JP2023519362A - トリアゾロン化合物 - Google Patents

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Abstract

ここに記載されるのは、トリアザロン式(I):JPEG2023519362000106.jpg3243およびその薬学的に許容される塩である。式(I)の化合物の製造および使用方法も記載される。式(I)の化合物およびその薬学的に許容される塩は、例えばがん、運動障害または注意障害などのアデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置において、アデノシン受容体アンタゴニストとして有用であり得る。

Description

背景
アデノシンは、いくつかの生理学的機能を調節する。細胞内で、アデノシンはエネルギー代謝、核酸代謝およびメチオニンサイクルに関与する;細胞外アデノシンは細胞間シグナル伝達に関わる。例えば、細胞外アデノシンは、炎症および感染の間の過度の免疫反応を防止する、強力な免疫抑制因子である。アデノシンはまた心血管系および中枢神経系を含む他の系に対しても作用する。
アデノシンの作用は、Gタンパク質共役受容体のファミリーにより介在される。A1R、A2aR、A2bRおよびA3Rの少なくとも4サブタイプのアデノシン受容体が同定されている。A1RおよびA3サブタイプは酵素アデニレートシクラーゼの活性を阻害し、一方A2aおよびA2bサブタイプは同酵素の活性を刺激し、それにより、細胞内のサイクリックAMPレベルを調節する。
免疫系において、A2aおよびA2bアデノシン受容体の関与は、過度の免疫反応に対して組織を保護する、重要な制御機構である。腫瘍において、この経路は乗っ取られ、抗腫瘍免疫を妨害し、がん進行を促進する。さらに、多くの場合、腫瘍微小環境は高レベルの細胞外アデノシンを含む。故に、アデノシン受容体、とりわけA2aRおよびA2bRは、がん治療の標的として同定されている。
多数のアデノシン受容体アンタゴニストが報告されている。例えば、国際出願WO2006/138734はトリアゾロピリミジンカンナビノイド受容体1(CB-1)アンタゴニストを開示する。WO2008/002596およびWO2009/111449は、トリアゾロン部分を含むアデノシンA2a受容体アンタゴニストを開示する。WO2012/038980はアデノシン受容体アンタゴニストとして縮合三環化合物を開示する。WO2016/161282はLSD1阻害剤としてヘテロ環式化合物を開示する。WO2018/166493はA2a受容体アンタゴニストとして使用するためのヘテロアリール[4,3-c]ピリミジン-5-アミン誘導体を開示する。
高度に可溶性であり、高度に選択的であり、かつ極めて強力なアデノシン受容体アンタゴニストに対する必要性が残っている。
概要
ある態様において、式(I):
Figure 2023519362000002
の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供され、ここで:
環Aは:
Figure 2023519362000003
であり得て;
各Rおよび各Rは、独立してハロ、C1-3アルキル、-O-C1-3アルキル、-COまたは-NRであり得て;
ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
はC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ハロ、-OR、-NR、-CO、-CONR、-NRC(O)-Rまたは-NHC(O)-ORであり得て;
ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、独立して、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含み;
ここで、Rは場合によりハロ、シアノ、-Rおよび-ORから選択される1~3個の置換基で置換されており;
は-(CHR)-(NR)-Rであり得て;
は、各々、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロシクリルまたは5員ヘテロアリールであり得て;
ここで、Rの1個または2個の環原子は場合により-C(=O)-で置き換えられており;
ここで、Rは場合により1~4個の基-X-Rで置換されており;
各Xは、独立して結合、-O-、-NR-、-S(O)-、-(CH)-または-C(O)-であり得て;
各Rは、独立してH、ハロ、-OR、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール、-CO、-C(O)NR、-(CH)-NRまたはシアノであり得て;
ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールの各々は、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含み;
ここで、各C3-8シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはアリールの1個または2個の環原子は、独立して、場合により-C(=O)-で置換されており;
ここで、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールの各々は、場合により-R、-OR、-(CH)-NRおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
各Rおよび各Rは、独立してRであり得て;
またはRおよびRは、それらが結合している原子と一体となって、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている3~8員ヘテロシクリルを形成してよく;
各Rおよび各Rは、独立してH、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキルまたはC4-9シクロアルキルアルキルであり得て;
ここで、各Rおよび各Rは、独立して、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
各Rは、独立してH、ハロ、C1-3アルキルまたは-(CH)-NRであり得て;
ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
aは0または1であり得て;
iは0、1、2または3であり得て;
jは0または1であり得て;
各kは、独立して0、1または2であり得て;
各mは、独立して1または2であり得て;そして
各nは、独立して、0または1であり得る。
式(I)の化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストであり得る。化合物は、A2aRおよびA2bRの少なくとも1個について100nM以下のKおよびCB-1について10,000nM以上のKを有し得る。
ある実施態様において、iは1であり得て、RはHまたはC1-3アルキルであり得る。Rはイミダゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,2,5-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2-オキサゾリル、1,3-オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリル、テトラヒドロフラニル、テトラゾリル、チオフェニル、1,2,3-トリアゾリルおよび1,3,4-トリアゾリルから選択され得て、ここで、Rは、場合により1~4個の基-X-Rで置換されている。Xは結合であり得て、Rは、C1-6アルキルであり得る。
ある実施態様において、Rは、場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルであり得る。RおよびRは、各々独立してハロ、-CH、-CHOHまたは-OCHから選択され得る。
他の態様において、式(II):
Figure 2023519362000004
の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供され、ここで:
各Rおよび各Rは、独立してハロ、C1-3アルキルまたは-O-C1-3アルキルであり得て;
ここで、アルキルは、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
環Bは、各々NおよびOから独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロシクリルまたは5員ヘテロアリールであり得て;
各Rは、独立してハロまたはC1-3アルキルであり得て;
ここで、アルキルは、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
各Rおよび各Rは、独立してH、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキルまたはC4-9シクロアルキルアルキルであり得て;
ここで、各Rおよび各Rは、独立して、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
はH、ハロ、C1-3アルキルまたは-(CH)-NRであり得て;
ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
はHまたはハロであり得て;
aは0または1であり得て;
bは0、1または2であり得て;そして
nは、0または1であり得る。
ある実施態様において環Bは、各々、場合により-C1-3アルキルから選択される1~3個の置換基で置換されているテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルであり得る。
他の態様において、化合物またはその薬学的に許容される塩が提供され、ここで、化合物は次のものからなる群から選択される:
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピラゾール-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルイミダゾール-2-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1H-イミダゾール-2-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-(1H-テトラゾール-5-イル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-エチルピラゾール-3-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[1-(2-チエニル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(イソキサゾール-3-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(3-メチルイミダゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1H-イミダゾール-5-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(1H-ピラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2H-テトラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1H-トリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルトリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[1-ベンジル-3-(3-メトキシフェニル)ピラゾール-4-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(3,5-ジメチルイミダゾール-4-イル)メチル]-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
tert-ブチル3-[5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2-イル]ピロリジン-1-カルボキシラート;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-ピロリジン-3-イル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1-メチルピロリジン-3-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
tert-ブチル2-[[5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2-イル]メチル]ピロリジン-1-カルボキシラート;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(ピロリジン-2-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピロリジン-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R)-1-メチルピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S)-1-メチルピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S)-1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R)-1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2R)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2R)-4,4-ジフルオロ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-(2-アミノ-1-テトラヒドロフラン-3-イル-エチル)-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-ヒドロキシ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピロリジン-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[2-(2-チエニル)ピロリジン-1-イル]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[[1-(ピリジン-3-カルボニル)ピロリジン-3-イル]アミノ]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-[メチル(1H-ピラゾール-4-イル)アミノ]エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[1-[[2-(アミノメチル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;および
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(1-ピペリジル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン。
ある実施態様において、化合物またはその薬学的に許容される塩は、次のものからなる群から選択され得る:
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;および
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン。
他の態様において、式(I)または式(II)の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体、希釈剤または添加物を含む医薬組成物が提供される。
他の態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置のための、式(I)または式(II)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用が提供される。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態は、肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫またはその他固形腫瘍である。
他の特性、目的および利点は、明細書および特許請求の範囲から明らかである。
説明
式(I)および式(II)の化合物またはその薬学的に許容される塩は、アデノシン受容体アンタゴニストとして有用である
式(I):
Figure 2023519362000005
の化合物またはその薬学的に許容される塩がここに記載される。
環Aは:
Figure 2023519362000006
である。
各Rおよび各Rは、独立して、ハロ、C1-3アルキル、-O-C1-3アルキル、-COまたは-NRであり;ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
はC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ハロ、-OR、-NR、-CO、-CONR、-NRC(O)-Rまたは-NHC(O)-ORであり;ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、独立して、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含み;ここで、Rは、場合によりハロ、シアノ、-Rおよび-ORから選択される1~3個の置換基で置換されている。
は-(CHR)-(NR)-Rである。
は、各々、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロシクリルまたは5員ヘテロアリールであり;ここで、Rの1個または2個の環原子は場合により-C(=O)-で置き換えられており;ここで、Rは、場合により1~4個の基-X-Rで置換されている。
各Xは、独立して、結合、-O-、-NR-、-S(O)-、-(CH)-または-C(O)-である。
各Rは、独立して、H、ハロ、-OR、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール、-CO、-C(O)NR、-(CH)-NRまたはシアノであり;ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールの各々は、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含み;ここで、各C3-8シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはアリールの1個または2個の環原子は、独立して、場合により-C(=O)-で置換されており;ここで、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールの各々は、場合により-R、-OR、-(CH)-NRおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
各Rおよび各Rは、独立して、Rであり;またはRおよびRは、それらが結合している原子と一体となって、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている3~8員ヘテロシクリルを形成する。
各Rおよび各Rは、独立して、H、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキルまたはC4-9シクロアルキルアルキルであり;ここで、各Rおよび各Rは、独立して、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
各Rは、独立して、H、ハロ、C1-3アルキルまたは-(CH)-NRであり;ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
aは0または1である。
iは0、1、2または3である。
jは0または1である。
各kは、独立して、0、1または2である。
各mは、独立して、1または2である。
各nは、独立して、0または1である。
ある実施態様において、iは1であり、RはHまたはC1-3アルキルである。
ある実施態様において、Rは5員ヘテロシクリルである。In 他の実施態様、Rは5員ヘテロアリールである。
ある実施態様において、Rはイミダゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,2,5-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2-オキサゾリル、1,3-オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリル、テトラヒドロフラニル、テトラゾリル、チオフェニル、1,2,3-トリアゾリルおよび1,3,4-トリアゾリルから選択され、ここで、Rは、場合により1~4個の基-X-Rで置換されている。
ある実施態様において、Rは、各々、場合により-CHで置換されているテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルである。
ある実施態様において、iは1であり;RはHであり;jは0であり;そしてRは、各々、場合により-CHで置換されている1,3-オキサゾリルおよびテトラヒドロフラニルから選択される。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立して-CHまたは-CHOHであり;iは1であり;RはHであり;jは0であり;そしてRは、各々、場合により-CHで置換されているテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルである。
ある実施態様において、Xは結合であり、RはC1-6アルキルである。
ある実施態様において、Rは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルである。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立してハロ、-CH、-CHOHまたは-OCHから選択される。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立してハロ、-CH、-CHOHまたは-OCHから選択され;そしてRは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルである。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立してハロ、-CH、-CHOHまたは-OCHから選択され;Rは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルであり;iは1であり;そしてRはHである。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立して-CHまたは-CHOHであり;Rは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルであり;iは1であり;RはHであり;jは0であり;そしてRは、各々、場合により-CHで置換されているテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルである。
