JP2023519231A - (r)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸又はその塩の調製方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)を調製する方法であって、前記方法が、iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程、v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程、並びにvi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程を含む、方法を提供する。本発明はまた、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸(IV)又はその塩を調製するための化合物(SM1)の変換方法に関する。塩は、好ましくはナトリウム塩であり、より好ましくは、4.3、5.0、5.8、6.4、7.1、8.3、8.7、12.8、15.3、15.9の角度2θ±0.2°の値にピークを有する粉末XRDスペクトルを特徴とする、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸ナトリウムの多形Aである。

Description

本発明は、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸又はその塩、好ましくは、4.3、5.0、5.8、6.4、7.1、8.3、8.7、12.8、15.3、15.9の角度2θ±0.2°の値にピークを有する粉末XRDスペクトルを特徴とする、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸のナトリウム塩又はナトリウム塩の多形Aを調製する方法を提供する。
化合物(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸は、EP4アンタゴニストとして国際公開第2013/004290号に最初に記載された。具体的には、この酸化合物は、単一の未知のエナンチオマーとしての4-(1-6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)6-アザスピロ[2,5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)-安息香酸メチルから出発して、エステル加水分解の一般的な手順(方法B)に従って例7で調製される。後者は、4-(1-(6-アザスピロ[2,5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸メチルのラセミ混合物の4-(トリフルオロメチル)-ベンジルブロミドとの反応、続いてキラルHPLC分離によって得た。
なお未公開の欧州特許出願では、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸又はその塩を調製する方法が記載されており、出発物質として(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸を使用することによって、高価で時間のかかるエナンチオマー分離が回避される。
米国特許出願公開第2016/0272585号には、フェノキシエチル化合物が医薬品として使用されることが記載されている。段落[0102]~[0103]において、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸は、(R)-6-tert-ブトキシカルボニル-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸メチルを(THF及びCHOHの混合物中に)溶解し、次いで、NaOH水溶液を添加し、混合物を室温で1.5時間撹拌することを提供する方法によって調製される。pHが1.0に達するまでHCl水溶液を添加した後、混合物をEtOAcで抽出した。層分離後、濾過し、減圧濃縮して、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸を得た。
(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸又はその塩は、医薬品又は医薬組成物に使用される重要な医薬有効成分である。
したがって、工業規模で効率的な方法で(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸又はその塩を調製する必要性が依然として存在する。
したがって、本発明の目的は、工業規模で効率的な方法で(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸又はその塩を製造することである。
本発明者らは、驚くべきことに、化合物(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸が、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸又はその塩を合成するための重要な中間体であることを見出し、それを製造する最も効率的な方法を見出すことを試みた。
したがって、第1の態様では、本発明は、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)
Figure 2023519231000001

を調製する方法であって、前記方法が、
iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程
Figure 2023519231000002

v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程
Figure 2023519231000003

並びに
vi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程
Figure 2023519231000004

を含む、方法に関する。
さらなる態様では、本発明は、式:
Figure 2023519231000005

の(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸(IV)又はその塩を調製する方法であって、前記方法が、
a)(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)
Figure 2023519231000006

を調製する工程であって、
iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程
Figure 2023519231000007

v)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程
Figure 2023519231000008

v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程
Figure 2023519231000009

並びに
vi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程
Figure 2023519231000010

を含む方法を介するものである、調製する工程、
b)好適なカップリング剤の存在下で、化合物(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)を4-(1-アミノシクロプロピル)-安息香酸メチル(SM2)と反応させて、式(I)の化合物を得る工程
Figure 2023519231000011

c)有機溶媒中の酸性媒体中で式(I)の化合物をN-脱保護して、式(II)の化合物を得る工程
Figure 2023519231000012

d)好適な塩基の存在下で、アザスピロ[2.5]オクタン環上の窒素を4-(トリフルオロメチル)ベンジルブロミドでアルキル化して、化合物(III)を得る工程
Figure 2023519231000013

並びに
e)好適な無機塩基を使用してメチルエステルを加水分解して、化合物(IV)を得る工程
Figure 2023519231000014

を含む、方法に関する。
好ましい有利な態様では、本発明は、好適な溶媒中で水酸化ナトリウムを添加することによって、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸(IV)のナトリウム塩(化合物1)
Figure 2023519231000015

