣＲ１－２）、毒素ＰＣＲ２（ＰＣＲ２－５）、毒素ＰＣＲ３（ＰＣＲ２－１）、毒素ＰＣＲ４（ＰＣＲ２－１０）、毒素ＰＣＲ６（ＰＣＲ３－７）、カンギトキシン－２（カンギトキシンＩＩ）、又はカンギトキシン－３（カンギトキシンＩＩＩ）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、配列番号３７１～４１１に示されるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチドであり得る。

一部の実施形態では、本発明のＣＲＩＰは、それ自体を防御するために使用する様々な毒素を有する、イソギンチャクＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓに由来する１つ以上のポリペプチドであり得る。Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓに由来する毒素のうちの１つは、ニューロトキシン「Ａｖ３」である。Ａｖ３は、受容体部位３における電位依存性ナトリウム（Ｎａ^＋）チャネルの不活性化を阻害し、収縮性麻痺をもたらす、ＩＩＩ型イソギンチャク毒素である。Ａｖ３毒素が部位３に結合すると、ナトリウムチャネルが不活性化状態になり、不安定化され、次いで、チャネルが開口位置に留まる（Ｂｌｕｍｅｎｔｈａｌ ｅｔ ａｌ．，Ｖｏｌｔａｇｅ－ｇａｔｅｄ ｓｏｄｉｕｍ ｃｈａｎｎｅｌ ｔｏｘｉｎｓ：ｐｏｉｓｏｎｓ，ｐｒｏｂｅｓ，ａｎｄ ｆｕｔｕｒｅ ｐｒｏｍｉｓｅ．Ｃｅｌｌ Ｂｉｏｃｈｅｍ Ｂｉｏｐｈｙｓ．２００３；３８（２）：２１５－３８を参照されたい）。Ａｖ３は、甲殻類及び昆虫のナトリウムチャネルに対して高い選択性を示し、哺乳類のナトリウムチャネルに対して低い選択性を示す（Ｍｏｒａｎ ｅｔ ａｌ．，Ｓｅａ ａｎｅｍｏｎｅ ｔｏｘｉｎｓ ａｆｆｅｃｔｉｎｇ ｖｏｌｔａｇｅ－ｇａｔｅｄ ｓｏｄｉｕｍ ｃｈａｎｎｅｌｓ－ｍｏｌｅｃｕｌａｒ ａｎｄ ｅｖｏｌｕｔｉｏｎａｒｙ ｆｅａｔｕｒｅｓ，Ｔｏｘｉｃｏｎ．２００９ Ｄｅｃ １５；５４（８）：１０８９－１１０１を参照されたい）。配列番号４４のアミノ酸配列を有する、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来の例示的なＡｖ３ポリペプチドが提供される。

一部の実施形態では、本発明のＣＲＩＰは、Ａｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）であり得る。一部の実施形態では、ＡＶＰは、以下の配列番号４４からのアミノ酸バリエーションを有することができる：配列番号４４と比較してＲ１ＫのＮ末端アミノ酸置換（野生型「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」から「ＫＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」（配列番号４５）へのポリペプチド配列の変更）、配列番号４４と比較してＣ末端アミノ酸の欠失（野生型「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」から「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫ」（配列番号４６）へのポリペプチド配列の変更）、並びに／又はＮ末端変異及びＣ末端変異（Ｎ末端アミノ酸が、配列番号４４と比較してＲ１Ｋの置換を有し得、Ｃ末端アミノ酸が、配列番号４４と比較して欠失され得る、野生型「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」から「ＫＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫ」（配列番号４７）へのポリペプチド配列の変更）。

一部の実施形態では、例示的なＡｖ３ペプチド又はそのバリアントは、「Ａｖ３変異体殺虫ポリペプチド並びにその製造及び使用方法」と題する２０１９年９月１３日に出願された本出願人のＰＣＴ出願（国際出願ＰＣＴ／ＵＳ１９／５１０９３号）に記載されており、その開示及びＡｖ３ペプチド又はそのバリアントの開示が記載され、参照によりその全体が本明細書に援用される。

一部の実施形態では、イソギンチャクペプチドは、配列番号４４～４７及び３７１～４１１と、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

一部の実施形態では、イソギンチャクペプチドをコードするポリヌクレオチドは、配列番号４４～４７及び３７１～４１１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチドをコードすることができる。

イモガイペプチド及びコノトキシン
コノトキシンはイモガイから分離された毒素であり、これらの毒素は、ニューロンのコミュニケーションを妨げることによって作用する。コノトキシンの例としては、α－、ω－、μ－、δ－、及びκ－コノトキシンが挙げられる。簡潔に、α－コノトキシン（及びαＡ－及びφ－コノトキシン）は、ニコチン性リガンド依存性チャネルを標的とし、ω－コノトキシンは、電位依存性カルシウムチャネルを標的とし、μ－コノトキシンは、電位依存性ナトリウムチャネルを標的とし、δ－コノトキシンは、電位依存性ナトリウムチャネルを標的とし、κ－コノトキシンは、電位依存性カリウムチャネルを標的とする。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、イモガイ属に属する生物から単離することができ、単離されたペプチドは、コノトキシンである。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、Ｃｏｎｕｓ ａｍａｄｉｓ、Ｃｏｎｕｓ ｃａｔｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｅｒｍｉｎｅｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｇｅｏｇｒａｐｈｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｇｌｏｒｉａｍａｒｉｓ、Ｃｏｎｕｓ ｋｉｎｏｓｈｉｔａｉ、Ｃｏｎｕｓ ｍａｇｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｍａｒｍｏｒｅｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｐｕｒｐｕｒａｓｃｅｎｓ、Ｃｏｎｕｓ ｓｔｅｒｃｕｓｍｕｓｃａｒｕｍ、Ｃｏｎｕｓ ｓｔｒｉａｔｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｔｅｘｔｉｌｅ、又はＣｏｎｕｓ ｔｕｌｉｐａから単離され得る。

他のＣＲＩＰ
一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、節足動物、クモ、サソリ、昆虫、ミツバチ、スズメバチ、ムカデ、甲殻類、爬虫類、ヘビ、トカゲ、両生類、カエル、サンショウウオ、軟体動物、イモガイ、刺胞動物、イソギンチャク、クラゲ、ヒドロ虫、頭足類、タコ、イカ、コウイカ、魚、若しくは哺乳類から産生及び／又は単離される毒素、ペプチド、若しくはタンパク質（別名、毒液若しくは毒ペプチド若しくはタンパク質）であり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、ヘビ毒液、又はそれ由来の毒素であり得る。

ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質
ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、以下からなる任意のタンパク質、ペプチド、ポリペプチド、アミノ酸配列、構成、又は配置である：（１）少なくとも１つのＣＲＩＰ又は２つ以上のＣＲＩＰ、及び（２）追加の非ＣＲＩＰペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質（例えば、一部の実施形態では、以下を行う能力を有する：昆虫がＣＲＩＰ－殺虫タンパク質に曝露される場合、ＣＲＩＰ単独と比較して、死亡率を増加させる、かつ／若しくは昆虫の成長を阻害すること、当該ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質の発現を、例えば、宿主細胞若しくは発現システムにおいて、増加させること、及び／又はＣＲＩＰ－殺虫タンパク質の翻訳後プロセシングに影響を与えること）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、２つ以上のＣＲＩＰを含むポリマーであり得る。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、２つ以上のＣＲＩＰを含むポリマーであってもよく、ＣＲＩＰが、リンカーペプチド（例えば、切断可能及び／又は切断不能リンカー）を介して動作可能に連結される。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、安定化ドメイン（ＳＴＡ）、小胞体シグナル伝達タンパク質（ＥＲＳＰ）、昆虫切断可能又は昆虫切断不能リンカー（Ｌ）、及び／又はそれらの任意の他の組み合わせなどの１つ以上のタンパク質と動作可能に連結された１つ以上のＣＲＩＰを指すことができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、（１）野生型ＣＲＩＰと、（２）追加のペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質（例えば、ＥＲＳＰ、リンカー、ＳＴＡ、ＵＢＩ、又はヒスチジンタグ若しくは同様のマーカー）と、を含む、天然に存在しないタンパク質であり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、（１）野生型ＣＲＩＰと、（２）天然に存在しないＣＲＩＰと、を含む天然に存在しないタンパク質であり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、（１）野生型ＣＲＩＰと、（２）天然に存在しないＣＲＩＰと、（３）追加のペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質（例えば、ＥＲＳＰ、リンカー、ＳＴＡ、ＵＢＩ、又はヒスチジンタグ若しくは同様のマーカー）と、を含む、天然に存在しないタンパク質であり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、本明細書に記載のＣＲＩＰのうちのいずれかを含むことができる。

一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、本明細書に開示される１つ以上のＣＲＩＰを含むことができる。一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、ＣＲＩＰホモポリマー（例えば、ＣＲＩＰが同じである、２つ以上のＣＲＩＰモノマー）を含むことができる。一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、ＣＲＩＰヘテロポリマー（例えば、ＣＲＩＰモノマーが異なる、２つ以上のＣＲＩＰモノマー）を含むことができる。

一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＣＲＩＰを含む融合タンパク質を含むことができ、各ＣＲＩＰのアミノ酸配列は、同じか又は異なり得る。

一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＣＲＩＰを含む融合タンパク質を含むことができ、各ＣＲＩＰのアミノ酸配列は、同じか又は異なり得、リンカーは、昆虫の腸又は血リンパ内で切断可能である。

一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＣＲＩＰを含む融合タンパク質を含むことができ、各ＣＲＩＰのアミノ酸配列は、同じか又は異なり得、リンカーは、哺乳動物の腸内で切断可能である。

切断可能及び切断不能リンカーの生成のための例示的な方法は、米国特許出願第１５／７２７，２７７号、及び国際出願ＰＣＴ／ＵＳ２０１３／０３００４２号に見出すことができる（それらの開示は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。

ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを産生するための方法
タンパク質を産生する方法は当該技術において周知であり、様々な技術が利用可能である。例えば、一部の実施形態では、タンパク質は、組換え法を使用して産生され得るか、又は化学的に合成され得る。本開示は、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、及び他のペプチド殺虫剤（ペプチド－ＩＡｓ）を産生する方法を提供する。これらの方法は、以下に詳細に記載される。

一部の実施形態では、本発明のＣＲＩＰは、タンパク質を産生するための任意の既知の方法を使用して作製することができる。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、限定されないが、酵母発現システム又は細菌発現システムなどの組換え発現システムを使用して作製することができる。しかしながら、当業者であれば、他のタンパク質産生の方法が利用可能であることを認識するであろう。

一部の実施形態では、本発明は、組換え発現システムを使用して、ＣＲＩＰを産生する方法を提供する。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰを産生する方法を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、当該方法は、（ａ）ＣＲＩＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチド、又はその相補ヌクレオチド配列を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる第１の発現カセットを含むベクターを調製することと、（ｂ）ベクターを宿主細胞（例えば、細菌若しくは酵母、又は昆虫、又は植物細胞、又は動物細胞）に導入することと、（ｃ）ＣＲＩＰの発現及びその培養培地への分泌を可能にするように動作可能な条件下で、酵母株を培養培地で増殖させることと、を含む。一部の関連する実施形態では、宿主細胞は、酵母細胞である。

本発明は、多種多様な宿主細胞において実施可能である（以下の宿主細胞のセクションを参照されたい）。実際、本発明のエンドユーザーは、自身が選択する任意の宿主細胞において、その教示を実践することができる。したがって、一部の実施形態では、宿主細胞は、エンドユーザーの要件を満たす任意の宿主細胞であってもよく、すなわち、一部の実施形態では、ＣＲＩＰの発現は、様々な宿主細胞を使用して、かつ本明細書の教示に基づいて達成され得る。例えば、一部の実施形態では、ユーザーは、ある特定の種類の宿主細胞（例えば、酵母細胞又は細菌細胞）を、別のものとは対照的に使用することを望む場合があり、所与の宿主細胞の好みは、可用性からコストまでの範囲であり得る。

例えば、一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰを産生する方法を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、当該方法は、（ａ）ＣＲＩＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチド、又はその相補ヌクレオチド配列を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる第１の発現カセットを含むベクターを調製することと、（ｂ）ベクターを宿主細胞（例えば、細菌若しくは酵母、又は昆虫、又は植物細胞、又は動物細胞）に導入することと、（ｃ）ＣＲＩＰの発現及びその培養培地への分泌を可能にするように動作可能な条件下で、酵母株を培養培地で増殖させることと、を含む。一部の関連する実施形態では、宿主細胞は、酵母細胞である。

野生型ＣＲＩＰの単離及び変異誘発
ＣＲＩＰ又はペプチド－殺虫剤（ペプチド－ＩＡ）は、供給源から直接得ることができる（例えば、当該ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを動物から単離すること）。変異体ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡは、野生型ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列に変異を作製することと、そのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列を適切なベクターに挿入することと、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドが発現するような方法で宿主生物を形質転換することと、宿主生物を培養して所望の量のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを生成することと、次いで、宿主生物中及び／又はその周辺からＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを精製することと、によって生成することができる。

野生型ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列における変異の生成は、当業者に周知の様々な手段によって達成され得る。変異誘発の方法としては、クンケル法、カセット変異誘発、ＰＣＲ部位特異的変異誘発、「完全殺人（ｐｅｒｆｅｃｔ ｍｕｒｄｅｒ）」技術（ｄｅｌｉｔｔｏ ｐｅｒｆｅｔｔｏ）、ＰＣＲ及び１個のリサイクル可能なマーカーを用いた直接遺伝子欠失及び部位特異的変異誘発、長い相同領域を用いたＰＣＲ及び１個のリサイクル可能なマーカーを用いた直接遺伝子欠失及び部位特異的変異誘発、「ポップインポップアウト」法、並びにＣＲＩＳＰＲ－Ｃａｓ ９が挙げられる。部位特異的変異誘発の例示的な方法は、Ｒｕｖｋｕｎ ＆ Ａｕｓｕｂｅｌ，Ａ ｇｅｎｅｒａｌ ｍｅｔｈｏｄ ｆｏｒ ｓｉｔｅ－ｄｉｒｅｃｔｅｄ ｍｕｔａｇｅｎｅｓｉｓ ｉｎ ｐｒｏｋａｒｙｏｔｅｓ．Ｎａｔｕｒｅ．１９８１ Ｊａｎ １；２８９（５７９３）：８５－８、Ｗａｌｌａｃｅ ｅｔ ａｌ．，Ｏｌｉｇｏｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅ ｄｉｒｅｃｔｅｄ ｍｕｔａｇｅｎｅｓｉｓ ｏｆ ｔｈｅ ｈｕｍａｎ ｂｅｔａ－ｇｌｏｂｉｎ ｇｅｎｅ：ａ ｇｅｎｅｒａｌ ｍｅｔｈｏｄ ｆｏｒ ｐｒｏｄｕｃｉｎｇ ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｐｏｉｎｔ ｍｕｔａｔｉｏｎｓ ｉｎ ｃｌｏｎｅｄ ＤＮＡ．Ｎｕｃｌｅｉｃ Ａｃｉｄｓ Ｒｅｓ．１９８１ Ａｕｇ １１；９（１５）：３６４７－５６、Ｄａｌｂａｄｉｅ－ＭｃＦａｒｌａｎｄ ｅｔ ａｌ．，Ｏｌｉｇｏｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅ－ｄｉｒｅｃｔｅｄ ｍｕｔａｇｅｎｅｓｉｓ ａｓ ａ ｇｅｎｅｒａｌ ａｎｄ ｐｏｗｅｒｆｕｌ ｍｅｔｈｏｄ ｆｏｒ ｓｔｕｄｉｅｓ ｏｆ ｐｒｏｔｅｉｎ ｆｕｎｃｔｉｏｎ．Ｐｒｏｃ Ｎａｔｌ Ａｃａｄ Ｓｃｉ Ｕ Ｓ Ａ．１９８２ Ｎｏｖ；７９（２１）：６４０９－１３、Ｂａｃｈｍａｎ．Ｓｉｔｅ－ｄｉｒｅｃｔｅｄ ｍｕｔａｇｅｎｅｓｉｓ．Ｍｅｔｈｏｄｓ Ｅｎｚｙｍｏｌ．２０１３；５２９：２４１－８、Ｃａｒｅｙ ｅｔ ａｌ．，ＰＣＲ－ｍｅｄｉａｔｅｄ ｓｉｔｅ－ｄｉｒｅｃｔｅｄ ｍｕｔａｇｅｎｅｓｉｓ．Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂ Ｐｒｏｔｏｃ．２０１３ Ａｕｇ １；２０１３（８）：７３８－４２、及びＣｏｎｇ ｅｔ ａｌ．，Ｍｕｌｔｉｐｌｅｘ ｇｅｎｏｍｅ ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ ｕｓｉｎｇ ＣＲＩＳＰＲ／Ｃａｓ ｓｙｓｔｅｍｓ．Ｓｃｉｅｎｃｅ．２０１３ Ｆｅｂ １５；３３９（６１２１）：８１９－２３に見出すことができる（前述の参考文献の全ての開示は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。

野生型ＣＲＩＰ、例えば、クモ毒素、サソリ毒素、及び／又は他の毒素は、毒液から単離することができる。例えば、クモ毒液は、当業者に既知の技術のいずれかを使用して、クモ（例えば、Ｅｒａｔｉｇｅｎａ ａｇｒｅｓｔｉｓなどのクモ）の毒腺から単離され得る。例えば、一部の実施形態では、毒液は、米国特許第５，６８８，７６４号に記載されている方法に従って、クモから単離することができる（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

野生型ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列は、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列を対象とするプライマープローブを使用して、ゲノムライブラリーをスクリーニングすることによって得ることができる。あるいは、ＣＲＩＰ若しくはペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列、及び／又は変異体ＣＲＩＰ若しくはペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列は、化学的に合成することができる。例えば、ＣＲＩＰ若しくはペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列、及び／又は変異体ＣＲＩＰ若しくはペプチド－ＩＡポリヌクレオチド配列は、ホスホロアミダイト、トリエステル、ホスファイト、又はＨ－ホスホネート法などのオリゴヌクレオチド合成方法を使用して生成することができる。Ｅｎｇｅｌｓ，Ｊ．Ｗ．ａｎｄ Ｕｈｌｍａｎｎ，Ｅ．（１９８９），Ｇｅｎｅ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ（Ｎｅｗ Ｓｙｎｔｈｅｔｉｃ Ｍｅｔｈｏｄｓ（７７））．Ａｎｇｅｗ．Ｃｈｅｍ．Ｉｎｔ．Ｅｄ．Ｅｎｇｌ．，２８：７１６－７３４を参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチドの化学合成
一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチド配列は、市販のポリヌクレオチド合成サービス、例えば、ＧＥＮＥＷＩＺ（登録商標）（例えば、ＴｕｒｂｏＧＥＮＥ（商標）；ＰｒｉｏｒｉｔｙＧＥＮＥ、及びＦｒａｇｍｅｎｔＧＥＮＥ）、又はＳＩＧＭＡ－ＡＬＤＲＩＣＨ（登録商標）（例えば、カスタムＤＮＡ及びＲＮＡオリゴ設計並びにカスタムＤＮＡオリゴ注文）によって提供されるものなどを使用して、化学的に合成され得る。ＤＮＡ及び／又はカスタムの化学的に合成されたポリヌクレオチドを生成するための例示的な方法は、当該技術分野において周知であり、１９９５年２月１３日に出願された米国特許第５，７３６，１３５号（第０８／３８９，６１５号）に例示的に提供される（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。また、Ａｇａｒｗａｌ，ｅｔ ａｌ．，Ｃｈｅｍｉｃａｌ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ ｏｆ ｐｏｌｙｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅｓ．Ａｎｇｅｗ Ｃｈｅｍ Ｉｎｔ Ｅｄ Ｅｎｇｌ．１９７２ Ｊｕｎ；１１（６）：４５１－９、Ｏｈｔｓｕｋａ ｅｔ ａｌ．，Ｒｅｃｅｎｔ ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔｓ ｉｎ ｔｈｅ ｃｈｅｍｉｃａｌ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ ｏｆ ｐｏｌｙｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅｓ．Ｎｕｃｌｅｉｃ Ａｃｉｄｓ Ｒｅｓ．１９８２ Ｎｏｖ １１；１０（２１）：６５５３－６５７０、Ｓｏｎｄｅｋ ＆ Ｓｈｏｒｔｌｅ．Ａ ｇｅｎｅｒａｌ ｓｔｒａｔｅｇｙ ｆｏｒ ｒａｎｄｏｍ ｉｎｓｅｒｔｉｏｎ ａｎｄ ｓｕｂｓｔｉｔｕｔｉｏｎ ｍｕｔａｇｅｎｅｓｉｓ：ｓｕｂｓｔｏｉｃｈｉｏｍｅｔｒｉｃ ｃｏｕｐｌｉｎｇ ｏｆ ｔｒｉｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅ ｐｈｏｓｐｈｏｒａｍｉｄｉｔｅｓ．Ｐｒｏｃ Ｎａｔｌ Ａｃａｄ Ｓｃｉ Ｕ Ｓ Ａ．１９９２ Ａｐｒ １５；８９（８）：３５８１－３５８５、Ｂｅａｕｃａｇｅ Ｓ．Ｌ．，ｅｔ ａｌ．，Ａｄｖａｎｃｅｓ ｉｎ ｔｈｅ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ ｏｆ Ｏｌｉｇｏｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅｓ ｂｙ ｔｈｅ Ｐｈｏｓｐｈｏｒａｍｉｄｉｔｅ Ａｐｐｒｏａｃｈ．Ｔｅｔｒａｈｅｄｒｏｎ，Ｅｌｓｅｖｉｅｒ Ｓｃｉｅｎｃｅ Ｐｕｂｌｉｓｈｅｒｓ，Ａｍｓｔｅｒｄａｍ，ＮＬ，ｖｏｌ．４８，Ｎｏ．１２，１９９２，ｐｐ．２２２３－２３１１、Ａｇｒａｗａｌ（１９９３）Ｐｒｏｔｏｃｏｌｓ ｆｏｒ Ｏｌｉｇｏｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅｓ ａｎｄ Ａｎａｌｏｇｓ：Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ ａｎｄ Ｐｒｏｐｅｒｔｉｅｓ；Ｍｅｔｈｏｄｓ ｉｎ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｂｉｏｌｏｇｙ Ｖｏｌ．２０も参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

化学合成ポリヌクレオチドは、当該配列内のヌクレオチドの配置（すなわち、シトシン［Ｃ］、グアニン［Ｇ］、アデニン［Ａ］、又はチミン［Ｔ］分子の配置）に基づいて、所望のポリペプチドを生成するように調整されたＤＮＡ配列を生成することを可能にし、化学合成されたＤＮＡポリヌクレオチドから転写されるｍＲＮＡ配列は、ｍＲＮＡ配列のコドンに対応する各アミノ酸のアミノ酸配列に翻訳され得る。したがって、ｍＲＮＡ配列から翻訳されるポリペプチド鎖のアミノ酸組成物は、２０個のアミノ酸のうちのどのアミノ酸が伸長するポリペプチドに付加されるかを決定する基礎となるコドンを変更することによって変化させることができる。したがって、挿入、置換、欠失、及びフレームシフトなどのＤＮＡにおける変異が、基礎となるコドンに応じて、アミノ酸の挿入、置換、又は欠失を引き起こし得る。

化学的に合成されたＤＮＡポリヌクレオチド配列及び／又は変異誘発を介して改変された野生型ＤＮＡポリヌクレオチド配列からＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを得るには、そのＤＮＡ配列を適切なベクターにクローニングすることによって達成することができる。利用可能な様々な発現ベクター、宿主生物、及び当業者に既知のクローニング戦略が存在する。例えば、ベクターは、プラスミドであってもよく、転写及び翻訳される異種遺伝子及び／又は発現カセットを、酵母細胞に導入することができる。「ベクター」という用語は、担体核酸分子を指すように使用され、それに核酸配列を挿入して、それが複製され得る細胞に導入することができる。ベクターは、複製起点（ＯＲＩ）、選択を可能にする抗生物質耐性を付与する遺伝子、複数のクローニング部位、プロモーター領域、非細菌トランスフェクションのための選択マーカー、及びプライマー結合部位などの「ベクターエレメント」を含み得る。核酸配列は、「外因性」であり得、これは、ベクターが導入される細胞に対して外来性であること、又は配列が、細胞における配列に相同であるが、配列が通常見出されない宿主細胞の核酸内の位置にあることを意味する。ベクターには、プラスミド、コスミド、ウイルス（バクテリオファージ、動物ウイルス、及び植物ウイルス）、及び人工染色体（例えば、ＹＡＣ）が含まれる。当業者は、Ｓａｍｂｒｏｏｋ ｅｔ ａｌ．，１９８９及びＡｕｓｕｂｅｌ ｅｔ ａｌ．，１９９６（これらはともに、参照により本明細書に援用される）に記載されている標準的な組換え技術を通してベクターを構築するための十分な装備があるであろう。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチドをコードすることに加えて、ベクターは、標的化分子をコードすることができる。標的分子は、所望の核酸を特定の組織、細胞、又は他の位置に導くものである。

ベクター及び形質転換
一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチドは、様々なクローニング戦略、並びに当業者に容易に入手可能な市販のクローニングキット及び材料を使用して、ベクターにクローニングされ得る。例えば、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチドは、戦略（例えば、ＳｎａｐＦａｓｔ、Ｇａｔｅｗａｙ、ＴＯＰＯ、Ｇｉｂｓｏｎ、ＬＩＣ、ＩｎＦｕｓｉｏｎＨＤ、又はＥｌｅｃｔｒａ戦略）を使用して、ベクターにクローニングされ得る。多数のベクターが市販されており、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを産生するために使用することができる。例えば、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチドは、ポリメラーゼ連鎖反応（ＰＣＲ）と、ｐＣＲ（商標）ＩＩ－ＴＯＰＯベクター又はＰＣＲ（商標）２．１－ＴＯＰＯ（登録商標）ベクター（ＩｎｖｉｔｒｏｇｅｎからのＴＯＰＯ（登録商標）ＴＡクローニング（登録商標）キットとして市販されている）を組み合わせて使用して、５分間、室温で生成することができ、次いで、ＴＯＰＯ（登録商標）反応物を、コンピテント細胞に形質転換することができ、その後、色の変化に基づいて選択することができる（Ｊａｎｋｅ ｅｔ ａｌ．，Ａ ｖｅｒｓａｔｉｌｅ ｔｏｏｌｂｏｘ ｆｏｒ ＰＣＲ－ｂａｓｅｄ ｔａｇｇｉｎｇ ｏｆ ｙｅａｓｔ ｇｅｎｅｓ：ｎｅｗ ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔ ｐｒｏｔｅｉｎｓ，ｍｏｒｅ ｍａｒｋｅｒｓ ａｎｄ ｐｒｏｍｏｔｅｒ ｓｕｂｓｔｉｔｕｔｉｏｎ ｃａｓｓｅｔｔｅｓ．Ｙｅａｓｔ．２００４ Ａｕｇ；２１（１１）：９４７－６２を参照のこと。また、Ａｄａｍｓ ｅｔ ａｌ．Ｍｅｔｈｏｄｓ ｉｎ Ｙｅａｓｔ Ｇｅｎｅｔｉｃｓ．Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂｏｒ，ＮＹ，１９９７も参照されたい。この開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドは、プラスミド、コスミド、ウイルス（バクテリオファージ、動物ウイルス、及び植物ウイルス）、及び／又は人工染色体（例えば、ＹＡＣ）などのベクターにクローニングされ得る。

一部の実施形態では、以下を行うことによって、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドを、宿主としてＥ．ｃｏｌｉを使用して、ベクター（例えば、プラスミドベクター）に挿入することができる：目的のＤＮＡセグメントを挿入できるようにするために、必要な制限酵素を使用して、約２～５μｇのベクターＤＮＡを消化し、続いて、一晩インキュベーションして完全な消化を達成する（自己ライゲーション／再環化を回避するために、アルカリホスファターゼを使用して、５’末端を脱リン酸化することができる）。消化されたベクターを、ゲル精製する。次に、ＰＣＲを介して、目的のＤＮＡセグメント（例えば、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチド）を増幅し、当業者に既知の技術を使用して（例えば、ＰＣＲクリーンアップキットを使用することによって）、ＰＣＲ反応物から、いずれの過剰の酵素、プライマー、取り込まれていないｄＮＴＰ、不完全長の失敗したＰＣＲ産物、及び／又は塩を除去する。約２０ｎｇのベクター、約１００～１，０００ｎｇ又は目的のＤＮＡセグメント、２μＬの１０×緩衝液（すなわち、３０ｍＭのＴｒｉｓ－ＨＣｌ、４ｍＭのＭｇＣｌ_２、２６μＭのＮＡＤ、１ｍＭのＤＴＴ、５０μｇ／ｍｌのＢＳＡ、ｐＨ８；２５℃で保存）、１μＬのＴ４ ＤＮＡリガーゼを含む混合物を作製し、Ｈ_２Ｏを添加して全て総体積を２０μＬにすることによって、目的のＤＮＡセグメントを、ベクターにライゲーションする。次いで、ライゲーション反応混合物を、室温で２時間、又は１６℃で一晩インキュベートすることができる。次いで、ライゲーション反応物（すなわち、約１μＬ）を、例えば、エレクトロポレーション又は化学的方法を使用することによって、コンピテント細胞に形質転換することができる。次いで、コロニーＰＣＲを実施して、目的のＤＮＡセグメントを含むベクターを特定することができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドは、他のＤＮＡセグメントとともに、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ＯＲＦを構成し、宿主酵母細胞からの分泌のために設計することができる。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ＯＲＦを設計する例示的な方法は、以下の通りである：ＯＲＦは、シグナルペプチド配列から始まり、続いて、Ｋｅｘ２切断部位（リジン－アルギニン）をコードするＤＮＡ配列、続いて、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡポリヌクレオチド導入遺伝子（５’末端にグリシン－セリンコドン、最後に、３’末端に終止コドンが付加される）であり得る。次いで、これらの全てのエレメントを、単一のオープンリーディングフレーム（ＯＲＦ）として、酵母細胞において融合ペプチドに発現させる。α接合因子（αＭＦ）シグナル配列は、組換え酵母の内因性分泌経路を介した組換え殺虫ペプチドの代謝プロセスを促進するために最も頻繁に使用され、すなわち、発現された融合ペプチドは、典型的には、小胞体内に入り、α接合因子シグナル配列が、シグナルペプチダーゼ活性によって除去され、次いで、得られた殺虫プロペプチドが、ゴルジ装置に輸送され、上述のリジン－アルギニンジペプチドが、Ｋｅｘ２エンドプロテアーゼによって完全に除去され、その後、成熟ポリペプチド（すなわち、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ）が、細胞から分泌される。

一部の実施形態では、組換え酵母細胞におけるポリペプチド発現レベルは、特定の宿主酵母種に基づいてコドンを最適化することによって増強され得る。所与の宿主生物の内因性オープンリーディングフレームで観察される自然に発生するコドンの頻度は、必ずしも高効率発現のために最適化する必要はない。更に、異なる酵母種（例えば、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅなど）は、高効率発現のために異なる最適コドンを有する。したがって、シグナル配列をコードする配列エレメント、Ｋｅｘ２切断部位、及びＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを含むＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ＯＲＦについては、それらが組換え酵母細胞において１つの融合ペプチドとして最初に翻訳されるため、コドン最適化が考慮されるべきである。

一部の実施形態では、コドン最適化されたＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ＯＲＦを、酵母発現用の酵母特異的発現ベクターにライゲーションすることができる。エピソームベクター及び組み込みベクターを含む、酵母発現用に利用可能な多くの発現ベクターがあり、これらは通常、特定の酵母株のために設計されている。ペプチド産生に使用される特定の酵母発現システムを考慮して、適切な発現ベクターを慎重に選択する必要がある。一部の実施形態では、組み込みベクターを使用することができ、これは、形質転換された酵母細胞の染色体に組み込まれ、細胞の分裂及び増殖のサイクルを通して安定に維持される。組み込みＤＮＡ配列は、形質転換された酵母種における標的ゲノムＤＮＡ遺伝子座と相同であり、かかる組み込み配列としては、ｐＬＡＣ４、２５Ｓ ｒＤＮＡ、ｐＡＯＸ１、及びＴＲＰ２などが挙げられる。殺虫ペプチド導入遺伝子の位置は、組み込みＤＮＡ配列（挿入ベクター）に隣接していてもよく、又は組み込みＤＮＡ配列（置換ベクター）内であってもよい。

一部の実施形態では、発現ベクターは、Ｅ．ｃｏｌｉにおけるＤＮＡ調製のためのＥ．ｃｏｌｉエレメント（例えば、Ｅ．ｃｏｌｉ複製起点、抗生物質選択マーカーなど）を含み得る。一部の実施形態では、ベクターは、目的の導入遺伝子の発現に必要な一連の配列エレメント（例えば、転写プロモーター、ターミネーター、酵母選択マーカー、宿主酵母ＤＮＡに相同な組み込みＤＮＡ配列など）を含み得る。天然及び操作されたプロモーター（例えば、ｐＬＡＣ４、ｐＡＯＸ１、ｐＵＰＰ、ｐＡＤＨ１、ｐＴＥＦ、ｐＧａｌ１などの酵母プロモーター及びその他）を含む、多くの好適な酵母プロモーターがあり、一部の実施形態で使用することができる。

一部の実施形態では、アセトアミドプロトトロフィー選択、ゼオシン耐性選択、ジェネティシン耐性選択、ノウルセオトリシン耐性選択、ウラシル欠失選択、及び／又は他の選択方法などの選択方法を使用してもよい。例えば、一部の実施形態では、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｎｉｄｕｌａｎｓのａｍｄＳ遺伝子を、選択マーカーとして使用することができる。選択マーカーを使用するための例示的な方法は、米国特許第６，５４８，２８５号（１９９７年４月３日出願）、同第６，１６５，７１５号（１９９８年６月２２日出願）、及び同第６，１１０，７０７号（１９９７年１月１７日出願）に見出すことができる（それらの開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドは、ｐＫＬＡＣ１プラスミドに挿入され得る。ｐＫＬＡＣ１は、Ｎｅｗ Ｅｎｇｌａｎｄ Ｂｉｏｌａｂｓ（登録商標）Ｉｎｃ．（アイテム番号（ＮＥＢ＃Ｅ１０００）から市販されている。ｐＫＬＡＣ１は、酵母Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓにおける組換えタンパク質（例えば、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ）の高レベル発現を達成するように設計される。ｐＫＬＡＣ１プラスミドは、単独で、又はＫ．ｌａｃｔｉｓタンパク質発現キットの一部として注文することができる。ｐＫＬＡＣ１プラスミドは、ＳａｃＩＩ又はＢｓｔＸＩ制限酵素を使用して、線状化することができ、αＭＦ分泌シグナルの下流にＭＣＳを有する。αＭＦ分泌シグナルは、組換えタンパク質を分泌経路に導き、次いで、Ｋｅｘ２により切断され、例えば、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡが得られる。Ｋｅｘ２は、カルシウム依存性セリンプロテアーゼであり、分泌経路のプロタンパク質の活性化に関与し、市販されている（ＰｅｐｒｏＴｅｃｈ（登録商標）；アイテム番号４５０－４５）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドでライゲーションされたｐＫＬＡＣ１プラスミドで形質転換された酵母コロニーの選択に続いて、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドを、ｐＫｌａｃ１プラスミドに挿入するか、又はｐＫｌａｃ１プラスミドにサブクローニングすることができる。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドでライゲーションされたｐＫＬＡＣ１プラスミドで形質転換された酵母（例えば、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ）は、形質転換された酵母細胞が、その唯一の窒素源としてアセトアミドを含有するＹＣＢ培地での増殖することを可能にするアセトアミダーゼ（ａｍｄＳ）に基づいて選択され得る。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドでライゲーションされたｐＫＬＡＣ１プラスミドで形質転換された陽性の酵母コロニーを特定する。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドを、当業者が容易に入手することができる他の市販のプラスミド及び／又はベクターに挿入することができ、例えば、プラスミドは、Ａｄｄｇｅｎｅ（非営利プラスミドレポジトリ）、ＧｅｎＳｃｒｉｐｔ（登録商標）、Ｔａｋａｒａ（登録商標）、Ｑｉａｇｅｎ（登録商標）、及びＰｒｏｍｅｇａ（商標）から入手可能である。

一部の実施形態では、ＴＶＰをコードするポリヌクレオチドを、当業者が容易に入手することができる他の市販のプラスミド及び／又はベクターに挿入することができ、例えば、プラスミドは、Ａｄｄｇｅｎｅ（非営利プラスミドレポジトリ）、ＧｅｎＳｃｒｉｐｔ（登録商標）、Ｔａｋａｒａ（登録商標）、Ｑｉａｇｅｎ（登録商標）、及びＰｒｏｍｅｇａ（商標）から入手可能である。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ発現カセットで形質転換された酵母細胞は、ＣＲＩＰを、酵母培養で、１リットルの培地当たり少なくとも７０ｍｇ／Ｌ、少なくとも８０ｍｇ／Ｌ、少なくとも９０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１１０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１２０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１３０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１４０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１６０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１７０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１８０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１９０ｍｇ／Ｌ ２００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，２５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，７５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも２，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも２，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも３，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも３，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも４，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも４，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも少なくとも６，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも６，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも８，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも８，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも９，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも９，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１１，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１２，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１２，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１３，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１４，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１５，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１６，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１７，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１７，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１８，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１９，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも２０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも２５，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも３０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも４０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも６０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも８０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも９０，０００ｍｇ／Ｌ、又は少なくとも１００，０００ｍｇ／ＬのＣＲＩＰの収率で、産生することができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを含む１つ以上の発現カセットを、ベクターに挿入して、１リットルの培地（酵母発酵液の上清）当たり約１００ｍｇ／ＬのＣＲＩＰ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１１０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１２０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１３０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１４０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１５０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１６０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１７０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１８０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１９０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２５０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７５０ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約２９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約３９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約４９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約５９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約６９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約７９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約８９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９００００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９０５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９１０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９１５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９２０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９２５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９３０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９３５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９４０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９４５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９５０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９５５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９６０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９６５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９７０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９７５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９８０００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９８５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約９９０００ｍｇ／Ｌ～約１００，
０００ｍｇ／Ｌ、又は約９９５００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／ＬのＣＲＩＰの範囲の収率をもたらすことができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを含む１つ以上の発現カセットを、ベクターに挿入して、１リットルの培地（酵母発酵液の上清）当たり約１００ｍｇ／ＬのＣＲＩＰ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１０５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１００００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約９０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約８０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約６０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約４０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約３０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１０００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約７５０ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約５００ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約２５０ｍｇ／Ｌ、約１００ｍｇ／Ｌ～約１００ｍｇ／Ｌ、又は約１００ｍｇ／Ｌ～約１１０ｍｇ／ＬのＣＲＩＰの範囲の収率をもたらすことができる。

ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするＤＮＡポリヌクレオチド配列に加えて、調節エレメントとして知られている既知の追加のＤＮＡセグメントを、外来のＤＮＡ又は導入遺伝子の発現の増強を可能にするベクターにクローニングすることができる。かかる追加のＤＮＡセグメントの例としては、（１）プロモーター、ターミネーター、及び／又はエンハンサーエレメント、（２）適切なｍＲＮＡ安定化ポリアデニル化シグナル、（３）内部リボソーム侵入部位（ＩＲＥＳ）、（４）イントロン、並びに（５）転写後調節エレメントが挙げられる。目的のＤＮＡセグメントと、前述のシス作用性エレメントのうちのいずれか１つとの組み合わせは、「発現カセット」と呼ばれる。

単一発現カセットは、前述の調節エレメントのうちの１つ以上と、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドと、を含むことができる。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットは、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドと、α－ＭＦシグナル、Ｋｅｘ２部位、ＬＡＣ４ターミネーター、ＡＤＮ１プロモーター、並びに５’末端及び３’末端上のＬＡＣ４プロモーターに隣接するアセトアミダーゼ（ａｍｄＳ）選択マーカーと、を含むことができる。

一部の実施形態では、ベクターにクローニングされた多数の発現カセットが存在し得る。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを含む第１の発現カセットが存在し得る。代替的な実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするように動作可能な２つの発現カセット（すなわち、二重発現カセット）が存在する。他の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするように動作可能な３つの発現カセット（すなわち、三重発現カセット）が存在する。

一部の実施形態では、二重発現カセットは、第２のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットを、第１のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットを含むベクターにサブクローニングすることによって生成することができる。

一部の実施形態では、三重発現カセットは、第３のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットを、第１及び第２のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットを含むベクターにサブクローニングすることによって生成することができる。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットで形質転換された酵母細胞は、ＣＲＩＰを、酵母培養で、１リットルの培地当たり少なくとも７０ｍｇ／Ｌ、少なくとも８０ｍｇ／Ｌ、少なくとも９０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１１０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１２０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１３０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１４０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１６０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１７０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１８０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１９０ｍｇ／Ｌ ２００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，２５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１，７５０ｍｇ／Ｌ、少なくとも２，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも２，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも３，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも３，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも４，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも４，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも少なくとも６，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも６，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも８，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも８，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも９，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも９，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１１，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１２，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１２，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１３，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１４，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１５，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１６，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１７，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１７，５００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１８，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも１９，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも２０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも２５，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも３０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも４０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも５０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも６０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも７０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも８０，０００ｍｇ／Ｌ、少なくとも９０，０００ｍｇ／Ｌ、又は少なくとも１００，０００ｍｇ／ＬのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの収率で、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを産生することができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを含む１つ以上の発現カセットを、ベクター（例えば、ｐＫｌａｃ１プラスミド）に挿入して、約１００ｍｇ／ＬのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ（酵母発酵液の上清）の収率をもたらすことができる。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを含む２つの発現カセットを、ベクター（例えば、ｐＫＳ４８２プラスミド）に挿入して、約２ｇ／ＬのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ（酵母発酵液の上清）の収率をもたらすことができる。あるいは、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを含む３つの発現カセットを、ベクター（例えば、ｐＫｌａｃ１Ｔプラスミド）に挿入してもよい。

一部の実施形態では、Ｋ．ｌａｃｔｉｓゲノムへの最適化されたＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ導入遺伝子の１つ以上のコピーの組み込みを可能にするために、複数のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットを、酵母にトランスフェクトすることができる。複数のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットをＫ．ｌａｃｔｉｓゲノムに導入する例示的な方法は、以下の通りである：インタクトのＬＡＣ４プロモーターエレメント、コドン最適化ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ＯＲＦエレメント、及びｐＬＡＣ４ターミネーターエレメントを含む、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットのＤＮＡ配列を合成する。インタクトの発現カセットを、ｐＫＳ４７７のｐＬＡＣ４ターミネーターの下流にある、ｐＫｌａｃ１ベクターのＳａｌ ＩとＫｐｎ Ｉ制限部位との間にライゲーションして、二重導入遺伝子ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ベクターｐＫＳ４８２を得る。次いで、二重導入遺伝子ベクターｐＫＳ４８２を、Ｓａｃ ＩＩ制限エンドヌクレアーゼを使用して線状化し、エレクトロポレーションによって、Ｋ．ｌａｃｔｉｓのＹＣＴ３０６株に形質転換する。次いで、得られた酵母コロニーを、５ｍＭのアセトアミドを補充したＹＣＢ寒天プレート上で増殖させる（アセトアミダーゼ発現細胞のみが、アセトアミドを窒素の代謝源として効率的に使用することができる）。酵母コロニーを評価するために、ｐＫＳ４８２酵母プレートから、約１００～４００個のコロニーを採取してもよい。コロニーからの接種物を、炭素源として２％の糖アルコールを添加した２．２ｍＬのＫ．ｌａｃｔｉｓ規定培地で各々培養する。培養物を、２３．５℃で、２８０ｒｐｍで振盪しながら、６日間インキュベートし、この時点で、培養物中の細胞密度は、６００ｎｍでの光吸光度（ＯＤ６００）によって示されるように、最大レベルに達する。次いで、細胞を、４，０００ｒｐｍで１０分間遠心分離することによって培養物から除去し、得られた上清（条件培地）を、ＨＰＬＣ収率分析用に、０．２μＭ膜を通して濾過する。

ペプチドを化学的に合成する
ペプチド合成又は化学合成又はペプチド及び／又はポリペプチドを使用して、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを生成することができる。これらの方法は、当業者によって、及び／又は商業ベンダー（例えば、ＧｅｎＳｃｒｉｐｔ（登録商標）；Ｐｉｓｃａｔａｗａｙ，Ｎｅｗ Ｊｅｒｓｅｙ）の使用を通して実施され得る。例えば、一部の実施形態では、化学的ペプチド合成は、液相ペプチド合成（ＬＰＰＳ）、又は固相ペプチド合成（ＳＰＰＳ）を使用して達成され得る。

一部の実施形態では、ペプチド合成は、後続アミノ酸のカルボキシル基を先行アミノ酸のＮ末端にカップリングすることで、新生ポリペプチド鎖が生成される戦略（自然界で見られるポリペプチド合成の種類とは反対のプロセス）を使用することによって、一般に達成され得る。

ペプチドの脱保護は、ポリペプチドの化学合成における重要な最初のステップである。ペプチドの脱保護は、アミノ酸の官能基が望ましくない若しくは非特異的な反応又は副反応に関与するのを防ぐために、化学物質を使用することによってアミノ酸の反応性基をブロックするプロセスであり、言い換えれば、アミノ酸が、これらの望ましくない反応に関与することから「保護される」。

ペプチド鎖を合成する前に、アミノ酸を「脱保護」して、鎖が形成される（すなわち、アミノ酸が結合する）ことを可能にしなければならない。Ｎ末端を保護するために使用される化学物質としては、９－フルオレニルメトキシカルボニル（Ｆｍｏｃ）、及びｔｅｒｔ－ブトキシカルボニル（Ｂｏｃ）が挙げられ、それらの各々は、それぞれ、穏和な塩基（例えば、ピペリジン）及び適度に強い酸（例えば、トリフルオロ酢酸（ＴＦＡ））の使用を介して除去することができる。

必要なＣ末端保護剤は、使用される化学ペプチド合成戦略の種類に依存する。例えば、ＬＰＰＳは、Ｃ末端アミノ酸の保護を必要とするが、ＳＰＰＳは、保護基として作用する固体支持体を必要としない。側鎖アミノ酸は、個々のペプチド配列及びＮ末端保護戦略に基づいて変化するいくつかの異なる保護基の使用を必要とする。しかしながら、典型的には、側鎖アミノ酸に使用される保護基は、ｔｅｒｔ－ブチル（ｔＢｕ）又はベンジル（Ｂｚｌ）保護基に基づく。

ペプチド合成手順の次のステップは、アミノ酸のカップリングである。アミノ酸のカップリングを実現するには、入ってくるアミノ酸のＣ末端カルボン酸を活性化しなければならない。これは、入ってくるアミノ酸のカルボキシル基と反応してＯ－アシルイソ尿素中間体を形成する、ジイソプロピルカルボジイミド（ＤＩＣ）又はジシクロヘキシルカルボジイミド（ＤＣＣ）などのカルボジイミドを使用して達成することができる。その後、Ｏ－アシルイソ尿素中間体は、伸長するペプチド鎖のＮ末端上の一級アミノ基を介する求核攻撃によって置換される。カルボジイミドによって生成された反応性中間体は、アミノ酸のラセミ化をもたらすことができる。アミノ酸のラセミ化を回避するために、Ｏ－アシルイソ尿素中間体と反応するために、１－ヒドロキシベンゾトリアゾール（ＨＯＢｔ）などの試薬を添加する。使用され得る他のカップル剤としては、追加の活性化塩基を有する２－（１Ｈ－ベンゾトリアゾール－１－イル）－１，１，３，３－テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート（ＨＢＴＵ）、及びベンゾトリアゾール－１－イル－オキシ－トリス（ジメチルアミノ）ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート（ＢＯＰ）が挙げられる。最後に、アミノ酸の脱保護及びカップリングがそれに続く。

合成プロセスの終了時に、ポリペプチドからの保護基の除去（通常、酸分解を介して起こるプロセス）が行われなければならない。どの試薬がペプチド切断に必要なのかを決定することは、使用する保護スキームと全体的な合成方法との関係による。例えば、一部の実施形態では、臭化水素（ＨＢｒ）、フッ化水素（ＨＦ）、又はトリフルオロメタンスルホン酸（ＴＦＭＳＡ）を使用して、Ｂｚｌ基及びＢｏｃ基を切断することができる。代替的には、他の実施形態では、ＴＦＡなどのそれほど強くない酸により、ｔＢｕｔ基及びＦｍｏｃ基の酸分解がもたらされ得る。最後に、ペプチドは、ペプチドの生理化学的特徴（例えば、電荷、サイズ、疎水性など）に基づいて精製することができる。ペプチドを精製するために使用することができる技術としては、逆相クロマトグラフィー（ＲＰＣ）、サイズ排除クロマトグラフィー、分配クロマトグラフィー、高性能液体クロマトグラフィー（ＨＰＬＣ）、及びイオン交換クロマトグラフィー（ＩＥＣ）を含む精製技術が挙げられる。

ペプチド合成の例示的な方法は、Ａｎｄｅｒｓｏｎ Ｇ．Ｗ．ａｎｄ ＭｃＧｒｅｇｏｒ Ａ．Ｃ．（１９５７）Ｔ－ｂｕｔｙｌｏｘｙｃａｒｂｏｎｙｌａｍｉｎｏ ａｃｉｄｓ ａｎｄ ｔｈｅｉｒ ｕｓｅ ｉｎ ｐｅｐｔｉｄｅ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ．Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ ｔｈｅ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｓｏｃｉｅｔｙ．７９，６１８０－３、Ｃａｒｐｉｎｏ Ｌ．Ａ．（１９５７）Ｏｘｉｄａｔｉｖｅ ｒｅａｃｔｉｏｎｓ ｏｆ ｈｙｄｒａｚｉｎｅｓ．Ｉｖ．Ｅｌｉｍｉｎａｔｉｏｎ ｏｆ ｎｉｔｒｏｇｅｎ ｆｒｏｍ １，１－ｄｉｓｕｂｓｔｉｔｕｔｅｄ－２－ａｒｅｎｅｓｕｌｆｏｎｈｙｄｒａｚｉｄｅｓ１－４．Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ ｔｈｅ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｓｏｃｉｅｔｙ．７９，４４２７－３１、ＭｃＫａｙ Ｆ．Ｃ．ａｎｄ Ａｌｂｅｒｔｓｏｎ Ｎ．Ｆ．（１９５７）Ｎｅｗ ａｍｉｎｅ－ｍａｓｋｉｎｇ ｇｒｏｕｐｓ ｆｏｒ ｐｅｐｔｉｄｅ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ．Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ ｔｈｅ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｓｏｃｉｅｔｙ．７９，４６８６－９０、Ｍｅｒｒｉｆｉｅｌｄ Ｒ．Ｂ．（１９６３）Ｓｏｌｉｄ ｐｈａｓｅ ｐｅｐｔｉｄｅ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ．Ｉ．Ｔｈｅ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ ｏｆ ａ ｔｅｔｒａｐｅｐｔｉｄｅ．Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ ｔｈｅ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｓｏｃｉｅｔｙ．８５，２１４９－５４、Ｃａｒｐｉｎｏ Ｌ．Ａ．ａｎｄ Ｈａｎ Ｇ．Ｙ．（１９７２）９－ｆｌｕｏｒｅｎｙｌｍｅｔｈｏｘｙｃａｒｂｏｎｙｌ ａｍｉｎｏ－ｐｒｏｔｅｃｔｉｎｇ ｇｒｏｕｐ．Ｔｈｅ Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｏｒｇａｎｉｃ Ｃｈｅｍｉｓｔｒｙ．３７，３４０４－９、及びＡ Ｌｌｏｙｄ－Ｗｉｌｌｉａｍｓ Ｐ．ｅｔ ａｌ．（１９９７）Ｃｈｅｍｉｃａｌ ａｐｐｒｏａｃｈｅｓ ｔｏ ｔｈｅ ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ ｏｆ ｐｅｐｔｉｄｅｓ ａｎｄ ｐｒｏｔｅｉｎｓ．Ｂｏｃａ Ｒａｔｏｎ：ＣＲＣ Ｐｒｅｓｓ．２７８、米国特許第３，７１４，１４０号（１９７１年３月１６日出願）、同第４，４１１，９９４号（１９７８年６月８日出願）、同第７，７８５，８３２号（２００６年１月２０日出願）、同第８，３１４，２０８号（２００６年２月１０日出願）、及び同第１０，４４２，８３４号（２０１５年１０月２日出願）、並びに米国特許出願第２００５／０１６５２１５号（２００４年１２月２３日出願）に見出すことができる（それらの開示は、それらの全体が参照により本明細書に援用される）。

ポリヌクレオチド、ペプチド、及びＣＲＩＰを生成する更なる例示的な方法は、米国特許出願公開第２０１５／０１４８２８８Ａ１号に見出すことができる（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

本明細書に記載の方法のうちのいずれかは、本明細書に記載のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡのうちのいずれかを生成するために使用することができる。

細胞培養技術及び形質転換技術
「形質転換」及び「トランスフェクション」という用語は、ともに、宿主生物に外因性及び／又は異種のＤＮＡ又はＲＮＡを導入するプロセスを記載する。一般に、当業者は、細菌細胞に外因性及び／若しくは異種のＤＮＡ又はＲＮＡを導入するプロセスを記載するために「形質転換」という用語を留保することがあり、真核細胞への外因性及び／若しくは異種のＤＮＡ又はＲＮＡの導入を記載するプロセスのために「トランスフェクション」という用語を留保することがある。しかしながら、本明細書で使用される場合、「形質転換」及び「トランスフェクション」という用語は、プロセスが、原核生物（例えば、細菌）又は真核生物（例えば、酵母、植物、若しくは動物）への外因性及び／若しくは異種のＤＮＡ又はＲＮＡの導入を記載するかどうかに関係なく、同義的に使用される。

一部の実施形態では、宿主細胞は、以下の方法を使用して形質転換され得る：エレクトロポレーション、細胞圧搾、マイクロインジェクション、インペイルフェクション、静水圧の使用、ソノポレーション、光学トランスフェクション、継続注入、リポフェクション、ウイルスの使用による（例えば、アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス、レンチウイルス、単純ヘルペスウイルス、及びレトロウイルス）、化学ホスフェート法、ＤＥＡＥ－デキストラン又はポリエチレンイミン（ＰＥＩ）を介したエンドサイトーシス、プロトプラスト融合、流体力学的送達、マグネトフェクション、ヌクレオインフェクション、及び／又はその他の方法。トランスフェクション及び／又は形質転換技術に関する例示的な方法は、Ｍａｋｒｉｄｅｓ（２００３），Ｇｅｎｅ Ｔｒａｎｓｆｅｒ ａｎｄ Ｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｉｎ Ｍａｍｍａｌｉａｎ Ｃｅｌｌｓ，Ｅｌｖｅｓｉｅｒ、Ｗｏｎｇ，ＴＫ ＆ Ｎｅｕｍａｎｎ，Ｅ．Ｅｌｅｃｔｒｉｃ ｆｉｅｌｄ ｍｅｄｉａｔｅｄ ｇｅｎｅ ｔｒａｎｓｆｅｒ．Ｂｉｏｃｈｅｍ．Ｂｉｏｐｈｙｓ．Ｒｅｓ．Ｃｏｍｍｕｎ．１０７，５８４－５８７（１９８２）、Ｐｏｔｔｅｒ ＆ Ｈｅｌｌｅｒ，Ｔｒａｎｓｆｅｃｔｉｏｎ ｂｙ Ｅｌｅｃｔｒｏｐｏｒａｔｉｏｎ．Ｃｕｒｒ Ｐｒｏｔｏｃ Ｍｏｌ Ｂｉｏｌ．２００３ Ｍａｙ；ＣＨＡＰＴＥＲ：Ｕｎｉｔ－９．３、Ｋｉｍ ＆ Ｅｂｅｒｗｉｎｅ，Ｍａｍｍａｌｉａｎ ｃｅｌｌ ｔｒａｎｓｆｅｃｔｉｏｎ：ｔｈｅ ｐｒｅｓｅｎｔ ａｎｄ ｔｈｅ ｆｕｔｕｒｅ．Ａｎａｌ Ｂｉｏａｎａｌ Ｃｈｅｍ．２０１０ Ａｕｇ；３９７（８）：３１７３－３１７８に見出すことができる（これらの参考文献の各々は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

エレクトロポレーションは、細胞に電気を印加し、細胞膜を透過性にして、その結果、細胞に外因性ＤＮＡを導入することが可能になる技術である。エレクトロポレーションは、当業者に容易に知られており、エレクトロポレーションを達成するために必要なツール及びデバイスが市販されている（例えば、Ｇｅｎｅ Ｐｕｌｓｅｒ Ｘｃｅｌｌ（商標）エレクトロポレーションシステム、Ｂｉｏ－Ｒａｄ（登録商標）、Ｎｅｏｎ（登録商標）エレクトロポレーション用トランスフェクションシステム、Ｔｈｅｒｍｏ－Ｆｉｓｈｅｒ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ、及び他のツール及び／又はデバイス）。エレクトロポレーションの例示的な方法は、Ｐｏｔｔｅｒ ＆ Ｈｅｌｌｅｒ，Ｔｒａｎｓｆｅｃｔｉｏｎ ｂｙ Ｅｌｅｃｔｒｏｐｏｒａｔｉｏｎ．Ｃｕｒｒ Ｐｒｏｔｏｃ Ｍｏｌ Ｂｉｏｌ．２００３ Ｍａｙ；ＣＨＡＰＴＥＲ：Ｕｎｉｔ－９．３、Ｓａｉｔｏ（２０１５）Ｅｌｅｃｔｒｏｐｏｒａｔｉｏｎ Ｍｅｔｈｏｄｓ ｉｎ Ｎｅｕｒｏｓｃｉｅｎｃｅ．Ｓｐｒｉｎｇｅｒ ｐｒｅｓｓ、Ｐａｋｈｏｍｏｖ ｅｔ ａｌ．，（２０１７）Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｅｌｅｃｔｒｏｐｏｒａｔｉｏｎ Ｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓ ｉｎ Ｂｉｏｌｏｇｙ ａｎｄ Ｍｅｄｉｃｉｎｅ．Ｔａｙｌｏｒ ＆ Ｆｒａｎｃｉｓに示されている（これらの開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される。

一部の実施形態では、エレクトロポレーションを使用して、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドを含むベクターを、酵母に導入することができる。例えば、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡが、ｐＫｌａｃ１プラスミドにクローニングされ、エレクトロポレーションを介してＫ．ｌａｃｔｉｓ細胞に形質転換される。これは、好適な酵母種（例えば、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｍａｒｘｉａｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓなど）を、約１０～２００ｍＬの酵母抽出物ペプトンデキストロース（ＹＥＰＤ）に接種し、３０℃のシェーカー上で、酵母培養の初期の対数増殖期（例えば、約０．６～２×１０^８細胞／ｍＬ）までインキュベーションすることによって達成することができる。酵母を、滅菌遠心チューブに回収し、４℃で、３０００ｒｐｍで５分間遠心分離し（注記：手順中に細胞を冷したままにする）、細胞を、４０ｍＬの氷冷滅菌脱イオン水で洗浄し、細胞を、２３，０００ｒｐｍで５分間ペレット化する。洗浄ステップを繰り返し、細胞を、２０ｍＬの１Ｍの発酵性糖（例えば、ガラクトース、マルトース、ラトトリオース（ｌａｔｏｔｒｉｏｓｅ）、スクロース、フルクトース、若しくはグルコース）及び／又は糖アルコール（例えば、エリスリトール、水素化デンプン加水分解物、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、及びキシリトール）に再懸濁し、続いて、３，０００ｒｐｍで５分間スピンダウンする。細胞を、適量の氷冷１Ｍの発酵性糖（例えば、ガラクトース、マルトース、ラトトリオース、スクロース、フルクトース、若しくはグルコース）及び／又は糖アルコール（例えば、エリスリトール、水素化デンプン加水分解物、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、及びキシリトール）で再懸濁して、最終細胞密度を３×１０^９細胞／ｍＬにする。４０μｌの酵母懸濁液を、予冷した０．２ｃｍのエレクトロポレーションキュベット（注記：試料がアルミニウムキュベットの両側に接触していることを確認する）中にＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードする線状ポリヌクレオチド（約１μｇ）を含む約１～４μｌのベクターと混合する。ＲＣ回路の最適な時定数（５ｍｓ）で、２０００Ｖの単一のパルスを提供して、次いで、細胞を、０．５ｍＬのＹＥＤと０．５ｍＬの１Ｍの発酵性糖（例えば、ガラクトース、マルトース、ラトトリオース、スクロース、フルクトース、若しくはグルコース）及び／又は糖アルコール（例えば、エリスリトール、水素化デンプン加水分解物、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、及びキシリトール）との混合液中で回復させ、次いで、選択プレート上に広げた。

一部の実施形態では、エレクトロポレーションを使用して、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチドを含むベクターを、以下によって植物プロトプラストに導入することができる：植物プロトプラスト溶液（例えば、約８ｍＬの１０ｍＭの２－［Ｎ－モルホリノ］エタンスルホン酸（ＭＥＳ）（ｐＨ５．５）、０．０１％（ｗ／ｖ）のペクチラーゼ、１％（ｗ／ｖ）のマセロザイム、４０ｍＭのＣａＣｌ_２、及び０．４Ｍのマンニトール）中の滅菌植物材料をインキュベートし、混合物を、ロータリーシェーカーに約３～６時間、３０℃で添加して、プロトプラストを生成する。８０μｍメッシュのナイロンスクリーン濾過によりデブリを除去する。約４ｍｌの植物エレクトロポレーション緩衝液（例えば、５ｍＭのＣａＣｌ_２、０．４Ｍのマンニトール、及びＰＢＳ）でスクリーンをリンスする。滅菌１５ｍＬコニカル遠心チューブ中でプロトプラストを合わせ、次いで、約３００×ｇで約５分間遠心分離する。遠心分離後、上清を廃棄し、５ｍＬの植物エレクトロポレーション緩衝液で洗浄する。プロトプラストを、植物エレクトロポレーション緩衝液中に、１ｍＬの液体当たり約１．５×１０^６～２×１０^６ｍＬのプロトプラストで再懸濁さする。約０．５ｍＬのプロトプラスト懸濁液を、１つ以上のエレクトロポレーションキューブに移し、氷上にセットし、ベクターを添加する（注記：安定した形質転換のために、ベクターは、上記の制限方法のいずれかを使用して線状化され、約１～１０μｇのベクターが使用される。一過性発現の場合、ベクターは、そのスーパーコイル状態で保持されてもよく、約１０～４０μｇのベクターが使用され得る）。ベクターとプロトプラスト懸濁液を混合する。キュベットをエレクトロポレーション装置に配置し、約１～２ｋＶで１回以上電撃を与える（最初に、反応を最適化しながら、３～２５μＦの容量を使用してもよい）。キュベットを氷に戻し、形質転換された細胞を、完全培地中に２０倍希釈する。約４８時間後、プロトプラストを回収する。

宿主細胞
本発明の方法、組成物、ＣＲＩＰ及びペプチド－ＩＡは、任意の細胞型（例えば、真核細胞又は原核細胞）において実施され得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、原核生物である。例えば、一部の実施形態では、宿主細胞は、グラム陰性又はグラム陽性生物などの古細菌又は真正細菌であり得る。有用な細菌の例としては、大腸菌属（例えば、Ｅ．ｃｏｌｉ）、バチルス属（例えば、Ｂ．ｓｕｂｔｉｌｉｓ）、腸内細菌、シュードモナス属種（例えば、Ｐ．ａｅｒｕｇｉｎｏｓａ）、Ｓａｌｍｏｎｅｌｌａ ｔｙｐｈｉｍｕｒｉｕｍ、Ｓｅｒｒａｔｉａ ｍａｒｃｅｓｃａｎｓ、クレブシエラ属、プロテウス属、シゲラ属、根粒菌属、ビトレオシラ属、又はパラコッカス属が挙げられる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、単細胞性の細胞であり得る。例えば、一部の実施形態では、宿主細胞は、グラム陽性細菌などの細菌細胞であり得る。

一部の実施形態では、宿主細胞は、以下からなる属から選択される細菌であり得る：Ｃａｎｄｉｄａｔｕｓ Ｃｈｌｏｒａｃｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ａｒｔｈｒｏｂａｃｔｅｒ、Ｃｏｒｙｎｅｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｆｒａｎｋｉａ、Ｍｉｃｒｏｃｏｃｃｕｓ、Ｍｙｃｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｐｒｏｐｉｏｎｉｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ、Ａｑｕｉｆｅｘ Ｂａｃｔｅｒｏｉｄｅｓ、Ｐｏｒｐｈｙｒｏｍｏｎａｓ、Ｂａｃｔｅｒｏｉｄｅｓ、Ｐｏｒｐｈｙｒｏｍｏｎａｓ、Ｆｌａｖｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｃｈｌａｍｙｄｉａ、Ｐｒｏｓｔｈｅｃｏｂａｃｔｅｒ、Ｖｅｒｒｕｃｏｍｉｃｒｏｂｉｕｍ、Ｃｈｌｏｒｏｆｌｅｘｕｓ、Ｃｈｒｏｏｃｏｃｃｕｓ、Ｍｅｒｉｓｍｏｐｅｄｉａ、Ｓｙｎｅｃｈｏｃｏｃｃｕｓ、Ａｎａｂａｅｎａ、Ｎｏｓｔｏｃ、Ｓｐｉｒｕｌｉｎａ、Ｔｒｉｃｈｏｄｅｓｍｉｕｍ、Ｐｌｅｕｒｏｃａｐｓａ、Ｐｒｏｃｈｌｏｒｏｃｏｃｃｕｓ、Ｐｒｏｃｈｌｏｒｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ、Ｌｉｓｔｅｒｉａ、Ｓｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ、Ｃｌｏｓｔｒｉｄｉｕｍ、Ｄｅｈａｌｏｂａｃｔｅｒ、Ｅｐｕｌｏｐｉｓｃｉｕｍ、Ｒｕｍｉｎｏｃｏｃｃｕｓ、Ｅｎｔｅｒｏｃｏｃｃｕｓ、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ、Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ、Ｅｒｙｓｉｐｅｌｏｔｈｒｉｘ、Ｍｙｃｏｐｌａｓｍａ、Ｌｅｐｔｏｓｐｉｒｉｌｌｕｍ、Ｎｉｔｒｏｓｐｉｒａ、Ｔｈｅｒｍｏｄｅｓｕｌｆｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｇｅｍｍａｔａ、Ｐｉｒｅｌｌｕｌａ、Ｐｌａｎｃｔｏｍｙｃｅｓ、Ｃａｕｌｏｂａｃｔｅｒ、Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｂｒａｄｙｒｈｉｚｏｂｉｕｍ、Ｂｒｕｃｅｌｌａ、Ｍｅｔｈｙｌｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ、Ｐｒｏｓｔｈｅｃｏｍｉｃｒｏｂｉｕｍ、Ｒｈｉｚｏｂｉｕｍ、Ｒｈｏｄｏｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ、Ｓｉｎｏｒｈｉｚｏｂｉｕｍ、Ｒｈｏｄｏｂａｃｔｅｒ、Ｒｏｓｅｏｂａｃｔｅｒ、Ａｃｅｔｏｂａｃｔｅｒ、Ｒｈｏｄｏｓｐｉｒｉｌｌｕｍ、Ｒｉｃｋｅｔｔｓｉａ、Ｒｉｃｋｅｔｔｓｉａ ｃｏｎｏｒｉｉ、Ｍｉｔｏｃｈｏｎｄｒｉａ、Ｗｏｌｂａｃｈｉａ、Ｅｒｙｔｈｒｏｂａｃｔｅｒ、Ｅｒｙｔｈｒｏｍｉｃｒｏｂｉｕｍ、Ｓｐｈｉｎｇｏｍｏｎａｓ、Ａｌｃａｌｉｇｅｎｅｓ、Ｂｕｒｋｈｏｌｄｅｒｉａ、Ｌｅｐｔｏｔｈｒｉｘ、Ｓｐｈａｅｒｏｔｉｌｕｓ、Ｔｈｉｏｂａｃｉｌｌｕｓ、Ｎｅｉｓｓｅｒｉａ、Ｎｉｔｒｏｓｏｍｏｎａｓ、Ｇａｌｌｉｏｎｅｌｌａ、Ｓｐｉｒｉｌｌｕｍ、Ａｚｏａｒｃｕｓ、Ａｅｒｏｍｏｎａｓ、Ｓｕｃｃｉｎｏｍｏｎａｓ、Ｓｕｃｃｉｎｉｖｉｂｒｉｏ、Ｒｕｍｉｎｏｂａｃｔｅｒ、Ｎｉｔｒｏｓｏｃｏｃｃｕｓ、Ｔｈｉｏｃａｐｓａ、Ｅｎｔｅｒｏｂａｃｔｅｒ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ、Ｋｌｅｂｓｉｅｌｌａ、Ｓａｌｍｏｎｅｌｌａ、Ｓｈｉｇｅｌｌａ、Ｗｉｇｇｌｅｓｗｏｒｔｈｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ、Ｃｏｘｉｅｌｌａ、Ｌｅｇｉｏｎｅｌｌａ、Ｈａｌｏｍｏｎａｓ、Ｐａｓｔｅｕｒｅｌｌａ、Ａｃｉｎｅｔｏｂａｃｔｅｒ、Ａｚｏｔｏｂａｃｔｅｒ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ、Ｐｓｙｃｈｒｏｂａｃｔｅｒ、Ｂｅｇｇｉａｔｏａ、Ｔｈｉｏｍａｒｇａｒｉｔａ、Ｖｉｂｒｉｏ、Ｘａｎｔｈｏｍｏｎａｓ、Ｂｄｅｌｌｏｖｉｂｒｉｏ、Ｃａｍｐｙｌｏｂａｃｔｅｒ、Ｈｅｌｉｃｏｂａｃｔｅｒ、Ｍｙｘｏｃｏｃｃｕｓ、Ｄｅｓｕｌｆｏｓａｒｃｉｎａ、Ｇｅｏｂａｃｔｅｒ、Ｄｅｓｕｌｆｕｒｏｍｏｎａｓ、Ｂｏｒｒｅｌｉａ、Ｌｅｐｔｏｓｐｉｒａ、Ｔｒｅｐｏｎｅｍａ、Ｐｅｔｒｏｔｏｇａ、Ｔｈｅｒｍｏｔｏｇａ、Ｄｅｉｎｏｃｏｃｃｕｓ、又はＴｈｅｒｍｕｓ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、以下の細菌種のうちの１つから選択され得る：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ａｌｋａｌｏｐｈｉｌｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ａｍｙｌｏｌｉｑｕｅｆａｃｉｅｎｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｂｒｅｖｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｃｉｒｃｕｌａｎｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｃｏａｇｕｌａｎｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｌａｕｔｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｌｅｎｔｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｌｉｃｈｅｎｉｆｏｒｍｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｍｅｇａｔｅｒｉｕｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｔｅａｒｏｔｈｅｒｍｏｐｈｉｌｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ｌｉｖｉｄａｎｓ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ｍｕｒｉｎｕｓ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ｃｏｅｌｉｃｏｌｏｒ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ａｌｂｉｃａｎｓ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ｇｒｉｓｅｕｓ、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ｐｌｉｃａｔｏｓｐｏｒｕｓ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ａｌｂｅｒｔｉｉ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｂｌａｔｔａｅ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｃｏｌｉ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｆｅｒｇｕｓｏｎｉｉ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｈｅｒｍａｎｎｉｉ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｓｅｎｅｇａｌｅｎｓｉｓ、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｖｕｌｎｅｒｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｂｉｅｔａｎｉｐｈｉｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｇａｒｉｃｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｇａｒｏｌｙｔｉｃｕｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｌｃａｌｉｐｈｉｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｌｇｉｎｏｖｏｒａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｎｄｅｒｓｏｎｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｎｔａｒｃｔｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｓｐｌｅｎｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｚｅｌａｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｂａｔｕｍｉｃｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｂｏｒｅａｌｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｂｒａｓｓｉｃａｃｅａｒｕｍ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｈｌｏｒｉｔｉｄｉｓｍｕｔａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｒｅｍｏｒｉｃｏｌｏｒａｔａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｄｉｔｅｒｐｅｎｉｐｈｉｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｉｌｉｓｃｉｎｄｅｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｂｅｒｇｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｇｉｎｇｅｒｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｇｒａｍｉｎｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｇｒｉｍｏｎｔｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｈａｌｏｄｅｎｉｔｒｉｆｉｃａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｈａｌｏｐｈｉｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｈｉｂｉｓｃｉｃｏｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｈｙｄｒｏｇｅｎｏｖｏｒａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｉｎｄｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｊａｐｏｎｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｊｅｓｓｅｎｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｋｉｌｏｎｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｋｏｒｅｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｌｉｎｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｌｕｒｉｄａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｌｕｔｅａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍａｒｇｉｎａｔａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｅｒｉｄｉａｎａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｅｓｏａｃｉｄｏｐｈｉｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐａｃｈａｓｔｒｅｌｌａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐａｌｌｅｒｏｎｉａｎａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐａｒａｆｕｌｖａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐａｖｏｎａｎｃｅａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｒｏｔｅｏｌｙｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｓｙｃｈｒｏｐｈｉｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｓｙｃｈｒｏｔｏｌｅｒａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｕｄｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｒａｔｈｏｎｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｒｅａｃｔａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｒｈｉｚｏｓｐｈａｅｒａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｓａｌｍｏｎｏｎｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｈｅｒｍａｅｒｕｍ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｈｅｒｍｏｃａｒｂｏｘｙｄｏｖｏｒａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｈｅｒｍｏｔｏｌｅｒａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｈｉｖｅｒｖａｌｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｕｍｓｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｖａｎｃｏｕｖｅｒｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｗｉｓｃｏｎｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｘａｎｔｈｏｍａｒｉｎａ Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｘｉａｍｅｎｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｅｒｕｇｉｎｏｓａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｌｃａｌｉｇｅｎｅｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｎｇｕｉｌｌｉｓｅｐｔｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｉｔｒｏｎｅｌｌｏｌｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｌａｖｅｓｃｅｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｊｉｎｊｕｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｅｎｄｏｃｉｎａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｎｉｔｒｏｒｅｄｕｃｅｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｏｌｅｏｖｏｒａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｓｅｕｄｏａｌｃａｌｉｇｅｎｅｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｒｅｓｉｎｏｖｏｒａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｓｔｒａｍｉｎａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｕｒａｎｔｉａｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｈｌｏｒｏｒａｐｈｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｒａｇｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｌｕｎｄｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔａｅｔｒｏｌｅｎｓ Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｚｏｔｏｆｏｒｍａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｂｒｅｎｎｅｒｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｅｄｒｉｎａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｏｎｇｅｌａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｏｒｒｕｇａｔａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｏｓｔａｎｔｉｎｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｅｘｔｒｅｍｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｕｌｇｉｄａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｇｅｓｓａｒｄｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｌｉｂａｎｅｎｓｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍａｎｄｅｌｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍａｒｇｉｎａｌｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｅｄｉｔｅｒｒａｎｅａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｉｇｕｌａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｕｃｉｄｏｌｅｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｏａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｒｈｏｄｅｓｉａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｓｙｎｘａｎｔｈａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｏｌａａｓｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｒｉｖｉａｌｉｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｖｅｒｏｎｉｉ Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｄｅｎｉｔｒｉｆｉｃａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｅｒｔｕｃｉｎｏｇｅｎａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｕｌｖａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｏｎｔｅｉｌｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｍｏｓｓｅｌｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｏｒｙｚｉｈａｂｉｔａｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｌｅｃｏｇｌｏｓｓｉｃｉｄａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｐｕｔｉｄａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｌｕｔｅｏｌａ、又はＰｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｓｔｕｔｚｅｒｉ。Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｖｅｌｌａｎａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃａｎｎａｂｉｎａ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃａｒｉｃａｐａｐｙａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｉｃｈｏｒｉｉ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｏｒｏｎａｆａｃｉｅｎｓ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｆｕｓｃｏｖａｇｉｎａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｔｒｅｍａｅ、又はＰｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｖｉｒｉｄｉｆｌａｖａ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、真核生物であり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、以下のクレードに属する細胞であり得る：オピストコンタ、緑色植物（例えば、藻類及び植物）、アメーボゾア、ケルコゾア、アルベオラータ、鞭毛虫、ヘテロコンタ、ディシクリスタータ、又はエクスカバータ。

一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、例えば、後生動物、襟鞭毛虫、又は真菌である宿主細胞を使用して達成することができる。

一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、真菌である宿主細胞を使用して達成することができる。例えば、一部の実施形態では、宿主細胞は、以下の真核生物門に属する細胞であり得る：子嚢菌門、担子菌門、ツボカビ門、微胞子虫門、又は接合菌門。

一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、以下の属のうちの１つに属する真菌である宿主細胞を使用して達成することができる：Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ、Ｃｒｙｐｔｏｃｏｃｃｕｓ、又はＵｓｔｉｌａｇｏ。

一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、以下の種のうちの１つに属する真菌である宿主細胞を使用して達成することができる：Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｂｏｕｌａｒｄｉ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｕｖａｒｕｍ、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｆｌａｖｕｓ、Ａ．ｔｅｒｒｅｕｓ、Ａ．ａｗａｍｏｒｉ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ ｅｌａｔｕｍ、Ｃｌ．Ｈｅｒｂａｒｕｍ、Ｃｌ．Ｓｐｈａｅｒｏｓｐｅｒｍｕｍ、及びＣｌ．Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｏｉｄｅｓ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ ｇｒｉｓｅ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ ｏｒｙｚａｅ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ ｒｈｉｚｏｐｈｉｌａ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ ｄｅｌｉｃｉｏｓａ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ ｅｓｃｕｌｅｎｔａ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ ｃｏｎｉｃａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ ｃｒａｓｓａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ ｔｅｔｒａｓｐｅｒｍａ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｎｏｔａｔｕｍ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｃｈｒｙｓｏｇｅｎｕｍ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｒｏｑｕｅｆｏｒｔｉｉ、ｏｒ Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｓｉｍｐｌｉｃｉｓｓｉｍｕｍ。

一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｍａｒｘｉａｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、又はＰｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓである宿主細胞を使用して達成することができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、以下の属のうちの１つに属する真菌であり得る：Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ、Ｃｒｙｐｔｏｃｏｃｃｕｓ、又はＵｓｔｉｌａｇｏ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｔａｃｅａｅ科のメンバーであり得る。例えば、一部の実施形態では、宿主細胞は、以下のＳａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｔａｃｅａｅ科内の属のうちの１つであり得る：Ｂｒｅｔｔａｎｏｍｙｃｅｓ、Ｃａｎｄｉｄａ、Ｃｉｔｅｒｏｍｙｃｅｓ、Ｃｙｎｉｃｌｏｍｙｃｅｓ、Ｄｅｂａｒｙｏｍｙｃｅｓ、Ｉｓｓａｔｃｈｅｎｋｉａ、Ｋａｚａｃｈｓｔａｎｉａ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ、Ｋｏｍａｇａｔａｅｌｌａ、Ｋｕｒａｉｓｈｉａ、Ｌａｃｈａｎｃｅａ、Ｌｏｄｄｅｒｏｍｙｃｅｓ、Ｎａｋａｓｅｏｍｙｃｅｓ、Ｐａｃｈｙｓｏｌｅｎ、Ｐｉｃｈｉａ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ、Ｓｐａｔｈａｓｐｏｒａ、Ｔｅｔｒａｐｉｓｉｓｐｏｒａ、Ｖａｎｄｅｒｗａｌｔｏｚｙｍａ、Ｔｏｒｕｌａｓｐｏｒａ、Ｗｉｌｌｉｏｐｓｉｓ、Ｚｙｇｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ、又はＺｙｇｏｔｏｒｕｌａｓｐｏｒａ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、以下のうちの１つであり得る：Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｆｌａｖｕｓ、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｔｅｒｒｅｕｓ、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ａｗａｍｏｒｉ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ ｅｌａｔｕｍ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ Ｈｅｒｂａｒｕｍ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ Ｓｐｈａｅｒｏｓｐｅｒｍｕｍ、Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｏｉｄｅｓ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ ｇｒｉｓｅａ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ ｏｒｙｚａｅ、Ｍａｇｎａｐｏｒｔｈｅ ｒｈｉｚｏｐｈｉｌａ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ ｄｅｌｉｃｉｏｓａ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ ｅｓｃｕｌｅｎｔａ、Ｍｏｒｃｈｅｌｌａ ｃｏｎｉｃａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ ｃｒａｓｓａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｎｅｕｒｏｓｐｏｒａ ｔｅｔｒａｓｐｅｒｍａ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｎｏｔａｔｕｍ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｃｈｒｙｓｏｇｅｎｕｍ、Ｐｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｒｏｑｕｅｆｏｒｔｉｉ、又はＰｅｎｉｃｉｌｌｉｕｍ ｓｉｍｐｌｉｃｉｓｓｉｍｕｍ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、カンジダ属内の種であり得る。例えば、宿主細胞は、以下のうちの１つであり得る：Ｃａｎｄｉｄａ ａｌｂｉｃａｎｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｓｃａｌａｐｈｉｄａｒｕｍ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｍｐｈｉｘｉａｅ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｎｔａｒｃｔｉｃａ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｒｇｅｎｔｅａ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｔｌａｎｔｉｃａ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｔｍｏｓｐｈａｅｒｉｃａ、Ｃａｎｄｉｄａ ａｕｒｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｂｌａｎｋｉｉ、Ｃａｎｄｉｄａ ｂｌａｔｔａｅ、Ｃａｎｄｉｄａ ｂｒａｃａｒｅｎｓｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｂｒｏｍｅｌｉａｃｅａｒｕｍ、Ｃａｎｄｉｄａ ｃａｒｐｏｐｈｉｌａ、Ｃａｎｄｉｄａ ｃａｒｖａｊａｌｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｃｅｒａｍｂｙｃｉｄａｒｕｍ、Ｃａｎｄｉｄａ ｃｈａｕｌｉｏｄｅｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｃｏｒｙｄａｌｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｄｏｓｓｅｙｉ、Ｃａｎｄｉｄａ ｄｕｂｌｉｎｉｅｎｓｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｅｒｇａｔｅｎｓｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｆｒｕｃｔｕｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｇｌａｂｒａｔａ、Ｃａｎｄｉｄａ ｆｅｒｍｅｎｔａｔｉ、Ｃａｎｄｉｄａ ｇｕｉｌｌｉｅｒｍｏｎｄｉｉ、Ｃａｎｄｉｄａ ｈａｅｍｕｌｏｎｉｉ、Ｃａｎｄｉｄａ ｈｕｍｉｌｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｉｎｓｅｃｔａｍｅｎｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｉｎｓｅｃｔｏｒｕｍ、Ｃａｎｄｉｄａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｃａｎｄｉｄａ ｊｅｆｆｒｅｓｉｉ、又はＣａｎｄｉｄａ ｋｅｆｙｒ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、クリベロマイセス属内の種であり得る。例えば、宿主細胞は、以下のうちの１つであり得る：Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ａｅｓｔｕａｒｉｉ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｄｏｂｚｈａｎｓｋｉｉ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｍａｒｘｉａｎｕｓ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｎｏｎｆｅｒｍｅｎｔａｎｓ、又はＫｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｗｉｃｋｅｒｈａｍｉｉ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、ピキア属内の種であり得る。例えば、宿主細胞は、以下のうちの１つであり得る：Ｐｉｃｈｉａ ｆａｒｉｎｏｓｅ、Ｐｉｃｈｉａ ａｎｏｍａｌａ、Ｐｉｃｈｉａ ｈｅｅｄｉｉ、Ｐｉｃｈｉａ ｇｕｉｌｌｉｅｒｍｏｎｄｉｉ、Ｐｉｃｈｉａ ｋｌｕｙｖｅｒｉ、Ｐｉｃｈｉａ ｍｅｍｂｒａｎｉｆａｃｉｅｎｓ、Ｐｉｃｈｉａ ｎｏｒｖｅｇｅｎｓｉｓ、Ｐｉｃｈｉａ ｏｈｍｅｒｉ、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ、Ｐｉｃｈｉａ ｍｅｔｈａｎｏｌｉｃａ、又はＰｉｃｈｉａ ｓｕｂｐｅｌｌｉｃｕｌｏｓａ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、サッカロマイセス属内の種であり得る。例えば、宿主細胞は、以下のうちの１つであり得る：Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ａｒｂｏｒｉｃｏｌｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｂａｙａｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｂｕｌｄｅｒｉ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃａｒｉｏｃａｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃａｒｉｏｃｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ ｖａｒ ｂｏｕｌａｒｄｉｉ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｈｅｖａｌｉｅｒｉ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｄａｉｒｅｎｅｎｓｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｅｌｌｉｐｓｏｉｄｅｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｅｕｂａｙａｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｅｘｉｇｕｏｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｆｌｏｒｅｎｔｉｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｆｒａｇｉｌｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｋｕｄｒｉａｖｚｅｖｉｉ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｍａｒｔｉｎｉａｅ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｍｉｋａｔａｅ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｍｏｎａｃｅｎｓｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｎｏｒｂｅｎｓｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｐａｒａｄｏｘｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｐａｓｔｏｒｉａｎｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｓｐｅｎｃｅｒｏｒｕｍ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｔｕｒｉｃｅｎｓｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｕｎｉｓｐｏｒｕｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｕｖａｒｕｍ、又はＳａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｚｏｎａｔｕｓ。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、以下のうちの１つであり得る：Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ、Ｐｉｃｈｉａ ｍｅｔｈａｎｏｌｉｃａ、Ｓｃｈｉｚｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｐｏｍｂｅ、又はＨａｎｓｅｎｕｌａ ａｎｏｍａｌａ。

組換えＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを生成するための宿主生物としての酵母細胞の使用は、当業者に周知の例外的な方法である。一部の実施形態では、本明細書に記載の方法及び組成物は、酵母の任意の種（Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ、Ｐｉｃｈｉａ、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ、Ｈａｎｓｅｎｕｌａ、Ｙａｒｒｏｗｉａ、又はＳｃｈｉｚｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ属の任意の種を含むが、これらに限定されない）を用いて実施することができ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ種には、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓの任意の種が含まれ、例えば、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ種は、以下の株から選択される：ＩＮＶＳｃ１、ＹＮＮ２７、Ｓ１５０－２Ｂ、Ｗ３０３－１Ｂ、ＣＧ２５、Ｗ３１２４、ＪＲＹ１８８、ＢＪ５４６４、ＡＨ２２、ＧＲＦ１８、Ｗ３０３－１Ａ、及びＢＪ３５０５。一部の実施形態では、ピキア属種のメンバーには、ピキア属の任意の種が含まれ（例えば、ピキア属種Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ）、例えば、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓは、以下の株から選択される：Ｂｇ０８、Ｙ－１１４３０、Ｘ－３３、ＧＳ１１５、ＧＳ１９０、ＪＣ２２０、ＪＣ２５４、ＧＳ２００、ＪＣ２２７、ＪＣ３００、ＪＣ３０１、ＪＣ３０２、ＪＣ３０３、ＪＣ３０４、ＪＣ３０５、ＪＣ３０６、ＪＣ３０７、ＪＣ３０８、ＹＪＮ１６５、ＫＭ７１、ＭＣ１００－３、ＳＭＤ１１６３、ＳＭＤ１１６５、ＳＭＤ１１６８、ＧＳ２４１、ＭＳ１０５、任意のｐｅｐ４ノックアウト株及び任意のｐｒｂ１ノックアウト株、並びに以下の株から選択されるＰｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ：Ｂｇ０８、Ｘ－３３、ＳＭＤ１１６８、及びＫＭ７１。一部の実施形態では、任意のクリベロマイセス属種を使用して、本明細書に記載の方法を達成することができ、クリベロマイセス属の任意の種（例えば、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ）が含まれ、本発明者らの教示として、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓの染色は、以下の株であり得るが、必ずしもこれらから選択する必要はない：ＧＧ７９９、ＹＣＴ３０６、ＹＣＴ２８４、ＹＣＴ３８９、ＹＣＴ３９０、ＹＣＴ５６９、ＹＣＴ５９８、ＮＲＲＬ Ｙ－１１４０、ＭＷ９８－８Ｃ、ＭＳ１、ＣＢＳ２９３．９１、Ｙ７２１、ＭＤ２／１、ＰＭ６－７Ａ、ＷＭ３７、Ｋ６、Ｋ７、２２ＡＲ１、２２Ａ２９５－１、ＳＤ１１、ＭＧ１／２、ＭＳＫ１１０、ＪＡ６、ＣＭＫ５、ＨＰ１０１、ＨＰ１０８、及びＰＭ６－３Ｃ、加えて、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ種は、ＧＧ７９９、ＹＣＴ３０６、及びＮＲＲＬ Ｙ－１１４０から選択される。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｏｒｙｚａｅであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｊａｐｏｎｉｃａｓであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ ｎｉｇｅｒであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｌｉｃｈｅｎｉｆｏｒｍｉｓであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌｉｓであり得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するために使用される宿主細胞は、Ｔｒｉｃｈｏｄｅｒｍａ ｒｅｅｓｅｉであり得る。

一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、酵母である宿主細胞を使用して達成することができる。酵母は、Ｈａｎｓｅｎｕｌａの任意の種を含むが、これらに限定されず、Ｈａｎｓｅｎｕｌａの任意の種、及び好ましくはＨａｎｓｅｎｕｌａ ｐｏｌｙｍｏｒｐｈａが含まれる。一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、酵母の任意の種で達成することができ、Ｙａｒｒｏｗｉａの任意の種、例えば、Ｙａｒｒｏｗｉａ ｌｉｐｏｌｙｔｉｃａが含まれるが、これらに限定されない。一部の実施形態では、本明細書に記載の手順及び方法は、酵母の任意の種で達成することができ、Ｓｃｈｉｚｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓの任意の種を含むが、これらに限定されず、Ｓｃｈｉｚｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓの任意の種、及び好ましくはＳｃｈｉｚｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｐｏｍｂｅが含まれる。

酵母細胞培養
一部の実施形態では、酵母種、例えば、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ、及びその他を、宿主生物として使用することができる。酵母細胞培養技術は、当業者に周知である。酵母細胞培養の例示的な方法は、Ｅｖａｎｓ，Ｙｅａｓｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌｓ．Ｓｐｒｉｎｇｅｒ（１９９６）、Ｂｉｌｌ，Ｒｅｃｏｍｂｉｎａｎｔ Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｉｎ Ｙｅａｓｔ．Ｓｐｒｉｎｇｅｒ（２０１２）、Ｈａｇａｎ ｅｔ ａｌ．，Ｆｉｓｓｉｏｎ Ｙｅａｓｔ：Ａ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｍａｎｕａｌ，ＣＳＨ Ｐｒｅｓｓ（２０１６）、Ｋｏｎｉｓｈｉ ｅｔ ａｌ．，Ｉｍｐｒｏｖｅｍｅｎｔ ｏｆ ｔｈｅ ｔｒａｎｓｆｏｒｍａｔｉｏｎ ｅｆｆｉｃｉｅｎｃｙ ｏｆ Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ ｂｙ ａｌｔｅｒｉｎｇ ｃａｒｂｏｎ ｓｏｕｒｃｅｓ ｉｎ ｐｒｅ－ｃｕｌｔｕｒｅ．Ｂｉｏｓｃｉ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌ Ｂｉｏｃｈｅｍ．２０１４；７８（６）：１０９０－３、Ｄｙｍｏｎｄ，Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ ｇｒｏｗｔｈ ｍｅｄｉａ．Ｍｅｔｈｏｄｓ Ｅｎｚｙｍｏｌ．２０１３；５３３：１９１－２０４、Ｌｏｏｋｅ ｅｔ ａｌ．，Ｅｘｔｒａｃｔｉｏｎ ｏｆ ｇｅｎｏｍｉｃ ＤＮＡ ｆｒｏｍ ｙｅａｓｔｓ ｆｏｒ ＰＣＲ－ｂａｓｅｄ ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎｓ．Ｂｉｏｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓ．２０１１ Ｍａｙ；５０（５）：３２５－８、及びＲｏｍａｎｏｓ ｅｔ ａｌ．，Ｃｕｌｔｕｒｅ ｏｆ ｙｅａｓｔ ｆｏｒ ｔｈｅ ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ ｈｅｔｅｒｏｌｏｇｏｕｓ ｐｒｏｔｅｉｎｓ．Ｃｕｒｒ Ｐｒｏｔｏｃ Ｃｅｌｌ Ｂｉｏｌ．２０１４ Ｓｅｐ ２；６４：２０．９．１－１６に見出すことができる（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

酵母細胞発酵培地及びストックのレシピは、以下のように記載される：（１）ＭＳＭ培地のレシピ：２ｇ／Ｌのクエン酸ナトリウム二水和物、１ｇ／Ｌの硫酸カルシウム二水和物（０．７９ｇ／Ｌの無水硫酸カルシウム）、４２．９ｇ／Ｌのリン酸一カリウム、５．１７ｇ／Ｌの硫酸アンモニウム、１４．３３ｇ／Ｌの硫酸カリウム、１１．７ｇ／Ｌの硫酸マグネシウム七水和物、２ｍＬ／ＬのＰＴＭ１微量塩溶液、０．４ｐｐｍのビオチン（５００×、２００ｐｐｍストックから）、１～２％の純粋なグリセロール又は他の炭素源。（２）ＰＴＭ１微量塩溶液：硫酸銅－５Ｈ_２Ｏ ６．０ｇ、ヨウ化ナトリウム ０．０８ｇ、硫酸マンガン－Ｈ_２Ｏ ３．０ｇ、モリブデン酸ナトリウム－２Ｈ_２Ｏ ０．２ｇ、ホウ酸 ０．０２ｇ、塩化コバルト ０．５ｇ、塩化亜鉛 ２０．０ｇ、硫酸鉄－７Ｈ_２Ｏ ６５．０ｇ、ビオチン ０．２ｇ、硫酸 ５．０ｍｌ、水を添加し最終体積を１リットルにする。Ｋ．ｌａｃｔｉｓ規定培地（ＤＭＳｏｒ）の例示的な組成物は、次の通りである：１１．８３ｇ／Ｌ ＫＨ_２ＰＯ_４、２．２９９ｇ／Ｌ Ｋ_２ＨＰＯ_４、２０ｇ／Ｌの発酵性糖（例えば、ガラクトース、マルトース、ラトトリオース、スクロース、フルクトース、若しくはグルコース）及び／又は糖アルコール（例えば、エリスリトール、水素化デンプン加水分解物、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、及びキシリトール）、１ｇ／Ｌ ＭｇＳＯ_４．７Ｈ_２Ｏ、１０ｇ／Ｌ（ＮＨ_４）ＳＯ_４、０．３３ｇ／Ｌ ＣａＣｌ_２．２Ｈ_２Ｏ、１ｇ／Ｌ ＮａＣｌ、１ｇ／Ｌ ＫＣｌ、５ｍｇ／Ｌ ＣｕＳＯ_４．５Ｈ_２Ｏ、３０ｍｇ／Ｌ ＭｎＳＯ_４．Ｈ_２Ｏ、１０ｍｇ／Ｌ ＺｎＣｌ_２、１ｍｇ／Ｌ ＫＩ、２ｍｇ／Ｌ ＣｏＣｌ_２．６Ｈ_２Ｏ、８ｍｇ／Ｌ Ｎａ_２ＭｏＯ_４．２Ｈ_２Ｏ、０．４ｍｇ／Ｌ Ｈ_３ＢＯ_３、１５ｍｇ／Ｌ ＦｅＣｌ_３．６Ｈ_２Ｏ、０．８ｍｇ／Ｌ ビオチン、２０ｍｇ／Ｌ パントテン酸カルシウム、１５ｍｇ／Ｌ チアミン、１６ｍｇ／Ｌ ミオイノシトール、１０ｍｇ／Ｌ ニコチン酸、及び４ｍｇ／Ｌ ピリドキシン。

酵母細胞は、４８ウェルのディープウェルプレートで培養することができる（接種後、滅菌透気性カバーで密封する）。プレート上で培養された酵母（例えば、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ）のコロニーを採取し、ウェル当たり２．２ｍＬの培地（ＤＭＳｏｒで構成される）を含むディープウェルプレートに接種することができる。接種されたディープウェルプレートは、冷蔵インキュベーターシェーカー内で２８０ｒｐｍで振盪しながら、２３．５℃で６日間増殖され得る。接種後６日目に、条件培地を、４０００ｒｐｍで１０分間の遠心分離によって回収する必要がある。続いて、０．２２μＭ膜を備えた濾過プレートを使用して濾過し、濾過された培地をＨＰＬＣ分析にかける。

酵母形質転換、ペプチド精製、及び分析
酵母形質転換の例示的な方法は次の通りである：ＣＲＩＰ ＯＲＦ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質ＯＲＦ、又はペプチド－ＩＡ ＯＲＦを担持する発現ベクターを、酵母細胞に形質転換する。まず、発現ベクターは、通常、相同組換えを介した染色体への組み込みを促進するために、特異的な制限酵素切断によって線状化される。次いで、線状発現ベクターは、形質転換の化学的方法又はエレクトロポレーション法によって酵母細胞に形質転換され、相同組換えにより酵母ゲノムの標的遺伝子座に組み込まれる。組み込みは、同じ染色体遺伝子座で複数回行われ得る。したがって、形質転換された酵母細胞のゲノムは、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現カセットを複数のコピー含み得る。正常に形質転換された酵母細胞は、発現ベクターに操作され、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡ ＯＲＦが酵母染色体にともに組み込まれる選択的マーカーを有利にする増殖条件を使用して特定することができる。そのようなマーカーの例としては、限定されないが、アセトアミドプロトトロフィー、ゼオシン耐性、ジェネティシン耐性、ノウルセオトリシン耐性、及びウラシルプロトトロフィーが挙げられる。

予測不可能で可変的な要因の影響により（例えば、遺伝子及び遺伝子ネットワークのエピジェネティック修飾、並びに形質転換手順を受ける集団の個々の細胞で生じる組み込み事象の数の変動）、所与の形質転換プロセスの個々の酵母コロニーは、ＣＲＩＰ ＯＲＦ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質ＯＲＦ、又はペプチド－ＩＡ ＯＲＦを生成する能力が異なるであろう。したがって、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ導入遺伝子を担持するトランスジェニック酵母コロニーは、高収率株についてスクリーニングされるべきである。かかるスクリーニングのための２つの有効な方法は（各々、その後の分析のための条件培地試料を提供するトランスジェニック酵母の小規模培養の増殖に依存する）、逆相ＨＰＬＣ又はイエバエ注射手順を使用して、陽性トランスジェニック酵母コロニーからの条件培地試料を分析する。

トランスジェニック酵母培養は、各チューブに５～１０ｍＬの規定培地を添加した１４ｍＬ丸底ポリプロピレン培養チューブを使用して行うか、又は各ウェルに２．２ｍＬの規定培地を添加した４８ウェルのディープウェル培養プレートで行うことができる。粗製タンパク質性抽出物又は副産物（例えば、酵母抽出物若しくはペプトン）を含まない規定培地を培養に使用して、その後のスクリーニングステップのために回収された条件培地中のタンパク質のバックグラウンドを減らす。培養は、最大細胞密度に達するまで、約５～６日間、最適な温度（例えば、Ｋ．ｌａｃｔｉｓの場合は２３．５℃）で実施される。ここで、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡが、形質転換酵母細胞によって産生され、細胞から増殖培地に分泌されるであろう。スクリーニングのための試料を調製するために、細胞を遠心分離によって培養物から除去し、上清を条件培地として回収し、次いで、０．２２μｍフィルター膜を通して濾過することによって浄化し、次いで、株スクリーニングの準備をする。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡで形質転換された陽性酵母コロニーは、推定酵母コロニーの逆相ＨＰＬＣ（ｒｐＨＰＬＣ）スクリーニングを介してスクリーニングすることができる。このスクリーニング方法では、Ｃ１８の結合相を有するＨＰＬＣ分析用カラムを使用することができる。移動相溶媒としてアセトニトリル及び水を使用し、ペプチド検出には２２０ｎｍに設定された紫外線吸光度検出器を使用する。適量の条件培地試料をｒｐＨＰＬＣシステムにロードし、移動相溶媒の線形勾配で溶出する。ＨＰＬＣクロマトグラフにおける殺虫ペプチドの対応するピーク面積を使用して、条件培地中のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ濃度を定量化する。既知の量の純粋なＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを、同じＨＰＬＣプロトコルで、同じｒｐＨＰＬＣカラムを通して実行して、ペプチドの保持時間を確認し、定量化のための標準的なペプチドＨＰＬＣ曲線を生成する。

陽性Ｋ．ｌａｃｔｉｓ細胞の例示的な逆相ＨＰＬＣスクリーニングプロセスは、以下の通りである：ＣＲＩＰ ＯＲＦ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質ＯＲＦ、又はペプチド－ＩＡ ＯＲＦを発現ベクターｐＫＬＡＣ１に挿入し、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ株ＹＣＴ３０６（Ｎｅｗ Ｅｎｇｌａｎｄ Ｂｉｏｌａｂｓ，Ｉｐｓｗｉｃｈ，ＭＡ，ＵＳＡから）に形質転換することができる。ｐＫＬＡＣ１ベクターは、組み込み発現ベクターである。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ導入遺伝子がｐＫＬＡＣ１にクローニングされ、ＹＣＴ３０６に形質転換されたら、それらの発現を、ＬＡＣ４プロモーターによって制御した。得られた形質転換コロニーは、α接合因子シグナルペプチド、Ｋｅｘ２切断部位、及び成熟ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを含むプレプロペプチドを産生した。α接合因子シグナルペプチドは、プレプロペプチドを内因性分泌経路に入るように誘導し、成熟ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡが、増殖培地に放出される。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現のためのコドン最適化は、２ラウンドで行われ得る。例えば、第１のラウンドでは、高発現ＤＮＡ配列、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ＯＲＦの複数のバリアントのいくつかの共通の特徴に基づいて、発現α接合因子シグナルペプチド、Ｋｅｘ２切断部位、及びＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡが設計され、それらの発現レベルが、Ｋ．ｌａｃｔｉｓのＹＣＴ３０６株で評価され、初期Ｋ．ｌａｃｔｉｓ発現アルゴリズムをもたらされる。最適化の第２のラウンドでは、追加のバリアントＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの発現ＯＲＦが、初期Ｋ．ｌａｃｔｉｓ発現アルゴリズムに基づいて設計されて、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ発現アルゴリズムが更に微調整され、Ｋ．ｌａｃｔｉｓにおけるＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現のための最良のＯＲＦが特定され得る。一部の実施形態では、前述の最適化から得られたＤＮＡ配列は、α－ＭＦシグナルペプチド、Ｋｅｘ２切断部位、及びＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡをコードするオープンリーディングフレームを有することができる。これらを、Ｈｉｎｄ ＩＩＩ及びＮｏｔ Ｉ制限部位を使用してｐＫＬＡＣ１ベクターにクローニングして、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ発現ベクターを得ることができる。

一部の実施形態では、酵母、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓは、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡ発現カセットで形質転換され得る。Ｐ．ｐａｓｔｏｒｉｓを形質転換するための例示的な方法は、以下の通りである：ベクターであるｐＪＵＧαＫＲ及びｐＪＵＺαＫＲを使用して、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをＰ．ｐａｓｔｏｒｉｓに形質転換することができる。ｐＪＵＧαＫＲ及びｐＪＵＺαＫＲベクターは、Ｂｉｏｇｒａｍｍａｔｉｃｓ，Ｃａｒｌｓｂａｄ，Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ，ＵＳＡから入手可能である。両方のベクターは、組み込みベクターであり、ウラシルホスホリボシルトランスフェラーゼプロモーター（ｐＵＰＰ）を使用して、異種導入遺伝子の発現を増強する。ベクター間の唯一の違いは、ｐＪＵＧαＫＲが宿主酵母にＧ４１８耐性を提供するのに対して、ｐＪＵＺαＫＲがゼオシン耐性を提供することである。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードする相補オリゴヌクレオチドの対を、２つの酵母発現ベクターへのサブクローニング用に設計及び合成する。ハイブリダイゼーション反応は、対応する相補オリゴヌクレオチドを、３０ｍＭのＮａＣｌ、１０ｍＭのＴｒｉｓ－Ｃｌ（ｐＨ８）（全て最終濃度）中で、２０μＭの最終濃度に混合し、次いで、９５℃で２０分間インキュベートし、続いて、９２℃から始めて１７℃で終わり、温度が２０分毎に３℃の低下するように９時間インキュベートする。ハイブリダイゼーション反応により、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡをコードするＤＮＡ断片がもたらされる。２つのＰ．ｐａｓｔｏｒｉｓベクターを、ＢｓａＩ－ＨＦ制限酵素で消化し、次いで、この反応の二本鎖ＤＮＡ産物を、標準的な手順を使用して線状化Ｐ．ｐａｓｔｏｒｉｓベクターにサブクローニングする。サブクローンの配列の検証後、プラスミドのアリコートを、Ｐ．ｐａｓｔｏｒｉｓ株Ｂｇ０８へのエレクトロポレーションによってトランスフェクトする。得られた形質転換酵母は、操作されたエレメントによってベクターｐＪＵＺαＫＲ及びｐＪＵＧαＫＲにそれぞれ付与されるゼオシン又はＧ４１８に対する耐性に基づいて選択され、本明細書に記載されるように、培養及びスクリーニングされ得る。

ＯＲＦ及びその構成要素の詳細な記載を以下に提供する。

酵母ペプチド収率のスクリーニング及び評価
ペプチド収率は、当業者に既知の方法（例えば、キャピラリーゲル電気泳動（ＣＧＥ）、ウエスタンブロット分析など）のいずれかによって決定することができる。活性アッセイは、本明細書に記載され、当該技術分野で既知であるように、ペプチド収率に関する情報を提供することもできる。一部の実施形態では、これら又は当該技術分野で既知の任意の他の方法を使用して、ペプチド収率を評価することができる。

定量化アッセイ
一部の実施形態では、限定されないが、ＣＲＩＰペプチド収率は、以下を使用して測定することができる：ＨＰＬＣ、質量分析（ＭＳ）及び関連技術、ＬＣ／ＭＳ／ＭＳ、逆相タンパク質アレイ（ＲＰＰＡ）、免疫組織化学、ＥＬＩＳＡ、懸濁ビーズアレイ、質量分析、ドットブロット、ＳＤＳ－ＰＡＧＥ、キャピラリーゲル電気泳動（ＣＧＥ）、ウエスタンブロット分析、Ｂｒａｄｆｏｒｄアッセイ、２６０ｎｍでのＵＶ吸収の測定、Ｌｏｗｒｙアッセイ、Ｓｍｉｔｈ銅／ビシンコニン酸アッセイ、分泌アッセイ、Ｐｉｅｒｃｅタンパク質アッセイ、ビウレット反応など。タンパク質定量化の例示的な方法は、Ｓｔｏｓｃｈｅｃｋ，Ｃ．１９９０“Ｑｕａｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｏｆ Ｐｒｏｔｅｉｎ”Ｍｅｔｈｏｄｓ ｉｎ Ｅｎｚｙｍｏｌｏｇｙ ，１８２：５０－６８、Ｌｏｗｒｙ，Ｏ．Ｒｏｓｅｂｒｏｕｇｈ，Ａ．，Ｆａｒｒ，Ａ．ａｎｄ Ｒａｎｄａｌｌ，Ｒ．１９５１ Ｊ．Ｂｉｏｌ．Ｃｈｅｍ．１９３：２６５、Ｓｍｉｔｈ，Ｐ．ｅｔ ａｌ．，（１９８５）Ａｎａｌ．Ｂｉｏｃｈｅｍ．１５０：７６－８５；Ｂｒａｄｆｏｒｄ，Ｍ．１９７６“Ａ Ｒａｐｉｄ ａｎｄ Ｓｅｎｓｉｔｉｖｅ Ｍｅｔｈｏｄ ｆｏｒ ｔｈｅ Ｑｕａｎｔｉｔａｔｉｏｎ ｏｆ Ｍｉｃｒｏｇｒａｍ Ｑｕａｎｔｉｔｉｅｓ ｏｆ Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｕｔｉｌｉｚｉｎｇ ｔｈｅ Ｐｒｉｎｃｉｐｌｅ ｏｆ Ｐｒｏｔｅｉｎ－Ｄｙｅ Ｂｉｎｄｉｎｇ”Ａｎａｌ．Ｂｉｏｃｈｅｍ．７２：２４８－２５４、Ｃａｂｉｂ，Ｅ．ａｎｄ Ｐｏｌａｃｈｅｃｋ，Ｉ．１９８４“Ｐｒｏｔｅｉｎ ａｓｓａｙ ｆｏｒ ｄｉｌｕｔｅ ｓｏｌｕｔｉｏｎｓ．”Ｍｅｔｈｏｄｓ ｉｎ Ｅｎｚｙｍｏｌｏｇｙ，１０４：３１８－３２８、Ｔｕｒｃａｎｕ，Ｖｉｃｔｏｒ；Ｗｉｌｌｉａｍｓ，Ｎｅｉｌ Ａ．（２００１）．”Ｃｅｌｌ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ ａｎｄ ｉｓｏｌａｔｉｏｎ ｏｎ ｔｈｅ ｂａｓｉｓ ｏｆ ｃｙｔｏｋｉｎｅ ｓｅｃｒｅｔｉｏｎ：Ａ ｎｏｖｅｌ ｔｏｏｌ ｆｏｒ ｉｎｖｅｓｔｉｇａｔｉｎｇ ｉｍｍｕｎｅ ｒｅｓｐｏｎｓｅｓ．”Ｎａｔｕｒｅ Ｍｅｄｉｃｉｎｅ．７（３）：３７３－３７６、米国特許第６，３９１，６４９号に提供されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

他の実施形態では、ＣＲＩＰペプチド収率は、以下を含むが、これらに限定されない方法を使用して定量化及び／又は評価することができる：培養物の体積当たりの組換えタンパク質質量（例えば、培養物１リットル当たりのグラム若しくはミリグラムタンパク質）、細胞溶解後に得られる組換えタンパク質不溶性沈殿物の割合若しくは分率（例えば、上清から抽出された組換えタンパク質の量／不溶性成分中のタンパク質の量）、活性タンパク質の割合若しくは分率（例えば、タンパク質量で使用のための活性タンパク質の量／分析）、総細胞タンパク質（ｔｃｐ）の割合若しくは分率、並びに／又はタンパク質の量／細胞及び乾燥バイオマスの割合若しくは比率。

一部の実施形態では、収率が培養体積に関して発現され、特に、異なる培養物間の収率が比較されている場合、培養細胞密度が考慮され得る。

一部の実施形態では、本発明は、総細胞タンパク質（ｔｃｐ）の少なくとも約５％、少なくとも約１０％、約１５％、約２０％、約２５％、約３０％、約４０％、約４５％、約５０％、約５５％、約６０％、約６５％、約７０％、約７５％、又はそれ以上である異種ポリペプチドを産生する方法を提供する。「総細胞タンパク質の割合（％）」は、凝集細胞タンパク質の割合としての、宿主細胞における異種ポリペプチドの量である。総細胞タンパク質の割合の決定は、当該技術分野で周知である。

「総細胞タンパク質（ｔｃｐ）」又は「総細胞タンパク質の割合（％ ｔｃｐ）」は、凝集細胞タンパク質の割合としての、宿主細胞におけるタンパク質又はポリペプチドの量である。総細胞タンパク質の割合を決定するための方法は、当該技術分野で周知である。

一部の実施形態では、ＨＰＬＣを使用して、ペプチド収率を定量化することができる。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの収率は、Ｏｎｙｘモノリシック４．５×１００ｍｍ Ｃ１８逆相分析用ＨＰＬＣカラム及びオートインジェクターを備えたＡｇｉｌｅｎｔ １１００ ＨＰＬＣシステムを使用して評価することができる。Ｏｎｙｘモノリシック４．５×１００ｍｍ Ｃ１８逆相分析用ＨＰＬＣカラム及びオートインジェクターを備えたＡｇｉｌｅｎｔ １１００ ＨＰＬＣシステムの例示的な使用は、以下の通りである。形質転換Ｋ．ｌａｃｔｉｓ細胞由来の濾過した条件培地試料を、Ｏｎｙｘモノリシック４．５×１００ｍｍ Ｃ１８逆相分析用ＨＰＬＣカラム及び自動注入器を備えたＡｇｉｌｅｎｔ １１００ ＨＰＬＣシステムを使用して、ＨＰＬＣ分析に使用される２つの移動相溶媒を構成するＨＰＬＣグレードの水と０．１％のトリフルオロ酢酸を含むアセトニトリルとを分析することによって分析する。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの両方のピーク面積を、ＨＰＬＣクロマトグラフを使用して分析し、次いで、条件培地中のペプチド濃度を計算するために使用し、正規化されたペプチド収率としての（ＯＤ６００の測定によって決定される）対応する最終細胞密度に更に正規化することができる。

活性アッセイ
一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡで形質転換された陽性酵母コロニーは、イエバエ注射アッセイを使用してスクリーニングすることができる。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡは、測定された用量で背側胸部の体壁を通して注射した場合、イエバエを麻痺／殺傷することができる。ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの有効性は、ペプチドの麻痺量／致死量の中央値（ＰＤ_５０／ＬＤ_５０）によって定義することができ、これは、それぞれ、注射されたイエバエの５０％のノックダウン率又は死亡率をもたらす。純粋なＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡは、通常、イエバエ注射アッセイで使用され、ＰＤ_５０／ＬＤ_５０値が決定され得る標準的な用量反応曲線を生成する。純粋なＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの標準用量応答曲線の分析からのＰＤ_５０／ＬＤ_５０値を使用して、形質転換酵母によって産生されたＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの定量化は、イエバエ注射アッセイ（対応する条件培地の段階希釈液を用いて行われる）を使用して達成され得る。

例示的なイエバエ注射バイオアッセイは、以下の通りである：条件培地を段階希釈して、イエバエ注射バイオアッセイから完全な用量反応曲線を生成する。注射前に、成体イエバエ（Ｍｕｓｃａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａ）をＣＯ_２で固定化し、注射用に１２～１８ｍｇのイエバエを選択する。１ｃｃシリンジと３０ゲージ針を装填したマイクロアプリケーターを使用して、ハエ１匹当たり０．５μＬの段階希釈した条件培地試料を、背側胸部の体壁を通してイエバエに注射する。注射したイエバエを、蓋の上に湿らせた濾紙及び呼吸孔を備えた密閉容器に配置し、それらを、注射２４時間後に、ノックダウン率又は死亡率のスコアリングによって調べる。正規化した収率を算出する。ペプチド収率は、条件培地中のｍｇ／Ｌの単位のペプチド濃度を意味する。しかしながら、ペプチド収率は、株の産生速度を正確に比較するには必ずしも十分ではない。個々の株は、異なる増殖速度を有し得る。したがって、培養物を回収すると、異なる培養物は、細胞密度が異なり得る。より高い産生速度を有する別の株よりも、株のペプチド産生速度が低い場合でさえ、高い細胞密度を有する培養物は、培地中により高い濃度のペプチドを産生し得る。したがって、「正規化された収率」という用語は、ペプチド収率を、対応する培養物の細胞密度で割ることによって作成され、これにより、株間のペプチド産生速度のより良い比較が可能になる。細胞密度は、６００ｎｍの光の吸光度によって、「Ａ」（吸光度単位）の単位で表される。

ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡによる形質転換を経た酵母コロニーをスクリーニングすることで、数百の潜在的なコロニーから高収率の酵母株を特定することができる。本明細書に記載の最適化された発酵培地及び発酵条件を使用した場合、これらの株をバイオリアクターで発酵させると、少なくとも最大４ｇ／Ｌ、又は少なくとも最大３ｇ／Ｌ、又は少なくとも最大２ｇ／ＬのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡの収率が達成され得る。より高い産生速度（ｍｇ／Ｌで表示）は、約１００ｍｇ／Ｌ～約１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約９０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約８０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約７０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約６０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約５０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約４０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約３０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約２０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約１７，５００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約１５，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約１２，５００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約１０，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約９，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約８，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約７，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約６，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約５，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～約３，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～２，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～１，５００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～１，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～７５０ｍｇ／Ｌ、若しくは約１００ｍｇ／Ｌ～５００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１５０ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約２００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約３００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約４００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約７５０ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１，２５０ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１，５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約２，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約２，５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約３，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約３，５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約４，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約４，５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約５，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約６，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約７，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約８，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約９，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１２，５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１５，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約１７，５００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約２０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約３０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約４０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約５０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約６０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約７０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約８０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ、若しくは約９０，０００ｍｇ／Ｌ～１００，０００ｍｇ／Ｌ程度、又は提供された任意の値のいずれかの範囲、あるいは変換前にペプチドを産生するために使用した同じ若しくは類似の産生方法を使用して変換前のペプチドで達成され得る収率よりも更に高い収率であり得る。

前述の方法のいずれかを使用及び／又は調整して、ＣＲＩＰ及び／又はペプチド－ＩＡ（例えば、かかる方法に供される殺虫剤、例えば、アミノ酸、ペプチド、及び／又はタンパク質のポリマー）を生成することができる。例えば、前述の方法のいずれかを使用して、限定されないが、ＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、ｒκ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｃ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／又はω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２）、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ、ＴＶＰ、Ａｖ２、Ａｖ３、ＡＶＰ、及び／又はＢｔ毒素（例えば、Ｃｒｙ毒素、Ｃｙｔ毒素、若しくはＶｉｐ）を含む、本明細書に記載のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡのいずれかを産生、生成、作製、発現、転写、翻訳、合成、又はその他、作製することができる。

培養条件及び発酵条件
細胞培養技術は、当該技術分野で周知である。一部の実施形態では、培養方法及び／又は材料は、必ず選択された宿主細胞に基づく適応を必要とするであろう、かつ、かかる適応（例えば、ｐＨ、温度、培地含有物などを改変すること）は、当業者に周知である。一部の実施形態では、任意の既知の培養技術を用いて、本発明のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを生成することができる。