ある実施態様において、Rは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルであり;iは1であり;RはHまたはC1-3アルキルであり;jは0であり;そしてRはイミダゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,2,5-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2-オキサゾリル、1,3-オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリル、テトラヒドロフラニル、テトラゾリル、チオフェニル、1,2,3-トリアゾリルおよび1,3,4-トリアゾリルから選択され、ここで、Rは、場合により1~4個の基-X-Rで置換されている。
ある実施態様において、Rは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルであり;iは1であり;RはHまたはC1-3アルキルであり;jは0であり;そしてRはイミダゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,2,5-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2-オキサゾリル、1,3-オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリル、テトラヒドロフラニル、テトラゾリル、チオフェニル、1,2,3-トリアゾリルおよび1,3,4-トリアゾリルから選択され、ここで、Rは場合により1~4個の基-X-Rで置換されており、ここで、Xは結合であり、RはC1-6アルキルである。
ある実施態様において、Rは場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルであり;iは1であり;RはHまたはC1-3アルキルであり;jは0であり;そしてRは、各々、場合により-CHで置換されているテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルである。
式(II):
Figure 2023519362000007
の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。式(II)の化合物は、広い式(I)に含まれる。
各Rおよび各Rは、独立して、ハロ、C1-3アルキルまたは-O-C1-3アルキルであり;ここで、アルキルは、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
環Bは、各々NおよびOから独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロシクリルまたは5員ヘテロアリールである。
各Rは、独立して、ハロまたはC1-3アルキルであり;ここで、アルキルは、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
各Rおよび各Rは、独立して、H、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキルまたはC4-9シクロアルキルアルキルであり;ここで、各Rおよび各Rは、独立して、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
はH、ハロ、C1-3アルキルまたは-(CH)-NRであり;ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている。
はHまたはハロである。
aは0または1である。
bは0、1または2である。
nは0または1である。
ある実施態様において、Rはハロである。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立してハロ、-CH、-CHOHまたは-OCHから選択される。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立して-CHまたは-CHOHである。
ある実施態様において、環Bはイミダゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,2,5-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2-オキサゾリル、1,3-オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリル、テトラヒドロフラニル、テトラゾリル、チオフェニル、1,2,3-トリアゾリルおよび1,3,4-トリアゾリルであり、ここで、Rは、場合により1~4個の基-X-Rで置換されている。
ある実施態様において、環Bはテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルであり、bは0または1であり、そして各Rは、独立して、C1-3アルキルである。
ある実施態様において、環Bはテトラヒドロフラニルである。
ある実施態様において、環Bは1,3-オキサゾリルである。
ある実施態様において、RおよびRは、各々独立して-CHまたは-CHOHであり;環Bはテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルであり;bは0または1であり;およびRはHである。
用語「ハロ」は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードをいう。
用語「アルキル」は、指定されているならば、特定の数の炭素原子を有する、完全飽和直鎖または分岐脂肪族基をいう(例えば、C1-10アルキルは、1~10個の炭素を有するアルキル基をいう)。例は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、t-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチルなどを含む。サイズに指定がないならば、「アルキル」は、1~10個の炭素原子を有する基をいう。
用語「アルケニル」は、少なくとも1個の炭素-炭素二重結合を含み、指定されているならば、特定の数の炭素原子を有する、不飽和直鎖または分岐脂肪族基をいう。アルケニル基の例は、ビニル、アリル、1-プロペニル、2-ブテニル、3-ブテニル、3-メチルブト-1-エニル、1-ペンテニルおよび4-ヘキセニルを含むが、これらに限定されない。サイズに指定がないならば、「アルケニル」は、2~10個の炭素原子を有する基をいう。
用語「アルキニル」は、少なくとも1個の炭素-炭素三重結合を含み、指定されているならば、特定の数の炭素原子を有する、不飽和直鎖または分岐脂肪族基をいう。アルキニル基の例は、エチニル、プロパルギルおよびブト-2-イニルを含むが、これらに限定されない。サイズに指定がないならば、「アルキニル」は、2~10個の炭素原子を有する基をいう。
アルケニル基およびアルキニル基は、1を超える不飽和結合または二重および三重結合の混合を含み得る。
用語「シクロアルキル」は、3~10個の炭素環原子を含み、1以上の炭素環原子が場合により-C(=O)-で置き換えられていてよい、飽和または不飽和脂肪族環をいう。シクロアルキル基は、縮合または架橋環がシクロアルキルである縮合および/または架橋環を含み得る。「シクロアルキル」の適当な例は、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘキシニル、シクロヘプチル、ノルボロニル、4-オキソシクロヘキシ-1-イルおよび3-オキソシクロヘプト-5-エン-1-イルを含むが、これらに限定されない。
用語「ヘテロシクリル」は、3~10環原子を含み、1~4環原子が独立してN、OまたはSであり、かつ1以上の炭素環原子が場合により-C(=O)-で置き換えられていてよい飽和または不飽和ヘテロ環式環-をいう。環窒素または環硫黄原子は、場合により酸化されていてよく、例えば、-N(O)-、-S(O)-または-S(O)-を含む。ヘテロシクリル基の環窒素原子は、場合により四級化されていてよい、例えば、-N(CH)-。ヘテロシクリル基は、縮合または架橋環がシクロアルキルまたはヘテロシクリル基である縮合および/または架橋環を含み得る。ヘテロ環式基の例は、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、テトラヒドロフラニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ジヒドロピラニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロピラニル、オクタヒドロキノリニル、オクタヒドロインドリジニルおよびデカヒドロキノリニルを含むが、これらに限定されない。
用語「アリール」は、6~14環原子を含む単環式、二環式または三環式芳香族炭化水素基をいう。アリールは、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたはアリール環に縮合したアリール環を含む、縮合環を含み得る。アリール基の例は、フェニル、ナフチル、アントラセニル、テトラヒドロナフチルおよびジヒドロ-1H-インデニルを含むが、これらに限定されない。
用語「ヘテロアリール」は、6~14環原子を含み、1~4環原子が独立してN、OまたはSである単環式、二環式または三環式芳香族基をいう。環窒素または環硫黄原子は、場合により酸化されていてよく、例えば、-N(O)-、-S(O)-または-S(O)-を含む。ヘテロアリール基は、縮合または架橋環がシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリール基である縮合および/または架橋環を含み得る。ヘテロアリール基の例は、ピロリル、フラニル、ピリジル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリミジニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、ベンゾフラニル、ピロロピリジニル、ピロロピリミジニル、トリアジニルおよびテトラゾリルを含むが、これらに限定されない。
用語「多環式環系」は、2以上の縮合および/または架橋環を含むシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリール基をいう。
ここに記載する一部化合物は、1を超える立体異性形態で存在し得る。このような化合物の記載は、特に断らない限り、ラセミ体を含む全ての幾何および光学異性体を含むことが意図される。
ここに記載する一部化合物は互変異性を示し得る。ここでの構造の記載は、典型的にこのような化合物の可能な互変異性形態の一つしか表していない。構造の記載は、このような化合物の全ての互変異性形態を含むことが意図されると理解されるべきである。
用語「薬学的に許容される塩」は、遊離化合物の生物学的活性を保持し、医薬としてヒトおよび/または動物に投与され得る式(I)の化合物の塩をいう。化合物の塩基性官能基の所望の塩を、本化合物を酸で処理して製造できる。適当な無機酸のいくつかの例は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸およびリン酸を含むが、これらに限定されない。適当な有機酸のいくつかの例は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、スルホン酸およびサリチル酸を含むが、これらに限定されない。化合物の酸性官能基の所望の塩を、本化合物を塩基で処理して製造できる。酸化合物の適当な無機塩のいくつかの例は、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩およびカルシウム塩などのアルカリ金属およびアルカリ土類塩;アンモニウム塩;およびアルミニウム塩を含むが、これらに限定されない。酸化合物の適当な有機塩のいくつかの例は、プロカイン、ジベンジルアミン、N-エチルピペリジン、Ν,Ν’-ジベンジルエチレンジアミンおよびトリエチルアミン塩を含むが、これらに限定されない。
式(I)の化合物は、指定の原子を、その同位体形態の何れかで含み得る。これに関連して、特記し得る本発明の実施態様は、(a)式(I)の化合物が化合物の何れの原子に関しても、同位体富化または標識されていない;および(b)式(I)の化合物が化合物の1以上の原子に関して、同位体富化または標識されているものを含む。
ここでの式中の
Figure 2023519362000008
の使用は、異なる基間の結合位置を示す。
例示的な式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩は、次のものを含む。
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピラゾール-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルイミダゾール-2-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1H-イミダゾール-2-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-(1H-テトラゾール-5-イル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-エチルピラゾール-3-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[1-(2-チエニル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(イソキサゾール-3-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(3-メチルイミダゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1H-イミダゾール-5-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(1H-ピラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2H-テトラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1H-トリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルトリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[1-ベンジル-3-(3-メトキシフェニル)ピラゾール-4-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(3,5-ジメチルイミダゾール-4-イル)メチル]-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
tert-ブチル3-[5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2-イル]ピロリジン-1-カルボキシラート;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-ピロリジン-3-イル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1-メチルピロリジン-3-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
tert-ブチル2-[[5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2-イル]メチル]ピロリジン-1-カルボキシラート;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(ピロリジン-2-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピロリジン-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R)-1-メチルピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S)-1-メチルピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S)-1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R)-1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2R)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[(2R)-4,4-ジフルオロ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-(2-アミノ-1-テトラヒドロフラン-3-イル-エチル)-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-ヒドロキシ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピロリジン-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[2-(2-チエニル)ピロリジン-1-イル]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[[1-(ピリジン-3-カルボニル)ピロリジン-3-イル]アミノ]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-[メチル(1H-ピラゾール-4-イル)アミノ]エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
5-アミノ-2-[[1-[[2-(アミノメチル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;および
5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(1-ピペリジル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン。
式(I)の化合物は、アデノシン受容体アンタゴニスト、すなわちA1R、A2aR、A2bRおよびA3Rの1以上のアンタゴニストであり得る。用語「アデノシン受容体アンタゴニスト」は、化合物、例えば、アデノシン受容体に結合し、その活性に拮抗する式(I)の化合物をいう。
ある場合、式(I)の化合物は選択的アデノシン受容体アンタゴニストである。用語「選択的」は、アデノシン受容体アンタゴニストであるが、他の生物学的標的には実質的に不活性である、式(I)の化合物の性質をいう。ここで使用する用語「実質的に不活性」は、(i)アデノシン受容体に対する親和性と比較して、ある受容体に対する親和性が顕著に低い;(ii)ある受容体に対する実質的アゴニストまたはアンタゴニスト活性を示さない;または(i)および(ii)両方である、化合物をいう。
用語「選択的アデノシン受容体アンタゴニスト」は、ある受容体に対する親和性より、少なくとも100倍大きい、少なくとも1,000倍大きいまたは少なくとも10,000倍大きい1以上のアデノシン受容体サブタイプに対する結合親和性を示す化合物をいう。換言すると、結合K値比(ある受容体:アデノシン受容体)は、少なくとも100、少なくとも1,000または少なくとも10,000であり得る。
特に、選択的アデノシン受容体アンタゴニストは、CB-1およびCB-2と称されるカンナビノイド受容体などの他のGタンパク質共役受容体に対して実質的に不活性であり得る。
式(I)の化合物は、A2aRに対して、例えば、100nM以下、10nM以下または1nM以下の結合親和性Kを有し得る。
式(I)の化合物は、A2bRに対して、例えば、100nM以下、10nM以下または1nM以下の結合親和性Kを有し得る。
式(I)の化合物は、CB-1に対して、例えば、1,000nM以上、10,000nM以上、13,000nM以上の結合親和性Kを有し得る。
式(I)の化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストであり得る。
式(I)の化合物は、アデノシン受容体アンタゴニストとして活性であるが、CB-1に実質的に不活性であり得る。
式(I)の化合物は、種々のアデノシン受容体サブタイプ間でも選択的であり得る。ある実施態様において、式(I)の化合物はA2aR選択的;A2bR選択的;またはデュアルA2aR/A2bR選択的である。
A2aR選択的化合物は、A1R、A2bRおよびA3Rの各々に対するその結合親和性より少なくとも100倍強い、少なくとも1,000倍強いまたは少なくとも10,000倍強いA2aRに対する結合親和性を示す。
A2bR選択的化合物は、A1R、A2aRおよびA3Rの各々に対するその結合親和性より少なくとも100倍強い、少なくとも1,000倍強いまたは少なくとも10,000倍強い。
デュアルA2aR/A2bR選択的化合物は、A1RおよびA3Rの各々に対するその結合親和性より少なくとも100倍強い、少なくとも1,000倍強いまたは少なくとも10,000倍強いA2aRに対する結合親和性を示す。デュアルA2aR/A2bR選択的はまた、A1RおよびA3Rの各々に対するその結合親和性より少なくとも100倍強い、少なくとも1,000倍強いまたは少なくとも10,000倍強いA2bRに対する結合親和性を示す。さらに、デュアルA2aR/A2bR選択的化合物について、A2aRの結合親和性対A2bRの結合親和性の比は100未満である。
ある実施態様において、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体、希釈剤または添加物を含む、医薬組成物が提供される。
本発明の組成物は、経口使用(例えば錠剤、ロゼンジ、硬または軟カプセル、水性または油性懸濁液、エマルジョン、分散性粉末または顆粒、シロップまたはエリキシルとして)、局所使用(例えばクリーム、軟膏、ゲルまたは水性または油性溶液または懸濁液として)、吸入による投与(例えば微粉末または液体エアロゾルとして)、吹送法による投与(例えば微粉末として)または非経腸投与(例えば静脈内、皮下、筋肉内または筋肉内投薬用無菌水性または油性溶液としてまたは直腸投薬用坐薬として)に適する形態であり得る。
錠剤製剤に適する薬学的に許容される添加物は、例えば、不活性希釈剤、例えばラクトース、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウムまたは炭酸カルシウム;造粒および崩壊剤、例えばトウモロコシデンプンまたはアルギン酸;結合剤、例えばデンプン;滑沢剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルク;防腐剤、例えばp-ヒドロキシ安息香酸エチルまたはプロピル;および抗酸化剤、例えばアスコルビン酸を含む。錠剤製剤は、コーティングされていなくても、消化管内での崩壊と続く活性成分を修飾するためまたは安定性および/または見掛けを改善するためにコーティングされていてもよく、いずれの場合も、当分野で周知の慣用のコーティング剤および方法を使用する。
経口使用のための組成物は、活性成分が不活性固体希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムまたはカオリンと混合されている硬ゼラチンカプセルまたは活性成分が水またはピーナツ油、液体パラフィンもしくはオリーブ油などの油と混合されている軟ゼラチンカプセルの形態であり得る。
式(I)の化合物は、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置に有用である。ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置に使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。ある実施態様において、疾患または状態はA2aR;他の実施態様において、A2bR;さらに他の実施態様において、A2aRおよびA2bR両者により介在される。
アデノシン受容体により介在される疾患または状態の一部例は、肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍などのがん;パーキンソン病およびハンチントン病などの運動障害;および注意欠損障害および注意欠損多動障害などの注意障害を含む。アデノシン受容体により介在される他の疾患および状態は知られる。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置に使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