を調製する方法に関する。溶媒は、式(IV)の化合物を溶解することができる。
より好ましくは、溶媒がプロパノールである場合、式(IV)の化合物から得られる(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸のナトリウム塩(化合物1)は、4.3、5.0、5.8、6.4、7.1、8.3、8.7、12.8、15.3、15.9の角度2θ±0.2°の値にピークを有する粉末XRDスペクトルを特徴とする多形Aである。
本発明の方法は、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸を製造するための重要な中間体である(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸を調製する新しい方法に焦点を当てた。この新しい方法は、工程数が減少しただけでなく、最終生成物を得るために必要な完全な反応時間が先行技術の方法と比較してほぼ半分であったため、非常に効率的であった。
さらに、精製工程はすべて工業規模と一致したが、先行技術の手順は、非常に高価であり工業規模では容易に適用できないことが分かっているクロマトグラフィーカラムを必要とした。
有利な態様では、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸を製造するための重要な中間体である(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸を調製する方法は、酸中間体のみを提供する。それらは塩基性条件で塩に変換することができ、したがってラセミ化を回避することができる。実際、アルキルエステルを含むすべての先行技術の工程は、ラセミ化及び結果として生じる分離を回避するために非常に穏やかで制御された条件を必要とし、収率及び時間が失われた。
例1の(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸ナトリウムの結晶形AのDSCグラフを報告する図である。 例1の(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸ナトリウムの結晶形AのIRスペクトルを報告する図である。
本発明は、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)
Figure 2023519231000016

を調製する方法であって、前記方法が、
iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程
Figure 2023519231000017

v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程
Figure 2023519231000018

並びに
vi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程
Figure 2023519231000019

を含む、方法に関する。
工程iv)は、ウィッティヒ反応を提供する。好ましくは、ウィッティング試薬は、メチルトリフェニルホスホニウムブロミドであり、独立して、溶媒は、2-メチル-テトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン及びトルエンからなる群から選択される。溶媒は、より好ましくは2-メチル-テトラヒドロフランである。
工程v)は、好適な塩基においてブロモホルムを使用するMakosza反応を提供し、好ましくは、好適な塩基は水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムである。好適な塩基は、より好ましくは水酸化ナトリウムである。
工程vi)において、臭素原子は、好ましくはイソプロパノール、メタノール及びエタノール、より好ましくはイソプロパノールからなる群から選択されるアルコール性溶媒中で、還元剤、好ましくは水素及びパラジウムチャコール又は水素及びラネーニッケル、より好ましくは水素及びパラジウムチャコール、並びに塩基、好ましくは水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム、より好ましくは水酸化カリウムを使用することによって除去され、したがって(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)が得られる。
式(VII)の化合物は、Tetrahedron(1997)15671~15680に示されるように、出発物質としてアスパラギン酸によって得ることができる。
具体的には、式(VII)の化合物は、以下の工程:
i)メタノール中の塩化アセチルを使用してアスパラギン酸のエステルを形成する工程
Figure 2023519231000020

ii)式(V)の化合物を、水及び好適な塩基、好ましくはトリエチルアミンの存在下でアクリル酸メチルと反応させ、引き続いてtert-ブタノール中tert-ブチルオキシカルボニル無水物を添加して、中間体(VI)を得る工程
Figure 2023519231000021

iii)式(VI)の化合物をテトラヒドロフラン中ナトリウムメトキシドと反応させ、次いでtert-ブチルアミンを添加して、それにより式(VII)の化合物を得る工程
Figure 2023519231000022

によって得た。
さらなる態様では、本発明は、式:
Figure 2023519231000023

の(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸(IV)又はその塩を調製する方法であって、前記方法が、
a)(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)
Figure 2023519231000024

を調製する工程であって、
iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程
Figure 2023519231000025

v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程
Figure 2023519231000026

並びに
vi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程
Figure 2023519231000027

を含む方法を介するものである、調製する工程、
b)好適なカップリング剤の存在下で、化合物(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)を4-(1-アミノシクロプロピル)-安息香酸メチル(SM2)と反応させて、式(I)の化合物を得る工程
Figure 2023519231000028

c)有機溶媒中の酸性媒体中で式(I)の化合物をN-脱保護して、式(II)の化合物を得る工程
Figure 2023519231000029

d)好適な塩基の存在下で、アザスピロ[2.5]オクタン環上の窒素を4-(トリフルオロメチル)ベンジルブロミドでアルキル化して、化合物(III)を得る工程
Figure 2023519231000030