例示的な培養方法は、米国特許第３，９３３，５９０号、同第３，９４６，７８０号、同第４，９８８，６２３号、同第５，１５３，１３１号、同第５，１５３，１３３号、同第５，１５５，０３４号、同第５，３１６，９０５号、同第５，３３０，９０８号、同第６，１５９，７２４号、同第７，４１９，８０１号、同第９，３２０，８１６号、同第９，７１４，４０８号、及び同第１０，５６３，１６９号に提供されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される。

酵母培養
酵母細胞培養技術は、当業者に周知である。酵母細胞培養の例示的な方法は、Ｅｖａｎｓ，Ｙｅａｓｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌｓ．Ｓｐｒｉｎｇｅｒ（１９９６）、Ｂｉｌｌ，Ｒｅｃｏｍｂｉｎａｎｔ Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｉｎ Ｙｅａｓｔ．Ｓｐｒｉｎｇｅｒ（２０１２）、Ｈａｇａｎ ｅｔ ａｌ．，Ｆｉｓｓｉｏｎ Ｙｅａｓｔ：Ａ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｍａｎｕａｌ，ＣＳＨ Ｐｒｅｓｓ（２０１６）、Ｋｏｎｉｓｈｉ ｅｔ ａｌ．，Ｉｍｐｒｏｖｅｍｅｎｔ ｏｆ ｔｈｅ ｔｒａｎｓｆｏｒｍａｔｉｏｎ ｅｆｆｉｃｉｅｎｃｙ ｏｆ Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ ｂｙ ａｌｔｅｒｉｎｇ ｃａｒｂｏｎ ｓｏｕｒｃｅｓ ｉｎ ｐｒｅ－ｃｕｌｔｕｒｅ．Ｂｉｏｓｃｉ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌ Ｂｉｏｃｈｅｍ．２０１４；７８（６）：１０９０－３、Ｄｙｍｏｎｄ，Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ ｇｒｏｗｔｈ ｍｅｄｉａ．Ｍｅｔｈｏｄｓ Ｅｎｚｙｍｏｌ．２０１３；５３３：１９１－２０４、Ｌｏｏｋｅ ｅｔ ａｌ．，Ｅｘｔｒａｃｔｉｏｎ ｏｆ ｇｅｎｏｍｉｃ ＤＮＡ ｆｒｏｍ ｙｅａｓｔｓ ｆｏｒ ＰＣＲ－ｂａｓｅｄ ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎｓ．Ｂｉｏｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓ．２０１１ Ｍａｙ；５０（５）：３２５－８、及びＲｏｍａｎｏｓ ｅｔ ａｌ．，Ｃｕｌｔｕｒｅ ｏｆ ｙｅａｓｔ ｆｏｒ ｔｈｅ ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ ｈｅｔｅｒｏｌｏｇｏｕｓ ｐｒｏｔｅｉｎｓ．Ｃｕｒｒ Ｐｒｏｔｏｃ Ｃｅｌｌ Ｂｉｏｌ．２０１４ Ｓｅｐ ２；６４：２０．９．１－１６に見出すことができる（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

酵母は、様々な培地で培養することができ、例えば、一部の実施形態では、酵母は、最少培地、ＹＰＤ培地、酵母合成ドロップアウト培地、酵母窒素源基礎培地（ＹＮＢ、アミノ酸の有無）、ＹＥＰＤ培地、ＡＤＥ Ｄ培地、ＡＤＥ ＤＳ培地、ＬＥＵ Ｄ培地、ＨＩＳ Ｄ培地、又はミネラル塩培地で培養することができる。

一部の実施形態では、酵母は最少培地で培養され得る。一部の実施形態では、最少培地成分は、２％の糖、リン酸緩衝液（ｐＨ６．０）、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸銅、硫酸マンガン、塩化亜鉛、ヨウ化カリウム、塩化コバルト、モリブデン酸ナトリウム、ホウ酸、塩化鉄、ビオチン、パントテン酸カルシウム、チアミン、ミオイノシトール、ニコチン酸、及びピリドキシンを含み得る。

一部の実施形態では、酵母は、ＹＰＤ培地で培養することができる。ＹＰＤ培地は、細菌学的ペプトン、酵母抽出物、及びグルコースを含む。

一部の実施形態では、酵母を、酵母合成ドロップアウト培地で培養することができ、これを使用して、必要な成分を欠く培地で当該形質転換体が増殖することを可能にするプラスミドで形質転換された、特定の培地成分なしでは増殖することができない栄養要求性変異株を区別することができる。

一部の実施形態では、酵母は、窒素、ビタミン、微量元素、及び塩類を含む酵母窒素源基礎培地（アミノ酸を含む又は含まないＹＮＢ）を使用して培養することができる。

一部の実施形態では、培地は、ＹＥＰＤ培地、例えば、２％のＤ－グルコース、２％のバクトペプトン（Ｄｉｆｃｏ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓ，Ｄｅｔｒｏｉｔ，ＭＩ）、１％のバクト酵母抽出物（Ｄｉｆｃｏ）、０．００４％のアデニン、及び０．００６％のＬ－ロイシンを含む培地、又はそのバリエーションであってもよく、炭素源が、糖アルコール（例えば、グリセロール若しくはソルビトール）である。

一部の実施形態では、培地は、ＡＤＥ Ｄ培地、例えば、０．０５６％－Ａｄｅ－Ｔｒｐ－Ｔｈｒ粉末、アミノ酸を含まない０．６７％の酵母窒素源基本培地、２％のＤ－グルコース、及び０．５％の２００×トリプトファンスレオニン溶液を含む培地、又はそのバリエーションであってもよく、炭素源が、糖アルコール（例えば、グリセロール若しくはソルビトール）である。

一部の実施形態では、培地は、ＡＤＥ ＤＳ”培地、例えば、０．０５６％－Ａｄｅ－Ｔｒｐ－Ｔｈｒ粉末、アミノ酸を含まない０．６７％の酵母窒素源基本培地、２％のＤ－グルコース、０．５％の２００×トリプトファンスレオニン溶液、及び１８．２２％のＤ－ソルビトールを含む培地、又はそのバリエーションであってもよく、炭素源が、完全に糖アルコール（例えば、グリセロール若しくはソルビトール）である。

一部の実施形態では、培地は、ＬＥＵ Ｄ培地、例えば、０．０５２％－Ｌｅｕ－Ｔｒｐ－Ｔｈｒ粉末、アミノ酸を含まない０．６７％の酵母窒素源基本培地、２％のＤ－グルコース、及び０．５％の２００×トリプトファンスレオニン溶液を含む培地、又はそのバリエーションであってもよく、炭素源が、糖アルコール（例えば、グリセロール若しくはソルビトール）である。

一部の実施形態では、培地は、ＨＩＳ Ｄ培地、例えば、０．０５２％－Ｈｉｓ－Ｔｒｐ－Ｔｈｒ粉末、アミノ酸を含まない０．６７％の酵母窒素源基本培地、２％のＤ－グルコース、及び０．５％の２００×トリプトファンスレオニン溶液を含む培地、又はそのバリエーションであってもよく、炭素源が、糖アルコール（例えば、グリセロール若しくはソルビトール）である。

一部の実施形態では、ミネラル塩培地を使用することができる。ミネラル塩培地は、ミネラル塩と、炭素源（例えば、グルコース、スクロース、又はグリセロール）と、からなる。ミネラル塩培地の例としては、例えば、Ｍ９培地、シュードモナス培地（ＡＴＣＣ １７９）、及びＤａｖｉｓーＭｉｎｇｉｏｌｉ培地が挙げられる。Ｄａｖｉｓ ＆ Ｍｉｎｇｉｏｌｉ（１９５０）Ｊ．Ｂａｃｔ．６０：１７－２８を参照されたい。ミネラル塩培地を作製するために使用されるミネラル塩には、例えば、リン酸カリウム、硫酸アンモニウム又は塩化アンモニウム、硫酸マグネシウム又は塩化マグネシウム、及び微量ミネラル（例えば、塩化カルシウム、ホウ酸塩、並びに鉄、銅、マンガン、及び亜鉛の硫酸塩）の中から選択されるものが含まれる。典型的には、ペプトン、トリプトン、アミノ酸、又は酵母抽出物などの有機窒素源は、ミネラル塩培地には含まれない。代わりに、無機窒素源が使用され、これは、例えば、アンモニウム塩、アンモニア水溶液、及び気体アンモニアの中から選択され得る。ミネラル塩培地は、典型的には、炭素源としてグルコース又はグリセロールを含む。

ミネラル塩培地と比較して、最少培地はまた、ミネラル塩及び炭素源を含むこともできるが、例えば、低レベルのアミノ酸、ビタミン、ペプトン、又は他の成分を補充することができる（ただし、これらは非常に最小レベルで添加される）。培地は、当該技術分野で、例えば、米国特許出願公開第２００６／００４０３５２号（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）に記載されている方法を使用して調製することができる。本発明の方法に有用な培養手順及びミネラル塩培地の詳細は、Ｒｉｅｓｅｎｂｅｒｇ，Ｄ ｅｔ ａｌ．，１９９１，“Ｈｉｇｈ ｃｅｌｌ ｄｅｎｓｉｔｙ ｃｕｌｔｉｖａｔｉｏｎ ｏｆ Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｃｏｌｉ ａｔ ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｇｒｏｗｔｈ ｒａｔｅ，”Ｊ．Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌ．２０（１）：１７－２７によって記載されている。

一部の実施形態では、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓは、２％のグルコース、ガラクトース、ソルビトール、又はグリセロールを唯一の炭素源として補充した最少培地で増殖される。培養物は、β－ガラクトシダーゼ測定の場合、３０℃で、対数増殖中期（２４～４８時間）までインキュベートし、又は異種タンパク質発現の場合、２３．５℃で６日間インキュベートする。

一部の実施形態では、酵母細胞は、４８ウェルのディープウェルプレートで培養することができる（接種後、滅菌透気性カバーで密封する）。プレート上で培養された酵母（例えば、Ｋ．ｌａｃｔｉｓ）のコロニーを採取し、ウェル当たり２．２ｍＬの培地（ＤＭＳｏｒで構成される）を含むディープウェルプレートに接種することができる。接種されたディープウェルプレートは、冷蔵インキュベーターシェーカー内で２８０ｒｐｍで振盪しながら、２３．５℃で６日間増殖され得る。接種後６日目に、条件培地を、４０００ｒｐｍで１０分間の遠心分離によって回収する必要がある。続いて、０．２２μＭ膜を備えた濾過プレートを使用して濾過し、濾過された培地をＨＰＬＣ分析にかける。

一部の実施形態では、酵母種（例えば、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ、Ｐｉｃｈｉａ ｐａｓｔｏｒｉｓ、及びその他）、宿主生物として使用することができ、及び／又は本明細書に記載の方法を使用して修飾される酵母。

温度及びｐＨ条件は、培養の段階及び選択された宿主細胞種に応じて異なる。細胞培養における温度及びｐＨなどの変数は、当業者には容易に知られている。

ｐＨレベルは、酵母の培養において重要である。当業者は、培養プロセスには、酵母培養の開始だけでなく、培養の維持も含まれることを理解するであろう。酵母培養は、任意のｐＨレベルで開始され得るが、酵母培養の培地は、経時的により酸性になる（すなわち、ｐＨが低下する）傾向があるため、培養プロセス中にｐＨレベルを監視するために注意が必要である。

本発明の一部の実施形態では、酵母は、使用される酵母の種、培養の段階、及び／又は温度に基づいて要求されるｐＨレベルの培地で増殖される。したがって、一部の実施形態では、ｐＨレベルは、約２～約１０の範囲内に入り得る。当業者は、ほとんどの微生物にとって最適なｐＨが中性点（ｐＨ７．０）付近であることを認識するであろう。しかしながら、一部の実施形態では、いくつかの真菌種が、酸性環境を好む。したがって、一部の実施形態では、ｐＨは、２～６．５の範囲であり得る。一部の実施形態では、ｐＨは、約４～約４．５の範囲であり得る。いくつかの真菌種（例えば、カビ）は、約２～約８．５のｐＨで増殖することができるが、酸性ｐＨを好む。Ｍｏｕｎｔｎｅｙ ＆ Ｇｏｕｌｄ，Ｐｒａｃｔｉｃａｌ ｆｏｏｄ ｍｉｃｒｏｂｉｏｌｏｇｙ ａｎｄ ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ．１９８８．Ｅｄ．３、及びＰｅｎａ ｅｔ ａｌ．，Ｅｆｆｅｃｔｓ ｏｆ ｈｉｇｈ ｍｅｄｉｕｍ ｐＨ ｏｎ ｇｒｏｗｔｈ，ｍｅｔａｂｏｌｉｓｍ ａｎｄ ｔｒａｎｓｐｏｒｔ ｉｎ Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ．ＦＥＭＳ Ｙｅａｓｔ Ｒｅｓ．２０１５ Ｍａｒ；１５（２）：ｆｏｕ００５を参照されたい。

他の実施形態では、ｐＨは、約５．７～５．９、５．８～６．０、５．９～６．１、６．０～６．２、６．１～６．３、６．２～６．５、６．４～６．７、６．５～６．８、６．６～６．９、６．７～７．０、６．８～７．１、６．９～７．２、７．０～７．３、７．１～７．４、７．２～７．５、７．３～７．６、７．４～７．７、７．５～７．８、７．６～７．９、７．７～８．０、７．８～８．１、７．９～８．２、８．０～８．３、８．１～８．４、８．２～８．５、８．３～８．６、８．４～８．７、又は８．５～８．８である。

一部の実施形態では、培地のｐＨは、少なくとも５．５であり得る。他の態様では、培地は、約５．５のｐＨレベルを有し得る。他の態様では、培地は、４～８のｐＨレベルを有し得る。場合によっては、培養は、５．５～８のｐＨレベルで維持される。他の態様では、培地は、６～８のｐＨレベルを有する。場合によっては、培地は、６～８のｐＨレベルで維持されるｐＨレベルを有する。一部の実施形態では、酵母は、６．１～８．１のｐＨレベルで増殖及び／又は維持される。一部の実施形態では、酵母は、６．２～８．２のｐＨレベルで増殖及び／又は維持される。一部の実施形態では、酵母は、６．３～８．３のｐＨレベルで増殖及び／又は維持される。一部の実施形態では、酵母は、６．４～８．４のｐＨレベルで増殖及び／又は維持される。一部の実施形態では、酵母は、５．５～８．５のｐＨレベルで増殖及び／又は維持される。一部の実施形態では、酵母は、６．５～８．５のｐＨレベルで増殖及び／又は維持される。一部の実施形態では、酵母は、約５．６、５．７、５．８、又は５．９のｐＨレベルで増殖される。一部の実施形態では、酵母は、約６のｐＨレベルで増殖される。一部の実施形態では、酵母は、約６．５のｐＨレベルで増殖される。一部の実施形態では、酵母は、約６、６．１、６．２、６．３、６．４、６．５、６．６、６．７、６．８、６．９、又は７．０のｐＨレベルで増殖される。一部の実施形態では、酵母は、約７、７．１、７．２、７．３、７．４、７．５、７．６、７．７、７．８、７．９、又は８．０のｐＨレベルで増殖される。一部の実施形態では、酵母は、８を超えるレベルで増殖される。

一部の実施形態では、培地のｐＨは、ｐＨ２～８．５の範囲であり得る。特定の実施形態では、ｐＨは、約４．０、４．１、４．２、４．３、４．４、４．５、４．６、４．７、４．８、４．９、５．０、５．１、５．２、５．３、５．４、５．５、５．６、５．７、５．８、５．９、６．０、６．１、６．２、６．３、６．４、６．５、６．６、６．７、６．８、６．９、７．０、７．１、７．２、７．３、７．４、７．５、７．６、７．７、７．８、７．９、８．０、８．１、８．２、８．３、８．４、８．５、８．６、８．７又は８．８である。

酵母培養の例示的な方法は、「抑制性酵母プロモーター」と題する米国特許第５，４３６，１３６号（出願：１２／２０／１９９１、譲受人：Ｃｉｂａ－Ｇｅｉｇｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）、「酵母発現システム、酵母においてポリペプチドを産生する方法、及びそれに関連する組成物」と題する米国特許第６，６４５，７３９号（出願：０７／２６／２００１、譲受人：Ｐｈｏｅｎｉｘ Ｐｈａｒｍａｃｏｌｏｇｉｅｓ，Ｉｎｃ．，Ｌｅｘｉｎｇｔｏｎ，ＫＹ）、及び「酵母用培地」と題する米国特許第１０，０２３，８３６号（出願：０８／２３／２０１３、譲受人：Ｙａｍａｇｕｃｈｉ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ）に見出すことができる（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

発酵
本発明は、任意の発酵形式での宿主生物の培養を企図する。例えば、バッチ、フェッドバッチ、半連続、及び連続発酵モードを、本明細書で用いることができる。

発酵は、任意のスケールで実行することができる。本発明に従って企図される方法及び技術は、任意のスケールでの組換えタンパク質発現に有用である。したがって、一部の実施形態では、例えば、マイクロリットルスケール、ミリリットルスケール、センチリットルスケール、及びデシリットルスケール発酵体積を使用してもよく、１リットルスケール及びより大きな発酵体積を使用してもよい。

一部の実施形態では、発酵体積は、約１リットル以上である。例えば、一部の実施形態では、発酵体積は、約１リットル～約１００リットルである。一部の実施形態では、発酵体積は、約１リットル、約２リットル、約３リットル、約４リットル、約５リットル、約６リットル、約７リットル、約８リットル、約９リットル、又は約１０リットルである。一部の実施形態では、発酵体積は、約１リットル～約５リットル、約１リットル～約１０リットル、約１リットル～約２５リットル、約１リットル～約５０リットル、約１リットル～約７５リットル、約１０リットル～約２５リットル、約２５リットル～約５０リットル、又は約５０リットル～約１００リットルである。他の実施形態では、発酵体積は、５リットル、１０リットル、１５リットル、２０リットル、２５リットル、５０リットル、７５リットル、１００リットル、２００リットル、５００リットル、１，０００リットル、２，０００リットル、５，０００リットル、１０，０００リットル、又は５０，０００リットル以上である。

一部の実施形態では、発酵培地は、細胞の増殖及び／又は維持に使用される栄養溶液であり得る。限定されないが、この溶液は、通常、次のカテゴリーのうちの１つ以上から少なくとも１つの成分を提供する：（１）エネルギー源（通常、炭素源（例えば、グルコース）の形態）、（２）全ての必須アミノ酸（通常、２０個のアミノ酸の基本セット）、（３）低濃度で必要なビタミン及び／又は他の有機化合物、（４）遊離脂肪酸又は脂質（例えば、リノール酸）、及び（５）微量元素（微量元素は、典型的には、非常に低い濃度で（通常、マイクロモル濃度範囲で）必要とされる無機化合物又は天然に存在する元素として定義される）。

一部の実施形態では、発酵培地は、本明細書に記載の細胞培養培地又は任意の他の培地と同じであり得る。一部の実施形態では、発酵培地は、細胞培養培地とは異なる場合がある。一部の実施形態では、発酵培地は、タンパク質の大規模産生に適合するように修飾され得る。

一部の実施形態では、発酵培地は、以下のカテゴリーのうちのいずれかから１つ以上の成分を選択的に補充することができる：（１）ホルモン及び他の増殖因子（例えば、血清、インスリン、トランスフェリンなど）、（２）塩（例えば、マグネシウム、カルシウム、及びリン酸）、（３）緩衝液（例えば、ＨＥＰＥＳ）、（４）ヌクレオシド及び塩基（例えば、アデノシン、チミジンなど）、（５）タンパク質及び組織加水分解物（例えば、精製ゼラチン、植物材料、又は動物性副産物から得ることができるペプトン又はペプトン混合物）、（６）抗生物質（例えば、ゲンタマイシン）、並びに（７）細胞保護剤（例えば、プルロニック（登録商標）ポリオール）。

一部の実施形態では、発酵培地のｐＨは、当業者に既知のｐＨ緩衝液及び方法を使用して維持することができる。発酵中のｐＨの制御は、アンモニア水を使用して達成することもできる。一部の実施形態では、発酵培地のｐＨは、使用される生物の好ましいｐＨに基づいて選択されるであろう。したがって、一部の実施形態では、宿主細胞及び温度に応じて、ｐＨは、約１～約１０の範囲であり得る。

一部の実施形態では、発酵培地のｐＨは、２～８．５のｐＨの範囲であり得る。特定の実施形態では、ｐＨは、約４．０、４．１、４．２、４．３、４．４、４．５、４．６、４．７、４．８、４．９、５．０、５．１、５．２、５．３、５．４、５．５、５．６、５．７、５．８、５．９、６．０、６．１、６．２、６．３、６．４、６．５、６．６、６．７、６．８、６．９、７．０、７．１、７．２、７．３、７．４、７．５、７．６、７．７、７．８、７．９、８．０、８．１、８．２、８．３、８．４、８．５、８．６、８．７又は８．８である。

他の実施形態では、ｐＨは、約５．７～５．９、５．８～６．０、５．９～６．１、６．０～６．２、６．１～６．３、６．２～６．５、６．４～６．７、６．５～６．８、６．６～６．９、６．７～７．０、６．８～７．１、６．９～７．２、７．０～７．３、７．１～７．４、７．２～７．５、７．３～７．６、７．４～７．７、７．５～７．８、７．６～７．９、７．７～８．０、７．８～８．１、７．９～８．２、８．０～８．３、８．１～８．４、８．２～８．５、８．３～８．６、８．４～８．７、又は８．５～８．８である。

一部の実施形態では、例えば、Ｅｓｃｈｅｒｉｃｈｉａ ｃｏｌｉ（Ｅ．ｃｏｌｉ）が使用される場合、最適なｐＨ範囲は、温度に応じて、６．５～７．５である。

他の実施形態では、例えば、酵母菌株が使用される場合、ｐＨは、約４．０～８．０の範囲であり得る。

一部の実施形態では、中性ｐＨ（すなわち、約７．０のｐＨ）を使用することができる。

当業者は、発酵中に、基質及び代謝化合物の変換及び生成の結果として、ｐＨレベルがドリフトし得ることを認識するであろう。

一部の実施形態では、発酵培地は、ｐＨの変化を回避するために、緩衝液又は他の化学物質を補充することができる。例えば、一部の実施形態では、例えば、工業プロセス中のいくつかの酵母種において生じる酸性化合物の生成を中和するために、Ｃａ（ＯＨ）_２、ＣａＣＯ_３、ＮａＯＨ、又はＮＨ_４ＯＨの添加を発酵培地に添加することができる。

温度は、発酵プロセスにおける別の重要な考慮事項であり、ｐＨの考慮事項と同様に、温度は選択された宿主細胞の種類に依存する。

一部の実施形態では、発酵温度は、約４℃～約４２℃で維持される。特定の実施形態では、発酵温度は、約４℃、約５℃、約６℃、約７℃、約８℃、約９℃、約１０℃、約１１℃、約１２℃、約１３℃、約１４℃、約１５℃、約１６℃、約１７℃、約１８℃、約１９℃、約２０℃、約２１℃、約２２℃、約２３℃、約２４℃、約２５℃、約２６℃、約２７℃、約２８℃、約２９℃、約３０℃、約３１℃、約３２℃、約３３℃、約３４℃、約３５℃、約３６℃、約３７℃、約３８℃、約３９℃、約４０℃、約４１℃、又は約４２℃である。

他の実施形態では、発酵温度は、約２５℃～約２７℃、約２５℃～約２８℃、約２５℃～約２９℃、約２５℃～約３０℃、約２５℃～約３１℃、約２５℃～約３２℃、約２５℃～約３３℃、約２６℃～約２８℃、約２６℃～約２９℃、約２６℃～約３０℃、約２６℃～約３１℃、約２６℃～約３２℃、約２７℃～約２９℃、約２７℃～約３０℃、約２７℃～約３１℃、約２７℃～約３２℃、約２６℃～約３３℃、約２８℃～約３０℃、約２８℃～約３１℃、約２８℃～約３２℃、約２９℃～約３１℃、約２９℃～約３２℃、約２９℃～約３３℃、約３０℃～約３２℃、約３０℃～約３３℃、約３１℃～約３３℃、約３１℃～約３２℃、約３０℃～約３３℃、又は約３２℃～約３３℃で維持される。

他の実施形態では、温度は、発酵中に、例えば、発酵の段階に応じて変化する。

発酵は、当業者に既知の様々な微生物で達成され得る。ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡのスケールアップした産生に好適な微生物は、本明細書に列挙される任意の微生物を含む。一部の実施形態では、微生物の非限定的な例としては、サッカロマイセス属種（Ｓ．ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ（パン酵母）、Ｓ．ｄｉｓｔａｔｉｃｕｓ、Ｓ．ｕｖａｒｕｍが含まれるが、これらに限定されない）、クリベロマイセス属（Ｋ．ｍａｒｘｉａｎｕｓ、Ｋ．ｆｒａｇｉｌｉｓが含まれるが、これらに限定されない）、カンジダ属（Ｃ．ｐｓｅｕｄｏｔｒｏｐｉｃａｌｉｓ及びＣ．ｂｒａｓｓｉｃａｅが含まれるが、これらに限定されない）、Ｐｉｃｈｉａ ｓｔｉｐｉｔｉｓ（Ｃａｎｄｉｄａ ｓｈｅｈａｔａｅの近縁種）、クラビスポラ属（Ｃ．ｌｕｓｉｔａｎｉａｅ及びＣ．ｏｐｕｎｔｉａｅが含まれるが、これらに限定されない）、パキソレン属（Ｐ．ｔａｎｎｏｐｈｉｌｕｓが含まれるが、これに限定されない）、ブレタノマイセス属（例えば、Ｂ．ｃｌａｕｓｅｎｉｉが含まれるが、これに限定されない）の株が挙げられる。他の好適な微生物としては、例えば、Ｚｙｍｏｍｏｎａｓ ｍｏｂｉｌｉｓ、Ｃｌｏｓｔｒｉｄｉｕｍ ｓｐｐ．（Ｃ．ｔｈｅｒｍｏｃｅｌｌｕｍ、Ｃ．ｓａｃｃｈａｒｏｂｕｔｙｌａｃｅｔｏｎｉｃｕｍ、Ｃ．ｓａｃｃｈａｒｏｂｕｔｙｌｉｃｕｍ、Ｃ．Ｐｕｎｉｃｅｕｍ、Ｃ．ｂｅｉｊｅｒｎｃｋｉｉ、及びＣ．ａｃｅｔｏｂｕｔｙｌｉｃｕｍを含むが、これらに限定されない）、Ｍｏｎｉｌｉｅｌｌａ ｐｏｌｌｉｎｉｓ、Ｍｏｎｉｌｉｅｌｌａ ｍｅｇａｃｈｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｐ．、Ｙａｒｒｏｗｉａ ｌｉｐｏｌｙｔｉｃａ、Ａｕｒｅｏｂａｓｉｄｉｕｍ ｓｐ．、Ｔｒｉｃｈｏｓｐｏｒｏｎｏｉｄｅｓ ｓｐ．、Ｔｒｉｇｏｎｏｐｓｉｓ ｖａｒｉａｂｉｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｓｐｏｒｏｎ ｓｐ．、Ｍｏｎｉｌｉｅｌｌａａｃｅｔｏａｂｕｔａｎｓ ｓｐ．、Ｔｙｐｈｕｌａ ｖａｒｉａｂｉｌｉｓ、Ｃａｎｄｉｄａ ｍａｇｎｏｌｉａｓ、Ｕｓｔｉｌａｇｉｎｏｍｙｃｅｔｅｓ ｓｐ．、Ｐｓｅｕｄｏｚｙｍａ ｔｓｕｋｕｂａｅｎｓｉｓ、酵母種（Ｚｙｇｏｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ、Ｄｅｂａｒｙｏｍｙｃｅｓ、Ｈａｎｓｅｎｕｌａ、及びＰｉｃｈｉａ属）、並びにＤｅｍａｔｉｏｉｄ属Ｔｏｒｕｌａの真菌が挙げられる。例えば、Ｐｈｉｌｉｐｐｉｄｉｓ，Ｇ．Ｐ．，１９９６，Ｃｅｌｌｕｌｏｓｅ ｂｉｏｃｏｎｖｅｒｓｉｏｎ ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，ｉｎ Ｈａｎｄｂｏｏｋ ｏｎ Ｂｉｏｅｔｈａｎｏｌ：Ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ａｎｄ Ｕｔｉｌｉｚａｔｉｏｎ，Ｗｙｍａｎ，Ｃ．Ｅ．，ｅｄ．，Ｔａｙｌｏｒ ＆ Ｆｒａｎｃｉｓ，Ｗａｓｈｉｎｇｔｏｎ，Ｄ．Ｃ．，１７９－２１２を参照されたい。

発酵培地は、宿主細胞及び／又はエンドユーザーのニーズに応じて選択され得る。炭素以外の任意の必要な補助剤も、適切な濃度で含まれ得、単独で、又は複合窒素源などの別の補助剤若しくは培地との混合物として導入される。

酵母発酵
酵母を使用する発酵方法は、当業者に周知である。一部の実施形態では、本明細書に提供される方法に従ってバッチ発酵を使用することができ、他の実施形態では、連続発酵手順を使用することができる。

一部の実施形態では、発酵のバッチ法を使用して、本発明のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生することができる。簡潔に、発酵のバッチ法とは、閉鎖系を用いて行われる発酵の種類を指し、培地の組成物は、発酵の開始時に決定され、発酵中に人為的な変化を受けない（すなわち、培地は、発酵の開始時に１つ以上の酵母細胞を接種され、使用者によって中断されずに発酵が進行する）。典型的には、バッチ発酵システムでは、システムの代謝産物及びバイオマス組成は、発酵が停止するまで常に変化する。バッチ培養では、酵母細胞は、静的誘導期を経て、高増殖の対数期に至り、最後に、増殖速度が減少又は停止する静止期に至る。そのままにすると、静止期の酵母細胞は、最終的に死滅する。バッチ法では、対数期の酵母細胞は、一般に、最終産物の合成の大部分を担う。

一部の実施形態では、フェッドバッチ発酵を使用して、本発明のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生することができる。簡潔に、フェッドバッチ発酵は、典型的なバッチ法（上記）に類似しているが、フェッドバッチ法では、発酵が進むにつれて、基質が徐々に追加される。フェードバッチ発酵は、異化産物抑制が酵母細胞の代謝を阻害し得る場合、また、培地中に限られた量の基質があることが望ましい場合に有用である。一般に、フェッドバッチシステムにおける基質濃度の測定は、ｐＨ、溶存酸素、廃棄ガス（例えば、ＣＯ_２）の分圧などの代謝を反映する測定可能な要因の変化に基づいて推定される。

一部の実施形態では、フェッドバッチ発酵手順を使用して、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを以下のように産生することができる：５ｇ／Ｌのリン酸カリウム、２．５ｇ／Ｌの塩化アンモニウム、０．５ｇ／Ｌの硫酸マグネシウム、及び３０ｇ／Ｌのコーンスティープリカー、並びに２０ｇ／Ｌの濃度の最初の第１の炭素源及び第２の炭素源を含む５Ｌのブロスを使用して、Ｎ_２／ＣＯ_２混合物でスパージされた１０Ｌのバイオリアクター中で産生生物（例えば、改変酵母細胞）を培養する。改変酵母細胞が増殖し、炭素源を利用するにつれて、次いで、追加の７０％の炭素源混合物が、炭素源の消費とほぼ釣り合う速度で、バイオリアクターに供給される。バイオリアクターの温度は、概して３０℃に維持される。増殖は、約２４時間又はそれ以上続き、異種ペプチドが所望の濃度に達する（例えば、細胞密度が約５～１０ｇ／Ｌである）。培養期間が完了したら、発酵槽の内容物を遠心分離機などの細胞分離ユニットに通して、細胞及び細胞デブリを除去し、発酵ブロスを生成物分離ユニットに移すことができる。異種ペプチドの単離は、当該技術分野で周知の標準的な分離手順によって行われ得る。

一部の実施形態では、連続発酵を使用して、本発明のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生することができる。簡潔に、連続発酵とは、開放系を用いた発酵を指し、バイオリアクターに発酵培地を連続的に添加し、ほぼ等量の条件培地を同時に除去して加工する。連続発酵は、概して、培養物を高密度で維持し、酵母細胞は、主に対数増殖期にある。典型的には、連続発酵法は、定常状態の増殖条件を維持するために行われ、培地の回収による酵母細胞の損失は、発酵における細胞増殖速度と釣り合う必要がある。

一部の実施形態では、連続発酵法を使用して、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを以下のように産生することができる：改変酵母株は、バイオリアクター装置及び培地組成を使用して培養することができるが、最初の第１の炭素源及び第２の炭素源が、例えば、約３０～５０ｇ／Ｌである。炭素源が枯渇した場合、同じ組成のフィード培地は、約０．５Ｌ／時間～１Ｌ／時間の速度で連続的に供給され、液体は、同じ速度で回収される。バイオリアクター中の異種ペプチドの濃度は、細胞密度とともに概して一定のままである。温度は、概して、３０℃に維持され、ｐＨは、必要に応じて、濃ＮａＯＨ及び濃ＨＣｌを使用して、概して、約４．５に維持される。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生する場合、バイオリアクターは、標的化合物の濃度の一貫性を確保するために、毎日又は必要に応じて試料を採取して、例えば、約１ヶ月間連続的に動作させることができる。連続モードでは、新しい供給培地が供給されるにつれて、発酵槽の内容物が常に除去される。次に、細胞、培地、及び異種ペプチドを含む出口流を、細胞及び細胞デブリの除去の有無にかかわらず、連続的な生成物分離手順に供することができ、当該技術分野で周知の連続的な分離方法によって実施して、目的のペプチドから有機生成物を分離することができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを発現するように動作可能な酵母細胞は、例えば、好気性バイオリアクターにおける供給バッチプロセスを使用して増殖することができる。簡潔に、リアクターは、炭素源及び他の試薬を含む培地で約２０％～約７０％の容量に充填される。温度及びｐＨは、本明細書に記載の１つ以上の化学物質を使用して維持される。酸素レベルは、撹拌しながら断続的に空気を吹き込むことによって維持される。

例えば、一部の実施形態では、本発明は、好気性バイオリアクターにおける供給バッチプロセスを使用する方法を提供し、リアクターは、約２０％、２１％、２２％、２３％、２４％、２５％、２６％、２７％、２８％、２９％、３０％、３１％、３２％、３３％、３４％、３５％、３６％、３７％、３８％、３９％、４０％、４１％、４２％、４３％、４４％、４５％、４６％、４７％、４８％、４９％、５０％、５１％、５２％、５３％、５４％、５５％、５６％、５７％、５８％、５９％、６０％、６１％、６２％、６３％、６４％、６５％、６６％、６７％、６８％、６９％、又は７０％の容量に充填される。

一部の実施形態では、本発明は、好気性バイオリアクターを使用して、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを産生するフェッドバッチ発酵方法を提供し、培地は、富栄養培養培地である。例えば、一部の実施形態では、炭素源は、グルコース、ソルビトール、又はラクトースであり得る。

一部の実施形態では、グルコースの量は、約２ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１５ｇ／Ｌ、１６ｇ／Ｌ、１７ｇ／Ｌ、１８ｇ／Ｌ、１９ｇ／Ｌ、２０ｇ／Ｌ、２１ｇ／Ｌ、２２ｇ／Ｌ、２３ｇ／Ｌ、２４ｇ／Ｌ、２５ｇ／Ｌ、２６ｇ／Ｌ、２７ｇ／Ｌ、２８ｇ／Ｌ、２９ｇ／Ｌ、又は３０ｇ／Ｌの培地であり得る。

一部の実施形態では、ソルビトールの量は、約２ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１５ｇ／Ｌ、１６ｇ／Ｌ、１７ｇ／Ｌ、１８ｇ／Ｌ、１９ｇ／Ｌ、２０ｇ／Ｌ、２１ｇ／Ｌ、２２ｇ／Ｌ、２３ｇ／Ｌ、２４ｇ／Ｌ、２５ｇ／Ｌ、２６ｇ／Ｌ、２７ｇ／Ｌ、２８ｇ／Ｌ、２９ｇ／Ｌ、又は３０ｇ／Ｌの培地であり得る。

一部の実施形態では、ラクトースの量は、約２ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１５ｇ／Ｌ、１６ｇ／Ｌ、１７ｇ／Ｌ、１８ｇ／Ｌ、１９ｇ／Ｌ、２０ｇ／Ｌ、２１ｇ／Ｌ、２２ｇ／Ｌ、２３ｇ／Ｌ、２４ｇ／Ｌ、２５ｇ／Ｌ、２６ｇ／Ｌ、２７ｇ／Ｌ、２８ｇ／Ｌ、２９ｇ／Ｌ、又は３０ｇ／Ｌの培地であり得る。

一部の実施形態では、本発明は、好気性バイオリアクターを使用したフェッドバッチ発酵方法を提供し、培地は、リン酸、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム七水和物、水酸化カリウム、及び／又はコーンスティープリカーのうちの１つ以上が補充される。

一部の実施形態では、培地は、培地に対して、約２ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１５ｇ／Ｌ、１６ｇ／Ｌ、１７ｇ／Ｌ、１８ｇ／Ｌ、１９ｇ／Ｌ、２０ｇ／Ｌ、２１ｇ／Ｌ、２２ｇ／Ｌ、２３ｇ／Ｌ、２４ｇ／Ｌ、２５ｇ／Ｌ、２６ｇ／Ｌ、２７ｇ／Ｌ、２８ｇ／Ｌ、２９ｇ／Ｌ、又は３０ｇ／Ｌの量のリン酸が補充され得る。

一部の実施形態では、培地は、培地に対して、約０．０５ｇ／Ｌ、０．１５ｇ／Ｌ、０．２５ｇ／Ｌ、０．３５ｇ／Ｌ、０．４５ｇ／Ｌ、０．５５ｇ／Ｌ、０．６５ｇ／Ｌ、０．７５ｇ／Ｌ、０．８５ｇ／Ｌ、０．９５ｇ／Ｌ、１．０５ｇ／Ｌ、１．１５ｇ／Ｌ、１．２５ｇ／Ｌ、１．３５ｇ／Ｌ、１．４５ｇ／Ｌ、１．５５ｇ／Ｌ、１．６５ｇ／Ｌ、１．７５ｇ／Ｌ、１．８５ｇ／Ｌ、１．９５ｇ／Ｌ、２．０５ｇ／Ｌ、２．１５ｇ／Ｌ、２．２５ｇ／Ｌ、２．３５ｇ／Ｌ、２．４５ｇ／Ｌ、２．５５ｇ／Ｌ、２．６５ｇ／Ｌ、２．７５ｇ／Ｌ、２．８５ｇ／Ｌ、又は２．９５ｇ／Ｌの量の硫酸カルシウムが補充され得る。

一部の実施形態では、培地は、培地に対して、約２ｇ／Ｌ、２．５ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、３．５ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、４．５ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、５．５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、６．５ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、７．５ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、８．５ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、９．５ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１０．５ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１１．５ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１２．５ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１３．５ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１４．５ｇ／Ｌ、１５ｇ／Ｌ、１５．５ｇ／Ｌ、１６ｇ／Ｌ、１６．５ｇ／Ｌ、１７ｇ／Ｌ、１７．５ｇ／Ｌ、１８ｇ／Ｌ、１８．５ｇ／Ｌ、１９ｇ／Ｌ、１９．５ｇ／Ｌ、又は２０ｇ／Ｌの量の硫酸カリウムが補充され得る。

一部の実施形態では、培地は、培地に対して、約０．２５ｇ／Ｌ、０．５ｇ／Ｌ、０．７５ｇ／Ｌ、１ｇ／Ｌ、１．２５ｇ／Ｌ、１．５ｇ／Ｌ、１．７５ｇ／Ｌ、２ｇ／Ｌ、２．２５ｇ／Ｌ、２．５ｇ／Ｌ、２．７５ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、３．２５ｇ／Ｌ、３．５ｇ／Ｌ、３．７５ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、４．２５ｇ／Ｌ、４．５ｇ／Ｌ、４．７５ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、５．２５ｇ／Ｌ、５．５ｇ／Ｌ、５．７５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、６．２５ｇ／Ｌ、６．５ｇ／Ｌ、６．７５ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、７．２５ｇ／Ｌ、７．５ｇ／Ｌ、７．７５ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、８．２５ｇ／Ｌ、８．５ｇ／Ｌ、８．７５ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、９．２５ｇ／Ｌ、９．５ｇ／Ｌ、９．７５ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１０．２５ｇ／Ｌ、１０．５ｇ／Ｌ、１０．７５ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１１．２５ｇ／Ｌ、１１．５ｇ／Ｌ、１１．７５ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１２．２５ｇ／Ｌ、１２．５ｇ／Ｌ、１２．７５ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１３．２５ｇ／Ｌ、１３．５ｇ／Ｌ、１３．７５ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１４．２５ｇ／Ｌ、１４．５ｇ／Ｌ、１４．７５ｇ／Ｌ、又は１５ｇ／Ｌの量の硫酸マグネシウム七水和物が補充され得る。

一部の実施形態では、培地は、培地に対して、約０．２５ｇ／Ｌ、０．５ｇ／Ｌ、０．７５ｇ／Ｌ、１ｇ／Ｌ、１．２５ｇ／Ｌ、１．５ｇ／Ｌ、１．７５ｇ／Ｌ、２ｇ／Ｌ、２．２５ｇ／Ｌ、２．５ｇ／Ｌ、２．７５ｇ／Ｌ、３ｇ／Ｌ、３．２５ｇ／Ｌ、３．５ｇ／Ｌ、３．７５ｇ／Ｌ、４ｇ／Ｌ、４．２５ｇ／Ｌ、４．５ｇ／Ｌ、４．７５ｇ／Ｌ、５ｇ／Ｌ、５．２５ｇ／Ｌ、５．５ｇ／Ｌ、５．７５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、６．２５ｇ／Ｌ、６．５ｇ／Ｌ、６．７５ｇ／Ｌ、又は７ｇ／Ｌの量の水酸化カリウムが補充され得る。

一部の実施形態では、培地は、培地に対して、約５ｇ／Ｌ、６ｇ／Ｌ、７ｇ／Ｌ、８ｇ／Ｌ、９ｇ／Ｌ、１０ｇ／Ｌ、１１ｇ／Ｌ、１２ｇ／Ｌ、１３ｇ／Ｌ、１４ｇ／Ｌ、１５ｇ／Ｌ、１６ｇ／Ｌ、１７ｇ／Ｌ、１８ｇ／Ｌ、１９ｇ／Ｌ、２０ｇ／Ｌ、２１ｇ／Ｌ、２２ｇ／Ｌ、２３ｇ／Ｌ、２４ｇ／Ｌ、２５ｇ／Ｌ、２６ｇ／Ｌ、２７ｇ／Ｌ、２８ｇ／Ｌ、２９ｇ／Ｌ、３０ｇ／Ｌ、３１ｇ／Ｌ、３２ｇ／Ｌ、３３ｇ／Ｌ、３４ｇ／Ｌ、３５ｇ／Ｌ、３６ｇ／Ｌ、３７ｇ／Ｌ、３８ｇ／Ｌ、３９ｇ／Ｌ、４０ｇ／Ｌ、４１ｇ／Ｌ、４２ｇ／Ｌ、４３ｇ／Ｌ、４４ｇ／Ｌ、４５ｇ／Ｌ、４６ｇ／Ｌ、４７ｇ／Ｌ、４８ｇ／Ｌ、４９ｇ／Ｌ、５０ｇ／Ｌ、５１ｇ／Ｌ、５２ｇ／Ｌ、５３ｇ／Ｌ、５４ｇ／Ｌ、５５ｇ／Ｌ、５６ｇ／Ｌ、５７ｇ／Ｌ、５８ｇ／Ｌ、５９ｇ／Ｌ、６０ｇ／Ｌ、６１ｇ／Ｌ、６２ｇ／Ｌ、６３ｇ／Ｌ、６４ｇ／Ｌ、６５ｇ／Ｌ、６６ｇ／Ｌ、６７ｇ／Ｌ、６８ｇ／Ｌ、６９ｇ／Ｌ、又は７０ｇ／Ｌの量のコーンスティープリカーが補充され得る。

一部の実施形態では、リアクターの温度を、約１５℃～約４５℃に維持することができる。一部の実施形態では、リアクターは、約２０℃、２１℃、２２℃、２３℃、２４℃、２５℃、２６℃、２７℃、２８℃、２９℃、３０℃、３１℃、３２℃、３３℃、３４℃、３５℃、３６℃、３７℃、３８℃、３９℃、又は４０℃の温度を有することができる。

一部の実施形態では、ｐＨは、約３～約６のレベルを有することができる。一部の実施形態では、ｐＨは、３．０、３．１、３．２、３．３、３．４、３．５、３．６、３．７、３．８、３．９、４、４．１、４．２、４．３、４．４、４．５、４．６、４．７、４．８、４．９、５、５．１、５．２、５．３、５．４、５．５、５．６、５．７、５．８、５．９、又は６．０であり得る。

一部の実施形態では、ｐＨは、１つ以上の化学物質の添加を介して一定レベルで維持することができる。例えば、一部の実施形態では、水酸化アンモニウムを添加して、ｐＨを維持することができる。一部の実施形態では、水酸化アンモニウムは、約５％、６％、７％、８％、９％、１０％、１１％、１２％、１３％、１４％、１５％、１６％、１７％、１８％、１９％、又は２０％の水酸化アンモニウムである、培地中の水酸化アンモニウムのレベルに添加され得る。

一部の実施形態では、酸素レベルは、スパージングによって維持され得る。例えば、一部の実施形態では、溶存酸素は、０．５～１．５体積／体積／分で空気をスパージングすることによって、及び１０～３０％の設定点を維持するように撹拌を増やすことによって、一定レベルで維持され得る。

一部の実施形態では、リアクターの接種は、約２．５ｇ／Ｌ～約５０ｇ／Ｌの炭素源（例えば、グルコース、ソルビトール、又はラクトース）を含む一晩の種培養に基づいて達成され得る。一部の実施形態では、一晩の種培養は、コーンスティープリカー、例えば、約２．５ｇ／Ｌ～約５０ｇ／Ｌのコーンスティープリカーを含み得る。

一部の実施形態では、接種率は、初期充填体積の約５～２０％の範囲であり得る。接種後、リアクターに、リアクターが充填され、かつ／又は所望の上清ペプチド濃度に達するまで、選択された炭素源の約５０％～約８０％の溶液を供給することができる。一部の実施形態では、リアクターを充填するのに必要な時間は、約８６時間～約１６０時間の範囲であり得る。一部の実施形態では、所望のペプチド濃度に到達するのに必要な量は、約０．８ｇ／Ｌ～約１．２ｇ／Ｌの範囲であり得る。発酵が完了したら、内容物は、材料の意図された用途に応じて、細胞分離ユニットを通過し、任意選択的に濃縮され得る。

酵母発酵培地の更なるレシピが本明細書に提供される。

酵母細胞発酵培地及びストックのレシピは、以下のように記載される：（１）ＭＳＭ培地のレシピ：２ｇ／Ｌのクエン酸ナトリウム二水和物、１ｇ／Ｌの硫酸カルシウム二水和物（０．７９ｇ／Ｌの無水硫酸カルシウム）、４２．９ｇ／Ｌのリン酸一カリウム、５．１７ｇ／Ｌの硫酸アンモニウム、１４．３３ｇ／Ｌの硫酸カリウム、１１．７ｇ／Ｌの硫酸マグネシウム七水和物、２ｍＬ／ＬのＰＴＭ１微量塩溶液、０．４ｐｐｍのビオチン（５００×、２００ｐｐｍストックから）、１～２％の純粋なグリセロール又は他の炭素源。（２）ＰＴＭ１微量塩溶液：硫酸銅－５Ｈ_２Ｏ ６．０ｇ、ヨウ化ナトリウム ０．０８ｇ、硫酸マンガン－Ｈ_２Ｏ ３．０ｇ、モリブデン酸ナトリウム－２Ｈ_２Ｏ ０．２ｇ、ホウ酸 ０．０２ｇ、塩化コバルト ０．５ｇ、塩化亜鉛 ２０．０ｇ、硫酸鉄－７Ｈ_２Ｏ ６５．０ｇ、ビオチン ０．２ｇ、硫酸 ５．０ｍｌ、水を添加し最終体積を１リットルにする。Ｋ．ｌａｃｔｉｓ規定培地（ＤＭＳｏｒ）の例示的な組成物は、次の通りである：１１．８３ｇ／Ｌ ＫＨ_２ＰＯ_４、２．２９９ｇ／Ｌ Ｋ_２ＨＰＯ_４、２０ｇ／Ｌの発酵性糖（例えば、ガラクトース、マルトース、ラトトリオース、スクロース、フルクトース、若しくはグルコース）及び／又は糖アルコール（例えば、エリスリトール、水素化デンプン加水分解物、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、及びキシリトール）、１ｇ／Ｌ ＭｇＳＯ_４．７Ｈ_２Ｏ、１０ｇ／Ｌ（ＮＨ_４）ＳＯ_４、０．３３ｇ／Ｌ ＣａＣｌ_２．２Ｈ_２Ｏ、１ｇ／Ｌ ＮａＣｌ、１ｇ／Ｌ ＫＣｌ、５ｍｇ／Ｌ ＣｕＳＯ_４．５Ｈ_２Ｏ、３０ｍｇ／Ｌ ＭｎＳＯ_４．Ｈ_２Ｏ、１０ｍｇ／Ｌ ＺｎＣｌ_２、１ｍｇ／Ｌ ＫＩ、２ｍｇ／Ｌ ＣｏＣｌ_２．６Ｈ_２Ｏ、８ｍｇ／Ｌ Ｎａ_２ＭｏＯ_４．２Ｈ_２Ｏ、０．４ｍｇ／Ｌ Ｈ_３ＢＯ_３、１５ｍｇ／Ｌ ＦｅＣｌ_３．６Ｈ_２Ｏ、０．８ｍｇ／Ｌ ビオチン、２０ｍｇ／Ｌ パントテン酸カルシウム、１５ｍｇ／Ｌ チアミン、１６ｍｇ／Ｌ ミオイノシトール、１０ｍｇ／Ｌ ニコチン酸、及び４ｍｇ／Ｌ ピリドキシン。

ペプチド分解
タンパク質、ポリペプチド、及びペプチドは、生体試料及び溶液の両方で分解する（例えば、細胞培養及び／又は発酵中）。ペプチド分解（例えば、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡの分解）を検出する方法は、当該技術分野で周知である。（例えば、発酵中に）ペプチド分解を検出する既知の方法のいずれも、本明細書で使用され得る。

一部の実施形態では、ペプチド分解は、同位体標識技術、液体クロマトグラフィー／質量分析（ＬＣ／ＭＳ）、ＨＰＬＣ、放射性アミノ酸の取り込み及びその後の検出（例えば、シンチレーションカウンティングを介した検出）、レポータータンパク質（例えば、検出可能なタンパク質）の使用（例えば、蛍光、分光学、発光測定などによる）、１つ以上の生物発光タンパク質及び／又は蛍光タンパク質及び／又はそれらの融合体の蛍光強度、パルスチェイス分析（例えば、放射性アミノ酸で細胞をパルス標識し、続いて、未標識前駆体で追跡しながら標識されたタンパク質が減衰し、タンパク質の合成を抑止し、経時的に総タンパク質レベルの減衰を測定する）、シクロヘキシミドチェイスアッセイを使用して検出することができる。

一部の実施形態では、アッセイを使用して、ペプチド分解を検出することができる。試料を、ペプチドの分解を介して生成された該試料中の遊離一級アミンと反応するように動作可能である非蛍光化合物と接触させ、これが次いで、定量化及び標準物質と比較され得る蛍光シグナルを生成する。本開示による遊離アミンの蛍光タグとして利用され得る非蛍光化合物の例は、３－（４－カルボキシベンゾイル）キノリン－２－カルボキシアルデヒド（ＣＢＱＣＡ）、フルオレスカミン、及びｏ－フタルジアルデヒドである。

一部の実施形態では、レポータータンパク質から読み出されたシグナルを決定する方法は、レポータータンパク質の性質に依存する。例えば、蛍光レポータータンパク質について、読み出されたシグナルは、蛍光シグナルの強度に対応する。読み出されたシグナルは、例えば、分光法、蛍光測定法、光測定法、及び／又は発光測定法に基づく方法及び検出システムを使用して測定することができる。そのような方法及び検出システムは、当該技術分野で周知である。

一部の実施形態では、当業者に既知の標準的な免疫学的手順を使用して、ペプチド分解を検出することができる。例えば、一部の実施形態では、ペプチド分解は、検出可能な抗体を用いるイムノアッセイを使用して、試料中で検出され得る。そのような免疫アッセイには、例えば、凝集アッセイ、ＥＬＩＳＡ、Ｐａｎｄｅｘミクロ蛍光測定アッセイ、フローサイトメトリー、血清診断アッセイ、及び免疫組織化学的染色手順が含まれ、これらは全て、当該技術分野で周知である。一部の実施形態では、１つの試料中のレベル（例えば、蛍光）は、標準物質と比較することができる。抗体は、当該技術分野で周知の様々な手段によって検出可能になり得る。例えば、検出可能なマーカーは、抗体に直接又は間接的に結合することができる。有用なマーカーとしては、例えば、放射性ヌクレオチド、酵素、フルオロゲン、クロモゲン、及び化学発光標識が挙げられる。

ペプチド分解を検出する例示的な方法は、米国特許第５，７６６，９２７号、同第７，５０４，２５３号、同第９，２０１，０７３号、同第９，４２９，５６６号、米国特許出願第２０１２／００２８２８６号、Ｅｌｄｅｅｂ ｅｔ ａｌ．，Ａ ｍｏｌｅｃｕｌａｒ ｔｏｏｌｂｏｘ ｆｏｒ ｓｔｕｄｙｉｎｇ ｐｒｏｔｅｉｎ ｄｅｇｒａｄａｔｉｏｎ ｉｎ ｍａｍｍａｌｉａｎ ｃｅｌｌｓ．Ｊ Ｎｅｕｒｏｃｈｅｍ．２０１９ Ｎｏｖ；１５１（４）：５２０－５３３、及びＢｕｃｈａｎａｎ ｅｔ ａｌ．，Ｃｙｃｌｏｈｅｘｉｍｉｄｅ Ｃｈａｓｅ Ａｎａｌｙｓｉｓ ｏｆ Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｄｅｇｒａｄａｔｉｏｎ ｉｎ Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅ．Ｊ Ｖｉｓ Ｅｘｐ．２０１６；（１１０）：５３９７５に提供されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

Ａ

Ａ

Ａ

ａ

植物又はその一部へのＣＲＩＰの組み込み
本明細書に記載のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、及びペプチド－ＩＡ、及び／又は本明細書に記載の少なくとも１つのＣＲＩＰ若しくはペプチド－ＩＡを含む殺虫タンパク質は、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡ、及び／又はそれをコードするポリヌクレオチド配列の安定した発現又は一過性発現のいずれかのために、植物、植物組織、植物細胞、植物種子、及び／又はその植物部分に組み込むことができる。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡは、当該技術分野で既知の組換え技術を使用して、植物に組み込むことができる。一部の実施形態では、少なくとも１つのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを含むＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡ又は殺虫タンパク質は、１つ以上のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡモノマーを含むことができる殺虫タンパク質の形態であってもよい。他の実施形態では、少なくとも１つのＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを含む殺虫タンパク質はまた、１つ以上の非ＣＲＩＰ又は非ＩＡポリペプチド若しくはタンパク質（例えば、１つ以上のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡに動作可能に連結された小胞体シグナルペプチド）を含み得る。

トランスジェニック植物、植物組織、植物細胞、及び植物種子に関して本セクションで使用される場合、「ＣＲＩＰ」又は「ペプチド－ＩＡ」という用語はまた、１つ以上の非ＣＲＩＰ又は非ＩＡペプチド、ポリペプチド、若しくはタンパク質に加えて、１つ以上のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを含む殺虫タンパク質を包含し、「ＣＲＩＰポリヌクレオチド」又は「ＩＡポリヌクレオチド」も同様に、１つ以上の非ＣＲＩＰ又は非ＩＡポリペプチド若しくはタンパク質に加えて、１つ以上のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを含む殺虫タンパク質を発現及び／又はコードするように動作可能なポリヌクレオチド又はポリヌクレオチド群を包含するように使用される。

ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを植物に組み込むこと（すなわち、ＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡを発現するトランスジェニック植物を作製すること）の目標は、昆虫によって摂取される植物組織で発現されたトランスジェニックＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡの昆虫の消費を介して、害虫に殺虫タンパク質を送達することである。昆虫（例えば、トランスジェニック植物を餌とする昆虫）がその食物からＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡを摂取すると、摂取されたＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡは、その成長を阻害し、その動きを損なわせ、又は更に昆虫を死滅させる能力を有し得る。したがって、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺昆虫タンパク質、若しくはペプチド－ＩＡのポリヌクレオチド、及び／又はＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺昆虫タンパク質、若しくはペプチド－ＩＡのポリペプチドを発現するトランスジェニック植物は、様々な植物組織（表皮（例えば、葉肉）、周皮、篩部、木部、柔組織、厚角組織、一次分裂組織、二次分裂組織が含まれるが、これらに限定されない））において、当該ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺昆虫タンパク質、若しくはペプチド－ＩＡのポリヌクレオチド／ポリペプチドを発現することができる。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡをコードするポリヌクレオチド配列は、ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼプロモーターを含む調節領域に動作可能に連結され得、植物の葉肉組織におけるＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡの発現をもたらす。

ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡ、及び／又はＣＲＩＰ／ペプチド－ＩＡを発現するように動作可能なポリヌクレオチドを発現するトランスジェニック植物は、当業者に周知の様々な方法及びプロトコルのうちのいずれか１つによって生成され得る。本発明のかかる方法は、ヌクレオチド構築物を植物に導入するための特定の方法を使用する必要はなく、ヌクレオチド構築物が植物の少なくとも１つの細胞の内部にアクセスすることができることのみを必要とする。ヌクレオチド構築物を植物に導入するための方法は、当該技術分野で既知であり、安定的形質転換方法、一過性形質転換方法、及びウイルス媒介性方法が含まれるが、これらに限定されない。「トランスジェニック植物」又は「形質転換植物」又は「安定的に形質転換した」植物、若しくは細胞、若しくは組織は、外因性核酸配列又はＤＮＡ断片が植物細胞に取り込まれた、又は組み込まれた植物を指す。これらの核酸配列には、外因性であるか、又は非形質転換植物細胞に存在しない配列、並びに内因性であるか、又は非形質転換植物細胞に存在し得る配列が含まれる。「異種」とは、概して、細胞又はそれらが存在する天然ゲノムの一部に対して内在性ではなく、感染、トランスフェクション、マイクロインジェクション、エレクトロポレーション、マイクロプロジェクションなどによって細胞に付加された核酸配列を指す。

植物細胞の形質転換は、当該技術分野で既知のいくつかの技術のうちの１つによって達成することができる。典型的には、目的の外因性又は異種のペプチド若しくはポリペプチド（例えば、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はペプチド－ＩＡ）を発現する構築物は、遺伝子の転写を駆動するプロモーター、並びに転写終結及びポリアデニル化を可能にする３’非翻訳領域を含むであろう。そのような構築物の設計及び構成は、当該技術分野で周知である。一部の実施形態では、遺伝子は、得られるペプチドが分泌されるように操作され得るか、又はその他、植物細胞内の特定の領域及び／又はオルガネラに標的化され得る。例えば、遺伝子は、ペプチドの小胞体への移行を促進するために、シグナルペプチドを含むように操作され得る。イントロンのｍＲＮＡプロセシングが発現に必要とされるように、イントロンを含むように植物発現カセットを操作することも好ましい場合がある。

典型的には、植物発現カセットを、植物形質転換ベクターに挿入することができる。この植物形質転換ベクターは、植物の形質転換を達成するために必要な１つ以上のＤＮＡベクターを含み得る。例えば、２つ以上の連続したＤＮＡセグメントからなる植物形質転換ベクターを利用することは、当該技術分野で一般的な方法である。これらのベクターは、当該技術分野において「バイナリベクター」と称されることが多い。バイナリベクター、並びにヘルパープラスミドを伴うベクターは、最も多くの場合、アグロバクテリウム媒介性形質転換に使用され、効率的な形質転換を達成するために必要なＤＮＡセグメントのサイズ及び複雑性はかなり大きく、機能を別々のＤＮＡ分子上に分けることが有利である。バイナリベクターは、典型的には、プラスミドベクターを含み、これには、Ｔ－ＤＮＡ導入に必要なシス作用性配列（例えば、左縁及び右縁）である、植物細胞で発現され得るように操作される選択マーカーと、「目的の遺伝子」（トランスジェニック植物の生成が望まれる植物細胞で発現され得るように操作される遺伝子）と、が含まれる。このプラスミドベクター上にも、細菌の複製に必要な配列が存在する。シス作用性配列は、植物細胞への効率的な導入及びそこでの発現を可能にする様式で配置される。例えば、選択マーカー遺伝子及びＣＲＩＰ／ペプチド－ＩＡは、左縁と右縁との間に位置する。多くの場合、第２のプラスミドベクターは、アグロバクテリウムから植物細胞へのＴ－ＤＮＡ導入を媒介するトランス作用性因子を含む。このプラスミドは、多くの場合、当該技術分野で理解されているように、アグロバクテリウムによる植物細胞の感染、及び境界配列での切断によるＤＮＡの導入、及びウイルス媒介性ＤＮＡ導入を可能にする病原性機能（Ｖｉｒ遺伝子）を含む（Ｈｅｌｌｅｎｓ ａｎｄ Ｍｕｌｌｉｎｅａｕｘ（２０００）Ｔｒｅｎｄｓ ｉｎ Ｐｌａｎｔ Ｓｃｉｅｎｃｅ ５：４４６－４５１）。いくつかの種類のアグロバクテリウム株（例えば、ＬＢＡ４４０４、ＧＶ３１０１、ＥＨＡ１０１、ＥＨＡ１０５など）を植物の形質転換に使用することができる。第２のプラスミドベクターは、他の方法（例えば、マイクロプロジェクション、マイクロインジェクション、エレクトロポレーション、ポリエチレングリコール）によって植物を形質転換するのに必要ではない。

一般に、植物形質転換方法は、異種ＤＮＡを標的植物細胞（例えば、未熟又は成熟胚、浮遊培養物、未分化カルス、プロトプラストなど）に導入し、続いて、（選択マーカー遺伝子に応じて）適切に選択された最大閾値レベルを適用して、形質転換された植物細胞を未形質転換細胞集団の群から回収することを含む。外植片は、通常、新鮮に供給される同じ培地に移され、いつものように培養される。続いて、形質転換された細胞を、最大閾値レベルの選択剤を補充した再生培地上に置いた後、苗条に分化させる。次いで、苗条は、根付いた苗条又は小植物を回収するための選択発根培地に移される。次いで、トランスジェニック小植物は、成熟植物に成長し、稔性種子を産生する（例えば、Ｈｉｅｉ ｅｔ ａｌ．（１９９４）Ｔｈｅ Ｐｌａｎｔ Ｊｏｕｒｎａｌ ６：２７１－２８２、Ｉｓｈｉｄａ ｅｔ ａｌ．（１９９６）Ｎａｔｕｒｅ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ １４：７４５－７５０）。外植片は、通常、新鮮に供給される同じ培地に移され、いつものように培養される。トランスジェニック植物を生成するための技術及び方法の一般的な記載は、Ａｙｒｅｓ ａｎｄ Ｐａｒｋ（１９９４）Ｃｒｉｔｉｃａｌ Ｒｅｖｉｅｗｓ ｉｎ Ｐｌａｎｔ Ｓｃｉｅｎｃｅ １３：２１９－２３９、及びＢｏｍｍｉｎｅｎｉ ａｎｄ Ｊａｕｈａｒ（１９９７）Ｍａｙｄｉｃａ ４２：１０７－１２０に見出される。形質転換された材料は多くの細胞を含むため、形質転換細胞及び非形質転換細胞の両方が、対象となる標的カルス、組織、又は細胞群の任意の部分に存在する。非形質転換細胞を死滅させ、形質転換細胞の増殖を可能にする能力により、形質転換された植物培養物がもたらされる。多くの場合、形質転換された植物細胞を迅速に回収し、トランスジェニック植物の生成を成功させるには、非形質転換細胞を除去する能力が制約となる。

形質転換プロトコル、並びにヌクレオチド配列を植物に導入するためのプロトコルは、形質転換の標的となる植物又は植物細胞の種類（すなわち、単子葉植物又は双子葉植物）に応じて異なる場合がある。トランスジェニック植物の生成は、これらに限定されないが、マイクロインジェクション、エレクトロポレーション、直接遺伝子導入、アグロバクテリウムによる植物細胞への異種ＤＮＡの導入（アグロバクテリウム媒介性形質転換）、粒子に付着させた異種外来ＤＮＡによる植物細胞の衝撃、弾道粒子加速、エアロゾルビーム形質転換、Ｌｅｃ１形質転換、及びＤＮＡを導入するための様々な他の非粒子直接媒介性方法を含むいくつかの方法のうちの１つによって行われ得る。例示的な形質転換プロトコルは、米国出願公開第２００１／００２６９４１号、米国特許第４，９４５，０５０号、国際公開第９１／００９１５号、及び米国出願公開第２００２／０１５０６６号に開示されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

葉緑体はまた、容易に形質転換され得、葉緑体の形質転換に関する方法が、当該技術分野で既知である。例えば、Ｓｖａｂ ｅｔ ａｌ．（１９９０）Ｐｒｏｃ．Ｎａｔｌ．Ａｃａｄ．Ｓｃｉ．ＵＳＡ ８７：８５２６－８５３０、Ｓｖａｂ ａｎｄ Ｍａｌｉｇａ（１９９３）Ｐｒｏｃ．Ｎａｔｌ．Ａｃａｄ．Ｓｃｉ．ＵＳＡ ９０：９１３－９１７、Ｓｖａｂ ａｎｄ Ｍａｌｉｇａ（１９９３）ＥＭＢＯ Ｊ．１２：６０１－６０６を参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。葉緑体形質転換の方法は、選択マーカーを含むＤＮＡの粒子銃送達及び相同組換えによるプラスチドゲノムへのＤＮＡの標的化に依存する。加えて、プラスチド形質転換は、核コード及びプラスチド指向性ＲＮＡポリメラーゼの組織特異的発現によるサイレントプラスチド媒介性導入遺伝子のトランス活性化によって達成され得る。かかるシステムは、ＭｃＢｒｉｄｅ ｅｔ ａｌ．（１９９４）Ｐｒｏｃ．Ｎａｔｌ．Ａｃａｄ．Ｓｃｉ．ＵＳＡ ９１：７３０１－７３０５に報告されている。

異種外来ＤＮＡを植物細胞に組み込んだ後、当業者は次いで、培地中に最大閾値レベルの適切な選択化学物質／試薬（例えば、抗生物質）を適用し、非形質転換細胞を死滅させ、当該生存細胞を定期的に新鮮な培地に移すことによって、この選択処理から生き残る推定上の形質転換細胞を分離し、増殖させることができる。連続的な継代及び適切な選択による負荷によって、当業者は、プラスミドベクターで形質転換された細胞を特定し、増殖させる。次いで、分子及び生化学的方法を使用して、トランスジェニック植物のゲノムに組み込まれた目的の異種遺伝子の存在を確認することができる。

形質転換された細胞を、当業者に既知の従来の方法に従って、植物へと成長させることができる。例えば、ＭｃＣｏｒｍｉｃｋ ｅｔ ａｌ．（１９８６）Ｐｌａｎｔ Ｃｅｌｌ Ｒｅｐｏｒｔｓ ５：８１－８４を参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。次いで、これらの植物を成長させ、同じ形質転換株又は異なる株のいずれかで受粉させ、得られたハイブリッドは、特定された所望の表現型特徴の構成的発現を有する。２世代以上を増殖させて、所望の表現型特徴の発現が安定に維持され、遺伝することを確実にし、次いで、所望の表現型特徴の発現が確実に達成されるように種子を採取することができる。このようにして、本開示は、本発明のヌクレオチド構築物（例えば、それらのゲノムに安定して組み込まれた本発明の発現カセット）を有する形質転換種子（「トランスジェニック種子」とも称される）を提供する。

様々な実施形態では、本開示は、上記のように、昆虫プロテアーゼ、プロテアーゼ、及びペプチダーゼ（本明細書では「プロテアーゼ」と総称する）の基質として作用する、少なくとも１つのＣＲＩＰ／ペプチド－ＩＡを含む殺虫タンパク質を提供する。

一部の実施形態では、本明細書に記載されるＣＲＩＰ若しくはペプチド－ＩＡ及び／又はＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、若しくはペプチド－ＩＡを含む組成物の発現を受容し得るトランスジェニック植物若しくはその部分には、アルファルファ、バナナ、オオムギ、マメ、ブロッコリー、キャベツ、キャノーラ、ニンジン、キャッサバ、トウゴマ、カリフラワー、セロリ、ヒヨコマメ、ハクサイ、柑橘類、ココナッツ、コーヒー、トウモロコシ、クローバー、ワタ、カボチャ、キュウリ、ベイマツ、ナス、ユーカリ、アマ、ニンニク、ブドウ、ホップ、ニラ、レタス、タエダマツ、アワ、メロン、ナッツ、カラスムギ、オリーブ、タマネギ、観賞植物、ヤシ、牧草、エンドウ豆、ピーナッツ、コショウ、キマメ、マツ、ジャガイモ、ポプラ、カボチャ、ラジアータパイン、ダイコン、ナタネ、イネ、台木、ライムギ、ベニバナ、灌木、モロコシ、サザンパイン、ダイズ、ホウレンソウ、カボチャ、イチゴ、サトウダイコン、サトウキビ、ヒマワリ、スイートコーン、モミジバフウスイートガム、サツマイモ、スイッチグラス、チャ、タバコ、トマト、ライコムギ、芝草、スイカ、コムギ植物が含まれ得る。一部の実施形態では、トランスジェニック植物は、本明細書に記載のＤＮＡ構築物で最初に形質転換された細胞から成長し得る。他の実施形態では、トランスジェニック植物は、特定の組織又は植物部分（例えば、葉、茎、花、萼片、果実、根、若しくは種子、又はそれらの組み合わせ）において、コードされたＣＲＩＰ／ペプチド－ＩＡ組成物を発現することができる。

前述の植物組み込み方法／技術のうちのいずれかを使用して、ＣＲＩＰ及び／又はペプチド－ＩＡ（例えば、かかる方法に供される殺虫剤、例えば、アミノ酸、ペプチド、及び／又はタンパク質のポリマー）を産生することができる。例えば、前述の方法のいずれかを使用して、限定されないが、ＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、ｒκ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｃ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／又はω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２）、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ、ＴＶＰ、Ａｖ２、Ａｖ３、ＡＶＰ、及び／又はＢｔ毒素（例えば、Ｃｒｙ毒素、Ｃｙｔ毒素、若しくはＶｉｐ）を含む、本明細書に記載のＣＲＩＰ又はペプチド－ＩＡのいずれかを産生、生成、作製、発現、転写、翻訳、合成、又はその他、作製することができる。

切断可能なリンカー及び切断不能リンカーを有するタンパク質
一部の実施形態では、少なくとも１つのＣＲＩＰ（又はペプチド－ＩＡ）を含む殺虫タンパク質は、切断可能ペプチドに動作可能に連結され得る。他の実施形態では、少なくとも１つのＣＲＩＰ（又はペプチド－ＩＡ）を含む殺虫タンパク質は、切断不能ペプチドに動作可能に連結され得る。

一部の実施形態では、少なくとも１つのＣＲＩＰ／ペプチド－ＩＡを含む殺虫タンパク質は、２つ以上の切断可能ペプチドを有することができ、殺虫タンパク質は、昆虫切断可能リンカー（Ｌ）を含み、昆虫切断可能リンカーは、（ＣＲＩＰ－Ｌ）_ｎ（式中、「ｎ」は、１～２００、又は１～１００、又は１～１０の範囲の整数である）を含む構築物とインフレームで融合される。別の実施形態では、本明細書に記載される少なくとも１つのＣＲＩＰを含む殺虫タンパク質は、昆虫切断可能リンカー（Ｌ）及び／又はリピート構築物（Ｌ－ＣＲＩＰ）_ｎ若しくは（ＣＲＩＰ－Ｌ）_ｎ（式中、「ｎ」は、１～２００、又は１～１００、又は１～１０の範囲の整数である）と動作可能に連結されているＣＲＩＰと動作可能に連結された小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を含む。

様々な実施形態では、例示的な殺虫タンパク質は、（ＥＲＳＰ）－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_ｎ、（ＥＲＳＰ）－（Ｌ）－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_ｎ、（ＥＲＳＰ）－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_ｎ、（ＥＲＳＰ）－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_ｎ－（Ｌ）である（式中、「ｎ」は、１～２００、又は１～１００、又は１～１０の範囲の整数である）。上述の様々な関連する実施形態では、ＣＲＩＰは、前述のＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチドであり、Ｌは、切断不能又は切断可能ペプチドであり、ｎは、１～２００の範囲の整数、好ましくは、１～１００の範囲の整数、より好ましくは、１～１０の範囲の整数である。一部の実施形態では、殺虫タンパク質は、同じ若しくは異なるＣＲＩＰペプチド、及び同じ若しくは異なる昆虫切断可能ペプチドを含むことができる。一部の実施形態では、Ｃ末端ＣＲＩＰは、昆虫腸管環境において切断されるように動作可能である切断可能ペプチドと、そのＣ末端で動作可能に連結されている。一部の実施形態では、Ｎ末端ＣＲＩＰは、昆虫腸管環境において切断されるように動作可能である切断可能ペプチドと、そのＮ末端で動作可能に連結されている。

昆虫腸内環境で見出される利用可能なプロテアーゼ及びペプチダーゼのうちのいくつかは、これらの酵素がしばしば空間的及び時間的に発現されるため、昆虫の生活環に依存する。昆虫の消化器系は、消化管及びそれに関連する腺で構成される。食物が口に入り、分泌物と混合される（消化プロテアーゼ及びペプチダーゼが含まれる場合と含まれない場合がある）。前腸及び後腸は、外胚葉起源である。前腸は、概して、生食（ｒａｗ ｆｏｏｄ）の貯蔵庫としての役割を果たす。前腸からは、食物の個別のボーラスが中腸（ｍｉｄｇｕｔ）（中腸（ｍｅｓｅｎｔｅｒｏｎ）又は胃）に入る。中腸は、食物栄養素の消化及び吸収の部位である。概して、中腸における特定のプロテアーゼ及びペプチダーゼの存在は、腸のｐＨに従う。ヒトの胃腸系における特定のプロテアーゼ及びペプチダーゼには、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、及びジペプチダーゼが含まれ得る。

昆虫の腸内環境は、ペプチド及びタンパク質が消化中に分解される草食動物種における消化器系の領域を含む。昆虫の腸内環境で見出される利用可能なプロテアーゼ及びペプチダーゼのうちのいくつかは、以下を含み得る：（１）セリンプロテアーゼ、（２）システインプロテアーゼ、（３）アスパラギン酸プロテアーゼ、及び（４）メタロプロテアーゼ。

植物食性昆虫の消化器系における２つの主なプロテアーゼのクラスは、セリンプロテアーゼ及びシステインプロテアーゼである。Ｍｕｒｄｏｃｋら（１９８７）は、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａに属する様々な害虫の中腸酵素の詳細な研究を行った。Ｓｒｉｎｉｖａｓａｎら（２００８）は、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａに属する様々な害虫の中腸酵素に関して報告している。セリンプロテアーゼは、幼虫の腸内環境を支配し、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａにおいて、総消化活性の約９５％に寄与するが、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ種では、システインプロテアーゼを含むより広範囲の主な腸内プロテアーゼを有することが知られている。

パパインファミリーは、多種多様な活性を有するペプチダーゼを含み、広い特異性を有するエンドペプチダーゼ（例えば、パパイン）、非常に狭い特異性を有するエンドペプチダーゼ（例えば、グリシルエンドペプチダーゼ）、アミノペプチダーゼ、ジペプチジルペプチダーゼ、並びにエンドペプチダーゼ及びエキソペプチダーゼの両方の活性を有するペプチダーゼ（例えば、カテプシンＢ及びＨ）が含まれる。様々な昆虫の中腸に見出される他の例示的なプロテアーゼとしては、トリプシン様酵素、例えば、トリプシン及びキモトリプシン、ペプシン、カルボキシペプチダーゼ－Ｂ及びアミノトリペプチダーゼが挙げられる。

セリンプロテアーゼは、ほぼ全ての動物及び微生物に広く分布している（Ｊｏａｎｉｔｔｉ ｅｔ ａｌ．，２００６）。高等生物では、２％近くの遺伝子がこれらの酵素をコードしている（Ｂａｒｒｅｔｔｅ－Ｎｇ ｅｔ ａｌ．，２００３）。セリンプロテアーゼは、宿主生物の維持及び生存に本質的に不可欠であり、多くの生物学的プロセスにおいて重要な役割を果たす。セリンプロテアーゼは、従来、それらの基質特異性によって、特に、Ｐ１の残基が：トリプシン様（Ｐ１で好ましくはＬｙｓ／Ａｒｇ）、キモトリプシン様（Ｐ１でＰｈｅ／Ｔｙｒ／Ｌｅｕなどの大きな疎水性残基）、又はエラスターゼ様（Ｐ１でＡｌａ／Ｖａｌなどの小さな疎水性残基）であるかによって（Ｔｙｎｄａｌｌ ｅｔ．ａｌ．，２００５による改訂）、分類されている。セリンプロテアーゼは、タンパク質分解酵素の１つのクラスであり、その中心的な触媒機構が、３つの不変残基、アスパラギン酸、ヒスチジン、及び特有の反応性セリン（後に「触媒三残基（ｃａｔａｌｙｔｉｃ ｔｒｉａｄ）」という名前が生まれた）で構成される。Ａｓｐ－Ｈｉｓ－Ｓｅｒ三残基は、少なくとも４つの異なる構造的文脈で見出すことができる（Ｈｅｄｓｔｒｏｍ，２００２）。これら４つのクランのセリンプロテアーゼは、キモトリプシン、スブチリシン、カルボキシペプチダーゼＹ、及びＣｌｐプロテアーゼに代表される。キモトリプシン様クランの３つのセリンプロテアーゼは、キモトリプシン、トリプシン、及びエラスターゼであり、最も詳細に研究されている。より最近では、Ｓｅｒ－Ｈｉｓ－Ｇｌｕ、Ｓｅｒ－Ｌｙｓ／Ｈｉｓ、Ｈｉｓ－Ｓｅｒ－Ｈｉｓ、及びＮ末端Ｓｅｒを含む、消化におけるそれらの役割に対して、新規の触媒三残基及び二残基を有するセリンプロテアーゼが発見されている。

昆虫の腸内環境で見出される、よく研究された消化酵素のクラスの１つは、システインプロテアーゼのクラスである。「システインプロテアーゼ」という用語は、酵素の触媒部位にシステイン残基の高反応性チオール基を有するプロテアーゼを記載することが意図される。多くの植物食性昆虫及び植物寄生線虫が、少なくとも一部、タンパク質消化のために中腸システインプロテアーゼに依存しているという証拠がある。これらには、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａ、特に、スカッシュバグ（ｓｑｕａｓｈ ｂｕｇ）（Ａｎａｓａ ｔｒｉｓｔｉｓ）、グリーンスティンクバグ（ｇｒｅｅｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）（Ａｃｒｏｓｔｅｒｎｕｍ ｈｉｌａｒｅ）、Ｒｉｐｔｏｒｔｕｓ ｃｌａｖａｔｕｓ、及びこれまでに調べられたほぼ全てのＣｏｌｅｏｐｔｅｒａ、特に、コロラドポテトビートル（Ｃｏｌｏｒａｄｏ ｐｏｔａｔｏ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅａｅｍｌｉｎｅａｔａ）、スリーラインドポテトビートル（ｔｈｒｅｅ－ｌｉｎｅｄ ｐｏｔａｔｏ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｌｅｍａ ｔｒｉｌｉｎｅａｔａ）、アスパラガスビートル（ａｓｐａｒａｇｕｓ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｃｒｉｏｃｅｒｉｓ ａｓｐａｒａｇｉ）、メキシカンビーンビートル（Ｍｅｘｉｃａｎ ｂｅａｎ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｅｐｉｌａｃｈｎａ ｖａｒｉｖｅｓｔｉｓ）、レッドフラワービートル（ｒｅｄ ｆｌｏｕｒ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｔｒｉｏｌｉｕｍ ｃａｓｔａｎｅｕｍ）、コンフーズドフラワービートル（ｃｏｎｆｕｓｅｄ ｆｌｏｕｒ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｔｒｉｂｏｌｉｕｍ ｃｏｎｆｕｓｕｍ）、フリービートル（ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｃｈａｅｔｏｃｎｅｍａ ｓｐｐ．、Ｈａｌｔｉｃａ ｓｐｐ．、及びＥｐｉｔｒｉｘ ｓｐｐ．）、コーンルートワーム（ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）（Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ Ｓｐｐ．）、カウピーウィービル（ｃｏｗｐｅａ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｃａｌｌｏｓｏｂｒｕｃｈｕｓ ａｃｕｌａｔｕｅ）、ボールウィービル（ｂｏｌｌ ｗｅｅｖｉｌ）（Ａｎｔｏｎｏｍｕｓ ｇｒａｎｄｉｓ）、ライスウィービル（ｒｉｃｅ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｓｉｔｏｐｈｉｌｕｓ ｏｒｙｚａ）、メイズウィービル（ｍａｉｚｅ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｓｉｔｏｐｈｉｌｕｓ ｚｅａｍａｉｓ）、グレイニイウィービル（ｇｒａｎａｒｙ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｓｉｔｏｐｈｉｌｕｓ ｇｒａｎａｒｉｕｓ）、エジプシャンアルファルファウィービル（Ｅｇｙｐｔｉａｎ ａｌｆａｌｆａ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｈｙｐｅｒａ ｐｏｓｔｉｃａ）、ビーンウィービル（ｂｅａｎ ｗｅｅｖｉｌ）（Ａｃａｎｔｈｏｓｅｅｌｉｄｅｓ ｏｂｔｅｃｔｕｓ）、レッサーグレインボーア（ｌｅｓｓｅｒ ｇｒａｉｎ ｂｏｒｅｒ）（Ｒｈｙｚｏｐｅｒｔｈａ ｄｏｍｉｎｉｃａ）、イエローミールワーム（ｙｅｌｌｏｗ ｍｅａｌ ｗｏｒｍ）（Ｔｅｎｅｂｒｉｏ ｍｏｌｉｔｏｒ）、Ｔｈｙｓａｎｏｐｔｅｒａ、特に、ウエスタンフラワートリプ（ｗｅｓｔｅｒｎ ｆｌｏｗｅｒ ｔｈｒｉｐ）（Ｆｒａｎｋｌｉｎｉ ｅｌｌａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓ）、Ｄｉｐｔｅｒａ、特に、ｌｅａｆｍｉｎｅｒ ｓｐｐ．（Ｌｉｒｉｏｍｙｚａ ｔｒｉｆｏｌｉｉ）、植物寄生性線虫、特に、ポテトシスト線虫（ｐｏｔａｔｏ ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ）（Ｇｌｏｂｏｄｅｒａ ｓｐｐ．）、ビートシスト線虫（ｂｅｅｔ ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ）（Ｈｅｔｅｒｏｄｅｒａ ｓｃｈａｃｈｔｉｉ）、及びルートノット線虫（ｒｏｏｔ ｋｎｏｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ）（Ｍｅｌｏｉｄｏｇｙｎｅ ｓｐｐ．）が含まれるが、これらに限定されない。

消化酵素の別のクラスは、アスパラギン酸プロテアーゼである。「アスパラギン酸プロテアーゼ」という用語は、酵素の触媒部位に２つの反応性の高いアスパラギン酸残基を保有し、ほとんどの場合、ペプスタチン（ほぼ全ての既知のアスパラギン酸プロテアーゼの低分子量阻害剤）によるその特異的阻害を特徴とするプロテアーゼを記載することを意図している。多くの植物食性昆虫は、タンパク質消化のために、部分的には中腸のアスパラギン酸プロテアーゼに依存しているという証拠がある（ほとんどの場合、システインプロテアーゼとともに）。これらには、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａ、特に、（Ｒｈｏｄｎｉｕｓ ｐｒｏｌｉｘｕｓ）、及びトコジラミ（ｂｅｄｂｕｇ）（Ｃｉｍｅｘ ｓｐｐ．）、及びＰｈｙｍａｔｉｄａｅ、Ｐｅｎｔａｔｏｍｉｄａｅ、Ｌｙｇａｅｉｄａｅ、及びＢｅｌｏｓｔｏｍａｔｉｄａｅ科のメンバー、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ（Ｍｅｌｏｉｄａｅ、Ｃｈｒｙｓｏｍｅｌｉｄａｅ、Ｃｏｃｃｉｎｅｌｉｄａｅ、及びＢｒｕｃｈｉｄａｅの科で、全てＣｕｃｕｊｉｆｏｒｍｉａシリーズに属する、特に、コロラドポテトビートル（Ｃｏｌｏｒａｄｏ ｐｏｔａｔｏ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ）、スリーラインドポテトビートル（ｔｈｒｅｅ－ｌｉｎｅｄ ｐｏｔａｔｏ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｌｅｍａｔｒｉ ｌｉｎｅａｔａ）、サザン及びウエスタンコーンルートワーム（ｓｏｕｔｈｅｒｎ ａｎｄ ｗｅｓｔｅｒｎ ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）（Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｕｎｄｅｃｉｍｐｕｎｃｔａｔａ及びＤ．ｖｉｒｇｉｆｅｒａ）、ボールウィービル（ｂｏｌｌ ｗｅｅｖｉｌ）（Ａｎｔｈｏｎｏｍｕｓ ｇｒａｎｄｉｓ）、スカッシュバグ（ｓｑｕａｓｈ ｂｕｇ）（Ａｎａｓａｔｒｉｓｔｉｓ）、フリービートル（ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｐｈｙｌｌｏｔｒｅｔａ ｃｒｕｃｉｆｅｒａ）、ブルーチッドビートル（ｂｒｕｃｈｉｄ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｃａｌｌｏｓｏｂｒｕｃｈｕｓ ｍａｃｕｌａｔｕｓ）、メキシカンビーンビートル（Ｍｅｘｉｃａｎ ｂｅａｎ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｅｐｉｌａｃｈｎａ ｖａｒｉｖｅｓｔｉｓ）、ソイビーンリーフマイナー（ｓｏｙｂｅａｎ ｌｅａｆｍｉｎｅｒ）（Ｏｄｏｎｔｏｔａ ｈｏｒｎｉ）、マージンドブリスタービートル（ｍａｒｇｉｎｅｄ ｂｌｉｓｔｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｅｐｉｃａｕｔａ ｐｅｓｔｉｆｅｒａ）、及びレッドフラワービートル（ｒｅｄ ｆｌｏｕｒ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｔｒｉｏｌｉｕｍ ｃａｓｔａｎｅｕｍ）、Ｄｉｐｔｅｒａ、特に、イエバエ（Ｍｕｓｃａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａ）が含まれるが、これらに限定されない（Ｔｅｒｒａ ａｎｄ Ｆｅｒｒｅｉｒａ（１９９４）Ｃｏｍｎ．Ｂｉｏｃｈｅｍ．Ｐｈｙｓｉｏｌ．１０９Ｂ：１－６２、Ｗｏｌｆｓｏｎ ａｎｄ Ｍｕｒｄｏｃｋ（１９９０）Ｊ．Ｃｈｅｍ．Ｅｃｏｌ．１６：１０８９－１１０２）。

植物へのポリヌクレオチドの組み込み
トランスジェニック植物における異種ポリペプチドの発現に関する課題は、宿主生物における発現時に導入されたポリペプチドの所望の効果（例えば、殺虫活性）を維持することである。かかる効果を維持する１つの方法は、動作可能に連結された小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）の使用を通して、適切なタンパク質フォールディングの可能性を高めることである。トランスジェニックタンパク質の効果を維持する別の方法は、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）を組み込むことである。

小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）
組換えタンパク質のＥＲへの細胞内標的化は、当該組換えタンパク質に動作可能に連結されたＥＲＳＰの使用を通して達成することができ、これにより、かかるタンパク質の正しいアセンブリ及び／又はフォールディング、並びに植物におけるこれらの組換えタンパク質の高レベルの蓄積を可能にする。宿主タンパク質の細胞内貯蔵への区画化に関する例示的な方法は、ＭｃＣｏｒｍｉｃｋ ｅｔ ａｌ．，Ｐｒｏｃ．Ｎａｔｌ．Ａｃａｄ．Ｓｃｉ．ＵＳＡ ９６（２）：７０３－７０８，１９９９、Ｓｔａｕｂ ｅｔ ａｌ．，Ｎａｔｕｒｅ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ １８：３３３－３３８，２０００、Ｃｏｎｒａｄ ｅｔ ａｌ．，Ｐｌａｎｔ Ｍｏｌ．Ｂｉｏｌ．３８：１０１－１０９，１９９８、及び Ｓｔｏｇｅｒ ｅｔ ａｌ．，Ｐｌａｎｔ Ｍｏｌ．Ｂｉｏｌ．４２：５８３－５９０，２０００に記載されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。したがって、組換えタンパク質の正しいアセンブリ及び／又はフォールディングを達成する１つの方法は、目的の組換えタンパク質に小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を動作可能に連結することである。

一部の実施形態では、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を含むペプチドは、ＣＲＩＰ（ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰと称される）に動作可能に連結され得、当該ＥＲＳＰは、当該ペプチドのＮ末端であり、そのＥＲＳＰペプチドは、３～６０アミノ酸長、５～５０アミノ酸長、２０～３０アミノ酸長であり、かつ／又はそのペプチドが、ＢＡＡＳ、又はタバコエクステンシンシグナルペプチド若しくは改変タバコエクステンシンシグナルペプチド、又はＪｕｎ ａ ３（Ｊｕｎｉｐｅｒｕｓ ａｓｈｅｉのシグナルペプチド）である。例えば、一部の実施形態では、植物は、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）及び／又はＣＲＩＰとして本明細書に記載されるペプチドのうちのいずれかをコードするヌクレオチドで形質転換され得る。

一部の実施形態では、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を含むタンパク質は、ＣＲＩＰに動作可能に連結され、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ又はＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌと称される介在リンカーペプチド（Ｌ又はリンカー）に動作可能に連結され得る。ここで、当該ＥＲＳＰは、当該タンパク質のＮ末端であり、当該Ｌ又はリンカーは、ＣＲＩＰのＮ末端側（上流）又はＣＲＩＰのＣ末端側（下流）のいずれかにあり得る。ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ、又はＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌと称されるタンパク質は、本明細書に記載のＥＲＳＰ又はＣＲＩＰのうちのいずれかを含み、当該Ｌが、切断不能リンカーペプチド又は切断可能リンカーペプチドであり得、これは、タンパク質発現プロセス中に植物細胞内で切断可能であり得るか、又は昆虫腸内環境及び血リンパ環境で切断可能であり得、以下の配列を含む、本文書によって記載又は教示される介在リンカーペプチド（ＬＩＮＫＥＲ）のうちのいずれかからなる：ＩＧＥＲ（配列番号３１）、ＥＥＫＫＮ（配列番号３２）、及びＥＴＭＦＫＨＧＬ（配列番号３３）。

一部の実施形態では、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を含むタンパク質は、ＣＲＩＰに動作可能に連結され得、これが次に、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）に動作可能に連結され得る。ここで、この構成は、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ又はＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡと称され、当該ＥＲＳＰは、当該タンパク質のＮ末端であり、当該ＳＴＡは、ＣＲＩＰのＮ末端側（上流）又はＣＲＩＰのＣ末端側（下流）のいずれかにあり得る。一部の実施形態では、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ又はＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡと称されるタンパク質は、本明細書に記載のＥＲＳＰ又はＣＲＩＰのいずれかを含み、ＳＴＡに動作可能に連結され得る。ＳＴＡは、例えば、本文書に記載又は教示される翻訳安定化タンパク質のうちのいずれかであり、ＧＦＰ（緑色蛍光タンパク質；配列番号３４；ＮＣＢＩ受託番号Ｐ４２２１２）、又はＪｕｎ ａ ３（Ｊｕｎｉｐｅｒｕｓ ａｓｈｅｉ；配列番号３６；ＮＣＢＩ受託番号Ｐ８１２９５．１）が含まれる。

植物は、例えば、上述のトランスフェクション方法のうちのいずれかを使用して、ＣＲＩＰ、又は１つ以上のＣＲＩＰと１つ以上の非ＣＲＩＰペプチド、ポリペプチド、又はタンパク質とを含む殺虫タンパク質をコードするＤＮＡ配列で一過的又は安定的にトランスフェクトされ得る。あるいは、植物は、ＥＲＳＰ、ＬＩＮＫＥＲ、及び／又はポリヌクレオチドをコードするＳＴＡタンパク質に動作可能に連結されたＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドでトランスフェクトされ得る。例えば、一部の実施形態では、トランスジェニック植物又は植物ゲノムをトランスフェクトして、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）、ＣＲＩＰ、及び／又は介在リンカーペプチド（ＬＩＮＫＥＲ、Ｌ）をコードするポリヌクレオチド配列を組み込むことができ、したがって、異種ＤＮＡから転写されたｍＲＮＡが形質転換植物で発現される。

本開示は、任意の植物種の形質転換に使用され得、単子葉植物及び双子葉植物を含むが、これらに限定されない。トランスジェニックアプローチ又はＰＥＰが特に有用であろう作物としては、アルファルファ、ワタ、トマト、トウモロコシ、コムギ、トウモロコシ、スイートコーン、ルーサン、ダイズ、モロコシ、エンドウ、アマニ、ベニバナ、ナタネ、セイヨウアブラナ、イネ、ダイズ、オオムギ、ヒマワリ、木（針葉樹及び落葉樹を含む）、花（商業的に栽培されるもの、温室で栽培されるものを含む）、ハウチワマメ、スイッチグラス、サトウキビ、ジャガイモ、トマト、タバコ、ジュウジバナ、ピーマン、サトウダイコン、オオムギ、及びセイヨウアブラナ、アブラナ属種、ライムギ、アワ、ピーナッツ、サツマイモ、キャッサヤ（ｃａｓｓａｙａ）、コーヒー、ココナッツ、パイナップル、柑橘類、カカオ、チャ、バナナ、アボカド、イチジク、グアバ、マンゴー、オリーブ、カセイ、パパイア、カシュー、マカダミア、アーモンド、カラスムギ、野菜、観賞植物又は針葉樹が挙げられるが、これらに限定されない。

一部の実施形態では、本明細書に記載のＣＲＩＰ発現オープンリーディングフレーム（ＯＲＦ）は、ポリヌクレオチド配列であり、植物がｍＲＮＡを発現することを可能にし、それが次に、ペプチドに翻訳され、発現され、適切にフォールディングされ、並びに／又は、当該タンパク質が１つ以上の害虫を阻害及び／若しくは死滅させるのに十分な用量を提供する程度に蓄積されるであろう。一実施形態では、タンパク質ＣＲＩＰ発現ＯＲＦの例は、システインリッチ殺虫タンパク質（ｃｒｉｐ）、「ｅｒｓｐ」（すなわち、ＥＲＳＰポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「リンカー」（すなわち、ＬＩＮＫＥＲポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「ｓｔａ」（すなわち、ＳＴＡポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、又はこれらの任意の組み合わせせであり得、以下の式の形式で記載することができる。
ｅｒｓｐ－ｓｔａ－（リンカー_ｉ－ｃｒｉｐ_ｊ）_ｎ、又はｅｒｓｐ－（ｃｒｉｐ_ｊ－リンカー_ｉ）_ｎ－ｓｔａ

ポリヌクレオチド式の前述の例示的な実施形態は、以下のタンパク質複合体をもたらすであろう：ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＬＩＮＫＥＲ_Ｉ－ＣＲＩＰ_Ｊ）_Ｎ（４つの可能なペプチド成分が含まれ、各成分がダッシュ符号で区切られている）。ｅｒｓｐのヌクレオチド成分は、植物小胞体輸送シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）をコードするポリヌクレオチドセグメントである。ｓｔａの成分は、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）をコードするポリヌクレオチドセグメントであり、これは、植物において発現されるＣＲＩＰの蓄積を助けるが、一部の実施形態では、ｓｔａの包含は、ＣＲＩＰ発現ＯＲＦに必要ではない場合がある。リンカー_ｉの成分は、介在リンカーペプチド（Ｌ又はＬＩＮＫＥＲ）をコードするポリヌクレオチドセグメントであり、ＯＲＦに含まれる他の成分及び翻訳安定化タンパク質とＣＲＩＰを分ける。下付き文字「ｉ」は、一部の実施形態では、異なる種類のリンカーペプチドが、ＣＲＩＰ発現ＯＲＦに使用され得ることを示す。成分「ｃｒｉｐ」は、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドセグメントを示す。下付き文字「ｊ」は、異なるＣＲＩＰポリヌクレオチドが、ＣＲＩＰ発現ＯＲＦに含まれ得ることを示す。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰポリヌクレオチド配列は、アミノ酸置換又はアミノ酸欠失を有するＣＲＩＰをコードすることができる。「（リンカー_ｉ－ｃｒｉｐ_ｊ）_ｎ」に示される下付き文字「ｎ」は、介在リンカーペプチド及びＣＲＩＰをコードするヌクレオチドの構造が、同じＣＲＩＰ発現ＯＲＦの同じオープンリーディングフレーム内で「ｎ」回繰り返され得ることを示す。ここで、「ｎ」は、１～１０の任意の整数であり得、「ｎ」は、１～１０であり得、具体的には、「ｎ」は、１、２、３、４、又は５であり得、一部の実施形態では、「ｎ」は、６、７、８、９、又は１０である。繰り返しは、異なる介在リンカー（ＬＩＮＫＥＲ）及び異なるＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドセグメントを含むことができる。同じＣＲＩＰ発現ＯＲＦ内の繰り返しを含む異なるポリヌクレオチドセグメントは、全て同じ翻訳フレーム内にある。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ発現ＯＲＦにｓｔａポリヌクレオチドを含めることは必要ではない場合がある。例えば、ｅｒｓｐポリヌクレオチド配列は、リンカーなしでＣＲＩＰバリアントポリヌクレオチドをコードするポリヌクレオチドに直接連結され得る。

前述の例示的な式において、ポリペプチド「ＣＲＩＰ」をコードするポリヌクレオチド「ｃｒｉｐ」は、本明細書に記載される任意のＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチド配列であり得る。例えば、一部の実施形態では、「ｃｒｉｐ」ポリヌクレオチドは、ＣＲＩＰをコードすることができ、ＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、ｒκ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｃ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／又はω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２）、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ、ＴＶＰ、Ａｖ２、Ａｖ３、又はＡＶＰが含まれるが、これらに限定されない。加えて、前述の式を使用して、Ｂｔ毒素（例えば、Ｃｒｙ毒素、Ｃｙｔ毒素、又はＶｉｐ）などのペプチド－ＩＡ（例えば、かかる方法に供される殺虫剤、例えば、アミノ酸、ペプチド、又はタンパク質のポリマー）をコードすることもできる。

前述の例示的な式において、ポリペプチド「ＣＲＩＰ」をコードするポリヌクレオチド「ｃｒｉｐ」は、本明細書に記載される任意のＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチド配列であり得、例えば、ＣＲＩＰが、配列番号１９２～３７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するクモペプチド、配列番号６０～６４、１９２～３７０、及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／若しくはω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）、配列番号６５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、配列番号１に示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、若しくは６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、配列番号６６、８８～１９１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するサソリペプチド、配列番号３７１～４１１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチド、配列番号４４に示されるアミノ酸配列を有するＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来のＡｖ３ポリペプチド、配列番号４５～４７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、又はコノトキシンと、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、若しくは１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、その５’末端のｅｒｓｐから始まる。ＣＲＩＰが、トランスジェニック植物から発現される場合、適切にフォールディングされ、機能するためには、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドとインフレームで融合されたｅｒｓｐヌクレオチドを有する必要がある。細胞翻訳プロセス中、翻訳されたＥＲＳＰは、シグナル認識粒子と呼ばれる細胞成分と結合することによって、翻訳されているＣＲＩＰを植物細胞の小胞体膜（ＥＲ）に挿入するように指示することができる。ＥＲ内で、ＥＲＳＰペプチドは、シグナルペプチダーゼによって切断され、ＣＲＩＰは、ＥＲに放出され、ＣＲＩＰが、翻訳後修飾プロセス（例えば、ジスルフィド結合の形成）中に適切にフォールディングされる。追加の保持タンパク質シグナルなしで、タンパク質は、ＥＲを介してゴルジ装置に輸送され、そこで最終的には、形質膜の外側に、アポプラスト空間に分泌される。ＣＲＩＰは、アポプラスト空間に効率的に蓄積して、植物における殺虫用量に到達することができる。

ＥＲＳＰペプチドは、植物翻訳ＣＲＩＰ複合体のＮ末端領域にあり、ＥＲＳＰ部分は、約３～６０個のアミノ酸で構成される。一部の実施形態では、それは、５～５０個のアミノ酸である。一部の実施形態では、それは、１０～４０個のアミノ酸であるが、ほとんどの場合、１５～２０、２０～２５、又は２５～３０個のアミノ酸で構成される。ＥＲＳＰは、これがタンパク質の輸送を指示することから、いわゆるシグナルペプチドである。シグナルペプチドはまた、標的化シグナル、シグナル配列、輸送ペプチド、又は局在化シグナルとも呼ばれることがある。ＥＲ輸送のためのシグナルペプチドは、多くの場合、１５～３０個のアミノ酸残基長であり、正に荷電したアミノ末端、それに隣接する疎水性残基のコア、及び極性であるが無荷電のカルボキシ末端領域からなる三者構成を有する。（Ｚｉｍｍｅｒｍａｎｎ，ｅｔ ａｌ，“Ｐｒｏｔｅｉｎ ｔｒａｎｓｌｏｃａｔｉｏｎ ａｃｒｏｓｓ ｔｈｅ ＥＲ ｍｅｍｂｒａｎｅ，”Ｂｉｏｃｈｉｍｉｃａ ｅｔ Ｂｉｏｈｙｓｉｃａ Ａｃｔａ，２０１１，１８０８：９１２－９２４）。

多くのＥＲＳＰが知られている。ＥＲＳＰは、植物ＥＲＳＰに由来するものである必要はなく、非植物ＥＲＳＰが、本明細書に記載される手順で機能する。しかしながら、多くの植物ＥＲＳＰがよく知られており、ここでは、いくつかの植物由来ＥＲＳＰについて記載する。例えば、ＢＡＡＳは、植物、Ｈｏｒｄｅｕｍ ｖｕｌｇａｒｅに由来し、以下のアミノ酸配列を有する：ＭＡＮＫＨＬＳＬＳＬＦＬＶＬＬＧＬＳＡＳＬＡＳＧ（配列番号３７）。

植物ＥＲＳＰは、植物のアポプラスト空間に発現及び放出されることが既知のタンパク質のゲノム配列から選択され、これには、ＢＡＡＳ、ニンジンエクステンシン、及びタバコＰＲ１などの例が含まれる。以下の参考文献は、更なる記載を提供する（参照によりその全体が本明細書に援用される）。Ｄｅ Ｌｏｏｓｅ，Ｍ．ｅｔ ａｌ．“Ｔｈｅ ｅｘｔｅｎｓｉｎ ｓｉｇｎａｌ ｐｅｐｔｉｄｅ ａｌｌｏｗｓ ｓｅｃｒｅｔｉｏｎ ｏｆ ａ ｈｅｔｅｒｏｌｏｇｏｕｓ ｐｒｏｔｅｉｎ ｆｒｏｍ ｐｒｏｔｏｐｌａｓｔｓ”Ｇｅｎｅ，９９（１９９１）９５－１００（Ｄｅ Ｌｏｏｓｅ，Ｍ．らは、Ｎｉｃｏｔｉａｎａ ｐｌｕｍｂａｇｉｎｉｆｏｌｉａからのエクステンションコード遺伝子の構造解析を記載し、その配列は、タンパク質の小胞体への移行のための典型的なシグナルペプチドを含む）、Ｃｈｅｎ，Ｍ．Ｈ．ｅｔ ａｌ．“Ｓｉｇｎａｌ ｐｅｐｔｉｄｅ－ｄｅｐｅｎｄｅｎｔ ｔａｒｇｅｔｉｎｇ ｏｆ ａ ｒｉｃｅ ａｌｐｈａ－ａｍｙｌａｓｅ ａｎｄ ｃａｒｇｏ ｐｒｏｔｅｉｎｓ ｔｏ ｐｌａｓｔｉｄｓ ａｎｄ ｅｘｔｒａｃｅｌｌｕｌａｒ ｃｏｍｐａｒｔｍｅｎｔｓ ｏｆ ｐｌａｎｔ ｃｅｌｌｓ”Ｐｌａｎｔ Ｐｈｙｓｉｏｌｏｇｙ，２００４ Ｊｕｌ；１３５（３）：１３６７－７７．Ｅｐｕｂ ２００４ Ｊｕｌ ２．（Ｃｈｅｎ，Ｍ．Ｈ．らは、トランスジェニックタバコにおいて、シグナルペプチドの有無でα－アミラーゼの発現を分析することによって、植物細胞におけるα－アミラーゼの細胞内局在を研究した）。これらの参考文献及び他の文献は、本明細書に記載の方法、手順、並びにペプチド、タンパク質、及びヌクレオチド複合体、及び構築物において使用され得るシグナルペプチドを教示及び開示する。

タバコエクステンシンのシグナルペプチドモチーフは、ＥＲＳＰである（Ｍｅｍｅｌｉｎｋ ｅｔ ａｌ，ｔｈｅ Ｐｌａｎｔ Ｊｏｕｒｎａｌ，１９９３，Ｖ４：１０１１－１０２２；また、Ｐｏｇｕｅ ＧＰ ｅｔ ａｌ，Ｐｌａｎｔ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｊｏｕｒｎａｌ，２０１０，Ｖ８：６３８－６５４も参照されたい）。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、タバコエクステンシンのシグナルペプチドモチーフを有することができる。一実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、配列番号３８によるエクステンシンモチーフを有することができる。別の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、配列番号３９に記載のエクステンシンモチーフを有することができる。

エクステンシンのシグナルモチーフを有する実施形態を生成する方法の例示的な実施例は、以下の通りである。エクステンシンモチーフをコードするＤＮＡ配列は、４つの合成ＤＮＡプライマーを有するオリゴ伸長ＰＣＲを使用して設計され（例えば、配列番号４０又は配列番号４１に示されるＤＮＡ配列）。制限部位（例えば、５’末端のＰａｃ Ｉ制限部位、及び３’末端のＧＦＰ配列の５’末端）の末端部位は、鋳型として機能するエクステンシンＤＮＡ配列を用いたＰＣＲにより付加され、断片が得られる。断片は、フォワードＰＣＲプライマーとして使用され、ＣＲＩＰ ＯＲＦ（例えば、ｐＦＥＣＴベクターに含まれる「ｇｆｐ－ｌ－ＣＲＩＰ」）をコードするＤＮＡ配列を増幅し、したがって、ＥＲＳＰがエクステンシンである「ＥＲＳＰ－ＧＦＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ」をコードする（Ｎ’端末からＣ’端末へ）ＣＲＩＰ ＯＲＦを産生する。次いで、得られたＤＮＡ配列を、ＦＥＣＴベクターのＰａｃ Ｉ及びＡｖｒ ＩＩ制限部位にクローニングして、ＧＦＰ融合ＣＲＩＰの一過性植物発現のためのｐＦＥＣＴ－ＣＲＩＰベクターを生成することができる。

一部の実施形態では、例示的な発現システムは、ＣＲＩＰ ＯＲＦを含むＦＥＣＴ発現ベクターを、アグロバクテリウムＧＶ３１０１に形質転換し、形質転換されたＧＶ３１０１を、ＣＲＩＰ ＯＲＦの一過性発現のためにタバコ葉に注射することを含み得る。

翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）
翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）は、植物組織において、ＣＲＩＰの量を増加させることができる。ＣＲＩＰ ＯＲＦのうちの１つであるＥＲＳＰ－ＣＲＩＰは、トランスフェクトされた植物において適切にフォールディングされたＣＲＩＰを発現するのに十分であるが、一部の実施形態では、害虫の被害から植物を効果的に保護するには、植物で発現されたＣＲＩＰが蓄積することが必要であり得る。適切に構築されたＣＲＩＰ ＯＲＦのトランスフェクションにより、トランスジェニック植物は、より多くの量の正しくフォールディングされたＣＲＩＰを発現及び蓄積することができる。植物がより多くの量の適切にフォールディングされたＣＲＩＰを蓄積するとき、植物は、植物を攻撃及び摂食する害虫に対して、より容易に抵抗、阻害、及び／又は殺傷することができる。トランスジェニック組織におけるポリペプチドの蓄積を増加させる１つの方法は、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）の使用によるものである。翻訳安定化タンパク質を使用して、植物組織中のＣＲＩＰの蓄積を有意に増加させ、したがって、害虫耐性に関してＣＲＩＰでトランスフェクトされた植物の有効性を増加させることができる。翻訳安定化タンパク質は、タンパク質分解の細胞プロセスによって標的化されることなく、細胞内に蓄積することができる十分な三次構造を有するタンパク質である。以下の式は、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリヌクレオチド配列と融合された安定化タンパク質をコードするＣＲＩＰ ＯＲＦの例の１つを記載する。
ｅｒｓｐ－ｓｔａ－ｌ－ｃｒｉｐ又はｅｒｓｐ－ｃｒｉｐ－ｌ－ｓｔａ

一部の実施形態では、翻訳安定化タンパク質は、別のタンパク質のドメインであり得るか、又はタンパク質配列全体を含み得る。一部の実施形態では、翻訳安定化タンパク質は、５～５０個のアミノ酸、５０～２５０個のアミノ酸（例えば、ＧＮＡ）、２５０～７５０個のアミノ酸（例えば、キチナーゼ）、及び７５０～１５００個のアミノ酸（例えば、エンハンシン）であり得る。

タンパク質又はタンパク質ドメインは、翻訳安定化以外に有用な特徴を有しないタンパク質を含み得るか、又は翻訳安定化に加えて他の有用な形質を有し得る。翻訳安定化タンパク質の一実施形態は、ＣＲＩＰを伴う融合タンパク質のポリマーであってもよい。翻訳安定化タンパク質の使用を例示するために、翻訳安定化タンパク質の具体的な例が本明細書に提供される。この例は、本開示又は特許請求の範囲を限定することを何ら意図するものではない。有用な翻訳安定化タンパク質は当該技術において周知であり、この種類の任意のタンパク質を本明細書に開示されるように使用することができる。ペプチドの産生を評価及び試験するための手順は、当該技術分野で既知であり、本明細書に記載される。１つの翻訳安定化タンパク質の一例は、緑色蛍光タンパク質（ＧＦＰ）（配列番号３４；ＮＣＢＩ受託番号Ｐ４２２１２．１）である。

翻訳安定化タンパク質の更なる例は、以下の参考文献に見出すことができる（それらの開示は、参照によりそれらの全体が組み込まれる）：Ｋｒａｍｅｒ，Ｋ．Ｊ．ｅｔ ａｌ．“Ｓｅｑｕｅｎｃｅ ｏｆ ａ ｃＤＮＡ ａｎｄ ｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｏｆ ｔｈｅ ｇｅｎｅ ｅｎｃｏｄｉｎｇ ｅｐｉｄｅｒｍａｌ ａｎｄ ｇｕｔ ｃｈｉｔｉｎａｓｅｓ ｏｆ Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ”Ｉｎｓｅｃｔ Ｂｉｏｃｈｅｍｉｓｔｒｙ ａｎｄ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｂｉｏｌｏｇｙ，Ｖｏｌ．２３，Ｉｓｓｕｅ ６，Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ １９９３，ｐｐ．６９１－７０１．（Ｋｒａｍｅｒ，Ｋ．Ｊ．らは、タバコスズメガＭａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａからキチナーゼをコードするｃＤＮＡを単離し、配列決定した）、Ｈａｓｈｉｍｏｔｏ，Ｙ．ｅｔ ａｌ．“Ｌｏｃａｔｉｏｎ ａｎｄ ｎｕｃｌｅｏｔｉｄｅ ｓｅｑｕｅｎｃｅ ｏｆ ｔｈｅ ｇｅｎｅ ｅｎｃｏｄｉｎｇ ｔｈｅ ｖｉｒａｌ ｅｎｈａｎｃｉｎｇ ｆａｃｔｏｒ ｏｆ ｔｈｅ Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ ｇｒａｎｕｌｏｓｉｓ ｖｉｒｕｓ”Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｇｅｎｅｒａｌ Ｖｉｒｏｌｏｇｙ，（１９９１），７２，２６４５－２６５１．（Ｈａｓｈｉｍｏｔｏ，Ｙ．らはＴｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ ｇｒａｎｕｌｏｓｉｓウイルスのウイルス増強因子をコードする遺伝子をクローニングし、完全なヌクレオチド配列を決定した）。これらの参考文献及び他の文献は、本明細書に記載の方法、手順、並びにペプチド、タンパク質、及びヌクレオチド複合体、及び構築物において使用され得る翻訳安定化タンパク質を教示及び開示する。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、ＳＴＡ（例えば、Ｊｕｎ ａ ３）を含むＣＲＩＰ ＯＲＦを使用して、植物（例えば、タバコ植物Ｎｉｃｏｔｉａｎａ ｂｅｎｔｈａｍｉａｎａ）に形質転換され得る。成熟Ｊｕｎ ａ ３は、約３０ｋＤａの植物防御タンパク質であり、一部の人々に対してアレルゲンでもある。Ｊｕｎ ａ ３は、Ｊｕｎｉｐｅｒｕｓ ａｓｈｅｉ樹によって産生され、一部の実施形態では、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）として使用され得る。一部の実施形態では、Ｊｕｎ ａ ３のアミノ酸配列は、配列番号３６に示される配列であり得る。他の実施形態では、Ｊｕｎ ａ ３アミノ酸配列は、配列番号４２に示される配列であり得る。

リンカー
リンカータンパク質は、ＣＲＩＰ ＯＲＦを構成する異なるモチーフの適切なフォールディングを補助する。本発明に記載のＣＲＩＰ ＯＲＦはまた、ＣＲＩＰ（ｃｒｉｐ）をコードするポリヌクレオチド配列と翻訳安定化タンパク質（ｓｔａ）をコードするポリヌクレオチド配列との間に介在リンカーペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を組み込むか、又は発現ＯＲＦが複数のＣＲＩＰドメイン発現を含む場合、ＣＲＩＰをコードする複数のポリヌクレオチド配列をコードするポリヌクレオチド配列の間に介在リンカーペプチドをコードするポリヌクレオチド配列（すなわち、（ｌ－ｃｒｉｐ）_Ｎ若しくは（ｃｒｉｐ－ｌ）_Ｎ）を組み込む。介在リンカーペプチド（ＬＩＮＫＥＲＳ又はＬ）は、発現したＣＲＩＰ複合体の異なる部分を分離し、発現プロセス中の複合体の異なる部分の適切なフォールディングを助ける。発現されたＣＲＩＰ複合体において、異なる機能性ドメインを分離するために、異なる介在リンカーペプチドが関与し得る。一部の実施形態では、ＬＩＮＫＥＲは、ＣＲＩＰに結合され、この二価基は、保護される植物において、適切にフォールディングされたＣＲＩＰの蓄積を促進するために、最大１０回（Ｎ＝１～１０）、場合によっては１０回超繰り返すことができる。

一部の実施形態では、介在リンカーペプチドは、１～３０アミノ酸長であり得る。しかし、必ずしも植物で発現されたＣＲＩＰに必須な成分ではない。切断可能なリンカーペプチドを、ＣＲＩＰ ＯＲＦに設計して、形質転換された植物で発現されたＣＲＩＰ複合体から適切なＣＲＩＰが放出され、害虫の被害に関してＣＲＩＰが植物に与える保護を改善することができる。ある種類の介在リンカーペプチドは、植物切断可能リンカーペプチドである。この種類のリンカーペプチドは、植物の翻訳後修飾中に発現されたＣＲＩＰ ＯＲＦ複合体から完全に除去することができる。したがって、一部の実施形態では、この種類の介在リンカーペプチドによって連結された適切にフォールディングされたＣＲＩＰは、植物において翻訳後修飾中に発現されたＣＲＩＰ ＯＲＦ複合体から、植物細胞に放出され得る。

別の種類の切断可能な介在リンカーペプチドは、植物において発現プロセス中に切断可能ではない。しかしながら、セリンプロテアーゼ、スレオニンプロテアーゼ、システインプロテアーゼ、アスパラギン酸プロテアーゼ、又は金属プロテアーゼに特異的なプロテアーゼ切断部位を有する。切断可能なリンカーペプチドの種類は、昆虫及びＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎの腸内環境並びに／又は昆虫及びＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎの血リンパ環境で見出されるプロテアーゼによって消化されて、昆虫の腸内又は血リンパ中にＣＲＩＰを放出することができる。本開示によって教示される情報を使用して、本発明で有用であろうＬＩＮＫＥＲの他の例を作製又は見出すことは、当業者にとって日常的なことであるはずである。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、「ＩＧＥＲ」（配列番号３１）のアミノ酸コードを有する、切断可能な種類の介在リンカー（例えば、配列番号３１に列挙されるもの）を含むことができる。この介在リンカー又はＬＩＮＫＥＲの分子量は、４７３．５３ダルトンである。他の実施形態では、介在リンカーペプチド（ＬＩＮＫＥＲ）は、任意の種類のプロテアーゼ切断部位、すなわち、切断不能な介在リンカーペプチド、例えば、リンカー「ＥＴＭＦＫＨＧＬ」（配列番号３３）を含まないものであってもよい。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、２つ以上の切断可能なペプチドを有することができ、殺虫タンパク質は、昆虫切断可能リンカー（Ｌ）を含み、昆虫切断可能リンカーが、（ＣＲＩＰ－Ｌ）_ｎ（式中、「ｎ」は、１～２００、又は１～１００、又は１～１０の範囲の整数である）を含む構築物とインフレームで融合される。別の実施形態では、本明細書に記載されるＣＲＩＰ－殺虫タンパク質は、昆虫切断可能リンカー（Ｌ）及び／又はリピート構築物（Ｌ－ＣＲＩＰ）_ｎ若しくは（ＣＲＩＰ－Ｌ）_ｎ（式中、「ｎ」は、１～２００、又は１～１００、又は１～１０の範囲の整数である）と動作可能に連結されているＣＲＩＰと動作可能に連結された小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を含む。

一部の実施形態では、小胞体シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）を含むタンパク質は、ＣＲＩＰ及び介在リンカーペプチド（Ｌ又はリンカー）に動作可能に連結され得る（かかる構築物は、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ又はＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌと称される）。ここで、当該ＥＲＳＰは、当該タンパク質のＮ末端であり、当該Ｌ又はリンカーは、ＣＲＩＰのＮ末端側（上流）又はＣＲＩＰのＣ末端側（下流）のいずれかにあり得る。本明細書に記載のＥＲＳＰ又はＣＲＩＰのうちのいずれかを含む、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ、又はＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌと称されるタンパク質は、リンカー「Ｌ」を有し得、これは、切断不能リンカーペプチド又は切断可能リンカーペプチドであり得、タンパク質発現プロセス中に植物細胞内で切断可能であり得るか、又は昆虫腸内環境及び／若しくは血リンパ環境で切断可能であり得る。

