JP2023515069A - 塗布剤切替器の塗布剤主チャネルへの接続のためのリンス装置 - Google Patents

塗布剤切替器の塗布剤主チャネルへの接続のためのリンス装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)への接続のための、好ましくは、リンスエア(S1)の流れへのリンス剤(S2)の連続流入のための、リンス装置(100)であって、リンスエア(S1)を運ぶための主ライン(1)と、リンス剤(S2)を運ぶためのリンス剤ライン(2)と、を備える、リンス装置(100)に関する。本発明は、特に、前記塗布剤主チャネル(201)に導入される予定のリンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ、好ましくは、連続流れを生成するために、前記リンス剤ライン(2)は排出口(2.1)を介して前記主ライン(1)に開口していることを特徴とする。本発明は、対応するリンス方法にも関連する。【選択図】図1

Description

本発明は、塗布剤切替器(例えば、いわゆる色切替器)の塗布剤主チャネルへの接続のための、例えば、リンスエアの流れへのリンス剤の連続流入のための、リンス装置に関連する。本発明は、関連するリンス方法にも関連する。
図12及び13は、関連するリンスプログラムとともに自動車車体を塗装するための噴霧器及び色切替器をリンスするための実務上既知のリンス装置を示している。
リンス装置はパルスエアバルブ10’を含み、これを通じてパルスエアS1’が当該パルスエアS1’により色切替器及び噴霧器をリンスするために提供される。
リンス装置はリンス剤バルブ20’をさらに含み、これを通じてリンス剤S2’が当該リンス剤S2’により色切替器及び噴霧器をリンスするために提供される。
符号201’は色切替器の塗料主チャネルを模式的に示し、これを通じて異なる塗料が複数の塗料供給を介して噴霧器に供給される。
リンス処理は、図13に従って、パルスエアバルブ10’及びリンス剤バルブ20’の、交互の、また、それゆえに周期的な、開閉により、実行される。リンス処理の開始時に、リンス剤S2’で色切替器及び噴霧器内の除去対象の塗料を溶かすために、リンス剤S2’によるリンスが通常実行される。リンス処理の最後に、特に色切替器の塗料主チャネル201’がパルスエアS1’で送風乾燥される。
色切替器と噴霧器との間にある図12及び13では図示しない定量ポンプのギアホイールは通常は別個のリンス剤接続を介してリンスされる。
図13に示す周期的なリンス(切替)の欠点は、例えば、リンス剤の消費量である。
色切替毎のリンス剤消費量は、パルスエアS1’とリンス剤S2’との間での周期的なリンスのため、また、定量ポンプ上の別個のリンス剤接続のため、比較的に大きい。
比較的に大きい消費量のみならず、例えば、周期的なリンス処理が通常は利用可能なリンス時間の大部分を占めるため、リンス回路から残留リンス剤の全てを吹き飛ばすことが不可能であることが多い点も欠点である。次の色が塗布されるとき、残留リンス剤は新しい色に、特に、その濃度を変えてしまうことで、影響しかねない。こうした影響を受けた塗料は塗装に使うことができず、そのため通常は廃棄される。
さらに、新規コーティング系のための水性リンス剤は、パルスエアとの組み合わせで発泡が増加する傾向があり、これは送風乾燥では問題となり得る。
また、図12のパルスエアバルブ10’は、塗料回路上に直接に配置されているが、リンス剤S2’で逆洗できない。パルスエアS1’のみが、その乾燥作用により、バルブシート60’+61’を通過する。塗料残渣がそこに堆積している場合、それらは乾燥状態となり、時と共にパルスエアバルブ10’が完全に固く閉じることを妨げるようになる。
パルスエアバルブ10’及びリンス剤バルブ20’のバルブシート60’及びバルブ閉止要素61’は、流れの方向に先細りになっており、こうして、『ポジティブバルブシート』を形成する。これの欠点は、例えば、塗料主チャネル201’からの過剰圧力(例えば、圧力サージ)及び/又はパルスエアバルブ10’での漏出が塗料残渣をパルスエアバルブ10’のバルブシート60’の後方に辿り着かせ、そして、例えば、そこに付着してしまう可能性がある点である。こうした汚染故障が続くと、塗料及びリンス剤の残渣がパルスエア非戻りバルブ11’にも付着し、結果的な欠陥により、気密室又は制御室まで侵入すること(例えば、ソレノイドバルブまで到達することなど)がありえかねず、そこを溢れさせる可能性すらある。これは爆発災害すらも招きかねない。さらに、塗装処理中のパルスエアバルブ10’での漏出はパルスエアS1’が意図せず塗料主チャネル201’に入ること(処理エラー)を招きかねない。
本発明の課題は、塗布剤切替器、並びに、好ましくは、定量装置及び/又は塗布装置をリンスするための、代替的な及び/又は改善されたリンス装置を提供することである。
この課題は、独立請求項に記載の特徴により解決できる。本発明の有利な更なる発展例が従属請求項及び以下の本発明の好ましい実施形態の記載に開示される。
本発明は、塗布剤切替器(例えば、色切替器)の塗布剤主チャネルへの接続のための、及び/又は、好ましくは、リンスエアの流れへの(例えば、噴霧による、特に、注入による)リンス剤の連続流入のための、リンス装置に関する。
リンス剤は好ましくはリンス液である。
リンスエアは、例えば、パルスエア(特に、パルスリンスエア)であってもよいが、好ましくは、連続的な及び/又は非パルスのリンスエアである。そのため、リンスエア流は、例えば、パルスエア流であってもよいし、非パルスリンスエア流であってもよい。
リンス装置は、リンスエアを運ぶための主ラインと、リンス剤を運ぶための(特に副ラインとして構成された)リンス剤ラインとを含む。
リンス装置は、特に塗布剤主チャネル(への流れ)に導入される予定の、リンスエア/リンス剤混合物の(好ましくは連続的な)流れを生成するために、リンス剤ラインが排出口(例えば、ノズル、特に、スプレーノズル)を介して主ラインに開口していることを特徴とする。
リンス剤ラインは、そこで、好ましくは、リンス剤がリンスエアに適宜に流れる、特に、注入されることが可能となるように、主ラインに接続する。
排出口の上流で、主ラインは好ましくはリンスエアを(特に、リンスエアのみを)運ぶ役割を果たす。
排出口の下流で、主ラインはリンスエア/リンス剤混合物を運ぶ役割を特に果たし、そのため、例えば、リンスエア及びリンス剤、ひいては、リンスエア/リンス剤混合物のためのマニホールドを形成し得る。
リンス装置は、好ましくは、一方のリンスエアと他方のリンス剤とで交互にリンスすることのないリンス運転を可能とする。
特に、これは、リンスエア流への(例えば、減少した断面積(ノズル)を介した)連続的で、好ましくは、交互ではない、リンス剤の流入を可能とする。
リンス剤ラインが主ラインよりも小さい流れ断面積を有することも可能である。この代わりに又はこれに加えて、排出口は、特に排出口の排出区域内にある、主ラインよりも小さい流れ断面積を有してもよい。排出口は例えばスプレーノズルとして形成されてもよい。しかし、主ライン及びリンス剤ラインが実質的に同じ流れ断面積を有する実施形態も可能である。
リンス剤ラインは、例えば、スロットルポイント又はノズルを、好ましくは、(適宜に局所的に)減少した又は狭くなった流れ断面積を持つものを有してもよい。
スロットルポイント又はノズルは、例えば、排出口の上流及び/又はリンス剤バルブの下流に、配置されてもよい。(例えば、スプレーノズルとして構成された)排出口がスロットルポイント又はノズルとして実現されてもよい。
より小さい流れ断面積、スロットルポイント、及び/又は、(好ましくはスプレーノズルとして構成された)排出口は、特に、リンス剤の消費量を減少させ及び/又はリンス剤の流量を増加させることを可能とするが、これは好ましくはエアロゾル効果(特に、霧化効果)を改善することを助け得る。
より小さい流れ断面積、スロットルポイント、及び/又は、(好ましくはスプレーノズルとして構成された)排出口は、好ましくは、主ラインに実質的に直接に開口する。
リンス剤が、リンスエア及びリンス剤からエアロゾルを有利に作り出すために霧化形態で(例えば、スプレーとして)リンスエアの流れ及び/又は主ラインに(特に排出口を介して)導入、特に、注入され得ることも可能である。このために、排出口は、例えば、リンス剤を霧化形態で(例えば、スプレーとして)リンスエアの流れ及び/又は主ラインに注入するためにスプレーノズルとして構成されてもよい。エアロゾルは、好ましくは、リンスエア及びリンス剤の供給を同時に開くことにより、及び/又は、リンス剤をリンスエアの流れに噴霧することにより、生成される。
リンス剤の噴霧は、特に排出口により、可能とされ及び/又は促進され得るが、排出口は、スプレーノズル、より小さい流れ断面積、及び/又は、スロットルポイント又はノズルとして適宜に形成される。
エアロゾルは、特にリンス剤をリンスエアの連続した流れに噴霧することにより生成され得る。
リンス剤が、リンスエア、特に、リンスエア流に、霧化形態で、連続的に、導入、特に、注入され得ることも可能である。このために、リンス装置は、例えば、バルブ制御システムを含んでもよく、バルブ制御システムは、リンスエア及びリンス剤が混合のために同時に利用可能となるような切替位置を適宜に提供する。これは、例えば、リンスエアへのリンス剤の連続流入を可能とし、これにより、リンスエア/リンス剤混合物の連続流れを生成する。
リンス剤ライン及び/又は排出口が、主ライン内で流れの方向に実質的に平行に主ラインに開口する、又は、主ライン内で流れの方向に対してある角度で主ラインに開口することも可能である。これは、好ましくは主ライン内で流れの方向に非直角に、リンス剤が主ラインに導入されることを可能とする。
排出口は、例えば、主ラインの流れ断面内の実質的に中央に配置されてもよいし、主ラインに外から適宜に開口してもよい。