並びに
e)好適な無機塩基を使用してメチルエステルを加水分解して、化合物(IV)を得る工程
Figure 2023519231000031

を含む、方法に関する。
前に概説した工程iv)~vi)のすべての好ましい実施形態は、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)を調製するための工程a)にある。
したがって、工程a)-iv)において、ウィッティング試薬はメチルトリフェニルホスホニウムブロミドであり、独立して、溶媒は2-メチル-テトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン又はトルエン、好ましくは2-メチル-テトラヒドロフランである。
工程a)-v)において、好適な塩基は、好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム、より好ましくは水酸化ナトリウムである。
工程a)-vi)において、還元剤は、好ましくは水素及びパラジウムチャコール又は水素及びラネーニッケル、より好ましくは水素及びパラジウムチャコールであり、塩基は、独立して、イソプロパノール、メタノール及びエタノールからなる群から選択されるアルコール性溶媒、好ましくはイソプロパノール中の好ましくは水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム、より好ましくは水酸化カリウムである。
工程b)は、好適なカップリング剤、好ましくはN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩の存在下で、工程iv)~vi)を含む方法によって得られる化合物(SM1)と4-(1-アミノシクロプロピル)-安息香酸メチル(SM2)との反応を提供する。
工程c)において、化合物(I)は、有機溶媒、好ましくはジクロロメタン中の酸性媒体、好ましくはトリフルオロ酢酸中でN-脱保護され、化合物(II)を得る。
工程d)は、好適な塩基、好ましくは炭酸セシウム(CsCO)の存在下で、アザスピロ[2.5]オクタン環上の窒素を4-(トリフルオロメチル)ベンジルブロミドでアルキル化して、化合物(III)を得ることを提供する。
工程e)において、式(III)のメチルエステルは、好適な無機塩基、好ましくは水酸化ナトリウムを使用して加水分解され、化合物(IV)を得る。
本発明によれば、化合物(IV)は、薬学的に許容される塩に変換することができる。これらの塩の中でも、ナトリウム塩、カリウム塩及びリチウム塩が挙げられる。
好ましい有利な態様では、本発明は、好適な溶媒中でナトリウム塩基、好ましくは水酸化ナトリウムを添加することによって、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸(IV)のナトリウム塩(化合物1)
Figure 2023519231000032