前述のリンカーの例示的な記載、及びそれを作製及び使用する方法は、米国特許出願公開第２０１８／０３６２５９８Ａ１号に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

介在リンカーペプチドの他の例は、以下の参考文献に見出すことができる（それらの開示は、参照によりそれらの全体が組み込まれる）：植物で発現されるセリンプロテイナーゼインヒビター前駆体は、Ｈｅａｔｈ ｅｔ ａｌ．“Ｃｈａｒａｃｔｅｒｉｚａｔｉｏｎ ｏｆ ｔｈｅ ｐｒｏｔｅａｓｅ ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ ｓｉｔｅｓ ｉｎ ａ ｍｕｌｔｉｄｏｍａｉｎ ｐｒｏｔｅｉｎａｓｅ ｉｎｈｉｂｉｔｏｒ ｐｒｅｃｕｒｓｏｒ ｆｒｏｍ Ｎｉｃｏｔｉａｎａ ａｌａｔａ”Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｂｉｏｃｈｅｍｉｓｔｒｙ，１９９５；２３０：２５０－２５７において、６つの同じリンカーペプチドによって分離された５つの同種タンパク質インヒビターを含むことが見出された。６つの異なるリンカーによる緑色蛍光タンパク質のフォールディング挙動の比較は、Ｃｈａｎｇ，Ｈ．Ｃ．ｅｔ ａｌ．“Ｄｅ ｎｏｖｏ ｆｏｌｄｉｎｇ ｏｆ ＧＦＰ ｆｕｓｉｏｎ ｐｒｏｔｅｉｎｓ：ｈｉｇｈ ｅｆｆｉｃｉｅｎｃｙ ｉｎ ｅｕｋａｒｙｏｔｅｓ ｂｕｔ ｎｏｔ ｉｎ ｂａｃｔｅｒｉａ”Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｂｉｏｌｏｇｙ，２００５ Ｏｃｔ ２１；３５３（２）：３９７－４０９において調査されている。ヒトＧａｌＮＡｃ－ＴｓファミリーのアイソフォームであるＧａｌＮＡｃ－Ｔ２は、Ｎ．ｂｅｎｔｈａｍｉａｎａ ｐｌａｎｔｓ ｂｙ Ｄａｓｋａｌｏｖａ，Ｓ．Ｍ．ｅｔ ａｌ．“Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ ｏｆ Ｎ．ｂｅｎｔｈａｍｉａｎａ Ｌ．ｐｌａｎｔｓ ｆｏｒ ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ Ｎ－ａｃｅｔｙｌｇａｌａｃｔｏｓａｍｉｎｅ－ｇｌｙｃｏｓｙｌａｔｅｄ ｐｒｏｔｅｉｎｓ”ＢＭＣ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，２０１０ Ａｕｇ ２４；１０：６２において、発現時に、その局在及び機能が保持されることが示された。内因性プラスチドタンパク質がストロミュールを通って移動する能力は、Ｋｗｏｋ，Ｅ．Ｙ．ｅｔ ａｌ．“ＧＦＰ－ｌａｂｅｌｌｅｄ Ｒｕｂｉｓｃｏ ａｎｄ ａｓｐａｒｔａｔｅ ａｍｉｎｏｔｒａｎｓｆｅｒａｓｅ ａｒｅ ｐｒｅｓｅｎｔ ｉｎ ｐｌａｓｔｉｄ ｓｔｒｏｍｕｌｅｓ ａｎｄ ｔｒａｆｆｉｃ ｂｅｔｗｅｅｎ ｐｌａｓｔｉｄｓ”Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ Ｂｏｔａｎｙ，２００４ Ｍａｒ；５５（３９７）：５９５－６０４．Ｅｐｕｂ ２００４ Ｊａｎ ３０に示されている。タバコモザイクウイルス（ＴＭＶ）ビリオンの表面の操作に関する報告は、蚊のデカペプチドホルモンであるトリプシン調節性卵形性阻害因子（ＴＭＯＦ）を用いて、Ｂｏｒｏｖｓｋｙ，Ｄ．ｅｔ ａｌ．“Ｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｏｆ Ａｅｄｅｓ ｔｒｙｐｓｉｎ－ｍｏｄｕｌａｔｉｎｇ ｏｏｓｔａｔｉｃ ｆａｃｔｏｒ ｏｎ ｔｈｅ ｖｉｒｉｏｎ ｏｆ ＴＭＶ：Ａ ｐｏｔｅｎｔｉａｌ ｌａｒｖｉｃｉｄｅ”Ｐｒｏｃ Ｎａｔｌ Ａｃａｄ Ｓｃｉ，２００６ Ｄｅｃｅｍｂｅｒ １２；１０３（５０）：１８９６３－１８９６８によって作製された。これらの参考文献及び他の文献は、本明細書に記載の方法、手順、並びにペプチド、タンパク質、及びヌクレオチド複合体、及び構築物において使用され得る介在リンカーを教示及び開示する。

ＣＲＩＰ ＯＲＦ及びＣＲＩＰ構築物
「ＣＲＩＰ ＯＲＦ」は、ＣＲＩＰ、及び／又は１つ以上の安定化タンパク質、分泌シグナル、又は標的指向性シグナル（例えば、ＥＲＳＰ又はＳＴＡ）をコードするヌクレオチドを指し、翻訳される能力を有するＯＲＦのヌクレオチドとして定義される。したがって、「ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラム」は、ダイアグラム又は式形式で記載される１つ以上のＣＲＩＰ ＯＲＦの組成物を指す。例えば、「ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラム」は、発現ＯＲＦ内に含まれるＤＮＡセグメントに対する頭文字又は略称を使用して記載され得る。したがって、一実施例では、「ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラム」は、ＤＮＡセグメントを「ｅｒｓｐ」（すなわち、ＥＲＳＰポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「リンカー」又は「Ｌ」（すなわち、ＬＩＮＫＥＲポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「ｓｔａ」（すなわち、ＳＴＡポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、及び「ｃｒｉｐ」（すなわち、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチド配列）として、式形式で図示することによって、ＥＲＳＰ、ＬＩＮＫＥＲ、ＳＴＡ、及びＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドセグメントを記載することができる。ＣＲＩＰ ＯＲＦダイアグラムの例は、「ｅｒｓｐ－ｓｔａ－（リンカー_ｉ－ｃｒｉｐ_ｊ）_Ｎ」、又は「ｅｒｓｐ－（ｃｒｉｐ_ｊ－リンカー_ｉ）_Ｎ－ｓｔａ」、及び／又はそれらのＤＮＡセグメントの任意の組み合わせである。

以下の式は、ＥＲＳＰ、ＳＴＡ、リンカー、及びＣＲＩＰをコードするＣＲＩＰ ＯＲＦの２つの例を記載する。
ｅｒｓｐ－ｓｔａ－ｌ－ｃｒｉｐ又はｅｒｓｐ－ｃｒｉｐ－ｌ－ｓｔａ

一部の実施形態では、本明細書に記載のＣＲＩＰオープンリーディングフレーム（ＯＲＦ）は、ポリヌクレオチド配列であり、植物がｍＲＮＡを発現することを可能にし、それが次に、ペプチドに翻訳され、適切にフォールディングされ、並びに／又は、当該タンパク質が１つ以上の害虫を阻害及び／若しくは死滅させるのに十分な用量を提供する程度に蓄積されるであろう。一実施形態では、タンパク質ＣＲＩＰ ＯＲＦの例は、ＣＲＩＰ（ｃｒｉｐ）をコードするポリヌクレオチド、「ｅｒｓｐ」（すなわち、ＥＲＳＰポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「リンカー」（すなわち、ＬＩＮＫＥＲポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、「ｓｔａ」（すなわち、ＳＴＡポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列）、又はこれらの任意の組み合わせであり得、以下の式形式で記載することができる。
ｅｒｓｐ－ｓｔａ－（リンカー_ｉ－ｃｒｉｐ_ｊ）_ｎ、又はｅｒｓｐ－（ｃｒｉｐ_ｊ－リンカー_ｉ）_ｎ－ｓｔａ

ポリヌクレオチド式の前述の例示的な実施形態は、以下のタンパク質複合体をもたらすであろう：ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＬＩＮＫＥＲ_Ｉ－ＣＲＩＰ_Ｊ）_Ｎ（４つの可能なペプチド成分が含まれ、各成分がダッシュ符号で区切られている）。ｅｒｓｐのヌクレオチド成分は、植物小胞体輸送シグナルペプチド（ＥＲＳＰ）をコードするポリヌクレオチドセグメントである。ｓｔａの成分は、翻訳安定化タンパク質（ＳＴＡ）をコードするポリヌクレオチドセグメントであり、これは、植物において発現されるＣＲＩＰの蓄積を助けるが、一部の実施形態では、ｓｔａの包含は、ＣＲＩＰ ＯＲＦに必要ではない場合がある。リンカー_ｉの成分は、介在リンカーペプチド（Ｌ又はＬＩＮＫＥＲ）をコードするポリヌクレオチドセグメントであり、ＯＲＦに含まれる他の成分及び翻訳安定化タンパク質からＣＲＩＰを分ける。下付き文字「ｉ」は、一部の実施形態では、異なる種類のリンカーペプチドが、ＣＲＩＰ ＯＲＦに使用され得ることを示す。成分「ｃｒｉｐ」は、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドセグメントを示す。下付き文字「ｊ」は、異なるポリヌクレオチドが、ＣＲＩＰ ＯＲＦに含まれ得ることを示す。例えば、一部の実施形態では、ポリヌクレオチド配列は、異なるアミノ酸置換を有するＣＲＩＰをコードすることができる。「（リンカー_ｉ－ｃｒｉｐ_ｊ）_ｎ」に示される下付き文字「ｎ」は、介在リンカーペプチド及びＣＲＩＰをコードするヌクレオチドの構造が、同じＣＲＩＰ ＯＲＦの同じオープンリーディングフレーム内で「ｎ」回繰り返され得ることを示す。ここで、「ｎ」は、１～１０の任意の整数であり得、「ｎ」は、１～１０であり得、具体的には、「ｎ」は、１、２、３、４、又は５であり得、一部の実施形態では、「ｎ」は、６、７、８、９、又は１０である。繰り返しは、異なる介在リンカー（ＬＩＮＫＥＲ）及び異なるＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドセグメントを含むことができる。同じＣＲＩＰ ＯＲＦ内の繰り返しを含む異なるポリヌクレオチドセグメントは、全て同じ翻訳フレーム内にある。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦにｓｔａポリヌクレオチドを含めることは必要ではない場合がある。例えば、ｅｒｓｐポリヌクレオチド配列は、リンカーなしでＣＲＩＰバリアントポリヌクレオチドをコードするポリヌクレオチドに直接連結され得る。

前述の例示的な式において、ポリペプチド「ＣＲＩＰ」をコードするポリヌクレオチド「ｃｒｉｐ」は、本明細書に記載される任意のＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチド配列であり得、例えば、ＣＲＩＰが、配列番号１９２～３７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するクモペプチド、配列番号６０～６４、１９２～３７０、及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／若しくはω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）、配列番号６５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、配列番号１に示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、若しくは６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、配列番号６６、８８～１９１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するサソリペプチド、配列番号３７１～４１１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチド、配列番号４４に示されるアミノ酸配列を有するＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来のＡｖ３ポリペプチド、配列番号４５～４７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、又はコノトキシンと、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、若しくは１００％同一であるアミノ酸配列を含む。

一部の実施形態では、ポリヌクレオチドは、以下のＣＲＩＰ構築物の配向及び／又は配置を有するＣＲＩＰ－殺虫タンパク質をコードするように動作可能である：ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－Ｌ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－Ｌ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＳＴＡ）_Ｎ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－Ｌ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－ＣＲＩＰ－Ｌ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－Ｌ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－Ｌ）_Ｎ－ＣＲＩＰ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－Ｌ－ＣＲＩＰ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＳＴＡ－ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－Ｌ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－ＣＲＩＰ－ＳＴＡ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ）_Ｎ－ＳＴＡ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－Ｌ）_Ｎ－ＳＴＡ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ）_Ｎ－Ｌ、ＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－Ｌ－ＳＴＡ）_Ｎ、又はＥＲＳＰ－（ＣＲＩＰ－ＳＴＡ－Ｌ）_Ｎ（ここで、Ｎは、１～２００の範囲の整数である）。

一部の実施形態では、本明細書に記載のＣＲＩＰ ＯＲＦ及び／又はＣＲＩＰ構築物のいずれかは、組換え的に産生され得る。例えば、一部の実施形態では、本明細書に記載のＣＲＩＰ ＯＲＦ及び／又はＣＲＩＰ構築物のうちのいずれかは、細胞培養で（例えば、酵母細胞によって）産生され得る。

前述の方法のうちのいずれか、及び／又は本明細書に記載の方法のうちのいずれかを使用して、植物又はその植物部分に、本明細書に記載されるＣＲＩＰ又はＣＲＩＰ－殺虫タンパク質（例えば、同様に本明細書に記載される配列番号２～１５、４９～５３、又は７７～１１０のアミノ酸配列を有する１つ以上のＣＲＩＰ又はＣＲＩＰ－殺虫タンパク質）のうちのいずれか１つ以上を発現するように動作可能な１つ以上のポリヌクレオチドを組み込むことができる。

本開示は、任意の植物種の形質転換に使用され得、単子葉植物及び双子葉植物を含むが、これらに限定されない。トランスジェニックアプローチ又はＰＥＰが特に有用であろう作物としては、アルファルファ、ワタ、トマト、トウモロコシ、コムギ、トウモロコシ、スイートコーン、ルーサン、ダイズ、モロコシ、エンドウ、アマニ、ベニバナ、ナタネ、セイヨウアブラナ、イネ、ダイズ、オオムギ、ヒマワリ、木（針葉樹及び落葉樹を含む）、花（商業的に栽培されるもの、温室で栽培されるものを含む）、ハウチワマメ、スイッチグラス、サトウキビ、ジャガイモ、トマト、タバコ、ジュウジバナ、ピーマン、サトウダイコン、オオムギ、及びセイヨウアブラナ、アブラナ属種、ライムギ、アワ、ピーナッツ、サツマイモ、キャッサヤ、コーヒー、ココナッツ、パイナップル、柑橘類、カカオ、チャ、バナナ、アボカド、イチジク、グアバ、マンゴー、オリーブ、カセイ、パパイア、カシュー、マカダミア、アーモンド、カラスムギ、野菜、観賞植物又は針葉樹が挙げられるが、これらに限定されない。

ポリヌクレオチドによる植物の形質転換
一部の実施形態では、上記及び本明細書に記載のＣＲＩＰ ＯＲＦ及びＣＲＩＰ構築物は、ＣＲＩＰが植物において一過的又は安定的に発現されるように、任意の植物発現ベクターにクローニングされ得る。

一過性植物発現システムを使用して、いくつかの成分の必要性、いくつかの成分のコドン最適化、各成分の順序の最適化などを含む、植物におけるいくつかの特定のＣＲＩＰ発現のためのＣＲＩＰ ＯＲＦの構造を速やかに最適化することができる。一過性植物発現ベクターは、多くの場合、植物ウイルスゲノムに由来する。植物ウイルスベクターは、植物ウイルスの感染性により、植物における外来遺伝子の発現が迅速かつ高レベルであるという利点を提供する。植物ウイルスゲノムの全長をベクターとして使用することができるが、多くの場合、ウイルス成分（例えば、コートタンパク質）を欠失させ、その場所に、トランスジェニックＯＲＦがサブクローニングされる。かかる部位にＣＲＩＰ ＯＲＦをサブクローニングして、ウイルスベクターを作製することができる。これらのウイルスベクターは、それ自体が感染性であるため、例えば、植物の創傷、噴霧などを介して、機械的に植物に導入することができる。また、アグロインフェクション、クラウンゴール細菌Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｔｕｍｅｆａｃｉｅｎｓ又は毛状根細菌Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｒｈｉｚｏｇｅｎｅｓのＴ－ＤＮＡにウイルスベクターをクローニングすることによって、植物にトランスフェクトすることもできる。このベクターにおけるＣＲＩＰの発現は、ＲＮＡウイルスの複製によって制御され、複製のためのｍＲＮＡへのウイルスの翻訳は、強力なウイルスプロモーター（例えば、カリフラワーモザイクウイルス由来の３５Ｓプロモーター）によって制御される。ＣＲＩＰ ＯＲＦを有するウイルスベクターは、通常、Ｅ．ｃｏｌｉ株及びアグロバクテリウム株の両方でそれ自体を複製することができるバイナリベクターにおいて、Ｔ－ＤＮＡ領域にクローニングされる。植物の一過性トランスフェクションは、ＣＲＩＰ発現用のウイルスベクターを含むアグロバクテリウム細胞を植物の葉に浸潤させることによって行うことができる。一時的な形質転換植物では、転写後遺伝子サイレンシング（ＰＴＧＳ）により、短期間で外来タンパク質の発現が停止することが一般的である。時に、ＰＴＧＳ抑制タンパク質遺伝子は、ＣＲＩＰ ＯＲＦとともに、発現を駆動する同じ種類のウイルスベクターで、一過的に、植物に共形質転換される必要がある。これにより、植物におけるＣＲＩＰの発現が改善され、長続きする。最も一般的に使用されているＰＴＧＳ抑制タンパク質は、トマトブッシースタントウイルス（ＴＢＳＶ）から発見されたＰ１９タンパク質である。

一部の実施形態では、植物の一過性トランスフェクションは、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドを、容易に入手可能なベクターのうちのいずれか１つと組換えることによって達成することができ（上記参照）、マーカー又はシグナルを使用して確認することができる（例えば、ＧＦＰ発光）。一部の実施形態では、一過的にトランスフェクトされた植物は、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドを、ベクターのＧＦＰ－ハイブリッド融合タンパク質をコードするＤＮＡと組換え、標的化発現用に設計された異なるＦＥＣＴベクターを使用して、当該ベクターを植物（例えば、タバコ）にトランスフェクションすることによって作製され得る。一部の実施形態では、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドは、ＡＰＯ蓄積（アポプラスト局在）のためのｐＦＥＣＴベクター、ＣＹＴＯ蓄積（細胞質局在）のためのｐＦＥＣＴベクター、又はＥＲ蓄積（小胞体体局在）のためのｅｒｓｐベクターとともにｐＦＥＣＴベクターを用いて組換えることができる。

例示的な一過性植物形質転換戦略は、その高効率性、容易性、及び低コストにより、植物ウイルスベクターを使用したアグロインフェクションである。一部の実施形態では、タバコモザイクウイルスの過剰発現システム（ＴＲＢＯ，Ｌｉｎｄｂｏ ＪＡ，Ｐｌａｎｔ Ｐｈｙｓｉｏｌｏｇｙ，２００７，Ｖ１４５：１２３２－１２４０を参照）を使用して、ＣＲＩＰを用いて植物を一過的に形質転換することができる。ＴＲＢＯ ＤＮＡベクターは、アグロインフェクションのためのＴ－ＤＮＡ領域を有し、これは、ＣａＭＶ ３５Ｓプロモーターを含み、ウイルスコーティングタンパク質をコードする遺伝子を用いずに、タバコモザイクウイルスＲＮＡの発現を駆動する。更に、このシステムは、「非武装（ｄｉｓａｒｍｅｄ）」ウイルスゲノムを使用し、したがって、植物から植物へのウイルスの伝播を効果的に防ぐことができる。

別の実施形態では、ＦＥＣＴウイルス一過性植物発現システムを使用して、ＣＲＩＰを用いて植物を一過的に形質転換することができる（Ｌｉｕ Ｚ ＆ Ｋｅａｒｎｅｙ ＣＭ，ＢＭＣ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，２０１０，１０：８８を参照されたい）。ＦＥＣＴベクターは、アグロインフェクションのためのＴ－ＤＮＡ領域を含み、これは、ＣａＭＶ ３５Ｓプロモーターを含み、ウイルスコーティングタンパク質及びトリプル遺伝子ブロックをコードする遺伝子を用いずに、フォックステールモザイクウイルスＲＮＡの発現を駆動する。更に、このシステムは、「非武装（ｄｉｓａｒｍｅｄ）」ウイルスゲノムを使用し、したがって、植物から植物へのウイルスの伝播を効果的に防ぐことができる。導入された異種遺伝子を効率的に発現させるために、ＦＥＣＴ発現システムは、導入されたＴ－ＤＮＡの転写後遺伝子サイレンシング（ＰＴＧＳ）を防ぐために、トマトブッシースタントウイルス由来のＲＮＡサイレンシングサプレッサータンパク質であるＰ１９を更に共発現させる必要がある（ＴＲＢＯ発現システムは、Ｐ１９の共発現を必要としない）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、一連の翻訳的に融合された構造モチーフをコードするように設計することができ、以下のように記載することができる：Ｎ’－ＥＲＳＰ－ＳＴＡ－Ｌ－ＣＲＩＰ－Ｃ’（式中、「Ｎ’」及び「Ｃ’」は、それぞれＮ末端アミノ酸及びＣ末端アミノ酸を示し、ＥＲＳＰモチーフは、オオムギαアミラーゼシグナルペプチド（ＢＡＡＳ）（配列番号３７）であり得、安定化タンパク質（ＳＴＡ）は、ＧＦＰ（配列番号３４）であり得、リンカーペプチド「Ｌ」は、ＩＧＥＲ（配列番号３１）であり得る）。一部の実施形態では、ｅｒｓｐ－ｓｔａ－ｌ－ＣＲＩＰ ＯＲＦは、制限部位（例えば、５’末端のＰａｃ Ｉ制限部位、及び３’末端のＡｖｒ ＩＩ制限部位）を含むように化学的に合成され得る。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ ＯＲＦをＦＥＣＴ発現ベクター（ｐＦＥＣＴ）のＰａｃ Ｉ及びＡｖｒ ＩＩ制限部位にクローニングして、ＦＥＣＴ一過性植物発現システム（ｐＦＥＣＴ－ＣＲＩＰ）のためのＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアント発現ベクターを生成することができる。ＦＥＣＴ発現システムにおける発現を最大化するために、一部の実施形態は、共形質転換のために生成されたＲＮＡサイレンシングサプレッサータンパク質Ｐ１９（ｐＦＥＣＴ－Ｐ１９）を発現するＦＥＣＴベクターを有し得る。

一部の実施形態では、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアント発現ベクターは、ＴＲＢＯ一過性植物発現システムで使用するために、例えば、日常的なＰＣＲ手順を実施し、上記のＣＲＩＰ ＯＲＦの３’末端にＮｏｔ Ｉ制限部位を付加し、次いで、ＣＲＩＰ ＯＲＦをＴＲＢＯ発現ベクターのＰａｃ Ｉ及びＮｏｔ Ｉ制限部位にクローニングすることによって組換えることができる（ｐＴＲＢＯ－ＣＲＩＰ）。

一部の実施形態では、Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｔｕｍｅｆａｃｉｅｎｓ株（例えば、市販のＧＶ３１０１細胞）は、１つ以上の一過性発現システム（例えば、ＦＥＣＴ及びＴＲＢＯ発現システム）を使用して、植物組織（例えば、タバコ葉）におけるＣＲＩＰ ＯＲＦの一過性発現のために使用することができる。このような一過性トランスフェクションプロトコルの例示的な実施例としては、以下が挙げられる：ＧＶ３１０１の一晩培養を使用して、２００ｍＬのＬｕｒｉａ－Ｂｅｒｔａｎｉ（ＬＢ）培地を接種することができる。細胞を、ＯＤ６００が０．５～０．８の対数増殖期まで増殖させ、次いで、細胞を、４℃で、５０００ｒｐｍで１０分間遠心分離することによってペレット化することができる。次いで、細胞を、１０ｍＬの予冷したＴＥ緩衝液（１０ｍＭのＴｒｉｓ－ＨＣｌ、１ｍＭのＥＤＴＡ、ｐＨ８．０）で１回洗浄し、次いで、２０ｍＬのＬＢ培地に再懸濁することができる。次いで、ＧＶ３１０１の細胞再懸濁液を、２５０μＬ画分で１．５ｍＬのマイクロチューブにアリコートすることができる。次いで、アリコートを、液体窒素中で急速凍結し、将来の形質転換用に－８０℃で保存することができる。次いで、ｐＦＥＣＴ－ＣＲＩＰ及びｐＴＲＢＯ－ＣＲＩＰベクターは、以下のように、凍結融解法を使用して、コンピテントＧＶ３１０１細胞に形質転換することができる：保存されたコンピテントＧＶ３１０１細胞を氷上で解凍し、１～５μｇの純粋なＤＮＡ（ｐＦＥＣＴ－ＣＲＩＰ又はｐＴＲＢＯ－ＣＲＩＰベクター）と混合する。細胞－ＤＮＡ混合物を、氷上で５分間保持し、－８０℃に５分間移し、３７℃の水浴中で５分間インキュベートする。次いで、凍結融解処理された細胞を、１ｍＬのＬＢ培地に希釈し、揺動台上で、室温で、２～４時間振盪する。次いで、細胞－ＤＮＡ混合物の２００μＬのアリコートを、適切な抗生物質（１０μｇ／ｍＬのリファンピシン、２５μｇ／ｍＬのゲンタマイシン、及び５０μｇ／ｍＬのカナマイシンを、ｐＦＥＣＴ－ＣＲＩＰ形質転換及びｐＴＲＢＯ－ＣＲＩＰ形質転換の両方に使用することができる）を含むＬＢ寒天プレート上に広げ、２８℃で２日間インキュベートする。次いで、得られた形質転換コロニーを採取し、形質転換ＤＮＡを分析するための適切な抗生物質を含む６ｍＬのＬＢ培地のアリコート中で培養し、形質転換ＧＶ３１０１細胞のグリセロールストックを作製する。

一部の実施形態では、植物組織（例えば、タバコ葉）の一過性形質転換は、針なしの３ｍＬ注射器を用いて葉注射を使用して実行され得る。例示的な一実施例では、形質転換ＧＶ３１０１細胞を、（上記のように）適切な抗生物質とともにＬＢプレート上に画線し、２８℃で２日間インキュベートする。形質転換ＧＶ３１０１細胞のコロニーを、５ｍｌのＬＢ－ＭＥＳＡ培地（１０ｍＭのＭＥＳ、及び２０μＭのアセトシリンゴン、並びに上記の同じ抗生物質を補充したＬＢ培地）に接種し、２８℃で一晩増殖させる。一晩培養した細胞を、５０００ｒｐｍで１０分間遠心分離することによって回収し、最終ＯＤ６００が１．０で、誘導培地（１０ｍＭのＭＥＳ、１０ｍＭのＭｇＣｌ_２、１００μＭのアセトシリンゴン）に再懸濁する。次いで、細胞を誘導培地中で２時間、室温で一晩インキュベートすることで、タバコ葉の一過性形質転換の準備が整う。処理された細胞は、針が装着されていない３ｍＬシリンジを使用した注射によって、Ｎｉｃｏｔｉａｎａ ｂｅｎｔｈａｍｉａｎａ植物についている葉の下側に浸潤させることができる。

一部の実施形態では、一過性形質転換は、ＧＶ３１０１細胞の１つの集団をｐＦＥＣＴ－ＣＲＩＰ又はｐＴＲＢＯ－ＣＲＩＰでトランスフェクトし、別の集団をｐＦＥＣＴ－Ｐ１９でトランスフェクトし、２つの細胞集団を、３ｍＬ注射器を用いた注射によって、タバコ葉の浸潤のために、等量で一緒に混合することによって達成され得る。

ＣＲＩＰをコードするように動作可能なポリヌクレオチドの安定した組み込みは、本開示でも可能であり、例えば、ＣＲＩＰ ＯＲＦは、安定した植物形質転換技術を使用して植物ゲノムに組み込むこともでき、したがって、ＣＲＩＰは、植物において安定して発現され、形質転換された植物を世代から世代へと保護することができる。植物の安定した形質転換のために、ＣＲＩＰ発現ベクターは、環状又は線状であり得る。ＣＲＩＰ ＯＲＦ、ＣＲＩＰ発現カセット、及び／又は安定した植物形質転換のためのＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドを有するベクターは、当業者に既知であるものに基づいて、並びに／又はＧｅｎｅ Ｄｅｓｉｇｎｅｒ ２．０（Ａｔｕｍ Ｂｉｏ）、ＶｅｃｔｏｒＢｕｉｌｄｅｒ（Ｃｙａｇｅｎ）、ＳｎａｐＧｅｎｅ（登録商標）ビューア、ＧｅｎｅＡｒｔ（商標）プラスミド構築サービス（Ｔｈｅｒｍｏ－Ｆｉｓｈｅｒ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ）、及び／若しくは他の市販のプラスミド設計サービスなどの予測ベクター設計ツールを使用することによって、植物における最適な発現のために慎重に設計されるべきである。Ｔｏｌｍａｃｈｏｖ，Ｄｅｓｉｇｎｉｎｇ ｐｌａｓｍｉｄ ｖｅｃｔｏｒｓ．Ｍｅｔｈｏｄｓ Ｍｏｌ Ｂｉｏｌ．２００９；５４２：１１７－２９を参照されたい。ＣＲＩＰの発現は、通常、トランスジェニック植物の一部又は全ての細胞における転写を促進するプロモーターによって制御される。プロモーターは、強力な植物ウイルスプロモーター、例えば、カリフラワーモザイクウイルス（ＣａＭＶ）由来の構成的３５Ｓプロモーターであり得る。また、プロモーターは、強力な植物プロモーター、例えば、Ａｒａｂｉｄｏｐｓｉｓ ｔｈａｌｉａｎａ由来のヒドロペルオキシドリアーゼプロモーター（ｐＨＰＬ）、ダイズ由来のＧｌｙｃｉｎｅ ｍａｘポリユビキチン（Ｇｍｕｂｉ）プロモーター、異なる植物種（イネ、トウモロコシ、ジャガイモなど）由来のユビキチンプロモーターなどであり得る。植物転写ターミネーターは、多くの場合、ＲＮＡポリメラーゼ及びｍＲＮＡの転写を停止させるために、ＯＲＦの終止コドンの後にあるが多い。ＣＲＩＰの発現を評価するために、レポーター遺伝子（例えば、ＧＵＳストレイニングアッセイのためのβ－グルクロニダーゼ遺伝子（ＧＵＳ）、紫外線下で緑色蛍光を検出するための緑色蛍光タンパク質（ＧＦＰ）遺伝子）をＣＲＩＰ発現ベクターに含めることができる。形質転換植物を選択するために、ＣＲＩＰ発現ベクターには、通常、選択マーカー遺伝子が含まれる。一部の実施形態では、マーカー遺伝子発現産物は、特定の抗生物質（例えば、カナマイシン、ハイグロマイシン）又は特定の除草剤（例えば、グリホサートなど）に対する耐性を、形質転換植物に提供することができる。植物形質転換にアグロインフェクション技術を採用する場合、Ｔ－ＤＮＡ部分を植物に輸送するために、Ｔ－ＤＮＡの左縁及び右縁の配列もＣＲＩＰ発現ベクターに含まれる。

構築されたＣＲＩＰ発現ベクターは、多くのトランスフェクション技術を使用して、植物細胞又は組織にトランスフェクションすることができる。アグロインフェクションは、Ａｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｔｕｍｅｆａｃｉｅｎｓ株又はＡｇｒｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｒｈｉｚｏｇｅｎｅｓ系統を使用して、植物を形質転換する非常に人気のある方法である。粒子衝撃（遺伝子銃又は微粒子銃とも呼ばれる）技術は、植物トランスフェクションの非常に一般的な方法でもある。他のあまり一般的ではないトランスフェクション方法としては、組織エレクトロポレーション、炭化ケイ素ウィスカー、ＤＮＡの直接注入などが挙げられる。トランスフェクション後、トランスフェクトされた植物細胞又は組織を、植物再生培地に配置し、トランスフェクトされた植物細胞又は組織を、トランスジェニック植物に再生させる。

形質転換植物の評価は、ＤＮＡレベル、ＲＮＡレベル、及びタンパク質レベルで達成することができる。安定して形質転換された植物は、これらの全てのレベルで評価することができ、一過的に形質転換された植物は、通常、タンパク質レベルでのみ評価される。ＣＲＩＰ ＯＲＦが、安定して形質転換された植物のゲノムに組み込まれていることを確実にするために、ゲノムＤＮＡを、安定して形質転換された植物組織から抽出し、ＰＣＲ又はサザンブロットを使用して分析することができる。安定して形質転換された植物におけるＣＲＩＰの発現は、例えば、ノーザンブロット又はＲＴ－ＰＣＲを使用して、形質転換された植物組織から抽出された総ｍＲＮＡを分析することによって、ＲＮＡレベルで評価することができる。形質転換された植物におけるＣＲＩＰの発現は、タンパク質レベルで直接評価することもできる。形質転換植物におけるＣＲＩＰの発現を評価するための多くの方法がある。ＣＲＩＰ ＯＲＦにレポーター遺伝子が含まれる場合、レポーター遺伝子アッセイを行うことができる。例えば、一部の実施形態では、ＧＵＳレポーター遺伝子発現用のＧＵＳストレイニングアッセイ、ＧＦＰレポーター遺伝子発現用の緑色蛍光検出アッセイ、ルシフェラーゼレポーター遺伝子発現用のルシフェラーゼアッセイ、及び／又は他のレポーター技術を用いてもよい。

一部の実施形態では、総タンパク質は、Ｂｒａｄｆｏｒｄアッセイを使用してＣＲＩＰの発現を直接評価し、試料中の総タンパク質レベルを評価するために、形質転換された植物組織から抽出することができる。

一部の実施形態では、分析用ＨＰＬＣクロマトグラフィー技術、ウエスタンブロット技術、又はｉＥＬＩＳＡアッセイを採用して、形質転換された植物組織から抽出された総タンパク質試料中のＣＲＩＰを定性的又は定量的に評価することができる。ＣＲＩＰ発現はまた、形質転換された植物組織から抽出された総タンパク質試料を、昆虫バイオアッセイで使用することによって評価することもできる。例えば、一部の実施形態では、形質転換された植物組織又は形質転換された植物自体全体を、昆虫バイオアッセイで使用して、ＣＲＩＰの発現及びそれが植物を保護する能力を評価することができる。

一部の実施形態では、本発明の植物、植物組織、植物細胞、植物種子、又はその一部は、１つ以上のＣＲＩＰ又はそれをコードするポリヌクレオチドを含むことができる。

一部の実施形態では、本発明の植物、植物組織、植物細胞、植物種子、又はその一部は、１つ以上のＣＲＩＰ又はそれをコードするポリヌクレオチドを含むことができ、当該ＣＲＩＰは、本明細書に記載される任意のＣＲＩＰである。例えば、一部の実施形態では、植物、植物組織、植物細胞、植物種子、又はその一部は、ＣＲＩＰを含むことができ、ＣＲＩＰには、以下のうちの１つ以上が含まれるが、これらに限定されない：ＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、ｒκ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｃ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／又はω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２）、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂ、ＴＶＰ、Ａｖ２、Ａｖ３、又はＡＶＰ。加えて、本方法及び技術を使用して、Ｂｔ毒素（例えば、Ｃｒｙ毒素、Ｃｙｔ毒素、又はＶｉｐ）などのペプチド－ＩＡ（例えば、かかる方法に供される殺虫剤、例えば、アミノ酸、ペプチド、又はタンパク質のポリマー）を含む、植物、植物組織、植物細胞、植物種子、又はその一部を生成することができる。

一部の実施形態では、本発明の植物、植物組織、植物細胞、植物種子、又はその一部は、１つ以上のＣＲＩＰ、又はそれをコードするポリヌクレオチドを含むことができ、当該ＣＲＩＰが、配列番号１９２～３７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するクモペプチド、配列番号６０～６４、１９２～３７０、及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／若しくはω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）、配列番号６５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、配列番号１に示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、若しくは６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、配列番号６６、８８～１９１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するサソリペプチド、配列番号３７１～４１１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチド、配列番号４４に示されるアミノ酸配列を有するＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来のＡｖ３ポリペプチド、配列番号４５～４７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、又はコノトキシンと、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、若しくは１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

ＣＲＩＰによる形質転換の成功の確認
植物細胞への異種外来ＤＮＡの導入後、植物ゲノムにおける異種遺伝子の形質転換又は組み込みは、組み込まれた遺伝子と関連する核酸、タンパク質、及び代謝産物の分析などの様々な方法によって確認される。

ＰＣＲ分析は、土壌に移植する前の初期段階で組み込まれた遺伝子の存在について、形質転換された細胞、組織、又は苗条をスクリーニングする迅速な方法である（Ｓａｍｂｒｏｏｋ ａｎｄ Ｒｕｓｓｅｌｌ（２００１）Ｍｏｌｅｃｕｌａｒ Ｃｌｏｎｉｎｇ：Ａ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｍａｎｕａｌ．Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂｏｒ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｐｒｅｓｓ，Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂｏｒ，Ｎ．Ｙ．）。ＰＣＲは、目的の遺伝子又はアグロバクテリウムベクターバックグラウンドなどに特異的なオリゴヌクレオチドプライマーを使用して行われる。

植物の形質転換は、ゲノムＤＮＡのサザンブロット分析によって確認することができる（Ｓａｍｂｒｏｏｋ ａｎｄ Ｒｕｓｓｅｌｌ，２００１，上記）。一般に、全ＤＮＡは、形質転換された植物から抽出され、適切な制限酵素で消化され、アガロースゲル中で分画され、ニトロセルロース又はナイロン膜に移される。次いで、膜又は「ブロット」を、例えば、放射標識^３２Ｐ標的ＤＮＡ断片でプローブして、標準的な技術に従って、植物ゲノムに導入された遺伝子の組み込みを確認する（Ｓａｍｂｒｏｏｋ ａｎｄ Ｒｕｓｓｅｌｌ，２００１，上記）。

ノーザンブロット分析では、ＲＮＡを形質転換植物の特定の組織から単離し、ホルムアルデヒドアガロースゲル中で分画し、当該技術分野で日常的に使用される標準的な手順に従って、ナイロンフィルター上にブロットする（Ｓａｍｂｒｏｏｋ ａｎｄ Ｒｕｓｓｅｌｌ，２００１，上記）。次いで、ＣＲＩＰをコードするポリヌクレオチドによってコードされるＲＮＡの発現は、当該技術分野で既知の方法（Ｓａｍｂｒｏｏｋ ａｎｄ Ｒｕｓｓｅｌｌ，２００１，上記）によって、フィルターをＣＲＩＰに由来する放射性プローブにハイブリダイゼーションすることによって試験する。

トランスジェニック植物について、ウエスタンブロット、生化学的アッセイなどを行って、ＣＲＩＰ上に存在する１つ以上のエピトープに結合する抗体を使用して、標準的な手順によって（Ｓａｍｂｒｏｏｋ ａｎｄ Ｒｕｓｓｅｌｌ，２００１、上記）、ＣＲＩＰ遺伝子によってコードされるタンパク質の存在を確認してもよい。

植物形質転換の成功を決定するために、例えば、クロラムフェニコールに対する耐性、アミノグリコシドＧ４１８、ハイグロマイシンなどのいくつかのマーカーが開発されている。葉緑体代謝に関与する産物をコードする他の遺伝子も、選択マーカーとして使用することができる。例えば、グリホサート、ブロモキシニル、又はイミダゾリノンなどの植物除草剤に耐性を提供する遺伝子は、特定の用途を見出すことができる。かかる遺伝子が報告されている（Ｓｔａｌｋｅｒ ｅｔ ａｌ．（１９８５）Ｊ．Ｂｉｏｌ．Ｃｈｅｍ．２６３：６３１０－６３１４（ブロモキシニル耐性ニトリラーゼ遺伝子）、及びＳａｔｈａｓｉｖａｎ ｅｔ ａｌ．（１９９０）Ｎｕｃｌ．Ａｃｉｄｓ Ｒｅｓ．１８：２１８８（ＡＨＡＳイミダゾリノン耐性遺伝子））。更に、本明細書に開示される遺伝子は、細菌、酵母、又は植物細胞の形質転換を評価するためのマーカーとして有用である。植物、植物器官（例えば、葉、茎、根など）、種子、植物細胞、むかご、胚、又はその子孫における導入遺伝子の存在を検出するための方法は、当該技術分野で周知である。一実施形態では、導入遺伝子の存在は、農薬活性を試験することによって検出される。

ＣＲＩＰ及び／又はＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリヌクレオチドを発現する稔性植物は、農薬活性について試験され得、植物は、更なる育種のために選択される最適な活性を示す。害虫活性をアッセイする方法は、当該技術分野で利用可能である。一般に、タンパク質は混合され、摂食アッセイで使用される。例えば、Ｍａｒｒｏｎｅ ｅｔ ａｌ．（１９８５）Ｊ．ｏｆ Ｅｃｏｎｏｍｉｃ Ｅｎｔｏｍｏｌｏｇｙ ７８：２９０－２９３を参照されたい。

一部の実施形態では、一過性トランスフェクション手順の成功を評価することは、レポーター遺伝子（例えば、ＧＦＰ）の発現に基づいて決定することができる。一部の実施形態では、ＧＦＰは、ＦＥＣＴ及び／又はＴＲＢＯベクターで形質転換されたタバコ葉において、ＵＶ光下で検出され得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ発現は、植物（例えば、タバコ）において定量的に評価され得る。タバコ植物におけるＣＲＩＰ定量化を示す例示的な手順は以下の通りである：１００ｍｇの形質転換された葉組織のディスクを、１０００μＬピペット先端の大きな開口部で葉をパンチすることによって採取する。採取した葉組織を、直径５／３２インチのステンレス鋼研削球を含む２ｍＬマイクロチューブに入れ、－８０℃で１時間凍結し、Ｔｒｏｅｍｎｅｒ－Ｔａｌｂｏｙｓハイスループットホモジナイザーを使用してホモジナイズする。次に、７５０μＬの氷冷ＴＳＰ－ＳＥ１抽出溶液（５０ｍＭのリン酸ナトリウム溶液、１：１００希釈プロテアーゼ阻害剤カクテル、１ｍＭのＥＤＴＡ、１０ｍＭのＤＩＥＣＡ、８％のＰＶＰＰ、ｐＨ７．０）をチューブに添加し、ボルテックスする。次いで、マイクロチューブを、室温で１５分間静置し、次いで、４℃で、１６，０００ｇで１５分間遠心分離する。得られた上清を１００μＬを採取し、底部に空の受け皿Ｃｏｓｔａｒマイクロタイタープレートを備えた０．４５μｍ Ｍｉｌｌｉｐｏｒｅ ＭｕｌｔｉＳｃｒｅｅｎフィルターマイクロタイタープレート中のＳｅｐｈａｄｅｘ Ｇ－５０充填済みカラムにロードする。次いで、マイクロタイタープレートを、４℃で、８００ｇで２分間遠心分離する。次いで、得られた濾液（タバコ葉の総可溶性タンパク質抽出物（ＴＳＰ抽出物）と呼ぶ）は、定量分析の準備が整う。

一部の実施形態では、ＴＳＰ抽出物の総可溶性タンパク質濃度は、Ｐｉｅｒｃｅ Ｃｏｏｍａｓｓｉｅ Ｐｌｕｓタンパク質アッセイを使用して推定することができる。既知の濃度のＢＳＡタンパク質標準を使用して、タンパク質定量化の標準曲線を作成することができる。例えば、２μＬの各ＴＳＰ抽出物を、Ｃｏｏｍａｓｓｉｅ Ｐｌｕｓタンパク質アッセイキットの２００μＬの発色試薬（ＣＰＰＡ試薬）に混合し、１０分間インキュベートすることができる。次いで、制御ソフトウェアとしてＳｏｆｔＭａｘ Ｐｒｏを使用して、ＳｐｅｃｔｒｏＭａｘ－Ｍ２プレートリーダーを使用して、ＯＤ５９５を読み取ることによって発色反応を評価することができる。総可溶性タンパク質の濃度は、ＦＥＣＴ及びＴＲＢＯを介して形質転換された植物からのＴＳＰ抽出物中で、それぞれ約０．７８８±０．２０μｇ／μＬ又は約０．５３３±０．０３μｇ／μＬであり得、その結果を使用して、ｉＥＬＩＳＡアッセイについて、ＴＳＰ（％ＴＳＰ）中の発現されたＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントペプチドの割合を計算することができる。

一部の実施形態では、間接ＥＬＩＳＡ（ｉＥＬＩＳＡ）アッセイを使用して、ＦＥＣＴ及び／又はＴＲＢＯ発現システムで一過的に形質転換されたタバコ葉におけるＣＲＩＰ含有量を定量的に評価することができる。ｉＥＬＩＳＡを使用してＣＲＩＰを定量化する例示的な実施例は、次の通りである：５μＬの葉ＴＳＰ抽出物を、Ｉｍｍｕｌｏｎ ２ＨＤ ９６ウェルプレートのウェル内で、９５μＬのＣＢ２溶液（Ｉｍｍｕｎｏｃｈｅｍｉｓｔｒｙ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ）で希釈し、必要に応じて、段階希釈を行う。次いで、抽出試料から得られた葉タンパク質を、暗所で、室温で３時間ウェル壁をコーティングし、次いでその後、ＣＢ２溶液を除去する。各ウェルを、２００μＬのＰＢＳ（Ｇｉｂｃｏ）で２回洗浄する。１５０μＬのブロッキング溶液（５％の脱脂粉乳を含むＰＢＳ中のＢｌｏｃｋ ＢＳＡ）を各ウェルに添加し、暗所で、室温で１時間インキュベートする。ブロッキング溶液を除去した後、ウェルのＰＢＳ洗浄、１００μＬのＣＲＩＰに対する一次抗体（カスタム抗体はＰｒｏＭａｂ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ，Ｉｎｃ．から市販されている；ＧｅｎＳｃｒｉｐｔ（登録商標）；又は当業者に容易に入手可能な知識を使用して調製される）。ブロッキング溶液中に１：２５０希釈で希釈された抗体を各ウェルに添加し、暗所で、室温で１時間インキュベートする。一次抗体を除去し、各ウェルをＰＢＳで４回洗浄する。１００μＬのＨＲＰコンジュゲート二次抗体（すなわち、一次抗体を生成するために使用した宿主種に対する抗体；ブロッキング溶液中で１：１０００希釈で使用される）を各ウェルに添加し、暗所で１時間室温でインキュベートする。二次抗体を除去し、ウェルを１００μＬのＰＢＳで洗浄する。基質溶液（ＡＢＴＳペルオキシダーゼ基質溶液Ａと溶液Ｂとの１：１混合物、ＫＰＬ）を各ウェルに添加し、十分な発色が明らかになるまで発色反応を進める。１００μＬのペルオキシダーゼ停止溶液を各ウェルに添加して、反応を停止させる。プレート内の各反応混合物の光吸光度を、ＳｐｅｃｔｒｏＭａｘ－Ｍ２プレートリーダーを使用して４０５ｎｍで読み取り、ＳｏｆｔＭａｘ Ｐｒｏを対照ソフトウェアとして使用する。純粋なＣＲＩＰ試料の既知の濃度を段階希釈し、ｉＥＬＩＳＡアッセイで上述したのと同じ方法で処理して、定量分析のための質量－吸光度標準曲線を生成することができる。発現されたＣＲＩＰは、ＦＥＣＴ形質転換タバコからの葉ＴＳＰ抽出物では約３．０９±１．８３ｎｇ／μＬで、及びＴＲＢＯ形質転換タバコからの葉ＴＳＰ抽出物では約３．５６±０．７４ｎｇ／μＬで、ｉＥＬＩＳＡによって検出することができる。あるいは、発現されたＣＲＩＰは、ＦＥＣＴ形質転換植物では、約０．４０％の総可溶性タンパク質（％ＴＳＰ）であり、ＴＲＢＯ形質転換植物では、約０．６７％のＴＳＰであり得る。

殺虫剤（ＩＡ）
殺虫剤（ＩＡ）は、少なくとも幾分の殺虫活性を有する化学物質、分子、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、毒素、有毒物質、毒、殺虫剤、農薬、有機化合物、無機化合物、原核生物又は真核生物（及び当該原核生物又は真核生物から生成される物質）である。

一部の実施形態では、ＩＡは、殺虫活性を示す任意の１つ以上の化学物質、分子、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、毒、殺虫剤、農薬、有機化合物、無機化合物、又はそれらの組み合わせであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、殺虫活性を示す原核生物、真核生物、又はそれらから産生される物質であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下のカテゴリーから選択されるメンバーが含まれるが、これらに限定されない：ＲＮＡｉ、消化中毒剤、０型キチン生合成阻害剤、１型キチン生合成阻害剤、昆虫ウイルス、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａインディカから単離された化合物、未知のＭＯＡを有する化合物、細菌（及びそれ由来の産物）、真菌（及びそれ由来の産物）、線虫（及びそれ由来の産物）、植物抽出物、機械的破壊剤、蛍光増白剤、シリカナノスフィア、キチナーゼ、レクチン、膜侵襲複合体／パーフォリン（ＭＡＣＰＦ）タンパク質、植物ウイルスコートタンパク質－毒素融合体、グリカン結合ドメイン／毒素融合タンパク質、アセチルコリンエステラーゼ（ＡｃｈＥ）阻害剤、ＧＡＢＡ作動性クロライドチャネル遮断剤、ナトリウムチャネル調節剤、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）競合調節剤、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）アロステリック調節剤－部位Ｉ、グルタミン酸作動性クロライドチャネル（ＧｌｕＣｌ）アロステリック調節剤、幼若ホルモン模倣体、その他の非特異的（多部位）阻害剤、弦音器官ＴＲＰＶチャネル調節剤、ダニ成長阻害剤、ミトコンドリアＡＴＰシンターゼの阻害剤、プロトン勾配の破壊を介した酸化的リン酸化の脱共役剤、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）チャネル遮断剤、脱皮撹乱剤（双翅類）、エディソン受容体アゴニスト、オクトパミン受容体アゴニスト、ミトコンドリア複合体ＩＩＩ電子伝達阻害剤、ミトコンドリア複合体Ｉ電子伝達阻害剤、電位依存性ナトリウムチャネル遮断剤、アセチルＣｏＡカルボキシラーゼの阻害剤、ミトコンドリア複合体ＩＶ電子伝達阻害剤、ミトコンドリア複合体ＩＩ電子伝達阻害剤、リアノジン受容体調節剤、弦音器官調節剤－未定義の標的部位、又はＧＡＢＡ作動性クロライドチャネルアロステリック調節剤。

一部の好ましい実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）は、以下から選択され得る：ＲＮＡｉ：ｄｓＲＮＡなど（例えば、ＷｕｐＡ ｄｓＲＮＡ）、食毒：例えば、「パリグリーン」又はアセト亜ヒ酸銅、ヒ酸鉛、ヒ酸カルシウムなどのヒ素、フッ素化合物（例えば、フッ化ナトリウム）、ホウ酸塩（例えば、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、又は三フッ化ホウ素）、キチン生合成阻害剤０型：例えば、ベンゾイル尿素（例えば、ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、Ｎｏｖａｌｕｒｏｎ、ノビフルムロン、テフルベンズロン、又はトリフルムロン）、キチン生合成阻害剤１型：例えば、ブプロフェジン、昆虫ウイルス：例えば、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルス（例えば、グラニュロウイルス（ＧＶ）及び核多角体病ウイルス（ＮＰＶＳ）などのベータバキュロウイルス、例えば、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ（ＧＶ）、Ｔｈａｕｍａｔｏｔｉｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａ（ＧＶ）、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ（ＭＮＰＶ）、又はＨｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ（ＮＰＶ））、及びＰａｒｖｏｖｉｒｉｄａｅウイルス（例えば、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａ ｄｅｎｓｏｖｉｒｕｓ（ＪｃＤＮＶ））、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａから単離された化合物：例えば、アザジラクチン、アザジラジオン、アザジラジオノリド、デアセチルゲデュニン（Ｄｅａｃｅｔｙｌｇｅｄｕｎｉｎ）、デアセチルアザジラクチノール（Ｄｅａｃｅｔｙｌａｚａｄｉｒａｃｈｔｉｎｏｌ）、デスフラノアザジラジオン、エポキシアザジラジオン、ゲデュニン（Ｇｅｄｕｎｉｎ）、マムーディン（Ｍａｈｍｏｏｄｉｎ）、ニームフルイチンＡ、ニームフルイチンＢ、ニンボリド、ニンビン、ニモリシノール、酢酸オーチニン、サランニン、サランノール、アルファ－ニモラクトン、ベータ－ニモラクトン、２’，３’－ジヒドロサランニン、３－デアセチルサランニン、６－デアセチルニンビン、７－アセチル－１６，１７－デヒドロ－１６－ヒドロキシネオトリキレノン、７－ベンゾイルニンボシノール、７－デアセチル－７－ベンゾイルエポキシアザジラジオン、７－デアセチル－７－ベンゾイルゲデュニン、７－デアセチル－１７－エピニモリシノール、１５－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピ－１７－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピアザジラジオン、２０，２１，２２，２３－テトラヒドロ－２３－オキソアザジロン、２２，２３－ジヒドロニモシノール、又は２８－デオキソニンボリド、ＭＯＡが不明な化合物：例えば、ベンゾキシメート、ブロモプロピレート、キノメチオネート、ジコホル、石灰硫黄合剤、ピリダリル、又は硫黄、細菌：発酵固形物、胞子、毒素、及び／又はそれ由来の産物を含む、例えば、Ｂｒｅｖｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｂｒｅｖｉｓ；Ｂｒｅｖｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｂｒｅｖｉｓ毒素（例えば、ＴＩＣ４６７０ ベータ膜孔形成タンパク質）、Ａｌｃａｌｉｇｅｎｅｓ ｆａｅｃａｌｉｓ；Ａｌｃａｌｉｇｅｎｅｓ ｆａｅｃａｌｉｓ毒素（例えば、ＡｆＩＰ－１Ａ／１Ｂ）、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｈｌｏｒｏｒａｐｈｉｓ；Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ｃｈｌｏｒｏｒａｐｈｉｓ毒素（例えば、ＰＩＰ－７２Ａａ）、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ（例えば、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ ＭＨ９６）、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ；Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体（Ｔｃａ）、Ｂｕｒｋｈｏｌｄｅｒｉａ ｓｐｐ、又はＷｏｌｂａｃｈｉｅ ｐｉｐｉｅｎｔｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（例えば、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｅｎｓｉｓ、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素、例えば、傍胞子結晶性毒素（例えば、Ｃｒｙ毒素、Ｃｙｔ毒素などのδ－エンドトキシン）、又は分泌タンパク質（例えば、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２ファミリータンパク質）、菌類：その部分及び／又は産物を含む、例えば、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌、例えば、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科の真菌（例えば、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ若しくはＣｏｒｄｙｃｅｐｓ ｂａｓｓｉａｎａ、及び／又はそれ由来の毒素）、Ｍｅｔａｒｈｉｚｉｕｍ ａｎｉｓｏｐｌｉａｅ（例えば、Ｆ５２株）及びそれ由来の産物、又はＰａｅｃｉｌｏｍｙｃｅｓ ｆｕｍｏｓｏｒｏｓｅｕｓ（例えば、Ａｐｏｐｋａ９７株）及びそれ由来の産物、又は線虫Ｓｔｅｉｎｅｒｎｅｍａ ｇｌａｓｅｒｉ及びそれ由来の産物、線虫：例えば、Ｓｔｅｉｎｅｒｎｅｍａ ｇｌａｓｅｒｉ又はＨｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ ｂａｃｔｅｒｉｏｐｈｏｒａ、植物抽出物：合成物及び／又は抽出物若しくは未精製油を含む、例えば、Ｄｙｓｐｈａｎｉａ ａｍｂｒｏｓｉｏｉｄｅｓ又はアリタソウ抽出物、グリセロールとの脂肪酸モノエステル又はプロパンジオールニーム油、機械的破壊物質：例えば、珪藻土、鉱物、及び／又は合成／天然繊維、蛍光増白剤：例えば、Ｃａｌｃｏｆｌｕｏｒ Ｗｈｉｔｅ Ｍ２Ｒ、シリカナノスフェア：例えば、ＮａｎｏＸａｃｔシリカナノスフェア、キチナーゼ：例えば、Ｓｔｒｅｐｔｏｍｙｃｅｓ ｇｒｉｓｅｕｓ由来のキチナーゼ、レクチン：例えば、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａレクチン（ＳＮＡ）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ－ＩＩ（ＭＡＬ－ＩＩ）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素－Ｉ（ＲＣＡ）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）、コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）、Ｇｒｉｆｆｏｎｉａ ｓｉｍｐｌｉｃｉｆｏｌｉａ－ＩＩ（ＧＳＬ－ＩＩ）、Ｃｏｎ Ａ、Ｌｅｎｓ ｃｕｌｉｎａｒｉｓ凝集素（ＬＣＡ）、マンノース結合レクチン（ＭＢＬ）、ＢａｎＬｅｃ、ガレクチン、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ白血球凝集素（ＰＨＡ－Ｌ）、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ赤血球凝集素（ＰＨＡ－Ｅ）、又はチョウセンアサガオレクチン（ＤＳＬ）、膜侵襲複合体／パーフォリン（ＭＡＣＰＦ）タンパク質：例えば、シダから分離されたＭＡＣＰＦ、又はＧＮＩＰ１Ａａ分離型クロモバクテリウム、植物ウイルスコートタンパク質－毒素融合体：例えば、エンドウマメエネーションモザイクウイルス（ＰＥＭＶ）融合体、又はＰＯＣ抗アブラムシ、グリカン結合ドメイン／毒素融合タンパク質：例えば、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ ＭＨ９６由来のキチナーゼグリカン結合ドメイン、スノードロップレクチン由来のグリカン結合ドメイン、植物ルテオウイルス由来のグリカン結合ドメイン、及び／又は昆虫Ｐａｒｖｏｖｉｒｉｄａｅ又はＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅのウイルス由来のグリカン結合ドメイン。

更に他の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）は、以下の群から選択され得る：アセチルコリンエステラーゼ（ＡｃｈＥ）阻害剤：例えば、カルバメート（例えば、アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、ＸＭＣ、及びキシリルカルブ）、及び有機リン酸塩（例えば、アセフェート、アザメチホス、アジンホスエチル、アジンホスメチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クマホス、シアノホス、デメトン－ｓ－メチル、ダイアジノン、ジクロルボス／ｄｄｖｐ、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホトン、エペリゾン、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イソフェンホス、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトンメチル、パラチオン、パラチオンメチル、フェントエート、ホサロン、ホレート、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、プロフェノホス、プロペテタンホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテプ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン、ピリミホスメチル、イミシアホス、及びイソプロピルｏ－（メトキシアミノチオホスホリル）サリチレート）、ＧＡＢＡ依存性クロライドチャネル遮断薬：例えば、シクロジエン有機塩素系化合物（例えば、クロルデン及びエンドスルファン）、及びフェニルピラゾール（フィプロール）（例えば、エチプロール及びフィプロニル）、ナトリウムチャネル調節剤：例えば、ピレスロイド及びピレトリン（例えば、アクリナトリン、アレトリン、ｄ－ｃｉｓ－ｔｒａｎｓアレトリン、ｄ－ｔｒａｎｓアレトリン、ビフェントリン、ビオアレトリン、ビオアレトリンｓ－シクロペンテニル、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、β－シフルトリン、シハロトリン、λ－シハロトリン、γ－シハロトリン、シペルメトリン、α－シペルメトリン、β－シペルメトリン、θ－シペルメトリン、ζ－シペルメトリン、シフェノトリン［（１ｒ）－トランス異性体］、デルタメトリン、エンペントリン［（ｅｚ）－（１ｒ）－異性体］、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、τ－フルバリネート、カダトリン、ピレトリン（ジョチュウギク）、ハルフェンプロックス、フェノトリン［（１ｒ）－ｔｒａｎｓ－異性体］、プラレトリン、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン［（１ｒ）－異性体］、トラロメトリン、トランスフルトリン、及びペルメトリン）、ＤＤＴ、又はメトキシクロル、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）競合調節剤、例えば、ネオニコチノイド（例えば、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、チアメトキサム）、ニコチン、スルホキシミン（例えば、スルホキサフロール）、ブテノリド（例えば、フルピラジフロン）、及びメソイオン（例えば、トリフルメゾピリム）、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）アロステリック調節剤－部位Ｉ：例えば、スピノシン（例えば、スピネトラム及びスピノサド）、グルタミン酸依存性クロライドチャネル（ＧｌｕＣｌ）アロステリック調節剤：例えば、アベルメクチン及びミルベマイシン（例えば、アバメクチン、安息香酸エマメクチン、レピメクチン、及びミルベメクチン）、幼若ホルモン模倣体：例えば、幼若ホルモン類似体（例えば、ヒドロプレン、キノプレン、及びメトプレン）、フェノキシカルブ、及びピリプロキシフェン、その他の非特異的（マルチサイト）阻害剤：例えば、ハロゲン化アルキル（例えば、臭化メチル及び他のハロゲン化アルキル）、クロルピクリン、吐酒石、及びイソチオシアン酸メチル発生剤（例えば、ダゾメット及びメタム）、弦音器官のＴＲＰＶチャネル調節剤：例えば、ピリジンアゾメチン誘導体（例えば、ピメトロジン及びピリフルキナゾン）、及びピロペン（例えば、アフィドピロペン）、ダニ成長阻害剤：例えば、クロフェンテジン、ジフロビダジン、ヘキシチアゾクス、及びエトキサゾール、ミトコンドリアＡＴＰシンターゼの阻害剤：例えば、ジアフェンチウロン、有機スズ殺ダニ剤（例えば、アゾシクロチン、シヘキサチン、フェンブタチンオキシド）、プロパルギット、及びテトラジホン、プロトン勾配の破壊による酸化的リン酸化の脱共役剤：例えば、ピロール、ジニトロフェノール、及びスルフルラミド（例えば、クロルフェナピル、ＤＮＯＣ、及びスルフルラミド）、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）チャネル遮断剤：例えば、ネライストキシン類似体（例えば、ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシクラム、チオスルタップナトリウム）、脱皮撹乱剤（Ｄｉｐｔｅｒａｎ）：例えば、シロマジン、エクジソン受容体アゴニスト：例えば、ジアシルヒドラジン（例えば、クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、及びテブフェノジド）、オクトパミン受容体アゴニスト：例えば、アミトラズ、ミトコンドリア複合体ＩＩＩ電子伝達阻害剤：例えば、ヒドラメチルノン、アセキノシル、フルアクリピリム、及びビフェナゼート、ミトコンドリア複合体Ｉ電子伝達阻害剤：例えば、ＭＥＴＩ殺ダニ剤及び殺虫剤（例えば、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、及びトルフェンピラド）、及びロテノン、電位依存性ナトリウムチャネル遮断剤：例えば、オキサジアジン（例えば、インドキサカルブ）、及びセミカルバゾン（例えば、メタフルミゾン）、アセチルＣｏＡカルボキシラーゼの阻害剤：例えば、テトロン酸及びテトラム酸誘導体（例えば、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロピジオン、及びスピロテトラマト）、ミトコンドリア複合体ＩＶ電子伝達阻害剤：例えば、リン化物（例えば、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィン、リン化亜鉛）、及びシアン化物（例えば、シアン化カルシウム、シアン化カリウム、及びシアン化ナトリウム）、ミトコンドリア複合体ＩＩ電子伝達阻害剤：例えば、β－ケトニトリル誘導体（例えば、シエノピラフェン及びシフルメトフェン）、及びカルボキシアニリド（例えば、ピフルブミド）、リアノジン受容体調節剤：例えば、ジアミン（例えば、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール、シクラニリプロール、フルベンジアミド、及びテトラニリプロール）、弦音器官調節剤－未定義の標的部位：例えば、フロニカミド、又はＧＡＢＡ依存性クロライドチャネルアロステリック調節剤：例えば、メタ－ジアミド及びイソキサゾリン（例えば、ブロフラニリド、フルキサメタミド）。

一部の実施形態では、ＩＡは、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、遺伝子、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、又は酵素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、植物において発現され得る。例えば、一部の実施形態では、植物、植物組織、植物細胞、植物種子、又はその植物部分で発現するように動作可能なＩＡは、以下のうちの１つ以上を含み得る：ヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、及び／若しくは生物（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｅｎｓｉｓ、及び／若しくはＢａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓとして知られているもの）から単離されたタンパク質、キチナーゼ、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素、ＷｕｐＡ ｄｓＲＮＡ、ＴＩＣ４６７０ β膜孔形成タンパク質、ＡｆＩＰ－１Ａ／１Ｂ、ＰＩＰ－７２Ａａ、ルテオウイルスＣＰ－毒素融合体；Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ ＭＨ９６由来のキチナーゼグリカン結合ドメイン、毒素に融合されたスノードロップレクチン由来のグリカン結合ドメイン、及び毒素に融合された昆虫Ｐａｒｖｏｖｉｒｉｄａｅ又はＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅコートタンパク質ウイルス由来のグリカン結合ドメイン。

ＩＡ：真菌及び真菌毒素
昆虫病原性真菌は、昆虫及び／又は無脊椎動物の寄生虫及び／又は疾患として作用し得る真菌である。その名前が示すように、昆虫病原性真菌は、膜によって明確に区別される核を有する真核生物である。昆虫病原性真菌は、酵母などの単細胞生物（すなわち、単細胞）であり得る。あるいは、それらは、菌糸体を形成する、菌糸として知られる糸状単位を介して多細胞的に形成することができる。菌糸は、横壁によって隔てられた単核又は多核セグメントによって形成される。

菌類の繁殖単位は、胞子又は分生子として知られている。昆虫病原性真菌に関するため、標的昆虫は、通常、これらの生殖単位によって感染する。一般に、昆虫病原性真菌による昆虫の感染は、通常、以下の３つのステップに分類される：（１）昆虫のクチクラでの接着及び胞子発芽、（２）昆虫の血体腔内への侵入、並びに（３）真菌の発生（一般的に、昆虫の死で終わる）。Ｔａｎａｄａ，Ｙ．，＆ Ｋａｙａ，Ｈ．Ｋ．（１９９３），Ｉｎｓｅｃｔ Ｐａｔｈｏｌｏｇｙ．Ｓａｎ Ｄｉｅｇｏ．Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｐｒｅｓｓを参照されたい。

簡潔に、病原性の一般的な経路は、以下のように記載される：昆虫病原性真菌がクチクラを貫通すると、それが血体腔に向かい、そこで、菌糸が、菌糸体若しくは出芽胞子及び／又はプロトプラストに変わる。これらはその後、昆虫の体のあらゆる部分に拡散し、最終的には内臓を破壊する。昆虫の死は、栄養不足、昆虫組織の侵入及び破壊、並びに真菌によって産生される有毒物質による代謝の不均衡によって起こる。Ｇｉｌｌｅｓｐｉｅ，Ａ．Ｔ．ａｎｄ Ｃｌａｙｄｏｎ，Ｎ．Ｔｈｅ ｕｓｅ ｏｆ ｅｎｔｏｍｏｇｅｎｏｕｓ ｆｕｎｇｉ ｆｏｒ ｐｅｓｔ ｃｏｎｔｒｏｌ ａｎｄ ｔｈｅ ｒｏｌｅ ｏｆ ｔｏｘｉｎｓ ｉｎ ｐａｔｈｏｇｅｎｅｓｉｓ．（１９８９），Ｐｅｓｔｉｃ．Ｓｃｉ．，２７：２０３－２１５を参照されたい。

昆虫の体腔内で、感染の成功は、真菌が急速に成長し、昆虫の内部にある障壁を貫通し、昆虫が産生し得る有毒物質に抵抗する遺伝的潜在能力とその防御メカニズムとに依存するであろう。昆虫の主要な防御メカニズムは、異物の封入及びメラニン化である。

昆虫の免疫障壁が克服されると、真菌は腐生的に増殖し、菌糸塊を形成し、血体腔内で生殖構造を生成する。胞子及び無菌の菌糸は、適切な湿度及び温度の条件下で昆虫から現れる。胞子の生成、放出、分散、生存、及び発芽のプロセスは、環境条件に依存することになる。昆虫の死骸が生み出す膨大な数の胞子は、その大部分が全く生き残れない可能性が高いことを部分的に補っている。Ａ．Ｅ．Ｈａｊｅｋ ＆ Ｒ．Ｊ Ｓｔ．Ｌｅｇｅｒ，Ｉｎｔｅｒａｃｔｉｏｎｓ Ｂｅｔｗｅｅｎ Ｆｕｎｇａｌ Ｐａｔｈｏｇｅｎｓ ａｎｄ Ｉｎｓｅｃｔ Ｈｏｓｔｓ，Ａｎｎｕａｌ Ｒｅｖｉｅｗ ｏｆ Ｅｎｔｏｍｏｌｏｇｙ １９９４ ３９：１，２９３－３２２を参照されたい。

一部の実施形態では、ＩＡは、昆虫病原性真菌、又はそれに由来する産物、例えば、菌糸、胞子、又は生殖構造であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、昆虫病原性真菌から産生されるペプチド、タンパク質、又は毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科真菌毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の属から選択される生物又はその毒素であり得る：Ｂｅａｕｖｅｒｉａ、Ｍｅｔａｒｈｉｚｉｕｍ、Ｐａｅｃｉｌｏｍｙｃｅｓ、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ、Ｎｏｍｕｒａｅａ、Ｉｓａｒｉａ、Ｈｉｒｓｕｔｅｌｌａ、Ｓｏｒｏｓｐｏｒｅｌｌａ、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ、Ｃｏｒｄｉｃｅｐｓ、Ｅｎｔｏｍｏｐｈｔｈｏｒａ、Ｚｏｏｐｈｔｈｏｒａ、Ｐａｎｄｏｒａ、Ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｃｏｎｉｄｉｏｂｏｌｕｓ、及びＢａｓｉｄｉｏｂｏｌｕｓ。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｌｂａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｍｏｒｐｈａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｒｅｎａｒｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｓｉａｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｏｎｇｎｉａｒｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｕｍｐｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃａｌｅｄｏｎｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｈｉｒｏｍｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｏｃｃｏｒｕｍ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｒｅｔａｃｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｙｌｉｎｄｒｏｓｐｏｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｌａｃｒｏｉｘｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｎｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｐｅｎｄｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｏｒｙｐｈｏｒａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｆｆｕｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｐｉｇａｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｆｅｌｉｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｅｏｄｅｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｌｏｂｕｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｅｉｍｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｏｐｌｏｃｈｅｌｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｋｉｐｕｋａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｌａｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍａｌａｗｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｄｏｇｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｎｕｂｉｃｏｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｏｒｙｚａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｄｏｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｓｉｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｅｔｅｌｏｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｓｅｕｄｏｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｉｌｅｙｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｕｂｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｈｉｏｔａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｏｂｏｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｐｉｃａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｔｅｐｈａｎｏｄｅｒｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｌｆｕｒｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｎｇｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｅｎｅｌｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｕｎｄｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｌａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖａｒｒｏａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｒｍｉｃｏｎｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｘａｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉａｎｎａｉ毒素、又はＢｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉｒｅｌｌａ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ビューベリシンであり得る。

ビューベリシンは、様々なＦｕｓａｒｉｕｍ種によって産生される真菌毒素であり、並びに真菌Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａによっても産生される。ビューベリシンは、環状ペプチドであり、昆虫、並びにヒト及びマウス細胞株の両方に毒性効果を有する。ビューベリシンの活性は、化合物のイオノフォア特性に起因する。ビューベリシンは、アルカリ金属カチオンと複合体を形成することができ、細胞膜を横断するイオン輸送に影響を与える。更に、ビューベリシンは、コレステロールアセチルトランスフェラーゼの最も強力な阻害剤の１つであることが報告されている。ビューベリシンはまた、アポトーシスによく似た種類の細胞死を誘発することも示されている。間接的な証拠は、ビューベリシンが他のＦｕｓａｒｉｕｍ毒素と協調して作用し、追加の毒性効果を引き起こすことを更に示している。

一部の実施形態では、ＩＡは、化学式Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、化学式Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９を有する「ビューベリシンＡ」毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、化学式Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９を有する「ビューベリシンＢ」毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子であり得る。

昆虫を制御及び／又は阻害するための真菌（ｆｕｎｇｉ）及び真菌（ｆｕｎｇａｌ）毒素を産生、作製、及び使用する例示的な方法は、「真菌株Ｂｅａｕｖｅｒｉａ種ＭＴＣＣ５１８４及びそれ由来の酵素を調製するためのプロセス」と題する米国特許第９，２１７，１４０号、「バッタ科の昆虫に対する真菌殺虫剤」と題する米国特許第６，２６１，５５３号、「バイオ農薬及び害虫制御のための方法」と題する米国特許第８，７０９，３９９号、「ピーカンゾウムシなどの昆虫の制御のための方法及び材料」と題する米国特許第７，２４１，６１２号、及び「Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａによるＶａｒｒｏａダニのバイオ制御」と題する米国特許第８，２２６，９３８号に記載されている（これらの開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

ＩＡ：レクチン
レクチンは、遊離炭水化物及び／又は細胞膜の複合糖質を認識し、特定の方法で可逆的に結合することができるポリペプチドである。レクチンは、グリカン結合タンパク質（ＧＢＰ）の２つのグループのうちの１つであり、もう一方は、硫酸化グリコサミノグリカン（ＧＡＧ）結合タンパク質である。動物界、植物界、真菌界、原生生物界、古細菌界、細菌界、及びウイルス界に見出されるレクチンは、由来生物に応じて非常に異なる生物学的機能を有する。例えば、哺乳動物では、内因性レクチンは、細胞－細胞外マトリックス（ＥＣＭ）、配偶子受精、細胞と細胞の自己認識、胚発生、細胞増殖、分化、シグナル伝達、接着、及び遊走、アポトーシス、宿主－病原体相互作用、免疫調節及び炎症、糖タンパク質フォールディング及びルーティング、有糸分裂誘導、並びに恒常性に関与する。

典型的には、レクチンは、細胞膜又は遊離炭水化物（例えば、多糖類、糖タンパク質、又は糖脂質）に結合している炭水化物に対して高い特異性で可逆的に結合する能力を有する少なくとも１つの非触媒ドメインを有する。このドメインは、炭水化物認識ドメイン（ＣＲＤ）として知られている。一部の実施形態では、レクチンの例としては、以下が挙げられる：タチナタマメから単離されるコンカナバリンＡ（ＣｏｎＡ）。ＣｏｎＡは、グルコース、マンノース、並びにマンノース及び／又はグルコースのグリコシドに結合する。コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）は、Ｎ－アセチルグルコサミン及びそのグリコシドに結合する別のレクチンである。アカインゲンマメレクチンは、Ｎ－アセチルグルコサミンに結合し、ピーナッツ凝集素は、ガラクトース及びガラクトシドに結合する。レクチンの構造及び生物学の例示的な概説は、Ｅｓｓｅｎｔｉａｌｓ ｏｆ Ｇｌｙｃｏｂｉｏｌｏｇｙ，３ｒｄ ｅｄｉｔｉｏｎ．Ｖａｒｋｉ Ａ，Ｃｕｍｍｉｎｇｓ ＲＤ，Ｅｓｋｏ ＪＤ，ｅｔ ａｌ．，ｅｄｉｔｏｒｓ．Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂｏｒ（ＮＹ）：Ｃｏｌｄ Ｓｐｒｉｎｇ Ｈａｒｂｏｒ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｐｒｅｓｓ；２０１５－２０１７に見出すことができる。

レクチンは、その多様な役割及び構造により、いくつかの基準に従って分類することができ、例えば、レクチンは、細胞局在に基づいて分類することができる（例えば、細胞外レクチン、細胞内小胞体（ＥＲ）レクチン、ゴルジレクチン、細胞質レクチン、膜結合レクチン）。Ｌａｋｈｔｉｎ ｅｔ ａｌ．，Ｌｅｃｔｉｎｓ ｏｆ ｌｉｖｉｎｇ ｏｒｇａｎｉｓｍｓ．Ｔｈｅ ｏｖｅｒｖｉｅｗ．Ａｎａｅｒｏｂｅ．２０１１ Ｄｅｃ；１７（６）：４５２－５を参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

また、構造又は配列の類似性を使用して、レクチンを分類することもできる（例えば、βプリズムレクチン（Ｂ型）、カルシウム依存性レクチン（Ｃ型）、フィコリン－フィブリノーゲン／コラーゲンドメインを有するレクチン（Ｆ型）、ニンニク及びスノードロップレクチン（Ｇ型）、ヒアルロナン結合タンパク質又はヒアルアドヘリン（Ｈ型）、免疫グロブリンスーパーファミリーレクチン（Ｉ型）、ジョコブ及び関連レクチン（Ｊ型）、豆類種子レクチン（Ｌ型）、αマンノシダーゼ関連レクチン（Ｍ型）、ヌクレオチドホスホヒドロラーゼレクチン（Ｎ型）、リシンレクチン（Ｒ型）、Ｔａｃｈｙｐｌｅｕｓ ｔｒｉｄｅｎｔａｔｕｓレクチン（Ｔ型）、コムギ胚芽凝集素レクチン（Ｗ型）、ツメガエル卵レクチン（Ｘ型））。Ｋｕｍａｒ ｅｔ ａｌ．，Ｂｉｏｌｏｇｉｃａｌ ｒｏｌｅ ｏｆ ｌｅｃｔｉｎｓ：Ａ ｒｅｖｉｅｗ．Ｊ．Ｏｒｏｆａｃ．Ｓｃｉ．２０１２；４：２０－２５を参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

あるいは、炭水化物特異性を使用してレクチンを分類することもできる。例えば、動物及び植物に基づくもの（例えば、ｄ－マンノース（ｄ－グルコース）結合レクチン、２－アセトアミド－２－デオキシ－グルコース結合レクチン、２－アセトアミド－２－デオキシ－ガラクトース結合レクチン、ｄ－ガラクトース結合レクチン、ｌ－フコース結合レクチン、他のレクチン）、又は全ての生物に基づくもの（例えば、グルコース／マンノース結合レクチン、ガラクトース及びＮ－アセチル－ｄ－ガラクトサミン結合レクチン、ｌ－フコース結合レクチン、シアル酸結合レクチン）。Ｇｏｌｄｓｔｅｉｎ Ｉ．Ｊ．，＆ Ｈａｙｅｓ Ｃ．Ｅ．Ｔｈｅ Ｌｅｃｔｉｎｓ：Ｃａｒｂｏｈｙｄｒａｔｅ－ｂｉｎｄｉｎｇ ｐｒｏｔｅｉｎｓ ｏｆ ｐｌａｎｔｓ ａｎｄ ａｎｉｍａｌｓ．Ａｄｖ．Ｃａｒｂｏｈｙｄｒ．Ｃｈｅｍ．Ｂｉｏｃｈｅｍ．１９７８；３５：１２７－３４０；ａｎｄ Ｋｕｍａｒ ｅｔ ａｌ．，Ｂｉｏｌｏｇｉｃａｌ ｒｏｌｅ ｏｆ ｌｅｃｔｉｎｓ：Ａ ｒｅｖｉｅｗ．Ｊ．Ｏｒｏｆａｃ．Ｓｃｉ．２０１２；４：２０－２５を参照されたい（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

レクチンの結合ドメインを特徴付けることは、関連する接触及びタンパク質動態のＸ線共結晶学、ＮＭＲ、及びＭＳマッピング、標識されたハプテンに対する平衡透析、濾過（例えば、膜）による平衡結合、遠心分離（可溶化受容体）を伴うＰＥＧによって停止される平衡結合、多価リガンドの使用、多価受容体プローブの使用、Ｂｉａｃｏｒｅリアルタイム動態、並びに／又は細胞接着の速度、例えば、固定化グリカン又は受容体への剪断下での流れを評価することによって達成することができる。

レクチン配列、３Ｄ Ｘ線構造、及びレクチンに関する参考文献は、ウェブサイト：ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｕｎｉｌｅｃｔｉｎ．ｅｕ／ｕｎｉｌｅｃｔｉｎ３Ｄ／から入手することができる。Ｂｏｎｎａｒｄｅｌ ｅｔ ａｌ．，ＵｎｉＬｅｃｔｉｎ３Ｄ，ａ ｄａｔａｂａｓｅ ｏｆ ｃａｒｂｏｈｙｄｒａｔｅ ｂｉｎｄｉｎｇ ｐｒｏｔｅｉｎｓ ｗｉｔｈ ｃｕｒａｔｅｄ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ ｏｎ ３Ｄ ｓｔｒｕｃｔｕｒｅｓ ａｎｄ ｉｎｔｅｒａｃｔｉｎｇ ｌｉｇａｎｄｓ．Ｎｕｃｌｅｉｃ Ａｃｉｄｓ Ｒｅｓ．２０１９ Ｊａｎ ８；４７（Ｄ１）：Ｄ１２３６－Ｄ１２４４を参照されたい（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、ＩＡは、レクチンであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、レクチンであり得、当該レクチンは、ＣＲＩＰに融合されておらず、ＣＲＩＰに動作可能に連結されてもいない。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下のうちの１つであり得る：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａレクチン（ＳＮＡ）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ－ＩＩ（ＭＡＬ－ＩＩ）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素－Ｉ（ＲＣＡ）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）、コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）、Ｇｒｉｆｆｏｎｉａ ｓｉｍｐｌｉｃｉｆｏｌｉａ－ＩＩ（ＧＳＬ－ＩＩ）、Ｃｏｎ Ａ、Ｌｅｎｓ ｃｕｌｉｎａｒｉｓ凝集素（ＬＣＡ）、マンノース結合レクチン（ＭＢＬ）、ＢａｎＬｅｃ、ガレクチン、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ白血球凝集素（ＰＨＡ－Ｌ）、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ赤血球凝集素（ＰＨＡ－Ｅ）、及びＤａｔｕｒａ ｓｔｒａｍｏｎｉｕｍレクチン（ＤＳＬ）。

一部の実施形態では、ＩＡは、表３に列挙されるレクチンのうちの１つ以上であり得る。例えば、一部の実施形態では、レクチンは、配列番号３５、５９５～６１５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列又はそのバリアントと、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有することができる。

一部の実施形態では、ＩＡは、配列番号３５、５９５～６１５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

ＩＡ：キチナーゼ
一部の実施形態では、ＩＡは、キチナーゼであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｔｒｉｃｈｏｄｅｒｍａ ｖｉｒｉｄｅ由来のキチナーゼであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、配列番号６２０に示されるアミノ酸配列を有するキチナーゼであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、キチナーゼであり得、配列番号６２０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。

ＩＡ：Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物
Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ（ニーム、ニムツリー、インディアンライラックとしても知られている）は、マホガニーＭｅｌｉａｃｅａｅ科の樹木である。インド亜大陸原産のＡｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａは、典型的には、熱帯及び亜熱帯地域で生育する。

Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａは何世紀にもわたって農薬の供給源として使用されてきた。様々なニーム種子抽出物、特に親水性テトラノルトリテルペノイドであるアザジラクチンを含有する種子抽出物は、様々な目に属する多数の昆虫種の摂食行動、変態（昆虫成長調節［ＩＧＲ］効果）、繁殖力、及び適合性に影響を与えることが知られている。

アザジラクチンは、ニーム木（Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ）から抽出されたリミノイドクラスのテトラノルトリテルペノイド植物性殺虫剤である。これは、高度に酸化されたテトラノルトリテルペノイドであり、エノールエーテル、アセタール、ヘミアセタール、及び四置換オキシラン、並びに様々なカルボン酸エステルを含む、たくさんの酸素官能基を有する。

アザジラクチンは、昆虫ホルモンである「エクジソン」と構造的に類似している。これらのホルモンは、典型的には、昆虫が幼虫から蛹、蛹から成虫へ移行するときの変態の過程を制御する。アザジラクチンは、主に、「エクジソン遮断剤」として作用する。昆虫の重要なホルモンの生成及び放出を遮断する。そのため、昆虫は脱皮することができない。アザジラクチンはまた、昆虫の交尾及び性的コミュニケーションを妨げ、幼虫及び成虫を撃退し、雌が卵を産むのを抑止し、成虫を不妊化し、摂食を抑止することが知られている。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、アザジラクチン、アザジラジオン、アザジラジオノリド、デアセチルゲデュニン、デアセチルアザジラクチノール、デスフラノアザジラジオン、エポキシアザジラジオン、ゲデュニン、マムーディン、ニームフルイチンＡ、ニームフルイチンＢ、ニンボリド、ニンビン、ニモリシノール、酢酸オーチニン、サランニン、サランノール、アルファ－ニモラクトン、ベータ－ニモラクトン、２’，３’－ジヒドロサランニン、３－デアセチルサランニン、６－デアセチルニンビン、７－アセチル－１６，１７－デヒドロ－１６－ヒドロキシネオトリキレノン、７－ベンゾイルニンボシノール、７－デアセチル－７－ベンゾイルエポキシアザジラジオン、７－デアセチル－７－ベンゾイルゲデュニン、７－デアセチル－１７－エピニモリシノール、１５－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピ－１７－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピアザジラジオン、２０，２１，２２，２３－テトラヒドロ－２３－オキソアザジロン、２２，２３－ジヒドロニモシノール、又は２８－デオキソニンボリドであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、アザジラクチンであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有するアザジラクチンであり得る。

アザジラクチンを抽出する例示的な方法は、「アザジラクチン抽出プロセス」と題する米国特許第６，３１２，７３８号に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

ニーム種子材料からアザジラクチン濃縮物を産生する例示的な方法は、「ニーム種子材料からアザジラクチン濃縮物を産生する方法」と題するＰＣＴ出願第ＷＯ１９９５／００２９６２Ａ１号に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

アザジラクチンを精製する例示的な方法は、「ニーム種子から粉末で精製されたアザジラクチンを調製するためのプロセス及びアザジラクチンを含有する安定した水性組成物」と題する米国特許第５，７３６，１４５号に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

アザジラクチンを含む組成物を生成及び保存する例示的な方法は、「アザジラクチンを含有する保存安定性農薬製剤」と題する米国特許第６，８１１，７９０号に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

アザジラクチンを作製及び使用する例示的な方法は、「農薬、及び多種多様な害虫を制御する方法」と題する米国特許第９，６３５，８５８号に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

例示的なアザジラクチン抽出物及び組成物は、「殺虫性水素化ニーム抽出物」と題する米国特許第４，９４３，４３４号、「疎水性抽出ニーム油－新規の殺虫剤」と題する米国特許第５，４１１，７３６号、及び「ニーム油及びニームワックス画分に由来する殺虫性組成物」と題する米国特許第５，３７２，８１７号に開示されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

ＩＡ：ホウ素化合物
一部の実施形態では、ＩＡは、ホウ素化合物であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ホウ酸、テトラヒドロキシドジボロン、ホウ酸塩、酸化ホウ素、ボラン、又は前述のいずれかの任意の組み合わせであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ボラン及び／又はホウ酸エステルであり得、水性媒体中でホウ素の酸化物を生成する。

一部の実施形態では、ホウ素化合物は、ホウ酸、ホウ酸塩（例えば、塩基性ホウ酸ナトリウム（ホウ砂））、又はホウ酸とホウ酸塩との混合物である。

一部の実施形態では、ＩＡは、ホウ酸塩であり得る。好適なホウ酸塩としては、過ホウ酸塩、メタホウ酸塩、四ホウ酸塩、八ホウ酸塩、ホウ酸エステル、及び前述のいずれかの任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。好ましいホウ酸塩としては、金属ホウ酸塩（例えば、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸亜鉛、及びホウ酸カリウム）、例えば、四ホウ酸二ナトリウム十水和物、八ホウ酸二ナトリウム四水和物、メタホウ酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム一水和物、八ホウ酸二ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム五水和物、四ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸銅、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、及びそれらの任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。

一部の実施形態では、ＩＡは、ホウ砂（例えば、ホウ酸ナトリウム十水和物－１０ｍｏｌ Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．１０Ｈ_２Ｏ又はホウ酸ナトリウム五水和物－５ｍｏｌ Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．５Ｈ_２Ｏ）であり得る。

他の実施形態では、ＩＡは、ホウ素化合物であり得、ホウ砂の代替物として、有効量で利用され得る（又はホウ砂若しくは互いに組み合わせて、有効量で利用され得る）。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、無水ホウ砂（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７）、四ホウ酸アンモニウム（（ＮＨ_４）_２Ｂ_４Ｏ_７．４Ｈ_２Ｏ）、五ホウ酸アンモニウム（（ＮＨ_４）_２Ｂ_１０Ｏ_１６．８Ｈ_２Ｏ）、五ホウ酸カリウム（Ｋ_２Ｂ_１０Ｏ_１６．８Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸カリウム（Ｋ_２Ｂ_４Ｏ_７．４Ｈ_２Ｏ）、メタホウ酸ナトリウム（（８ｍｏｌ）Ｎａ_２Ｂ_２Ｏ_４．８Ｈ_２Ｏ）、メタホウ酸ナトリウム（（４ｍｏｌ）Ｎａ_２Ｂ_２Ｏ_４．４Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸二ナトリウム十水和物（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．１０Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸二ナトリウム五水和物（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．５Ｈ_２Ｏ）、八ホウ酸二ナトリウム四水和物（Ｎａ_２Ｂ_８Ｏ_１３．４Ｈ_２Ｏ）、又はそれらの組み合わせであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ホウ素化合物であり得、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、及び三フッ化ホウ素からなる群から選択される。

一部の実施形態では、ＩＡは、ホウ酸であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有するホウ酸であり得る。

ホウ素化合物及び／又はホウ素含有化合物の生成及び使用を記載する例示的な方法は、「殺虫剤」と題する米国特許第４９０，６８８号、「防虫剤」と題する米国特許第１，０２９，２０３号、「ローチ錠剤の組成物及び調製方法」と題する米国特許第１，６３６，６８８号、「シロアリベイト組成物」と題する米国特許第４，３６３，７９８号、「害虫駆除組成物」と題する米国特許第４，９５９，２２１号、「害虫制御組成物」と題する米国特許第５，８７１，７８０号、及び「二重作用害虫制御製剤及び方法」と題する米国特許第８，７７８，３７２号に開示されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

ＩＡ：ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、昆虫種と接触した場合に殺虫活性を有するウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ＤＮＡウイルス又はＲＮＡウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、アスコウイルス、バキュロウイルス、デンソウイルス、エントモポックスウイルス、ヒトロサウイルス、イリドウイルス、ヌディウイルス、ポリドナウイルス、ジシストロウイルス、イフラウイルス、ノダウイルス、テトラウイルス、又はサイポウイルスであり得る。

Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、アスコウイルス（例えば、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｂ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｃ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｄ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｅ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｆ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｇ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｈ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｊ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ａ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｉ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａアスコウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａアスコウイルス５ａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ｃ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ｄ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｂ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｃ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｄ、又はＴｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス６ｂ）であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、ツアーズウイルス、例えば、Ｄｉａｄｒｏｍｕｓ ｐｕｌｃｈｅｌｌｕｓツアーズウイルス、Ｄｉａｄｒｏｍｕｓ ｐｕｌｃｈｅｌｌｕｓアスコウイルス４ａ、又はＤａｓｉｎｅｕｒａ ｊｕｊｕｂｉｆｏｌｉａツアーズウイルス２ａであり得る。

Ｄｅｎｓｏｖｉｒｉｎａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、Ｄｅｎｓｏｖｉｒｉｎａｅ科由来のウイルスであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、アンビデンソウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるアンビデンソウイルスであり得る：ヒトデアンビデンソウイルス１、ヒトデ関連デンソウイルス、Ｂｌａｔｔｏｄｅａｎアンビデンソウイルス１、Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａデンソウイルス、Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａデンソウイルスＧｕｏ／２０００、Ｂｌａｔｔｏｄｅａｎアンビデンソウイルス２、Ｂｌａｔｔｅｌｌａ ｇｅｒｍａｎｉｃａデンソウイルス１、Ｄｅｃａｐｏｄアンビデンソウイルス１、Ｃｈｅｒａｘ ｑｕａｄｒｉｃａｒｉｎａｔｕｓデンソウイルス、Ｄｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｐｌａｎｏｃｏｃｃｕｓ ｃｉｔｒｉデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス２、Ｄｙｓａｐｈｉｓ ｐｌａｎｔａｇｉｎｅａデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス３、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅデンソウイルス、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅ ｎｉｃｏｔｉａｎａｅデンソウイルス、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｓｏｌｅｎｏｐｓｉｓ ｉｎｖｉｃｔａデンソウイルス、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａデンソウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａデンソウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａデンソウイルスｐＢＲＪ／１９９０、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｌｏｒｅｙｉデンソウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓデンソウイルス、Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ａｃｈｅｔａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａデンソウイルス、未分類のアンビデンソウイルス、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ関連アンビデンソウイルス、未分類のデンソウイルス、アンビデンソウイルスＣａａＤＶ１、アンビデンソウイルスＣａａＤＶ２、Ａｔｒａｔｏ Ｄｅｎｓｏ様ウイルス、Ａｔｒａｔｏ Ｄｅｎｓｏ様ウイルス１、デンソウイルスＳＣ１０６５、デンソウイルスＳＣ１１１８、デンソウイルスＳＣ１１６、デンソウイルスＳＣ２１２１、デンソウイルスＳＣ２２０９、デンソウイルスＳＣ２２２８、デンソウイルスＳＣ２８８６、デンソウイルスＳＣ３７４９、デンソウイルスＳＣ３９０８、デンソウイルスＳＣ４０９２、デンソウイルスＳＣ４４４、デンソウイルスＳＣ５２５、Ｄｉａｐｈｏｒｉｎａ ｃｉｔｒｉデンソウイルス、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓデンソウイルス、Ｌｕｐｉｎｅ ｆｅｃｅｓ関連デンソウイルス、Ｌｕｐｉｎｅ ｆｅｃｅｓ関連デンソウイルス２、又はアンビデンソウイルス種。

Ｅｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、Ｅｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科由来のウイルスであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、アルファエントモポックスウイルス、ベータエントモポックスウイルス、Ｄｉａｃｈａｓｍｉｍｏｒｐｈａエントモポックスウイルス、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓエントモポックスウイルス、又はいくつかのこれまで未分類のＥｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるＥｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科ウイルスであり得る：Ａｎｏｍａｌａ ｃｕｐｒｅａエントモポックスウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉエントモポックスウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉエントモポックスウイルス「Ｌ」、Ａｍｓａｃｔａ ｍｏｏｒｅｉエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｂｉｅｎｎｉｓエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａエントモポックスウイルス「Ｌ」、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａエントモポックスウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス「Ｌ」、未分類のベータエントモポックスウイルス、Ｄｉａｃｈａｓｍｉｍｏｒｐｈａ ｌｏｎｇｉｃａｕｄａｔａエントモポックスウイルス、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓエントモポックスウイルス「Ｏ」、Ａｎａｃｒｉｄｉｕｍ ａｅｇｙｐｔｉｕｍエントモポックスウイルス、Ｃａｌｌｉｐｔａｍｕｓ ｉｔａｌｉｃｕｓエントモポックスウイルス、Ｃｈｉｒｏｎｏｍｕｓ ｄｅｃｏｒｕｓエントモポックスウイルス、Ｇｏｍｐｈｏｃｅｒｕｓ ｓｉｂｉｒｉｃｕｓエントモポックスウイルス、Ｈｏｍｏｎａ ｃｏｆｆｅａｒｉａエントモポックスウイルス、Ｌｉｎｅｐｉｔｈｅｍａ ｈｕｍｉｌｅエントモポックスウイルス１、Ｏｅｄａｌｅｕｓ ａｓｉａｔｉｃｕｓエントモポックスウイルス、又はＰｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス。

Ｉｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、Ｉｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス（例えば、イリドウイルス）であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるＩｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスであり得る：Ｔｉｐｕｌａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス３１、Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｖｕｌｇａｒｅイリデッセントウイルス、Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａイリデッセントウイルス、Ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ ｓｃａｂｅｒイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス６、Ｇｒｙｌｌｕｓ ｂｉｍａｃｕｌａｔｕｓイリドウイルス、未分類のイリドウイルス、Ａｃｅｔｅｓ ｅｒｙｔｈｒａｅｕｓイリドウイルス、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓイリデッセントウイルス、Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｄｅｃｏｒｕｍイリデッセントウイルス、バラマンディパーチ（Ｂａｒｒａｍｕｎｄｉ ｐｅｒｃｈ）イリドウイルス、ブルーギルサンフィッシュイリドウイルス、セイタカヒイラギ（Ｃｏｍｍｏｎ ｐｏｎｙｆｉｓｈ）イリドウイルス、クリムゾンスナッパー（Ｃｒｉｍｓｏｎ ｓｎａｐｐｅｒ）イリドウイルス、Ｄｅｃａｐｔｅｒｕｓ ｍａｃｒｏｓｏｍａイリドウイルス、Ｇａｚｚａ ｍｉｎｕｔａイリドウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス１６、Ｃｏｓｔｅｌｙｔｒａ ｚｅａｌａｎｄｉｃａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２、Ｓｅｒｉｃｅｓｔｈｉｓイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２３、Ｈｅｔｅｒｏｎｙｃｈｕｓ ａｒａｔｏｒイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２４、Ａｐｉｓ ｃｅｒａｎａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２９、Ｔｅｎｅｂｒｉｏ ｍｏｌｉｔｏｒイリデッセントウイルス、イリドウイルスバラマンディ／Ｑｕａｎｇ Ｎｉｎｈ／ＶＮＭ／２００８、イリドウイルスＩＶ３１、スズキ（Ｊａｐａｎｅｓｅ ｓｅａ ｂａｓｓ）イリドウイルス、Ｌａｇｏｃｅｐｈａｌｕｓ ｓｃｅｌｅｒａｔｕｓイリドウイルス、Ｌａｔｅｓ ｃａｌｃａｒｉｆｅｒイリドウイルス、Ｌｅｉｏｇｎａｔｈｕｓ ｓｐｌｅｎｄｅｎｓイリドウイルス、Ｍａｒｂｌｅ ｇｏｂｙイリドウイルス、Ｏｒｂｉｃｕｌａｔｅ ｂａｔｆｉｓｈイリドウイルス、Ｐａｒａｐｒｉｓｔｉｐｏｍａ ｔｒｉｌｉｎｅａｔｕｍイリドウイルス、パーチイリドウイルス６０３－２／Ｃｈｉｎａ、Ｐｏｌｙｄａｃｔｙｌｕｓ ｓｅｘｔａｒｉｕｓイリドウイルス、Ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ ｓｉｃｕｌｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓイリデッセントウイルス、Ｐｙｒｒｈａｌｔａ ｌｕｔｅｏｌａイリデッセントウイルス、Ｒａｎａ ｔｅｍｐｏｒａｒｉａ Ｕｎｉｔｅｄ Ｋｉｎｇｄｏｍイリドウイルス１、Ｒａｎａ ｔｅｍｐｏｒａｒｉａ Ｕｎｉｔｅｄ Ｋｉｎｇｄｏｍイリドウイルス２、ヘダイ（Ｓｉｌｖｅｒ ｓｅａ ｂｒｅａｍ）イリドウイルス、ライギョイリドウイルス、イシガレイイリドウイルス６０３－３／Ｃｈｉｎａ、イシガレイイリドウイルス７２４／Ｃｈｉｎａ、チョウザメイリドウイルス、Ｓｙｎｏｄｕｓ ｉｎｄｉｃｕｓイリドウイルス、又はＴｒｉｃｈｏｎｉｓｃｕｓ ｐａｎｏｒｍｉｄｅｎｓｉｓイリデッセントウイルス。

Ｎｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、Ｎｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス、例えば、アルファヌディウイルス、ベータヌディウイルス、又はいくつかのこれまで未分類のＮｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるＮｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスであり得る：Ｇｒｙｌｌｕｓ ｂｉｍａｃｕｌａｔｕｓヌディウイルス、Ｏｒｙｃｔｅｓ ｒｈｉｎｏｃｅｒｏｓヌディウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｚｅａヌディウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａヌディウイルス２、Ａｌｌｏｍｙｒｉｎａウイルス、Ｄｒｏｓｏｐｈｉｌａ ｉｎｎｕｂｉｌａヌディウイルス、ＤｒｏｓｏｐｈｉｌａヌディウイルスＲＬＵ－２０１１、Ｅｓｐａｒｔｏウイルス、Ｈｏｍａｒｕｓ ｇａｍｍａｒｕｓヌディウイルス、Ｋａｌｌｉｔｈｅａウイルス、ＭａｃｒｏｂｒａｃｈｉｕｍヌディウイルスＣＮ－ＳＬ２０１１、Ｍａｕｔｅｒｎｂａｃｈウイルス、Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ内因性ヌディウイルス、Ｐｅｎａｅｕｓ ｍｏｎｏｄｏｎヌディウイルス、Ｔｉｐｕｌａ ｏｌｅｒａｃｅａヌディウイルス、又はＴｏｍｅｌｌｏｓｏウイルス。

Ｉｆｌａｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるＩｆｌａｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスであり得る：Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｅｒｎｙｉイフラウイルス、Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅウイルス、Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅウイルス－ＵＫ、Ｄｅｆｏｒｍｅｄ ｗｉｎｇウイルス、Ｋａｋｕｇｏウイルス、ＶＤＶ－１／ＤＷＶ組換え、Ｄｉｎｏｃａｍｐｕｓ ｃｏｃｃｉｎｅｌｌａｅ麻痺ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａ ｐｉｃｏｒｎａ様ウイルス、Ｉｎｆｅｃｔｉｏｕｓ ｆｌａｃｈｅｒｉｅウイルス、Ｉｎｆｅｃｔｉｏｕｓ ｆｌａｃｈｅｒｉｅウイルス分離株ｓｉｌｋｗｏｒｍ、Ｉｘｏｄｅｓ ｈｏｌｏｃｙｃｌｕｓイフラウイルス、Ｌｙｇｕｓ ｌｉｎｅｏｌａｒｉｓウイルス１、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒイフラウイルス１、Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ ｈｏｎｅｙｄｅｗウイルス１、Ｐｅｒｉｎａ ｎｕｄａウイルス、Ｓａｃｂｒｏｏｄウイルス、ＳａｃｂｒｏｏｄウイルスＣＳＢＶ－ＬＮ／Ｃｈｉｎａ／２００９、Ｓｌｏｗ ｂｅｅ麻痺ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａイフラウイルス１、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａイフラウイルス２、Ｖａｒｒｏａ ｄｅｓｔｒｕｃｔｏｒウイルス１、未分類のイフラウイルス、ＡＣＴ ｆｌｅａイフラウイルス、Ａｅｄｅｓ ｖｅｘａｎｓイフラウイルス、Ａｒｍｉｇｅｒｅｓイフラウイルス、コウモリイフラウイルス、ミツバチイフラウイルス１、ブラックベリーイフラウイルスＡ、ブラックベリーイフラウイルスＢ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉイフラウイルス、Ｂｒｅｖｅｓイフラウイルス、Ｄｉａｍｏｎｄｂａｃｋ ｍｏｔｈイフラウイルス、Ｆｏｒｍｉｃａ ｅｘｓｅｃｔａウイルス２、Ｈａｅｍａｐｈｙｓａｌｉｓ ｆｌａｖａイフラウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｎｉｕｓ ｅｒａｔｏイフラウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａイフラウイルス、Ｍｉｄｇｅイフラウイルス９０Ｃ０、Ｍｉｎｉｏｐｔｅｒｕｓ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓｕｓイフラウイルス、Ｍｏｋｕウイルス、Ｎａｓｏｎｉａ ｖｉｔｒｉｐｅｎｎｉｓウイルス、Ｐｉｒｉｚａｌイフラウイルス、Ｐｓａｍｍｏｔｅｔｔｉｘ ａｌｉｅｎｕｓイフラウイルス１、Ｒｏｎｄｏｎｉａイフラウイルス１、Ｒｏｎｄｏｎｉａイフラウイルス２、Ｓｃａｐｈｏｉｄｅｕｓ ｔｉｔａｎｕｓイフラウイルス１、Ｓｃａｐｈｏｉｄｅｕｓ ｔｉｔａｎｕｓイフラウイルス２、ＶＤＶ－１／ＤＷＶ組換え４、Ｖｅｓｐａ ｖｅｌｕｔｉｎａ Ｍｏｋｕウイルス、又はＸｙｓｔｉｃｕｓ ｃｒｉｓｔａｔｕｓイフラウイルス。

Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス
一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、アルファバキュロウイルス、ベータバキュロウイルス、デルタバキュロウイルス、ガンマバキュロウイルス、又はこれまで未分類のＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるアルファバキュロウイルスのウイルスであり得る：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉ核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ複数型核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍ核多角体病ウイルスＡ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍ核多角体病ウイルスＢ、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｅｒｎｙｉ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｒｏｙｌｅｉ核多角体病ウイルス、Ｐｈｉｌｏｓａｍｉａ ｃｙｎｔｈｉａ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルスｖｉｒｕｓ、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ複数型核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ複数型核多角体病ウイルス、Ａｎａｇｒａｐｈａ ｆａｌｃｉｆｅｒａ ＭＮＰＶ、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａ ＭＮＰＶ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ複数型核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ ＭＮＰＶ、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｏｕ ＭＮＰＶ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルスＳ２、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ核多角体病ウイルスＫ１、Ｂｕｚｕｒａ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｃａｔｏｐｓｉｌｉａ ｐｏｍｏｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ ＤＥＦ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓアルファバキュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｃｈａｌｃｉｔｅｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｃｈａｌｃｉｔｅｓ ＳＮＰＶ ＴＦ１－Ａ、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ＳＮＰＶ ＩＥ、Ｃｌａｎｉｓ ｂｉｌｉｎｅａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄａｓｙｃｈｉｒａ ｐｕｄｉｂｕｎｄａ核多角体病ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｐｓｅｕｄｏｃｏｎｓｐｅｒｓａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＮＰＶ ＮＮｇ１、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＮＰＶ 株Ａｕｓｔｒａｌｉａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ核多角体病ウイルスＧ４、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＳＮＰＶ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ＳＮＰＶ ＡＣ５３、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ単一型核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａ ｓｐｅｃｉｅｓ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａ種核多角体病ウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ核多角体病ウイルス、Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｌｅｕｃａｎｉａ ｓｅｐａｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｌｏｎｏｍｉａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｌｏｎｏｍｉａ ｏｂｌｉｑｕａ複数型核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ複数型核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｘｙｌｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｂｒａｓｓｉｃａｅ複数型核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルスＡ、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルスＢ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ複数型核多角体病ウイルス、Ｍａｒｕｃａ ｖｉｔｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｍａｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｌｅｕｃｏｓｔｉｇｍａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ複数型核多角体病ウイルス、Ｏｘｙｐｌａｘ ｏｃｈｒａｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｇｏｎｉａ ｌｕｓｃａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｇｏｎｉａ ｌｕｓｃａ単一型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ複数型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ核多角体病ウイルス（株ＵＳ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ複数型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ核多角体病ウイルス、Ｓｕｃｒａ ｊｕｊｕｂａ核多角体病ウイルス、Ｔｈｙｓａｎｏｐｌｕｓｉａ ｏｒｉｃｈａｌｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ単一型核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｓｉｇｎａｔａ核多角体病ウイルス、未分類のアルファバキュロウイルス、Ａｂｒａｘａｓ ｇｒｏｓｓｕｌａｒｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ａｃｔｉａｓ ｓｅｌｅｎｅ核多角体病ウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｖａｎｉｌｌａｅ ＭＮＰＶ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ複数カプシド核多角体病ウイルス、Ａｍｏｒｂｉａ ｃｕｎｅａｃａｐｓａ核多角体病ウイルス、Ａｍｏｒｂｉａ ｃｕｎｅａｎａ核多角体病ウイルス、Ａｍｐｅｌｏｐｈａｇａ ｒｕｂｉｇｉｎｏｓａ核多角体病ウイルス、Ａｍｓａｃｔａ ａｌｂｉｓｔｒｉｇａ核多角体病ウイルス、Ａｎａｇｒａｐｈａ ｆａｌｃｉｆｅｒａ複数型核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｏｌｙｐｈｅｍｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ａｐｏｃｈｅｉｍａ ｃｉｎｅｒａｒｉｕｍ核多角体病ウイルス、Ａｐｏｒｉａ ｃｒａｔａｅｇｉ核多角体病ウイルス、Ａｒｃｈｉｐｓ ｃｅｒａｓｉｖｏｒａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｔｔａｃｕｓ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｂｉｌｏｂａ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｎｉｇｒｉｓｉｇｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｏａｒｍｉａ ｂｉｓｔｏｒｔａｔａ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ核多角体病ウイルス、Ｃａｔｐｏｓｉｌｉａ ｐｏｍｏｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｅｒａｐｔｅｒｙｘ ｇｒａｍｉｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｄｉｖｅｒｓａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｚａｇｒｏｔｉｓ ａｕｘｉｌｉａｒｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ＮＰＶ、Ｃｏｌｏｒａｄｉａ ｐａｎｄｏｒａアルファバキュロウイルス、Ｃｏｌｏｒａｄｉａ ｐａｎｄｏｒａ核多角体病ウイルス、Ｃｏｎｄｙｌｏｒｒｈｉｚａ ｖｅｓｔｉｇｉａｌｉｓ ＭＮＰＶ、Ｃｏｎｄｙｌｏｒｒｈｉｚａ ｖｅｓｔｉｇｉａｌｉｓ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｐｅｌｔａｓｔｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｃｙｃｌｏｐｈｒａｇｍａ ｕｎｄａｎｓ核多角体病ウイルス、Ｄａｓｙｃｈｉｒａ ｐｌａｇｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ ｋｉｋｕｃｈｉｉ核多角体病ウイルス、Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｐｕｌｖｅｒｕｌｅｎｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｄｉｏｎｅ ｊｕｎｏ ＭＮＰＶ ｔｍｋ１／ＡＲＧ／２００３、Ｄｉｏｎｅ ｊｕｎｏ核多角体病ウイルス、Ｄｉｒｐｈｉａ ｐｅｒｕｖｉａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｇｒｉｓｅｓｃｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ｇｒａｎｉｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｄｉｇｒａｍｍａ核多角体病ウイルス、Ｇｉｌｐｉｎｉａ ｈｅｒｃｙｎｉａｅ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｎｉｕｓ ｅｒａｔｏ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｓｓｕｌｔａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｇｅｌｏｔｏｐｏｅｏｎ単一型核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｐｅｌｔｉｇｅｒａ ＳＮＰＶ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｚｅａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｅｒｏｃａｍｐａ ｖｅｔｕｓｔａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａアルファバキュロウイルス、Ｈｙｐｏｓｉｄｒａ ｉｎｆｉｘａｒｉａ ＮＰＶ、Ｈｙｐｏｓｉｄｒａ ｔａｌａｃａ ＮＰＶ、Ｉｒａｇｏｉｄｅｓ ｆａｓｃｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａ核多角体病ウイルス、Ｌｅｕｃｏｍａ ｓａｌｉｃｉｓ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｍａｔｈｕｒａ ｍｕｔｉｐｌｅ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｍｏｎａｃｈａ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｘｙｌｉｎａ核多角体病ウイルス２、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａアルファバキュロウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ａｍｅｒｉｃａｎｕｍ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃｕｍ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃｕｍ ｐｌｕｖｉａｌｅ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｄｉｓｓｔｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｎｅｕｓｔｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｐｈａｓｉａアルファバキュロウイルス、Ｎｅｐｙｔｉａ ｐｈａｎｔａｓｍａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｎｙｍｐｈａｌｉｓ ｉｏ核多角体病ウイルス、Ｏａｋ ｌｏｏｐｅｒアルファバキュロウイルス、Ｏｐｈｉｕｓａ ｄｉｓｊｕｎｇｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ａｎａｒｔｏｉｄｅｓ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｅｒｉｃａｅ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ単一カプシド核多角体病ウイルス、Ｐａｎｏｌｉｓ ｆｌａｍｍｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｄｒｏｍａアルファバキュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｍａｒｇａｒｉｔｏｓａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｎａ ｎｕｄａ核多角体病ウイルス、Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｓｉａ ａｃｕｔａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｓｉａ ｏｒｉｃｈａｌｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｍａｃｕｌｉｐｅｎｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａアルファバキュロウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｐｔｅｒｏｌｏｃｅｒａ ａｍｐｌｉｃｏｒｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ単一型核多角体病ウイルス、Ｓａｍｉａ ｃｙｎｔｈｉａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌａｒｃｔｉａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｐｈａｓｍａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｃｏｓｍｉｏｉｄｅｓ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｒｉｄａｎｉａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｅｍｐｔａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ複数カプシド核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ ＭＮＰＶ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ核多角体病ウイルスＩＩ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｔｅｒｒｉｃｏｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｉｎｅｏｌａ ｂｉｓｓｅｌｌｉｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｒｏｉｄｅｓ ａｅａｃｕｓ核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｓｐ．核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｓｐ．アルファバキュロウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｓｐ．核多角体病
ウイルス、Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｓｐ．アルファバキュロウイルス、又は未同定の核多角体病ウイルス。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるベータバキュロウイルスのウイルスであり得る：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ顆粒病ウイルス（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルスＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓベータバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａベータバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルス。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるデルタバキュロウイルスのウイルスであり得る：Ｃｕｌｅｘ ｎｉｇｒｉｐａｌｐｕｓ核多角体病ウイルス、又はＣｕｌｅｘ ｎｉｇｒｉｐａｌｐｕｓ ＮＰＶ Ｆｌｏｒｉｄａ／１９９７。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるガンマバキュロウイルスのウイルスであり得る：Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｌｅｃｏｎｔｅｉ核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｌｅｃｏｎｔｅｉ ＮＰＶ（カナダ株）、Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｓｅｒｔｉｆｅｒ核多角体病ウイルス、未分類のガンマバキュロウイルス、又はＮｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ａｂｉｅｔｉｓ ＮＰＶ。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択される、いくつかのこれまで未分類のＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスであり得る：Ａｃｈａｅａ ｆａｂｅｒ核多角体病ウイルス、Ａｅｄｅｓ ｓｏｌｌｉｃｉｔａｎｓ核多角体病ウイルス、Ａｇｌａｉｓ ｕｒｔｉｃａｅ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｖａｎｉｌｌａｅ核多角体病ウイルス、Ａｎｏｍｉｓ ｓａｂｕｌｉｆｅｒａ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｙａｍａｍａｉ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｏｐｈｉｌａ ｆａｂｒｉｃｉａｎａグラニュロウイルス、Ａｒｏａ ｄｉｓｃａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｕｓ ｐｅｎａｅｉ、Ｃａｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｃｈａｌｉｏｐｓｉｓ ｊｕｎｏｄｉ核多角体病ウイルス、Ｃｏｔｅｓｉａ ｍａｒｇｉｎｉｖｅｎｔｒｉｓバキュロウイルス、Ｃｙｎｏｓａｒｇａ ｏｒｎａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄａｒｎａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｄａｒｎａ ｔｒｉｍａグラニュロウイルス、Ｅｒａｎｎｉｓ ｄｅｆｏｌｉａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｌｅｘｉａ ｌｕｃｉｐａｒａグラニュロウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｃｈｒｙｓｏｒｒｈｏｅａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｓｉｍｉｌｉｓ核多角体病ウイルス、性腺特異的ウイルス、Ｈｏｍｏｎａ ｃｏｆｆｅａｒｉａグラニュロウイルス、Ｈｙｂｌａｅａ ｐｕｅｒａ核多角体病ウイルス、Ｉｄａｅａ ｓｅｒｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａグラニュロウイルス、Ｌａｓｉｏｃａｍｐａ ｑｕｅｒｃｕｓ核多角体病ウイルス、Ｌｅｍｙｒａ ｉｍｐａｒｉｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｍａｈａｓｅｎａ ｃｏｒｂｅｔｔｉ核多角体病ウイルス、Ｍｅｌａｎｃｈｒａ ｐｅｒｓｉｃａｒｉａｅグラニュロウイルス、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｃｅａｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ａｎｔｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｍｉｘｔａ核多角体病ウイルス、Ｐａｃｈｙｔｒｉｎａ ｐｈｉｌａｒｇｙｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｐａｒｅｕｃｈａｅｔｅｓ ｐｓｅｕｄｏｉｎｓｕｌａｔａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｎａｅｕｓ ｍｏｎｏｄｏｎ核多角体病ウイルス、Ｐｈａｌｅｒａ ｂｕｃｅｐｈａｌａ核多角体病ウイルス、Ｐｏｌｙｇｏｎｉａ ｃ－ａｌｂｕｍ核多角体病ウイルス、Ｓａｍｉａ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｌｕｔｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｌｂｕｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｒａｂａｌａ ｖｉｓｈｎｏｕ核多角体病ウイルス、Ｕｒａｎｏｔａｅｎｉａ ｓａｐｐｈｉｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｕｒｂａｎｕｓ ｐｒｏｔｅｕｓ核多角体病ウイルス、Ｕｔｅｔｈｅｉｓａ ｐｕｌｃｈｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｖａｎｅｓｓａ ａｔａｌａｎｔａ核多角体病ウイルス、Ｖａｎｅｓｓａ ｃａｒｄｕｉ核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａグラニュロウイルス、又はＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ ｓｐ。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ベータバキュロウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ ｇｒａｎｕｌｏｓｉｓ ｖｉｒｕｓ（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルスＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、未分類のベータバキュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓベータバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａベータバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスであり得る。

Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスの例示的な完全ゲノムは、ＮＣＢＩ受託番号ＮＣ＿００２８１６．１を有する。また、Ｌｕｇｕｅ ｅｔ ａｌ．，Ｔｈｅ ｃｏｍｐｌｅｔｅ ｓｅｑｕｅｎｃｅ ｏｆ ｔｈｅ Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ ｇｒａｎｕｌｏｖｉｒｕｓ ｇｅｎｏｍｅ．Ｊ Ｇｅｎ Ｖｉｒｏｌ．２００１ Ｏｃｔ；８２（Ｐｔ １０）：２５３１－２５４７も参照されたい（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