ある実施態様において、がん(肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍を含む)の処置に使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置に使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供され、ここで、化合物はCB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストである。
ある実施態様において、がん(肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍を含む)の処置に使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供され、ここで、化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストである。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態を処置するための方法であって、そのような処置を必要とする対象に、有効量のアデノシン受容体により介在される疾患または状態を投与することを含む、方法が提供される。
ある実施態様において、がん(肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍を含む)を処置するための方法であって、そのような処置を必要とする対象に、有効量の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が提供される。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態を処置する方法であって、そのような処置を必要とする対象に有効量の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含み、ここで、化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストである、方法が提供される。
ある実施態様において、がん(肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍を含む)を処置する方法であって、そのような処置を必要とする対象に有効量の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含み、ここで、化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストである、方法が提供される。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置において使用するための医薬の製造において使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
ある実施態様において、がん(肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍を含む)の処置において使用するための医薬の製造において使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
ある実施態様において、アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置において使用するための医薬の製造において使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、ここで、化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストであるものが提供される。
ある実施態様において、がん(肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫または他の固形腫瘍を含む)の処置において使用するための医薬の製造において使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、ここで、化合物は、CB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストであるものが提供される。
式(I)の化合物は、次の一般的スキームに従い、製造され得る。
スキーム1aおよび1bは、式(IV)の中間体6-置換-4-ヒドラジノ-2-アミノピリミジン化合物の製造を記載する。
Figure 2023519362000009
Figure 2023519362000010
スキーム2は、式(IV)の化合物の、式(V)の中間体7-置換-5-アミノ-8-ブロモ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン化合物への変換を記載する。簡潔には、式(IV)の化合物をトリホスゲンで処理してトリアゾロン環を閉環させ、続いて(CH)PhNBr で臭素化する。
Figure 2023519362000011
スキーム3aは、式(V)の化合物の、式(I)の化合物への変換を記載する。Rを用いる式(V)の化合物のアルキル化は、多様な方法、例えば、光延反応;アルコールメシル化、続いてアルキル化反応;アルコールトシル化、続いてアルキル化反応;またはアルコール塩素化、続いてアルキル化反応を使用して、実施され得る。
Figure 2023519362000012
あるいは、R-Brなどの化合物を使用して、式(V)の化合物を直接アルキル化し得る。
場合により、Rを、式(V)の化合物のアルキル化後、さらに修飾し得る。
スキーム3bは、式(V)の化合物の式(I)の化合物への変換の別経路を記載する。スキーム3bにおいて、[Pg]は、Pgとして示す保護基の導入に適する試薬を表す。Rを用いる式(Va)の化合物のアルキル化は、多様な方法、例えば、光延反応;アルコールメシル化、続いてアルキル化反応;アルコールトシル化、続いてアルキル化反応;アルコール塩素化、続いてアルキル化反応を使用して、実施され得る。
Figure 2023519362000013
あるいは、R-Brなどの化合物を使用して、式(Va)の化合物を直接アルキル化し得る。
場合により、Rを、式(V)の化合物のアルキル化後、さらに修飾し得る。
場合により、式(I)の化合物を、さらに修飾して、例えば、異なる式(I)の化合物を形成し得る。
一般的技術
LCMS方法A
装置:Agilent Technologies 1200 Series, Agilent LC/MSD SL、カラム:Waters XBridge C83.5μm、4.6×50mm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/5,8.0/100,8.1/100,8.5/5,10.0/5。(溶媒A=1000mLのMilli-Q水中1mLのTFA;溶媒B=1000mLのMeCN中1mLのTFA);注入体積1μL(変わり得る);UV検出220~400nm;カラム温度25℃;2.0mL/分。
UV不活性化合物については、ELSD検出器(Polymer Laboratories PL-ELS 2100 ICE)を上記装置に接続する。
LCMS方法B
装置:Agilent Technologies 1200 Series, Agilent LC/MSD SL、カラム:Atlantis dC18 5μm、4.6×xmm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、2.5/95、4.5/95、4.6/10、6.0/10。(溶媒A=1000mLのMilli-Q水中1mLのTFA;溶媒B=1000mLのMeCN中1mLのTFA);注入体積1μL(変わり得る);UV検出210~400nm;カラム温度25℃;1.5mL/分。
LCMS方法C
装置:Agilent Technologies 1200 Series, Agilent 6130四重極LC/MS、カラム:Zorbax C18 5μm、4.6×50mm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、2.5/95、4.5/95、4.6/10、6.0/10。(溶媒A=1000mLのMilli-Q水中1mLのギ酸;溶媒B=MeCN);注入体積1μL(変わり得る);UV検出210~400nm;カラム温度25℃;1.5mL/分。
LCMS方法D
装置:Agilent Technologies 1200 Series, Agilent 6130四重極LC/MS、カラム:Zorbax C18 5μm、4.6×50mm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、4.0/95、5.0/95、5.5/10、7.0/10。(溶媒A=770.08mgの酢酸アンモニウムの1000mLのMilli-Q水溶液;溶媒B=MeCN);注入体積1μL(変わり得る);UV検出210~400nm;カラム温度25℃;1.2mL/分。
LCMS方法E
装置:Agilent Technologies 1200 Series, Agilent 6130四重極LC/MS、カラム:XBridge C83.5μm、4.6×50mm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/5、8.0/100、8.1/100、8.5/5、10.0/5。(溶媒A=790.06mgの重炭酸アンモニウムを1000mLのMilli-Q水に添加;溶媒B=MeCN);注入体積1μL(変わり得る);UV検出210~400nm;カラム温度25℃;1.0mL/分。
LCMS方法F
装置:Agilent 1100 Series LC/MSD。カラム:Zorbax SB-C18 1.8μm 4.6×15mm。勾配[時間(分)/溶媒A(%)]:0.0/100;0.01/100;1.5/0;1.8/0;1.81/100。(溶媒A=HO;溶媒B=MeCN、いずれも0.1%ギ酸で修飾)。注入体積1μ(変わり得る)。UV検出215nm。カラム温度60℃。
LCMS方法G
装置:Waters Acquity UPLCとWaters ELSDおよびWaters SQDマススペクトロメーター、カラム:Waters Acquity HSS T3 1.8μm、2.1×30mm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/2、1.5/98、1.9/98、1.95/2、2.0/2。(溶媒A=1000mLのHPLCグレード水中1mLのギ酸;溶媒B=1000mLのMeCN中1mLのギ酸);注入体積1μL;UV検出210~400nm;カラム温度25℃;1mL/分。
分取HPLC方法A
装置:Agilent Technologies 1260 Infinity II Series LC。溶媒:A-HO中0.1%TFA、B-MeOH、カラム:YMC Actus Triart C18(30mm×250mm) 5μm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、20/95、23/95、24/10、26/10。
分取HPLC方法B
装置:Agilent Technologies 1260 Infinity II Series LC。溶媒:A-HO中0.1%HCOOH、B-MeCN、カラム:YMC Actus Triart C8(20mm×250mm) 5μm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、20/95、23/95、24/10、26/10。
分取HPLC方法C
装置:Agilent Technologies 1260 Infinity II Series LC。溶媒:A-10mM NHHCOのHO溶液、B-MeOHまたはMeCN、カラム:XBridge C8(19mm×150mm)、5μmまたはYMC Actus Triart C18(30mm×250mm) 5μm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、15/95、18/95、19/10、21/10。
分取HPLC方法D
装置:Agilent Technologies 1260 Infinity II Series LC。移動相:ヘキサンB:IPA(60:40)、カラム:YMCシリカ(19×150)mm、5μm、流速:15mL/分。注:勾配は、サンプル分離および極性に基づき、サンプル毎に変わり得る。
分取HPLC方法E
装置:Agilent Technologies 1260 Infinity II Series LC。溶媒:A-HO、B-MeOHまたはMeCN。カラム:Waters Sunfire C18 OBD Prepカラム、100Å、5μm、19mm×100mm。勾配[時間(分)/溶媒B(%)]:0.0/10、20/95、23/95、24/10、26/10。
SFC方法A
装置:Thar Multigram III Preparative SFC。溶媒:A-CO、B-2mLの1000mLのMeOH中NHOH、カラム:Chiralpak IB 5μm、21×250mm。定組成15%;排気圧力100バール;UV検出220nm;カラム温度35℃;70.0mL/分。
中間体の合成経路
式(I)の化合物の合成に使用した中間体の製造に使用した合成経路1~8を、下に記載する。合成経路1~8の詳細は、下の表1に詳述するとおり、他の中間体の合成に使用する技術の例である。
合成経路1:中間体1の製造方法
中間体1:5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン
Figure 2023519362000014
工程1:この反応を、2×250gバッチとして実施した。脱気したフェニルボロン酸(250g、2.05mol)、4,6-ジクロロ-2-アミノピリミジン(672g、4.10mol)およびKCO(848g、6.15mol)のCHCN(15L)およびHO(2L)懸濁液に、室温でPd(PPh)(118g、0.10mol)を加え、得られた反応混合物を90℃で6時間加熱した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた残留物をHO(4L)およびDCM(10L)と激しく撹拌し、不溶固体をブフナー漏斗で濾別し、DCM(3L)で濯いだ。濾液を分液漏斗に入れ有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィーで、230~400シリカメッシュを使用して精製し、0~15%EtOAcの石油エーテル溶液で溶出して、4-クロロ-6-フェニルピリミジン-2-アミン(350g、41%)を灰白色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 206 (M+H)+ (ES+), 2.53分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.05 - 8.03 (m, 2H), 7.52 - 7.47 (m, 3H), 7.21 (s, 1H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:撹拌中の4-クロロ-6-フェニルピリミジン-2-アミン(350g、1.70mol)のEtOH(4.0L)懸濁液に、ヒドラジン水和物(255g、5.1mol)を加え、混合物を90℃で15時間加熱した。反応物を減圧下濃縮した。得られた残留物をジエチルエーテル(1L)および10%重炭酸ナトリウム溶液(1L)で摩砕した。得られた固体をブフナー漏斗で濾過して集め、ジエチルエーテル(200mL)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、4-ヒドラジニル-6-フェニルピリミジン-2-アミン(250g、73%)を灰白色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 202 (M+H)+ (ES+), 0.69分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.94 - 7.91 (m, 2H), 7.84 (s, 1H), 7.48 - 7.42 (m, 3H), 6.47 (s, 1H), 6.00 (s, 2H), 4.25 (s, 2H)
工程3:4-ヒドラジニル-6-フェニルピリミジン-2-アミン(250g、1.24mol)の乾燥THF(3.0L)溶液に、N下、-30℃に冷却し、トリホスゲン(735g、2.48mol)を少しずつ加え、混合物を、同温度で45分間撹拌した。反応物を、激しく撹拌しながら氷冷水(10L)で注意深く急冷した。発泡が止んだら、反応物を減圧下濃縮した。得られた固体をブフナー漏斗での濾過により集め、水(1L)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、5-アミノ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200g、70%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 228 (M+H)+ (ES+), 1.64分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.46 (s, 1H), 8.05 - 7.98 (m, 3H), 7.65 (s, 1H), 7.50 - 7.44 (m, 3H), 6.93 (s, 1H)
工程4:懸濁液のDCM/MeOH1:1(2L)5-アミノ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200g、0.88mol)に、N雰囲気下、CaCO(88g、0.88mol)、続いて(CH)PhN Br (331g、0.88mol)を加え、混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物をブフナー漏斗で濾過し、少量のMeOH/DCM(1:1)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、中間体1、5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(160g、59%)を明褐色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 306 (M+H)+ (ES+), 1.78分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.57 (s, 1H), 7.62 - 7.60 (m, 2H), 7.45 - 7.41 (m, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
合成経路2:中間体6の製造方法
中間体6:5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン
Figure 2023519362000015
工程1:5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(16.2g、53mmol)のTHF(200mL)懸濁液に、0℃で、TEA(19mL、136.3mmol)を加え、続いて(2-(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(11.3g、67.8mmol)を滴下した。反応物を0℃で1時間撹拌し、次いでEtOAc(250mL)および水(200mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、100gシリカsnapを使用し、勾配0~30%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、中間体69、5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(12g、52%)を灰白色固体として得た。
LCMS(方法B): m/z 436 (M+H)+ (ES+), 3.25分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.56 (s, 2H), 7.62 (d, J=7.1 Hz, 2H), 7.45 (d, J=6.6 Hz, 3H), 5.18 (s, 2H), 3.66 (t, J=8.2 Hz, 2H), 0.91 (t, J=8.2 Hz, 2H), 0.04 (s, 9H)
工程2:脱気した5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(11g、25mmol)、2,6-ジメチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン(6.5g、28mmol)およびKCO(8.6g、62.5mmol)の1,4-ジオキサン(150mL)および水(30mL)懸濁液に、室温でPd(PPh)(1.44g、1.25mmol)を加え、反応混合物を120℃で5時間加熱した。反応混合物をEtOAc(300mL)および水(200mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、100gシリカsnapを使用し、勾配0~80%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(7.5g、64%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法B): m/z 462 (M+H)+ (ES+), 2.55分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.30 - 7.26 (m, 5H), 6.82 (s, 2H), 5.13 (s, 2H), 3.63 (t, J=7.4 Hz, 2H), 2.29 (s, 6H), 0.88 (t, J=7.4 Hz, 2H), 0.06 (s, 9H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程3:5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(7g、15mmol)をTFA(40mL)に溶解し、室温で30分間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、高真空下乾燥させた。得られた残留物をEtOH(30mL)に溶解し、水性NHOH(50mL)を注意深く加え、反応混合物を60℃で2時間加熱した。固体をブフナー漏斗での濾過により集め、水(10mL)およびEtOH(10mol)で洗浄し、減圧下乾燥させて、中間体6、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(4.5g、89%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 333 (M+H)+ (ES+), 1.98分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.25 (s, 1H), 8.14 (s, 2H), 7.29 - 7.25 (m, 5H), 6.82 (s, 2H), 2.29 (s, 6H)
合成経路3:中間体26の製造方法
中間体26:5-アミノ-8-ブロモ-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン
Figure 2023519362000016