を調製する方法に関する。溶媒は、式(IV)の化合物を溶解することができる。したがって、本方法は、工程e)の後に、工程f):
f)好適な溶媒中、式IVの化合物からのナトリウム塩基、好ましくは水酸化ナトリウムの存在下で、ナトリウム塩(化合物1)を形成及び結晶化する工程
を提供することができる。
より好ましくは、溶媒がプロパノールである場合、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸のナトリウム塩(化合物1)は、4.3、5.0、5.8、6.4、7.1、8.3、8.7、12.8、15.3、15.9の角度2θ±0.2°の値にピークを有する粉末XRDスペクトルを特徴とする多形Aである。粉末XRDスペクトルは、Bragg-Brentano幾何形状を有し、
a)検出器X’Celerator、b)マルチサンプラ、c)スピナ、d)セラミックX線管Cu LFF(λ=1.54051A;λ=1.54430A)範囲4~40°2θ
を備えたX線粉末回折計PANalytical X’pert Proによって得た。
実験部から明らかなように、得られた(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸のナトリウム塩は、非晶質化合物であった。
形態Aは、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸ナトリウムの非常に安定な結晶形である。
(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)ベンゾアート、より好ましくは形態Aは、医薬品として、好ましくはEP4アンタゴニストとして使用することができる化合物である。
ここで、本発明を、実験部を参照してさらに詳述する。
実験部
以下の例で使用される試薬は、様々な供給業者から市販されており、さらなる精製を行わずに使用した。溶媒は乾燥形態で使用した。無水環境中の反応は乾燥Nの陽圧下で行った。
プロトン核磁気共鳴(H NMR)スペクトルをBruker Avance 400MHz装置で記録した。化学シフトは、残留溶媒ラインを内部標準として使用してppm(δ)で報告する。分裂パターンは以下のように指定される。s、一重線;d、二重線;t、三重線;q、四重線;m、多重線;b、幅広なシグナル。
正ES(+)及び負ES(-)イオン化モードで動作するIon Trap Thermo LCQ古典的分光計で質量スペクトル(MS)を実行した。
Acquity UPLC-BEH C18カラム(1.7μM、50×2.1mm)を使用して、Waters Acquity UPLC-SQD装置でUPLCスペクトルを実施した。
以下の略語を本明細書で使用する。AcOH:酢酸;Boc:ターブチルオキシカルボニル;DCM:ジクロロメタン;TFA:トリフルオロ酢酸;THF:テトラヒドロフラン;RT:室温;AcOEt:酢酸エチル;NaOH:水酸化ナトリウム;KOH:水酸化カリウム;TEA:トリエチルアミン;NaSO:硫酸ナトリウム;CsCO:炭酸セシウム;HOBt:1-ヒドロキシベンゾトリアゾール;TBA:tertブチルアミン;CTAB:臭化セチルトリメチルアンモニウム;EDC HCl:N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩;IPA:イソプロパノール;TBME:tertブチルメチルエーテル。
例1:
化合物1、すなわち(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸、ナトリウム塩の調製
以下のスキーム1のような合成工程に従って、化合物1を得た。
Figure 2023519231000033
例1a)出発物質1、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)の合成
上記スキーム1で報告された出発物質SM1は、以下のスキーム2で報告された以下の工程によって得た。
Figure 2023519231000034
工程i)中間体(V)、(R)-2-アミノ-4-メトキシ-4-オキソブタン酸塩酸塩の合成
スキーム2を参照して、中間体(V)を調製した。
乾燥メタノール(225L)を0~5℃に冷却し、塩化アセチル(77Kg、1.4当量)をゆっくり添加した。別の反応器で、D-アスパラギン酸(90Kg)を乾燥メタノール(225L)に溶解し、0~5℃に冷却し、次いで、メタノール溶液中の予備冷却した塩化アセチルを、温度を0~5℃に維持しながらゆっくり添加した。反応物を10℃未満で4時間、次いでさらに室温で12時間撹拌した。上記反応塊をTBME(800L)に添加し、0~5℃に冷却し、2時間撹拌した。得られた固体を濾過し、冷TBME(100L)で洗浄し、30分間真空乾燥した。収量92.6kg(白色固体)。
H NMR(400 MHz,DMSO-d)δ ppm 13.9(1 H,bs),8.58(3 H,bs),4.18(1 H,m),3.65-3.59(3 H,s),2.98(2 H,m).ESI+m/z 148 [M+H]
工程ii)中間体(VI)、(R)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(3-メトキシ-3-オキソプロピル)アミノ)-4-メトキシ-4-オキソブタン酸の合成
スキーム2を参照して、中間体(VI)を調製した。
水(150L)及び中間体(V)(85kg)を反応器に装入し、塊を5℃に冷却し、次いで、トリエチルアミン(162L、2.5当量)をゆっくり添加し、引き続いてアクリル酸メチル(127L、2.58当量)を0~5℃でゆっくり添加した。室温で4時間後、反応物を石油エーテル(2×100L)で洗浄した。水層を反応器に戻し、tert-ブタノール(72L、1.64当量)で希釈し、次いで、Boc無水物(127Kg、1.2当量)をゆっくり添加した。反応物を室温で12時間撹拌した。反応完了後、反応塊を石油エーテル(3×70L)で洗浄した。水層を反応器に戻し、0℃に冷却し、濃HClを添加することによってpHを約3.0に調整した。生成物を酢酸エチル(2×100L)で抽出し、合わせた有機層を飽和クエン酸溶液(5×50L)で洗浄した。次いで、有機層を水(50L)、引き続いてブライン(50L)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、55℃未満で濃縮した。収量114.5kg(クリーム色固体)。