例示的な昆虫ウイルス、昆虫ウイルス配列、並びにそれらを作製及び使用するための方法は、「殺虫剤組成物及びその調製プロセス」と題する米国特許第５，５６０，９０９号、「農産物を昆虫から保護するための新規ウイルス組成物」と題する米国特許第５，０２３，１８２号、「環境における宿主間伝染の能力が低下した組換え昆虫ウイルス及び当該ウイルスを生成する方法」と題する米国特許第６，１３０，０７４号、「昆虫ウイルス及び植物を保護にけるそれらの使用」と題する米国特許第６，１７７，０７５号、「昆虫細胞におけるアデノ随伴ウイルスの産生」と題する米国特許第７，２７１，００２号、「害虫を制御するためのバキュロウイルス」と題する米国特許第６，０４２，８４３号、「宿主昆虫のウイルス感染を増強するポリペプチドをコードするＤＮＡ配列」と題するＷＩＰＯ公開第ＷＯ１９９７／００８１９７Ａ１号、並びに「昆虫のウイルス、配列、殺虫性組成物、及び方法」と題する米国特許第５，８５８，３５３号に記載されている（それらの記事は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

ＩＡ：細菌及び細菌毒素
一部の実施形態では、ＩＡは、昆虫と接触したときに殺虫活性を有する細菌であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、細菌から単離されたペプチド又は毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、細菌毒素であり得る。

Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ及び／又はその毒素
一部の実施形態では、ＩＡは、Ｘｅｎｏｒｈａｂｄｕｓ属又はＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ属に属する細菌から単離された細菌毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下からなる群から選択されるＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素であり得る：Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｋｈｕｒｓｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ＡＴＣＣ ４３９４９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ ＤＳＭ １７６０９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｂｏｄｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃａｒｉｂｂｅａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃｉｎｅｒｅａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈａｉｎａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋａｙａｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ＮＣ１９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｇｕａｎａｊｕａｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｌｅｉｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｃｌａｒｋｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ＴＴＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＢＡ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ Ｈ７５ＨＲＰＬ１０５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ ＨｉＰＬ１０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＡＴＣＣ ２９９９９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｘｉｃａｎａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｓｏｎｏｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎａｍｎａｏｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎｏｅｎｉｅｐｕｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｔａｃｋｅｂｒａｎｄｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔａｓｍａｎｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｊ３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｐｈｏｒａｍｅ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍ１０２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍｅｇ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｈｒａｃｅｎｓｉｓ毒素、未分類のＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３０１４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ａｚ２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＢＳ２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣｂＫｊ１６３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣＲＣＩＡ－Ｐ０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＥＮＹ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ２１２２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ４８０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦｓＩｗ９６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＧＤｄ２３３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３０８６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３１０７毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ３０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ７８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ８９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＵＧ－３９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＪＵＮ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫｃＴｓ１２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１４．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ３７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＭＤ７４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＯＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＩＤ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＯＬ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０５８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０７９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮｎＭｔ２ｈ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＰ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯＨ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＩｒ４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＫｎ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１０．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１６．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４５．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５２．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５４．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６８．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｐｊｕｎ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＲＷ１４－４６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１０－５４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１２－５５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１４－６０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１５－５６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ５Ｐ８－５０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ７－５１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ８－５２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ９－５３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＪ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＮ２５９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ２１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＴｙＫｂ１４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＵＫ７６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＶＭＧ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷＡ２１Ｃ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷｋＳｓ４３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｗｘ１３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｘ４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＹＮｂ９０毒素、及びＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＺＭ毒素。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり得、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ａ」（Ｔｃａ）を含む。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり得、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ｃ」（Ｔｃｃ）を含む。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり得、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ｄ」（Ｔｃｄ）を含む。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｔｃａであり得、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）を含む。

例示的なＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素ペプチド、ヌクレオチド、配列、及びそれらを作製及び使用する方法は、「害虫制御のためのＴＣタンパク質の混合及び一致」と題する米国特許第７，４９１，６９８号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ由来の殺虫性毒素及びそれをコードする核酸配列」と題する米国特許第６，２８１，４１３号、「細菌Ｘｅｎｏｒｈａｂｄｕｓ ｎｅｍａｔｏｐｈｉｌｕｓ及びＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ由来の毒素タンパク質」と題する米国特許第６，６３０，６１９号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ由来の殺虫タンパク質毒素」と題する米国特許第６，５２８，４８４号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓのｔｃｄゲノム領域由来のＤＮＡ配列」と題する米国特許第７，７７７，１００号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ由来のＤＮＡ配列」と題する米国特許第７，１６１，０６２号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ由来の殺虫タンパク質毒素」と題する米国出願公開第２００３／０２０７８０６号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ株ｔｔ０１ゲノムの配列及び使用」と題する米国出願公開第２００７／００２０６２５Ａ１号、「Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ Ｗ－１４由来のｔｃｄＢ２タンパク質」と題する米国特許第７，２６８，２７５号に記載されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

エルシニア生物、及びそれ由来の産物
一部の実施形態では、ＩＡは、エルシニア属に属する１つ以上の生物であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、エルシニア属に属する生物から単離された１つ以上のペプチドであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の種のうちの１つ以上であり得る：Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｄｏｖａｅｙｂ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｅｋｓｉｃｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｂｅｒｃｏｖｉｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｃａｎａｒｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｐａｌｅａｒｃｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｈｉｂｅｒｎｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｒｏｃｈｅｓｔｅｒｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍａｓｓｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍｏｌｌａｒｅｔｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｋｋａｎｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｄｉｅｖａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｏｈｄｅｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｕｃｋｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｓｉｍｉｌｉｓ、又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｗａｕｔｅｒｓｉｉ。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下の種のうちの１つ以上から単離された１つ以上のペプチドであり得る：Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｄｏｖａｅｙｂ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｅｋｓｉｃｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｂｅｒｃｏｖｉｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｃａｎａｒｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｐａｌｅａｒｃｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｈｉｂｅｒｎｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｒｏｃｈｅｓｔｅｒｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍａｓｓｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍｏｌｌａｒｅｔｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｋｋａｎｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｄｉｅｖａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｏｈｄｅｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｕｃｋｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｓｉｍｉｌｉｓ、又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｗａｕｔｅｒｓｉｉ。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉであり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉから単離された１つ以上のペプチドであり得る。

簡潔に、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａは、ニュージーランドグラスグラブの罹患した幼虫から単離されたグラム陰性桿状非芽胞形成細菌である。同様に、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉもグラム陰性の桿状株であるが、改良された環境下で包装されたブロイラー肉に由来する。Ｈｕｒｓｔ ｅｔ ａｌ．，Ｔｈｅ ｍａｉｎ ｖｉｒｕｌｅｎｃｅ ｄｅｔｅｒｍｉｎａｎｔ ｏｆ Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ ＭＨ９６ ｉｓ ａ ｂｒｏａｄ－ｈｏｓｔ－ｒａｎｇｅ ｔｏｘｉｎ ｃｏｍｐｌｅｘ ａｃｔｉｖｅ ａｇａｉｎｓｔ ｉｎｓｅｃｔｓ．Ｊ Ｂａｃｔｅｒｉｏｌ．２０１１ Ａｐｒ；１９３（８）：１９６６－８０；ａｎｄ Ｌａｎｄｓｂｅｒｇ ｅｔ ａｌ．，３Ｄ ｓｔｒｕｃｔｕｒｅ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ ｔｏｘｉｎ ｃｏｍｐｌｅｘ ａｎｄ ｉｍｐｌｉｃａｔｉｏｎｓ ｆｏｒ ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ ａｃｔｉｖｉｔｙ．Ｐｒｏｃ Ｎａｔｌ Ａｃａｄ Ｓｃｉ Ｕ Ｓ Ａ．２０１１ Ｄｅｃ ２０；１０８（５１）：２０５４４－９を参照されたい。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ細菌、及び／又はそれ由来の毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ細菌、及び／又はそれ由来の毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ細菌及び／又はそれ由来の毒素、並びに１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ細菌及び／又はそれ由来の毒素であり得る。

Ｙｅｒｓｉｎｉａ含有及びＹｅｒｓｉｎｉａ毒素含有混合物を作製及び使用する例示的な方法は、「ＣＯＭＢＩＮＡＴＩＯＮＳ ＯＦ ＹＥＲＳＩＮＩＡ ＥＮＴＯＭＯＰＨＡＧＡ ＡＮＤ ＰＥＳＴＩＣＩＤＥＳ ＯＲ ＯＴＨＥＲ ＳＵＢＳＴＡＮＣＥＳ」と題するＰＣＴ出願第ＷＯ２０１８／１７５６７７Ａ１号（譲受人：Ｎｏｖｏｚｙｍｅｓ Ｂｉｏａｇ Ａ／Ｓ）に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ菌及びそれ由来の産物
「Ｂｔ」は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓと呼ばれる細菌の頭文字である。Ｂｔ細菌は、多くの昆虫に対して毒性があるペプチドのファミリーを産生する。Ｂｔ毒性ペプチドは、２つの主要なクラスである細胞溶解素（Ｃｙｔ）と結晶Ｂｔタンパク質（Ｃｒｙ）とに分類される傍胞子結晶タンパク質封入体（通常、結晶と称される）を産生する能力でよく知られている。１９８０年代初頭に初めて結晶タンパク質遺伝子のクローニング及び配列決定が行われて以来、他の多くが特徴付けられ、今ではＣｒｉｃｋｍｏｒｅら（１９９８）の命名法に従って分類されるようになった。一般に、Ｃｙｔタンパク質は昆虫目のＣｏｌｅｏｐｔｅｒａ（甲虫類）及びＤｉｐｔｅｒａ（ハエ類）に対して毒性があり、Ｃｒｙタンパク質はＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ（蛾類及び蝶類）を標的とする。Ｃｒｙタンパク質は、中腸（上皮）細胞の膜上の特異的な受容体に結合し、それらの細胞の破裂をもたらす。Ｃｒｙタンパク質は、それが結合することができる上皮細胞に特異的な受容体を見つけることができない場合、毒性ではない。Ｂｔ株は、Ｃｙｔ及びＣｒｙタンパク質の異なる相補体を有することができ、したがって、それらの宿主範囲を定義する。多くのＣｒｙタンパク質をコードする遺伝子が特定されている。

現在、目特異性に基づく殺虫Ｂｔ傍胞子ペプチドには、以下の４つの主要な病原型がある：Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ特異的（ＣｒｙＩ、現在のＣｒｙ１）、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ特異的（ＣｒｙＩＩＩ、現在のＣｒｙ３）、Ｄｉｐｔｅｒａ特異的（ＣｒｙＩＶ、現在のＣｒｙ４、Ｃｒｙ１０、Ｃｒｙ１１、及びＣｙｔＡ、現在のＣｙｔ１Ａ）、並びにＣｒｙＩＩ（現在のＣｒｙ２）（当時、二重特異的（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ及びＤｉｐｔｅｒａ）を有することが知られていた唯一のファミリー）。今では、異目間（ｃｒｏｓｓ－ｏｒｄｅｒ）活性が明らかになった。

命名法は、ホロタイプ配列を、分岐の程度に基づいて階級が組み込まれた固有の名前に割り当て、第１の階級（アラビア数字）、第２の階級（大文字）、及び第３の階級（小文字）の間の境界が、およそ９５％、７８％、及び４５％の同一性を表す。第４の階級（別のアラビア数字）は、同一であるか又はわずかに異なる配列を有するホロタイプ毒素遺伝子の独立した単離を示すために使用される。現在、この命名法は、５５のｃｒｙ及び２つのｃｙｔファミリーにグループ化される１７４のホロタイプ配列を区別する（Ｃｒｉｃｋｍｏｒｅ，Ｎ．，Ｚｅｉｇｌｅｒ，Ｄ．Ｒ．，Ｓｃｈｎｅｐｆ，Ｅ．，Ｖａｎ Ｒｉｅ，Ｊ．，Ｌｅｒｅｃｌｕｓ，Ｄ．，Ｄａｕｍ，Ｊ，Ｂｒａｖｏ，Ａ．，Ｄｅａｎ，Ｄ．Ｈ．，Ｂ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素命名法）。これらの結晶タンパク質及びそれらを産生する遺伝子のうちのいずれかを使用して、本発明に好適なＢｔ関連毒素を産生することができる。

本発明の記載には、以下の他の細菌によって産生される高度に関連する結晶タンパク質のファミリーも含まれる：Ｃｌｏｓｔｒｉｄｉｕｍ ｂｉｆｅｒｍｅｎｔａｎｓ（Ｂａｒｌｏｙ ｅｔ ａｌ．，１９９６，１９９８）由来のＣｒｙ１６及びＣｒｙ１７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｐｏｐｉｌｌｉａｅ由来のＣｒｙ１８（Ｚｈａｎｇ ｅｔ ａｌ．，１９９７）、Ｐａｅｎｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｌｅｎｔｉｍｏｒｂｉｓ由来のＣｒｙ４３（Ｙｏｋｏｙａｍａ ｅｔ ａｌ．，２００４）、並びにＢａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓによって産生されるバイナリＣｒｙ４８／Ｃｒｙ４９（Ｊｏｎｅｓ ｅｔ ａｌ．，２００８）。本明細書に含まれるＳ層タンパク質（Ｐｅｎａ ｅｔ ａｌ．，２００６）などの他の結晶性又は分泌型殺虫タンパク質は、単一アミノ酸置換によって修飾されたものを除いて、遺伝子改変された結晶タンパク質である（例えば、Ｌａｍｂｅｒｔ ｅｔ ａｌ．，１９９６）。これらの遺伝子のうちのいずれかを使用して、本発明に好適なＢｔ関連毒素を生成することができる。

天然に存在するアレルバリアントは、以下に概説されるように、ポリメラーゼ連鎖反応（ＰＣＲ）及びハイブリダイゼーション技術などの周知の分子生物学的技術の使用により特定することができる。バリアントヌクレオチド配列には、合成由来のヌクレオチド配列も含まれ、これは、例えば、部位特異的変異誘発を使用することによって生成されているが、以下に考察されるように、依然として本開示に開示されるＢｔタンパク質タンパク質をコードしている。本開示に包含されるバリアントタンパク質は、生物活性であり、すなわち、天然タンパク質の所望の生物活性（すなわち、農薬活性）を保持し続ける。「活性を保持する」とは、バリアントが、天然タンパク質の農薬活性の少なくとも約３０％、少なくとも約５０％、少なくとも約７０％、又は少なくとも約８０％を有するであろうことが意図される。農薬活性を測定するための方法は、当該技術分野において周知である。例えば、Ｃｚａｐｌａ ａｎｄ Ｌａｎｇ（１９９０）Ｊ．Ｅｃｏｎ．Ｅｎｔｏｍｏｌ．８３：２４８０－２４８５、Ａｎｄｒｅｗｓ ｅｔ ａｌ．（１９８８）Ｂｉｏｃｈｅｍ．Ｊ．２５２：１９９－２０６、Ｍａｒｒｏｎｅ ｅｔ ａｌ．（１９８５）Ｊ．ｏｆ Ｅｃｏｎｏｍｉｃ Ｅｎｔｏｍｏｌｏｇｙ ７８：２９０－２９３、及び米国特許第５，７４３，４７７号（それらの全ては、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）を参照されたい。また、全ての配列は、参照により具体的に援用される番号によって特定される。

Ｂｔタンパク質及び遺伝子の記載は、Ｂｔ毒素及び対応する参考文献を含む以下の表に記載されている（その各々は、参照によりその全体が援用される）。

ＣＲＩＰ及びＩＡを含む新規の混合物、製剤、及び／又は組成物を使用して、害虫（例えば、昆虫）を制御、死滅、及び／又は阻害することができる。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ生物であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ亜種であり得る。例えば、一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ亜種は、以下の亜種のうちの１つであり得る：ａｉｚａｗａｉ、ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、ａｌｅｓｔｉ、ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、ｂａｌｅａｒｉｃａ、ｂｅｒｌｉｎｅｒ、ｂｏｌｉｖｉａ、ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、ｃａｍｅｒｏｕｎ、ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、ｃｏｌｍｅｒｉ、ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、ｄａｋｏｔａ、ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、ｇａｌｅｃｈｉａｅ、ｇａｌｌｅｒｉａｅ、ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｈｉｇｏ、ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、ｉｂｅｒｉｃａ、ｉｎｄｉａｎａ、ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｋｅｎｙａｅ、ｋｉｍ、ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、ｋｕｒｓｔａｋｉ、ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、ｌｅｅｓｉｓ、ｌｏｎｄｒｉｎａ、ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、ｍｅｄｅｌｌｉｎ、ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、ｍｏｇｉ、ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、ｍｕｊｕ、ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、ｐａｈａｎｇｉ、ｐａｋｉｓｔａｎｉ、ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、ｐｉｒｅｎａｉｃａ、ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、ｒｏｎｇｓｅｎｉ、ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｓｉｌｏ、ｓｉｎｅｎｓｉｓ、ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、ｓｏｔｔｏ、ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ、ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、ｖａｚｅｎｓｉｓ、ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｙｏｓｏｏ、ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、ｓｔｒ。Ａｌ Ｈａｋａｍ、又はｋｏｎｋｕｋｉａｎ。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．又はｖａｒｉｅｔａｓであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．であり得る：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｔｒ．Ａｌ Ｈａｋａｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｔ０１－３２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＹＢＴ－１５１８、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型であり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、以下の群から選択されるＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型であり得る：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＡＫＳ－７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｂｔ１８２４７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｂｔ１８６７９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｂｔ４０７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＤＡＲ ８１９３４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＤＢ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｆ１４－１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ１０、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ６、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ－７７１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ－７８９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ１００２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＩＢＬ ２００、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＩＢＬ ４２２２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＪＭ－Ｍｇｖｘｘ－６３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＬＤＣ ３９１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＬＭ１２１２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＭＣ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｓｂｔ００３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｒｓｔａｋｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ株。Ａｌ Ｈａｋａｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｔ０１－３２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＹＢＴ－１５１８、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｏｎｋｕｋｉａｎ。

一部の好ましい実施形態では、ＩＡは、以下の生物のうちの１つであり得る：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｅｎｓｉｓ。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓから単離されたタンパク質であり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｅｎｓｉｓから単離された毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ＭＴＸ２毒素（例えば、Ｌｙｓｉｎｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓから単離されたＭＴＸ２毒素）であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｉｎ様毒素（例えば、Ｌｙｓｉｎｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓから単離されたＢｉｎ様毒素）であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４ Ｂｔｉ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９ Ｂｔｋ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６ Ｂｔｔ毒素であり得る。

一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓから単離されたＩＡは、市販の製品に含まれ得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡを含む市販の製品は、Ｂｅｃｋｅｒ Ｍｉｃｒｏｂｉａｌ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ，Ｉｎｃ．からのＡＱＵＡＢＡＣ ＸＴ（登録商標）、ＶＡＬＥＮＴ（登録商標）Ｕ．Ｓ．Ａ．ＬＬＣ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ ＰｒｏｄｕｃｔｓからのＮＯＶＯＤＯＲ（登録商標）ＦＣ、及び／又はＡＥＦ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｎｃ．からのＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、１つ以上のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９細胞であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９細胞から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、及び／又は殺虫毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、１つ以上のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６細胞であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６細胞から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、及び／又は殺虫毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、１つ以上のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４細胞であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４細胞から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、及び／又は殺虫毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、ＡＱＵＡＢＡＣ ＸＴ（登録商標）であり得、以下の成分：６～１０％（約８％）のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４の固形物、胞子、及び殺虫毒素（当該殺虫毒素が、δ－エンドトキシンであり、１，２００国際毒性単位（ＩＴＵ／ｍｇ）に相当する（４８．４億ＩＴＵ／ガロン又は１２億ＩＴＵ／リットル））と、約９２％の他の／不活性成分と、からなる。

一部の実施形態では、ＩＡは、ＮＯＶＯＤＯＲ（登録商標）ＦＣ（又は流動性濃縮物）であり得、１０％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６の発酵固形物及び可溶物（製品１グラム当たり１５，０００Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ単位（ＬＴＵ）（製品１クォート当たり１６３０万ＬＴＵに相当）の効力を有する）と、９０％の他の／不活性成分と、からなる。

一部の実施形態では、ＩＡは、ＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）であり得、１４．４９％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９の発酵固形物、胞子、及び殺虫毒素（製品１ｍｇ当たり１７，５００キャベッジルーパー単位（ＣＬＵ）（製品１ガロン当たり７６０億ＣＬＵに相当）の効力を有する）と、８５．５１％の他の／非活性成分と、からなる。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｔ毒素であり得、当該Ｂｔ毒素が、δ－エンドトキシン（例えば、結晶（Ｃｒｙ）毒素及び／若しくは細胞溶解（Ｃｙｔ）毒素）、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、又はＢｉｎ様毒素である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂｔ毒素であり得、配列番号４１２～５８７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｃｒｙタンパク質であり得、配列番号４１２～４６１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｃｙｔタンパク質であり得、配列番号４６２～４８１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｖｉｐであり得、配列番号４８２～５８７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下のＣｒｙタンパク質のうちの１つ以上であり得る：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、
Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、及び／又はＣｒｙ７８Ａａ１。

一部の実施形態では、ＩＡは、任意の本明細書に記載されるＣｒｙ毒素又は表７に提示されるＣｒｙ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、以下のＣｙｔタンパク質のうちの１つ以上であり得る：Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及び／又はＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、ＩＡは、任意の本明細書に記載されるＣｙｔ毒素又は表８に提示されるＣｙｔ毒素であり得る。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｖｉｐ１、Ｖｉｐ２、Ｖｉｐ３、又はＶｉｐ４ファミリーに属するタンパク質であり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、以下のＶｉｐタンパク質のうちの１つ以上であり得る：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及び／又はＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、ＩＡは、任意の本明細書に記載されるＶｉｐタンパク質又は表９に提示されるＶｉｐタンパク質であり得る。

ＣＲＩＰ及びＩＡの組み合わせ
前述のＣＲＩＰ又はＩＡのうちのいずれかが、本発明の混合物及び／又は組成物を作製するために使用され得、当該混合物及び／又は組成物は、少なくとも１つのＣＲＩＰと、少なくとも１つの他のＩと、を含む。

本明細書で特定されるポリペプチドを参照して記載及び組み込まれるものは、かかる配列と相同性を有するか又は本明細書で言及される上述の配列の相同バリアントであり、本明細書に開示される配列又は参照により援用される配列のうちのいずれかと、少なくとも以下のパーセント同一性：上述の配列で特定されるあらゆる配列及び本出願の配列表にある全ての配列を含む本明細書で特定される任意の他の配列と５０％、５５％、６０％、６５％、７０％、７５％、８０％、８５％、９０％、９５％、９６％、９７％、９８％、若しくは９９％以上の同一性、又は１００％の同一性、を有する全ての相同配列を含む。本明細書において、例えば、５０％以上の数を伴って、相同又は相同性という用語が使用される場合、それは、２つのペプチド間のパーセント同一性又はパーセント類似性を意味する。相同又は相同性が、数値パーセントなしで使用される場合、それが、局所毒性及び同様のサイズ（すなわち、相同性が、本明細書で具体的に言及されるペプチド又は上記のように本明細書で参照により特定されるペプチドの１００％を超える長さ又は５０％より短いの長さである）のように、共通の物理的及び機能的な態様を共有するという点で、進化的又は発生的な態様で密接に関連している２つのペプチド配列を指す。

一部の実施形態では、混合物は、本明細書に記載の任意のＣＲＩＰと、本明細書に記載の任意のＩＡと、からなることができる。

一部の実施形態では、混合物は、１つ以上のＩＡを、１つ以上のＣＲＩＰと組み合わせて含むことができ、混合物が、賦形剤を更に含む。

ＣＲＩＰ及びＩＡの組み合わせ
一部の実施形態では、表Ａに提示されるＣＲＩＰのうちのいずれか１つ以上は、表Ｂに提示されるＩＡのうちのいずれか１つ以上と組み合わせられ得る。

以下の表Ａ及び表Ｂは、それぞれ、本発明の好ましいＣＲＩＰ及びＩＡを提示する。両方の表には、「グループ番号」及び「グループ名」が提供されている。これらの名称により、所与のＣＲＩＰ又はＩＡが属するカテゴリーが特定される。ＣＲＩＰのグループ番号の前には、ローマ数字の「Ｉ」が付される（例えば、Ｉ１、Ｉ２、Ｉ３など）。殺虫剤（ＩＡ）のグループ番号の前には、ローマ数字の「ＩＩ」が付される（例えば、ＩＩ２、ＩＩ３、ＩＩ３など）。更なるレベルの特異性には、「ＣＲＩＰ番号」及び「ＩＡ番号」が提供され、これらの名称により、具体的なＣＲＩＰ又はＩＡが特定される。ＣＲＩＰ番号の前には、「Ａ」が付される（例えば、Ａ１、Ａ２、Ａ３など）。ＩＡ番号の前には、「Ｂ」が付される（例えば、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３など）。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表Ａから選択される１つ以上のＣＲＩＰ又はその組み合わせと、表Ｂから選択される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）又はその組み合わせと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、ＣＲＩＰグループＩ１、Ｉ２、Ｉ３、Ｉ４、Ｉ５、Ｉ６、Ｉ７、又はその組み合わせのうちのいずれか１つから選択される１つ以上のＣＲＩＰを、ＩＡグループＩＩ１、ＩＩ２、ＩＩ３、ＩＩ４、ＩＩ５、ＩＩ６、ＩＩ７、ＩＩ８、ＩＩ９、ＩＩ１０、ＩＩ１１、ＩＩ１２、ＩＩ１３、ＩＩ１４、ＩＩ１５、ＩＩ１６、ＩＩ１７、ＩＩ１８、ＩＩ１９、ＩＩ２０、ＩＩ２１、ＩＩ２２、ＩＩ２３、ＩＩ２４、ＩＩ２５、ＩＩ２６、ＩＩ２７、ＩＩ２８、ＩＩ２９、ＩＩ３０、ＩＩ３１、ＩＩ３２、ＩＩ３３、ＩＩ３４、ＩＩ３５、ＩＩ３６、ＩＩ３７、ＩＩ３８、ＩＩ３９、ＩＩ４０、ＩＩ４１、ＩＩ４２、ＩＩ４３、ＩＩ４４、ＩＩ４５のいずれか１つ以上のＩＡ又はその組み合わせと組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、Ａ１、Ａ２、Ａ３、Ａ４、Ａ５、Ａ６、Ａ７、Ａ８、Ａ９、Ａ１０、Ａ１１、Ａ１２、Ａ１３、Ａ１４、Ａ１５、Ａ１６、Ａ１７、Ａ１８、Ａ１９、Ａ２０、Ａ２１、Ａ２２、Ａ２３、Ａ２４、Ａ２５、Ａ２６、Ａ２７、Ａ２８、Ａ２９、Ａ３０、Ａ３１、Ａ３２、Ａ３３、Ａ３４、Ａ３５、Ａ３６、Ａ３７、Ａ３８、Ａ３９、Ａ４０、Ａ４１、Ａ４２、Ａ４３、Ａ４４、Ａ４５、Ａ４６、Ａ４７、Ａ４８、Ａ４９、Ａ５０、Ａ５１、Ａ５２、Ａ５３、Ａ５４、Ａ５５、Ａ５６、Ａ５７、Ａ５８、Ａ５９、Ａ６０、Ａ６１、Ａ６２、Ａ６３、Ａ６４、Ａ６５、Ａ６６、Ａ６７、Ａ６８、又はその組み合わせから選択されるＣＲＩＰを、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、Ｂ４、Ｂ５、Ｂ６、Ｂ７、Ｂ８、Ｂ９、Ｂ１０、Ｂ１１、Ｂ１２、Ｂ１３、Ｂ１４、Ｂ１５、Ｂ１６、Ｂ１７、Ｂ１８、Ｂ１９、Ｂ２０、Ｂ２１、Ｂ２２、Ｂ２３、Ｂ２４、Ｂ２５、Ｂ２６、Ｂ２７、Ｂ２８、Ｂ２９、Ｂ３０、Ｂ３１、Ｂ３２、Ｂ３３、Ｂ３４、Ｂ３５、Ｂ３６、Ｂ３７、Ｂ３８、Ｂ３９、Ｂ４０、Ｂ４１、Ｂ４２、Ｂ４３、Ｂ４４、Ｂ４５、Ｂ４６、Ｂ４７、Ｂ４８、Ｂ４９、Ｂ５０、Ｂ５１、Ｂ５２、Ｂ５３、Ｂ５４、Ｂ５５、Ｂ５６、Ｂ５７、Ｂ５８、Ｂ５９、Ｂ６０、Ｂ６１、Ｂ６２、Ｂ６３、Ｂ６４、Ｂ６５、Ｂ６６、Ｂ６７、Ｂ６８、Ｂ６９、Ｂ７０、Ｂ７１、Ｂ７２、Ｂ７３、Ｂ７４、Ｂ７５、Ｂ７６、Ｂ７７、Ｂ７８、Ｂ７９、Ｂ８０、Ｂ８１、Ｂ８２、Ｂ８３、Ｂ８４、Ｂ８５、Ｂ８６、Ｂ８７、Ｂ８８、Ｂ８９、Ｂ９０、Ｂ９１、Ｂ９２、Ｂ９３、Ｂ９４、Ｂ９５、Ｂ９６、Ｂ９７、Ｂ９８、Ｂ９９、Ｂ１００、Ｂ１０１、Ｂ１０２、Ｂ１０３、Ｂ１０４、Ｂ１０５、Ｂ１０６、Ｂ１０７、Ｂ１０８、Ｂ１０９、Ｂ１１０、Ｂ１１１、Ｂ１１２、Ｂ１１３、Ｂ１１４、Ｂ１１５、Ｂ１１６、Ｂ１１７、Ｂ１１８、Ｂ１１９、Ｂ１２０、Ｂ１２１、Ｂ１２２、Ｂ１２３、Ｂ１２４、Ｂ１２５、Ｂ１２６、Ｂ１２７、Ｂ１２８、Ｂ１２９、Ｂ１３０、Ｂ１３１、Ｂ１３２、Ｂ１３３、Ｂ１３４、Ｂ１３５、Ｂ１３６、Ｂ１３７、Ｂ１３８、Ｂ１３９、Ｂ１４０、Ｂ１４１、Ｂ１４２、Ｂ１４３、Ｂ１４４、Ｂ１４５、Ｂ１４６、Ｂ１４７、Ｂ１４８、Ｂ１４９、Ｂ１５０、Ｂ１５１、Ｂ１５２、Ｂ１５３、Ｂ１５４、Ｂ１５５、Ｂ１５６、Ｂ１５７、Ｂ１５８、Ｂ１５９、Ｂ１６０、Ｂ１６１、Ｂ１６２、Ｂ１６３、Ｂ１６４、Ｂ１６５、Ｂ１６６、Ｂ１６７、Ｂ１６８、Ｂ１６９、Ｂ１７０、Ｂ１７１、Ｂ１７２、Ｂ１７３、Ｂ１７４、Ｂ１７５、Ｂ１７６、Ｂ１７７、Ｂ１７８、Ｂ１７９、Ｂ１８０、Ｂ１８１、Ｂ１８２、Ｂ１８３、Ｂ１８４、Ｂ１８５、Ｂ１８６、Ｂ１８７、Ｂ１８８、Ｂ１８９、Ｂ１９０、Ｂ１９１、Ｂ１９２、Ｂ１９３、Ｂ１９４、Ｂ１９５、Ｂ１９６、Ｂ１９７、Ｂ１９８、Ｂ１９９、Ｂ２００、Ｂ２０１、Ｂ２０２、Ｂ２０３、Ｂ２０４、Ｂ２０５、Ｂ２０６、Ｂ２０７、Ｂ２０８、Ｂ２０９、Ｂ２１０、Ｂ２１１、Ｂ２１２、Ｂ２１３、Ｂ２１４、Ｂ２１５、Ｂ２１６、Ｂ２１７、Ｂ２１８、Ｂ２１９、Ｂ２２０、Ｂ２２１、Ｂ２２２、Ｂ２２３、Ｂ２２４、Ｂ２２５、Ｂ２２６、Ｂ２２７、Ｂ２２８、Ｂ２２９、Ｂ２３０、Ｂ２３１、Ｂ２３２、Ｂ２３３、Ｂ２３４、Ｂ２３５、Ｂ２３６、Ｂ２３７、Ｂ２３８、Ｂ２３９、Ｂ２４０、Ｂ２４１、Ｂ２４２、Ｂ２４３、Ｂ２４４、Ｂ２４５、Ｂ２４６、Ｂ２４７、Ｂ２４８、Ｂ２４９、Ｂ２５０、Ｂ２５１、Ｂ２５２、Ｂ２５３、Ｂ２５４、Ｂ２５５、Ｂ２５６、Ｂ２５７、Ｂ２５８、Ｂ２５９、Ｂ２６０、Ｂ２６１、Ｂ２６２、Ｂ２６３、Ｂ２６４、Ｂ２６５、Ｂ２６６、Ｂ２６７、Ｂ２６８、Ｂ２６９、Ｂ２７０、Ｂ２７１、Ｂ２７２、Ｂ２７３、Ｂ２７４、Ｂ２７５、Ｂ２７６、Ｂ２７７、Ｂ２７８、Ｂ２７９、Ｂ２８０、Ｂ２８１、Ｂ２８２、Ｂ２８３、Ｂ２８４、Ｂ２８５、Ｂ２８６、Ｂ２８７、Ｂ２８８、Ｂ２８９、Ｂ２９０、Ｂ２９１、Ｂ２９２、Ｂ２９３、Ｂ２９４、Ｂ２９５、Ｂ２９６、Ｂ２９７、Ｂ２９８、Ｂ２９９、Ｂ３００、Ｂ３０１、Ｂ３０２、Ｂ３０３、Ｂ３０４、Ｂ３０５、Ｂ３０６、Ｂ３０７、Ｂ３０８、Ｂ３０９、Ｂ３１０、Ｂ３１１、Ｂ３１２、Ｂ３１３、Ｂ３１４、Ｂ３１５、Ｂ３１６、Ｂ３１７、Ｂ３１８、Ｂ３１９、Ｂ３２０、Ｂ３２１、Ｂ３２２、Ｂ３２３、Ｂ３２４、Ｂ３２５、Ｂ３２６、Ｂ３２７、Ｂ３２８、Ｂ３２９、Ｂ３３０、Ｂ３３１、Ｂ３３２、Ｂ３３３、Ｂ３３４、Ｂ３３５、Ｂ３３６、Ｂ３３７、Ｂ３３８、Ｂ３３９、Ｂ３４０、Ｂ３４１、Ｂ３４２、Ｂ３４３、Ｂ３４４、Ｂ３４５、Ｂ３４６、Ｂ３４７、Ｂ３４８、Ｂ３４９、Ｂ３５０、Ｂ３５１、Ｂ３５２、Ｂ３５３、Ｂ３５４、Ｂ３５５、Ｂ３５６、Ｂ３５７、Ｂ３５８、Ｂ３５９、Ｂ３６０、Ｂ３６１、Ｂ３６２、Ｂ３６３、Ｂ３６４、Ｂ３６５、Ｂ３６６、Ｂ３６７、Ｂ３６８、Ｂ３６９、Ｂ３７０、Ｂ３７１、Ｂ３７２、Ｂ３７３、Ｂ３７４、Ｂ３７５、Ｂ３７６、Ｂ３７７、Ｂ３７８、Ｂ３７９、Ｂ３８０、Ｂ３８１、Ｂ３８２、Ｂ３８３、Ｂ３８４、Ｂ３８５、Ｂ３８６、Ｂ３８７、Ｂ３８８、Ｂ３８９、Ｂ３９０、Ｂ３９１、Ｂ３９２、Ｂ３９３、Ｂ３９４、Ｂ３９５、Ｂ３９６、Ｂ３９７、Ｂ３９８、Ｂ３９９、Ｂ４００、Ｂ４０１、Ｂ４０２、Ｂ４０３、Ｂ４０４、Ｂ４０５、Ｂ４０６、Ｂ４０７、Ｂ４０８、Ｂ４０９、Ｂ４１０、Ｂ４１１、Ｂ４１２、Ｂ４１３、Ｂ４１４、Ｂ４１５、Ｂ４１６、Ｂ４１７、Ｂ４１８、Ｂ４１９、Ｂ４２０、Ｂ４２１、Ｂ４２２、Ｂ４２３、Ｂ４２４、Ｂ４２５、Ｂ４２６、Ｂ４２７、Ｂ４２８、Ｂ４２９、Ｂ４３０、Ｂ４３１、Ｂ４３２、Ｂ４３３、Ｂ４３４、Ｂ４３５、Ｂ４３６、Ｂ４３７、Ｂ４３８、Ｂ４３９、Ｂ４４０、Ｂ４４１、Ｂ４４２、Ｂ４４３、Ｂ４４４、Ｂ４４５、Ｂ４４６、Ｂ４４７、Ｂ４４８、Ｂ４４９、Ｂ４５０、Ｂ４５１、Ｂ４５２、Ｂ４５３、Ｂ４５４、Ｂ４５５、Ｂ４５６、Ｂ４５７、Ｂ４５８、Ｂ４５９、Ｂ４６０、Ｂ４６１、Ｂ４６２、Ｂ４６３、Ｂ４６４、Ｂ４６５、Ｂ４６６、Ｂ４６７、Ｂ４６８、Ｂ４６９、Ｂ４７０、Ｂ４７１、Ｂ４７２、Ｂ４７３、Ｂ４７４、Ｂ４７５、Ｂ４７６、Ｂ４７７、Ｂ４７８、Ｂ４７９、又はその組み合わせから選択されるＩＡと組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ３を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ４を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ５を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ６を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ７を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ８を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ９を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１０を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１１を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１２を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１３を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１４を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１５を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１６を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１７を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１８を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ１９を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２０を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２１を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２２を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２３を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２４を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２５を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２６を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２７を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２８を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ２９を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ３０を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ３１を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ３２を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ３３を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＣＲＩＰ Ａ３４を、表ＢのＢ１～Ｂ４７９からなる群から選択されるいずれか１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と組み合わせて、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、表ＡからのＡ１、Ａ２、Ａ３、Ａ４、Ａ５、Ａ６、Ａ７、Ａ８、Ａ９、Ａ１０、Ａ１１、Ａ１２、Ａ１３、Ａ１４、Ａ１５、Ａ１６、Ａ１７、Ａ１８、Ａ１９、Ａ２０、Ａ２１、Ａ２２、Ａ２３、Ａ２４、Ａ２５、Ａ２６、Ａ２７、Ａ２８、Ａ２９、Ａ３０、Ａ３１、Ａ３２、Ａ３３、Ａ３４、Ａ３５、Ａ３６、Ａ３７、Ａ３８、Ａ３９、Ａ４０、Ａ４１、Ａ４２、Ａ４３、Ａ４４、Ａ４５、Ａ４６、Ａ４７、Ａ４８、Ａ４９、Ａ５０、Ａ５１、Ａ５２、Ａ５３、Ａ５４、Ａ５５、Ａ５６、Ａ５７、Ａ５８、Ａ５９、Ａ６０、Ａ６１、Ａ６２、Ａ６３、Ａ６４、Ａ６５、Ａ６６、Ａ６７、又はＡ６８から選択されるＣＲＩＰであって、当該ＣＲＩＰが、それぞれ、１、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１４、１５、４９、５０、５１、５２、５３、６２１、６２２、６２３、６２４、６２５、６２６、６２７、６２８、６２９、６３０、６３１、６３２、６３３、６３４、６３５、６３６、６３７、６３８、６３９、６４０、６４１、６４２、６４３、６４４、６４５、６４６、６４７、６４８、６４９、６５０、６５１、６５２、６５３、６５４、６６、８８、５８８、４４、４５、４６、４７、６０、６１、６２、６３、６４、５９４、又は６５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるＣＲＩＰを、含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり得る。

一部の実施形態では、本発明の混合物は、ＣＲＩＰと、ＩＡと、を含むか、本質的にそれらからなるか、又はそれらからなり得、ＣＲＩＰペプチドが、配列番号１９２～３７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するクモペプチド、配列番号６０～６４、１９２～３７０、及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／若しくはω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）、配列番号６５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、配列番号１に示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、若しくは６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、配列番号６６、８８～１９１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するサソリペプチド、配列番号３７１～４１１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチド、配列番号４４に示されるアミノ酸配列を有するＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来のＡｖ３ポリペプチド、配列番号４５～４７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、又はコノトキシンと、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、若しくは１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むか、本質的にそれらからなるか、又はそれらからなり得、ＩＡが、表Ｂに列挙されるＩＡであり、ＩＡが、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、Ｂ４、Ｂ５、Ｂ６、Ｂ７、Ｂ８、Ｂ９、Ｂ１０、Ｂ１１、Ｂ１２、Ｂ１３、Ｂ１４、Ｂ１５、Ｂ１６、Ｂ１７、Ｂ１８、Ｂ１９、Ｂ２０、Ｂ２１、Ｂ２２、Ｂ２３、Ｂ２４、Ｂ２５、Ｂ２６、Ｂ２７、Ｂ２８、Ｂ２９、Ｂ３０、Ｂ３１、Ｂ３２、Ｂ３３、Ｂ３４、Ｂ３５、Ｂ３６、Ｂ３７、Ｂ３８、Ｂ３９、Ｂ４０、Ｂ４１、Ｂ４２、Ｂ４３、Ｂ４４、Ｂ４５、Ｂ４６、Ｂ４７、Ｂ４８、Ｂ４９、Ｂ５０、Ｂ５１、Ｂ５２、Ｂ５３、Ｂ５４、Ｂ５５、Ｂ５６、Ｂ５７、Ｂ５８、Ｂ５９、Ｂ６０、Ｂ６１、Ｂ６２、Ｂ６３、Ｂ６４、Ｂ６５、Ｂ６６、Ｂ６７、Ｂ６８、Ｂ６９、Ｂ７０、Ｂ７１、Ｂ７２、Ｂ７３、Ｂ７４、Ｂ７５、Ｂ７６、Ｂ７７、Ｂ７８、Ｂ７９、Ｂ８０、Ｂ８１、Ｂ８２、Ｂ８３、Ｂ８４、Ｂ８５、Ｂ８６、Ｂ８７、Ｂ８８、Ｂ８９、Ｂ９０、Ｂ９１、Ｂ９２、Ｂ９３、Ｂ９４、Ｂ９５、Ｂ９６、Ｂ９７、Ｂ９８、Ｂ９９、Ｂ１００、Ｂ１０１、Ｂ１０２、Ｂ１０３、Ｂ１０４、Ｂ１０５、Ｂ１０６、Ｂ１０７、Ｂ１０８、Ｂ１０９、Ｂ１１０、Ｂ１１１、Ｂ１１２、Ｂ１１３、Ｂ１１４、Ｂ１１５、Ｂ１１６、Ｂ１１７、Ｂ１１８、Ｂ１１９、Ｂ１２０、Ｂ１２１、Ｂ１２２、Ｂ１２３、Ｂ１２４、Ｂ１２５、Ｂ１２６、Ｂ１２７、Ｂ１２８、Ｂ１２９、Ｂ１３０、Ｂ１３１、Ｂ１３２、Ｂ１３３、Ｂ１３４、Ｂ１３５、Ｂ１３６、Ｂ１３７、Ｂ１３８、Ｂ１３９、Ｂ１４０、Ｂ１４１、Ｂ１４２、Ｂ１４３、Ｂ１４４、Ｂ１４５、Ｂ１４６、Ｂ１４７、Ｂ１４８、Ｂ１４９、Ｂ１５０、Ｂ１５１、Ｂ１５２、Ｂ１５３、Ｂ１５４、Ｂ１５５、Ｂ１５６、Ｂ１５７、Ｂ１５８、Ｂ１５９、Ｂ１６０、Ｂ１６１、Ｂ１６２、Ｂ１６３、Ｂ１６４、Ｂ１６５、Ｂ１６６、Ｂ１６７、Ｂ１６８、Ｂ１６９、Ｂ１７０、Ｂ１７１、Ｂ１７２、Ｂ１７３、Ｂ１７４、Ｂ１７５、Ｂ１７６、Ｂ１７７、Ｂ１７８、Ｂ１７９、Ｂ１８０、Ｂ１８１、Ｂ１８２、Ｂ１８３、Ｂ１８４、Ｂ１８５、Ｂ１８６、Ｂ１８７、Ｂ１８８、Ｂ１８９、Ｂ１９０、Ｂ１９１、Ｂ１９２、Ｂ１９３、Ｂ１９４、Ｂ１９５、Ｂ１９６、Ｂ１９７、Ｂ１９８、Ｂ１９９、Ｂ２００、Ｂ２０１、Ｂ２０２、Ｂ２０３、Ｂ２０４、Ｂ２０５、Ｂ２０６、Ｂ２０７、Ｂ２０８、Ｂ２０９、Ｂ２１０、Ｂ２１１、Ｂ２１２、Ｂ２１３、Ｂ２１４、Ｂ２１５、Ｂ２１６、Ｂ２１７、Ｂ２１８、Ｂ２１９、Ｂ２２０、Ｂ２２１、Ｂ２２２、Ｂ２２３、Ｂ２２４、Ｂ２２５、Ｂ２２６、Ｂ２２７、Ｂ２２８、Ｂ２２９、Ｂ２３０、Ｂ２３１、Ｂ２３２、Ｂ２３３、Ｂ２３４、Ｂ２３５、Ｂ２３６、Ｂ２３７、Ｂ２３８、Ｂ２３９、Ｂ２４０、Ｂ２４１、Ｂ２４２、Ｂ２４３、Ｂ２４４、Ｂ２４５、Ｂ２４６、Ｂ２４７、Ｂ２４８、Ｂ２４９、Ｂ２５０、Ｂ２５１、Ｂ２５２、Ｂ２５３、Ｂ２５４、Ｂ２５５、Ｂ２５６、Ｂ２５７、Ｂ２５８、Ｂ２５９、Ｂ２６０、Ｂ２６１、Ｂ２６２、Ｂ２６３、Ｂ２６４、Ｂ２６５、Ｂ２６６、Ｂ２６７、Ｂ２６８、Ｂ２６９、Ｂ２７０、Ｂ２７１、Ｂ２７２、Ｂ２７３、Ｂ２７４、Ｂ２７５、Ｂ２７６、Ｂ２７７、Ｂ２７８、Ｂ２７９、Ｂ２８０、Ｂ２８１、Ｂ２８２、Ｂ２８３、Ｂ２８４、Ｂ２８５、Ｂ２８６、Ｂ２８７、Ｂ２８８、Ｂ２８９、Ｂ２９０、Ｂ２９１、Ｂ２９２、Ｂ２９３、Ｂ２９４、Ｂ２９５、Ｂ２９６、Ｂ２９７、Ｂ２９８、Ｂ２９９、Ｂ３００、Ｂ３０１、Ｂ３０２、Ｂ３０３、Ｂ３０４、Ｂ３０５、Ｂ３０６、Ｂ３０７、Ｂ３０８、Ｂ３０９、Ｂ３１０、Ｂ３１１、Ｂ３１２、Ｂ３１３、Ｂ３１４、Ｂ３１５、Ｂ３１６、Ｂ３１７、Ｂ３１８、Ｂ３１９、Ｂ３２０、Ｂ３２１、Ｂ３２２、Ｂ３２３、Ｂ３２４、Ｂ３２５、Ｂ３２６、Ｂ３２７、Ｂ３２８、Ｂ３２９、Ｂ３３０、Ｂ３３１、Ｂ３３２、Ｂ３３３、Ｂ３３４、Ｂ３３５、Ｂ３３６、Ｂ３３７、Ｂ３３８、Ｂ３３９、Ｂ３４０、Ｂ３４１、Ｂ３４２、Ｂ３４３、Ｂ３４４、Ｂ３４５、Ｂ３４６、Ｂ３４７、Ｂ３４８、Ｂ３４９、Ｂ３５０、Ｂ３５１、Ｂ３５２、Ｂ３５３、Ｂ３５４、Ｂ３５５、Ｂ３５６、Ｂ３５７、Ｂ３５８、Ｂ３５９、Ｂ３６０、Ｂ３６１、Ｂ３６２、Ｂ３６３、Ｂ３６４、Ｂ３６５、Ｂ３６６、Ｂ３６７、Ｂ３６８、Ｂ３６９、Ｂ３７０、Ｂ３７１、Ｂ３７２、Ｂ３７３、Ｂ３７４、Ｂ３７５、Ｂ３７６、Ｂ３７７、Ｂ３７８、Ｂ３７９、Ｂ３８０、Ｂ３８１、Ｂ３８２、Ｂ３８３、Ｂ３８４、Ｂ３８５、Ｂ３８６、Ｂ３８７、Ｂ３８８、Ｂ３８９、Ｂ３９０、Ｂ３９１、Ｂ３９２、Ｂ３９３、Ｂ３９４、Ｂ３９５、Ｂ３９６、Ｂ３９７、Ｂ３９８、Ｂ３９９、Ｂ４００、Ｂ４０１、Ｂ４０２、Ｂ４０３、Ｂ４０４、Ｂ４０５、Ｂ４０６、Ｂ４０７、Ｂ４０８、Ｂ４０９、Ｂ４１０、Ｂ４１１、Ｂ４１２、Ｂ４１３、Ｂ４１４、Ｂ４１５、Ｂ４１６、Ｂ４１７、Ｂ４１８、Ｂ４１９、Ｂ４２０、Ｂ４２１、Ｂ４２２、Ｂ４２３、Ｂ４２４、Ｂ４２５、Ｂ４２６、Ｂ４２７、Ｂ４２８、Ｂ４２９、Ｂ４３０、Ｂ４３１、Ｂ４３２、Ｂ４３３、Ｂ４３４、Ｂ４３５、Ｂ４３６、Ｂ４３７、Ｂ４３８、Ｂ４３９、Ｂ４４０、Ｂ４４１、Ｂ４４２、Ｂ４４３、Ｂ４４４、Ｂ４４５、Ｂ４４６、Ｂ４４７、Ｂ４４８、Ｂ４４９、Ｂ４５０、Ｂ４５１、Ｂ４５２、Ｂ４５３、Ｂ４５４、Ｂ４５５、Ｂ４５６、Ｂ４５７、Ｂ４５８、Ｂ４５９、Ｂ４６０、Ｂ４６１、Ｂ４６２、Ｂ４６３、Ｂ４６４、Ｂ４６５、Ｂ４６６、Ｂ４６７、Ｂ４６８、Ｂ４６９、Ｂ４７０、Ｂ４７１、Ｂ４７２、Ｂ４７３、Ｂ４７４、Ｂ４７５、Ｂ４７６、Ｂ４７７、Ｂ４７８、Ｂ４７９、又はその組み合わせである。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰとＩＡの比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。混合物中のＣＲＩＰ及びＩＡの総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、混合物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

本明細書に記載される、１つ以上のＣＲＩＰと、１つ以上のＩＡと、を含む前述の混合物、組成物、又は製剤のいずれかは、賦形剤を更に含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

１つ以上のＣＲＩＰと、１つ以上のＩＡと、を含む前述の混合物又は組成物のいずれかは、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用され得る。ＣＲＩＰとＩＡの比は、標的とする害虫、及び使用者のニーズに依存するであろう。

更に、１つ以上のＣＲＩＰと、１つ以上のＩＡと、を含む前述の混合物又は組成物のいずれかは、作物領域又は植物に適用され得、他の化合物と同時に又は順次処理される。例えば、一部の実施形態では、これらの他の化合物は、肥料、除草剤、凍結保護剤、界面活性剤、洗剤、殺虫石鹸、休眠油、ポリマー、及び／又は製剤の単回適用後の標的領域の長期投薬を可能にする徐放性若しくは生分解性の担体製剤であり得る。また、他の化合物は、必要に応じて、製剤分野で慣習的に用いられる更なる農業的に許容される担体、界面活性剤、又は適用促進アジュバントとともに、選択的除草剤、化学的殺虫剤、殺ウイルス剤、殺微生物剤、殺アメーバ剤、農薬、殺真菌剤、細殺菌剤、殺線虫剤、殺軟体動物剤、又はこれらの調製物のうちのいくつかの混合物であり得る。一部の実施形態では、好適な担体及びアジュバントは、固体又は液体であり得、製剤技術において通常用いられる物質（例えば、天然又は再生ミネラル物質、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着剤、結合剤、又は肥料に相当する。同様に、前述の混合物、組成物、又は製剤のうちのいずれかは、農薬製剤の標的害虫による摂食又は摂取を可能にするために、食用の「ベイト」に調製され得るか、又は害虫の「トラップ」に加工され得る。

組成物及び製剤
本明細書で使用される場合、「組成物」及び「製剤」という用語は、互換的に使用される。

％ ｖ／ｖ、％ ｗ／ｗ、及び％ ｗ／ｖ
本明細書で使用される場合、「ｖ／ｖ」又は「％ ｖ／ｖ」又は「体積当たりの体積」は、溶液の体積濃度を指す（「ｖ／ｖ」は体積当たりの体積を表す）。ここで、ｖ／ｖは、溶液の両方の成分が液体である場合に使用することができる。例えば、５０ｍＬの成分Ｘを５０ｍＬの水で希釈すると、１００ｍＬの総体積に５０ｍＬの成分Ｘが存在することになり、したがって、これは、「５０％ ｖ／ｖの成分Ｘ」として表すことができる。体積当たりの体積パーセント（％ ｖ／ｖ）は、以下のように計算される。（溶質の体積（ｍＬ）／溶液の体積（１００ｍＬ））；例えば、％ ｖ／ｖ＝ｍＬの溶質／１００ｍＬの溶液。

本明細書で使用される場合、「ｗ／ｗ」又は「％ ｗ／ｗ」又は「重量／重量」又は「ｗｔ／ｗｔ」又は「％ ｗｔ／ｗｔ」は、製剤又は溶液の重量濃度、すなわち、重量／重量パーセント（「ｗ／ｗ」は、重量当たりの重量を表す）を指す。ここで、ｗ／ｗは、１００ｇの溶液又は混合物中の構成成分のグラム数（ｇ）を表す。例えば、３０ｇの成分Ｘ、及び７０ｇの水からなる混合物は、「３０％ ｗ／ｗの成分Ｘ」として表される。重量当たりの重量パーセント（％ ｗ／ｗ）は、以下のように計算される：（溶質の重量（ｇ）／溶液の重量（ｇ））×１００、又は（溶質の質量（ｇ）／溶液の質量（ｇ））×１００。

本明細書で使用される場合、「ｗ／ｖ」又は「％ ｗ／ｖ」又は「体積当たりの重量」は、溶液の質量濃度、すなわち、重量／体積パーセントを指す（「ｗ／ｖ」は体積当たりの重量を表す）。ここで、ｗ／ｖは、１００ｍＬの溶液中の構成成分のグラム（ｇ）の数を表す。例えば、１ｇの成分Ｘを使用して、１００ｍＬの総体積を構成する場合、「成分Ｘの１％ ｗ／ｖ溶液」が作られている。体積当たりの重量パーセント（％ ｗ／ｖ）は、以下のように計算される：（溶質の質量（ｇ）／溶液の体積（ｍＬ））×１００。

組成物は、（１）ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、その薬学的に許容される塩、又はその組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（例えば、農薬組成物は、エアロゾル及び／又はエアロゾル化生成物（例えば、噴霧、燻蒸剤、粉末、粉塵、及び／又はガス）、種子粉衣、経口調製物（例えば、昆虫の餌など）と、から本質的になるか、又はそれからなり、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、及び／又はＴＶＰ ＯＲＦを（一過的及び／又は安定的のいずれか）発現及び／又は産生するトランスジェニック生物（例えば、植物又は動物）を含むことができるが、これらに限定されない。

組成物は、粉末、粉塵、ペレット、顆粒、噴霧、エマルション、コロイド、溶液などとして製剤化することができ、ポリペプチドを含む細胞培養物の乾燥、凍結乾燥、均質化、抽出、濾過、遠心分離、沈降、又は濃縮などの従来の手段によって調製することができる。少なくとも１つのかかる農薬ポリペプチドを含有する全てのかかる組成物では、ポリペプチドが、約１重量％～約９９重量％の濃度で存在し得る。

一部の実施形態では、本明細書に記載の農薬組成物は、ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩のいずれかを、所望の農業的に許容される担体とともに、製剤化することによって作製することができる。組成物は、投与前、凍結乾燥（ｌｙｏｐｈｉｌｉｚｅｄ）、凍結乾燥（ｆｒｅｅｚｅ－ｄｒｉｅｄ）、乾燥、又は水性担体、培地、又は好適な希釈剤（例えば、生理食塩水及び／若しくは他の緩衝液）などの適切な手段で製剤化され得る。一部の実施形態では、製剤化された組成物は、粉塵材料若しくは粒状材料、又は油（植物油若しくはミネラルオイル）エマルション、若しくは水エマルション、若しくは油／水エマルション中の懸濁液、又は水和剤、又は農業用途に好適な任意の他の担体材料と組み合わせた形態であり得る。好適な農業的担体は、固体又は液体であり得、当該技術分野において周知である。一部の実施形態では、製剤は、１つ以上の固体又は液体アジュバントと混合され得、様々な手段によって、例えば、従来の製剤技術を使用して、農薬組成物を適切なアジュバントと均一に混合、ブレンド、及び／又は粉砕することによって調製され得る。好適な製剤化及び適用方法は、米国特許第６，４６８，５２３号に記載されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、組成物は、ＣＲＩＰ又はその薬学的に許容される塩と、殺虫剤と、賦形剤と、を含むか、本質的にそれらからなるか、又はそれらからなる。

一部の実施形態では、組成物は、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質又はその薬学的に許容される塩と、殺虫剤と、賦形剤と、を含むか、本質的にそれらからなるか、又はそれらからなる。

一部の実施形態では、組成物は、（１）ＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤と、（３）賦形剤と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

薬学的に許容される塩
本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される塩」及び「農業的に許容される塩」という用語は、同義である。一部の実施形態では、適用可能な場合、本明細書に記載のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、及び／又は殺虫剤の、薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、結晶形態、並びに個々の異性体、鏡像異性体、互変異性体、ジアステレオマー、及びプロドラッグを利用することができる。

一部の実施形態では、本発明の薬学的に許容される塩は、親化合物の所望の薬理活性を有する。かかる塩には、無機酸で形成される酸付加塩、有機酸で形成される酸付加塩、又は親化合物中に存在する酸性プロトンが金属イオン（例えば、アルカリ金属イオン、アルミニウムイオン）によって置き換えられるときに形成される塩、又は有機塩基（例えば、エタノールアミン）との配位が含まれる。

一部の実施形態では、薬学的に許容される塩は、従来の毒性又は非毒性の塩を含む。例えば、一部の実施形態では、従来の非毒性塩には、フマル酸塩、リン酸塩、クエン酸塩、塩酸塩などのものが含まれる。一部の実施形態では、本発明の薬学的に許容される塩は、従来の化学的方法によって親化合物から合成することができる。一部の実施形態では、かかる塩は、これらの化合物の遊離酸形態又は遊離塩基形態を、水中若しくは有機溶媒中若しくはこれら２つの混合物中で、化学量論的な量の適切な塩基又は酸と反応させることによって調製することができる。一部の実施形態では、エーテル、酢酸エチル、エタノール、イソプロパノール、又はアセトニトリルのような非水性媒体が好ましい。好適な塩のリストは、Ｒｅｍｉｎｇｔｏｎ’ｓ Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅｓ，１７ｔｈ ｅｄ．，Ｍａｃｋ Ｐｕｂｌｉｓｈｉｎｇ Ｃｏｍｐａｎｙ，Ｅａｓｔｏｎ，Ｐａ．，１９８５，ｐ．１４１８に見出される（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、薬学的に許容される塩は、塩酸塩、ナトリウム、硫酸塩、酢酸塩、リン酸塩又は二リン酸塩、塩化物、カリウム、マレイン酸塩、カルシウム、クエン酸塩、メシル酸塩、硝酸塩、酒石酸塩、アルミニウム、又はグルコン酸塩のうちの１つであり得る。

一部の実施形態では、塩を形成するために使用することができる薬学的に許容される酸のリストは、グリコール酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、イソ酪酸、乳酸（ＤＬ）、ラクトビオン酸、ラウリン酸、マレイン酸、リンゴ酸（－Ｌ）、マロン酸、マンデル酸（ＤＬ）、メタンスルホン酸、ナフタレン－１，５－ジスルホン酸、ナフタレン－２－スルホン酸、ニコチン酸、硝酸、オレイン酸、シュウ酸、パルミチン酸、パモ酸、リン酸、プロプリオン酸（ｐｒｏｐｒｉｏｎｉｃ ａｃｉｄ）、ピログルタミン酸（－Ｌ）、サリチル酸、セバシン酸、ステアリン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸（＋Ｌ）、チオシアン酸、トルエンスルホン酸（ｐ）、ウンデシレン酸、１－ヒドロキシ－２－ナフトエ酸、２，２－ジクロロ酢酸、２－ヒドロキシエタンスルホン酸、２－オキソグルタル酸、４－アセトアミド安息香酸、４－アミノサリチル酸、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸（Ｌ）、アスパラギン酸（Ｌ）、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、樟脳酸（＋）、樟脳－１０－スルホン酸（＋）、カプリン酸（デカン酸）、カプロン酸（ヘキサン酸）、カプリン酸（オクタン酸）、炭酸、桂皮酸、クエン酸、シクラミン酸、ドデシル硫酸、エタン－１，２－ジスルホン酸、エタンスルホン酸、ギ酸、フマル酸、ガラクタル酸、ゲンチジン酸、グルコヘプトン酸（Ｄ）、グルコン酸（Ｄ）、グルクロン酸（Ｄ）、グルタミン酸、グルタル酸、又はグリセロリン酸を含む。

一部の実施形態では、薬学的に許容される塩は、任意の有機付加塩又は無機付加塩であり得る。

一部の実施形態では、塩は、遊離酸として無機酸及び有機酸を使用することができる。無機酸は、塩酸、臭素酸、硝酸、硫酸、過塩素酸、リン酸などであってもよい。有機酸は、クエン酸、酢酸、乳酸、マレイン酸、フマル酸、グルコン酸、メタンスルホン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、ガラクツロン酸、エンボン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、シュウ酸、（Ｄ）又は（Ｌ）リンゴ酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、４－トルエンスルホン酸、サリチル酸、クエン酸、安息香酸、マロン酸などであってもよい。

一部の実施形態では、塩は、アルカリ金属塩（ナトリウム塩、カリウム塩など）及びアルカリ土類金属塩（カルシウム塩、マグネシウム塩など）を含む。例えば、酸付加塩としては、酢酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベシル酸塩、重炭酸塩／炭酸水素塩、重硫酸塩／硫酸塩、ホウ酸塩、カンシル酸塩、クエン酸塩、エジシル酸塩、エシル酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルクロン酸塩、グルクロン酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩、ヒベンズ酸塩、塩酸塩／塩化物、臭化水素塩／臭化物、ヨウ化水素酸塩／ヨウ化物、イセチオン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メシル酸塩、メチル硫酸塩、ナフタレン酸塩、２－ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オロト酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、リン酸塩／リン酸水素塩／リン酸二水素塩、サッカリン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、トリフルオロ酢酸塩、アルミニウム、アルギニン、ベンザチン、カルシウム、コリン、ジエチルアミン、ジオラミン、グリシン、リジン、マグネシウム、メグルミン、オラミン、カリウム、ナトリウム、トロメタミン、亜鉛塩などが挙げられ、なかでも、塩酸塩、トリフルオロ酢酸塩などが使用され得る。

更に他の実施形態では、薬学的に許容される塩は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、ステアリン酸、コハク酸、エチルコハク酸、ラクトビオン酸、グルコン酸、グルコヘプトン酸、安息香酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、２－ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ｐ－トルエンスルホン酸、ラウリル硫酸、リンゴ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アジピン酸、システイン、Ｎ－アセチルシステイン、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、ヨウ化水素酸、ニコチン酸、シュウ酸、ピクリン酸、チオシアン酸、ウンデカン酸、ポリアクリル酸、又はカルボキシルビニルポリマーなどの酸との塩であり得る。

一部の実施形態では、薬学的に許容される塩は、無機塩基又は有機塩基のいずれかから調製され得る。無機塩基に由来する塩には、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、第一鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウム、第二鉄、マンガン塩などが含まれるが、これらに限定されない。好ましい無機塩は、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、及びマグネシウム塩である。有機塩基に由来する塩には、限定されないが、一級、二級、及び三級アミン、天然に存在する置換アミンを含む置換アミン、並びに環状アミンを含み、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、２－ジメチルアミノエタノール、トロメタミン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、Ｎ－アルキルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、Ｎ－エチルピペリジンなどが挙げられる。好ましい有機塩基は、イソプロピルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミン、ピペリジン、トロメタミン、及びコリンである。

一部の実施形態では、薬学的に許容される塩は、健全な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー反応などを伴わずに、ヒト及び下等動物の組織と接触させて使用するのに好適であり、合理的な利益／リスク比に見合った塩を指す。薬学的に許容される塩は、当該技術分野で周知である。例えば、薬学的に許容される塩は、Ｓ．Ｍ．ＢｅｒｇｅらのＪ．Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅｓ，６６：１－１９（１９７７）に詳細に記載されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、本発明の化合物の最終的な単離及び精製中に、又は遊離塩基の官能基を好適な有機酸と別々に反応させることによって、本発明の塩をインサイツで調製することができる。薬学的に許容される非毒性の酸付加塩の例は、アミノ基の塩であり、無機酸（例えば、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、及び過塩素酸）、又は有機酸（例えば、酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、若しくはマロン酸）と形成されるか、又はイオン交換などの当該技術分野で使用される他の方法を使用することによって形成される。他の薬学的に許容される塩としては、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、樟脳スルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素酸塩、２－ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、２－ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、３－フェニルピオロピオン酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピルビン酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、ｐ－トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩などが挙げられる。代表的なアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩には、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが含まれる。更なる薬学的に許容される塩としては、適切な場合、非毒性のアンモニウム、四級アンモニウム、及びアミンカチオン（ハロゲン化物、水酸化物、カルボン酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、低級アルキルスルホン酸塩、及びアリールスルホン酸塩などの対イオンを使用して形成される）が挙げられる。

薬学的に許容される塩の例示的な記載は、Ｐ．Ｈ．Ｓｔａｈｌ ａｎｄ Ｃ．Ｇ．Ｗｅｒｍｕｔｈ，（ｅｄｉｔｏｒｓ），Ｈａｎｄｂｏｏｋ ｏｆ Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌ Ｓａｌｔｓ： Ｐｒｏｐｅｒｔｉｅｓ，Ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ ａｎｄ Ｕｓｅ，Ｊｏｈｎ Ｗｉｌｅｙ ＆ Ｓｏｎｓ，Ａｕｇ ２３，（２００２）に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

噴霧用組成物
本発明の噴霧産物の例としては、農業用途のフィールド噴霧用製剤及び居住空間又は商業空間の内部空間で使用するための屋内噴霧が挙げられ得る。一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、１つ以上の殺虫剤：Ｂ１～Ｂ４７９と、の組み合わせを含む残留噴霧（ｒｅｓｉｄｕａｌ ｓｐｒａｙ）又は空間噴霧（ｓｐａｃｅ ｓｐｒａｙ）を使用して、内部空間の害虫を低減又は除去することができる。

室内表面噴霧（ｓｕｒｆａｃｅ ｓｐｒａｙｉｎｇ ｉｎｄｏｏｒｓ）（ＳＳＩ）は、壁、窓、床、天井などの媒介生物がいる室内表面に、可変量の噴霧可能な量の殺虫剤を適用する技術である。可変量の噴霧可能な量の主な目標は、害虫（例えば、ハエ、ノミ、ダニ、又は蚊の媒介生物）の寿命を減少させ、それによって、病気の伝染を軽減又は阻止することである。二次的な影響は、処理領域内の害虫の密度を減少させることである。ＳＳＩは、ライム病、サルモネラ、チングニアウイルス、ジカウイルス、及びマラリアなどの媒介害虫疾患を制御するための方法として使用することができ、また、リーシュマニア症及びシャーガス病などの媒介昆虫によって運ばれる寄生虫の管理にも使用することができる。ジカウイルス、チングニアウイルス、マラリアを保有する多くの媒介蚊には、血液を吸った後に家の中にいる内向性（ｅｎｄｏｐｈｉｌｉｃ）の媒介蚊が含まれる。これらの蚊は、特に、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む噴霧用組成物による室内表面噴霧（ＳＳＩ）を通して制御することが容易である。その名が示すように、ＳＳＩは、残留殺虫剤による家の壁及び他の表面に組成物を適用することを伴う。

一実施形態では、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物は、これらの表面と接触する害虫をノックダウンする。ＳＳＩは、人が蚊に噛まれるのを直接防ぐものではない。むしろ、ＳＳＩは、通常、蚊が血液を吸った後、噴霧された表面にいる場合、害虫を制御する。したがって、ＳＳＩは、他の人への感染の伝播を防止する。効果を発揮するには、ある地域の非常に高い割合（通常、４０～８０パーセント超）の世帯に、ＳＳＩを適用する必要がある。したがって、良好な残留有効性及び許容可能な臭気を有する本発明による噴霧は、一体化された媒介害虫を管理又は制御する溶液の成分として特に好適である。

活性ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤が、塗料のように住居の表面（例えば、壁又は天井）に結合することを必要とするＳＳＩとは対照的に、例えば、本発明の空間噴霧生成物は、所与の期間にわたって空気中に散布されることが意図された多数の小さな殺虫液滴の生成に依存する。これらの液滴が標的害虫に影響を及ぼす場合、それらは、害虫を制御するのに有効なノックダウン有効用量のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤を送達する。空間噴霧を生成するための従来の方法には、熱噴霧（それによって、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物の厚い霧の外観を与える高密度の雲が生成される）及び極微量散布（Ｕｌｔｒａ Ｌｏｗ Ｖｏｌｕｍｅ）（ＵＬＶ）が含まれ、それによって、液滴は、機械式冷エアロゾル発生機によって生成される。エアゾル缶などのすぐに使用できるエアゾルも使用され得る。

広い地域を一度に処理可能であるため、前述の方法は、特定の地域における飛来害虫の個体数を迅速に減少させるための非常に効果的な方法である。また、適用からの残存活性が非常に限られているため、完全に有効にするには、５～７日間隔で繰り返す必要がある。この方法は、害虫の数を迅速に減少させる必要がある流行状況において、特に効果的であり得る。そのため、都市部のデング熱対策キャンペーンで使用することができる。

効果的な空間散布は、一般に、以下の特定の原理に依存する。標的昆虫は、通常、噴霧雲を飛翔している（又は、露出した表面にいる間に影響を受けることがある）。したがって、噴霧液滴と標的昆虫との間の接触の効率が重要である。これは、噴霧液滴が最適な期間空気中に残り、適切な用量の殺虫剤を含むことを確実にすることによって達成される。これら２つの問題は、主に、液滴サイズを最適化することによって対処される。液滴が大きすぎると、急速に地面に落ち、適用中に遭遇した植生又は他の障害物に浸透しない（適用の有効面積を制限する）。これらの大きな液滴の１つが個々の昆虫に影響を与える場合、個々の昆虫ごとに高用量が送達されるため、それは「オーバーキル」でもある。液滴が小さすぎると、空気力学により標的昆虫に付着しないか（衝突しない）、対流によって大気中に上へと運ばれ得る。空間散布を適用するための液滴の最適なサイズは、体積中央径（ＶＭＤ）が１０～２５ミクロンの液滴である。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

フォーム
（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む本発明の活性組成物は、エアロゾルベースの適用として（エアロゾル化フォームの適用を含む）、噴霧製品で利用可能になり得る。加圧缶は、エアロゾルを形成するための典型的なビヒクルである。ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は使用される殺虫剤と適合性のあるエアロゾル噴射剤。好ましくは、液化ガス式噴射剤が使用される。

好適な噴射剤としては、圧縮空気、二酸化炭素、ブタン、及び窒素が挙げられる。活性化合物組成物中の噴射剤の濃度は、ピリジン組成物の約５重量％～約４０重量％、好ましくは、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物の約１５重量％～約３０重量％である。

一実施形態では、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩からなる製剤はまた、１つ以上の発泡剤を含み得る。使用され得る発泡剤としては、ラウレス硫酸ナトリウム、コカミドＤＥＡ、及びコカミドプロピルベタインが挙げられる。好ましくは、ラウレス硫酸ナトリウム、コカミドＤＥＡ、及びコカミドプロピルが、組み合わせて使用される。活性化合物組成物中の発泡剤の濃度は、組成物の約１０重量％～約２５重量％、より好ましくは、１５重量％～２０重量％である。

かかる製剤が発泡剤を含まないエアゾル用途で使用される場合、使用する前に直接混合する必要がなく、本発明の活性組成物を使用することができる。しかしながら、発泡剤を含むエアロゾル製剤は、使用直前に混合（すなわち、振盪）する必要がない。加えて、発泡剤を含む製剤を長期間使用する場合、それらは、使用中に定期的に追加の混合を必要とする場合がある。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

燃焼製剤
一部の実施形態では、居住地域はまた、活性ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤組成物を、ロウソク、スモークコイル、若しくは香片含有組成物などの燃焼製剤（ｂｕｒｎｉｎｇ ｆｏｒｍｕｌａｔｉｏｎ）を使用することによって、処理することもできる。例えば、組成物は、「加熱式」芳香剤（ａｉｒ ｆｒｅｓｈｅｎｅｒ）などの家庭用品に製剤化され得、殺虫性組成物が（例えば、電気的に又は燃焼によって）加熱時に放出される。本発明の活性化合物組成物は、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含み、エアロゾル、モスキートコイル、及び／又は気化器若しくは噴霧器フォガーとして噴霧製品で利用可能になり得る。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

生地処理
一部の実施形態では、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む、農薬的に有効な組成物を含む布地及び衣服を作製することができる。一部の実施形態では、本明細書に記載の高分子材料、繊維、糸、織物、網物、又は基質中のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤の濃度は、例えば、０．０５～１５重量％、好ましくは０．２～１０重量％、より好ましくは０．４～８重量％、特に０．５～５重量％、例えば、１～３重量％の比較的広い濃度範囲内で変化させることができる。

同様に、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）（表面を処理するための、又は繊維、糸、網物、織物をコーティングするための）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物の濃度は、例えば、０．１～７０重量％、例えば、０．５～５０重量％、好ましくは、１～４０重量％、より好ましくは、５～３０重量％、特に、１０～２０重量％の比較的広い濃度範囲内で変化させることができる。

ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤の濃度は、ノックダウン有効性、耐久性、及び毒性に関する要件が満たされるように、適用分野に応じて選択することができる。材料の特性を適応させることもでき、このようにしてカスタマイズされた織物生地を入手することができる。

したがって、有効量のＣＲＩＰ又は殺虫剤は、特定の使用パターン、制御が最も望まれる害虫、及びＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤が使用されるであろう環境に依存し得る。したがって、ＣＲＩＰ又は殺虫剤の有効量は、害虫の制御が達成されるのに十分である。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

表面処理組成物
一部の実施形態では、本開示は、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物又は製剤を提供し、これは、建物の内部の壁、床、及び天井をコーティングするため、並びに基質又は非生物材料をコーティングするためである。（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む本発明の組成物は、その目的を念頭に、既知の技術を使用して調製することができる。（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物の調製は、表面又は他の基質への化合物の結合を促進するための結合剤も含むように製剤化することができる。結合に有用な薬剤は当該技術分野で既知であり、形態がポリマーである傾向がある。特定の多孔性及び／又は結合特性を有する壁面に適用される組成物に好適な結合剤の種類は、繊維、糸、織物、又は網物と比較して異なり、したがって、当業者は、既知の教示に基づいて、所望の表面及び／又は基質に基づいて好適な結合剤を選択するであろう。

典型的な結合剤は、ポリビニルアルコール、修飾デンプン、ポリビニルアクリレート、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニルコポリマー、ポリウレタン、及び修飾植物油である。好適な結合剤は、多種多様なポリマー及びコポリマー、並びにそれらの組み合わせに由来するラテックス分散体を含むことができる。本発明の組成物中の結合剤として使用するのに好適なラテックスは、スチレン、アルキルスチレン、イソプレン、ブタジエン、アクリロニトリル、低級アルキルアクリレート、塩化ビニル、塩化ビニリデン、低級カルボン酸、及びα、β－エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー及びコポリマーを含み、それらの中で共重合した３つ以上の異なるモノマー種を含むポリマー、並びにシリコーン又はポリウレタンの分散後懸濁液を含む。活性成分を他の表面に結合するためのポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）ポリマーもまた好適であり得る。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

分散剤
一部の例示的な実施形態では、本開示による殺虫剤製剤は、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤（例えば、希釈剤又は担体（例えば、水など）、高分子結合剤、並びに／又は追加の成分（例えば、分散剤、重合剤、乳化剤、増粘剤、アルコール、香料、若しくは当該技術分野で既知の噴霧可能な殺虫剤の調製に使用される任意の他の不活性賦形剤））と、の組み合わせを含み得る。

一部の実施形態では、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む組成物は、懸濁液又はカプセル懸濁液などのいくつかの異なる形態又は製剤タイプで調製することができる。また、当業者は、特定のＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤の特性、その使用、及びその適用タイプに基づいて、関連する組成物を調製することができる。例えば、本開示の方法、実施形態、及び他の態様では、使用されるＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤は、懸濁液製剤又はカプセル懸濁液製剤に封入され得る。封入されたＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤は、改善された洗浄堅牢性を提供することができ、またより長期間の活性を提供することができる。製剤は、有機系又は水性（好ましくは、水性）であり得る。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

マイクロカプセル化
本開示による組成物及び方法で使用するのに好適なマイクロカプセル化ＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤は、当該技術分野で既知の任意の好適な技術を用いて調製され得る。例えば、材料をマイクロカプセル化するための様々なプロセスがこれまで開発されてきた。これらのプロセスは、３つのカテゴリー：物理的方法、相分離、及び界面反応に分類することができる。物理的方法のカテゴリーでは、マイクロカプセル壁材料及びコア粒子が物理的に合わされ、壁材料がコア粒子の周りを流れてマイクロカプセルを形成する。相分離のカテゴリーでは、マイクロカプセルは、壁材料が溶解され、（例えば、コアセルベーションによって）連続相から物理的に分離され、コア粒子の周囲に堆積される不混和連続相中でコア材料を乳化又は分散させることによって形成される。界面反応のカテゴリーでは、マイクロカプセルは、不混和連続相でコア材料を乳化又は分散させることによって形成され、次いで、界面重合反応がコア粒子の表面で起こるようにされる。マイクロカプセル中に存在するＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤の濃度は、マイクロカプセルの０．１～６０重量％で変化し得る。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）の組み合わせを含む量を含有することができる。

一部の実施形態では、噴霧用組成物は、約０．００５重量％～約９９重量％の範囲の、表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせを含む量を含有することができる。

キット、製剤、分散剤、及びそれらの成分
組成物（（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む）、方法、実施形態、及び本開示による他の態様で使用される製剤は、全ての成分を水と一緒に混合することによって、任意選択的に、凝集体の好適な混合及び／又は分散を使用することによって、形成され得る。一般に、かかる製剤は、１０～７０℃、好ましくは、１５～５０℃、より好ましくは、２０～４０℃の温度で形成される。ＣＲＩＰ及び（農薬としての）殺虫剤（Ａ）、固体ポリマー（Ｂ）、任意選択的な追加の添加剤（Ｄ）を使用して、それらを水性成分（Ｃ）中に分散させることが可能であり、一般に、（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）、及び／又は（Ｄ）のうちの１つ以上を含む製剤が可能である。本発明の組成物（（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む）中に結合剤が存在する場合、水中の高分子結合剤（Ｂ）の分散液、並びに先に別々に調製されているＣＲＩＰ、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質、又は殺虫剤（Ａ）の水性製剤を使用することが好ましい。かかる別個の製剤は、それぞれの製剤に（Ａ）及び／又は（Ｂ）を安定化するための追加の添加剤が含まれていてもよい（それらは市販されている）。第２のプロセスステップでは、かかる生製剤及び任意選択的に追加の水（成分（Ｃ））を添加する。また、前述のスキームに基づく上記成分の組み合わせも同様に、例えば、（Ａ）及び／又は（Ｂ）の予め形成された分散液を使用し、それを固体（Ａ）及び／又は（Ｂ）と混合することによって可能である。高分子結合剤（Ｂ）の分散液は、化学物質製造業者によって既に作製された既製の分散液であってもよい。

更に、「手作りの」分散液、すなわち、エンドユーザーによって小規模に作製された分散液を使用することも、本発明の範囲内である。かかる分散液は、水中に約２０％の結合剤（Ｂ）の混合物を提供し、混合物を９０℃～１００℃の温度に加熱し、混合物を数時間集中的に撹拌することによって作製され得る。本発明によるプロセスのためにエンドユーザーが容易に使用できるように、最終製品として製剤を製造することが可能である。また、当然、濃縮物を製造することも同様に可能であり、これは、エンドユーザーによって、使用のための所望の濃度に、追加の水（Ｃ）で希釈され得る。

一実施形態では、組成物（（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む）は、ＳＳＩの適用又はコーティング製剤（（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、の組み合わせを含む）に好適であり、活性成分と、担体（例えば、水）と、を含み、また、分散剤、湿潤剤、凍結防止剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、及び結合剤又は粘着剤から選択される１つ以上の共製剤を含んでもよい。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又は殺虫剤の例示的な固形製剤は、概して、所望の粒径に粉砕され、例えば、粒径分布ｄ（０．５）が、概して３～２０μｍ、好ましくは５～１５μｍ、特に７～１２μｍである。

更に、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）、及び（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせ（Ａ）を含む少なくとも第１の成分と、少なくとも１つの高分子結合剤（Ｂ）を含む第２の成分と、を含むキットとして、製剤をエンドユーザーに出荷することが可能であり得る。更なる添加剤（Ｄ）が、キットの第３の別個の成分であってもよく、又は成分（Ａ）及び／又は（Ｂ）と既に混合されていてもよい。エンドユーザーは、キットの成分に水（Ｃ）を添加し、混合するだけで、使用のための製剤を調製することができる。キットの成分は、水中の製剤であってもよい。当然、成分のうちの１つの水性製剤を、他の成分の乾燥製剤と組み合わせることが可能である。一例として、キットは、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）、及び（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）の組み合わせ（Ａ）、及び任意選択的に水（Ｃ）を含む１つの製剤と、少なくとも１つのポリマー結合剤（Ｂ）、成分（Ｃ）としての水、及び任意選択的に成分（Ｄ）の第２の別個の製剤と、からなることができる。

成分（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）、及び任意選択的に（Ｄ）の濃度は、コーティング／処理に使用される技術に応じて、当業者によって選択される。一般に、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、の組み合わせ（Ａ）の量は、組成物の重量に基づいて、最大５０重量％、好ましくは１～５０重量％、例えば、１０～４０重量％、特に１５～３０重量％であり得る。ポリマー結合剤（Ｂ）の量は、組成物の重量に基づいて、０．０１～３０重量％、好ましくは０．５～１５重量％、より好ましくは１～１０重量％、特に１～５重量％の範囲であり得る。追加の成分（Ｄ）の量は、存在する場合、一般に、組成物の重量に基づいて、０．１～２０重量％、好ましくは０．５～１５重量％である。好適な量の顔料及び／又は染料及び／又は香料は、存在する場合、一般に、組成物の重量に基づいて、０．０１～５重量％、好ましくは０．１～３重量％、より好ましくは０．２～２重量％である。すぐに使用できる典型的な製剤は、０．１～４０パーセント、好ましくは１～３０パーセントの成分（Ａ）、（Ｂ）、及び任意選択的に（Ｄ）を含み、残りの量は水（Ｃ）である。エンドユーザーによって希釈される濃縮物の典型的な濃度は、５～７０パーセント、好ましくは１０～６０パーセントの成分（Ａ）、（Ｂ）、及び任意選択的に（Ｄ）を含み得、残りの量は水（Ｃ）である。

表Ａに示されるＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）、若しくは表Ｂに示される殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）のうちのいずれか、及び／又はそれに関する方法のうちのいずれかを使用して、本明細書に記載される前述の噴霧用組成物、製剤、及び／又はキットのうちのいずれかを作製することができる。

ＴＶＰ組成物
ガラス化
ガラス化は、ペプチドの反応動態が、硬質で非晶質のガラス状糖マトリックス中のペプチドの固定化を介して遅くなるプロセスを記載する。これにより、ペプチドの分解が劇的に遅くなる。Ｂｅｙｏｎｄ ｗａｔｅｒ ａｃｔｉｖｉｔｙ：ｒｅｃｅｎｔ ａｄｖａｎｃｅｓ ｂａｓｅｄ ｏｎ ａｎ ａｌｔｅｒｎａｔｉｖｅ ａｐｐｒｏａｃｈ ｔｏ ｔｈｅ ａｓｓｅｓｓｍｅｎｔ ｏｆ ｆｏｏｄ ｑｕａｌｉｔｙ ａｎｄ ｓａｆｅｔｙ，Ｃｒｉｔ．Ｒｅｖ．Ｆｏｏｄ Ｓｃｉ．Ｎｕｔｒ．３０（１９９１）１１５－３６０を参照されたい。ペプチドのアンフォールディング及び他の分解のメカニズムは、ペプチドの分子移動度に依存している。したがって、ガラス化はそのような分解を遅らせる。Ｃｈａｎｇｅ ｅｔ ａｌ．，Ｍｅｃｈａｎｉｓｍ ｏｆ ｐｒｏｔｅｉｎ ｓｔａｂｉｌｉｚａｔｉｏｎ ｂｙ ｓｕｇａｒｓ ｄｕｒｉｎｇ ｆｒｅｅｚｅ－ｄｒｙｉｎｇ ａｎｄ ｓｔｏｒａｇｅ：ｎａｔｉｖｅ ｓｔｒｕｃｔｕｒｅ ｐｒｅｓｅｒｖａｔｉｏｎ，ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｒａｃｔｉｏｎ，ａｎｄ／ｏｒ ｉｍｍｏｂｉｌｉｚａｔｉｏｎ ｉｎ ａ ｇｌａｓｓｙ ｍａｔｒｉｘ？，Ｊ Ｐｈａｒｍ．Ｓｃｉ．９４（２００５）１４２７－１４４４、及びＧ．Ｏ．Ｐｏｉｎａｒ ａｎｄ Ｒ．Ｈｅｓｓ，Ｕｌｔｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ ｏｆ ４０－ｍｉｌｌｉｏｎ－ｙｅａｒ－ｏｌｄ ｉｎｓｅｃｔ ｔｉｓｓｕｅ，Ｓｃｉｅｎｃｅ ８０（２１５）（１９８２）１２４１－１２４２を参照されたい。

ガラス化の例示的な記載、及びペプチドの安定化におけるその考慮事項は、Ｍｅｎｓｉｎｋ ｅｔ ａｌ．，Ｈｏｗ ｓｕｇａｒｓ ｐｒｏｔｅｃｔ ｐｒｏｔｅｉｎｓ ｉｎ ｔｈｅ ｓｏｌｉｄ ｓｔａｔｅ ａｎｄ ｄｕｒｉｎｇ ｄｒｙｉｎｇ（ｒｅｖｉｅｗ）：Ｍｅｃｈａｎｉｓｍｓ ｏｆ ｓｔａｂｉｌｉｚａｔｉｏｎ ｉｎ ｒｅｌａｔｉｏｎ ｔｏ ｓｔｒｅｓｓ ｃｏｎｄｉｔｉｏｎｓ．Ｅｕｒ Ｊ Ｐｈａｒｍ Ｂｉｏｐｈａｒｍ．２０１７ Ｍａｙ；１１４：２８８－２９５に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ又はＣＲＩＰ－殺虫タンパク質（例えば、本発明のＴＶＰ）は、ガラス化され得る。例えば、一部の実施形態では、本発明のＴＶＰは、ガラス化プロセスを使用して安定化させることができる。

一部の実施形態では、ガラス化は、糖の使用を介して起こり得る。一部の実施形態では、糖は、トレハロースであり得る。

トレハロース
トレハロースは、２つのα－グルコース単位の間の１，１－グリコシド結合によって形成される二糖である。一部の実施形態では、トレハロースの分子式は、Ｃ_１２Ｈ_２２Ｏ_１１であり、３４２．３ｇ／ｍｏｌの分子量を有する。

トレハロースは、二糖として、及びいくつかのポリマーにおけるモノマーとしても自然界に見出されるが、しかしながら、いくつかのトレハロース異性体は、自然界には見出されないものが存在する。Ｅｌｂｅｉｎ ｅｔ ａｌ．，Ｎｅｗ ｉｎｓｉｇｈｔｓ ｏｎ ｔｒｅｈａｌｏｓｅ：ａ ｍｕｌｔｉｆｕｎｃｔｉｏｎａｌ ｍｏｌｅｃｕｌｅ．Ｇｌｙｃｏｂｉｏｌｏｇｙ．２００３ Ａｐｒ；１３（４）：１７Ｒ－２７Ｒを参照されたい。

トレハロースは、熱、凍結、及び乾燥などのストレスに対してタンパク質及び細胞を安定化することが示されている。Ｋ．Ｌｉｐｐｅｒｔ ａｎｄ Ｅ．Ｇａｌｉｎｓｋｉ，Ａｐｐｌ．Ｍｉｃｒｏｂｉｏｌ．Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌ．，１９９２，３７，６１－６５、Ｊ．Ｋ．Ｋａｕｓｈｉｋ ａｎｄ Ｒ．Ｂｈａｔ，Ｊ．Ｂｉｏｌ．Ｃｈｅｍ．，２００３，２７８，２６４５８－２６４６５、Ｒ．Ｐ．Ｂａｐｔｉｓｔａ，Ｓ．Ｐｅｄｅｒｓｅｎ，Ｇ．Ｊ．Ｃａｂｒｉｔａ，Ｄ．Ｅ．Ｏｔｚｅｎ，Ｊ．Ｍ．Ｃａｂｒａｌ ａｎｄ Ｅ．Ｐ．Ｍｅｌｏ，Ｂｉｏｐｏｌｙｍｅｒｓ，２００８，８９，５３８－５４７、Ｇｕｏ ｅｔ ａｌ．，Ｎａｔ．Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌ．，２０００，１８，１６８－１７１、Ｈｅｎｇｈｅｒｒ ｅｔ ａｌ．，ＦＥＢＳ Ｊ．，２００８，２７５，２８１－２８８、Ｃｒｏｗｅ ｅｔ ａｌ．，Ｓｃｉｅｎｃｅ，１９８４，２２３，７０１－７０３、Ｂｅａｔｔｉｅ ｅｔ ａｌ．，Ｄｉａｂｅｔｅｓ，１９９７，４６，５１９－５２３、Ｐ．Ｓｕｎｄａｒａｍｕｒｔｈｉ ａｎｄ Ｒ．Ｓｕｒｙａｎａｒａｙａｎａｎ，Ｊ．Ｐｈｙｓ．Ｃｈｅｍ．Ｌｅｔｔ．，２００９，１，５１０－５１４、Ｄｕｏｎｇ ｅｔ ａｌ．，Ａｐｐｌ．Ｅｎｖｉｒｏｎ．Ｍｉｃｒｏｂｉｏｌ．，２００６，７２，１２１８－１２２５．を参照されたい。

実際、一部の動物は、環境ストレスに応答してトレハロースを顕著なレベルまで蓄積し、したがって、生体分子を安定させるトレハロースの能力を強調する。Ｐ．Ｗｅｓｔｈ ａｎｄ Ｈ．Ｒａｍｌｅｖ，Ｊ．Ｅｘｐ．Ｚｏｏｌ．，１９９１，２５８，３０３－３１１、及びＫ．Ａ．Ｃ．Ｍａｄｉｎ ａｎｄ Ｊ．Ｈ．Ｃｒｏｗｅ，Ｊ．Ｅｘｐ．Ｚｏｏｌ．，１９７５，１９３，３３５－３４２を参照されたい。更に、トレハロースは、一般に安全であると見なされ、安定剤としていくつかの医薬品に使用されている。Ｎ．Ｋ．Ｊａｉｎ ａｎｄ Ｉ．Ｒｏｙ，Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｓｃｉ．，２００９，１８，２４－３６、及びＳ．Ｏｈｔａｋｅ ａｎｄ Ｙ．Ｊ．Ｗａｎｇ，Ｊ．Ｐｈａｒｍ．Ｓｃｉ．，２０１１，１００，２０２０－２０５３を参照されたい。

トレハロースの使用は、当該技術において周知である。トレハロースは、商業的供給源から容易に入手可能である。例えば、Ｄ－（＋）－トレハロース二水和物（製品番号Ｔ９５３１）、及びトレハロース（製品番号ＰＨＲ１３４４及び１６７３７１５）は、Ｓｉｇｍａ Ａｌｄｒｉｃｈ（Ｓｉｇｍａ－Ａｌｄｒｉｃｈ Ｃｏｒｐ．Ｓｔ．Ｌｏｕｉｓ，ＭＯ，ＵＳＡ）から入手可能である。

例示的なトレハロース分子が本明細書で提供され、ケミカルアブストラクトサービス（ＣＡＳ）登録番号９９－２０－７（無水）、及びＣＡＳ登録番号６１３８－２３－４（二水和物）を有する。本開示の例示的なトレハロース化合物は、ＰｕｂＣｈｅｍ ＣＩＤ番号７４２７を有する。

ペプチドを安定化するためのトレハロースの使用の例示的な記載は、米国特許第６，１６５，９８１号、同第６，１７１，５８６号、同第６，９９１，７９０号、同第７，９５６，０２８号、同第１０，２７３，３３３号、及び同第１０，５８８，９５７号に提供されている（それらの開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

組成物中のトレハロースの調製及び使用の例示的な記載は、米国特許第７，６７８，７６４号に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

ＴＶＰ組成物及びその成分の範囲及び記載
本明細書で使用される場合、「製剤」及び「組成物」は同義である。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）及びＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩を含む製剤は、液体濃縮物、水和剤、又は顆粒製剤であり得る。一部の実施形態では、本明細書に記載のＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩のいずれかは、以下に記載の製剤のいずれかで使用することができ、例えば、前述のＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩のいずれかは、製剤（水和剤若しくは顆粒製剤、又は液体濃縮物製剤）に使用することができる。

一部の実施形態では、製剤は、（１）本明細書に記載される１つ以上のＩＡ（例えば、表Ｂに列挙されるもの）と、（２）ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩と、（３）１つ以上の賦形剤（賦形剤は、トレハロース、リン酸二カリウム（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、リン酸一カリウム（ＫＨ_２ＰＯ_４）、マルトデキストリン、及びＢＩＴを含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の重量の約０．０１％、０．０２％、０．０３％、０．０４％、０．０５％、０．０６％、０．０７％、０．０８％、０．０９％、０．１％、０．２％、０．３％、０．４％、０．５％、０．６％、０．７％、０．８％、０．９％、１％、２％、３％、４％、５％、６％、７％、８％、９％、１０％、１１％、１２％、１３％、１４％、１５％、１６％、１７％、１８％、１９％、２０％、２１％、２２％、２３％、２４％、２５％、２６％、２７％、２８％、２９％、３０％、３１％、３２％、３３％、３４％、３５％、３６％、３７％、３８％、３９％、４０％、４１％、４２％、４３％、４４％、４５％、４６％、４７％、４８％、４９％、５０％、５１％、５２％、５３％、５４％、５５％、５６％、５７％、５８％、５９％、６０％、６１％、６２％、６３％、６４％、６５％、６６％、６７％、６８％、６９％、７０％、７１％、７２％、７３％、７４％、７５％、７６％、７７％、７８％、７９％、８０％、８１％、８２％、８３％、８４％、８５％、８６％、８７％、８８％、８９％、９０％、９１％、９２％、９３％、９４％、９５％、９６％、９７％、９８％、９９％、９９．１％、９９．２％、９９．３％、９９．４％、９９．５％、９９．６％、９９．７％、９９．８％、又は９９．９％の範囲のトレハロースの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約９９．９％、約１％～約９９．９％、約２％～約９９．９％、約３％～約９９．９％、約４％～約９９．９％、約５％～約９９．９％、約６％～約９９．９％、約７％～約９９．９％、約８％～約９９．９％、約９％～約９９．９％、約１０％～約９９．９％、約１１％～約９９．９％、約１２％～約９９．９％、約１３％～約９９．９％、約１４％～約９９．９％、約１５％～約９９．９％、約１６％～約９９．９％、約１７％～約９９．９％、約１８％～約９９．９％、約１９％～約９９．９％、約２０％～約９９．９％、約２１％～約９９．９％、約２２％～約９９．９％、約２３％～約９９．９％、約２４％～約９９．９％、約２５％～約９９．９％、約２６％～約９９．９％、約２７％～約９９．９％、約２８％～約９９．９％、約２９％～約９９．９％、約３０％～約９９．９％、約３１％～約９９．９％、約３２％～約９９．９％、約３３％～約９９．９％、約３４％～約９９．９％、約３５％～約９９．９％、約３６％～約９９．９％、約３７％～約９９．９％、約３８％～約９９．９％、約３９％～約９９．９％、約４０％～約９９．９％、約４１％～約９９．９％、約４２％～約９９．９％、約４３％～約９９．９％、約４４％～約９９．９％、約４５％～約９９．９％、約４６％～約９９．９％、約４７％～約９９．９％、約４８％～約９９．９％、約４９％～約９９．９％、約５０％～約９９．９％、約５１％～約９９．９％、約５２％～約９９．９％、約５３％～約９９．９％、約５４％～約９９．９％、約５５％～約９９．９％、約５６％～約９９．９％、約５７％～約９９．９％、約５８％～約９９．９％、約５９％～約９９．９％、約６０％～約９９．９％、約６１％～約９９．９％、約６２％～約９９．９％、約６３％～約９９．９％、約６４％～約９９．９％、約６５％～約９９．９％、約６６％～約９９．９％、約６７％～約９９．９％、約６８％～約９９．９％、約６９％～約９９．９％、約７０％～約９９．９％、約７１％～約９９．９％、約７２％～約９９．９％、約７３％～約９９．９％、約７４％～約９９．９％、約７５％～約９９．９％、約７６％～約９９．９％、約７７％～約９９．９％、約７８％～約９９．９％、約７９％～約９９．９％、約８０％～約９９．９％、約８１％～約９９．９％、約８２％～約９９．９％、約８３％～約９９．９％、約８４％～約９９．９％、約８５％～約９９．９％、約８６％～約９９．９％、約８７％～約９９．９％、約８８％～約９９．９％、約８９％～約９９．９％、約９０％～約９９．９％、約９１％～約９９．９％、約９２％～約９９．９％、約９３％～約９９．９％、約９４％～約９９．９％、約９５％～約９９．９％、約９６％～約９９．９％、約９７％～約９９．９％、約９８％～約９９．９％、又は約９９％～約９９．９％ ｗｔ／ｗｔの範囲のトレハロースの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約９９％、約０．１％～約９８％、約０．１％～約９７％、約０．１％～約９６％、約０．１％～約９５％、約０．１％～約９４％、約０．１％～約９３％、約０．１％～約９２％、約０．１％～約９１％、約０．１％～約９０％、約０．１％～約８９％、約０．１％～約８８％、約０．１％～約８７％、約０．１％～約８６％、約０．１％～約８５％、約０．１％～約８４％、約０．１％～約８３％、約０．１％～約８２％、約０．１％～約８１％、約０．１％～約８０％、約０．１％～約７９％、約０．１％～約７８％、約０．１％～約７７％、約０．１％～約７６％、約０．１％～約７５％、約０．１％～約７４％、約０．１％～約７３％、約０．１％～約７２％、約０．１％～約７１％、約０．１％～約７０％、約０．１％～約６９％、約０．１％～約６８％、約０．１％～約６７％、約０．１％～約６６％、約０．１％～約６５％、約０．１％～約６４％、約０．１％～約６３％、約０．１％～約６２％、約０．１％～約６１％、約０．１％～約６０％、約０．１％～約５９％、約０．１％～約５８％、約０．１％～約５７％、約０．１％～約５６％、約０．１％～約５５％、約０．１％～約５４％、約０．１％～約５３％、約０．１％～約５２％、約０．１％～約５１％、約０．１％～約５０％、約０．１％～約４９％、約０．１％～約４８％、約０．１％～約４７％、約０．１％～約４６％、約０．１％～約４５％、約０．１％～約４４％、約０．１％～約４３％、約０．１％～約４２％、約０．１％～約４１％、約０．１％～約４０％、約０．１％～約３９％、約０．１％～約３８％、約０．１％～約３７％、約０．１％～約３６％、約０．１％～約３５％、約０．１％～約３４％、約０．１％～約３３％、約０．１％～約３２％、約０．１％～約３１％、約０．１％～約３０％、約０．１％～約２９％、約０．１％～約２８％、約０．１％～約２７％、約０．１％～約２６％、約０．１％～約２５％、約０．１％～約２４％、約０．１％～約２３％、約０．１％～約２２％、約０．１％～約２１％、約０．１％～約２０％、約０．１％～約１９％、約０．１％～約１８％、約０．１％～約１７％、約０．１％～約１６％、約０．１％～約１５％、約０．１％～約１４％、約０．１％～約１３％、約０．１％～約１２％、約０．１％～約１１％、約０．１％～約１０％、約０．１％～約９％、約０．１％～約８％、約０．１％～約７％、約０．１％～約６％、約０．１％～約５％、約０．１％～約４％、約０．１％～約３％、約０．１％～約２％、約０．１％～約１％、又は約０．１％～約０．５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のトレハロースの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約４０％、約０．５％～約４０％、約１％～約４０％、約２％～約４０％、約３％～約４０％、約４％～約４０％、約５％～約４０％、約６％～約４０％、約７％～約４０％、約８％～約４０％、約９％～約４０％、約１０％～約４０％、約１１％～約４０％、約１２％～約４０％、約１３％～約４０％、約１４％～約４０％、約１５％～約４０％、約１６％～約４０％、約１７％～約４０％、約１８％～約４０％、約１９％～約４０％、約２０％～約４０％、約２１％～約４０％、約２２％～約４０％、約２３％～約４０％、約２４％～約４０％、約２５％～約４０％、約２６％～約４０％、約２７％～約４０％、約２８％～約４０％、約２９％～約４０％、約３０％～約４０％、約３１％～約４０％、約３２％～約４０％、約３３％～約４０％、約３４％～約４０％、約３５％～約４０％、約３６％～約４０％、約３７％～約４０％、約３８％～約４０％、又は約３９％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲のリン酸二カリウム（Ｋ_２ＨＰＯ_４）の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約４０％、約０．１％～約３９％、約０．１％～約３８％、約０．１％～約３７％、約０．１％～約３６％、約０．１％～約３５％、約０．１％～約３４％、約０．１％～約３３％、約０．１％～約３２％、約０．１％～約３１％、約０．１％～約３０％、約０．１％～約２９％、約０．１％～約２８％、約０．１％～約２７％、約０．１％～約２６％、約０．１％～約２５％、約０．１％～約２４％、約０．１％～約２３％、約０．１％～約２２％、約０．１％～約２１％、約０．１％～約２０％、約０．１％～約１９％、約０．１％～約１８％、約０．１％～約１７％、約０．１％～約１６％、約０．１％～約１５％、約０．１％～約１４％、約０．１％～約１３％、約０．１％～約１２％、約０．１％～約１１％、約０．１％～約１０％、約０．１％～約９％、約０．１％～約８％、約０．１％～約７％、約０．１％～約６％、約０．１％～約５％、約０．１％～約４％、約０．１％～約３％、約０．１％～約２％、約０．１％～約１％、又は約０．１％～約０．５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のリン酸二カリウム（Ｋ_２ＨＰＯ_４）の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約２０％、約０．５％～約２０％、約１％～約２０％、約２％～約２０％、約３％～約２０％、約４％～約２０％、約５％～約２０％、約６％～約２０％、約７％～約２０％、約８％～約２０％、約９％～約２０％、約１０％～約２０％、約１１％～約２０％、約１２％～約２０％、約１３％～約２０％、約１４％～約２０％、約１５％～約２０％、約１６％～約２０％、約１７％～約２０％、約１８％～約２０％、又は約１９％～約２０％ ｗｔ／ｗｔの範囲のリン酸一カリウム（ＫＨ_２ＰＯ_４）の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約２０％、約０．１％～約１９％、約０．１％～約１８％、約０．１％～約１７％、約０．１％～約１６％、約０．１％～約１５％、約０．１％～約１４％、約０．１％～約１３％、約０．１％～約１２％、約０．１％～約１１％、約０．１％～約１０％、約０．１％～約９％、約０．１％～約８％、約０．１％～約７％、約０．１％～約６％、約０．１％～約５％、約０．１％～約４％、約０．１％～約３％、約０．１％～約２％、約０．１％～約１％、又は約０．１％～約０．５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のリン酸一カリウム（ＫＨ_２ＰＯ_４）の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約９９．９％、約１％～約９９．９％、約２％～約９９．９％、約３％～約９９．９％、約４％～約９９．９％、約５％～約９９．９％、約６％～約９９．９％、約７％～約９９．９％、約８％～約９９．９％、約９％～約９９．９％、約１０％～約９９．９％、約１１％～約９９．９％、約１２％～約９９．９％、約１３％～約９９．９％、約１４％～約９９．９％、約１５％～約９９．９％、約１６％～約９９．９％、約１７％～約９９．９％、約１８％～約９９．９％、約１９％～約９９．９％、約２０％～約９９．９％、約２１％～約９９．９％、約２２％～約９９．９％、約２３％～約９９．９％、約２４％～約９９．９％、約２５％～約９９．９％、約２６％～約９９．９％、約２７％～約９９．９％、約２８％～約９９．９％、約２９％～約９９．９％、約３０％～約９９．９％、約３１％～約９９．９％、約３２％～約９９．９％、約３３％～約９９．９％、約３４％～約９９．９％、約３５％～約９９．９％、約３６％～約９９．９％、約３７％～約９９．９％、約３８％～約９９．９％、約３９％～約９９．９％、約４０％～約９９．９％、約４１％～約９９．９％、約４２％～約９９．９％、約４３％～約９９．９％、約４４％～約９９．９％、約４５％～約９９．９％、約４６％～約９９．９％、約４７％～約９９．９％、約４８％～約９９．９％、約４９％～約９９．９％、約５０％～約９９．９％、約５１％～約９９．９％、約５２％～約９９．９％、約５３％～約９９．９％、約５４％～約９９．９％、約５５％～約９９．９％、約５６％～約９９．９％、約５７％～約９９．９％、約５８％～約９９．９％、約５９％～約９９．９％、約６０％～約９９．９％、約６１％～約９９．９％、約６２％～約９９．９％、約６３％～約９９．９％、約６４％～約９９．９％、約６５％～約９９．９％、約６６％～約９９．９％、約６７％～約９９．９％、約６８％～約９９．９％、約６９％～約９９．９％、約７０％～約９９．９％、約７１％～約９９．９％、約７２％～約９９．９％、約７３％～約９９．９％、約７４％～約９９．９％、約７５％～約９９．９％、約７６％～約９９．９％、約７７％～約９９．９％、約７８％～約９９．９％、約７９％～約９９．９％、約８０％～約９９．９％、約８１％～約９９．９％、約８２％～約９９．９％、約８３％～約９９．９％、約８４％～約９９．９％、約８５％～約９９．９％、約８６％～約９９．９％、約８７％～約９９．９％、約８８％～約９９．９％、約８９％～約９９．９％、約９０％～約９９．９％、約９１％～約９９．９％、約９２％～約９９．９％、約９３％～約９９．９％、約９４％～約９９．９％、約９５％～約９９．９％、約９６％～約９９．９％、約９７％～約９９．９％、約９８％～約９９．９％、又は約９９％～約９９．９％ ｗｔ／ｗｔの範囲のマルトデキストリンの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約９９％、約０．１％～約９８％、約０．１％～約９７％、約０．１％～約９６％、約０．１％～約９５％、約０．１％～約９４％、約０．１％～約９３％、約０．１％～約９２％、約０．１％～約９１％、約０．１％～約９０％、約０．１％～約８９％、約０．１％～約８８％、約０．１％～約８７％、約０．１％～約８６％、約０．１％～約８５％、約０．１％～約８４％、約０．１％～約８３％、約０．１％～約８２％、約０．１％～約８１％、約０．１％～約８０％、約０．１％～約７９％、約０．１％～約７８％、約０．１％～約７７％、約０．１％～約７６％、約０．１％～約７５％、約０．１％～約７４％、約０．１％～約７３％、約０．１％～約７２％、約０．１％～約７１％、約０．１％～約７０％、約０．１％～約６９％、約０．１％～約６８％、約０．１％～約６７％、約０．１％～約６６％、約０．１％～約６５％、約０．１％～約６４％、約０．１％～約６３％、約０．１％～約６２％、約０．１％～約６１％、約０．１％～約６０％、約０．１％～約５９％、約０．１％～約５８％、約０．１％～約５７％、約０．１％～約５６％、約０．１％～約５５％、約０．１％～約５４％、約０．１％～約５３％、約０．１％～約５２％、約０．１％～約５１％、約０．１％～約５０％、約０．１％～約４９％、約０．１％～約４８％、約０．１％～約４７％、約０．１％～約４６％、約０．１％～約４５％、約０．１％～約４４％、約０．１％～約４３％、約０．１％～約４２％、約０．１％～約４１％、約０．１％～約４０％、約０．１％～約３９％、約０．１％～約３８％、約０．１％～約３７％、約０．１％～約３６％、約０．１％～約３５％、約０．１％～約３４％、約０．１％～約３３％、約０．１％～約３２％、約０．１％～約３１％、約０．１％～約３０％、約０．１％～約２９％、約０．１％～約２８％、約０．１％～約２７％、約０．１％～約２６％、約０．１％～約２５％、約０．１％～約２４％、約０．１％～約２３％、約０．１％～約２２％、約０．１％～約２１％、約０．１％～約２０％、約０．１％～約１９％、約０．１％～約１８％、約０．１％～約１７％、約０．１％～約１６％、約０．１％～約１５％、約０．１％～約１４％、約０．１％～約１３％、約０．１％～約１２％、約０．１％～約１１％、約０．１％～約１０％、約０．１％～約９％、約０．１％～約８％、約０．１％～約７％、約０．１％～約６％、約０．１％～約５％、約０．１％～約４％、約０．１％～約３％、約０．１％～約２％、約０．１％～約１％、又は約０．１％～約０．５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のマルトデキストリンの濃度を含む。

一部の実施形態では、マルトデキストリンは、全製剤の約２％～約２０％、約３％～約２０％、約４％～約２０％、約５％～約２０％、約６％～約２０％、約７％～約２０％、約８％～約２０％、約９％～約２０％、約１０％～約２０％、約１１％～約２０％、約１２％～約２０％、約１３％～約２０％、約１４％～約２０％、約１５％～約２０％、約１６％～約２０％、約１７％～約２０％、約１８％～約２０％、又は約１９％～約２０％ ｗｔ／ｗｔの範囲のデキストロース当量を有することができる。

一部の実施形態では、マルトデキストリンは、全製剤の約２％～約２０％、約２％～約１９％、約２％～約１８％、約２％～約１７％、約２％～約１６％、約２％～約１５％、約２％～約１４％、約２％～約１３％、約２％～約１２％、約２％～約１１％、約２％～約１０％、約２％～約９％、約２％～約８％、約２％～約７％、約２％～約６％、約２％～約５％、約２％～約４％、又は２％～約３％ ｗｔ／ｗｔの範囲のデキストロース当量を有することができる。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．０１％～約１％、約０．０２５％～約１％、約０．０５％～約１％、約０．０７５％～約１％、約０．１％～約１％、約０．１２５％～約１％、約０．１５％～約１％、約０．１７５％～約１％、約０．２％～約１％、約０．２２５％～約１％、約０．２５％～約１％、約０．２７５％～約１％、約０．３％～約１％、約０．３２５％～約１％、約０．３５％～約１％、約０．３７５％～約１％、約０．４％～約１％、約０．４２５％～約１％、約０．４５％～約１％、約０．４７５％～約１％、約０．５％～約１％、約０．５２５％～約１％、約０．５５％～約１％、約０．５７５％～約１％、約０．６％～約１％、約０．６２５％～約１％、約０．６５％～約１％、約０．６７５％～約１％、約０．７％～約１％、約０．７２５％～約１％、約０．７５％～約１％、約０．７７５％～約１％、約０．８％～約１％、約０．８２５％～約１％、約０．８５％～約１％、約０．８７５％～約１％、約０．９％～約１％、約０．９２５％～約１％、約０．９５％～約１％、又は約０．９７５％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲のベンゾイソチアゾリノン（ＢＩＴ）の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．０１％～約１％、約０．０１％～約０．９７５％、約０．０１％～約０．９５％、約０．０１％～約０．９２５％、約０．０１％～約０．９％、約０．０１％～約０．８７５％、約０．０１％～約０．８５％、約０．０１％～約０．８２５％、約０．０１％～約０．８％、約０．０１％～約０．７７５％、約０．０１％～約０．７５％、約０．０１％～約０．７２５％、約０．０１％～約０．７％、約０．０１％～約０．６７５％、約０．０１％～約０．６５％、約０．０１％～約０．６２５％、約０．０１％～約０．６％、約０．０１％～約０．５７５％、約０．０１％～約０．５５％、約０．０１％～約０．５２５％、約０．０１％～約０．５％、約０．０１％～約０．４７５％、約０．０１％～約０．４５％、約０．０１％～約０．４２５％、約０．０１％～約０．４％、約０．０１％～約０．３７５％、約０．０１％～約０．３５％、約０．０１％～約０．３２５％、約０．０１％～約０．３％、約０．０１％～約０．２７５％、約０．０１％～約０．２５％、約０．０１％～約０．２２５％、約０．０１％～約０．２％、約０．０１％～約０．１７５％、約０．０１％～約０．１５％、約０．０１％～約０．１２５％、約０．０１％～約０．１％、約０．０１％～約０．０７５％、約０．０１％～約０．０５％、又は約０．０１％～約０．０２５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のベンゾイソチアゾリノン（ＢＩＴ）の濃度を含む。