流れの方向に(例えば、実質的に円錐状に又は階段状に)広がり、そして、特に、ネガティブバルブ閉止要素であるバルブ閉止要素をリンス装置が有することが可能である。この代わりに又はこれに加えて、流れの方向に(例えば、実質的に円錐状に又は階段状に)広がり、そして、特に、ネガティブバルブシートであるバルブシートをリンス装置が含んでもよい。これは、例えば、塗布剤主チャネルからの超過圧力(例えば、圧力サージ)の場合にバルブ閉止要素がバルブシートに押しつけられて閉鎖位置になることを可能とする。
(特にネガティブ)バルブ閉止要素及び/又は(特にネガティブ)バルブシートは、本明細書に記載のバルブの、例えば、リンスエアバルブ、リンス剤バルブ、リリースバルブ、及び/又は、リンスバルブの、1つ又は複数に、適宜に形成されてもよい。
リンス剤ラインが主ラインに開口する複数の個別ラインを含むことも可能である。このために、リンス剤ラインが、例えば、主ラインに繋がる幾つかの個別ラインに分割されてもよい。異なる個別ラインが好ましくはリンス剤ラインと同じく実現されてもよい。
リンス装置は、例えば、好ましくは中実のパイプ体(例えば、パイプブロック)を有してもよく、この内部には主ライン及びリンス剤ラインが延び、及び/又は、この内部には排出口が形成されている。
リンスエアへのリンス剤の流入(特に注入)は好ましくはパイプ体内で実現されてもよい。
パイプ体は、例えば、鋳造又は射出成形処理又は3D印刷処理により例えば製造される金属体又はプラスチック体であってもよい。
パイプ体内の主ラインが、例えば、(適宜にボアホールとしての)単一ラインとして、又は、複数の個別ライン(例えば、個別のボアホール)として、実現されてもよい。この代わりに又はこれに加えて、パイプ体内のリンス剤ラインが、例えば、(適宜にボアホールとしての)単一ラインとして、又は、複数の個別ライン(例えば、個別のボアホール)として、実現されてもよい。そして、主ライン及び/又はリンス剤ラインは複数の個別ラインに適宜に分割されてもよい。
主ラインの異なる個別ラインが好ましくは主ラインと同じく実現されてもよい。
個別ラインを備える実施形態は好ましくはより強く且つより均一な噴霧及び/又は混合を可能とする。
主ライン及びリンス剤ラインとともにパイプ体は、例えば、鋳造又は射出成形処理又は3D印刷処理により、製造されてもよい。
パイプ体内の排出口及び/又はリンス剤ラインがパイプ体内の主ラインよりも小さい流れ断面積を有することも可能である。
主ラインがリンスエアの供給を開閉するための単一バルブとして構成されたリンスエアバルブを有することも可能である。この代わりに又はこれに加えて、リンス剤ラインがリンス剤の供給を開閉するための個別バルブとして構成されたリンス剤バルブを有してもよい。
リンスエアバルブ及び/又はリンス剤バルブは、例えば、排出口及び/又はパイプ体の上流に配置されてもよい。
主ラインがリンスエア/リンス剤混合物の供給を開閉するための単一バルブとして構成されたリンスエア/リンス剤バルブ(適宜にリリースバルブ)を有することが可能である。
リンスエア/リンス剤バルブは、例えば、排出口及び/又はパイプ体の下流に配置されてもよい。
リンスエア/リンス剤バルブが例えば塗布剤切替器に組み込まれることが可能である。
パイプ体が、また、この代わりに又はこれに加えて、リンスエアバルブ及び/又はリンス剤バルブが、塗布剤切替器の外部に配置され、例えば、それに取り付けられ又はそれから空間的に隔てられていることが可能である。
リンスエアバルブ、リンス剤バルブ、及び/又は、リンスエア/リンス剤バルブは、前記バルブが好ましくはそれぞれ独自のバルブ体を有し及び/又は互いに空間的に隔てられ得るように、単一バルブとしてそれぞれが好ましくは構成されてもよい。
リンス装置が、特に単一バルブとして実現されるリンスバルブを含む、また、さらには、リンスバルブとして構成されることが可能である。
主ライン及び/又はリンス剤ラインがリンスバルブ内を延び、その結果、リンスバルブが主ライン及びリンス剤ラインについて共通のリンスバルブを形成し得ることが可能である。
この代わりに又はこれに加えて、排出口が好ましくはリンスバルブ内に配置されてもよい。リンスバルブは、例えば、塗布剤切替器の外部に配置されてもよく、例えば、それに取り付けられてもそれから空間的に隔てられてもよく、あるいは、少なくとも部分的に塗布剤切替器に組み込まれていてもよい。
リンスバルブを備える実施形態では、リンス装置が(特に単一バルブとして構成された)リンスバルブとして実現されることが可能である。
リンスバルブは、好ましくは、主ラインのための少なくとも1つの(例えば、細長い及び/又は溝形状の)入口と、リンス剤ラインのための少なくとも1つの(例えば、細長い及び/又は溝形状の)入口とを含む。
リンスバルブは、例えば、リンスエアの供給を開く又は閉じるよう設計されてもよい。開閉は、好ましくは、主ラインのための入口開口を開閉することにより行われてもよい。こうして、例えば、リンスエアバルブの機能が実現され得る。
この代わりに又はこれに加えて、リンスバルブは、例えば、リンス剤の供給を開く又は閉じるよう設計されてもよい。開閉は、好ましくは、リンス剤ラインのための入口開口を開閉することにより行われてもよい。こうして、例えば、リンス剤バルブの機能が実現され得る。
リンスバルブは、例えば、リンスエア/リンス剤混合物を分配するためにバルブシートを開閉するように構成されてもよい。バルブシートは特に移動可能なバルブ閉止要素により開閉されてもよい。これにより、例えば、リンスエア/リンス剤バルブ(特にリリースバルブ)の機能が実現され得る。
リンスバルブは、例えば、好ましくは移動可能な第1のバルブプランジャ及び/又は好ましくは移動可能な第2のバルブプランジャ(例えば、バルブニードル)を有してもよい。
第1のバルブプランジャ及び第2のバルブプランジャは、好ましくは、共通のバルブ体内に、特に、共通のバルブハウジング内に収容されてもよい。
主ラインが、(例えば、斜めに及び/又は非軸方向に)第1のバルブプランジャを通って延び、及び/又は、(実質的に軸方向に)第2のバルブプランジャを通って延びることが可能である。そして、主ラインは好ましくは第1のバルブプランジャの内部及び/又は第2のバルブプランジャの内部を延びてもよい。
リンス剤ラインが(例えば、斜めに及び/又は非軸方向に)第1のバルブプランジャを通って延び、及び/又は、排出口が、第1のバルブプランジャ内に形成される、好ましくは、第2のバルブプランジャの外周から少なくとも若干は離されていることが可能である。
第1のバルブプランジャ内のリンス剤ライン及び/又は排出口が第1のバルブプランジャ及び/又は第2のバルブプランジャ内の主ラインよりも小さい流れ断面積を有することも可能である。
第2のバルブプランジャ内の主ラインの流れ断面積は、好ましくは、第1のバルブプランジャ内のリンス剤ライン及び/又は主ラインの流れ断面積よりも大きくてもよい。
第2のバルブプランジャは、例えば、第1のバルブプランジャを通って延びてもよい。
第1のバルブプランジャ及び第2のバルブプランジャは、例えば、実質的に同軸に配置されてもよいし及び/又は互いに対して移動可能であってもよい。
第1のバルブプランジャは、例えば、主ラインのためのバルブ入口開口及びリンス剤ラインのためのバルブ入口開口を有してもよい。
第1のバルブプランジャが、移動することにより、バルブ入口開口(適宜に、主ラインのためのバルブ入口開口及び/又はリンス剤ラインのためのバルブ入口開口)の少なくとも1つを開閉するように構成されることが可能である。
主ライン及び/又はリンス剤ラインは、好ましくは、第1のバルブプランジャの外側面を介して第1のバルブプランジャに繋がっている。
主ラインは、好ましくは、第2のバルブプランジャの外側面を介して第2のバルブプランジャ内に繋がり、その後、好ましくは、出口開口まで第2のバルブプランジャ内を実質的に軸方向に延びる。
リンスバルブは、例えば、第1のバルブプランジャを移動させるための、特に第1の制御エア接続の形態の、第1の制御入力、及び/又は、第2のバルブプランジャを移動させるための、特に第2の制御エア接続の形態の、第2の制御入力を有してもよい。
例えば主ライン及び/又はリンス剤ラインが開かれるように、第1の制御入力により、第1のバルブプランジャが戻し要素(例えば、バネ要素)の作用に抗して開放位置に移動させることができることが可能である。
第1のバルブプランジャは、例えば、主ライン又はリンス剤ラインが、好ましくは第1のバルブプランジャの位置とは独立して、(特に常に)開放位置にあるように設計されてもよい。このために、主ラインの入口開口又はリンス剤ラインの入口開口は、例えば、特に第1のバルブプランジャの移動方向に、細長い及び/又は溝状の設計であってもよい。
例えばバルブ閉止要素によりバルブシートを開くために、第2の制御入力により、第2のバルブプランジャが戻し要素(例えば、バネ要素)の作用に抗して開放位置に移動させることができることが可能である。
リンスエア及びリンス剤並びに好ましくはリンスエア/リンス剤混合物は、第2のバルブプランジャに、例えば入口開口を介して、導入されてもよい。入口開口は、好ましくは、第2のバルブプランジャの外側面に形成される。
第2のバルブプランジャは、例えば、特にその外側面に、リンスエア/リンス剤混合物が流出し得る出口開口を有してもよい。
第1のバルブプランジャは、特に、例えば、制御エアとリンスエアとの間、リンスエアとリンス剤との間などでの、望ましくない混合を防ぐために、例えば、少なくとも1つの漏出開口に接続されていてもよい。
第2のバルブプランジャは、例えば、バルブシートを開閉するためのバルブ閉止要素を持っていてもよい。
リンス装置は、例えば、バルブプランジャ(例えば、バルブニードル)を封止するためのシール、好ましくは、ダイアフラムシールを有してもよい。例えばワイピングニードルシールの代わりのダイアフラムシールの使用は、動作信頼度、気密性、ひいては、バルブ寿命を有利に増加させることができる。