工程1:撹拌中の4,6-ジクロロピリミジン-2-アミン(400g、2.43mol)のEtOH(5L)懸濁液に、ヒドラジン水和物(365g、7.31mol)を加え、混合物を90℃で15時間加熱した。反応物を減圧下濃縮した。得られた残留物をジエチルエーテル(1L)および10%重炭酸ナトリウム溶液(1L)で摩砕した。得られた固体をブフナー漏斗で濾過して集め、ジエチルエーテル(200mL)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、4-クロロ-6-ヒドラジニルピリミジン-2-アミン(300g、77%)を灰白色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 160 (M+H)+ (ES+), 0.37分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.10 (s, 1H), 6.36 (s, 2H), 5.97 (s, 1H), 4.26 (s, 2H)
工程2:脱気した4-クロロ-6-ヒドラジニルピリミジン-2-アミン(300g、1.87mol)、4-フルオロフェニルボロン酸(313g、2.24mol)およびKCO(774g、5.61mol)の1,4-ジオキサン(6L)およびHO(1L)懸濁液に、室温でPd(PPh)(107g、0.093mol)を加え、得られた反応混合物を110℃で15時間加熱した。反応混合物を減圧下濃縮して、1,4-ジオキサンを除去した。得られた残留物をHO(4L)と激しく撹拌して、固体を得て、それをブフナー漏斗で濾過し、MeOH(1L)で濯いだ。固体を減圧下乾燥させて、4-(4-フルオロフェニル)-6-ヒドラジニルピリミジン-2-アミン(200g、49%)を緑色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 220 (M+H)+ (ES+), 0.76分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.00 - 7.96 (m, 2H), 7.854 (s,1H), 7.29 - 7.24 (m, 2H), 6.45 (s, 1H), 6.01 (s, 2H), 4.24 (s, 2H)
工程3:4-(4-フルオロフェニル)-6-ヒドラジニルピリミジン-2-アミン(200g、0.91mol)の乾燥THF(3.0L)溶液に、N下、-30℃に冷却し、トリホスゲン(538g、1.82mol)を少しずつ加え、混合物を、同温度で1時間撹拌した。反応物を、激しく撹拌しながら氷冷水(10L)で注意深く急冷した。発泡が止んだら、反応物を減圧下濃縮した。得られた固体をブフナー漏斗での濾過により集め、水(1L)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(150g、67%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 246 (M+H)+ (ES+), 1.77分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.43 (s, 1H), 8.19 - 8.01 (m, 2H), 7.95 - 7.52 (m, 2H), 7.50 - 7.27 (m, 2H), 6.92 (s, 1H)
工程4:この反応を2×75gバッチで実施した。5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(150g、0.66mol)のDCM/MeOH1:1(2L)懸濁液に、N雰囲気下、CaCO(66g、0.66mol)、続いて(CH)PhN Br (250g、0.66mol)を加え、混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物をブフナー漏斗で濾過し、少量のMeOH/DCM(1:1)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、中間体26、5-アミノ-8-ブロモ-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(120g、60%)を明褐色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 323 (M+H)+ (ES+), 1.87分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.58 (s, 1H), 8.19 - 8.01 (m, 2H), 7.70 - 7.67 (m, 2H), 7.32 - 7.27 (m, 2H)
合成経路4:トシル化および置換反応を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
中間体27:5-アミノ-8-ブロモ-7-(4-フルオロフェニル)-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン
Figure 2023519362000017
塩化トシル(2.67g、14.0mmol)、TEA(5.42mL、37.62mmol)およびDMAP(0.197g、1.617mmol)のDCM(15mL)溶液に、0℃で、(5-メチルオキサゾール-4-イル)メタノール(1.46g、12.9mmol)を加え、得られた反応混合物を、室温で30分間撹拌した。反応混合物をDCM(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、トシル化中間体を得た。トシル化中間体をDMSO(30mL)に溶解し、5-アミノ-8-ブロモ-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(3.5g、10.82mmol)およびKCO(4.47g、32.3mmol)を加え、反応混合物を80℃で2時間加熱した。反応混合物をEtOAc(30mL)および水(30mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、25gシリカsnapを使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル溶液勾配で溶出して精製して、中間体27、5-アミノ-8-ブロモ-7-(4-フルオロフェニル)-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オンを灰白色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 419 (M+H)+ (ES+), 2.20分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.19 (s, 1H), 7.79-7.61 (m, J=7.6, 2H), 7.38-7.28 (m, 2H), 4.91 (s, 2H), 3.77 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
合成経路5:ピリジルボロン酸エステルの代表的製造法
中間体32:2-メトキシ-6-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン
Figure 2023519362000018
脱気した(1,5-シクロオクタジエン)(メトキシ)イリジウム(I)二量体(108mg、0.16mmol)、4,4’-ジ-tert-ブチル-2,2’-ジピリジル(54mg、0.20mmol)の乾燥ヘキサン溶液に、ビス-ピナコラトジボラン(1.2g、4.87mmol)を加え、60℃で10分間加熱した。2-メトキシ-6-メチルピリジン(500mg、0.4.05mmol)を反応混合物に加え、60℃で14時間加熱した。反応物を減圧下濃縮して、粗製中間体32、2-メトキシ-6-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン(800mg)を褐色ガム状物として得て、それをさらに精製することなく次工程で使用した。
合成経路6:SEM保護を利用する鈴木カップリングを介するトリアゾロピリミジンアナログの代表的製造法
中間体33:メチル4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート
Figure 2023519362000019
工程1:合成経路a(下記参照)、工程2に準ずる方法で、中間体34を使用して製造して、メチル4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(6g、64%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 507 (M+H)+ (ES+), 2.46分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.67 (s, 1H), 7.32-7.27 (m, 6H), 5.14 (s, 2H), 3.81 (s, 3H), 3.64 (t, J=7.8 Hz, 2H), 2.40 (s, 3H), 0.89 (t, J=7.8 Hz, 2H), 0.01 (s, 9H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:メチル4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(1g、1.9mmol)のTFA(15mL)溶液を、室温で30分間撹拌した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物を減圧下濃縮した。得られた残留物をMeOH(20mL)に溶解し、DIPEA(1.7mL、9.8mmol)を加え、得られた反応混合物を60℃で4時間加熱した。沈殿を濾過により集め、MeOH(2×2mL)で洗浄し、減圧下乾燥させて、中間体33、メチル4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(0.55g、67%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 377 (M+H)+ (ES+), 1.65分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.46 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.32-7.25 (m, 6H), 3.85 (s, 3H), 2.47 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンの1つは観察されなかった
合成経路7:アミンのアルキル化の代表的方法
中間体55:(S)-(1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル)メタノール
Figure 2023519362000020
(S)-ピロリジン-2-イルメタノール(400mg、3.96mmol)およびKCO(1.09g、7.92mmol)のMeCN(20mL)懸濁液に、室温で、1-ブロモ-2-メトキシエタン(0.66g、4.75mmol)を加え、懸濁液を80℃で15時間加熱した。反応混合物をEtOAc(50mL)およびHO(50mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、中間体55、(S)-(1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル)メタノール(400mg、63%)を黄色ガム状物として得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 4.33 (s, 1H), 3.41 - 3.37 (m, 3H), 3.23 (s, 3H), 3.20 - 3.19 (m, 1H), 3.01 - 2.93 (m, 2H), 2.43 - 2.42 (m, 2H), 2.19 - 2.16 (m, 1H), 1.77 - 1.74 (m, 1H), 1.62 - 1.51 (m, 3H)
合成経路8:中間体71の製造方法
中間体71、2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)エチルメタンスルホネート
Figure 2023519362000021
5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-(2-ヒドロキシエチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(4g、0.01mol)およびTEA(4mL、0.03mol)のTHF(60mL)懸濁液に、0℃で、塩化メタンスルホニル(1mL、0.012mol)を10分間かけて滴下した。TLCによる反応の完了後、反応混合物をEtOAc(50mL)および塩水溶液(50mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物をn-ヘキサン(2×20mL)で摩砕し、傾捨し、高真空下乾燥させて、中間体71、2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)エチルメタンスルホネート(3.4g、70%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法B): m/z 349 (M+H)+ (ES+), 2.14分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.62 - 7.60 (m, 2H), 7.46 - 7.44 (m, 3H), 4.83 (t, J=6.0 Hz, 1H), 3.95-3.81 (m, 5.6 Hz, 2H), 3.72 - 3.68 (m, 2H). 交換可能-NH2プロトンは観察されず
下記実施例の製造に使用した中間体を表1に挙げる。化合物を、示す合成経路の方法により製造した(「Rte.」)。経路番号またはデータが示されていない場合は、市販品を使用した。LCMSおよびH NMRデータを、精製品について示す(または精製を実施しないとき、「粗製で使用」として示す)。ある場合、他の中間体の製造に使用した中間体を括弧で示す;例えば、中間体28を、中間体26および中間体29を使用して、合成経路4を介して製造した。
Figure 2023519362000022
Figure 2023519362000023
Figure 2023519362000024
Figure 2023519362000025
Figure 2023519362000026
実施例の合成経路1-1~4-1
実施例1-1~4-1の化合物の製造に使用した合成経路a~aeを、下に記載する。合成経路a~aeの方法は、下の表2に詳記する、他の化合物の製造に使用した操作の例示である。
合成経路a
実施例1-1:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピラゾール-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000027
工程1:中間体1、5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(0.3g、0.98mmol)、2-(1H-ピラゾール-1-イル)エタン-1-オール(0.10g、0.89mmol)およびトリフェニルホスフィン(0.38g、1.47mmol)のTHF(10mL)懸濁液に、室温で、ジ-3級ブチルアゾ-ジカルボキシラート(0.33g、1.47mmol)を加え、反応混合物を、室温で10分間撹拌した。TLCにより反応完了後、反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残留物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~50%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、2-(2-(1H-ピラゾール-1-イル)エチル)-5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オンを灰白色固体(200mg、51%)として得た。
LCMS(方法B): m/z 400 (M+H)+ (ES+), 3.52分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.71 - 7.55 (m, 2H), 7.46 - 7.44 (m, 5H), 6.22 (s, 1H), 4.20 (t, J=7.6 Hz, 2H), 3.72 (t, J=7.6 Hz, 2H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:2-(2-(1H-ピラゾール-1-イル)エチル)-5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(0.20g、0.49mmol)、中間体3、2,6-ジメチルピリジン-4-ボロン酸ピナコールエステル(0.12g、0.54mmol)およびKCO(137mg、0.99mmol)の1,4-ジオキサン/HO(4mL/1mL)中の混合物を数分間脱気し、Pd(PPh)(29mg、0.02mmol)を加え、容器を密封し、120℃で5時間加熱した。r.t.に冷却後、反応混合物をHO(5mL)およびEtOAc(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~100%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、実施例1-1、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピラゾール-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(35mg、16%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 427 (M+H)+ (ES+), 2.46分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.68 (d, J=2.0 Hz, 1H), 7.44 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.27 - 7.24 (m, 5H), 6.77 (s, 2H), 6.28-6.01 (m, 1H), 4.42 (t, J=6.0 Hz, 2H), 4.14 (t, J=6.0 Hz, 2H), 2.28 (s, 6H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
合成経路b
実施例1-4:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-(1H-テトラゾール-5-イル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000028
工程1:5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(300mg、0.98mmol)およびKCO(406mg、2.9mmol)のMeCN(3mL)懸濁液に、室温で、3-ブロモプロパンニトリル(196mg、0.147mmol)を加えた。反応混合物を75℃で12時間加熱した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(10mL)およびHO(10mL)に分配した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮し、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配50~70%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、3-(5-アミノ-8-ブロモ-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)プロパンニトリル(90mg、25%)を白色固体として得た。
LCMS(方法B): m/z 359 (M+H)+ (ES+), 2.44分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.60 - 7.90 (s, 2H), 7.64 - 7.61 (m, 2H), 7.47 - 7.44 (m, 3H), 4.13 (t, J=6.4 Hz, 2H), 3.01 (t, J=6.4 Hz, 2H)
工程2:経路a、工程2に準ずる方法で製造した。
工程3:3-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)プロパンニトリル(202mg、0.52mmol)、NaN(67mg、1.03mmol)および塩化アンモニウム(69mg、1.3mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の混合物を、120℃で15時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、焼結漏斗で濾過した。濾液を減圧下濃縮し、粗製化合物を分取HPLC方法(方法A)により精製した。集めたフラクションを減圧下濃縮し、得られた残留物をSCXカートリッジに通し、2Nメタノール性アンモニアで溶出して、実施例1-4、2-(2-(1H-テトラゾール-5-イル)エチル)-5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(110mg、49%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路c
実施例1-5および1-6:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オンおよび5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000029
2-(2-(1H-テトラゾール-5-イル)エチル)-5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(80mg、0.18mmol)およびKCO(74mg、0.54mmol)のMeCN(10mL)懸濁液に、室温で、MeI(30mg、0.2mmol)を加え、反応物を室温で1時間撹拌した。反応物を濾過し、濃縮した。粗製生成物を分取HPLC方法(方法A)により精製した。最初に溶出したピークを減圧下濃縮し、DCM中15%MeOH(10mL)および10%NaHCO溶液(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮し、高真空下乾燥させて、実施例1-5、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(22mg、26%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表3に示す。この化合物の構造をNOE試験により確認した。HPLCから2番目に溶出したピークを減圧下濃縮し、EtOAc(10mL)および10%NaHCO溶液(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮し、高真空下乾燥させて、実施例1-6、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(13mg、16%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路d:光延反応を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例1-7:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-エチルピラゾール-3-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000030