一部の実施形態では、ＢＩＴは、１，２－ベンジイソチアゾリン－３－オンであり得る。例示的な１，２－ベンジイソチアゾリン－３－オンが本明細書に提供され、ＣＡＳ番号２６３４－３３－５を有する。１，２－ベンジソチアゾリン－３－オンの作製方法を記載する例示的な記載は、ＷＩＰＯ公開第ＷＯ２０１４／１７３７１６Ａ１号に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。加えて、１，２－ベンジソチアゾリン－３－オンは、商業ベンダー、例えば、ＰＲＯＸＥＬ（登録商標）ＡＱ防腐剤から容易に入手可能であり、１，２－ベンジソチアゾリン－３－オンの９．２５％水溶液は、Ｌｏｎｚａ Ｇｒｏｕｐ Ｌｔｄ．Ｍｕｅｎｃｈｅｎｓｔｅｉｎｅｒｓｔｒａｓｓｅ ３８，ＣＨ－４００２ Ｂａｓｅｌ，Ｓｗｉｔｚｅｒｌａｎｄから入手可能である。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１２５％～約１％、約０．１５％～約１％、約０．１７５％～約１％、約０．２％～約１％、約０．２２５％～約１％、約０．２５％～約１％、約０．２７５％～約１％、約０．３％～約１％、約０．３２５％～約１％、約０．３５％～約１％、約０．３７５％～約１％、約０．４％～約１％、約０．４２５％～約１％、約０．４５％～約１％、約０．４７５％～約１％、約０．５％～約１％、約０．５２５％～約１％、約０．５５％～約１％、約０．５７５％～約１％、約０．６％～約１％、約０．６２５％～約１％、約０．６５％～約１％、約０．６７５％～約１％、約０．７％～約１％、約０．７２５％～約１％、約０．７５％～約１％、約０．７７５％～約１％、約０．８％～約１％、約０．８２５％～約１％、約０．８５％～約１％、約０．８７５％～約１％、約０．９％～約１％、約０．９２５％～約１％、約０．９５％～約１％、又は約０．９７５％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲のリグノスルホネートの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１％～約０．９７５％、約０．１％～約０．９５％、約０．１％～約０．９２５％、約０．１％～約０．９％、約０．１％～約０．８７５％、約０．１％～約０．８５％、約０．１％～約０．８２５％、約０．１％～約０．８％、約０．１％～約０．７７５％、約０．１％～約０．７５％、約０．１％～約０．７２５％、約０．１％～約０．７％、約０．１％～約０．６７５％、約０．１％～約０．６５％、約０．１％～約０．６２５％、約０．１％～約０．６％、約０．１％～約０．５７５％、約０．１％～約０．５５％、約０．１％～約０．５２５％、約０．１％～約０．５％、約０．１％～約０．４７５％、約０．１％～約０．４５％、約０．１％～約０．４２５％、約０．１％～約０．４％、約０．１％～約０．３７５％、約０．１％～約０．３５％、約０．１％～約０．３２５％、約０．１％～約０．３％、約０．１％～約０．２７５％、約０．１％～約０．２５％、約０．１％～約０．２２５％、約０．１％～約０．２％、約０．１％～約０．１７５％、約０．１％～約０．１５％、又は約０．１％～約０．１２５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のリグノスルホネートの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１２５％～約１％、約０．１５％～約１％、約０．１７５％～約１％、約０．２％～約１％、約０．２２５％～約１％、約０．２５％～約１％、約０．２７５％～約１％、約０．３％～約１％、約０．３２５％～約１％、約０．３５％～約１％、約０．３７５％～約１％、約０．４％～約１％、約０．４２５％～約１％、約０．４５％～約１％、約０．４７５％～約１％、約０．５％～約１％、約０．５２５％～約１％、約０．５５％～約１％、約０．５７５％～約１％、約０．６％～約１％、約０．６２５％～約１％、約０．６５％～約１％、約０．６７５％～約１％、約０．７％～約１％、約０．７２５％～約１％、約０．７５％～約１％、約０．７７５％～約１％、約０．８％～約１％、約０．８２５％～約１％、約０．８５％～約１％、約０．８７５％～約１％、約０．９％～約１％、約０．９２５％～約１％、約０．９５％～約１％、又は約０．９７５％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲の石膏の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１％～約０．９７５％、約０．１％～約０．９５％、約０．１％～約０．９２５％、約０．１％～約０．９％、約０．１％～約０．８７５％、約０．１％～約０．８５％、約０．１％～約０．８２５％、約０．１％～約０．８％、約０．１％～約０．７７５％、約０．１％～約０．７５％、約０．１％～約０．７２５％、約０．１％～約０．７％、約０．１％～約０．６７５％、約０．１％～約０．６５％、約０．１％～約０．６２５％、約０．１％～約０．６％、約０．１％～約０．５７５％、約０．１％～約０．５５％、約０．１％～約０．５２５％、約０．１％～約０．５％、約０．１％～約０．４７５％、約０．１％～約０．４５％、約０．１％～約０．４２５％、約０．１％～約０．４％、約０．１％～約０．３７５％、約０．１％～約０．３５％、約０．１％～約０．３２５％、約０．１％～約０．３％、約０．１％～約０．２７５％、約０．１％～約０．２５％、約０．１％～約０．２２５％、約０．１％～約０．２％、約０．１％～約０．１７５％、約０．１％～約０．１５％、又は約０．１％～約０．１２５％ ｗｔ／ｗｔの範囲の石膏の濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．５％～約８％、約０．７５％～約８％、約１％～約８％、約１．２５％～約８％、約１．５％～約８％、約１．７５％～約８％、約２％～約８％、約２．２５％～約８％、約２．５％～約８％、約２．７５％～約８％、約３％～約８％、約３．２５％～約８％、約３．５％～約８％、約３．７５％～約８％、約４％～約８％、約４．２５％～約８％、約４．５％～約８％、約４．７５％～約８％、約５％～約８％、約５．２５％～約８％、約５．５％～約８％、約５．７５％～約８％、約６％～約８％、約６．２５％～約８％、約６．５％～約８％、約６．７５％～約８％、約７％～約８％、約７．２５％～約８％、約７．５％～約８％、又は約７．７５％～約８％ ｗｔ／ｗｔの範囲のソルビトールの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．５％～約８％、約０．５％～約７．７５％、約０．５％～約７．５％、約０．５％～約７．２５％、約０．５％～約７％、約０．５％～約６．７５％、約０．５％～約６．５％、約０．５％～約６．２５％、約０．５％～約６％、約０．５％～約５．７５％、約０．５％～約５．５％、約０．５％～約５．２５％、約０．５％～約５％、約０．５％～約４．７５％、約０．５％～約４．５％、約０．５％～約４．２５％、約０．５％～約４％、約０．５％～約３．７５％、約０．５％～約３．５％、約０．５％～約３．２５％、約０．５％～約３％、約０．５％～約２．７５％、約０．５％～約２．５％、約０．５％～約２．２５％、約０．５％～約２％、約０．５％～約１．７５％、約０．５％～約１．５％、約０．５％～約１．２５％、約０．５％～約１％、又は約０．５％～約０．７５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のソルビトールの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１２５％～約１％、約０．１５％～約１％、約０．１７５％～約１％、約０．２％～約１％、約０．２２５％～約１％、約０．２５％～約１％、約０．２７５％～約１％、約０．３％～約１％、約０．３２５％～約１％、約０．３５％～約１％、約０．３７５％～約１％、約０．４％～約１％、約０．４２５％～約１％、約０．４５％～約１％、約０．４７５％～約１％、約０．５％～約１％、約０．５２５％～約１％、約０．５５％～約１％、約０．５７５％～約１％、約０．６％～約１％、約０．６２５％～約１％、約０．６５％～約１％、約０．６７５％～約１％、約０．７％～約１％、約０．７２５％～約１％、約０．７５％～約１％、約０．７７５％～約１％、約０．８％～約１％、約０．８２５％～約１％、約０．８５％～約１％、約０．８７５％～約１％、約０．９％～約１％、約０．９２５％～約１％、約０．９５％～約１％、又は約０．９７５％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲の安息香酸ナトリウムの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１％～約０．９７５％、約０．１％～約０．９５％、約０．１％～約０．９２５％、約０．１％～約０．９％、約０．１％～約０．８７５％、約０．１％～約０．８５％、約０．１％～約０．８２５％、約０．１％～約０．８％、約０．１％～約０．７７５％、約０．１％～約０．７５％、約０．１％～約０．７２５％、約０．１％～約０．７％、約０．１％～約０．６７５％、約０．１％～約０．６５％、約０．１％～約０．６２５％、約０．１％～約０．６％、約０．１％～約０．５７５％、約０．１％～約０．５５％、約０．１％～約０．５２５％、約０．１％～約０．５％、約０．１％～約０．４７５％、約０．１％～約０．４５％、約０．１％～約０．４２５％、約０．１％～約０．４％、約０．１％～約０．３７５％、約０．１％～約０．３５％、約０．１％～約０．３２５％、約０．１％～約０．３％、約０．１％～約０．２７５％、約０．１％～約０．２５％、約０．１％～約０．２２５％、約０．１％～約０．２％、約０．１％～約０．１７５％、約０．１％～約０．１５％、又は約０．１％～約０．１２５％ ｗｔ／ｗｔの範囲の安息香酸ナトリウムの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１２５％～約１％、約０．１５％～約１％、約０．１７５％～約１％、約０．２％～約１％、約０．２２５％～約１％、約０．２５％～約１％、約０．２７５％～約１％、約０．３％～約１％、約０．３２５％～約１％、約０．３５％～約１％、約０．３７５％～約１％、約０．４％～約１％、約０．４２５％～約１％、約０．４５％～約１％、約０．４７５％～約１％、約０．５％～約１％、約０．５２５％～約１％、約０．５５％～約１％、約０．５７５％～約１％、約０．６％～約１％、約０．６２５％～約１％、約０．６５％～約１％、約０．６７５％～約１％、約０．７％～約１％、約０．７２５％～約１％、約０．７５％～約１％、約０．７７５％～約１％、約０．８％～約１％、約０．８２５％～約１％、約０．８５％～約１％、約０．８７５％～約１％、約０．９％～約１％、約０．９２５％～約１％、約０．９５％～約１％、又は約０．９７５％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲のソルビン酸カリウムの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１％～約０．９７５％、約０．１％～約０．９５％、約０．１％～約０．９２５％、約０．１％～約０．９％、約０．１％～約０．８７５％、約０．１％～約０．８５％、約０．１％～約０．８２５％、約０．１％～約０．８％、約０．１％～約０．７７５％、約０．１％～約０．７５％、約０．１％～約０．７２５％、約０．１％～約０．７％、約０．１％～約０．６７５％、約０．１％～約０．６５％、約０．１％～約０．６２５％、約０．１％～約０．６％、約０．１％～約０．５７５％、約０．１％～約０．５５％、約０．１％～約０．５２５％、約０．１％～約０．５％、約０．１％～約０．４７５％、約０．１％～約０．４５％、約０．１％～約０．４２５％、約０．１％～約０．４％、約０．１％～約０．３７５％、約０．１％～約０．３５％、約０．１％～約０．３２５％、約０．１％～約０．３％、約０．１％～約０．２７５％、約０．１％～約０．２５％、約０．１％～約０．２２５％、約０．１％～約０．２％、約０．１％～約０．１７５％、約０．１％～約０．１５％、又は約０．１％～約０．１２５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のソルビン酸カリウムの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１２５％～約１％、約０．１５％～約１％、約０．１７５％～約１％、約０．２％～約１％、約０．２２５％～約１％、約０．２５％～約１％、約０．２７５％～約１％、約０．３％～約１％、約０．３２５％～約１％、約０．３５％～約１％、約０．３７５％～約１％、約０．４％～約１％、約０．４２５％～約１％、約０．４５％～約１％、約０．４７５％～約１％、約０．５％～約１％、約０．５２５％～約１％、約０．５５％～約１％、約０．５７５％～約１％、約０．６％～約１％、約０．６２５％～約１％、約０．６５％～約１％、約０．６７５％～約１％、約０．７％～約１％、約０．７２５％～約１％、約０．７５％～約１％、約０．７７５％～約１％、約０．８％～約１％、約０．８２５％～約１％、約０．８５％～約１％、約０．８７５％～約１％、約０．９％～約１％、約０．９２５％～約１％、約０．９５％～約１％、又は約０．９７５％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲のＥＤＴＡの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、全製剤の約０．１％～約１％、約０．１％～約０．９７５％、約０．１％～約０．９５％、約０．１％～約０．９２５％、約０．１％～約０．９％、約０．１％～約０．８７５％、約０．１％～約０．８５％、約０．１％～約０．８２５％、約０．１％～約０．８％、約０．１％～約０．７７５％、約０．１％～約０．７５％、約０．１％～約０．７２５％、約０．１％～約０．７％、約０．１％～約０．６７５％、約０．１％～約０．６５％、約０．１％～約０．６２５％、約０．１％～約０．６％、約０．１％～約０．５７５％、約０．１％～約０．５５％、約０．１％～約０．５２５％、約０．１％～約０．５％、約０．１％～約０．４７５％、約０．１％～約０．４５％、約０．１％～約０．４２５％、約０．１％～約０．４％、約０．１％～約０．３７５％、約０．１％～約０．３５％、約０．１％～約０．３２５％、約０．１％～約０．３％、約０．１％～約０．２７５％、約０．１％～約０．２５％、約０．１％～約０．２２５％、約０．１％～約０．２％、約０．１％～約０．１７５％、約０．１％～約０．１５％、又は約０．１％～約０．１２５％ ｗｔ／ｗｔの範囲のＥＤＴＡの濃度を含む。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、約５～約１１、約５．５～約１１、約６～約１１、約６．５～約１１、約７～約１１、約７．５～約１１、約８～約１１、約８．５～約１１、約９～約１１、約９．５～約１１、約１０～約１１、又は約１０．５～約１１の範囲のｐＨで製剤化することができる。

一部の実施形態では、本発明の製剤は、約５～約１１、約５～約１０．５、約５～約１０、約５～約９．５、約５～約９、約５～約８．５、約５～約８、約５～約７．５、約５～約７、約５～約６．５、約５～約６、又は約５～約５．５の範囲のｐＨで製剤化することができる。

一部の実施形態では、製剤は、顆粒形態（顆粒製剤）に製剤化することができる。粒状製剤を生成する方法は、当該技術分野で周知であり、以下が含まれる：結晶化、沈殿、パンコーティング、流動床コーティング、造粒（例えば、流動床造粒）、回転霧化、押出、プリル、球状化、微粉砕、ドラム造粒、及び／又は高剪断造粒など。

一部の実施形態では、粒状製剤は、凝集、例えば、噴霧乾燥造粒、再湿造粒、流体床造粒などを介して生成することができる。

一部の実施形態では、造粒のタイプは、流体床造粒であり得る。流体床造粒の例示的な方法は、米国特許第７，５８２，１４７号に提供されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、粒状製剤は、流体床造粒を介して生成することができる。

一部の実施形態では、粒状製剤は、活性成分及び不活性成分を流体床中のブランク担体に噴霧することによって生成することができる。

一部の実施形態では、粒状製剤は、活性成分及び不活性成分（賦形剤）をブランク担体上に噴霧し、皿型造粒機で造粒することによって生成することができる。

一部の実施形態では、粒状製剤は、活性粉末及び不活性粉末（すなわち、本明細書に記載の１つ以上の賦形剤）を水とを混合し、その後、成分を押出機に通して造粒することによって生成することができる。

一部の実施形態では、粒状製剤は、活性粉末及び不活性粉末（すなわち、本明細書に記載される１つ以上の賦形剤）を水と混合し、ロール圧縮して造粒することによって生成することができる。

例示的な組み合わせ、組成物、及び製品
本開示は、１つ以上のＣＲＩＰと、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含む、組み合わせ、組成物、及び生成物を企図する。

本明細書に記載のＣＲＩＰ及び本明細書に記載のＩＡ（例えば、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上との混合物）を利用する、いずれかの組み合わせ、組み合わせ、産物、ポリペプチド、及び／又は植物を使用して、害虫、それらの成長、及び／又はそれらの作用によって引き起こされる傷害（特に、それらの植物に対する傷害）を制御することができる。

ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、の組み合わせを含む組成物は、農薬組成物（ａｇｒｏｃｈｅｍｉｃａｌ ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎ）を含むことができる。例えば、一部の実施形態では、農薬組成物は、エアロゾル及び／又はエアロゾル化生成物（例えば、噴霧、燻蒸剤、粉末、粉塵、及び／又はガス）、種子粉衣、経口調製物（例えば、昆虫の餌など）、ＣＲＩＰ及び／又はＣＲＩＰ ＯＲＦ（一過的及び／又は安定的のいずれか）、及びペプチド－ＩＡを発現及び／又は産生するトランスジェニック生物（例えば、植物又は動物）を含むことができるが、これらに限定されない。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、を含む組み合わせ又は組成物は、本明細書に記載される他の殺虫タンパク質及び／又は農薬と、同時に又は順次使用することができる。

一部の実施形態では、組成物又は組み合わせは、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、別の生物由来の１つ以上のペプチド又はポリペプチドと、を含む。

例えば、一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、クモ、サソリ、イソギンチャク、イモガイ、ヘビ、トカゲ、又はクラゲ由来の１つ以上のペプチド又はポリペプチドと、を含むことができる。

一部の実施形態では、本開示の活性成分は、組成物の形態で適用することができ、他の化合物と同時に又は順次処理される作物領域又は植物に適用することができる。これこれらの化合物は、肥料、除草剤、凍結保護剤、界面活性剤、洗剤、殺虫石鹸、休眠油、ポリマー、及び／又は製剤の単回適用後の標的領域の長期投薬を可能にする徐放性若しくは生分解性の担体製剤であり得る。それらはまた、必要に応じて、製剤分野で慣習的に用いられる更なる農業的に許容される担体、界面活性剤、又は適用促進アジュバントとともに、選択的除草剤、化学的殺虫剤、殺ウイルス剤、殺微生物剤、殺アメーバ剤、農薬、殺真菌剤、細殺菌剤、殺線虫剤、殺軟体動物剤、又はこれらの調製物のうちのいくつかの混合物であり得る。好適な担体及びアジュバントは、固体又は液体であり得、製剤技術において通常用いられる物質（例えば、天然又は再生ミネラル物質、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着剤、結合剤、又は肥料に相当する。同様に、製剤は、農薬製剤の標的害虫による摂食又は摂取を可能にするために、食用の「ベイト」に調製され得るか、又は害虫の「トラップ」に加工され得る。

本開示の本明細書に記載の方法によって産生される、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、の組み合わせを含む本開示の活性成分又は本開示の農薬組成物を適用する方法としては、葉適用、種子コーティング、及び土壌適用が挙げられる。一部の実施形態では、適用の数及び適用の速度は、対応する害虫による蔓延の強度に依存する。

組成物は、粉末、粉塵、ペレット、顆粒、噴霧、エマルション、コロイド、溶液などとして製剤化することができ、ポリペプチドを含む細胞培養物の乾燥、凍結乾燥、均質化、抽出、濾過、遠心分離、沈降、又は濃縮などの従来の手段によって調製することができる。少なくとも１つのかかる農薬ポリペプチドを含有する全てのかかる組成物では、ポリペプチドが、約１重量％～約９９重量％の濃度で存在し得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、の組み合わせを含む組成物は、環境地域に予防的に適用されて、本発明の方法によって所与の地域で死滅する又は数が減少し得る、感受性の害虫（例えば、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ及び／又はＣｏｌｅｏｐｔｅｒａ害虫）による蔓延を防止し得る。一部の実施形態では、害虫は、農薬有効量のポリペプチドを摂取するか、又はそれに接触する。

一部の実施形態では、本明細書に記載の農薬組成物は、細菌、酵母、又は他の細胞、結晶及び／若しくは胞子懸濁液、又は単離されたタンパク質成分のいずれかを、所望の農業的に許容される担体とともに製剤化することによって作製され得る。組成物は、投与前、凍結乾燥（ｌｙｏｐｈｉｌｉｚｅｄ）、凍結乾燥（ｆｒｅｅｚｅ－ｄｒｉｅｄ）、乾燥、又は水性担体、培地、又は好適な希釈剤（例えば、生理食塩水及び／若しくは他の緩衝液）などの適切な手段で製剤化され得る。一部の実施形態では、製剤化された組成物は、粉塵材料若しくは粒状材料、又は油（植物油若しくはミネラルオイル）エマルション、若しくは水エマルション、若しくは油／水エマルション中の懸濁液、又は水和剤、又は農業用途に好適な任意の他の担体材料と組み合わせた形態であり得る。好適な農業的担体は、固体又は液体であり得、当該技術分野において周知である。一部の実施形態では、製剤は、１つ以上の固体又は液体アジュバントと混合され得、様々な手段によって、例えば、従来の製剤技術を使用して、農薬組成物を適切なアジュバントと均一に混合、ブレンド、及び／又は粉砕することによって調製され得る。好適な製剤化及び適用方法は、米国特許第６，４６８，５２３号に記載されている（参照によりその全体が本明細書に援用される）。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、ＩＡ：Ｂ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上と、の組み合わせを含む組成物はまた、追加の成分（例えば、除草剤、化学的殺虫剤、殺ウイルス剤、殺微生物剤、殺アメーバ剤、農薬、殺真菌剤、殺細菌剤、殺線虫剤、殺軟体動物剤、ポリペプチド、及び／又は前述のそれらの混合物のうちの１つ以上を含み得る。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせは、製剤（例えば、極性非プロトン性溶媒及び／又は水で構成される製剤）に含まれ得、かつ／又は極性非プロトン性溶媒が１～９９重量％の量で存在し、極性プロトン性溶媒が１～９９重量％の量で存在し、水が０～９８重量％の量で存在する。極性非プロトン性溶媒製剤は、ＭＳＯを含有する場合、特に効果的である。ＭＳＯは、メチル化種子油と界面活性剤のブレンドであり、約８０～８５パーセントの量のダイズ油のメチルエステルと１５～２０パーセントの界面活性剤を使用する。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせは、２つの種類の成分を含み、第１の種類の成分は、殺虫剤（ＩＡ）であり、第２の種類の成分は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）であり、ＩＡもＣＲＩＰも融合タンパク質の一部ではなく、組み合わせが、殺虫効果をもたし、ＩＡとＣＲＩＰの比が、約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、又は１：１０，０００である。

組み合わせ：イソギンチャク毒素及び殺虫剤（ＩＡ）
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のイソギンチャク由来のポリペプチドと、を含む。例えば、一部の実施形態では、イソギンチャクポリペプチドは、Ａｃｔｉｎｉａ ｅｑｕｉｎａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｅｒｙｔｈｒａｅａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｓｕｌｃａｔａ、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｅｌｅｇａｎｔｉｓｓｉｍａ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｆｕｓｃｏｖｉｒｉｄｉｓ、Ａｎｔｈｏｐｌｅｕｒａ ｘａｎｔｈｏｇｒａｍｍｉｃａ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｃａｉｓｓａｒｕｍ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｃａｎｇｉｃｕｍ、Ｂｕｎｏｄｏｓｏｍａ ｇｒａｎｕｌｉｆｅｒａ、Ｈｅｔｅｒａｃｔｉｓ ｃｒｉｓｐａ、Ｐａｒａｓｉｃｙｏｎｉｓ ａｃｔｉｎｏｓｔｏｌｏｉｄｅｓ、Ｒａｄｉａｎｔｈｕｓ ｐａｕｍｏｔｅｎｓｉｓ、又はＳｔｏｉｃｈａｃｔｉｓ ｈｅｌｉａｎｔｈｕｓから単離され得る。更に他の実施形態では、イソギンチャク毒素は、Ａｖ２、Ａｖ３、又はそのバリアントであり得る。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下のイソギンチャク毒素のうちの１つ以上と、を含む：毒素ＡＥＴＸ－１（ＡＥＴＸ Ｉ）、毒素ＡＰＥＴｘ１、毒素ＡＰＥＴｘ２、降圧タンパク質ＢＤＳ－１（降圧物質Ｉ）、降圧タンパク質ＢＤＳ－２（降圧物質ＩＩ）、ニューロトキシンＢｇ－２（Ｂｇ ＩＩ）、ニューロトキシンＢｇ－３（Ｂｇ ＩＩＩ）、毒素ＡＰＥ１－１、毒素ＡＰＥ１－２、ニューロトキシン１（毒素ＡＴＸ－Ｉ）、ニューロトキシン１（ニューロトキシンＩ）、ニューロトキシン１（毒素ＲＴＸ－Ｉ）、ニューロトキシン１（毒素ＳＨＰ－Ｉ）、毒素ＡＰＥ２－１、毒素ＡＰＥ２－２、ニューロトキシン－２（毒素ＡＴＸ－ＩＩ）、（ａｋａ ＡＶ２）ニューロトキシン－２（毒素ＡＦＴ－ＩＩ）、ニューロトキシン２（毒素ＲＴＸ－ＩＩ）、ニューロトキシン２（ニューロトキシンＩＩ）、ニューロトキシン３ホモログ（ニューロトキシンＩＩＩホモログ）、ニューロトキシン３（毒素ＲＴＸ－ＩＩＩ）、ニューロトキシン３（ニューロトキシン－ＩＩＩ）、ニューロトキシン４（毒素ＲＴＸ－ＩＶ）、ニューロトキシン－５（毒素ＡＴＸ－Ｖ））、ニューロトキシン５（毒素ＲＴＸ－Ｖ）、アントプロイリン－Ａ（毒素ＡＰ－Ａ）、アントプロイリン－Ｂ（毒素ＡＰ－Ｂ）、アントプロイリン－Ｃ（毒素ＡＰ－Ｃ）、カリウムチャネル毒素Ａｅｋ、カリウムチャネル毒素Ｂｇｋ、主要なニューロトキシンＢｃＩＩＩ、ニューロトキシンＢｃＩＶ、カンギトキシン（ＣＧＴＸ）、カリウムチャネル毒素ＳｈＫ、毒素ＰＣＲ１（ＰＣＲ１－２）、毒素ＰＣＲ２（ＰＣＲ２－５）、毒素ＰＣＲ３（ＰＣＲ２－１）、毒素ＰＣＲ４（ＰＣＲ２－１０）、毒素ＰＣＲ６（ＰＣＲ３－７）、カンギトキシン－２（カンギトキシンＩＩ）、又はカンギトキシン－３（カンギトキシンＩＩＩ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号３７１～４１１に示されるアミノ酸配列を有する１つ以上のイソギンチャクポリペプチドと、を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、自らを防御するために使用する様々な毒素を有する、１つ以上のイソギンチャクＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来のポリペプチドと、を含む。Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓに由来する毒素のうちの１つは、ニューロトキシン「Ａｖ３」である。Ａｖ３は、受容体部位３における電位依存性ナトリウム（Ｎａ^＋）チャネルの不活性化を阻害し、収縮性麻痺をもたらす、ＩＩＩ型イソギンチャク毒素である。Ａｖ３毒素が部位３に結合すると、ナトリウムチャネルが不活性化状態になり、不安定化され、次いで、チャネルが開口位置に留まる（Ｂｌｕｍｅｎｔｈａｌ ｅｔ ａｌ．，Ｖｏｌｔａｇｅ－ｇａｔｅｄ ｓｏｄｉｕｍ ｃｈａｎｎｅｌ ｔｏｘｉｎｓ：ｐｏｉｓｏｎｓ，ｐｒｏｂｅｓ，ａｎｄ ｆｕｔｕｒｅ ｐｒｏｍｉｓｅ．Ｃｅｌｌ Ｂｉｏｃｈｅｍ Ｂｉｏｐｈｙｓ．２００３；３８（２）：２１５－３８を参照されたい）。Ａｖ３は、甲殻類及び昆虫のナトリウムチャネルに対して高い選択性を示し、哺乳類のナトリウムチャネルに対して低い選択性を示す（Ｍｏｒａｎ ｅｔ ａｌ．，Ｓｅａ ａｎｅｍｏｎｅ ｔｏｘｉｎｓ ａｆｆｅｃｔｉｎｇ ｖｏｌｔａｇｅ－ｇａｔｅｄ ｓｏｄｉｕｍ ｃｈａｎｎｅｌｓ－ｍｏｌｅｃｕｌａｒ ａｎｄ ｅｖｏｌｕｔｉｏｎａｒｙ ｆｅａｔｕｒｅｓ，Ｔｏｘｉｃｏｎ．２００９ Ｄｅｃ １５；５４（８）：１０８９－１１０１を参照されたい）。

配列番号４４のアミノ酸配列を有する、Ａｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来の例示的なＡｖ３ポリペプチドが提供される。殺虫剤（ＩＡ）とＡＶＰ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＡＶＰ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のイソギンチャクＡｖ３由来のポリペプチド（例えば、Ａｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ））と、を含み、以下の配列番号４４からのアミノ酸バリエーションを有することができる：配列番号４４と比較してＲ１ＫのＮ末端アミノ酸置換（野生型「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」から「ＫＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」（配列番号４５）へのポリペプチド配列の変更）、配列番号４４と比較してＣ末端アミノ酸の欠失（野生型「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」から「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫ」（配列番号４６）へのポリペプチド配列の変更）、並びに／又はＮ末端変異及びＣ末端変異（Ｎ末端アミノ酸が、配列番号４４と比較してＲ１Ｋの置換を有し得、Ｃ末端アミノ酸が、配列番号４４と比較して欠失され得る、野生型「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」から「ＫＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫ」（配列番号４７）へのポリペプチド配列の変更）。

殺虫剤（ＩＡ）とＡＶＰ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＡＶＰ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫に、ＡＶＰを適用することと、当該昆虫に、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を適用することと、を含む。前述の適用は、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。一部の実施形態では、ＡＶＰ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、殺虫剤耐性昆虫（例えば、Ｂｔ耐性昆虫）に適用することができる。殺虫剤（ＩＡ）とＡＶＰ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＡＶＰ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、例示的なＡｖ３ペプチド又はそのバリアントは、「Ａｖ３変異体殺虫ポリペプチド並びにその製造及び使用方法」と題する２０１９年９月１３日に出願された本出願人のＰＣＴ出願（国際出願ＰＣＴ／ＵＳ１９／５１０９３号）に記載されており、その開示及びＡｖ３ペプチド又はそのバリアントの開示が記載され、参照によりその全体が本明細書に援用される。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号４４～４７及び３７１～４１１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上のイソギンチャクペプチドと、を含む。

組み合わせ：クモ毒素及び殺虫剤（ＩＡ）
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、クモから得られた、単離された、及び／又はそれに由来する１つ以上のポリペプチドと、を含む。

一部の実施形態では、クモ毒素は、以下の種のうちの１つから単離することができる：Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｎｉｇｒｉｖｅｎｔｅｒ、Ａｌｌａｇｅｌｅｎａ ｏｐｕｌｅｎｔａ、Ｃｕｐｉｅｎｎｉｕｓ ｓａｌｅｉ、Ｐｌｅｃｔｒｅｕｒｙｓ ｔｒｉｓｔｉｓ、Ｃｏｒｅｍｉｏｃｎｅｍｉｓ ｖａｌｉｄａ、Ｈａｐｌｏｐｅｌｍａ ｈｕｗｅｎｕｍ、Ａｇｅｌｅｎａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ａｌｌａｇｅｌｅｎａ ｏｐｕｌｅｎｔａ、Ｓｅｇｅｓｔｒｉａ ｆｌｏｒｅｎｔｉｎａ、Ａｐｏｍａｓｔｕｓ ｓｃｈｌｉｎｇｅｒｉ、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｋｅｙｓｅｒｌｉｎｇｉ、Ｍａｃｒｏｔｈｅｌｅ ｇｉｇａｓ、Ｍａｃｒｏｔｈｅｌｅ ｒａｖｅｎｉ、Ｍｉｓｓｕｌｅｎａ ｂｒａｄｌｅｙｉ、Ｐｉｒｅｎｅｉｔｅｇａ ｌｕｃｔｕｏｓａ、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｒｅｉｄｙｉ、Ｉｌｌａｗａｒａ ｗｉｓｈａｒｔｉ、Ｅｕｃｒａｔｏｓｃｅｌｕｓ ｃｏｎｓｔｒｉｃｔｕｓ、Ａｇｅｌｅｎｏｐｓｉｓ ａｐｅｒｔａ、Ｈｏｌｏｌｅｎａ ｃｕｒｔａ、Ｏｘｙｏｐｅｓ ｌｉｎｅａｔｕｓ、Ｂｒａｃｈｙｐｅｌｍａ ａｌｂｉｃｅｐｓ、又はＢｒａｃｈｙｐｅｌｍａ ｓｍｉｔｈｉ。

一部の実施形態では、クモ毒素は、Ｈａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｒｓｕｔａ（オーストラリアブルーマウンテンファネルウェブスパイダーとしても知られる）、Ｈａｄｒｏｎｙｃｈｅ ｖｅｎｅｎａｔａ、Ａｔｒａｘ ｒｏｂｕｓｔｕｓ、Ａｔｒａｘ ｆｏｒｍｉｄａｂｉｌｉｓ、又はＡｔｒａｘ ｉｎｆｅｎｓｕｓから単離され得る。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、以下のクモ毒素のうちの１つ以上と組み合わせることができる：Ｕ１３－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、Ｕ１３－クテニトキシン－Ｐｎ１ｂ，Ｕ１３－クテニトキシン－Ｐｎ１ｃ、Ｕ１－アガトキシン－Ａｏｐ１ａ、Ｕ１－クテニトキシン－Ｃｓ１ａ、Ｕ１－ネメトキシン－Ｃｓｐ１ａ、Ｕ１－ネメトキシン－Ｃｓｐ１ｂ、Ｕ１－ネメトキシン－Ｃｓｐ１ｃ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ａ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｂ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｃ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｄ、Ｕ１－プレクトキシン－Ｐｔ１ｆ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｃｖ１ａ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ＿１、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ＿２、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ＿３、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｂ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｃ＿１、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｃ＿２、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｄ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｅ、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿１、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿２、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿３、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｆ＿４、Ｕ１－セラホトキシン－Ｈｈ１ｇ、Ｕ２－アガトキシン－Ａｏ１ａ、Ｕ２－アガトキシン－Ａｏｐ１ａ、Ｕ２－クテニトキシン－Ｃｓ１ａ、Ｕ２－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、Ｕ２－シルタウトキシン－Ａｓ１ａ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ａ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｂ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｃ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｄ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｅ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｆ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｇ、Ｕ２－セゲストリトキシン－Ｓｆ１ｈ、Ｕ２－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ、Ｕ３－シルタウトキシン－Ａｓ１ａ、Ｕ３－プレクトキシン－Ｐｔ１ａ、Ｕ５－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、Ｕ７－クテニトキシン－Ｐｋ１ａ、β－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ａ、β－ヘキサトキシン－Ｍｒ１ａ、Γ－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ、δ－アクチノポジトキシン－Ｍｂ１ａ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ａ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ｂ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ｃ、δ－アマウロビトキシン－Ｐｌ１ｄ、δ－クテニトキシン－Ａｓｐ２ｅ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ＿１、δ－クテニトキシン－Ｐｎ１ａ＿２、δ－クテニトキシン－Ｐｎ１ｂ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ２ａ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ２ｂ、δ－クテニトキシン－Ｐｎ２ｃδ－クテニトキシン－Ｐｒ２ｄ、δ－ヘキサトキシン－Ａｒ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｂ、δ－ヘキサトキシン－Ｉｗ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ａ、δ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ｂ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｆ１ａ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ａ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｂ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿１、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿２、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿３、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ＿４、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｄ、κ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｅ、κ－セラホトキシン－Ｅｃ２ａ、κ－セラホトキシン－Ｅｃ２ｂ、μ－アガトキシン－Ａａ１ａ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｂ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｃ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｄ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｅ、μ－アガトキシン－Ａａ１ｆ、μ－アガトキシン－Ｈｃ１ａ、μ－アガトキシン－Ｈｃ１ｂ、μ－アガトキシン－Ｈｃ１ｃ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ａ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ｂ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ１ｃ、μ－ヘキサトキシン－Ｍｇ２ａ、μ－セラホトキシン－Ｈｈ１ａ、ω－アクチノポジトキシン－Ｍｂ１ａ、ω－アガトキシン－Ａａ４ａ、ω－アガトキシン－Ａａ４ｂ、ω－アガトキシン－Ａａ４ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ａ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ａ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｄ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｄ＿４、，ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｅ＿１ ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｆ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｇ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｈ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ａ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｂ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｄ、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｅ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ａｒ２ｅ＿２、ω－アトラコトキシン－Ａｓｐ２ａ、ω－ヘキサトキシン－Ａｓｐ２ｂ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｆ１ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ａ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ａ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ａ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿１０、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿５、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｂ＿８、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｃ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｉ１ｃ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｂ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｄ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｅ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｆ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｇ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｇ＿５ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｇ＿６ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿４、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿５、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿６、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｂ＿７、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｃ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｄ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｄ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｄ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｅ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｆ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｇ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｈ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｈ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｉ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｊ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｊ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｋ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｌ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｍ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｍ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｍ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｎ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖ２ｏ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ａ、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿１、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿２、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿３、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿４、ω－ヘキサトキシン－Ｈｖｎ１ｂ＿６、ω－ヘキサトキシン－Ｉｗ２ａ、ω－オキソトキシン－Ｏｌ１ｂ、ω－プレクトキシン－Ｐｔ１ａ、ω－セラホトキシン－Ａｓｐ１ａ、ω－セラホトキシン－Ａｓｐ１ｆ、ω－セラホトキシン－Ａｓｐ１ｇ、ω－セラホトキシン－Ｂａ１ａ、ω－セラホトキシン－Ｂａ１ｂ、ω－セラホトキシン－Ｂｓ１ａ、ω－セラホトキシン－Ｂｓ２ａ、又はω－セラホトキシン－Ｈｈ２ａ．

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、配列番号１９２～２７８、及び２８１～３７０に示されるアミノ酸を有する１つ以上のクモ毒素と組み合わせることができる。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、１つ以上のＡＣＴＸペプチドと組み合わせることができる。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、以下のＡＣＴＸペプチドのうちの１つ以上と組み合わせることができる：Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、ｒκ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｃ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／又はω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋２。

例示的なＡＣＴＸペプチドは、以下を含む：アミノ酸配列「ＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６０）を有するＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、アミノ酸配列「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、アミノ酸配列「ＳＰＴＣＩＰＳＧＱＰＣＰＹＮＥＮＣＣＳＱＳＣＴＦＫＥＮＥＮＧＮＴＶＫＲＣＤ」（配列番号６２）を有するオメガ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、アミノ酸配列「ＧＳＳＰＴＣＩＰＳＧＱＰＣＰＹＮＥＮＣＣＳＱＳＣＴＦＫＥＮＥＮＧＮＴＶＫＲＣＤ」（配列番号６３）を有するオメガ－ヘキサトキシン－Ａｒ１ｄ、及びアミノ酸配列「ＧＳＡＩＣＴＧＡＤＲＰＣＡＡＣＣＰＣＣＰＧＴＳＣＫＡＥＳＮＧＶＳＹＣＲＫＤＥＰ」（配列番号６４）を有するカッパ－ヘキサトキシン－Ｈｖ１ｃ。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ７、Ｂ９～Ｂ４０、及びＢ４２～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、前述の例示的なＡＣＴＸペプチドのうちの１つ以上と組み合わせることができる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のＵ－ＡＣＴＸペプチド、オメガ－ＡＣＴＸペプチド、及び／又はカッパ－ＡＣＴＸペプチドと、を含む。殺虫剤（ＩＡ）とＡＣＴＸペプチド（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ７、Ｂ９～Ｂ４０、及びＢ４２～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＡＣＴＸ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫に、ＡＣＴＸペプチドを適用することと、当該昆虫に、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を適用することと、を含む。前述の適用は、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。一部の実施形態では、ＡＣＴＸペプチド及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、殺虫剤耐性昆虫（例えば、Ｂｔ耐性昆虫）に適用することができる。ＡＣＴＸペプチドと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＡＣＴＸペプチド及び殺虫剤（ＩＡ）の総濃度（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号１９２～２７８及び２８１～３７０に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上のクモ毒素と、を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ７、Ｂ９～Ｂ４０、及びＢ４２～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号６０～６４及び５９４に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上のＡＣＴＸペプチドと、を含む。

Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及び殺虫剤（ＩＡ）
一部の好ましい実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、１つ以上のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ又はγ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と組み合わせることができる。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドは、ブラジル武装グモＰｈｏｎｅｕｔｒｉａ ｎｉｇｒｉｖｅｎｔｅｒに由来する殺虫ニューロトキシンである。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａは、Ｎ－メチル－Ｄ－アスパラギン酸（ＮＭＤＡ）サブタイプのイオンチャネル型グルタミン酸受容体（ＧＲＩＮ）、及びナトリウムチャネルを標的とする。例示的なΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドは、ＭＫＶＡＩＶＦＬＳＬＬＶＬＡＦＡＳＥＳＩＥＥＮＲＥＥＦＰＶＥＥＳＡＲＣＡＤＩＮＧＡＣＫＳＤＣＤＣＣＧＤＳＶＴＣＤＣＹＷＳＤＳＣＫＣＲＥＳＮＦＫＩＧＭＡＩＲＫＫＦＣ（配列番号６５）のアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫に、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａを適用することと、当該昆虫に、ＩＡを適用することと、を含む。前述の適用は、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。一部の実施形態では、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ）耐性昆虫に適用することができる。一部の実施形態では、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（Ｂｔ毒素）耐性昆虫に適用することができる。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａとＩＡの比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及びＴＶＰの総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａと、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）との両方を含む。組み合わせ又は組成物は、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比が、乾燥重量基準で、以下の比：約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせのほぼ一部又は全てであり得る。一部の実施形態では、組成物は、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比が、乾燥重量基準で、以下の比：約０：５０、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、０．５：９９．５、０．１：９９．９、及び０．０１：９９．９９、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択される比を有することができる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号６５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａペプチドと、を含む。

野生型Ｕ１－アガトキシン、ＴＶＰ、及び殺虫剤（ＩＡ）
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在である）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有する）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_７が、グリシンである）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_７が、グリシンである）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_６及びＸ_７が、不在である）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくｎとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、配列番号２～１５又は４９～５３のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を含む）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、配列番号１７～３０又は５４～５８のうちのいずれか１つに示されるポリヌクレオチド配列によってコードされる）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、２つ以上のＴＶＰのホモポリマー又はヘテロポリマーを更に含み、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なる）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なり得る）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、ＴＶＰが、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なり得、リンカーが、昆虫の腸又は血リンパ内で切断可能である）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の式（Ｉ）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％、又は少なくとも９５％、又は少なくとも９６％、又は少なくとも９７％、又は少なくとも９８％、又は少なくとも９９％、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む１つ以上のＴＶＰと、を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、Ｚ_１がＴである場合、ＴＶＰが、グリコシル化されている）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号：２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、又は６５３～６５４に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上のＴＶＰと、を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上の野生型Ｕ１－アガトキシンＴａ１ｂペプチドと、を含む。

組み合わせ：サソリ毒素及び殺虫剤（ＩＡ）
一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、サソリから単離された１つ以上の毒素と組み合わせることができる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、以下の毒素から選択される１つ以上のサソリ毒素と、を含む：インペラトキシン－Ａ（ＩｐＴｘａ）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１０．２（コバトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１１．１（パラブトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１１．２（パラブトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１１．３（パラブトキシン－１０）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１２．１（ブタントキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１２．２（ブタントキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１２．３（ブタントキシン様ペプチド）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１５．１（ペプチドＡａ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１５．３（毒素ＡｍｍＴＸ３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１５．６（ディスクレピン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１６．１（タムロトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１９．１（ニューロトキシンＢｍＢＫＴｘ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．３（イベリオトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．４（リンバトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．７（Ｌｑｈ１５－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．９（ホンゴトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．１０（パラブトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．１１（スロトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ１．１３（カリブドトキシンＣ）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１（ノキシウストキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．２（マルガトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．３（ＣｌｌＴｘ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．４（ノキシウストキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．５（ホンゴトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．６（ホンゴトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．７（ＣｌｌＴｘ２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．８（毒素Ｃｅ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．９（毒素Ｃｅ２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１０（毒素Ｃｅ３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１１（毒素Ｃｅ４）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ２．１２（毒素Ｃｅ５）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．１（カリオトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．２（アジトキシン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．３（アジトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．４（アジトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．７（ＯｓＫ－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．８（カリブドトキシン様ペプチドＢｓ６）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ３．９（カリオトキシン－３）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ４．１（チチュストキシンＫ－α）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ４．３（毒素ＴｄＫ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ４．４（毒素Ｔｃ３０）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．１（レイウロトキシン－１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．２（レイウロトキシン様毒素Ｐ０５）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．４（タマピン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ５．５（タマピン－２）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１（カリウムチャネル遮断毒素１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．２（マウロトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．３（ニューロトキシンＨｓＴＸ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１２（アヌロクトキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１３（スピノキシン）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１４（ＨｇｅＴｘ１）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ７．２（毒素ＰｉＴＸ－Ｋ－β）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．２（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．３（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．４（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．５（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ１．６（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質１）、カリウムチャネル毒素γ－ＫＴｘ４．２（Ｅｒｇｔｏｘｉｎ様タンパク質５）、インセクトトキシン－Ｉ１、スモールトキシン（ペプチドＩ）、インセクトトキシン－Ｉ３（ＢｅＩ３）、インセクトトキシン－Ｉ４（ＢｅＩ４）、インセクトトキシン－Ｉ５Ａ、ニューロトキシン８（ニューロトキシンＶＩＩＩ）、推定毒素Ｌｑｈ８／６、ニューロトキシン９（ニューロトキシンＩＸ）、マウロカルシン（ＭＣａ）、クロロトキシン様ペプチドＢｓ１４（Ｂｓ１４）、クロロトキシン（ＣＴＸ）、ニューロトキシンＰ２、インセクトトキシン－Ｉ５（ＢｅＩ５）、カリウムチャネル毒素α－ＫＴｘ６．１５（ヘミトキシン）、毒素ＧａＴｘ１、ＡａｈＩＴ１、ファオドトキシン、ＢａＩＴ２、ＢｏｔＩＴ１、ＢｏｔＩＴ２、ＢｍＫ Ｍ１、ＢｍＫ－Ｍ２、ＢｍＫ－Ｍ４、ＢｍＫ－Ｍ７、ＢｍＫ ＩＴ－ＡＰ、Ｂｏｍ３、Ｂｏｍ４、ＢｊａＩＴ、Ｂｊ－ｘｔｒＩＴ、ＢｊＩＴ２、ＬｑｈａＩＴ、Ｌｑｈｂ１、ＬｑｈＩＴ２、ＬｑｈｄｐｒＩＴ３ａ、Ｌｇｈ－ｘｔｒＩＴ、Ｌｑｈ３、Ｌｑｈ６、Ｌｑｈ７、ＬｑｑＩＴ１、ＬｑｑＩＴ２、Ｌｑｑ３、ＯＤ１、Ｔｓ１、Ｔｚ１、又はそれらの組み合わせ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のサソリ毒素と、を含み、サソリ毒素が、配列番号８８～１９１に示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のサソリ毒素と、を含み、毒素が、インペラトキシンであり得る。インペラトキシンは、アフリカサソリ（Ｐａｎｄｉｎｕｓ ｉｍｐｅｒａｔｏｒ）の毒液に由来するペプチド毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のインペラトキシンと、を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、１つ以上のインペラトキシンと、を含み、インペラトキシンが、インペラトキシンＡ（ＩｐＴｘ－ａ）又はそのバリアントである。一部の実施形態では、ＩｐＴｘ－ａは、ＧＤＣＬＰＨＬＫＲＣＫＡＤＮＤＣＣＧＫＫＣＫＲＲＧＴＮＡＥＫＲＣＲ（配列番号６６）のアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫に、ＩｐＴｘ－ａを適用することと、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を適用することと、を含む。前述の適用は、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。一部の実施形態では、ＩｐＴｘ－ａ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（ＩｐＴｘ－ａ）耐性昆虫に適用することができる。一部の実施形態では、ＩｐＴｘ－ａ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（Ｂｔ毒素）耐性昆虫に適用することができる。ＩｐＴｘ－ａとＩＡの比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＩｐＴｘ－ａ及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＩｐＴｘ－ａと、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、１つ以上：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）との両方を含む。組み合わせ又は組成物は、ＩｐＴｘ－ａと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比が、乾燥重量基準で、以下の比：約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせのほぼ一部又は全てであり得る。一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＩｐＴｘ－ａと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比が、乾燥重量基準で、以下の比：約０：５０、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、０．５：９９．５、０．１：９９．９、及び０．０１：９９．９９、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択される比を有することができる。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、１つ以上のＡａＩＴ１毒素と組み合わせることができる。タンパク質毒素ＡａｌＴ１は、北アフリカ砂漠サソリ（Ａｎｄｒｏｃｔｏｎｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ）由来のナトリウムチャネル部位４毒素である。例示的なＡａＩＴ１毒素は、配列番号８８（ＮＣＢＩ受託番号Ｐ０１４９７．２）によるアミノ酸配列を有するペプチドである。ＡａＩＴ１は、部位４毒素であり、活性化反応エネルギー障壁を低下させることによって、昆虫ナトリウムチャネルを強制的に開口する。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫に、ＡａＩＴ１を適用することと、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を適用することと、を含む。前述の適用は、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。一部の実施形態では、ＡａＩＴ１及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（ＡａＩＴ１）耐性昆虫に適用することができる。一部の実施形態では、ＡａＩＴ１及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（Ｂｔ毒素）耐性昆虫に適用することができる。ＡａＩＴ１と殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。ＡａＩＴ１及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、配列番号６６、８８～１９１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する１つ以上のサソリペプチド又はサソリ毒素と、を含む。

組み合わせ：コノトキシン及び殺虫剤（ＩＡ）
コノトキシンはイモガイから分離された毒素であり、これらの毒素は、ニューロンのコミュニケーションを妨げることによって作用する。コノトキシンの例としては、α－、ω－、μ－、δ－、及びκ－コノトキシンが挙げられる。簡潔に、α－コノトキシン（及びαＡ－及びφ－コノトキシン）は、ニコチン性リガンド依存性チャネルを標的とし、ω－コノトキシンは、電位依存性カルシウムチャネルを標的とし、μ－コノトキシンは、電位依存性ナトリウムチャネルを標的とし、δ－コノトキシンは、電位依存性ナトリウムチャネルを標的とし、κ－コノトキシンは、電位依存性カリウムチャネルを標的とする。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、イモガイ属に属する生物から単離された１つ以上のペプチドと組み合わせることができる。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、イモガイ属に属する生物から単離された１つ以上のペプチドと組み合わせることができ、単離されたペプチドが、コノトキシンである。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、Ｃｏｎｕｓ ａｍａｄｉｓ、Ｃｏｎｕｓ ｃａｔｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｅｒｍｉｎｅｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｇｅｏｇｒａｐｈｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｇｌｏｒｉａｍａｒｉｓ、Ｃｏｎｕｓ ｋｉｎｏｓｈｉｔａｉ、Ｃｏｎｕｓ ｍａｇｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｍａｒｍｏｒｅｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｐｕｒｐｕｒａｓｃｅｎｓ、Ｃｏｎｕｓ ｓｔｅｒｃｕｓｍｕｓｃａｒｕｍ、Ｃｏｎｕｓ ｓｔｒｉａｔｕｓ、Ｃｏｎｕｓ ｔｅｘｔｉｌｅ、又はＣｏｎｕｓ ｔｕｌｉｐａから単離された１つ以上のペプチドと組み合わせることができる。

一部の実施形態では、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）は、１つ以上のα－コノトキシン、αＡ－コノトキシン、φ－コノトキシン、ω－コノトキシン、μ－コノトキシン、δ－コノトキシン、又はκ－コノトキシンと組み合わせることができる。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫に、コノトキシンを適用することと、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を適用することと、を含む。前述の適用は、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。一部の実施形態では、コノトキシン及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（コノトキシン）耐性昆虫に適用することができる。一部の実施形態では、コノトキシン及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）を、（Ｂｔ毒素）耐性昆虫に適用することができる。コノトキシンと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。コノトキシン及び殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、コノトキシンと、殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）との両方を含む。組み合わせ又は組成物は、コノトキシンと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比が、乾燥重量基準で、以下の比：約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせのほぼ一部又は全てであり得る。一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、コノトキシンと殺虫剤（ＩＡ）（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の比が、乾燥重量基準で、以下の比：約０：５０、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、０．５：９９．５、０．１：９９．９、及び０．０１：９９．９９、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択される比を有することができる。

組み合わせ：真菌／真菌毒素及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、昆虫病原性真菌である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、昆虫病原性真菌から産生されるペプチド、タンパク質、又は毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科真菌毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素であり得る。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、以下の属から選択される真菌生物又はその毒素である：Ｂｅａｕｖｅｒｉａ、Ｍｅｔａｒｈｉｚｉｕｍ、Ｐａｅｃｉｌｏｍｙｃｅｓ、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ、Ｎｏｍｕｒａｅａ、Ｉｓａｒｉａ、Ｈｉｒｓｕｔｅｌｌａ、Ｓｏｒｏｓｐｏｒｅｌｌａ、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ、Ｃｏｒｄｉｃｅｐｓ、Ｅｎｔｏｍｏｐｈｔｈｏｒａ、Ｚｏｏｐｈｔｈｏｒａ、Ｐａｎｄｏｒａ、Ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｃｏｎｉｄｉｏｂｏｌｕｓ、及びＢａｓｉｄｉｏｂｏｌｕｓ。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、以下の毒素のうちの１つである：Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｌｂａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｍｏｒｐｈａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｒｅｎａｒｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｓｉａｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｏｎｇｎｉａｒｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｕｍｐｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃａｌｅｄｏｎｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｈｉｒｏｍｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｏｃｃｏｒｕｍ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｒｅｔａｃｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｙｌｉｎｄｒｏｓｐｏｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｌａｃｒｏｉｘｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｎｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｐｅｎｄｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｏｒｙｐｈｏｒａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｆｆｕｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｐｉｇａｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｆｅｌｉｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｅｏｄｅｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｌｏｂｕｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｅｉｍｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｏｐｌｏｃｈｅｌｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｋｉｐｕｋａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｌａｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍａｌａｗｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｄｏｇｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｎｕｂｉｃｏｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｏｒｙｚａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｄｏｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｓｉｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｅｔｅｌｏｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｓｅｕｄｏｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｉｌｅｙｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｕｂｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｈｉｏｔａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｏｂｏｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｐｉｃａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｔｅｐｈａｎｏｄｅｒｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｌｆｕｒｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｎｇｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｅｎｅｌｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｕｎｄｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｌａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖａｒｒｏａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｒｍｉｃｏｎｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｘａｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉａｎｎａｉ毒素、又はＢｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉｒｅｌｌａ毒素。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、ビューベリシンである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、化学式Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、化学式Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９を有する「ビューベリシンＡ」毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、化学式Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９を有する「ビューベリシンＢ」毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含み、ＩＡが、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科の真菌毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素である。

組み合わせ：レクチン及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせは、１つ以上のＩＡと、１つ以上のＣＲＩＰと、を含むことができ、ＩＡが、ＣＲＩＰに融合されても、動作可能に連結されてもなく、ＩＡが、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、レクチンである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、レクチンであり、当該レクチンが、ＣＲＩＰに融合されても、動作可能に連結されてもない。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下のレクチンのうちの１つであり得る：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａレクチン（ＳＮＡ）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ－ＩＩ（ＭＡＬ－ＩＩ）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素－Ｉ（ＲＣＡ）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）、コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）、Ｇｒｉｆｆｏｎｉａ ｓｉｍｐｌｉｃｉｆｏｌｉａ－ＩＩ（ＧＳＬ－ＩＩ）、Ｃｏｎ Ａ、Ｌｅｎｓ ｃｕｌｉｎａｒｉｓ凝集素（ＬＣＡ）、マンノース結合レクチン（ＭＢＬ）、ＢａｎＬｅｃ、ガレクチン、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ白血球凝集素（ＰＨＡ－Ｌ）、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ赤血球凝集素（ＰＨＡ－Ｅ）、及びＤａｔｕｒａ ｓｔｒａｍｏｎｉｕｍレクチン（ＤＳＬ）。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、配列番号３５、５９５～６１５から選択されるアミノ酸配列を有するレクチン、又はそのバリアントである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下のレクチンのうちの１つである：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）（配列番号３５）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａ（ヨーロピアンエルダー）レクチン（ＳＮＡ）（配列番号５９６）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ（ＭＡＬ）の種子由来の白血球凝集レクチン（配列番号５９７）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）（配列番号５９８）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素Ｉ（ＲＣＡ）（配列番号５９９）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）（配列番号６００）、凝集素アイソレクチン１（ＷＧＡ１）（配列番号６０１）、コンカナバリンＡ（ＣＮＡ）前駆体（配列番号６０２）、ジャカリン様レクチン（Ａ鎖）（配列番号６０３）、レクチンα－１鎖（配列番号６０４）、レクチンＣａＢｏ（配列番号６０５）、レクチンＣｏｎＧＦ（配列番号６０６）、マンノース特異的レクチンα鎖（配列番号６０７）、β－ガラクトシド特異的レクチン１（配列番号６０８）、ガレクチン３（配列番号６０９）、マンノース／グルコース特異的レクチンＣｒａｍｏｌｌ（配列番号６１０）、β－ガラクトシド特異的レクチン３（配列番号６１１）、ラクトース結合レクチン２（配列番号６１２）、ガレクチン１（配列番号６１３）、α－Ｎ－アセチルガラクトサミン特異的レクチン（配列番号６１４）、ファビン（配列番号６１５）、又はそれらの組み合わせ。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、配列番号３５、５９５～６１５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み得る。

組み合わせ：キチナーゼ及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、キチナーゼである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｔｒｉｃｈｏｄｅｒｍａ ｖｉｒｉｄｅ由来のキチナーゼである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、配列番号６２０に示されるアミノ酸配列を有するキチナーゼである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、キチナーゼであり得、配列番号６２０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％、少なくとも５５％、少なくとも６０％、少なくとも６５％、少なくとも７０％、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８１％、少なくとも８２％、少なくとも８３％、少なくとも８４％、少なくとも８５％、少なくとも８６％、少なくとも８７％、少なくとも８８％、少なくとも８９％、少なくとも９０％、少なくとも９１％、少なくとも９２％、少なくとも９３％、少なくとも９４％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％、少なくとも９９．５％、少なくとも９９．６％、少なくとも９９．７％、少なくとも９９．８％、少なくとも９９．９％、又は１００％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。

組み合わせ：Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、アザジラクチン：アザジラジオン、アザジラジノリド、デアセチルゲデュニン、デアセチルアザジラクチノール、デスフラノアザジラジオン、エポキシアザジラジオン、ゲデュニン、マムーディン、ニームフルイチンＡ、ニームフルイチンＢ、ニンボリド、ニンビン、ニモリシノール、酢酸オーチニン、サランニン、サランノール、アルファ－ニモラクトン、ベータ－ニモラクトン、２’，３’－ジヒドロサランニン、３－デアセチルサラニン、６－デアセチルニンビン、７－アセチル－１６，１７－デヒドロ－１６－ヒドロキシネオトリキレノン、７－ベンゾイルニンボシノール、７－デアセチル－７－ベンゾイルエポキシアザジラジオン、７－デアセチル－７－ベンゾイルゲデュニン、７－デアセチル－１７－エピニモリシノール、１５－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピ－１７－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピアザジラジオン、２０，２１，２２，２３－テトラヒドロ－２３－オキソアザジロン、２２，２３－ジヒドロニモシノール、又は２８－デオキソニンボリドである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、アザジラクチンである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有するアザジラクチンである。

組み合わせ：ホウ素化合物及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ素化合物である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ酸、四水酸化二ホウ素、ホウ酸塩、酸化ホウ素、ボラン、又はそれらの組み合わせである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、水性媒体中でホウ素の酸化物を生成するボラン及び／又はホウ酸エステルである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ酸、ホウ酸塩（例えば、塩基性ホウ酸ナトリウム（ホウ砂））、又はホウ酸及びホウ酸塩の組み合わせである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ酸塩である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下のうちの１つである：過ホウ酸塩、メタホウ酸塩、四ホウ酸塩、八ホウ酸塩、ホウ酸エステル、金属ホウ酸塩（例えば、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸亜鉛、及びホウ酸カリウム）、四ホウ酸二ナトリウム十水和物、八ホウ酸二ナトリウム四水和物、メタホウ酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム一水和物、八ホウ酸二ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム五水和物、四ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸銅、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、又はそれらの任意の組み合わせ。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ砂（例えば、ホウ酸ナトリウム十水和物－１０ｍｏｌ Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．１０Ｈ_２Ｏ、又はホウ酸ナトリウム五水和物－５ｍｏｌ Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．５Ｈ_２Ｏ）である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ素化合物であり得、ホウ砂の代替物として、有効量で利用することができる（又はホウ素と若しくは互いに組み合わせて有効量で利用することができる）。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、無水ホウ砂（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７）、四ホウ酸アンモニウム（（ＮＨ_４）_２Ｂ_４Ｏ_７．４Ｈ_２Ｏ）、五ホウ酸アンモニウム（（ＮＨ_４）_２Ｂ_１０Ｏ_１６．８Ｈ_２Ｏ）、五ホウ酸カリウム（Ｋ_２Ｂ_１０Ｏ_１６．８Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸カリウム（Ｋ_２Ｂ_４Ｏ_７．４Ｈ_２Ｏ）、メタホウ酸ナトリウム（（８ｍｏｌ）Ｎａ_２Ｂ_２Ｏ_４．８Ｈ_２Ｏ）、メタホウ酸ナトリウム（（４ｍｏｌ）Ｎａ_２Ｂ_２Ｏ_４．４Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸二ナトリウム十水和物（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．１０Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸二ナトリウム五水和物（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．５Ｈ_２Ｏ）、八ホウ酸二ナトリウム四水和物（Ｎａ_２Ｂ_８Ｏ_１３．４Ｈ_２Ｏ）、又はそれらの組み合わせである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ素化合物であり、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、及び三フッ化ホウ素からなる群から選択される。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ホウ酸である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有するホウ酸である。

組み合わせ：ウイルス及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科のウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、アスコウイルス、例えば、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｂ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｃ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｄ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｅ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｆ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｇ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｈ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｊ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ａ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｉ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｓｃｏｖｉｒｕｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａアスコウイルス５ａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ｃ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ｄ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｂ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｃ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｄ、又はＴｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス６ｂである。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスであり得る。例えば、一部の実施形態では、ＩＡは、ツアーズウイルス、例えば、Ｄｉａｄｒｏｍｕｓ ｐｕｌｃｈｅｌｌｕｓツアーズウイルス、Ｄｉａｄｒｏｍｕｓ ｐｕｌｃｈｅｌｌｕｓアスコウイルス４ａ、又はＤａｓｉｎｅｕｒａ ｊｕｊｕｂｉｆｏｌｉａツアーズウイルス２ａであり得る。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｄｅｎｓｏｖｉｒｉｎａｅ科由来のウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、アンビデンソウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるアンビデンソウイルスでありる：ヒトデ関連アンビデンソウイルス１、ヒトデ関連デンソウイルス、Ｂｌａｔｔｏｄｅａｎアンビデンソウイルス１、Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａデンソウイルス、Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａウイルスデンソウイルスＧｕｏ／２０００、Ｂｌａｔｔｏｄｅａｎアンビデンソウイルス２、Ｂｌａｔｔｅｌｌａ ｇｅｒｍａｎｉｃａデンソウイルス１、Ｄｅｃａｐｏｄアンビデンソウイルス１、Ｃｈｅｒａｘ ｑｕａｄｒｉｃａｒｉｎａｔｕｓデンソウイルス、Ｄｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｐｌａｎｏｃｏｃｃｕｓ ｃｉｔｒｉデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス２、Ｄｙｓａｐｈｉｓ ｐｌａｎｔａｇｉｎｅａデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス３、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅデンソウイルス、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅ ｎｉｃｏｔｉａｎａｅデンソウイルス、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｓｏｌｅｎｏｐｓｉｓ ｉｎｖｉｃｔａデンソウイルス、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａデンソウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａデンソウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａデンソウイルスｐＢＲＪ／１９９０、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｌｏｒｅｙｉデンソウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓデンソウイルス、Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ａｃｈｅｔａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａデンソウイルス、未分類のアンビデンソウイルス、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ関連アンビデンソ ウイルス、未分類のデンソウイルス、アンビデンソウイルスＣａａＤＶ１、アンビデンソウイルスＣａａＤＶ２、Ａｔｒａｔｏ Ｄｅｎｓｏ様ウイルス、Ａｔｒａｔｏデンソ様ウイルス１、デンソウイルスＳＣ１０６５、デンソウイルスＳＣ１１１８、デンソウイルスＳＣ１１６、デンソウイルスＳＣ２１２１、デンソウイルスＳＣ２２０９、デンソウイルスＳＣ２２２８、デンソウイルスＳＣ２８８６、デンソウイルスＳＣ３７４９、デンソウイルスＳＣ３９０８、デンソウイルスＳＣ４０９２、デンソウイルスＳＣ４４４、デンソウイルスＳＣ５２５、Ｄｉａｐｈｏｒｉｎａ ｃｉｔｒｉデンソウイルス、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓデンソウイルス、Ｌｕｐｉｎｅ ｆｅｃｅｓ関連デンソウイルス、及びＬｕｐｉｎｅ ｆｅｃｅｓ関連デンソウイルス２。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｅｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科由来のウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、アルファエントモポックスウイルス、ベータエントモポックスウイルス、Ｄｉａｃｈａｓｍｉｍｏｒｐｈａエントモポックスウイルス、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓエントモポックスウイルス、又はいくつかのこれまで未分類のＥｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるＥｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科ウイルスである：Ａｎｏｍａｌａ ｃｕｐｒｅａエントモポックスウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉエントモポックスウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉエントモポックスウイルス「Ｌ」、Ａｍｓａｃｔａ ｍｏｏｒｅｉエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｂｉｅｎｎｉｓエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａエントモポックスウイルス「Ｌ」、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａエントモポックスウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス「Ｌ」、未分類のＢｅｔａｅｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｕｓ、Ｄｉａｃｈａｓｍｉｍｏｒｐｈａ ｌｏｎｇｉｃａｕｄａｔａエントモポックスウイルス、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓエントモポックスウイルス「Ｏ」、Ａｎａｃｒｉｄｉｕｍ ａｅｇｙｐｔｉｕｍエントモポックスウイルス、Ｃａｌｌｉｐｔａｍｕｓ ｉｔａｌｉｃｕｓエントモポックスウイルス、Ｃｈｉｒｏｎｏｍｕｓ ｄｅｃｏｒｕｓエントモポックスウイルス、Ｇｏｍｐｈｏｃｅｒｕｓ ｓｉｂｉｒｉｃｕｓエントモポックスウイルス、Ｈｏｍｏｎａ ｃｏｆｆｅａｒｉａエントモポックスウイルス、Ｌｉｎｅｐｉｔｈｅｍａ ｈｕｍｉｌｅエントモポックスウイルス １、Ｏｅｄａｌｅｕｓ ａｓｉａｔｉｃｕｓエントモポックスウイルス、及びＰｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｉｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス、例えば、イリドウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるＩｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスである：Ｔｉｐｕｌａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス３１、Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｖｕｌｇａｒｅイリデッセントウイルス、Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａイリデッセントウイルス、Ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ ｓｃａｂｅｒイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス６、Ｇｒｙｌｌｕｓ ｂｉｍａｃｕｌａｔｕｓイリドウイルス、未分類のイリドウイルス、Ａｃｅｔｅｓ ｅｒｙｔｈｒａｅｕｓイリドウイルス、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓイリデッセントウイルス、Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｄｅｃｏｒｕｍイリデッセントウイルス、バラマンディパーチイリドウイルス、ブルーギルサンフィッシュイリドウイルス、セイタカヒイラギイリドウイルス、クリムゾンスナッパーイリドウイルス、Ｄｅｃａｐｔｅｒｕｓ ｍａｃｒｏｓｏｍａイリドウイルス、Ｇａｚｚａ ｍｉｎｕｔａイリドウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス１６、Ｃｏｓｔｅｌｙｔｒａ ｚｅａｌａｎｄｉｃａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２、Ｓｅｒｉｃｅｓｔｈｉｓイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２３、Ｈｅｔｅｒｏｎｙｃｈｕｓ ａｒａｔｏｒイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２４、Ａｐｉｓ ｃｅｒａｎａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２９、Ｔｅｎｅｂｒｉｏ ｍｏｌｉｔｏｒイリデッセントウイルス、イリドウイルスｂａｒｒａｍｕｎｄｉ／Ｑｕａｎｇ Ｎｉｎｈ／ＶＮＭ／２００８、イリドウイルスＩＶ３１、スズキイリドウイルス、Ｌａｇｏｃｅｐｈａｌｕｓ ｓｃｅｌｅｒａｔｕｓイリドウイルス、Ｌａｔｅｓ ｃａｌｃａｒｉｆｅｒイリドウイルス、Ｌｅｉｏｇｎａｔｈｕｓ ｓｐｌｅｎｄｅｎｓイリドウイルス、Ｍａｒｂｌｅ ｇｏｂｙイリドウイルス、Ｏｒｂｉｃｕｌａｔｅ ｂａｔｆｉｓｈイリドウイルス、Ｐａｒａｐｒｉｓｔｉｐｏｍａ ｔｒｉｌｉｎｅａｔｕｍイリドウイルス、パーチイリドウイルス６０３－２／Ｃｈｉｎａ、Ｐｏｌｙｄａｃｔｙｌｕｓ ｓｅｘｔａｒｉｕｓイリドウイルス、Ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ ｓｉｃｕｌｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓイリデッセントウイルス、Ｐｙｒｒｈａｌｔａ ｌｕｔｅｏｌａイリデッセントウイルス、Ｒａｎａ ｔｅｍｐｏｒａｒｉａ Ｕｎｉｔｅｄ Ｋｉｎｇｄｏｍイリドウイルス１、Ｒａｎａ ｔｅｍｐｏｒａｒｉａ Ｕｎｉｔｅｄ Ｋｉｎｇｄｏｍイリドウイルス２、ヘダイイリドウイルス、ライギョイリドウイルス、イシガレイイリドウイルス６０３－３／Ｃｈｉｎａ、イシガレイイリドウイルス７２４／Ｃｈｉｎａ、チョウザメイリドウイルス、Ｓｙｎｏｄｕｓ ｉｎｄｉｃｕｓイリドウイルス、及びＴｒｉｃｈｏｎｉｓｃｕｓ ｐａｎｏｒｍｉｄｅｎｓｉｓイリデッセントウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｎｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス、例えば、アルファヌディウイルス、ベータヌディウイルス、又はいくつかのこれまで未分類のＮｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるＮｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスである：Ｇｒｙｌｌｕｓ ｂｉｍａｃｕｌａｔｕｓヌディウイルス、Ｏｒｙｃｔｅｓ ｒｈｉｎｏｃｅｒｏｓヌディウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｚｅａヌディウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａヌディウイルス２、Ａｌｌｏｍｙｒｉｎａウイルス、Ｄｒｏｓｏｐｈｉｌａ ｉｎｎｕｂｉｌａヌディウイルス、ＤｒｏｓｏｐｈｉｌａヌディウイルスＲＬＵ－２０１１、Ｅｓｐａｒｔｏウイルス、Ｈｏｍａｒｕｓ ｇａｍｍａｒｕｓヌディウイルス、Ｋａｌｌｉｔｈｅａウイルス、ＭａｃｒｏｂｒａｃｈｉｕｍヌディウイルスＣＮ－ＳＬ２０１１、Ｍａｕｔｅｒｎｂａｃｈウイルス、Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ内因性ヌディウイルス、Ｐｅｎａｅｕｓ ｍｏｎｏｄｏｎヌディウイルス、Ｔｉｐｕｌａ ｏｌｅｒａｃｅａヌディウイルス、及びＴｏｍｅｌｌｏｓｏウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるＩｆｌａｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスである：Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｅｒｎｙｉイフラウイルス、Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅウイルス、Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅウイルス－ＵＫ、Ｄｅｆｏｒｍｅｄ ｗｉｎｇウイルス、Ｋａｋｕｇｏウイルス、ＶＤＶ－１／ＤＷＶ組換え、Ｄｉｎｏｃａｍｐｕｓ ｃｏｃｃｉｎｅｌｌａｅ麻痺ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａ ｐｉｃｏｒｎａ様ウイルス、Ｉｎｆｅｃｔｉｏｕｓ ｆｌａｃｈｅｒｉｅウイルス、Ｉｎｆｅｃｔｉｏｕｓ ｆｌａｃｈｅｒｉｅウイルス分離株ｓｉｌｋｗｏｒｍ、Ｉｘｏｄｅｓ ｈｏｌｏｃｙｃｌｕｓイフラウイルス、Ｌｙｇｕｓ ｌｉｎｅｏｌａｒｉｓウイルス１、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒイフラウイルス１、Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ ｈｏｎｅｙｄｅｗウイルス１、Ｐｅｒｉｎａ ｎｕｄａウイルス、Ｓａｃｂｒｏｏｄウイルス、ＳａｃｂｒｏｏｄウイルスＣＳＢＶ－ＬＮ／Ｃｈｉｎａ／２００９、Ｓｌｏｗ ｂｅｅ麻痺ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａイフラウイルス１、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａイフラウイルス２、Ｖａｒｒｏａ ｄｅｓｔｒｕｃｔｏｒウイルス１、未分類のイフラウイルス、ＡＣＴ ｆｌｅａイフラウイルス、Ａｅｄｅｓ ｖｅｘａｎｓイフラウイルス、Ａｒｍｉｇｅｒｅｓイフラウイルス、コウモリイフラウイルス、ミツバチイフラウイルス１、ブラックベリーイフラウイルスＡ、ブラックベリーイフラウイルスＢ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉイフラウイルス、Ｂｒｅｖｅｓイフラウイルス、Ｄｉａｍｏｎｄｂａｃｋ ｍｏｔｈイフラウイルス、Ｆｏｒｍｉｃａ ｅｘｓｅｃｔａウイルス２、Ｈａｅｍａｐｈｙｓａｌｉｓ ｆｌａｖａイフラウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｎｉｕｓ ｅｒａｔｏイフラウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａイフラウイルス、Ｍｉｄｇｅイフラウイルス９０Ｃ０、Ｍｉｎｉｏｐｔｅｒｕｓ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓｕｓイフラウイルス、Ｍｏｋｕウイルス、Ｎａｓｏｎｉａ ｖｉｔｒｉｐｅｎｎｉｓウイルス、Ｐｉｒｉｚａｌイフラウイルス、Ｐｓａｍｍｏｔｅｔｔｉｘ ａｌｉｅｎｕｓイフラウイルス１、Ｒｏｎｄｏｎｉａイフラウイルス１、Ｒｏｎｄｏｎｉａイフラウイルス２、Ｓｃａｐｈｏｉｄｅｕｓ ｔｉｔａｎｕｓイフラウイルス１、Ｓｃａｐｈｏｉｄｅｕｓ ｔｉｔａｎｕｓイフラウイルス２、ＶＤＶ－１／ＤＷＶ組換え４、Ｖｅｓｐａ ｖｅｌｕｔｉｎａ Ｍｏｋｕウイルス、又はＸｙｓｔｉｃｕｓ ｃｒｉｓｔａｔｕｓイフラウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、アルファバキュロウイルス、ベータバキュロウイルス、デルタバキュロウイルス、ガンマバキュロウイルス、又はこれまで未分類のＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるアルファバキュロウイルスのウイルスである：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉ核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ複数型核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍ核多角体病ウイルスＡ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍ核多角体病ウイルスＢ、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｅｒｎｙｉ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｒｏｙｌｅｉ核多角体病ウイルス、Ｐｈｉｌｏｓａｍｉａ ｃｙｎｔｈｉａ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルスｖｉｒｕｓ、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ複数型核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ複数型核多角体病ウイルス、Ａｎａｇｒａｐｈａ ｆａｌｃｉｆｅｒａ ＭＮＰＶ、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａ ＭＮＰＶ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ複数型核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ ＭＮＰＶ、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｏｕ ＭＮＰＶ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルスＳ２、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ核多角体病ウイルスＫ１、Ｂｕｚｕｒａ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｃａｔｏｐｓｉｌｉａ ｐｏｍｏｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ ＤＥＦ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓアルファバキュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｃｈａｌｃｉｔｅｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｃｈａｌｃｉｔｅｓ ＳＮＰＶ ＴＦ１－Ａ、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ＳＮＰＶ ＩＥ、Ｃｌａｎｉｓ ｂｉｌｉｎｅａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄａｓｙｃｈｉｒａ ｐｕｄｉｂｕｎｄａ核多角体病ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｐｓｅｕｄｏｃｏｎｓｐｅｒｓａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＮＰＶ ＮＮｇ１、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＮＰＶ 株Ａｕｓｔｒａｌｉａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ核多角体病ウイルスＧ４、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＳＮＰＶ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ＳＮＰＶ ＡＣ５３、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ単一型核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａ ｓｐｅｃｉｅｓ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａ ｓｐ．核多角体病ウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ核多角体病ウイルス、Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｌｅｕｃａｎｉａ ｓｅｐａｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｌｏｎｏｍｉａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｌｏｎｏｍｉａ ｏｂｌｉｑｕａ複数型核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ複数型核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｘｙｌｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｂｒａｓｓｉｃａｅ複数型核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルスＡ、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルスＢ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ複数型核多角体病ウイルス、Ｍａｒｕｃａ ｖｉｔｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｍａｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｌｅｕｃｏｓｔｉｇｍａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ複数型核多角体病ウイルス、Ｏｘｙｐｌａｘ ｏｃｈｒａｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｇｏｎｉａ ｌｕｓｃａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｇｏｎｉａ ｌｕｓｃａ単一型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ複数型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ核多角体病ウイルス（株ＵＳ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ複数型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ核多角体病ウイルス、Ｓｕｃｒａ ｊｕｊｕｂａ核多角体病ウイルス、Ｔｈｙｓａｎｏｐｌｕｓｉａ ｏｒｉｃｈａｌｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ単一型核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｓｉｇｎａｔａ核多角体病ウイルス、未分類のアルファバキュロウイルス、Ａｂｒａｘａｓ ｇｒｏｓｓｕｌａｒｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ａｃｔｉａｓ ｓｅｌｅｎｅ核多角体病ウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｖａｎｉｌｌａｅ ＭＮＰＶ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ複数カプシド核多角体病ウイルス、Ａｍｏｒｂｉａ ｃｕｎｅａｃａｐｓａ核多角体病ウイルス、Ａｍｏｒｂｉａ ｃｕｎｅａｎａ核多角体病ウイルス、Ａｍｐｅｌｏｐｈａｇａ ｒｕｂｉｇｉｎｏｓａ核多角体病ウイルス、Ａｍｓａｃｔａ ａｌｂｉｓｔｒｉｇａ核多角体病ウイルス、Ａｎａｇｒａｐｈａ ｆａｌｃｉｆｅｒａ複数型核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｏｌｙｐｈｅｍｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ａｐｏｃｈｅｉｍａ ｃｉｎｅｒａｒｉｕｍ核多角体病ウイルス、Ａｐｏｒｉａ ｃｒａｔａｅｇｉ核多角体病ウイルス、Ａｒｃｈｉｐｓ ｃｅｒａｓｉｖｏｒａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｔｔａｃｕｓ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｂｉｌｏｂａ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｎｉｇｒｉｓｉｇｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｏａｒｍｉａ ｂｉｓｔｏｒｔａｔａ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ核多角体病ウイルス、Ｃａｔｐｏｓｉｌｉａ ｐｏｍｏｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｅｒａｐｔｅｒｙｘ ｇｒａｍｉｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｄｉｖｅｒｓａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｚａｇｒｏｔｉｓ ａｕｘｉｌｉａｒｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ＮＰＶ、Ｃｏｌｏｒａｄｉａ ｐａｎｄｏｒａアルファバキュロウイルス、Ｃｏｌｏｒａｄｉａ ｐａｎｄｏｒａ核多角体病ウイルス、Ｃｏｎｄｙｌｏｒｒｈｉｚａ ｖｅｓｔｉｇｉａｌｉｓ ＭＮＰＶ、Ｃｏｎｄｙｌｏｒｒｈｉｚａ ｖｅｓｔｉｇｉａｌｉｓ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｐｅｌｔａｓｔｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｃｙｃｌｏｐｈｒａｇｍａ ｕｎｄａｎｓ核多角体病ウイルス、Ｄａｓｙｃｈｉｒａ ｐｌａｇｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ ｋｉｋｕｃｈｉｉ核多角体病ウイルス、Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｐｕｌｖｅｒｕｌｅｎｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｄｉｏｎｅ ｊｕｎｏ ＭＮＰＶ ｔｍｋ１／ＡＲＧ／２００３、Ｄｉｏｎｅ ｊｕｎｏ核多角体病ウイルス、Ｄｉｒｐｈｉａ ｐｅｒｕｖｉａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｇｒｉｓｅｓｃｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ｇｒａｎｉｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｄｉｇｒａｍｍａ核多角体病ウイルス、Ｇｉｌｐｉｎｉａ ｈｅｒｃｙｎｉａｅ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｎｉｕｓ ｅｒａｔｏ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｓｓｕｌｔａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｇｅｌｏｔｏｐｏｅｏｎ単一型核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｐｅｌｔｉｇｅｒａ ＳＮＰＶ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｚｅａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｅｒｏｃａｍｐａ ｖｅｔｕｓｔａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａアルファバキュロウイルス、Ｈｙｐｏｓｉｄｒａ ｉｎｆｉｘａｒｉａ ＮＰＶ、Ｈｙｐｏｓｉｄｒａ ｔａｌａｃａ ＮＰＶ、Ｉｒａｇｏｉｄｅｓ ｆａｓｃｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａ核多角体病ウイルス、Ｌｅｕｃｏｍａ ｓａｌｉｃｉｓ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｍａｔｈｕｒａ ｍｕｔｉｐｌｅ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｍｏｎａｃｈａ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｘｙｌｉｎａ核多角体病ウイルス２、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａアルファバキュロウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ａｍｅｒｉｃａｎｕｍ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃｕｍ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃｕｍ ｐｌｕｖｉａｌｅ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｄｉｓｓｔｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｎｅｕｓｔｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｐｈａｓｉａアルファバキュロウイルス、Ｎｅｐｙｔｉａ ｐｈａｎｔａｓｍａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｎｙｍｐｈａｌｉｓ ｉｏ核多角体病ウイルス、Ｏａｋ ｌｏｏｐｅｒアルファバキュロウイルス、Ｏｐｈｉｕｓａ ｄｉｓｊｕｎｇｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ａｎａｒｔｏｉｄｅｓ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｅｒｉｃａｅ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ単一カプシド核多角体病ウイルス、Ｐａｎｏｌｉｓ ｆｌａｍｍｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｄｒｏｍａアルファバキュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｍａｒｇａｒｉｔｏｓａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｎａ ｎｕｄａ核多角体病ウイルス、Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｓｉａ ａｃｕｔａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｓｉａ ｏｒｉｃｈａｌｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｍａｃｕｌｉｐｅｎｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａアルファバキュロウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｐｔｅｒｏｌｏｃｅｒａ ａｍｐｌｉｃｏｒｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ単一型核多角体病ウイルス、Ｓａｍｉａ ｃｙｎｔｈｉａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌａｒｃｔｉａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｐｈａｓｍａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｃｏｓｍｉｏｉｄｅｓ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｒｉｄａｎｉａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｅｍｐｔａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ複数カプシド核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ ＭＮＰＶ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ核多角体病ウイルスＩＩ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｔｅｒｒｉｃｏｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｉｎｅｏｌａ ｂｉｓｓｅｌｌｉｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｒｏｉｄｅｓ ａｅａｃｕｓ核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａ核多角体
病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｓｐ．核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｓｐ．アルファバキュロウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｓｐ．核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｓｐ．アルファバキュロウイルス、及び未同定の核多角体病ウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるベータバキュロウイルスのウイルスである：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ顆粒病ウイルス（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルスＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓベータバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａベータバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、及びＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるデルタバキュロウイルスのウイルスである：Ｃｕｌｅｘ ｎｉｇｒｉｐａｌｐｕｓ核多角体病ウイルス、及びＣｕｌｅｘ ｎｉｇｒｉｐａｌｐｕｓ ＮＰＶ Ｆｌｏｒｉｄａ／１９９７。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択されるガンマバキュロウイルスウイルスである：Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｌｅｃｏｎｔｅｉ核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｌｅｃｏｎｔｅｉ ＮＰＶ（カナダ株）、Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｓｅｒｔｉｆｅｒ核多角体病ウイルス、未分類のガンマバキュロウイルス、及びＮｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ａｂｉｅｔｉｓ ＮＰＶ。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の群から選択される、これまで未分類のＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスである：Ａｃｈａｅａ ｆａｂｅｒ核多角体病ウイルス、Ａｅｄｅｓ ｓｏｌｌｉｃｉｔａｎｓ核多角体病ウイルス、Ａｇｌａｉｓ ｕｒｔｉｃａｅ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｖａｎｉｌｌａｅ核多角体病ウイルス、Ａｎｏｍｉｓ ｓａｂｕｌｉｆｅｒａ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｙａｍａｍａｉ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｏｐｈｉｌａ ｆａｂｒｉｃｉａｎａグラニュロウイルス、Ａｒｏａ ｄｉｓｃａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｕｓ ｐｅｎａｅｉ、Ｃａｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｃｈａｌｉｏｐｓｉｓ ｊｕｎｏｄｉ核多角体病ウイルス、Ｃｏｔｅｓｉａ ｍａｒｇｉｎｉｖｅｎｔｒｉｓバキュロウイルス、Ｃｙｎｏｓａｒｇａ ｏｒｎａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄａｒｎａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｄａｒｎａ ｔｒｉｍａグラニュロウイルス、Ｅｒａｎｎｉｓ ｄｅｆｏｌｉａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｌｅｘｉａ ｌｕｃｉｐａｒａグラニュロウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｃｈｒｙｓｏｒｒｈｏｅａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｓｉｍｉｌｉｓ核多角体病ウイルス、性腺特異的ウイルス、Ｈｏｍｏｎａ ｃｏｆｆｅａｒｉａグラニュロウイルス、Ｈｙｂｌａｅａ ｐｕｅｒａ核多角体病ウイルス、Ｉｄａｅａ ｓｅｒｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａグラニュロウイルス、Ｌａｓｉｏｃａｍｐａ ｑｕｅｒｃｕｓ核多角体病ウイルス、Ｌｅｍｙｒａ ｉｍｐａｒｉｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｍａｈａｓｅｎａ ｃｏｒｂｅｔｔｉ核多角体病ウイルス、Ｍｅｌａｎｃｈｒａ ｐｅｒｓｉｃａｒｉａｅグラニュロウイルス、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｃｅａｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ａｎｔｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｍｉｘｔａ核多角体病ウイルス、Ｐａｃｈｙｔｒｉｎａ ｐｈｉｌａｒｇｙｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｐａｒｅｕｃｈａｅｔｅｓ ｐｓｅｕｄｏｉｎｓｕｌａｔａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｎａｅｕｓ ｍｏｎｏｄｏｎ核多角体病ウイルス、Ｐｈａｌｅｒａ ｂｕｃｅｐｈａｌａ核多角体病ウイルス、Ｐｏｌｙｇｏｎｉａ ｃ－ａｌｂｕｍ核多角体病ウイルス、Ｓａｍｉａ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｌｕｔｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｌｂｕｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｒａｂａｌａ ｖｉｓｈｎｏｕ核多角体病ウイルス、Ｕｒａｎｏｔａｅｎｉａ ｓａｐｐｈｉｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｕｒｂａｎｕｓ ｐｒｏｔｅｕｓ核多角体病ウイルス、Ｕｔｅｔｈｅｉｓａ ｐｕｌｃｈｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｖａｎｅｓｓａ ａｔａｌａｎｔａ核多角体病ウイルス、Ｖａｎｅｓｓａ ｃａｒｄｕｉ核多角体病ウイルス、及びＷｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａグラニュロウイルス。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ ｇｒａｎｕｌｏｓｉｓ ｖｉｒｕｓ（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルスＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、未分類のベータバキュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓベータバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａベータバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２である。

組み合わせ：細菌／細菌毒素及びＣＲＩＰ
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、細菌である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、細菌から単離されたペプチド又は毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、細菌毒素である。

Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ及び／又はその毒素
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｘｅｎｏｒｈａｂｄｕｓ属又はＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ属に属する細菌から単離された細菌毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下からなる群から選択されるＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素である：Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｋｈｕｒｓｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ＡＴＣＣ ４３９４９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ ＤＳＭ １７６０９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｂｏｄｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃａｒｉｂｂｅａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃｉｎｅｒｅａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈａｉｎａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋａｙａｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ＮＣ１９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｇｕａｎａｊｕａｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｌｅｉｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｃｌａｒｋｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ＴＴＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＢＡ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ Ｈ７５ＨＲＰＬ１０５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ ＨｉＰＬ１０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＡＴＣＣ ２９９９９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｘｉｃａｎａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｓｏｎｏｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎａｍｎａｏｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎｏｅｎｉｅｐｕｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｔａｃｋｅｂｒａｎｄｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔａｓｍａｎｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｊ３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｐｈｏｒａｍｅ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍ１０２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍｅｇ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｈｒａｃｅｎｓｉｓ毒素、未分類のＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３０１４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ａｚ２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＢＳ２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣｂＫｊ１６３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣＲＣＩＡ－Ｐ０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＥＮＹ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ２１２２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ４８０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦｓＩｗ９６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＧＤｄ２３３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３０８６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３１０７毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ３０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ７８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ８９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＵＧ－３９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＪＵＮ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫｃＴｓ１２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１４．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ３７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＭＤ７４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＯＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＩＤ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＯＬ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０５８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０７９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮｎＭｔ２ｈ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＰ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯＨ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＩｒ４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＫｎ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１０．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１６．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４５．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５２．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５４．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６８．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｐｊｕｎ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＲＷ１４－４６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１０－５４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１２－５５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１４－６０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１５－５６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ５Ｐ８－５０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ７－５１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ８－５２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ９－５３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＪ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＮ２５９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ２１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＴｙＫｂ１４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＵＫ７６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＶＭＧ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷＡ２１Ｃ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷｋＳｓ４３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｗｘ１３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｘ４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＹＮｂ９０毒素、及びＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＺＭ毒素。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ａ」（Ｔｃａ）を含む。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ｃ」（Ｔｃｃ）を含む。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素であり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ｄ」（Ｔｃｄ）を含む。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）を含むＴｃａである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上ｉ）と、を含み、ＩＡが、配列番号６１６～６１９配列番号に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ａ」（Ｔｃａ）である。

エルシニア生物、及びそれ由来の産物
一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、エルシニア属に属する１つ以上の生物である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、エルシニア属に属する生物から単離された１つ以上のペプチドである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の種のうちの１つ以上である：Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｄｏｖａｅｙｂ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｅｋｓｉｃｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｂｅｒｃｏｖｉｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｃａｎａｒｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｐａｌｅａｒｃｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｈｉｂｅｒｎｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｒｏｃｈｅｓｔｅｒｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍａｓｓｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍｏｌｌａｒｅｔｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｋｋａｎｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｄｉｅｖａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｏｈｄｅｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｕｃｋｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｓｉｍｉｌｉｓ、又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｗａｕｔｅｒｓｉｉ。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、以下の種のうちの１つ以上から単離された１つ以上のペプチドである：Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｄｏｖａｅｙｂ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｅｋｓｉｃｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｂｅｒｃｏｖｉｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｃａｎａｒｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｐａｌｅａｒｃｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｈｉｂｅｒｎｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｒｏｃｈｅｓｔｅｒｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍａｓｓｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍｏｌｌａｒｅｔｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｋｋａｎｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｄｉｅｖａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｏｈｄｅｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｕｃｋｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｓｉｍｉｌｉｓ、又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｗａｕｔｅｒｓｉｉ。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉから単離された１つ以上のペプチドである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、「Ｙｅｎ－ＴＣ」毒素複合体（ＴＣ）である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、１つ以上のＴＣタンパク質である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、ＴｃＡ、ＴｃＢ、及びＴｃＣである。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ細菌及び／又はその毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ細菌、及び／又はそれ由来の毒素である。

一部の実施形態では、本発明の組み合わせ又は組成物は、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、を含み、ＩＡが、１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ細菌及び／又はそれ由来の毒素、並びに１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ細菌及び／又はそれ由来の毒素である。

組み合わせ：Ｂｔ毒素、ＣＲＩＰ、及びそれらの組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、表Ａのいずれか１つ以上のＣＲＩＰを、ＩＡグループ番号８（例えば、ＩＡ番号Ｂ１２４～Ｂ１５０）に含まれる１つ以上のＩＡと組み合わせて含むことができる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、（１）ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、（２）１つ以上のＢｔペプチド及び／又は毒素と、を含み得る。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、（１）ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、（２）１つ以上のＢｔペプチドと、を含み、組み合わせ又は組成物が、追加の薬剤（例えば、本明細書に記載される１つ以上の農薬及び／又は殺虫剤）を更に含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、（１）ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、（２）１つ以上のＢｔペプチドと、を含み、組み合わせ又は組成物が、賦形剤を更に含む。

一部の実施形態では、昆虫を制御する方法は、昆虫の部位に、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質を適用することと、次いで、昆虫の部位に、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上を適用することと、を含み、当該Ｂｔ及び／又はＣＲＩＰが、同時に又は順次のいずれかで適用される。

一部の実施形態では、組み合わせ及び／又は組成物は、本明細書に記載される、かつ／又は本明細書の表に列挙される、かつ／又は配列表ある、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、１つ以上のＢｔ毒素（例えば、Ｃｒｙタンパク質、Ｃｙｔタンパク質、又はＶｉｐタンパク質）と、を含み得る。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓから単離されたタンパク質と組み合わせることができる。例えば、一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上は、δ－エンドトキシン（例えば、結晶（Ｃｒｙ）毒素及び／又は細胞溶解（Ｃｙｔ）毒素）、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、又はＢｉｎ様毒素と組み合わせることができる。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素（ｐａｒａｓｐｏｒａｌ ｃｒｙｓｔａｌ ｔｏｘｉｎ）、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン（ｓｐｈａｅｒｉｃｏｌｙｓｉｎ）、アルベオリシン（ａｌｖｅｏｌｙｓｉｎ）、又はエンハンシン（ｅｎｈａｎｃｉｎ）様タンパク質である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素であり、傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、δ－エンドトキシンであり、これは、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素であるδ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素であるδ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上を含み、以下のＣｒｙタンパク質のうちの１つ以上と組み合わされる：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒ
ｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、及び／又はＣｒｙ７８Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上を含み、１つ以上のＢｔ毒素と組み合わされ、当該Ｂｔ毒素が、Ｃｒｙ毒素、Ｃｙｔ毒素、又はＶｉｐ毒素（例えば、本明細書に記載されるＣｒｙ、Ｃｙｔ、又はＶｉｐのうちのいずれか）である。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上は、配列番号４１２～４６１に示されるアミノ酸配列を有する１つ以上のＣｒｙタンパク質と組み合わせることができる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上を含み、以下のＣｙｔタンパク質のうちの１つ以上と組み合わされる：Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及び／又はＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上を含み、配列番号４６２～４８１に示されるアミノ酸配列を有する１つ以上のＣｙｔタンパク質と組み合わされる。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２ファミリータンパク質である分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、Ｖｉｐである分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、Ｂｔ毒素が、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質であるＶｉｐである。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上は、以下のＶｉｐタンパク質のうちの１つ以上と組み合わせることができる：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及び／又はＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上は、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列を有する１つ以上のＶｉｐタンパク質と組み合わせることができる。

ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、１つ以上のＢｔペプチドと、を含む、前述の組み合わせ又は組成物のいずれも、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。ＣＲＩＰとＢｔペプチドの比は、標的とする害虫、及び使用者のニーズに依存するであろう。

一部の実施形態では、Ｂｔタンパク質及びＣＲＩＰは、（Ｂｔタンパク質）耐性昆虫に適用することができる。ＢｔとＣＲＩＰの比は、乾燥重量基準で、以下の比：少なくとも約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、若しくは１：１０，０００、又はこれらの値のうちのいずれか２つの任意の組み合わせから選択することができる。組成物中のＢｔ及びＣＲＩＰの総濃度は、以下のパーセント濃度：０、１、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、５５、６０、６５、７０、７５、８０、８５、９０、９５、９９、若しくは１００％、又はこれらの値のうちのいずれか２つの間の任意の範囲から選択され、組成物の残りのパーセントは、賦形剤からなる。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰは、製剤（例えば、極性非プロトン性溶媒及び／又は水で構成される製剤）に含まれ得、かつ／又は極性非プロトン性溶媒が１～９９重量％の量で存在し、極性プロトン性溶媒が１～９９重量％の量で存在し、水が０～９８重量％の量で存在する。一部の実施形態では、製剤は、ＣＲＩＰと、別のＩＡ（例えば、Ｂｔタンパク質）と、を含む。一部の実施形態では、Ｂｔタンパク質は、市販の製品（例えば、ＤｉＰｅｌ（登録商標））に含まれている。極性非プロトン性溶媒製剤は、ＭＳＯを含有する場合、特に効果的である。ＭＳＯは、メチル化種子油と界面活性剤のブレンドであり、約８０～８５％の量のダイズ油のメチルエステルと１５～２０％の界面活性剤を使用する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質と、ＣＲＩＰと、を含むことができ、Ｂｔペプチドが、ＭＴＸ２毒素（例えば、Ｌｙｓｉｎｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓから単離されたＭＴＸ２毒素）であり得る。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質と、ＣＲＩＰと、を含むことができ、Ｂｔペプチドが、Ｂｉｎ様毒素（例えば、Ｌｙｓｉｎｉｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｐｈａｅｒｉｃｕｓから単離されたＢｉｎ様毒素）であり得る。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質と、ＣＲＩＰと、を含むことができ、Ｂｔペプチドが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ亜種から単離され得る。例えば、一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ亜種は、以下の亜種のうちの１つであり得る：ａｉｚａｗａｉ、ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、ａｌｅｓｔｉ、ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、ｂａｌｅａｒｉｃａ、ｂｅｒｌｉｎｅｒ、ｂｏｌｉｖｉａ、ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、ｃａｍｅｒｏｕｎ、ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、ｃｏｌｍｅｒｉ、ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、ｄａｋｏｔａ、ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、ｇａｌｅｃｈｉａｅ、ｇａｌｌｅｒｉａｅ、ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｈｉｇｏ、ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、ｉｂｅｒｉｃａ、ｉｎｄｉａｎａ、ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｋｅｎｙａｅ、ｋｉｍ、ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、ｋｕｒｓｔａｋｉ、ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、ｌｅｅｓｉｓ、ｌｏｎｄｒｉｎａ、ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、ｍｅｄｅｌｌｉｎ、ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、ｍｏｇｉ、ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、ｍｕｊｕ、ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、ｐａｈａｎｇｉ、ｐａｋｉｓｔａｎｉ、ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、ｐｉｒｅｎａｉｃａ、ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、ｒｏｎｇｓｅｎｉ、ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｓｉｌｏ、ｓｉｎｅｎｓｉｓ、ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、ｓｏｔｔｏ、ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ、ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、ｖａｚｅｎｓｉｓ、ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、ｙｏｓｏｏ、ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、ｓｔｒ。Ａｌ Ｈａｋａｍ、又はｋｏｎｋｕｋｉａｎ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質と、ＣＲＩＰと、を含むことができ、Ｂｔペプチドが、以下の群から選択されるＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．から単離される：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｔｒ．Ａｌ Ｈａｋａｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｔ０１－３２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＹＢＴ－１５１８、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質と、ＣＲＩＰと、を含むことができ、Ｂｔペプチドが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型から単離される。例えば、一部の実施形態では、Ｂｔペプチドは、以下の群から選択されるＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型であり得る：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＡＫＳ－７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｂｔ１８２４７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｂｔ１８６７９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｂｔ４０７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＤＡＲ ８１９３４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＤＢ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｆ１４－１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ１０、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ６、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＦＣ９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ－７７１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ－７８９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ１００２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＩＢＬ ２００、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＩＢＬ ４２２２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＪＭ－Ｍｇｖｘｘ－６３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＬＤＣ ３９１、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＬＭ１２１２、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＭＣ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｓｂｔ００３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｕｒｓｔａｋｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ株。Ａｌ Ｈａｋａｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｔ０１－３２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＹＢＴ－１５１８、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ血清型ｋｏｎｋｕｋｉａｎ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）タンパク質と、ＣＲＩＰと、を含むことができ、Ｂｔペプチドが、以下から単離される：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｅｎｓｉｓ。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔｉ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４ Ｂｔｉ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔｋ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９ Ｂｔｋ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔｔ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６ Ｂｔｔ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、ＣＲＩＰとＢｔ毒素の比が、約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、又は１：１０，０００である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔ毒素とＣＲＩＰとの比が、約１：１～約１：２００である。

一部の実施形態では、本発明は、ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素と、を含む組み合わせを提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、Ｂｔ毒素とＣＲＩＰの比が、約１：１１５である。

一部の実施形態では、本発明は、少なくとも１つのＣＲＩＰと、少なくとも１つのＩＡと、を含む組み合わせを提供し、ＣＲＩＰが、ＴＶＰであり、ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素であり、組み合わせが、殺虫効果をもたらし、ＴＶＰが、式（Ｉ）によるアミノ酸配列と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、又はＮであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在であり、Ｚ_１がＴである場合、ＴＶＰが、グリコシル化されている）。

一部の実施形態では、本明細書に記載されるＣＲＩＰと、本明細書に記載されるＢｔ毒素の組み合わせのうちのいずれかは、賦形剤を更に含むことができる。

ＣＲＩＰ：Ａ１～Ａ６８のうちの１つ以上と、Ｂｔ毒素とは、同じ組成物又は別個の組成物のいずれかで、同時に及び／又は順次適用することができる。ＣＲＩＰとＩＡ（すなわち、１つ以上の化学物質、分子、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、毒素、有毒物質、毒、殺虫剤、農薬、有機化合物、無機化合物、原核生物又は真核生物、並びに当該原核生物又は真核生物から生成される物質）の比は、標的とされる害虫、及び使用者のニーズに依存するであろう。

更に、ＣＲＩＰと、Ｂｔ毒素と、を含む前述の組み合わせ又は組成物のいずれかは、作物領域又は植物に適用され得、他の化合物と同時に又は順次処理される。例えば、一部の実施形態では、これらの化合物は、肥料、除草剤、凍結保護剤、界面活性剤、洗剤、殺虫石鹸、休眠油、ポリマー、及び／又は製剤の単回適用後の標的領域の長期投薬を可能にする徐放性若しくは生分解性の担体製剤であり得る。また、他の化合物は、必要に応じて、製剤分野で慣習的に用いられる更なる農業的に許容される担体、界面活性剤、又は適用促進アジュバントとともに、選択的除草剤、化学的殺虫剤、殺ウイルス剤、殺微生物剤、殺アメーバ剤、農薬、殺真菌剤、細殺菌剤、殺線虫剤、殺軟体動物剤、又はこれらの調製物のうちのいくつかの組み合わせであり得る。一部の実施形態では、好適な担体及びアジュバントは、固体又は液体であり得、製剤技術において通常用いられる物質（例えば、天然又は再生ミネラル物質、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着剤、結合剤、又は肥料に相当する。同様に、前述の組み合わせ、組成物、又は製剤のうちのいずれかは、農薬製剤の標的害虫による摂食又は摂取を可能にするために、食用の「ベイト」に調製され得るか、又は害虫の「トラップ」に加工され得る。

本発明の使用方法
植物、植物部分、及び種子を保護するための方法
一部の実施形態では、本開示は、本開示は、農学的及び／又は非農学的用途において有害無脊椎動物（ｉｎｖｅｒｔｅｂｒａｔｅ ｐｅｓｔ）を防除するための方法を含み、有害無脊椎動物又その環境（植物表面若しくはその一部を含む固体表面）を、生物学的有効量の、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の組み合わせと接触させることを含む。

一部の実施形態では、本開示は、本開示は、農学的及び／又は非農学的用途において有害無脊椎動物（ｉｎｖｅｒｔｅｂｒａｔｅ ｐｅｓｔ）を防除するための方法を含み、有害無脊椎動物又その環境（植物表面若しくはその一部を含む固体表面）を、生物学的有効量の組成物、又は１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の組み合わせと接触させることを含む。１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む好適な組成物の例としては、組成物に製剤化される液体溶液、エマルション、粉末、顆粒、ナノ粒子、マイクロ粒子、又は上述の組み合わせが挙げられ、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上が、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と同じ組成物上又は組成物中に存在する（例えば、粒状組成物の一部若しくは別個の顆粒で）。

一部の実施形態では、有害無脊椎動物から畑作物を保護するための本発明の化合物、組み合わせ、又は組成物との接触を達成するために、化合物又は組成物は、典型的には、作物を植える前の作物の種子、作物植物の葉（例えば、葉、茎、花、果実）、又は作物が植えられる前若しくは植えられた後の土壌若しくは他の成長培地に適用される。

接触方法の一実施形態は、噴霧による方法である。あるいは、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、本発明のＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む粒状組成物を、植物の葉又は土壌に適用することができる。本発明の化合物はまた、植物を本発明の化合物を含む組成物と接触させることによって、植物の取り込みを通して効果的に送達され得、組成物が、液体製剤の土壌ドレンチ（ｓｏｉｌ ｄｒｅｎｃｈ）、土壌への顆粒製剤、育苗箱（ｎｕｒｓｅｒｙ ｂｏｘ）処理、又は移植ディップ（ｄｉｐ ｏｆ ｔｒａｎｓｐｌａｎｔ）として適用される。注目すべきは、土壌ドレンチ液体製剤の形態の本開示の組成物である。また、有害無脊椎動物を制御するための方法も注目に値し、有害無脊椎動物又はその環境を、生物学的有効量の１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）及び１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と接触させるか、又は生物学的有効量の１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）の組み合わせと接触させることを含む。更に注目すべきは、一部の例示的な実施形態では、例示的な方法は、環境が土壌である場合、組成物を土壌ドレンチ製剤として土壌に適用することを含む。更に注目すべきは、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）及び１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）はまた、蔓延部位（ｌｏｃｕｓ ｏｆ ｉｎｆｅｓｔａｔｉｏｎ）に局所的に適用することが有効である。他の接触方法としては、直接及び残留噴霧、空中散布、ゲル、シードコーティング、マイクロカプセル化、浸透性摂取、ベイト、耳タグ、ボーラス、噴霧器、燻蒸剤、エアロゾル、粉塵、及び多くの他のものによる本発明の化合物又は組成物の適用が挙げられる。接触方法の一実施形態は、本発明の化合物又は組成物を含む寸法的に安定な肥料顆粒、スティック、又は錠剤である。本発明の化合物は、無脊椎動物制御デバイス（例えば、防虫ネット、衣類への適用、ロウソク製剤への適用など）を製造するための材料に含浸させることもできる。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせは、有害無脊椎動物から種子を保護するための種子処理にも有用である。本開示及び特許請求の範囲の文脈において、種子を処理することは、植物を、生物的有効量の１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせ（典型的には、本発明の組成物として製剤化されているもの）と接触させることを意味する。この種子処理は、無脊椎動物の土壌害虫から種子を保護し、一般に、発芽する種子から発生する苗の、土壌と接触する根及び他の植物部分も保護することができる。種子処理はまた、発生中の植物内の、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせの転流による葉の保護も提供することができる。種子処理は、全ての種類の種子に適用することができ、特殊な形質を発現するように遺伝的に形質転換された植物が発芽するであろう種子が含まれる。加えて、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせは、既に有害無脊椎動物に対して毒性があるタンパク質（例えば、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素若しくはタンパク質結晶又はグリホサートに耐性を提供するグリホサートアセチルトランスフェラーゼなどの除草剤耐性を発現するもの）で形質転換された植物又はその一部（例えば、植物細胞又は植物種子）に形質転換され得る。代表的な例としては、有害無脊椎動物に対して毒性があるタンパク質を発現するもの（例えば、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素及び／若しくはタンパク質結晶又はグリホサートに耐性をもたらすグリホサートアセチルトランスフェラーゼなどの除草剤耐性を発現するもの）が挙げられる。

種子処理の１つの方法は、種子に、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせ（すなわち、製剤化された組成物又は組み合わせとして）を噴霧又は散布することによる方法である。種子処理のために製剤化された組成物は、一般に、被膜形成剤又は接着剤を含む。したがって、典型的には、本開示の種子コーティング組成物は、生物学的有効量の１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）及び１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、被膜形成剤又は接着剤と、を含む組み合わせを含む。種子は、流動性懸濁液濃縮物を直接種子の転動床に噴霧し、次いで、種子を乾燥させることによってコーティングすることができる。あるいは、他の製剤タイプ（例えば、湿潤粉末、溶液、サスポエマルション、乳化可能な濃縮物、及び水中のエマルション）を種子に噴霧することができる。このプロセスは、種子にフィルムコーティングを適用するために特に有用である。様々なコーティング機及びプロセスが、当業者に利用可能である。好適なプロセスとしては、Ｐ．Ｋｏｓｔｅｒｓ ｅｔ ａｌ．，Ｓｅｅｄ Ｔｒｅａｔｍｅｎｔ：Ｐｒｏｇｒｅｓｓ ａｎｄ Ｐｒｏｓｐｅｃｔｓ，１９９４ ＢＣＰＣ Ｍｏｎｏｇｒａｐｈ Ｎｏ．５７に列挙されているものが挙げられる（それに列挙されている参考文献及びその開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

処理された種子は、典型的には、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを、１００ｋｇの種子当たり約０．０１ｇ～１ｋｇ（すなわち、処理前の種子の約０．００００１～１重量％）の範囲の量で含む。種子処理のために製剤化される流動性懸濁液は、典型的には、約０．５～約７０％の活性成分、約０．５～約３０％の被膜形成接着剤、約０．５～約２０％の分散剤、０～約５％の増粘剤、０～約５％の顔料及び／又は色素、０～約２％の消泡剤、０～約１％の防腐剤、並びに０～約７５％の揮発性液体希釈剤を含む。

組み合わせ及び組成物の使用方法
一部の実施形態では、本発明は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを使用する方法を提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらして、昆虫を制御し、当該方法が、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを提供することと、次いで、昆虫の部位に、当該組み合わせを適用することと、を含む。

一部の実施形態では、本発明は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを使用する方法を提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらして、昆虫を制御し、昆虫が、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（Ａｃｈｅｍａ Ｓｐｈｉｎｘ Ｍｏｔｈ）（ホーンワーム（Ｈｏｒｎｗｏｒｍ））（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ａｌｆａｌｆａ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ａｌｍｏｎｄ Ｍｏｔｈ）（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ Ｍｏｔｈ）（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ａｒｍｙｗｏｒｍ）（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ａｒｔｉｃｈｏｋｅ Ｐｌｕｍｅ Ｍｏｔｈ）（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ａｚａｌｅａ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｂａｇｗｏｒｍ）（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｂａｎａｎａ Ｍｏｔｈ）（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｂａｎａｎａ Ｓｋｉｐｐｅｒ）（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ｂｌａｃｋｈｅａｄｅｄ Ｂｕｄｗｏｒｍ）（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ Ｏａｋｗｏｒｍ）（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｓｐｒｉｎｇ Ｃａｎｋｅｒｗｏｒｍ）（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｃｈｅｒｒｙ Ｆｒｕｉｔｗｏｒｍ）（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｃｈｉｎａ Ｍａｒｋ Ｍｏｔｈ）（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｃｉｔｒｕｓ Ｃｕｔｗｏｒｍ）（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｏｄｌｉｎｇ Ｍｏｔｈ）（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ｃｒａｎｂｅｒｒｙ Ｆｒｕｉｔｗｏｒｍ）（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｃｒｏｓｓ－ｓｔｒｉｐｅｄ Ｃａｂｂａｇｅｗｏｒｍ）（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｃｕｔｗｏｒｍ）（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｄｏｕｇｌａｓ Ｆｉｒ Ｔｕｓｓｏｃｋ Ｍｏｔｈ）（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（Ｅｌｌｏ Ｍｏｔｈ）（ホーンワーム（Ｈｏｒｎｗｏｒｍ））（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｌｍ Ｓｐａｎｗｏｒｍ）（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｇｒａｐｅｖｉｎｅ Ｍｏｔｈ）（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｓｋｉｐｐｅｒ）（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｆａｌｌ Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ｆｉｌｂｅｒｔ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ｆｒｕｉｔｔｒｅｅ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｇｒａｐｅ Ｂｅｒｒｙ Ｍｏｔｈ）（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｇｒａｐｅ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｇｒａｐｅｌｅａｆ Ｓｋｅｌｅｔｏｎｉｚｅｒ）（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー（ｇｒｏｕｎｄ ｏｎｌｙ））、グリーンクローバーワーム（Ｇｒｅｅｎ Ｃｌｏｖｅｒｗｏｒｍ）（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｇｒｅｅｎｓｔｒｉｐｅｄ Ｍａｐｌｅｗｏｒｍ）（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジ（Ｈｏｄｇｅｓ））、ジプシーモス（Ｇｙｐｓｙ Ｍｏｔｈ）（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｈｅｍｌｏｃｋ Ｌｏｏｐｅｒ）（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｈｏｒｎｗｏｒｍ）（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｉｍｐｏｒｔｅｄ Ｃａｂｂａｇｅｗｏｒｍ）（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ｉｏ Ｍｏｔｈ）（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｊａｃｋ Ｐｉｎｅ Ｂｕｄｗｏｒｍ）（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｌｉｇｈｔ Ｂｒｏｗｎ Ａｐｐｌｅ Ｍｏｔｈ）（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｍｅｌｏｎｗｏｒｍ）（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｍｉｍｏｓａ Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｏｂｌｉｑｕｅｂａｎｄｅｄ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｏｌｅａｎｄｅｒ Ｍｏｔｈ）（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｏｍｎｉｖｏｒｏｕｓ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｏｍｎｉｖｏｒｏｕｓ Ｌｏｏｐｅｒ）（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｏｒａｎｇｅｄｏｇ）（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ｏｒａｎｇｅ Ｔｏｒｔｒｉｘ）（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｏｒｉｅｎｔａｌ Ｆｒｕｉｔ Ｍｏｔｈ）（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ｐｅａｃｈ Ｔｗｉｇ Ｂｏｒｅｒ）（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｐｉｎｅ Ｂｕｔｔｅｒｆｌｙ）（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｐｏｄｗｏｒｍ）（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ｒｅｄｂａｎｄｅｄ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｒｅｄｈｕｍｐｅｄ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｒｉｎｄｗｏｒｍ Ｃｏｍｐｌｅｘ）（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓａｄｄｌｅｂａｃｋ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｓａｄｄｌｅ Ｐｒｏｍｉｎｅｎｔ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｓａｌｔｍａｒｓｈ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｓｏｄ Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｓｐａｎｗｏｒｍ）（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ｆａｌｌ Ｃａｎｋｅｒｗｏｒｍ）（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｓｐｒｕｃｅ Ｂｕｄｗｏｒｍ）（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｔｅｎｔ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｔｏｂａｃｃｏ Ｈｏｒｎｗｏｒｍ）（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｔｏｂａｃｃｏ Ｍｏｔｈ）（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｔｕｆｔｅｄ Ａｐｐｌｅ Ｂｕｄｍｏｔｈ）（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ｔｗｉｇ Ｂｏｒｅｒ）（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｖａｒｉｅｇａｔｅｄ Ｃｕｔｗｏｒｍ）（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｖａｒｉｅｇａｔｅｄ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ｖｅｌｖｅｔｂｅａｎ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｗａｌｎｕｔ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｗｅｓｔｅｒｎ Ｔｕｓｓｏｃｋ Ｍｏｔｈ）（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｓｏｕｔｈｅｒｎ Ｃｏｒｎｓｔａｌｋ Ｂｏｒｅｒ）（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム（Ｃｏｒｎ Ｅａｒｗｏｒｍ）、スイートポテトウィービル（Ｓｗｅｅｔ ｐｏｔａｔｏ ｗｅｅｖｉｌ）、ペッパーウィービル（Ｐｅｐｐｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、シトラスルートウィービル（Ｃｉｔｒｕｓ ｒｏｏｔ ｗｅｅｖｉｌ）、ストロベリーウィービル（Ｓｔｒａｗｂｅｒｒｙ ｒｏｏｔ ｗｅｅｖｉｌ）、ピーカンウィービル（Ｐｅｃａｎ ｗｅｅｖｉｌ）、フィルバートウィービル（Ｆｉｌｂｅｒｔ ｗｅｅｖｉｌ）、ライスウォーターウィービル（Ｒｉｃｅｗａｔｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、アルファルファウィービル（Ａｌｆａｌｆａ ｗｅｅｖｉｌ）、クローバーウィービル（Ｃｌｏｖｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、ティーショット－ホールボーア（Ｔｅａ ｓｈｏｔ－ｈｏｌｅ ｂｏｒｅｒ）、ルートウィービル（Ｒｏｏｔ ｗｅｅｖｉｌ）、シュガーケインビートル（Ｓｕｇａｒｃａｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）、コーヒーベリーボーア（Ｃｏｆｆｅｅ ｂｅｒｒｙ ｂｏｒｅｒ）、アニュアルブルーグラスウィービル（Ａｎｎｕａｌ ｂｌｕｅ ｇｒａｓｓ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ａｓｉａｔｉｃ ｇａｒｄｅｎ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｃｈａｆｅｒ）（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｇｒｅｅｎ Ｊｕｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｊａｐａｎｅｓｅ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｍａｙ ｏｒ Ｊｕｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｎｏｒｔｈｅｒｎ ｍａｓｋｅｄ ｃｈａｆｅｒ）（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ｏｒｉｅｎｔａｌ ｂｅｅｔｌｅ）（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｍａｓｋｅｄ ｃｈａｆｅｒ）（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｂｉｌｌｂｕｇ）（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、
Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを使用する方法を提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらして、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫を制御し、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを提供することと、次いで、昆虫の部位に、当該組み合わせを適用することと、を含む。

一部の実施形態では、本発明は、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを使用する方法を提供し、組み合わせが、殺虫効果をもたらして、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫を制御し、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫が、以下からなる群から選択される：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は抑制する方法を提供し、農薬有効量の、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを適用することを含み、組み合わせが、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に、殺虫効果をもたらし、各殺虫ペプチドの組み合わせが、殺虫効果をもたらす。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は抑制する方法を提供し、農薬有効量の、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に適用することを含み、各殺虫ペプチドの組み合わせが、殺虫効果をもたらし、害虫が、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は抑制する方法を提供し、農薬有効量の、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ６８のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に適用することを含み、各殺虫ペプチドの組み合わせが、殺虫効果をもたらし、害虫が、以下からなる群から選択される：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

組み合わせ：Ｂｔ毒素及びＷＴ－Ｔａ１ｂの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、細菌毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン、アルベオリシン、又はエンハンシン様タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、傍胞子結晶性毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、以下からなる群から選択される：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２
０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素が、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２－ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、Ｖｉｐである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、以下からなる群から選択される：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐタンパク質が、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドの濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

組み合わせ：Ｂｔ毒素及びＴＶＰの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、細菌毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン、アルベオリシン、又はエンハンシン様タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、傍胞子結晶性毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、以下からなる群から選択される：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１
、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素が、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、Ｖｉｐである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、以下からなる群から選択される：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐタンパク質が、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号５１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号５１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号５１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号５１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号５１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

組み合わせ：Ｂｔ毒素及びＡＶＰの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、細菌毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン、アルベオリシン、又はエンハンシン様タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、傍胞子結晶性毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、以下からなる群から選択される：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１
、Ｃｒｙ２０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素が、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、Ｖｉｐである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、以下からなる群から選択される：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐタンパク質が、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）の濃度を含む。

組み合わせ：Ｂｔ毒素及びΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、細菌毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン、アルベオリシン、又はエンハンシン様タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、傍胞子結晶性毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、以下からなる群から選択される：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２０Ａ
ａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素が、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２－ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、Ｖｉｐである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、以下からなる群から選択される：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐタンパク質が、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

組み合わせ：真菌毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、真菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、真菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、真菌毒素が、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、真菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、真菌毒素が、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、真菌生物又はそれ由来の毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、真菌生物又はそれ由来の毒素が、以下の属から選択される：Ｂｅａｕｖｅｒｉａ、Ｍｅｔａｒｈｉｚｉｕｍ、Ｐａｅｃｉｌｏｍｙｃｅｓ、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ、Ｎｏｍｕｒａｅａ、Ｉｓａｒｉａ、Ｈｉｒｓｕｔｅｌｌａ、Ｓｏｒｏｓｐｏｒｅｌｌａ、Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ、Ｃｏｒｄｉｃｅｐｓ、Ｅｎｔｏｍｏｐｈｔｈｏｒａ、Ｚｏｏｐｈｔｈｏｒａ、Ｐａｎｄｏｒａ、Ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｃｏｎｉｄｉｏｂｏｌｕｓ、及びＢａｓｉｄｉｏｂｏｌｕｓ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の毒素のうちの１つと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｌｂａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｍｏｒｐｈａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｒｅｎａｒｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｓｉａｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｏｎｇｎｉａｒｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｕｍｐｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃａｌｅｄｏｎｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｈｉｒｏｍｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｏｃｃｏｒｕｍ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｒｅｔａｃｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｙｌｉｎｄｒｏｓｐｏｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｌａｃｒｏｉｘｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｎｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｐｅｎｄｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｏｒｙｐｈｏｒａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｆｆｕｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｐｉｇａｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｆｅｌｉｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｅｏｄｅｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｌｏｂｕｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｅｉｍｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｏｐｌｏｃｈｅｌｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｋｉｐｕｋａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｌａｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍａｌａｗｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｄｏｇｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｎｕｂｉｃｏｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｏｒｙｚａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｄｏｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｓｉｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｅｔｅｌｏｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｓｅｕｄｏｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｉｌｅｙｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｕｂｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｈｉｏｔａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｏｂｏｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｐｉｃａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｔｅｐｈａｎｏｄｅｒｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｌｆｕｒｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｎｇｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｅｎｅｌｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｕｎｄｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｌａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖａｒｒｏａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｒｍｉｃｏｎｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｘａｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉａｎｎａｉ毒素、又はＢｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉｒｅｌｌａ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素が、ビューベリシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ビューベリシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ビューベリシンが、化学式Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ビューベリシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ビューベリシンが、化学式Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９を有する「ビューベリシンＡ」毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ビューベリシン毒素が、化学式Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシン毒素、化学式Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンＡ毒素、又は化学式Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンＢ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ビューベリシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ビューベリシンが、化学式Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９を有する「ビューベリシンＢ」毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ生物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ生物から単離された胞子と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ生物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ生物が、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ生物から単離された胞子と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ胞子が、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科真菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