H NMR(400 MHz,CDCl)δ ppm 4.48-4.44(1 H,m),3.75-3.67(1 H,m),3.73(3 H,s),3.70(3 H,s),3.60-3.50(1 H,m),3.16-3.10(1 H,m),2.78-2.67(3 H,m),1.40(9 H,s).ESI+m/z 334 [M+H]
工程iii)中間体(VII)、(R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-オキソピペリジン-2-カルボン酸、tert-ブチルアミン塩の合成
スキーム2を参照して、中間体(VII)を調製した。
中間体(VI)(42Kg)及びTHF(175L)を反応器に装入し、塊を0~5℃に冷却し、次いで、25%ナトリウムメトキシド溶液(75Kg、2.84当量)をゆっくり添加した。反応物を4時間還流し、次いで、25℃に冷却し、約45Lに濃縮した。水(125L)を添加し、次いで、混合物を14時間還流した(約75℃)。残りのTHFを留去した後、水層を酢酸エチル(3×120L)で洗浄した。水層を反応器に戻し、0℃に冷却し、次いで、濃HClでpHを約2.5に調整した。生成物を酢酸エチル(3×120L)で抽出し、有機層を水(150L)、引き続いてブライン溶液(150L)で洗浄した。有機層を反応器に戻し、0℃に冷却し、次いで、tert-ブチルアミン(10Kg、1.07当量)を反応塊に添加し、1時間撹拌し、濾別した。得られた生成物をIPA(120L)に入れ、80℃で1時間加熱した。塊を10℃に冷却し、1時間撹拌し、濾別し、室温で3時間及び40℃で8時間真空乾燥した。収量11.6Kg(白色固体)。
H NMR(400 MHz,DO)δ ppm 4.56-4.39(1 H,m),3.90-3.79(1 H,m),3.64-3.61(1 H,m),2.84-2.62(2 H,m),2.53-2.43(2 H,m),1.32(9 H,s),1.19(9 H,s).ESI+m/z 334 [M+H]
工程iv)中間体(VIII)、(R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-メチレンピペリジン-2-カルボン酸の合成
スキーム2を参照して、中間体(VIII)を調製した。
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(4.38Kg、1.02当量)を窒素下で乾燥2-MeTHF(15L)に懸濁した。白色懸濁液を-8℃に冷却し、次いで、ナトリウムtert五酸化物溶液(2-MeTHF中30%)(2.08Kg、2.15当量)を滴下した。室温で2時間後、4Lの2-MeTHF中の中間体(VII)遊離酸(2.92Kg、1.0当量。3.69Kgの中間体(VII)tert-ブチルアミン塩をacq.HClで処理し、TBMEで抽出して調製)の溶液を35分間にわたって添加した。反応物を完了するまで(8~12時間)室温で撹拌したままにした。次いで、反応混合物を10℃に冷却し、水(10L)をゆっくり添加した。層を分離し、有機層をNaOH 0.5N(2×5L)で洗浄した。合わせた水層をDCM(3×5L)で洗浄した。次いで、水層をHCl 32重量%(約2.5L)で約pH1に酸性化し、DCM(3×5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10L)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させた。2.81Kgの中間体(VIII)を淡褐色固体として得た(収率97%)。
H NMR(400 MHz,DMSO-d)δ ppm 12.71(1 H,s),4.78(2 H,bs),4.75-4.60(1 H,m,),3.92(1 H,m),3.05-2.85(1 H,m),2.65-2.60(1 H,m),2.49(1 H,bs),2.20-2.12(2 H,m),1.42(9 H,dd,s).ESI+m/z 242 [M+H]
工程v)中間体(IX)、(5R)-1,1-ジブロモ-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸の合成
スキーム2を参照して、中間体(IX)を調製した。
中間体(VIII)(3Kg)をDCM(25L)に溶解し、CTAB(450g;0.1当量)を添加し、引き続いて温NaOH 51重量%(25L)水溶液を添加した。反応混合物を10℃に冷却し、次いで、ブロモホルム(4.5Kg、2.13当量)を添加した。室温で12時間後、反応混合物を0~5℃に冷却し、水(30L)及びDCM(30L)を添加し、次いで、濃HClをpH2まで添加した。層を分離し、水相をさらなるDCM(15L)で抽出した。有機相を水(15L)、ブライン(15L)で洗浄し、蒸発させた。残渣をDCM(20L)に溶解し、IPA(20L)及び水(20L)を添加した。沈殿した固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。固体をメタノール(40L)に溶解し、木炭(1.2Kg)を添加し、混合物を50℃に加熱し、セライトベッドで濾過した。生成物をキシレン(9L)から結晶化させた。標記化合物の収量2.72Kg(収率53%、オフホワイト色固体)。