5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(75mg、0.25mmol)、2-(1-エチル-1H-ピラゾール-5-イル)エタン-1-オール(38mg、0.27mmol)およびトリフェニルホスフィン(77mg、0.29mmol)のTHF(3mL)中の混合物に、ジ-tert-ブチル-アゾジカルボキシラート(77mg、0.27mmol)を加え、反応物を室温で18時間撹拌した。混合物を減圧下濃縮し、粗製生成物を分取HPLC(方法E)により精製して、実施例1-7、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-エチルピラゾール-3-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(7.7mg、7%)を得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路e:アルコールメシル化、続いてアルキル化反応を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例1-9、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000031
オキサゾール-2-イルメタノール(36mg、0.36mmol)およびTEA(103mg、0.90mmol)のDCM(10mL)溶液に、0℃で、塩化メシル(56mg、0.45mmol)を加え、反応混合物を、室温で30分間撹拌した。反応混合物をDCM(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、メシル化中間体を得た。メシル化中間体をMeCN(20mL)および5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(100mg、0.30mmol)、に溶解し、KCO(125mg、0.90mmol)を加え、80℃で16時間、密閉バイアル中で加熱した。反応混合物をEtOAc(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを濃縮し、EtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固して、実施例1-9、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(21mg、0.16%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路f:アルコールトシル化、続いてアルキル化反応を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例1-12:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000032
N,N-ジメチルピリジン-4-アミン(3.6mg、0.03mmol)、TEA(45.6mg、0.45mmol)および塩化トシル(63.1mg、0.33mmol)のDCM(10mL)溶液に、0℃で、(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール(40.4mg、0.36mmol)を加え、反応混合物を、室温で1時間撹拌した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をDCM(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、トシル化中間体を得た。トシル化中間体をDMSO(10mL)に溶解し、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(100mg、0.30mmol)およびKCO(125mg、0.90mmol)を加え、80℃で16時間、密閉バイアル中で加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを減圧下濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、実施例1-12、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-((1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(15mg、11%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路g:アルコールの塩素化に続くアルキル化反応を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例1-16:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000033
(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)メタノール(41mg、0.36mmol)のTHF(10mL)溶液に、0℃で、SOCl(1mL)を滴下し、60℃で2時間撹拌した。(あるいは、トルエンを溶媒として使用し、反応物を110℃に加熱してもよい)。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(20mL)および10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、クロロ-中間体を得た。このクロロ-中間体をMeCN/DMSO(20mL/1mL)に溶解し、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(100mg、0.30mmol)およびKCO(125mg、0.90mmol)を加え、80℃で16時間、密閉バイアル中で加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、実施例1-16、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(18mg、14%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路h:アルキル化反応を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例1-19:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000034
5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(50mg、0.15)および3-(ブロモメチル)-4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール(26.6mg、0.15mmol)のDMSO(5mL)溶液に、室温で、KCO(62.3mg、0.45mmol)を加え、得られた反応混合物を80℃で1時間加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(10mL)および水(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、粗製生成物を得た。粗製化合物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカゲルsnapを使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル勾配で溶出して精製して、実施例1-19、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(22mg、34%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路i
実施例1-20:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000035
(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メタノール(90mg、0.783mmol)およびTEA(0.4mL、3.012mmol)のDCM(10mL)溶液に、0℃で、塩化メシル(0.07mL、0.903mmol)を加え、反応混合物を、室温で30分間撹拌した。反応混合物をDCM(20mL)および水(10mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、メシル化中間体を得た。メシル化中間体をDMSO(10mL)に溶解し、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200mg、0.602mmol)およびKCO(249mg、1.807mmol)を加え、得られた反応混合物を80℃で2時間、密閉バイアル中で加熱した。反応混合物を氷冷水で反応停止させた。得られた固体を濾過し、EtOHで洗浄し、減圧下乾燥させて、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(49mg、0.18%)を灰白色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路j
実施例1-26:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2H-テトラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000036
工程1:5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(100mg、0.30mmol)およびKCO(84mg、0.60mmol)のMeCN(8mL)およびDMSO(2mL)溶液に、2-ブロモアセトニトリル(36mg、0.30mmol)を滴下し、80℃で16時間、封管中で加熱した。反応混合物をEtOAc(20mL)および水(20mL)に分配し、有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、粗製2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)アセトニトリル(70mg、62%)、を得て、それをさらに精製することなく次工程で使用した。
LCMS(方法A): m/z 372 (M+H)+ (ES+), 2.15分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.32 - 7.28 (m, 5H), 6.84 (s, 2H), 5.16 (s, 2H), 2.31 (s, 6H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)アセトニトリル(70mg、0.18mmol)、NaN(37mg、0.56mmol)およびNHCl(30.2mg、0.56mmol)のDMF(15mL)溶液を120℃で16時間、封管中で加熱した。反応混合物をEtOAc(20mL)および水(20mL)に分配し、有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗製物を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2H-テトラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(30mg、38%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路k
実施例1-27:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000037
工程1:5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200mg、0.602mmol)のDMSO(5mL)溶液に、KCO(249mg、1.807mmol)およびブロモ酢酸エチル(73mg、0.662mmol)を加え、得られた反応混合物を、70℃で2時間撹拌した。反応混合物を氷冷水で反応停止させ、撹拌した。沈殿を濾過し、減圧下乾燥させて、エチル2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)アセテート(150mg、59%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 419 (M+H)+ (ES+), 2.00分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.45 (s, 2H), 7.28 (s, 5H), 6.83 (d, J=9.8 Hz, 2H), 4.73 (s, 2H), 4.19-4.14 (m, 2H), 2.29 (s, 6H), 1.22 (t, J=14.1 Hz, 3H)
工程2:エチル2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)アセテート(150mg、0.358mmol)のEtOH(10mL)溶液に、ヒドラジン水和物(44.8mg、0.897mmol)を加え、得られた反応混合物を90℃で16時間加熱した。反応混合物を減圧下蒸発させた。粗製生成物をEtOAc(2×2mL)で摩砕し、傾捨し、減圧下乾燥させて、2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)アセトヒドラジドを薄緑色固体(75mg、51%)として得て、それをさらに精製せずに使用した。
LCMS(方法A): m/z 405 (M+H)+ (ES+), 1.67分, UV活性
工程3:2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)アセトヒドラジド(75mg、0.185mmol)のキシレン(5mL)溶液に、オルトギ酸トリエチル(55mg、0.371mmol)および触媒量のAcOHを加え、得られた反応混合物を130℃で16時間加熱した。反応混合物を減圧下蒸発させて、揮発物を除去した。粗製生成物をEtOAc(10mL)および水(5mL)に分配した。有機層を分離し、塩水(5mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製化合物を分取TLC(GF254シリカ被覆ガラスプレート(20×20cm);移動相:2%MeOHのDCM溶液)により精製して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(10mg、13%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路l
実施例1-29:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1H-トリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000038
工程1:撹拌中の5-アミノ-8-(2-メチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(100mg、0.301mmol)のDMSO(3mL)溶液に、KCO(103mgを加え)、続いて1-ブロモブト-2-イン(60mg、0.45mmol)を加えた。反応物を50℃で1時間加熱し、次いで氷水で希釈し、沈殿した化合物を濾過し、乾燥させて、5-アミノ-2-(ブト-2-イン-1-イル)-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(70mg、63%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 385 (M+H)+ (ES+), 1.67分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.27-7.25 (m, 5H), 6.83 (s, 2H), 4.61 (d, J=4.0 Hz, 2H), 2.30 (s, 6H), 1.79-1.78 (m, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:5-アミノ-2-(ブト-2-イン-1-イル)-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(60mg)、NaN(20mg)およびNHCl(25mg)のDMF(75mL)懸濁液を120℃で48時間加熱した。反応混合物を氷水(10mL)およびEtOAc(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法-A)により精製した。フラクションを減圧下濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)および10%NaHCO溶液(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-((5-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(14mg、25%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路m
実施例1-30:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルトリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000039
工程1:撹拌中の5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(250mg、0.75mmol)およびKCO(311mg、2.25mmol)のDMSO(8mL)溶液に、0℃で、3-ブロモプロプ-1-イン(89.5mg、0.75mmol)を加え、反応混合物を50℃で1時間加熱した。反応混合物を氷冷水で希釈し、沈殿した固体を濾過により集め、水(10mL)で濯ぎ、減圧下乾燥させて、5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-(プロプ-2-イン-1-イル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200mg、74%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 371 (M+H)+ (ES+), 1.08分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.28-7.25 (m, 5H), 6.83 (s, 2H), 4.68 (d, J=4.0 Hz, 2H), 3.34 (s, 1H), 2.33 (s, 6H). -NH2の交換可能プロトン観察されず
工程2:5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-(プロプ-2-イン-1-イル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200mg、0.53mmol)、NaN(70mg、1.09mmol)およびNHCl(85.04mg、1.59mmol)のDMF(30mL)懸濁液を、120℃で48時間加熱した。反応物を氷冷水(10mL)で希釈し、EtOAc(15mL)で抽出した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより230~400シリカメッシュを使用し、勾配としての0~100%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、(2-((1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メチル)-5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(50mg、20%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法D): m/z 414 (M+H)+ (ES+), 2.39分, UV活性
工程3:撹拌中の2-((1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メチル)-5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(50mg、0.121mmol)およびKCO(49mg、0.36mmol)のDMF(5mL)溶液に、0℃、MeI(0.08ml、0.75mmol)を加え、反応混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を氷冷水で希釈し、沈殿した固体を濾取して、粗製生成物を得た。粗製物質を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルトリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(10mg、19%)を薄黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路n:ピリジン-N-オキシドの代表的製造法
実施例1-34:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000040
5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(95mg、0.22mmol)のDCM溶液に、0℃で、m-CPBA(46mg、0.26mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物を、室温で30分間撹拌した。反応混合物をEtOAc(15mL)および水(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法A)により精製し、フラクションを濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、4-(5-アミノ-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-2,6-ジメチルピリジン1-オキシド(7.3mg、8%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路o:アルコール塩素化およびアルキル化、続いてエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例1-39:5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000041
工程1:5-メチルオキサゾール-4-イル)メタノール(36mg、0.32mmol)のCHCl(5mL)溶液に、0℃で、塩化チオニル(0.05mL、0.66mmol)を滴下し、得られた反応混合物を50℃で60分間加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物を減圧下濃縮して、塩素化中間体を得た。塩素化中間体をDMSO(2mL)に溶解し、メチル4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(100mg、0.26mmol)およびKCO(110mg、0.79mmol)を加え、得られた反応混合物を80℃で2時間、封管中で加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(10mL)および水(10mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル溶液勾配で溶出して精製して、メチル4-(5-アミノ-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(80mg、66%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 472 (M+H)+ (ES+), 1.69分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.17 (s, 1H), 7.32 (s, 2H), 7.29-7.26 (m, 4H), 7.20 (s, 1H), 4.87 (s, 2H), 3.81 (s, 3H), 2.36 (s, 6H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:メチル4-(5-アミノ-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(80mg、0.16mmol)のTHF(5mL)溶液に、0℃で、水素化トリエチルホウ素リチウム(THF中1M、0.33mL、0.33mmol)を滴下し、反応混合物を、室温で20分間撹拌した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(5mL)およびHO(5mL)に分配した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを濃縮し、得られた残留物をEtOAc(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、5-アミノ-8-(2-(ヒドロキシメチル)-6-メチルピリジン-4-イル)-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(18mg、24%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路p:アルコールトシル化およびアルキル化、続いてエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例1-40:5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000042