組み合わせ：Ｂｔ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、細菌毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン、アルベオリシン、又はエンハンシン様タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、傍胞子結晶性毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、δ－エンドトキシンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、δ－エンドトキシンが、以下からなる群から選択される：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２
０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素が、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２－ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂｔ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質であり、分泌タンパク質が、Ｖｉｐである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐが、以下からなる群から選択される：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｖｉｐと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｖｉｐタンパク質が、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６、又はＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素の濃度を含む。

組み合わせ：他の細菌毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、細菌毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、細菌毒素が、Ｘｅｎｏｒｈａｂｄｕｓ属、又はＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ属に属する細菌から単離される。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素が、以下からなる群から選択される：Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｋｈｕｒｓｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ＡＴＣＣ ４３９４９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ ＤＳＭ １７６０９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｂｏｄｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃａｒｉｂｂｅａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃｉｎｅｒｅａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈａｉｎａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋａｙａｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ＮＣ１９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｇｕａｎａｊｕａｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｌｅｉｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｃｌａｒｋｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ＴＴＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＢＡ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ Ｈ７５ＨＲＰＬ１０５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ ＨｉＰＬ１０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＡＴＣＣ ２９９９９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｘｉｃａｎａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｓｏｎｏｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎａｍｎａｏｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎｏｅｎｉｅｐｕｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｔａｃｋｅｂｒａｎｄｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔａｓｍａｎｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｊ３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｐｈｏｒａｍｅ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍ１０２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍｅｇ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｈｒａｃｅｎｓｉｓ毒素、未分類のＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３０１４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ａｚ２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＢＳ２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣｂＫｊ１６３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣＲＣＩＡ－Ｐ０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＥＮＹ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ２１２２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ４８０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦｓＩｗ９６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＧＤｄ２３３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３０８６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３１０７毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ３０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ７８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ８９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＵＧ－３９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＪＵＮ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫｃＴｓ１２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１４．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ３７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＭＤ７４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＯＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＩＤ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＯＬ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０５８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０７９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮｎＭｔ２ｈ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＰ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯＨ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＩｒ４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＫｎ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１０．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１６．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４５．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５２．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５４．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６８．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｐｊｕｎ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＲＷ１４－４６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１０－５４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１２－５５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１４－６０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１５－５６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ５Ｐ８－５０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ７－５１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ８－５２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ９－５３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＪ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＮ２５９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ２１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＴｙＫｂ１４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＵＫ７６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＶＭＧ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷＡ２１Ｃ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷｋＳｓ４３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｗｘ１３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｘ４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＹＮｂ９０毒素、及びＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＺＭ毒素。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ａ」（Ｔｃａ）を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ｃ」（Ｔｃｃ）を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ「毒素複合体ｄ」（Ｔｃｄ）を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）を含むＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素又はその抽出物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｙｅｒｓｉｎｉａ属に属する１つ以上の生物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｙｅｒｓｉｎｉａ属に属する生物から単離された１つ以上のペプチドと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の種のうちの１つ以上と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｄｏｖａｅｙｂ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｅｋｓｉｃｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｂｅｒｃｏｖｉｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｃａｎａｒｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｐａｌｅａｒｃｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｈｉｂｅｒｎｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｒｏｃｈｅｓｔｅｒｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍａｓｓｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍｏｌｌａｒｅｔｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｋｋａｎｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｄｉｅｖａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｏｈｄｅｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｕｃｋｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｓｉｍｉｌｉｓ、又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｗａｕｔｅｒｓｉｉ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の種のうちの１つ以上から単離された１つ以上のペプチドと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｄｏｖａｅｙｂ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ａｌｅｋｓｉｃｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｂｅｒｃｏｖｉｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｃａｎａｒｉａｅ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｅｒｏｃｏｌｉｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ｐａｌｅａｒｃｔｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｆｒｅｄｅｒｉｋｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｈｉｂｅｒｎｉｃａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｋｒｉｓｔｅｎｓｅｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｒｏｃｈｅｓｔｅｒｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍａｓｓｉｌｉｅｎｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｍｏｌｌａｒｅｔｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｋｋａｎｅｎｉｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｄｉｅｖａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｅｓｔｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｅｓｔｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ ｓｕｂｓｐ．ｐｓｅｕｄｏｔｕｂｅｒｃｕｌｏｓｉｓ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｏｈｄｅｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｒｕｃｋｅｒｉ、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｓｉｍｉｌｉｓ、又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｗａｕｔｅｒｓｉｉ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ又はＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉから単離された１つ以上のペプチドと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｙｅｒｓｉｎｉａ ｅｎｔｏｍｏｐｈａｇａ細菌及び／又はそれ由来の毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、１つ以上のＹｅｒｓｉｎｉａ ｎｕｒｍｉｉ細菌及び／又はそれ由来の毒素と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）、又はそれらの抽出物を含むＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）、又はそれらの抽出物を含むＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体の濃度を含む。

組み合わせ：ＧＮＡ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、レクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、レクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、レクチンが、以下のうちの１つ以上である：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａレクチン（ＳＮＡ）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ－ＩＩ（ＭＡＬ－ＩＩ）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素－Ｉ（ＲＣＡ）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）、コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）、Ｇｒｉｆｆｏｎｉａ ｓｉｍｐｌｉｃｉｆｏｌｉａ－ＩＩ（ＧＳＬ－ＩＩ）、Ｃｏｎ Ａ、Ｌｅｎｓ ｃｕｌｉｎａｒｉｓ凝集素（ＬＣＡ）、マンノース結合レクチン（ＭＢＬ）、ＢａｎＬｅｃ、ガレクチン、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ白血球凝集素（ＰＨＡ－Ｌ）、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ赤血球凝集素（ＰＨＡ－Ｅ）、及びＤａｔｕｒａ ｓｔｒａｍｏｎｉｕｍレクチン（ＤＳＬ）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、レクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、レクチンが、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、レクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、レクチンが、配列番号３５、５９５～６１５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、レクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、レクチンが、以下のアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する：「ＭＡＫＡＳＬＬＩＬＡＴＩＦＬＧＶＩＴＰＳＣＬＳＥＮＩＬＹＳＧＥＴＬＰＴＧＧＦＬＳＳＧＳＦＶＦＩＭＱＥＤＣＮＬＶＬＹＮＶＤＫＰＩＷＡＴＮＴＧＧＬＳＳＤＣＳＬＳＭＱＮＤＧＮＬＶＶＦＴＰＳＮＫＰＩＷＡＳＮＴＤＧＱＮＧＮＹＶＣＩＬＱＫＤＲＮＶＶＩＹＧＴＮＲＷＡＴＧＴＹＴＧＡＶＧＩＰＥＳＰＰＳＥＫＹＰＳＡＧＫＩＫＬＶＴＡＫ」（配列番号：３５）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、レクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、レクチンが、以下のアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有する：「ＭＡＫＡＳＬＬＩＬＡＡＩＦＬＧＶＩＴＰＳＣＬＳＤＮＩＬＹＳＧＥＴＬＳＴＧＥＦＬＮＹＧＳＦＶＦＩＭＱＥＤＣＮＬＶＬＹＤＶＤＫＰＩＷＡＴＮＴＧＧＬＳＲＳＣＦＬＳＭＱＴＤＧＮＬＶＶＹＮＰＳＮＫＰＩＷＡＳＮＴＧＧＱＮＧＮＹＶＣＩＬＱＫＤＲＮＶＶＩＹＧＴＤＲＷＡＴＧＴＨＴＧＬＶＧＩＰＡＳＰＰＳＥＫＹＰＴＡＧＫＩＫＬＶＴＡＫ」（配列番号５９５）。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、配列番号３５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＧＮＡと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、配列番号５９５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＧＮＡと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、配列番号３５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＧＮＡと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号３５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＧＮＡの濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、配列番号５９５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＧＮＡと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号５９５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＧＮＡの濃度を含む。

組み合わせ：アザジラクチン及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ（ニーム、ニムツリー、インディアンライラックとしても知られている）から単離された化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下のうちの１つ以上と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：アザジラクチン、アザジラジオン、アザジラジオノリド、デアセチルゲデュニン、デアセチルアザジラクチノール、デスフラノアザジラジオン、エポキシアザジラジオン、ゲデュニン、マムーディン、ニームフルイチンＡ、ニームフルイチンＢ、ニンボリド、ニンビン、ニモリシノール、酢酸オーチニン、サランニン、サランノール、アルファ－ニモラクトン、ベータ－ニモラクトン、２’，３’－ジヒドロサラニン、３－デアセチルサランニン、６－デアセチルニンビン、７－アセチル－１６，１７－デヒドロ－１６－ヒドロキシネオトリキレノン、７－ベンゾイルニンボシノール、７－デアセチル－７－ベンゾイルエポキシアザジラジオン、７－デアセチル－７－ベンゾイルゲデュニン、７－デアセチル－１７－エピニモリシノール、１５－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピ－１７－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピアザジラジオン、２０，２１，２２，２３－テトラヒドロ－２３－オキソアザジロン、２２，２３－ジヒドロニモシノール、又は２８－デオキソニンボリド。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アザジラクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アザジラクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、アザジラクチンが、化学式Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有するアザジラクチンであり得る。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アザジラクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、アザジラクチンが、化学式Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有し、組み合わせ又は組成物が、アザジラクチンの濃度を含み、アザジラクチンが、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アザジラクチンと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、アザジラクチンが、化学式Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有し、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

組み合わせ：ホウ酸及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ酸、テトラヒドロキシジボロン、ホウ酸塩、酸化ホウ素、ボラン、又は前述のうちのいずれかの任意の組み合わせである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、水性媒体中でホウ素の酸化物を生成するボラン及び／又はホウ酸エステルである。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ酸、ホウ酸塩（例えば、塩基性ホウ酸ナトリウム（ホウ砂））、又はホウ酸及びホウ酸塩の混合物である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ酸塩である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ酸塩と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ酸塩が、過ホウ酸塩、メタホウ酸塩、四ホウ酸塩、八ホウ酸塩、ホウ酸エステル、及びそれらの任意の組み合わせから選択される。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ酸塩であり、ホウ酸塩が、金属ホウ酸塩（例えば、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸亜鉛、及びホウ酸カリウム）、例えば、四ホウ酸二ナトリウム十水和物、八ホウ酸二ナトリウム四水和物、メタホウ酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム一水和物、八ホウ酸二ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム五水和物、四ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸銅、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、及びそれらの任意の組み合わせから選択される。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ砂（例えば、ホウ酸ナトリウム十水和物－１０ｍｏｌ Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．１０Ｈ_２Ｏ又はホウ酸ナトリウム五水和物－５ｍｏｌ Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．５Ｈ_２Ｏ）である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ砂の代替物として、有効量で利用することができる（又はホウ素と若しくは互いに組み合わせて有効量で利用することができる）ホウ素化合物である。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ砂と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素、及びホウ砂からなるか、本質的になるか、又はそれからなり、ホウ砂が、無水ホウ砂（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７）、四ホウ酸アンモニウム（（ＮＨ_４）_２Ｂ_４Ｏ_７．４Ｈ_２Ｏ）、五ホウ酸アンモニウム（（ＮＨ_４）_２Ｂ_１０Ｏ_１６．８Ｈ_２Ｏ）、五ホウ酸カリウム（Ｋ_２Ｂ_１０Ｏ_１６．８Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸カリウム（Ｋ_２Ｂ_４Ｏ_７．４Ｈ_２Ｏ）、メタホウ酸ナトリウム（（８ｍｏｌ）Ｎａ_２Ｂ_２Ｏ_４．８Ｈ_２Ｏ）、メタホウ酸ナトリウム（（４ｍｏｌ）Ｎａ_２Ｂ_２Ｏ_４．４Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸二ナトリウム十水和物（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．１０Ｈ_２Ｏ）、四ホウ酸二ナトリウム五水和物（Ｎａ_２Ｂ_４Ｏ_７．５Ｈ_２Ｏ）、八ホウ酸二ナトリウム四水和物（Ｎａ_２Ｂ_８Ｏ_１３．４Ｈ_２Ｏ）、又はそれらの組み合わせから選択される。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ素化合物と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ素化合物が、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、及び三フッ化ホウ素からなる群から選択される。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ酸と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ホウ酸と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、ホウ酸が、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有する。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有するホウ酸と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有するホウ酸と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有するホウ酸の濃度を含む。

組み合わせ：ウイルス及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの例示的な組み合わせ
一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、昆虫種と接触した場合に殺虫活性を有するウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ＤＮＡウイルス又はＲＮＡウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アスコウイルス、バキュロウイルス、デンソウイルス、エントモポックスウイルス、ヒトロサウイルス、イリドウイルス、ヌディウイルス、ポリドナウイルス、ジシストロウイルス、イフラウイルス、ノダウイルス、テトラウイルス、又はサイポウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アスコウイルス（例えば、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｂ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｃ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｄ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｅ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｆ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｇ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｈ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｊ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ａ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓアスコウイルス３ｉ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｓｃｏｖｉｒｕｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａアスコウイルス５ａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ｃ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａアスコウイルス１ｄ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｂ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｃ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス２ｄ、又はＴｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉアスコウイルス６ｂ）と、からなるか、本質的になるか、又はそれらからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｓｃｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ツアーズウイルス（例えば、Ｄｉａｄｒｏｍｕｓ ｐｕｌｃｈｅｌｌｕｓツアーズウイルス、Ｄｉａｄｒｏｍｕｓ ｐｕｌｃｈｅｌｌｕｓアスコウイルス４ａ、又はＤａｓｉｎｅｕｒａ ｊｕｊｕｂｉｆｏｌｉａツアーズウイルス２ａ）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｄｅｎｓｏｖｉｒｉｎａｅ科由来のウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アンビデンソウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるアンビデンソウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：ヒトデアンビデンソウイルス１、ヒトデ関連デンソウイルス、Ｂｌａｔｔｏｄｅａｎアンビデンソウイルス１、Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａデンソウイルス、Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａデンソウイルスＧｕｏ／２０００、Ｂｌａｔｔｏｄｅａｎアンビデンソウイルス２、Ｂｌａｔｔｅｌｌａ ｇｅｒｍａｎｉｃａデンソウイルス１、Ｄｅｃａｐｏｄアンビデンソウイルス１、Ｃｈｅｒａｘ ｑｕａｄｒｉｃａｒｉｎａｔｕｓデンソウイルス、Ｄｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｐｌａｎｏｃｏｃｃｕｓ ｃｉｔｒｉデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス２、Ｄｙｓａｐｈｉｓ ｐｌａｎｔａｇｉｎｅａデンソウイルス、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス３、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅデンソウイルス、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅ ｎｉｃｏｔｉａｎａｅデンソウイルス、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｓｏｌｅｎｏｐｓｉｓ ｉｎｖｉｃｔａデンソウイルス、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａデンソウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａデンソウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａデンソウイルスｐＢＲＪ／１９９０、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｌｏｒｅｙｉデンソウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓデンソウイルス、Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａｎアンビデンソウイルス１、Ａｃｈｅｔａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａデンソウイルス、未分類のアンビデンソウイルス、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ関連アンビデンソウイルス、未分類のデンソウイルス、アンビデンソウイルスＣａａＤＶ１、アンビデンソウイルスＣａａＤＶ２、Ａｔｒａｔｏ Ｄｅｎｓｏ様ウイルス、Ａｔｒａｔｏ Ｄｅｎｓｏ様ウイルス１、デンソウイルスＳＣ１０６５、デンソウイルスＳＣ１１１８、デンソウイルスＳＣ１１６、デンソウイルスＳＣ２１２１、デンソウイルスＳＣ２２０９、デンソウイルスＳＣ２２２８、デンソウイルスＳＣ２８８６、デンソウイルスＳＣ３７４９、デンソウイルスＳＣ３９０８、デンソウイルスＳＣ４０９２、デンソウイルスＳＣ４４４、デンソウイルスＳＣ５２５、Ｄｉａｐｈｏｒｉｎａ ｃｉｔｒｉデンソウイルス、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓデンソウイルス、Ｌｕｐｉｎｅ ｆｅｃｅｓ関連デンソウイルス、Ｌｕｐｉｎｅ ｆｅｃｅｓ関連デンソウイルス２、又はアンビデンソウイルス種。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｅｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科由来のウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アルファエントモポックスウイルス、ベータエントモポックスウイルス、Ｄｉａｃｈａｓｍｉｍｏｒｐｈａエントモポックスウイルス、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓエントモポックスウイルス、又はいくつかのこれまで未分類のＥｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるＥｎｔｏｍｏｐｏｘｖｉｒｉｎａｅ科ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ａｎｏｍａｌａ ｃｕｐｒｅａエントモポックスウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉエントモポックスウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉエントモポックスウイルス「Ｌ」、Ａｍｓａｃｔａ ｍｏｏｒｅｉエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｂｉｅｎｎｉｓエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａエントモポックスウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａエントモポックスウイルス「Ｌ」、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａエントモポックスウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス「Ｌ」、未分類のベータエントモポックスウイルス、Ｄｉａｃｈａｓｍｉｍｏｒｐｈａ ｌｏｎｇｉｃａｕｄａｔａエントモポックスウイルス、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓエントモポックスウイルス「Ｏ」、Ａｎａｃｒｉｄｉｕｍ ａｅｇｙｐｔｉｕｍエントモポックスウイルス、Ｃａｌｌｉｐｔａｍｕｓ ｉｔａｌｉｃｕｓエントモポックスウイルス、Ｃｈｉｒｏｎｏｍｕｓ ｄｅｃｏｒｕｓエントモポックスウイルス、Ｇｏｍｐｈｏｃｅｒｕｓ ｓｉｂｉｒｉｃｕｓエントモポックスウイルス、Ｈｏｍｏｎａ ｃｏｆｆｅａｒｉａエントモポックスウイルス、Ｌｉｎｅｐｉｔｈｅｍａ ｈｕｍｉｌｅエントモポックスウイルス１、Ｏｅｄａｌｅｕｓ ａｓｉａｔｉｃｕｓエントモポックスウイルス、又はＰｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｓｅｐａｒａｔａエントモポックスウイルス。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｉｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス（例えば、イリドウイルス）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるＩｒｉｄｏｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｔｉｐｕｌａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス３１、Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｖｕｌｇａｒｅイリデッセントウイルス、Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａイリデッセントウイルス、Ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ ｓｃａｂｅｒイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス６、Ｇｒｙｌｌｕｓ ｂｉｍａｃｕｌａｔｕｓイリドウイルス、未分類のイリドウイルス、Ａｃｅｔｅｓ ｅｒｙｔｈｒａｅｕｓイリドウイルス、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓイリデッセントウイルス、Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｄｅｃｏｒｕｍイリデッセントウイルス、バラマンディパーチイリドウイルス、ブルーギルサンフィッシュイリドウイルス、セイタカヒイラギイリドウイルス、クリムゾンスナッパーイリドウイルス、Ｄｅｃａｐｔｅｒｕｓ ｍａｃｒｏｓｏｍａイリドウイルス、Ｇａｚｚａ ｍｉｎｕｔａイリドウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス１６、Ｃｏｓｔｅｌｙｔｒａ ｚｅａｌａｎｄｉｃａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２、Ｓｅｒｉｃｅｓｔｈｉｓイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２３、Ｈｅｔｅｒｏｎｙｃｈｕｓ ａｒａｔｏｒイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２４、Ａｐｉｓ ｃｅｒａｎａイリデッセントウイルス、無脊椎動物イリデッセントウイルス２９、Ｔｅｎｅｂｒｉｏ ｍｏｌｉｔｏｒイリデッセントウイルス、イリドウイルスｂａｒｒａｍｕｎｄｉ／Ｑｕａｎｇ Ｎｉｎｈ／ＶＮＭ／２００８、イリドウイルスＩＶ３１、スズキイリドウイルス、Ｌａｇｏｃｅｐｈａｌｕｓ ｓｃｅｌｅｒａｔｕｓイリドウイルス、Ｌａｔｅｓ ｃａｌｃａｒｉｆｅｒイリドウイルス、Ｌｅｉｏｇｎａｔｈｕｓ ｓｐｌｅｎｄｅｎｓイリドウイルス、Ｍａｒｂｌｅ ｇｏｂｙイリドウイルス、Ｏｒｂｉｃｕｌａｔｅ ｂａｔｆｉｓｈイリドウイルス、Ｐａｒａｐｒｉｓｔｉｐｏｍａ ｔｒｉｌｉｎｅａｔｕｍイリドウイルス、パーチイリドウイルス６０３－２／Ｃｈｉｎａ、Ｐｏｌｙｄａｃｔｙｌｕｓ ｓｅｘｔａｒｉｕｓイリドウイルス、Ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ ｓｉｃｕｌｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓイリデッセントウイルス、Ｐｙｒｒｈａｌｔａ ｌｕｔｅｏｌａイリデッセントウイルス、Ｒａｎａ ｔｅｍｐｏｒａｒｉａ Ｕｎｉｔｅｄ Ｋｉｎｇｄｏｍイリドウイルス１、Ｒａｎａ ｔｅｍｐｏｒａｒｉａ Ｕｎｉｔｅｄ Ｋｉｎｇｄｏｍイリドウイルス２、ヘダイイリドウイルス、ライギョイリドウイルス、イシガレイイリドウイルス６０３－３／Ｃｈｉｎａ、イシガレイイリドウイルス７２４／Ｃｈｉｎａ、チョウザメイリドウイルス、Ｓｙｎｏｄｕｓ ｉｎｄｉｃｕｓイリドウイルス、又はＴｒｉｃｈｏｎｉｓｃｕｓ ｐａｎｏｒｍｉｄｅｎｓｉｓイリデッセントウイルス。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｎｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス（例えば、アルファヌディウイルス、ベータヌディウイルス、又はいくつかのこれまで未分類のＮｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルス）と、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるＮｕｄｉｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｇｒｙｌｌｕｓ ｂｉｍａｃｕｌａｔｕｓヌディウイルス、Ｏｒｙｃｔｅｓ ｒｈｉｎｏｃｅｒｏｓヌディウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｚｅａヌディウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａヌディウイルス２、Ａｌｌｏｍｙｒｉｎａウイルス、Ｄｒｏｓｏｐｈｉｌａ ｉｎｎｕｂｉｌａヌディウイルス、ＤｒｏｓｏｐｈｉｌａヌディウイルスＲＬＵ－２０１１、Ｅｓｐａｒｔｏウイルス、Ｈｏｍａｒｕｓ ｇａｍｍａｒｕｓヌディウイルス、Ｋａｌｌｉｔｈｅａウイルス、ＭａｃｒｏｂｒａｃｈｉｕｍヌディウイルスＣＮ－ＳＬ２０１１、Ｍａｕｔｅｒｎｂａｃｈウイルス、Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ内因性ヌディウイルス、Ｐｅｎａｅｕｓ ｍｏｎｏｄｏｎヌディウイルス、Ｔｉｐｕｌａ ｏｌｅｒａｃｅａヌディウイルス、又はＴｏｍｅｌｌｏｓｏウイルス。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるＩｆｌａｖｉｒｉｄａｅ科ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｅｒｎｙｉイフラウイルス、Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅウイルス、Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅウイルス－ＵＫ、Ｄｅｆｏｒｍｅｄ ｗｉｎｇウイルス、Ｋａｋｕｇｏウイルス、ＶＤＶ－１／ＤＷＶ組換え、Ｄｉｎｏｃａｍｐｕｓ ｃｏｃｃｉｎｅｌｌａｅ麻痺ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａ ｐｉｃｏｒｎａ様ウイルス、Ｉｎｆｅｃｔｉｏｕｓ ｆｌａｃｈｅｒｉｅウイルス、Ｉｎｆｅｃｔｉｏｕｓ ｆｌａｃｈｅｒｉｅウイルス分離株ｓｉｌｋｗｏｒｍ、Ｉｘｏｄｅｓ ｈｏｌｏｃｙｃｌｕｓイフラウイルス、Ｌｙｇｕｓ ｌｉｎｅｏｌａｒｉｓウイルス１、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒイフラウイルス１、Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ ｈｏｎｅｙｄｅｗウイルス１、Ｐｅｒｉｎａ ｎｕｄａウイルス、Ｓａｃｂｒｏｏｄウイルス、ＳａｃｂｒｏｏｄウイルスＣＳＢＶ－ＬＮ／Ｃｈｉｎａ／２００９、Ｓｌｏｗ ｂｅｅ麻痺ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａイフラウイルス１、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａイフラウイルス２、Ｖａｒｒｏａ ｄｅｓｔｒｕｃｔｏｒウイルス１、未分類のイフラウイルス、ＡＣＴ ｆｌｅａイフラウイルス、Ａｅｄｅｓ ｖｅｘａｎｓイフラウイルス、Ａｒｍｉｇｅｒｅｓイフラウイルス、コウモリイフラウイルス、ミツバチイフラウイルス１、ブラックベリーイフラウイルスＡ、ブラックベリーイフラウイルスＢ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉイフラウイルス、Ｂｒｅｖｅｓイフラウイルス、Ｄｉａｍｏｎｄｂａｃｋ ｍｏｔｈイフラウイルス、Ｆｏｒｍｉｃａ ｅｘｓｅｃｔａウイルス２、Ｈａｅｍａｐｈｙｓａｌｉｓ ｆｌａｖａイフラウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｎｉｕｓ ｅｒａｔｏイフラウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａイフラウイルス、Ｍｉｄｇｅイフラウイルス９０Ｃ０、Ｍｉｎｉｏｐｔｅｒｕｓ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓｕｓイフラウイルス、Ｍｏｋｕウイルス、Ｎａｓｏｎｉａ ｖｉｔｒｉｐｅｎｎｉｓウイルス、Ｐｉｒｉｚａｌイフラウイルス、Ｐｓａｍｍｏｔｅｔｔｉｘ ａｌｉｅｎｕｓイフラウイルス１、Ｒｏｎｄｏｎｉａイフラウイルス１、Ｒｏｎｄｏｎｉａイフラウイルス２、Ｓｃａｐｈｏｉｄｅｕｓ ｔｉｔａｎｕｓイフラウイルス１、Ｓｃａｐｈｏｉｄｅｕｓ ｔｉｔａｎｕｓイフラウイルス２、ＶＤＶ－１／ＤＷＶ組換え４、Ｖｅｓｐａ ｖｅｌｕｔｉｎａ Ｍｏｋｕウイルス、又はＸｙｓｔｉｃｕｓ ｃｒｉｓｔａｔｕｓイフラウイルス。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ科由来のウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、アルファバキュロウイルス、ベータバキュロウイルス、デルタバキュロウイルス、ガンマバキュロウイルス、又はこれまで未分類のＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるアルファバキュロウイルスのウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉ核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ複数型核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍ核多角体病ウイルスＡ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍ核多角体病ウイルスＢ、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｅｒｎｙｉ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｒｏｙｌｅｉ核多角体病ウイルス、Ｐｈｉｌｏｓａｍｉａ ｃｙｎｔｈｉａ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルスｖｉｒｕｓ、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ複数型核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ複数型核多角体病ウイルス、Ａｎａｇｒａｐｈａ ｆａｌｃｉｆｅｒａ ＭＮＰＶ、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａ ＭＮＰＶ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ複数型核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ ＭＮＰＶ、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｏｕ ＭＮＰＶ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルスＳ２、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ核多角体病ウイルスＫ１、Ｂｕｚｕｒａ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｃａｔｏｐｓｉｌｉａ ｐｏｍｏｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ ＤＥＦ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓアルファバキュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｃｈａｌｃｉｔｅｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｃｈａｌｃｉｔｅｓ ＳＮＰＶ ＴＦ１－Ａ、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ＳＮＰＶ ＩＥ、Ｃｌａｎｉｓ ｂｉｌｉｎｅａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄａｓｙｃｈｉｒａ ｐｕｄｉｂｕｎｄａ核多角体病ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｐｓｅｕｄｏｃｏｎｓｐｅｒｓａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＮＰＶ ＮＮｇ１、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＮＰＶ 株Ａｕｓｔｒａｌｉａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ核多角体病ウイルスＧ４、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ ＳＮＰＶ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ＳＮＰＶ ＡＣ５３、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ単一型核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａ ｓｐｅｃｉｅｓ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａ種核多角体病ウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ核多角体病ウイルス、Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｌｅｕｃａｎｉａ ｓｅｐａｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｌｏｎｏｍｉａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｌｏｎｏｍｉａ ｏｂｌｉｑｕａ複数型核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ複数型核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｘｙｌｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｂｒａｓｓｉｃａｅ複数型核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルスＡ、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルスＢ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ複数型核多角体病ウイルス、Ｍａｒｕｃａ ｖｉｔｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｍａｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｌｅｕｃｏｓｔｉｇｍａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ複数型核多角体病ウイルス、Ｏｘｙｐｌａｘ ｏｃｈｒａｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｇｏｎｉａ ｌｕｓｃａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｇｏｎｉａ ｌｕｓｃａ単一型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ複数型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ核多角体病ウイルス（株ＵＳ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ複数型核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ核多角体病ウイルス、Ｓｕｃｒａ ｊｕｊｕｂａ核多角体病ウイルス、Ｔｈｙｓａｎｏｐｌｕｓｉａ ｏｒｉｃｈａｌｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ単一型核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｓｉｇｎａｔａ核多角体病ウイルス、未分類のアルファバキュロウイルス、Ａｂｒａｘａｓ ｇｒｏｓｓｕｌａｒｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ａｃｔｉａｓ ｓｅｌｅｎｅ核多角体病ウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｖａｎｉｌｌａｅ ＭＮＰＶ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ複数カプシド核多角体病ウイルス、Ａｍｏｒｂｉａ ｃｕｎｅａｃａｐｓａ核多角体病ウイルス、Ａｍｏｒｂｉａ ｃｕｎｅａｎａ核多角体病ウイルス、Ａｍｐｅｌｏｐｈａｇａ ｒｕｂｉｇｉｎｏｓａ核多角体病ウイルス、Ａｍｓａｃｔａ ａｌｂｉｓｔｒｉｇａ核多角体病ウイルス、Ａｎａｇｒａｐｈａ ｆａｌｃｉｆｅｒａ複数型核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｐｏｌｙｐｈｅｍｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ａｐｏｃｈｅｉｍａ ｃｉｎｅｒａｒｉｕｍ核多角体病ウイルス、Ａｐｏｒｉａ ｃｒａｔａｅｇｉ核多角体病ウイルス、Ａｒｃｈｉｐｓ ｃｅｒａｓｉｖｏｒａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ａｔｔａｃｕｓ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｂｉｌｏｂａ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａ核多角体病ウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｎｉｇｒｉｓｉｇｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｏａｒｍｉａ ｂｉｓｔｏｒｔａｔａ核多角体病ウイルス、Ｂｏｍｂｙｘ ｍａｎｄａｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ核多角体病ウイルス、Ｃａｔｐｏｓｉｌｉａ ｐｏｍｏｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｅｒａｐｔｅｒｙｘ ｇｒａｍｉｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｄｉｖｅｒｓａｎａ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｏｒｉｚａｇｒｏｔｉｓ ａｕｘｉｌｉａｒｉｓ核多角体病ウイルス、Ｃｈｒｙｓｏｄｅｉｘｉｓ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ＮＰＶ、Ｃｏｌｏｒａｄｉａ ｐａｎｄｏｒａアルファバキュロウイルス、Ｃｏｌｏｒａｄｉａ ｐａｎｄｏｒａ核多角体病ウイルス、Ｃｏｎｄｙｌｏｒｒｈｉｚａ ｖｅｓｔｉｇｉａｌｉｓ ＭＮＰＶ、Ｃｏｎｄｙｌｏｒｒｈｉｚａ ｖｅｓｔｉｇｉａｌｉｓ複数型核多角体病ウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｐｅｌｔａｓｔｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｃｙｃｌｏｐｈｒａｇｍａ ｕｎｄａｎｓ核多角体病ウイルス、Ｄａｓｙｃｈｉｒａ ｐｌａｇｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ ｋｉｋｕｃｈｉｉ核多角体病ウイルス、Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｐｕｌｖｅｒｕｌｅｎｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｄｉｏｎｅ ｊｕｎｏ ＭＮＰＶ ｔｍｋ１／ＡＲＧ／２００３、Ｄｉｏｎｅ ｊｕｎｏ核多角体病ウイルス、Ｄｉｒｐｈｉａ ｐｅｒｕｖｉａｎｕｓ核多角体病ウイルス、Ｅｃｔｒｏｐｉｓ ｇｒｉｓｅｓｃｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ｇｒａｎｉｔａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｄｉｇｒａｍｍａ核多角体病ウイルス、Ｇｉｌｐｉｎｉａ ｈｅｒｃｙｎｉａｅ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｎｉｕｓ ｅｒａｔｏ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｓｓｕｌｔａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｇｅｌｏｔｏｐｏｅｏｎ単一型核多角体病ウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｐｅｌｔｉｇｅｒａ ＳＮＰＶ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｚｅａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｅｒｏｃａｍｐａ ｖｅｔｕｓｔａ核多角体病ウイルス、Ｈｅｍｉｌｅｕｃａアルファバキュロウイルス、Ｈｙｐｏｓｉｄｒａ ｉｎｆｉｘａｒｉａ ＮＰＶ、Ｈｙｐｏｓｉｄｒａ ｔａｌａｃａ ＮＰＶ、Ｉｒａｇｏｉｄｅｓ ｆａｓｃｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａ核多角体病ウイルス、Ｌｅｕｃｏｍａ ｓａｌｉｃｉｓ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｍａｔｈｕｒａ ｍｕｔｉｐｌｅ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｍｏｎａｃｈａ核多角体病ウイルス、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｘｙｌｉｎａ核多角体病ウイルス２、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａアルファバキュロウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ａｍｅｒｉｃａｎｕｍ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃｕｍ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃｕｍ ｐｌｕｖｉａｌｅ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｄｉｓｓｔｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｎｅｕｓｔｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｐｈａｓｉａアルファバキュロウイルス、Ｎｅｐｙｔｉａ ｐｈａｎｔａｓｍａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｎｙｍｐｈａｌｉｓ ｉｏ核多角体病ウイルス、Ｏａｋ ｌｏｏｐｅｒアルファバキュロウイルス、Ｏｐｈｉｕｓａ ｄｉｓｊｕｎｇｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ａｎａｒｔｏｉｄｅｓ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｅｒｉｃａｅ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ単一カプシド核多角体病ウイルス、Ｐａｎｏｌｉｓ ｆｌａｍｍｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｄｒｏｍａアルファバキュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｍａｒｇａｒｉｔｏｓａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｒｉｎａ ｎｕｄａ核多角体病ウイルス、Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｓｉａ ａｃｕｔａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｓｉａ ｏｒｉｃｈａｌｃｅａ核多角体病ウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｍａｃｕｌｉｐｅｎｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａアルファバキュロウイルス、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ核多角体病ウイルス、Ｐｔｅｒｏｌｏｃｅｒａ ａｍｐｌｉｃｏｒｎｉｓ核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ核多角体病ウイルス、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ単一型核多角体病ウイルス、Ｓａｍｉａ ｃｙｎｔｈｉａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌａｒｃｔｉａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｏｂｌｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｐｈａｓｍａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｃｏｓｍｉｏｉｄｅｓ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｒｉｄａｎｉａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｅｍｐｔａ核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ複数カプシド核多角体病ウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ ＭＮＰＶ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ核多角体病ウイルスＩＩ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｔｅｒｒｉｃｏｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｉｎｅｏｌａ ｂｉｓｓｅｌｌｉｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｒｏｉｄｅｓ ａｅａｃｕｓ核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａ核
多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｓｐ．核多角体病ウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｓｐ．アルファバキュロウイルス、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｓｐ．核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｓｐ．アルファバキュロウイルス、又は未同定の核多角体病ウイルス。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるベータバキュロウイルスのウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ顆粒病ウイルス（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルスＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓベータバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａベータバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルス。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるデルタバキュロウイルスのウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｃｕｌｅｘ ｎｉｇｒｉｐａｌｐｕｓ核多角体病ウイルス、又はＣｕｌｅｘ ｎｉｇｒｉｐａｌｐｕｓ ＮＰＶ Ｆｌｏｒｉｄａ／１９９７。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択されるガンマバキュロウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｌｅｃｏｎｔｅｉ核多角体病ウイルス、Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｌｅｃｏｎｔｅｉ ＮＰＶ（カナダ株）、Ｎｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ｓｅｒｔｉｆｅｒ核多角体病ウイルス、未分類のガンマバキュロウイルス、又はＮｅｏｄｉｐｒｉｏｎ ａｂｉｅｔｉｓ ＮＰＶ。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、以下の群から選択される、これまで未分類のＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる：Ａｃｈａｅａ ｆａｂｅｒ核多角体病ウイルス、Ａｅｄｅｓ ｓｏｌｌｉｃｉｔａｎｓ核多角体病ウイルス、Ａｇｌａｉｓ ｕｒｔｉｃａｅ核多角体病ウイルス、Ａｇｒａｕｌｉｓ ｖａｎｉｌｌａｅ核多角体病ウイルス、Ａｎｏｍｉｓ ｓａｂｕｌｉｆｅｒａ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｅｒａｅａ ｙａｍａｍａｉ核多角体病ウイルス、Ａｎｔｈｏｐｈｉｌａ ｆａｂｒｉｃｉａｎａグラニュロウイルス、Ａｒｏａ ｄｉｓｃａｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｕｓ ｐｅｎａｅｉ、Ｃａｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｃｈａｌｉｏｐｓｉｓ ｊｕｎｏｄｉ核多角体病ウイルス、Ｃｏｔｅｓｉａ ｍａｒｇｉｎｉｖｅｎｔｒｉｓバキュロウイルス、Ｃｙｎｏｓａｒｇａ ｏｒｎａｔａ核多角体病ウイルス、Ｄａｒｎａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｄａｒｎａ ｔｒｉｍａグラニュロウイルス、Ｅｒａｎｎｉｓ ｄｅｆｏｌｉａｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｌｅｘｉａ ｌｕｃｉｐａｒａグラニュロウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｃｈｒｙｓｏｒｒｈｏｅａ核多角体病ウイルス、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｓｉｍｉｌｉｓ核多角体病ウイルス、性腺特異的ウイルス、Ｈｏｍｏｎａ ｃｏｆｆｅａｒｉａグラニュロウイルス、Ｈｙｂｌａｅａ ｐｕｅｒａ核多角体病ウイルス、Ｉｄａｅａ ｓｅｒｉａｔａ核多角体病ウイルス、Ｊｕｎｏｎｉａ ｃｏｅｎｉａグラニュロウイルス、Ｌａｓｉｏｃａｍｐａ ｑｕｅｒｃｕｓ核多角体病ウイルス、Ｌｅｍｙｒａ ｉｍｐａｒｉｌｉｓ核多角体病ウイルス、Ｍａｈａｓｅｎａ ｃｏｒｂｅｔｔｉ核多角体病ウイルス、Ｍｅｌａｎｃｈｒａ ｐｅｒｓｉｃａｒｉａｅグラニュロウイルス、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｃｅａｔａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ａｎｔｉｑｕａ核多角体病ウイルス、Ｏｒｇｙｉａ ｍｉｘｔａ核多角体病ウイルス、Ｐａｃｈｙｔｒｉｎａ ｐｈｉｌａｒｇｙｒｉａ核多角体病ウイルス、Ｐａｒｅｕｃｈａｅｔｅｓ ｐｓｅｕｄｏｉｎｓｕｌａｔａ核多角体病ウイルス、Ｐｅｎａｅｕｓ ｍｏｎｏｄｏｎ核多角体病ウイルス、Ｐｈａｌｅｒａ ｂｕｃｅｐｈａｌａ核多角体病ウイルス、Ｐｏｌｙｇｏｎｉａ ｃ－ａｌｂｕｍ核多角体病ウイルス、Ｓａｍｉａ ｒｉｃｉｎｉ核多角体病ウイルス、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｌｕｔｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｌｂｕｌａ核多角体病ウイルス、Ｔｒａｂａｌａ ｖｉｓｈｎｏｕ核多角体病ウイルス、Ｕｒａｎｏｔａｅｎｉａ ｓａｐｐｈｉｒｉｎａ核多角体病ウイルス、Ｕｒｂａｎｕｓ ｐｒｏｔｅｕｓ核多角体病ウイルス、Ｕｔｅｔｈｅｉｓａ ｐｕｌｃｈｅｌｌａ核多角体病ウイルス、Ｖａｎｅｓｓａ ａｔａｌａｎｔａ核多角体病ウイルス、Ｖａｎｅｓｓａ ｃａｒｄｕｉ核多角体病ウイルス、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａグラニュロウイルス、又はＢａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ ｓｐ．。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、ベータバキュロウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ ｇｒａｎｕｌｏｓｉｓ ｖｉｒｕｓ（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルスＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、未分類のベータバキュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓベータバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａベータバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルスと、を含むか、それらから本質的になるか、又はそれらからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなる。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスの濃度を含む。

一部の実施形態では、組み合わせ又は組成物は、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスと、を含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、組み合わせ又は組成物が、総組成物の約０．０００１％ ｗ／ｗ、０．０００５％ ｗ／ｗ、０．００１％ ｗ／ｗ、０．００５％ ｗ／ｗ、０．０１％ ｗ／ｗ、０．０２％ ｗ／ｗ、０．０３％ ｗ／ｗ、０．０４％ ｗ／ｗ、０．０５％ ｗ／ｗ、０．０６％ ｗ／ｗ、０．０７％ ｗ／ｗ、０．０８％ ｗ／ｗ、０．０９％ ｗ／ｗ、０．１％ ｗ／ｗ、０．２％ ｗ／ｗ、０．３％ ｗ／ｗ、０．４％ ｗ／ｗ、０．５％ ｗ／ｗ、０．６％ ｗ／ｗ、０．７％ ｗ／ｗ、０．８％ ｗ／ｗ、０．９％ ｗ／ｗ、１％ ｗ／ｗ、２％ ｗ／ｗ、３％ ｗ／ｗ、４％ ｗ／ｗ、５％ ｗ／ｗ、６％ ｗ／ｗ、７％ ｗ／ｗ、８％ ｗ／ｗ、９％ ｗ／ｗ、１０％ ｗ／ｗ、１１％ ｗ／ｗ、１２％ ｗ／ｗ、１３％ ｗ／ｗ、１４％ ｗ／ｗ、１５％ ｗ／ｗ、１６％ ｗ／ｗ、１７％ ｗ／ｗ、１８％ ｗ／ｗ、１９％ ｗ／ｗ、２０％ ｗ／ｗ、２１％ ｗ／ｗ、２２％ ｗ／ｗ、２３％ ｗ／ｗ、２４％ ｗ／ｗ、２５％ ｗ／ｗ、２６％ ｗ／ｗ、２７％ ｗ／ｗ、２８％ ｗ／ｗ、２９％ ｗ／ｗ、３０％ ｗ／ｗ、３１％ ｗ／ｗ、３２％ ｗ／ｗ、３３％ ｗ／ｗ、３４％ ｗ／ｗ、３５％ ｗ／ｗ、３６％ ｗ／ｗ、３７％ ｗ／ｗ、３８％ ｗ／ｗ、３９％ ｗ／ｗ、４０％ ｗ／ｗ、４１％ ｗ／ｗ、４２％ ｗ／ｗ、４３％ ｗ／ｗ、４４％ ｗ／ｗ、４５％ ｗ／ｗ、４６％ ｗ／ｗ、４７％ ｗ／ｗ、４８％ ｗ／ｗ、４９％ ｗ／ｗ、５０％ ｗ／ｗ、５１％ ｗ／ｗ、５２％ ｗ／ｗ、５３％ ｗ／ｗ、５４％ ｗ／ｗ、５５％ ｗ／ｗ、５６％ ｗ／ｗ、５７％ ｗ／ｗ、５８％ ｗ／ｗ、５９％ ｗ／ｗ、６０％ ｗ／ｗ、６１％ ｗ／ｗ、６２％ ｗ／ｗ、６３％ ｗ／ｗ、６４％ ｗ／ｗ、６５％ ｗ／ｗ、６６％ ｗ／ｗ、６７％ ｗ／ｗ、６８％ ｗ／ｗ、６９％ ｗ／ｗ、７０％ ｗ／ｗ、７１％ ｗ／ｗ、７２％ ｗ／ｗ、７３％ ｗ／ｗ、７４％ ｗ／ｗ、７５％ ｗ／ｗ、７６％ ｗ／ｗ、７７％ ｗ／ｗ、７８％ ｗ／ｗ、７９％ ｗ／ｗ、８０％ ｗ／ｗ、８１％ ｗ／ｗ、８２％ ｗ／ｗ、８３％ ｗ／ｗ、８４％ ｗ／ｗ、８５％ ｗ／ｗ、８６％ ｗ／ｗ、８７％ ｗ／ｗ、８８％ ｗ／ｗ、８９％ ｗ／ｗ、９０％ ｗ／ｗ、９１％ ｗ／ｗ、９２％ ｗ／ｗ、９３％ ｗ／ｗ、９４％ ｗ／ｗ、９５％ ｗ／ｗ、９６％ ｗ／ｗ、９７％ ｗ／ｗ、９８％ ｗ／ｗ、９９％ ｗ／ｗ、９９．１％ ｗ／ｗ、９９．２％ ｗ／ｗ、９９．３％ ｗ／ｗ、９９．４％ ｗ／ｗ、９９．５％ ｗ／ｗ、９９．６％ ｗ／ｗ、９９．７％ ｗ／ｗ、９９．８％ ｗ／ｗ、又は約９９．９％ ｗ／ｗの範囲の、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素の濃度を含む。

本発明の使用方法
植物、植物部分、及び種子を保護するための方法
一部の実施形態では、本開示は、農学的及び／又は非農学的用途において有害無脊椎動物を制御するための方法を提供し、有害無脊椎動物又はその環境、植物表面又はその一部を含む固体表面を、農薬有効量の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、の組み合わせと接触させることを含む。

一部の実施形態では、本開示は、農学的及び／又は非農学的用途において有害無脊椎動物を制御するための方法を提供し、有害無脊椎動物又はその環境、植物表面又はその一部を含む固体表面を、農薬有効量の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物と接触させることを含む。例えば、一部の実施形態では、組成物は、（１）表Ａに示される１つ以上のＣＲＩＰのセット（すなわち、Ａ１～Ａ６８）と、（２）表Ｂに示される１つ以上の殺虫剤のセット（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９）と、（３）賦形剤と、を含むことができる。

（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む好適な組成物の例としては、液体溶液、エマルション、粉末、顆粒、ナノ粒子、マイクロ粒子、若しくはそれらの組み合わせの形態で送達される不活性成分が製剤化された当該組成物が挙げられる。

一部の実施形態では、有害無脊椎動物から畑作物を保護するための本発明の化合物、混合物、又は組成物との接触を達成するために、化合物又は組成物は、典型的には、作物を植える前の作物の種子、作物植物の葉（例えば、葉、茎、花、果実）、又は作物が植えられる前若しくは植えられた後の土壌若しくは他の成長培地に適用される。

接触方法の一実施形態は、噴霧による方法である。あるいは、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む粒状組成物は、植物の葉又は土壌に適用することができる。本発明の化合物はまた、植物を本発明の化合物を含む組成物と接触させることによって、植物の取り込みを通して効果的に送達され得、組成物が、液体製剤の土壌ドレンチ（ｓｏｉｌ ｄｒｅｎｃｈ）、土壌への顆粒製剤、育苗箱（ｎｕｒｓｅｒｙ ｂｏｘ）処理、又は移植ディップ（ｄｉｐ ｏｆ ｔｒａｎｓｐｌａｎｔ）として適用される。注目すべきは、土壌ドレンチ液体製剤の形態の本開示の組成物である。また、注目すべきは、有害無脊椎動物を制御するための方法であり、有害無脊椎動物又はその環境を生物学的有効量の本発明の組み合わせと接触させることを含む。更に注目すべきは、一部の例示的な実施形態では、例示的な方法は、土壌環境を企図し、組成物が土壌ドレンチ製剤として土壌に適用される。更に注目すべきは、本発明のＣＲＩＰ及びＩＡの組み合わせは、蔓延部位に局所的に適用することによっても有効である。他の接触方法としては、直接及び残留噴霧、空中散布、ゲル、シードコーティング、マイクロカプセル化、浸透性摂取、ベイト、耳タグ、ボーラス、噴霧器、燻蒸剤、エアロゾル、粉塵、及び多くの他のものによる本発明の化合物又は組成物の適用が挙げられる。接触方法の一実施形態は、本発明の化合物又は組成物を含む寸法的に安定な肥料顆粒、スティック、又は錠剤である。本発明の化合物は、無脊椎動物制御デバイス（例えば、防虫ネット、衣類への適用、ロウソク製剤への適用など）を製造するための材料に含浸させることもできる。

一部の実施形態では、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、任意選択的に（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組み合わせは、種子を有害無脊椎動物から保護するための種子処理においても有用である。本開示及び特許請求の範囲の文脈において、種子を処理することは、当該種子を、農薬有効量の、本明細書に記載される（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはそれらの薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）典型的には本発明の組成物として製剤化される、１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、の組み合わせと接触させることを意味する。この種子処理は、無脊椎動物の土壌害虫から種子を保護し、一般に、発芽する種子から発生する苗の、土壌と接触する根及び他の植物部分も保護することができる。種子処理はまた、発生中の植物内の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、の転流による葉の保護を提供することができる。種子処理は、全ての種類の種子に適用することができ、特殊な形質を発現するように遺伝的に形質転換された植物が発芽するであろう種子が含まれる。加えて、一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、すでに形質転換されている植物又はその一部（例えば、植物細胞又は植物種子）（例えば、グリホサートに対する耐性を提供するグリホサートアセチルトランスフェラーゼなどの除草剤耐性を発現するもの）に形質転換され得る。

種子処理の１つの方法は、種子を蒔く前に、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組み合わせで種子を噴霧又は散布することによる。種子処理のために製剤化された組成物は、概して、本発明と被膜形成剤又は接着剤の組み合わせからなる。したがって、典型的には、本開示の種子コーティング組成物は、農薬有効量の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載の１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、被膜形成剤若しくは接着剤と、からなる。種子は、流動性懸濁液濃縮物を直接種子の転動床に噴霧し、次いで、種子を乾燥させることによってコーティングすることができる。あるいは、他の製剤タイプ（例えば、湿潤粉末、溶液、サスポエマルション、乳化可能な濃縮物、及び水中のエマルション）を種子に噴霧することができる。このプロセスは、種子にフィルムコーティングを適用するために特に有用である。様々なコーティング機及びプロセスが、当業者に利用可能である。好適なプロセスとしては、Ｐ．Ｋｏｓｔｅｒｓ ｅｔ ａｌ．，Ｓｅｅｄ Ｔｒｅａｔｍｅｎｔ：Ｐｒｏｇｒｅｓｓ ａｎｄ Ｐｒｏｓｐｅｃｔｓ，１９９４ ＢＣＰＣ Ｍｏｎｏｇｒａｐｈ Ｎｏ．５７に列挙されているものが挙げられる（それに列挙されている参考文献及びその開示は、参照によりそれらの全体が本明細書に援用される）。

処理された種子は、典型的には、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）の組み合わせを、１００ｋｇの種子当たり約０．０１ｇ～１ｋｇ（すなわち、処理前の種子の約０．００００１～１重量％）の範囲の量で含む。種子処理のために製剤化される流動性懸濁液は、典型的には、約０．５～約７０％の活性成分、約０．５～約３０％の被膜形成接着剤、約０．５～約２０％の分散剤、０～約５％の増粘剤、０～約５％の顔料及び／又は色素、０～約２％の消泡剤、０～約１％の防腐剤、並びに０～約７５％の揮発性液体希釈剤を含む。

製剤及び組成物の使用方法
一部の実施形態では、本発明は、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載の１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組み合わせを使用する方法を提供し、当該方法が、組成物を調製することと、次いで、当該組成物を昆虫の部位に適用することと、を含む。

一部の実施形態では、本発明は、組成物を使用して昆虫を制御する方法を提供し、当該組成物が、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含み、当該昆虫が、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明は、昆虫から植物を保護する方法を提供し、１つ以上のＣＲＩＰ又はそれをコードするポリヌクレオチドと、１つ以上のペプチド－ＩＡと、を発現する植物を提供することを含む。

一部の実施形態では、本発明は、昆虫から植物を保護する方法を提供し、１つ以上のＣＲＩＰ又はそれをコードするポリヌクレオチドを発現する植物を提供することと、当該植物に１つ以上の非ペプチド－ＩＡを適用することと、を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の、（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、当該組成物が、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に適用される。

本明細書に記載の組成物のいずれかは、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法において使用することができ、農薬有効量の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含む。

例えば、一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組成物を適用することを含み、ＣＲＩＰが、表Ａ（すなわち、Ａ１、Ａ２、Ａ３、Ａ４、Ａ５、Ａ６、Ａ７、Ａ８、Ａ９、Ａ１０、Ａ１１、Ａ１２、Ａ１３、Ａ１４、Ａ１５、Ａ１６、Ａ１７、Ａ１８、Ａ１９、Ａ２０、Ａ２１、Ａ２２、Ａ２３、Ａ２４、Ａ２５、Ａ２６、Ａ２７、Ａ２８、Ａ２９、Ａ３０、Ａ３１、Ａ３２、Ａ３３、Ａ３４、Ａ３５、Ａ３６、Ａ３７、Ａ３８、Ａ３９、Ａ４０、Ａ４１、Ａ４２、Ａ４３、Ａ４４、Ａ４５、Ａ４６、Ａ４７、Ａ４８、Ａ４９、Ａ５０、Ａ５１、Ａ５２、Ａ５３、Ａ５４、Ａ５５、Ａ５６、Ａ５７、Ａ５８、Ａ５９、Ａ６０、Ａ６１、Ａ６２、Ａ６３、Ａ６４、Ａ６５、Ａ６６、Ａ６７、又はＡ６８）から選択され、当該ＣＲＩＰが、それぞれ、１、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１４、１５、４９、５０、５１、５２、５３、６２１、６２２、６２３、６２４、６２５、６２６、６２７、６２８、６２９、６３０、６３１、６３２、６３３、６３４、６３５、６３６、６３７、６３８、６３９、６４０、６４１、６４２、６４３、６４４、６４５、６４６、６４７、６４８、６４９、６５０、６５１、６５２、６５３、６５４、６６、８８、５８８、４４、４５、４６、４７、６０、６１、６２、６３、６４、５９４、又は６５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、ＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載される１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組成物を適用することを含み、ＣＲＩＰペプチドが、配列番号１９２～３７０のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するクモペプチド、配列番号６０～６４、１９２～３７０、及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡＣＴＸペプチド（例えば、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び／若しくはω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ）、配列番号６５のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、配列番号１に示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、若しくは６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、配列番号６６、８８～１９１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するサソリペプチド、配列番号３７１～４１１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するイソギンチャクペプチド、配列番号４４に示されるアミノ酸配列を有するＡｎｅｍｏｎｉａ ｖｉｒｉｄｉｓ由来のＡｖ３ポリペプチド、配列番号４５～４７のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、又はコノトキシンと、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を有するペプチドを含むか、本質的にそれからなるか、又はそれからなり、又はそれらからなり得、ＩＡが、表Ｂに列挙されるＩＡであり、ＩＡが、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、Ｂ４、Ｂ５、Ｂ６、Ｂ７、Ｂ８、Ｂ９、Ｂ１０、Ｂ１１、Ｂ１２、Ｂ１３、Ｂ１４、Ｂ１５、Ｂ１６、Ｂ１７、Ｂ１８、Ｂ１９、Ｂ２０、Ｂ２１、Ｂ２２、Ｂ２３、Ｂ２４、Ｂ２５、Ｂ２６、Ｂ２７、Ｂ２８、Ｂ２９、Ｂ３０、Ｂ３１、Ｂ３２、Ｂ３３、Ｂ３４、Ｂ３５、Ｂ３６、Ｂ３７、Ｂ３８、Ｂ３９、Ｂ４０、Ｂ４１、Ｂ４２、Ｂ４３、Ｂ４４、Ｂ４５、Ｂ４６、Ｂ４７、Ｂ４８、Ｂ４９、Ｂ５０、Ｂ５１、Ｂ５２、Ｂ５３、Ｂ５４、Ｂ５５、Ｂ５６、Ｂ５７、Ｂ５８、Ｂ５９、Ｂ６０、Ｂ６１、Ｂ６２、Ｂ６３、Ｂ６４、Ｂ６５、Ｂ６６、Ｂ６７、Ｂ６８、Ｂ６９、Ｂ７０、Ｂ７１、Ｂ７２、Ｂ７３、Ｂ７４、Ｂ７５、Ｂ７６、Ｂ７７、Ｂ７８、Ｂ７９、Ｂ８０、Ｂ８１、Ｂ８２、Ｂ８３、Ｂ８４、Ｂ８５、Ｂ８６、Ｂ８７、Ｂ８８、Ｂ８９、Ｂ９０、Ｂ９１、Ｂ９２、Ｂ９３、Ｂ９４、Ｂ９５、Ｂ９６、Ｂ９７、Ｂ９８、Ｂ９９、Ｂ１００、Ｂ１０１、Ｂ１０２、Ｂ１０３、Ｂ１０４、Ｂ１０５、Ｂ１０６、Ｂ１０７、Ｂ１０８、Ｂ１０９、Ｂ１１０、Ｂ１１１、Ｂ１１２、Ｂ１１３、Ｂ１１４、Ｂ１１５、Ｂ１１６、Ｂ１１７、Ｂ１１８、Ｂ１１９、Ｂ１２０、Ｂ１２１、Ｂ１２２、Ｂ１２３、Ｂ１２４、Ｂ１２５、Ｂ１２６、Ｂ１２７、Ｂ１２８、Ｂ１２９、Ｂ１３０、Ｂ１３１、Ｂ１３２、Ｂ１３３、Ｂ１３４、Ｂ１３５、Ｂ１３６、Ｂ１３７、Ｂ１３８、Ｂ１３９、Ｂ１４０、Ｂ１４１、Ｂ１４２、Ｂ１４３、Ｂ１４４、Ｂ１４５、Ｂ１４６、Ｂ１４７、Ｂ１４８、Ｂ１４９、Ｂ１５０、Ｂ１５１、Ｂ１５２、Ｂ１５３、Ｂ１５４、Ｂ１５５、Ｂ１５６、Ｂ１５７、Ｂ１５８、Ｂ１５９、Ｂ１６０、Ｂ１６１、Ｂ１６２、Ｂ１６３、Ｂ１６４、Ｂ１６５、Ｂ１６６、Ｂ１６７、Ｂ１６８、Ｂ１６９、Ｂ１７０、Ｂ１７１、Ｂ１７２、Ｂ１７３、Ｂ１７４、Ｂ１７５、Ｂ１７６、Ｂ１７７、Ｂ１７８、Ｂ１７９、Ｂ１８０、Ｂ１８１、Ｂ１８２、Ｂ１８３、Ｂ１８４、Ｂ１８５、Ｂ１８６、Ｂ１８７、Ｂ１８８、Ｂ１８９、Ｂ１９０、Ｂ１９１、Ｂ１９２、Ｂ１９３、Ｂ１９４、Ｂ１９５、Ｂ１９６、Ｂ１９７、Ｂ１９８、Ｂ１９９、Ｂ２００、Ｂ２０１、Ｂ２０２、Ｂ２０３、Ｂ２０４、Ｂ２０５、Ｂ２０６、Ｂ２０７、Ｂ２０８、Ｂ２０９、Ｂ２１０、Ｂ２１１、Ｂ２１２、Ｂ２１３、Ｂ２１４、Ｂ２１５、Ｂ２１６、Ｂ２１７、Ｂ２１８、Ｂ２１９、Ｂ２２０、Ｂ２２１、Ｂ２２２、Ｂ２２３、Ｂ２２４、Ｂ２２５、Ｂ２２６、Ｂ２２７、Ｂ２２８、Ｂ２２９、Ｂ２３０、Ｂ２３１、Ｂ２３２、Ｂ２３３、Ｂ２３４、Ｂ２３５、Ｂ２３６、Ｂ２３７、Ｂ２３８、Ｂ２３９、Ｂ２４０、Ｂ２４１、Ｂ２４２、Ｂ２４３、Ｂ２４４、Ｂ２４５、Ｂ２４６、Ｂ２４７、Ｂ２４８、Ｂ２４９、Ｂ２５０、Ｂ２５１、Ｂ２５２、Ｂ２５３、Ｂ２５４、Ｂ２５５、Ｂ２５６、Ｂ２５７、Ｂ２５８、Ｂ２５９、Ｂ２６０、Ｂ２６１、Ｂ２６２、Ｂ２６３、Ｂ２６４、Ｂ２６５、Ｂ２６６、Ｂ２６７、Ｂ２６８、Ｂ２６９、Ｂ２７０、Ｂ２７１、Ｂ２７２、Ｂ２７３、Ｂ２７４、Ｂ２７５、Ｂ２７６、Ｂ２７７、Ｂ２７８、Ｂ２７９、Ｂ２８０、Ｂ２８１、Ｂ２８２、Ｂ２８３、Ｂ２８４、Ｂ２８５、Ｂ２８６、Ｂ２８７、Ｂ２８８、Ｂ２８９、Ｂ２９０、Ｂ２９１、Ｂ２９２、Ｂ２９３、Ｂ２９４、Ｂ２９５、Ｂ２９６、Ｂ２９７、Ｂ２９８、Ｂ２９９、Ｂ３００、Ｂ３０１、Ｂ３０２、Ｂ３０３、Ｂ３０４、Ｂ３０５、Ｂ３０６、Ｂ３０７、Ｂ３０８、Ｂ３０９、Ｂ３１０、Ｂ３１１、Ｂ３１２、Ｂ３１３、Ｂ３１４、Ｂ３１５、Ｂ３１６、Ｂ３１７、Ｂ３１８、Ｂ３１９、Ｂ３２０、Ｂ３２１、Ｂ３２２、Ｂ３２３、Ｂ３２４、Ｂ３２５、Ｂ３２６、Ｂ３２７、Ｂ３２８、Ｂ３２９、Ｂ３３０、Ｂ３３１、Ｂ３３２、Ｂ３３３、Ｂ３３４、Ｂ３３５、Ｂ３３６、Ｂ３３７、Ｂ３３８、Ｂ３３９、Ｂ３４０、Ｂ３４１、Ｂ３４２、Ｂ３４３、Ｂ３４４、Ｂ３４５、Ｂ３４６、Ｂ３４７、Ｂ３４８、Ｂ３４９、Ｂ３５０、Ｂ３５１、Ｂ３５２、Ｂ３５３、Ｂ３５４、Ｂ３５５、Ｂ３５６、Ｂ３５７、Ｂ３５８、Ｂ３５９、Ｂ３６０、Ｂ３６１、Ｂ３６２、Ｂ３６３、Ｂ３６４、Ｂ３６５、Ｂ３６６、Ｂ３６７、Ｂ３６８、Ｂ３６９、Ｂ３７０、Ｂ３７１、Ｂ３７２、Ｂ３７３、Ｂ３７４、Ｂ３７５、Ｂ３７６、Ｂ３７７、Ｂ３７８、Ｂ３７９、Ｂ３８０、Ｂ３８１、Ｂ３８２、Ｂ３８３、Ｂ３８４、Ｂ３８５、Ｂ３８６、Ｂ３８７、Ｂ３８８、Ｂ３８９、Ｂ３９０、Ｂ３９１、Ｂ３９２、Ｂ３９３、Ｂ３９４、Ｂ３９５、Ｂ３９６、Ｂ３９７、Ｂ３９８、Ｂ３９９、Ｂ４００、Ｂ４０１、Ｂ４０２、Ｂ４０３、Ｂ４０４、Ｂ４０５、Ｂ４０６、Ｂ４０７、Ｂ４０８、Ｂ４０９、Ｂ４１０、Ｂ４１１、Ｂ４１２、Ｂ４１３、Ｂ４１４、Ｂ４１５、Ｂ４１６、Ｂ４１７、Ｂ４１８、Ｂ４１９、Ｂ４２０、Ｂ４２１、Ｂ４２２、Ｂ４２３、Ｂ４２４、Ｂ４２５、Ｂ４２６、Ｂ４２７、Ｂ４２８、Ｂ４２９、Ｂ４３０、Ｂ４３１、Ｂ４３２、Ｂ４３３、Ｂ４３４、Ｂ４３５、Ｂ４３６、Ｂ４３７、Ｂ４３８、Ｂ４３９、Ｂ４４０、Ｂ４４１、Ｂ４４２、Ｂ４４３、Ｂ４４４、Ｂ４４５、Ｂ４４６、Ｂ４４７、Ｂ４４８、Ｂ４４９、Ｂ４５０、Ｂ４５１、Ｂ４５２、Ｂ４５３、Ｂ４５４、Ｂ４５５、Ｂ４５６、Ｂ４５７、Ｂ４５８、Ｂ４５９、Ｂ４６０、Ｂ４６１、Ｂ４６２、Ｂ４６３、Ｂ４６４、Ｂ４６５、Ｂ４６６、Ｂ４６７、Ｂ４６８、Ｂ４６９、Ｂ４７０、Ｂ４７１、Ｂ４７２、Ｂ４７３、Ｂ４７４、Ｂ４７５、Ｂ４７６、Ｂ４７７、Ｂ４７８、Ｂ４７９、又はその組み合わせである。

ＴＶＰ組成物（式Ｉ）の使用方法
一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、１つ以上の賦形剤が、トレハロース、マルトデキストリン、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、ＢＩＴ、及び発酵固形物からなる群から選択される。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、約２％～約１６％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、トレハロースが、約５％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、ＢＩＴが、約０．０１％～約０．１％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、マルトデキストリンが、約１０％～約５０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）が、約１％～約５％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）が、約０．１０％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、発酵固形物が、約１５％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、約７％～約９％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、トレハロースが、約２０％～約３０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、ＢＩＴが、約０．０２５％～約０．０７５％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、マルトデキストリンが、約３０％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）が、約２％～約３％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）が、約０．２％～約０．６％の範囲であり、発酵固形物が、約２０％～約３０％の範囲である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、約８．５％ ｗｔ／ｗｔであり、トレハロースが、約２５％ ｗｔ／ｗｔであり、ＢＩＴが、約０．０５％ ｗｔ／ｗｔであり、マルトデキストリンが、約３６．３％ ｗｔ／ｗｔであり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）が、約２．６％ ｗｔ／ｗｔであり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）が、約０．４％ ｗｔ／ｗｔであり、発酵固形物が、約２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、１つ以上の賦形剤と、から本質的になる組成物を適用することを含み、組成物が、以下から本質的になる：組成物の総重量の、８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、及び２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の、殺虫剤（ＩＡ）と、ＣＲＩＰと、の組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質であり、組成物が、以下の量を有する：組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質の量が、８．５％ ｗｔ／ｗｔであり、トレハロースの量が、２５％ ｗｔ／ｗｔであり、ＢＩＴの量が、０．０５％ ｗｔ／ｗｔであり、マルトデキストリンの量が、３６．３％ ｗｔ／ｗｔであり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）の量が、２．６％ ｗｔ／ｗｔであり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）の量が、０．４％ ｗｔ／ｗｔであり、発酵固形物の量が、２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、式（Ｉ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在である）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含み、組成物が、組成物の総重量の８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰからなり、複数の賦形剤が、以下からなる：組成物の総重量の、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、及び２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、若しくはＸ_５に１つのアミノ酸置換、又はその薬学的に許容される塩を有する。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_７が、グリシンであり、又はその薬学的に許容される塩である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_７が、不在であり、又はその薬学的に許容される塩である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、又はＸ_５に１つのアミノ酸置換を有し、Ｘ_６及びＸ_７が、不在であり、又はその薬学的に許容される塩である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用すること含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、又は６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、配列番号１７～３０、５４～５８、又は６５５～６８８のうちのいずれか１つに示されるポリヌクレオチド配列若しくはその相補ポリヌクレオチド配列によってコードされる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、２つ以上のＴＶＰのホモポリマー又はヘテロポリマーを更に含み、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じ又は異なる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、ＴＶＰが、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なり得る。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、リンカーが、切断可能なリンカーである。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、切断可能なリンカーが、昆虫の腸又は血リンパ内で切断可能である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、式（Ｉ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ｘ_１－Ｘ_２－Ｍ－Ｘ_３－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｘ_４－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｘ_５－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｘ_６－Ｘ_７（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ａ、Ｓ、又はＮであり、Ｘ_２が、Ｒ、Ｑ、Ｎ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｄ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｃ、Ｅ、Ｔ、又はＳであり、Ｘ_３が、Ｔ又はＰであり、Ｘ_４が、Ｋ又はＡであり、Ｘ_５が、Ｒ又はＡであり、Ｚ_１が、Ｔ、Ｓ、Ａ、Ｆ、Ｐ、Ｙ、Ｋ、Ｗ、Ｈ、Ａ、Ｇ、Ｎ、Ｌ、Ｖ、Ｍ、Ｉ、Ｑ、Ｃ、Ｅ、又はＲであり、Ｘ_６が、Ｋ又は不在であり、Ｘ_７が、Ｇ又は不在である）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含み、組成物が、組成物の総重量の８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰからなり、複数の賦形剤が、以下の：組成物の総重量の、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、及び２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物、からなり、Ｚ_１がＴ又はＳである場合、ＴＶＰがグリコシル化される。

前述のＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩のいずれも、本明細書及び以下に記載の製剤のいずれかで使用することができ、例えば、前述のＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はその薬学的に許容される塩のいずれかは、製剤（水和剤若しくは顆粒製剤、又は液体濃縮物製剤）に使用することができる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質である、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、害虫が、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

ＴＶＰ組成物（式ＩＩ）の使用方法
一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質である、組み合わせと、（２）賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰが、本明細書に記載のＴＶＰ（例えば、殺虫Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）のうちの１つ又は任意の組み合わせから選択され、当該ＴＶＰが、式（ＩＩ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡである）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含み、組成物が、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に適用される。

本明細書に記載の組成物のいずれも、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法の本方法で使用することができ、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質である、組み合わせと、（２）賦形剤と、を含む組成物を適用することを含む。

例えば、一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰである、組み合わせと、１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＣＲＩＰが、ＴＶＰであり、ＴＶＰが、式（ＩＩ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡである）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含み、１つ以上の賦形剤が、トレハロース、マルトデキストリン、マルトース、リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、リグノスルホン酸塩、石膏、ソルビトール、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、ＥＤＴＡ、ベンゾイソチアゾリノン（ＢＩＴ）、及び発酵固形物からなる群から選択される。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量のＴＶＰを含む組成物（式中、Ｚ_１が、Ｔであり、ＴＶＰが、グリコシル化されている）、又はその薬学的に許容される塩を適用することを含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量のＴＶＰからなる組成物（式中、Ｘ_１が、Ｑであり、Ｚ_１が、Ａである）、又はその薬学的に許容される塩を適用することを含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰである、組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰが、配列番号２、４９、又は５１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列のうちのいずれかと、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰである、組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰが、配列番号１７、５４、又は５６のうちのいずれか１つに示されるポリヌクレオチド配列若しくはその相補ヌクレオチド配列によってコードされる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰである、組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰが、２つ以上のＴＶＰのホモポリマー又はヘテロポリマーを更に含み、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じ又は異なる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰである、組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰが、切断可能リンカー又は切断不能なリンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じ又は異なる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、リンカーを有するＴＶＰであり、リンカーが、切断可能なリンカーである、組み合わせを含む組成物を適用することを含む。

一部の実施形態では、本発明の組成物は、切断可能なリンカーを有するＴＶＰを含み、切断可能なリンカーが、昆虫の腸又は血リンパ内で切断可能である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、リンカーを有するＴＶＰである、組み合わせを含む組成物を適用することを含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰである、組み合わせと、１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＣＲＩＰが、ＴＶＰであり、ＴＶＰが、式（ＩＩ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡである）によるアミノ酸配列と、少なくとも５０％同一、少なくとも５５％同一、少なくとも６０％同一、少なくとも６５％同一、少なくとも７０％同一、少なくとも７５％同一、少なくとも８０％同一、少なくとも８１％同一、少なくとも８２％同一、少なくとも８３％同一、少なくとも８４％同一、少なくとも８５％同一、少なくとも８６％同一、少なくとも８７％同一、少なくとも８８％同一、少なくとも８９％同一、少なくとも９０％同一、少なくとも９１％同一、少なくとも９２％同一、少なくとも９３％同一、少なくとも９４％同一、少なくとも９５％同一、少なくとも９６％同一、少なくとも９７％同一、少なくとも９８％同一、少なくとも９９％同一、少なくとも９９．５％同一、少なくとも９９．６％同一、少なくとも９９．７％同一、少なくとも９９．８％同一、少なくとも９９．９％同一、又は１００％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含み、１つ以上の賦形剤が、トレハロース、マルトデキストリン、マルトース、リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、リグノスルホン酸塩、石膏、ソルビトール、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、ＥＤＴＡ、ベンゾイソチアゾリノン（ＢＩＴ）、及び発酵固形物からなる群から選択され、Ｚ_１がＴ又はＳである場合、ＴＶＰが、グリコシル化されている。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、１つ以上の賦形剤が、トレハロース、マルトデキストリン、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、ＢＩＴ、及び発酵固形物からなる群から選択される。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びｙＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、約２％～約１６％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、トレハロースが、約５％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、ＢＩＴが、約０．０１％～約０．１％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、マルトデキストリンが、約１０％～約５０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）が、約１％～約５％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）が、約０．１０％～約１％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、発酵固形物が、約１５％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、約７％～約９％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、トレハロースが、約２０％～約３０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、ＢＩＴが、約０．０２５％～約０．０７５％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、マルトデキストリンが、約３０％～約４０％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）が、約２％～約３％ ｗｔ／ｗｔの範囲であり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）が、約０．２％～約０．６％の範囲であり、発酵固形物が、約２０％～約３０％の範囲である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）１つ以上の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、組成物の総重量に対して、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、約８．５％ ｗｔ／ｗｔであり、トレハロースが、約２５％ ｗｔ／ｗｔであり、ＢＩＴが、約０．０５％ ｗｔ／ｗｔであり、マルトデキストリンが、約３６．３％ ｗｔ／ｗｔであり、無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）が、約２．６％ ｗｔ／ｗｔであり、リン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）が、約０．４％ ｗｔ／ｗｔであり、発酵固形物が、約２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰであり、組成物が、以下の量を有する：組成物の総重量の、８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰであり、組成物が、以下の量を有する：組成物の総重量の、８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、式（ＩＩ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ_１が、Ｔ又はＡである）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含み、組成物が、組成物の総重量の８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰからなり、複数の賦形剤が、以下からなる：組成物の総重量の、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、及び２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、Ｚ_１が、Ｔであり、ＴＶＰが、グリコシル化されているか、又はその薬学的に許容される塩である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、Ｘ_１が、Ｑであり、Ｚ_１が、Ａ、又はその薬学的に許容される塩である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用すること含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、配列番号２、４９、又は５１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用すること含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、配列番号１７、５４、又は５６のうちのいずれか１つに示されるポリヌクレオチド配列、又はその相補ヌクレオチド配列によってコードされる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、２つ以上のＴＶＰのホモポリマー又はヘテロポリマーを更に含み、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じ又は異なる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、ＴＶＰが、ＴＶＰが、切断可能又は切断不能リンカーによって分離された２つ以上のＴＶＰを含む融合タンパク質であり、各ＴＶＰのアミノ酸配列が、同じか又は異なり得る。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、リンカーが、切断可能なリンカーである。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質、切断可能なリンカーが、昆虫の腸又は血リンパ内で切断可能である。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、農薬有効量の（１）殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、ＴＶＰ、ＴＶＰ－殺虫タンパク質、又はそれらの組み合わせである、組み合わせと、（２）複数の賦形剤と、を含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰ又はＴＶＰ－殺虫タンパク質が、式（ＩＩ）：Ｅ－Ｐ－Ｄ－Ｅ－Ｉ－Ｃ－Ｒ－Ａ－Ｘ_１－Ｍ－Ｔ－Ｎ－Ｋ－Ｅ－Ｆ－Ｔ－Ｙ－Ｋ－Ｓ－Ｎ－Ｖ－Ｃ－Ｎ－Ｎ－Ｃ－Ｇ－Ｄ－Ｑ－Ｖ－Ａ－Ａ－Ｃ－Ｅ－Ａ－Ｅ－Ｃ－Ｆ－Ｒ－Ｎ－Ｄ－Ｖ－Ｙ－Ｚ_１－Ａ－Ｃ－Ｈ－Ｅ－Ａ－Ｑ－Ｋ－Ｇ（式中、ポリペプチドが、配列番号１に示されるＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂの野生型配列と比較して少なくとも１つのアミノ酸置換を含み、Ｘ_１が、Ｒ又はＱであり、Ｚ１が、Ｔ又はＡである）によるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含み、組成物が、組成物の総重量の８．５％ ｗｔ／ｗｔである量のＴＶＰからなり、複数の賦形剤が、以下の：組成物の総重量の、２５％ ｗｔ／ｗｔである量のトレハロース、０．０５％ ｗｔ／ｗｔである量のＢＩＴ、３６．３％ ｗｔ／ｗｔである量のマルトデキストリン、２．６％ ｗｔ／ｗｔである量の無水リン酸カリウム二塩基性（Ｋ_２ＨＰＯ_４）、０．４％ ｗｔ／ｗｔである量のリン酸カリウム一塩基性（ＫＨ_２ＰＯ_４）、及び２６．８５％ ｗｔ／ｗｔである量の発酵固形物からなり、Ｚ_１がＴ又はＳである場合、ＴＶＰが、グリコシル化されている。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）である、組み合わせを含む組み合わせを適用することを含み、ＴＶＰが、配列番号２、４９、又は５１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）である、組み合わせを含む組み合わせを適用することを含み、当該ＴＶＰが、配列番号２、４９、又は５１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）である、組み合わせを含む組み合わせを適用することを含み、当該ＴＶＰが、配列番号２、４９、又は５１のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩からなる。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）である、組み合わせを含む組成物を適用することを含み、ＴＶＰが、配列番号５１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）である、組み合わせを含む組成物を適用することを含み、当該ＴＶＰが、配列番号５１に示されるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩を含む。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、農薬有効量の殺虫剤（ＩＡ）及びＣＲＩＰの組み合わせであって、ＩＡが、表Ｂに示されるＩＡ（すなわち、Ｂ１～Ｂ４７９のうちのいずれか１つ以上）であり、ＣＲＩＰが、殺虫性Ｕ_１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）である、組み合わせを含む組み合わせを適用することを含み、当該ＴＶＰが、配列番号５１に示されるアミノ酸配列、又はその薬学的に許容される塩からなる。

（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載の１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）とを含む前述の組み合わせのいずれかは、本明細書に記載の組成物のいずれか、及びそれらを使用する方法、すなわち、害虫を駆除、制御、又は阻害するため、及び／又は害虫の部位に適用するために使用することができ、害虫が、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

農作物及び害虫
これらの方法によって制御され得る特定の作物害虫及び昆虫には、以下が含まれる：Ｄｉｃｔｙｏｐｔｅｒａ（ゴキブリ）、Ｉｓｏｐｔｅｒａ（シロアリ）、Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａ（ワタリバッタ、バッタ、コオロギ）、Ｄｉｐｔｅｒａ（イエバエ、カ、ツェツェバエ、ガガンボ、ショウジョウバエ）、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａ（アリ、スズメバチ、ミツバチ、ハバチ、ヒメバチ、及びタマバチ）、Ａｎｏｐｌｕｒａ（ハジラミ及びシラミ）、Ｓｉｐｈｏｎａｐｔｅｒａ（ノミ）、及びＨｅｍｉｐｔｅｒａ（虫及びアブラムシ）、並びにＡｃａｒｉ（ダニ及びダニ）などのクモ類、及びこれらの生物の各々が保有する寄生虫。

「害虫」には、昆虫、真菌、細菌、線虫、ダニ、マダニなどが含まれるが、これらに限定されない。

害虫としては、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ、Ｄｉｐｔｅｒａ、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａ、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ、Ｍａｌｌｏｐｈａｇａ、Ｈｏｍｏｐｔｅｒａ、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａ、Ｏｒｔｈｒｏｐｔｅｒａ、Ｔｈｙｓａｎｏｐｔｅｒａ、Ｄｅｒｍａｐｔｅｒａ、Ｉｓｏｐｔｅｒａ、Ａｎｏｐｌｕｒａ、Ｓｉｐｈｏｎａｐｔｅｒａ、Ｔｒｉｃｈｏｐｔｅｒａなどの目から選択される昆虫が挙げられるが、これらに限定されない。より具体的には、害虫としては、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ、及びＤｉｐｔｅｒａが挙げられる。

殺虫性ポリペプチドによる処理に好適な農業的、家庭的及び／又は医学的／獣医学的重要性を有する昆虫には、以下のクラス及び命令のメンバーが含まれるが、これらに限定されない。

Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａには、Ａｄｅｐｈａｇａ及びＰｏｌｙｐｈａｇａが含まれる。Ａｄｅｐｈａｇａには、Ｃａｒａｂｏｉｄｅａ及びＧｙｒｉｎｏｉｄｅａのスーパーファミリーが含まれる。Ｐｏｌｙｐｈａｇａには、Ｈｙｄｒｏｐｈｉｌｏｉｄｅａ、Ｓｔａｐｈｙｌｉｎｏｉｄｅａ、Ｃａｎｔｈａｒｏｉｄｅａ、Ｃｌｅｒｏｉｄｅａ、Ｅｌａｔｅｒｏｉｄｅａ、Ｄａｓｃｉｌｌｏｉｄｅａ、Ｄｒｙｏｐｏｉｄｅａ、Ｂｙｒｒｈｏｉｄｅａ、Ｃｕｃｕｊｏｉｄｅａ、Ｍｅｌｏｉｄｅａ、Ｍｏｒｄｅｌｌｏｉｄｅａ、Ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｏｉｄｅａ、Ｂｏｓｔｒｉｃｈｏｉｄｅａ、Ｓｃａｒａｂａｅｏｉｄｅａ、Ｃｅｒａｍｂｙｃｏｉｄｅａ、Ｃｈｒｙｓｏｍｅｌｏｉｄｅａ、及びＣｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａのスーパーファミリーが含まれる。Ｃａｒａｂｏｉｄｅａスーパーファミリーには、Ｃｉｃｉｎｄｅｌｉｄａｅ、Ｃａｒａｂｉｄａｅ、及びＤｙｔｉｓｃｉｄａｅが含まれる。Ｇｙｒｉｎｏｉｄｅａスーパーファミリーには、Ｇｙｒｉｎｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＨｙｄｒｏｐｈｉｌｏｉｄｅａには、Ｈｙｄｒｏｐｈｉｌｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＳｔａｐｈｙｌｉｎｏｉｄｅａには、Ｓｉｌｐｈｉｄａｅ及びＳｔａｐｈｙｌｉｎｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＣａｎｔｈａｒｏｉｄｅａには、Ｃａｎｔｈａｒｉｄａｅ及びＬａｍｐｙｒｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＣｌｅｒｏｉｄｅａには、Ｃｌｅｒｉｄａｅ及びＤｅｒｍｅｓｔｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＥｌａｔｅｒｏｉｄｅａには、Ｅｌａｔｅｒｉｄａｅ及びＢｕｐｒｅｓｔｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＣｕｃｕｊｏｉｄｅａには、Ｃｏｃｃｉｎｅｌｌｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＭｅｌｏｉｄｅａには、Ｍｅｌｏｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＴｅｎｅｂｒｉｏｎｏｉｄｅａには、Ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＳｃａｒａｂａｅｏｉｄｅａには、Ｐａｓｓａｌｉｄａｅ及びＳｃａｒａｂａｅｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＣｅｒａｍｂｙｃｏｉｄｅａには、Ｃｅｒａｍｂｙｃｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＣｈｒｙｓｏｍｅｌｏｉｄｅａには、Ｃｈｒｙｓｏｍｅｌｉｄａｅが含まれる。スーパーファミリーＣｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａには、Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｉｄａｅ及びＳｃｏｌｙｔｉｄａｅが含まれる。

Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａの例としては、アメリカンビーンウィービル（Ａｍｅｒｉｃａｎ ｂｅａｎ ｗｅｅｖｉｌ）Ａｃａｎｔｈｏｓｃｅｌｉｄｅｓ ｏｂｔｅｃｔｕｓ、リーフビートル（ｌｅａｆ ｂｅｅｔｌｅ）Ａｇｅｌａｓｔｉｃａ ａｌｎｉ、クリックビートル（ｃｌｉｃｋ ｂｅｅｔｌｅ）（Ａｇｒｉｏｔｅｓ ｌｉｎｅａｔｕｓ、Ａｇｒｉｏｔｅｓ ｏｂｓｃｕｒｕｓ、Ａｇｒｉｏｔｅｓ ｂｉｃｏｌｏｒ）、グレインビートル（ｇｒａｉｎ ｂｅｅｔｌｅ）Ａｈａｓｖｅｒｕｓ ａｄｖｅｎａ、サマーシェーファー（ｓｕｍｍｅｒ ｓｃｈａｆｅｒ）Ａｍｐｈｉｍａｌｌｏｎ ｓｏｌｓｔｉｔｉａｌｉｓ、ファーニチャービートル（ｆｕｒｎｉｔｕｒｅ ｂｅｅｔｌｅ）Ａｎｏｂｉｕｍ ｐｕｎｃｔａｔｕｍ、Ａｎｔｈｏｎｏｍｕｓ ｓｐｐ．（ウィービル（ｗｅｅｖｉｌ））、ピグミーマンゴールドビートル（Ｐｙｇｍｙ ｍａｎｇｏｌｄ ｂｅｅｔｌｅ）Ａｔｏｍａｒｉａ ｌｉｎｅａｒｉｓ、カーペットビートル（ｃａｒｐｅｔ ｂｅｅｔｌｅ）（Ａｎｔｈｒｅｎｕｓ ｓｐｐ、Ａｔｔａｇｅｎｕｓ ｓｐｐ）、カウピーウィービル（ｃｏｗｐｅａ ｗｅｅｖｉｌ）Ｃａｌｌｏｓｏｂｒｕｃｈｕｓ ｍａｃｕｌａｔｅｓ、フライドフルーツビートル（ｆｒｉｅｄ ｆｒｕｉｔ ｂｅｅｔｌｅ）Ｃａｒｐｏｐｈｉｌｕｓ ｈｅｍｉｐｔｅｒｕｓ、キャベッジシードポッドウィービル（ｃａｂｂａｇｅ ｓｅｅｄｐｏｄ ｗｅｅｖｉｌ）Ｃｅｕｔｏｒｈｙｎｃｈｕｓ ａｓｓｉｍｉｌｉｓ、レイプウィンターステムウィービル（ｒａｐｅ ｗｉｎｔｅｒ ｓｔｅｍ ｗｅｅｖｉｌ）Ｃｅｕｔｏｒｈｙｎｃｈｕｓ ｐｉｃｉｔａｒｓｉｓ、ワイアワーム（ｗｉｒｅｗｏｒｍ）Ｃｏｎｏｄｅｒｕｓ ｖｅｓｐｅｒｔｉｎｕｓ及びＣｏｎｏｄｅｒｕｓ ｆａｌｌｉ、バナナウィービル（ｂａｎａｎａ ｗｅｅｖｉｌ）Ｃｏｓｍｏｐｏｌｉｔｅｓ ｓｏｒｄｉｄｕｓ、ニュージーランドグラスグラブ（Ｎｅｗ Ｚｅａｌａｎｄ ｇｒａｓｓ ｇｒｕｂ）Ｃｏｓｔｅｌｙｔｒａ ｚｅａｌａｎｄｉｃａ、ジューンビートル（Ｊｕｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ、サンフラワーステムウィービル（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｓｔｅｍ ｗｅｅｖｉｌ）Ｃｙｌｉｎｄｒｏｃｏｐｔｕｒｕｓ ａｄｓｐｅｒｓｕｓ、ラーダービートル（ｌａｒｄｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）Ｄｅｒｍｅｓｔｅｓ ｌａｒｄａｒｉｕｓ、コーンルートワーム（ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、及びＤｉａｂｒｏｔｉｃａ ｂａｒｂｅｒｉ、メキシカンビーンビートル（Ｍｅｘｉｃａｎ ｂｅａｎ ｂｅｅｔｌｅ）Ｅｐｉｌａｃｈｎａ ｖａｒｉｖｅｓｔｉｓ、オールドハウスボーア（ｏｌｄ ｈｏｕｓｅ ｂｏｒｅｒ）Ｈｙｌｏｔｒｏｐｅｓ ｂａｊｕｌｕｓ、ルーサンウィービル（ｌｕｃｅｒｎｅ ｗｅｅｖｉｌ）Ｈｙｐｅｒａ ｐｏｓｔｉｃａ、シャイニースパイダービートル（ｓｈｉｎｙ ｓｐｉｄｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）Ｇｉｂｂｉｕｍ ｐｓｙｌｌｏｉｄｅｓ、シガレットビートル（ｃｉｇａｒｅｔｔｅ ｂｅｅｔｌｅ）Ｌａｓｉｏｄｅｒｍａ ｓｅｒｒｉｃｏｒｎｅ、コロラドポテトビートル（Ｃｏｌｏｒａｄｏ ｐｏｔａｔｏ ｂｅｅｔｌｅ）Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、リクタスビートル（Ｌｙｃｔｕｓ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｌｙｃｔｕｓ ｓｐｐ）、ポレンビートル（ｐｏｌｌｅｎ ｂｅｅｔｌｅ）Ｍｅｌｉｇｅｔｈｅｓ ａｅｎｅｕｓ、コモンコックスシェーファー（ｃｏｍｍｏｎ ｃｏｃｋｓｈａｆｅｒ）Ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａ ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａ、アメリカンスパイダービートル（Ａｍｅｒｉｃａｎ ｓｐｉｄｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）Ｍｅｚｉｕｍ ａｍｅｒｉｃａｎｕｍ、ゴールデンスパイダービートル（ｇｏｌｄｅｎ ｓｐｉｄｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）Ｎｉｐｔｕｓ ｈｏｌｏｌｅｕｃｕｓ、グレインビートル（ｇｒａｉｎ ｂｅｅｔｌｅ）Ｏｒｙｚａｅｐｈｉｌｕｓ ｓｕｒｉｎａｍｅｎｓｉｓ及びＯｒｙｚａｅｐｈｉｌｕｓ ｍｅｒｃａｔｏｒ、ブラックヴァインウィービル（ｂｌａｃｋ ｖｉｎｅ ｗｅｅｖｉｌ）Ｏｔｉｏｒｈｙｎｃｈｕｓ ｓｕｌｃａｔｕｓ、マスタードビートル（ｍｕｓｔａｒｄ ｂｅｅｔｌｅ）Ｐｈａｅｄｏｎ ｃｏｃｈｌｅａｒｉａｅ、クルーシファーフリービートル（ｃｒｕｃｉｆｅｒ ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）Ｐｈｙｌｌｏｔｒｅｔａ ｃｒｕｃｉｆｅｒａｅ、ストライプドフリービートル（ｓｔｒｉｐｅｄ ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）Ｐｈｙｌｌｏｔｒｅｔａ ｓｔｒｉｏｌａｔａ、キャベッジステムフリービートル（ｃａｂｂａｇｅ ｓｔｅａｍ ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）Ｐｓｙｌｌｉｏｄｅｓ ｃｈｒｙｓｏｃｅｐｈａｌａ、Ｐｔｉｎｕｓ ｓｐｐ（スパイダービートル（ｓｐｉｄｅｒ ｂｅｅｔｌｅ））、レッサーグレインボーア（ｌｅｓｓｅｒ ｇｒａｉｎ ｂｏｒｅｒ）Ｒｈｉｚｏｐｅｒｔｈａ ｄｏｍｉｎｉｃａ、ピーウィービル及びビーンウィービル（ｐｅａ ａｎｄ ｂｅｅｎ ｗｅｅｖｉｌ）Ｓｉｔｏｎａ ｌｉｎｅａｔｕｓ、ライスビートル及びグラナリービートル（ｒｉｃｅ ａｎｄ ｇｒａｎａｒｙ ｂｅｅｔｌｅ）Ｓｉｔｏｐｈｉｌｕｓ ｏｒｙｚａｅ及びＳｉｔｏｐｈｉｌｕｓ ｇｒａｎａｒｉｅｓ、レッドサンフラワーシードウィービル（ｒｅｄ ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｓｅｅｄ ｗｅｅｖｉｌ）Ｓｍｉｃｒｏｎｙｘ ｆｕｌｖｕｓ、ドラッグストアビートル（ｄｒｕｇｓｔｏｒｅ ｂｅｅｔｌｅ）Ｓｔｅｇｏｂｉｕｍ ｐａｎｉｃｅｕｍ、イエローミールワームビートル（ｙｅｌｌｏｗ ｍｅａｌｗｏｒｍ ｂｅｅｔｌｅ）Ｔｅｎｅｂｒｉｏ ｍｏｌｉｔｏｒ、フラワービートル（ｆｌｏｕｒ ｂｅｅｔｌｅ）Ｔｒｉｂｏｌｉｕｍ ｃａｓｔａｎｅｕｍ及びＴｒｉｂｏｌｉｕｍ ｃｏｎｆｕｓｕｍ、ウェアハウスビートル及びキャビネットビートル（ｗａｒｅｈｏｕｓｅ ａｎｄ ｃａｂｉｎｅｔ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｔｒｏｇｏｄｅｒｍａ ｓｐｐ）、及びサンフラワービートル（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）Ｚｙｇｏｇｒａｍｍａ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｄｅｒｍａｐｔｅｒａ（イアーウィグ）の例としては、ヨーロピアンイアーウィッグ（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｅａｒｗｉｇ）Ｆｏｒｆｉｃｕｌａ ａｕｒｉｃｕｌａｒｉａ、及びストライプドイアウィッグ（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｅａｒｗｉｇ）Ｌａｂｉｄｕｒａ ｒｉｐａｒｉａが挙げられが、これらに限定されない。

Ｄｉｃｔｖｏｎｔｅｒａの例としては、オリエンタルコックローチ（ｏｒｉｅｎｔａｌ ｃｏｃｋｒｏａｃｈ）Ｂｌａｔｔａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ、ジャーマンコックローチ（Ｇｅｒｍａｎ ｃｏｃｋｒｏａｃｈ）Ｂｌａｔｅｌｌａ ｇｅｒｍａｎｉｃａ、マデイラコックローチ（Ｍａｄｅｉｒａ ｃｏｃｋｒｏａｃｈ）Ｌｅｕｃｏｐｈａｅａ ｍａｄｅｒａｅ、アメリカンコックローチ（Ａｍｅｒｉｃａｎ ｃｏｃｋｒｏａｃｈ）Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ａｍｅｒｉｃａｎａ、及びスモーキーブラウンコックローチ（ｓｍｏｋｙｂｒｏｗｎ ｃｏｃｋｒｏａｃｈ）Ｐｅｒｉｐｌａｎｅｔａ ｆｕｌｉｇｉｎｏｓａが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｄｉｐｌｏｎｏｄａの例としては、スポッテッドスネークミリピード（ｓｐｏｔｔｅｄ ｓｎａｋｅ ｍｉｌｌｉｐｅｄｅ）Ｂｌａｎｉｕｌｕｓ ｇｕｔｔｕｌａｔｕｓ、フラットバックミリピード（ｆｌａｔ－ｂａｃｋ ｍｉｌｌｉｐｅｄｅ）Ｂｒａｃｈｙｄｅｓｍｕｓ ｓｕｐｅｒｕｓ、及びグリーンハウスミリピード（ｇｒｅｅｎｈｏｕｓｅ ｍｉｌｌｉｐｅｄｅ）Ｏｘｉｄｕｓ ｇｒａｃｉｌｉｓが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｄｉｐｔｅｒａ目には、Ｎｅｍａｔｏｃｅｒａ、Ｂｒａｃｈｙｃｅｒａ、及びＣｙｃｌｏｒｒｈａｐｈａ亜目が含まれる。Ｎｅｍａｔｏｃｅｒａ亜目には、Ｔｉｐｕｌｉｄａｅ、Ｐｓｙｃｈｏｄｉｄａｅ、Ｃｕｌｉｃｉｄａｅ、Ｃｅｒａｔｏｐｏｇｏｎｉｄａｅ、Ｃｈｉｒｏｎｏｍｉｄａｅ、Ｓｉｍｕｌｉｉｄａｅ科が含まれる。Ｂｒａｃｈｙｃｅｒａ亜目には、Ｓｔｒａｔｉｏｍｙｉｄａｅ、Ｔａｂａｎｉｄａｅ、Ｔｈｅｒｅｖｉｄａｅ、Ａｓｉｌｉｄａｅ、Ｍｙｄｉｄａｅ、Ｂｏｍｂｙｌｉｉｄａｅ、及びＤｏｌｉｃｈｏｐｏｄｉｄａｅ科が含まれる。Ｃｙｃｌｏｒｒｈａｐｈａ亜目には、Ａｓｃｈｉｚａ及びＡｓｃｈｉｚａ門が含まれる。Ａｓｃｈｉｚａ門には、Ｐｈｏｒｉｄａｅ、Ｓｙｒｐｈｉｄａｅ、及びＣｏｎｏｐｉｄａｅ科が含まれる。Ａｓｃｈｉｚａ門には、Ａｃａｌｙｐｔｒａｔａｅ及びＣａｌｙｐｔｒａｔａｅ節が含まれる。Ａｃａｌｙｐｔｒａｔａｅ節には、Ｏｔｉｔｉｄａｅ、Ｔｅｐｈｒｉｔｉｄａｅ、Ａｇｒｏｍｙｚｉｄａｅ、及びＤｒｏｓｏｐｈｉｌｉｄａｅ科が含まれる。Ｃａｌｙｐｔｒａｔａｅ節には、Ｈｉｐｐｏｂｏｓｃｉｄａｅ、Ｏｅｓｔｒｉｄａｅ、Ｔａｃｈｉｎｉｄａｅ、Ａｎｔｈｏｍｙｉｉｄａｅ、Ｍｕｓｃｉｄａｅ、Ｃａｌｌｉｐｈｏｒｉｄａｅ、及びＳａｒｃｏｐｈａｇｉｄａｅ科が含まれる。

イエバエ（ｈｏｕｓｅ ｆｌｙ）（Ｍｕｓｃａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａ）、アフリカンタンブフライ（Ａｆｒｉｃａｎ ｔｕｍｂｕ ｆｌｙ）（Ｃｏｒｄｙｌｏｂｉａ ａｎｔｈｒｏｐｏｐｈａｇａ）、バイティングミッジ（ｂｉｔｉｎｇ ｍｉｄｇｅ）（Ｃｕｌｉｃｏｉｄｅｓ ｓｐｐ．）、ビーラウス（ｂｅｅ ｌｏｕｓｅ）（Ｂｒａｕｌａ ｓｐｐ．）、ビートフライ（ｂｅｅｔ ｆｌｙ）Ｐｅｇｏｍｙｉａ ｂｅｔａｅ、ブラックフライ（ｂｌａｃｋ ｆｌｙ）（Ｃｎｅｐｈｉａ ｓｐｐ．、Ｅｕｓｉｍｕｌｉｕｍ ｓｐｐ．、Ｓｉｍｕｌｉｕｍ ｓｐｐ．）、ボットフライ（ｂｏｔ ｆｌｙ）（Ｃｕｔｅｒｅｂｒａ ｓｐｐ．、Ｇａｓｔｒｏｐｈｉｌｕｓ ｓｐｐ．、Ｏｅｓｔｒｕｓ ｓｐｐ．）、クレーンフライ（ｃｒａｎｅｆｌｙ）（Ｔｉｐｕｌａ ｓｐｐ．）、アイナット（ｅｙｅ ｇｎａｔ）（Ｈｉｐｐｅｌａｔｅｓ ｓｐｐ．）、フィルスブリーディングフライ（ｆｉｌｔｈ－ｂｒｅｅｄｉｎｇ ｆｌｙ）（Ｃａｌｌｉｐｈｏｒａ ｓｐｐ．、Ｆａｎｎｉａ ｓｐｐ．、Ｈｅｒｍｅｔｉａ ｓｐｐ．、Ｌｕｃｉｌｉａ ｓｐｐ．、Ｍｕｓｃａ ｓｐｐ．、Ｍｕｓｃｉｎａ ｓｐｐ．、Ｐｈａｅｎｉｃｉａ ｓｐｐ．、Ｐｈｏｒｍｉａ ｓｐｐ．）、フレッシュフライ（ｆｌｅｓｈ ｆｌｙ）（Ｓａｒｃｏｐｈａｇａ ｓｐｐ．、Ｗｏｈｌｆａｈｒｔｉａ ｓｐｐ．）、フリットフライ（ｆｌｉｔ ｆｌｙ）Ｏｓｃｉｎｅｌｌａ ｆｒｉｔ、ショウジョウバエ（ｆｒｉｔ，ｆｒｕｉｔｆｌｙ）（Ｄａｃｕｓ ｓｐｐ．、Ｄｒｏｓｏｐｈｉｌａ ｓｐｐ．）、ヘッド及びキャノンフライ（ｈｅａｄ ａｎｄ ｃａｎｏｎ ｆｌｙ）（Ｈｙｄｒｏｔｅａ ｓｐｐ．）、ヘシアンフライ（ｈｅｓｓｉａｎ ｆｌｙ）Ｍａｙｅｔｉｏｌａ ｄｅｓｔｒｕｃｔｏｒ、ホーン及びバッファローフライ（ｈｏｒｎ ａｎｄ ｂｕｆｆａｌｏ ｆｌｙ）（Ｈａｅｍａｔｏｂｉａ ｓｐｐ．）、ホース及びディアフライ（ｈｏｒｓｅ ａｎｄ ｄｅｅｒ ｆｌｙ）（Ｃｈｒｙｓｏｐｓ ｓｐｐ．、Ｈａｅｍａｔｏｐｏｔａ ｓｐｐ．、Ｔａｂａｎｕｓ ｓｐｐ．）、ラウスフライ（ｌｏｕｓｅ ｆｌｙ）（Ｌｉｐｏｐｔｅｎａ ｓｐｐ．、Ｌｙｎｃｈｉａ ｓｐｐ．、及びＰｓｅｕｄｏｌｙｎｃｈｉａ ｓｐｐ．）、メドフライ（ｍｅｄｆｌｙ）（Ｃｅｒａｔｉｔｕｓ ｓｐｐ．）、蚊（Ａｅｄｅｓ ｓｐｐ．、Ａｎｏｐｈｅｌｅｓ ｓｐｐ．、Ｃｕｌｅｘ ｓｐｐ．、Ｐｓｏｒｏｐｈｏｒａ ｓｐｐ．）、サンドフライ（ｓａｎｄｆｌｙ）（Ｐｈｌｅｂｏｔｏｍｕｓ ｓｐｐ．、Ｌｕｔｚｏｍｙｉａ ｓｐｐ．）、スクリューワームフライ（ｓｃｒｅｗ－ｗｏｒｍ ｆｌｙ）（Ｃｈｔｙｓｏｍｙａ ｂｅｚｚｉａｎａ及びＣｏｃｈｌｉｏｍｙｉａ ｈｏｍｉｎｉｖｏｒａｘ）、シープケッド（ｓｈｅｅｐ ｋｅｄ）（Ｍｅｌｏｐｈａｇｕｓ ｓｐｐ．）、ステーブルフライ（ｓｔａｂｌｅ ｆｌｙ）（Ｓｔｏｍｏｘｙｓ ｓｐｐ．）、ツェツェバエ（ｔｓｅｔｓｅ ｆｌｙ）（Ｇｌｏｓｓｉｎａ ｓｐｐ．）、及びワーブルフライ（ｗａｒｂｌｅ ｆｌｙ）（Ｈｙｐｏｄｅｒｍａ ｓｐｐ．）。

Ｉｓｏｎｔｅｒａ（シロアリ）の例としては、Ｈｏｄｏｔｅｎｎｉｔｉｄａｅ、Ｋａｌｏｔｅｒｍｉｔｉｄａｅ、Ｍａｓｔｏｔｅｒｍｉｔｉｄａｅ、Ｒｈｉｎｏｔｅｎｎｉｔｉｄａｅ、Ｓｅｒｒｉｔｅｒｍｉｔｉｄａｅ、Ｔｅｒｍｉｔｉｄａｅ、及びＴｅｒｍｏｐｓｉｄａｅ科の種が挙げられるが、これらに限定されない。

Ｈｅｔｅｒｏｐｔｅｒａの例としては、ベッドバグ（ｂｅｄ ｂｕｇ）Ｃｉｍｅｘ ｌｅｃｔｕｌａｒｉｕｓ、コットンステイナー（ｃｏｔｔｏｎ ｓｔａｉｎｅｒ）Ｄｙｓｄｅｒｃｕｓ ｉｎｔｅｒｍｅｄｉｕｓ、サンペスト（Ｓｕｎｎ ｐｅｓｔ）Ｅｕｒｙｇａｓｔｅｒ ｉｎｔｅｇｒｉｃｅｐｓ、ターニッシュドプラントバグ（ｔａｒｎｉｓｈｅｄ ｐｌａｎｔ ｂｕｇ）Ｌｙｇｕｓ ｌｉｎｅｏｌａｒｉｓ、グリーンスティンクバグ（ｇｒｅｅｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）Ｎｅｚａｒａ ａｎｔｅｎｎａｔａ、サザングリーンスティンクバグ（ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｇｒｅｅｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）Ｎｅｚａｒａ ｖｉｒｉｄｕｌａ、及びトリアトミドバグ（ｔｒｉａｔｏｍｉｄ ｂｕｇ）Ｐａｎｓｔｒｏｇｙｌｕｓ ｍｅｇｉｓｔｕｓ、Ｒｈｏｄｎｉｕｓ ｅｃｕａｄｏｒｉｅｎｓｉｓ、Ｒｈｏｄｎｉｕｓ ｐａｌｌｅｓｃａｎｓ、Ｒｈｏｄｎｉｕｓ ｐｒｏｌｉｘｕｓ、Ｒｈｏｄｎｉｕｓ ｒｏｂｕｓｔｕｓ、Ｔｒｉａｔｏｍａ ｄｉｍｉｄｉａｔａ、Ｔｒｉａｔｏｍａ ｉｎｆｅｓｔａｎｓ、及びＴｒｉａｔｏｍａ ｓｏｒｄｉｄａが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｈｏｍｏｐｔｅｒａの例としては、カリフォルニアレッドスケール（Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ ｒｅｄ ｓｃａｌｅ）Ａｏｎｉｄｉｅｌｌａ ａｕｒａｎｔｉｉ、ブラックビーンエイフィド（ｂｌａｃｋ ｂｅａｎ ａｐｈｉｄ）Ａｐｈｉｓ ｆａｂａｅ、コットンエイフィド又はメロンエイフィド（ｃｏｔｔｏｎ ｏｒ ｍｅｌｏｎ ａｐｈｉｄ）Ａｐｈｉｓ ｇｏｓｓｙｐｉｉ、グリーンアップルエイフィド（ｇｒｅｅｎ ａｐｐｌｅ ａｐｈｉｄ）Ａｐｈｉｓ ｐｏｍｉ、シトラススパイニーホワイトフライ（ｃｉｔｒｕｓ ｓｐｉｎｙ ｗｈｉｔｅｆｌｙ）Ａｌｅｕｒｏｃａｎｔｈｕｓ ｓｐｉｎｉｆｅｒｕｓ、オリアンダースケール（ｏｌｅａｎｄｅｒ ｓｃａｌｅ）Ａｓｐｉｄｉｏｔｕｓ ｈｅｄｅｒａｅ、スイートポテトホワイトフライ（ｓｗｅｅｔ ｐｏｔａｔｏ ｗｈｉｔｅｆｌｙ）Ｂｅｍｅｓｉａ ｔａｂａｃｉ、キャベッジエイフィド（ｃａｂｂａｇｅ ａｐｈｉｄ）Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅ、ペアシラ（ｐｅａｒ ｐｓｙｌｌａ）Ｃａｃｏｐｓｙｌｌａ ｐｙｒｉｃｏｌａ、カーラントエイフィド（ｃｕｒｒａｎｔ ａｐｈｉｄ）Ｃｒｙｐｔｏｍｙｚｕｓ ｒｉｂｉｓ、グレープフィロキセラ（ｇｒａｐｅ ｐｈｙｌｌｏｘｅｒａ）Ｄａｋｔｕｌｏｓｐｈａｉｒａ ｖｉｔｉｆｏｌｉａｅ、シトラスシラ（ｃｉｔｒｕｓ ｐｓｙｌｌａ）Ｄｉａｐｈｏｒｉｎａ ｃｉｔｒｉ、ポテトリーフホッパー（ｐｏｔａｔｏ ｌｅａｆｈｏｐｐｅｒ）Ｅｍｐｏａｓｃａ ｆａｂａｅ、ビーンリーフホッパー（ｂｅａｎ ｌｅａｆｈｏｐｐｅｒ）Ｅｍｐｏａｓｃａ ｓｏｌａｎａ、ヴァインリーフホッパー（ｖｉｎｅ ｌｅａｆｈｏｐｐｅｒ）Ｅｍｐｏａｓｃａ ｖｉｔｉｓ、ウーリーエイフィド（ｗｏｏｌｌｙ ａｐｈｉｄ）Ｅｒｉｏｓｏｍａ ｌａｎｉｇｅｒｕｍ、ヨーロピアンフルーツスケール（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｆｒｕｉｔ ｓｃａｌｅ）Ｅｕｌｅｃａｎｉｕｍ ｃｏｒｎｉ、ミーリープラムエイフィド（ｍｅａｌｙ ｐｌｕｍ ａｐｈｉｄ）Ｈｙａｌｏｐｔｅｒｕｓ ａｒｕｎｄｉｎｉｓ、スモールブラウンプラントホッパー（ｓｍａｌｌ ｂｒｏｗｎ ｐｌａｎｔｈｏｐｐｅｒ）Ｌａｏｄｅｌｐｈａｘ ｓｔｒｉａｔｅｌｌｕｓ、ポテトエイフィド（ｐｏｔａｔｏ ａｐｈｉｄ）Ｍａｃｒｏｓｉｐｈｕｍ ｅｕｐｈｏｒｂｉａｅ、グリーンピーエイフィド（ｇｒｅｅｎ ｐｅａｃｈ ａｐｈｉｄ）Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅ、グリーンライスリーフホッパー（ｇｒｅｅｎ ｒｉｃｅ ｌｅａｆｈｏｐｐｅｒ）Ｎｅｐｈｏｔｅｔｔｉｘ ｃｉｎｔｉｃｅｐｓ、ブラウンプラントホッパー（ｂｒｏｗｎ ｐｌａｎｔｈｏｐｐｅｒ）Ｎｉｌａｐａｒｖａｔａ ｌｕｇｅｎｓ、ゴールフォーミングエイフィド（ｇａｌｌ－ｆｏｒｍｉｎｇ ａｐｈｉｄ）（Ｐｅｍｐｈｉｇｕｓ ｓｐｐ．）、ホップエイフィド（ｈｏｐ ａｐｈｉｄ）Ｐｈｏｒｏｄｏｎ ｈｕｍｕｌｉ、バードチェリーエイフィド（ｂｉｒｄ－ｃｈｅｒｒｙ ａｐｈｉｄ）Ｒｈｏｐａｌｏｓｉｐｈｕｍ ｐａｄｉ、ブラックスケール（ｂｌａｃｋ ｓｃａｌｅ）Ｓａｉｓｓｅｔｉａ ｏｌｅａｅ、グリーンバグ（ｇｒｅｅｎｂｕｇ）Ｓｃｈｉｚａｐｈｉｓ ｇｒａｍｉｎｕｍ、グレインエイフィド（ｇｒａｉｎ ａｐｈｉｄ）Ｓｉｔｏｂｉｏｎ ａｖｅｎａｅ、及びグリーンハウスホワイトフライ（ｇｒｅｅｎｈｏｕｓｅ ｗｈｉｔｅｆｌｙ）Ｔｒｉａｌｅｕｒｏｄｅｓ ｖａｐｏｒａｒｉｏｒｕｍが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｉｓｏｐｏｄａの例としては、限定されないが、コモンピルバグ（ｃｏｍｍｏｎ ｐｉｌｌｂｕｇ）Ａｒｍａｄｉｌｌｉｄｉｕｍ ｖｕｌｇａｒｅ及びコモンウッドラウス（ｃｏｍｍｏｎ ｗｏｏｄｌｏｕｓｅ）Ｏｎｉｓｃｕｓ ａｓｅｌｌｕｓが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ目には、Ｐａｐｉｌｉｏｎｉｄａｅ、Ｐｉｅｒｉｄａｅ、Ｌｙｃａｅｎｉｄａｅ、Ｎｙｍｐｈａｌｉｄａｅ、Ｄａｎａｉｄａｅ、Ｓａｔｙｒｉｄａｅ、Ｈｅｓｐｅｒｉｉｄａｅ、Ｓｐｈｉｎｇｉｄａｅ、Ｓａｔｕｒｎｉｉｄａｅ、Ｇｅｏｍｅｔｒｉｄａｅ、Ａｒｃｔｉｉｄａｅ、Ｎｏｃｔｕｉｄａｅ、Ｌｙｍａｎｔｒｉｉｄａｅ、Ｓｅｓｉｉｄａｅ、及びＴｉｎｅｉｄａｅ科が含まれる。

Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａの例としては、以下が挙げられるが、これらに限定されない：Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａ（サマーフルーツトートリクスモス（ｓｕｍｍｅｒ ｆｒｕｉｔ ｔｏｒｔｒｉｘ ｍｏｔｈ））、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｏｌｏｎ（ブラックカットワーム（ｂｌａｃｋ ｃｕｔｗｏｒｍ））、Ａｒｃｈｉｐｓ ｐｏｄａｎａ（フルーツツリートートリクスモス（ｆｒｕｉｔ ｔｒｅｅ ｔｏｒｔｒｉｘ ｍｏｔｈ））、Ｂｕｃｃｕｌａｔｒｉｘ ｐｙｒｉｖｏｒｅｌｌａ（ペアリーフマイナー（ｐｅａｒ ｌｅａｆｍｉｎｅｒ））、Ｂｕｃｃｕｌａｔｒｉｘ ｔｈｕｒｂｅｒｉｅｌｌａ（コットンリーフパーフォレーター（ｃｏｔｔｏｎ ｌｅａｆ ｐｅｒｆｏｒａｔｏｒ））、Ｂｕｐａｌｕｓ ｐｉｎｉａｒｉｕｓ（パインルーパー（ｐｉｎｅ ｌｏｏｐｅｒ））、Ｃａｒｐｏｃａｐｓａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ（コドリングモス（ｃｏｄｌｉｎｇ ｍｏｔｈ））、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ（ストライプドライスボーア（ｓｔｒｉｐｅｄ ｒｉｃｅ ｂｏｒｅｒ））、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ（イースタンスプルースバドワーム（ｅａｓｔｅｒｎ ｓｐｒｕｃｅ ｂｕｄｗｏｒｍ））、Ｃｏｃｈｙｌｉｓ ｈｏｓｐｅｓ（バンディッドサンフラワーモス（ｂａｎｄｅｄ ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｍｏｔｈ））、Ｄｉａｔｒａｅａ ｇｒａｎｄｉｏｓｅｌｌａ（サウスウエスタンコーンボーア（ｓｏｕｔｈｗｅｓｔｅｒｎ ｃｏｒｎ ｂｏｒｅｒ））、Ｅａｒｌｓ ｉｎｓｕｌａｎａ（エジプシャンボールワーム（Ｅｇｙｐｔｉａｎ ｂｏｌｌｗｏｒｍ））、Ｅｕｐｈｅｓｔｉａ ｋｕｅｈｎｉｅｌｌａ（メディタレイニアンフラワーモス（Ｍｅｄｉｔｅｒｒａｎｅａｎ ｆｌｏｕｒ ｍｏｔｈ））、Ｅｕｐｏｅｃｉｌｉａ ａｍｂｉｇｕｅｌｌａ（ヨーロピアングレープベリーモス（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｇｒａｐｅ ｂｅｒｒｙ ｍｏｔｈ））、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｃｈｒｙｓｏｒｒｈｏｅａ（ブラウンテイルモス（ｂｒｏｗｎ－ｔａｉｌ ｍｏｔｈ））、Ｅｕｐｒｏｃｔｉｓ ｓｕｂｆｌａｖａ（オリエンタルツソックモス（ｏｒｉｅｎｔａｌ ｔｕｓｓｏｃｋ ｍｏｔｈ））、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａ（グレーターワックスモス（ｇｒｅａｔｅｒ ｗａｘ ｍｏｔｈ））、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ（コットンボールワーム（ｃｏｔｔｏｎ ｂｏｌｌｗｏｒｍ））、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ（コットンボールワーム）、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ（タバコバドワーム（ｔｏｂａｃｃｏ ｂｕｄｗｏｒｍ））、Ｈｏｆｍａｎｎｏｐｈｉｌａ ｐｓｅｕｄｏｐｒｅｔｅｌｌａ（ブラウンハウスモス（ｂｒｏｗｎ ｈｏｕｓｅ ｍｏｔｈ））、Ｈｏｍｅｏｓｏｍａ ｅｌｅｃｔｅｌｌｕｍ（サンフラワーモス（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｍｏｔｈ））、Ｈｏｍｏｎａ ｍａｇｎａｎｉｍａ（オリエンタルティーツリートートリクスモス（ｏｒｉｅｎｔａｌ ｔｅａ ｔｒｅｅ ｔｏｒｔｒｉｘ ｍｏｔｈ））、Ｌｉｔｈｏｃｏｌｌｅｔｉｓ ｂｌａｎｃａｒｄｅｌｌａ（スポッテッドテンティフォームリーフマイナー（ｓｐｏｔｔｅｄ ｔｅｎｔｉｆｏｒｍ ｌｅａｆｍｉｎｅｒ））、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ（ジプシーモス（ｇｙｐｓｙ ｍｏｔｈ））、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｎｅｕｓｔｒｉａ（テントキャタピラー（ｔｅｎｔ ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ））、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｂｒａｓｓｉｃａｅ（キャベッジアーミーワーム（ｃａｂｂａｇｅ ａｒｍｙｗｏｒｍ））、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ（バーサアーミーワーム（Ｂｅｒｔｈａ ａｒｍｙｗｏｒｍ））、ホーンワーム（ｈｏｒｎｗｏｒｍ）Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ及びＭａｎｕｄｕｃａ ｑｕｉｎｑｕｅｍａｃｕｌａｔａ、Ｏｐｅｒｏｐｈｔｅｒａ ｂｒｕｍａｔａ（ウィンターモス（ｗｉｎｔｅｒ ｍｏｔｈ））、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ（ヨーロピアンコーンボーア（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｃｏｒｎ ｂｏｒｅｒ））、Ｐａｎｏｌｉｓ ｆｌａｍｍｅａ（パインビューティーモス（ｐｉｎｅ ｂｅａｕｔｙ ｍｏｔｈ））、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ（ピンクボールワーム（ｐｉｎｋ ｂｏｌｌｗｏｒｍ））、Ｐｈｙｌｌｏｃｎｉｓｔｉｓ ｃｉｔｒｅｌｌａ（シトラスリーフマイナー（ｃｉｔｒｕｓ ｌｅａｆｍｉｎｅｒ））、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅ（キャベッジホワイトバタフライ（ｃａｂｂａｇｅ ｗｈｉｔｅ ｂｕｔｔｅｒｆｌｙ））、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ（ダイアモンドバックモス（ｄｉａｍｏｎｄｂａｃｋ ｍｏｔｈ））、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｉ（ソイビーンルーパー（ｓｏｙｂｅａｎ ｌｏｏｐｅｒ））、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｖｉｒｇｉｎｉｃａ（イエローベアモス（ｙｅｌｌｏｗ ｂｅａｒ ｍｏｔｈ））、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ（ビートアーミー（ｂｅｅｔ ａｒｍｙｗｏｒｍ））、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ（フォールアーミーワーム（ｆａｌｌ ａｒｍｙｗｏｒｍ））、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ（コットンリーフワーム（ｃｏｔｔｏｎ ｌｅａｆｗｏｒｉｎ））、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａ（コモンカットワーム（ｃｏｍｍｏｎ ｃｕｔｗｏｒｍ））、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｐｒａｅｆｉｃａ（イエローストライプドアーミーワーム（ｙｅｌｌｏｗｓｔｒｉｐｅｄ ａｒｍｙｗｏｒｍ））、Ｓｙｌｅｐｔａ ｄｅｒｏｇａｔａ（コットンリーフローラー（ｃｏｔｔｏｎ ｌｅａｆ ｒｏｌｌｅｒ））、Ｔｉｎｅｏｌａ ｂｉｓｓｅｌｌｉｅｌｌａ（ウェビングクローズモス（ｗｅｂｂｉｎｇ ｃｌｏｔｈｅｓ ｍｏｔｈ））、Ｔｉｎｅｏｌａ ｐｅｌｌｉｏｎｅｌｌａ（ケースメイキングクローズモス（ｃａｓｅ－ｍａｋｉｎｇ ｃｌｏｔｈｅｓ ｍｏｔｈ））、Ｔｏｒｔｒｉｘ ｖｉｒｉｄａｎａ（ヨーロピアンオークリーフローラー（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｏａｋ ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ））、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ（キャベッジルーパー（ｃａｂｂａｇｅ ｌｏｏｐｅｒ））、及びＹｐｏｎｏｍｅｕｔａ ｐａｄｅｌｌａ（スモールエルミンモス（ｓｍａｌｌ ｅｒｍｉｎｅ ｍｏｔｈ））。

Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａの例としては、コモンクリケット（ｃｏｍｍｏｎ ｃｒｉｃｋｅｔ）Ａｃｈｅｔａ ｄｏｍｅｓｔｉｃｕｓ、ツリーローカスト（ｔｒｅｅ ｌｏｃｕｓｔ）（Ａｎａｃｒｉｄｉｕｍ ｓｐｐ．）、マイグラトリローカスト（ｍｉｇｒａｔｏｒｙ ｌｏｃｕｓｔ）Ｌｏｃｕｓｔａ ｍｉｇｒａｔｏｒｉａ、ツーストライプドグラスホッパー（ｔｗｏｓｔｒｉｐｅｄ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｂｉｖｉｔｔａｔｕｓ、ディファレンシャルグラスホッパー（ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｄｆｆｅｒｅｎｔｉａｌｉｓ、レッドレッグドグラスホッパー（ｒｅｄｌｅｇｇｅｄ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｆｅｍｕｒｒｕｂｒｕｍ、マイグラトリグラスホッパー（ｍｉｇｒａｔｏｒｙ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓ、ノーザンモールクリケット（ｎｏｒｔｈｅｒｎ ｍｏｌｅ ｃｒｉｃｋｅｔ）Ｎｅｏｃｕｒｔｉｌｌａ ｈｅｘａｄｅｃｔｙｌａ、レッドローカスト（ｒｅｄ ｌｏｃｕｓｔ）Ｎｏｍａｄａｃｒｉｓ ｓｅｐｔｅｍｆａｓｃｉａｔａ、ショートウィングドモールクリケット（ｓｈｏｒｔｗｉｎｇｅｄ ｍｏｌｅ ｃｒｉｃｋｅｔ）Ｓｃａｐｔｅｒｉｓｃｕｓ ａｂｂｒｅｖｉａｔｕｓ、サザンモールクリケット（ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｍｏｌｅ ｃｒｉｃｋｅｔ）Ｓｃａｐｔｅｒｉｓｃｕｓ ｂｏｒｅｌｌｉｉ、タウニーモールクリケット（ｔａｗｎｙ ｍｏｌｅ ｃｒｉｃｋｅｔ）Ｓｃａｐｔｅｒｉｓｃｕｓ ｖｉｃｉｎｕｓ、及びデザートローカスト（ｄｅｓｅｒｔ ｌｏｃｕｓｔ）Ｓｃｈｉｓｔｏｃｅｒｃａ ｇｒｅｇａｒｉａが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｐｈｔｈｉｒａｐｔｅｒａの例としては、キャトルバイティングラウス（ｃａｔｔｌｅ ｂｉｔｉｎｇ ｌｏｕｓｅ）Ｂｏｖｉｃｏｌａ ｂｏｖｉｓ、ｂｉｔｉｎｇ ｌｉｃｅ（Ｄａｍａｌｉｎｉａ ｓｐｐ．）、キャットラウス（ｃａｔ ｌｏｕｓｅ）Ｆｅｌｉｃｏｌａ ｓｕｂｒｏｓｔｒａｔａ、ショートノーズドキャトルラウス（ｓｈｏｒｔｎｏｓｅｄ ｃａｔｔｌｅ ｌｏｕｓｅ）Ｈａｅｍａｔｏｐｉｎｕｓ ｅｌｏｙｓｔｅｒｎｕｓ、テイルスイッチラウス（ｔａｉｌ－ｓｗｉｔｃｈ ｌｏｕｓｅ）Ｈａｅｍａｔｏｐｉｎｕｓ ｑｕａｄｒｉｐｅｒｉｕｓｓｕｓ、ホッグラウス（ｈｏｇ ｌｏｕｓｅ）Ｈａｅｍａｔｏｐｉｎｕｓ ｓｕｉｓ、フェースラウス（ｆａｃｅ ｌｏｕｓｅ）Ｌｉｎｏｇｎａｔｈｕｓ ｏｖｉｌｌｕｓ、フットラウス（ｆｏｏｔ ｌｏｕｓｅ）Ｌｉｎｏｇｎａｔｈｕｓ ｐｅｄａｌｉｓ、ドッグサッキングラウス（ｄｏｇ ｓｕｃｋｉｎｇ ｌｏｕｓｅ）Ｌｉｎｏｇｎａｔｈｕｓ ｓｅｔｏｓｕｓ、ロングノーズドキャトルラウス（ｌｏｎｇ－ｎｏｓｅｄ ｃａｔｔｌｅ ｌｏｕｓｅ）Ｌｉｎｏｇｎａｔｈｕｓ ｖｉｔｕｌｉ、チキンボディラウス（ｃｈｉｃｋｅｎ ｂｏｄｙ ｌｏｕｓｅ）Ｍｅｎａｃａｎｔｈｕｓ ｓｔｒａｍｉｎｅｕｓ、ポールトリシャフトラウス（ｐｏｕｌｔｒｙ ｓｈａｆｔ ｌｏｕｓｅ）Ｍｅｎｏｐｏｎ ｇａｌｌｉｎａｅ、ヒューマンボディラウス（ｈｕｍａｎ ｂｏｄｙ ｌｏｕｓｅ）Ｐｅｄｉｃｕｌｕｓ ｈｕｍａｎｕｓ、ピュビックラウス（ｐｕｂｉｃ ｌｏｕｓｅ）Ｐｈｔｈｉｒｕｓ ｐｕｂｉｓ、リトルブルーキャトルラウス（ｌｉｔｔｌｅ ｂｌｕｅ ｃａｔｔｌｅ ｌｏｕｓｅ）Ｓｏｌｅｎｏｐｏｔｅｓ ｃａｐｉｌｌａｔｕｓ、及びドッグバイティングラウス（ｄｏｇ ｂｉｔｉｎｇ ｌｏｕｓｅ）Ｔｒｉｃｈｏｄｅｃｔｅｓ ｃａｎｉｓが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｐｓｏｃｏｐｔｅｒａの例としては、ブックライス（ｂｏｏｋｌｉｃｅ）Ｌｉｐｏｓｃｅｌｉｓ ｂｏｓｔｒｙｃｈｏｐｈｉｌａ、Ｌｉｐｏｓｃｅｌｉｓ ｄｅｃｏｌｏｒ、Ｌｉｐｏｓｃｅｌｉｓ ｅｎｔｏｍｏｐｈｉｌａ、及びＴｒｏｇｉｕｍ ｐｕｌｓａｔｏｒｉｕｍが挙げられるが、これらに限定されない。Ｓｉｐｈｏｎａｐｔｅｒａの例としては、トリノミ（ｂｉｒｄ ｆｌｅａ）Ｃｅｒａｔｏｐｈｙｌｌｕｓ ｇａｌｌｉｎａｅ、イヌノミ（ｄｏｇ ｆｌｅａ）Ｃｔｅｎｏｃｅｐｈａｌｉｄｅｓ ｃａｎｉｓ、ネコノミ（ｃａｔ ｆｌｅａ）Ｃｔｅｎｏｃｅｐｈａｌｉｄｅｓ ｆｅｌｌｓ、ヒトノミ（ｈｕｍａｎ ｆｌｅａ）Ｐｕｌｅｘ ｉｒｒｉｔａｎｓ、及びケオプスネズミノミ（ｏｒｉｅｎｔａｌ ｒａｔ ｆｌｅａ）Ｘｅｎｏｐｓｙｌｌａ ｃｈｅｏｐｉｓが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｓｙｍｐｈｙｌａの例としては、ガーデンシンフィラン（ｇａｒｄｅｎ ｓｙｍｐｈｙｌａｎ）Ｓｃｕｔｉｇｅｒｅｌｌａ ｉｍｍａｃｕｌａｔｅが挙げられるが、これに限定されない。

Ｔｈｙｓａｎｕｒａの例としては、グレイシルバーフィッシュ（ｇｒａｙ ｓｉｌｖｅｒｆｉｓｈ）Ｃｔｅｎｏｌｅｐｉｓｍａ ｌｏｎｇｉｃａｕｄａｔａ、フォーラインドシルバーフィッシュ（ｆｏｕｒ－ｌｉｎｅｄ ｓｉｌｖｅｒｆｉｓｈ）Ｃｔｅｎｏｌｅｐｉｓｍａ ｑｕａｄｒｉｓｅｒｉａｔａ、コモンシルバーフィッシュ（ｃｏｍｍｏｎ ｓｉｌｖｅｒｆｉｓｈ）Ｌｅｐｉｓｍａ ｓａｃｃｈａｒｉｎａ、及びファイアブラット（ｆｉｒｅｂｒａｔ）Ｔｈｅｎｎｏｂｉａ ｄｏｍｅｓｔｉｃａが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｔｈｙｓａｎｏｐｔｅｒａの例としては、タバコトリプ（ｔｏｂａｃｃｏ ｔｈｒｉｐ）Ｆｒａｎｋｌｉｎｉｅｌｌａ ｆｕｓｃａ、フラワートリプ（ｆｌｏｗｅｒ ｔｈｒｉｐ）Ｆｒａｎｋｌｉｎｉｅｌｌａ ｉｎｔｏｎｓａ、ウエスタンフラワートリプ（ｗｅｓｔｅｒｎ ｆｌｏｗｅｒ ｔｈｒｉｐ）Ｆｒａｎｋｌｉｎｉｅｌｌａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓ、コットンバドトリプ（ｃｏｔｔｏｎ ｂｕｄ ｔｈｒｉｐ）Ｆｒａｎｋｌｉｎｉｅｌｌａ ｓｃｈｕｌｔｚｅｉ、バンディッドグリーンハウストリプ（ｂａｎｄｅｄ ｇｒｅｅｎｈｏｕｓｅ ｔｈｒｉｐ）Ｈｅｒｃｉｎｏｔｈｒｉｐｓ ｆｅｍｏｒａｌｉｓ、ソイビーントリプ（ｓｏｙｂｅａｎ ｔｈｒｉｐ）Ｎｅｏｈｙｄａｔｏｔｈｒｉｐｓ ｖａｒｉａｂｉｌｉｓ、ケリーズシトラストリプ（Ｋｅｌｌｙ’ｓ ｃｉｔｒｕｓ ｔｈｒｉｐ）Ｐｅｚｏｔｈｒｉｐｓ ｋｅｌｌｙａｎｕｓ、アボガドトリプ（ａｖｏｃａｄｏ ｔｈｒｉｐ）Ｓｃｉｒｔｏｔｈｒｉｐｓ ｐｅｒｓｅａｅ、メロントリプ（ｍｅｌｏｎ ｔｈｒｉｐ）Ｔｈｒｉｐｓ ｐａｌｍｉ、及びオニオントリプ（ｏｎｉｏｎ ｔｈｒｉｐ）Ｔｈｒｉｐｓ ｔａｂａｃｉが挙げられるが、これらに限定されない。

Ｎｅｍａｔｏｄｅの例としては、限定されないが、ネコブ線虫（ｒｏｏｔ－ｋｎｏｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ）、シスト線虫（ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ）、及びネグサレ線虫（ｌｅｓｉｏｎ ｎｅｍａｔｏｄｅ）などの寄生線虫が挙げられ、Ｈｅｔｅｒｏｄｅｒａ ｓｐｐ．、Ｍｅｌｏｉｄｏｇｙｎｅ ｓｐｐ．、及びＧｌｏｂｏｄｅｒａ ｓｐｐ．が含まれる。特に、以下のシスト線虫のメンバーが含まれるが、これらに限定されない：Ｈｅｔｅｒｏｄｅｒａ ｇｌｙｃｉｎｅｓ（ダイズシスト線虫（ｓｏｙｂｅａｎ ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ））、Ｈｅｔｅｒｏｄｅｒａ ｓｃｈａｃｈｔｉｉ（ビートシスト線虫（ｂｅｅｔ ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ））、Ｈｅｔｅｒｏｄｅｒａ ａｖｅｎａｅ（穀類シスト線虫（ｃｅｒｅａｌ ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ））、及びＧｌｏｂｏｄｅｒａ ｒｏｓｔｏｃｈｉｅｎｓｉｓ及びＧｌｏｂｏｄｅｒａ ｐａｉｌｉｄａ（ポテトシスト線虫（ｐｏｔａｔｏ ｃｙｓｔ ｎｅｍａｔｏｄｅ））。ネグサレ線虫には、以下が含まれるが、これらに限定されない：Ｐｒａｔｙｌｅｎｃｈｕｓ種。

本開示の１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ３４のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせに感受性のある他の昆虫種には、例えば、蚊（例えば、Ａｅｄｅｓ、Ａｎｏｐｈｅｌｅｓ、及びＣｕｌｅｘ属由来の蚊）、ダニ、ノミ、及びハエなどの公衆衛生及び動物衛生上の懸念を引き起こす有害節足動物が含まれる。

一実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ３４のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせは、外部寄生虫を処理するために用いることができる。外部寄生虫には、ノミ（ｆｌｅａｓ）、ダニ（ｔｉｃｋｓ）、マンジ（ｍａｎｇｅ）、コダニ（ｍｉｔｅｓ）、蚊、厄介なハエ（ｎｕｉｓａｎｃｅ ｆｌｉｅｓ）及びアブ（ｂｉｔｉｎｇ ｆｌｉｅｓ）、シラミ（ｌｉｃｅ）、並びに前述の外部寄生虫のうちの１つ以上を含む組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。「ノミ」という用語は、Ｓｉｐｈｏｎａｐｔｅｒａ目の寄生ノミの通常種又は偶生種、特に、Ｃｔｅｎｏｃｅｐｈａｌｉｄｅｓ種特に、Ｃ．ｆｅｌｌｓ及びＣ．ｃａｍｓ、ネズミノミ（ｒａｔ ｆｌｅａ）（Ｘｅｎｏｐｓｙｌｌａ ｃｈｅｏｐｉｓ）、及びヒトノミ（ｈｕｍａｎ ｆｌｅａ）（Ｐｕｌｅｘ ｉｒｒｉｔａｎｓ）を含む。

主要作物についての本発明の害虫には、以下が含まれるが、これらに限定されない：トウモロコシ：Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ ヨーロピアンコーンボーア（ｃｏｒｎ ｂｏｒｅｒ）、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ ブラックカットワーム（ｂｌａｃｋ ｃｕｔｗｏｒｍ）、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ コーンイアワーム（ｃｏｒｎ ｅａｒｗｏｒｍ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ フォールアーミーワーム（ｆａｌｌ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｇｒａｎｄｉｏｓｅｌｌａ サウスウエスタンコーンボーア（ｓｏｕｔｈｗｅｓｔｅｒｎ ｃｏｒｎ ｂｏｒｅｒ）、Ｅｌａｓｍｏｐａｌｐｕｓ ｌｉｇｎｏｓｅｌｌｕｓ レッサーコーンストークボーア（ｌｅｓｓｅｒ ｃｏｒｎｓｔａｌｋ ｂｏｒｅｒ）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ シュガーケインボーア（ｓｕｒｇａｒｃａｎｅ ｂｏｒｅｒ）、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ ウエスタンコーンルートワーム（ｗｅｓｔｅｒｎ ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｌｏｎｇｉｃｏｒｎｉｓ ｂａｒｂｅｒｉ ノーザンコーンルートワーム（ｎｏｒｔｈｅｒｎ ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｕｎｄｅｃｉｍｐｕｎｃｔａｔａ ｈｏｗａｒｄｉ サザンコーンルートワーム（ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）、Ｍｅｌａｎｏｔｕｓ ｓｐｐ．ワイヤワーム（ｗｉｒｅｗｏｒｍ）、Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ ノーザンマスクドチェイファー（ｎｏｒｔｈｅｒｎ ｍａｓｋｅｄ ｃｈａｆｅｒ）（ホワイトグラブ（ｗｈｉｔｅ ｇｒｕｂ））、Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｉｍｍａｃｕｌａｔａ サザンマスクドチェイファー（ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｍａｓｋｅｄ ｃｈａｆｅｒ）（ホワイトグラブ（ｗｈｉｔｅ ｇｒｕｂ））、Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ ジャパニーズビートル（Ｊａｐａｎｅｓｅ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｃｈａｅｔｏｃｎｅｍａ ｐｕｌｉｃａｒｉａ コーンフリービートル（ｃｏｒｎ ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｓｐｈｅｎｏｐｈｏｒｕｓ ｍａｉｄｉｓ メイズビルバグ（ｍａｉｚｅ ｂｉｌｌｂｕｇ）、Ｒｈｏｐａｌｏｓｉｐｈｕｍ ｍａｉｄｉｓ コーンリーフエイフィド（ｃｏｒｎ ｌｅａｆ ａｐｈｉｄ）、Ａｎｕｒａｐｈｉｓ ｍａｉｄｉｒａｄｉｃｉｓ コーンルートエイフィド（ｃｏｒｎ ｒｏｏｔ ａｐｈｉｄ）、Ｂｌｉｓｓｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ チンチバグ（ｃｈｉｎｃｈ ｂｕｇ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｆｅｍｕｒｒｕｂｒｕｍ レッドレッグドグラスホッパー（ｒｅｄｌｅｇｇｅｄ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓ マイグラトリグラスホッパー（ｍｉｇｒａｔｏｒｙ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｈｙｌｅｍｙａ ｐｌａｔｕｒａ シードコーンマゴット（ｓｅｅｄｃｏｒｎ ｍａｇｇｏｔ）、Ａｇｒｏｍｙｚａ ｐａｒｖｉｃｏｒｎｉｓ コーンブロットリーフマイナー（ｃｏｒｎ ｂｌｏｔ ｌｅａｆｍｉｎｅｒ）、Ａｎａｐｈｏｔｈｒｉｐｓ ｏｂｓｃｒｕｒｕｓ グラストリップス（ｇｒａｓｓ ｔｈｒｉｐ）、Ｓｏｌｅｎｏｐｓｉｓ ｍｉｌｅｓｔａ スィーフアント（ｔｈｉｅｆ ａｎｔ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ ツースポッテッドスパイダーマイト（ｔｗｏｓｐｏｔｔｅｄ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）。モロコシ：Ｃｈｉｌｏ ｐａｒｔｅｌｌｕｓ ソルガムボーア（ｓｏｒｇｈｕｍ ｂｏｒｅｒ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ フォールアーミーワーム（ｆａｌｌ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ コーンイアワーム（ｃｏｒｎ ｅａｒｗｏｒｍ）、Ｅｌａｓｍｏｐａｌｐｕｓ ｌｉｇｎｏｓｅｌｌｕｓ レッサーコーンストークボーア（ｌｅｓｓｅｒ ｃｏｒｎｓｔａｌｋ ｂｏｒｅｒ）、Ｆｅｌｔｉａ ｓｕｂｔｅｒｒａｎｅａ グラニュレイトカットワーム（ｇｒａｎｕｌａｔｅ ｃｕｔｗｏｒｍ）、Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｃｒｉｎｉｔａ ホワイトグラブ（ｗｈｉｔｅ ｇｒｕｂ）、Ｅｌｅｏｄｅｓ Ｃｏｎｏｄｅｒｕｓ ａｎｄ Ａｅｏｌｕｓ ｓｐｐ．ワイアワーム（ｗｉｒｅｗｏｒｍ）、Ｏｕｌｅｍａ ｍｅｌａｎｏｐｕｓ シリアルリーフビートル（ｃｅｒｅａｌ ｌｅａｆ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｃｈａｅｔｏｃｎｅｍａ ｐｕｌｉｃａｒｉａ コーンフリービートル（ｃｏｒｎ ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｓｐｈｅｎｏｐｈｏｒｕｓ ｍａｉｄｉｓ メイズビルバグ（ｍａｉｚｅ ｂｉｌｌｂｕｇ）、Ｒｈｏｐａｌｏｓｉｐｈｕｍ ｍａｉｄｉｓ コーンリーフエイフィド（ｃｏｒｎ ｌｅａｆ ａｐｈｉｄ）、Ｓｉｐｈａ ｆｌａｖａ イエローシュガーケインエイフィド（ｙｅｌｌｏｗ ｓｕｇａｒｃａｎｅ ａｐｈｉｄ）、Ｂｌｉｓｓｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ チンチバグ（ｃｈｉｎｃｈ ｂｕｇ）、Ｃｏｎｔａｒｉｎｉａ ｓｏｒｇｈｉｃｏｌａ ソルガムミッジ（ｓｏｒｇｈｕｍ ｍｉｄｇｅ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｃｉｎｎａｂａｒｉｎｕｓ カーミンスパイダーマイト（ｃａｒｍｉｎｅ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ ツースポッテッドスパイダーマイト（ｔｗｏｓｐｏｔｔｅｄ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）。コムギ：Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａｔａ アーミーワーム（ａｒｍｙ ｗｏｒｍ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ フォールアーミーワーム（ｆａｌｌ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｅｌａｓｍｏｐａｌｐｕｓ ｌｉｇｎｏｓｅｌｌｕｓ レッサーコーンストークボーア（ｌｅｓｓｅｒ ｃｏｒｎｓｔａｌｋ ｂｏｒｅｒ）、Ａｇｒｏｔｉｓ ｏｒｔｈｏｇｏｎｉａ ウエスタンカットワーム（ｗｅｓｔｅｒｎ ｃｕｔｗｏｒｍ）、Ｅｌａｓｍｏｐａｌｐｕｓ ｌｉｇｎｏｓｅｌｌｕｓ レッサーコーンストークボーア（ｌｅｓｓｅｒ ｃｏｒｎｓｔａｌｋ ｂｏｒｅｒ）、Ｏｕｌｅｍａ ｍｅｌａｎｏｐｕｓ シリアルリーフビートル（ｃｅｒｅａｌ ｌｅａｆ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｈｙｐｅｒａ ｐｕｎｃｔａｔａ クローバーリーフウィービル（ｃｌｏｖｅｒ ｌｅａｆ ｗｅｅｖｉｌ）、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｕｎｄｅｃｉｍｐｕｎｃｔａｔａ ｈｏｗａｒｄｉ サザンコーンルートワーム（ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｃｏｒｎ ｒｏｏｔｗｏｒｍ）、ロシアンウィートエイフィィド（Ｒｕｓｓｉａｎ ｗｈｅａｔ ａｐｈｉｄ）、Ｓｃｈｉｚａｐｈｉｓ ｇｒａｍｉｎｕｍ グリーンバグ（ｇｒｅｅｎｂｕｇ）、Ｍａｃｒｏｓｉｐｈｕｍ ａｖｅｎａｅ イングリッシュグレインエイフィド（Ｅｎｇｌｉｓｈ ｇｒａｉｎ ａｐｈｉｄ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｆｅｍｕｒｒｕｂｒｕｍ レッドレッグドグラスホッパー（ｒｅｄｌｅｇｇｅｄ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌｉｓ ディファレンシャルグラスホッパー（ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｓａｎｇｕｉｎｉｐｅｓ マイグラトリグラスホッパー（ｍｉｇｒａｔｏｒｙ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｍａｙｅｔｉｏｌａ ｄｅｓｔｒｕｃｔｏｒ ヘシアンフライ（Ｈｅｓｓｉａｎ ｆｌｙ）、Ｓｉｔｏｄｉｐｌｏｓｉｓ ｍｏｓｅｌｌａｎａ ウィートミッジ（ｗｈｅａｔ ｍｉｄｇｅ）、Ｍｅｒｏｍｙｚａ ａｍｅｒｉｃａｎａ ウィートステムマゴット（ｗｈｅａｔ ｓｔｅｍ ｍａｇｇｏｔ）、Ｈｙｌｅｍｙａ ｃｏａｒｃｔａｔａ ウィートバルブフライ（ｗｈｅａｔ ｂｕｌｂ ｆｌｙ）、Ｆｒａｎｋｌｉｎｉｅｌｌａ ｆｕｓｃａ タバコスリップス（ｔｏｂａｃｃｏ ｔｈｒｉｐ）、Ｃｅｐｈｕｓ ｃｉｎｃｔｕｓ ウィートステムソーフライ（ｗｈｅａｔ ｓｔｅｍ ｓａｗｆｌｙ）、Ａｃｅｒｉａ ｔｕｌｉｐａｅ ウィートカールマイト（ｗｈｅａｔ ｃｕｒｌ ｍｉｔｅ）。ヒマワリ：Ｓｕｌｅｉｍａ ｈｅｌｉａｎｔｈａｎａ サンフラワーバドモス（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｂｕｄ ｍｏｔｈ）、Ｈｏｍｏｅｏｓｏｍａ ｅｌｅｃｔｅｌｌｕｍ サンフラワーモス（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｍｏｔｈ）、Ｚｙｇｏｇｒａｍｍａ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓ サンフラワービートル（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｂｏｔｈｙｒｕｓ ｇｉｂｂｏｓｕｓ キャロットビートル（ｃａｒｒｏｔ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｎｅｏｌａｓｉｏｐｔｅｒａ ｍｕｒｔｆｅｌｄｔｉａｎａ サンフラワーシードミッジ（ｓｕｎｆｌｏｗｅｒ ｓｅｅｄ ｍｉｄｇｅ）。ワタ：Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ コットンバドワーム（ｃｏｔｔｏｎ ｂｕｄｗｏｒｍ）、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ コットンボールワーム（ｃｏｔｔｏｎ ｂｏｌｌｗｏｒｍ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ ビートアーミーワーム（ｂｅｅｔ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ ピンクボールワーム（ｐｉｎｋ ｂｏｌｌｗｏｒｍ）、Ａｎｔｈｏｎｏｍｕｓ ｇｒａｎｄｉｓ ボールウィービル（ｂｏｌｌ ｗｅｅｖｉｌ）、Ａｐｈｉｓ ｇｏｓｓｙｐｉｉ コットンエイフィド（ｃｏｔｔｏｎ ａｐｈｉｄ）、Ｐｓｅｕｄａｔｏｍｏｓｃｅｌｉｓ ｓｅｒｉａｔｕｓ コットンフリーホッパー（ｃｏｔｔｏｎ ｆｌｅａｈｏｐｐｅｒ）、Ｔｒｉａｌｅｕｒｏｄｅｓ ａｂｕｔｉｌｏｎｅａ バンディッドウィングドホワイトフライ（ｂａｎｄｅｄ ｗｉｎｇｅｄ ｗｈｉｔｅｆｌｙ）、Ｌｙｇｕｓ ｌｉｎｅｏｌａｒｉｓ ターニシュドプラントバグ（ｔａｒｎｉｓｈｅｄ ｐｌａｎｔ ｂｕｇ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｆｅｍｕｒｒｕｂｒｕｍ レッドレッグドグラスホッパー（ｒｅｄｌｅｇｇｅｄ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌｉｓ ディファレンシャルグラスホッパー（ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｔｈｒｉｐｓ ｔａｂａｃｉ オニオントリプ（ｏｎｉｏｎ ｔｈｒｉｐ）、Ｆｒａｎｋｌｉｎｋｉｅｌｌａ ｆｕｓｃａ タバコトリプ（ｔｏｂａｃｃｏ ｔｈｒｉｐ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｃｉｎｎａｂａｒｉｎｕｓ カーミンスパイダーマイト（ｃａｒｍｉｎｅ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ ツースポッテッドスパイダーマイト（ｔｗｏｓｐｏｔｔｅｄ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）。イネ：Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ シュガーケインボーア（ｓｕｇａｒｃａｎｅ ｂｏｒｅｒ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ フォールアーミーワーム（ｆａｌｌ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ コーンイアワーム（ｃｏｒｎ ｅａｒｗｏｒｍ）、Ｃｏｌａｓｐｉｓ ｂｒｕｎｎｅａ グレープコラスピス（ｇｒａｐｅ ｃｏｌａｓｐｉｓ）、Ｌｉｓｓｏｒｈｏｐｔｒｕｓ ｏｒｙｚｏｐｈｉｌｕｓ ライスウォーターウィービル（ｒｉｃｅ ｗａｔｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、Ｓｉｔｏｐｈｉｌｕｓ ｏｒｙｚａｅ ライスウィービル（ｒｉｃｅ ｗｅｅｖｉｌ）、Ｎｅｐｈｏｔｅｔｔｉｘ ｎｉｇｒｏｐｉｃｔｕｓ ライスリーフホッパー（ｒｉｃｅ ｌｅａｆｈｏｐｐｅｒ）、Ｂｌｉｓｓｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ チンチバグ（ｃｈｉｎｃｈ ｂｕｇ）、Ａｃｒｏｓｔｅｒｎｕｍ ｈｉｌａｒｅ グリーンスティンクバグ（ｇｒｅｅｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）。ダイズ：Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ ソイビーンルーパー（ｓｏｙｂｅａｎ ｌｏｏｐｅｒ）、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ ベルベットビーンキャタピラー（ｖｅｌｖｅｔ ｂｅａｎ ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ グリーンクローバーワーム（ｇｒｅｅｎ ｃｌｏｖｅｒ ｗｏｒｍ）、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ ヨーロピアンコーンボーア（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｃｏｒｎ ｂｏｒｅｒ）、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ ブラックカットワーム（ｂｌａｃｋ ｃｕｔｗｏｒｍ）、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ ビートアーミーワーム（ｂｅｅｔ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ コットンバドワーム（ｃｏｔｔｏｎ
ｂｕｄｗｏｒｍ）、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ コットンボールワーム（ｃｏｔｔｏｎ ｂｏｌｌｗｏｒｍ）、Ｅｐｉｌａｃｈｎａ ｖａｒｉｖｅｓｔｉｓ メキシカンビーンビートル（Ｍｅｘｉｃａｎ ｂｅａｎ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｍｙｚｕｓ ｐｅｒｓｉｃａｅ グリーンビーチエイフィド（ｇｒｅｅｎ ｐｅａｃｈ ａｐｈｉｄ）、Ｅｍｐｏａｓｃａ ｆａｂａｅ ボテトリーフホッパー（ｐｏｔａｔｏ ｌｅａｆｈｏｐｐｅｒ）、Ａｃｒｏｓｔｅｒｎｕｍ ｈｉｌａｒｅ グリーンスティンクバグ（ｇｒｅｅｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｆｅｍｕｒｒｕｂｒｕｍ レッドレッグドグラスホッパー（ｒｅｄｌｅｇｇｅｄ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｍｅｌａｎｏｐｌｕｓ ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌｉｓ ディファレンシャルグラスホッパー（ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ ｇｒａｓｓｈｏｐｐｅｒ）、Ｈｙｌｅｍｙａ ｐｌａｔｕｒａ シードコーンマゴット（ｓｅｅｄｃｏｒｎ ｍａｇｇｏｔ）、Ｓｅｒｉｃｏｔｈｒｉｐｓ ｖａｒｉａｂｉｌｉｓ ソイビーントリプ（ｓｏｙｂｅａｎ ｔｈｒｉｐ）、Ｔｈｒｉｐｓ ｔａｂａｃｉ オニオントリプ（ｏｎｉｏｎ ｔｈｒｉｐ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｔｕｒｋｅｓｔａｎｉ ストロベリースパイダーマイト（ｓｔｒａｗｂｅｒｒｙ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）、Ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ ｕｒｔｉｃａｅ ツースポッテッドスパイダーマイト（ｔｗｏｓｐｏｔｔｅｄ ｓｐｉｄｅｒ ｍｉｔｅ）。オオムギ：Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ ヨーロピアンコーンボーア（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｃｏｒｎ ｂｏｒｅｒ）、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ ブラックカットワーム（ｂｌａｃｋ ｃｕｔｗｏｒｍ）、Ｓｃｈｉｚａｐｈｉｓ ｇｒａｍｉｎｕｍ グリーンバグ（ｇｒｅｅｎｂｕｇ）、Ｂｌｉｓｓｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ ｌｅｕｃｏｐｔｅｒｕｓ チンチバグ（ｃｈｉｎｃｈ ｂｕｇ）、Ａｃｒｏｓｔｅｒｎｕｍ ｈｉｌａｒｅ グリーンスティンクバグ（ｇｒｅｅｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）、Ｅｕｓｃｈｉｓｔｕｓ ｓｅｒｖｕｓ ブラウンスティンクバグ（ｂｒｏｗｎ ｓｔｉｎｋ ｂｕｇ）、Ｄｅｌｉａ ｐｌａｔｕｒａ シードコーンマゴット（ｓｅｅｄｃｏｒｎ ｍａｇｇｏｔ）、Ｍａｙｅｔｉｏｌａ ｄｅｓｔｒｕｃｔｏｒ ヘシアンフライ（Ｈｅｓｓｉａｎ ｆｌｙ）、Ｐｅｔｒｏｂｉａ ｌａｔｅｎｓ ブラウンウィートマイト（ｂｒｏｗｎ ｗｈｅａｔ ｍｉｔｅ）。セイヨウアブラナ：Ｂｒｅｖｉｃｏｒｙｎｅ ｂｒａｓｓｉｃａｅ キャベッジエイフィド（ｃａｂｂａｇｅ ａｐｈｉｄ）、Ｐｈｙｌｌｏｔｒｅｔａ ｃｒｕｃｉｆｅｒａｅ フリービートル（Ｆｌｅａ ｂｅｅｔｌｅ）、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ バーサアーミーワーム（Ｂｅｒｔｈａ ａｒｍｙｗｏｒｍ）、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ ダイアモンドバックモス（Ｄｉａｍｏｎｄ－ｂａｃｋ ｍｏｔｈ）、Ｄｅｌｉａ ｓｓｐ．ルートマゴット（Ｒｏｏｔ ｍａｇｇｏｔ）。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ３４のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを用いて、前述の昆虫のうちのいずれか１つ以上を処理することができる。

本発明の組み合わせ及び組成物に感受性のある昆虫として、以下が挙げられるが、これらに限定されない：以下のような科がＣｙｔ毒素に影響を受ける：Ｂｌａｔｔａｒｉａ、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ、Ｃｏｌｌｅｍｂｏｌａ、Ｄｉｐｔｅｒａ、Ｅｃｈｉｎｏｓｔｏｍｉｄａ、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａ、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａ、Ｉｓｏｐｔｅｒａ、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ、Ｎｅｕｒｏｐｔｅｒａ、Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａ、Ｒｈａｂｄｉｔｉｄａ、Ｓｉｐｈｏｎｏｐｔｅｒａ、及びＴｈｙｓａｎｏｐｔｅｒａ。属種は以下のように示される：Ａｃｔｅｂｉａ ｆｅｎｎｉｃａ、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ、Ａ．ｓｅｇｅｔｕｍ、Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ、Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅ、Ｂｏｍｂｙｘ ｍｏｒｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃａｃｙｒｅｕｓ ｍａｒｓｈａｌｌ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｈｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ、Ｃ．ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓ、Ｃ．ｐｉｎｕｓ ｐｉｎｕｓ、Ｃ．ｒｏｓａｃｅｎａ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓ、Ｃｏｎｏｐｏｍｏｒｐｈａ ｃｒａｍｅｒｅｌｌａ、Ｃｔｅｎｏｐｓｕｅｓｔｉｓ ｏｂｌｉｑｕａｎａ、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ、Ｄａｎａｕｓ ｐｌｅｘｉｐｐｕｓ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｌｉｓ、Ｄ．ｇｒａｎｄｉｏｓｅｌｌａ、Ｅａｒｉａｓ ｖｉｔｔｅｌｌａ、Ｅｌａｓｍｏｌｐａｌｐｕｓ ｌｉｇｎｏｓｅｌｉｕｓ、Ｅｌｄａｎａ ｓａｃｃｈａｒｉｎａ、Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｋｕｅｈｎｉｅｌｌａ、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａ、Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ、Ｇａｌｌｅｒｉａ ｍｅｌｌｏｎｅｌｌａ、Ｇｅｎｕｓ－Ｓｐｅｃｉｅｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈ．ｐｕｎｃｔｉｇｅｒａ、Ｈ．ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ、Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ、Ｌｅｇｕｍｉｎｉｖｏｒａ ｇｌｙｃｉｎｉｖｏｒｅｌｌａ、Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ、Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ、Ｍａｌａｃｏｓｏｍａ ｄｉｓｓｔｒｉａ、Ｍａｍｅｓｔｒａ ｂｒａｓｓｉｃａｅ、Ｍ．ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔａ、Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ、Ｍａｒａｓｍｉａ ｐａｔｎａｌｉｓ、Ｍａｒｕｃａ ｖｉｔｒａｔａ、Ｏｒｇｙｉａ ｌｅｕｃｏｓｔｉｇｍａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｏ．ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｐｙｒｕｓａｎａ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｅｒｉｌｅｕｃｏｐｔｅｒａ ｃｏｆｆｅｅｌｌａ、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｌｅｌａ、Ｐｉａｎｏｔｏｒｔｒｉｘ ｏｃｔｏ、Ｐｉａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔａｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｒａｃｈｉｐｌｕｓｉａ ｎｕ、Ｓｃｉｒｏｐｏｐｈａｇａ ｉｎｃｅｒｔｕｌａｓ、Ｓｅｓａｍｉａ ｃａｌａｍｉｓｔｉｓ、Ｓｐｉｌｏｓｏｍａ ｖｉｒｇｉｎｉｃａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓ．ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓ．ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｓ．ｅｘｅｍｐｔａ、Ｓ．ｌｉｔｕｒａ、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａ、Ｔｈａｕｍｅｔｏｐｏｅａ ｐｉｔｙｏｃａｍｐａ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｅｒｖｉｎａｔａ、Ｗｉｓｅａｎａ ｃｏｐｕｌａｒｉｓ、Ｗｉｓｅａｎａ ｊｏｃｏｓａ、Ｂｌａｔｔａｒｉａ ｂｌａｔｔｅｌｌａ、Ｃｏｌｌｅｍｂｏｌａ ｘｅｎｙｌｌａ、Ｃ．ｆｏｌｓｏｍｉａ、Ｅｃｈｉｎｏｓｔｏｍｉｄａ ｆａｓｃｉｏｌａ、Ｈｅｍｉｐｔｅｒａ ｏｎｃｏｐｅｌｔｒｕｓ、Ｈｅ．ｂｅｍｉｓｉａ、Ｈｅ．ｍａｃｒｏｓｉｐｈｕｍ、Ｈｅ．ｒｈｏｐａｌｏｓｉｐｈｕｍ、Ｈｅ．ｍｙｚｕｓ、Ｈｙｍｅｎｏｐｔｅｒａ ｄｉｐｒｉｏｎ、Ｈｙ．ａｐｉｓ、Ｈｙ．Ｍａｃｒｏｃｅｎｔｒｕｓ、Ｈｙ．Ｍｅｔｅｏｒｕｓ、Ｈｙ．Ｎａｓｏｎｉａ、Ｈｙ．Ｓｏｌｅｎｏｐｓｉｓ、Ｉｓｏｐｏｄａ ｐｏｒｃｅｌｌｉｏ、Ｉｓｏｐｔｅｒａ ｒｅｔｉｃｕｌｉｔｅｒｍｅｓ、Ｏｒｔｈｏｐｔｅｒａ Ａｃｈｔａ、Ｐｒｏｓｔｉｇｍａｔａ ｔｅｔｒａｎｙｃｈｕｓ、Ｒｈａｂｉｔｉｄａ ａｃｒｏｂｅｌｏｉｄｅｓ、Ｒ．ｃａｅｎｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ、Ｒ．ｄｉｓｔｏｌａｂｒｅｌｌｕｓ、Ｒ．ｐａｎａｇｒｅｌｌｕｓ、Ｒ．ｐｒｉｓｔｉｏｎｃｈｕｓ、Ｒ．ｐｒａｔｙｌｅｎｃｈｕｓ、Ｒ．ａｎｃｙｌｏｓｔｏｍａ、Ｒ．ｎｉｐｐｏｓｔｒｏｎｇｙｌｕｓ、Ｒ．ｐａｎａｇｒｅｌｌｕｓ、Ｒ．ｈａｅｍｏｎｃｈｕｓ、Ｒ．ｍｅｌｏｉｄｏｇｙｎｅ、及びＳｉｐｈｏｎａｐｔｅｒａ ｃｔｅｎｏｃｅｐｈａｌｉｄｅｓ。

本開示は、植物形質転換のための方法を提供し、これは、任意の植物種（単子葉植物及び双子葉植物を含むが、これらに限定されない）の形質転換のために使用され得る。トランスジェニックアプローチが特に有用であろう作物としては、アルファルファ、ワタ、トマト、トウモロコシ、コムギ、トウモロコシ、スイートコーン、ルーサン、ダイズ、モロコシ、エンドウ、アマニ、ベニバナ、ナタネ、セイヨウアブラナ、イネ、ダイズ、オオムギ、ヒマワリ、木（針葉樹及び落葉樹を含む）、花（商業的に栽培されるもの、温室で栽培されるものを含む）、ハウチワマメ、スイッチグラス、サトウキビ、ジャガイモ、トマト、タバコ、ジュウジバナ、ピーマン、サトウダイコン、オオムギ、及びセイヨウアブラナ、アブラナ属種、ライムギ、アワ、ピーナッツ、サツマイモ、キャッサヤ、コーヒー、ココナッツ、パイナップル、柑橘類、カカオ、チャ、バナナ、アボカド、イチジク、グアバ、マンゴー、オリーブ、カセイ、パパイア、カシュー、マカダミア、アーモンド、カラスムギ、野菜、観賞植物又は針葉樹が挙げられるが、これらに限定されない。

殺虫剤耐性害虫
殺虫剤に対する耐性は、害虫集団の殺虫剤に対する感受性に遺伝的変化がある場合に生じる。この感受性の変化は、殺虫剤が、意図した通りに使用された場合、所望の結果及び／又は期待される程度の制御を達成することができないことが観察され得る。交差耐性とは、害虫がある殺虫剤に耐性を持ち、その結果、当該害虫が他の殺虫剤と対峙したことがない場合でも、別の異なる殺虫剤に耐性を付与することを指す。殺虫剤耐性に関する情報は、殺虫剤抵抗性対策委員会（ＩＲＡＣ）のウェブサイト（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｉｒａｃ－ｏｎｌｉｎｅ．ｏｒｇ／）にある。昆虫及び他の害虫における殺虫剤耐性の報告、並びにそれらに関する殺虫剤は、節足動物農薬耐性データベース（ＡＰＲＤ）（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｐｅｓｔｉｃｉｄｅｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ．ｏｒｇ／）に見出すことができる。

一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る。例えば、一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、以下の殺虫剤のうちの１つ以上に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る：アセチルコリンエステラーゼ（ＡｃｈＥ）阻害剤：例えば、カルバメート（例えば、アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、ＸＭＣ、及びキシリルカルブ）、及び有機リン酸塩（例えば、アセフェート、アザメチホス、アジンホスエチル、アジンホスメチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クマホス、シアノホス、デメトン－ｓ－メチル、ダイアジノン、ジクロルボス／ｄｄｖｐ、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホトン、エペリゾン、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イソフェンホス、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトンメチル、パラチオン、パラチオンメチル、フェントエート、ホサロン、ホレート、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、プロフェノホス、プロペテタンホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテプ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン、ピリミホスメチル、イミシアホス、及びイソプロピルｏ－（メトキシアミノチオホスホリル）サリチレート）、ＧＡＢＡ依存性クロライドチャネル遮断薬：例えば、シクロジエン有機塩素系化合物（例えば、クロルデン及びエンドスルファン）、及びフェニルピラゾール（フィプロール）（例えば、エチプロール及びフィプロニル）、ナトリウムチャネル調節剤：例えば、ピレスロイド及びピレトリン（例えば、アクリナトリン、アレトリン、ｄ－ｃｉｓ－ｔｒａｎｓアレトリン、ｄ－ｔｒａｎｓアレトリン、ビフェントリン、ビオアレトリン、ビオアレトリンｓ－シクロペンテニル、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、β－シフルトリン、シハロトリン、λ－シハロトリン、γ－シハロトリン、シペルメトリン、α－シペルメトリン、β－シペルメトリン、θ－シペルメトリン、ζ－シペルメトリン、シフェノトリン［（１ｒ）－トランス異性体］、デルタメトリン、エンペントリン［（ｅｚ）－（１ｒ）－異性体］、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、τ－フルバリネート、カダトリン、ピレトリン（ジョチュウギク）、ハルフェンプロックス、フェノトリン［（１ｒ）－ｔｒａｎｓ－異性体］、プラレトリン、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン［（１ｒ）－異性体］、トラロメトリン、トランスフルトリン、及びペルメトリン）、ＤＤＴ、及びメトキシクロル、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）競合調節剤、例えば、ネオニコチノイド（例えば、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、チアメトキサム）、ニコチン、スルホキシミン（例えば、スルホキサフロール）、ブテノリド（例えば、フルピラジフロン）、及びメソイオン（例えば、トリフルメゾピリム）、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）アロステリック調節剤－部位Ｉ：例えば、スピノシン（例えば、スピネトラム及びスピノサド）、グルタミン酸依存性クロライドチャネル（ＧｌｕＣｌ）アロステリック調節剤：例えば、アベルメクチン及びミルベマイシン（例えば、アバメクチン、安息香酸エマメクチン、レピメクチン、及びミルベメクチン）、幼若ホルモン模倣体：例えば、幼若ホルモン類似体（例えば、ヒドロプレン、キノプレン、及びメトプレン）、フェノキシカルブ、及びピリプロキシフェン、その他の非特異的（マルチサイト）阻害剤：例えば、ハロゲン化アルキル（例えば、臭化メチル及び他のハロゲン化アルキル）、クロルピクリン、フッ化物（例えば、氷晶石、及びフッ化スルフリル）、ホウ酸塩（例えば、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、及びメタホウ酸ナトリウム）、吐酒石及びイソチオシアン酸メチル発生剤（例えば、ダゾメット及びメタム）、弦音器官のＴＲＰＶチャネル調節剤：例えば、ピリジンアゾメチン誘導体（例えば、ピメトロジン、ピリフルキナゾン）、及びピロペン（例えば、アフィドピロペン）、ダニ成長阻害剤：例えば、クロフェンテジン及びジフロビダジン、ヘキシチアゾクス（例えば、クロフェンテジン、ジフロビダジン、及びヘキシチアゾックス、及びエトキサゾール）、ミトコンドリアＡＴＰシンターゼの阻害剤：例えば、ジアフェンチウロン、有機スズ殺ダニ剤（例えば、アゾシクロチン、シヘキサチン、フェンブタチンオキシド）、プロパルギット、及びテトラジホン、プロトン勾配の破壊による酸化的リン酸化の脱共役剤：例えば、ピロール、ジニトロフェノール、及びスルフルラミド（例えば、クロルフェナピル、ＤＮＯＣ、及びスルフルラミド）、ニコチン性アセチルコリン受容体（ｎＡｃｈＲ）チャネル遮断剤：例えば、ネライストキシン類似体（例えば、ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシクラム、チオスルタップナトリウム）、エクジソン受容体アゴニスト：例えば、ジアシルヒドラジン（例えば、クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、及びテブフェノジド）、オクトパミン受容体アゴニスト：例えば、アミトラズ、ミトコンドリア複合体ＩＩＩ電子伝達阻害剤：例えば、ヒドラメチルノン、アセキノシル、フルアクリピリム、及びビフェナゼート、ミトコンドリア複合体Ｉ電子伝達阻害剤：例えば、ＭＥＴＩ殺ダニ剤及び殺虫剤（例えば、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、及びトルフェンピラド）、及びロテノン、電位依存性ナトリウムチャネル遮断剤：例えば、オキサジアジン（例えば、インドキサカルブ）、及びセミカルバゾン（例えば、メタフルミゾン）、アセチルＣｏＡカルボキシラーゼの阻害剤：例えば、テトロン酸及びテトラム酸誘導体（例えば、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロピジオン、及びスピロテトラマト）、ミトコンドリア複合体ＩＶ電子伝達阻害剤：例えば、リン化物（例えば、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィン、リン化亜鉛）、及びシアン化物（例えば、シアン化カルシウム、シアン化カリウム、及びシアン化ナトリウム）、ミトコンドリア複合体ＩＩ電子伝達阻害剤：例えば、β－ケトニトリル誘導体（例えば、シエノピラフェン及びシフルメトフェン）、及びカルボキシアニリド（例えば、ピフルブミド）、リアノジン受容体調節剤：例えば、ジアミン（例えば、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール、シクラニリプロール、フルベンジアミド、及びテトラニリプロール）、弦音器官調節剤－未定義の標的部位：例えば、フロニカミド、並びに／又はＧＡＢＡ依存性クロライドチャネルアロステリック調節剤：例えば、メタ－ジアミド及びイソキサゾリン（例えば、ブロフラニリド、フルキサメタミド）。

一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、本明細書に記載される殺虫剤のうちのいずれか１つ以上に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る。

一部の実施形態では、本発明の組成物、組み合わせ、及び／又は方法は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性のある昆虫及び／又は害虫の部位に適用することができ、当該昆虫及び／又は害虫は、以下の一般的に知られている昆虫及び／又は害虫からなる群から選択される：黄熱病蚊、コーンストークボーア、アジアティックライスボーア、イエカ、ミナミイエカ、ウエスタンコーンルートワーム、シュガーケインボーア、コットンボールワーム、コーンイアワーム、タバコバドワーム、コロラドポテトビートル、アジアンコーンボーア、ヨーロピアンコーンボーア、ピンクボールワーム、インディアンミールモス、ダイアモンドバックモス、ソイビーンルーパー、ビートアーミーワーム、レッサーアーミーワーム、フォールアーミーワーム、エジプシャンコットンリーフワーム、アーミーワーム、又はキャベッジルーパー。

一部の実施形態では、本発明の組成物、組み合わせ、及び／又は方法は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性のある昆虫及び／又は害虫の部位に適用することができ、選択される当該昆虫及び／又は害虫は、ブラックフライ又は厄介なハエ（例えば、Ｐｓｙｃｈｏｄａ種及びＣｈｉｒｏｎｏｍｕｓ ｓｐｐ．）である。

一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ（例えば、ダイヤモンドバックモス）であり得る。

一部の実施形態では、本発明の組成物、組み合わせ、及び／又は方法は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性である昆虫及び／又は害虫の部位に適用することができ、当該昆虫及び／又は害虫が、以下からなる群から選択される：ルーパー、オムニバラスリーフローラー、ホーンワーム、インポーテッドキャベッジワーム、ダイアモンドバックモス、グリーンクローバーワーム、ウェブワーム、ソルトマーシュキャタピラー、アーミーワーム、カットワーム、クロスストライプドキャベッジワーム、ポッドワーム、ベルベットビーンキャタピラー、ソイビーンルーパー、トマトフルーツワーム、ベアリアゲイティドカットワーム、メロンワーム、リンドワームコンプレックス、フルーツツリーリーフローラー、シトラスカットワーム、ヘリオティス、オレンジドッグ、シトラスカットワーム、レッドハンプドキャタピラー、テントキャタピラー、フォールウェブワーム、ウォールナッツキャタピラー、カンカーワーム、ジプシーモス、ベアリアゲイティドリーフローラー、レッドバンディッドリーフローラー、タフテッドアップルバドモス、オリエンタルフルーツモス、フィルバートリーフローラー、オブリークバンディッドリーフローラー、コドリングモス、トゥイグボーア、グレープリーフスケルトナイザー、グレープリーフローラー、アキーマスフィンクスモス（ホーンワーム）、オレンジトートリクス、タバコバドワーム、グレープベリーモス、スパンワーム、アルファルファキャタピラー、コットンボールワーム、ヘッドモス、アもビアモス、オムニバラスルーパー、エローモス（ホーンワーム）、イオモス、オリアンダーモス、アゼリアキャタピラー、ホーンワーム、リーフローラー、バナナスキッパー、Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジ）、テクラモス、アーティチョークプルームモス、シスルバタフライ、バッグワーム、スプリング＆フォールカンカーワーム、エルムスパンワーム、カルフォルニアオーク、パインバタフライ、スプルースバドワーム、サドルプロミネントキャタピラー、ダグラスファアタソックモス、ウエスタンタソックモス、ブラックヘディッドバドワーム、ミモザウェブワーム、ジャックパインバドワーム、サドルバックキャタピラー、グリーンストライプドメープルワーム、又はヘムロックルーパー。

一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得、コロラドポテトビートル又はエルムリーフビートルであり得る。

一部の実施形態では、本発明の組成物、組み合わせ、及び／又は方法は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性である昆虫及び／又は害虫の部位に適用することができ、当該昆虫及び／又は害虫が、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、又はＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明の組成物、組み合わせ、及び／又は方法は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性である昆虫及び／又は害虫の部位に適用することができ、上式で当該昆虫及び／又は害虫が、以下からなる群から選択される成虫の甲虫である：アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ゴールドスポッテッドオークボーア（Ａｇｒｉｌｕｓ ｃｏｘａｌｉｓ ａｕｒｏｇｕｔｔａｔｕｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイ又はジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、及びソープベリーボーア（Ａｇｒｉｌｕｓ ｐｒｉｏｎｕｒｕｓ）。

一部の実施形態では、本発明の組成物、組み合わせ、及び／又は方法は、１つ以上の殺虫剤に耐性又は少なくとも部分的に耐性である昆虫及び／又は害虫の部位に適用することができ、当該昆虫及び／又は害虫が、以下からなる群から選択される幼虫（アニュアルホワイトグラブ）である：アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイ又はジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、及びビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）。

Ｂｔ毒素耐性害虫
一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、１つ以上の殺虫剤（例えば、１つ以上のＢｔ毒素）に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る。Ｂｔ毒素の例示的な記載は、Ａｄａｎｇ ｅｔ ａｌ．，（２０１４）Ｄｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｃｒｙｓｔａｌ ｔｏｘｉｎｓ ａｎｄ ｍｅｃｈａｎｉｓｍ ｏｆ ａｃｔｉｏｎ．Ｉｎ：Ｄｈａｄｉａｌｌａ，Ｔａｒｌｏｃｈａｎ ａｎｄ Ｇｉｌｌ，Ｓａｒｊｅｅｔ（ｅｄｓ．）Ｉｎｓｅｃｔ Ｍｉｄｇｕｔ ａｎｄ Ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄａｌ Ｐｒｏｔｅｉｎｓ．Ａｄｖａｎｃｅｓ ｉｎ Ｉｎｓｅｃｔ Ｐｈｙｓｉｏｌｏｇｙ，４７．Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｐｒｅｓｓ，ｐｐ．３９－８７、及びＰＣＴ出願第ＷＯ２００９／０７６４７５号に開示されており、これらの開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される。

一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、本明細書に記載される１つ以上のＢｔ毒素に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る。

一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、Ｂｔ毒素に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る。例えば、一部の実施形態では、昆虫及び／又は害虫は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１１Ａａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１１Ｂａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１Ａｃタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１Ａ．１０５タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１Ａａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１Ａｂタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１Ｄａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ１Ｆタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ２Ａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ２Ａｂタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ２Ａｂ２タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ２Ａｅタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ４Ａａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｃｒｙ４Ｂタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＣｒｙＩＡａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ結晶性ＣｒｙＩＣタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＣｒｙＩＪａタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ＨＤ７３胞子／結晶タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ ＨＤ－１タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｅｎｉｓタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ ＡＴＴＣ ＳＤ－１３７２タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉタンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｄｉｐｅｌ）タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｊａｖｅｌｉｎ）タンパク質、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ Ｖｉｐ３Ａタンパク質、Ｃｒｙ１Ａ．１０５タンパク質、Ｃｒｙ１Ａｈタンパク質、Ｃｒｙ１Ｂａタンパク質、Ｃｒｙ１Ｃタンパク質、Ｃｒｙ１Ｃａタンパク質、Ｃｒｙ１Ｉｅタンパク質、Ｃｒｙ２Ａａタンパク質、Ｃｒｙ３Ｂｂ１タンパク質、Ｃｒｙ４Ｂａタンパク質、又はＣｒｙＩＩＢタンパク質に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る。

一部の実施形態では、Ｂｔ毒素に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る昆虫及び／又は害虫は、以下の目から選択され得る：Ｃｕｌｉｃｉｄａｅ ｄｉｐｔｅｒａ、Ｃｈｒｙｓｏｍｅｌｉｄａｅ ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ、Ｐｙｒａｌｉｄａｅ ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ、Ｇｅｌｅｃｈｉｉｄａｅ ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ、Ｐｙｒａｌｉｄａｅ ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ、Ｐｌｕｔｅｌｌｉｄａｅ ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ、又はＮｏｃｔｕｉｄａｅ ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ。

一部の実施形態では、Ｂｔ毒素に耐性又は少なくとも部分的に耐性であり得る昆虫及び／又は害虫は、以下の種から選択され得る：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、１つ以上のＣＲＩＰ（例えば、ＣＲＩＰ：表ＡのＡ１～Ａ３４のうちの１つ以上）と、１つ以上のＩＡ（例えば、ＩＡ：表ＢのＢ１～Ｂ４７９のうちの１つ以上）と、を含む組み合わせを使用して、前述の殺虫剤耐性昆虫又はＢｔ耐性昆虫のうちのいずれかを処理することができる。

例示的な組み合わせ及び方法
一部の実施形態では、本発明は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを提供し、ＩＡが、細菌毒素、真菌毒素、レクチン、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物、ホウ素化合物、ウイルス、又はそれらの組み合わせである。

一部の実施形態では、細菌毒素は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素（Ｂｔ）又はＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素である。

一部の実施形態では、Ｂｔ毒素は、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。

一部の実施形態では、Ｂｔ毒素は、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。

一部の実施形態では、Ｂｔ毒素は、傍胞子結晶性毒素、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン、アルベオリシン、又はエンハンシン様タンパク質である。

一部の実施形態では、傍胞子結晶性毒素は、δ－エンドトキシンである。

一部の実施形態では、δ－エンドトキシンは、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である。

一部の実施形態では、δ－エンドトキシンは、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、δ－エンドトキシンは、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である。

一部の実施形態では、δ－エンドトキシンは、以下からなる群から選択される：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１Ｄａ１、Ｃｒｙ
２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。

一部の実施形態では、Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素は、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、Ｂｔ毒素は、分泌タンパク質である。

一部の実施形態では、分泌タンパク質は、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、分泌タンパク質は、Ｖｉｐである。

一部の実施形態では、Ｖｉｐは、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である。

一部の実施形態では、Ｖｉｐは、以下からなる群から選択される：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。

一部の実施形態では、Ｖｉｐタンパク質は、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、細菌毒素は、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素である。

一部の実施形態では、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素は、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｋｈｕｒｓｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ＡＴＣＣ ４３９４９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ ＤＳＭ １７６０９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｂｏｄｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃａｒｉｂｂｅａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃｉｎｅｒｅａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈａｉｎａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋａｙａｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ＮＣ１９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｇｕａｎａｊｕａｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｌｅｉｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｃｌａｒｋｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ＴＴＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＢＡ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ Ｈ７５ＨＲＰＬ１０５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ ＨｉＰＬ１０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＡＴＣＣ ２９９９９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｘｉｃａｎａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｓｏｎｏｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎａｍｎａｏｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎｏｅｎｉｅｐｕｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｔａｃｋｅｂｒａｎｄｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔａｓｍａｎｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｊ３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｐｈｏｒａｍｅ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍ１０２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍｅｇ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｈｒａｃｅｎｓｉｓ毒素、未分類のＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３０１４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ａｚ２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＢＳ２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣｂＫｊ１６３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣＲＣＩＡ－Ｐ０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＥＮＹ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ２１２２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ４８０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦｓＩｗ９６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＧＤｄ２３３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３０８６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３１０７毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ３０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ７８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ８９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＵＧ－３９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＪＵＮ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫｃＴｓ１２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１４．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ３７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＭＤ７４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＯＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＩＤ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＯＬ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０５８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０７９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮｎＭｔ２ｈ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＰ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯＨ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＩｒ４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＫｎ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１０．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１６．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４５．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５２．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５４．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６８．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｐｊｕｎ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＲＷ１４－４６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１０－５４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１２－５５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１４－６０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１５－５６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ５Ｐ８－５０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ７－５１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ８－５２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ９－５３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＪ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＮ２５９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ２１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＴｙＫｂ１４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＵＫ７６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＶＭＧ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷＡ２１Ｃ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷｋＳｓ４３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｗｘ１３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｘ４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＹＮｂ９０毒素、及びＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＺＭ毒素からなる群から選択される。

一部の実施形態では、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素は、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素である。

一部の実施形態では、真菌毒素は、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素である。

一部の実施形態では、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素は、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科の真菌毒素である。

一部の実施形態では、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ真菌毒素は、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素である。

一部の実施形態では、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ真菌毒素は、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素である。

一部の実施形態では、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素は、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｌｂａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｍｏｒｐｈａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｒｅｎａｒｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｓｉａｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｏｎｇｎｉａｒｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｕｍｐｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃａｌｅｄｏｎｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｈｉｒｏｍｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｏｃｃｏｒｕｍ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｒｅｔａｃｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｙｌｉｎｄｒｏｓｐｏｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｌａｃｒｏｉｘｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｎｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｐｅｎｄｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｏｒｙｐｈｏｒａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｆｆｕｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｐｉｇａｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｆｅｌｉｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｅｏｄｅｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｌｏｂｕｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｅｉｍｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｏｐｌｏｃｈｅｌｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｋｉｐｕｋａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｌａｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍａｌａｗｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｄｏｇｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｎｕｂｉｃｏｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｏｒｙｚａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｄｏｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｓｉｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｅｔｅｌｏｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｓｅｕｄｏｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｉｌｅｙｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｕｂｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｈｉｏｔａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｏｂｏｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｐｉｃａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｔｅｐｈａｎｏｄｅｒｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｌｆｕｒｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｎｇｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｅｎｅｌｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｕｎｄｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｌａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖａｒｒｏａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｒｍｉｃｏｎｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｘａｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉａｎｎａｉ毒素、又はＢｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉｒｅｌｌａ毒素である。

一部の実施形態では、レクチンは、以下からなる群から選択される：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａレクチン（ＳＮＡ）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ－ＩＩ（ＭＡＬ－ＩＩ）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素－Ｉ（ＲＣＡ）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）、コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）、Ｇｒｉｆｆｏｎｉａ ｓｉｍｐｌｉｃｉｆｏｌｉａ－ＩＩ（ＧＳＬ－ＩＩ）、Ｃｏｎ Ａ、Ｌｅｎｓ ｃｕｌｉｎａｒｉｓ凝集素（ＬＣＡ）、マンノース結合レクチン（ＭＢＬ）、ＢａｎＬｅｃ、ガレクチン、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ白血球凝集素（ＰＨＡ－Ｌ）、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ赤血球凝集素（ＰＨＡ－Ｅ）、及びＤａｔｕｒａ ｓｔｒａｍｏｎｉｕｍレクチン（ＤＳＬ）。

一部の実施形態では、レクチンは、ＧＮＡである。

一部の実施形態では、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物は、アザジラクチン、アザジラジオン、アザジラジオノリド、デアセチルゲデュニン、デアセチルアザジラクチノール、デスフラノアザジラジオン、エポキシアザジラジオン、ゲデュニン、マムーディン、ニームフルイチンＡ、ニームフルイチンＢ、ニンボリド、ニンビン、ニモリシノール、酢酸オーチニン、サランニン、サランノール、アルファ－ニモラクトン、ベータ－ニモラクトン、２’，３’－ジヒドロサラニン、３－デアセチルサランニン、６－デアセチルニンビン、７－アセチル－１６，１７－デヒドロ－１６－ヒドロキシネオトリキレノン、７－ベンゾイルニンボシノール、７－デアセチル－７－ベンゾイルエポキシアザジラジオン、７－デアセチル－７－ベンゾイルゲデュニン、７－デアセチル－１７－エピニモリシノール、１５－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピ－１７－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピアザジラジオン、２０，２１，２２，２３－テトラヒドロ－２３－オキソアザジロン、２２，２３－ジヒドロニモシノール、又は２８－デオキソニンボリドである。

一部の実施形態では、ホウ素化合物は、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、及び三フッ化ホウ素からなる群から選択される。

一部の実施形態では、ウイルスは、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスである。

一部の実施形態では、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスは、ベータバキュロウイルスである。

一部の実施形態では、ベータバキュロウイルスは、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ ｇｒａｎｕｌｏｓｉｓ ｖｉｒｕｓ（Ｍｅｘｉｃａｎ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス ＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、未分類のベータバキュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓバキュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａバキュロウイルス、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ種Ｇｒａｎｕｌｏｖｉｒｕｓである。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、アザジラクチン化合物、ホウ酸、及びＣｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ＣｐＧＶ）からなる群から選択される。

一部の実施形態では、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素は、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体（Ｔｃａ）を含む。

一部の実施形態では、Ｔｃａは、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）を含む。

一部の実施形態では、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素は、ビューベリシン毒素である。

一部の実施形態では、ビューベリシン毒素は、化学式Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシン毒素、化学式Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンＡ毒素、又は化学式Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンＢ毒素である。

一部の実施形態では、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素は、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子から単離されたビューベリシン毒素である。

一部の実施形態では、ＧＮＡは、配列番号３５に示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＣｐＧＶは、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスである。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である。

一部の実施形態では、Ｂｔｔ毒素は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、イソギンチャク毒素、Ａｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ毒素、又はアトラコトキシン（ＡＣＴＸ）である。

一部の実施形態では、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドは、配列番号１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドは、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＴＶＰは、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、及び６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＴＶＰは、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、又は６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、イソギンチャク毒素は、Ａｖ２毒素又はＡｖ３毒素である。

一部の実施形態では、Ａｖ２毒素は、配列番号５８８に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、Ａｖ２毒素は、配列番号５８８に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、Ａｖ３毒素は、配列番号４４に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、Ａｖ３毒素は、配列番号４４に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＶＰは、ＡＶＰａペプチド、ＡＶＰａ－Ｃ１ペプチド、又はＡＶＰｂペプチドである。

一部の実施形態では、ＡＶＰａ毒素は、配列番号４５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＶＰａ毒素は、配列番号４５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＶＰａ－Ｃ１毒素は、配列番号４６に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＶＰａ－Ｃ１毒素は、配列番号４６に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＶＰｂ毒素は、配列番号４７に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＶＰｂ毒素は、配列番号４７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、クテニトキシン（ＣＮＴＸ）である。

一部の実施形態では、ＣＮＴＸは、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａである。

一部の実施形態では、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａは、配列番号６５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａは、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、ＡＣＴＸである。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸは、Ｕ－ＡＣＴＸペプチド、オメガ－ＡＣＴＸペプチド、又はカッパ－ＡＣＴＸペプチドである。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸは、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、又はω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａである。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸは、配列番号６０～６４及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸは、配列番号６０～６４及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸは、配列番号６１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＡＣＴＸは、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する。

一部の実施形態では、ＣＲＩＰは、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、若しくは６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＴＶＰ、配列番号４７に示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、配列番号６５に示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、又は配列番号６１に示されるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａからなる群から選択される。

一部の実施形態では、ＩＡとＣＲＩＰの比は、約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、又は１：１０，０００である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、ＣＲＩＰは、ＡＣＴＸであり、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、及び毒素とＡＣＴＸの比は、約１：１～約１：５０００である。

一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＣＴＸの比は、約１：４０００である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、ＣＲＩＰは、ＡＣＴＸであり、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＣＴＸの比は、約１：１～約１：１０である。

一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＣＴＸの比は、約１：９．２である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、ＣＲＩＰは、ＡＶＰであり、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＶＰの比は、約１：１～約１：１．５である。

一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＶＰの比は、約１：１．３７５である。

一部の実施形態では、ＩＡは、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、ＣＲＩＰは、ＡＣＴＸであり、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＣＴＸの比は、約１：１～約１：１０である。

一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素とＡＣＴＸの比は、約１：８．７５である。

一部の実施形態では、本発明は、本明細書に記載される（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）本明細書に記載の１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、を含む組み合わせを含み、賦形剤を更に含む、組成物を提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３－バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６株から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む組み合わせを提供する。

一部の実施形態では、本発明は、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを提供し、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、ＴｃａＡ（配列番号６１６）、ＴｃａＢ（配列番号６１７）、ＴｃａＣ（配列番号６１８）、及びＴｃａＺ（配列番号６１９）を含むＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体（Ｔｃａ）であり、ＡＣＴＸペプチドが、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素（配列番号６１）である。

一部の実施形態では、本発明は、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを提供し、ＧＮＡが、配列番号３５に示されるアミノ酸配列を有し、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、アザジラクチンと、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを提供し、アザジラクチンが、化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有し、ＡＣＴＸが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、ホウ酸化合物と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを提供し、ホウ酸化合物が、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有し、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ＣｐＧＶ）と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせを提供し、ＣｐＧＶが、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスであり、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である。

一部の実施形態では、本発明は、昆虫を制御するために、本明細書に記載される（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組み合わせを使用する方法であって、当該方法が、少なくとも１つのＣＲＩＰと、少なくとも１つのＩＡと、の組み合わせを提供することと、昆虫の部位に、当該組み合わせを適用することと、を含む。

一部の実施形態では、昆虫は、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明は、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫を制御するために、本明細書に記載される（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、任意選択的に（３）１つ以上の賦形剤と、の組み合わせを使用する方法を提供し、少なくとも１つのＣＲＩＰと、少なくとも１つのＩＡと、の組み合わせを提供することと、次いで、昆虫の部位に、当該組み合わせを適用することと、を含む。

一部の実施形態では、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫は、以下からなる群から選択される：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、本発明は、害虫を駆除、制御、又は阻害する方法を提供し、害虫の部位に、又は害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に、農薬有効量の、本明細書に記載される（１）１つ以上のＣＲＩＰ若しくはその薬学的に許容される塩、１つ以上のＣＲＩＰ－殺虫タンパク質若しくはその薬学的に許容される塩、又はそれらの組み合わせと、（２）１つ以上の殺虫剤（ＩＡ）と、任意選択的に（３）１つ以上の賦形剤と、を含む組み合わせを適用することを含む。

一部の実施形態では、害虫は、以下からなる群から選択される：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

一部の実施形態では、害虫は、以下からなる群から選択される：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

本明細書の実施例は、本発明を限定することを意図するものではなく、また本発明を限定するために使用されるべきではなく、それらは本発明を例示するために提供されているに過ぎない。

実施例１：Ｂｔｉ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
３齢Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ（蚊）幼虫に対する液体溶液アッセイにおいて、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせを、それらの殺虫活性について評価した。簡潔に、以下のいずれかの処理：（１）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｉ毒素との組み合わせ、（２）Ｂｔｉ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、又は（４）水（未処理対照として）を蚊の幼虫に適用し、次いで、死亡率を評価した。

処理
処理は、以下の成分からなる組成物であった：

（１）Ｂｔｉ毒素（０．２５μｇ／ｍＬ又は０．２５ｐｐｍ）。Ｂｔｉ毒素の効果を評価するために、Ｂｅｃｋｅｒ Ｍｉｃｒｏｂｉａｌ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ，Ｉｎｃ．からのＡＱＵＡＢＡＣ ＸＴ（登録商標）を使用した。ＡＱＵＡＢＡＣ ＸＴ（登録商標）は、以下の成分：６～１０％（約８％）のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４の固形物、胞子、及び殺虫毒素（当該殺虫毒素が、δ－エンドトキシンであり、１，２００国際毒性単位（ＩＴＵ／ｍｇ）に相当する（４８．４億ＩＴＵ／ガロン又は１２億ＩＴＵ／リットル））と、約９２％の他の／不活性成分と、からなる。ＡＱＵＡＢＡＣ ＸＴ（登録商標）は、Ｂｅｃｋｅｒ Ｍｉｃｒｏｂｉａｌ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ，Ｉｎｃ．，１１１４６ Ｎ．Ｗ．６９ｔｈ Ｐｌａｃｅ，Ｐａｒｋｌａｎｄ，ＦＬ ３３０７６，Ｕ．Ｓ．Ａ．から市販されている。ウェブサイト：ｈｔｔｐｓ：／／ｂｅｃｋｅｒｍｉｃｒｏｂｉａｌｐｒｏｄｕｃｔｓｉｎｃ．ｃｏｍ／、製品コード：２７３７６、ＥＰＡ登録番号６２６３７－１。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１ｍｇ／ｍＬ）。本明細書に記載の方法に従って、「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（「Ｓｐｅａｒ」とも称される）を得た。

（３）Ｂｔｉ毒素＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。Ｂｔｉ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記のように調製し、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の成分からなっていた：組成物の総体積の０．１％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、０．００００２５％ ｖ／ｖのＢｔｉ毒素、及び残りは水。

（４）対照（水）。

Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの生成
簡潔に、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを得るために、組換えＫ．ｌａｃｔｉｓ発現システムを使用した。発現ベクターであるｐＫＬＡＣ１及びＫ．ｌａｃｔｉｓ株であるＹＣＴ３０６のいずれもＮｅｗ Ｅｎｇｌａｎｄ Ｂｉｏｌａｂｓ（登録商標）（Ｉｐｓｗｉｃｈ，ＭＡ，ＵＳＡ）から入手することができる。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａをコードし、ＬＡＣ４プロモーターの制御下で動作可能なコドン最適化導入遺伝子を、ｐＫＬＡＣ１にクローニングし、ＹＣＴ３０６に形質転換した。得られた形質転換体は、α接合因子シグナルペプチド、Ｋｅｘ２切断部位、及び成熟Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを含むプレプロペプチドを産生した。α接合因子シグナルペプチドは、プレプロペプチドを内因性分泌経路を経由するように誘導し、その後、成熟Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａが、増殖培地に放出される。逆相ＨＰＬＣを使用して、０．１％のトリフロロ酢酸を含む水、及びアセトニトリルを移動相として使用して、モノリシックＣ１８カラムを介して増殖培地からＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを精製した。２０～４０％のアセトニトリルを使用する溶出プロトコルをＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの精製に使用した。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａは、３４～３６％のアセトニトリルの範囲で溶出された。次いで、得られたＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａペプチドは、水を凝集剤として使用して、界面活性剤とともに、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａペプチドをブレンドして凝集させ、湿潤性顆粒（ＷＧ）に製剤化した。ＷＧを生成するための方法は当該技術分野で周知である。

液体溶液アッセイ
各処理を９回試験した（Ｎ＝９）。ここで、使用したＢｔｉ毒素の量は、０．２５μｇ／ｍＬ、又は０．２５ｐｐｍである。この実施例で使用したＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの量は、１ｍｇ／ｍＬであった。

前述の処理を試験するために、３０ｍＬの水を含む５９ｍＬカップからなるアリーナを確立した。各カップに、蚊の３齢幼虫（Ｎ＝１０）を加えた。餌は提供されなかった。次に、所与の処理溶液をカップに加え、カップを蓋で密封した。次いで、カップを、蛍光成長灯（ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔ ｇｒｏｗ ｌｉｇｈｔ）下のトレイ上に置いた。各処理について３つの複製を提供した。

２４時間後、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｉ毒素の組み合わせは、９５％の死亡率に対応する、驚くべき相乗効果をもたらした。あるいは、Ｂｔｉ毒素単独では５７％の死亡率しかもたらさず、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独では４％の死亡率しかもたらさなかった。したがって、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｉ毒素の組み合わせは、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｉ毒素の組み合わせの予想される相加効果よりも大きく、驚くべき相乗効果をもたらした。図１．

実施例２：Ｂｔｋ毒素及びΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ
Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ（ビートアーミーワーム）に対する葉面噴霧バイオアッセイにおいて、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）毒素及びΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの組み合わせを、それらの殺虫活性について評価した。簡潔に、以下のいずれかの処理：（１）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及びＢｔｋ毒素の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）を葉に噴霧し、次いで、死亡率を評価した。

処理
処理は、以下の成分からなる組成物であった：

（１）Ｂｔｋ毒素（０．０１０７％ ｖ／ｖ）。Ｂｔｋ毒素を評価するために、ＡＥＦ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｎｃ．のＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）を使用した。ＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）は、１４．４９％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９の発酵固形物、胞子、及び殺虫毒素（製品１ｍｇ当たり１７，５００キャベッジルーパー単位（ＣＬＵ）（製品１ガロン当たり７６０億ＣＬＵに相当）の効力を有する）と、８５．５１％の他の／不活性成分と、からなる。１４．４９％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９の発酵固形物、胞子、及び殺虫毒素からなるＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）は、ＡＥＦ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｎｃ．から市販されている（９２５ ｄｅｓ ｃａｌｆａｔｓ，ＵＳ－ＱＣ，Ｌｅｖｉｓ，Ｇ６Ｙ９Ｅ８，Ｃａｎａｄａウェブサイト：ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ａｅｆｇｌｏｂａｌ．ｃｏｍ／ｅｎ／、ＣＡＳ番号：６８０３８－７１－１、ロット番号：３１Ｇ１８）。

（２）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ（０．０３４％ ｗ／ｖ、０．１５２％ ｗ／ｖ、及び０．６７５％ ｗ／ｖ）。「ＧＳＣＡＤＩＮＧＡＣＫＳＤＣＤＣＣＧＤＳＶＴＣＤＣＹＷＳＤＳＣＫＣＲＥＳＮＦＫＩＧＭＡＩＲＫＫＦＣ」（配列番号６５）のアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａを、以下に記載の方法に従って、イオン交換クロマトグラフィーを使用して得た。

（３）Ｂｔｋ毒素＋－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ．Ｂｔｋ毒素及びΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａを上記のように調製し、組み合わせた。試験した最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：

低用量Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ：組成物の総体積の０．０３４％ ｗ／ｖのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１０７％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

中間用量Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ：組成物の総体積の０．１５２％ ｗ／ｖのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１０７％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

高用量Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ：組成物の総体積の０．６７５％ ｗ／ｖのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１０７％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ（登録商標））。Ｖｉｎｔｒｅ（登録商標）（ここ及び上記の治療で使用）は、界面活性剤であり、これは、８．９２％のアルコールエトキシレートと、９１．０８％の噴霧アジュバントとしての無効成分（ＯＲＯ ＡＧＲＩ，Ｉｎｃ，９９０ Ｔｒｏｐｈｙ Ｃｌｕｂ Ｄｒ．，Ｔｒｏｐｈｙ Ｃｌｕｂ，ＴＸ ７６２６２ ＵＳＡ）と、からなる。Ｖｉｎｔｒｅは、いくつかのベンダーから市販されており、当業者に周知の製品である。

Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの生成
「ＧＳＣＡＤＩＮＧＡＣＫＳＤＣＤＣＣＧＤＳＶＴＣＤＣＹＷＳＤＳＣＫＣＲＥＳＮＦＫＩＧＭＡＩＲＫＫＦＣ」（配列番号６５）のアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａのＤＮＡ構築物をコドン最適化し、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ α接合因子プレ／プロ配列（αＭＦ）との融合体として合成し、ｐＫｌａｃ１（Ｎｅｗ Ｅｎｇｌａｎｄ Ｂｉｏｌａｂｓ）のＮｏｔＩ及びＨｉｎｄＩＩＩ制限部位にライゲーションした。ベクターをＳａｃＩＩで消化し、線状化し、細菌Ｏｒｉ及び選択マーカーを除去し、次いで、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓのエレクトロコンピテント細胞にエレクトロポレーションした。唯一の窒素源としてアセトアミドを含む選択プレート上で、複数の遺伝子コピー形質転換体を選択した。Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａを発現するクローンを、Ｃｈｒｏｍｏｌｉｔｈ Ｃ１８カラム（４．６×１００ｍｍ）でのＨＰＬＣによって評価し、２ｍＬ／分の流速で、８分間にわたる１５－３３％のアセトニトリルの勾配で溶出した。

Ｓｅｐｈａｄｅｘ Ｃ－２５樹脂を使用したカチオン交換クロマトグラフィーによって、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａを精製した。上清を樹脂に結合させ、塩化ナトリウムの濃度を増加させながら溶出した。溶出液を透析し、凍結乾燥し、水に再懸濁した。

葉面噴霧バイオアッセイ
Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）毒素とΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａを組み合わせた効果を、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種であるビートアーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ）に対して試験した。ビートアーミーワームの死亡率は、（１）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ及びＢｔｋ毒素の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）のいずれかを昆虫と対峙させて評価した。

これらの組み合わせの効果を試験するために、ロメインレタスを直径３０ｍｍのディスクに切断し、次いで、１４０ｐｐｍの漂白剤溶液を使用して滅菌し、次いで、ディスクを３回すすいだ。次いで、ロメインレタスのディスクを発泡スチロール板に固定し、所与の処理液を噴霧した。ディスクを裏返し、再度噴霧し、乾燥させ、アリーナに配置した。

アリーナは、５ｍＬの１％の寒天を含むる３２ウェル飼育トレイであった。１つのロメインレタスのディスクを各ウェルに配置し、１枚の葉ディスク当たり１匹の２齢ビートアーミーワームを配置した。次いで、トレイを、２８℃のインキュベーターに配置した。各処理を、１２枚のディスクで試験し、３回の複製を行った（Ｎ＝３６）。

まず、Ｂｔｋ毒素と組み合わせた場合のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの観察を可能にするために、Ｂｔｋ毒素の亜致死量（すなわち、集団の約２０％を死滅させる用量、又は約ＬＤ_２０）を決定した。

ここで、Ｂｔｋ毒素の亜致死量は７３６ｐｐｍ（０．７３６ｍｇ／ｍＬ）であり、集団の２５％が死亡した。図２．Ｂｔｋ毒素の亜致死量が特定されたら、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ＋Ｂｔｋ毒素の組み合わせについて、ＬＤ_５０量に達するまでΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの用量を増加させた。したがって、最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：（１）低用量のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ：組成物の総体積の０．０３４％ ｗ／ｖのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１０７％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水、（２）中間用量のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ：組成物の総体積の０．１５２％ ｗ／ｖのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１０７％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水、及び（３）高用量のΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ：組成物の総体積の０．６７５％ ｗ／ｖのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１０７％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

図２に示されるように、１．６ｍｇ／ｍＬのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの使用は、６％の死亡率をもたらしたが、０．７３６ｍｇ／ｍＬのＢｔｋ毒素と組み合わせた場合、死亡率は２８％に跳ね上がった。同様に、６．７５ｍｇ／ｍＬのΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａは、３％の死亡率をもたらしたが、０．７３６ｍｇ／ｍＬのＢｔｋ毒素と組み合わせた場合、死亡率は５０％であった。この実施例は、Ｂｔｋ毒素とΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａの組み合わせが、予期しない効果をもたらすことを示す。

実施例３：Ｂｔｋ毒素及びＡＶＰ
Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ（ビートアーミーワーム）に対する葉面噴霧バイオアッセイにおいて、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）毒素とＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）の組み合わせを、それらの殺虫活性について評価した。簡潔に、以下のいずれかの処理：（１）ＡＶＰ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＡＶＰ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）を葉に噴霧し、次いで、死亡率を評価した。

処理
処理は、以下の成分からなる組成物であった：

（１）Ｂｔｋ毒素（８００ｐｐｍ又は０．８ｍｇ／ｍＬ）。Ｂｔｋ毒素を評価するために、ＡＥＦ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｎｃ．のＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）を使用した。ＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）は、１４．４９％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９の発酵固形物、胞子、及び殺虫毒素（製品１ｍｇ当たり１７，５００キャベッジルーパー単位（ＣＬＵ）（製品１ガロン当たり７６０億ＣＬＵに相当）の効力を有する）と、８５．５１％の他の／不活性成分と、からなる。１４．４９％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９の発酵固形物、胞子、及び殺虫毒素からなるＢｉｏＰｒｏｔｅｃ Ｐｌｕｓ（商標）は、ＡＥＦ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｎｃ．から市販されている（９２５ ｄｅｓ ｃａｌｆａｔｓ，ＵＳ－ＱＣ，Ｌｅｖｉｓ，Ｇ６Ｙ９Ｅ８，Ｃａｎａｄａウェブサイト：ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ａｅｆｇｌｏｂａｌ．ｃｏｍ／ｅｎ／、ＣＡＳ番号：６８０３８－７１－１、ロット番号：３１Ｇ１８）。

（２）ＡＶＰ（１、３、及び９ｍｇ／ｍＬ）。評価したＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）は、「ＫＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫ」（配列番号４７）（ＡＶＰｂ）のアミノ酸配列を有する。ＡＶＰを生成する方法を、以下に詳細に提供する。

（３）Ｂｔｋ毒素＋ＡＶＰ。Ｂｔｋ毒素及びＡＶＰを上記のような量で調製し、組み合わせた。試験した最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：

低用量ＡＶＰ：組成物の総体積の０．１％ ｗ／ｖのＡＶＰ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１１６％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

中間用量ＡＶＰ：組成物の総体積の０．３％ ｗ／ｖのＡＶＰ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１１６％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

高用量ＡＶＰ：組成物の総体積の０．９％ ｗ／ｖのＡＶＰ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１１６％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ（登録商標））。Ｖｉｎｔｒｅ（登録商標）は、界面活性剤であり、これは、８．９２％のアルコールエトキシレートと、９１．０８％の噴霧アジュバントとしての無効成分（ＯＲＯ ＡＧＲＩ，Ｉｎｃ，９９０ Ｔｒｏｐｈｙ Ｃｌｕｂ Ｄｒ．，Ｔｒｏｐｈｙ Ｃｌｕｂ，ＴＸ ７６２６２ ＵＳＡ）と、からなる。Ｖｉｎｔｒｅは、いくつかのベンダーから市販されており、当業者に周知の製品である。

ＡＶＰの生成
評価したＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）は、簡潔に、アミノ酸配列「ＲＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫＶ」（配列番号４４）を有するＷＴ－Ａｖ３ペプチドを鋳型として使用し、Ｒ１Ｋ置換及びＣ末端欠失を有するペプチドを産生するように変異させた。得られた変異体ペプチドは、アミノ酸配列「ＫＳＣＣＰＣＹＷＧＧＣＰＷＧＱＮＣＹＰＥＧＣＳＧＰＫ」（配列番号４７）を有するＡＶＰｂペプチドである。

まず、ＡＶＰペプチドの発現ベクターを生成することによって、ＡＶＰｂを得た。これは、ｐＫＬＡＣ１酵母発現ベクター（ＮＥＷ ＥＮＧＬＡＮＤ ＢＩＯＬＡＢＳ（登録商標）から入手可能）に基づいて生成された。ＡＶＰは、分泌ペプチドとして発現され、アセトアミダーゼ遺伝子の発現を選択マーカーとした。ｐＬＢ１０２の発現ベクターを、制限酵素ＳａｃＩＩで消化することによって線状化し、次いで、エレクトロポレーションによって、線状ｐＬＢ１０２プラスミドをＫ．ｌａｃｔｉｓ細胞に形質転換し、得られた９６の陽性形質転換コロニーを培養した。２Ｌ発酵の接種のための産生株の種培養を、３％のｓｏｌｕｌｙｓ ０９５Ｋ＋３％のグルコース、及び５０μｇ／ｍＬのカナマイシンを含む種培地で２４時間前に行った。次いで、３０ｍＬの種培養物を使用して、２Ｌ発酵タンクに、１Ｌの基礎塩培地（ＢＭＳ（ｇ／Ｌ）、下記）に接種した：Ｓｏｌｕｌｙｓ ０９５Ｋ ４０、サプレッサー３５１９ ０．１ｍＬ、８５％のリン酸 １３ｍＬ、ＣａＳＯ_４ ０．５、Ｋ_２ＳＯ_４ ９．１、ＭｇＳＯ_４．７Ｈ_２Ｏ ７．５、ＫＯＨ ２．１、（ＮＨ_４）_２ＳＯ_４ ５、デキストロース １０）、１．２％ Ｐｉｃｈｉａ微量金属（ＰＴＭ（ｇ／Ｌ）：ＣｕＳＯ_４．５Ｈ_２Ｏ ６、ＮａＩ ０．０８、ＭｇＳＯ_４．Ｈ_２Ｏ ３、ＮａＭｏＯ_４．２Ｈ_２Ｏ ０．２、Ｈ_３ＢＯ_３ ０．０２、ＣｏＣｌ_２．６Ｈ_２Ｏ ０．５、ＺｎＣｌ_２ ２０、ＦｅＳＯ_４．６Ｈ_２Ｏ ６５、Ｈ_２ＳＯ_４ ５ｍＬ）、及び５％ サプレッサー７１５３ ２ｍＬ。発酵のバッチ相は、２７℃、ｐＨ４．８０、及び１５％の溶存酸素で、制御された温度で６時間続けた。６時間のバッチ発酵後、温度を２３．５℃に下げ、糖アルコールの供給を開始し、発酵プロセスの残りは、２３．５℃で温度制御しながら１２０時間継続した。供給培地を、速度を徐々に増加させながら（３．４ｍＬ／時間で２４時間、４．４ｍＬ／時間で３０時間、７．２ｍＬ／時間で２４時間、８．８ｍＬ／時間で１２時間、及び１１ｍＬ／時間で供給培地が完全に消費されるまで）供給した。逆相ＨＰＬＣを使用して、０．１％のトリフロロ酢酸を含む水、及びアセトニトリルを移動相として使用して、モノリシックＣ１８カラムを介して発酵ビール（すなわち、使用済み培地）からＡＶＰを精製した。２０～４０％のアセトニトリルを使用する溶出プロトコルをＡＶＰの精製に使用した。ＡＶＰは、３４～３６％のアセトニトリルの範囲で溶出された。

ＡＶＰを得る例示的な方法は、国際出願ＰＣＴ／ＵＳ２０１９／０５１０９３号に開示されている（その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される）。

葉面噴霧バイオアッセイ
Ｂｔｋ毒素とＡｖ３ｂバリアントポリペプチド（ＡＶＰ）を組み合わせる効果を、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種であるビートアーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ）に対して試験した。（１）ＡＶＰ単独、（２）Ｂｔｋ毒素単独、（３）ＡＶＰ及びＢｔｋ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）対照（０．１２５％のＶｉｎｔｒｅ、界面活性剤）のいずれかを昆虫と対峙させた場合のビートアーミーワームの死亡率を評価した。

これらの組み合わせの効果を試験するために、ロメインレタスを直径３０ｍｍのディスクに切断し、次いで、１４０ｐｐｍの漂白剤溶液を使用して滅菌し、次いで、ディスクを３回すすいだ。次いで、ロメインレタスのディスクを発泡スチロール板に固定し、所与の処理液を噴霧した。ディスクを裏返し、再度噴霧し、乾燥させ、アリーナに配置した。

アリーナは、５ｍＬの１％の寒天を含むる３２ウェル飼育トレイであった。１つのロメインレタスのディスクを各ウェルに配置し、葉ディスク当たり１匹の２齢ビートアーミーワームを配置した。次いで、トレイを、２８℃のインキュベーターに配置した。各処理を、１２枚のディスクで試験し、３回の複製を行った（Ｎ＝３６）。

まず、Ｂｔｋ毒素と組み合わせた場合の殺虫ペプチドの観察を可能にし、続いて、２つの生成物間の相乗効果の観察を可能にするために、Ｂｔｋ毒素の亜致死量（すなわち、集団の約２０％を死滅させる用量、又は約ＬＤ_２０）を決定した。

ここで、Ｂｔｋ毒素の亜致死量は８００ｐｐｍ（０．８ｍｇ／ｍＬ）であり、集団の３１％が死亡した。図３．これらの実験でＢｔｋ毒素の亜致死量が特定されたら、ＡＶＰ＋Ｂｔｋ毒素の組み合わせについて、ＬＤ_５０量に達するまでＡＶＰの用量を増加させた。したがって、最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：（１）低用量のＡＶＰ：組成物の総体積の０．１％ ｗ／ｖのＡＶＰ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１１６％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水、（２）中間用量のＡＶＰ：組成物の総体積の０．３％ ｗ／ｖのＡＶＰ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１１６％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水、及び（３）高用量のＡＶＰ：組成物の総体積の０．９％ ｗ／ｖのＡＶＰ、０．１２５％ ｖ／ｖのＶｉｎｔｒｅ、０．０１１６％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りは水。

図３に示されるように、１．１ｍｇ／ｍＬのＡＶＰの使用は、５％の死亡率をもたらしたが、０．８ｍｇ／ｍＬのＢｔｋ毒素と組み合わせた場合、死亡率は５０％に増加した。同様に、３ｍｇ／ｍＬの用量でＡＶＰを単独で使用した場合、死亡率は１１％であったが、０．８ｍｇ／ｍＬのＢｔｋ毒素と組み合わせた場合、死亡率は６７％に増加した。最後に、９ｍｇ／ｍＬの用量でＡＶＰを単独で使用すると、１０％の死亡率をもたらしたが、Ｂｔｋ毒素と組み合わせた場合、死亡率は８８％であった。この実施例は、Ｂｔｋ毒素及びＡＶＰの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例４：Ｂｔｋ毒素、Ｔａ１ｂ、及びＴＶＰ
（１）Ｂｔｋ毒素と野生型Ｔａ１ｂの組み合わせ、又は（２）Ｂｔｋ毒素とＴａ１ｂ－バリアントポリペプチド（ＴＶＰ）の組み合わせの効果を、それぞれ、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ種、コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）に対して、注射アッセイで、及び葉バイオアッセイで試験した。

ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＴＶＰ－Ｒ９Ｑ
本明細書で評価したＣＲＩＰは、ＷＴ－Ｔａ１ｂ、及びＴａ１ｂ－バリアントポリペプチドＴＶＰ－Ｒ９Ｑであった。ＷＴ－Ｔａ１ｂは、以下のアミノ酸配列を有する：「ＥＰＤＥＩＣＲＡＲＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＴＡＣＨＥＡＱＫＧ」（配列番号１）。ＴＶＰ－Ｒ９Ｑは、以下のアミノ酸配列を有する：
「ＥＰＤＥＩＣＲＡＱＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＴＡＣＨＥＡＱＫＧ」（配列番号２）。

ＴＶＰ－Ｒ９Ｑペプチドを得るために、アミノ酸配列：「ＥＰＤＥＩＣＲＡＲＭＴＮＫＥＦＴＹＫＳＮＶＣＮＮＣＧＤＱＶＡＡＣＥＡＥＣＦＲＮＤＶＹＴＡＣＨＥＡＱＫＧ」（配列番号１）を有する野生型Ｔａ１ｂペプチドを鋳型として使用し、残基位置番号９を変異させ、Ｒ９Ｑ置換を得た。したがって、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑは、野生型（配列番号１）と比較してＲ９Ｑアミノ酸置換を有する。

ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＴＶＰ－Ｒ９Ｑを生成するために、ＷＴ－Ｔａ１ｂ又はＴＶＰ－Ｒ９Ｑをコードするように動作可能なヌクレオチド配列を含むＤＮＡ構築物をコドン最適化し、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓ α接合因子プレ／プロ配列（αＭＦ）との融合体として合成し、ｐＫｌａｃ１（ＮＥＷ ＥＮＧＬＡＮＤ ＢＩＯＬＡＢＳ（登録商標））のＮｏｔＩ及びＨｉｎｄＩＩＩ制限部位にライゲーションした。ベクターをＳａｃＩＩで消化し、線状化し、細菌Ｏｒｉ及び選択マーカーを除去し、次いで、Ｋｌｕｙｖｅｒｏｍｙｃｅｓ ｌａｃｔｉｓのエレクトロコンピテント細胞にエレクトロポレーションした。唯一の窒素源としてアセトアミドを含む選択プレート上で、複数の遺伝子コピー形質転換体を選択した。ＷＴ－Ｔａ１ｂ又はＴＶＰ－Ｒ９Ｑを発現するクローンをＣｈｒｏｍｏｌｉｔｈ Ｃ１８カラム（４．６×１００ｍｍ）上でＨＰＬＣによって評価し、２ｍＬ／分の流速及び８分間にわたる１５－３３％のアセトニトリルの勾配で溶出した。

実施例５：ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＴＶＰ－Ｒ９Ｑの安定性アッセイ
ＴＶＰ－Ｒ９Ｑは、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸プロテアーゼに耐性がある。簡潔に、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ及びＷＴ－Ｔａ１ｂの分解を以下のように行った：５齢初期のＨｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ幼虫を解剖して、インタクトの消化管を他の組織及び血リンパから取り出した。Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ腸抽出物（ＨＧＥ）を得るために、腸管内容物がチューブに採取され得るように、腸上皮に小さな切開を行った。複数の解剖をプールし、すぐに使用できるように氷上に保管したか、又は将来使用するために－８０℃で保管した。

野生型Ｔａ１ｂ（配列番号１）を鋳型として使用し、９位のアミノ酸置換（すなわち、Ｒ９；配列番号１）で変異させて、野生型アミノ酸配列（配列番号１）の９位のアルギニン（すなわち、Ｒ９）のアミノ酸Ｑ（ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ）による置換を生成した。ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＴＶＰ－Ｒ９Ｑを、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ腸抽出物（ＨＧＥ）と対峙させ、Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ腸内環境での消化をシミュレートした。ここで、ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＴＶＰ－Ｒ９Ｑを、２０μＬのＨＧＥ、２０５μＬの３０ｍＭのＴｒｉｓ－ＨＣｌ（ｐＨ８．８）（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ腸内環境のｐＨをアルカリ性に維持する）、及び２５μＬの１５．７ｍｇ／ｍＬのＷＴ－Ｔａ１ｂ又はＴＶＰ－Ｒ９Ｑとインキュベートした。

消化したＴａ１ｂ又はＴＶＰの試料を、０、２０、４０、６０、１８０、及び１２６０分の時点で回収した。消化プロセスをクエンチするために、８２μＬのＴｒｉｓ－ＨＣｌ（ｐＨ８．８）及び３μＬの２５％のＨＣｌを試料に添加し、消化されたＴＶＰの試料を、逆相ＨＰＬＣを使用して直ちに分析して、ＴＶＰピーク面積を定量した。図４～５に示されるように、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑは、ＷＴ－Ｔａ１ｂと比較して、ＨＧＥ中で安定である。

実施例６：Ｔａ１ｂ、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ、及びＢｔｋ毒素の葉アッセイ
Ｂｔｋ毒素と、ＷＴ－Ｔａ１ｂ又はＴＶＰ－Ｒ９Ｑとの組み合わせの効果を試験するために、ロメインレタスを直径３０ｍｍのディスクに切断し、次いで、１４０ｐｐｍの漂白剤溶液を使用して滅菌した。次いで、ディスクを３回すすいだ。次いで、ロメインレタスのディスクを発泡スチロール板に固定し、所与の処理液を噴霧した。ディスクを裏返し、再度噴霧し、乾燥させ、アリーナに配置した。

アリーナは、５ｍＬの１％の寒天を含むる３２ウェル飼育トレイであった。１枚のロメインレタスのディスクを各ウェルに配置し、１枚の葉ディスクにつき１匹の２齢ビートアーミーワームを置いた。その後、トレイを２８℃のインキュベーターに配置した。各処理を、４つの実験的複製物（Ｎ＝４８）を用いて、１２枚のディスクで試験した。

処理
処理は、以下の成分からなる噴霧溶液組成物であった：

（１）ストック濃度１４．５１ｍｇ／ｍＬのＷＴ－Ｔａ１ｂを、０、１、３、及び９ｍｇ／ｍＬの用量に希釈し、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ界面活性剤と組み合わせて、０．０％ ｗ／ｖ、０．１％ ｗ／ｖ、０．３％ ｗ／ｖ、又は０．９％ ｗ／ｖのいずれかのＷＴ－Ｔａ１ｂ、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ、及び残りが水の最終製剤にした。

（２）ストック濃度２５．４６ｍｇ／ｍＬのＴＶＰ－Ｒ９Ｑを、０、１、３、及び９ｍｇ／ｍＬの用量に希釈し、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ界面活性剤と組み合わせて、組成物の総体積の０．０％ ｗ／ｖ、０．１％ ｗ／ｖ、０．３％ ｗ／ｖ、又は０．９％ ｗ／ｖのいずれかのＴＶＰ－Ｒ９Ｑ、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ界面活性剤、及び残りが水の最終製剤にした。

（３）０．２５％のＬｏａｄＵｐ界面活性剤（対照）。本明細書及び上記及び下記の全ての列挙された処理において使用される「ＬｏａｄＵｐ」は、５６．１０％のアルキルフェノールエトキシレート、プロピレングリコール、アルキルアミンエトキシレート、及び硫酸と、４３．９％の噴霧アジュバントとして他の無効成分と、からなる界面活性剤である。ＬｏａｄＵｐは、Ｊ．Ｒ．Ｓｉｍｐｌｏｔ Ｃｏｍｐａｎｙ（Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ ７００１３，Ｂｏｉｓｅ，ＩＤ ８３７０７，ＵＳＡ）から入手可能である。

（４）Ｂｔｋ毒素（１５ｐｐｍ Ｂｔｋ毒素、又は１５μＬ／ｍＬ、又は０．０１５ｍＬ／ｍＬ）。この処理において、製剤は、組成物の総体積の０．００１５％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素と残りの水からなる。

Ｂｔｋ毒素を評価するために、市販製品Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）を使用した。Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）は、１４．４９％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）株ＥＶＢ－１１３－１９の発酵固形物、胞子、及び殺虫毒素（製品１ｍｇ当たり１７，５００キャベッジルーパー単位（ＣＬＵ）（製品１ガロン当たり７６０億ＣＬＵに相当）の効力を有する）と、８５．５１％の他の／不活性成分と、からなる。Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）は、ＡＥＦ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｎｃ．（９２５ ｄｅｓ ｃａｌｆａｔｓ，ＵＳ－ＱＣ，Ｌｅｖｉｓ，Ｇ６Ｙ９Ｅ８，Ｃａｎａｄａから入手可能である。ウェブサイト：ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ａｅｆｇｌｏｂａｌ．ｃｏｍ／ｅｎ／；ＣＡＳ番号：６８０３８－７１－１；ロット番号：２３Ｊ１９Ｍ．）。

これらの実験で使用するＬｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）の量（すなわち、１５ｐｐｍ）を選択するために、Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）の亜致死量（すなわち、集団の約２０％を死滅させる用量、又は約ＬＤ_２０）を複数の種について確立した。この最初の試験により、以下の種についてのＬｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）の亜致死量（約ＬＤ_２０）が明らかになった：キャベッジルーパー＝２．５ｐｐｍ、フォールアーミーワーム＝３８３ｐｐｍ、ビートアーミーワーム＝８７ｐｐｍ、及びコーンイアワーム＝１５ｐｐｍ。

Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）の亜致死量を確立するための最初の作業を行って、Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）とＴａ１ｂ又はＴＶＰ－Ｒ９Ｑの組み合わせた効果の観察を可能にし、その後、それらの組み合わせにおいて相加効果よりも大きな効果が示されるかどうかの決定を可能にした。

（５）ＷＴ－Ｔａ１ｂ＋Ｂｔｋ毒素。ここでは、ＷＴ－Ｔａ１ｂ及びＢｔｋ毒素を組み合わせた。ＷＴ－Ｔａ１ｂ（１４．５１ｍｇ／ｍＬ）のストック濃度を、０、１、３、及び９ｍｇ／ｍＬの用量に希釈し、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ界面活性剤、及び１５ｐｐｍのＢｔｋ毒素（Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）；上記参照）と組み合わせた。これにより、組成物の総体積の０．０％ ｗ／ｖ、０．１％ ｗ／ｖ、０．３％ ｗ／ｖ、又は０．９％ ｗ／ｖのいずれかのＷＴ－Ｔａ１ｂ、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ、０．００１５％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りが水の最終組成物が得られた。

（６）ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ＋Ｂｔｋ毒素。ここでは、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ及びＢｔｋ毒素を組み合わせた。ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ（２５．４６ｍｇ／ｍＬ）のストック濃度を、０、１、３、及び９ｍｇ／ｍＬの用量に希釈し、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ界面活性剤、及び１５ｐｐｍのＢｔｋ毒素（Ｌｅｐｒｏｔｅｃ（登録商標）；上記参照）と組み合わせた。これにより、組成物の総体積の０．０％ ｗ／ｖ、０．１％ ｗ／ｖ、０．３％ ｗ／ｖ、又は０．９％ ｗ／ｖのいずれかのＷＴ－Ｔａ１ｂ、０．２５％ ｖ／ｖのＬｏａｄＵｐ、０．００１５％ ｖ／ｖのＢｔｋ毒素、残りが水の最終組成物が得られた。

次いで、前述の処理をリーフディスクに噴霧した。

図６～９に、葉バイオアッセイの結果を示す。ここで、ＴＶＰ－Ｒ９ＱとＢｔｋ毒素を組み合わせた場合、落葉が減少し、死亡率が増加し、これらの落葉及び死亡率への影響は、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ単独、Ｔａ１ｂ単独、又はＴａ１ｂとＢｔｋ毒素の組み合わせよりも良好であった。

図９に示されるように、コーンイアワーム孵化幼虫では、亜致死量のＬｅｐｒｏｔｅｃと組み合わせたＴＶＰ－Ｒ９ＱのＬＤ_５０は、２ｐｐｔであった（標準誤差＝０．９）。図９．したがって、ＴＶＰ－Ｒ９Ｑ変異は、摂取した場合、ＷＴ－Ｔａ１ｂと比較して、殺虫活性の大幅な増加を引き起こす。

実施例７：飼料混入アッセイ（Ｄｉｅｔ ｉｎｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ａｓｓａｙ）：Ｂｔｔ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ（ダークリングビートル）に対する飼料混入アッセイにおいて、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせを、それらの殺虫活性について評価した。簡潔に、以下のいずれかの処理：（１）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、（２）Ｂｔｔ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びＢｔｔ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）未処理対照（水）。

ダークリングビートル（ゴミムシダマシ）、Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ（Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ目：Ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｄａｅ科）は、幼虫の段階ではレッサーミールワームとも呼ばれ、養鶏場では深刻な害虫である。この甲虫の幼虫は、床の鶏の餌、肥料、死骸などを食べる。また、幼虫は、ニワトリに食べられると媒介性疾患（ｖｅｃｔｏｒ ｄｉｓｅａｓｅ）になる。そして、幼虫は、発泡スチロールの断熱材に穴を開け、建物の熱効率を低下させる。

Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ毒素（Ｂｔｔ毒素）とＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせの食餌摂取の効果を、Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ種であるダークリングビートル（Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ）に対して試験した。以下の処理のうちの１つを昆虫の餌に組み込んだ後に、ダークリングビートルの死亡率を評価した：（１）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、（２）Ｂｔｔ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びＢｔｔ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）未処理対照（水）。処理について、以下に記載する。

処理
処理は、以下の成分からなる組成物であった：

（１）Ｂｔｔ毒素。Ｂｔｔ毒素を評価するために、ＶＡＬＥＮＴ（登録商標）Ｕ．Ｓ．Ａ．ＬＬＣ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ ＰｒｏｄｕｃｔｓからのＮＯＶＯＤＯＲ（登録商標）ＦＣを使用した。ＮＯＶＯＤＯＲ（登録商標）ＦＣ（又は流動性濃縮物）は、１０％のＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６の発酵固形物及び可溶物（製品１グラム当たり１５，０００Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ単位（ＬＴＵ）（製品１クォート当たり１６３０万ＬＴＵに相当）の効力を有する）と、９０％の他の／不活性成分と、からなる。Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６の発酵固形分及び可溶性物からなるＮＯＶＯＤＯＲ（登録商標）ＦＣは、ＶＡＬＥＮＴ（登録商標）Ｕ．Ｓ．Ａ．ＬＬＣ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ（１３３３ Ｎ Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ Ｂｌｖｄ，Ｓｕｉｔｅ ６００，ＵＳ－ＣＡ，Ｗａｌｎｕｔ Ｃｒｅｅｋ，９４５９６－８０２５，Ｕ．Ｓ．Ａ．、ウェブサイト：ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｖａｌｅｎｔ．ｃｏｍ／；製品コード番号：９６０１７；リスト番号：６０２２０；ロット番号：２３５－２２２－３Ｌ－００）から市販されている。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１ｍｇ／ｍＬ）。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（「Ｓｐｅａｒ」とも称される）を、液体製剤中ではあるが、実施例１に記載の方法に従って得た。

（３）Ｂｔｔ毒素＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ．Ｂｔｉ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記のように調製し、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成は、以下の通りであった：

低用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ：組成物の総体積の０．１％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．００４０％ ｖ／ｖのＢｔｔ毒素、残りはサザンコーンルートワーム人工飼料である（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ＃Ｆ９８００Ｂ）。

中間用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ：組成物の総体積の０．３％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．００４０％ ｖ／ｖのＢｔｔ毒素、残りはサザンコーンルートワーム人工飼料である（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ＃Ｆ９８００Ｂ）。

高用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ：組成物の総体積の０．８％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．００４０％ ｖ／ｖのＢｔｔ毒素、残りはサザンコーンルートワーム人工飼料である（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ＃Ｆ９８００Ｂ）。

（４）対照。水

飼料混入アッセイ
これらの組み合わせの効果を試験するために、１２８ウェルのバイオアッセイトレイを含むアリーナを作製し、そこに２匹の（Ｎ＝２）１齢のレッサーミールワーム（すなわち、ウェルごとに２匹のミールワーム）を加えた。次いで、処理のうちの１つと混合したサザンコーンルートワーム（ＳＣＲ）飼料（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ，Ｎｅｗａｒｋ，ＤＥ １９７１３、製品番号Ｆ９８００Ｂ）からなる食餌を、ミールワームに与えた。食餌は、処理のうちの１つと混合した１ｍＬの寒天ベースのＳＣＲ飼料からなる。６５℃で保持された１５ｍＬのＳＣＲ飼料と１０ｍＬの２．５倍処理溶液を組み合わせることによって、ストック食餌混合物を作った。次いで、ウェルを通気性蓋で固定し、トレイを以下の環境条件でインキュベーターに配置した：３２℃、相対湿度５０～７０％、及び遮光。各処理条件についての４つの複製を完了した（Ｎ＝４）。

Ｂｔｔ毒素と組み合わせた場合の殺虫ペプチドの観察を可能にし、続いて、２つの生成物間の相乗効果の観察を可能にするために、Ｂｔｔ毒素の亜致死量（すなわち、集団の約２０％を死滅させる用量、又は約ＬＤ_２０）を決定した。

ここで、Ｂｔｔ毒素の亜致死量は４００ｐｐｍ（０．４ｍｇ／ｍＬ）であり、集団の１８％が死亡した。図１０．これらの実験でＢｔｔ毒素の亜致死量が特定されたら、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ＋Ｂｔｔ毒素の組み合わせについて、ＬＤ_５０量に達するまでＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの用量を増加させた。したがって、最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：（１）低用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ：組成物の総体積の０．１％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．００４０％ ｖ／ｖのＢｔｔ毒素、残りはサザンコーンルートワーム人工飼料（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ＃Ｆ９８００Ｂ）である、（２）中間用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ：組成物の総体積の０．３％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．００４０％ ｖ／ｖのＢｔｔ毒素であり、残りはサザンコーンルートワーム人工飼料（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ＃Ｆ９８００Ｂ）である、及び（３）高用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ：０．８％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び組成物の総体積の残りは０．００４０％ ｖ／ｖのＢｔｔ毒素である（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ＃Ｆ９８００Ｂ）。

図１０に示されるように、１ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを単独で使用すると、２０％の死亡率をもたらしたが、０．４ｍｇ／ｍＬのＢｔｔ毒素と組み合わせた場合、死亡率は５０％に増加した。同様に、３ｍｇ／ｍＬの用量でＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを単独で使用した場合、死亡率は４４％であったが、０．４ｍｇ／ｍＬのＢｔｔ毒素と組み合わせた場合、死亡率は９１％に増加した。最後に、８ｍｇ／ｍＬの用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを単独で使用すると、７４％の死亡率をもたらした。しかし、８．０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａと０．４ｍｇ／ｍＬのＢｔｔ毒素を組み合わせた場合、死亡率は９５％に増加した。この実施例は、Ｂｔｔ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例８：噴霧アッセイ：Ｂｔｔ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
噴霧アッセイを実施して、コロラドポテトビートル（コロラドハムシ）（Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔｅ）の死亡率に対するＢｔｔ毒素とＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを含む噴霧の使用の効果を決定した。

裏返したペトリ皿（２５×１００ｍｍ）に入った濾紙（Ｗｈａｔｍａｎ＃３、直径９０ｍｍ）の上に、約１６匹の１齢コロラドポテトビートルを配置した。次に、ミニ噴霧ボトル（Ｑｏｓｍｅｄｉｘ）を使用して、以下を含む２ｍＬの処理溶液をコロラドポテトビートルに噴霧した：水、１０ｐｐＴ（０．０１ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び２０ｐｐＴ（０．０２ｍｇ／ｍＬ）のＢｔｔ毒素。次いで、ペトリ皿をパラフィルムで密封し、インキュベーター（２８℃、相対湿度５０％、照明あり）に４時間保管した。甲虫に、（１）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独、（２）Ｂｔｔ毒素単独、（３）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びＢｔｔ毒素の両方の組み合わせ、又は（４）未処理対照（水）を噴霧した。処理は、噴霧形態に製剤化されてはいるが、実施例８に記載されているものと同じであった。

噴霧処理後、個々の甲虫を飼育トレイのウェルに移し、そこでホルムアルデヒドを含むコロラドポテトビートル人工飼料（Ｆｒｏｎｔｉｅｒ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ，Ｎｅｗａｒｋ，ＤＥ １９７１３、製品番号Ｆ９３８０Ｂ）を、ウェル当たり１ｍＬ与えた。死亡率は、次の４日間、２４時間ごとに測定した。

図１１に示されるように、２４時間（１日）後、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａのみで処理した甲虫の死亡率は４％であった。Ｂｔｔ毒素のみで処理した甲虫は、２％の死亡率を有していた。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独又はＢｔｔ毒素単独のいずれかの死亡率とは全く対照的に、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａをＢｔｔ毒素と組み合わせた場合、２４時間後、７９％の死亡率をもたらした。この相乗効果のパターンは、その後の時点でも続いた。４８時間（２日）では、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独で処理した甲虫は、９％の死亡率を有した。Ｂｔｔ毒素のみで処理した甲虫は、６％の死亡率を有していた。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｔ毒素を組み合わせることによって、死亡率は４８時間で８１％に増加した。７２時間（３日）では、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独で処理した甲虫は、７％の死亡率を有した。Ｂｔｔ毒素のみで処理した甲虫は、２３％の死亡率を有していた。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｔ毒素を組み合わせることによって、死亡率は７２時間で９４％に増加した。最後に、９６時間（４日）では、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独で処理した甲虫は、１９％の死亡率を有した。Ｂｔｔ毒素のみで処理した甲虫は、６８％の死亡率を有していた。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＢｔｔ毒素を組み合わせることによって、死亡率は９６時間で９１％に増加した。

実施例９：Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの複合体
Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓは、線虫Ｈｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ ｂａｃｔｅｒｉｏｐｈｏｒａによって媒介される非常に毒性の高い昆虫病原体である。この細菌は、毒素複合体として知られる大きなタンパク質複合体を産生し、分泌する。このタンパク質複合体は、「毒素複合体ａ」又は「Ｔｃａ」と称される。Ｔｃａは、以下の４つの異なるタンパク質で構成される：ＴｃａＡ、ＴｃａＢ、ＴｃａＣ、及びＴｃａＺ。ここでは、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせを、それらの殺虫活性について評価した。

処理
（１）Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素（４．７５％ ｖ／ｖ）。毒素複合体ａ（Ｔｃａ）は、Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｔｙｐｅ Ｃｕｌｔｕｒｅ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ（ＡＴＣＣ）（１０８０１ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｂｌｖｄ Ｍａｎａｓｓａｓ，ＶＡ ２０１１０，ＵＳＡ）からＰ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓを調達することによって得た。Ｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｃｅｌｌｓ（製品番号２９９９；株：Ｈｂ［ＤＳＭ３３６８，ＨＢ１，ＮＣＩＢ１２６７０］；寄与者：（Ｔｈｏｍａｓ及びＰｏｉｎａｒ）、Ｂｏｅｍａｒｅ ｅｔ ａｌ．）を、製造業者の推奨に従って培養した。毒素複合体を、細胞をスピンダウンし、３０分子量カットオフ（ｍｗｃｏ）フィルターで培養液を濃縮することによって精製した。ここで使用されるＴｃａ複合体抽出物は、以下の４つの異なるタンパク質からなる：ＴｃａＡ（配列番号６１６）、ＴｃａＢ（配列番号６１７）、ＴｃａＣ（配列番号６１８）、及びＴｃａＺ（配列番号６１９）。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記の処理に記載されるように調製／取得し、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の１％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び４．７５％ ｖ／ｖのＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体抽出物、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）に対して、飼料混入バイオアッセイを行った。バイオアッセイは、１２８ウェルトレイで実施した。各ウェルに、所与の処理（Ｎ＝１６、処理当たりのウェル）を注入した２００μＬの寒天ベースの一般的なＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ飼料を充填した。１匹の孵化幼虫コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）を各ウェルに配置し、その生存を４日間にわたって評価した。前述の処理を次のように適用した：
（ａ）水、
（ｂ）毒素複合体単独（４．７５％ ｖ／ｖ）、
（ｃ）１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）との毒素複合体（４．７５％ ｗ／ｖ）。