ダイアフラムシールは、例えば、特に第2のバルブプランジャを封止するために用いられてもよい。
ダイアフラムシールは、好ましくは、(特に第2の)バルブプランジャを囲んでもよく、及び/又は、(特に第2の)バルブプランジャとともに移動可能であってもよい。このために、ダイアフラムシールは、例えば(特に第2の)バルブプランジャに取り付けられてもよい。
非戻りバルブが、例えば、リンスバルブに、好ましくは、第2のバルブプランジャに組み込まれてもよい。非戻りバルブは、例えば、第2のバルブプランジャの入口開口及び出口開口の間に配置されてもよい。
第1のバルブプランジャ内の主ラインが複数の個別ラインを適宜に有することが可能である。この代わりに又はこれに加えて、リンス剤ラインは第1のバルブプランジャ内に複数の個別ラインを適宜に有してもよい。
主ラインがリンスバルブ内に中間室(例えば、環状室)を有し、中間室に排出口が開口し及び/又は中間室を通って主ラインが延びることが可能である。これは、例えば、好ましくは中間室及び/又は第2のバルブプランジャ内で混合されるために、リンスエア及びリンス剤が中間室に導入されることを可能とする。
中間室は、好ましくは、第1のバルブプランジャ及び第2のバルブプランジャの間に配置されており、且つ、第1のバルブプランジャ及び第2のバルブプランジャにより適宜に区切られていてもよい。
リンスエアへのリンス剤の流入及び/又はその混合は、例えば、リンスバルブ内で、好ましくは、中間室及び/又は第2のバルブプランジャ内で、実行されてもよい。
中間室は好ましくは主ラインの一部を形成してもよい。
主ラインの個別ライン及び/又はリンス剤ラインの個別ラインは、例えば、中間室内に、又は、第2のバルブプランジャ(特に、その入口開口)内に若しくはそれに対して開口してもよい。
バルブ閉止要素は、例えば、好ましくは円周状及び/又は環状のプラスチック又はエラストマーのシールが装着されてもよい。こうして、増加された封止効果が、好ましくは、シールのシートが摩耗し始めたときでさえも実現され得るので、これにより、バルブの寿命を増加させる。
本発明が、例えば、リンス剤が(特にリンス剤のみが)好ましくはリンス運転の開始時に供給される実施形態のみならず、リンスエアが(特にリンスエアのみが)リンス運転の開始時に供給される実施形態も含むことに注意されたい。特に、本発明は、リンスエア及びリンス剤がリンス運転の開始時に共に供給される実施形態も含む。
本発明が、例えば、リンスバルブ及び/又はリンスエアバルブが好ましくは塗布剤主チャネルから空間的に離されていてもよく、これにより、有利なことにそのバルブシート上の塗布剤の堆積が少なくとも減少され得る実施形態を含むことにも注意されたい。
本発明は、権利保護の主題として、リンス装置のみならず、リンス装置、塗布剤切替器(例えば、色切替器)、並びに、好ましくは、塗布装置(例えば、噴霧器又はプリントヘッド)及び/又は定量装置(例えば、定量ポンプ)を備える配置体も含む。
リンス装置の主ラインは、好ましくは、塗布剤切替器の塗布剤主チャネルに開口する。
そして、特に塗布剤主チャネル(特に、その塗布剤ラインの少なくとも1つ)から塗布剤を供給可能な塗布装置及び/又は塗布剤主チャネルをリンスエア/リンス剤混合物でリンスするために、主ラインは、好ましくは、塗布剤切替器の塗布剤主チャネルに接続されてもよい。
この代わりに又はこれに加えて、主ラインが、例えば、好ましくは定量装置をリンスするために、塗布剤主チャネルを介して定量装置に接続されていてもよい。
定量装置をリンスするためにリンス装置が定量装置に接続されることが可能である。定量装置のリンスは、例えば、定量装置をバイパスするバイパスライン内のバイパスバルブの交互の開閉を含んでもよく、また、好ましくは、定量装置の戻りライン内の戻りバルブの開放(これを介して、例えば、リンスエア及び/又はリンス剤(特に、リンスエア/リンス剤混合物)が適切な収集容器に放出され得る)も含んでもよい。これは、定量装置上の別個のリンス接続を好ましくは省略できることを意味する。
特に、定量装置の平坦なギアホイール表面の間の区域は、有利には、戻りバルブを(適宜に)短期間開くことにより、塗布媒体なしでリンスされ得る。
適宜に定量装置の全ての歯間空間がクリーニングされ得るように、リンス運転中、定量装置が同時に(特にゆっくりと)稼働されてもよい。
この場合、バイパスラインにリンスエア/リンス剤混合物が適宜に供給されてもよい。
特にバイパスバルブが閉ざされ且つ戻りバルブが閉ざされたときに、主リンス体積が、定量装置のギアホイールペアを通過し、次に、塗布装置を通過して、その戻りラインに入ることが好ましい。
主ラインは、例えば、上流端で塗布剤主チャネルに、例えば、流れ方向に塗布剤主チャネルの実質的に最後尾に、接続してもよい。
リンスエア/リンス剤混合物で塗布剤主チャネル全体をリンスするために、及び/又は、塗布剤切替器の全ての塗布剤供給がリンスエア/リンス剤混合物の流れ方向の下流にあるように、主ラインが、例えば、塗布剤主チャネルに接続してもよい。
主ラインが、塗布剤(例えば、塗料)を塗布するための塗布装置に、塗布剤主チャネルを介して、塗布装置を特にリンスエア/リンス剤混合物によりリンスするために接続されていることが可能である。
リンス運転中、リンスエア/リンス剤混合物が、例えば、塗布装置内のクローズバルブ(特に、主ニードルバルブ)に導入され、戻りバルブを好ましくは有する戻りラインを介して塗布装置から再び導出されてもよい。
塗布装置は、例えば、噴霧器、特に、回転噴霧器(例えば、ベルカップ噴霧器)、又は、プリントヘッドであってもよい。塗布対象の塗布剤は、好ましくは、塗料であり、特に、自動車車体及び/又はその付属品を塗装するためのものである。
定量装置は、好ましくは、塗布対象の塗布剤を運ぶために用いられる。
リンスは、好ましくは、リンスエア及びリンス剤の媒体圧力を介して実行される。この場合、特に定量ポンプの歯間空間がクリーニングされ得るように、適宜に、定量装置が、例えば、ゆっくりとのみ同時に稼働されてもよい。
リンス装置(例えば、個別バルブ又はリンスバルブとして好ましくは構成されたバルブ)がリンスエアにリンス剤を連続的に導入、特に、注入し、これにより、リンスエア/リンス剤混合物の連続流れを生成するためにリンスエア及びリンス剤が同時に供給される切替位置を有することが可能である。
塗布剤切替器(例えば、色切替器)は、特に、個別の塗布剤供給が塗布剤主チャネルに開口している異なる塗布剤(特に、異なる色の塗布剤)を供給するための複数の塗布剤供給を有してもよい。
リンス装置が、例えば、ドッキング型色切替器、1つ又は複数の塗料塗布機構における少なくとも1つのバルブステーション、例えば特別塗料供給システムにおける、1つ又は複数のピグ可能ライン、及び/又は、噴霧器クリーニング装置における噴霧器をリンスするために用いられてもよいことに注意されたい。
本発明の文脈において、『リンス』という特徴は、好ましくは、一般的な『クリーニング』も含み得る。本発明の文脈において、『リンスエア』という特徴は、適宜に、例えば、一般的な他の適切な気体も含み得る。
本願明細書で言及した流れ方向は、好ましくは、リンス運転中の、リンスエア、リンス剤、及び/又は、リンスエア/リンス剤混合物の流れ方向を指す。
本発明は、本明細書に記載のリンス装置で好ましくは実行できるリンス方法にも関する。リンス方法、及び、特に、リンス装置が、特に、塗布剤切替器の塗布剤主チャネルをリンスするために、用いられ、また、好ましくは、リンスエアの流れへのリンス剤の連続流入(例えば、注入)を含む。
リンス処理中、リンスエアが主ライン内を運ばれ、リンス剤が(例えば、副ラインとして構成された)リンス剤ライン内を運ばれる。
リンス方法は、特には塗布剤主チャネルに導入される予定であるリンスエア/リンス剤混合物の流れ、好ましくは、連続流れが生成されるように、リンス剤ラインが排出口を介して主ラインに開口していることを特に特徴とする。
本発明が、権利保護の主題として、リンスバルブ自体も含み、もちろんながら、概して、例えば流体バルブ(特に塗料バルブ)の形態であるものも含むことが可能である。
本発明が、権利保護の主題として、リンスバルブ自体を含んでもよく、もちろんながら、概して、例えば流体バルブの形態(特に塗料バルブの形態)であり、その結果、特には本明細書に記載のリンス機能及びリンス適用とは独立したものも含んでもよいことに注意されたい。
本明細書で言及したリンスエアは、例えば、第1の塗料又は第1の硬化剤で、置換されてもよく、本明細書で言及したリンス剤は、例えば、第2の塗料又は第2の硬化剤で、置換されてもよい。主ラインは、例えば、第1の塗料又は硬化剤のラインであってもよい。この代わりに又はこれに加えて、リンス剤ラインは、例えば、第2の塗料又は硬化剤のラインであってもよい。
流体バルブは、例えば、2つの塗料供給ラインの間で交互に切り替えられるように、及び/又は、リリースバルブを介していずれか一方又は他の接続を下流で開くように構成されてもよい。交互に放出される2つの異なる色もあり得るので、例えば、流体バルブが(いわば小型の色切替器のように)色切替バルブとして機能し得る。例えば、2つのクリアコート若しくは2つの異なる硬化剤を供給する、又は、例えば、混合するために1つの(ベース)コート及び1つの硬化剤を共に供給することも可能である。
流体バルブは、例えば、2つのクリアコート、若しくは、例えば、2つの異なる硬化剤を、又は、例えば、1つのベースコート及び1つの硬化剤を、当該ベースコート及び当該硬化剤を混合することができるように、供給されてもよい。
上述した本発明の好ましい実施形態及び特徴は互いに適宜に組み合わせてもよい。本発明の他の更なる有利な発展例が、従属請求項に記載されており、また、添付の図面とあわせて本発明の好ましい実施形態の以下の記載からもたらされる。