工程1:塩化トシル(55.7mg、0.79mmol)、DMAP(3.2mg、0.02)およびTEA(0.1mL、0.07mmol)のDCM(10mL)溶液に、0℃で、オキサゾール-2-イルメタノール(32mg、0.31mmol)をDCM(0.5mL)に溶解して加え、反応混合物を、室温で30分間撹拌した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をDCM(20mL)および水(20mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、トシル化中間体を得た。トシル化中間体をDMSO(2mL)に溶解し、メチル4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(100mg、0.26mmol)およびKCO(110mg、0.29mmol)のDMSO(2mL)懸濁液に加え、得られた反応混合物を50℃で6時間、密閉バイアル中で加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をEtOAc(10mL)および水(10mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカゲルsnapを使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル勾配で溶出して精製して、メチル4-(5-アミノ-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(70mg、57%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 458 (M+H)+ (ES+), 1.60分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.12 (s, 1H),7.67 (s,1H) 7.27-7.21 (m, 5H), 6.82-6.76 (m, 2H), 3.80 (s, 2H), 2.95 (d, J=5.2 Hz, 3H), 2.51 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:経路o、工程2に準ずる方法で実施して、5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(4.8mg、7.3%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路q:アルコールトシル化および置換、続いて鈴木カップリングおよびエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例2-29:5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000043
工程1;N,N-ジメチルピリジン-4-アミン(19.9mg、0.16mmol)、TEA(247.5mg、2.45mmol)および塩化トシル(342.0mg、1.79mmol)のDCM(20mL)溶液に、0℃で、(R)-(テトラヒドロフラン-2-イル)メタノール(199.9mg、1.96mmol)を加え、反応物を室温で1時間撹拌した。反応混合物をDCM(20mL)およびHO(20mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、トシル化中間体を得た。トシル化中間体をDMSO(30mL)に溶解し、5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(500mg、1.63mmol)およびKCO(676mg、4.09mmol)を加え、次いで80℃で4時間加熱した。反応混合物をEtOAc(20mL)およびHO(20mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、(R)-5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-2-((テトラヒドロフラン-2-イル)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(400mg、62%)を灰白色固体として得た。粗製生成物をさらに精製することなく次工程で使用した。
LCMS(方法A): m/z 390 (M+H)+ (ES+), 2.38分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.82 - 7.77 (m, 1H), 7.64 - 7.60 (m, 2H), 7.50 - 7.44 (m, 2H), 4.23 - 4.02 (m, 1H), 4.00 - 3.96 (m, 2H), 3.86 - 3.79 (m, 2H), 3.74 - 3.66 (m, 2H), 1.99 - 1.91 (m, 2H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2;(R)-5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-2-((テトラヒドロフラン-2-イル)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(200mg、0.51mmol)、メチル6-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピコリナート(170mg、0.61mmol)およびKCO(212mg、1.53mmol)の1,4-ジオキサン(10mL)およびHO(5mL)懸濁液に、Pd(PPh)(59mg、0.051mmol)を加え、110℃で5時間加熱した。反応混合物をHO(20mL)およびEtOAc(30mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル溶液勾配で溶出して精製して、メチル(R)-4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2-((テトラヒドロフラン-2-イル)メチル)-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(100mg、42%)を得た。
LCMS(方法B): m/z 461 (M+H)+ (ES+), 2.15分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.70 (s, 1H), 7.65 - 7.57 (m, 3H), 7.32 - 7.26 (m, 5H), 4.16 - 4.13 (m, 1H), 3.86 - 3.74 (m, 6H), 3.66 - 3.62 (m, 1H), 2.34 (s, 3H), 2.00 - 1.67 (m, 3H), 1.25 - 1.18 (m, 1H)
工程3;メチル(R)-4-(5-アミノ-3-オキソ-7-フェニル-2-((テトラヒドロフラン-2-イル)メチル)-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(100mg、0.21mmol)のTHF溶液に、室温で、水素化トリエチルホウ素リチウム(34.5mg、0.32mmol)を少しずつ加え、1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)およびHO(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法A)により精製し、フラクションを濃縮し、残留物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固して、5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(23mg、24%)を黄色固体として得た。
実施例2-29をさらにSFC方法Aにより精製した。精製中、恐らく実施例2-29の合成中に形成されたエナンチオマー、実施例2-28(5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン)を、市販サンプルに存在した小量の中間体62のエナンチオマーから単離した。SFC方法Aを使用して、最初に溶出したピークは実施例2-28(9.73分)であり、2番目に溶出したピークは実施例2-29(10.32分)であった。
合成経路r:アルキル化、続いて鈴木およびエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例1-42:5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000044
工程1:経路hに準ずる方法で実施して、中間体36を使用して、5-アミノ-8-ブロモ-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オンを白色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 388 (M+H)+ (ES+), 1.82分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.37 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 7.60 (d, J=6.4 Hz, 2H), 7.49 - 7.39 (m, 3H), 4.96 (s, 2H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:経路a、工程2に準ずる方法で実施して、中間体34を使用して、メチル4-(5-アミノ-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナートを黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 458 (M+H)+ (ES+), 1.58分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.36 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.31-7.23 (m, 6H), 4.94 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 2.28 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程3:経路o、工程2に準ずる方法で実施して、5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オンを灰白色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路s:光延反応、続いてエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例1-43:5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000045
工程1:経路dに準ずる方法で製造して、中間体14およびDCMを溶媒として使用し、次いでBiotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル勾配で溶出して精製して、メチル4-(5-アミノ-2-((5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナートを薄黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 472 (M+H)+ (ES+), 1.82分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.69 (s, 1H), 7.32-7.23 (m, 6H), 6.22 (s, 1H), 5.06 (s, 2H), 3.81 (s, 3H), 2.34 (s, 6H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:経路o、工程2に準ずる方法で実施して、5-アミノ-8-(2-(ヒドロキシメチル)-6-メチルピリジン-4-イル)-2-((5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オンを黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路t:アルキル化反応、続いてエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例1-46:5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000046
工程1:経路hに準ずる方法で製造して、メチル4-(5-アミノ-2-((4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナートを黄色固体として得た。
LCMS(方法B): m/z 473 (M+H)+ (ES+), 1.91分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.68 (s, 1H), 7.30 - 7.24 (m, 5H), 7.18 (s, 1H), 5.30 (s, 2H), 3.81 (s, 3H), 2.46 (s, 3H), 2.41 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:経路o、工程2に準ずる方法で実施して、5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オンを黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路u
実施例1-53:5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000047
工程1:経路a、工程2に準ずる方法で、中間体34を使用して製造して、メチル4-(5-アミノ-2-((2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル)-7-(4-フルオロフェニル)-3-オキソ-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-メチルピコリナート(1.6g、55%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 504 (M+H)+ (ES+), 1.76分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.68 (s, 1H), 7.32-7.28 (m, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.14-7.09 (m, 2H), 5.76 (s, 2H), 3.82 (s, 3H), 2.40 (s, 9H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:経路o、工程2に準ずる方法で実施して、5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(270mg、29%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路v:アルコール塩素化および置換、続いて鈴木カップリングおよびエステル還元を介するヒドロキシメチルピリジンアナログの代表的製造法
実施例1-55:5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000048
工程1:(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メタノール(220mg、1.960mmol)のCHCl溶液に、SOCl(291mg、2.45mmol)を0℃で加え、得られた反応混合物を、50℃で2時間撹拌した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物を減圧下濃縮して、塩素化中間体を得た。塩素化中間体をDMSO(20mL)に溶解し、5-アミノ-8-ブロモ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(500mg、1.633mmol)およびKCO(676mg、4.901mmol)を加え、反応混合物を60℃で2時間加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物を氷水に注加して、固体を得て、得られた固体をブフナー漏斗で濾取し、減圧下乾燥させて、5-アミノ-8-ブロモ-2-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(600mg、87%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 400 (M+H)+ (ES+), 2.27分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.62-7.60 (m, 2H), 7.45 (d, J=6.4 Hz, 3H), 7.15 (s, 1H), 6.82 (s, 1H), 5.12 (s, 2H), 3.72 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった。
(また、一部アナログについて、反応混合物をEtOAc(30mL)および水(3×20mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、シリカメッシュ(230~400)を使用し、0~100%EtOAcの石油エーテル勾配で溶出して、所望の生成物を得た)
工程2:経路a、工程2に準ずる方法で、中間体44を使用して製造して、メチル4-(5-アミノ-2-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-3-オキソ-7-フェニル-2,3-ジヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-8-イル)-6-クロロピコリナート(100mg、26%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 491 (M+H)+ (ES+), 1.29分, UV活性
工程3:経路o、工程2に準ずる方法で実施して、5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(13mg、14%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路w:アミンアナログのBoc脱保護の代表的方法
実施例2-2:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-ピロリジン-3-イル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000049
tert-ブチル3-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)6-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)ピロリジン-1-カルボキシラート(120mg、0.23mmol)のDCM溶液に20%TFA(5mL)を加え、反応混合物を室温で15時間撹拌した。TLCにより反応の完了確認後、反応物を減圧下濃縮した。粗製物をMeOH(2mL)に溶解し、DSC-SCXカラム(6mL)を通し、水(5mL)で洗浄した。化合物をMeOH中2Mアンモニア(10mL)で溶出し、濃縮し、凍結乾燥して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-ピロリジン-3-イル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(26mg、27%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路x:ホルムアルデヒドを使用するアミンの還元的アミノ化の代表的方法
実施例2-6:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピロリジン-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000050
5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-(ピロリジン-2-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(90mg、0.21mmol)のMeCN(10mL)懸濁液に、36%ホルムアルデヒド溶液(0.02mL、0.23mmol)およびナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(133mg、0.63mmol)を加え、1時間、室温で撹拌した。水(5mL)で反応停止させ、EtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下濃縮して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピロリジン-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(75mg、80%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路y:ジ-フッ素化ピロリジンアナログの代表的製造法
実施例2-11:5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000051