図１２に示されるように、４日後、Ｔｃａ単独で処理したコーンイアワーム幼虫の死亡率は、１３％であった。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独で処理したコーンイアワームの死亡率は、１９％であった。Ｔｃａ単独又はＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独のいずれかの死亡率とは全く対照的に、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａをＴｃａ毒素と組み合わせた場合、４日後に４４％の死亡率が得られた。

ここでの結果は、コーンイアワームに対するＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体とＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとの間の相乗効果の証拠を提供する。すなわち、ここでの例は、ＴｃａとＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが予期せぬ相乗効果をもたらし、その組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例１０：スノードロップレクチン（ＧＮＡ）及びＡＣＴＸ
スノードロップレクチン又はＧａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ（ＧＮＡ）は、マンノース結合タンパク質である。ここで、コーンイアワーム（ＣＥＷ）（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）孵化幼虫を、ＧＮＡ及び／又はＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの溶液と対峙させ、餌後の死亡率を評価した。

処理
（１）スノードロップレクチン（ＧＮＡ）。

配列番号３５に示されるアミノ酸配列：「ＭＡＫＡＳＬＬＩＬＡＴＩＦＬＧＶＩＴＰＳＣＬＳＥＮＩＬＹＳＧＥＴＬＰＴＧＧＦＬＳＳＧＳＦＶＦＩＭＱＥＤＣＮＬＶＬＹＮＶＤＫＰＩＷＡＴＮＴＧＧＬＳＳＤＣＳＬＳＭＱＮＤＧＮＬＶＶＦＴＰＳＮＫＰＩＷＡＳＮＴＤＧＱＮＧＮＹＶＣＩＬＱＫＤＲＮＶＶＩＹＧＴＮＲＷＡＴＧＴＹＴＧＡＶＧＩＰＥＳＰＰＳＥＫＹＰＳＡＧＫＩＫＬＶＴＡＫ」を有するＧＮＡは、Ｖｅｃｔｏｒ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓ（３３９０ Ｓｏｕｔｈ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｒｄ，Ｂｕｒｌｉｎｇｔｏｎ，ＯＮ Ｌ７Ｎ ３Ｊ５，Ｃａｎａｄａ，カタログ番号Ｌ－１２４０，ロット番号ＺＤ１０１６）から入手した。本明細書に記載されるようにＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを得た。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）ＧＮＡ＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。ＧＮＡ及びＵ＋２を調製し、上記の処理に記載されるように取得し、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の０．５％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．２５％ ｗ／ｖのＧＮＡ、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
飼料混入アッセイを以下のように行った。第１の液滴バイオアッセイアリーナを、寒天の上にパラフィルムを含む３２ウェルアッセイトレイを作製することによって構築した。次に、３μＬの液滴（３回）を、５匹のＣＥＷ孵化幼虫とともにパラフィルム上に配置した。液滴を毎日補充した。これを処理当たり４回複製した。

前述の処理を次のように適用した：
（ａ）２．５ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０．２５％ ｗ／ｖ）、５ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５％ ｗ／ｖ）、
（ｂ）０ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０％ ｗ／ｖ）、５ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）２．５ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０．２５％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）０ｍｇ／ｍＬのＧＮＡ（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）。

幼虫の死亡率を３日間毎日評価した。図１３に、バイオアッセイの３日目の死亡率を提示する。

図１３に示されるように、対照のベースライン死亡率は、２０％であった。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独では、５ｍｇ／ｍＬの用量で４５％の死亡率をもたらした。ＧＮＡ単独の死亡率は、１５％であった。ベースラインの死亡率を差し引くと、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独の死亡率は約２５％に変化するが、ＧＮＡの死亡率はほぼゼロになる。しかし、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（５ｍｇ／ｍＬ）とＧＮＡ（２．５ｍｇ／ｍＬ）との組み合わせは、相乗効果を有し、７５％の死亡率をもたらした。ベースラインの死亡率を考慮して正規化すると、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（５ｍｇ／ｍＬ）とＧＮＡ（２．５ｍｇ／ｍＬ）との組み合わせの死亡率は、約５５％となり、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独の量の約２倍となる。

実施例１１：キチナーゼとＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
キチナーゼを評価するために、フォールアーミーワーム（ツマジロクサヨトウ）（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ）を、一定用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及び／又はキチナーゼと対峙させて、それらの効果を単独で及び組み合わせて試験した。

処理
（１）キチナーゼ。キチナーゼを評価するために、Ｔｒｉｃｈｏｄｅｒｍａ ｖｉｒｉｄｅ由来のキチナーゼを使用した。配列番号６２０に示されるアミノ酸配列を有するキチナーゼを、Ｓｉｇｍａ Ａｌｄｒｉｃｈ（３０５０ Ｓｐｒｕｃｅ Ｓｔｒｅｅｔ，Ｓｔ Ｌｏｕｉｓ，ＭＯ ６３１０３ Ｕ．Ｓ．Ａ）（製品番号Ｃ８２４１－２５ＵＮ；ロット番号１２８Ｍ４０１５Ｖ）から入手した。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）キチナーゼ＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。キチナーゼ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを調製し、上記の処理に記載されるように調製／取得し、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の０．５％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、０．０１％ ｗ／ｖのキチナーゼ、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
以下の成分濃度を含む３つの液滴（各３μＬ）を、３２ウェルトレイのトレイの中の５匹の孵化幼虫フォールアーミーワーム（ツマジロクサヨトウ）（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ）に与えた。
（ａ）０μＬ／Ｌのキチナーゼ（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）、
（ｂ）１００μＬ／Ｌのキチナーゼ（０．０１％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）０μＬ／Ｌのキチナーゼ（０％ ｗ／ｖ）、５ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）１００μＬ／Ｌのキチナーゼ（０．０１％ ｗ／ｖ）、５ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５％ ｗ／ｖ）、スクロース（１０％ ｗ／ｖ）。

次いで、死亡率を３日後に評価した。

図１４に示されるように、未処理対照の死亡率は、３５％であった。これは、脆弱な孵化幼虫の使用、並びに／又は昆虫を使用した飼料混入研究で一般的な典型的なストレス及び／若しくは食物若しくは栄養枯渇の結果である可能性がある。ここで、キチナーゼ単独では、対照処理と比較して効果がなかった（すなわち、死亡率が３５％）。したがって、キチナーゼ単独の効果は、対照を超える死亡率の増加を引き起こしたとは言えなかった。他方では、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａは昆虫に対して７５％の死亡率を示した。また、キチナーゼ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた処理では、死亡率に対する、相加効果よりも大きい効果（すなわち、８５％）が観察された。

したがって、ここでの実施例は、キチナーゼ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例１２：昆虫成長制御剤（アザジラクチン）及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
昆虫の成長制御剤剤（ＩＧＲ）は、幼虫が次の齢へと脱皮する能力を妨げることによって作用する。ＩＧＲの作用メカニズム（ＭｏＡ）は、キチンシンターゼの干渉及び／又は阻害である。

前述の仮説を試験するために、コーンイアワーム（ＣＥＷ）（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）孵化幼虫を、アザジラクチン、並びにアザジラクチン及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせと対峙させた。アザジラクチンは、ニーム油抽出物由来の製剤化殺虫剤で、殺虫活性を有する。アザジラクチンは、以下の化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６、及び図１５に示される化学構造を有する。

処理
（１）アザジラクチン。ここで、アザジラクチンは、有効成分であるアザジラクチンを含む市販製品ＮＥＥＭＩＸ（登録商標）４．５から入手した。ＮＥＥＭＩＸ（登録商標）４．５（商品コード：１６８６００；ロット番号：７２３７１９０９；ＣＡＳ番号：１１１４１－１７－６）は、Ｃｅｒｔｉｓ ＵＳＡＬ．Ｌ．Ｃ．（９１４５ Ｇｕｉｌｆｏｒｄ Ｒｏａｄ Ｓｕｉｔｅ １７５ Ｃｏｌｕｍｂｉａ，ＭＤ ２１０４６）から入手した。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）アザジラクチン＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。アザジラクチン及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記の処理に記載されるように調製／取得し、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の１％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．００８％ ｗ／ｖのアザジラクチン、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
前述の処理を次のように適用した：
（ａ）０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０％ ｖ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、
（ｂ）８０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０．００８％ ｖ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０％ ｖ／ｖ）、１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）、及び
（ｃ）８０μＬ／Ｌのアザジラクチン（０．００８％ ｖ／ｖ）、１０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（１％ ｗ／ｖ）。

バイオアッセイのアリーナは、１２８ウェルのトレイからなった。各ウェルに、上記の処理を注入した２００μＬの寒天ベースの一般的なＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ飼料を充填し、処理ごとに１６ウェルを評価した（Ｎ＝１６）。１匹の孵化幼虫コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）を各ウェルに配置し、４日後にその生存を評価した。

図１６に示されるように、アザジラクチンを単独で使用すると、３７．５％の死亡率をもたらした。Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独では、１８．７５％の死亡率をもたらした。しかし、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びアザジラクチンの組み合わせは、８１．２５％の死亡率をもたらした。したがって、アザジラクチン単独とは対照的に、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及びアザジラクチンの全ての処理で、コーンイアワームのより高い死亡率が観察された。

したがって、ここでの実施例は、アザジラクチン及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例１３：その他の非特異的阻害剤（ホウ酸）及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
その他の非特異的（多部位）阻害剤としては、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、及びメタホウ酸ナトリウムなどが挙げられる。その他の非特異的阻害剤の効果を評価するために、ホウ酸及び／又はＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、レッサーミールワーム（ガイマイゴミムシダマシ）（Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ）孵化幼虫で評価した。

処理
（１）ホウ酸。ホウ酸（化学式：Ｈ_３ＢＯ_３）を、販売業者ＶＷＲ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ，Ｉｎｃ．（Ｇｏｓｈｅｎ Ｐａｒｋｗａｙ １３１０，Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ ２６５６ Ｗｅｓｔ Ｃｈｅｓｔｅｒ，ＰＡ １９３８０－０９０６ ｗｗｗ．ｖｗｒ．ｃｏｍ）（Ｃｏｄｅ：３１５１８１０００；ＣＡＳ１００４３－３５－３；ＥＣ：２３３－１３９－２；ロット：Ａ０２５４７２６）から入手した。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）ホウ酸＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。ホウ酸及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記のように得て、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の０．１％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．２５％ ｗ／ｖのホウ酸、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
以下のように処理溶液及び濃度を適用した。
（ａ）０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０％ ｗ／ｖ）（対照）、
（ｂ）０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、２．５ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０．２５％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）１ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．１％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）１ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．１％ ｗ／ｖ）、２．５ｍｇ／ｍＬのホウ酸（０．２５％ ｗ／ｖ）。

バイオアッセイのアリーナは、１２８ウェルトレイで実施した。上記処理のうちの１つを注入した１ｍＬの寒天ベースのコーンルートワーム飼料を、各ウェルに充填した。処理当たり１６ウェルを充填した（Ｎ＝１６）。次いで、１匹の孵化幼虫レッサーミールワーム（Ａｌｐｈｉｔｏｂｉｕｓ ｄｉａｐｅｒｉｎｕｓ）を各ウェルに配置し、その生存を４日間にわたって評価した。

図１７に示されるように、ホウ酸単独は、１０．３％の死亡率をもたらし、一方、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独は、２０％の死亡率をもたらした。しかしながら、ホウ酸単独又はＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ単独の死亡率とは全く対照的に、ホウ酸とＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせは、６８．７５％の死亡率をもたらした。

したがって、ここでの実施例は、ホウ酸及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例１４：昆虫病原性真菌及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ（白きょう病菌）は、幅広い昆虫に感染する昆虫病原性真菌である。Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａの殺虫活性は、おそらくそれが分泌する化合物に由来し、次いで、それが昆虫のクチクラを分解する。Ｂ．ｂａｓｓｉａｎａによって分泌される殺虫剤化合物のうちの１つに、ビューベリシンがある。殺虫作用があるとされるビューベリシンには、以下の３種類がある：（１）ビューベリシン（Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９）、（２）ビューベリシンＡ（Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９）、及び（３）ビューベリシンＢ（Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９）。

いかなる特定の理論にも拘束されるものではないが、摂取された場合、Ｂ．ｂａｓｓｉａｎａによって産生される化合物は、本発明の及び本明細書に記載のＣＲＩＰと組み合わせて、ＣＲＩＰ、ビューベリシン、及び／又はそれらの組み合わせのバイオアベイラビリティ及び／又は殺虫効果の増加をもたらすことができると仮定される。前述の仮説を評価するために、コドリングモス（コドリンガ）（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）を、一定用量のＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ及び／又はビューベリシンと対峙させて、それらの効果を単独で及び組み合わせで試験した。

処理
（１）Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素。Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ、並びにその毒素、胞子、及び／又はタンパク質を試験するために、ＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰを使用した。ＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰは、２０％のＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３の胞子と、８０％の他の／不活性成分と、を含む配合製品である。ＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰ（ロット番号：１９２０６－ＬＤＢＣ－７１９－０３，ＣＡＳ：６３４２８－８２－０）は、Ａｎａｔｉｓ Ｂｉｏｐｒｏｔｅｃｔｉｏｎ Ｉｎｃ．（２７８，ｒａｎｇ Ｓａｉｎｔ－Ａｎｄｒｅ Ｓｔ－Ｊａｃｑｕｅｓ－ｌｅ－Ｍｉｎｅｕｒ，Ｑｕｅｂｅｃ Ｊ０Ｊ １Ｚ０，Ｃａｎａｄａ）から市販されている。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記のように得て、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の０．２％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．１２％ ｗ／ｖのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
前述の処理を次のように適用した：
（ａ）０ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、
（ｂ）１．２ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素（０．１２％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）０ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）１．２ｍｇ／ｍＬのＢｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素（０．１２％ ｗ／ｖ）、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）。

バイオアッセイのアリーナは、１２８ウェルトレイで実施した。上記の処理のうちの１つを注入した２００μＬの寒天ベースの一般的なＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ飼料を各ウェルに充填した。処理当たり１６ウェルを充填した（Ｎ＝１６、処理当たりのウェル）。次いで、１匹の孵化幼虫コドリングモス（コドリンガ）（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）を各ウェルに配置し、生存を７日間にわたって評価した。

図１８に示されるように、０ｍｇ／ｍＬのＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰと０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（対照）による処理は、１８．７５％の死亡率をもたらした。１．２ｍｇ／ｍＬのＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰと０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａからなる処理は、死亡をもたらさなかった。０ｍｇ／ｍＬのＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰと２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａによる処理は、対照と同じ死亡率（１８．７５％）であった。驚くべきことに、１．２ｍｇ／ｍＬのＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰと２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた処理は、５０％の死亡率をもたらした。

したがって、ここでの実施例は、ＢＩＯＣＥＲＥＳ（登録商標）ＷＰ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例１５：バキュロウイルス及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ
Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅは、節足動物に特有のウイルスの科である。Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅ内には、２６種を含むベータバキュロウイルスとして知られる属があり、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスが含まれる。Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ＣｐＧＶ）は、とりわけ、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ（コドリングモス（コドリンガ）として一般に知られている）のウイルスである。Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスが感染するには、コドリングモスの幼虫が、ウイルス閉塞体（ＯＢ）を摂取する必要がある。閉塞体は、感染性核酸粒子を取り囲み、保護するタンパク質格子又はマトリックスである。

（１）Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ＣｐＧＶ）。Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルスを試験するために、ＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰを使用した。ＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰは、Ａｎｄｅｒｍａｔｔ Ｂｉｏｃｏｎｔｒｏｌ ＡＧ（Ｓｔａｈｌｅｒｍａｔｔｅｎ ６，ＣＨ－６１４６ Ｇｒｏｓｓｄｉｅｔｗｉｌ，Ｓｗｉｔｚｅｒｌａｎｄ；ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ａｎｄｅｒｍａｔｔｂｉｏｃｏｎｔｒｏｌ．ｃｏｍ／ｉｎｄｅｘ．ｈｔｍｌ）によって製造され、Ｃｅｒｔｉｓ ＵＳＡ ＬＬＣ（９１４５ Ｇｕｉｌｆｏｒｄ Ｒｏａｄ，Ｓｕｉｔｅ １７５ Ｃｏｌｕｍｂｉａ，ＭＤ ２１０４６）（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｃｅｒｔｉｓｕｓａ．ｃｏｍ／）によって米国内で流通している。ＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰ（ＥＰＡ Ｒｅｇ．Ｎｏ．６９５５３－１；ＥＰＡ Ｅｓｔ．Ｎｏ．７００５１－ＣＡ－００１；ロット番号３１２４０７９９）は、以下の成分：０．０６％のＣｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２と、９９．９４％の他の／不活性成分と、からなる。

（２）Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ Ｃａｍｐｕｓ Ｄｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から入手した。

（３）ＣｐＧＶ＋Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ。ＣｐＧＶ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、上記のように得て、組み合わせた。最終的な組み合わせ組成物は、以下の通りであった：組成物の総体積の０．２％ ｗ／ｖのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及び０．０．００５８５％ ｗ／ｖのＣｐＧＶ、残りは水。

（４）対照。水。

飼料混入アッセイ
前述の処理を次のように適用した：
（ａ）０μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）（対照）、
（ｂ）５８．５μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０．００５８５％ ｗ／ｖ）、０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）０μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０％ ｗ／ｖ）、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）５８．５μＬ／ＬのＣｐＧＶ（０．００５８５％ ｗ／ｖ）、２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．２％ ｗ／ｖ）。

バイオアッセイのアリーナは、１２８ウェルトレイで実施した。各ウェルに、上記の処理を注入した２００μＬの寒天ベースの一般的なＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ飼料を充填した。次いで、処理当たり１６ウェルを充填した（Ｎ＝１６、処理当たり）。次いで、１匹の孵化幼虫コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）を各ウェルに配置し、それらの生存を２日間にわたって評価した。

図１９に示されるように、０μＬ／ＬのＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰと０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（対照）、及び５８．５μＬ／ＬのＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰと０ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの両方の処理は、死亡率ゼロをもたらした。２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを単独で使用すると、９％の死亡率をもたらした。また、５８．５μＬ／ＬのＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰと２ｍｇ／ｍＬのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせは、３８．５％の死亡率をもたらした。

したがって、ここでの実施例は、ＭＡＤＥＸ（登録商標）ＨＰ及びＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの組み合わせが、予想外の相乗効果をもたらし、この組み合わせが、予想される相加効果よりも大きな効果をもたらすことを実証する。

実施例１６：予期しない効果
前述の実施例（すなわち、実施例１～１５）では、ＩＡ単独又はＣＲＩＰ単独のいずれか１つの相加効果よりも大きい予期しない効果を実証することが示された。実際に、以下に示す試験の結果は、（相加効果よりも大きい効果を示さなかった）実施例１～１５の加相加効果よりも大きい予期せぬ効果を証明している。ここでは、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、及びＮｏｖａｌｕｒｏｎ、ナノ粒子、及び凍結石の組み合わせは、相加効果よりも大きな効果をもたらさなかった。

昆虫成長制御剤（ＩＧＲ）：Ｎｏｖａｌｕｒｏｎ（ノバルロン）
昆虫の成長制御剤剤（ＩＧＲ）は、幼虫が次の齢へと脱皮する能力を妨げることによって作用する。一般に、ＩＧＲの作用メカニズムは、キチンシンターゼの干渉及び／又は阻害であり、昆虫の腸内の殺虫ペプチドの生物学的利用能を可能にすることができる。Ｎｏｖａｌｕｒｏｎ、すなわち（±）－１－［３－クロロ－４－（１，１，２－トリフルオロ－２－トリフルオロ－メトキシエトキシ）フェニル］－３－（２，６－ジフルオロベンゾイル）尿素（カタログ番号１１６７１４－４６－６）は、ＩＧＲである。ここでは、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとＮｏｖａｌｕｒｏｎの組み合わせを試験して、その殺虫効果を決定した。

Ｎｏｖａｌｕｒｏｎは、１０％のＮｏｖａｌｕｒｏｎと９０％の他の成分とからなるＰｅｄｅｓｔａｌ（登録商標）の形態で入手した（ＯＨＰ，Ｉｎｃ．Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ ７４６ Ｂｌｕｆｆｔｏｎ，Ｓｏｕｔｈ Ｃａｒｏｌｉｎａ，２９９１０ ＵＳＡ）。ここで、「ＧＳＱＹＣＶＰＶＤＱＰＣＳＬＮＴＱＰＣＣＤＤＡＴＣＴＱＥＲＮＥＮＧＨＴＶＹＹＣＲＡ」（配列番号６１）のアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを、ＳＰＥＡＲ（登録商標）－Ｔ液体濃縮物（ロット番号１４１４３０１９ Ｖｅｓｔａｒｏｎ（登録商標）、４７１７ ＣａｍｐｕｓＤｒｉｖｅ、Ｋａｌａｍａｚｏｏ、ＭＩ ４９００８ ＵＳＡ）から得た。Ｐｅｄｅｓｔａｌは、製剤化された殺虫剤であり、ＣＨＳ１に影響を与えるキチン生合成の阻害剤である。Ｎｏｖａｌｕｒｏｎは、ＩＲＡＣの１５グループの一部である。

ここで、以下の濃度のＮｏｖａｌｕｒｏｎを評価する処理を試験した（Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａの有無にかかわらず）：
（ａ）８０μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０．００８％ ｗ／ｖ）、
（ｂ）８μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０．０００８％ ｗ／ｖ）、
（ｃ）０．８μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０．００００８％ ｗ／ｖ）、及び
（ｄ）０μＬ／ＬのＮｏｖａｌｕｒｏｎ（０％ ｗ／ｖ）。

バイオアッセイのアリーナは、以下の通りであった：１２８ウェルトレイを配置し、各ウェルに、上記の処理を注入した２００μＬの寒天ベースの一般的なＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ飼料を充填した。ここでは、処理当たり１６ウェルを充填した。１匹の孵化幼虫コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）を各ウェルに配置し、その生存を４日間にわたって評価した。

図２０は、３日後の死亡率の結果を示すグラフを図示する。ここに示されるように、コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）飼料混入アッセイにおいて、ＮｏｖａｌｕｒｏｎとＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた場合、相加効果よりも大きい効果を示す証拠はなかった。

ナノ粒子
ナノ粒子は、密着結合の弛緩を誘導し、マウスにおけるインスリンの経口送達を可能にする。インテグリンがナノ粒子に結合されている場合、それらは、ＭＬＣＫ酵素を活性化するシグナル伝達経路を刺激することができる。ここで、５ｐｐｔのＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ（０．５ｍｇ／ｍＬ）（０．５％ ｗ／ｖ）の有無で、ナノ粒子溶液を評価した。ここで、ナノ粒子は、ＮａｎｏＸａｃｔシリカナノスフィア（ｎａｎｏＣｏｍｐｓｉｘ，４８７８ Ｒｏｎｓｏｎ Ｃｔ Ｓｔｅ Ｊ，Ｓａｎ Ｄｉｅｇｏ，ＣＡ ９２１１１）の形態で入手した。

ナノ粒子の濃度は、以下の通りであった：
（ａ）５０ｎｍアミノ化シリカ（２７００ｐｐｍ）、
（ｂ）５０シリカ（２５７５ｐｐｍ）、
（ｃ）２０ｎｍシリカ（１１７７ｐｐｍ）、及び
（ｄ）１０ｎｍシリカ（１２５００ｐｐｍ）。

液滴バイオアッセイのアリーナは、１２８ウェルトレイで実施し、これには、寒天、ワックスペーパー、３μＬのナノ粒子溶液、及び１匹の孵化幼虫Ｈ．ｚｅａ（コーンイアワーム）が含まれた。ここで、１６ウェル（幼虫）を処理ごとに評価し、比例死亡率（ｐｒｏｐｏｒｔｉｏｎａｌ ｍｏｒｔａｌｉｔｙ）について３日間、毎日評価した。

「比例死亡率（ｐｒｏｐｏｒｔｉｏｎ ｍｏｒｔａｌｉｔｙ）」又は「比例死亡率（ｐｒｏｐｏｒｔｉｏｎａｌ ｍｏｒｔａｌｉｔｙ）」は、実験の過程で死んだ個々の昆虫の割合を指す。比例死亡率は、以下のように式（ＩＶ）に従って計算することができる。

図２１に、３日後の死亡率の結果を示す。示されるように、ナノ粒子とＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａを組み合わせた場合、相加効果よりも大きい効果の証拠はない。

消化中毒剤
消化中毒剤であるクライオライトを、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａと組み合わせて評価した。クライオライト（Ｎａ_３ＡｌＦ_６、ヘキサフルオロアルミン酸ナトリウム）は、ＩＲＡＣ群８Ｃ：「その他の非特異的（多部位）阻害剤」である。クライオライトは、昆虫の内臓で溶解し、フッ化物イオンによる毒性を引き起こす可能性があるが、脊椎動物（哺乳類を含む）などの非標的に対する毒性は低い。

１０ｐｐｔのＳｐｅａｒ（全組成物の１ｍｇ／ｍＬ又は１％ ｗ／ｖ）の有無で、クライオライトの処理濃度（以下の通り）を評価した：
（ａ）１００００ｐｐｍ、
（ｂ）２０００ｐｐｍ、
（ｃ）４００ｐｐｍ、及び
（ｄ）０ｐｐｍ。

クライオライトは、Ｐｒｏｋｉｌ（登録商標）の形態で、すなわち、９６％のクライオライト（ナトリウムアルミノフッ化物）と、４％の他の成分（Ｇｏｗａｎ（登録商標），３７０ Ｓｏｕｔｈ Ｍａｉｎ Ｓｔｒｅｅｔ，Ｙｕｍａ，Ａｒｉｚｏｎａ ８５３６４ ＵＳＡ）と、からなるクライオライトの市販の形態で入手した。

バイオアッセイのアリーナは、以下の通りであった：１２８ウェルトレイを配置し、各ウェルに、上記の処理を注入した２００μＬの寒天ベースの一般的なＬｅｐｉｄｏｐｔｅｒａｎ飼料を充填した。ここでは、処理当たり１６ウェルを充填した。１匹の孵化幼虫コーンイアワーム（Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）を各ウェルに配置し、その生存を４日間にわたって評価した。

図２２に示されるように、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａとクライオライトを組み合わせた場合、加算効果よりも大きい効果の証拠はない。

Claims (106)

1. システインリッチ殺虫ペプチド（ＣＲＩＰ）と、殺虫剤（ＩＡ）と、を含む、組み合わせ。
2. 前記ＩＡが、細菌毒素、真菌毒素、レクチン、Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物、ホウ素化合物、ウイルス、又はそれらの組み合わせである、請求項１に記載の組み合わせ。
3. 前記細菌毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ（Ｂｔ）毒素又はＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素である、請求項２に記載の組み合わせ。
4. 前記Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項３に記載の組み合わせ：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｉｚａｗａｉ／ｐａｃｉｆｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｌｅｓｔｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｍａｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｎｄａｌｏｕｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｒｇｅｎｔｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｓｔｕｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ａｚｏｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂａｌｅａｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｅｒｌｉｎｅｒ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｏｌｉｖｉａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｂｒａｓｉｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｍｅｒｏｕｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃａｎａｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈａｎｐａｉｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｈｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｌｍｅｒｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｃｏｒｅａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｋｏｔａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄａｒｍｓｔａｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｅｎｔｏｍｏｃｉｄｕｓ／ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｉｎｉｔｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｆｕｋｕｏｋａｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｅｃｈｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇａｌｌｅｒｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｒａｃｉｏｓｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｇｕｉｙａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｉｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｈｕａｚｈｏｎｇｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｂｅｒｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｎｄｉａｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ／ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊａｐｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｅｇａｔｈｅｓａｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｊｉｎｇｈｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｅｎｙａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｉｍ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｍａｍｔｏｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａｎａｇｓ３、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２４、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２７、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｎｔｈａｌａＲＸ２８、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｙｕｓｈｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｅｅｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｌｏｎｄｒｉｎａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍａｌａｙｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｄｅｌｌｉｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｅｘｉｃａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｎｔｅｒｒｅｙ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｏｒｒｉｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｍｕｊｕ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎａｖａｒｒｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｅｏｌｅｏｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｉｇｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｎｏｖｏｓｉｂｉｒｓｋ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｔｒｉｎｉａｅ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｏｓｗａｌｄｏｃｒｕｚｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｈａｎｇｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｋｉｓｔａｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐａｌｍａｎｙｏｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｎｇｌｕｏｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｉｒｅｎａｉｃａ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｌｏｎｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｏｎｄｉｃｈｅｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｐｕｌｓｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｎｇｓｅｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｒｏｓｋｉｌｄｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓａｎ ｄｉｅｇｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｅｏｕｌｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｈａｎｄｏｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｌｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｉｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｏｎｃｈｅｏｎ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｏｔｔｏ／ｄｅｎｄｒｏｌｉｍｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｂｔｏｘｉｃｕｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｕｍｉｙｏｓｈｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｓｙｌｖｅｓｔｒｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈａｉｌａｎｄｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｏｍｐｓｏｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｃｈｉｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｇｕｃｈｉｎｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｈｏｋｕｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｌｗｏｒｔｈｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｏｕｍａｎｏｆｆｉ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｖａｚｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｒａｔｉｓｌａｖｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｗｕｈａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｘｉａｇｕａｎｇｉｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｏｓｏｏ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｙｕｎｎａｎｅｎｓｉｓ、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｚｈａｏｄｏｎｇｅｎｓｉｓ、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｏｎｋｕｋｉａｎ毒素。
5. 前記Ｂｔ毒素が、以下からなる群から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項４に記載の組み合わせ：Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）、及びＢａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）。
6. 前記Ｂｔ毒素が、傍胞子結晶性毒素（ｐａｒａｓｐｏｒａｌ ｃｒｙｓｔａｌ ｔｏｘｉｎ）、分泌タンパク質、β－エキソトキシン、４１．９－ｋＤａ殺虫毒素、スフェリコリシン（ｓｐｈａｅｒｉｃｏｌｙｓｉｎ）、アルベオリシン（ａｌｖｅｏｌｙｓｉｎ）、又はエンハンシン（ｅｎｈａｎｃｉｎ）様タンパク質である、請求項５に記載の組み合わせ。
7. 前記傍胞子結晶性毒素が、δ－エンドトキシンである、請求項６に記載の組み合わせ。
8. 前記δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙファミリータンパク質、バイナリＢｉｎ様ファミリー毒素、ＥＴＸ＿ＭＴＸ２様ファミリー毒素、Ｔｏｘｉｎ－１０ファミリー毒素、エロリジンファミリー毒素、又は細胞溶解素である、請求項７に記載の組み合わせ。
9. 前記δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素、殺蚊Ｃｒｙ毒素（Ｍｔｘ）、バイナリ様（Ｂｉｎ）毒素、又はＣｙｔ毒素である、請求項８に記載の組み合わせ。
10. 前記δ－エンドトキシンが、３ドメイン（３Ｄ）Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素である、請求項９に記載の組み合わせ。
11. 前記δ－エンドトキシンが、以下からなる群から選択される、請求項１０に記載の組み合わせ：Ｃｒｙ１Ａａ１、Ｃｒｙ１Ａａ２、Ｃｒｙ１Ａａ３、Ｃｒｙ１Ａａ４、Ｃｒｙ１Ａａ５、Ｃｒｙ１Ａａ６、Ｃｒｙ１Ａａ７、Ｃｒｙ１Ａａ８、Ｃｒｙ１Ａａ９、Ｃｒｙ１Ａａ１０、Ｃｒｙ１Ａａ１１、Ｃｒｙ１Ａａ１２、Ｃｒｙ１Ａａ１３、Ｃｒｙ１Ａａ１４、Ｃｒｙ１Ａａ１５、Ｃｒｙ１Ａａ１６、Ｃｒｙ１Ａａ１７、Ｃｒｙ１Ａａ１８、Ｃｒｙ１Ａａ１９、Ｃｒｙ１Ａａ２０、Ｃｒｙ１Ａａ２１、Ｃｒｙ１Ａａ２２、Ｃｒｙ１Ａａ２３、Ｃｒｙ１Ａａ２４、Ｃｒｙ１Ａａ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ１、Ｃｒｙ１Ａｂ２、Ｃｒｙ１Ａｂ３、Ｃｒｙ１Ａｂ４、Ｃｒｙ１Ａｂ５、Ｃｒｙ１Ａｂ６、Ｃｒｙ１Ａｂ７、Ｃｒｙ１Ａｂ８、Ｃｒｙ１Ａｂ９、Ｃｒｙ１Ａｂ１０、Ｃｒｙ１Ａｂ１１、Ｃｒｙ１Ａｂ１２、Ｃｒｙ１Ａｂ１３、Ｃｒｙ１Ａｂ１４、Ｃｒｙ１Ａｂ１５、Ｃｒｙ１Ａｂ１６、Ｃｒｙ１Ａｂ１７、Ｃｒｙ１Ａｂ１８、Ｃｒｙ１Ａｂ１９、Ｃｒｙ１Ａｂ２０、Ｃｒｙ１Ａｂ２１、Ｃｒｙ１Ａｂ２２、Ｃｒｙ１Ａｂ２３、Ｃｒｙ１Ａｂ２４、Ｃｒｙ１Ａｂ２５、Ｃｒｙ１Ａｂ２６、Ｃｒｙ１Ａｂ２７、Ｃｒｙ１Ａｂ２８、Ｃｒｙ１Ａｂ２９、Ｃｒｙ１Ａｂ３０、Ｃｒｙ１Ａｂ３１、Ｃｒｙ１Ａｂ３２、Ｃｒｙ１Ａｂ３３、Ｃｒｙ１Ａｂ３４、Ｃｒｙ１Ａｂ３５、Ｃｒｙ１Ａｂ３６、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｂ様、Ｃｒｙ１Ａｃ１、Ｃｒｙ１Ａｃ２、Ｃｒｙ１Ａｃ３、Ｃｒｙ１Ａｃ４、Ｃｒｙ１Ａｃ５、Ｃｒｙ１Ａｃ６、Ｃｒｙ１Ａｃ７、Ｃｒｙ１Ａｃ８、Ｃｒｙ１Ａｃ９、Ｃｒｙ１Ａｃ１０、Ｃｒｙ１Ａｃ１１、Ｃｒｙ１Ａｃ１２、Ｃｒｙ１Ａｃ１３、Ｃｒｙ１Ａｃ１４、Ｃｒｙ１Ａｃ１５、Ｃｒｙ１Ａｃ１６、Ｃｒｙ１Ａｃ１７、Ｃｒｙ１Ａｃ１８、Ｃｒｙ１Ａｃ１９、Ｃｒｙ１Ａｃ２０、Ｃｒｙ１Ａｃ２１、Ｃｒｙ１Ａｃ２２、Ｃｒｙ１Ａｃ２３、Ｃｒｙ１Ａｃ２４、Ｃｒｙ１Ａｃ２５、Ｃｒｙ１Ａｃ２６、Ｃｒｙ１Ａｃ２７、Ｃｒｙ１Ａｃ２８、Ｃｒｙ１Ａｃ２９、Ｃｒｙ１Ａｃ３０、Ｃｒｙ１Ａｃ３１、Ｃｒｙ１Ａｃ３２、Ｃｒｙ１Ａｃ３３、Ｃｒｙ１Ａｃ３４、Ｃｒｙ１Ａｃ３５、Ｃｒｙ１Ａｃ３６、Ｃｒｙ１Ａｃ３７、Ｃｒｙ１Ａｃ３８、Ｃｒｙ１Ａｃ３９、Ｃｒｙ１Ａｄ１、Ｃｒｙ１Ａｄ２、Ｃｒｙ１Ａｅ１、Ｃｒｙ１Ａｆ１、Ｃｒｙ１Ａｇ１、Ｃｒｙ１Ａｈ１、Ｃｒｙ１Ａｈ２、Ｃｒｙ１Ａｈ３、Ｃｒｙ１Ａｉ１、Ｃｒｙ１Ａｉ２、Ｃｒｙ１Ａｊ１、Ｃｒｙ１Ａ様、Ｃｒｙ１Ｂａ１、Ｃｒｙ１Ｂａ２、Ｃｒｙ１Ｂａ３、Ｃｒｙ１Ｂａ４、Ｃｒｙ１Ｂａ５、Ｃｒｙ１Ｂａ６、Ｃｒｙ１Ｂａ７、Ｃｒｙ１Ｂａ８、Ｃｒｙ１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１Ｂｂ３、Ｃｒｙ１Ｂｃ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ１、Ｃｒｙ１Ｂｄ２、Ｃｒｙ１Ｂｄ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ１、Ｃｒｙ１Ｂｅ２、Ｃｒｙ１Ｂｅ３、Ｃｒｙ１Ｂｅ４、Ｃｒｙ１Ｂｅ５、Ｃｒｙ１Ｂｆ１、Ｃｒｙ１Ｂｆ２、Ｃｒｙ１Ｂｇ１、Ｃｒｙ１Ｂｈ１、Ｃｒｙ１Ｂｉ１、Ｃｒｙ１Ｂｊ１、Ｃｒｙ１Ｃａ１、Ｃｒｙ１Ｃａ２、Ｃｒｙ１Ｃａ３、Ｃｒｙ１Ｃａ４、Ｃｒｙ１Ｃａ５、Ｃｒｙ１Ｃａ６、Ｃｒｙ１Ｃａ７、Ｃｒｙ１Ｃａ８、Ｃｒｙ１Ｃａ９、Ｃｒｙ１Ｃａ１０、Ｃｒｙ１Ｃａ１１、Ｃｒｙ１Ｃａ１２、Ｃｒｙ１Ｃａ１３、Ｃｒｙ１Ｃａ１４、Ｃｒｙ１Ｃａ１５、Ｃｒｙ１Ｃｂ１、Ｃｒｙ１Ｃｂ２、Ｃｒｙ１Ｃｂ３、Ｃｒｙ１Ｃｂ様、Ｃｒｙ１Ｄａ１、Ｃｒｙ１Ｄａ２、Ｃｒｙ１Ｄａ３、Ｃｒｙ１Ｄａ４、Ｃｒｙ１Ｄａ５、Ｃｒｙ１Ｄｂ１、Ｃｒｙ１Ｄｂ２、Ｃｒｙ１Ｄｃ１、Ｃｒｙ１Ｄｄ１、Ｃｒｙ１Ｅａ１、Ｃｒｙ１Ｅａ２、Ｃｒｙ１Ｅａ３、Ｃｒｙ１Ｅａ４、Ｃｒｙ１Ｅａ５、Ｃｒｙ１Ｅａ６、Ｃｒｙ１Ｅａ７、Ｃｒｙ１Ｅａ８、Ｃｒｙ１Ｅａ９、Ｃｒｙ１Ｅａ１０、Ｃｒｙ１Ｅａ１１、Ｃｒｙ１Ｅａ１２、Ｃｒｙ１Ｅｂ１、Ｃｒｙ１Ｆａ１、Ｃｒｙ１Ｆａ２、Ｃｒｙ１Ｆａ３、Ｃｒｙ１Ｆａ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ１、Ｃｒｙ１Ｆｂ２、Ｃｒｙ１Ｆｂ３、Ｃｒｙ１Ｆｂ４、Ｃｒｙ１Ｆｂ５、Ｃｒｙ１Ｆｂ６、Ｃｒｙ１Ｆｂ７、Ｃｒｙ１Ｇａ１、Ｃｒｙ１Ｇａ２、Ｃｒｙ１Ｇｂ１、Ｃｒｙ１Ｇｂ２、Ｃｒｙ１Ｇｃ１、Ｃｒｙ１Ｈａ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ１、Ｃｒｙ１Ｈｂ２、Ｃｒｙ１Ｈｃ１、Ｃｒｙ１Ｈ様、Ｃｒｙ１Ｉａ１、Ｃｒｙ１Ｉａ２、Ｃｒｙ１Ｉａ３、Ｃｒｙ１Ｉａ４、Ｃｒｙ１Ｉａ５、Ｃｒｙ１Ｉａ６、Ｃｒｙ１Ｉａ７、Ｃｒｙ１Ｉａ８、Ｃｒｙ１Ｉａ９、Ｃｒｙ１Ｉａ１０、Ｃｒｙ１Ｉａ１１、Ｃｒｙ１Ｉａ１２、Ｃｒｙ１Ｉａ１３、Ｃｒｙ１Ｉａ１４、Ｃｒｙ１Ｉａ１５、Ｃｒｙ１Ｉａ１６、Ｃｒｙ１Ｉａ１７、Ｃｒｙ１Ｉａ１８、Ｃｒｙ１Ｉａ１９、Ｃｒｙ１Ｉａ２０、Ｃｒｙ１Ｉａ２１、Ｃｒｙ１Ｉａ２２、Ｃｒｙ１Ｉａ２３、Ｃｒｙ１Ｉａ２４、Ｃｒｙ１Ｉａ２５、Ｃｒｙ１Ｉａ２６、Ｃｒｙ１Ｉａ２７、Ｃｒｙ１Ｉａ２８、Ｃｒｙ１Ｉａ２９、Ｃｒｙ１Ｉａ３０、Ｃｒｙ１Ｉａ３１、Ｃｒｙ１Ｉａ３２、Ｃｒｙ１Ｉａ３３、Ｃｒｙ１Ｉａ３４、Ｃｒｙ１Ｉａ３５、Ｃｒｙ１Ｉａ３６、Ｃｒｙ１Ｉａ３７、Ｃｒｙ１Ｉａ３８、Ｃｒｙ１Ｉａ３９、Ｃｒｙ１Ｉａ４０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１、Ｃｒｙ１Ｉｂ２、Ｃｒｙ１Ｉｂ３、Ｃｒｙ１Ｉｂ４、Ｃｒｙ１Ｉｂ５、Ｃｒｙ１Ｉｂ６、Ｃｒｙ１Ｉｂ７、Ｃｒｙ１Ｉｂ８、Ｃｒｙ１Ｉｂ９、Ｃｒｙ１Ｉｂ１０、Ｃｒｙ１Ｉｂ１１、Ｃｒｙ１Ｉｃ１、Ｃｒｙ１Ｉｃ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ１、Ｃｒｙ１Ｉｄ２、Ｃｒｙ１Ｉｄ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ１、Ｃｒｙ１Ｉｅ２、Ｃｒｙ１Ｉｅ３、Ｃｒｙ１Ｉｅ４、Ｃｒｙ１Ｉｅ５、Ｃｒｙ１Ｉｆ１、Ｃｒｙ１Ｉｇ１、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｉ様、Ｃｒｙ１Ｊａ１、Ｃｒｙ１Ｊａ２、Ｃｒｙ１Ｊａ３、Ｃｒｙ１Ｊｂ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ１、Ｃｒｙ１Ｊｃ２、Ｃｒｙ１Ｊｄ１、Ｃｒｙ１Ｋａ１、Ｃｒｙ１Ｋａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ１、Ｃｒｙ１Ｌａ２、Ｃｒｙ１Ｌａ３、Ｃｒｙ１Ｍａ１、Ｃｒｙ１Ｍａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ１、Ｃｒｙ１Ｎａ２、Ｃｒｙ１Ｎａ３、Ｃｒｙ１Ｎｂ１、Ｃｒｙ１様、Ｃｒｙ２Ａａ１、Ｃｒｙ２Ａａ２、Ｃｒｙ２Ａａ３、Ｃｒｙ２Ａａ４、Ｃｒｙ２Ａａ５、Ｃｒｙ２Ａａ６、Ｃｒｙ２Ａａ７、Ｃｒｙ２Ａａ８、Ｃｒｙ２Ａａ９、Ｃｒｙ２Ａａ１０、Ｃｒｙ２Ａａ１１、Ｃｒｙ２Ａａ１２、Ｃｒｙ２Ａａ１３、Ｃｒｙ２Ａａ１４、Ｃｒｙ２Ａａ１５、Ｃｒｙ２Ａａ１６、Ｃｒｙ２Ａａ１７、Ｃｒｙ２Ａａ１８、Ｃｒｙ２Ａａ１９、Ｃｒｙ２Ａａ２０、Ｃｒｙ２Ａａ２１、Ｃｒｙ２Ａａ２２、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２３、Ｃｒｙ２Ａａ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ１、Ｃｒｙ２Ａｂ２、Ｃｒｙ２Ａｂ３、Ｃｒｙ２Ａｂ４、Ｃｒｙ２Ａｂ５、Ｃｒｙ２Ａｂ６、Ｃｒｙ２Ａｂ７、Ｃｒｙ２Ａｂ８、Ｃｒｙ２Ａｂ９、Ｃｒｙ２Ａｂ１０、Ｃｒｙ２Ａｂ１１、Ｃｒｙ２Ａｂ１２、Ｃｒｙ２Ａｂ１３、Ｃｒｙ２Ａｂ１４、Ｃｒｙ２Ａｂ１５、Ｃｒｙ２Ａｂ１６、Ｃｒｙ２Ａｂ１７、Ｃｒｙ２Ａｂ１８、Ｃｒｙ２Ａｂ１９、Ｃｒｙ２Ａｂ２０、Ｃｒｙ２Ａｂ２１、Ｃｒｙ２Ａｂ２２、Ｃｒｙ２Ａｂ２３、Ｃｒｙ２Ａｂ２４、Ｃｒｙ２Ａｂ２５、Ｃｒｙ２Ａｂ２６、Ｃｒｙ２Ａｂ２７、Ｃｒｙ２Ａｂ２８、Ｃｒｙ２Ａｂ２９、Ｃｒｙ２Ａｂ３０、Ｃｒｙ２Ａｂ３１、Ｃｒｙ２Ａｂ３２、Ｃｒｙ２Ａｂ３３、Ｃｒｙ２Ａｂ３４、Ｃｒｙ２Ａｂ３５、Ｃｒｙ２Ａｂ３６、Ｃｒｙ２Ａｃ１、Ｃｒｙ２Ａｃ２、Ｃｒｙ２Ａｃ３、Ｃｒｙ２Ａｃ４、Ｃｒｙ２Ａｃ５、Ｃｒｙ２Ａｃ６、Ｃｒｙ２Ａｃ７、Ｃｒｙ２Ａｃ８、Ｃｒｙ２Ａｃ９、Ｃｒｙ２Ａｃ１０、Ｃｒｙ２Ａｃ１１、Ｃｒｙ２Ａｃ１２、Ｃｒｙ２Ａｄ１、Ｃｒｙ２Ａｄ２、Ｃｒｙ２Ａｄ３、Ｃｒｙ２Ａｄ４、Ｃｒｙ２Ａｄ５、Ｃｒｙ２Ａｅ１、Ｃｒｙ２Ａｆ１、Ｃｒｙ２Ａｆ２、Ｃｒｙ２Ａｇ１、Ｃｒｙ２Ａｈ１、Ｃｒｙ２Ａｈ２、Ｃｒｙ２Ａｈ３、Ｃｒｙ２Ａｈ４、Ｃｒｙ２Ａｈ５、Ｃｒｙ２Ａｈ６、Ｃｒｙ２Ａｉ１、Ｃｒｙ２Ａｊ１、Ｃｒｙ２Ａｋ１、Ｃｒｙ２Ａｌ１、Ｃｒｙ２Ｂａ１、Ｃｒｙ２Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ａａ１、Ｃｒｙ３Ａａ２、Ｃｒｙ３Ａａ３、Ｃｒｙ３Ａａ４、Ｃｒｙ３Ａａ５、Ｃｒｙ３Ａａ６、Ｃｒｙ３Ａａ７、Ｃｒｙ３Ａａ８、Ｃｒｙ３Ａａ９、Ｃｒｙ３Ａａ１０、Ｃｒｙ３Ａａ１１、Ｃｒｙ３Ａａ１２、Ｃｒｙ３Ｂａ１、Ｃｒｙ３Ｂａ２、Ｃｒｙ３Ｂａ３、Ｃｒｙ３Ｂｂ１、Ｃｒｙ３Ｂｂ２、Ｃｒｙ３Ｂｂ３、Ｃｒｙ３Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ａａ１、Ｃｒｙ４Ａａ２、Ｃｒｙ４Ａａ３、Ｃｒｙ４Ａａ４、Ｃｒｙ４Ａ様、Ｃｒｙ４Ｂａ１、Ｃｒｙ４Ｂａ２、Ｃｒｙ４Ｂａ３、Ｃｒｙ４Ｂａ４、Ｃｒｙ４Ｂａ５、Ｃｒｙ４Ｂａ様、Ｃｒｙ４Ｃａ１、Ｃｒｙ４Ｃａ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ１、Ｃｒｙ４Ｃｂ２、Ｃｒｙ４Ｃｂ３、Ｃｒｙ４Ｃｃ１、Ｃｒｙ５Ａａ１、Ｃｒｙ５Ａｂ１、Ｃｒｙ５Ａｃ１、Ｃｒｙ５Ａｄ１、Ｃｒｙ５Ｂａ１、Ｃｒｙ５Ｂａ２、Ｃｒｙ５Ｂａ３、Ｃｒｙ５Ｃａ１、Ｃｒｙ５Ｃａ２、Ｃｒｙ５Ｄａ１、Ｃｒｙ５Ｄａ２、Ｃｒｙ５Ｅａ１、Ｃｒｙ５Ｅａ２、Ｃｒｙ６Ａａ１、Ｃｒｙ６Ａａ２、Ｃｒｙ６Ａａ３、Ｃｒｙ６Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ａａ１、Ｃｒｙ７Ａａ２、Ｃｒｙ７Ａｂ１、Ｃｒｙ７Ａｂ２、Ｃｒｙ７Ａｂ３、Ｃｒｙ７Ａｂ４、Ｃｒｙ７Ａｂ５、Ｃｒｙ７Ａｂ６、Ｃｒｙ７Ａｂ７、Ｃｒｙ７Ａｂ８、Ｃｒｙ７Ａｂ９、Ｃｒｙ７Ａｃ１、Ｃｒｙ７Ｂａ１、Ｃｒｙ７Ｂｂ１、Ｃｒｙ７Ｃａ１、Ｃｒｙ７Ｃｂ１、Ｃｒｙ７Ｄａ１、Ｃｒｙ７Ｄａ２、Ｃｒｙ７Ｄａ３、Ｃｒｙ７Ｅａ１、Ｃｒｙ７Ｅａ２、Ｃｒｙ７Ｅａ３、Ｃｒｙ７Ｆａ１、Ｃｒｙ７Ｆａ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ１、Ｃｒｙ７Ｆｂ２、Ｃｒｙ７Ｆｂ３、Ｃｒｙ７Ｇａ１、Ｃｒｙ７Ｇａ２、Ｃｒｙ７Ｇｂ１、Ｃｒｙ７Ｇｃ１、Ｃｒｙ７Ｇｄ１、Ｃｒｙ７Ｈａ１、Ｃｒｙ７Ｉａ１、Ｃｒｙ７Ｊａ１、Ｃｒｙ７Ｋａ１、Ｃｒｙ７Ｋｂ１、Ｃｒｙ７Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ａａ１、Ｃｒｙ８Ａｂ１、Ｃｒｙ８Ａｃ１、Ｃｒｙ８Ａｄ１、Ｃｒｙ８Ｂａ１、Ｃｒｙ８Ｂｂ１、Ｃｒｙ８Ｂｃ１、Ｃｒｙ８Ｃａ１、Ｃｒｙ８Ｃａ２、Ｃｒｙ８Ｃａ３、Ｃｒｙ８Ｃａ４、Ｃｒｙ８Ｃａ５、Ｃｒｙ８Ｄａ１、Ｃｒｙ８Ｄａ２、Ｃｒｙ８Ｄａ３、Ｃｒｙ８Ｄｂ１、Ｃｒｙ８Ｅａ１、Ｃｒｙ８Ｅａ２、Ｃｒｙ８Ｅａ３、Ｃｒｙ８Ｅａ４、Ｃｒｙ８Ｅａ５、Ｃｒｙ８Ｅａ６、Ｃｒｙ８Ｆａ１、Ｃｒｙ８Ｆａ２、Ｃｒｙ８Ｆａ３、Ｃｒｙ８Ｆａ４、Ｃｒｙ８Ｇａ１、Ｃｒｙ８Ｇａ２、Ｃｒｙ８Ｇａ３、Ｃｒｙ８Ｈａ１、Ｃｒｙ８Ｈｂ１、Ｃｒｙ８Ｉａ１、Ｃｒｙ８Ｉａ２、Ｃｒｙ８Ｉａ３、Ｃｒｙ８Ｉａ４、Ｃｒｙ８Ｉｂ１、Ｃｒｙ８Ｉｂ２、Ｃｒｙ８Ｉｂ３、Ｃｒｙ８Ｊａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ１、Ｃｒｙ８Ｋａ２、Ｃｒｙ８Ｋａ３、Ｃｒｙ８Ｋｂ１、Ｃｒｙ８Ｋｂ２、Ｃｒｙ８Ｋｂ３、Ｃｒｙ８Ｌａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ１、Ｃｒｙ８Ｍａ２、Ｃｒｙ８Ｍａ３、Ｃｒｙ８Ｎａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ１、Ｃｒｙ８Ｐａ２、Ｃｒｙ８Ｐａ３、Ｃｒｙ８Ｑａ１、Ｃｒｙ８Ｑａ２、Ｃｒｙ８Ｒａ１、Ｃｒｙ８Ｓａ１、Ｃｒｙ８Ｔａ１、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ８様、Ｃｒｙ９Ａａ１、Ｃｒｙ９Ａａ２、Ｃｒｙ９Ａａ３、Ｃｒｙ９Ａａ４、Ｃｒｙ９Ａａ５、Ｃｒｙ９Ａａ、ｌｉｋｅ、Ｃｒｙ９Ｂａ１、Ｃｒｙ９Ｂａ２、Ｃｒｙ９Ｂｂ１、Ｃｒｙ９Ｃａ１、Ｃｒｙ９Ｃａ２、Ｃｒｙ９Ｃｂ１、Ｃｒｙ９Ｄａ１、Ｃｒｙ９Ｄａ２、Ｃｒｙ９Ｄａ３、Ｃｒｙ９Ｄａ４、Ｃｒｙ９Ｄｂ１、Ｃｒｙ９Ｄｃ１、Ｃｒｙ９Ｅａ１、Ｃｒｙ９Ｅａ２、Ｃｒｙ９Ｅａ３、Ｃｒｙ９Ｅａ４、Ｃｒｙ９Ｅａ５、Ｃｒｙ９Ｅａ６、Ｃｒｙ９Ｅａ７、Ｃｒｙ９Ｅａ８、Ｃｒｙ９Ｅａ９、Ｃｒｙ９Ｅａ１０、Ｃｒｙ９Ｅａ１１、Ｃｒｙ９Ｅｂ１、Ｃｒｙ９Ｅｂ２、Ｃｒｙ９Ｅｂ３、Ｃｒｙ９Ｅｃ１、Ｃｒｙ９Ｅｄ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ１、Ｃｒｙ９Ｅｅ２、Ｃｒｙ９Ｆａ１、Ｃｒｙ９Ｇａ１、Ｃｒｙ９様、Ｃｒｙ１０Ａａ１、Ｃｒｙ１０Ａａ２、Ｃｒｙ１０Ａａ３、Ｃｒｙ１０Ａａ４、Ｃｒｙ１０Ａ様、Ｃｒｙ１１Ａａ１、Ｃｒｙ１１Ａａ２、Ｃｒｙ１１Ａａ３、Ｃｒｙ１１Ａａ４、Ｃｒｙ１１Ａａ５、Ｃｒｙ１１Ａａ様、Ｃｒｙ１１Ｂａ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ１、Ｃｒｙ１１Ｂｂ２、Ｃｒｙ１２Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ１、Ｃｒｙ１３Ａａ２、Ｃｒｙ１４Ａａ１、Ｃｒｙ１４Ａｂ１、Ｃｒｙ１５Ａａ１、Ｃｒｙ１６Ａａ１、Ｃｒｙ１７Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ａａ１、Ｃｒｙ１８Ｂａ１、Ｃｒｙ１８Ｃａ１、Ｃｒｙ１９Ａａ１、Ｃｒｙ１９Ｂａ１、Ｃｒｙ１９Ｃａ１、Ｃｒｙ２０Ａａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ１、Ｃｒｙ２０Ｂａ２、Ｃｒｙ２０様、Ｃｒｙ２１Ａａ１、Ｃｒｙ２１Ａａ２、Ｃｒｙ２１Ａａ３、Ｃｒｙ２１Ｂａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ１、Ｃｒｙ２１Ｃａ２、Ｃｒｙ２１
    Ｄａ１、Ｃｒｙ２１Ｅａ１、Ｃｒｙ２１Ｆａ１、Ｃｒｙ２１Ｇａ１、Ｃｒｙ２１Ｈａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ１、Ｃｒｙ２２Ａａ２、Ｃｒｙ２２Ａａ３、Ｃｒｙ２２Ａｂ１、Ｃｒｙ２２Ａｂ２、Ｃｒｙ２２Ｂａ１、Ｃｒｙ２２Ｂｂ１、Ｃｒｙ２３Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ａａ１、Ｃｒｙ２４Ｂａ１、Ｃｒｙ２４Ｃａ１、Ｃｒｙ２４Ｄａ１、Ｃｒｙ２５Ａａ１、Ｃｒｙ２６Ａａ１、Ｃｒｙ２７Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ１、Ｃｒｙ２８Ａａ２、Ｃｒｙ２９Ａａ１、Ｃｒｙ２９Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ａａ１、Ｃｒｙ３０Ｂａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ１、Ｃｒｙ３０Ｃａ２、Ｃｒｙ３０Ｄａ１、Ｃｒｙ３０Ｄｂ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ１、Ｃｒｙ３０Ｅａ２、Ｃｒｙ３０Ｅａ３、Ｃｒｙ３０Ｅａ４、Ｃｒｙ３０Ｆａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ１、Ｃｒｙ３０Ｇａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ１、Ｃｒｙ３１Ａａ２、Ｃｒｙ３１Ａａ３、Ｃｒｙ３１Ａａ４、Ｃｒｙ３１Ａａ５、Ｃｒｙ３１Ａａ６、Ｃｒｙ３１Ａｂ１、Ｃｒｙ３１Ａｂ２、Ｃｒｙ３１Ａｃ１、Ｃｒｙ３１Ａｃ２、Ｃｒｙ３１Ａｄ１、Ｃｒｙ３１Ａｄ２、Ｃｒｙ３２Ａａ１、Ｃｒｙ３２Ａａ２、Ｃｒｙ３２Ａｂ１、Ｃｒｙ３２Ｂａ１、Ｃｒｙ３２Ｃａ１、Ｃｒｙ３２Ｃｂ１、Ｃｒｙ３２Ｄａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ１、Ｃｒｙ３２Ｅａ２、Ｃｒｙ３２Ｅｂ１、Ｃｒｙ３２Ｆａ１、Ｃｒｙ３２Ｇａ１、Ｃｒｙ３２Ｈａ１、Ｃｒｙ３２Ｈｂ１、Ｃｒｙ３２Ｉａ１、Ｃｒｙ３２Ｊａ１、Ｃｒｙ３２Ｋａ１、Ｃｒｙ３２Ｌａ１、Ｃｒｙ３２Ｍａ１、Ｃｒｙ３２Ｍｂ１、Ｃｒｙ３２Ｎａ１、Ｃｒｙ３２Ｏａ１、Ｃｒｙ３２Ｐａ１、Ｃｒｙ３２Ｑａ１、Ｃｒｙ３２Ｒａ１、Ｃｒｙ３２Ｓａ１、Ｃｒｙ３２Ｔａ１、Ｃｒｙ３２Ｕａ１、Ｃｒｙ３２Ｖａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ１、Ｃｒｙ３２Ｗａ２、Ｃｒｙ３２Ｘａ１、Ｃｒｙ３２Ｙａ１、Ｃｒｙ３３Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ１、Ｃｒｙ３４Ａａ２、Ｃｒｙ３４Ａａ３、Ｃｒｙ３４Ａａ４、Ｃｒｙ３４Ａｂ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ１、Ｃｒｙ３４Ａｃ２、Ｃｒｙ３４Ａｃ３、Ｃｒｙ３４Ｂａ１、Ｃｒｙ３４Ｂａ２、Ｃｒｙ３４Ｂａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ１、Ｃｒｙ３５Ａａ２、Ｃｒｙ３５Ａａ３、Ｃｒｙ３５Ａａ４、Ｃｒｙ３５Ａｂ１、Ｃｒｙ３５Ａｂ２、Ｃｒｙ３５Ａｂ３、Ｃｒｙ３５Ａｃ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ１、Ｃｒｙ３５Ｂａ２、Ｃｒｙ３５Ｂａ３、Ｃｒｙ３６Ａａ１、Ｃｒｙ３７Ａａ１、Ｃｒｙ３８Ａａ１、Ｃｒｙ３９Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ａａ１、Ｃｒｙ４０Ｂａ１、Ｃｒｙ４０Ｃａ１、Ｃｒｙ４０Ｄａ１、Ｃｒｙ４１Ａａ１、Ｃｒｙ４１Ａｂ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ１、Ｃｒｙ４１Ｂａ２、Ｃｒｙ４１Ｃａ１、Ｃｒｙ４２Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ１、Ｃｒｙ４３Ａａ２、Ｃｒｙ４３Ｂａ１、Ｃｒｙ４３Ｃａ１、Ｃｒｙ４３Ｃｂ１、Ｃｒｙ４３Ｃｃ１、Ｃｒｙ４３様、Ｃｒｙ４４Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ａａ１、Ｃｒｙ４５Ｂａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ１、Ｃｒｙ４６Ａａ２、Ｃｒｙ４６Ａｂ１、Ｃｒｙ４７Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ１、Ｃｒｙ４８Ａａ２、Ｃｒｙ４８Ａａ３、Ｃｒｙ４８Ａｂ１、Ｃｒｙ４８Ａｂ２、Ｃｒｙ４９Ａａ１、Ｃｒｙ４９Ａａ２、Ｃｒｙ４９Ａａ３、Ｃｒｙ４９Ａａ４、Ｃｒｙ４９Ａｂ１、Ｃｒｙ５０Ａａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ１、Ｃｒｙ５０Ｂａ２、Ｃｒｙ５１Ａａ１、Ｃｒｙ５１Ａａ２、Ｃｒｙ５２Ａａ１、Ｃｒｙ５２Ｂａ１、Ｃｒｙ５２Ｃａ１、Ｃｒｙ５３Ａａ１、Ｃｒｙ５３Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ａａ１、Ｃｒｙ５４Ａａ２、Ｃｒｙ５４Ａｂ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ１、Ｃｒｙ５４Ｂａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ１、Ｃｒｙ５５Ａａ２、Ｃｒｙ５５Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ１、Ｃｒｙ５６Ａａ２、Ｃｒｙ５６Ａａ３、Ｃｒｙ５６Ａａ４、Ｃｒｙ５７Ａａ１、Ｃｒｙ５７Ａｂ１、Ｃｒｙ５８Ａａ１、Ｃｒｙ５９Ｂａ１、Ｃｒｙ５９Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ１、Ｃｒｙ６０Ａａ２、Ｃｒｙ６０Ａａ３、Ｃｒｙ６０Ｂａ１、Ｃｒｙ６０Ｂａ２、Ｃｒｙ６０Ｂａ３、Ｃｒｙ６１Ａａ１、Ｃｒｙ６１Ａａ２、Ｃｒｙ６１Ａａ３、Ｃｒｙ６２Ａａ１、Ｃｒｙ６３Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ａａ１、Ｃｒｙ６４Ｂａ１、Ｃｒｙ６４Ｃａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ１、Ｃｒｙ６５Ａａ２、Ｃｒｙ６６Ａａ１、Ｃｒｙ６６Ａａ２、Ｃｒｙ６７Ａａ１、Ｃｒｙ６７Ａａ２、Ｃｒｙ６８Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ１、Ｃｒｙ６９Ａａ２、Ｃｒｙ６９Ａｂ１、Ｃｒｙ７０Ａａ１、Ｃｒｙ７０Ｂａ１、Ｃｒｙ７０Ｂｂ１、Ｃｒｙ７１Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ１、Ｃｒｙ７２Ａａ２、Ｃｒｙ７３Ａａ１、Ｃｒｙ７４Ａａ、Ｃｒｙ７５Ａａ１、Ｃｒｙ７５Ａａ２、Ｃｒｙ７５Ａａ３、Ｃｒｙ７６Ａａ１、Ｃｒｙ７７Ａａ１、又はＣｒｙ７８Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ１、Ｃｙｔ１Ａａ２、Ｃｙｔ１Ａａ３、Ｃｙｔ１Ａａ４、Ｃｙｔ１Ａａ５、Ｃｙｔ１Ａａ６、Ｃｙｔ１Ａａ７、Ｃｙｔ１Ａａ８、Ｃｙｔ１Ａａ様、Ｃｙｔ１Ａｂ１、Ｃｙｔ１Ｂａ１、Ｃｙｔ１Ｃａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ１、Ｃｙｔ１Ｄａ２、Ｃｙｔ２Ａａ１、Ｃｙｔ２Ａａ２、Ｃｙｔ２Ａａ３、Ｃｙｔ２Ａａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ１、Ｃｙｔ２Ｂａ２、Ｃｙｔ２Ｂａ３、Ｃｙｔ２Ｂａ４、Ｃｙｔ２Ｂａ５、Ｃｙｔ２Ｂａ６、Ｃｙｔ２Ｂａ７、Ｃｙｔ２Ｂａ８、Ｃｙｔ２Ｂａ９、Ｃｙｔ２Ｂａ１０、Ｃｙｔ２Ｂａ１１、Ｃｙｔ２Ｂａ１２、Ｃｙｔ２Ｂａ１３、Ｃｙｔ２Ｂａ１４、Ｃｙｔ２Ｂａ１５、Ｃｙｔ２Ｂａ１６、Ｃｙｔ２Ｂａ様、Ｃｙｔ２Ｂｂ１、Ｃｙｔ２Ｂｃ１、Ｃｙｔ２Ｂ様、Ｃｙｔ２Ｃａ１、及びＣｙｔ３Ａａ１。
12. 前記Ｃｒｙ毒素又はＣｙｔ毒素が、配列番号４１２～４８１によるアミノ酸配列を有する、請求項１１に記載の組み合わせ。
13. 前記Ｂｔ毒素が、分泌タンパク質である、請求項６に記載の組み合わせ。
14. 前記分泌タンパク質が、植物性殺虫タンパク質（Ｖｉｐ）、分泌型殺虫タンパク質（Ｓｉｐ）、Ｂｉｎ様ファミリータンパク質、又はＥＴＸ＿ＭＴＸ２ファミリータンパク質である、請求項１３に記載の組み合わせ。
15. 前記分泌タンパク質が、Ｖｉｐである、請求項１４に記載の組み合わせ。
16. 前記Ｖｉｐが、Ｖｉｐ１ファミリータンパク質、Ｖｉｐ２ファミリータンパク質、Ｖｉｐ３ファミリータンパク質、又はＶｉｐ４ファミリータンパク質である、請求項１５に記載の組み合わせ。
17. 前記Ｖｉｐが、以下からなる群から選択される、請求項１６に記載の組み合わせ：Ｖｉｐ１Ａａ１、Ｖｉｐ１Ａａ２、Ｖｉｐ１Ａａ３、Ｖｉｐ１Ａｂ１、Ｖｉｐ１Ａｃ１、Ｖｉｐ１Ａｄ１、Ｖｉｐ１Ｂａ１、Ｖｉｐ１Ｂａ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ１、Ｖｉｐ１Ｂｂ２、Ｖｉｐ１Ｂｂ３、Ｖｉｐ１Ｂｃ１、Ｖｉｐ１Ｃａ１、Ｖｉｐ１Ｃａ２、Ｖｉｐ１Ｄａ１、Ｖｉｐ２Ａａ１、Ｖｉｐ２Ａａ２、Ｖｉｐ２Ａａ３、Ｖｉｐ２Ａｂ１、Ｖｉｐ２Ａｃ１、Ｖｉｐ２Ａｃ２、Ｖｉｐ２Ａｄ１、Ｖｉｐ２Ａｅ１、Ｖｉｐ２Ａｅ２、Ｖｉｐ２Ａｅ３、Ｖｉｐ２Ａｆ１、Ｖｉｐ２Ａｆ２、Ｖｉｐ２Ａｇ１、Ｖｉｐ２Ａｇ２、Ｖｉｐ２Ｂａ１、Ｖｉｐ２Ｂａ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ１、Ｖｉｐ２Ｂｂ２、Ｖｉｐ２Ｂｂ３、Ｖｉｐ２Ｂｂ４、Ｖｉｐ３Ａａ１、Ｖｉｐ３Ａａ２、Ｖｉｐ３Ａａ３、Ｖｉｐ３Ａａ４、Ｖｉｐ３Ａａ５、Ｖｉｐ３Ａａ６、Ｖｉｐ３Ａａ７、Ｖｉｐ３Ａａ８、Ｖｉｐ３Ａａ９、Ｖｉｐ３Ａａ１０、Ｖｉｐ３Ａａ１１、Ｖｉｐ３Ａａ１２、Ｖｉｐ３Ａａ１３、Ｖｉｐ３Ａａ１４、Ｖｉｐ３Ａａ１５、Ｖｉｐ３Ａａ１６、Ｖｉｐ３Ａａ１７、Ｖｉｐ３Ａａ１８、Ｖｉｐ３Ａａ１９．０、Ｖｉｐ３Ａａ１９、Ｖｉｐ３Ａａ２０、Ｖｉｐ３Ａａ２１、Ｖｉｐ３Ａａ２２、Ｖｉｐ３Ａａ２３、Ｖｉｐ３Ａａ２４、Ｖｉｐ３Ａａ２５、Ｖｉｐ３Ａａ２６、Ｖｉｐ３Ａａ２７、Ｖｉｐ３Ａａ２８、Ｖｉｐ３Ａａ２９、Ｖｉｐ３Ａａ３０、Ｖｉｐ３Ａａ３１、Ｖｉｐ３Ａａ３２、Ｖｉｐ３Ａａ３３、Ｖｉｐ３Ａａ３４、Ｖｉｐ３Ａａ３５、Ｖｉｐ３Ａａ３６、Ｖｉｐ３Ａａ３７、Ｖｉｐ３Ａａ３８、Ｖｉｐ３Ａａ３９、Ｖｉｐ３Ａａ４０、Ｖｉｐ３Ａａ４１、Ｖｉｐ３Ａａ４２、Ｖｉｐ３Ａａ４３、Ｖｉｐ３Ａａ４４、Ｖｉｐ３Ａａ４５、Ｖｉｐ３Ａａ４６、Ｖｉｐ３Ａａ４７、Ｖｉｐ３Ａａ４８、Ｖｉｐ３Ａａ４９、Ｖｉｐ３Ａａ５０、Ｖｉｐ３Ａａ５１、Ｖｉｐ３Ａａ５２、Ｖｉｐ３Ａａ５３、Ｖｉｐ３Ａａ５４、Ｖｉｐ３Ａａ５５、Ｖｉｐ３Ａａ５６、Ｖｉｐ３Ａａ５７、Ｖｉｐ３Ａａ５８、Ｖｉｐ３Ａａ５９、Ｖｉｐ３Ａａ６０、Ｖｉｐ３Ａａ６１、Ｖｉｐ３Ａａ６２、Ｖｉｐ３Ａａ６３、Ｖｉｐ３Ａａ６４、Ｖｉｐ３Ａａ６５、Ｖｉｐ３Ａａ６６、Ｖｉｐ３Ａｂ１、Ｖｉｐ３Ａｂ２、Ｖｉｐ３Ａｃ１、Ｖｉｐ３Ａｄ１、Ｖｉｐ３Ａｄ２、Ｖｉｐ３Ａｄ３、Ｖｉｐ３Ａｄ４、Ｖｉｐ３Ａｄ５、Ｖｉｐ３Ａｄ６、Ｖｉｐ３Ａｅ１、Ｖｉｐ３Ａｆ１、Ｖｉｐ３Ａｆ２、Ｖｉｐ３Ａｆ３、Ｖｉｐ３Ａｆ４、Ｖｉｐ３Ａｇ１、Ｖｉｐ３Ａｇ２、Ｖｉｐ３Ａｇ３、Ｖｉｐ３Ａｇ４、Ｖｉｐ３Ａｇ５、Ｖｉｐ３Ａｇ６、Ｖｉｐ３Ａｇ７、Ｖｉｐ３Ａｇ８、Ｖｉｐ３Ａｇ９、Ｖｉｐ３Ａｇ１０、Ｖｉｐ３Ａｇ１１、Ｖｉｐ３Ａｇ１２、Ｖｉｐ３Ａｇ１３、Ｖｉｐ３Ａｇ１４、Ｖｉｐ３Ａｇ１５、Ｖｉｐ３Ａｈ１、Ｖｉｐ３Ａｈ２、Ｖｉｐ３Ａｉ１、Ｖｉｐ３Ａｊ１、Ｖｉｐ３Ａｊ２、Ｖｉｐ３Ｂａ１、Ｖｉｐ３Ｂａ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ１、Ｖｉｐ３Ｂｂ２、Ｖｉｐ３Ｂｂ３、Ｖｉｐ３Ｂｃ、Ｖｉｐ３Ｃａ１、Ｖｉｐ３Ｃａ２、Ｖｉｐ３Ｃａ３、Ｖｉｐ３Ｃａ４、及びＶｉｐ４Ａａ１。
18. Ｖｉｐタンパク質が、配列番号４８２～５８７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項１７に記載の組み合わせ。
19. 前記細菌毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素である、請求項３に記載の組み合わせ。
20. 前記Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素が、以下からなる群から選択される、請求項１９に記載の組み合わせ：Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｋｈｕｒｓｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ｓｕｂｓｐ．ａｓｙｍｂｉｏｔｉｃａ ＡＴＣＣ ４３９４９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ａｕｓｔｒａｌｉｓ ＤＳＭ １７６０９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｂｏｄｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃａｒｉｂｂｅａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｃｉｎｅｒｅａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈａｉｎａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｈｅｔｅｒｏｒｈａｂｄｉｔｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋａｙａｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ＮＣ１９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｈａｎｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｇｕａｎａｊｕａｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｋｌｅｉｎｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｃｌａｒｋｅｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｕｍｏｎｄｉｉ ＴＴＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＢＡ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ Ｈ７５ＨＲＰＬ１０５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＮＢＡＩＩ ＨｉＰＬ１０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ＡＴＣＣ ２９９９９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｍｅｘｉｃａｎａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ ｓｕｂｓｐ．ｓｏｎｏｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎａｍｎａｏｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｎｏｅｎｉｅｐｕｔｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｔａｃｋｅｂｒａｎｄｔｉｉ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔａｓｍａｎｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｊ３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｐｈｏｒａｍｅ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍ１０２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｅｍｐｅｒａｔａ ｓｕｂｓｐ．ｔｅｍｐｅｒａｔａ Ｍｅｇ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｔｈｒａｃｅｎｓｉｓ毒素、未分類のＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３０１４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ａｚ２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＢＳ２１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣｂＫｊ１６３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＣＲＣＩＡ－Ｐ０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＥＮＹ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ２１２２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦＬ４８０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＦｓＩｗ９６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＧＤｄ２３３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３０８６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３１０７毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｈ３２４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ３０１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ７８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＢ８９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＯ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＨＵＧ－３９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＩＴ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＪＵＮ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫｃＴｓ１２９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ１４．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ２９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ３７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＪ９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＫ１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＭＤ７４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＫＯＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＩＤ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＯＬ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０５８毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＭＳＷ＿０７９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＫ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮｎＭｔ２ｈ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＮＰ１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯＨ１０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＩｒ４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＯｎＫｎ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１０．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１６．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ１７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ２２．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３２．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ３９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４５．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ４７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５１．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５２．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５４．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５８．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ５９．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６７．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ６８．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．１ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７６．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ７８．２ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＰＢ８０．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｐｊｕｎ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＲＷ１４－４６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１０－５４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１２－５５毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１４－６０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ１５－５６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ５Ｐ８－５０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ７－５１毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ８－５２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｓ９－５３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＪ２毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＮ２５９毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ１６．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ２１．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ３．４ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ４．５ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＳＰ７．３ ＴＨ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＴｙＫｂ１４０毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＵＫ７６毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＶＭＧ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷＡ２１Ｃ毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＷｋＳｓ４３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｗｘ１３毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．Ｘ４毒素、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＹＮｂ９０毒素、及びＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｓｐ．ＺＭ毒素。
21. 前記Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素である、請求項２０に記載の組み合わせ。
22. 前記真菌毒素が、Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素である、請求項２に記載の組み合わせ。
23. 前記Ａｓｃｏｍｙｃｅｔｅ真菌毒素が、Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ科真菌毒素である、請求項２２に記載の組み合わせ。
24. Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ真菌毒素が、Ａｋａｎｔｈｏｍｙｃｅｓ毒素、Ａｓｃｏｐｏｌｙｐｏｒｕｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素、Ｂｅｅｊａｓａｍｕｈａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｃｏｒｅｍｉｏｐｓｉｓ毒素、Ｅｎｇｙｏｄｏｎｔｉｕｍ毒素、Ｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｈｙｐｅｒｄｅｒｍｉｕｍ毒素、Ｉｎｓｅｃｔｉｃｏｌａ毒素、Ｉｓａｒｉａ毒素、Ｌｅｃａｎｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、Ｍｉｃｒｏｈｉｌｕｍ毒素、Ｐｈｙｔｏｃｏｒｄｙｃｅｐｓ毒素、Ｐｓｅｕｄｏｇｉｂｅｌｌｕｌａ毒素、Ｒｏｔｉｆｅｒｏｐｈｔｈｏｒａ毒素、Ｓｉｍｐｌｉｃｉｌｌｉｕｍ毒素、又はＴｏｒｒｕｂｉｅｌｌａ毒素である、請求項２３に記載の組み合わせ。
25. 前記Ｃｏｒｄｙｃｉｐｉｔａｃｅａｅ真菌毒素が、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素である、請求項２４に記載の組み合わせ。
26. 前記Ｂｅａｕｖｅｒｉａ毒素が、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｌｂａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｍｏｒｐｈａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｒｅｎａｒｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｓｉａｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ａｕｓｔｒａｌｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｃｏｒｄｙｃｅｐｓ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｏｎｇｎｉａｒｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂｒｕｍｐｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃａｌｅｄｏｎｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｈｉｒｏｍｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｏｃｃｏｒｕｍ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｒｅｔａｃｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｃｙｌｉｎｄｒｏｓｐｏｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｌａｃｒｏｉｘｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｎｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｅｐｅｎｄｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｄｏｒｙｐｈｏｒａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｆｆｕｓａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｅｐｉｇａｅａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｆｅｌｉｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｅｏｄｅｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｇｌｏｂｕｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｅｉｍｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｈｏｐｌｏｃｈｅｌｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｋｉｐｕｋａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｌａｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍａｌａｗｉｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｄｏｇｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｍｅｌｏｌｏｎｔｈａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｎｕｂｉｃｏｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｏｒｙｚａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｄｏｘａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｎｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐａｒａｓｉｔｉｃａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｅｔｅｌｏｔｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｐｓｅｕｄｏｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｉｌｅｙｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｒｕｂｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｈｉｏｔａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｏｂｏｌｉｆｅｒａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｐｉｃａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｔｅｐｈａｎｏｄｅｒｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｌｆｕｒｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｓｕｎｇｉｉ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｅｎｅｌｌａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｔｕｎｄｒｅｎｓｉｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｌａｔａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖａｒｒｏａｅ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｒｍｉｃｏｎｉａ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｅｘａｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉａｎｎａｉ毒素、又はＢｅａｕｖｅｒｉａ ｖｉｒｅｌｌａ毒素である、請求項２５に記載の組み合わせ。
27. 前記レクチンが、以下からなる群から選択される、請求項２に記載の組み合わせ：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、Ｓａｍｂｕｃｕｓ ｎｉｇｒａレクチン（ＳＮＡ）、Ｍａａｃｋｉａ ａｍｕｒｅｎｓｉｓ－ＩＩ（ＭＡＬ－ＩＩ）、Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ ｃｒｉｓｔａｇａｌｌｉレクチン（ＥＣＬ）、Ｒｉｃｉｎｕｓ ｃｏｍｍｕｎｉｓ凝集素－Ｉ（ＲＣＡ）、ピーナッツ凝集素（ＰＮＡ）、コムギ胚芽凝集素（ＷＧＡ）、Ｇｒｉｆｆｏｎｉａ ｓｉｍｐｌｉｃｉｆｏｌｉａ－ＩＩ（ＧＳＬ－ＩＩ）、Ｃｏｎ Ａ、Ｌｅｎｓ ｃｕｌｉｎａｒｉｓ凝集素（ＬＣＡ）、マンノース結合レクチン（ＭＢＬ）、ＢａｎＬｅｃ、ガレクチン、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ白血球凝集素（ＰＨＡ－Ｌ）、Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ赤血球凝集素（ＰＨＡ－Ｅ）、及びＤａｔｕｒａ ｓｔｒａｍｏｎｉｕｍレクチン（ＤＳＬ）。
28. 前記レクチンが、ＧＮＡである、請求項２７に記載の組み合わせ。
29. 前記Ａｚａｄｉｒａｃｈｔａ ｉｎｄｉｃａ化合物が、アザジラクチン、アザジラジオン、アザジラジオノリド、デアセチルゲデュニン（Ｄｅａｃｅｔｙｌｇｅｄｕｎｉｎ）、デアセチルアザジラクチノール（Ｄｅａｃｅｔｙｌａｚａｄｉｒａｃｈｔｉｎｏｌ）、デスフラノアザジラジオン、エポキシアザジラジオン、ゲデュニン（Ｇｅｄｕｎｉｎ）、マムーディン（Ｍａｈｍｏｏｄｉｎ）、ニームフルイチンＡ、ニームフルイチンＢ、ニンボリド、ニンビン、ニモリシノール、酢酸オーチニン、サランニン、サランノール、アルファ－ニモラクトン、ベータ－ニモラクトン、２’，３’－ジヒドロサランニン、３－デアセチルサランニン、６－デアセチルニンビン、７－アセチル－１６，１７－デヒドロ－１６－ヒドロキシネオトリキレノン、７－ベンゾイルニンボシノール、７－デアセチル－７－ベンゾイルエポキシアザジラジオン、７－デアセチル－７－ベンゾイルゲデュニン、７－デアセチル－１７－エピニモリシノール、１５－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピ－１７－ヒドロキシアザジラジオン、１７－エピアザジラジオン、２０，２１，２２，２３－テトラヒドロ－２３－オキソアザジロン、２２，２３－ジヒドロニモシノール、又は２８－デオキソニンボリドである、請求項２に記載の組み合わせ。
30. 前記ホウ素化合物が、ホウ砂、ホウ酸、八ホウ酸二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、及び三フッ化ホウ素からなる群から選択される、請求項２に記載の組み合わせ。
31. 前記ウイルスが、Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスである、請求項２に記載の組み合わせ。
32. 前記Ｂａｃｕｌｏｖｉｒｉｄａｅウイルスが、ベータバキュロウイルスである、請求項３１に記載の組み合わせ。
33. 前記ベータバキュロウイルスが、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｏｒａｎａグラニュロウイルス（ｇｒａｎｕｌｏｖｉｒｕｓ）、Ａｇｒｏｔｉｓ ｓｅｇｅｔｕｍグラニュロウイルス、Ａｒｔｏｇｅｉａ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｂｒａｓｓｉｃａｅグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｃｈｏｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＡ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＨｅｎａｎ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルスＢ、Ｃｎａｐｈａｌｏｃｒｏｃｉｓ ｍｅｄｉｎａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｃｒｙｐｔｏｐｈｌｅｂｉａ ｌｅｕｃｏｔｒｅｔａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ顆粒病ウイルス（メキシコ分離株）、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｅｐｉｎｏｔｉａ ａｐｏｒｅｍａグラニュロウイルス、Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏグラニュロウイルス、Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ｂｒｉｌｌｉａｎｓグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｌａｃａｎｏｂｉａ ｏｌｅｒａｃｅａグラニュロウイルス、Ｍｏｃｉｓ ｌａｔｉｐｅｓグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＡ、Ｐｓｅｕｄａｌａｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルスＢ、Ｍｙｔｈｉｍｎａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａグラニュロウイルス、Ｐｈｔｈｏｒｉｍａｅａ ｏｐｅｒｃｕｌｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｕｒａグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉグラニュロウイルス ＬＢＩＶ－１２、Ｘｅｓｔｉａ ｃ－ｎｉｇｒｕｍグラニュロウイルス、未分類のベータバキュロウイルス、Ａｃｈａｅａ ｊａｎａｔａグラニュロウイルス、Ａｄｏｘｏｐｈｙｅｓ ｈｏｎｍａｉグラニュロウイルス、Ａｇｒｏｔｉｓ ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎｉｓグラニュロウイルス、Ａｍｅｌｉａ ｐａｌｌｏｒａｎａグラニュロウイルス、Ａｎｄｒａｃａ ｂｉｐｕｎｃｔａｔａグラニュロウイルス、Ａｕｔｏｇｒａｐｈａ ｇａｍｍａグラニュロウイルス、Ｃａｌｏｐｔｉｌｉａ ｔｈｅｉｖｏｒａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｍｕｒｉｎａｎａグラニュロウイルス、Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｖｉｒｉｄｉｓ ｂｅｔａｂａｃｕｌｏｖｉｒｕｓ、Ｃｌｏｓｔｅｒａ ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓグラニュロウイルス、Ｃｎｅｐｈａｓｉａ ｌｏｎｇａｎａグラニュロウイルス、Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａグラニュロウイルス、Ｅｕｘｏａ ｏｃｈｒｏｇａｓｔｅｒグラニュロウイルス、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ａｒｍｉｇｅｒａグラニュロウイルス、Ｈｏｐｌｏｄｒｉｎａ ａｍｂｉｇｕａグラニュロウイルス、Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａグラニュロウイルス、Ｎａｔａｄａ ｎａｒａｒｉａグラニュロウイルス、Ｎｅｐｈｅｌｏｄｅｓ ｅｍｍｅｄｏｎｉａグラニュロウイルス、Ｐａｎｄｅｍｉｓ ｌｉｍｉｔａｔａグラニュロウイルス、Ｐｅｒｉｄｏｒｍａ ｍｏｒｐｏｎｔｏｒａグラニュロウイルス、Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅグラニュロウイルス、Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａグラニュロウイルス、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｂｅｔａｂａｃｕｌｏｖｉｒｕｓ、Ｓｃｏｔｏｇｒａｍｍａ ｔｒｉｆｏｌｉｉグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ａｎｄｒｏｇｅａグラニュロウイルス、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓグラニュロウイルス、Ｔｅｃｉａ ｓｏｌａｎｉｖｏｒａグラニュロウイルス、又はＭｏｃｉｓ ｓｐ．グラニュロウイルスである、請求項３２に記載の組み合わせ。
34. 前記ＩＡが、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素、Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）、アザジラクチン化合物、ホウ酸、及びＣｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ＣｐＧＶ）からなる群から選択される、請求項１に記載の組み合わせ。
35. 前記Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体（Ｔｃａ）を含む、請求項３４に記載の組み合わせ。
36. 前記Ｔｃａが、ＴｃａＡタンパク質（配列番号６１６）、ＴｃａＢタンパク質（配列番号６１７）、ＴｃａＣタンパク質（配列番号６１８）、及びＴｃａＺタンパク質（配列番号６１９）を含む、請求項３５に記載の組み合わせ。
37. 前記Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素が、ビューベリシン毒素である、請求項３４に記載の組み合わせ。
38. 前記ビューベリシン毒素が、化学式Ｃ_４５Ｈ_５７Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシン毒素、化学式Ｃ_４６Ｈ_５９Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンＡ毒素、又は化学式Ｃ_４７Ｈ_６１Ｎ_３Ｏ_９を有するビューベリシンＢ毒素である、請求項３７に記載の組み合わせ。
39. 前記Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ毒素が、Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子から単離されたビューベリシン毒素である、請求項３８に記載の組み合わせ。
40. 前記ＧＮＡが、配列番号３５に示されるアミノ酸配列を有する、請求項３４に記載の組み合わせ。
41. 前記ＣｐＧＶが、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスである、請求項３４に記載の組み合わせ。
42. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項１に記載の組み合わせ。
43. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項４２に記載の組み合わせ。
44. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項１に記載の組み合わせ。
45. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項４４に記載の組み合わせ。
46. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項１に記載の組み合わせ。
47. 前記Ｂｔｔ毒素が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素である、請求項４６に記載の組み合わせ。
48. 前記ＣＲＩＰが、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）、イソギンチャク毒素、Ａｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、Ｐｈｏｎｅｕｔｒｉａ毒素、又はアトラコトキシン（Ａｔｒａｃｏｔｏｘｉｎ）（ＡＣＴＸ）である、請求項１～４７のいずれか一項に記載の組み合わせ。
49. 前記Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドが、配列番号１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項４８に記載の組み合わせ。
50. 前記Ｕ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドが、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項４９に記載の組み合わせ。
51. 前記ＴＶＰが、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、及び６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項４８に記載の組み合わせ。
52. 前記ＴＶＰが、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、及び６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項５１に記載の組み合わせ。
53. 前記イソギンチャク毒素が、Ａｖ２毒素又はＡｖ３毒素である、請求項４８に記載の組み合わせ。
54. 前記Ａｖ２毒素が、配列番号５８８に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項５３に記載の組み合わせ。
55. 前記Ａｖ２毒素が、配列番号５８８に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項５４に記載の組み合わせ。
56. 前記Ａｖ３毒素が、配列番号４４に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項５３に記載の組み合わせ。
57. 前記Ａｖ３毒素が、配列番号４４に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項５６に記載の組み合わせ。
58. 前記ＡＶＰが、ＡＶＰａペプチド、ＡＶＰａ－Ｃ１ペプチド、又はＡＶＰｂペプチドである、請求項４８に記載の組み合わせ。
59. 前記ＡＶＰａ毒素が、配列番号４５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項５８に記載の組み合わせ。
60. 前記ＡＶＰａ毒素が、配列番号４５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項５９に記載の組み合わせ。
61. 前記ＡＶＰａ－Ｃ１毒素が、配列番号４６に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項５８に記載の組み合わせ。
62. 前記ＡＶＰａ－Ｃ１毒素が、配列番号４６に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項６１に記載の組み合わせ。
63. 前記ＡＶＰｂ毒素が、配列番号４７に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項５８に記載の組み合わせ。
64. 前記ＡＶＰｂ毒素が、配列番号４７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項６３に記載の組み合わせ。
65. 前記ＣＲＩＰが、クテニトキシン（ｃｔｅｎｉｔｏｘｉｎ）（ＣＮＴＸ）である、請求項４８に記載の組み合わせ。
66. 前記ＣＮＴＸが、Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａである、請求項６５に記載の組み合わせ。
67. 前記Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａが、配列番号６５に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項６６に記載の組み合わせ。
68. 前記Γ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａが、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項６７に記載の組み合わせ。
69. 前記ＣＲＩＰが、ＡＣＴＸである、請求項４８に記載の組み合わせ。
70. 前記ＡＣＴＸが、Ｕ－ＡＣＴＸペプチド、オメガ－ＡＣＴＸペプチド、又はカッパ－ＡＣＴＸペプチドである、請求項６９に記載の組み合わせ。
71. 前記ＡＣＴＸが、Ｕ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ｒＵ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ｂ、κ－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、κ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、ω－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ、又はω＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａである、請求項６９に記載の組み合わせ。
72. 前記ＡＣＴＸが、配列番号６０～６４及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項７１に記載の組み合わせ。
73. 前記ＡＣＴＸが、配列番号６０～６４及び５９４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項７２に記載の組み合わせ。
74. 前記ＡＣＴＸが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列と、少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する、請求項６９に記載の組み合わせ。
75. 前記ＡＣＴＸが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有する、請求項７４に記載の組み合わせ。
76. 前記ＣＲＩＰが、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチド、配列番号２～１５、４９～５３、２～１５、４９～５３、６２１～６２２、６２４～６２８、６３１～６４０、６４２～６５１、及び６５３～６５４のうちのいずれか１つに示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＴＶＰ、配列番号４７に示されるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）、配列番号６５に示されるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ、又は配列番号６１に示されるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａからなる群から選択される、請求項１～４８のいずれか一項に記載の組み合わせ。
77. ＩＡとＣＲＩＰの比が、約１０，０００：１、５，０００：１、１，０００：１、５００：１、２５０：１、２００：１、１００：１、９９：１、９５：５、９０：１０、８５：１５、８０：２０、７５：２５、７０：３０、６５：３５、６０：４０、５５：４５、１：１、４５：５５、４０：６０、３５：６５、３０：７０、２５：７５、２０：８０、１５：８５、１０：９０、５：９５、１：９９、１：１００、１：２００、１：２５０、１：５００、１：１，０００、１：５，０００、又は１：１０，０００である、請求項１～７６のいずれか一項に記載の組み合わせ。
78. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、前記ＣＲＩＰが、ＡＣＴＸであり、前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、及び毒素と、前記ＡＣＴＸの比が、約１：１～約１：５０００である、請求項７７に記載の組み合わせ。
79. 前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ（Ｂｔｉ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、前記ＡＣＴＸの前記比が、約１：４０００である、請求項７８に記載の組み合わせ。
80. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、前記ＣＲＩＰが、ＡＣＴＸであり、前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、前記ＡＣＴＸの前記比が、約１：１～約１：１０である、請求項７７に記載の組み合わせ。
81. 前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、前記ＡＣＴＸの前記比が、約１：９．２である、請求項８０に記載の組み合わせ。
82. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、前記ＣＲＩＰが、ＡＶＰであり、前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、ＡＶＰの前記比が、約１：１～約１：１．５である、請求項７７に記載の組み合わせ。
83. 前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｋｕｒｓｔａｋｉ（Ｂｔｋ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、ＡＶＰの前記比が、約１：１．３７５である、請求項８２に記載の組み合わせ。
84. 前記ＩＡが、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素であり、前記ＣＲＩＰが、ＡＣＴＸであり、前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、前記ＡＣＴＸの前記比が、約１：１～約１：１０である、請求項７７に記載の組み合わせ。
85. 前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｖａｒ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ（Ｂｔｔ）から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、前記ＡＣＴＸの前記比が、約１：８．７５である、請求項８４に記載の組み合わせ。
86. 賦形剤を更に含む、請求項１～８２のいずれか一項に記載の組み合わせを含む、組成物。
87. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂペプチドと、を含む、組み合わせ。
88. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号２に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ１－アガトキシン－Ｔａ１ｂバリアントポリペプチド（ＴＶＰ）と、を含む、組み合わせ。
89. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６７に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＡｖ３バリアントポリペプチド（ＡＶＰ）と、を含む、組み合わせ。
90. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６５に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するΓ－ＣＮＴＸ－Ｐｎ１ａ毒素と、を含む、組み合わせ。
91. Ｂｅａｕｖｅｒｉａ ｂａｓｓｉａｎａ株ＡＮＴ－０３胞子と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む、組み合わせ。
92. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｔｅｎｅｂｒｉｏｎｉｓ株ＮＢ－１７６から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む、組み合わせ。
93. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｋｕｒｓｔａｋｉ株ＥＶＢ－１１３－１９から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む、組み合わせ。
94. Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ ｓｓｐ．ｉｓｒａｅｌｅｎｓｉｓ株ＢＭＰ１４４から単離された１つ以上の発酵固形物、胞子、又は毒素と、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素と、を含む、組み合わせ。
95. Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせであって、前記Ｐｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素が、ＴｃａＡ（配列番号６１６）、ＴｃａＢ（配列番号６１７）、ＴｃａＣ（配列番号６１８）、及びＴｃａＺ（配列番号６１９）を含むＰｈｏｔｏｒｈａｂｄｕｓ ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｓ毒素複合体（Ｔｃａ）であり、ＡＣＴＸペプチドが、Ｕ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素（配列番号６１）である、組み合わせ。
96. Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ凝集素（ＧＮＡ）と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせであって、前記ＧＮＡが、配列番号３５に示されるアミノ酸配列を有し、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である、組み合わせ。
97. アザジラクチンと、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせであって、前記アザジラクチンが、化学式：Ｃ_３５Ｈ_４４Ｏ_１６を有し、前記ＡＣＴＸが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である、組み合わせ。
98. ホウ酸化合物と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせであって、前記ホウ酸化合物が、Ｈ_３ＢＯ_３の化学式を有し、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である、組み合わせ。
99. Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス（ＣｐＧＶ）と、ＡＣＴＸと、を含む組み合わせであって、前記ＣｐＧＶが、Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａグラニュロウイルス分離株Ｖ２２ウイルスであり、ＡＣＴＸペプチドが、配列番号６１に示されるアミノ酸配列によるアミノ酸配列を有するＵ＋２－ＡＣＴＸ－Ｈｖ１ａ毒素である、組み合わせ。
100. 少なくとも１つのＣＲＩＰ及び少なくとも１つのＩＡの組み合わせを提供することと、請求項１～１０５のいずれか一項に記載の組み合わせを、昆虫の部位に適用することと、を含む、昆虫を制御するために請求項１～９９のいずれか一項に記載の組み合わせを使用する、方法。
101. 前記昆虫が、以下からなる群から選択される、請求項１００に記載の方法：アヒマスフィンクスモス（Ａｃｈｅｍａ Ｓｐｈｉｎｘ Ｍｏｔｈ）（ホーンワーム（Ｈｏｒｎｗｏｒｍ））（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ａｌｆａｌｆａ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ａｌｍｏｎｄ Ｍｏｔｈ）（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ Ｍｏｔｈ）（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ａｒｍｙｗｏｒｍ）（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ａｒｔｉｃｈｏｋｅ Ｐｌｕｍｅ Ｍｏｔｈ）（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ａｚａｌｅａ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｂａｇｗｏｒｍ）（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｂａｎａｎａ Ｍｏｔｈ）（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｂａｎａｎａ Ｓｋｉｐｐｅｒ）（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ｂｌａｃｋｈｅａｄｅｄ Ｂｕｄｗｏｒｍ）（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ Ｏａｋｗｏｒｍ）（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｓｐｒｉｎｇ Ｃａｎｋｅｒｗｏｒｍ）（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｃｈｅｒｒｙ Ｆｒｕｉｔｗｏｒｍ）（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｃｈｉｎａ Ｍａｒｋ Ｍｏｔｈ）（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｃｉｔｒｕｓ Ｃｕｔｗｏｒｍ）（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｏｄｌｉｎｇ Ｍｏｔｈ）（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ｃｒａｎｂｅｒｒｙ Ｆｒｕｉｔｗｏｒｍ）（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｃｒｏｓｓ－ｓｔｒｉｐｅｄ Ｃａｂｂａｇｅｗｏｒｍ）（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｃｕｔｗｏｒｍ）（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｄｏｕｇｌａｓ Ｆｉｒ Ｔｕｓｓｏｃｋ Ｍｏｔｈ）（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（Ｅｌｌｏ Ｍｏｔｈ）（ホーンワーム（Ｈｏｒｎｗｏｒｍ））（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｌｍ Ｓｐａｎｗｏｒｍ）（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｇｒａｐｅｖｉｎｅ Ｍｏｔｈ）（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｓｋｉｐｐｅｒ）（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｆａｌｌ Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ｆｉｌｂｅｒｔ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ｆｒｕｉｔｔｒｅｅ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｇｒａｐｅ Ｂｅｒｒｙ Ｍｏｔｈ）（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｇｒａｐｅ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｇｒａｐｅｌｅａｆ Ｓｋｅｌｅｔｏｎｉｚｅｒ）（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー（ｇｒｏｕｎｄ ｏｎｌｙ））、グリーンクローバーワーム（Ｇｒｅｅｎ Ｃｌｏｖｅｒｗｏｒｍ）（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｇｒｅｅｎｓｔｒｉｐｅｄ Ｍａｐｌｅｗｏｒｍ）（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジ（Ｈｏｄｇｅｓ））、ジプシーモス（Ｇｙｐｓｙ Ｍｏｔｈ）（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｈｅｍｌｏｃｋ Ｌｏｏｐｅｒ）（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｈｏｒｎｗｏｒｍ）（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｉｍｐｏｒｔｅｄ Ｃａｂｂａｇｅｗｏｒｍ）（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ｉｏ Ｍｏｔｈ）（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｊａｃｋ Ｐｉｎｅ Ｂｕｄｗｏｒｍ）（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｌｉｇｈｔ Ｂｒｏｗｎ Ａｐｐｌｅ Ｍｏｔｈ）（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｍｅｌｏｎｗｏｒｍ）（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｍｉｍｏｓａ Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｏｂｌｉｑｕｅｂａｎｄｅｄ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｏｌｅａｎｄｅｒ Ｍｏｔｈ）（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｏｍｎｉｖｏｒｏｕｓ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｏｍｎｉｖｏｒｏｕｓ Ｌｏｏｐｅｒ）（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｏｒａｎｇｅｄｏｇ）（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ｏｒａｎｇｅ Ｔｏｒｔｒｉｘ）（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｏｒｉｅｎｔａｌ Ｆｒｕｉｔ Ｍｏｔｈ）（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ｐｅａｃｈ Ｔｗｉｇ Ｂｏｒｅｒ）（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｐｉｎｅ Ｂｕｔｔｅｒｆｌｙ）（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｐｏｄｗｏｒｍ）（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ｒｅｄｂａｎｄｅｄ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｒｅｄｈｕｍｐｅｄ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｒｉｎｄｗｏｒｍ Ｃｏｍｐｌｅｘ）（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓａｄｄｌｅｂａｃｋ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｓａｄｄｌｅ Ｐｒｏｍｉｎｅｎｔ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｓａｌｔｍａｒｓｈ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｓｏｄ Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｓｐａｎｗｏｒｍ）（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ｆａｌｌ Ｃａｎｋｅｒｗｏｒｍ）（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｓｐｒｕｃｅ Ｂｕｄｗｏｒｍ）（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｔｅｎｔ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｔｏｂａｃｃｏ Ｈｏｒｎｗｏｒｍ）（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｔｏｂａｃｃｏ Ｍｏｔｈ）（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｔｕｆｔｅｄ Ａｐｐｌｅ Ｂｕｄｍｏｔｈ）（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ｔｗｉｇ Ｂｏｒｅｒ）（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｖａｒｉｅｇａｔｅｄ Ｃｕｔｗｏｒｍ）（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｖａｒｉｅｇａｔｅｄ Ｌｅａｆｒｏｌｌｅｒ）（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ｖｅｌｖｅｔｂｅａｎ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｗａｌｎｕｔ Ｃａｔｅｒｐｉｌｌａｒ）（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｗｅｂｗｏｒｍ）（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｗｅｓｔｅｒｎ Ｔｕｓｓｏｃｋ Ｍｏｔｈ）（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｓｏｕｔｈｅｒｎ Ｃｏｒｎｓｔａｌｋ Ｂｏｒｅｒ）（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム（Ｃｏｒｎ Ｅａｒｗｏｒｍ）、スイートポテトウィービル（Ｓｗｅｅｔ ｐｏｔａｔｏ ｗｅｅｖｉｌ）、ペッパーウィービル（Ｐｅｐｐｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、シトラスルートウィービル（Ｃｉｔｒｕｓ ｒｏｏｔ ｗｅｅｖｉｌ）、ストロベリーウィービル（Ｓｔｒａｗｂｅｒｒｙ ｒｏｏｔ ｗｅｅｖｉｌ）、ピーカンウィービル（Ｐｅｃａｎ ｗｅｅｖｉｌ）、フィルバートウィービル（Ｆｉｌｂｅｒｔ ｗｅｅｖｉｌ）、ライスウォーターウィービル（Ｒｉｃｅｗａｔｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、アルファルファウィービル（Ａｌｆａｌｆａ ｗｅｅｖｉｌ）、クローバーウィービル（Ｃｌｏｖｅｒ ｗｅｅｖｉｌ）、ティーショット－ホールボーア（Ｔｅａ ｓｈｏｔ－ｈｏｌｅ ｂｏｒｅｒ）、ルートウィービル（Ｒｏｏｔ ｗｅｅｖｉｌ）、シュガーケインビートル（Ｓｕｇａｒｃａｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）、コーヒーベリーボーア（Ｃｏｆｆｅｅ ｂｅｒｒｙ ｂｏｒｅｒ）、アニュアルブルーグラスウィービル（Ａｎｎｕａｌ ｂｌｕｅ ｇｒａｓｓ ｗｅｅｖｉｌ）（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ａｓｉａｔｉｃ ｇａｒｄｅｎ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｅｕｒｏｐｅａｎ ｃｈａｆｅｒ）（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｇｒｅｅｎ Ｊｕｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｊａｐａｎｅｓｅ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｍａｙ ｏｒ Ｊｕｎｅ ｂｅｅｔｌｅ）（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｎｏｒｔｈｅｒｎ ｍａｓｋｅｄ ｃｈａｆｅｒ）（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ｏｒｉｅｎｔａｌ ｂｅｅｔｌｅ）（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｓｏｕｔｈｅｒｎ ｍａｓｋｅｄ ｃｈａｆｅｒ）（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｂｉｌｌｂｕｇ）（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐ
     ｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。
102. 少なくとも１つのＣＲＩＰ及び少なくとも１つのＩＡの組み合わせを提供することと、次いで、前記組み合わせを昆虫の部位に適用することとを含む、Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ毒素耐性昆虫を制御するために、請求項１～９９のいずれか一項に記載の組み合わせを使用する、方法。
103. 前記Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ耐性毒素昆虫が、以下からなる群から選択される、請求項１０２に記載の方法：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。
104. 害虫を駆除、制御、又は抑制する方法であって、農薬有効量の請求項１～９９のいずれか一項に記載の組み合わせを、前記害虫の部位に、又は前記害虫による攻撃を受けやすい植物若しくは動物に適用することを含む、方法。
105. 前記害虫が、以下からなる群から選択される、請求項１０４に記載の方法：アヒマスフィンクスモス（ホーンワーム）（Ｅｕｍｏｒｐｈａ ａｃｈｅｍｏｎ）、アルファルファキャタピラー（Ｃｏｌｉａｓ ｅｕｒｙｔｈｅｍｅ）、アーモンドモス（Ｃａｕｄｒａ ｃａｕｔｅｌｌａ）、アモルビアモス（Ａｍｏｒｂｉａ ｈｕｍｅｒｏｓａｎａ）、アーミーワーム（Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｓｐｐ．（例えば、ｅｘｉｇｕａ、ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ）、Ｐｓｅｕｄａｌｅｔｉａ ｕｎｉｐｕｎｃｔａ）、アーティチョークプルームモス（Ｐｌａｔｙｐｔｉｌｉａ ｃａｒｄｕｉｄａｃｔｙｌａ）、アゼリアキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｍａｊｏｒ）、バッグワーム（Ｔｈｙｒｉｄｏｐｔｅｒｙｘ）、ｅｐｈｅｍｅｒａｅｆｏｒｍｉｓ）、バナナモス（Ｈｙｐｅｒｃｏｍｐｅ ｓｃｒｉｂｏｎｉａ）、バナナスキッパー（Ｅｒｉｏｎｏｔａ ｔｈｒａｘ）、ブラックヘディッドバドワーム（Ａｃｌｅｒｉｓ ｇｌｏｖｅｒａｎａ）、カルフォルニアオークワーム（Ｐｈｒｙｇａｎｉｄｉａ ｃａｌｉｆｏｒｎｉｃａ）、スプリングキャンカーワーム（Ｐａｌｅａｃｒｉｔａ ｍｅｒｒｉｃｃａｔａ）、チェリーフルーツワーム（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｐａｃｋａｒｄｉ）、チャイナマークモス（Ｎｙｍｐｈｕｌａ ｓｔａｇｎａｔａ）、シトラスカットワーム（Ｘｙｌｏｍｙｇｅｓ ｃｕｒｉａｌｉｓ）、コドリングモス（Ｃｙｄｉａ ｐｏｍｏｎｅｌｌａ）、クランベリーフルーツワーム（Ａｃｒｏｂａｓｉｓ ｖａｃｃｉｎｉｉ）、クロスストライプドキャベッジワーム（Ｅｖｅｒｇｅｓｔｉｓ ｒｉｍｏｓａｌｉｓ）、カットワーム（Ｎｏｃｔｕｉｄ種、Ａｇｒｏｔｉｓ ｉｐｓｉｌｏｎ）、ダグラスファータソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｐｓｅｕｄｏｔｓｕｇａｔａ）、エルロモス（ホーンワーム）（Ｅｒｉｎｎｙｉｓ ｅｌｌｏ）、エルムスパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ）、ヨーロピアングレープヴァインモス（Ｌｏｂｅｓｉａ ｂｏｔｒａｎａ）、ヨーロピアンスキッパー（Ｔｈｙｍｅｌｉｃｕｓ ｌｉｎｅｏｌａ（エセックススキッパー）、フォールウェブワーム（Ｍｅｌｉｓｓｏｐｕｓ ｌａｔｉｆｅｒｒｅａｎｕｓ、フィルバートリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ｒｏｓａｎｕｓ、フルーツツリーリーフローラー（Ａｒｃｈｉｐｓ ａｒｇｙｒｏｓｐｉｌｉａ、グレープベリーモス（Ｐａｒａｌｏｂｅｓｉａ ｖｉｔｅａｎａ、グレープリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ、グレープリーフスケルトナイザー（Ｈａｒｒｉｓｉｎａ ａｍｅｒｉｃａｎａ（グラウンドオンリー）、グリーンクローバーワーム（Ｐｌａｔｈｙｐｅｎａ ｓｃａｂｒａ、グリーンストライプドメープルワーム（Ｄｒｙｏｃａｍｐａ ｒｕｂｉｃｕｎｄａ、Ｇｕｍｍｏｓｏｓ－Ｂａｔｒａｃｈｅｄｒａ、Ｃｏｍｏｓａｅ（ホッジズ）、ジプシーモス（Ｌｙｍａｎｔｒｉａ ｄｉｓｐａｒ）、ヘムロックルーパー（Ｌａｍｂｄｉｎａ ｆｉｓｃｅｌｌａｒｉａ）、ホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｐｐ．）、インポーテッドキャベッジワーム（Ｐｉｅｒｉｓ ｒａｐａｅ）、アイオモス（Ａｕｔｏｍｅｒｉｓ ｉｏ）、ジャックパインバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｐｉｎｕｓ）、ライトブラウンアップルモス（Ｅｐｉｐｈｙａｓ ｐｏｓｔｖｉｔｔａｎａ）、メロンワーム（Ｄｉａｐｈａｎｉａ ｈｙａｌｉｎａｔａ）、ミモザウェブワーム（Ｈｏｍａｄａｕｌａ ａｎｉｓｏｃｅｎｔｒａ）、オブリークバンディッドリーフローラー（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｒｏｓａｃｅａｎａ）、オリアンダーモス（Ｓｙｎｔｏｍｅｉｄａ ｅｐｉｌａｉｓ）、オムニバラスリーフローラー（Ｐｌａｙｎｏｔａ ｓｔｕｌｔａｎａ）、オムニバラスルーパー（Ｓａｂｕｌｏｄｅｓ ａｅｇｒｏｔａｔａ）、オレンジドッグ（Ｐａｐｉｌｉｏ ｃｒｅｓｐｈｏｎｔｅｓ）、オレンジトートリクス（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｃｉｔｒａｎａ）、オリエンタルフルーツモス（Ｇｒａｐｈｏｌｉｔａ ｍｏｌｅｓｔａ）、ピーチツイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、パインバタフライ（Ｎｅｏｐｈａｓｉａ ｍｅｎａｐｉａ）、ポッドワーム（Ｈｅｌｉｏｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ）、レッドバンディッドリーフローラー（Ａｒｇｙｒｏｔａｅｎｉａ ｖｅｌｕｔｉｎａｎａ）、レッドハンプトキャタピラー（Ｓｃｈｉｚｕｒａ ｃｏｎｃｉｎｎａ）、リンドワームコンプレックス（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌｅｐｓ．）、サドルバックキャタピラー（Ｓｉｂｉｎｅ ｓｔｉｍｕｌｅａ ）、サドルプロミネントキャタピラー（Ｈｅｔｅｒｏｃａｍｐａ ｇｕｔｔｉｖｉｔｔａ）、ソルトマーシュキャタピラー（Ｅｓｔｉｇｍｅｎｅ ａｃｒｅａ）、ソッドベッドワーム（Ｃｒａｍｂｕｓ ｓｐｐ．）、スパンワーム（Ｅｎｎｏｍｏｓ ｓｕｂｓｉｇｎａｒｉａ ）、フォールキャンカーワーム（Ａｌｓｏｐｈｉｌａ ｐｏｍｅｔａｒｉａ）、スプルースバドワーム（Ｃｈｏｒｉｓｔｏｎｅｕｒａ ｆｕｍｉｆｅｒａｎａ）、テントキャタピラー（Ｖａｒｉｏｕｓ Ｌａｓｉｏｃａｍｐｉｄａｅ ）、Ｔｈｅｃｌａ－Ｔｈｅｃｌａ Ｂａｓｉｌｉｄｅｓ（Ｇｅｙｒ）Ｔｈｅｃｌａ ｂａｓｉｌｉｄｅｓ）、タバコホーンワーム（Ｍａｎｄｕｃａ ｓｅｘｔａ）、タバコモス（Ｅｐｈｅｓｔｉａ ｅｌｕｔｅｌｌａ）、タフテッドアップルバドモス（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｉｄａｅｕｓａｌｉｓ）、トゥイグボーア（Ａｎａｒｓｉａ ｌｉｎｅａｔｅｌｌａ）、ベアリアゲイティドカットワーム（Ｐｅｒｉｄｒｏｍａ ｓａｕｃｉａ）、ベアリアゲイティドリーフローラー（Ｐｌａｔｙｎｏｔａ ｆｌａｖｅｄａｎａ）、ベルベットビーンキャタピラー（Ａｎｔｉｃａｒｓｉａ ｇｅｍｍａｔａｌｉｓ）、ウォルナットキャタピラー（Ｄａｔａｎａ ｉｎｔｅｇｅｒｒｉｍａ）、ウェブワーム（Ｈｙｐｈａｎｔｒｉａ ｃｕｎｅａ）、ウエスタンタソックモス（Ｏｒｇｙｉａ ｖｅｔｕｓｔａ）、サザンコーンストークボーア（Ｄｉａｔｒａｅａ ｃｒａｍｂｉｄｏｉｄｅｓ）、コーンイアワーム、スイートポテトウィービル、ペッパーウィービル、シトラスルートウィービル、ストロベリーウィービル、ピーカンウィービル、フィルバートウィービル、ライスウォーターウィービル、アルファルファウィービル、クローバーウィービル、ティーショット－ホールボーア、ルートウィービル、シュガーケインビートル、コーヒーベリーボーア、アニュアルブルーグラスウィービル（Ｌｉｓｔｒｏｎｏｔｕｓ ｍａｃｕｌｉｃｏｌｌｉｓ）、アジアティックガーデンビートル（Ｍａｌａｄｅｒａ ｃａｓｔａｎｅａ）、ヨーロピアンチェ―ファー（Ｒｈｉｚｏｔｒｏｑｕｓ ｍａｊａｌｉｓ）、グリーンジューンビートル（Ｃｏｔｉｎｉｓ ｎｉｔｉｄａ）、ジャパニーズビートル（Ｐｏｐｉｌｌｉａ ｊａｐｏｎｉｃａ）、メイオアジューンビートル（Ｐｈｙｌｌｏｐｈａｇａ ｓｐ．）、ノーザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｂｏｒｅａｌｉｓ）、オリエンタルビートル（Ａｎｏｍａｌａ ｏｒｉｅｎｔａｌｉｓ）、サザンマスクドチェ―ファー（Ｃｙｃｌｏｃｅｐｈａｌａ ｌｕｒｉｄａ）、ビルバグ（Ｃｕｒｃｕｌｉｏｎｏｉｄｅａ）、Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。
106. 前記害虫が、以下からなる群から選択される、請求項１０５に記載の方法：Ａｅｄｅｓ ａｅｇｙｐｔｉ、Ｂｕｓｓｅｏｌａ ｆｕｓｃａ、Ｃｈｉｌｏ ｓｕｐｐｒｅｓｓａｌｉｓ、Ｃｕｌｅｘ ｐｉｐｉｅｎｓ、Ｃｕｌｅｘ ｑｕｉｎｑｕｅｆａｓｃｉａｔｕｓ、Ｄｉａｂｒｏｔｉｃａ ｖｉｒｇｉｆｅｒａ、Ｄｉａｔｒａｅａ ｓａｃｃｈａｒａｌｉｓ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ａｒｍｉｇｅｒａ、Ｈｅｌｉｃｏｖｅｒｐａ ｚｅａ、Ｈｅｌｉｏｔｈｉｓ ｖｉｒｅｓｃｅｎｓ、Ｌｅｐｔｉｎｏｔａｒｓａ ｄｅｃｅｍｌｉｎｅａｔａ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｆｕｒｎａｃａｌｉｓ、Ｏｓｔｒｉｎｉａ ｎｕｂｉｌａｌｉｓ、Ｐｅｃｔｉｎｏｐｈｏｒａ ｇｏｓｓｙｐｉｅｌｌａ、Ｐｌｏｄｉａ ｉｎｔｅｒｐｕｎｃｔｅｌｌａ、Ｐｌｕｔｅｌｌａ ｘｙｌｏｓｔｅｌｌａ、Ｐｓｅｕｄｏｐｌｕｓｉａ ｉｎｃｌｕｄｅｎｓ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｅｘｉｇｕａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｆｒｕｇｉｐｅｒｄａ、Ｓｐｏｄｏｐｔｅｒａ ｌｉｔｔｏｒａｌｉｓ、Ｔｒｉｃｈｏｐｌｕｓｉａ ｎｉ、及びＸａｎｔｈｏｇａｌｅｒｕｃａ ｌｕｔｅｏｌａ。

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