本発明の一実施形態に係るリンス装置の模式図を示す。 本発明の別実施形態に係るリンス装置の模式図を示す。 本発明の一実施形態に係るリンス装置のためのリンスプログラムを示す。 本発明の一実施形態に係る、塗布剤切替器、定量装置、及び塗布装置を備えたリンス装置を示す。 本発明の一実施形態に係る、特に、リンスエアバルブ、リンス剤バルブ、及びリンスエア/リンス剤バルブを備えた、リンス装置の模式図を示す。 本発明の一実施形態に係る、塗布剤切替器、定量装置、及び塗布装置を備えたリンス装置を示す。 本発明の一実施形態に係るリンス装置、特に、リンスバルブを示す。 バルブシートが閉ざされ、リンスエアラインが閉ざされ、リンス剤ラインが開かれた状態の図7のリンス装置を示す。 バルブシートが開かれ、リンスエアラインが閉ざされ、リンス剤ラインが開かれた状態の図7及び8のリンス装置を示す。 バルブシートが開かれ、リンスエアラインが開かれ、リンス剤ラインが開かれた状態の図7から9のリンス装置を示す。 本発明の一実施形態に係るリンス装置の可能な切替状態を示す。 従来技術のリンス装置を示す。 従来技術のリンスプログラムを示す。
図面を参照しつつ記載された本発明の好ましい実施形態は、一部が同一であり、類似又は同一の部品について同じ符号が用いられ、それらの説明のために他の実施形態の記載を参照する。
図1は、本発明の一実施形態に係るリンス装置100の模式図を示す。
リンス装置100(例えば、クリーニング装置)は、塗布剤切替器200(例えば、図4、5、及び6)の塗布剤主チャネル201への接続のために、及び、好ましくは、リンスエアS1の流れへのリンス剤S2の連続流入のために、働く。リンス装置100により、特に、塗布装置300(例えば、噴霧器又はプリントヘッド)、及び、例えば、定量装置400(例えば、定量ポンプ)(例えば、図4、5、及び6)をリンスすることが可能である。
リンス装置100は、リンスエアS1を運ぶための主ライン1と、リンス剤S2を運ぶために、特に副ラインとして構成された、リンス剤ライン2とを含む。
リンス剤ライン2は、リンスエアS1にリンス剤S2を注入できるように排出口2.1により主ライン1に開口する。これは、生成される予定のリンスエア/リンス剤混合物S3の好ましくは連続的な流れを可能とする。
符号S1、S2、及びS3の矢印の方向は、リンス運転中の対応する流れ方向を示す。
塗布剤主チャネル201に含まれる塗布剤残渣が塗布剤の変更のためにリンスされ得るように塗布剤主チャネル201をリンスするためにリンスエア/リンス剤混合物S3は塗布剤主チャネル201に導入される。
排出口2.1の上流で、リンス運転中に、主ライン1は、好ましくは、リンスエアS1のみを運ぶ役割を果たす。排出口2.1の下流で、主ライン1は、リンス運転中に、リンスエア/リンス剤混合物S3を運ぶ役割を特に果たす。
リンス剤ライン2及びその排出口2.1は、特に排出区域内で、主ライン1よりも小さい流れ断面積を有する。さらに、リンス剤ライン2は、例えば、排出口2.1の上流にスロットルポイント又はノズル3を有してもよい。こうして、リンス剤S2の流速が、増加及び/又は制御され、リンス剤消費量がさらに減少され得る。
エアロゾルを生成し、リンス剤S2及びリンスエアS1の間の効果的な混合、ひいては、良く混合されたリンスエア/リンス剤混合物S3を実現するために、リンス剤S2は、例えば、霧化状態で、リンスエアS1に連続的に注入されてもよい。
リンス剤ライン2、及び、特に、排出口2.1が、主ライン1内で流れの方向に実質的に平行に並ぶように、リンス剤ライン2は、例えば、主ライン1内に突出してもよい。排出口2.1は、例えば、主ライン1の流れ断面内の実質的に中央に配置されてもよい。
図2は、本発明の別実施形態に係るリンス装置100の模式図を示す。
ここで、リンス剤ライン2、及び、特に、排出口2.1が、主ライン1内で流れの方向に傾いて主ライン1に開口するように、リンス剤ライン2は主ライン1に接続される。
括弧内の符号2は、リンスエアS1及びリンス剤S2の間の混合が改善され得るようにリンス剤ライン2が主ライン1に開口する複数の個別ラインを含む実施形態を模式的に示す。個別ラインは、リンス剤ライン2と同様に実現されてもよし、また、適切に修正されてもよく、例えば、異なるスプレーノズルを有してもよい。
本発明の一実施形態に係るリンス装置100のためのリンスプログラムを示す。
リンス装置100は、リンス運転を実行するための切替位置を含み、当該切替位置で、リンスエアS1へのリンス剤S2の連続流入、ひいては、リンスエア/リンス剤混合物S3の連続流れを生成するようにリンスエアS1及びリンス剤S2が同時に供給される。
スロットルポイント又はノズル3及び排出口2.1を介したリンスエア1の流れ(特に、リンスエアの非パルスの連続流れ)へのリンス剤S2の連続流入、及び、塗布装置300内の戻りライン302への流れ方向における塗布剤切替器200の好ましくは最後尾の位置からの連続リンス(例えば、図4、5、及び6)は、有利には、リンス剤の消費の著しい減少をもたらす。これは、有利には、必要なリンス時間も減少させ得る。
特に好ましいのは、リンスセクションの始まりからリンスセクションの終わりまでのリンスエア1の流れへのリンス剤S2の連続流入(例えば、図4、5、及び6)であり、好ましくは、リンスエアS1及びリンス剤S2の間の周期的な切替を伴わない。
図4は、本発明の一実施形態に係る、塗布剤切替器200、定量装置400(例えば、定量ポンプ)、及び塗布装置300(例えば、外部帯電を持つ回転噴霧器)を備えたリンス装置100を示す。
図4は、特に、リンスエアバルブ10、リンス剤バルブ20、及び、リンスエア/リンス剤バルブ30(リリースバルブ)を備えたリンス装置100を示す。リンスエアバルブ10、リンス剤バルブ20、及び、リンスエア/リンス剤バルブ30は、それぞれ、個別バルブとして構成される。
リンスエアバルブ10は、主ライン1内で排出口2.1の上流に配置され、リンスエアS1の供給を開閉する役割を果たす。
リンス剤バルブ20は、リンス剤ライン2内で排出口2.1の上流に配置され、リンス剤S2の供給を開閉する役割を果たす。
リンスエア/リンス剤バルブ30は、主ライン1内で排出口2.1の下流に配置され、塗布剤主チャネル201へのリンスエア/リンス剤混合物S3の供給を開閉する役割を果たす。リンスエア/リンス剤バルブ30は、例えば、塗布剤切替器200に組み込まれていてもよい。
塗布剤切替器200は、個別の塗布剤供給が塗布剤主チャネル201に開口する、異なる塗布剤(特に、異なる色の塗布剤)を供給するための複数の塗布剤供給を特に含む。そして、塗布対象の塗布剤は、塗布剤主チャネル201を介して、定量装置400により、塗布のための塗布装置300へ、供給されてもよい。
リンス運転中、リンスエア/リンス剤混合物S3は、塗布剤主チャネル201を介して塗布装置300内のクローズバルブ(例えば、主ニードルバルブ)301に導入され、戻りバルブ303を好ましくは含む戻りライン302を介して塗布装置300から例えば適切な収集容器などへと再び導出される。
リンス装置100は、リンスエア/リンス剤混合物S3により定量装置400もリンスできるように、定量装置400に接続される。定量装置400は、特に、定量装置400をバイパスするバイパスライン401内のバイパスバルブ402を交互に開閉することにより、また、好ましくは、これに加えて、定量装置400に接続されている戻りライン404内の戻りバルブ404を開くことにより、リンスされてもよい。これは、定量装置400上の別個のリンス接続を好ましくは省略できることを意味する。定量装置400上のリンス接続が不活性化され(例えば、閉ざされ)得るか、定量装置400が別個のリンス接続を有しないかのいずれかである。
リンス装置100は、図5で拡大して示すパイプ体(例えば、パイプブロック)40を含み、この内部には主ライン1及びリンス剤ライン2が延び、且つ、この内部には排出口2.1が形成されている。そして、リンスエアS2へのリンス剤S2の流入はパイプ体40内で行われてもよい。
パイプ体40は、好ましくは、実質的に中実のプラスチック体又は金属体であり、これは、主ライン1及びリンス剤ライン2とともに、例えば、鋳造又は射出成形処理又は3D印刷処理により、製造されてもよい。
リンスエア/リンス剤バルブ30が塗布剤切替器200に組み込まれているが、リンスエアバルブ10及びリンス剤バルブ20が塗布剤切替器200の外部に配置され、例えば、それに取り付けられ又はそれから空間的に隔てられていることが可能である。
図6は、本発明の一実施形態に係る、塗布剤切替器200、定量装置400、及び塗布装置300を備えたリンス装置100を示す。
図6は、単一のリンスバルブ50を模式的に図示し、これは、有利には、リンスエアバルブ10、リンス剤バルブ20、及びリンスエア/リンス剤バルブ30のバルブ機能を提供し得る。
リンスバルブ50は図7から10を参照して記載される。
リンスバルブ50の特別な特徴は、主ライン1及びリンス剤ライン2の両方がリンスバルブ50内を延びており、好ましくは、排出口2.1もリンスバルブ50に形成されている点である。そして、主ライン1及びリンス剤ライン2は共通のリンスバルブ50内を延びてもよい。
リンスバルブ50は、リンスエアS1の供給を、特に、主ライン1のためのバルブ入口開口を開閉する役割を果たす。
リンスバルブ50は、リンス剤S2の供給を、特に、リンス剤ライン2のためのバルブ入口開口を開閉する役割を果たす。
リンスバルブ50は、バルブ閉止要素61によりバルブシート60を開閉し、ひいては、リンスエア/リンス剤混合物S3の供給を開閉する役割を果たす。バルブ閉止要素61は、適宜に、好ましくは円周状及び/又は環状のプラスチック又はエラストマーのシールが装着されてもよい。
移動可能な第1のバルブプランジャ51及び移動可能な第2のバルブプランジャ52はリンスバルブ50に組み込まれており、好ましくは、第2のバルブプランジャ52は第1のバルブプランジャ51を実質的に同軸に通って延びる。
第1のバルブプランジャ51は、主ライン1のためのバルブ入口開口及びリンス剤ライン2のためのバルブ入口開口を含む。