H NMR(400 MHz,DMSO-d)δ ppm 12.94(1 H,s),4.78(2 H,d,J=8Hz),3.94(1 H,m,),3.02(1 H,m),2.18(1 H,m),2.15(1 H,m),1.91-1.85(1 H,m),1.65(1 H,d,J=2Hz),1.35(11 H,bs).ESI+m/z 414 [M+H]
工程vi)出発物質1(SM1)、(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸の合成
ガラスオートクレーブに、中間体(IX)(1.28Kg)、パラジウムチャコール(133g、2.0モル%)及びIPA(15L)中のKOH(1.04Kg、6当量)の溶液を装入した。オートクレーブを水素(5バール)で加圧し、65℃で48時間撹拌したままにした。得られた黒色スラリー反応混合物を短いセライトパッドで濾過し、これを10LのMeOHで洗浄した。減圧下で溶媒を除去した後、白色固体を得た。これをDCM(15L)及び水(15L)に懸濁し、次いで、3N HClをpH約1(5L)になるまで添加した。層を分離し、水層を再びDCM(5L)で抽出した。有機層をブライン(10L)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させた。得られた固体をキシレン(3L)から結晶化させ、真空オーブン中で5時間乾燥させて、0.75Kg(収率92%)のSM1を白色固体として得た。
H NMR(400MHz,chloroform-d)δ=5.11-4.77(m,1H),4.18-3.88(m,1H),3.32-3.09(m,1H),2.32-2.14(m,1H),2.03-1.88(m,1H),1.67-1.55(m,1H),1.50(br s,9H),0.97-0.75(m,1H),0.52-0.26(m,4H).ESI+m/z 256 [M+H]
例1b)出発物質2(SM2)の合成
出発物質2(SM2)を既知の文献手順(国際公開第2008104055号、例1、工程2)に従って調製した。
例1c)化合物(I)、(R)-5-((1-(4-(メトキシカルボニル)フェニル)シクロプロピル)カルバモイル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-カルボン酸tert-ブチルの合成
スキーム1を参照して、化合物(I)を得た。
反応器内で、出発物質1(SM1、8Kg)HOBt水和物(5.8Kg)及びEDC-HCl(1.1Kg)をDCM(150L)に溶解し、室温で撹拌した。30分後、出発物質2(SM2、7.5Kg)及びTEA(3.4L)を添加し、反応物を室温で24時間撹拌したままにし、次いで、水(70L)でクエンチし、相を分離した。有機相を5%重炭酸ナトリウム溶液(2×70L)、1Mクエン酸溶液(80L)、水(70L)で洗浄し、次いで、DCMを蒸発させた。t-ブチルメチルエーテル(17L)を添加し、得られた懸濁液を室温で17時間撹拌し、次いで、固体を濾過し、冷t-ブチルメチルエーテル(15L)で洗浄した。標記化合物を真空下50℃で8時間乾燥させた。収量11.65Kg(87%、白色固体)。
H NMR(400MHz,chloroform-d)δ=8.01-7.93(m,2H),7.28(s,2H),6.74(s,1H),4.83(br s,1H),4.21(br s,1H),3.92(s,3H),3.10-2.87(m,1H),2.10-1.99(m,1H),1.97-1.85(m,1H),1.84-1.75(m,1H),1.52(s,9H),1.40(br s,4H),0.88-0.81(m,1H),0.63-0.45(m,1H),0.45-0.29(m,2H),0.28-0.18(m,1H).
ESI+m/z 429 [M+H]
例1d):化合物(II)、(R)-4-(1-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸メチルの合成
スキーム1を参照して、化合物(II)を得た。
化合物(I)(2.56Kg)を5℃でDCM(22L)に溶解し、TFA(6.7Kg)を添加し、溶液を室温で5時間撹拌した。反応混合物を真空下で蒸発させ、DCM(22L)を添加し、10%重炭酸ナトリウム溶液を10~15℃でゆっくり添加した(15L、顕著な発泡)。相を分離し、水を捨てた(水相のpHは7.5であった)。有機相を水(13L)で洗浄し、7Lの溶媒が回収されるまで減圧下で蒸発させた。t-ブチルメチルエーテル(12L)を添加し、次いで、温度が53~54℃に達するまで溶媒を再び蒸発させた。懸濁液を5℃に冷却し、15~17時間撹拌し、次いで、固体を濾過し、冷(0~5℃)t-ブチルメチルエーテル(5L)で洗浄した。生成物を真空下60℃で48~72時間乾燥させた。収量1.58Kg(81%、白色固体)。
H NMR(400MHz,chloroform-d)δ=7.96(d,J=8.3 Hz,2H),7.61(br s,1H),7.26(d,J=8.3 Hz,2H),3.91(s,3H),3.46-3.39(m,1H),3.13-3.04(m,1H),2.92-2.82(m,1H),1.87-1.70(m,3H),1.41-1.28(m,5H),1.01-0.93(m,1H),0.46-0.24(m,4H).ESI+m/z 329 [M+H]
例1e)化合物(III)、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸メチルの合成
スキーム1を参照して、中間体(III)を得た。
反応器内で、化合物(II)(6.6Kg)を乾燥THF(52L)に溶解し、次いで、THF中4-(トリフルオロメチル)ベンジルブロミド溶液(10LのTHF中5.89Kg)及びCsCO(12.9Kg)を添加した。反応混合物を室温で18時間撹拌し、次いで、50LのDCM及び30Lの水を添加した。水相を捨て、次いで有機相を水(50L)、ブライン(2×50L)で洗浄し、78Lの溶媒が回収されるまで減圧下で蒸発させた。温度を40℃に設定し、次いで、n-ヘプタン(46L)を3時間で添加した。温度が82~84℃に上昇するまで溶媒を留去した。混合物を4時間で20℃に冷却し、この温度で8~10時間撹拌した。生成物を濾過し、10Lのn-ヘプタンでフィルター上で洗浄し、真空オーブン中50℃で48時間乾燥させた。収量5.1Kg(91%、白色固体)