工程1:1-(tert-ブチル)2-メチル(2S,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(2g、8.22mmol)のDCM(30mL)懸濁液に、0℃で、Dess-Martinペルヨージナン(7g、16.44mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。反応物をEtOAc(100mL)および飽和NaHCO溶液(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製化合物を、Biotage-Isoleraにより、25gシリカsnapを使用し、勾配0~20%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、1-(tert-ブチル)2-メチル(S)-4-オキソピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(1.6g、74%)を無色ガム状物として得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 4.67 - 4.62 (m, 1H), 3.88 - 3.80 (m, 1H), 3.72 - 3.66 (m, 4H), 3.15 - 3.07 (m, 1H), 2.63 - 2.55 (m, 1H), 1.40 (d, J=16.0 Hz, 9H)
工程2:1-(tert-ブチル)2-メチル(S)-4-オキソピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(1.5g、6.16mmol)のDCM懸濁液に、-78℃で、ジエチルアミノ三フッ化硫黄(1.98g、12.32mmol)を滴下し、室温で15時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO溶液(20mL)で反応停止させ、DCM(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、25gシリカsnapを使用し、勾配0~10%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製し、1-(tert-ブチル)2-メチル(S)-4,4-ジフルオロピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(1.4g、94%)を無色ガム状物として得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 4.58 - 4.45 (m, 1H), 3.91 - 3.77 (m, 5H), 2.76 - 2.67 (m, 1H), 2.54 - 2.44 (m, 1H), 1.44 (d, J=18.0 Hz, 9H)
工程3:1-(tert-ブチル)2-メチル(S)-4,4-ジフルオロピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(1.1g、4.15mmol)のTHF(20mL)溶液に、0℃で、2M LiBH溶液(3.1mL、6.22mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。飽和NHCl溶液(25mL)の滴下により反応停止させ、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、tert-ブチル(S)-4,4-ジフルオロ-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-カルボキシラート(500mg、50%)を灰白色ガム状物として得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 4.20 - 4.18 (m, 1H), 3.77 - 3.65 (m, 4H), 2.54 - 2.49 (m, 1H), 2.20 - 2.18 (m, 1H), 1.50 (s, 9H). 交換可能-OHプロトンは観察されなかった
工程4:経路eに準ずる方法で製造して、Biotage-Isoleraにより、25gシリカsnapを使用し、勾配0~100%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、tert-ブチル(S)-2-((5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)メチル)-4,4-ジフルオロピロリジン-1-カルボキシラート(150mg、18%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 552 (M+H)+ (ES+), 3.68分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.30 - 7.70 (m, 2H), 7.27 - 7.25 (m, 5H), 6.84 (s, 2H), 4.31 - 4.29 (m, 1H), 4.05 - 4.03 (m, 2H), 3.98 - 3.96 (m, 1H), 3.94 - 3.92 (m, 1H), 2.70 - 2.60 (m, 2H), 2.22 (s, 6H), 1.34 (s, 9H)
工程5:tert-ブチル(S)-2-((5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)メチル)-4,4-ジフルオロピロリジン-1-カルボキシラート(220mg、0.39mmol)の1,4-ジオキサン(3mL)溶液に、室温で、4N 1,4-ジオキサン中HCl(3mL)を加え、反応混合物を、室温で5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、次いでEtOAc(10mL)および飽和NaHCO溶液(10mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮して、5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(100mg、81%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路z:Boc保護戦略を利用するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例2-15:5-アミノ-2-(2-アミノ-1-テトラヒドロフラン-3-イル-エチル)-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000052
2-アミノ-1-(オキソラン-3-イル)エタン-1-オール(131mg、1mmol)をMeOH(2mL)に溶解し、溶液を0℃に冷却し、BocO(229mg;1.05mmol)を一度に加えた。反応混合物室温で2~3時間撹拌した。混合物を減圧下濃縮し、残留物をi-Pr/ヘキサン混合物から結晶化して、Boc保護アミンを得た。5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(66mg;0.20mmol)、Boc保護アミン(28mg、0.22mmol)およびPPh(68mg、0.26mmol)のTHF(3mL)溶液に、ジ-t-ブチル-アゾジカルボキシラート(51mg、0.22mmol)を加えた。反応混合物を、室温で16~18時間撹拌した。混合物を減圧下濃縮し、残留物をDCM(3mL)に溶解し、TFA(0.5mL)を加えた。反応混合物を室温で2時間音波処理し、次いで減圧下濃縮し、粗製生成物を分取HPLC-MS(C18カラム100×19mm、HO/MeOHまたはMeCN)により精製して、5-アミノ-2-(2-アミノ-1-テトラヒドロフラン-3-イル-エチル)-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(36mg、41%)を得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路aa:フッ素化ピロリジンアナログの代表的製造法
実施例2-18:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000053
工程1:1-(tert-ブチル)2-メチル(2R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(0.5g、2.038mmol)のDCM懸濁液に、-78℃で、ジエチルアミノ三フッ化硫黄(0.53mL、4.076mmol)を滴下し、室温で15時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO溶液(10mL)で反応停止させ、DCM(20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~10%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、1-(tert-ブチル)2-メチル(2R,4S)-4-フルオロピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(0.23g、45%)を無色ガム状物として得た。
1H NMR: (400 MHz, CDCl3) δ: 5.30 - 5.17 (m, 1H), 4.51 - 4.40 (m, 1H), 3.98 - 3.82 (m, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.71 - 3.51 (m, 1H), 2.67 - 2.56 (m, 1H), 2.21 - 2.04 (m, 1H), 1.44 (s, 9H)
工程2:経路y、工程3に準ずる方法で製造して、tert-ブチル(2R、4S)-4-フルオロ-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-カルボキシラート(180mg、88%)を無色ガム状物として得た。
1H NMR: (400 MHz, CDCl3) δ: 5.19 - 5.06 (m, 1H), 4.79 (s, 2H), 4.17 - 3.79 (m, 3H), 3.62 - 3.50 (m, 1H), 3.43 - 3.41 (m, 1H), 2.42 - 2.32 (m, 1H), 1.50 (s, 9H)
工程3:経路dに準ずる方法で製造して、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~50%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、tert-ブチル(2R,4S)-2-((5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)メチル)-4-フルオロピロリジン-1-カルボキシラート(60mg、14%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法A): m/z 533 (M+H)+ (ES+), 3.40分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.28 - 7.23 (m, 5H), 6.81 (s, 2H), 5.28 - 5.10 (m, 1H), 4.18 - 4.10 (m, 1H), 3.95 - 3.92 (m, 2H), 2.33 - 2.26 (m, 8H), 2.17 - 1.99 (m, 2H), 1.15 (s, 9H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程4:経路y、工程5に準ずる方法で製造して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(20mg、36%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路ab:MOM保護戦略を使用するアルキル化トリアゾロピリミジノンの代表的製造法
実施例2-22:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000054
工程1:1-(tert-ブチル)2-メチル(2S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(0.5g、2.0mmol)の(50mL)DMF懸濁液に、ジ-イソプロピルエチルアミン(1.3g、1.0mmol)を室温で加え、0℃に冷却し、MOMクロライド(0.66g、8.15mmol)を滴下した。反応混合物を、室温で12時間撹拌した。反応物に水(20mL)を加えて反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製化合物を、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~50%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製し、1-(tert-ブチル)2-メチル(2S,4S)-4-(メトキシメトキシ)ピロリジン-1,2-ジカルボキシラート(0.4g、68%)を黄色液体として得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 4.56 (m, 2H), 4.29 - 4.24 (m, 2H), 3.58 - 3.58 (m, 4H), 3.23 (s, 4H), 3.23 (s, 1H), 2.01 - 1.99 (m, 1H), 1.20 (s, 9H)
工程2:経路y、工程3に準ずる方法で製造して、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~50%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、tert-ブチル(2S,4S)-2-(ヒドロキシメチル)-4-(メトキシメトキシ)ピロリジン-1-カルボキシラート(0.3g、83%)を無色液体として得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 4.68 - 4.62 (m, 1H), 4.60 - 4.56 (m, 2H), 4.15 - 4.05 (m, 1H), 3.69 - 3.57 (m, 4H), 3.21 (s, 4H), 2.00 - 1.99 (m, 2H), 1.40 (s, 9H)
工程3:経路dに準ずる方法で製造して、Biotage-Isoleraにより、10gシリカsnapを使用し、勾配0~100%EtOAcのヘキサン溶液で溶出して精製して、tert-ブチル(2S,4S)-2-((5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)メチル)-4-(メトキシメトキシ)ピロリジン-1-カルボキシラート(130mg、30%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法B): m/z 576 (M+H)+ (ES+), 2.29分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.28 - 7.25 (m, 5H), 6.82 (s, 2H), 4.64 - 4.63 (m, 1H), 4.58 - 4.42 (m, 1H), 4.30 - 4.25 (m, 1H), 4.11 - 4.09 (m, 2H), 4.07 - 4.06 (m, 1H), 3.95 - 3.93 (m, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.28 (s, 6H), 2.11 - 2.06 (m, 3H), 1.33 (s, 9H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程4:経路y、工程5に準ずる方法で製造して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(70mg、71%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路ac
実施例2-27:5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000055
工程1:経路a、工程2に準ずる方法で製造して、5-アミノ-8-(2-フルオロ-6-メチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(1.4g、26%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 467 (M+H)+ (ES+), 2.60分, UV活性
工程2:5-アミノ-8-(2-フルオロ-6-メチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(1.4g、2.99mmol)のMeOH溶液に、25%MeOH中NaOMe(1.3mL、6.0mmol)を加え、得られた反応混合物を封管中で90℃で16時間加熱した。TLCによりモニターして反応の完了後、反応混合物をHO(25mL)およびEtOAc(50mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、粗製物を得た。粗製物を、Biotage-Isoleraにより、25gシリカゲルスナップを使用し、0~80%EtOAcの石油エーテル勾配で溶出して精製して、5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-2-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(600mg、43%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 479 (M+H)+ (ES+), 2.86分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.28-7.24 (m, 5H), 6.57 (s, 1H), 6.41 (s, 1H), 5.12 (s, 2H), 3.93 (s, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.32 (d, J=8.4 Hz, 2H), 2.24 (s, 3H), 1.07-1.04 (m, 9H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程3:経路6、工程2に準ずる方法で製造して、5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチルピリジン-4-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(250mg、57%)を黄色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 349 (M+H)+ (ES+), 1.51分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 7.28 - 7.22 (m, 5H), 6.63 (s, 1H), 6.34 (s, 1H), 3.75 (s, 3H), 2.26 (s, 3H). 交換可能-NHおよび-NH2プロトンは観察されなかった
工程4:経路fに準ずる方法で、中間体62を使用して製造して、5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(7mg、5%)を灰白色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路ad:メシラート置換を介するアルキル化トリアゾロピリミジノンアミンアナログの代表的製造法
実施例3-1:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[2-(2-チエニル)ピロリジン-1-イル]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000056
2-(5-アミノ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2(3H)-イル)エチルメタンスルホネート1(73mg、0.16mmol)のMeCN(2mL)懸濁液に、KCO(66mg;0.48mmol)および2-(チオフェン-2-イル)ピロリジン(29mg、0.19mmol)を加えた。反応混合物を100℃で15時間加熱し、次いでEtOAc(5mL)およびHO(5mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製生成物を分取HPLC(方法E)により精製して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[2-(2-チエニル)ピロリジン-1-イル]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(18mg、22%)を得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
合成経路ae
実施例4-1:5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(1-ピペリジル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン
Figure 2023519362000057
工程1:経路fに準ずる方法で製造して、中間体77を使用し、Biotage-Isoleraにより、25gシリカゲルスナップを使用し、0~80%EtOAcの石油エーテル勾配で溶出して精製して、5-アミノ-7-クロロ-8-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(560mg、40%)を灰白色固体として得た。
LCMS(方法C): m/z 386 (M+H)+ (ES+), 0.98分, UV活性
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d6) δ: 8.75 (s, 1H), 7.09 (s, 2H), 4.80 (s, 2H), 2.43 (s, 6H), 2.30 (s, 3H). 交換可能-NH2プロトンは観察されなかった
工程2:5-アミノ-7-クロロ-8-(2、6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-((5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3(2H)-オン(560mg、1.45mmol)およびピペリジン(2mL)の懸濁液を封管に入れ、100℃で16時間加熱した。反応混合物をEtOAc(30mL)およびHO(2×20mL)に分配した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、減圧下濃縮した。粗製化合物を分取HPLC(方法A)により精製した。フラクションを濃縮し、得られた残留物をEtOAc(20mL)で希釈し、10%重炭酸ナトリウム溶液(15mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮して、5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(1-ピペリジル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン(70mg、11%)を黄色固体として得た。表題化合物のデータは、表2に示す。
Figure 2023519362000058
Figure 2023519362000059
Figure 2023519362000060
Figure 2023519362000061
Figure 2023519362000062
Figure 2023519362000063
Figure 2023519362000064
Figure 2023519362000065
Figure 2023519362000066
Figure 2023519362000067
Figure 2023519362000068
Figure 2023519362000069
Figure 2023519362000070
Figure 2023519362000071
Figure 2023519362000072
Figure 2023519362000073
Figure 2023519362000074
Figure 2023519362000075
Figure 2023519362000076