リンス剤ライン2のための入口開口は、例えば、細長く、そして、第1のバルブプランジャ51の切替位置とは独立して開かれるものでもよい。一方、主ライン1についての入口開口は、第1のバルブプランジャ51を移動させることにより開閉されるものでもよい。ただし、主ライン1の入口開口が、細長く、そして、第1のバルブプランジャ51の切替位置とは独立して開かれる実施形態も可能であり、第1のバルブプランジャ51を移動させることによりリンス剤ライン2のための入口開口が開閉されることも可能である。
第2のバルブプランジャ52はバルブシート60を開閉するためのバルブ閉止要素61を持つ。第2のバルブプランジャ52は、その外側面に入口開口62を含み、これを介して、リンスエアS1、リンス剤S2、及び/又は、リンスエア/リンス剤混合物S3が、第2のバルブプランジャ52に導入されてもよい。第2のバルブプランジャ52は、さらに、その外側面に出口開口63を含み、これを介して、リンスエア/リンス剤混合物S3が、第2のバルブプランジャ52から導出されてもよい。
主ライン1は、第1のバルブプランジャ51内で先ず流れの方向に延び、その後、適宜に、第2のバルブプランジャ52を間接又は直接に通って延びる。第1のバルブプランジャ51内で、主ライン1は、(適切に大きな流れ断面積を持つ)1つのラインの形態で、又は、(適切に小さな流れ断面積を持つ)複数の個別ラインの形態で、設けられてもよい。主ライン1は、例えば、1つ又は複数のボアホールの形態で設けられてもよい。
リンス剤ライン2は、好ましくは、第1のバルブプランジャ51内のみを延び、この結果、第1のバルブプランジャ51が排出口2.1.を有し得る。リンス剤ライン2は、例えば、(適切に大きな流れ断面積を持つ)1つのラインの形態で、又は、(適切に小さな流れ断面積を持つ)複数の個別ラインの形態で、設けられてもよい。リンス剤ライン2は、例えば、1つ又は複数のボアホールの形態で設けられてもよい。
主ライン1は、好ましくは、第1のバルブプランジャ51内で斜めに延び、及び/又は、好ましくは、第1のバルブプランジャ51内で複数の個別ラインとして延びる。
リンス剤ライン2は、好ましくは、第1のバルブプランジャ51内で斜めに延び、及び/又は、好ましくは、第1のバルブプランジャ51内で複数の個別ラインとして延びる。
第1のバルブプランジャ51内のリンス剤ライン2及び排出口2.1は、第1のバルブプランジャ51及び第2のバルブプランジャ52内の主ライン1よりも小さい流れ断面積を有する。
リンスバルブ50は、第1のバルブプランジャ51を移動させるために、特に第1の制御エア接続の形態で、第1の制御入力53を含む。第1のバルブプランジャ51は、主ライン1(特にそのバルブ入口開口)を開くために戻し要素55の作用に抗して移動させることができる。
リンスバルブ50は、第2のバルブプランジャ52を移動させるために、特に第2の制御エア接続の形態で、第2の制御入力54を含む。第2のバルブプランジャ52は、バルブ閉止要素61によりバルブシート60を開き、そして、リンスエア/リンス剤混合物S3の供給(特にリリースバルブ機能)を可能とするために、戻し要素56の作用に抗して開放位置に移動させることができる。
第1のバルブプランジャ51は、異なる流体(例えば、制御エア、リンスエア、リンス剤など)の望ましくない混合を防ぐために、1つ又は複数の漏出開口57に接続されていてもよい。
少なくとも1つの漏出開口57が、適宜に、制御接続53及び第1のバルブプランジャ51内を伸びる主ライン1の間に配置され、少なくとも1つの漏出開口57が、適宜に、第1のバルブプランジャ51内を伸びる主ライン1及びリンスエアライン2の間に、シール欠陥の場合これらの混合を防ぐために、配置される。
ダイアフラムシールの形態のシール58が、第2のバルブプランジャ52を囲み、且つ、第2のバルブプランジャ52とともに移動可能であるように第2のバルブプランジャ52に接続される。
非戻りバルブ59は、リンスバルブ50に、特に、第2のバルブプランジャ52に組み込まれてもよい。
主ライン1は、適宜に、リンスバルブ50に中間室64(例えば、環状室)を含んでもよく、中間室64に排出口2.1が開口してもよいし、中間室64を通って主ライン1が延びてもよい。そして、リンスエアS1及びリンス剤S2の両方が、中間室64及び/又は第2のバルブプランジャ52内で混合されるために、中間室64に導入されてもよい。中間室64は、好ましくは、第1のバルブプランジャ51の内側区域及び第2のバルブプランジャ52の外側区域により区切られる。
図8から10は、特にリンスバルブ50の異なる切替位置での、運転の態様を図示する。
図8は、バルブシート60がバルブ閉止要素61により閉ざされ且つ主ライン1のためのバルブ入口開口が第1のバルブプランジャ51により閉ざされた状態のリンスバルブ50を示す。
リンス剤ライン2のためのバルブ入口開口は、第1のバルブプランジャ51の切替位置によらず、開かれている。
図9は、バルブシート60がバルブ閉止要素61により開かれ且つ主ライン1のためのバルブ入口開口が第1のバルブプランジャ51により閉ざされた状態のリンスバルブ50を示す。
リンス剤ライン2のためのバルブ入口開口は、リンスバルブ50の切替位置によらず、開かれているので、リンス剤S2がリンスバルブ50を通って流れ得る。これにより、バルブシート60内の堆積物がリンス除去されるように、バルブシート60をリンス剤S2で逆洗することが可能となる。
第2のバルブプランジャ52が戻し要素56の作用に抗して制御接続54により図9で右側に移動させられるので、バルブ閉止要素61はバルブシート60を開く。
図10は、バルブシート60がバルブ閉止要素61により開かれ且つ主ライン1のためのバルブ入口開口が第1のバルブプランジャ51により開かれた状態のリンスバルブ50を示す。
第1のバルブプランジャ51が戻し要素55の作用に抗して制御接続53により図10で右側に移動させられるので、主ライン1のための入口開口は開かれる。
リンス剤ライン2のためのバルブ入口開口は第1のバルブプランジャ51の移動の方向に細長いので、第1のバルブプランジャ51の切替位置によらず、ひいては、その移動によらず、リンス剤ライン2のバルブ入口開口は開かれたままである。
リンス剤ライン2は、その排出口2.1により、リンスエアS2が中を通って流れる主ライン1に、特に、主ライン1の中間室64に開口する。
そして、リンスエアS1へのリンス剤S2の連続注入は、リンスバルブ50内の主ライン1にて、好ましくは、中間室64にて、行われる。混合は、中間室64及び/又は第2のバルブプランジャ52内で行われてもよい。
リンス剤S2が先ず塗布剤主チャネル201に流れ得るように、制御接続54は第2のバルブプランジャ52を移動させることによりバルブシート60を開く役割を特に果たす。
リンス剤S2に加えてリンスエアS1が次に供給されるように、制御接続53は第1のバルブプランジャ51を移動させることにより主チャネル1のための入口開口を特に開く役割を果たす。これは、リンスバルブ50から塗布剤主チャネル201へ向かうリンスエア/リンス剤混合物S3の流れ、特に、連続流れを実現するために、リンスバルブ50自体の中で、リンスエアS1へのリンス剤S2の連続流れを可能とし得る。
特に、バルブ10、20、及び30のバルブ機能は、リンスバルブ50により実現され得る。そして、リンスバルブ50は、コンパクトで、特に、空間を節約でき、取り付けが容易な実施形態を表す。
アイドル状態では(特に、制御エアが制御接続53及び54を介して供給されない場合)、リンスバルブ50は、好ましくは(堅固に)バネ力により閉ざされる。バネ負荷は適宜に戻し要素55及び56により実現される。
リンスバルブ50の別の特別な特徴は、バルブシート60及びバルブ閉止要素61が流れの方向に広がり(例えば、適宜に階段状又は実質的に連続的に、例えば、円錐状に、半径方向に大きくなり)、そして、特にネガティブバルブシート60を形成する点である。特に、これは、バルブ閉止要素61が塗布剤主チャネル201からの超過圧力(例えば、圧力サージ)の場合に押されて閉鎖位置になることを可能とし、これにより、塗布剤が塗布剤主チャネル201からリンスバルブ50に入る危険性が減少する。
第1のバルブプランジャ51内を延びる主ライン1及びリンス剤ライン2が交換されてもよいことに注意されたい。この結果、バルブシート60が開かれた場合、リンスエアS1はリンスバルブ50を通って流れ、リンス剤ライン2のためのバルブ入口開口が第1のバルブプランジャ51により追加的に開かれた場合、リンス剤S2はリンスエアS1の流れに導入され得る。
そして、本発明は、リンス剤がリンス運転の開始時に供給される実施形態のみならず、リンスエアがリンス運転の開始時に供給される実施形態も含む。リンスエア及びリンス剤がリンス運転の開始時に同時に供給される実施形態すらも可能である。
さらに、第1のバルブプランジャ51が外されて引っ張られたとき、リンス剤ライン2及び主ライン1が同時に開くことが不可能であり、そして、リンスバルブ50が構造的により堅固となるように、図7から10で見られる、リンス剤ライン2のための細長いバルブ入口開口は、適宜に、より短く又は狭く設けられてもよいことに注意されたい。
図7から10を参照して記載したリンスバルブ50が、例えば、(リンスエア、特に、パルスエアと、リンス剤との間の、好ましくは、複数の及び/又は交互の、変更を伴う)パルスリンスバルブとして構成されてもよいことにも注意されたい。
図7から10を参照して記載したリンスバルブ50が他の用途にも使用できることにも注意されたい。そこで、それは、一般に、流体バルブ、特に、塗料バルブであってもよい。
図11は、リンス装置100の、特に、リンスバルブ50の、可能な切替状態を示す。
本発明は、上述の好ましい実施形態に限定されるわけではない。むしろ、本発明の思想を用いた無数の変形例及び修正例が可能であり、これらも権利保護範囲に含まれる。さらに、本発明は、従属請求項の主題及び特徴について、それらが引用知る特徴及び請求項とは独立して、権利保護を請求する。