1H NMR(400MHz,chloroform-d)δ=7.96-7.89(m,2H),7.66-7.61(m,2H),7.47-7.40(m,3H),7.27-7.21(m,J=8.8 Hz,2H),3.90(s,3H),3.84(d,J=14.7 Hz,1H),3.35(d,J=14.7 Hz,1H),3.05(dd,J=3.9,10.3 Hz,1H),2.93-2.86(m,1H),2.31-2.22(m,1H),2.07-1.98(m,1H),1.88-1.78(m,1H),1.45-1.27(m,4H),1.17-1.08(m,1H),1.01-0.94(m,1H),0.50-0.36(m,3H),0.33-0.26(m,1H).ESI+m/z 487 [M+H]
例1f):化合物(IV)、(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸の合成
スキーム1を参照して、化合物(IV)、酸(双性イオン)の形態のEP4アンタゴニストを得た。
反応器内で、THF(65L)中の化合物(III)(5.1Kg)の溶液に、水(39L)及びNaOH(1.67Kg、4当量)を添加した。30~40℃で16時間撹拌した後、水(25L)を添加し、有機物を蒸発させた。26LのDCMの添加後、酢酸をpH4.5~5.0まで添加した。水相を捨て、有機相を水(25L)、ブライン(25L)で洗浄し、次いで蒸発させた。収量4.56Kg(92%、白色固体)。
H NMR(400 MHz,DMSO-d)δ ppm 12.72(1 H,s),8.73(1 H,s),7.78(2 H,d,J=8.6Hz),7.69(2 H,d,J=8.3Hz),7.64(2 H,d,J=8.3Hz),7.20(2 H,d,J=8.6Hz),3.79(2 H,d,J=13.9Hz),3.28(1 H,d,J=13.9Hz),2.93(1 H,dd,J=3.1;10.3Hz),2.73(1 H,m),2.08(2 H,m),1.78(1 H,m),1.10-1.31(5H,m),0.87(1H,m),0.32(4H,m).ESI+m/z 473 [M+H]
得られたEP4アンタゴニストを分析したところ、非晶質固体として双性イオンであることが分かった。
例1g)R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸のナトリウム塩(形態A)(化合物1)の調製
反応器内で、n-プロパノール(70L)中の化合物(IV)(4.56Kg)の溶液に、EtOH(9L)中のNaOH(405g、1.04当量)の冷溶液を添加した。懸濁液を室温で20~24時間撹拌し、次いで濾過し、冷n-プロパノール(20L)で洗浄し、真空下50℃で24時間乾燥させた。生成物を粉砕し(1.1mmふるい、3000~4000rpm)、真空中70℃で36時間乾燥させた。収量4.39Kg白色固体(92%)
H NMR(400 MHz,DMSO-d)δ ppm 8.68(1 H,s),7.73(2 H,d,J=8.3Hz),7.69(2 H,d,J=8.3Hz),7.64(2 H,d,J=8.3Hz),7.02(2 H,d,J=8.3Hz),3.81(2 H,d,J=13.9Hz),3.26(1 H,d,J=13.9Hz),2.92(1 H,dd,J=3.1;10.5Hz),2.72(1 H,m),2.07(2 H,m),1.78(1 H,m),1.16(4H,m),1.09(1H,m),0.85(1H,m),0.30(4H,m).
ESI+m/z 473 [M+H]
溶解度、溶解及びバイオアベイラビリティの試験を行った。
(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)シクロプロピル)安息香酸ナトリウム(形態A)(化合物1ともいう)の特性評価
固体NMR
固体NMR測定は、それぞれH及び13Cについて400.23及び100.65MHzで動作するBruker AVANCE II 400装置で行った。13C CPMASスペクトルを室温で12kHzのスピン速度で記録した。サンプル体積80μLの円筒形の外径4mmのジルコニアロータを使用した。CPMAS実験では、3ミリ秒の接触時間、4.0μsの1H90°パルス、5~10秒の繰返し待ち時間(recycle delay)、及び2000~4000のトランジェントでランプ交差分極パルスシーケンスを使用した。75KHzの周波数場で二パルス位相変調デカップリングスキームを使用した。
13C化学シフト(ppm)
δ=177.1;144.8;143.1;136.9;129.3;124.9;71.4;65.5;61.3;57.3;51.2;39.0;35.1;23.2; 18.0;14.9;12.6
XRPD
XRPD測定を、Bragg-Brentano幾何形状を有し、
a)検出器X’Celerator
b)マルチサンプラ
c)スピナ
d)セラミックX線管Cu LFF(λ=1.54051A;λ=1.54430A)
を備えたX線粉末回折計PANalytical X’pert Proで行った。
範囲4~40°2θ
Figure 2023519231000035
DSC
Perkin-Elmer DSC8000を使用してサーモグラムを取得し、スキャン速度は30℃から300℃まで10℃/分であった。サーモグラムを図1に報告する。
検出されたピーク:T開始=252.64℃、ΔH=56.11J/g
IR
IRスペクトルは、ATR(減衰全反射)モードによって、4000~650cm-1のPerkin Elmer Spectrum 100 FT/IR装置で記録した。IRスペクトルを図2に報告する。主な吸収周波数を以下の表に報告する。
Figure 2023519231000036