Figure 2023519362000077
Figure 2023519362000078
Figure 2023519362000079
Figure 2023519362000080
Figure 2023519362000081
Figure 2023519362000082
Figure 2023519362000083
Figure 2023519362000084
Figure 2023519362000085
Figure 2023519362000086
Figure 2023519362000087
Figure 2023519362000088
Figure 2023519362000089
Figure 2023519362000090
Figure 2023519362000091
Figure 2023519362000092
Figure 2023519362000093
Figure 2023519362000094
Figure 2023519362000095
Figure 2023519362000096
Figure 2023519362000097
Figure 2023519362000098
実施例5:アデノシン受容体結合アッセイ
阻害結合アッセイを、BacMamヒトアデノシンA2A受容体に感染させたHEK293細胞から調製した0.2μgの膜またはBacMamヒトアデノシンA受容体に感染させたHEK293細胞から調製した1.4μgの膜を使用して実施した。膜を、種々の濃度の化合物および1nM[H]ZM241385(HEK293-hA2A)または[H]DPCPX(CHO-hA)の存在下、25℃で1時間、50mM Tris-HCl(HEK293-hA2A;pH7.4)または50mM Tris-HCl、100mM NaCl、10mM MgCl(CHO-hA;pH7.4)中インキュベートした。次いで、アッセイをTomTecセルハーベスターを使用するGF/BグレードUnifilterでの急速濾過により停止させ、続いてddHOで5×0.5ml洗浄した。非特異的結合を、1μM CGS15943(HEK293-hA2A)または1μM DPCPX(CHO-hA)の存在下規定した。結合した放射活性を液体シンチレーション計数により決定し、阻害曲線を、4パラメータロジスティック方程式を使用して分析した。IC50値をはチェン・プルソフ方程式を使用して、飽和結合試験から導いたKD値を使用してK値に変換した。結果を表3に示す。
Figure 2023519362000099
Figure 2023519362000100
Figure 2023519362000101
実施例6:CB-1受容体結合および拮抗作用
受容体結合:トランスフェクトCHO細胞におけるヒトCB-1カンナビノイド受容体のアゴニスト部位に対する化合物の親和性評価を、放射リガンド結合アッセイで決定した:細胞膜ホモジネート(20μg タンパク質)を、50mM Tris-HCl(pH7.4)、5mM MgCl、2.5mM EDTAおよび0.3%BSAを含む緩衝液中、試験化合物の非存在下または存在下、0.5nM[H]CP 55940と120分間、37℃でインキュベートする。非特異的結合を、10μM WIN 55212-2存在下で決定する。
インキュベーション後、サンプルを、0.3%PEIに予め浸漬したグラスファイバーフィルター(GF/B, Packard)を通して減圧下急速に濾過し、96サンプルセルハーベスター(Unifilter, Packard)を使用して、50mM Tris-HCl(pH7.4)および0.5%BSAを含む氷冷緩衝液で数回濯ぐ。フィルターを乾燥させ、次いで、シンチレーションカクテル(Microscint 0, Packard)を使用するシンチレーションカウンター(Topcount, Packard)で放射活性を計数する。
標準参照化合物はCP 55940であり、それを各実験で数濃度で試験して、IC50を計算する競合曲線を得る。
受容体拮抗作用:HTRF検出方法を使用することにより、アゴニスト誘導cAMP調節に対する影響を測定することにより決定し、トランスフェクトCHO細胞で発現されるヒトCB1受容体での化合物のアンタゴニスト活性の評価。
細胞を、20mM HEPES(pH7.4)添加HBSS緩衝液(Invitrogen)に懸濁し、次いで5.10細胞/ウェル密度でマイクロプレートに分配し、次のものの何れかの存在下、5分間、室温でプレインキュベートする:HBSS(刺激対照)、3μMまたは種々の濃度(IC50決定)の参照アンタゴニストAM 281(基底対照)または試験化合物。
その後、参照アゴニストCP 55940およびアデニリルシクラーゼアクティベーターNKH 477を、それぞれ3nMおよび3μMの最終濃度で加える。
基底対照測定のために、CP 55940を3μM AM 281を含むウェルから除く。
37℃で20分間インキュベーション後、細胞を溶解し、蛍光アクセプター(D2標識cAMP)および蛍光ドナー(ユウロピウムクリプタートで標識した抗cAMP抗体)を加える。
60分間、室温の後、蛍光伝達を、マイクロプレートリーダー(Rubystar, BMG)を使用してλex=337nmおよびλem=620および665nmで測定する。cAMP濃度を、665nmでのシグナル測定値を620nmでの測定値で除して、決定する(比率)。
結果を、3nM CP 55940に対する対照応答のパーセント阻害として表わす。
標準参照アンタゴニストはAM 281であり、それを各実験で、数濃度で試験して、IC50値を計算する濃度-応答曲線を作成する。
表4において、Kが空欄であるのは、観察された結合が、K値の測定に弱すぎたことを示す。
Figure 2023519362000102

他の実施態様は、次の特許請求の範囲の範囲内である。

Claims (15)

  1. 式(I):
    Figure 2023519362000103
    の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、ここで:
    環Aは:
    Figure 2023519362000104
    であり;
    各Rおよび各Rは、独立して、ハロ、C1-3アルキル、-O-C1-3アルキル、-COまたは-NRであり;
    ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    はC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ハロ、-OR、-NR、-CO、-CONR、-NRC(O)-Rまたは-NHC(O)-ORであり;
    ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、独立して、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含み;
    ここで、Rは場合によりハロ、シアノ、-Rおよび-ORから選択される1~3個の置換基で置換されており;
    は-(CHR)-(NR)-Rであり;
    は、各々、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロシクリルまたは5員ヘテロアリール;
    ここで、Rの1個または2個の環原子は場合により-C(=O)-で置き換えられており;
    ここで、Rは場合により1~4個の基-X-Rで置換されており;
    各Xは、独立して、結合、-O-、-NR-、-S(O)-、-(CH)-または-C(O)-であり;
    各Rは、独立して、H、ハロ、-OR、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール、-CO、-C(O)NR、-(CH)-NRまたはシアノであり;
    ここで、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールの各々は、N、OおよびS(O)から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含み;
    ここで、各C3-8シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはアリールの1個または2個の環原子は、独立して、場合により-C(=O)-で置換されており;
    ここで、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールの各々は、場合により-R、-OR、-(CH)-NRおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    各Rおよび各Rは、独立して、Rであり;
    またはRおよびRは、それらが結合している原子と一体となって、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されている3~8員ヘテロシクリルを形成し;
    各Rおよび各Rは、独立して、H、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキルまたはC4-9シクロアルキルアルキルであり;
    ここで、各Rおよび各Rは、独立して、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    各Rは、独立して、H、ハロ、C1-3アルキルまたは-(CH)-NRであり;
    ここで、アルキルは、場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    aは0または1であり;
    iは0、1、2または3であり;
    jは0または1であり;
    各kは、独立して、0、1または2であり;
    各mは、独立して、1または2であり;そして
    各nは、独立して、0または1である、
    化合物またはその薬学的に許容される塩。
  2. 化合物がCB-1に対して選択的アデノシン受容体アンタゴニストである、請求項1の化合物。
  3. 化合物がA2aRおよびA2bRの少なくとも1個に対して100nM以下のKを有し、かつCB-1に対して10,000nM以上のKを有する、請求項2の化合物。
  4. iが1であり、RがHまたはC1-3アルキルである、請求項1~3の何れかの化合物。
  5. がイミダゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,2,5-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2-オキサゾリル、1,3-オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリル、テトラヒドロフラニル、テトラゾリル、チオフェニル、1,2,3-トリアゾリルおよび1,3,4-トリアゾリルから選択され、ここで、Rが場合により1~4個の基-X-Rで置換されている、請求項1~4の何れかの化合物。
  6. Xが結合であり、RがC1-6アルキルである、請求項5の化合物。
  7. が場合によりフルオロまたはクロロで置換されているフェニルである、請求項1~6の何れかの化合物。
  8. およびRが各々独立してハロ、-CH、-CHOHまたは-OCHから選択される、請求項1~7の何れかの化合物。
  9. 式(II):
    Figure 2023519362000105
    の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、ここで:
    各Rおよび各Rが独立して、ハロ、C1-3アルキルまたは-O-C1-3アルキルであり;
    ここで、アルキルが場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    環Bが各々NおよびOから独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロシクリルまたは5員ヘテロアリールであり;
    各Rが独立して、ハロまたはC1-3アルキルであり;
    ここで、アルキルが場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    各Rおよび各Rが独立して、H、C1-6アルキル、C3-8シクロアルキルまたはC4-9シクロアルキルアルキルであり;
    ここで、各Rおよび各Rが独立して、場合により-OHおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    がH、ハロ、C1-3アルキルまたは-(CH)-NRであり;
    ここで、アルキルが場合により-ORおよびハロから独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
    がHまたはハロであり;
    aが0または1であり;
    bが0、1または2であり;そして
    nが0または1である、
    化合物またはその薬学的に許容される塩。
  10. 環Bがテトラヒドロフラニルまたは1,3-オキサゾリルであり、bが0または1であり、そして各Rが独立して、C1-3アルキルである、請求項9の化合物。
  11. 次のものからなる群から選択される、化合物またはその薬学的に許容される塩:
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピラゾール-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルイミダゾール-2-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1H-イミダゾール-2-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-(1H-テトラゾール-5-イル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(1-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-メチルテトラゾール-5-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-(2-エチルピラゾール-3-イル)エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[1-(2-チエニル)エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(イソキサゾール-3-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(3-メチルイミダゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1H-イミダゾール-5-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(1H-ピラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2H-テトラゾール-5-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(4-メチル-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチル-1H-トリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(2-メチルトリアゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[[1-ベンジル-3-(3-メトキシフェニル)ピラゾール-4-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-2-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルイソキサゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[(3,5-ジメチルイミダゾール-4-イル)メチル]-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(4-メチル-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-(オキサゾール-4-イルメチル)-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(1-メチルピラゾール-3-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-2-[(1-メチルイミダゾール-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    tert-ブチル3-[5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2-イル]ピロリジン-1-カルボキシラート;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-ピロリジン-3-イル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-(1-メチルピロリジン-3-イル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    tert-ブチル2-[[5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-3-オキソ-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-2-イル]メチル]ピロリジン-1-カルボキシラート;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(ピロリジン-2-イルメチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(1-メチルピロリジン-2-イル)メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R)-1-メチルピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S)-1-メチルピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S)-1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R)-1-(2-メトキシエチル)ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[[(2R)-4,4-ジフルオロピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[[(2S)-4,4-ジフルオロ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[[(2R)-4,4-ジフルオロ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-(2-アミノ-1-テトラヒドロフラン-3-イル-エチル)-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2R,4R)-4-ヒドロキシ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[[(2S,4S)-4-ヒドロキシ-1-メチル-ピロリジン-2-イル]メチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-(2-ピロリジン-1-イルエチル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2-メトキシ-6-メチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2S)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-クロロ-6-(ヒドロキシメチル)-4-ピリジル]-7-(4-フルオロフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-7-(2,3,4,5,6-ペンタジュウテリオフェニル)-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メトキシ-4-ピリジル]-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-(トリフルオロメチル)-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[2-(2-チエニル)ピロリジン-1-イル]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-2-[2-[[1-(ピリジン-3-カルボニル)ピロリジン-3-イル]アミノ]エチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[2-[メチル(1H-ピラゾール-4-イル)アミノ]エチル]-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-2-[[1-[[2-(アミノメチル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-イル]メチル]-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-7-フェニル-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;および
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-4-ピリジル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-7-(1-ピペリジル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン。
  12. 次のものから成る群から選択される、請求項11の化合物またはその薬学的に許容される塩:
    5-アミノ-8-(2,6-ジメチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;
    5-アミノ-7-(4-フルオロフェニル)-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-2-[(5-メチルオキサゾール-4-イル)メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン;および
    5-アミノ-8-[2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-4-ピリジル]-7-フェニル-2-[[(2R)-テトラヒドロフラン-2-イル]メチル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]ピリミジン-3-オン。
  13. 請求項1~12の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体、希釈剤または添加物を含む、医薬組成物。
  14. アデノシン受容体により介在される疾患または状態の処置のための、請求項1~12の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
  15. アデノシン受容体により介在される疾患または状態が肺がん、膵臓がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮頚がん、結腸直腸がん、乳がん、脳がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、子宮内膜がん、甲状腺がん、膀胱がん、神経膠がん、黒色腫またはその他固形腫瘍である、請求項14の使用。
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