[付記]
[付記1]
塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)への接続のための、好ましくは、リンスエア(S1)の流れへのリンス剤(S2)の連続流入のための、リンス装置(100)であって、
リンスエア(S1)を運ぶための主ライン(1)と、
リンス剤(S2)を運ぶためのリンス剤ライン(2)と、
を備え、
前記塗布剤主チャネル(201)に導入される予定のリンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ、好ましくは、連続流れを生成するために、前記リンス剤ライン(2)は排出口(2.1)を介して前記主ライン(1)に開口していることを特徴とする、リンス装置(100)。
[付記2]
前記リンス剤ライン(2)は前記主ライン(1)よりも小さい流れ断面積を有する、付記1に記載のリンス装置(100)。
[付記3]
前記排出口(2.1)は、前記主ライン(1)よりも小さい流れ断面積を有する、及び/又は、スプレーノズルとして形成されている、付記1又は2に記載のリンス装置(100)。
[付記4]
前記リンス剤ライン(2)はスロットルポイント又はノズル(3)を有する、付記1から3のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記5]
前記リンス剤(S2)は霧化形態で前記リンスエア(S2)の流れ及び/又は前記主ライン(1)に導入される、付記1から4のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記6]
前記リンス剤(S2)は、前記リンスエア(S1)の流れ、好ましくは、連続流れに連続的に導入される、付記1から5のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記7]
前記リンス剤ライン(2)及び/又は前記排出口(2.1)は、前記主ライン(1)内で流れの方向に実質的に平行に前記主ライン(1)に開口する、又は、前記主ライン(1)内で流れの方向に対してある角度で前記主ライン(1)に開口する、付記1から6のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記8]
前記リンス装置(100)は、バルブシート(60)と、前記塗布剤主チャネル(201)からの超過圧力の場合に押されて閉鎖位置になるように流れの方向に広がるバルブ閉止要素(61)とを含む、付記1から7のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記9]
前記リンス剤ライン(2)は前記主ライン(1)に開口する複数の個別ラインを含む、付記1から8のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記10]
前記リンス装置(100)はパイプ体(40)を有し、前記パイプ体(40)の内部には前記主ライン(1)及び前記リンス剤ライン(2)が延び、且つ、前記パイプ体(40)の内部には、前記排出口(2.1)が形成されており、好ましくは、前記パイプ体(40)内で前記リンスエア(S1)へのリンス剤(S2)の流入が生じる、付記1から9のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記11]
前記パイプ体(40)内の前記主ライン(1)及び/又は前記リンス剤ライン(2)は複数の個別のラインを含む、付記10に記載のリンス装置(100)。
[付記12]
前記主ライン(1)は前記リンスエア(S1)の供給の開閉のための個別のバルブとして設計されたリンスエアバルブ(10)を有し、且つ、前記リンス剤ライン(2)は前記リンス剤(S2)の供給の開閉のための個別のバルブとして設計されたリンス剤バルブ(20)を有する、付記1から11のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記13]
前記リンスエアバルブ(10)及び前記リンス剤バルブ(20)は前記排出口(2.1)の上流及び/又は前記パイプ体(40)の上流に形成されている、付記12に記載のリンス装置(100)。
[付記14]
前記主ライン(1)は前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)の供給の開閉のための個別のバルブとして設計されたリンスエア/リンス剤バルブ(30)を有し、且つ、好ましくは、前記リンスエア/リンス剤バルブ(30)は前記排出口(2.1)の下流及び/又は前記パイプ体(40)の下流に形成される、付記1から13のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記15]
前記リンス装置(100)はリンスバルブ(50)を有し、前記リンスバルブ(50)には、前記主ライン(1)及び前記リンス剤ライン(2)が、好ましくは一緒に、延びており、好ましくは、前記リンスバルブ(50)には、前記排出口(2.1)が形成されている、付記1から9のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記16]
前記リンスバルブ(50)は、前記リンスエア(S1)の供給を開閉するよう構成されており、前記リンス剤(S2)の供給を開閉するよう構成されており、好ましくは、バルブ閉止要素(61)によりバルブシート(60)を開閉するよう構成されている、付記15に記載のリンス装置(100)。
[付記17]
前記リンスバルブ(50)は移動可能な第1のバルブプランジャ(51)及び/又は移動可能な第2のバルブプランジャ(52)を含む、付記15又は16に記載のリンス装置(100)。
[付記18]
前記主ライン(1)は、前記第1のバルブプランジャ(51)内に延び、且つ、前記第2のバルブプランジャ(52)内に延びる、付記17に記載のリンス装置(100)。
[付記19]
前記リンス剤ライン(2)は前記第1のバルブプランジャ(51)内に延び、及び/又は、前記排出口(2.1)は前記第1のバルブプランジャ(51)内に形成される、付記17又は18に記載のリンス装置(100)。
[付記20]
前記第2のバルブプランジャ(52)は前記第1のバルブプランジャ(51)を通って延びており、及び/又は、前記第1のバルブプランジャ(51)及び前記第2のバルブプランジャ(52)は同軸に配置されている、付記17から19のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記21]
前記第1のバルブプランジャ(51)は、前記主ライン(1)のためのバルブ入口開口及び前記リンス剤ライン(2)のためのバルブ入口開口を有し、且つ、移動により前記バルブ入口開口の少なくともひとつを開閉するよう構成されている、付記17から20のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記22]
前記リンスバルブ(50)は、
・前記第1のバルブプランジャ(51)を移動させるための、特に、第1の制御エア接続の形態の、第1の制御入力(53)、及び/又は、
・前記第2のバルブプランジャ(52)を移動させるための、特に、第2の制御エア接続の形態の、第2の制御入力(54)、
を有する、
付記15から21のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記23]
・前記主ライン(1)及び/又は前記リンス剤ライン(2)が開かれるように、前記第1の制御入力(53)により、前記第1のバルブプランジャ(51)は戻し要素(55)の作用に抗して開放位置に移動させることができ、及び/又は、
・前記バルブシート(60)が開かれるように、前記第2の制御入力(54)により、前記第2のバルブプランジャ(52)は戻し要素(56)の作用に抗して開放位置に移動させることができる、
付記22に記載のリンス装置(100)。
[付記24]
前記第2のバルブプランジャ(52)は、
・その外側面に入口開口(62)を有する、及び/又は、
・その外側面に出口開口(63)を有する、
付記17から23のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記25]
前記第1のバルブプランジャ(51)は少なくともひとつの漏出開口(57)に接続されている、付記17から24のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記26]
前記第2のバルブプランジャ(52)はバルブシート(60)を開閉するためのバルブ閉止要素(61)を持つ、付記17から25のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記27]
前記主ライン(1)及び/又は前記リンス剤ライン(2)は前記第1のバルブプランジャ(51)内に複数の個別のラインを有する、付記17から26のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記28]
リンス剤(S2)は、前記リンスバルブ(50)内で、好ましくは、前記主ライン(1)の中間室(64)内で及び/又は前記第2のバルブプランジャ(52)内で、前記リンスエア(S1)に導入される、付記15から27のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記29]
前記リンス装置(100)はダイアフラムシール(58)を有する、付記1から28のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記30]