Claims (15)

  1. (R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)
    Figure 2023519231000037

    を調製する方法であって、前記方法が、
    iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程
    Figure 2023519231000038

    v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して前記式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程
    Figure 2023519231000039

    並びに
    vi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程
    Figure 2023519231000040

    を含む、方法。
  2. 工程iv)において、前記ウィッティング試薬がメチルトリフェニルホスホニウムブロミドであり、独立して、前記溶媒が2-メチル-テトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン又はトルエン、好ましくは2-メチル-テトラヒドロフランである、請求項1に記載の方法。
  3. 工程v)において、前記好適な塩基が水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム、好ましくは水酸化ナトリウムである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 工程vi)において、前記還元剤が、水素及びパラジウムチャコール又は水素及びラネーニッケル、好ましくは水素及びパラジウムチャコールであり、前記塩基が、独立して、イソプロパノール、メタノール及びエタノールからなる群から選択されるアルコール性溶媒、好ましくはイソプロパノール中の水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム、好ましくは水酸化カリウムである、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 式:
    Figure 2023519231000041

    の(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸(IV)又はその塩を調製する方法であって、前記方法が、
    a)(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)
    Figure 2023519231000042

    を調製する工程であって、前記方法が、
    iv)好適な溶媒中でウィッティヒ試薬を使用して、式(VII)の化合物を式(VIII)の化合物に変換する工程、
    Figure 2023519231000043

    v)ブロモホルム及び好適な塩基を使用して前記式(VIII)の化合物をMakosza反応によって反応させて、式(IX)のシクロプロパン化合物を得る工程、
    Figure 2023519231000044

    並びに
    vi)アルコール性溶媒中、還元剤及び塩基の存在下で臭素原子を除去して、(SM1)を得る工程
    Figure 2023519231000045

    を含む、調製する工程、
    b)好適なカップリング剤の存在下で、化合物(R)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(SM1)を4-(1-アミノシクロプロピル)-安息香酸メチル(SM2)と反応させて、式(I)の化合物を得る工程、
    Figure 2023519231000046

    c)有機溶媒中の酸性媒体中で前記式(I)の化合物をN-脱保護して、式(II)の化合物を得る工程、
    Figure 2023519231000047

    d)好適な塩基の存在下で、アザスピロ[2.5]オクタン環上の窒素を4-(トリフルオロメチル)ベンジルブロミドでアルキル化して、化合物(III)を得る工程、
    Figure 2023519231000048

    並びに
    e)好適な無機塩基を使用してメチルエステルを加水分解して、化合物(IV)を得る工程
    Figure 2023519231000049

    を含む、方法。
  6. 工程a)-iv)において、前記ウィッティング試薬がメチルトリフェニルホスホニウムブロミドであり、独立して、前記溶媒が2-メチル-テトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン又はトルエン、好ましくは2-メチル-テトラヒドロフランである、請求項5に記載の方法。
  7. 工程a)-v)において、前記好適な塩基が水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム、好ましくは水酸化ナトリウムである、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 工程a)-vi)において、前記還元剤が、水素及びパラジウムチャコール又は水素及びラネーニッケル、好ましくは水素及びパラジウムチャコールであり、前記塩基が、独立して、イソプロパノール、メタノール及びエタノールからなる群から選択されるアルコール性溶媒、好ましくはイソプロパノール中の水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム、好ましくは水酸化カリウムである、請求項5~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 工程b)において、前記カップリング剤がN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩である、請求項5~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 工程c)において、前記化合物(I)が、有機溶媒、好ましくはジクロロメタン中のトリフルオロ酢酸中でN-脱保護される、請求項5~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 工程d)において、前記好適な塩基が炭酸セシウム(CsCO)である、請求項5~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 工程e)において、前記好適な無機塩基が水酸化ナトリウムである、請求項5~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記工程e)の後に、前記方法がさらなる工程f):
    f)好適な溶媒中、式IVの化合物からのナトリウム塩基の存在下で、ナトリウム塩(化合物1)を形成及び結晶化する工程
    Figure 2023519231000050

    を含む、請求項5~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ナトリウム塩基が水酸化ナトリウムである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記好適な溶媒がプロパノールであり、したがって、4.3、5.0、5.8、6.4、7.1、8.3、8.7、12.8、15.3、15.9の角度2θ±0.2°の値にピークを有する粉末XRDスペクトルを特徴とする、多形Aの(R)-4-(1-(6-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド)-シクロプロピル)安息香酸のナトリウム塩(化合物1)を得る、請求項13又は請求項14に記載の方法。
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