前記ダイアフラムシール(58)は、前記第2のバルブプランジャ(52)を囲み、及び/又は、前記第2のバルブプランジャ(52)とともに移動可能である、付記29に記載のリンス装置(100)。
[付記31]
非戻りバルブ(59)が、前記リンスバルブ(50)に、好ましくは、前記第2のバルブプランジャ(52)に組み込まれている、付記15から30のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記32]
前記バルブ閉止要素(60)にはプラスチック又はエラストマーのシールが装着されている、付記8から31のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記33]
前記主ライン(1)は塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)に接続されている、付記1から32のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記34]
前記主ライン(1)は上流で前記塗布剤主チャネル(201)に接続する、付記33に記載のリンス装置(100)。
[付記35]
前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)で前記塗布剤主チャネル(201)全体をリンスするために、及び/又は、前記塗布剤切替器(200)の全ての塗布剤供給が前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ方向の下流にあるように、前記主ライン(1)は前記塗布剤主チャネル(201)に接続する、付記33又は34に記載のリンス装置(100)。
[付記36]
前記主ライン(1)は、塗布剤を塗布するための塗布装置(300)に、前記塗布剤主チャネル(201)と、好ましくは、定量装置(400)とを介して、前記塗布装置(300)及び/又は前記定量装置(400)をリンスするために接続されている、付記33から35のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記37]
リンス運転中、前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)は、前記塗布装置(300)内のクローズバルブ(301)に導入され、且つ、戻りバルブ(303)を好ましくは有する戻りライン(302)を介して前記塗布装置(300)から再び導出される、付記36に記載のリンス装置(100)。
[付記38]
前記リンス装置(100)は前記定量装置(400)をリンスするために定量装置(400)に接続されており、前記定量装置(400)のリンスは、前記定量装置(400)をバイパスするバイパスライン(401)内のバイパスバルブ(402)の交互の開閉、及び、追加的に、前記定量装置(400)の戻りライン(403)内の戻りバルブ(404)の開放を伴う、付記1から37のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記39]
前記リンス装置(100)は、前記リンスエア(S1)への前記リンス剤(S2)の連続流入、ひいては、前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)の連続流れをもたらすために前記リンスエア(S1)及び前記リンス剤(S2)が同時に供給される切替位置を有する、付記1から38のいずれか1つに記載のリンス装置(100)。
[付記40]
塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)のリンスのための、好ましくは、リンスエア(S1)の流れへのリンス剤(S2)の連続流入のための、付記1から39のいずれか1つに記載のリンス装置(100)で好ましくは実現されるリンス方法であって、
・主ライン(1)内でのリンスエア(S1)の輸送、及び、
・リンス剤ライン(2)内でのリンス剤(S2)の輸送、
を備え、
・特には前記塗布剤主チャネル(201)に導入される予定であるリンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ、好ましくは、連続流れが生成されるように、前記リンス剤ライン(2)は排出口(2.1)を介して前記主ライン(1)に開口していることを特徴とする方法。
1 主ライン
2 リンス剤ライン、特に、副ライン
2.1 排出口
3 スロットルポイント又はノズル
S1 リンスエア
S2 リンス剤、特に、リンス液
S3 リンスエア/リンス剤混合物
10 リンスエアバルブ
20 リンス剤バルブ
30 リンスエア/リンス剤バルブ、特に、リリースバルブ
40 パイプ体
50 リンスバルブ
51 第1のバルブプランジャ
52 第2のバルブプランジャ、特に、バルブニードル
53 制御接続
54 制御接続
55 戻し要素
56 戻し要素
57 漏出穴
58 シール、特に、ダイアフラムシール
59 非戻りバルブ
60 バルブシート
61 バルブ閉止要素
62 入口開口
63 出口開口
64 中間室
100 リンス装置
200 塗布剤切替器、特に、色切替器
201 塗布剤主チャネル
300 塗布装置、特に、噴霧器又はプリントヘッド
301 バルブ、特に、主ニードルバルブ
302 戻りライン
303 戻りバルブ
400 定量装置、特に、定量ポンプ
401 バイパスライン
402 バイパスバルブ
403 戻り系
404 戻りバルブ

Claims (40)

  1. 塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)への接続のための、好ましくは、リンスエア(S1)の流れへのリンス剤(S2)の連続流入のための、リンス装置(100)であって、
    リンスエア(S1)を運ぶための主ライン(1)と、
    リンス剤(S2)を運ぶためのリンス剤ライン(2)と、
    を備え、
    前記塗布剤主チャネル(201)に導入される予定のリンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ、好ましくは、連続流れを生成するために、前記リンス剤ライン(2)は排出口(2.1)を介して前記主ライン(1)に開口していることを特徴とする、リンス装置(100)。
  2. 前記リンス剤ライン(2)は前記主ライン(1)よりも小さい流れ断面積を有する、請求項1に記載のリンス装置(100)。
  3. 前記排出口(2.1)は、前記主ライン(1)よりも小さい流れ断面積を有する、及び/又は、スプレーノズルとして形成されている、請求項1又は2に記載のリンス装置(100)。
  4. 前記リンス剤ライン(2)はスロットルポイント又はノズル(3)を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  5. 前記リンス剤(S2)は霧化形態で前記リンスエア(S2)の流れ及び/又は前記主ライン(1)に導入される、請求項1から4のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  6. 前記リンス剤(S2)は、前記リンスエア(S1)の流れ、好ましくは、連続流れに連続的に導入される、請求項1から5のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  7. 前記リンス剤ライン(2)及び/又は前記排出口(2.1)は、前記主ライン(1)内で流れの方向に実質的に平行に前記主ライン(1)に開口する、又は、前記主ライン(1)内で流れの方向に対してある角度で前記主ライン(1)に開口する、請求項1から6のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  8. 前記リンス装置(100)は、バルブシート(60)と、前記塗布剤主チャネル(201)からの超過圧力の場合に押されて閉鎖位置になるように流れの方向に広がるバルブ閉止要素(61)とを含む、請求項1から7のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  9. 前記リンス剤ライン(2)は前記主ライン(1)に開口する複数の個別ラインを含む、請求項1から8のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  10. 前記リンス装置(100)はパイプ体(40)を有し、前記パイプ体(40)の内部には前記主ライン(1)及び前記リンス剤ライン(2)が延び、且つ、前記パイプ体(40)の内部には、前記排出口(2.1)が形成されており、好ましくは、前記パイプ体(40)内で前記リンスエア(S1)へのリンス剤(S2)の流入が生じる、請求項1から9のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  11. 前記パイプ体(40)内の前記主ライン(1)及び/又は前記リンス剤ライン(2)は複数の個別のラインを含む、請求項10に記載のリンス装置(100)。
  12. 前記主ライン(1)は前記リンスエア(S1)の供給の開閉のための個別のバルブとして設計されたリンスエアバルブ(10)を有し、且つ、前記リンス剤ライン(2)は前記リンス剤(S2)の供給の開閉のための個別のバルブとして設計されたリンス剤バルブ(20)を有する、請求項1から11のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  13. 前記リンスエアバルブ(10)及び前記リンス剤バルブ(20)は前記排出口(2.1)の上流及び/又は前記パイプ体(40)の上流に形成されている、請求項12に記載のリンス装置(100)。
  14. 前記主ライン(1)は前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)の供給の開閉のための個別のバルブとして設計されたリンスエア/リンス剤バルブ(30)を有し、且つ、好ましくは、前記リンスエア/リンス剤バルブ(30)は前記排出口(2.1)の下流及び/又は前記パイプ体(40)の下流に形成される、請求項1から13のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  15. 前記リンス装置(100)はリンスバルブ(50)を有し、前記リンスバルブ(50)には、前記主ライン(1)及び前記リンス剤ライン(2)が、好ましくは一緒に、延びており、好ましくは、前記リンスバルブ(50)には、前記排出口(2.1)が形成されている、請求項1から9のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  16. 前記リンスバルブ(50)は、前記リンスエア(S1)の供給を開閉するよう構成されており、前記リンス剤(S2)の供給を開閉するよう構成されており、好ましくは、バルブ閉止要素(61)によりバルブシート(60)を開閉するよう構成されている、請求項15に記載のリンス装置(100)。
  17. 前記リンスバルブ(50)は移動可能な第1のバルブプランジャ(51)及び/又は移動可能な第2のバルブプランジャ(52)を含む、請求項15又は16に記載のリンス装置(100)。
  18. 前記主ライン(1)は、前記第1のバルブプランジャ(51)内に延び、且つ、前記第2のバルブプランジャ(52)内に延びる、請求項17に記載のリンス装置(100)。
  19. 前記リンス剤ライン(2)は前記第1のバルブプランジャ(51)内に延び、及び/又は、前記排出口(2.1)は前記第1のバルブプランジャ(51)内に形成される、請求項17又は18に記載のリンス装置(100)。
  20. 前記第2のバルブプランジャ(52)は前記第1のバルブプランジャ(51)を通って延びており、及び/又は、前記第1のバルブプランジャ(51)及び前記第2のバルブプランジャ(52)は同軸に配置されている、請求項17から19のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  21. 前記第1のバルブプランジャ(51)は、前記主ライン(1)のためのバルブ入口開口及び前記リンス剤ライン(2)のためのバルブ入口開口を有し、且つ、移動により前記バルブ入口開口の少なくともひとつを開閉するよう構成されている、請求項17から20のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  22. 前記リンスバルブ(50)は、
    ・前記第1のバルブプランジャ(51)を移動させるための、特に、第1の制御エア接続の形態の、第1の制御入力(53)、及び/又は、
    ・前記第2のバルブプランジャ(52)を移動させるための、特に、第2の制御エア接続の形態の、第2の制御入力(54)、
    を有する、
    請求項15から21のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  23. ・前記主ライン(1)及び/又は前記リンス剤ライン(2)が開かれるように、前記第1の制御入力(53)により、前記第1のバルブプランジャ(51)は戻し要素(55)の作用に抗して開放位置に移動させることができ、及び/又は、
    ・前記バルブシート(60)が開かれるように、前記第2の制御入力(54)により、前記第2のバルブプランジャ(52)は戻し要素(56)の作用に抗して開放位置に移動させることができる、
    請求項22に記載のリンス装置(100)。
  24. 前記第2のバルブプランジャ(52)は、
    ・その外側面に入口開口(62)を有する、及び/又は、
    ・その外側面に出口開口(63)を有する、
    請求項17から23のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  25. 前記第1のバルブプランジャ(51)は少なくともひとつの漏出開口(57)に接続されている、請求項17から24のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  26. 前記第2のバルブプランジャ(52)はバルブシート(60)を開閉するためのバルブ閉止要素(61)を持つ、請求項17から25のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  27. 前記主ライン(1)及び/又は前記リンス剤ライン(2)は前記第1のバルブプランジャ(51)内に複数の個別のラインを有する、請求項17から26のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  28. リンス剤(S2)は、前記リンスバルブ(50)内で、好ましくは、前記主ライン(1)の中間室(64)内で及び/又は前記第2のバルブプランジャ(52)内で、前記リンスエア(S1)に導入される、請求項15から27のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  29. 前記リンス装置(100)はダイアフラムシール(58)を有する、請求項1から28のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  30. 前記ダイアフラムシール(58)は、前記第2のバルブプランジャ(52)を囲み、及び/又は、前記第2のバルブプランジャ(52)とともに移動可能である、請求項29に記載のリンス装置(100)。
  31. 非戻りバルブ(59)が、前記リンスバルブ(50)に、好ましくは、前記第2のバルブプランジャ(52)に組み込まれている、請求項15から30のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  32. 前記バルブ閉止要素(60)にはプラスチック又はエラストマーのシールが装着されている、請求項8から31のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  33. 前記主ライン(1)は塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)に接続されている、請求項1から32のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  34. 前記主ライン(1)は上流端で前記塗布剤主チャネル(201)に接続する、請求項33に記載のリンス装置(100)。
  35. 前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)で前記塗布剤主チャネル(201)全体をリンスするために、及び/又は、前記塗布剤切替器(200)の全ての塗布剤供給が前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ方向の下流にあるように、前記主ライン(1)は前記塗布剤主チャネル(201)に接続する、請求項33又は34に記載のリンス装置(100)。
  36. 前記主ライン(1)は、塗布剤を塗布するための塗布装置(300)に、前記塗布剤主チャネル(201)と、好ましくは、定量装置(400)とを介して、前記塗布装置(300)及び/又は前記定量装置(400)をリンスするために接続されている、請求項33から35のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  37. リンス運転中、前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)は、前記塗布装置(300)内のクローズバルブ(301)に導入され、且つ、戻りバルブ(303)を好ましくは有する戻りライン(302)を介して前記塗布装置(300)から再び導出される、請求項36に記載のリンス装置(100)。
  38. 前記リンス装置(100)は前記定量装置(400)をリンスするために定量装置(400)に接続されており、前記定量装置(400)のリンスは、前記定量装置(400)をバイパスするバイパスライン(401)内のバイパスバルブ(402)の交互の開閉、及び、追加的に、前記定量装置(400)の戻りライン(403)内の戻りバルブ(404)の開放を伴う、請求項1から37のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  39. 前記リンス装置(100)は、前記リンスエア(S1)への前記リンス剤(S2)の連続流入、ひいては、前記リンスエア/リンス剤混合物(S3)の連続流れをもたらすために前記リンスエア(S1)及び前記リンス剤(S2)が同時に供給される切替位置を有する、請求項1から38のいずれか1項に記載のリンス装置(100)。
  40. 塗布剤切替器(200)の塗布剤主チャネル(201)のリンスのための、好ましくは、リンスエア(S1)の流れへのリンス剤(S2)の連続流入のための、請求項1から39のいずれか1項に記載のリンス装置(100)で好ましくは実現されるリンス方法であって、
    ・主ライン(1)内でのリンスエア(S1)の輸送、及び、
    ・リンス剤ライン(2)内でのリンス剤(S2)の輸送、
    を備え、
    ・特には前記塗布剤主チャネル(201)に導入される予定であるリンスエア/リンス剤混合物(S3)の流れ、好ましくは、連続流れが生成されるように、前記リンス剤ライン(2)は排出口(2.1)を介して前記主ライン(1)に開口していることを特徴とする方法。
JP2022549859A 2020-02-19 2021-01-22 塗布剤切替器の塗布剤主チャネルへの接続のためのリンス装置 Pending JP2023515069A (ja)

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